JP2002321109A - 既設管穿孔設備の切屑排出構造 - Google Patents

既設管穿孔設備の切屑排出構造

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JP2002321109A JP2001127941A JP2001127941A JP2002321109A JP 2002321109 A JP2002321109 A JP 2002321109A JP 2001127941 A JP2001127941 A JP 2001127941A JP 2001127941 A JP2001127941 A JP 2001127941A JP 2002321109 A JP2002321109 A JP 2002321109A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出口部から排出される流体を開閉弁で簡単
に制御しながらも、穿孔作業終了時には、不断流状態の
まま開閉弁を簡便に取外すことができ、しかも、長期間
に亘って確実に密封処理することができるようにする。 【解決手段】 既設管の一部を密封するハウジングに連
通する流路構成部材Bに、ハウジングA内に位置する既
設管の管壁に対する穿孔作業に連れて発生した切屑を流
体と共に外部に排出する排出口部16を形成し、この排
出口部16に接続されるニップル17に、開閉弁18を
脱着自在に螺合装着するための第1ネジ部17bと、該
第1ネジ部17bに螺合装着された開閉弁18内の流路
を通して挿入される仮閉止用プラグ20を螺合装着する
ための第2ネジ部17cとを形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道管等の既設管
の特定箇所に、管内流体の流れを維持したまま分岐管を
接続するための分岐口を形成したり、或いは、既設管の
特定箇所に、管内流体の流れを維持したまま弁挿入口を
形成する既設管穿孔設備で、特に、ハウジング内に位置
する既設管の管壁に対する穿孔装置による穿孔作業に連
れて発生した切屑を流体と共に外部に排出するように構
成してある既設管穿孔設備の切屑排出構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の既設管穿孔設備の切屑排出構造で
は、既設管の一部を密封するハウジングに、このハウジ
ング内に位置する既設管の管壁に対する穿孔装置による
穿孔作業に連れて発生した切屑を流体と共に外部に排出
する筒状の排出口部を、外部に突出する状態で一体形成
し、この排出口部の内周面に、開閉弁の一端側に形成さ
れた雄ネジ部を螺合装着可能な雌ネジ部を形成するとと
もに、前記開閉弁の他端側に形成された雄ネジ部には、
切屑が混在した流体を特定箇所に排出案内する排出ホー
スを脱着自在に装着していた。また、穿孔作業が終了す
ると、開閉弁を閉じ操作し、排出ホースが取外された開
閉弁の他端側の雄ネジ部に、密閉用のキャップを螺合装
着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の既設管穿孔設備
の切屑排出構造では、穿孔作業の終了時に、ハウジング
の排出口部に装着されている開閉弁を残したまま、その
開閉弁の雄ネジ部に密閉用のキャップを螺合装着するた
め、設備コストが高騰化するばかりでなく、開閉弁が他
物との接当等によって開き操作される可能性があり、そ
の場合、キャップのみで密封(止水)することになるた
め、長期間でのシール性能の信頼性が低下する問題があ
る。
【0004】本発明は、上述の実状に鑑みて為されたも
のであって、第1の主たる課題は、排出口部から排出さ
れる流体を開閉弁で簡単に制御しながらも、穿孔作業終
了時には、不断流状態のまま開閉弁を簡便に取外すこと
ができ、しかも、長期間に亘って確実に密封処理するこ
とのできる既設管穿孔設備の切屑排出構造を提供する点
にあり、第2の主たる課題は、排出口部から排出される
流体を簡単に制御することができると共に、穿孔作業終
了後の密封処理も能率良く容易に行なうことができ、し
かも、設備コストの低廉化を図ることのできる既設管穿
孔設備の切屑排出構造を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
特徴構成は、既設管の一部を密封するハウジング又はそ
れに連通する流路構成部材に、ハウジング内に位置する
既設管の管壁に対する穿孔作業に連れて発生した切屑を
流体と共に外部に排出する排出口部を形成してある既設
管穿孔設備の切屑排出構造であって、前記排出口部又は
それに接続されるニップルに、開閉弁を脱着自在に螺合
装着するための第1ネジ部と、該第1ネジ部に螺合装着
された開閉弁内の流路を通して挿入される仮閉止部材を
螺合装着するための第2ネジ部とを形成した点にある。
【0006】上記特徴構成によれば、排出口部又はそれ
に接続されるニップルに形成された第1ネジ部に開閉弁
を螺合装着し、この開閉弁の開閉操作により、ハウジン
グ内に位置する既設管の管壁に対する穿孔装置による穿
孔作業に連れて発生した切屑を既設管から流出する流体
と共に外部に排出することができる。穿孔作業終了時に
は、閉止操作されている開閉弁の外側開口端部に仮閉止
