JP2658538B2 - Ｒｄｓ受信機 - Google Patents
Ｒｄｓ受信機Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04H20/00—Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
- H04H20/26—Arrangements for switching distribution systems
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- H04H60/27—Arrangements for recording or accumulating broadcast information or broadcast-related information
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- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H2201/00—Aspects of broadcast communication
- H04H2201/10—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
- H04H2201/13—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system radio data system/radio broadcast data system [RDS/RBDS]
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- H04H40/00—Arrangements specially adapted for receiving broadcast information
- H04H40/18—Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はRDS受信機（ラジオデータシステム用受信
機）に関するものである。
機）に関するものである。
従来、放送局の放送の際に、その番組内容に関連する
放送関連情報をデータとして多重変調にて送信し、受信
側にてこれを復調したデータに基づいて所望の番組内容
を選択できるようにして、ラジオ視聴者に対して、その
サービスを提供できるようにしたラジオデータシステム
（RDS）がヨーロッパにて実施されている。
放送関連情報をデータとして多重変調にて送信し、受信
側にてこれを復調したデータに基づいて所望の番組内容
を選択できるようにして、ラジオ視聴者に対して、その
サービスを提供できるようにしたラジオデータシステム
（RDS）がヨーロッパにて実施されている。
このRDSとはヨーロッパ放送連合（EBU）にて規格化さ
れたもので、番組内容等ラジオ放送に関連する情報を示
すデータをビットレート1187.5bpsの２相DPSK（Ｄiffer
ential Ｐhase Ｓhift Ｋeying）信号にてコード化し、
更に、このデータ信号を57KHzの副搬送波にキャリア抑
圧両側波振幅変調して副搬送波を周波数変調して放送す
るようになっている。
れたもので、番組内容等ラジオ放送に関連する情報を示
すデータをビットレート1187.5bpsの２相DPSK（Ｄiffer
ential Ｐhase Ｓhift Ｋeying）信号にてコード化し、
更に、このデータ信号を57KHzの副搬送波にキャリア抑
圧両側波振幅変調して副搬送波を周波数変調して放送す
るようになっている。
RDSでは、第５図に示す通り、全てのデータがグルー
プと呼ばれる104ビットを単位として送信される。１つ
のグループは更に26ビットで１ブロックを構成している
４つのブロックから構成されている。各ブロックは、16
ビットの情報を26ビット短縮巡回符号化した後、グルー
プ中の各ブロック位置に対応する10ビットのオフセット
ワードを付加したものである。このオフセットワード
は、受信の際、グループ構成への同期を可能にする。
プと呼ばれる104ビットを単位として送信される。１つ
のグループは更に26ビットで１ブロックを構成している
４つのブロックから構成されている。各ブロックは、16
ビットの情報を26ビット短縮巡回符号化した後、グルー
プ中の各ブロック位置に対応する10ビットのオフセット
ワードを付加したものである。このオフセットワード
は、受信の際、グループ構成への同期を可能にする。
