JP2001338100A - 評価装置及び評価方法並びに評価用ソフトウェアを記録した記録媒体 - Google Patents

評価装置及び評価方法並びに評価用ソフトウェアを記録した記録媒体

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JP2001338100A
JP2001338100A JP2000156438A JP2000156438A JP2001338100A JP 2001338100 A JP2001338100 A JP 2001338100A JP 2000156438 A JP2000156438 A JP 2000156438A JP 2000156438 A JP2000156438 A JP 2000156438A JP 2001338100 A JP2001338100 A JP 2001338100A
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Tomonaga Tejima
友長 手嶋
Midori Ono
みどり 大野
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Ec Watchcom kk
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EC WATCH COM KK
Ec Watchcom kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 評価者等の属性に応じた高精度の評価データ
を収集し、提供することができる属性に応じた評価装置
を提供する。 【解決手段】 所定のアンケートを実施し、評価者や利
用者の属性に応じた評価データを得るために、上記のア
ンケート結果に基づいて高精度な属性判別を行い、評価
の信頼性の向上を目的として、質の悪い評価を排除した
り、評価対象における改善意欲の向上を目的として、評
価対象に対して、得られた評価を通知すると共に、評価
対象からの応答を得、評価者の評価意欲を向上させるた
めに、表彰や格付けを行い、さらに、使い勝手を良くす
るために、ユーザーインターフェースを充実させ、評価
の公序良俗を保つために、汚い言葉等をキーワードで検
索して処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットサ
イトの仮想店舗、観光地、各地住環境、商品、レストラ
ン等の種々の評価対象についてのインターネットを用い
た評価の技術の改良に関するもので、特に、評価を行っ
た者、評価自体、評価対象の利用者等の属性に応じて高
精度の評価データを収集し、提供することができるよう
に改良を施した評価装置及び評価方法並びに評価用ソフ
トウェアを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人々は、複数の店、商品、株(会社)、
音楽、仕組等の中から選択して利用するに当たり、費用
対効果のもっともよいものを選択したいと願う。その選
択の重要な判断材料となるのが、世間の一般的評価であ
る。そこで、近年、これらの評価対象について、インタ
ーネットを活用して、容易に評価を収集することができ
る「商品評価サイト:http://www.epinions.com/」等が
出現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一つの評価
対象に対して、良いか悪いかを全員で評価するのは論理
的に無理がある。例えば、日本酒の嫌いな人に、この日
本酒がどのレベルにあるかを評価してもらうのは困難で
あり、適切な評価を得ることはできない。また、あるR
PG(登録商標)のゲームを初めてプレイして評価した
人と、多くのRPGをプレイして評価した人では、その
評価結果はまったく異なるものとなるであろうし、服装
の評価についても、その採点基準を見た目だけにおく人
と、見た目と機能との複合要素におく人により、また性
別によりまったく異なるものとなる。さらに、商品の購
入動機にしても、“誰々のために買った”とか、“季節
にマッチしないが安いので買った”といった、購入者の
購入状況(5W1H)に応じて、その評価は著しく異な
るものとなる。
【0004】このように、ある評価対象に対する評価
は、評価する人(以下、評価者という)の性別、年齢等
のいわゆる属性によって異なるものとなるが、従来の商
品評価サイトは、評価者の属性の違いを考慮したもので
はないため、充分な商品評価のリコメンドができなかっ
た。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
評価を行った者、評価自体、評価対象の利用者等の属性
に応じた高精度の評価データを収集し、提供することが
できる評価装置及び評価方法並びに評価用ソフトウェア
を記録した記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、コンピュータネットワー
クを通じて1つまたは複数の評価対象に対してなされた
評価を収集すると共に、収集された評価を利用者に公開
する評価装置であって、利用者の属性を収集する属性収
集部と、利用者が、ある評価対象に対して評価を入力す
る際に起動される評価受付部と、前記属性収集部による
収集データに基づいて利用者の属性を分類し、その属性
に応じた評価を受け付け、これらの評価を利用者の指示
に従って表示する属性評価部とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0007】請求項121に記載の発明は、請求項1に
記載の発明を方法の観点から捉えたものであって、コン
ピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価対
象に対してなされた評価を収集すると共に、収集された
評価を利用者に公開する評価方法であって、利用者の属
性を収集する属性収集ステップと、利用者が、ある評価
対象に対して評価を入力する際に起動される評価受付ス
テップと、前記属性収集ステップによる収集データに基
づいて利用者の属性を分類し、その属性に応じた評価を
受け付け、これらの評価を利用者の指示に従って表示す
る属性評価ステップとを有することを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項131に記載の発明は、請求項1ま
たは請求項121に記載の発明を実行するためのソフト
ウェアを記録した記録媒体という観点から捉えたもので
あって、コンピュータを用いて、1つまたは複数の評価
対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集され
た評価を利用者に公開する評価用ソフトウェアを記録し
た記録媒体であって、そのソフトウェアは、前記コンピ
ュータに、利用者の属性を収集させ、利用者がある評価
対象に対して評価を入力しようとする際に、その評価を
受付させ、収集させた属性に関するデータに基づいて利
用者の属性を分類させ、その属性に応じた評価を受け付
けさせ、これらの評価を利用者の指示に従って表示させ
ることを特徴とするものである。
【0009】上記のような構成を有する請求項1,請求
項121あるいは請求項131に記載の発明によれば、
利用者の属性を正確に把握するために、属性収集部によ
って利用者の属性を収集し、このデータに基づいて利用
者の属性を分類し、その属性に応じた評価を受け付け、
これらの評価を利用者の指示に従って表示することによ
り、正確な評価を得ることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の評価装置において、前記属性収集部が、所定のアンケ
ートを、コンピュータネットワークを介しての、書き込
み、電子メール、電話による番号指定、あるいはFAX
の少なくともいずれかによって実施するアンケート部で
あることを特徴とするものである。上記のような構成を
有する請求項2に記載の発明によれば、コンピュータネ
ットワークを介しての、書き込み、電子メール、電話に
よる番号指定、あるいはFAXを用いて、所定のアンケ
ートを適宜実施することにより、利用者の属性の判断精
度をあげることができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の評価装置において、前記アンケート部により実施され
るアンケートの内、利用者の固定的特性に関するアンケ
ートはコンピュータネットワーク上で行い、その他の詳
細項目に関するアンケートは他の通信手段を用いて行う
ように構成されていることを特徴とするものである。上
記のような構成を有する請求項3に記載の発明によれ
ば、変わらない個人の固定的特性を、アンケートと行う
たびに何度も書く手間を省くことができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の評価装置において、前記アンケート部により実施され
るアンケートの内、状況の変化によって変動する変動的
特性に関するアンケートは、逐次実施するように構成さ
れていることを特徴とするものである。上記のような構
成を有する請求項4に記載の発明によれば、季節や日時
が変わると変化する個人の属性ごとの評価が可能とな
る。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の評価装置において、前記アンケート部により実施され
るアンケートが、ある評価対象の購入後、所定期間を経
過した後に実施されることを特徴とするものである。上
記のような構成を有する請求項5に記載の発明によれ
ば、商品が利用者の手元に届いてからの商品の使用情報
が得られる。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項2に記載
の評価装置において、前記アンケート部により実施され
るアンケート結果を自動集計するように構成したことを
特徴とするものである。上記のような構成を有する請求
項6に記載の発明によれば、アンケート結果を自動集計
することができるので、サイト管理者の工数の低減が可
能となる。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項2に記載
の評価装置において、前記アンケートの一部を、電話、
FAX、電子メールの少なくとも1つによって行うこと
を特徴とするものである。上記のような構成を有する請
求項7に記載の発明によれば、どの家庭にもある電話、
FAX、電子メールの少なくとも1つを用いてアンケー
トを実施することができ、電話を用いた場合には、回答
が「はい」「いいえ」の音声でなされるので、その認識
が容易になる。また、FAXを用いた場合には、電話と
比べて、アンケート記入者がよく考えて記入することが
できる。さらに、電子メールを用いた場合には、電話料
金が課金されない状態で、暇な時にゆっくりとアンケー
トに答えることができる。
【0016】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の評価装置において、前記電話によるアンケートが、番
号の指定によってアンケートに回答できるように構成さ
れていることを特徴とするものである。上記のような構
成を有する請求項8に記載の発明によれば、アンケート
に対する回答が番号の指定によってなされるので、確実
に答えが分かる。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項1に記載
の評価装置において、前記属性収集部が、Webマスタ
による手入力により利用者の属性を収集するものである
ことを特徴とする。上記のような構成を有する請求項9
に記載の発明によれば、電話で受け付けて、その結果を
Webマスタが手入力でサーバーに入力するため、利用
者がアンケートに記入する必要がない。
【0018】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、前記属性収集部が、各アンケー
ト項目について、各属性ごとに所定の点数を割り付け
し、各属性ごとの所定関数の演算値が所定値以上の場合
に、そのアンケート実施者をその属性に属すると判断す
るものであることを特徴とする。上記のような構成を有
する請求項10に記載の発明によれば、アンケート実施
者の属性を〜系等に分類することが容易になる。
【0019】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の評価装置において、前記演算値が所定値以上の評
価者のみの評価を表示することを特徴とするものであ
る。上記のような構成を有する請求項11に記載の発明
によれば、利用者が自分と属性の合致する人を抽出する
ことが容易になり、その特定属性の人の評価を見ること
が容易になる。
【0020】請求項12に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、前記評価受付部が、同じ人の繰
り返し評価を禁止するように構成されていることを特徴
とするものである。上記のような構成を有する請求項1
2に記載の発明によれば、評価の一般化を図ることがで
き、単なるポイント稼ぎの評価者やいわゆる“さくら”
を排除することができる。
【0021】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載の評価装置において、前記同じ人の繰り返し評価の
禁止は、その繰り返し評価が所定回数以上である場合に
行われることを特徴とするものである。上記のような構
成を有する請求項13に記載の発明によれば、通常2〜
3回は行われる評価情報についての追加書き込みを、誤
って排除することを防止できる。
【0022】請求項14に記載の発明は、請求項12に
記載の評価装置において、前記同じ人の繰り返し評価の
禁止は、所定期間行われることを特徴とするものであ
る。上記のような構成を有する請求項14に記載の発明
によれば、同一人による繰り返し評価の監視を、長期間
にわたって行うことのリスクを回避することができる。
【0023】請求項15に記載の発明は、請求項12に
記載の評価装置において、前記同じ人の繰り返し評価の
禁止は、同じ人が内容の追加・修正を行う場合を除いて
行われることを特徴とするものである。上記のような構
成を有する請求項15に記載の発明によれば、善意の評
価者がその評価内容の追加・修正を行う行為を、誤って
排除することを防止することができる。
【0024】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載の評価装置において、前記同じ人が行う内容の追加
・修正は、所定回数に限定されていることを特徴とする
ものである。上記のような構成を有する請求項16に記
載の発明によれば、評価内容の追加・修正を無制限に認
めることにより、その後の処理が煩雑となるのを防止す
ることができる。
【0025】請求項17に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、前記評価受付部が、同一評価対
象に対する一定時間間隔の評価の書き込みが所定頻度以
上の場合に、その評価を掲載しないように構成されてい
ることを特徴とするものである。上記のような構成を有
する請求項17に記載の発明によれば、例えば、ある店
が客を呼び込むために実際と異なるにせ情報を異なる電
話やサイト等から流す場合、どうしても一定間隔ごとの
評価の入力をしがちであることから、このような不正な
評価の入力を防止することができる。
【0026】請求項18に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、各評価対象に対する評価の表示
は、それぞれの評価対象について、その評価が所定数以
上集まった場合にのみ表示するように構成されているこ
とを特徴とする。上記のような構成を有する請求項18
に記載の発明によれば、初期の頃のごく少数の評価によ
って、事実と異なる評価となることを防止することがで
きる。また、評価対象自体(例えば、店長)による情報
操作を防止することができる。
【0027】請求項19に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、前記評価受付部が、評価入力時
に禁止ワードが入力されたことを検出して、Webマス
タへ通知するように構成されていることを特徴とする。
上記のような構成を有する請求項19に記載の発明によ
れば、禁止ワードを見付けやすくなり、迅速な対応が可
能となる。
【0028】請求項20に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、前記評価受付部が、評価入力時
に禁止ワードが入力されたことを検出した場合に、その
入力を拒否する、Webマスタに通知する、または評価
者に注意を与えるように構成されていることを特徴とす
る。上記のような構成を有する請求項20に記載の発明
によれば、中傷ユーザーの排除が容易に行える。
【0029】請求項21に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、前記属性評価部が、前記属性ご
とに、評価に対する評価を階層的に繰り返すことができ
るように構成されていることを特徴とするものである。
上記のような構成を有する請求項21に記載の発明によ
れば、属性の異なる同士の評価に対して評価を重ねてみ
ても、実用面等の正しい評価ができないという問題点を
解決することができる。例えば、評価対象が「若い女性
用の服」である場合に、実際には同じ属性(20代の女
性)の人たちしか着用しないのに、年齢が大幅に違う女
性や子供の評価を採用しても、実用面等の正しい評価が
できないからである。
【0030】請求項22に記載の発明は、請求項21に
記載の評価装置において、前記評価に対する評価の重積
度合いに応じて信頼度を算出して表示するように構成し
たことを特徴とする。上記のような構成を有する請求項
22に記載の発明によれば、単純にその評価に対する評
価数で信頼度を算出する場合、評価数が多い方が評価が
正しいとすることができる。
【0031】請求項23に記載の発明は、請求項22に
記載の評価装置において、前記重積とは、役に立つとい
う投票総数であることを特徴とする。上記のような構成
を有する請求項23に記載の発明によれば、役に立つと
いう評価を多く得た場合にその評価が正しいとすること
により、その評価の信頼度がより明確にわかるようにな
る。
【0032】請求項24に記載の発明は、請求項21に
記載の評価装置において、前記評価に対する評価を階層
的に繰り返し、ネスト構造化した評価列の一部をなすあ
る評価に対する評価が重積する場合、前記ある評価の上
位の評価に対しても前記ある評価と同様の信頼度を与え
るように構成されていることを特徴とする。上記のよう
な構成を有する請求項24に記載の発明によれば、同じ
種類の評価の複数性に基づいて、属性ごとの評価の信頼
度をさらに向上させることができる。
【0033】請求項25に記載の発明は、請求項24に
記載の評価装置において、前記信頼度とは、前記役に立
つとの投票総数の段階的区分ごとに設定された称号であ
ることを特徴とするものである。上記のような構成を有
する請求項25に記載の発明によれば、信頼度を称号で
表すことにより、評価の権威が称号を一読することでわ
かるようになる。
【0034】請求項26に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、前記属性ごとの評価に対して、
賛否を投票するように構成したことを特徴とするもので
ある。上記のような構成を有する請求項26に記載の発
明によれば、評価の信頼性を向上させることができる。
【0035】請求項27に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、評価者ごとの過去の評価履歴を
表示するように構成したことを特徴とするものである。
上記のような構成を有する請求項27に記載の発明によ
れば、評価者の評価意欲を向上させることができる。
【0036】請求項28に記載の発明は、請求項27に
記載の評価装置において、評価者ごとの過去の評価履歴
の内、その評価を有効とした投票数を表示するように構
成したことを特徴とするものである。上記のような構成
を有する請求項28に記載の発明によれば、評価者の評
価意欲をさらに向上させることができる。
【0037】請求項29に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、ある評価について、賛否投票の
「賛」の投票数、あるいは「否」の投票数の多い順に、
その評価を優先的に表示するように構成したことを特徴
とする。上記のような構成を有する請求項29に記載の
発明によれば、評価者の評価意欲を向上させることがで
きる。
【0038】請求項30に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、ある評価について、評価数の上
位の評価者、あるいは有効投票数の上位の評価者を表彰
の態様で表示するように構成したことを特徴とする。上
記のような構成を有する請求項30に記載の発明によれ
ば、評価者の評価意欲を向上させることができる。
【0039】請求項31に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、利用者がアンケートあるいは評
価の書き込みを中止しようとした場合に、操作継続の依
頼を行うように構成したことを特徴とする。上記のよう
な構成を有する請求項31に記載の発明によれば、アン
ケート中や評価中に書くのがいやになったユーザーの書
き込み中止行為を思い留まらせて、できるだけ多くの人
にアンケートしてもらうことができる。
【0040】請求項32に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、新たな評価がなされた場合に、
その旨をその評価自体またはその評価者の属性に属する
人を対象に報知するように構成したことを特徴とする。
上記のような構成を有する請求項32に記載の発明によ
れば、再度の評価のきっかけを作ることができる。
【0041】請求項33に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、新たに評価対象が登録された場
合に、その評価対象と同一の属性に属する人に、その評
価対象に対する評価を催促する通知を行うように構成し
たことを特徴とする。上記のような構成を有する請求項
33に記載の発明によれば、評価量の偏りをなくすこと
ができると共に、属性の異なる、その評価対象に無関心
な人に迷惑メールを打つといった事態を防ぐことができ
る。
【0042】請求項34に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、評価対象の表示が、評価数の少
ない順、または評価数の多い順に行われることを特徴と
する。上記のような構成を有する請求項34に記載の発
明によれば、すでになされた評価数の少ない順に表示さ
れた評価対象について評価すると、カリスマ評価者にな
りやすいので、評価しようという意欲を向上させること
ができる。評価数の多い順に表示された場合には、その
評価対象が見やすい位置に表示されることにより、多大
な広告効果が得られると共に、その評価対象はさらに多
くの評価を得ようと努力する。
【0043】請求項35に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、評価対象の表示が、段階評価の
平均値の高い順、または段階評価の平均値の低い順に行
われることを特徴とする。上記のような構成を有する請
求項35に記載の発明によれば、段階評価の平均値の高
い順に表示された場合には、その評価対象が見やすい位
置に表示されることにより、多大な広告効果が得られる
と共に、その評価対象はさらに多くの評価を得ようと努
力するという効果が得られる。一方、段階評価の平均値
の低い順に表示された場合には、その評価対象が見やす
い位置に表示されることにより、多大な広告効果が得ら
れると共に、今後は良い評価が得られるようにと評価対
象が努力するという効果が得られる。
【0044】請求項36に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、評価対象の表示が、評価数の多
い順、または良い評価が多い順に表彰の態様で行われる
ことを特徴とする。上記のような構成を有する請求項3
6に記載の発明によれば、表彰されることにより多大な
広告効果が得られるだけでなく、他の評価対象も表彰さ
れようと、改善すべく努力するという効果が得られる。
【0045】請求項37に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、評価者に対して、報奨を伴うポ
イントを累積的に付与すると共に、前記ポイントに応じ
て報奨を変えるように構成したことを特徴とする。上記
のような構成を有する請求項37に記載の発明によれ
ば、ポイントが消えないので、評価者は報奨を得ても再
度訪れて評価する気になる。また、ポイントに応じて報
奨内容が変わるので、さらに再度訪れて評価する気持ち
になる。
【0046】請求項38に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、評価文に対して、Webマスタ
によるキーワード検索を行うように構成したことを特徴
とする。上記のような構成を有する請求項38に記載の
発明によれば、中傷誹謗等を追放することができる。
【0047】請求項39に記載の発明は、請求項38に
記載の評価装置において、前記キーワード検索によって
検出した評価文からその評価者をピックアップし、We
bマスタが登録操作を行うことにより、中傷ユーザーの
一覧表が作成されて表示されるように構成したことを特
徴とする。上記のような構成を有する請求項39に記載
の発明によれば、中傷ユーザーを排除することができ
る。
【0048】請求項40に記載の発明は、請求項38に
記載の評価装置において、前記キーワード検索によって
検出した評価文をピックアップし、Webマスタが登録
操作をすることにより、問題となる評価対象の一覧表が
作成されて表示されるように構成したことを特徴とす
る。上記のような構成を有する請求項40に記載の発明
によれば、うそ情報を流す等の問題となる評価対象を公
表することにより、消費者の被る被害を最小限にするこ
とができる。
【0049】請求項41に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、利用者の要求に従って、書き込
み数、段階評価値、投票数の少なくともいずれかをビジ
ュアル表示することができるように構成したことを特徴
とする。上記のような構成を有する請求項41に記載の
発明によれば、所定の評価結果を絵やグラフ、図形等を
用いてビジュアル表示することにより、わかりやすさの
向上を図ることができる。
【0050】請求項42に記載の発明は、請求項41に
記載の評価装置において、前記ビジュアル表示が、属性
別に行われることを特徴とする。上記のような構成を有
する請求項42に記載の発明によれば、属性に応じた評
価結果を一目で理解することができるようになる。
【0051】請求項43に記載の発明は、請求項41に
記載の評価装置において、前記ビジュアル表示が、レー
