JPH078098B2 - ケーブルの分岐接続具 - Google Patents

ケーブルの分岐接続具

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JPH078098B2
JPH078098B2 JP62143835A JP14383587A JPH078098B2 JP H078098 B2 JPH078098 B2 JP H078098B2 JP 62143835 A JP62143835 A JP 62143835A JP 14383587 A JP14383587 A JP 14383587A JP H078098 B2 JPH078098 B2 JP H078098B2
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信和 山田
幸一 山口
隆 西條
昭夫 菅原
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トヨクニ電線株式会社
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は屋内にケーブルを配線する場合に使用されるケ
ーブルの分岐接続具に関する。
「従来の技術」 従来、屋内にケーブルを配線する場合、ケーブルの分岐
するには作業現場でケーブルの絶縁被覆を剥離して導体
を露出させ、必要本数を接続し、絶縁テープ等で被覆し
て配線していた。
しかし、作業現場で前述の作業を行なうには、作業場所
が狭く、証明も不十分である等のため、作業が困難で、
不完全絶縁による事故も発生しやすいという欠点があっ
た。
このため、最近、工場でケーブルを分岐接続し、分岐接
続部を合成樹脂材でモールドを施したものを配線作業現
場に搬入してケーブル配線を行なうことが行なわれてい
る。
しかし、この場合にも、工場でのケーブルの分岐作業に
多く作業時間がかかるとともに、導体接続部に絶縁テー
プ、プラスチックカバー等にて絶縁を行なうため、モー
ルド部が大型になるという欠点があった。
「本発明の目的」 本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、ケーブルの分
岐作業が容易にできるとともに、分岐部分を小型にする
ことのできるケーブルの分岐接続具を得るにある。
「本発明の目的を達成するための手段」 本発明は絶縁板の下面にそれぞれが交差しないように複
数個のリング状導体が固定された基板と、この基板の上
面外周部に取付けられた複数個のケーブルの導体あるい
は架橋ポリエチレン絶縁ビニールシースケーブル等の導
体を接続するための複数グループのターミナルと、一端
が絶縁リング状導体のいずれかに結線され、他端が前記
ターミナルのいずれかに結線された複数個のリード線
と、このリード線およびターミナルが取付けられた基板
を収納することのできる外周壁にケーブル挿入凹部が形
成された皿状のサポートと、このサポート内に挿入され
た基板を絶縁体で包む該サポート内に充填固定された絶
縁体とでケーブルの分岐接続具を構成している。
「本発明の実施例」 以下、図面に示す実施例により、本発明を詳細に説明す
る。
第1図ないし第10図の実施例において、1は円板状の基
板で、この基板1は第3図および第4図に示すように補
強入りベークライト板等で略中央部に透孔2を有する円
板状に形成された絶縁板3と、この絶縁板3の下面に同
心円状に埋設固定された複数個、本実施例では電圧側、
接地側、アースの3個の銅合金等で形成されたリング状
導体4、4A、4Bとから構成されている。
5は前記基板1の外周部の上面に、ボルト6、ナット7
によって固定された複数個、本実施例では6個のケーブ
ル8、8A、8B、8C、8D、8Eの導体9をそれぞれ接続する
ための複数グループのターミナルで、これらのターミナ
ル5は第5図および第6図に示すように、L字状のター
ミナル本体10と、このターミナル本体10の基部に形成し
た取付け孔11と、前記ターミナル本体10の基部に形成し
た前記基板1の絶縁板3にくい込んで回り止めを図るた
めの回り止め片12と、前記ターミナル本体10の先端部に
形成した導体挿入凹部13とから構成されている。
14はリード線で、このリード線14は第7図および第8図
に示すように、前記基板1の下面で一端が前記ターミナ
ル5に接続され、他端が前記リング状導体4、4A、4Bの
いずれかにロー付けあるいはバンダ付け固定されるもの
で、このリード線14を複数個用いて、任意のターミナル
5とリング状導体4、4A、4B間をそれぞれ結線する。
15は前記複数個のリード線14や複数個のターミナル5を
