JPH06260897A - ラジオ受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 他のモードからラジオモードに切り替えたと
きに、各プリセットキーに対応したプログラムネットワ
ークの異なる放送局の周波数をそれぞれのネットワーク
の別な放送局の周波数に自動的に更新する。 【構成】 操作部１２のテープキー１２ｂによりラジオ
モードからテープモードに切り替えられたときに、ラジ
オモードで受信していたＲＤＳ局以外の放送局から受信
電界強度の大きなＲＤＳ局にコントローラ１４のシステ
ム制御部１４ｃにより自動的に移行して受信し、ＲＤＳ
局の受信電界強度が所定のレベル以下になったときに、
他のプログラムネットワークの所定のデータに基づき操
作部のプリセットキー１２ｃのプリセット放送局を他の
プログラムネットワークの放送局にデータ登録更新部１
４ｂにより更新させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は情報多重放送用のラジオ
受信機に係わり、特にプリセットキーにプリセットさせ
た異なるプログラムネットワークの同一番組放送局を更
新できるラジオ受信機に関する。

【０００２】

【従来の技術】カーラジオでは、ある局の受信中に車両
の移動でサービスエリアを外れたとき、自動的に同じ放
送を行っている新たな局に選局し直したり、また、交通
情報放送が始まったとき、自動的に他のソースからラジ
オ放送への切り替え等ができると便利である。このた
め、***、オーストラリア、スイス等ではＡＲＩ（オー
トマチック・ラジオ・インフォメーション）システムが
採用され、適当な時刻に交通情報を放送すると共に、Ｆ
Ｍ放送信号に現受信局が交通情報放送局であることを示
す識別コードデータや交通情報放送中であることを示す
識別コードデータを重畳し、これらの識別コードデータ
を用いて容易に交通情報を聞けるようにしている。

【０００３】ところで、車が長距離移動して受信局のサ
ービスエリアを外れると、そのつど再選局が必要とな
る。このため、交通情報を容易に入手できることに加え
て、選局機能の高度化が求められている。特に、比較的
サービスエリアの狭いＦＭ放送をラジオ放送サービスの
主体とし、カーラジオでの放送受信率の高いヨーロッパ
では、この要求が強い。そこで、この要求をみたすべく
ヨーロッパ放送連合よりＲＤＳ（ラジオデータシステ
ム）が提案され、実用化されつつある。

【０００４】このＲＤＳは、ＦＭラジオ放送信号にデジ
タルの各種データを重畳する方式であり、メッセージと
しては現在受信されているＦＭ放送の （１）プログラム識別コード（ＰＩ） （２）放送局名（ＰＳ） （３）同一番組放送中の放送局周波数リスト（ＡＦ） （４）番組内容識別コード（ＰＴＹ） （５）送信状態識別コード（ＤＩ） （６）音楽か会話かの識別コード（Ｍ／Ｓ） 及び、 （７）交通情報放送局の識別コード（ＴＰ） （８）交通情報放送中の識別コード（ＴＡ） 等がある。尚、上記（１）〜（６）までは選局機能に関
係する情報であり、（７）及び（８）は交通情報であ
る。

【０００５】このように、ＲＤＳでは受信しているＦＭ
放送に関するメッセージや交通情報等が多重に送信され
てくる為、該メッセージを利用して今までにない格別な
選局動作や交通情報受信動作が可能となる。

【０００６】例えば、同一番組放送中の放送局周波数リ
スト（ＡＦリスト）やプログラム（放送番組）識別コー
ド（ＰＩコード）等を復調し、それらのデータに基づい
て現受信局の受信電界強度が設定レベル以下になった場
合に、前記ＡＦリストに載っている各ＡＦ局に順次同調
させてその受信電界強度をチェック（ＡＦサーチとい
う）し、受信電界強度が最大のＡＦ局を受信したら該Ａ
Ｆ局のＰＩコードが元の受信局と一致するか判別し、一
致していればそのＡＦ局を受信し、一致しなければ受信
電界強度がその次に大きいＡＦ局を受信するといった自
動追従を行うことができる。

【０００７】また、イギリス、スウェーデン等の国では
ＥＯＮ（Ｅｎｈａｎｃｅｄ Ｏｔｈｅｒ Ｎｅｔｗｏｒ
ｋ）と呼ばれるデータがタイプ１４Ａというデータ構成
で送られており、受信中の放送のプログラムネットワー
ク以外の他のプログラムネットワークに関するＰＩ、Ａ
Ｆ、ＴＰ、ＴＡ等の情報を有している。したがって、こ
のＥＯＮ情報を利用することにより他のネットワークの
放送局の選局も容易にできる。