ダーチャートあるいは棒グラフによる表示であることを
特徴とする。上記のような構成を有する請求項43に記
載の発明によれば、属性に応じた評価結果をさらに容易
に理解することができるようになる。
【0052】請求項44に記載の発明は、請求項41に
記載の評価装置において、前記ビジュアル表示が、所定
の単位数毎に1つのイメージを設定し、その単位数に満
たない部分はその1つのイメージを部分的に表示するこ
とにより、前記書き込み数または投票数を表すものであ
ることを特徴とする。上記のような構成を有する請求項
44に記載の発明によれば、例えば、いすの絵1つで1
0個を表すものとし、“13”の書き込み数の場合、い
すの絵1個と0.3個分のいすを可視化し、0.7個分
のいすを非可視化して、“13”を表わすので、個数等
の把握が容易なものとなる。
【0053】請求項45に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、評価対象及び評価者について、
その属性イメージを表示するように構成したことを特徴
とする。上記のような構成を有する請求項45に記載の
発明によれば、属性イメージの表現力の向上及び容易化
を図ることができる。
【0054】請求項46に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、時間に対する評価の推移を表示
するように構成したことを特徴とする。上記のような構
成を有する請求項46に記載の発明によれば、時間の経
過に対応した評価の推移がわかる。
【0055】請求項47に記載の発明は、請求項46に
記載の評価装置において、評価の時間軸グラフに評価を
重積させるように構成したことを特徴とする。上記のよ
うな構成を有する請求項47に記載の発明によれば、評
価信頼度の認識性を向上させることができる。
【0056】請求項48に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、属性ごとの評価を提示すること
ができるように構成したことを特徴とする。上記のよう
な構成を有する請求項48に記載の発明によれば、属性
ごとの評価情報に絞って提供するので、利用者にとって
は、その店の客層が誰で、どのような評価を得ているか
がわかりやすくなる。
【0057】請求項49に記載の発明は、請求項48に
記載の評価装置において、前記属性ごとの評価の提示
が、所定の基準に基づいて、評価を並び替えて提示する
ものであることを特徴とする。上記のような構成を有す
る請求項49に記載の発明によれば、属性ごとに、所定
の基準に基づいて並び替えた評価の一覧表を提示するこ
とができるので、評価結果の有効性が大幅に向上する。
例えば、評価対象の店長などが、ターゲットとなる主な
客層の評価のみを見て、その評価対象を改善することが
できるようになる。
【0058】請求項50に記載の発明は、請求項48に
記載の評価装置において、前記属性ごとの評価の提示
が、評価対象に対する評価の通知であることを特徴とす
る。上記のような構成を有する請求項50に記載の発明
によれば、例えば、店長が、評価サイトを見に来なくて
も、その評価対象に対する評価を知ることができるよう
になる。
【0059】請求項51に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、ある評価対象に対してなされた
評価の内、特定の属性に属する評価をグループ化して、
所定の統計処理を行うことを特徴とする。上記のような
構成を有する請求項51に記載の発明によれば、各種統
計処理の有用性が大幅に向上する。
【0060】請求項52に記載の発明は、請求項51に
記載の評価装置において、前記グループ化されたグルー
プの名称を、そのグループの特性を把握することができ
る名称とすることを特徴とする。上記のような構成を有
する請求項52に記載の発明によれば、評価者のプロフ
ィールを他の人が見てどのGrに属するかがわかると同
時に、そのGrの内容がわかるようにすることができ
る。
【0061】請求項53に記載の発明は、請求項51に
記載の評価装置において、前記特定の属性とは、同じ評
価をした者であることを特徴とする。上記のような構成
を有する請求項53に記載の発明によれば、同様の価値
感を有する人々でグループ化をすることができ、そのグ
ループ単位の評価、あるいは他のグループが行った評価
を見ることができるので、より多面的な評価結果が得ら
れる。なお、「同じ評価」とは、例えば、その評価対象
に対して、良い、悪いの評価が同じことをいう。
【0062】請求項54に記載の発明は、請求項51に
記載の評価装置において、前記特定の属性とは、複数の
属性の組み合わせであることを特徴とする。上記のよう
な構成を有する請求項54に記載の発明によれば、属性
の最小単位を組み合わせて、複数の中単位、大単位の属
性グループを作り、そのグループごとに評価をみること
ができるので、より多面的な評価結果が得られる。
【0063】請求項55に記載の発明は、請求項51に
記載の評価装置において、1または複数のグループごと
の評価結果をまとめて表示し、あるいは所定の報知先に
報知することを特徴とする。上記のような構成を有する
請求項55に記載の発明によれば、例えば、店長などの
要求に応じて、属性ごとの評価結果に絞ってみることが
できる。
【0064】請求項56に記載の発明は、請求項55に
記載の評価装置において、前記報知が、レポート形式に
より行われることを特徴とする。上記のような構成を有
する請求項56に記載の発明によれば、例えば、店長が
わざわざHPを見にくる必要がなくなるので、手間が省
ける。
【0065】請求項57に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、評価コメントを、電子メール、
自動電話あるいはFAXによって、評価対象へ通知する
ように構成したことを特徴とする。上記のような構成を
有する請求項57に記載の発明によれば、種々の手段を
用いて評価コメントを通知することにより、評価対象の
コンテンツ内容を改善してもらう意欲を向上させること
ができる。なお、通知手段は電子メールに限定していな
いので、インターネットを装備してないリアル店舗に対
しても対応することができる。
【0066】請求項58に記載の発明は、請求項57に
記載の評価装置において、前記評価対象への通知に対し
て、評価対象からのサンクスメールを対応する評価者へ
リターンするように構成したことを特徴とする。上記の
ような構成を有する請求項58に記載の発明によれば、
評価対象からサンクスメールが届くことにより、評価者
の評価意欲の向上を図ることができる。また、評価対象
と評価者の間に誤解が生じた場合であっても、互いの誤
解を解消することができる。
【0067】請求項59に記載の発明は、請求項57に
記載の評価装置において、前記評価対象への通知が、属
性毎に一覧表化して行われることを特徴とする。上記の
ような構成を有する請求項59に記載の発明によれば、
属性ごとの評価による評価精度の向上を図ることができ
る。
【0068】請求項60に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、評価対象が店である場合に、そ
の店が新装開店されたときは、その評価値を変えるよう
に構成したことを特徴とする。上記のような構成を有す
る請求項60に記載の発明によれば、評価対象が店であ
る場合に、店長の新装開店に対する意欲を向上させるこ
とができる。
【0069】請求項61に記載の発明は、請求項60に
記載の評価装置において、前記評価値の変更が、評価が
悪い場合には0にリセットし、評価が良い場合には、更
にプラス方向に所定値だけ加算するように構成されてい
ることを特徴とする。上記のような構成を有する請求項
61に記載の発明によれば、評価が悪い場合には1から
出直しができるようにし、一方、評価が良い場合には、
さらにプラス方向に所定値だけ加算することにより、評
価対象のさらなる改善意欲の向上を図ることができる。
【0070】請求項62に記載の発明は、請求項60に
記載の評価装置において、前記評価値の変更が、評価対
象自体にその評価値を設定させることにより行われるこ
とを特徴とする。また、請求項63に記載の発明は、請
求項60に記載の評価装置において、前記評価値の変更
が、所定の基準に基づいて、評価値の加重平均の重みを
軽くすることにより行われることを特徴とする。上記の
ような構成を有する請求項62または請求項63に記載
の発明によれば、評価値を適性に変更することにより、
評価対象のさらなる改善意欲の向上を図ることができ
る。
【0071】請求項64に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、評価対象の評判が悪い場合に、
その改善を要求するメールを送るように構成したことを
特徴とする。上記のような構成を有する請求項64に記
載の発明によれば、評価対象の改善意識の向上を図るこ
とができる。
【0072】請求項65に記載の発明は、請求項64に
記載の評価装置において、前記改善を要求するメール
は、時間の経過と共にそのメール頻度を少なくするよう
に設定されていることを特徴とする。上記のような構成
を有する請求項65に記載の発明によれば、評判の悪い
評価対象には改善要求をたくさん出して、できるだけ早
く改善してもらうようにしつつ、それにもかかわらず改
善しない評価対象には、このようなメールは迷惑なだけ
なので、メール頻度を落とすことができる。
【0073】請求項66に記載の発明は、請求項1に記
載の評価装置において、評価対象の最初の表示順序は、
その評価対象が負担した広告料金に応じて優先的に表示
されるように構成したことを特徴とする。上記のような
構成を有する請求項66に記載の発明によれば、広告効
果の高い初回表示は、広告料金を高く取るようにするこ
とができる。
【0074】請求項67に記載の発明は、請求項66に
記載の評価装置において、前記広告料金が所定額以上の
評価対象に対して、所定のマークを付与することを特徴
とする。上記のような構成を有する請求項67に記載の
発明によれば、所定額以上の広告料金を支払っている評
価対象に対しては、目立つマークを与えることにより、
さらに高い広告効果が得られるようにすることができ
る。
【0075】請求項68に記載の発明は、コンピュータ
ネットワークを通じて1つまたは複数の評価対象に対し
てなされた評価を収集すると共に、収集された評価を利
用者に公開する評価装置であって、各評価に関して、そ
の評価が利用者にとって役に立つか否かを尋ね、役に立
たないとの回答が所定レベル以上であることにより役に
立たないとされた場合に、その評価を検出し、その後、
Webマスタに通知する、又は、その評価を自動的に削
除する処理を行う役に立たない評価処理部を備えたこと
を特徴とするものである。
【0076】請求項122に記載の発明は、請求項68
に記載の発明を方法の観点から捉えたものであって、コ
ンピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価
対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集され
た評価を利用者に公開する評価方法であって、各評価に
関して、その評価が利用者にとって役に立つか否かを尋
ね、役に立たないとの回答が所定レベル以上であること
により役に立たないとされた場合に、その評価を検出
し、その後、Webマスタに通知する、またはその評価
を自動的に削除する処理を行う役に立たない評価処理ス
テップを有することを特徴とするものである。
【0077】請求項132に記載の発明は、請求項68
または請求項122に記載の発明を実行するためのソフ
トウェアを記録した記録媒体という観点から捉えたもの
であって、コンピュータを用いて、1つまたは複数の評
価対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集さ
れた評価を利用者に公開する評価用ソフトウェアを記録
した記録媒体であって、そのソフトウェアは、前記コン
ピュータに、前記各評価に関して、その評価が利用者に
とって役に立つか否かを尋ねさせ、役に立たないとの回
答が所定レベル以上であることにより役に立たないとさ
れた場合に、その評価を検出させ、その後、Webマス
タに通知させ、またはその評価を自動的に削除させるこ
とを特徴とするものである。
【0078】上記のような構成を有する請求項68,請
求項122あるいは請求項132に記載の発明によれ
ば、評価がまったく的外れの場合や、その評価対象に対
するいやがらせ、評価対象側の一時的客寄せのためのに
せ評価等が載せられた場合に、正しい評価の複数性によ
って、間違った評価をWebマスタに通知して、その真
偽を確認してもらったり、自動的に消去することによ
り、精度の高い評価を得ることができる。
【0079】請求項69に記載の発明は、請求項68に
記載の評価装置において、前記所定レベルが、予め設定
された所定値、又は所定割合であることを特徴とする。
上記のような構成を有する請求項69に記載の発明によ
れば、「その評価は役に立たない」という回答が、予め
設定された所定値または所定割合以上の場合に所定の処
理がなされるので、客観的に公平な評価結果を得ること
ができる。
【0080】請求項70に記載の発明は、コンピュータ
ネットワークを通じて1つまたは複数の評価対象に対し
てなされた評価を収集すると共に、収集された評価を利
用者に公開する評価装置であって、その評価についての
1つもしくは複数の優先表示条件のうち、利用者の選択
指示に従って、特定の評価を優先的に表示する優先表示
部を備えたことを特徴とするものである。
【0081】請求項123に記載の発明は、請求項70
に記載の発明を方法の観点から捉えたものであって、コ
ンピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価
対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集され
た評価を利用者に公開する評価方法であって、その評価
についての1つもしくは複数の優先表示条件のうち、利
用者の選択指示に従って、特定の評価を優先的に表示す
る優先表示ステップを有することを特徴とするものであ
る。
【0082】請求項133に記載の発明は、請求項70
または請求項123に記載の発明を実行するためのソフ
トウェアを記録した記録媒体という観点から捉えたもの
であって、コンピュータを用いて、1つまたは複数の評
価対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集さ
れた評価を利用者に公開する評価用ソフトウェアを記録
した記録媒体であって、そのソフトウェアは、前記コン
ピュータに、その評価についての1つもしくは複数の優
先表示条件のうち、利用者の選択指示に従って、特定の
評価を優先的に表示させることを特徴とするものであ
る。
【0083】上記のような構成を有する請求項70,請
求項123あるいは請求項133に記載の発明によれ
ば、ある評価対象について、所定の基準に基づいて優先
表示することができるので、良い評価を受けようと評価
対象が改善するのに役に立つ。
【0084】請求項71に記載の発明は、請求項70に
記載の評価装置において、前記優先表示条件が、その評
価が役に立つとの投票数が多いこと、その評価が役に立
たないとの投票数が多いこと、その評価に対する書き込
み数が多いこと、あるいはその評価に対する書き込み数
が少ないことのいずれかであることを特徴とする。
【0085】上記のような構成を有する請求項71に記
載の発明によれば、優先表示条件が、「その評価が役に
立つとの投票数が多いこと」である場合には、信頼度の
高い評価をピックアップすることができ、優先表示条件
が、「その評価が役に立たないとの投票数が多いこと」
である場合には、どの評価がガセネタかがわかる。ま
た、優先表示条件が、「その評価に対する書き込み数が
多いこと」である場合には、ガセ情報が含まれる可能性
はあるものの、多くの書き込みを判断することができる
ので、その真偽を自分で判断することができる。さら
に、優先表示条件が、「その評価に対する書き込み数が
少ないこと」である場合には、評価数が少ない、即ち、
その評価対象に対しカリスマ評価者の称号を得やすい評
価対象を選択することができる。
【0086】請求項72に記載の発明は、請求項70に
記載の評価装置において、前記優先的に表示するとは、
画面上の見やすい上部に表示する態様、又は同時に閲覧
することができる同一画面上に表示する態様のいずれか
であることを特徴とする。上記のような構成を有する請
求項72に記載の発明によれば、画面上の見やすい上部
に表示する場合には、上部からスクロールすると下部を
見ることができ、同時に閲覧することができる同一画面
上に表示する場合には、所定数ごとに画面(ページ)を
めくって見ることができる。
【0087】請求項73に記載の発明は、コンピュータ
ネットワークを通じて1つまたは複数の評価対象に対し
てなされた評価を収集すると共に、収集された評価を利
用者に公開する評価装置であって、ランク付けに関する
所定の場合分けロジックに従って、評価者としてのレベ
ルをランク付けするランク付け部を備えたことを特徴と
するものである。
【0088】請求項124に記載の発明は、請求項73
に記載の発明を方法の観点から捉えたものであって、コ
ンピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価
対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集され
た評価を利用者に公開する評価方法であって、ランク付
けに関する所定の場合分けロジックに従って、評価者と
してのレベルをランク付けするランク付けステップを有
することを特徴とするものである。
【0089】請求項134に記載の発明は、請求項73
または請求項124に記載の発明を実行するためのソフ
トウェアを記録した記録媒体という観点から捉えたもの
であって、コンピュータを用いて、1つまたは複数の評
価対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集さ
れた評価を利用者に公開する評価用ソフトウェアを記録
した記録媒体であって、そのソフトウェアは、前記コン
ピュータに、ランク付けに関する所定の場合分けロジッ
クに従って、評価者としてのレベルをランク付けさせる
ことを特徴とするものである。
【0090】上記のような構成を有する請求項73,請
求項124あるいは請求項134に記載の発明によれ
ば、評価を行っている評価者に、その経験に応じて権威
を付与することにより、評価の信頼性を向上させること
ができる。
【0091】請求項74に記載の発明は、請求項73に
記載の評価装置において、前記ランク付けが、評価者の
所定の経験に基づいてなされることを特徴とする。上記
のような構成を有する請求項74に記載の発明によれ
ば、評価者の所定の経験に基づいて、その人の評価の権
威付けを行うことにより、その評価の信頼度を上げるこ
とができる。
【0092】請求項75に記載の発明は、請求項74に
記載の評価装置において、前記評価者の経験が、ショッ
ピング経験であることを特徴とする。上記のような構成
を有する請求項75に記載の発明によれば、評価者のシ
ョッピング経験に基づいて、その人の評価の権威付けを
することができる。
【0093】請求項76に記載の発明は、請求項74に
記載の評価装置において、前記評価者の経験が、評価者
の所持品であることを特徴とする。上記のような構成を
有する請求項76に記載の発明によれば、評価者の持っ
ているものの使用経験に基づいて、その人の評価の権威
付けをすることができる。
【0094】請求項77に記載の発明は、請求項74に
記載の評価装置において、前記評価者の経験が、評価者
の評価経験であることを特徴とする。上記のような構成
を有する請求項77に記載の発明によれば、評価者の評
価経験に基づいて、その人の評価の権威付けを行うこと
ができるので、その評価の信頼度を上げることができ
る。
【0095】請求項78に記載の発明は、請求項73に
記載の評価装置において、前記ランク付けに応じて、所
定のイラストを付与することを特徴とする。上記のよう
な構成を有する請求項78に記載の発明によれば、その
ランクの権威状態を一目でわかるようにすることができ
る。
【0096】請求項79に記載の発明は、請求項73に
記載の評価装置において、前記ランク付けに応じて、ラ
ンクの高い評価から優先的に見やすい位置に表示するこ
とを特徴とする。上記のような構成を有する請求項79
に記載の発明によれば、そのランクの高い評価者の評価
を優先して取り扱うことができる。
【0097】請求項80に記載の発明は、請求項73に
記載の評価装置において、前記ランクが高くなるに従っ
て得票点数を上げることを特徴とする。上記のような構
成を有する請求項80に記載の発明によれば、ランクの
高い評価者の評価を優遇することができる。
【0098】請求項81に記載の発明は、コンピュータ
ネットワークを通じて1つまたは複数の評価対象に対し
てなされた評価を収集すると共に、収集された評価を利
用者に公開する評価装置であって、利用者の属性を収集
する属性収集部と、その評価を読む複数の利用者につい
て、前記属性収集部によって得た互いの属性が一致する
か否かを判断し、同じ属性の利用者について所定の処理
を行う属性一致時処理部を備えたことを特徴とするもの
である。
【0099】請求項125に記載の発明は、請求項81
に記載の発明を方法の観点から捉えたものであって、コ
ンピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価
対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集され
た評価を利用者に公開する評価方法であって、利用者の
属性を収集する属性収集ステップと、その評価を読む複
数の利用者について、前記属性収集ステップによって得
た互いの属性が一致するか否かを判断し、同じ属性の利
用者について所定の処理を行う属性一致時処理ステップ
を有することを特徴とするものである。
【0100】請求項135に記載の発明は、請求項81
または請求項125に記載の発明を実行するためのソフ
トウェアを記録した記録媒体という観点から捉えたもの
であって、コンピュータを用いて、1つまたは複数の評
価対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集さ
れた評価を利用者に公開する評価用ソフトウェアを記録
した記録媒体であって、そのソフトウェアは、前記コン
ピュータに、利用者の属性を収集させ、その評価を読む
複数の利用者について、互いの属性が一致するか否かを
判断させ、同じ属性の利用者について所定の処理を行わ
せることを特徴とするものである。
【0101】上記のような構成を有する請求項81,請
求項125あるいは請求項135に記載の発明によれ
ば、わざわざ評価してもらったことに対する楽しみを提
供するために、属性一致時に、互いに通知し合い、同じ
属性(趣味、趣向の似ている)の気の合う仲間を増やし
てもらうことができる。また、互いにその趣味に関する
知識を深めあうこともできる。
【0102】請求項82に記載の発明は、請求項81に
記載の評価装置において、前記所定の処理が、それぞれ
の関連情報を同じ属性の利用者に通知することであるこ
とを特徴とする。上記のような構成を有する請求項82
に記載の発明によれば、同じ属性の利用者に、評価者の
関連情報を通知することが容易にできる。
【0103】請求項83に記載の発明は、請求項81に
記載の評価装置において、前記所定の処理が、それぞれ
に通知の希望がある場合に、それぞれの関連情報を同じ
属性の利用者に通知することであることを特徴とする。
上記のような構成を有する請求項83に記載の発明によ
れば、通知されることを好まない人にも、柔軟に対応す
ることができる。
【0104】請求項84に記載の発明は、請求項81に
記載の評価装置において、前記所定の処理が、それぞれ
のE−メールアドレスを同じ属性の利用者に通知するこ
とであることを特徴とする。上記のような構成を有する
請求項84に記載の発明によれば、気の合いそうな仲間
であっても、最初はメールから始めることができる。
【0105】請求項85に記載の発明は、請求項82、
請求項83又は請求項84に記載の評価装置において、
それぞれの関連情報を通知された同じ属性の利用者の双
方が、相手方との接触を希望する場合に、互いの連絡先
を提示することを特徴とする。上記のような構成を有す
る請求項85に記載の発明によれば、同じ属性の利用者
の双方が相手方との接触を希望する場合にのみ、互いの
連絡先を提示するので、気の進まない相手との接触を避
けることができる。
【0106】請求項86に記載の発明は、請求項81に
記載の評価装置において、前記所定の処理が、属性の一
致する評価者の評価を、優先的に見やすい位置に表示す
ることを特徴とする。請求項87に記載の発明は、請求
項81に記載の評価装置において、前記所定の処理が、
属性の一致する評価のみを表示することを特徴とする。
上記のような構成を有する請求項86または請求項87
に記載の発明によれば、同じ属性の利用者についての処
理が効率よく行えるようになる。
【0107】請求項88に記載の発明は、請求項81に
記載の評価装置において、互いの属性が一致するか否か
の判断が、利用者の選択した1又は複数の属性について
なされることを特徴とする。上記のような構成を有する
請求項88に記載の発明によれば、気の合いそうな人を
自分が設定した基準に基づいて選択することができる。
【0108】請求項89に記載の発明は、コンピュータ
ネットワークを通じて1つまたは複数の評価対象に対し
てなされた評価を収集すると共に、収集された評価を利
用者に公開する評価装置であって、評価の入力がなされ
た評価対象にその評価を通知し、必要に応じてその評価
に対するコメントを受け付けた後、所定の処理を行う通
知処理部を備えたことを特徴とするものである。
【0109】請求項126に記載の発明は、請求項89
に記載の発明を方法の観点から捉えたものであって、コ
ンピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価
対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集され
た評価を利用者に公開する評価方法であって、評価の入
力がなされた評価対象にその評価を通知し、必要に応じ
てその評価に対するコメントを受け付けた後、所定の処
理を行う通知処理ステップを有することを特徴とするも
のである。
【0110】請求項136に記載の発明は、請求項89
または請求項126に記載の発明を実行するためのソフ
トウェアを記録した記録媒体という観点から捉えたもの
であって、コンピュータを用いて、1つまたは複数の評
価対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集さ
れた評価を利用者に公開する評価用ソフトウェアを記録
した記録媒体であって、そのソフトウェアは、前記コン
ピュータに、評価の入力がなされた評価対象にその評価
を通知させ、必要に応じてその評価に対するコメントを
受け付けさせた後、所定の処理を行わせることを特徴と