取付け、前記基板1をプラスチック等の絶縁板16を介し
て内部に収納するサポートで、このサポート15は、第9
図および第10図に示すように皿状のサポート本体17と、
このサポート本体17の略中央部に形成した取付けビス18
が挿入される筒状の取付けパイプ19と、前記サポート本
体17の外周壁に形成した複数個のケーブル挿入凹部20と
から構成されている。
21は前記サポート15内にプラスチック等の絶縁板16を介
して収納された、結線が完了した基板1を覆うように充
填された塩化ビニールあるいはエポキシ系、ポリエステ
ル系の絶縁物である。
上記構成のケーブルの分岐接続具22は、作業環境の良い
工場で、まず、基板1に分岐接続するケーブル8、8A、
8B、8C、8D、8Eのターミナル5を取付け、ターミナル取
付け工程を行うとともに、これらのターミナル5とリン
グ状導体4、4A、4Bとを複数個のリード線14を用いてあ
らかじめ設計された配線を行なう結線工程を行なう。
しかる後、ターミナル5に、あらかじめ設計された長さ
に切断されたケーブル8、8A、8B、8C、8D、8Eの導体9
をそれぞれロー付けあるいはハンダ付けにより結線する
ケーブル接続工程を行なう。
次にサポート15内に絶縁板16を介して配線された基板1
を収納するサポート組付け工程を行なう。
このサポート組付け工程はサポート15の取付けパイプ19
が絶縁板16および基板1の透孔23、2内に挿入させると
ともに、結線された複数個のケーブル8、8A、8B、8C、
8D、8Eをサポート15に形成したケーブル挿入凹部20にそ
れぞれ挿入して行なう。
次に前述のようにサポート組付け工程を完了したものを
モールド成形により、サポート15内に塩化ビニール等の
絶縁物21を充填する絶縁物充填工程を行なう。
このようにケーブルの分岐接続具22によって結線された
ケーブル8、8A、8B、8C、8D、8Eは現場に搬入して、そ
れぞれケーブル配線を行なう。
「本発明の異なる実施例」 次に第11図ないし第19図に示す本発明の異なる実施例に
つき説明する。なお、これらの実施例の説明に当って、
前記本発明の実施例と同一構成部分には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
第11図ないし第13図の実施例において、前記本発明の実
施例と主に異なる点は、結線工程をリング状導体4、4
A、4Bにそれぞれ所定間隔で形成したビス孔24にビス25
を用いてリード線14の他端部を固定した点で、このよう
な結線工程を用いても良い。
第14図ないし第16図の実施例において、前記本発明の実
施例と主に異なる点は、絶縁物充填工程で、この絶縁物
充填工程はサポート15内にエポキシ系、ポリエステル系
等の常温硬化絶縁物21Aを充填して行なった点で、この
ような絶縁物充填工程を行なっても良い。
第17図ないし第19図の実施例において、前記本発明の実
施例と主に異なる点はケーブル8Fとして架橋ポリエチレ
ン耐熱ビニールシースケーブル(平型)、架橋ポリエチ
レンビニールシースケーブルまたは耐熱ビニール絶縁耐
熱ビニールシースケーブル等を用いるとともに、サポー
ト15内に耐熱ビニール等の耐熱絶縁物21Bを充填して耐
熱絶縁体を形成した点で、このように構成しても良い。
前記架橋ポリエチレン絶縁ビニールシースケーブル8F
は、第19図に示すように導体9、9の外周部をそれぞれ
架橋ポリエチレン30、30で覆うとともに、この架橋ポリ
エチレン30、30の外周部を耐熱ビニールのシース31で覆
って構成されている。
なお、前記本発明の実施例ではターミナル5をボルト
6、ナット7とからなるねじによって基板1に固定する
ものについて説明したが、本発明はこれに限らず、ハト
メによって固定しても良い。
また、基板やサポートを四角形、五角形、六角形等の多
角形に形成しても良く、また基板に同心円以外のリング
状形状のリング状導体を固設したものを用いても良い。
さらに、前記本発明の実施例ではリング状導体が下面に
位置するようにサポート内に基板を挿入したものについ
て説明したが、本発明はこれに限らず、リング状導体が
上面に位置するようにサポート内に基板を挿入しても良
い。
また、ターミナルとリング状導体とのリード線による結
線は基板の上面だけで行なっても良く、あるいは上面と
下面の両方で行なっても良い。
「本発明の効果」 以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に
列挙する効果がある。
(1)絶縁板の下面にそれぞれが交差しないように複数
個のリング状導体が固定された基板と、この基板の上面
外周部に取付けられた複数個のケーブルの導体あるいは