部材を装着し、この仮閉止部材を開き操作された開閉弁
内の流路を通して排出口部側に挿入し、排出口部又はそ
れに接続されるニップルに形成された第2ネジ部に螺合
装着して、排出口部内の流路又はニップル内の流路を仮
閉止(仮密封)したのち、排出口部又はニップルに形成
された第1ネジ部から開閉弁を取り外す。
【0007】従って、排出口部から切屑と共に排出され
る流体を開閉弁で簡単に制御しながらも、穿孔作業終了
時には、不断流状態のまま開閉弁を簡便に取り外すこと
ができ、しかも、排出口部又はニップル内の第2ネジ部
に螺合装着された仮閉止部材で流路を仮閉止し、その状
態で本閉止処理(本密封処理)するから、長期間に亘っ
て確実に密封することができる。特に、排出口部に接続
されるニップルに第1ネジ部及び第2ネジ部が形成され
ている場合には、既存のハウジング又は流路構成部材に
形成されている排出口部に対しても適用することができ
るから、ハウジング又は流路構成部材を改造する必要が
無く、設備コストの低廉化を図ることができる。
【0008】本発明の請求項2による既設管穿孔設備の
切屑排出構造の特徴構成は、前記第1ネジ部に、第2ネ
ジ部に仮閉止部材が螺合装着された状態で開口側流路部
分を密封する本閉止部材が螺合装着可能に構成されてい
るとともに、前記本閉止部材には、仮閉止部材の背面に
突出形成された操作部が排出流路軸線方向から入り込み
可能な凹部が形成されている点にある。
【0009】上記特徴構成によれば、穿孔作業終了時
に、排出口部又はそれに接続されるニップルに形成され
た第2ネジ部に、第1ネジ部に螺合装着された開閉弁内
の流路を通して挿入される仮閉止部材を螺合装着し、更
に、開閉弁が取外された第1ネジ部に本閉止部材を螺合
装着することにより、両閉止部材の簡単な螺合操作で長
期間に亘って確実に密封することができるばかりでな
く、前記本閉止部材に形成された凹部内に仮閉止部材の
背面側の操作部が入り込むから、切屑排出構造の外方へ
の張出し量も減少することができる。
【0010】本発明の請求項3による特徴構成は、既設
管の一部を密封するハウジング又はそれに連通する流路
構成部材に、ハウジング内に位置する既設管の管壁に対
する穿孔作業に連れて発生した切屑を流体と共に外部に
排出する排出口部を形成してある既設管穿孔設備の切屑
排出構造であって、前記排出口部又はそれに接続される
ニップルに、排出口部内の流路に連通する状態で外部に
開口する第1排出流路と、該第1排出流路の途中部分に
交差方向から連通する状態で外部に開口する第2排出流
路とが形成されているとともに、前記第1排出流路に
は、第2排出流路との連通口の下流側流路部分を閉止し
て、流体及び切屑を第1排出流路及び第2排出流路を通
して外部に排出案内する状態と、第2排出流路との連通
口の上流側流路部分を閉止する状態とに変更可能な仮閉
止部材が装着されている点にある。
【0011】上記特徴構成によれば、排出口部又はそれ
に接続されるニップルに形成された第1排出流路と第2
排出流路とのうち、第1排出流路に装着される仮閉止部
材を、第2排出流路との連通口の下流側流路部分を閉止
する状態に配設することにより、前記ハウジング内に位
置する既設管の管壁に対する穿孔装置による穿孔作業に
連れて発生した切屑、及び、既設管から流出する流体
を、第1排出流路及び第2排出流路を通して共に外部に
排出することができる。
【0012】穿孔作業終了時には、第1排出流路内のう
ち、第2排出流路との連通口の下流側流路部分を閉止す
る状態にある仮閉止部材を、第2排出流路との連通口の
上流側流路部分を閉止する位置に変更操作することによ
り、排出口部からの流体の排出が停止される。
【0013】従って、第1排出流路内に装着される仮閉
止部材を位置変更操作するだけで、排出口部から排出さ
れる流体を簡単に制御することができると共に、穿孔作
業終了後の密封処理も能率良く容易に行なうことがで
き、しかも、開閉弁が不要で、設備コストの低廉化を図
ることができる。特に、排出口部に接続されるニップル
に第1排出流路及び第2排出流路が形成されている場合
には、既存のハウジング又は流路構成部材に形成されて
いる排出口部に対しても適用することができるから、ハ
ウジング又は流路構成部材を改造する必要が無く、設備
コストの低廉化を図ることができる。
【0014】本発明の請求項4による既設管穿孔設備の
切屑排出構造の特徴構成は、前記第1排出流路の内周面
に、仮閉止部材と、該仮閉止部材が閉止位置にある状態
で第1排出流路の開口側を密閉する第1本閉止部材とを
螺合装着するための第1ネジ部が形成されているととも
に、前記第2排出流路の内周面には、仮閉止部材が閉止
位置にある状態で第2排出流路を密閉する第2本閉止部
材を螺合装着するための第2ネジ部が形成されている点
にある。
【0015】上記特徴構成によれば、穿孔作業終了時
に、第1排出流路内のうち、第2排出流路との連通口の
下流側流路部分を閉止する状態にある仮閉止部材を、第
2排出流路との連通口の上流側流路部分を閉止する位置
に変更操作したのち、第1排出流路に、それの開口側を
密閉する第1本閉止部材を螺合装着し、更に、第2排出
流路に第2本閉止部材を螺合装着して密閉処理すること