するものである。
【0111】上記のような構成を有する請求項89,請
求項126あるいは請求項136に記載の発明によれ
ば、評価をその評価対象に通知し、評価対象からその評
価に対するコメントをリターンさせることで、その評価
に対する誤解解消の場を提供したり、評価対象の改善の
実行に対する約束付けによって、実際に改善される割合
を大きくすることができる。
【0112】請求項90に記載の発明は、請求項89に
記載の評価装置において、前記所定の処理が、評価対象
からのその評価に対するコメントを受け付けた場合に、
評価ごとに設けられた対話掲示板へそのコメントを表示
することを特徴とする。上記のような構成を有する請求
項90に記載の発明によれば、各評価に対して返答でき
るようにすることにより、誤解を解決する場を提供する
ことができる。
【0113】請求項91に記載の発明は、請求項90に
記載の評価装置において、前記対話掲示板に表示された
各コメントについて、役に立つ/立たないの投票を受け
付け、その投票結果を表示するように構成したことを特
徴とする。上記のような構成を有する請求項91に記載
の発明によれば、どのコメントが信頼に値するかが容易
にわかる。
【0114】請求項92に記載の発明は、請求項90に
記載の評価装置において、前記対話掲示板において、当
該評価者と評価対象の対話についての質問を受け付け、
その質問に対する回答を受け付けて、別のQ&A掲示板
で表示するように構成したことを特徴とする。上記のよ
うな構成を有する請求項92に記載の発明によれば、こ
の質問のレベルより更に深い知識を得られるようにする
ことができる。
【0115】請求項93に記載の発明は、請求項92に
記載の評価装置において、前記Q&A掲示板に表示され
た各コメントに対し、役に立つ/立たないの投票を受け
付けるように構成したことを特徴とする。上記のような
構成を有する請求項93に記載の発明によれば、どのコ
メントが信頼に値するかが容易にわかる。
【0116】請求項94に記載の発明は、請求項92に
記載の評価装置において、前記Q&A掲示板にコメント
を書き込んでもらった際に、当該評価対象についての評
価の依頼を行うことを特徴とする。請求項95に記載の
発明は、請求項94に記載の評価装置において、前記評
価の依頼を行う前に、当該評価対象に関する経験の有無
を問い、経験がある場合に、評価の書き込みを許可する
ことを特徴とする。上記のような構成を有する請求項9
4あるいは請求項95に記載の発明によれば、その評価
対象に対して興味のある人、また、評価をする資格のあ
ると判断された人に評価してもらうことができる。
【0117】請求項96に記載の発明は、請求項89に
記載の評価装置において、前記所定の処理が、評価対象
からのその評価に対するコメントを受け付けた場合に、
その評価者にリターンすることを特徴とする。上記のよ
うな構成を有する請求項96に記載の発明によれば、そ
の評価者に直接リターンすることにより、確実にその評
価者に見てもらえるようにすることができる。
【0118】請求項97に記載の発明は、コンピュータ
ネットワークを通じて1つまたは複数の評価対象に対し
てなされた評価を収集すると共に、収集された評価を利
用者に公開する評価装置であって、各評価対象に関する
各評価項目ごとに所定の重み付けおよび関数の少なくと
も一方を設定して、各評価対象について総合評価値を算
出する総合評価部を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0119】請求項127に記載の発明は、請求項97
に記載の発明を方法の観点から捉えたものであって、コ
ンピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価
対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集され
た評価を利用者に公開する評価方法であって、各評価対
象に関する各評価項目ごとに所定の重み付けおよび関数
の少なくとも一方を設定して、各評価対象について総合
評価値を算出する総合評価ステップを有することを特徴
とするものである。
【0120】請求項137に記載の発明は、請求項97
または請求項127に記載の発明を実行するためのソフ
トウェアを記録した記録媒体という観点から捉えたもの
であって、コンピュータを用いて、1つまたは複数の評
価対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集さ
れた評価を利用者に公開する評価用ソフトウェアを記録
した記録媒体であって、そのソフトウェアは、前記コン
ピュータに、各評価対象に関する各評価項目ごとに所定
の重み付けおよび関数の少なくとも一方を設定させ、各
評価対象について総合評価値を算出させることを特徴と
するものである。
【0121】上記のような構成を有する請求項97、請
求項127あるいは請求項137に記載の発明によれ
ば、評価項目に対する重み付けを自由に行い、その重み
付けに基づいて総合評価点がでるように自由に関数を設
定できるようにすることにより、評価対象の総合評価が
正確に行えるので、利用者が正しい選択を行えるように
なる。
【0122】請求項98に記載の発明は、請求項97に
記載の評価装置において、前記重み付けが、各評価項目
ごとに設定された0〜1.0の数値であり、その総和が
1.0であることを特徴とする。上記のような構成を有
する請求項98に記載の発明によれば、評価項目が複数
あっても、重み付けを1.0のような簡単な数値とし、
評価項目毎に数値設定されるので、重視される評価項目
とそうでない評価項目にわけて所定評価項目重視の総合
評価点を算出でき、その総合評点の数値化によって評価
の利用者にとっても感覚的に評価がわかりやすくなり、
評価自体の相対評価を得ることができる。
【0123】請求項99に記載の発明は、請求項98に
記載の評価装置において、前記評価項目ごとの段階評価
値の各段階ごとに前記数値が所定値にそれぞれ設定され
ていることを特徴とする。上記のような構成を有する請
求項99に記載の発明によれば、評価項目ごとの段階評
価値の各段階ごとに0〜1.0の数値を割り当てている
ので、更に、評価者も評価しやすく評価者ごとのばらつ
きも少なくなる。又、評価の利用者にとっても評価値が
感覚的にわかりやすくなる。
【0124】請求項100に記載の発明は、請求項97
に記載の評価装置において、前記重み付けが、各評価項
目の所定のグループ毎に設定された0〜1.0の数値で
あり、各グループ毎の総和が1.0であり、同一グルー
プ内の各評価項目ごとに設定された0〜1.0の数値の
総和が1.0であることを特徴とする。上記のような構
成を有する請求項100に記載の発明によれば各評価項
目の所定のグループが複数あっても、重み付けを1.0
のような簡単な数値とし、グループ毎に数値設定される
ので、重視される評価項目のグループとそうでない評価
項目のグループにわけて所定グループ重視の総合評価点
を算出できる。そして、その総合評点の数値化によって
評価の利用者にとっても評価値が感覚的にわかりやすく
なり、評価自体の相対評価を得ることができる。
【0125】請求項101に記載の発明は、請求項97
に記載の評価装置において、前記関数及び重み付け数値
は、それぞれ表示して公開され、それらに対する修正値
あるいは修正式を書き込む掲示板において、前記修正値
あるいは修正式についての賛否を問い、その投票総数が
所定値を超えた場合にWebマスタに通知するように構
成したことを特徴とする。上記のような構成を有する請
求項101に記載の発明によれば、関数及び重み付け数
値について、個人の嗜好に偏らない、一般的な設定が可
能となる。
【0126】請求項102に記載の発明は、請求項97
に記載の評価装置において、前記関数及び重み付け数値
の設定バリエーションごとに、評価ジャンルを設けたこ
とを特徴とする。上記のような構成を有する請求項10
2に記載の発明によれば、例えば、ラーメンのスープ重
視派、麺重視派といった区分けができる。
【0127】請求項103に記載の発明は、請求項97
に記載の評価装置において、前記関数及び重み付け数値
は、利用者ごとに設定でき、所望の評価対象を検索でき
るように構成されていることを特徴とする。上記のよう
な構成を有する請求項103に記載の発明によれば、各
利用者が必要とする人材、企業、好きな店等を一般的評
価でヒットできる。
【0128】請求項104に記載の発明は、コンピュー
タネットワークを通じて1つまたは複数の評価対象に対
してなされた評価を収集すると共に、収集された評価を
利用者に公開する評価装置であって、利用者の属性を収
集する属性収集部と、評価書き込みまたは前記属性収集
部の属性を収集するためのアンケート記入に対してゲー
ムを提供するゲーム付加部を備えたことを特徴とするも
のである。
【0129】請求項128に記載の発明は、請求項10
4に記載の発明を方法の観点から捉えたものであって、
コンピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評
価対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集さ
れた評価を利用者に公開する評価方法であって、利用者
の属性を収集する属性収集ステップと、評価書き込みま
たは前記属性収集ステップにおける属性を収集するため
のアンケート記入に対してゲームを提供するゲーム付加
ステップを有することを特徴とするものである。
【0130】請求項138に記載の発明は、請求項10
4または請求項128に記載の発明を実行するためのソ
フトウェアを記録した記録媒体という観点から捉えたも
のであって、コンピュータを用いて、1つまたは複数の
評価対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集
された評価を利用者に公開する評価用ソフトウェアを記
録した記録媒体であって、そのソフトウェアは、前記コ
ンピュータに、利用者の属性を収集させ、評価書き込み
または属性を収集させるためのアンケート記入に対して
ゲームを提供させることを特徴とするものである。
【0131】上記のような構成を有する請求項104、
請求項128あるいは請求項138に記載の発明によれ
ば、評価書き込み後等にゲームを付加することで、書き
込んだ後におもしろさを追加して、より積極的な書き込
みを促すようにすることができる。
【0132】請求項105に記載の発明は、請求項10
4に記載の評価装置において、前記ゲームの種類が、評
価コメント数の多寡に応じて変更可能に設定されている
ことを特徴とする。上記のような構成を有する請求項1
05に記載の発明によれば、より多く書き込むと、より
面白いゲームが楽しめるようにすることにより、できる
だけ多く書き込んでもらうことができる。
【0133】請求項106に記載の発明は、請求項10
4に記載の評価装置において、前記ゲームが、評価コメ
ント数の多寡に応じて、その当たりの確率を変更するこ
とができるように設定されていることを特徴とする。上
記のような構成を有する請求項106に記載の発明によ
れば、より多く書き込むと、当たりの確率が高くなるよ
うにすることにより、できるだけ多く書き込んでもらう
ことができる。
【0134】請求項107に記載の発明は、請求項1に
記載の評価装置において、モバイル通信機器との間で、
評価対象を特定してその評価情報のアップロード機能あ
るいはダウンロード機能の少なくとも一方を果たすモバ
イル機器処理部を備えたことを特徴とするものである。
【0135】請求項129に記載の発明は、請求項10
7に記載の発明を方法の観点から捉えたものであって、
請求項121に記載の評価方法において、モバイル通信
機器との間で、評価対象を特定してその評価情報のアッ
プロード機能あるいはダウンロード機能の少なくとも一
方を果たすモバイル機器処理ステップを有することを特
徴とするものである。
【0136】請求項139に記載の発明は、請求項10
7または請求項129に記載の発明を実行するためのソ
フトウェアを記録した記録媒体という観点から捉えたも
のであって、請求項131に記載の評価用ソフトウェア
を記録した記録媒体において、モバイル通信機器との間
で、評価対象を特定してその評価情報のアップロード機
能あるいはダウンロード機能の少なくとも一方を果たさ
せることを特徴とするものである。
【0137】上記のような構成を有する請求項107、
請求項129あるいは請求項139に記載の発明によれ
ば、現在歩いている居所と欲しい商品を利用者が評価サ
イトに入力すると、その付近の店の住所と、その店の評
価情報と、その店で扱っている商品の評価情報とを、評
価サイトを指定して自在に取り出すことができる。これ
により、欲しいジャンルのものをよりよい商品で、しか
も安いと評判の店で手に入れることができる。
【0138】請求項108に記載の発明は、請求項10
7に記載の評価装置において、前記評価対象の特定は、
利用者が所定の評価対象リストの中からモバイル通信機
器を用いて選定することにより行うことを特徴とする。
上記のような構成を有する請求項108に記載の発明に
よれば、街にある評価対象(例えば、店)の情報を常時
得ることができ、また、街にある評価対象(例えば、
店)の情報を、その評価対象を知らない人に伝えるため
にアップロードすることができる。
【0139】請求項109に記載の発明は、請求項10
7に記載の評価装置において、前記評価対象の特定は、
利用者が評価対象のジャンルリストの中から選択したジ
ャンルに基づいて提示された評価対象リストの中からモ
バイル通信機器を用いて選定することにより行うことを
特徴とする。上記のような構成を有する請求項109に
記載の発明によれば、ジャンルから評価対象を特定でき
るので、時間をかけないですむ。
【0140】請求項110に記載の発明は、請求項10
9に記載の評価装置において、前記ジャンルリストは、
場所リストを含むことを特徴とする。請求項111に記
載の発明は、請求項109に記載の評価装置において、
前記ジャンルリストは、50音順索引リストであること
を特徴とする。上記のような構成を有する請求項110
または請求項111に記載の発明によれば、ジャンルリ
ストの有用性が大幅に向上する。
【0141】請求項112に記載の発明は、請求項10
7に記載の評価装置において、前記評価情報が、評価が
記載された文、段階評価値、評価数の少なくともいずれ
かであることを特徴とする。上記のような構成を有する
請求項112に記載の発明によれば、わかりやすい評価
情報を得ることができる。
【0142】請求項113に記載の発明は、請求項10
7に記載の評価装置において、前記評価情報が、評価者
の属性ごとに集計された評価情報であることを特徴とす
る。上記のような構成を有する請求項113に記載の発
明によれば、嗜好の合わない人の評価を見なくてよいの
で、自分にとって正しい評価情報を手に入れることがで
きる。
【0143】請求項114に記載の発明は、請求項10
7に記載の評価装置において、前記評価対象が、店であ
ることを特徴とする。上記のような構成を有する請求項
114に記載の発明によれば、店の全般的なサービスを
受ける場合、この情報があると決めやすくなる。
【0144】請求項115に記載の発明は、請求項10
7に記載の評価装置において、前記評価対象が、取り扱
われている商品であることを特徴とする。上記のような
構成を有する請求項115に記載の発明によれば、店の
部分的なサービスを受ける場合、この情報があると決め
やすい。
【0145】請求項116に記載の発明は、請求項10
7に記載の評価装置において、前記評価対象の特定が、
キーワード検索によって行えるように構成されているこ
とを特徴とする。上記のような構成を有する請求項11
6に記載の発明によれば、キーワード検索によって評価
対象を特定することができるので、利便性が大幅に向上
する。
【0146】請求項117に記載の発明は、請求項10
7に記載の評価装置において、前記評価情報が、音声及
び映像の少なくとも一方で送受信されるように構成され
ていることを特徴とする。上記のような構成を有する請
求項117に記載の発明によれば、評価文を書く手間が
不要となる。
【0147】請求項118に記載の発明は、請求項10
7に記載の評価装置において、前記評価情報を入力した
利用者に対して、キャッシュバックすることを特徴とす
る。上記のような構成を有する請求項118に記載の発
明によれば、情報の入力を促進することができる。
【0148】請求項119に記載の発明は、請求項10
7に記載の評価装置において、前記評価情報を入力した
利用者に対して、次回利用時に割引サービスすることを
特徴とする。上記のような構成を有する請求項119に
記載の発明によれば、情報の入力を促進することができ
ると共に、再度の来店を促進することができる。
【0149】請求項120に記載の発明は、コンピュー
タネットワークを通じて1つまたは複数の評価対象に対
してなされた評価を収集すると共に、収集された評価を
利用者に公開する評価装置であって、利用者の属性を収
集する属性収集部と、利用者が、ある評価対象に対して
評価を入力する際に起動される評価受付部と、前記属性
収集部による収集データに基づいて利用者の属性を分類
し、その属性に応じた評価を受け付け、これらの評価を
利用者の指示に従って表示する属性評価部と、各評価に
関して、その評価が利用者にとって役に立つか否かを尋
ね、役に立たないとの回答が所定レベル以上であること
により役に立たないとされた場合に、その評価を検出
し、その後、Webマスタに通知する、またはその評価
を自動的に削除する処理を行う役に立たない評価処理部
と、その評価についての1つもしくは複数の優先表示条
件のうち、利用者の選択指示に従って、特定の評価を優
先的に表示する優先表示部と、ランク付けに関する所定
の場合分けロジックに従って、評価者としてのレベルを
ランク付けするランク付け部と、その評価を読む複数の
利用者について、前記属性収集部によって得た互いの属
性が一致するか否かを判断し、同じ属性の利用者につい
て所定の処理を行う属性一致時処理部と、評価の入力が
なされた評価対象にその評価を通知し、必要に応じてそ
の評価に対するコメントを受け付けた後、所定の処理を
行う通知処理部と、各評価対象に関する各評価項目ごと
に所定の重み付けおよび関数の少なくとも一方を設定し
て、各評価対象について総合評価値を算出する総合評価
部と、評価書き込みまたは前記属性収集部の属性を収集
するためのアンケート記入に対してゲームを提供するゲ
ーム付加部と、モバイル通信機器との間で、評価対象を
特定してその評価情報のアップロード機能あるいはダウ
ンロード機能の少なくとも一方を果たすモバイル機器処
理部とを備えたことを特徴とするものである。
【0150】請求項130に記載の発明は、請求項12
0に記載の発明を方法の観点から捉えたものであって、
コンピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評
価対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集さ
れた評価を利用者に公開する評価方法であって、利用者
の属性を収集する属性収集ステップと、利用者が、ある
評価対象に対して評価を入力する際に起動される評価受
付ステップと、前記属性収集ステップによる収集データ
に基づいて利用者の属性を分類し、その属性に応じた評
価を受け付け、これらの評価を利用者の指示に従って表
示する属性評価ステップと、各評価に関して、その評価
が利用者にとって役に立つか否かを尋ね、役に立たない
との回答が所定レベル以上であることにより役に立たな
いとされた場合に、その評価を検出し、その後、Web
マスタに通知する、またはその評価を自動的に削除する
処理を行う役に立たない評価処理ステップと、その評価
についての1つもしくは複数の優先表示条件のうち、利
用者の選択指示に従って、特定の評価を優先的に表示す
る優先表示ステップと、ランク付けに関する所定の場合
分けロジックに従って、評価者としてのレベルをランク
付けするランク付けステップと、その評価を読む複数の
利用者について、前記属性収集ステップによって得た互
いの属性が一致するか否かを判断し、同じ属性の利用者
について所定の処理を行う属性一致時処理ステップと、
評価の入力がなされた評価対象にその評価を通知し、必
要に応じてその評価に対するコメントを受け付けた後、
所定の処理を行う通知処理ステップと、各評価対象に関
する各評価項目ごとに所定の重み付けおよび関数の少な
くとも一方を設定して、各評価対象について総合評価値
を算出する総合評価ステップと、評価書き込みまたは前
記属性収集ステップにおける属性を収集するためのアン
ケート記入に対してゲームを提供するゲーム付加部と、
モバイル通信機器との間で、評価対象を特定してその評
価情報のアップロード機能あるいはダウンロード機能の
少なくとも一方を果たすモバイル機器処理ステップとを
有することを特徴とするものである。
【0151】請求項140に記載の発明は、請求項12
0または請求項130に記載の発明を実行するためのソ
フトウェアを記録した記録媒体という観点から捉えたも
のであって、コンピュータを用いて、1つまたは複数の
評価対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集
された評価を利用者に公開する評価用ソフトウェアを記
録した記録媒体であって、そのソフトウェアは、前記コ
ンピュータに、利用者の属性を収集させ、利用者がある
評価対象に対して評価を入力しようとする際に、その評
価を受付させ、収集させた属性に関するデータに基づい
て利用者の属性を分類させ、その属性に応じた評価を受
け付けさせ、これらの評価を利用者の指示に従って表示
させ、各評価に関して、その評価が利用者にとって役に
立つか否かを尋ねさせ、役に立たないとの回答が所定レ
ベル以上であることにより役に立たないとされた場合
に、その評価を検出させ、その後、Webマスタに通知
させ、またはその評価を自動的に削除させ、その評価に
ついての1つもしくは複数の優先表示条件のうち、利用
者の選択指示に従って、特定の評価を優先的に表示さ
せ、ランク付けに関する所定の場合分けロジックに従っ
て、評価者としてのレベルをランク付けさせ、その評価
を読む複数の利用者について、互いの属性が一致するか
否かを判断させ、同じ属性の利用者について所定の処理
を行わせ、評価の入力がなされた評価対象にその評価を
通知させ、必要に応じてその評価に対するコメントを受
け付けさせた後、所定の処理を行わせ、各評価対象に関
する各評価項目ごとに所定の重み付けおよび関数の少な
くとも一方を設定させ、各評価対象について総合評価値
を算出させ、評価書き込みまたは属性を収集させるため
のアンケート記入に対してゲームを提供させ、モバイル
通信機器との間で、評価対象を特定してその評価情報の
アップロード機能あるいはダウンロード機能の少なくと
も一方を果たさせることを特徴とするものである。
【0152】上記のような構成を有する請求項120、
請求項130あるいは請求項140に記載の発明によれ
ば、利用者の属性を正確に把握するために、属性収集部
によって利用者の属性を収集し、このデータに基づいて
利用者の属性を分類し、その属性に応じた評価を受け付
け、これらの評価を利用者の指示に従って表示すること
により、正確な評価を得ることができ、また、評価がま
ったく的外れの場合や、その評価対象に対するいやがら
せ、評価対象側の一時的客寄せのためのにせ評価等が載
せられた場合に、正しい評価の複数性によって、間違っ
た評価をWebマスタに通知して、その真偽を確認して
もらったり、自動的に消去することにより、精度の高い
評価を得ることができる。
【0153】また、ある評価対象について、所定の基準
に基づいて優先表示することができるので、良い評価を
受けようと評価対象が改善するのに役に立つと共に、評
価を行っている評価者に、その経験に応じて権威を付与
することにより、評価の信頼性を向上させることがで
き、さらに、わざわざ評価してもらったことに対する楽
しみを提供するために、属性一致時に、互いに通知し合
い、同じ属性(趣味、趣向の似ている)の気の合う仲間
を増やしてもらうことができる。また、互いにその趣味
に関する知識を深めあうこともできる。
【0154】また、評価をその評価対象に通知し、評価
対象からその評価に対するコメントをリターンさせるこ
とで、その評価に対する誤解解消の場を提供したり、評
価対象の改善の実行に対する約束付けによって、実際に
改善される割合を大きくすることができ、評価項目に対
する重み付けを自由に行い、その重み付けに基づいて総
合評価点がでるように自由に関数を設定できるようにす
ることにより、評価対象の総合評価が正確に行えるの
で、利用者が正しい選択を行えるようになる。
【0155】さらに、評価書き込み後等にゲームを付加
することで、書き込んだ後におもしろさを追加して、よ
り積極的な書き込みを促すようにすることができ、現在
歩いている居所と欲しい商品を利用者が評価サイトに入
力すると、その付近の店の住所と、その店の評価情報
と、その店で扱っている商品の評価情報とを、評価サイ
トを指定して自在に取り出すことができるので、欲しい
ジャンルのものをよりよい商品で、しかも安いと評判の
店で手に入れることができる。
【0156】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態(以
下、実施形態という)について、図面に基づいて具体的
に説明する。すなわち、本実施形態は、評価者、評価自
体、あるいは評価対象の利用者の属性に応じた評価を実
行する評価装置であり、図1に示す評価サイトHとして
実現される。また、本実施形態は、属性に応じた評価方
法及び属性に応じた評価用ソフトウェアを記録した記録
媒体として把握することもできる。
【0157】[1.構成]図1に示すように、サーバー
である評価サイトHは、コンピュータネットワークであ
るインターネットN1を介して、評価対象の責任者(例
えば、お店の店長)、評価情報(口こみ情報)を見にき
た人、評価者等、上記評価サイトHを利用する者(以
下、利用者という)が用いる複数の利用者端末装置Tと
接続されている。また、この評価サイトHは、電話通信
網N2を介して、上記利用者が所有する複数のFAX送
受信機F及び電話通話機tと接続されている。
【0158】上記利用者端末装置Tは、パソコン、ゲー
ム機、TV、携帯電話等であり、インターネットN1と
のデータ送受信のためのデータ受信部T1とデータ送信
部T2と、インターネットN1からの受信にかかわる設
定のため、またはインターネットN1へ送信するための
キーボード、マウス、マイクとマイクからの音声を認識
するための音声認識ソフト等のデータ入力部T3と、こ
れらのデータを表示する表示部T4を備えている。
【0159】上記FAX送受信機Fは、FAXデータを
受信するFAX受信部F1と、FAXデータを送信する
FAX送信部F2とを備え、電話通話機tは、話をした
り、所望の数値をダイヤルあるいはプッシュすることに
より、所望の数値を指定することができるように構成さ
れている。
【0160】上記評価サイトHはサーバーであり、イン
ターネットN1とのデータ送受信のためのデータ受信部
H01とデータ送信部H02と、インターネットN1か
らの受信にかかわる設定のため、またはインターネット
N1へ送信するためのキーボード、マウス、マイクとマ
イクからの音声を認識するための音声認識ソフト等のデ