各グループ中のデータは、その位置により情報の内容
が規定されており、第１ブロックの16ビットは常にネッ
トワーク識別コード（PIコード）、第２ブロックの初め
の５ビットがグループタイプコード、次の１ビットが交
通情報局識別コード（TP）コード、続く５ビットが番組
内容コード（PTYコード）である。
が規定されており、第１ブロックの16ビットは常にネッ
トワーク識別コード（PIコード）、第２ブロックの初め
の５ビットがグループタイプコード、次の１ビットが交
通情報局識別コード（TP）コード、続く５ビットが番組
内容コード（PTYコード）である。
第２ブロックの残りのビット、第3,第４ブロックのデ
ータについては、各グループタイプ毎にその内容が規定
されている。このグループタイプとは、合計５ビットの
情報で区別され、初めの４ビットにより０〜15の16通り
に区別され、更に各タイプ（０〜15）に対してそれぞれ
A,Bの２つのバージョンが定義されている。
ータについては、各グループタイプ毎にその内容が規定
されている。このグループタイプとは、合計５ビットの
情報で区別され、初めの４ビットにより０〜15の16通り
に区別され、更に各タイプ（０〜15）に対してそれぞれ
A,Bの２つのバージョンが定義されている。
例えばOAグループでは、第６図に示す様に、第２ブロ
ックには交通アナウンス識別コード（TAコード）等のデ
ータが、第３ブロックには同一番組を放送しているネッ
トワーク局周波数データ（AFデータ）が、第４ブロック
には放送局名やネットワーク名等の番組サービス名情報
データ（PSデータ）が配置されている。
ックには交通アナウンス識別コード（TAコード）等のデ
ータが、第３ブロックには同一番組を放送しているネッ
トワーク局周波数データ（AFデータ）が、第４ブロック
には放送局名やネットワーク名等の番組サービス名情報
データ（PSデータ）が配置されている。
ところで、車載受信機の場合には、車両の走行に伴っ
て受信中の放送波状態が悪化してくることがある。しか
しながら、RDS放送の場合、上述した様に、同一番組の
放送をしているネットワーク局群のAFデータを得ること
ができるので、このAFデータをメモリ内に蓄積しておく
ことにより、受信信号レベル（電界強度）の大なる他の
同一ネットワーク局を選曲することが可能である（同一
番組追従動作）。
て受信中の放送波状態が悪化してくることがある。しか
しながら、RDS放送の場合、上述した様に、同一番組の
放送をしているネットワーク局群のAFデータを得ること
ができるので、このAFデータをメモリ内に蓄積しておく
ことにより、受信信号レベル（電界強度）の大なる他の
同一ネットワーク局を選曲することが可能である（同一
番組追従動作）。
例えば第７図において、Ａ局,B局,C局,D局,E局はAFデ
ータfA,fB,fC,fD,fEの各々に対応する放送周波数を用い
て同一放送内容を放送している同一ネットワーク局群で
あり、それぞれの局では局の近傍の他の同一ネットワー
ク局の周波数群のデータであるAFデータを下記第１表の
内容の様に送信しているものとする。
ータfA,fB,fC,fD,fEの各々に対応する放送周波数を用い
て同一放送内容を放送している同一ネットワーク局群で
あり、それぞれの局では局の近傍の他の同一ネットワー
ク局の周波数群のデータであるAFデータを下記第１表の
内容の様に送信しているものとする。
最初ドライバーは、RDS受信機の何等かの選局操作を
行ない、Ａ局を選択して受信するようにすれば、車両が
Ｂ局サービスエリアへ移動しても、Ａ局の送信している
AFデータ（fB,fC,fZ,fX）に基づいて、Ｂ局へ受信周波
数（AFデータfBが対応）を切り換えることが可能であ
る。以下同様に第７図に示すルート（Ａ局→Ｂ局→Ｃ局
→Ｄ局→Ｅ局のサービスエリアの順）を車両が移動すれ
ば、RDS受信機は順次Ｂ局からＣ局,D局を介して最終的
にＥ局を受信し、ドライバーは常に良好な受信状態で希
望する番組を聴くことができる。
行ない、Ａ局を選択して受信するようにすれば、車両が
Ｂ局サービスエリアへ移動しても、Ａ局の送信している
AFデータ（fB,fC,fZ,fX）に基づいて、Ｂ局へ受信周波
数（AFデータfBが対応）を切り換えることが可能であ
る。以下同様に第７図に示すルート（Ａ局→Ｂ局→Ｃ局
→Ｄ局→Ｅ局のサービスエリアの順）を車両が移動すれ
ば、RDS受信機は順次Ｂ局からＣ局,D局を介して最終的
にＥ局を受信し、ドライバーは常に良好な受信状態で希
望する番組を聴くことができる。
従来のRDS受信機は以上のようなので、Ａ局からＢ局,