【０００８】図２、３は各々、ＦＭ放送信号に重畳され
て送られてくるＲＤＳデータフォーマットの一例を示す
ものである。図２はＦＭ放送信号自身のプログラムネッ
トワークに関するＲＤＳデータを伝送するためのタイプ
０Ａグループと呼ばれるものであり、４つのブロックの
内、最初のブロックでＰＩ（ＴＮ）、第２ブロックでグ
ループアドレス、ＴＰ（ＴＮ）、ＰＴＹ（ＴＮ）、ＴＡ
（ＴＮ）等、第３ブロックで２つのＡＦ（ＴＮ）、第４
ブロックで２文字分のＰＳ（ＴＮ）が送られる。（Ｔ
Ｎ）はＦＭ放送のプログラムネットワークに係わること
を示す。

【０００９】図３はＦＭ放送信号とは異なる他のプログ
ラムネットワークに関するＲＤＳデータを伝送するため
のタイプ１４Ａと呼ばれるものであり、４つのブロック
の内、最初のブロックでＰＩ（ＴＮ）、第２ブロックで
グループアドレス、ＴＰ（ＴＮ）、ＰＴＹ（ＴＮ）、Ｔ
Ｐ（ＥＯＮ）、インフォメーションアドレス、第３ブロ
ックで２文字分のＰＳ（ＥＯＮ）、２つのＡＦ（ＥＯ
Ｎ）、同調周波数（ＴＮ）と該同調周波数に対応付けし
たマップドＦＭ周波数（ＥＯＮ）またはマップドＬＦ／
ＭＦ周波数（ＥＯＮ）、ＰＴＹ（ＥＯＮ）とＴＡ（ＥＯ
Ｎ）等、・・・の内、インフォメーションアドレスに対
応するインフォメーション、第４ブロックでＰＩ（ＥＯ
Ｎ）が送られる。（ＥＯＮ）はＦＭ信号放送とは異なる
他のプログラムネットワークに係わることを示す。した
がって、ＡＦ（ＥＯＮ）やマップドＦＭ周波数（ＥＯ
Ｎ）あるいはＰＩ（ＥＯＮ）などの選局用データを用い
ることで、他の所望のプログラムネットワークに受信局
を切り替えることが可能となる。

【００１０】すなわち、従来のプリセットキーを有する
ＲＤＳ用受信機においては、上記ＥＯＮ情報を用いてラ
ジオ（ＦＭ受信）モードで、例えばプリセットキー１、
２、３にＰＩの異なる（プログラムネットワークの異な
る）放送局をそれぞれプリセットさせた場合に、プリセ
ットキー１はＥＯＮを放送している放送局であり、ＥＯ
Ｎ情報を得ているとして、受信中のプリセットキー１の
放送局の受信電界強度が弱くなると、自動的に同一のネ
ットワーク内の同一内容を放送している放送局を選局す
ると共に、プリセットキー１の放送局により得られたＥ
ＯＮ情報を基にして、プリセットキー２、３のそれぞれ
のＰＩに対応した放送局の周波数（マップドＦＭ周波
数）を自動的にプリセット更新することができる。

【００１１】図４はＥＯＮ情報として得られた異なるＰ
Ｉに対応したマップドＦＭ周波数の一例を示すマップド
ＦＭ周波数テーブルである。図４のマップドＦＭ周波数
テーブルに基づき詳細に説明すると、例えば車がＡエリ
アにいてそのエリアで受信可能な周波数をそれぞれプリ
セットキー１にＰＩ１である９２．０ＭＨｚ（ＥＯＮ放
送局）、プリセットキー２にＰＩ２である９４．０ＭＨ
ｚ、プリセットキー３にＰＩ３である９６．０ＭＨｚに
プリセットさせたとする。ここで、プリセットキー１の
９２．０ＭＨｚを受信しながら車がＡエリアからＣエリ
アに移動した場合にはプリセットキー１の９２．０ＭＨ
ｚはＲＤＳ本来の自動追従により９２．４ＭＨｚ（図２
におけるＡＦ局であると共に図３における同調周波数）
を受信する。

【００１２】そこで、図４を参照して、９２．４ＭＨｚ
に対応したＣエリアのマップドＦＭ周波数を求めると、
ＰＩ２に対応しているマップドＦＭ周波数は９４．４Ｍ
Ｈｚであり、ＰＩ３に対応しているマップドＦＭ周波数
は９６．４ＭＨｚとなる。したがって、自動的にプリセ
ットキー２の９４．０ＭＨｚを９４．４ＭＨｚに更新
し、プリセットキー３の９６．０ＭＨｚを９６．４ＭＨ
ｚに更新する。また、ＲＤＳ用受信機においてはラジオ
モード以外、例えばテープモードであっても、受信動作
を行っており、ＲＤＳ局を受信し、ＥＯＮ情報が得られ
ていれば、プリセットの更新は自動的に行うことができ
る。