ータ入力部H03と、これらのデータを表示する表示部
H04を備えている。
【0161】また、評価サイトHは、前記電話通信網N
2を介してFAXデータを受信するFAX受信部H05
と、FAXデータを送信するFAX送信部H06とを備
え、さらに、テキストデータを音声に変換して電話通話
機tへ通話したり、電話通話機tからの音声(ダイヤル
番号の識別を含む)をテキストデータに変換する電話音
声変換部H07を備えている。また、前記FAX受信部
H05及びFAX送信部H06には、FAXデータ変換
部H08が接続されている。このFAXデータ変換部H
08は、利用者からファクシミリで送信される書面から
文字認識を行う文字認識手段であり、具体的には、FA
Xで送られてきたイメージデータを所定のデータに変換
したり、逆に種々のデータをイメージデータ化するとい
った処理を行う。
【0162】また、評価サイトHは、本発明の特徴部分
である、評価者の属性に応じた評価を受け付けたり、こ
れらの評価を利用者の指示に従って表示する属性評価部
H09と、評価者、評価自体、あるいは評価対象の利用
者の属性を収集する属性収集部H10と、各評価に関し
て、“その評価は役に立たない”という投票結果を得た
場合に、その評価をピックアップしてWebマスタに通
知したり、その評価を削除する役に立たない評価処理部
H11と、特定の評価を見やすい位置に優先的に表示す
る優先表示部H12と、評価者としてのレベルをランク
付けするランク付け部H13と、同じ属性の人々を互い
に紹介する属性一致時処理部H14と、評価がなされた
評価対象の例えば店長にその評価を通知したり、その評
価に対するコメントを評価者に返す通知処理部H15
と、評価項目毎に重み付けした数値を設定したり、その
数値を用いて総合評価値を算出する関数を設定して、評
価対象に対する総合評価を行う総合評価部H16と、評
価書き込み終了時またはアンケート終了時等に、書き込
んでもらった御礼にゲームをして楽しんでもらうゲーム
付加部H17と、モバイル機器との間で、評価情報のア
ップロード及びダウンロード機能を果たすモバイル機器
処理部H18と、評価者が、評価入力スイッチを入れる
ことにより起動される評価受付部H19とを備えてい
る。
【0163】なお、前記属性収集部H10としては、所
定のアンケートを、コンピュータネットワークを介して
の、書き込み、電子メール、電話による番号指定、ある
いはFAXの少なくともいずれかによって実施するアン
ケート部、あるいは、アンケートの回答を電話で受け付
けて、その結果をWebマスタが手入力でサーバーに入
力するもの等が用いられる。
【0164】また、前記アンケート部としては、所定の
アンケート項目を設定し、このアンケート項目の内、メ
ールアドレス、氏名等といった一部の項目についてはサ
イト上でアンケートし、残りの項目については、電子メ
ール、FAX又は電話等によるアンケートとして実施す
るように構成することもできる。なお、以下に示す実施
形態においては、属性収集部H10としてアンケート部
を用いた場合について説明する。
【0165】また、前記優先表示部H12は、ある評価
についてその評価が役に立つ/立たないの投票数をカウ
ントする手段と、書き込み数をカウントする手段を備
え、その評価についての1つもしくは複数の優先表示条
件のうち、利用者の選択指示に従って、特定の評価を優
先的に表示するように構成されている。
【0166】[2.作用及び効果]上記のように構成さ
れた本実施形態は、次のように作用する。
【0167】[2−1.概略]評価サイトHは、所定の
アンケートを実施し、評価者や利用者の属性に応じた評
価データを得るために、上記のアンケート結果に基づい
て高精度な属性判別を行い、評価の信頼性の向上を目的
として、質の悪い評価を排除したり、評価対象における
改善意欲の向上を目的として、評価対象に対して、得ら
れた評価を通知すると共に、評価対象からの応答を得る
ことができる。また、評価者の評価意欲を向上させるた
めに、表彰や格付けを行い、さらに、使い勝手を良くす
るために、ユーザーインターフェースを充実させ、評価
の公序良俗を保つために、汚い言葉等をキーワードで検
索して処理することができる。
【0168】[2−2.具体的手順] [2−2−1.評価サイトのメインルーチン]ここで、
本実施形態における評価サイトのメインルーチンの処理
手順を図2に示す。この手順は、ステップ201(図
中、S201と記す)からステップ210にそれぞれ対
応するサブルーチンを、他のシステム処理に加えて、属
性に応じた評価用ソフトウェアが無限に繰り返すことに
よって実現される。なお、以下に詳述する各サブルーチ
ンは、常にそれらのすべてが図2に示した順序で実行さ
れるわけではなく、必要に応じて選択的に実行される場
合もある。
【0169】すなわち、図2に示したように、まず、ス
テップ201において、属性収集部(アンケート部)H
10の作用により、評価者の属性を調べるためのアンケ
ートを実行すると、ただちに、ステップ202におい
て、属性評価部H09の作用により、アンケートを実行
した評価者等の属性を評価する。その後、ステップ20
3において、ゲーム付加部H17の作用により、評価書
き込み終了時またはアンケート終了時等に、書き込んで
もらった御礼にゲームを楽しんでもらう等、苦労してで
も書き込んでもらえるように楽しみを提供する。
【0170】次に、ステップ204において、役に立た
ない評価処理部H11の作用により、評価者及び利用者
によって“役に立たない”と判別された評価を、場合に
よって消去したり、Webマスタに通知する。次に、ス
テップ205において、ランク付け部H13の作用によ
り、評価者のランク付けを行い、ステップ206におい
て、優先表示部H12の作用により、利用者等の要求に
従って、評価結果を種々の態様で優先的に表示する。
【0171】ステップ207において、属性一致時処理
部H14の作用により、同じ属性の人々を互いに紹介し
合い、ステップ208において、総合評価部H16の作
用により、評価項目毎に重み付けを行ったり関数を設定
して、評価対象についての総合評価を行う。また、ステ
ップ209において、通知処理部H15の作用により、
評価結果を評価対象に通知し、評価対象よりその評価結
果に対するコメントを得る。ステップ210において、
モバイル機器処理部H18の作用により、利用者から要
求された態様で、評価情報(口こみ情報)をアップロー
ドしたり、ダウンロードする。以下、上記各サブルーチ
ンについて、フローチャートに従って詳述する。
【0172】[2−2−2.アンケート部におけるアン
ケート実行処理]図3は、属性収集部(アンケート部)
H10におけるアンケート実行処理のフローチャートを
示したものである。
【0173】まず、ステップ301において、そのアン
ケート実施者(評価者、利用者等)による登録が初めて
であるか否かが判断され、初めて登録するのであればス
テップ302に進み、Webサイトにおけるアンケート
(一次アンケート)を実施する。このアンケートの内容
は、ほとんど変更のない個人の固定的属性として、電子
メールアドレス、氏名等の最小限の項目とすることが好
ましい。評価者等の属性を正確に割り出すことができる
ようにするためには、アンケートは長いものとなるの
で、電話代が多くかかったり、途中で書くのがいやにな
るという問題があるからである。また、ほとんど変更の
ない個人の固定的特性を何度も書く手間を省くためであ
る。
【0174】次に、ステップ303において、アンケー
ト実施者の属性を細かく分類するために、電話、FA
X、電子メール等を用いてさらに詳しいアンケート(二
次アンケート)を実施する。その内容は、固定的属性で
あり、住む地域、年齢、性別、嗜好、趣味、職業、各評
価対象に対する経験(購買経験、評価経験…)等であ
る。このアンケートに対する回答は、電子メール等によ
って届き、後述する属性評価部H09に自動的に読み込
まれて、その属性に応じて分類される(図7の属性分類
のフローチャート参照)。
【0175】一方、そのアンケート実施者がすでに登録
されており、新しい評価をしようとしている場合には、
ステップ301において、その者による登録が初めてで
はないと判断されてステップ304に進み、Webサイ
トにおけるアンケートを実施する。なお、このアンケー
トには、その評価者が評価した評価対象や、評価自体を
特定する文言が自動的に記載される。
【0176】このアンケートは、ステップ302でアン
ケートした内容、すなわちメールアドレスに変更がない
かどうかと、このときの評価に関する変動的属性、すな
わち、その評価対象を知り得た時(when)、その評
価対象の場所(where)、その評価対象の利用内容
(what)、その評価対象を利用した理由(wh
y)、その評価対象を誰のために利用したのか(wh
o)、その評価対象をどのように利用したのか(例え
ば、購入、参照等)について、あらかじめ設定されてい
るチェックボックスを選択することで行う。他にショッ
ピング経験を確認するようにしてもよい。
【0177】続いて、ステップ305において、さらに
詳細なアンケートが行われる。すなわち、あらかじめ設
定されているチェックボックスで“その他”が選択され
たとき、上記5W2H(5W1Hに、How much
を付加)の少なくとも1つを、文章によって、電話、F
AX、電子メール等を用いてアンケート実施者に送り、
その者の変動的属性についてさらに詳しいアンケートを
実施する。例えば、固定的属性である住む地域、年齢、
性別、嗜好、趣味、職業、各評価対象に対する経験等を
記載して、電話、FAX、電子メール等を用いてアンケ
ート実施者に送り、その者がこれら固定的属性を修正で
きるようにしておく。
【0178】このように時間のかかるアンケートの文章
を、Webサイトに接続することなく、しかも、アンケ
ート実施者のあいた時間に入力することができるので、
アンケート実施者の電話代を安くでき、アンケートに答
えることが途中で面倒になってしまうということを防止
できる。
【0179】このようなアンケートにより、評価をする
たびに変動する個人の状況的特性を把握することができ
るので、個人の変動的属性に応じたより詳細な評価が可
能となる。また、ある評価対象(例えば、ある商品)に
対する評価を得たい場合に、その評価対象を購入後、所
定期間を経過した後にアンケートを実施すれば、その商
品を購入してから後の商品の使用情報を得ることができ
る。
【0180】なお、後述するように、ある評価者がこの
アンケートを実施した後、評価入力ボタンを押すと、後
述する図8に示したフローチャートに従って、その者が
評価する適格性があるか否かが判断され、適格性がある
と判断された場合には、評価することを許可され、その
評価者が独自の評価を入力することができるように構成
されている(図8の評価受付部のフローチャート参
照)。
【0181】一方、評価できる経験がないと判断された
場合、もしくは、まだこの初回登録時のアンケートを記
入していない場合には、他の評価者が行った評価を参照
することはできるが、自らが独自の評価を入力すること
はできないように構成されている。
【0182】また、上記アンケートの形態として、例え
ば、“料理は中華料理が好き”とチェック選択すると、
子ウインドで中華料理のメニューが示され、“酢豚”、
“餃子”などの個別料理をチェック選択できるようなブ
ランチ式のアンケート方式を採用することにより、その
評価対象について総合評価が容易なものとなる(図12
の総合評価部のフローチャート参照)。
【0183】[2−2−3.属性評価部における処理]
図4〜図6は、属性評価部H09における属性評価処理
のフローチャートを示したものである。なお、このフロ
ーチャートに示す各ステップは、常にそれらのすべてが
図4〜図6に示した順序で実行されるわけではなく、本
発明に係る評価サイトの利用者の要望に応じて、選択的
に、また順序を変更して実行される場合もある。
【0184】この属性評価部H09においては、ステッ
プ401の属性分類サブルーチンにより、評価を利用す
る人や評価者としての適性が認められた評価者の属性に
応じた評価データを得るために、上述したアンケートの
結果に基づいて高精度な属性判別が行われる。
【0185】すなわち、本発明に係る評価サイトHにお
いて、新しい評価(評価文、良かった/悪かったの5段
階評価、役に立つ/立たないの投票等の少なくとも1
つ)の入力を得た場合、又は、上記アンケート部H10
で新しいアンケートを得た場合、この属性評価部H09
において、評価、評価者、評価対象ごとにその属性を分
類してデータベースへ記憶する(ステップ401)。続
いて、属性分類サブルーチンにおける処理について説明
する。
【0186】[2−2−3−1.属性分類ルーチンにお
ける処理]図7は、上記属性評価部H09における属性
分類サブルーチンのフローチャートを示したものであ
る。
【0187】まず、ステップ701において、初回登録
時の固定的属性を抽出するための一次アンケート(図3
のステップ302参照)、あるいは、新しい評価(評価
文、良かった/悪かったの5段階評価、役に立つ/立た
ないの投票等の少なくとも1つ)が入力された時の変動
的属性を抽出するためのアンケート結果より(図3のス
テップ304参照)、その評価者等がどの属性に該当す
るかを、予め設定された属性の中から選択して得たその
属性No(なお、Noとは、識別コードIDをいう)、
評価対象No(評価の対象となる人や物以外に、評価の
評価ということから、評価自体も対象となる)、評価自
体のNo、新規会員であれば会員No等を記憶する。
【0188】続いて、ステップ702において、評価対
象のデータベースに、評価者の会員No、評価Noを記
憶させる。この評価対象とは、例えば、料理であると
か、曲であるとか、旅行先の特定地域であるとかの、人
や物以外にも、他の評価自体である場合もある。なお、
このステップ702の処理によって各評価対象に記憶さ
れた評価者の会員No等は、後に、図4のステップ40
5、ステップ407、図5のステップ409に関連づけ
て表示したり、積算させるために用いられる。
【0189】次に、ステップ703において、上記アン
ケート部H10で行った初回登録時のアンケートより、
個人の年齢、趣味、好み、興味の対象、性別、所在、職
業、所属団体等の個人の固定的特性を属性割り振りす
る。ここで、「属性割り振りする」とは、例えば、年齢
の段階別(10〜19才、20〜29才、30〜39
才、40〜49才等)、趣味(アウトドア族、釣り族、
カーキチ族等)、好み(色、季節、中華料理等)、所在
(愛知県**市、東京都**区等)等についての、予め
設定された属性カテゴリグループのデータベースに、会
員Noと、その評価自体のNoとを記憶させることをい
う。また、「属性カテゴリグループ」とは、例えば、上
記各属性について( )内に列記した各グループをい
う。
【0190】続いて、ステップ704において、評価入
力毎に行うアンケートより、その評価対象を利用した目
的の特性、5W1H等の状況的特性を変動的属性として
割り振る。すなわち、この「属性割り振り」とは、例え
ば、その評価対象を利用した目的(例えば、評価対象で
ある店でコートを買った目的)が、北国へ引っ越したが
コートがないので初めて購入したのか、持っていたコー
トが時代遅れになったので買い直したとかの目的に応じ
て評価の質が異なる。また、平均気温5℃の東京で買う
のか、平均気温−20℃の北海道で買うのかで、買うコ
ートへの要求が異なり、暖かい地域で買う場合には、保
温性より動きやすさが重視され、寒い地域で買う場合に
は、保温性が重視される。
【0191】このように、買ったものに対する評価は、
その購入目的別に分類する必要がある。さらに、この評
価は、5W1Hごとに分類することがより好ましい。従
って、評価対象毎に設定された目的、もしくは5W1H
毎の属性カテゴリグループのデータベースに、その評価
自体のNoと、評価した会員Noとを記憶する。
【0192】続いて、ステップ705において、F
(a,b,c,d,…)=a*pa+b*pb+c*p
c+d*pd+…に各属性毎に設定されたpa,pb,
pc…を代入して、この数値が所定値以上の場合に、
「この人はその属性に含まれる」と決定する。
【0193】すなわち、カーキチ属性の場合、a、b
は、CheckBoxのイエスの選択で“on”、又
は、ノーの選択で“off”である。なお、このpa=
0.9,pb=0.9,pc=0,pd=0,…といっ
た数値は、Webマスタが設定する。また、このChe
ckBoxは、アンケートで「車が好き」と答えると自
動的に起動されて、例えば、市販車の燃費性能を知って
いるかどうかについて、a=1:市販車の燃費性能を熟
知、a=0.5:市販車の燃費性能をそこそこ知ってい
る、a=0:燃費性能を全く知らない、というような3
段階のチェックを行う。同様に、b(3段階、0、0.
5、1):市販車の価格を知っている、c(0、0.
5、1):出力性能を知っている、d(0、0.5、
1):外見に詳しい等、種々のアンケート項目につい
て、同様のチェックを行う。このようにして属性が決定
されると、属性分類のサブルーチンは終了して、図4の
ステップ402に進む。
【0194】[2−2−3−2.属性評価部における処
理の続き]図4のステップ401において属性が決定さ
れた利用者が、昨日の閲覧に続く今日このときにおい
て、その評価対象の一覧を見るのが初めてか否かが判断
され(ステップ402)、初めてその評価対象の一覧を
目にする場合にはステップ403に進み、広告料金等の
順番で評価対象を表示する。なかでも、所定のマーク料
金を払った評価対象は、目立つマークをつけて見やすい
上部に表示する。一方、初めてでなければステップ40
4に進む。
【0195】続いて、ステップ404において、新しい
評価の入力があるか否かが判断され、新しい評価の入力
がある場合には、ステップ405に進み、評価対象No
の評価対象又は評価自体に、所属属性ごとに関連付け
て、その評価内容を表示する。
【0196】例えば、新しい評価の入力が“文章”によ
ってなされた場合には、ステップ405において、評価
対象Noの評価対象又は評価自体に、所属属性ごとに関
連付けて、その評価の文章を表示する。この表示方法と
しては、例えば、被評価対象(評価)を四角形等で囲う
と共に、今回の評価文を四角形等で囲って、両者を線で
結んで表示する方法等がある。
【0197】また、新しい評価の入力が“5段階評価”
によってなされた場合には、ステップ405において、
評価対象Noの評価対象又は評価自体に、所属属性ごと
に関連付けて、その5段階評価の平均値を算出して表示
する。例えば、この評価者が女性で20〜29歳である
という属性ごとの5段階評価の平均値を表示する。
【0198】また、新しい評価の入力が“ある評価対象
に対してなされた評価が、その評価者にとって役に立つ
かどうかの投票”によってなされた場合には、ステップ
405において、評価対象Noの評価対象又は評価自体
に、所属属性ごとに関連付けて、その評価が役に立つか
否かの投票総数を計算して表示する。すなわち、評価の
評価を繰り返した結果、ツリー構造の評価セットができ
あがる。例えば、その評価セットの大枝の基となる評価
は、いくつかの中枝とこれら中枝からの小枝評価の全て
についての“役に立つ”との投票数を加算して表示す
る。
【0199】但し、ある評価対象が所定回数以上(例え
ば20回以上)評価されていなければ、その評価は全て
の態様において表示されないように構成することが望ま
しい。また、評価文、評価数、役に立つ投票数、5段階
評価値は色を薄く表示したり、一番目立たない下部に常
に表示されるようにしてもよい。その際、「あとn個集
まると評価分析を開始します」とか、「表示します」と
いったコメントを表示するようにしてもよい。このよう
に書き込みを行う手間を多くすることで、にせ情報の書
き込みを防止し、評価数がある程度集まったところで正
規評価として扱うことで、評価の精度を向上させること
ができる。
【0200】次に、ステップ406において、評価対象
Noごとの評価の信頼度を表示する。この「信頼度」
は、例えば、評価対象Noごとの評価の重積度を算出
し、この算出値に応じて、一般化、ノマライゼーション
の0〜1.0の数値を割り付けしてあるマップを参照し
て、これを「信頼度」として表示したり、評価対象No
ごとに、その下層からの重積度の総和を算出して「信頼
度」として表示する。
【0201】なお、上記「評価の重積度」とは、評価
数、役に立つとの投票数、又は、評価数や役に立つとの
投票数によって決まる称号レベルをいう。また、この評
価対象Noごとの評価の信頼度は、それぞれの評価No
で特定される評価のデータベースに記憶され、最終的に
は、評価の基点となるその評価対象の「信頼度」として
表示される。
【0202】次に、ステップ407において、新たな評
価の対象となった評価自体(店とか曲の作曲者)、又は
新たな評価者の属性に所属する人々に、電子メール、F
AX、電話等を用いて、新たな評価がなされたことを通
知する。これにより、新たな評価を見た利用者が再度評
価をするきっかけとなる。
【0203】ステップ408において、評価者へ報奨を
伴うポイントを付与する。このポイントは、報奨を得て
も消えないようにし、ポイントに応じてその報奨内容を
変える。これにより、ポイントが消えないので、評価者
は報奨を得ても再度訪れて評価する気になる。また、ポ
イントに応じて報奨内容が変わるので、再度訪れて評価
する気持ちになる。
【0204】続いて、図5に示したように、ステップ4
09において、評価を見ている人(以下、閲覧者とい
う)の要求に従って、その評価、あるいはその評価をし
た評価者等に関する種々の情報が表示される。このよう
にすると、その閲覧者にとっては、その評価をした人が
どのような評価者であるかを確認することができるの
で、その評価の信憑性を判断することができる。一方、
その評価者自身にとっては、自らの評価履歴を見て、
「また評価しよう」というやる気を起こさせられるの
で、評価意欲を向上させることができる。
【0205】なお、閲覧者による表示要求は、ボタン、
プルダウンメニュー等によって行うように構成されてい
る。また、一覧表化された評価者のいずれか1人を選択
して、その評価者に関する情報を表示するようにしても
良い。さらに、上記「閲覧者」には、評価を見にきただ
けの人のほか、評価者自身も含まれる。
【0206】また、上記「評価者等に関する情報」とし
ては、例えば、その評価者の過去の評価履歴、評価者ご
との過去の有効評価履歴、役に立つ/役に立たないの投
票数、その評価者の過去の全評価数、有効評価数等が挙
げられる。なお、上記「有効評価履歴」とは、役に立た
ないとの投票によって消されていない評価履歴をいい、
「有効評価数」とは、役に立たないとの投票によって消
されていない評価数をいう。
【0207】また、これらの情報の表示態様としては、
それらの情報をそのまま表示しても良いし、表彰の態様
で評価数上位の評価者あるいは有効評価数上位の評価者
を表示しても良い。このように表彰の態様で表示するこ
とにより、評価意欲をさらに向上させることができる。
また、上記評価者等に関する情報の一部を所定数選択
し、これを見やすい上部から表示することにより、評価
者等の一覧表が画面上でおさまり、スクロールする必要
がなくなる。
【0208】次に、ステップ410において、閲覧継続
の要請がなされる。すなわち、アンケート中又は評価中
であって、且つ、バックボタン、「お気に入り」、「フ
ァイル」又は「×ボタン」にマウスポインタが近づいた
場合には、アンケート又は評価を途中で辞めようとして
いると考えられるので、「アンケートやめないデー」と
いった任意の発言を発生したり、表示する。これによ
り、アンケート中又は評価中に書くのがいやになったユ
ーザーに対して、途中で辞めようとする行動を思いとど
まらせて、できるだけ多くの人にアンケートしてもらう
ことができる。
【0209】ステップ411において、評価催促メール
の送信がなされる。すなわち、新規に登録された評価対
象(店)の所属属性の人に、その評価対象についての評
価を催促するメ−ルを打つ。これにより、新しい評価対
象についても評価量を増やすことができるとともに、評
価量の偏りをなくすことができる。また、その評価対象
に興味のありそうな所属属性の人に絞って評価を催促す
るので、新しい評価が得られる確率が高くなるととも
に、質の高い評価を得ることができる。さらに、属性の
合わない無関心な人に迷惑メールを送って、脱会者が増
えるような事態を防ぐこともできる。
【0210】ステップ412において、閲覧者の要求に
従って、評価結果の優先表示がなされる。この評価結果
の優先表示の態様としては、例えば、評価対象を(同一
属性ごとに)、評価数の少ない順に、所定数見やすい上
部から表示することができる。このように過去の評価数
が少ない評価対象を評価すると、カリスマ評価者になり
やすいので、評価意欲を向上させることができる。
【0211】また、評価対象を(同一属性ごとに)、評
価数の多い順に、所定数見やすい上部から表示しても良
い。このように見やすい位置に表示することにより、そ
の評価対象に対する広告効果が発揮され、一方、その評
価対象においても、さらに多くの評価を得ようと努力す
る。さらに、評価対象を(同一属性ごとに)、評価数の
多い順に、所定数見やすい上部から、表彰の態様で表示
しても良い。このように見やすい位置に表示するととも
に、表彰することで、より高い広告効果が得られ、この
ため、他の店も表彰されようと改善する。
【0212】なお、上記「表彰の態様」とは、1位から
3位、もしくは6位程度までの表彰台の上に、評価対象
が特定できる文言を付けたマーク、わく、人やペットの
形を乗せるとか、1位から所定下位までの一覧表に、評
価対象を特定できる文言を記載し、そのすぐ隣に金銀銅
とか、ダイヤ、ルビー、サファイヤとかの王冠、指輪、
ペンダント等をマーキングするようにしてもよい。もち
ろん、その表彰の根拠となる評価数の数値も記述すると
よい。
【0213】また、評価結果の優先表示の態様として
は、評価対象を(同一属性ごとに)、5段階評価の平均
値の高い順に、所定数見やすい上部から表示しても良
い。なお、5段階評価の平均値は、それぞれの評価対象
ごとに小数点以下まで算出し、その少数点以下の値も考
慮して順位をつける。このように5段階評価の平均値の
高い順に見やすい位置に表示することにより、広告効果
が発揮され、評価対象においても、さらに高い評価を得
ようと努力する。
【0214】さらに、5段階評価の平均値の高い順に、
所定数見やすい上部から表彰の態様で表示することもで
きる。このように見やすい位置に表示するとともに、表
彰することで、より高い広告効果が得られるとともに、
他の店も表彰されようと改善する。
【0215】これと反対に、評価対象を(同一属性ごと
に)、5段階評価の平均値の低い順に、所定数見やすい
上部から表示しても良い。このように見やすい位置に表
示することにより、広告効果が得られるとともに、今後
良い評価を得ようと店が努力する。
【0216】ステップ413において、Webマスタに
よる悪質な評価者及び評価対象の登録及び表示がなされ
る。すなわち、Webマスタによる評価文に対するキー
ワード検索によって、悪質評価者、悪質評価対象の登録
がなされ、一覧表が作成される。これにより、悪質評価
者による中傷誹謗等を排除することができ、また、うそ
の情報を流す店や、やらずぼったくり店を公表して、消
費者の被る被害を最小限にすることができる。なお、上