により、各閉止部材の簡単な螺合操作で長期間に亘って
確実に密封することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1〜図8は、
水道管やガス管等の既設管(流体輸送管)1の一部であ
る特定箇所(分岐管接続相当箇所)を密封するハウジン
グA内において、既設管1内に流体を流動させたままの
不断流状態で分岐口1Aを貫通形成して、その分岐口1
Aに他の流体輸送管である分岐管2の端部を水平又は略
水平方向から連通接続する場合に用いられる既設管穿孔
設備、及び、それを用いての流体輸送経路変更方法を示
す。
【0017】前記ハウジングAは、既設管1の管軸芯X
に対して交差(当該実施形態では直交)する水平又は略
水平方向に沿って外方に突出する分岐管部3を一体形成
してある鋳鉄製の分岐ケースから構成されていて、既設
管1の外周面との間を密封(液密又は気密状態に密封)
した状態で外嵌装着(外套装着)されているとともに、
前記分岐ケースAの分岐管部3に密封状態で固定連結さ
れた作業用仕切弁(ハウジングAに連通する流路構成部
材の一例)Bに対して、該作業用仕切弁B内の流路11
a及び分岐管部3内の流路3aを通して既設管1の管壁
に分岐口1Aを切削形成する穿孔装置Cのケーシング7
と、穿孔装置Cの撤去後に連通接続される分岐管2とが
密封状態で選択的に固定連結自在に構成されている。
【0018】前記分岐ケースAは、図1〜図4に示すよ
うに、既設管1に対して管径方向の両側方から外嵌装着
自在な管周方向で複数に分割(当該実施形態では二分
割)された半円筒状の分割ケース体4から構成されてい
て、各分割ケース体4の管周方向両端部には、既設管1
に外嵌された両分割ケース体4を締結手段の一例である
複数本のボルト5で脱着自在に固定連結するための連結
フランジ部4Aが一体形成されているとともに、各分割
ケース体4の内周面の管軸芯X方向両端部に形成された
シール保持溝4Bには、既設管1の外周面との間を密封
する合成ゴム製(例えば、スチレンブタジエンゴム等)
の環状シール材6が装着されている。
【0019】更に、一方の分割ケース体4の管軸芯X方
向中央部で、かつ、管周方向の中央部には、前記分岐管
部3が一体的に突出形成されているとともに、この分岐
管部3の先端に一体形成された連結フランジ部3Aに
は、作業用仕切弁Bの弁ケース11の一端に一体形成さ
れた連結フランジ部11Aが、締結手段の一例である複
数本のボルト5を介して脱着自在に固定連結されてい
る。
【0020】前記穿孔装置Cとしては、従来から種々の
構造のものが存在するが、その一例を挙げると、図1〜
図3に示すように、電動モータやエンジン等の原動部の
駆動により、ケーシング7に支承された回転並びに穿孔
軸線方向に摺動自在な駆動回転軸8に対して駆動回転力
と送り力とを付与し、この駆動回転軸8の先端部の連結
フランジ部8Aに他種のものと付替え自在に連結された
回転切削具の一例であるホールソー9を、作業用仕切弁
B内の流路11aと分岐ケースAの分岐管部3内の流路
3aとを通して水平又は略水平方向から送り込むことに
より、既設管1の管壁に管軸芯Xに対して直交する方向
に貫通する分岐口1Aを切削形成する。
【0021】前記ホールソー9は、切削チップを先端部
に備えた円筒状ボディー9Aの底壁部の中心位置に、切
削チップよりも前方に突出するセンタードリル9Bを設
けて構成されているとともに、前記ケーシング7の先端
部には、弁ケース11の他端に一体形成された連結フラ
ンジ部11Fに対して、締結手段の一例である複数本の
ボルト5・ナット10を介して脱着自在に固定連結され
る連結フランジ部7Aが一体形成されている。
【0022】前記作業用仕切弁Bは、図1〜図5に示す
ように、弁ケース11の上側筒部11Bに一体形成され
た上側連結フランジ部11Cに、弁ケース11内の流路
11aを閉止可能な仕切弁体12の格納空間Sを上側筒
部11Bとで形成する弁カバー13の連結フランジ部1
3Aを、締結手段の一例である複数本のボルト5を介し
て固定連結するとともに、前記弁ケース11内の流路軸
線方向に対して直交する上下方向(径方向)、つまり、
分岐管2の管軸芯X1方向に対して直交する上下方向に
開閉移動操作する開閉操作機構14を設け、更に、前記
弁ケース11内の流路軸線方向中間部には、流路閉止位
置(流路閉止姿勢)に下降操作された仕切弁体12に対
して分岐管軸芯X1方向から接当する弁座11Dを、分
岐管軸芯X1に対して直交する平面に沿って形成して構
成されている。
【0023】前記開閉操作機構14は、図1〜図5に示
すように、弁カバー13に対して縦軸芯周りで回転のみ
自在に取付けられた操作ネジ軸14Aに、仕切弁体12
に形成されたネジ筒体12Aを螺合するとともに、前記
仕切弁体12には、流路閉止位置への移動時に弁ケース
11の内面に設けられたカム部14Bと接当して、弁ケ
ース11の弁座11Dに対して仕切弁体12を分岐管軸
芯X1方向から密封状態にまで圧接させる従動突起部1
4Cを設けて構成されている。
【0024】そして、図3〜図8に示すように、前記弁
ケース11の流路11aを形成する管壁部11Eのう
ち、弁座11D形成箇所又はそれよりも上流側近傍の底
部相当箇所には、流路閉止位置にある仕切弁体12の外