【００１３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ＲＤＳ用ラジオ受信機では、ラジオ（ＦＭ受信）モード
で、例えばプリセットキー１、２、３にＰＩの異なるＲ
ＤＳ局をそれぞれプリセットさせ、ＥＯＮ情報は得られ
ているとして、受信中のプリセットキー１のＲＤＳ局の
受信電界強度が弱くなると、自動的に同一ネットワーク
内の同一内容を放送している放送局を選局できると共
に、プリセットキー２、３にそれぞれのＰＩに対応した
放送局の周波数（マップドＦＭ周波数）を自動的にプリ
セット更新することができる。またＲＤＳ局以外の放送
局を受信していた場合、受信電界強度が弱くなったとき
には、通常手動で選局し直すので、違和感はない。

【００１４】しかし、例えばＲＤＳ局以外の放送局を受
信していてテープモード等の他のモードに切り替えたと
きには、ＲＤＳ局ではないために、たとえＥＯＮ情報を
得ていても自動的にプリセット放送局を更新をすること
ができないので、再度テープモードからラジオモードに
切り替えたときに、プリセットキーを押しても同一放送
を受信できない違和感がある。

【００１５】したがって、本発明の目的は、他のモード
からラジオモードに切り替えたときに、各プリセットキ
ーに対応したプログラムネットワークの異なる放送局の
周波数をそれぞれのネットワークの別な放送局の周波数
に自動的に更新できるラジオ受信機を提供するにある。

【００１６】

【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、ＦＭ放送信号に、その放送局のプログラムネット
ワークと他のプログラムネットワークに関する所定のデ
ータを重畳する情報多重放送用のラジオ受信機におい
て、放送局をプリセットするための複数のプリセットキ
ーと、ラジオモードから他のモードに切り替えを行うモ
ード切り替え部と、該切り替え部によりラジオモードか
ら他のモードに切り替えられたときに、ラジオモードで
受信放送局が情報多重放送局以外のときはその放送局か
ら受信電界強度の大きな情報多重放送局に自動的に移行
し、受信する自動受信部と、前記情報多重放送局の受信
電界強度が所定のレベル以下になったときに、他のプロ
グラムネットワークの所定のデータに基づきプリセット
キーのプリセット放送局を他のプログラムネットワーク
の放送局に更新させるプリセット更新部とにより達成さ
れる。

【００１７】

【作用】モード切り替え部によりラジオモードから他の
モードに切り替えられたときに、ラジオモードで受信放
送局が情報多重放送局以外のときはその放送局から受信
電界強度の大きな情報多重放送局に自動的に移行し、受
信し、情報多重放送局の受信電界強度が所定のレベル以
下になったときに、他のプログラムネットワークの所定
のデータに基づきプリセットキーのプリセット放送局を
他のプログラムネットワークの放送局に更新させる。

【００１８】

【実施例】図１は本発明に係るＲＤＳ（ラジオデータシ
ステム）用受信機の要部ブロック図である。図１は本発
明の一実施例に係るＲＤＳ（ラジオデータシステム）用
受信機の要部ブロック図である。１はＰＬＬ回路であ
り、受信すべき局に応じた所定の電圧信号をＦＭフロン
トエンド２へ出力する。ＦＭフロントエンド２は、電圧
信号に基づいてアンテナＡＮＴから入力される放送局を
受信し、所定の中間周波数信号（ＩＦ）を発生する。３
は中間周波検波増幅器であり、ＦＭフロントエンド２に
より変換された中間周波数信号を所定のレベルまで増幅
し、検波する。

【００１９】４はＭＰＸであり、中間周波検波増幅器３
から入力される検波信号をステレオ信号に復調する。５
はラジオとテープのソース切り替えをするスイッチ、６
は増幅器（ＡＭＰ）であり、ステレオ信号を図示しない
ボリューム設定値に応じて増幅する。７はスピーカであ
り、増幅器６により駆動され、音声信号を出力する。８
はＲＤＳデコーダであり、所定の送信タイミングで送ら
れてくるＲＤＳデータ（ＡＦリストやＰＩデータ等）を
復調する。９はエラー検出訂正回路であり、ＲＤＳデコ
ーダ８により復調されたＲＤＳデータの誤りを、グルー
プ毎に同期を取りながら検出し、その誤りを訂正する。