記「キーワード検索」とは、後述する評価受付部のフロ
ーチャート(図8のステップ813における自動検索で
発見できなかった、所属属性ごとの禁止ワード(例え
ば、飲食店に対し「吐き気」等の言葉)をキーワードと
して検索することをいう。
【0217】ステップ414において、閲覧者の要求に
従い、属性別に書込数、5段階評価値、投票数等を、絵
やグラフ、図形等によりビジュアル表示する。これによ
り、評価データがより分かりやすくなる。なお、この場
合、属性とは男女別、年代別等である。
【0218】また、上記ビジュアル表示の例としては、
レーダーチャート、棒グラフ等がある。また、属性別
に、書込数、投票数等を所定の単位個数毎に1つのイメ
ージで表示しても良い。例えば、1つのイスで表す単位
個数を5個とした場合に、書込数が7個のときは、イス
が1つと、2/5が色つきで、残りの3/5が色なしの
イスで“7個”を表す。なお、この場合は、ヘルプ画面
等に「イス1つが書込数5個分に相当する」ことを示す
説明文を記載することが好ましい。
【0219】ステップ415において、店長、評価者等
の属性イメージを表示する。店長のイメージ表示として
は、例えば、その店が高級なバーで、店長の年齢が40
代であれば、シルクハットにタキシードの黒ひげ、年齢
が60代であれば、白ひげとするとか、その店がフラン
ス料理店の場合には、コックの白い長帽子に白服という
ように、それぞれの特徴を端的に表現するイメージで表
示する。この属性イメージは、店長や評価者が予め設定
されているイメージリストから選択してもよいが、自分
で作成したイメージデータをそのまま用いることもでき
る。また、イメージスキャナで取り込んだ自分の写真を
用いてもよい。これにより、属性イメージの表現力の向
上と容易化が図れる。
【0220】ステップ416において、閲覧者の要求に
従い、時間に対する評価の推移とか、評価のネスト構造
の時間に対する重積を表示する。すなわち、時間に対す
る評価の推移を表示する場合、評価対象に対する評価の
変化を、縦軸に5段階評価値、横軸に経過時間をとるこ
とによって、経過時間ごとの評価の推移を表示すること
ができる。この5段階評価値は、後述する移動平均値計
算式である(数1)によって求めるようにしてもよい。こ
のようにすると、例えば、新曲がでた場合の評価の変化
が一目でわかるようにすることができる。なお、この5
段階評価値は、評価者の属性に応じた評価値でも、曲の
リズム感、悲壮性、楽しさ等の評価項目毎の評価値であ
ってもよい。
【0221】また、評価のネスト構造の時間に対する重
積を表示する場合、ある評価対象に対し、横軸を時間、
もしくは評価順番とし、縦軸は評価総数とする。そし
て、ある評価に対して評価が複数なされた場合、そのあ
る評価のなされた時刻、もしくは評価順番から、ある評
価に対してなされた評価が発生した時点で、1つづつ同
じ色でプロットして、縦軸の評価総数を増加させる。こ
のようにすると、ある評価が、さらなる評価をたくさん
誘発させた評価であるということが一目でわかるように
なる。これにより評価信頼度の認識性の向上を図ること
ができる。
【0222】続いて、図6に示したように、ステップ4
17において、閲覧者の要求に従い、属性ごとの評価一
覧表の表示がなされる。すなわち、閲覧者が特定の属性
の評価情報に絞った表示を希望する場合に、閲覧者がそ
の属性を選択すると、その属性の評価者が行った評価の
みが一覧表で表示される。ここで、「属性」とは、男女
別、年齢、過去の購買商品、過去のオンラインショッピ
ングの金額、オンラインショッピング額の平均値(移動
平均)、購入する時間帯、特定雑誌の購買経験、自動車
の保有の有無といった上記アンケートでピックアップし
た属性である。これにより、属性ごとの評価情報に絞っ
て提供することができるので、利用者にとっては、その
店の客層が誰で、どのような評価を得ているかがより分
かりやすくなる。
【0223】ステップ418において、グループ化統計
処理がなされる。すなわち、ある評価対象に対して同じ
評価をした者をグループ化して、各種の統計処理を行う
ことにより、有用な評価データを得ることができる。こ
の場合、グループ名称を「〜店〜評価Gr」と名付ける
ことにより、そのグループの特性を容易に把握すること
ができるようにすると、閲覧者にとって、ある評価者が
どのグループに属するか、また、そのグループはどのよ
うな内容であるかが分かりやすくなる。
【0224】このようなグループ名称は、以下のように
して決定することが望ましい。すなわち、このグループ
の評価文章中のキーワードのうち、出現頻度が高い第1
位と第2位のキーワードを組み合わせてグループ名称を
決めるとか、評価対象の名称にこの第1位キーワードを
組み合わせることによってネーミングする。例えば、
「焼肉朝鮮飯店おいしいGr」のように名付け、名が態
を表すようにすることにより、評価者のプロフィールを
他の人が見て、どのGrに属するかが容易に分かると同
時に、そのGrの内容も容易に分かるようにすることが
できる。
【0225】また、ある評価対象に対して同じ評価をし
た者のグループ化を図る、言い換えれば、同様の価値観
を有する人々をグループ化することにより、このグルー
プが、他の評価対象をどのように評価しているかを容易
に知ることができる。また、このグループに対して新し
い評価が入った場合に、その旨を知らせるメールを、こ
のグループのメンバーに自動的に送ることが容易にでき
る(図4のステップ407参照)。これにより、再度の
評価のきっかけとなる。
【0226】また、一般の閲覧者や、今後の営業方針を
策定したい店長等の要求によって、定期的(例えば、3
ヶ月ごと)に、それぞれの希望により複数の属性からグ
ループを設定し、このグループ毎に各評価を統計処理し
てその結果を表示したり、宛先として報告先と挨拶文等
の定型文を付属させてレポート形式で報知することもで
きる。なお、このような定型的な文を不要とする店長等
には、そのままグラフ化したデータを添付して報知する
ようにしてもよい。ここで、「報知」とは、E−メー
ル、機械音声自動電話、FAX等、要求に応じて異なる
態様で報知することができるものとする。
【0227】ステップ419において、評価コメントを
評価対象へ通知する。これによりその評価対象は、通知
された評価コメントに基づいて、その内容等を改善しよ
うという意欲の向上を図ることができる。例えば、評価
対象があるお店である場合には、評価コメントをその店
の店長へ通知する。これにより、通知された評価コメン
トに基づいて、店のコンテンツ内容を改善しようという
意欲の向上が図れる。
【0228】また、上記評価対象(店長等)への通知手
段としては、電子メール、電話やFAX等が用いられ
る。この通知を電話で行う場合には、評価文を含んだテ
キスト、例えば、電話における定型的挨拶文を加え、評
価文を読み上げ、またよろしくと結ぶようなテキストを
読み上げて通知する。
【0229】なお、上記評価対象への通知は、その評価
対象からの要求により、各属性毎に一覧表化して通知す
ることもできる。すなわち、同じ属性の人には、同じ文
面の通知文で良い場合が多いので、一覧表化すること
で、この属性の評価者には総合的にどのような文面にす
るのか把握しやすく、さらに同じ属性の評価者へ一括し
て返答できるようにしてもよい。
【0230】ステップ420において、評価対象(例え
ば、店長)からのサンクスメールを評価者等へ戻す。こ
のサンクスメールは、FAX、電話、電子メール等を用
いて評価者等に送られ、誤解の解消の手段として、ま
た、再度その評価対象を購入したり、訪問してもらうた
めのアピール手段として機能する。
【0231】すなわち、評価対象は、その評価対象につ
いて評価した評価者等に対し、FAXや電話、電子メー
ル等でこの評価に対してコメントする。なお、FAXの
場合、OCRでいったんテキストデータに変換され、サ
ーバーから電子メールで転送されるようにすることもで
きる。また、電話の場合には、自動音声テキスト変換に
より、電子メールに変換されて返信されるようにするこ
ともできる。
【0232】また、ある評価対象からWebマスタに対
して評価値の変更依頼があった場合には(ステップ42
1)、ステップ422において、Webマスタがその評
価対象の評価値の変更を許可するか否かを判断し、許可
する場合にはステップ423に進み、評価対象(の店
長)自ら、過去の評価値を変更することができる。例え
ば、ある評価対象(の店長)からの通知により、Web
マスタに店舗を新しくして良くなったことを理解しても
らった場合には、Webマスタがその評価対象の評価値
の変更を許可する。
【0233】一方、ステップ422において、Webマ
スタが評価値の変更を許可しない場合には、ステップ4
24に進み、評価対象になんらかの改善がなされたか否
かが判断され、改善されたと判断された場合には、ステ
ップ425に進み、後述するような方法で、その評価対
象の評価値の変更がなされる。一方、なんら改善されて
いないと判断された場合には、評価値の変更はなされ
ず、ステップ426に進み、その評価対象に対して改善
要求メールを送る。
【0234】ここで、評価対象に対する評価値の変更方
法について説明する。例えば、評価対象(の店長)が今
までの評価結果を打ち消すことができるような新装開店
を行ったと自己申告した場合、加重平均重みを軽くす
る。すなわち、図4のステップ405において説明した
「5段階評価の平均値」とは加重平均であり、そのとき
の算出式は、次式の通りである。
【数1】
【0235】上式において、Xを小さく(軽く)する
と、評価値である加重平均値は変わりやすく、大きく
(重く)すると変わりにくくなる。そこで、例えば、あ
る評価対象(店)において新装開店がなされた場合に
は、新装開店後の評価の入力ごとに、Xを小さい値から
徐々に元の重い値に変化するように設定することによ
り、新装直後の状態の評価が、これまでの過去の蓄積を
無効化して正しい評価にすることができる。
【0236】また、評価対象に対する評価値の変更方法
の他の例としては、これまでの5段階評価が悪かった場
合、すなわち“3.0以下(平均以下)”であった場合
には、その評価値を“3(平均)”にしたり、これまで
の5段階評価が良かった場合(3.0以上)には、評価
値をさらにプラス方向に上げるため、所定値上乗せして
も良い。
【0237】そして、ステップ426において、5段階
評価が所定値以下の評判の悪い評価対象には、改善要求
メールを送る。これにより、その評価対象の改善しよう
という意識の向上が図れる。なお、この改善要求メール
は、時間の経過と共にそのメール頻度を少なくするよう
に設定することが望ましい。評判の悪い評価対象には改
善要求メールをたくさん出して、できるだけ早く改善し
てもらうようにしつつも、敢えて改善しない評価対象に
はこのようなメールはうるさいだけなので、メール頻度
を落とす。また、この改善要求メールは、その評価対象
の評価が3.0以上になったときには中止し、所定値以
下になったときに開始するようにすることが望ましい。
以上にて、属性評価部を終了してリターンする。
【0238】[2−2−4.評価受付部における処理]
このサブルーチンは、評価者がある評価対象に対して自
らの評価を入力をしようとする場合に、評価入力スイッ
チ等を押すことで起動される。
【0239】図8に示したように、まず、ステップ80
1において、評価を入力しようとする評価者の識別コー
ドIDを入力する。ステップ802において、そのID
より、その評価者がその評価対象に対して評価をするの
に適しているか否か、例えば、ある製品の購買等の評価
者としての必要な経験があるか否かをウィンドウを開い
て聞く。もし、評価をするのに適していなければ、その
評価者は「評価できない」として、謝罪文を表示してリ
ターンする。一方、評価をするのに適していると判断さ
れた場合には、ステップ803に進む。
【0240】ステップ803において、同一の評価者が
所定回数以上繰り返し評価を行っているか否かをチェッ
クする。具体的には、1つの評価対象に対し、同一IP
アドレスのサイトからのアクセスか否かをチェックす
る。また、同じ電話もしくは携帯電話の番号か否かと
か、同じメールアドレスを所有しているか否かとかの方
法でチェックすることもできる。ここで、所定回数以上
繰り返して評価がなされているか否かを判断することと
したのは、評価内容を追加・変更するために2〜3回繰
り返してアクセスする場合があるからである。
【0241】そして、同一の評価者が同一の評価対象に
対して、所定回数以上、繰り返し評価を行っている場合
には、ステップ804に進み、その繰り返し評価が正当
なものであるか否かを判断する。これにより、単なるポ
イント稼ぎや、いわゆる“さくら”を排除することがで
き、評価の一般化を図ることができる。
【0242】すなわち、ステップ804において、繰り
返し評価が正当なものであるか否かを判断するために、
その繰り返し評価は所定期間を経て行われたものか否か
を聞く。通常、2〜3回の情報追加が考えられるからで
ある。そして、所定期間を経ている場合には、ステップ
805に進み、繰り返し評価履歴をクリアし、ステップ
806に進む。
【0243】一方、所定期間を経ていない場合には、ス
テップ807において、今回の評価が前回の評価の修正
かどうかを聞き、修正でなければその繰り返し評価は単
なるポイント稼ぎやいわゆる“さくら”の可能性が高い
ので、そのままリターンする。一方、今回の評価が前回
の評価の修正であった場合には、ステップ808におい
て、その修正回数が所定回数より多いか否かが判断さ
れ、所定回数未満の場合はステップ806へ進む。一
方、修正回数が所定回数以上の場合は、その修正は認め
ないで、そのままリターンする。
【0244】次に、ステップ806において、同一評価
対象に対する一定時間間隔の評価入力であるか否かが判
断され、一定時間間隔の評価入力であると判断された場
合には、ステップ809へ進む。このように一定時間間
隔の評価入力であるか否かを判断することとした理由
は、ある店が客を呼び込むために実際と異なるにせ情報
を異なる電話、サイトから流す場合、通常、一定間隔ご
との評価をしがちであるからである。
【0245】続いて、ステップ809において、評価対
象の評価頻度が所定回数以上であるか否かが判断され、
所定回数以下の場合、この一定間隔毎の評価はハッカー
による意図的な情報操作によって偽情報を流しているの
ではないかという疑いから、何もしないでリターンす
る。一方、評価頻度が所定回数以上の場合は、多少情報
操作されても評価値は変化しないため、評価するのを認
める。なお、上記「一定時間間隔」とは、ある評価が入
力された後、次の評価が入力されるまでの間隔が、ちょ
うど電話をかけ直す間隔であるような場合をいう。
【0246】次に、ステップ810において、評価者の
識別コードIDが、提携先サイトから情報提供されてい
る購入経験者のID、あるいはそのサイトの機能を用い
たことがある経験者のIDと同一か否かを判断する。同
一でなければ、評価入力を受け付けずにリターンし、同
一であれば、評価の入力を受け付けるためステップ81
1に移行する。なお、「識別コードID」とは、電子メ
ールアドレス、電話番号、住所等でもよい。
【0247】続いて、ステップ811において、評価者
が評価対象を選択すると、その評価対象を受け付ける。
なお、この評価対象が「他の評価」自体であれば、その
評価を閲覧した際に評価入力ボタンを押して、この評価
入力ルーチンにジャンプしているので、評価対象は、自
動的にその評価自体に選択される。一方、評価対象が人
や物のときには、評価対象は、予め設定された評価対象
の一覧表の中から、クリック操作等によって選択され
る。
【0248】また、ステップ812において、評価の入
力希望があるか否かが判断され、評価の入力希望がない
場合にはそのままリターンする。一方、入力希望がある
場合には、ステップ813に移行し、評価の受け付けが
なされる。
【0249】なお、ステップ813において評価を受け
付ける際に、所定の禁止ワードを自動検索するように構
成することが望ましい。すなわち、評価者による評価の
態様が評価文である場合には、その評価文の中に入力禁
止ワードが含まれているかどうかを検索し、含まれてい
ることが検出された場合には、Webマスタに通知す
る、または、評価者に注意を与えるように構成されてい
る。ここでは、一般的にいって無礼であるとか、下ねた
であるとかのキーワードを検出する。また、評価をする
際に絶対使ってはいけない言葉、例えば「死ね」といっ
たキーワードは入力を拒否し、さらに、レベル的に多少
問題のありそうな言葉に対しては、注意を表示する等の
措置を講ずる。
【0250】また、キーワード検索によって検出した評
価文からその評価者をピックアップし、Webマスタが
登録操作を行うことにより、中傷ユーザーの一覧表を作
成して表示するように構成しても良い。さらに、キーワ
ード検索によって検出した評価文をピックアップし、W
ebマスタが登録操作をすることにより、問題となる評
価対象の一覧表を作成して表示するように構成しても良
い。以上でリターンする。
【0251】[2−2−5.役に立たない評価処理部に
おける処理]図9に示したように、ステップ901にお
いて、他の評価者によってなされたある評価が、本発明
に係る評価サイトHの利用者にとって役に立つものであ
るか否かを答えてもらうために、「役に立つ」又は「役
に立たない」の投票を行う。そして、ステップ902に
おいて、「役に立たない」という票数が所定レベル以上
であるか否かを判断し、所定レベル以上の場合はステッ
プ903に進む。一方、「役に立たない」という票数が
所定レベル未満の場合は、その評価は有効であると認め
られていることを意味するので、そのままリターンす
る。なお、上記「所定レベル」とは、予め設定された所
定値又は所定割合をいう。
【0252】次に、ステップ903において、その評価
に対して「役に立つ」という票もあるか否かが判断さ
れ、「役に立つ」という票もある場合にはステップ90
4に進み、Webマスタに通知してリターンする。これ
により、複数の評価者によってなされた正当な評価を、
評価対象側が意図的に削除させようともくろんだ場合で
あっても、「役に立たない」という票数が一定の期間に
集中して行われている等の状況を判断することによっ
て、Webマスタが見抜ける場合がある。
【0253】一方、ステップ903において、「役に立
つ」という票がない場合には、ステップ905におい
て、その評価を自動的に消去する。「役に立たない」と
いう票のみであるので、掲載しておく価値がないと考え
られるからである。このように、役に立たないとされた
評価を自動的に消去することにより、Webマスタの工
数を増加させることなく、適切な処理が行える。
【0254】[2−2−6.ランク付け部における処
理]図10に示したように、ステップ1001におい
て、評価者をランク付けする。このランク付けの方法と
しては、まず、アンケートで得たその評価者のショッピ
ング経験、所持品の数や質、評価経験等、所定の項目の
それぞれについてランク付けし、これらの平均値を求め
て、その評価者の総合ランクを付ける。
【0255】例えば、ショッピング経験に基づくランク
付けとしては、買った経験が10回以上、20回以上、
30回以上…のように段階的数値でランク付けし、最高
位は「スーパーショッパー」等とする。また、評価経験
に基づくランク付けとしては、例えば、(評価数+有効
評価数*2)/3といった数式に基づいて段階的数値で
ランク付けし、最高位は「カリスマ評価者」等とする。
そして、総合ランクの最高位は「TV出演推奨評論家」
等とし、評論家として、TV局などに名前を伏せて高精
度にアンケートしたプロフィールとともに紹介したり、
TV局等からの出演依頼、対談依頼をプロモートする。
【0256】次に、ステップ1002において、ランク
付けした評価者に対して、そのランクに応じたイラスト
を付与する。例えば、ランクが高いほど権威ある堂々と
したイラストを付与する。これにより、その評価者の権
威状態を一目で分かるようにすることができる。
【0257】ステップ1003において、閲覧者の要求
により、評価者のランクに応じて、ランクの高い評価者
の評価コメントを優先的に表示できるようにする。すな
わち、通常は、評価コメントは、属性に応じたツリー構
造として表示されているが、その場所に評価者ランク別
表示のボタンを設け、閲覧者がそのボタンを押すと、評
価者ランクに応じて、ランクの高い順に、見やすい上部
にその評価者による評価コメントを表示するようにす
る。これにより、閲覧者は、ランクの高い評価者の評価
コメントを容易に得ることができる。
【0258】ステップ1004において、評価者のラン
クに応じて、その評価者の得点付けの重みを設定する。
すなわち、役に立つ/立たないの投票は通常1人1票で
あるが、評価者ランクの高い人に対しては、そのレベル
に応じて1人に数票付与したり、5段階評価値の加重平
均計算に当たっては、数人分の5段階評価値が入力され
たように5ループさせて計算するようにフラグをセット
する。これにより、ランクの高い評価者の評価を優遇す
ることができる。
【0259】[2−2−7.優先表示部における処理]
図11に示したように、ステップ1101において、あ
る評価を見る人(閲覧者)の指定する表示モードに応じ
て、各評価を種々の態様で表示し、続いて、ステップ1
102において、その表示モードの表題に合致するもの
が所定値以上か否かが判断され、所定値以上の場合には
ステップ1103に進み、その上位の所定数が、見やす
い上部からもしくは指定により画面上に表示される。一
方、所定値未満の場合にはそのままリターンする。ある
いは、ステップ1102において、その表示モードの表
題に合致するものが所定値以下か否かを判断し、所定値
以下の場合にはステップ1103に進み、その上位の所
定数を、見やすい上部からもしくは指定により画面上に
表示するようにしても良い。
【0260】すなわち、通常の評価を見る画面上に各表
示モードのボタンをおき、このボタンがクリックされる
と、各表示モードのチェックボタンが表示され、表示モ
ードをチェックして選択できるようにする。また、ある
評価に限定せず、評価全体もしくはあるジャンルに対し
て、同様の態様で表示できるようにすることもできる。
【0261】例えば、閲覧者が、「この評価を役に立つ
と考えている人はどの程度か」という観点から表示した
いと考えている場合には、ステップ1102において、
ある評価対象(評価自体、評価全体、特定ジャンル、人
や物等)と、その評価対象より下層の評価の内、「役に
立つ」という投票数の総和が、所定値C以上であるか否
かが判断され、所定値C以上である場合には、ステップ
1103において、その評価対象より下層のツリー構造
を構成する評価のそれぞれを、それぞれの「役に立つ」
という投票が多い順に、見やすい上部から、もしくは指
定により画面上に表示する。一方、所定値C未満の場合
には、そのままリターンする。これにより、閲覧者は、
信頼度の高い評価を容易にピックアップすることができ
る。
【0262】また、閲覧者が、「この評価を役に立たな
いと考えている人はどの程度か」という観点から表示し
たいと考えている場合には、同様にステップ1102に
おいて、ある評価対象と、その評価対象より下層の評価
の内、「役に立たない」という投票数の総和が、所定値
C以上であるか否かが判断され、所定値C以上である場
合には、ステップ1103において、その評価対象より
下層のツリー構造を構成する評価のそれぞれを、それぞ
れの「役に立たない」という投票が多い順に、見やすい
上部から、もしくは指定により画面上に表示する。一
方、所定値C未満の場合には、そのままリターンする。
これにより、閲覧者は、どの評価がガセネタであるかが
容易に分かる。
【0263】また、閲覧者が、評価数(評価コメント
数、5段階評価数、役に立つ/立たないの投票数を含
む)の多い評価対象は何かという観点から表示したいと
考えている場合には、同様にステップ1102におい
て、ある評価対象と、その評価対象より下層の評価の書
き込み数の総和が、所定値C以上であるか否かが判断さ
れ、所定値C以上である場合には、ステップ1103に
おいて、その評価対象より下層のツリー構造を構成する
評価のそれぞれを、それぞれの書き込み数の多い順に、
見やすい上部から、もしくは指定により画面上に表示す
る。一方、所定値D未満の場合には、そのままリターン
する。これにより、評価数が多い場合には、閲覧者自
ら、どの評価がガセネタであるかを容易に判断すること
ができる。
【0264】さらに、閲覧者が、「書き込み数の少ない
のはどの評価対象か」という観点から表示したいと考え
ている場合には、ステップ1102において、ある評価
対象と、その評価対象より下層の評価の書き込み数の総
和が、所定値E以下であるか否かが判断され、所定値E
以下である場合には、ステップ1103において、その
評価対象より下層のツリー構造を構成する評価のそれぞ
れを、それぞれの書き込み数の少ない順に、見やすい上
部から、もしくは指定により画面上に表示する。一方、
所定値Eより多い場合には、そのままリターンする。こ
れにより、評価数の少ない、言い換えれば、その評価対
象に対して評価すれば、カリスマ評価者の称号を得やす
い評価対象を容易に選択することができる。
【0265】[2−2−8.総合評価部における処理]
図12に示したように、ステップ1201において、予
めWebマスタによって、各評価対象について総合評価
値を求める評価方法として、評価対象ごとの評価項目ご
とに、一般的であろうと思える総合評価値を得るため
に、0〜1.0の重み付け数値、あるいは所定の関数を
設定(入力)する。ステップ1202においては、閲覧
者が自らの価値観に従って、評価対象ごとの評価項目ご
とに、自らが興味のある評価項目を他と区別するため
に、0〜1.0の重み付け数値、あるいは所定の関数を
設定(入力)する。例えば、閲覧者が、中華料理が好き
で、特に餃子が好きな人の場合には、その皮、たれ、具
ごとに評価項目が設けられ、それらの各項目ごとに、重
み数値(0〜1.0)あるいは所定の関数を設定するこ
とができるように構成されている。
【0266】なお、ここでは更に、評価項目ごとの5段
階評価値のチェックボックスをチェックするように構成
されている。即ち、例えば、餃子の皮について、非常に
良いが1.0、やや良いが0.7、普通が0.5、やや
悪いが0.3、まったくだめが0のように設定しておけ
ば、評価者は評価しやすいし、評価者ごとの評価のばら
つきも少なくなる。又、評価を見る評価の利用者にとっ
ても数値と良い悪いの相対関係がわかりやすいのでこの
ようにした方が好ましい。
【0267】そして、ステップ1203において、閲覧
者が設定した重み付け数値あるいは所定の関数と、ステ
ップ1201においてWebマスタが予め設定した評価
方法に基づいて、閲覧者が所望する評価対象を検索し、
その検索結果を表示する。なお、この場合、各評価対象
について、関数や重み付け数値の設定バリエーションご
とに評価ジャンルを設け、例えば、ラーメンにおける
「スープ重視派」、「麺重視派」といった区分けをして
も良い。これにより、そのジャンルごとの評価のみを表
示することができる。
【0268】ここで、上記ステップ1201においてW
ebマスタによって予め設定される各評価対象について
総合評価値を求める評価方法について説明する。すなわ
ち、この評価方法の第1例(Case1)としては、例
えば、評価項目毎に設定した数値s(0〜1.0)*そ
の評価値h(大変良い1.0、良い0.75、普通0.