周面との間にそれよりも上流側の流路11a部分に連通
する溜り部15が形成され、この溜り部15には、既設
管1に対する穿孔装置Cによる穿孔作業に伴って発生し
た切屑を既設管1から流出する流体と共に外部に排出可
能な円筒状の排出口部16が、径方向外方に突出する状
態で管壁部11Eの接線方向に沿って一体的に連通形成
されている。
【0025】前記排出口部16の内周面には、図6〜図
8に示すように、ニップル17の外周面の一端部に形成
された雄ネジ部17a又は他の作業用開閉弁18の一端
側接続部に形成された雄ネジ部18bと選択的に螺合接
続可能な雌ネジ部16aが形成されている。
【0026】前記ニップル17の内周面の他端部側に
は、図6〜図8に示すように、作業用開閉弁18の一端
側雄ネジ部18bと、後述の第2ネジ部17cに仮止水
用としての仮閉止用(仮密封用)プラグ(仮閉止部材の
一例)20が螺合装着された状態で開口側流路部分を密
閉する本閉止用(主密封用)プラグ(本閉止部材の一
例)19とを択一的に脱着自在に螺合装着するための第
1ネジ部17bと、ニップル17内の流路を密封するべ
く、第1ネジ部17bに螺合接続された開閉弁18内の
流路18aを通して排出口部16側に挿入される仮閉止
用プラグ20を脱着自在に螺合装着するための第2ネジ
部17cとが形成されているとともに、前記作業用開閉
弁18の他端側接続部には、切屑を流体と共に排出する
切屑排出ホース21の接続金具22と、仮閉止用プラグ
20を装着するためのプラグ装着治具Dの接続ケース2
3とを選択的に脱着自在に螺合装着するためのネジ部1
8cが形成されている。
【0027】また、前記本閉止用プラグ19には、仮閉
止用プラグ20の背面に突出形成された操作部20aが
排出流路軸線方向から入り込み可能な凹部19aが形成
されている。
【0028】前記プラグ装着治具Dは、図7に示すよう
に、仮閉止用プラグ20を収納可能な接続ケース23
と、接続ケース23内に収納された仮閉止用プラグ20
を螺合操作するための回転操作具の一例であるボックス
レンチ24と、接続ケース23に接続される開閉弁25
を備えた排出ホース26とから構成されているととも
に、前記ボックスレンチ24が、接続ケース23に対し
て外部から回転並びに押引操作自在に取付けられてい
る。
【0029】次に、上述の如く構成された既設管穿孔設
備を用いての流体輸送経路変更方法について説明する。 (イ)図1、図2に示すように、既設管1の分岐管接続
相当箇所に、分岐管部3を一体形成してある分岐ケース
Aを、既設管1の外周面との間を密封した状態で外嵌装
着するとともに、前記分岐ケースAの分岐管部3の連結
フランジ部3Aに、作業用仕切弁Bの一方の連結フラン
ジ部11Aを密封状態で固定連結し、更に、作業用仕切
弁Bの他方の連結フランジ部11Fに、作業用仕切弁B
内の流路11a及び分岐管部3内の流路3aを通して既
設管1の管壁に分岐口1Aを切削形成する穿孔装置Cの
連結フランジ部7Aを密封状態で固定連結する。
【0030】また、図5、図6に示すように、前記弁ケ
ース11の排出口部16のネジ部16aに密封状態で螺
合接続されたニップル17の第1ネジ部17bに、作業
用開閉弁18の雄ネジ部18bを密封状態で螺合装着す
るとともに、この作業用開閉弁18のネジ部18cに、
切屑排出ホース20の接続金具21を密封状態で螺合接
続する。
【0031】(ロ)図3に示すように、前記作業用仕切
弁Bの開閉操作機構14を操作して、流路閉止位置にあ
る仕切弁体12を流路開放位置に開き作動させるととも
に、穿孔装置Cによる穿孔作業に伴って発生した切屑及
び既設管1から流出する流体を共に外部の所定箇所に排
出することができるように、作業用開閉弁18の操作レ
バー18Aを開き操作する。しかる後、穿孔装置Cの原
動部を駆動して、駆動回転軸8に駆動回転力と送り力と
を付与し、この駆動回転軸8の連結フランジ部8Aに連
結された回転切削具の一例であるホールソー9を、作業
用仕切弁B内の流路11a及び分岐管部3内の流路3a
を通して水平又は略水平方向から送り込むことにより、
既設管1の管壁に管径方向から分岐口1Aを切削形成す
る。
【0032】この穿孔作業時には、図6に示すように、
管壁に切削形成された開口から流出して、分岐管部3内
の流路3aを通して作業用仕切弁B内の流路11aにま
で流入してきた流体、及び、この流体によって押し流さ
れる切屑を、弁ケース11の管壁部11Eのうち、弁座
11D形成箇所又はそれよりも上流側近傍の底部相当箇
所に形成した溜り部15、該溜り部15に接線方向から
連通する排出口部16、該排出口部16にニップル17
を介して連通接続された作業用開閉弁18、該作業用開
閉弁18に螺合接続された切屑排出ホース21を通して
外部の所定箇所に一緒に排出することができるから、切
屑が弁ケース11内の弁座11D形成相当箇所に堆積す
ることを抑制することができる。
【0033】(ハ)既設管1に対する穿孔工程が終了す
ると、穿孔装置Aの原動部を逆転駆動するか、若しく
は、手動ハンドルを操作して、ホールソー9を初期の待
機位置にまで戻し移動させたのち、図5に示すように、
作業用仕切弁Bの開閉操作機構14を操作して、流路開
放位置にある仕切弁体12を流路閉止位置に閉じ作動さ