C局,D局を介してＥ局へ切換わった後、第７図における
点線ルートの様に山岳地帯等を経由して一旦ネットワー
クサービスエリアを離れ、この後Ａ局サービスエリアに
戻った場合、Ｅ局のAFデータ群にＡ局が含まれていない
場合、同一番組追従動作をしないなどの課題があった。
C局,D局を介してＥ局へ切換わった後、第７図における
点線ルートの様に山岳地帯等を経由して一旦ネットワー
クサービスエリアを離れ、この後Ａ局サービスエリアに
戻った場合、Ｅ局のAFデータ群にＡ局が含まれていない
場合、同一番組追従動作をしないなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされ
たもので、一旦ネットワークサービスエリアを離れた
後、少くとも以前に受信した局のサービスエリア又は近
傍のサービスエリアに戻ってきても、同一番組追従動作
を行なうことのできるRDS受信機を得ることを目的とす
る。
たもので、一旦ネットワークサービスエリアを離れた
後、少くとも以前に受信した局のサービスエリア又は近
傍のサービスエリアに戻ってきても、同一番組追従動作
を行なうことのできるRDS受信機を得ることを目的とす
る。
この発明の１つのRDS受信機は、同一ネットワーク局
の周波数データを含むRDS放送波を受信し、受信した周
波数データを周波数データメモリに記憶し、この周波数
データメモリに記憶された周波数データを用いて同一番
組追従動作を行うRDS受信機であって、上記同一番組追
従動作により受信局が変化した際に増加するカウント値
を上記周波数データの各々に対応して記憶するカウント
値記憶メモリと、上記同一番組追従動作により受信局が
変化した際に、必要に応じて上記カウント値が最大の周
波数データを消去し、この周波数データメモリの空き領
域に新たな周波数データを記憶させる手段とを備えたも
のである。
の周波数データを含むRDS放送波を受信し、受信した周
波数データを周波数データメモリに記憶し、この周波数
データメモリに記憶された周波数データを用いて同一番
組追従動作を行うRDS受信機であって、上記同一番組追
従動作により受信局が変化した際に増加するカウント値
を上記周波数データの各々に対応して記憶するカウント
値記憶メモリと、上記同一番組追従動作により受信局が
変化した際に、必要に応じて上記カウント値が最大の周
波数データを消去し、この周波数データメモリの空き領
域に新たな周波数データを記憶させる手段とを備えたも
のである。
また、この発明のもう一つのRDS受信機は、同一ネッ
トワーク局の周波数データを含むRDS放送波を受信し、
受信した周波数データを周波数データメモリに記憶し、
この周波数データメモリに記憶された周波数データを用
いて同一番組追従動作を行うRDS受信機であって、上記
同一番組追従動作により受信局が変化する際に、旧受信
局の周波数を記憶する旧受信周波数メモリを備え、この
旧受信局周波数メモリは複数個の旧受信局の周波数を記
憶するものである。
トワーク局の周波数データを含むRDS放送波を受信し、
受信した周波数データを周波数データメモリに記憶し、
この周波数データメモリに記憶された周波数データを用
いて同一番組追従動作を行うRDS受信機であって、上記
同一番組追従動作により受信局が変化する際に、旧受信
局の周波数を記憶する旧受信周波数メモリを備え、この
旧受信局周波数メモリは複数個の旧受信局の周波数を記
憶するものである。
この発明の１つにおけるRDS受信機は、同一番組追従
動作により受信局が変化した際に、必要に応じてカウン
ト値が最大の周波数データを消去し、この周波数データ
メモリの空き領域に新たな周波数データを記憶させる手
段により、旧受信局が送信した周波数情報を周波数デー
タメモリの空き領域を有効利用して記憶保存しているの
で、一旦ネットワークサービスエリアを離れても、その
周波数データに対応する放送波のサービスエリア内に戻
った時に、その周波数データにより同一番組追従動作が
できる。
動作により受信局が変化した際に、必要に応じてカウン
ト値が最大の周波数データを消去し、この周波数データ
メモリの空き領域に新たな周波数データを記憶させる手
段により、旧受信局が送信した周波数情報を周波数デー
タメモリの空き領域を有効利用して記憶保存しているの
で、一旦ネットワークサービスエリアを離れても、その
周波数データに対応する放送波のサービスエリア内に戻
った時に、その周波数データにより同一番組追従動作が
できる。
この発明のもう１つにおけるRDS受信機は、同一番組
追従動作により受信局が変化する際に、旧受信局の周波
数を記憶し、少なくとも次回の同一番組追従動作まで保