5、悪い0.25、大変悪い0)の総和を算出する方法
がある。これにより、評価項目が複数あっても、評価結
果を“1.0”のような数値で表すことにより、感覚的
に評価がわかりやすくなり、評価自体の相対評価ができ
る。
【0269】例えば、中華料理店の場合、 店員の態度(s*h)=0*1 ニラレバ=0.2*0.5 酢豚=0.2*0.5 餃子=0.6*1.0 とし、総和=0*1+0.2*0.5+0.2*0.5
+0.6*1.0=0.8のように、閲覧者の指定し
た、評価対象、評価対象グループ、評価対象ジャンルの
全ての評価対象について、評価値の総和を算出する。
【0270】従って、ある人が餃子を食べたいと思った
とき、餃子のうまい中華料理店を調べるに当たって、ス
テップ1202において、餃子についての数値sを
“1”とし、その他を“0”と設定すれば、“餃子”以
外の項目は“0”となるので、ステップ1203におい
て、中華料理店の中から餃子のおいしい店をピックアッ
プすることができる。
【0271】また、上記評価方法の第2例(Case
2)としては、例えば、各評価グループ毎に評価項目毎
数値(0〜1.0)*その評価値(大変良い1.0、良
い0.75、普通0.5、悪い0.25、大変悪い0)
の総和1を計算し、さらに各評価グループ毎数値(0〜
1.0)*その評価グループの総和1の総和を計算する
方法がある。これにより、グループごとの評価ができ
る。
【0272】例えば、ある中華料理店の場合、 (a)店員態度グループの総和1:清潔感(s0.1*
h0.5)+言葉使い(s0.2*h0.5)+食器の
置き方(s0.7*h1)=0.85 (b)ニラレバグループの総和1:にら焼きかげん(s
0.5*h0.5)+レバー揚げかげん(s0.5*h
0.5)+塩かげん(s0.5*h0.5)=0.75 (c)酢豚グループの総和1:たれ(s1.0*h0.
5)+じゃがいも(s1.0*h0.5)+たけのこ
(s0.2*h0)+たまねぎ(s0.5*h1.0)
+肉(s1.0*h1.0)=2.5 (d)餃子グループの総和1:皮(s1.0*h0.2
5)+たれ(s0*h0)+具(s1.0*h1.0)
=1.25 とし、酢豚と餃子とを主に食べる場合、総和=態度グル
ープ:s0*0.85+ニラレバグループ:s0.5*
h0.75+酢豚グループ:s1*h2.5+餃子グル
ープ:s1*h1.25=4.125の総合評価の中華
料理店ということになる。
【0273】従って、ある人が皮のうまい餃子を食べた
いと思ったとき、皮のうまい餃子の中華料理店を調べる
に当たって、ステップ1202において、餃子の皮の数
値sを“1”とし、その他を“0”と設定すれば、ステ
ップ1203において、うまい皮の餃子店をピックアッ
プすることができる。
【0274】さらに、上記評価方法の第3例(Case
3)としては、各評価グループ毎に評価項目毎数値(0
〜1.0)*その評価値(大変良い1.0、良い0.7
5、普通0.5、悪い0.25、大変悪い0)の関数A
の一部を計算し、さらに各評価グループ毎数値(0〜
1.0)*その評価グループの関数Aを算出する方法が
ある。
【0275】例えば、ある中華料理店の場合、 (a)店員態度グループ:X=清潔感(s0.1*h
0.5)*言葉使い(s0*h0.5)*食器の置き方
(s0.7*h1)=0とし、店員の態度が少しでもお
かしい場合には“0”になるようにする。 (b)ニラレバグループ:Y=にら焼きかげん(s0.
5*h0.5)+レバー揚げかげん(s0.5*h0.
5)+塩かげん(s0.5*h0.5)=0.75 (c)酢豚グループ:Z=たれ(s1.0*h0.5)
+じゃがいも(s1.0*h0.5)+たけのこ(s
0.2*h0)+たまねぎ(s0.5*h1.0)+肉
(s1.0*h1.0)=2.5 (d)餃子グループの総和1:G=皮(s1.0*h
0.25)+たれ(s0*h0)+具(s1.0*h
1.0)=1.25 とし、関数A=X*(Y*s0.1+Z*s1.0)*
(G*s1.0)*(G*s1.0)に上記の数値を代
入すると、関数A=0となり、ステップ1203におい
て、餃子や酢豚はおいしくても、店員の態度の悪い店は
選択されないようにすることができる。
【0276】上記ステップ1203において、閲覧者が
所望する評価対象を検索し、その検索結果が表示される
と、ステップ1204において、その検索結果がその閲
覧者にとって満足できるものであるか否かが判断され、
満足できるものであれば、そのままリターンする。一
方、満足できない場合にはステップ1205に進み、閲
覧者によって重み付け数値又は関数の修正がなされ、そ
の修正内容が掲示板に表示される(ステップ120
6)。
【0277】続いて、ステップ1207において、この
修正に対する賛否の投票がなされ、ステップ1208に
おいて、その修正に賛成する投票数が所定値以上である
か否かが判断される。そして、その修正に賛成する投票
数が所定値未満の場合には、その修正を認める人が少な
い、言い換えれば、従前の評価方法で良いので、そのま
まリターンする。
【0278】一方、その修正に賛成する投票数が所定値
以上の場合には、ステップ1209に進み、「Webマ
スタが予め設定していた評価方法は適切ではなく、修正
することが適当である」旨がWebマスタに通知され、
ステップ1210において、Webマスタによって評価
方法が変更され、リターンする。これにより、各評価対
象について総合評価値を求める評価方法の一般形を、投
票によって決定することができるので、個人の嗜好に偏
らない、一般的な関数、重み付け数値に設定することが
可能となる。
【0279】[2−2−9.通知処理部における処理]
図13に示したように、ステップ1301において、新
しい評価の入力がある否かを判断し、新しい評価の入力
がない場合には、ステップ1302に進み、すでになさ
れている評価に対してその評価対象からの応答(リター
ン)内容を評価者に通知すると共に、対話掲示板等へ表
示する。
【0280】なお、上記評価対象からの応答は、FA
X、電話又は電子メール等を用いて行われ、また、上記
対話掲示板への表示は、匿名性を保持するためそれぞれ
の識別コードを用いて行われる。さらに、上記対話掲示
板においては、評価対象からの掲示内容の変更は受け付
けるが、その他の変更は行われないように構成されてい
る。その理由は、評価対象の店長には、その評価に対し
弁明の機会を与え、1度弁明したあとでも、思い直して
書き換えられるようにするのが好ましいからである。ま
た、他の人が、店長の弁明を勝手に書き換えるのは好ま
しくないし、他の人が評価を書き換えるのも好ましくな
いからである。また、その評価をした人が自ら評価を書
き換えるのは問題ないが、店長の弁明がついているよう
な場合、話がつながらなくなり、一般的に店長の弁明で
問答は終了するので、店長のみ変更可能としたものであ
る。また、各評価対象は、電子メール等による評価者へ
の応答以外に、この対話掲示板に直接書き込むこともで
きる。
【0281】ここで、「対話掲示板」とは、ある評価対
象についての通常の評価を表示する態様として、時系列
(古い順)、逆時系列(新しい順)、評価数の多い順、
少ない順、5段階評価の高い順、低い順等を列挙したチ
ェックボックスの態様の1つに、「評価対象と評価者と
の対話モード」を設け、この対話モードが選択されたと
きに、通常の評価表示モードに変えて表示されるもので
ある。
【0282】続いて、ステップ1303において、閲覧
者からの質問の受付がなされる。例えば、対話掲示板を
表示する画面中に設けられた質問BOXボタンが押され
た場合に、Q&A掲示板用の質問事項書き込みボードを
表示して、この書き込みボードに質問事項を書き込んで
もらい、記憶する。そして、閲覧者からの要求により、
Q&A掲示板を表示し、この質問内容をQ&A掲示板に
表示する(ステップ1304)。
【0283】ステップ1305においては、対話掲示板
又はQ&A掲示板において、各評価対象の代表者(店長
等)、質問者、回答者のコメントの側に設けられた「役
に立つボタン」が押された場合、それぞれのコメントに
ついて投票結果をカウントし、それぞれのコメントの近
傍に表示する。これにより、どのコメントが信頼に値す
るかが容易に分かるようになる。
【0284】ステップ1306において、Q&A掲示板
の表示中に、このQを見て回答できる人が、そのコメン
ト自体をクリックする等して要求すると、Q&A掲示板
用の回答用書き込みボードを表示して、この書き込みボ
ードに書き込んでもらい、記憶する。
【0285】ステップ1307において、Q&AのAの
書き込みが終了した場合、システムは経験(購入、予
約、利用の体験)があるか否かを回答者に質問し、経験
ありの場合には、その回答者は評価者として適正である
と判断して、その回答者に対して新しい評価の依頼を行
う(ステップ1308)。そして、新しい評価をしても
良いとの回答があった場合には評価入力用ボードを表示
して、この評価入力ボードに評価を書き込んでもらう。
一方、その回答者は評価者として不適当であると判断さ
れた場合には、何もせずにリターンする。
【0286】一方、ステップ1301において、新しい
評価の入力がある場合には、ステップ1309に進み、
新しい評価をFAX、電話又は電子メール等によって評
価対象に通知し、ステップ1310において、新しい評
価を公開の掲示板に表示する。そして、ステップ131
1において、その評価対象からの応答(リターン)があ
ったか否かが判断され、評価対象からの応答があった場
合にはステップ1302に進み、ステップ1308まで
上述したような通常の処理が継続される。一方、ステッ
プ1311において、評価対象からの応答がなかった場
合には、そのままリターンする。
【0287】なお、ステップ1309〜ステップ131
1は、通常の処理の途中で新しい評価の入力がなされる
たびに起動される。すなわち、新しい評価が入力される
とその内容が直ちに評価対象に通知されるように構成さ
れている。
【0288】このように、新しい評価がなされた場合に
は、その内容が直ちに評価対象に通知されると共に、掲
示板に表示されるので、仮に、その新しい評価が不当な
評価であったとしても、その誤解を解決するための評価
対象からの応答も公開の場で行え、利用者に両者のやり
取りをすべて把握してもらえるため、評価対象のダメー
ジを少なくすることができる。
【0289】また、評価ごとに設けられた対話掲示板へ
の表示やその評価者に直接リターンする等によって、評
価対象(店長等)からその評価に対するコメントをリタ
ーンするようにすることにより、誤解の解決の場を提供
することができる。なお、このリターンの方法として
は、評価対象からE−mail等を用いてリターンして
も良く、この場合、その評価者に確実に見てもらうこと
ができるようになる。さらに、評価者と評価対象との間
で質疑応答を繰り返すことによって、この質問のレベル
より更に深い知識を得られるようにすることができる。
【0290】[2−2−10.属性一致時処理部におけ
る処理]図14に示したように、ステップ1401にお
いて、ワーキングラム(以後、wkと言う)nに、ある
属性に属する会員数を入れる。ステップ1402におい
て、n=0であるか否かが判断され、n=0であればそ
のまま終了し、nが0でなければステップ1403に進
み、wkのiに別の属性に属する会員数を入れる。
【0291】ステップ1404において、i=0である
か否かが判断され、i=0であればステップ1414へ
進み、0でなければステップ1405へ進む。ステップ
1405において、ある属性(例えば、特定音楽ジャン
ル)について、ナンバーiさんのお好みの相手を指定し
た属性項目ごとにナンバーnさんが該当しているのかを
判断するために、ナンバーnさんの指定する属性項目ご
とに設定された相手に求める属性数値度合いを、ナンバ
ーiさんの属性項目ごとに設定された自分の属性数値度
合いに乗算して、属性項目全てについてのこの乗算値の
和を算出する関数G1[i](n)をz1[i]に入力
する。このG1[i](n)の算出値が大きい程、属性
の属し度合いが高いといえる。これにより、気の合いそ
うな人を自分で選択することができる。
【0292】また、ステップ1406において、S14
05とは別の属性(例えば、アウトドア)について、ナ
ンバーiさんのお好みの相手を指定した属性項目ごとに
ナンバーnさんが該当しているのかを判断するために、
ステップ1405と同様に、ナンバーnさんの指定する
属性項目ごとに設定された相手に求める属性数値度合い
を、ナンバーiさんの属性項目ごとに設定された自分の
属性数値度合いに乗算して、属性項目全てについてのこ
の乗算値の和を算出する関数G2[i](n)をz2
[i]に入力する。
【0293】ここで、G1[i](n)とG2[i]
(n)とは、前者が例えば、特定音楽ジャンルについて
の属し度合いを表し、後者がアウトドアについての属し
度合いを表す。このように属し度合いは複数設定するこ
とができる。これにより、〜派ごとの区分け毎に、紹介
された人の付き合いを変えることができる。
【0294】次に、ステップ1407において、iさん
とnさんの取り合わせが初回であるか否かが判断され、
初回の場合、すなわちTT[i][n]=0の場合はス
テップ1409に進む。一方、iさんとnさんの取り合
わせは初回でないが、nさんにとってiさんとの接触を
好まないとき、すなわちTT[i][n]=1の場合は
ステップ1408へ進み、nさん専用の掲示板1及び掲
示板2からiさんに関する書き込み内容を消去し、ステ
ップ1413へ進む。
【0295】また、nさんにとってiさんとの接触を希
望する、すなわち、TT[i][n]=2の場合は、ス
テップ1409へ進む。これにより、姿形、プロフィー
ル等の関連情報を見て接触の可否を選択し、両者が
“可”の場合に、互いの連絡先を提示するので、相手の
外見、環境的要因を含めて選択することができる。な
お、このTT[i][n]は、nさんが掲示板1、2を
見てiさんと接触するかどうかを選択すると、上記数値
が入力されるように構成されている。
【0296】続いて、ステップ1409、ステップ14
10において、iさん、nさんのそれぞれが通知を希望
しているか否かが判断され、iさん、nさんの少なくと
もいずれかの通知希望がない場合にはステップ1413
へ進み、iさん、nさんの双方が通知を希望している場
合には、ステップ1411へ進む。これにより、通知さ
れることを好まない人にも対応することができる。
【0297】ステップ1411においては、ステップ1
406で入力したz1[i]が所定値Aより大きい、す
なわち、属性の属し度合いが一定水準を越える場合、こ
の属し度合いが大きい順に並べられた配列zz1[n]
に並べ替えられて記憶される。同様に、他の属性につい
ても、ステップ1407で入力したz2[i]が所定値
Bより大きい、すなわち、属性の属し度合いが一定水準
を越える場合、この属し度合いが大きい順に並べられた
配列zz2[n]に並び替えられて記憶される(ステッ
プ1412)。
【0298】続いて、ステップ1413において、wk
のiが−1され(デクリメント)、ステップ1404に
戻る。そして、ステップ1404においてi=0でなけ
れば、全会員の属性の一致チェックを行うためにステッ
プ1405以降を繰り返し、i=0であればステップ1
414へ進む。
【0299】ステップ1414においては、nさんの専
用掲示板の掲示板1へ、属性1の属し度合いの大きい
順、すなわち、zz1[n][ ]に記載されたナンバ
ーの人から順番に、iさんに関連したEメールアドレス
を含む関連情報を、見やすい順に表示する。また、同様
に、ステップ1415においては、nさんの専用掲示板
の掲示板2へ、属性2の属し度合いの大きい順、すなわ
ち、zz2[n][ ]に記載されたナンバーの人から
順番に、iさんに関連したEメールアドレスを含む関連
情報を、見やすい順に表示する。これにより、利用者の
関連情報を通知でき、また、気の合いそうな仲間であっ
ても最初はメールから始めることができる。
【0300】続いて、ステップ1416において、他の
人についても属性の一致チェックを行うため、nが−1
され(デクリメント)、ステップ1402に戻る。そし
て、ステップ1402においてn=0でなければ、全会
員の属性の一致チェックを行うためにステップ1403
以降を繰り返し、n=0となった場合に、全員の属性一
致の検討が終了したとしてリターンする。
【0301】[2−2−11.ゲーム付加部における処
理]図15に示したように、ステップ1501におい
て、0〜1までの乱数と、0〜1までの数値で表される
評価書き込み数、又は評価者としてのレベルを表す評価
レベル(上記アンケート部におけるアンケート処理で、
その評価対象分野における購入経験や評価等が、「役に
立つ」という投票によって所定値以上であるとした評価
レベル)、又はこれらの関数のF(評価書き込み数、又
は評価者としてのレベルを表す評価レベル)とを比較し
て、乱数の方が大きいか否かが判断され、乱数の方が大
きい場合には、ステップ1502に進み、flag当り
に0を入れる。一方、乱数の方が小さい場合には、ステ
ップ1503に進み、flag当りに1を入れ、後で使
用する。
【0302】ステップ1504において、所定値1(も
っともインセンティブ多い)>所定値2>所定値3(も
っともインセンティブ少ない)に設定し、ステップ15
05において、0〜1までの数値で表される評価書き込
み数又は評価者としてのレベルを表す評価レベル、又は
これらの関数のFと上記所定値とを比較し、評価書き込
み数又は評価レベルが、所定値3より大で、且つ所定値
2以下の場合、すなわち、評価実績が少しある場合に
は、ステップ1506〜ステップ1509で、ゲームの
ビンゴを行う。
【0303】なお、所定値1>所定値2>所定値3に設
定するのは、“大・中・小”といったニュアンスで人間
があいまいに決める。例えば、ゲームによって付与され
るインセンティブのレベルと、評価してもらったワーク
のバランスによって決める。
【0304】また、評価書き込み数又は評価レベルが、
所定値2より大で、且つ所定値1以下の場合、すなわ
ち、評価実績が中程度の場合には、ステップ1510〜
ステップ1513で、ゲームのスリー7(スロットマシ
ン)を行う。さらに、所定値1より大の場合、すなわ
ち、評価実績がかなりある場合には、ステップ1514
〜ステップ1518で、ゲームのルーレットを行う。
【0305】(ビンゴ)上記ゲームのビンゴは、開始し
てから所定複数回の間、flag当りが固定されるもの
とする。そして書き込みやアンケートに答えるごとに縦
と横のマスが複数設定され、そのマスの座標が参照され
て、その座標のマスにマークを付けるものであり、縦、
横、ななめにのマスに同じマークが並んで表示されると
“当り”となり、この並んで表示される組数が多いと得
点が増えるものである。
【0306】すなわち、ステップ1506において、先
ほど設定したflag当りが0か否かが判断され、0の
場合、ステップ1507で “ビンゴ・はずれ”とし
て、そのはずれの態様となるように、マスの中にマーク
が表示される。一方、ステップ1506において、fl
ag当りが1の場合、ステップ1508で“ビンゴ・当
り”として、その当りの態様となるように、マスの中に
マークが表示され、ステップ1509において、ポイン
トとしてポイントレベル1(例えば、1ポイント1円の
商品割引券の100円分)が付与される。なお、このビ
ンゴの当りの態様は複数あり、並んで表示される組の数
とポイントレベル2の乗算値がポイントに付与される。
【0307】(スリー7)ステップ1510において、
先ほど設定したflag当りが0か否かが判断され、0
の場合、ステップ1511において“スリー7・外れ”
の態様で表示される。一方、ステップ1510におい
て、flag当りが1の場合、ステップ1512におい
て、“スリー7・当たり”の態様で表示され、ステップ
1513でポイントとしてポイントレベル2(例えば、
1ポイント1円の商品割引券の1000円分)が付与さ
れる。
【0308】(ルーレット)ステップ1514におい
て、m={F(評価書き込み数等(上記同様のバリエー
ション))−乱数}%256で、mは1〜256までの
数値として算出される。ステップ1515において、配
列であるルーレット当り[賭け位置][m]に格納され
た0か1の数値が読み出される。この[賭け位置]は、
このゲームの遊戯者が指定したルーレットにおける位置
であり、場所によってあたる確率が異なる。評価の実績
が多ければあたりやすくなる。
【0309】そして、[賭け位置][m]=0の場合、
ステップ1516において、はずれの態様が表示され
る。一方、[賭け位置][m]=1の場合、ステップ1
517において、当りの態様が表示され、ステップ15
18において、ポイントとしてポイントレベル3(例え
ば、1ポイント1円の商品割引券の10000円分)が
付与される。このポイントレベル3は、賭け位置によっ
て異なる数値となる。
【0310】なお、このゲーム付加部のルーチンは、評
価書き込み時だけでなく、アンケート回答時に実行する
ようにしてもよいし、アンケート途中の一文、一項目ご
との書き込みが終了するたびに実行するようにしてもよ
い。また、付加するゲームの種類は、上記ビンゴ、スリ
ー7、ルーレットに限定されるものではないことは言う
までもない。
【0311】[2−2−12.モバイル機器処理部にお
ける処理]図16に示したように、ステップ1601に
おいて、会員登録がされているモバイル機器の利用者か
らの要求に応じてキーワード検索を実行し、そのキーワ
ードに関連する1以上のジャンルあるいは評価対象をリ
ストアップする。なお、上記モバイル機器とは、携帯電
話、PHS、モバイルPC等をいうものとする。
【0312】ステップ1602において、上記キーワー
ド検索によってリストアップしたジャンルリスト、また
は、ツリー構造化したジャンルリストの一部を、利用者
の要求に応じて、その利用者のモバイル機器にダウンロ
ードする。ここで、「要求に応じて」とは、その利用者
がダウンロードしたい内容が、キーワード検索を行った
結果リストなのか、ツリー構造化したリストの一部なの
かを指定し、それに応じての意味である。
【0313】ステップ1603においては、上記ダウン
ロードしたジャンルリストの中から利用者によって選択
されたあるジャンルを、携帯電話等からの番号(この番
号とリストナンバーは一致している)により受け付け
る。なお、ジャンルリストの中からの指定は、番号以外
に音声によりしてもよい。
【0314】ステップ1604において、利用者の要求
に応じて、評価対象リストをその利用者のモバイル機器
にダウンロードする。ここで、前記「要求」とは、ステ
ップ1603で受け取った番号から指定されるジャンル
から、評価対象リストであるとか、特定評価対象集団を
指定することをいう。
【0315】すなわち、「要求に応じて」とは、ツリー
構造の大枝のより範囲の広いジャンル(例えば、料理屋
等)、中枝の中間的な領域のジャンル(例えば、中華料
理店等)、小枝の餃子であるとかの指定のほか、さら
に、位置情報としても、大枝の東京、中枝の港区、小枝
の東麻布町等といった指定であり、ステップ1603で
「餃子ジャンル」と「東麻布町」を複合して指定する
と、ステップ1604において、モバイルの利用者に
は、その者が希望する「東麻布にある餃子を売っている
店」のリストがダウンロードされる。なお、上記ジャン
ルリストとは、場所リストが含まれた50音索引(アル
ファベット索引)リストである。これにより、その街に
ある特定の店の情報を得ることができる。
【0316】ステップ1605において、上記ダウンロ
ードした評価対象リストの中から利用者によって選択さ
れたある評価対象を受け付ける。なお、この受け付け
は、ステップ1603と同様に、携帯電話からの番号の
認識、又は音声の認識によって行う。このように、評価
対象のジャンルリストを評価サイトから得て、このジャ
ンルリストの中から選択した所望のジャンルを評価サイ
トに返し、さらに、その選択ジャンルに含まれる評価対
象リストを得て、その評価対象リストの中から所望の評
価対象をモバイル通信機器を用いて選定することができ
るので、評価対象の選定が短時間で行える。
【0317】続いて、ステップ1606において、利用
者の指定モードが、評価情報(口こみ情報)を与えるダ
ウンロードモードか、評価情報(口こみ情報)を受け付
けるアップロードモードかを判断し、ダウンロードモー
ドの場合には、ステップ1607において、指定評価対
象の評価情報(口こみ情報)をダウンロードする。この
ダウンロードの形式としては、E−メールを用いるとよ
い。また、評価情報(口こみ情報)としては、利用者か
らの指示により、段階評価値、音声によるコメント、あ
るいは文章化したコメント、評価数などがある。
【0318】一方、アップロードモードの場合には、ス
テップ1608において、指定評価対象についてアップ
ロードされた評価情報(口こみ情報)を受け取って記憶
する。この評価情報(口こみ情報)とは、利用者からの
指示により、段階評価値、音声によるコメント、文章に
よるコメント等がある。段階評価値はダイヤルナンバー
の指定により行うか、音声を認識して行う。他に音声に
よるコメントとは、音声をそのまま記憶してもよいし、
音声を認識して文章化してもよい。文章によるコメント
とは、携帯電話からのE−メールである。
【0319】続いて、ステップ1609において、情報
入力者へ、評価してもらったことの御礼に、情報入力者
の指定する(あらかじめ登録されている)銀行口座へ、
キャッシュを振り込む処置とか、評価者評価対象と情報
入力者を指定したとき、店の人が確認できる形(インタ
ーネットに接続したパソコンとか、携帯電話、専用電話
等)で表示あるいは音声により、割引額を提示できるよ
うにする。
【0320】[3.他の実施形態]本発明は、上述した
実施形態に限定されるものではなく、請求項1に記載し
たように、コンピュータネットワークを通じて1つまた
は複数の評価対象に対してなされた評価を収集すると共
に、収集された評価を利用者に公開する評価装置に、利
用者の属性を収集する属性収集部と、利用者がある評価
対象に対して評価を入力する際に起動される評価受付部
と、属性収集部による収集データに基づいて利用者の属
性を分類し、その属性に応じた評価を受け付け、これら
の評価を利用者の指示に従って表示する属性評価部とを
設けても良い。
【0321】また、請求項68に記載したように、コン
ピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価対