せる。
【0034】また、穿孔装置Cのホールソー9を仕切弁
体12よりも下流側の待機位置にまで戻し移動させると
き、このホールソー9の戻し移動に連れて切屑の一部が
弁ケース11内の流路11aにまで運び込まれても、こ
の切屑を、弁座11D形成箇所よりも上流側近傍の底部
相当箇所に形成した溜り部15内に沈殿させることがで
きるとともに、作業用開閉弁18の操作レバー18Aが
開き操作されている状態では、溜り部15内に収集した
切屑を、排出口部16を通して流体と共に外部に排出す
ることができるから、切屑が弁ケース11内の弁座11
D形成相当箇所に堆積することに起因する仕切弁体12
のシール性能の低下(閉じ不良による漏洩)を防止する
ことができる。
【0035】(ニ)図7に示すように、穿孔作業に伴っ
て発生した切屑の排出工程が終了すると、作業用開閉弁
18の操作レバー18Aを閉じ操作し、この作業用開閉
弁18のネジ部18cから切屑排出ホース21の接続金
具22を取り外し、その後に、仮閉止用プラグ20を収
納してある装着治具Dの接続ケース23を螺合装着す
る。
【0036】次に、作業用開閉弁18の操作レバー18
Aを開き操作し、装着治具Dのボックスレンチ24を押
込み操作するとともに、仮閉止用プラグ20がニップル
17の第2ネジ部17cの端部に接当した時点でボック
スレンチ24を締込み側に回転操作し、仮閉止用プラグ
20をニップル17の第2ネジ部17cに螺合装着す
る。
【0037】この仮閉止用プラグ20の装着工程が終了
すると、図8に示すように、ニップル17の第1ネジ部
17bから作業用開閉弁18を取り外し、その後に本閉
止用プラグ19を螺合装着する。
【0038】(ホ)図3、図4に示すように、前記穿孔
装置Cによる穿孔作業終了後に、作業用仕切弁Bの他方
の連結フランジ部11Fから穿孔装置Cの連結フランジ
部7Aを取り外したのち、作業用仕切弁Bの他方の連結
フランジ部11Fに、分岐管2の連結フランジ部2A
を、締結手段の一例であるボルト5・ナット10を介し
て着脱自在に密封状態で固定連結する。
【0039】〔第2実施形態〕上述の第1実施形態で
は、前記排出口部16に接続されるニップル17に、開
閉弁18を脱着自在に螺合装着するための第1ネジ部1
7bと、該第1ネジ部17bに螺合装着された開閉弁1
8内の流路18aを通して挿入される仮閉止用プラグ2
0を螺合装着するための第2ネジ部17cとを形成した
が、図9に示すように、前記排出口部16に、開閉弁1
8を脱着自在に螺合装着するための第1ネジ部16b
と、排出口部16内の流路を密閉するべく、第1ネジ部
16bに螺合装着された開閉弁18内の流路18aを通
して挿入される仮閉止用プラグ20を螺合装着するため
の第2ネジ部16cとを形成して実施してもよい。尚、
ニップル17以外の構成は、第1実施形態で説明した構
成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形
態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
【0040】〔第3実施形態〕図10〜図12は作業用
仕切弁Bの切屑排出構造の別実施形態を示し、前記排出
口部16の内周面には、ニップル30の外周面の一端部
に形成された雄ネジ部30aと螺合接続可能な雌ネジ部
16aが形成されているとともに、前記ニップル30に
は、弁ケース11内の流路11aに対して接線方向から
連通する状態で外部に開口する第1排出流路31と、該
第1排出流路31の途中部分に直交方向(交差方向の一
例)から連通する状態で下方(連通方向は任意の方向に
設定することが可能)に向かって外部に開口する第2排
出流路32とが形成されている。
【0041】前記第1排出流路31の内周壁に形成した
第1ネジ部30bには、第2排出流路32との連通口3
3よりも下流側流路部分を閉止(密閉)して、弁ケース
11内の流体及び切屑を第1排出流路31及び第2排出
流路32を通して外部に排出案内する状態と、第2排出
流路32との連通口33よりも上流側流路部分を閉止
(密閉)する仮閉止状態(仮密封状態)とに取付け位置
変更操作自在な金属製の仮閉止用(仮密封用)プラグ
(仮閉止部材の一例)34が脱着自在に螺合されてい
る。
【0042】また、前記第1排出流路31の第1ネジ部
30bのうち、仮閉止位置にある仮閉止用プラグ34よ
りも下流側流路部分には、第1排出流路31を本閉止処
理(本密封処理)する第1本閉止用プラグ(第1本閉止
部材の一例)35が螺合装着可能に構成されているとも
に、前記第2排出流路32の内周壁に形成された第2ネ
ジ部30cには、切屑を流体と共に排出する切屑排出ホ
ース21の接続金具22と、第2排出流路32を本閉止
処理(本密封処理)する第2本閉止用プラグ(第2本閉
止部材の一例)36とが選択的に螺合装着可能に構成さ
れている。
【0043】更に、前記仮閉止用プラグ34には、該プ
ラグ34を仮閉止位置にまで螺合操作したとき、第1排
出流路31の内周壁に形成した円環状の受け座30dに
圧接される円環状の弾性シール材37が装着されてい
る。
【0044】また、図12に示すように、前記第1本閉
止用プラグ35には、仮閉止用プラグ34の背面に突出