架橋ポリエチレン耐熱ビニールシースケーブル等の導体
を接続するための複数グループのターミナルと、一端が
前記リング状導体のいずれかに結線され、他端が前記タ
ーミナルのいずれかに結線された複数個のリード線と、
このリード線およびターミナルが取付けられた基板を収
納することのできる外周壁にケーブル挿入凹部が形成さ
れた皿状のサポートと、このサポート内に挿入された基
板を絶縁体で包む該サポート内に充填固定された絶縁体
とからなるので、工場でケーブルを容易に分岐接続する
ことができる。
したがって、分岐接続作業を楽に行なうことができる。
(2)前記(1)によって、従来のように複数個のケー
ブルの導体をねじって結線するような作業がないので、
確実に結線することができる。
(3)前記(1)、(2)によって、結線部分の寸法が
大きくならないので、小型コンパクト化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の平面図、第3図および第4図は基板の説明図、第5
図および第6図はターミナルの説明図、第7図および第
8図はリード線の説明図、第9図および第10図はサポー
トの説明図、第11図ないし第13図、第14図ないし第16
図、第17図ないし第19図はそれぞれ本発明の異なる実施
例を示す説明図である。 1:基板、2:透孔、3:絶縁板、4、4A、4B:リング状導
体、5:ターミナル、6:ボルト、7:ナット、8、8A〜8F:
ケーブル、9:導体、10:ターミナル本体、11:取付け孔、
12:回り止め片、13:導入挿入凹部、14:リード線、15:サ
ポート、16:絶縁板、17:サポート本体、18:取付けビ
ス、19:取付けパイプ、20:ケーブル挿入凹部、21、21
A、21B:絶縁物、22、22A:ケーブルの分岐接続具、23:透
孔、24:ビス孔、25:ビス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西條 隆 埼玉県行田市埼玉4125番地 トヨクニ電線 株式会社埼玉工場内 (72)発明者 菅原 昭夫 埼玉県行田市埼玉4125番地 トヨクニ電線 株式会社埼玉工場内 (56)参考文献 実開 昭58−124022(JP,U) 実公 昭55−40832(JP,Y2)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁板の下面にそれぞれが交差しないよう
    に複数個のリング状導体が固定された基板と、この基板
    の上面外周部に取付けられた複数個のケーブルの導体あ
    るいは架橋ポリエチレン耐熱ビニールシースケーブル等
    の導体を接続するための複数グループのターミナルと、
    一端が前記リング状導体のいずれかに結線され、他端が
    前記ターミナルのいずれかに結線された複数個のリード
    線と、このリード線およびターミナルが取付けられた基
    板を収納することのできる外周壁にケーブル挿入凹部が
    形成された皿状のサポートと、このサポート内に挿入さ
    れた基板を絶縁体で包む該サポート内に充填固定された
    絶縁体とからなることを特徴とするケーブルの分岐接続
    具。
  2. 【請求項2】基板は円板状の絶縁板に複数個のリング状
    導体を同心円状に埋設固定されたものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のケーブルの分岐接続
    具。
  3. 【請求項3】ターミナルは回り止め片を有し、ねじある
    いはハトメによって基板に固定されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項記載のケーブル
    の分岐接続具。
  4. 【請求項4】絶縁体はエポキシ系、ポリエステル系の常
    温硬化絶縁物で形成されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第3項いずれかに記載のケーブル
    の分岐接続具。
  5. 【請求項5】絶縁体は塩化ビニール等の絶縁物で形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第3項いずれかに記載のケーブル分岐接続具。
  6. 【請求項6】絶縁体は耐熱ビニール等の耐熱絶縁物で形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項な
    いし第3項いずれかに記載のケーブルの分岐接続具。
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