持する旧受信局周波数メモリによって記憶しているの
で、一旦ネットワークサービスエリアを離れても、その
記憶値に対応する放送波のサービスエリアに戻った時
に、その記憶値により同一番組追従動作ができ、しか
も、周波数データメモリが満杯になり、その一部を消去
せざるを得なくても、旧受信局周波数メモリに記憶して
いるので、消去されずに使用することができる。
追従動作により受信局が変化する際に、旧受信局の周波
数を記憶し、少なくとも次回の同一番組追従動作まで保
持する旧受信局周波数メモリによって記憶しているの
で、一旦ネットワークサービスエリアを離れても、その
記憶値に対応する放送波のサービスエリアに戻った時
に、その記憶値により同一番組追従動作ができ、しか
も、周波数データメモリが満杯になり、その一部を消去
せざるを得なくても、旧受信局周波数メモリに記憶して
いるので、消去されずに使用することができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。こ
の発明の一実施例によるRDS受信機の構成の一例を示す
第１図において、アンテナ１で受信されたFM多重放送波
はフロントエンド２で希望の局が選択され、中間周波数
（IF）に変換された後、FM検波部３に供給される。
の発明の一実施例によるRDS受信機の構成の一例を示す
第１図において、アンテナ１で受信されたFM多重放送波
はフロントエンド２で希望の局が選択され、中間周波数
（IF）に変換された後、FM検波部３に供給される。
上記フロントエンド１は、プログラマブル分周器を含
むPLL回路６により制御されていて、後述するコントロ
ーラ10により分周比を設定することで選局動作を行なう
構成となっている。
むPLL回路６により制御されていて、後述するコントロ
ーラ10により分周比を設定することで選局動作を行なう
構成となっている。
FM検波部３の検波出力は、ノイズキャンセラー（NK）
部４を介して、マルチプレクス（MPX）復調回路５に供
給され、ステレオ放送の場合には、Ｌ（左）、Ｒ（右）
チャンネルの信号に分離され、音声ミュート部13を経
て、低周波増幅部14で増幅され、スピーカ15を鳴らしめ
る。
部４を介して、マルチプレクス（MPX）復調回路５に供
給され、ステレオ放送の場合には、Ｌ（左）、Ｒ（右）
チャンネルの信号に分離され、音声ミュート部13を経
て、低周波増幅部14で増幅され、スピーカ15を鳴らしめ
る。
また、FM検波部３の検波出力が57KHzバンドパスフィ
ルター８を通過することによりRDSのデータ信号が抽出
されてRDSデコーダ部９に入力され、コントローラ10に
て判別可能なデータに変換される。コントローラ10で
は、受信局の情報（上述したPI,AF,PS,TP,TA等のデー
タ）を取り込んでメモリー11に記憶しておく。
ルター８を通過することによりRDSのデータ信号が抽出
されてRDSデコーダ部９に入力され、コントローラ10に
て判別可能なデータに変換される。コントローラ10で
は、受信局の情報（上述したPI,AF,PS,TP,TA等のデー
タ）を取り込んでメモリー11に記憶しておく。
また、レベル検出器７はFM検波部３からのIF信号のレ
ベルに基づいて受信信号レベル（電界強度レベル）を検
出する。また、局検出部12はIF信号レベルが所定レベル
以上でかつFM検波部３におけるＳカーブ特性の検波出力
が所定レベル範囲内にあるとき受信局を検出して局検出
信号を出力する。
ベルに基づいて受信信号レベル（電界強度レベル）を検
出する。また、局検出部12はIF信号レベルが所定レベル
以上でかつFM検波部３におけるＳカーブ特性の検波出力
が所定レベル範囲内にあるとき受信局を検出して局検出
信号を出力する。
上記のように、レベル検出器７によって検出された受
信信号レベル及び局検出部12から出力された局検出信号
はコントローラ10に供給される。
信信号レベル及び局検出部12から出力された局検出信号
はコントローラ10に供給される。
次に、コントローラ10の動作手順について第２図及び
第３図のフローチャートを参照して説明する。
第３図のフローチャートを参照して説明する。
まず、現在受信局から得られたAFデータの登録方法を
第２図のフローチャートに従って説明する。なお、第４
図（Ａ）に示すように、メモリー11のAFメモリー11a内
の周波数データメモリとしての周波数格納エリア内に
は、同一番組追従動作による現在受信局及び旧受信局の
周波数データとしてのAFデータが、対応するカウント値
記憶メモリとしての新旧カウンタエリアには、カウント