形成された操作部34aが排出流路軸線方向から入り込
み可能な凹部35aが形成されている。
【0045】そして、穿孔作業時には、図10に示すよ
うに、第1排出流路31に螺合装着される仮閉止用プラ
グ34を、第2排出流路32との連通口33よりも下流
側流路部分を閉止する流体排出案内位置に配置するとと
もに、第2排出流路32の第2ネジ部30cに切屑排出
ホース21の接続金具22を螺合接続し、穿孔作業に伴
って発生した切屑を既設管1から流出する流体と共に第
1排出流路31、第2排出流路32及び切屑排出ホース
21を通して外部に排出する。
【0046】また、穿孔作業が終了すると、図11に示
すように、第1排出流路31のうち、第2排出流路32
の連通口33よりも下流側流路部分に配置されていた仮
閉止用プラグ34をそのまま奥側に螺合操作して、第2
排出流路32の連通口33よりも上流側の仮閉止位置に
移動させることにより、該プラグ34をもって第1排出
流路31を仮閉止処理し、その後、図12に示すように
第2排出流路32から切屑排出ホース21の接続金具2
2を取外したのち、第1排出流路31の開口側及び第2
排出流路32の開口側に対してそれぞれ本閉止用プラグ
35,36を螺合装着することにより本閉止処理(本密
封処理)を行なう。
【0047】尚、その他の構成は、第1実施形態で説明
した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1
実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略す
る。
【0048】〔第4実施形態〕上述の第3実施形態で
は、前記排出口部16に連通接続されるニップル30
に、第1排出流路31と第2排出流路32とを形成した
が、図13、図14に示すように、前記排出口部16
に、該排出口部16内の流路に連通する状態で外部に開
口する第1排出流路31と、該第1排出流路31の途中
部分に交差方向から連通する状態で外部に開口する第2
排出流路32とを形成するとともに、前記第1排出流路
31に、第2排出流路32との連通口33の下流側流路
部分を閉止して、流体及び切屑を第1排出流路31及び
第2排出流路32を通して外部に排出案内する状態と、
第2排出流路32との連通口33の上流側流路部分を閉
止する状態とに変更可能な仮閉止用プラグ34を装着し
て実施してもよい。
【0049】また、当該第4実施形態では、上述した第
3実施形態と同様に、前記第1排出流路31の内周面
に、仮閉止用プラグ34と、該仮閉止用プラグ34が閉
止位置にある状態で第1排出流路31の開口側を閉止可
能な第1本閉止用プラグ35とを螺合装着するための第
1ネジ部16bが形成されているとともに、前記第2排
出流路32の内周面には、仮閉止用プラグ34が閉止位
置にある状態で第2排出流路32を閉止可能な第2本閉
止用プラグ36を螺合装着するための第2ネジ部16c
が形成されている。
【0050】尚、その他の構成は、第1実施形態及び第
3実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構
成箇所には、第1実施形態及び第3実施形態と同一の番
号を付記してそれの説明は省略する。
【0051】〔第5実施形態〕図15は、上述した第4
実施形態の切屑排出構造の改造を示し、前記第1排出流
路31の内周壁に形成した円環状の受け座16dを、弁
ケース11内の流路11a側ほど小径となるテーパー面
に形成するとともに、合成樹脂製の仮閉止用プラグ34
には、該プラグ34を仮閉止位置にまで螺合操作したと
き、第1排出流路31のテーパー状受け座16dに密封
状態で圧接されるテーパー面34bが形成されている。
【0052】尚、その他の構成は、第4実施形態で説明
した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第4
実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略す
る。
【0053】〔第6実施形態〕図16、図17は、水道
管やガス管等の既設管(流体輸送管)1の一部である特
定箇所を密封するハウジングA内において、既設管1内
に流体を流動させたままの不断流状態で、止水用弁体4
1を管径方向外方から挿入するための弁挿入口40を形
成したのち、この形成された弁挿入口40を通して管径
方向外方から止水用弁体41を挿入する場合に用いられ
る既設管穿孔設備を備えた弁装着装置を示し、既設管1
のうち、弁挿入口形成相当箇所を除く部位の所要箇所
に、該既設管1の外周面との間を密封した状態でガイド
サポート部Eを外套(外装又は外嵌)固定し、このガイ
ドサポート部Eに、既設管1の弁挿入口形成相当箇所の
外周面側に密封された作業空間S1を区画形成するハウ
ジングAを、既設管1の管軸芯X周りで回動自在に嵌合
(外嵌)保持させるとともに、前記ハウジングAには、
該ハウジングAの管軸芯X周りでの回動に連れて既設管
1の管壁に管周方向(円周方向)に沿った弁挿入口40
を切削形成する穿孔装置Cと、切削形成された弁挿入口
40を通して止水用弁体41を管径方向外方から挿入移
動させる弁操作手段Fとを設けてある。
【0054】前記ガイドサポート部Eは、既設管1の弁