象に対してなされた評価を収集すると共に、収集された
評価を利用者に公開する評価装置に、各評価に関して、
その評価が利用者にとって役に立つか否かを尋ね、役に
立たないとの回答が所定レベル以上であることにより役
に立たないとされた場合に、その評価を検出し、その
後、Webマスタに通知する、又は、その評価を自動的
に削除する処理を行う役に立たない評価処理部を設けて
も良い。
【0322】また、請求項70に記載したように、コン
ピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価対
象に対してなされた評価を収集すると共に、収集された
評価を利用者に公開する評価装置に、その評価について
の1つもしくは複数の優先表示条件のうち、利用者の選
択指示に従って、特定の評価を優先的に表示する優先表
示部を設けても良い。
【0323】また、請求項73に記載したように、コン
ピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価対
象に対してなされた評価を収集すると共に、収集された
評価を利用者に公開する評価装置に、ランク付けに関す
る所定の場合分けロジックに従って、評価者としてのレ
ベルをランク付けするランク付け部を設けても良い。
【0324】また、請求項81に記載したように、コン
ピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価対
象に対してなされた評価を収集すると共に、収集された
評価を利用者に公開する評価装置に、利用者の属性を収
集する属性収集部と、その評価を読む複数の利用者につ
いて、前記属性収集部によって得た互いの属性が一致す
るか否かを判断し、同じ属性の利用者について所定の処
理を行う属性一致時処理部を設けても良い。
【0325】また、請求項89に記載したように、コン
ピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価対
象に対してなされた評価を収集すると共に、収集された
評価を利用者に公開する評価装置に、評価の入力がなさ
れた評価対象にその評価を通知し、必要に応じてその評
価に対するコメントを受け付けた後、所定の処理を行う
通知処理部を設けても良い。
【0326】また、請求項97に記載したように、コン
ピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価対
象に対してなされた評価を収集すると共に、収集された
評価を利用者に公開する評価装置に、各評価対象に関す
る各評価項目ごとに所定の重み付けおよび関数の少なく
とも一方を設定して、各評価対象について総合評価値を
算出する総合評価部を設けても良い。
【0327】また、請求項104に記載したように、コ
ンピュータネットワークを通じて1つまたは複数の評価
対象に対してなされた評価を収集すると共に、収集され
た評価を利用者に公開する評価装置に、利用者の属性を
収集する属性収集部と、評価書き込みまたは前記属性収
集部の属性を収集するためのアンケート記入に対してゲ
ームを提供するゲーム付加部を設けても良い。
【0328】また、全体を通して、将来のインフラ容量
の増大に伴い、インターネット上を音声や映像がストレ
スなく伝送できるようになる。そこで、本発明において
は、電子メール、掲示板、コメントとは、文字情報に限
定するものではなく、音声及び映像の少なくとも一方で
構成される情報であってもよい。更にまた、電子メー
ル、掲示板等への書き込みは、キーボードによる入力に
は限定するものではなく、音声認識によって入力するよ
うにしてもよい。
【0329】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、評
価を行った者、評価自体、評価対象の利用者等の属性に
応じた高精度の評価データを収集し、提供することがで
きる評価装置及び評価方法並びに評価用ソフトウェアを
記録した記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る属性に応じた評価装置の一実施形
態の構成を示す機能ブロック図
【図2】評価サイトのメインルーチンの処理手順を示す
フローチャート
【図3】属性収集部における処理手順を示すフローチャ
ート
【図4】属性評価部における処理手順の上段部を示すフ
ローチャート
【図5】属性評価部における処理手順の中段部を示すフ
ローチャート
【図6】属性評価部における処理手順の下段部を示すフ
ローチャート
【図7】属性分類ルーチンにおける処理手順を示すフロ
ーチャート
【図8】評価受付部における処理手順を示すフローチャ
ート
【図9】役に立たない評価処理部における処理手順を示
すフローチャート
【図10】ランク付け部における処理手順を示すフロー
チャート
【図11】優先表示部における処理手順を示すフローチ
ャート
【図12】総合評価部における処理手順を示すフローチ
ャート
【図13】通知処理部における処理手順を示すフローチ
ャート
【図14】属性一致時処理部における処理手順を示すフ
ローチャート
【図15】ゲーム付加部における処理手順を示すフロー
チャート
【図16】モバイル機器処理部における処理手順を示す
フローチャート
【符号の説明】
H…評価サイト N1…インターネット N2…電話通信網 T…利用者端末装置 F…利用者FAX送受信機 H01…データ受信部 H02…データ送信部 H03…データ入力部 H04…表示部 H05…FAX受信部 H06…FAX送信部 H07…電話音声変換部 H08…FAXデータ変換部 H09…属性評価部 H10…属性収集部 H11…役に立たない評価処理部 H12…優先表示部 H13…ランク付け部 H14…属性一致時処理部 H15…通知処理部 H16…総合評価部 H17…ゲーム付加部 H18…モバイル機器処理部 H19…評価受付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 みどり 東京都港区東麻布1−5−2 トウセン東 麻布ビル 株式会社イーシーウオッチドッ トコム内 Fターム(参考) 5B049 AA02 CC00 CC01 CC02 DD01 EE02 FF03 GG02 GG04 GG07 GG09

Claims (140)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワークを通じて1つ
    または複数の評価対象に対してなされた評価を収集する
    と共に、収集された評価を利用者に公開する評価装置で
    あって、 利用者の属性を収集する属性収集部と、 利用者が、ある評価対象に対して評価を入力する際に起
    動される評価受付部と、 前記属性収集部による収集データに基づいて利用者の属
    性を分類し、その属性に応じた評価を受け付け、これら
    の評価を利用者の指示に従って表示する属性評価部とを
    備えたことを特徴とする評価装置。
  2. 【請求項2】 前記属性収集部が、所定のアンケート
    を、コンピュータネットワークを介しての、書き込み、
    電子メール、電話による番号指定、あるいはFAXの少
    なくともいずれかによって実施するアンケート部である
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  3. 【請求項3】 前記アンケート部により実施されるアン
    ケートの内、利用者の固定的特性に関するアンケートは
    コンピュータネットワーク上で行い、その他の詳細項目
    に関するアンケートは他の通信手段を用いて行うように
    構成されていることを特徴とする請求項2に記載の評価
    装置。
  4. 【請求項4】 前記アンケート部により実施されるアン
    ケートの内、状況の変化によって変動する変動的特性に
    関するアンケートは、逐次実施するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の評価装置。
  5. 【請求項5】 前記アンケート部により実施されるアン
    ケートが、ある評価対象の購入後、所定期間を経過した
    後に実施されることを特徴とする請求項2に記載の評価
    装置。
  6. 【請求項6】 前記アンケート部により実施されるアン
    ケート結果を自動集計するように構成したことを特徴と
    する請求項2に記載の評価装置。
  7. 【請求項7】 前記アンケートの一部を、電話、FA
    X、電子メールの少なくとも1つによって行うことを特
    徴とする請求項2に記載の評価装置。
  8. 【請求項8】 前記電話によるアンケートが、番号の指
    定によってアンケートに回答できるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項7に記載の評価装置。
  9. 【請求項9】 前記属性収集部が、Webマスタによる
    手入力により、利用者の属性を収集するものであること
    を特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  10. 【請求項10】 前記属性収集部が、各アンケート項目
    について、各属性ごとに所定の点数を割り付けし、各属
    性ごとの所定関数の演算値が所定値以上の場合に、その
    アンケート実施者をその属性に属すると判断するもので
    あることを特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  11. 【請求項11】 前記演算値が所定値以上の評価者のみ
    の評価を表示することを特徴とする請求項10に記載の
    評価装置。
  12. 【請求項12】 前記評価受付部が、同じ人の繰り返し
    評価を禁止するように構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の評価装置。
  13. 【請求項13】 前記同じ人の繰り返し評価の禁止は、
    その繰り返し評価が所定回数以上である場合に行われる
    ことを特徴とする請求項12に記載の評価装置。
  14. 【請求項14】 前記同じ人の繰り返し評価の禁止は、
    所定期間行われることを特徴とする請求項12に記載の
    評価装置。
  15. 【請求項15】 前記同じ人の繰り返し評価の禁止は、
    同じ人が内容の追加・修正を行う場合を除いて行われる
    ことを特徴とする請求項12に記載の評価装置。
  16. 【請求項16】 前記同じ人が行う内容の追加・修正
    は、所定回数に限定されていることを特徴とする請求項
    15に記載の評価装置。
  17. 【請求項17】 前記評価受付部が、同一評価対象に対
    する一定時間間隔の評価の書き込みが所定頻度以上の場
    合に、その評価を掲載しないように構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  18. 【請求項18】 各評価対象に対する評価の表示は、そ
    れぞれの評価対象について、その評価が所定数以上集ま
    った場合にのみ表示するように構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の評価装置。
  19. 【請求項19】 前記評価受付部が、評価入力時に禁止
    ワードが入力されたことを検出して、Webマスタへ通
    知するように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の評価装置。
  20. 【請求項20】 前記評価受付部が、評価入力時に禁止
    ワードが入力されたことを検出した場合に、その入力を
    拒否する、Webマスタに通知する、または評価者に注
    意を与えるように構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の評価装置。
  21. 【請求項21】 前記属性評価部が、前記属性ごとに、
    評価に対する評価を階層的に繰り返すことができるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の評
    価装置。
  22. 【請求項22】 前記評価に対する評価の重積度合いに
    応じて信頼度を算出して表示するように構成したことを
    特徴とする請求項21に記載の評価装置。
  23. 【請求項23】 前記重積とは、役に立つという投票総
    数であることを特徴とする請求項22に記載の評価装
    置。
  24. 【請求項24】 前記評価に対する評価を階層的に繰り
    返し、ネスト構造化した評価列の一部をなすある評価に
    対する評価が重積する場合、前記ある評価の上位の評価
    に対しても前記ある評価と同様の信頼度を与えるように
    構成されていることを特徴とする請求項21に記載の評
    価装置。
  25. 【請求項25】 前記信頼度とは、前記役に立つとの投
    票総数の段階的区分ごとに設定された称号であることを
    特徴とする請求項24に記載の評価装置。
  26. 【請求項26】 前記属性ごとの評価に対して、賛否を
    投票するように構成したことを特徴とする請求項1に記
    載の評価装置。
  27. 【請求項27】 評価者ごとの過去の評価履歴を表示す
    るように構成したことを特徴とする請求項1に記載の評
    価装置。
  28. 【請求項28】 評価者ごとの過去の評価履歴の内、そ
    の評価を有効とした投票数を表示するように構成したこ
    とを特徴とする請求項27に記載の評価装置。
  29. 【請求項29】ある評価について、賛否投票の「賛」の
    投票数、あるいは「否」の投票数の多い順に、その評価
    を優先的に表示するように構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の評価装置。
  30. 【請求項30】 ある評価について、評価数の上位の評
    価者、あるいは有効投票数の上位の評価者を表彰の態様
    で表示するように構成したことを特徴とする請求項1に
    記載の評価装置。
  31. 【請求項31】 利用者がアンケートあるいは評価の書
    き込みを中止しようとした場合に、操作継続の依頼を行
    うように構成したことを特徴とする請求項1に記載の評
    価装置。
  32. 【請求項32】 新たな評価がなされた場合に、その旨
    をその評価自体またはその評価者の属性に属する人を対
    象に報知するように構成したことを特徴とする請求項1
    に記載の評価装置。
  33. 【請求項33】 新たに評価対象が登録された場合に、
    その評価対象と同一の属性に属する人に、その評価対象
    に対する評価を催促する通知を行うように構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  34. 【請求項34】 評価対象の表示が、評価数の少ない
    順、または評価数の多い順に行われることを特徴とする
    請求項1に記載の評価装置。
  35. 【請求項35】 評価対象の表示が、段階評価の平均値
    の高い順、または段階評価の平均値の低い順に行われる
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  36. 【請求項36】 評価対象の表示が、評価数の多い順、
    または良い評価が多い順に表彰の態様で行われることを
    特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  37. 【請求項37】 評価者に対して、報奨を伴うポイント
    を累積的に付与すると共に、前記ポイントに応じて報奨
    を変えるように構成したことを特徴とする請求項1に記
    載の評価装置。
  38. 【請求項38】 評価文に対して、Webマスタによる
    キーワード検索を行うように構成したことを特徴とする
    請求項1に記載の評価装置。
  39. 【請求項39】 前記キーワード検索によって検出した
    評価文からその評価者をピックアップし、Webマスタ
    が登録操作を行うことにより、中傷ユーザーの一覧表が
    作成されて表示されるように構成したことを特徴とする
    請求項38に記載の評価装置。
  40. 【請求項40】 前記キーワード検索によって検出した
    評価文をピックアップし、Webマスタが登録操作をす
    ることにより、問題となる評価対象の一覧表が作成され
    て表示されるように構成したことを特徴とする請求項3
    8に記載の評価装置。
  41. 【請求項41】 利用者の要求に従って、書き込み数、
    段階評価値、投票数の少なくともいずれかをビジュアル
    表示することができるように構成したことを特徴とする
    請求項1に記載の評価装置。
  42. 【請求項42】 前記ビジュアル表示が、属性別に行わ
    れることを特徴とする請求項41に記載の評価装置。
  43. 【請求項43】 前記ビジュアル表示が、レーダーチャ
    ートあるいは棒グラフによる表示であることを特徴とす
    る請求項41に記載の評価装置。
  44. 【請求項44】 前記ビジュアル表示が、所定の単位数
    毎に1つのイメージを設定し、その単位数に満たない部
    分はその1つのイメージを部分的に表示することによ
    り、前記書き込み数または投票数を表すものであること
    を特徴とする請求項41に記載の評価装置。
  45. 【請求項45】 評価対象及び評価者について、その属
    性イメージを表示するように構成したことを特徴とする
    請求項1に記載の評価装置。
  46. 【請求項46】 時間に対する評価の推移を表示するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1に記載の評価装
    置。
  47. 【請求項47】 評価の時間軸グラフに評価を重積させ
    るように構成したことを特徴とする請求項46に記載の
    評価装置。
  48. 【請求項48】 属性ごとの評価を提示することができ
    るように構成したことを特徴とする請求項1に記載の評
    価装置。
  49. 【請求項49】 前記属性ごとの評価の提示が、所定の
    基準に基づいて、評価を並び替えて提示するものである
    ことを特徴とする請求項48に記載の評価装置。
  50. 【請求項50】 前記属性ごとの評価の提示が、評価対
    象に対する評価の通知であることを特徴とする請求項4
    8に記載の評価装置。
  51. 【請求項51】 ある評価対象に対してなされた評価の
    内、特定の属性に属する評価をグループ化して、所定の
    統計処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の評価
    装置。
  52. 【請求項52】 前記グループ化されたグループの名称
    を、そのグループの特性を把握することができる名称と
    することを特徴とする請求項51に記載の評価装置。
  53. 【請求項53】 前記特定の属性とは、同じ評価をした
    者であることを特徴とする請求項51に記載の評価装
    置。
  54. 【請求項54】 前記特定の属性とは、複数の属性の組
    み合わせであることを特徴とする請求項51に記載の評
    価装置。
  55. 【請求項55】 1または複数のグループごとの評価結
    果をまとめて表示し、あるいは所定の報知先に報知する
    ことを特徴とする請求項51に記載の評価装置。
  56. 【請求項56】 前記報知が、レポート形式により行わ
    れることを特徴とする請求項55に記載の評価装置。
  57. 【請求項57】 評価コメントを、電子メール、自動電
    話あるいはFAXによって、評価対象へ通知するように
    構成したことを特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  58. 【請求項58】 前記評価対象への通知に対して、評価
    対象からのサンクスメールを対応する評価者へリターン
    するように構成したことを特徴とする請求項57に記載
    の評価装置。
  59. 【請求項59】 前記評価対象への通知が、属性毎に一
    覧表化して行われることを特徴とする請求項57に記載
    の評価装置。
  60. 【請求項60】 評価対象が店である場合に、その店が
    新装開店されたときは、その評価値を変えるように構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  61. 【請求項61】 前記評価値の変更が、評価が悪い場合
    には0にリセットし、評価が良い場合には、更にプラス
    方向に所定値だけ加算するように構成されていることを
    特徴とする請求項60に記載の評価装置。
  62. 【請求項62】 前記評価値の変更が、評価対象自体に
    その評価値を設定させることにより行われることを特徴
    とする請求項60に記載の評価装置。
  63. 【請求項63】 前記評価値の変更が、所定の基準に基
    づいて、評価値の加重平均の重みを軽くすることにより
    行われることを特徴とする請求項60に記載の評価装
    置。
  64. 【請求項64】 評価対象の評判が悪い場合に、その改
    善を要求するメールを送るように構成したことを特徴と
    する請求項1に記載の評価装置。
  65. 【請求項65】 前記改善を要求するメールは、時間の
    経過と共にそのメール頻度を少なくするように設定され
    ていることを特徴とする請求項64に記載の評価装置。
  66. 【請求項66】 評価対象の最初の表示順序は、その評
    価対象が負担した広告料金に応じて優先的に表示される
    ように構成したことを特徴とする請求項1に記載の評価
    装置。
  67. 【請求項67】 前記広告料金が所定額以上の評価対象
    に対して、所定のマークを付与することを特徴とする請
    求項66に記載の評価装置。
  68. 【請求項68】 コンピュータネットワークを通じて1
    つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集す
    ると共に、収集された評価を利用者に公開する評価装置
    であって、 各評価に関して、その評価が利用者にとって役に立つか
    否かを尋ね、役に立たないとの回答が所定レベル以上で
    あることにより役に立たないとされた場合に、その評価
    を検出し、その後、Webマスタに通知する、又は、そ
    の評価を自動的に削除する処理を行う役に立たない評価
    処理部を備えたことを特徴とする評価装置。
  69. 【請求項69】 前記所定レベルが、予め設定された所
    定値、又は所定割合であることを特徴とする請求項68
    に記載の評価装置。
  70. 【請求項70】 コンピュータネットワークを通じて1
    つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集す
    ると共に、収集された評価を利用者に公開する評価装置
    であって、 その評価についての1つもしくは複数の優先表示条件の
    うち、利用者の選択指示に従って、特定の評価を優先的
    に表示する優先表示部を備えたことを特徴とする評価装
    置。
  71. 【請求項71】 その評価が役に立つ/立たないの投票
    数をカウントする手段と、書き込み数をカウントする手
    段を備え、 前記優先表示条件が、その評価が役に立つとの投票数が
    所定レベル以上であること、その評価が役に立たないと
    の投票数が所定レベル以上であること、その評価に対す
    る書き込み数が所定レベル以上であること、あるいはそ
    の評価に対する書き込み数が所定レベル以下であること
    のいずれかであることを特徴とする請求項70に記載の
    評価装置。
  72. 【請求項72】 前記優先的に表示するとは、画面上の
    見やすい上部に表示する態様、又は同時に閲覧すること
    ができる同一画面上に表示する態様のいずれかであるこ
    とを特徴とする請求項70に記載の評価装置。
  73. 【請求項73】 コンピュータネットワークを通じて1
    つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集す
    ると共に、収集された評価を利用者に公開する評価装置
    であって、 ランク付けに関する所定の場合分けロジックに従って、
    評価者としてのレベルをランク付けするランク付け部を
    備えたことを特徴とする評価装置。
  74. 【請求項74】 前記ランク付けが、評価者の所定の経
    験に基づいてなされることを特徴とする請求項73に記
    載の評価装置。
  75. 【請求項75】 前記評価者の経験が、ショッピング経
    験であることを特徴とする請求項74に記載の評価装
    置。
  76. 【請求項76】 前記評価者の経験が、評価者の所持品
    であることを特徴とする請求項74に記載の評価装置。
  77. 【請求項77】 前記評価者の経験が、評価者の評価経
    験であることを特徴とする請求項74に記載の評価装
    置。
  78. 【請求項78】 前記ランク付けに応じて、所定のイラ
    ストを付与することを特徴とする請求項73に記載の評
    価装置。
  79. 【請求項79】 前記ランク付けに応じて、ランクの高
    い評価から優先的に見やすい位置に表示することを特徴
    とする請求項73に記載の評価装置。
  80. 【請求項80】 前記ランクが高くなるに従って得票点
    数を上げることを特徴とする請求項73に記載の評価装
    置。
  81. 【請求項81】 コンピュータネットワークを通じて1
    つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集す