【００２０】１０はシグナルメータであり、中間周波検
波増幅器３から出力される中間周波数信号を直流検波す
ることにより信号強度（例えば電界強度）を監視し、受
信局の信号強度を検出する。１１は受信周波数等を表示
する表示部である。１２は操作部であり、ラジオモード
に切り替えするためのラジオキー１２ａ、テープモード
に切り替えするためのテープキー１２ｂ、番号１〜６の
６つのプリセットキーを有するプリセットキー１２ｃを
有している。１３はテープ演奏部であり、後述するコン
トローラの制御を受けてＰＬＡＹ動作や一時停止動作を
行う。

【００２１】１４はコントローラであり、該コントロー
ラ１４の構成を詳細に説明する。まず、１４ａはＲＤＳ
データ（ＰＩ、ＡＦ、ＴＰ、ＴＡ等）をプログラムネッ
トワーク別に記憶したり、さらに操作部１２のプリセッ
トキー１２ｃにより所望の放送局の周波数、およびその
周波数が所属するプログラムネットワークのＰＩをプリ
セットキー１２ｃに対応させて記憶させたり、その他の
データを記憶させるメモリ、１４ｂはＲＤＳデコーダ８
で復調されたＲＤＳデータをメモリ１４ａに登録すると
共に、ＲＤＳ局の信号強度を監視してＡＦ局を受信した
ときに、そのＡＦ局に対するマップドＦＭ周波数を求
め、それぞれのプリセットキー１２ｃに応じてメモリ１
４ａにプリセットされたＰＩに対応した周波数を更新さ
せるデータ登録更新部、１４ｃはシステム制御部であ
り、（１）受信局（ＲＤＳ局）のシグナルメータ１０を
監視して、受信局の受信電界強度が弱くなったときに、
ＡＦサーチをさせたり、（２）操作部１２のプリセット
キー１２ｃからの操作指令に応じてプリセットされた周
波数の呼び出しや（３）操作部１２のラジオキー１２ａ
やテープキー１２ｂからの切り替え指令に応じてテープ
とラジオのモード切り替え制御、あるいは（４）ラジオ
モードからテープモードにモード切り替えられたとき
に、まずＥＯＮ情報が得られていないときには、シーク
動作によりＥＯＮ情報を送っている放送局を受信してＥ
ＯＮ情報を収集し、（５）テープモードに切り替えられ
るまえにＲＤＳ局以外の放送局を受信していた場合に
は、まずプリセットされているＲＤＳ局の内、最大の受
信電界強度の放送局を受信させ、ＲＤＳ局がプリセット
されていなければ、シーク動作により、最大の信号強度
のＲＤＳ局を受信させる。

【００２２】図５、図６はコントローラ１４の動作を説
明するための流れ図であり、この流れ図に従い、本発明
である他のモードにおけるプリセット更新を詳細に説明
する。図５において、操作部１２のラジオキー１２ａを
押圧してラジオモードへの切り替え指令をコントローラ
１４のシステム制御部１４ｃが受信すると（ステップ１
０１）、まずメモリ１４ａにＥＯＮ情報が得られている
かどうかの判断をして（ステップ１０２）、得られてい
ればステップ１０３に移る。

【００２３】ステップ１０２の処理でＥＯＮ情報が得ら
れていなければ、ステップ１０３に移り、シーク動作に
よりＥＯＮ放送局のＥＯＮ情報を受信する（ステップ１
０３）。しかる後に、ステップ１０４に移り、予めプリ
セットされた放送局を順次受信する（ステップ１０
４）。そこで、システム制御部１４ｂがプリセットキー
１４ｃに対応してメモリ１４ａに記憶されている放送局
とその放送局がＲＤＳ局であるかをチェックし（ステッ
プ１０５）、ＲＤＳ局であって最大の信号強度の放送局
があれば（ステップ１０６）、その放送局を受信する
（ステップ１０７）。ステップ１０６の処理で最大の信
号強度の放送局がなければ、シーク動作を開始し（ステ
ップ１０８）、ステップ１０５へ戻り、以下同様の処理
を繰り返す。

【００２４】ここで、図６を参照すると、現受信局（Ｒ
ＤＳ局）の信号強度を良好な受信状態の維持を目的とし
て、現受信局の信号強度をシグナルメータ１０により監
視して信号強度が所定レベル以下になると（ステップ１
０９）、システム制御部１４ｃはメモリ１４ａに記憶さ
れているＡＦリストよりＡＦ周波数を求め、各ＡＦ局に
対する周波数制御信号をＰＬＬ回路１に出力し、各ＡＦ
サーチを開始する（ステップ１１０）。最大の信号強度
のＡＦ局を受信すると（ステップ１１１）、元の受信局
の信号強度レベルと比較し（ステップ１１２）、元の受
信局の信号強度レベルより大きくなければ元の受信局に
戻す（ステップ１１３）。以後ステップ１０９へ戻り同
様の処理を繰り返す。