挿入口形成相当箇所の管軸芯X方向両側脇に外套状態で
固定される一対のサポート体E1,E2から構成され、
サポート体E1,E2の各々は、既設管1に対して管径
方向の両側方から外套装着自在な管周方向で二分割さ
れ、かつ、ボルト・ナット等を介して固定連結可能な半
円筒状の分割サポート体から構成されているとともに、
前記各サポート体E1,E2の外周面には、ハウジング
Aを既設管1の管軸芯X周りで回動自在に摺動案内する
回動ガイド面42が形成されている。
【0055】前記ハウジングAは、既設管1に取付けら
れた両サポート体E1,E2の回動ガイド面42に対し
て管径方向の一側方から外套装着可能な半円筒状の第1
カバー44と、既設管1に取付けられた両サポート体E
1,E2の回動ガイド面42に対して管径方向の他側方
から外套装着可能で、かつ、止水用弁体41を管径方向
に沿って移動案内する弁ガイド筒体45Aを備えた第2
カバー45と、第2カバー45の上側連結フランジ部4
5aにボルト・ナットを介して連結可能な連結フランジ
部46aを備え、かつ、弁ガイド筒体45A内の弁格納
空間S2に連通する弁操作用空間S3を形成してある第
3カバー46とから構成されている。
【0056】また、前記第2カバー45の同一円周線上
の二個所には、穿孔装置Cの回転切削具の一例であるエ
ンドミル47や内視鏡等を選択的に取付け可能な取付け
部48が形成されているとともに、前記第1カバー44
の底壁部には、穿孔装置Cのエンドミル47による穿孔
作業に伴って発生した切屑を既設管1から流出する流体
と共に外部に排出可能な円筒状の排出口部16が、径方
向外方に突出する状態で接線方向に沿って一体的に連通
形成されている。
【0057】前記排出口部16の内周面には、第3実施
形態と同様に、ニップル30の外周面の一端部に形成さ
れた雄ネジ部30aと螺合接続可能な雌ネジ部16aが
形成されているとともに、前記ニップル30には、作業
空間S1に対して接線方向から連通する状態で外部に開
口する第1排出流路31と、該第1排出流路31の途中
部分に直交方向(交差方向の一例)から連通する状態で
下方(連通方向は任意の方向に設定することが可能)に
向かって外部に開口する第2排出流路32とが形成され
ている。
【0058】前記第1排出流路31の内周壁に形成した
第1ネジ部30bには、第2排出流路32との連通口3
3よりも下流側流路部分を閉止して、弁ケース11内の
流体及び切屑を第1排出流路31及び第2排出流路32
を通して外部に排出案内する状態と、第2排出流路32
との連通口33よりも上流側流路部分を閉止する仮閉止
状態とに取付け位置変更操作自在な金属製の仮閉止用
(仮密封用)プラグ(仮閉止部材の一例)34が脱着自
在に螺合されている。
【0059】また、前記第1排出流路31の第1ネジ部
30bのうち、閉止位置にある仮閉止用プラグ34より
も下流側流路部分には、第3実施形態と同様に、第1排
出流路31を本閉止処理(本密封処理)する第1本閉止
用プラグ(第1本閉止部材の一例)35が螺合装着可能
に構成されているともに、前記第2排出流路32の内周
壁に形成された第2ネジ部30cには、切屑を流体と共
に排出する切屑排出ホース21の接続金具22と、第2
排出流路32を本閉止処理(本密封処理)する第2本閉
止用プラグ(第2本閉止部材の一例)36とが択一的に
螺合装着可能に構成されている。
【0060】尚、当該第6実施形態では、前記第1カバ
ー44の底壁部に、穿孔装置Cのエンドミル47による
穿孔作業に伴って発生した切屑を既設管1から流出する
流体と共に外部に排出可能な円筒状の排出口部16を形
成したが、この排出口部16を、第2カバー45の取付
け部48に形成して実施してもよい。
【0061】〔その他の実施形態〕 (1) 上述の第1〜第5実施形態では、作業用仕切弁
Bの弁ケース11の弁座形成箇所又はそれよりも上流側
近傍の底部相当箇所に、流路閉止位置にある仕切弁体1
2よりも上流側の流路11a部分に連通する溜り部15
と、この溜り部15内の切屑を流体と共に外部に排出可
能な排出口部16とを形成したが、この溜り部15と排
出口部16とを、弁ケース11の弁座形成相当箇所又は
それよりも下流側に偏位した部位の少なくとも底部相当
箇所に形成して実施してもよく、更に、前記排出口部1
6のみを、弁ケース11の少なくとも底部相当箇所に形
成して実施してもよい。
【0062】(2) 前記穿孔装置Cとしては、従来か
ら種々のものが開発されており、ハウジングA内に位置
する既設管1の管壁に所定の穿孔作業を行なうことので
きるものであれば、如何なる構造のものを用いて実施し
てもよい。
【0063】(3) 上述の第1実施形態では、前記ニ
ップル17の内周面に、図8に示すように、仮止水用と
しての仮閉止用プラグ(仮閉止部材の一例)20が螺合
装着される小径の第2ネジ部17cと、この第2ネジ部
17cに仮閉止用プラグ20が螺合装着された状態で開
口側流路部分を閉止する本閉止用プラグ(本閉止部材の
一例)19を螺合装着するための大径の第1ネジ部17
bとを形成したが、図18の第7実施形態に示すよう
に、前記ニップル17の内周面に、該ニップル17内の
流路を密閉する仮閉止用プラグ(仮閉止部材の一例)2
0が螺合装着される第2ネジ部17cを形成するととも