    ると共に、収集された評価を利用者に公開する評価装置
    であって、 利用者の属性を収集する属性収集部と、 その評価を読む複数の利用者について、前記属性収集部
    によって得た互いの属性が一致するか否かを判断し、同
    じ属性の利用者について所定の処理を行う属性一致時処
    理部を備えたことを特徴とする評価装置。
  82. 【請求項82】 前記所定の処理が、それぞれの関連情
    報を同じ属性の利用者に通知することであることを特徴
    とする請求項81に記載の評価装置。
  83. 【請求項83】 前記所定の処理が、それぞれに通知の
    希望がある場合に、それぞれの関連情報を同じ属性の利
    用者に通知することであることを特徴とする請求項81
    に記載の評価装置。
  84. 【請求項84】 前記所定の処理が、それぞれのE−メ
    ールアドレスを同じ属性の利用者に通知することである
    ことを特徴とする請求項81に記載の評価装置。
  85. 【請求項85】 それぞれの関連情報を通知された同じ
    属性の利用者の双方が、相手方との接触を希望する場合
    に、互いの連絡先を提示することを特徴とする請求項8
    2、請求項83又は請求項84に記載の評価装置。
  86. 【請求項86】 前記所定の処理が、属性の一致する評
    価者の評価を、優先的に見やすい位置に表示することで
    あることを特徴とする請求項81に記載の評価装置。
  87. 【請求項87】 前記所定の処理が、属性の一致する評
    価のみを表示することであることを特徴とする請求項8
    1に記載の評価装置。
  88. 【請求項88】 互いの属性が一致するか否かの判断
    が、利用者の選択した1又は複数の属性についてなされ
    ることを特徴とする請求項81に記載の評価装置。
  89. 【請求項89】 コンピュータネットワークを通じて1
    つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集す
    ると共に、収集された評価を利用者に公開する評価装置
    であって、 評価の入力がなされた評価対象にその評価を通知し、必
    要に応じてその評価に対するコメントを受け付けた後、
    所定の処理を行う通知処理部を備えたことを特徴とする
    評価装置。
  90. 【請求項90】 前記所定の処理が、評価対象からのそ
    の評価に対するコメントを受け付けた場合に、評価ごと
    に設けられた対話掲示板へそのコメントを表示すること
    を特徴とする請求項89に記載の評価装置。
  91. 【請求項91】 前記対話掲示板に表示された各コメン
    トについて、役に立つ/立たないの投票を受け付け、そ
    の投票結果を表示するように構成したことを特徴とする
    請求項90に記載の評価装置。
  92. 【請求項92】 前記対話掲示板において、当該評価者
    と評価対象の対話についての質問を受け付け、その質問
    に対する回答を受け付けて、別のQ&A掲示板で表示す
    るように構成したことを特徴とする請求項90に記載の
    評価装置。
  93. 【請求項93】 前記Q&A掲示板に表示された各コメ
    ントに対し、役に立つ/立たないの投票を受け付けるよ
    うに構成したことを特徴とする請求項92に記載の評価
    装置。
  94. 【請求項94】 前記Q&A掲示板にコメントを書き込
    んでもらった際に、当該評価対象についての評価の依頼
    を行うことを特徴とする請求項92に記載の評価装置。
  95. 【請求項95】 前記評価の依頼を行う前に、当該評価
    対象に関する経験の有無を問い、経験がある場合に、評
    価の書き込みを許可することを特徴とする請求項94に
    記載の評価装置。
  96. 【請求項96】 前記所定の処理が、評価対象からのそ
    の評価に対するコメントを受け付けた場合に、その評価
    者にリターンすることである請求項89に記載の評価装
    置。
  97. 【請求項97】 コンピュータネットワークを通じて1
    つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集す
    ると共に、収集された評価を利用者に公開する評価装置
    であって、 各評価対象に関する各評価項目ごとに所定の重み付けお
    よび関数の少なくとも一方を設定して、各評価対象につ
    いて総合評価値を算出する総合評価部を備えたことを特
    徴とする評価装置。
  98. 【請求項98】 前記重み付けが、各評価項目ごとに設
    定された0〜1.0の数値であり、その総和が1.0で
    あることを特徴とする請求項97に記載の評価装置。
  99. 【請求項99】 前記評価項目ごとの段階評価値の各段
    階ごとに、前記数値がそれぞれ所定値に設定されている
    ことを特徴とする請求項98に記載の評価装置。
  100. 【請求項100】 前記重み付けが、各評価項目の所定
    のグループ毎に設定された0〜1.0の数値であり、各
    グループ毎の総和が1.0であり、同一グループ内の各
    評価項目ごとに設定された0〜1.0の数値の総和が
    1.0であることを特徴とする請求項97に記載の評価
    装置。
  101. 【請求項101】 前記関数及び重み付け数値は、それ
    ぞれ表示して公開され、それらに対する修正値あるいは
    修正式を書き込む掲示板において、前記修正値あるいは
    修正式についての賛否を問い、その投票総数が所定値を
    超えた場合にWebマスタに通知するように構成したこ
    とを特徴とする請求項97に記載の評価装置。
  102. 【請求項102】 前記関数及び重み付け数値の設定バ
    リエーションごとに、評価ジャンルを設けたことを特徴
    とする請求項97に記載の評価装置。
  103. 【請求項103】 前記関数及び重み付け数値は、利用
    者ごとに設定でき、所望の評価対象を検索できるように
    構成されていることを特徴とする請求項97に記載の評
    価装置。
  104. 【請求項104】 コンピュータネットワークを通じて
    1つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集
    すると共に、収集された評価を利用者に公開する評価装
    置であって、 利用者の属性を収集する属性収集部と、 評価書き込みまたは前記属性収集部の属性を収集するた
    めのアンケート記入に対してゲームを提供するゲーム付
    加部を備えたことを特徴とする評価装置。
  105. 【請求項105】 前記ゲームの種類が、評価コメント
    数の多寡に応じて変更可能に設定されていることを特徴
    とする請求項104に記載の評価装置。
  106. 【請求項106】 前記ゲームが、評価コメント数の多
    寡に応じて、その当たりの確率を変更することができる
    ように設定されていることを特徴とする請求項104に
    記載の評価装置。
  107. 【請求項107】 モバイル通信機器との間で、評価対
    象を特定してその評価情報のアップロード機能あるいは
    ダウンロード機能の少なくとも一方を果たすモバイル機
    器処理部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の評
    価装置。
  108. 【請求項108】 前記評価対象の特定は、利用者が所
    定の評価対象リストの中からモバイル通信機器を用いて
    選定することにより行うことを特徴とする請求項107
    に記載の評価装置。
  109. 【請求項109】 前記評価対象の特定は、利用者が評
    価対象のジャンルリストの中から選択したジャンルに基
    づいて提示された評価対象リストの中からモバイル通信
    機器を用いて選定することにより行うことを特徴とする
    請求項107に記載の評価装置。
  110. 【請求項110】 前記ジャンルリストは、場所リスト
    を含むことを特徴とする請求項109に記載の評価装
    置。
  111. 【請求項111】 前記ジャンルリストは、50音順索
    引リストであることを特徴とする請求項109に記載の
    評価装置。
  112. 【請求項112】 前記評価情報が、評価が記載された
    文、段階評価値、評価数の少なくともいずれかであるこ
    とを特徴とする請求項107に記載の評価装置。
  113. 【請求項113】 前記評価情報が、評価者の属性ごと
    に集計された評価情報であることを特徴とする請求項1
    07に記載の評価装置。
  114. 【請求項114】 前記評価対象が、店であることを特
    徴とする請求項107に記載の評価装置。
  115. 【請求項115】 前記評価対象が、取り扱われている
    商品であることを特徴とする請求項107に記載の評価
    装置。
  116. 【請求項116】 前記評価対象の特定が、キーワード
    検索によって行えるように構成されていることを特徴と
    する請求項107に記載の評価装置。
  117. 【請求項117】 前記評価情報が、音声及び映像の少
    なくとも一方で送受信されるように構成されていること
    を特徴とする請求項107に記載の評価装置。
  118. 【請求項118】 前記評価情報を入力した利用者に対
    して、キャッシュバックすることを特徴とする請求項1
    07に記載の評価装置。
  119. 【請求項119】 前記評価情報を入力した利用者に対
    して、次回利用時に割引サービスすることを特徴とする
    請求項107に記載の評価装置。
  120. 【請求項120】 コンピュータネットワークを通じて
    1つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集
    すると共に、収集された評価を利用者に公開する評価装
    置であって、 利用者の属性を収集する属性収集部と、 利用者が、ある評価対象に対して評価を入力する際に起
    動される評価受付部と、 前記属性収集部による収集データに基づいて利用者の属
    性を分類し、その属性に応じた評価を受け付け、これら
    の評価を利用者の指示に従って表示する属性評価部と、 各評価に関して、その評価が利用者にとって役に立つか
    否かを尋ね、役に立たないとの回答が所定レベル以上で
    あることにより役に立たないとされた場合に、その評価
    を検出し、その後、Webマスタに通知する、またはそ
    の評価を自動的に削除する処理を行う役に立たない評価
    処理部と、 その評価についての1つもしくは複数の優先表示条件の
    うち、利用者の選択指示に従って、特定の評価を優先的
    に表示する優先表示部と、 ランク付けに関する所定の場合分けロジックに従って、
    評価者としてのレベルをランク付けするランク付け部
    と、 その評価を読む複数の利用者について、前記属性収集部
    によって得た互いの属性が一致するか否かを判断し、同
    じ属性の利用者について所定の処理を行う属性一致時処
    理部と、 評価の入力がなされた評価対象にその評価を通知し、必
    要に応じてその評価に対するコメントを受け付けた後、
    所定の処理を行う通知処理部と、 各評価対象に関する各評価項目ごとに所定の重み付けお
    よび関数の少なくとも一方を設定して、各評価対象につ
    いて総合評価値を算出する総合評価部と、 評価書き込みまたは前記属性収集部の属性を収集するた
    めのアンケート記入に対してゲームを提供するゲーム付
    加部と、 モバイル通信機器との間で、評価対象を特定してその評
    価情報のアップロード機能あるいはダウンロード機能の
    少なくとも一方を果たすモバイル機器処理部とを備えた
    ことを特徴とする評価装置。
  121. 【請求項121】 コンピュータネットワークを通じて
    1つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集
    すると共に、収集された評価を利用者に公開する評価方
    法であって、 利用者の属性を収集する属性収集ステップと、 利用者が、ある評価対象に対して評価を入力する際に起
    動される評価受付ステップと、 前記属性収集ステップによる収集データに基づいて利用
    者の属性を分類し、その属性に応じた評価を受け付け、
    これらの評価を利用者の指示に従って表示する属性評価
    ステップとを有することを特徴とする評価方法。
  122. 【請求項122】 コンピュータネットワークを通じて
    1つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集
    すると共に、収集された評価を利用者に公開する評価方
    法であって、 各評価に関して、その評価が利用者にとって役に立つか
    否かを尋ね、役に立たないとの回答が所定レベル以上で
    あることにより役に立たないとされた場合に、その評価
    を検出し、その後、Webマスタに通知する、またはそ
    の評価を自動的に削除する処理を行う役に立たない評価
    処理ステップを有することを特徴とする評価方法。
  123. 【請求項123】 コンピュータネットワークを通じて
    1つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集
    すると共に、収集された評価を利用者に公開する評価方
    法であって、 その評価についての1つもしくは複数の優先表示条件の
    うち、利用者の選択指示に従って、特定の評価を優先的
    に表示する優先表示ステップを有することを特徴とする
    評価方法。
  124. 【請求項124】 コンピュータネットワークを通じて
    1つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集
    すると共に、収集された評価を利用者に公開する評価方
    法であって、 ランク付けに関する所定の場合分けロジックに従って、
    評価者としてのレベルをランク付けするランク付けステ
    ップを有することを特徴とする評価方法。
  125. 【請求項125】 コンピュータネットワークを通じて
    1つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集
    すると共に、収集された評価を利用者に公開する評価方
    法であって、 利用者の属性を収集する属性収集ステップと、 その評価を読む複数の利用者について、前記属性収集ス
    テップによって得た互いの属性が一致するか否かを判断
    し、同じ属性の利用者について所定の処理を行う属性一
    致時処理ステップを有することを特徴とする評価方法。
  126. 【請求項126】 コンピュータネットワークを通じて
    1つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集
    すると共に、収集された評価を利用者に公開する評価方
    法であって、 評価の入力がなされた評価対象にその評価を通知し、必
    要に応じてその評価に対するコメントを受け付けた後、
    所定の処理を行う通知処理ステップを有することを特徴
    とする評価方法。
  127. 【請求項127】 コンピュータネットワークを通じて
    1つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集
    すると共に、収集された評価を利用者に公開する評価方
    法であって、 各評価対象に関する各評価項目ごとに所定の重み付けお
    よび関数の少なくとも一方を設定して、各評価対象につ
    いて総合評価値を算出する総合評価ステップを有するこ
    とを特徴とする評価方法。
  128. 【請求項128】 コンピュータネットワークを通じて
    1つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集
    すると共に、収集された評価を利用者に公開する評価方
    法であって、 利用者の属性を収集する属性収集ステップと、 評価書き込みまたは前記属性収集ステップにおける属性
    を収集するためのアンケート記入に対してゲームを提供
    するゲーム付加ステップを有することを特徴とする評価
    方法。
  129. 【請求項129】 モバイル通信機器との間で、評価対
    象を特定してその評価情報のアップロード機能あるいは
    ダウンロード機能の少なくとも一方を果たすモバイル機
    器処理ステップを有することを特徴とする請求項121
    に記載の評価方法。
  130. 【請求項130】 コンピュータネットワークを通じて
    1つまたは複数の評価対象に対してなされた評価を収集
    すると共に、収集された評価を利用者に公開する評価方
    法であって、 利用者の属性を収集する属性収集ステップと、 利用者が、ある評価対象に対して評価を入力する際に起
    動される評価受付ステップと、 前記属性収集ステップによる収集データに基づいて利用
    者の属性を分類し、その属性に応じた評価を受け付け、
    これらの評価を利用者の指示に従って表示する属性評価
    ステップと、 各評価に関して、その評価が利用者にとって役に立つか
    否かを尋ね、役に立たないとの回答が所定レベル以上で
    あることにより役に立たないとされた場合に、その評価
    を検出し、その後、Webマスタに通知する、またはそ
    の評価を自動的に削除する処理を行う役に立たない評価
    処理ステップと、 その評価についての1つもしくは複数の優先表示条件の
    うち、利用者の選択指示に従って、特定の評価を優先的
    に表示する優先表示ステップと、 ランク付けに関する所定の場合分けロジックに従って、
    評価者としてのレベルをランク付けするランク付けステ
    ップと、 その評価を読む複数の利用者について、前記属性収集ス
    テップによって得た互いの属性が一致するか否かを判断
    し、同じ属性の利用者について所定の処理を行う属性一
    致時処理ステップと、 評価の入力がなされた評価対象にその評価を通知し、必
    要に応じてその評価に対するコメントを受け付けた後、
    所定の処理を行う通知処理ステップと、 各評価対象に関する各評価項目ごとに所定の重み付けお
    よび関数の少なくとも一方を設定して、各評価対象につ
    いて総合評価値を算出する総合評価ステップと、 評価書き込みまたは前記属性収集ステップにおける属性
    を収集するためのアンケート記入に対してゲームを提供
    するゲーム付加部と、 モバイル通信機器との間で、評価対象を特定してその評
    価情報のアップロード機能あるいはダウンロード機能の
    少なくとも一方を果たすモバイル機器処理ステップとを
    有することを特徴とする評価方法。
  131. 【請求項131】 コンピュータを用いて、1つまたは
    複数の評価対象に対してなされた評価を収集すると共
    に、収集された評価を利用者に公開する評価用ソフトウ
    ェアを記録した記録媒体であって、 そのソフトウェアは、前記コンピュータに、 利用者の属性を収集させ、 利用者がある評価対象に対して評価を入力しようとする
    際に、その評価を受付させ、 収集させた属性に関するデータに基づいて利用者の属性
    を分類させ、その属性に応じた評価を受け付けさせ、こ
    れらの評価を利用者の指示に従って表示させることを特
    徴とする評価用ソフトウェアを記録した記録媒体。
  132. 【請求項132】 コンピュータを用いて、1つまたは
    複数の評価対象に対してなされた評価を収集すると共
    に、収集された評価を利用者に公開する評価用ソフトウ
    ェアを記録した記録媒体であって、 そのソフトウェアは、前記コンピュータに、 前記各評価に関して、その評価が利用者にとって役に立
    つか否かを尋ねさせ、役に立たないとの回答が所定レベ
    ル以上であることにより役に立たないとされた場合に、
    その評価を検出させ、その後、Webマスタに通知さ
    せ、またはその評価を自動的に削除させることを特徴と
    する評価用ソフトウェアを記録した記録媒体。
  133. 【請求項133】 コンピュータを用いて、1つまたは
    複数の評価対象に対してなされた評価を収集すると共
    に、収集された評価を利用者に公開する評価用ソフトウ
    ェアを記録した記録媒体であって、 そのソフトウェアは、前記コンピュータに、 その評価についての1つもしくは複数の優先表示条件の
    うち、利用者の選択指示に従って、特定の評価を優先的
    に表示させることを特徴とする評価用ソフトウェアを記
    録した記録媒体。
  134. 【請求項134】 コンピュータを用いて、1つまたは
    複数の評価対象に対してなされた評価を収集すると共
    に、収集された評価を利用者に公開する評価用ソフトウ
    ェアを記録した記録媒体であって、 そのソフトウェアは、前記コンピュータに、 ランク付けに関する所定の場合分けロジックに従って、
    評価者としてのレベルをランク付けさせることを特徴と
    する評価用ソフトウェアを記録した記録媒体。
  135. 【請求項135】 コンピュータを用いて、1つまたは
    複数の評価対象に対してなされた評価を収集すると共
    に、収集された評価を利用者に公開する評価用ソフトウ
    ェアを記録した記録媒体であって、 そのソフトウェアは、前記コンピュータに、 利用者の属性を収集させ、 その評価を読む複数の利用者について、互いの属性が一
    致するか否かを判断させ、同じ属性の利用者について所
    定の処理を行わせることを特徴とする評価用ソフトウェ
    アを記録した記録媒体。
  136. 【請求項136】 コンピュータを用いて、1つまたは
    複数の評価対象に対してなされた評価を収集すると共
    に、収集された評価を利用者に公開する評価用ソフトウ
    ェアを記録した記録媒体であって、 そのソフトウェアは、前記コンピュータに、 評価の入力がなされた評価対象にその評価を通知させ、
    必要に応じてその評価に対するコメントを受け付けさせ
    た後、所定の処理を行わせることを特徴とする評価用ソ
    フトウェアを記録した記録媒体。
  137. 【請求項137】 コンピュータを用いて、1つまたは
    複数の評価対象に対してなされた評価を収集すると共
    に、収集された評価を利用者に公開する評価用ソフトウ
    ェアを記録した記録媒体であって、 そのソフトウェアは、前記コンピュータに、 各評価対象に関する各評価項目ごとに所定の重み付けお
    よび関数の少なくとも一方を設定させ、各評価対象につ
    いて総合評価値を算出させることを特徴とする評価用ソ
    フトウェアを記録した記録媒体。
  138. 【請求項138】 コンピュータを用いて、1つまたは
    複数の評価対象に対してなされた評価を収集すると共
    に、収集された評価を利用者に公開する評価用ソフトウ
    ェアを記録した記録媒体であって、 そのソフトウェアは、前記コンピュータに、 利用者の属性を収集させ、 評価書き込みまたは属性を収集させるためのアンケート
    記入に対してゲームを提供させることを特徴とする評価
    用ソフトウェアを記録した記録媒体。
  139. 【請求項139】 モバイル通信機器との間で、評価対
    象を特定してその評価情報のアップロード機能あるいは
    ダウンロード機能の少なくとも一方を果たさせることを
    特徴とする請求項131に記載の評価用ソフトウェアを
    記録した記録媒体。
  140. 【請求項140】 コンピュータを用いて、1つまたは
    複数の評価対象に対してなされた評価を収集すると共
    に、収集された評価を利用者に公開する評価用ソフトウ
    ェアを記録した記録媒体であって、 そのソフトウェアは、前記コンピュータに、 利用者の属性を収集させ、 利用者がある評価対象に対して評価を入力しようとする
    際に、その評価を受付させ、 収集させた属性に関するデータに基づいて利用者の属性
    を分類させ、その属性に応じた評価を受け付けさせ、こ
    れらの評価を利用者の指示に従って表示させ、 各評価に関して、その評価が利用者にとって役に立つか
    否かを尋ねさせ、役に立たないとの回答が所定レベル以
    上であることにより役に立たないとされた場合に、その
    評価を検出させ、その後、Webマスタに通知させ、ま
    たはその評価を自動的に削除させ、 その評価についての1つもしくは複数の優先表示条件の
    うち、利用者の選択指示に従って、特定の評価を優先的
    に表示させ、 ランク付けに関する所定の場合分けロジックに従って、
    評価者としてのレベルをランク付けさせ、 その評価を読む複数の利用者について、互いの属性が一
    致するか否かを判断させ、同じ属性の利用者について所
    定の処理を行わせ、 評価の入力がなされた評価対象にその評価を通知させ、
    必要に応じてその評価に対するコメントを受け付けさせ
    た後、所定の処理を行わせ、 各評価対象に関する各評価項目ごとに所定の重み付けお
    よび関数の少なくとも一方を設定させ、各評価対象につ
    いて総合評価値を算出させ、 評価書き込みまたは属性を収集させるためのアンケート
    記入に対してゲームを提供させ、 モバイル通信機器との間で、評価対象を特定してその評
    価情報のアップロード機能あるいはダウンロード機能の
    少なくとも一方を果たさせることを特徴とする評価用ソ
    フトウェアを記録した記録媒体。
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