【００２５】一方、ステップ１１２で元の受信局の信号
強度レベルより受信したＡＦ局の信号強度レベルの方が
大であれば、コントローラ１２のデータ登録部１４ｂは
ＲＤＳデコーダ８、エラー検出訂正回路９を介して、Ａ
Ｆリスト、ＰＩデータ等の該ＡＦ局のＲＤＳデータを読
み取り（ステップ１１４）、しかる後にシステム制御部
１４ｂがメモリ１４ａに記憶させたＰＩデータをチェッ
クし（ステップ１１５）、ＰＩデータが一致していなけ
れば、次に信号強度が大きいＡＦ局を受信し（ステップ
１１６）、以後ステップ１１２へ戻り同様の処理を繰り
返す。

【００２６】また、ステップ１１５でＰＩデータが一致
していれば、システム制御部１４ｂは該ＡＦ局を現受信
局として受信確定する（ステップ１１３）。そこで、デ
ータ登録更新部１４ｂはメモリ１４ａに受信局のＲＤＳ
データを登録させると共に、メモリ１４ａに記憶してい
るプリセットされた放送局のＰＩに対応したマップドＦ
Ｍ周波数を求め、更新させる（ステップ１１８）。以後
ステップ１０９へ戻り同様の処理を繰り返す。

【００２７】なお、本発明はヨーロッパにおける交通情
報データを含んでいるＲＤＳ（ラジオデータシステム）
用受信機のみならずアメリカにおける交通情報データを
含んでいるＲＤＢＳ（ラジオデータブロードカースティ
ングシステム）等のラジオデータシステム用受信機にも
適用可能であるものとする。

【００２８】

【発明の効果】以上本発明によれば、モード切り替え部
によりラジオモードから他のモードに切り替えられたと
きに、ラジオモードで受信放送局が情報多重放送局以外
のときはその放送局から受信電界強度の大きな情報多重
放送局に自動的に移行し、受信し、情報多重放送局の受
信電界強度が所定のレベル以下になったときに、他のプ
ログラムネットワークの所定のデータに基づきプリセッ
トキーのプリセット放送局を他のプログラムネットワー
クの放送局に更新させるようにしたので、他のモードか
らラジオモードに切り替えられたときに、前のラジオモ
ードでＲＤＳ局を受信していなくても、自動的にプリセ
ット放送局を更新できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るＲＤＳ（ラジオデータシステム）
用受信機の要部ブロック図である。

【図２】ＲＤＳデータ伝送フォーマットの一例を示す説
明図である。

【図３】ＲＤＳデータ伝送フォーマットの一例を示す説
明図である。

【図４】各ＰＩに対応したマップドＦＭ周波数の一例を
示すマップドＦＭ周波数テーブルである。

【図５】図１のコントローラ１４の動作を説明するため
の第１の流れ図である。

【図６】図１のコントローラ１４の動作を説明するため
の第２の流れ図である。

【符号の説明】

１ ＰＬＬ回路 ２ ＦＭフロントエンド ３ 中間周波検波増幅器 ８ ＲＤＳデコーダ ９ エラー検出訂正回路 １０ シグナルメータ １２ 操作部 １２ａ ラジオキー １２ｂ テープキー １２ｃ プリセットキー １４ コントローラ １４ａ メモリ １４ｂ データ登録更新部 １４ｃ システム制御部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ＦＭ放送信号に、その放送局のプログラ
   ムネットワークと他のプログラムネットワークに関する
   所定のデータを重畳する情報多重放送用のラジオ受信機
   において、 放送局をプリセットするための複数のプリセットキー
   と、 ラジオモードから他のモードに切り替えを行うモード切
   り替え部と、 該切り替え部によりラジオモードから他のモードに切り
   替えられたときに、ラジオモードで受信放送局が情報多
   重放送局以外のときはその放送局から受信電界強度の大
   きな情報多重放送局に自動的に移行し、受信する自動受
   信部と、 前記情報多重放送局の受信電界強度が所定のレベル以下
   になったときに、他のプログラムネットワークの所定の
   データに基づきプリセットキーのプリセット放送局を他
   のプログラムネットワークの放送局に更新させるプリセ
   ット更新部と、を備えたことを特徴とするラジオ受信機