値が既に書き込まれているものとする。fB,fC…fWはAF
リスト、新旧カウント値はＡ局からＢ局,C局,D局を介し
てＥ局を受信した場合を示す。そして、新旧カウンター
は、後述する様に、同一番組追従動作によりAFデータが
変化する毎に１律＋１される。つまり、AFデータの新旧
を表すためのカウンターであり、その値が大きい程、古
いデータであることを示す。
第２図のフローチャートに従って説明する。なお、第４
図（Ａ）に示すように、メモリー11のAFメモリー11a内
の周波数データメモリとしての周波数格納エリア内に
は、同一番組追従動作による現在受信局及び旧受信局の
周波数データとしてのAFデータが、対応するカウント値
記憶メモリとしての新旧カウンタエリアには、カウント
値が既に書き込まれているものとする。fB,fC…fWはAF
リスト、新旧カウント値はＡ局からＢ局,C局,D局を介し
てＥ局を受信した場合を示す。そして、新旧カウンター
は、後述する様に、同一番組追従動作によりAFデータが
変化する毎に１律＋１される。つまり、AFデータの新旧
を表すためのカウンターであり、その値が大きい程、古
いデータであることを示す。
第２図において、RDSデコーダ９よりAFデータを読み
込み（ステップS1）、おのAFデータがAFメモリー11a内
に既に登録済か否かを判断し（ステップS2）、未登録の
場合（ステップS2のNO）、AFメモリー11内に空き領域が
あれば（ステップS3のNO）、その空き領域にその読み込
んだAFデータを登録し（ステップS5）、該当する新旧カ
ウンターの値を０とする（ステップS6）。
込み（ステップS1）、おのAFデータがAFメモリー11a内
に既に登録済か否かを判断し（ステップS2）、未登録の
場合（ステップS2のNO）、AFメモリー11内に空き領域が
あれば（ステップS3のNO）、その空き領域にその読み込
んだAFデータを登録し（ステップS5）、該当する新旧カ
ウンターの値を０とする（ステップS6）。
AFメモリー11aに空き領域がないと判断すれば（ステ
ップS3のYES）、新旧カウンターの値が最大であるAFデ
ータ、換言すればAFメモリー11aに現在格納されているA
Fデータの内で最も以前に受信していた同一ネットワー
ク局のAFデータを消去して（ステップS4）、次に現在受
信局のAFデータを登録し（ステップS5）、そのAFデータ
に対応する新旧カウンターの値を０にする（ステップS
6）。
ップS3のYES）、新旧カウンターの値が最大であるAFデ
ータ、換言すればAFメモリー11aに現在格納されているA
Fデータの内で最も以前に受信していた同一ネットワー
ク局のAFデータを消去して（ステップS4）、次に現在受
信局のAFデータを登録し（ステップS5）、そのAFデータ
に対応する新旧カウンターの値を０にする（ステップS
6）。
AFデータが既にAFメモリー11aに登録されていれば
（ステップS2のYES）、その対応する新旧カウンターの
値を０にする（ステップS6）。
（ステップS2のYES）、その対応する新旧カウンターの
値を０にする（ステップS6）。
以上の手順を、AFデータを読み込む毎に行なうことに
より、新しいAFデータは必ずAFメモリー11aに登録され
ることになる。
より、新しいAFデータは必ずAFメモリー11aに登録され
ることになる。
次に同一番組追従動作について第３図に従って説明す
る。なお、第４図（Ａ）に示すAFメモリー11aの格納状
態の他に、第４図（Ｂ）に示すようにメモリー11の旧受
信局周波数メモリとしてのTRUE AFメモリ11b内にも、
同一番組追従動作にて実際に受信された局の周波数（旧
受信局周波数）が、例えばＡ局、Ｂ局、Ｃ局、Ｄ局と受
信してきた場合には、fA,fB,fC,fDが格納されているも
のとする。
る。なお、第４図（Ａ）に示すAFメモリー11aの格納状
態の他に、第４図（Ｂ）に示すようにメモリー11の旧受
信局周波数メモリとしてのTRUE AFメモリ11b内にも、
同一番組追従動作にて実際に受信された局の周波数（旧
受信局周波数）が、例えばＡ局、Ｂ局、Ｃ局、Ｄ局と受
信してきた場合には、fA,fB,fC,fDが格納されているも
のとする。
まず、音声ミュート部13をオン状態にして（ステップ
S7）、TRUE AFメモリ11b内に記憶されている旧受信局周
波数とAFメモリー11aに登録されているAFデータに対応
する全ての周波数を受信し、レベル検出部７からの受信
信号レベルと局検出部12からの局検出信号を手掛かりと
して受信状態が最良である最良局を選択する（ステップ
S8）。次に、現在受信局と上記最良局の受信信号レベル