に、ニップル17の外周面に、第2ネジ部17cに仮閉
止用プラグ20が螺合装着された状態で開口側流路部分
を密閉する本閉止用キャップ(本閉止部材の一例)19
を螺合装着するための第1ネジ部17bを形成して実施
してもよい。尚、この第7実施形態におけるその他の構
成は、上述の第1実施形態と同一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す穿孔作業前の全体
の一部断面側面図
【図2】穿孔作業前の全体の一部断面平面図
【図3】穿孔作業時の全体の一部断面側面図
【図4】分岐管接続時の全体の一部断面側面図
【図5】作業用仕切弁の一部断面正面図
【図6】切屑排出時における作業用仕切弁の要部の拡大
断面正面図
【図7】仮閉止用プラグの装着時における作業用仕切弁
の要部の拡大断面正面図
【図8】本閉止用プラグの装着時における作業用仕切弁
の要部の拡大断面正面図
【図9】本発明の第2実施形態を示す作業用仕切弁の要
部の拡大断面正面図
【図10】本発明の第3実施形態を示し、切屑排出時に
おける作業用仕切弁の要部の拡大断面正面図
【図11】仮閉止用プラグの装着時における作業用仕切
弁の要部の拡大断面正面図
【図12】本閉止用プラグの装着時における作業用仕切
弁の要部の拡大断面正面図
【図13】本発明の第4実施形態を示し、作業用仕切弁
の要部の分解拡大断面正面図
【図14】本閉止用プラグの装着時における作業用仕切
弁の要部の拡大断面正面図
【図15】本発明の第5実施形態を示す作業用仕切弁の
要部の拡大断面正面図
【図16】本発明の第6実施形態を示す弁装着装置全体
の断面正面図
【図17】全体の断面側面図
【図18】本発明の第7実施形態を示す作業用仕切弁の
要部の拡大断面正面図
【符号の説明】
A ハウジング(分岐ケース) B 流路構成部材(作業用仕切弁) 1 既設管 16 排出口部 16b 第1ネジ部 16c 第2ネジ部 17 ニップル 17b 第1ネジ部 17c 第2ネジ部 18 開閉弁 19 本閉止部材(本閉止用プラグ) 19a 凹部 20 仮閉止部材(仮閉止用プラグ) 20a 操作部 30 ニップル 30b 第1ネジ部 30c 第2ネジ部 31 第1排出流路 32 第2排出流路 33 連通孔 34 仮閉止部材(仮閉止用プラグ) 34a 操作部 35 第1本閉止部材(第1本閉止用プラグ) 35a 凹部 36 第2本閉止部材(第2本閉止用プラグ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設管の一部を密封するハウジング又は
    それに連通する流路構成部材に、ハウジング内に位置す
    る既設管の管壁に対する穿孔作業に連れて発生した切屑
    を流体と共に外部に排出する排出口部を形成してある既
    設管穿孔設備の切屑排出構造であって、 前記排出口部又はそれに接続されるニップルに、開閉弁
    を脱着自在に螺合装着するための第1ネジ部と、該第1
    ネジ部に螺合装着された開閉弁内の流路を通して挿入さ
    れる仮閉止部材を螺合装着するための第2ネジ部とを形
    成してある既設管穿孔設備の切屑排出構造。
  2. 【請求項2】 前記第1ネジ部には、第2ネジ部に仮閉
    止部材が螺合装着された状態で開口側流路部分を密封す
    る本閉止部材が装着可能に構成されているとともに、前
    記本閉止部材には、仮閉止部材の背面に突出形成された
    操作部が排出流路軸線方向から入り込み可能な凹部が形
    成されている請求項1記載の既設管穿孔設備の切屑排出
    構造。
  3. 【請求項3】 既設管の一部を密封するハウジング又は
    それに連通する流路構成部材に、ハウジング内に位置す
    る既設管の管壁に対する穿孔作業に連れて発生した切屑
    を流体と共に外部に排出する排出口部を形成してある既
    設管穿孔設備の切屑排出構造であって、 前記排出口部又はそれに接続されるニップルに、排出口
    部内の流路に連通する状態で外部に開口する第1排出流
    路と、該第1排出流路の途中部分に交差方向から連通す
    る状態で外部に開口する第2排出流路とが形成されてい
    るとともに、前記第1排出流路には、第2排出流路との
    連通口の下流側流路部分を閉止して、流体及び切屑を第
    1排出流路及び第2排出流路を通して外部に排出案内す
    る状態と、第2排出流路との連通口の上流側流路部分を
    閉止する状態とに変更可能な仮閉止部材が装着されてい
    る既設管穿孔設備の切屑排出構造。
  4. 【請求項4】 前記第1排出流路の内周面には、仮閉止
    部材と、該仮閉止部材が閉止位置にある状態で第1排出
    流路の開口側を密閉する第1本閉止部材とを螺合装着す
    るための第1ネジ部が形成されているとともに、前記第
    2排出流路の内周面には、仮閉止部材が閉止位置にある
    状態で第2排出流路を密閉する第2本閉止部材を螺合装
    着するための第2ネジ部が形成されている請求項3記載
    の既設管穿孔設備の切屑排出構造。
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