を比較し（ステップS9）、最良局の受信信号レベルの方
が大ならば（ステップS9のYES）、最良局を受信し（ス
テップS10）、ネットワーク認識コード（PIコード）の
一致を確認する（ステップS11）。一致すれば（ステッ
プS11のYES）、現受信局周波数に対応する周波数をTRUE
AFメモリ11bに登録し（ステップS12）、既にAFデータ
を取り込んでいるAFメモリー11aの内容を保存したまま
（ステップS13）、AFメモリー11aの各新旧カウンターを
全て一律に＋１し（ステップS15）、音声ミュート部13
を解除する（ステップS16）。こうして、同一番組追従
動作により受信周波数が変化したことになる。
S7）、TRUE AFメモリ11b内に記憶されている旧受信局周
波数とAFメモリー11aに登録されているAFデータに対応
する全ての周波数を受信し、レベル検出部７からの受信
信号レベルと局検出部12からの局検出信号を手掛かりと
して受信状態が最良である最良局を選択する（ステップ
S8）。次に、現在受信局と上記最良局の受信信号レベル
を比較し（ステップS9）、最良局の受信信号レベルの方
が大ならば（ステップS9のYES）、最良局を受信し（ス
テップS10）、ネットワーク認識コード（PIコード）の
一致を確認する（ステップS11）。一致すれば（ステッ
プS11のYES）、現受信局周波数に対応する周波数をTRUE
AFメモリ11bに登録し（ステップS12）、既にAFデータ
を取り込んでいるAFメモリー11aの内容を保存したまま
（ステップS13）、AFメモリー11aの各新旧カウンターを
全て一律に＋１し（ステップS15）、音声ミュート部13
を解除する（ステップS16）。こうして、同一番組追従
動作により受信周波数が変化したことになる。
現在受信局の方の受信信号レベルが最良局の受信信号
レベルより大であると判断した場合（ステップS9のNO）
またはPIデータの一致が確認できなかった場合（ステッ
プS11のNO）には、現在受信局（元の受信局）を選局す
るように戻り（ステップS14）、音声ミュート部13を解
除する（ステップS16）。この場合、同一番組追従動作
をしえず受信周波数は変化しなかったことになる。
レベルより大であると判断した場合（ステップS9のNO）
またはPIデータの一致が確認できなかった場合（ステッ
プS11のNO）には、現在受信局（元の受信局）を選局す
るように戻り（ステップS14）、音声ミュート部13を解
除する（ステップS16）。この場合、同一番組追従動作
をしえず受信周波数は変化しなかったことになる。
第７図に示すように、過去にＡ局のサービスエリアを
通過した時にＡ局を選局し、その後、Ｂ局→Ｃ局→Ｄ局
→Ｅ局のサービスエリアを通過し、更に、山河地帯等を
通過してＡ局のサービスエリアに車両が移動した場合、
Ｅ局のAFデータ群にＡ局が含まれていない場合でも、第
４図（Ｂ）に示すように、Ａ局の周波数であるfAがTRUE
AFメモリ11bに格納されているために、同一番組追従動
作をしてＡ局を選局することができる。
通過した時にＡ局を選局し、その後、Ｂ局→Ｃ局→Ｄ局
→Ｅ局のサービスエリアを通過し、更に、山河地帯等を
通過してＡ局のサービスエリアに車両が移動した場合、
Ｅ局のAFデータ群にＡ局が含まれていない場合でも、第
４図（Ｂ）に示すように、Ａ局の周波数であるfAがTRUE
AFメモリ11bに格納されているために、同一番組追従動
作をしてＡ局を選局することができる。
上記実施例のステップS9において、現在受信局の受信
信号レベルと最良局の受信信号レベルとの大小を比較し
たが、これに換えて、所定の受信信号レベルと最良局の
受信信号レベルとの大小を比較しても、上記実施例と同
様の効果を奏する。
信号レベルと最良局の受信信号レベルとの大小を比較し
たが、これに換えて、所定の受信信号レベルと最良局の
受信信号レベルとの大小を比較しても、上記実施例と同
様の効果を奏する。
〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば旧受信局が送信した
周波数データを周波数データメモリの空き領域を有効利
用して記憶保存し、現在受信している受信局からの周波
数データだけでなく、前回受信していた受信局からの周
波数データも最大限利用して、同一番組追従動作を行う
ことができるので、同一番組追従動作時の周波数の選択
の幅が広がり、より受信状態が良い受信局を選択するこ
とを可能とする。
周波数データを周波数データメモリの空き領域を有効利
用して記憶保存し、現在受信している受信局からの周波
数データだけでなく、前回受信していた受信局からの周
波数データも最大限利用して、同一番組追従動作を行う
ことができるので、同一番組追従動作時の周波数の選択
の幅が広がり、より受信状態が良い受信局を選択するこ
とを可能とする。
また、旧受信局周波数メモリにおいて記憶されている
旧受信局の周波数を利用して、同一番組追従動作を行う
ことができるので、一度受信されているために受信状態
の良い可能性の高い旧受信局を選択することができるも
のであり、また、旧受信局周波数メモリは周波数データ
メモリが一杯になったとしても、消去されることがな
く、旧受信局の周波数は持続して記憶しておくことが可
能となり、また、一旦サービスエリア外に出たとして
も、過去に受信したことがある受信局のサービスエリア
内に再度戻ってきた場合には、旧受信局周波数メモリに
記憶している周波数を用いて受信することができ、簡単
に良好な受信を行うことができる。
旧受信局の周波数を利用して、同一番組追従動作を行う
ことができるので、一度受信されているために受信状態
の良い可能性の高い旧受信局を選択することができるも
のであり、また、旧受信局周波数メモリは周波数データ
メモリが一杯になったとしても、消去されることがな
く、旧受信局の周波数は持続して記憶しておくことが可
能となり、また、一旦サービスエリア外に出たとして
も、過去に受信したことがある受信局のサービスエリア
内に再度戻ってきた場合には、旧受信局周波数メモリに
記憶している周波数を用いて受信することができ、簡単
に良好な受信を行うことができる。
第１図はこの発明の一実施例によるRDS受信機の受信周
波数選択方法を適用したRDS受信機の構成図、第２図は
第１図中のコントローラにて実行されるAFデータ登録の
手順を示すフローチャート、第３図は上記コントローラ
にて実行される同一ネットワーク間選局動作の手順を示
すフローチャート、第４図は上記コントローラ内のメモ
リーの一部であるAFメモリーとTRUE AFメモリーに関す
る記憶状態を示す説明図、第５図及び第６図はRDSデー
タの各一構成例を示す図、第７図は車両の移動に伴って
同一ネットワーク局間選局動作により受信周波数が変化
していく様子を示す説明図である。 図中、１……アンテナ、２……フロントエンド、３……
FM検波部、４……ノイズキャンセラー部、５……MPX復
調回路、６……PLL回路、７……レベル検出部、８……5
7KHzバンドパスフィルター、９……RDSデコーダ、10…
…コントローラ、11……メモリー、11a……AFメモリ
ー、11b……TRUE AFメモリー、12……局検出部、13……
音声ミュート部、14……低周波増幅部、15……スピー
カ。 なお、図中同一番号は同一、又は相当部分を示す。
波数選択方法を適用したRDS受信機の構成図、第２図は
第１図中のコントローラにて実行されるAFデータ登録の
手順を示すフローチャート、第３図は上記コントローラ
にて実行される同一ネットワーク間選局動作の手順を示
すフローチャート、第４図は上記コントローラ内のメモ
リーの一部であるAFメモリーとTRUE AFメモリーに関す
る記憶状態を示す説明図、第５図及び第６図はRDSデー
タの各一構成例を示す図、第７図は車両の移動に伴って
同一ネットワーク局間選局動作により受信周波数が変化
していく様子を示す説明図である。 図中、１……アンテナ、２……フロントエンド、３……
FM検波部、４……ノイズキャンセラー部、５……MPX復
調回路、６……PLL回路、７……レベル検出部、８……5
7KHzバンドパスフィルター、９……RDSデコーダ、10…
…コントローラ、11……メモリー、11a……AFメモリ
ー、11b……TRUE AFメモリー、12……局検出部、13……
音声ミュート部、14……低周波増幅部、15……スピー
カ。 なお、図中同一番号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項１】同一ネットワーク局の周波数データを含む
RDS放送波を受信し、受信した周波数データを周波数デ
ータメモリに記憶し、この周波数データメモリに記憶さ
れた周波数データを用いて同一番組追従動作を行うRDS
受信機であって、上記同一番組追従動作により受信局が
変化した際に増加するカウント値を上記周波数データの
各々に対応して記憶するカウント値記憶メモリと、上記
同一番組追従動作により受信局が変化した際に、必要に
応じて上記カウント値が最大の周波数データを消去し、
この周波数データメモリの空き領域に新たな周波数デー
タを記憶させる手段とを備えたRDS受信機。 - 【請求項２】同一ネットワーク局の周波数データを含む
RDS放送波を受信し、受信した周波数データを周波数デ
ータメモリに記憶し、この周波数データメモリに記憶さ
れた周波数データを用いて同一番組追従動作を行うRDS
受信機であって、上記同一番組追従動作により受信局が
変化する際に、旧受信局の周波数を記憶する旧受信局周
波数メモリを備え、この旧受信局周波数メモリは複数個
の旧受信局の周波数を記憶することを特徴とするRDS受
信機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2244523A JP2658538B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | Ｒｄｓ受信機 |
| EP91307355A EP0476826B2 (en) | 1990-09-14 | 1991-08-09 | A method of selecting receiving frequency for RDS receiver |
| DE69114238T DE69114238T3 (de) | 1990-09-14 | 1991-08-09 | Verfahren zur Auswahl der Empfangsfrequenz für einen RDS-Empfänger. |
| US08/202,679 US5428825A (en) | 1990-09-14 | 1994-02-25 | Method of selecting receiving frequency for RDS receiver |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2244523A JP2658538B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | Ｒｄｓ受信機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04123510A JPH04123510A (ja) | 1992-04-23 |
| JP2658538B2 true JP2658538B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=17119955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2244523A Expired - Lifetime JP2658538B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | Ｒｄｓ受信機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5428825A (ja) |
| EP (1) | EP0476826B2 (ja) |
| JP (1) | JP2658538B2 (ja) |
| DE (1) | DE69114238T3 (ja) |
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1990
- 1990-09-14 JP JP2244523A patent/JP2658538B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-08-09 EP EP91307355A patent/EP0476826B2/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-08-09 DE DE69114238T patent/DE69114238T3/de not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-02-25 US US08/202,679 patent/US5428825A/en not_active Expired - Fee Related
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| EP0476826A3 (en) | 1992-04-15 |
| EP0476826A2 (en) | 1992-03-25 |
| US5428825A (en) | 1995-06-27 |
| EP0476826B2 (en) | 2005-05-04 |
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