JP2002109179A - 商品比較データ収集・提供システム - Google Patents

商品比較データ収集・提供システム

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JP2002109179A
JP2002109179A JP2000298108A JP2000298108A JP2002109179A JP 2002109179 A JP2002109179 A JP 2002109179A JP 2000298108 A JP2000298108 A JP 2000298108A JP 2000298108 A JP2000298108 A JP 2000298108A JP 2002109179 A JP2002109179 A JP 2002109179A
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JP2000298108A
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Kennin Kanemoto
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OK WEB Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのような属性(年齢、性別等)の人が、ど
のような理由で、どのような商品が良い、あるいは悪い
と考えているかといった、評価や意見等のデータを効率
良く収集し、分析して広告主や商品需要者に提供する。 【解決手段】 通信ネットワークに接続されたサーバコ
ンピュータの制御部15が、条件を満たした商品のみを
エントリーさせる予選管理手段151と、この商品に投
票による対決エントリーを設定する対決管理手段152
と、エントリーされた商品について通信ネットワークに
よる投票を行う投票会員を登録・管理する投票会員管理
手段153と、エントリーされた商品対決データを通信
ネットワークを通じて所定期間公開し投票会員の端末装
置から入力された投票データを受け付ける投票管理手段
154と、入力された投票データを集計・分析する集計
・分析手段155と、集計・分析結果、相対的に得票数
が多い商品に投票した投票会員に得点を付与する得点付
与手段156を備える。を備える

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用して、投票会員から商品に関する評価を収集し、そ
の結果を、商品供給者に商品開発や販売促進に有用なデ
ータとして提供すると共に、商品需要者に複数の類似し
た商品の中から選択して購入するのに有用なデータとし
て提供可能なシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】新しい商品やサービス(以下、単に商品
という)の販売においては、TV放送網や新聞や雑誌な
どのメディアを通じて、多数の消費者に対して商品の広
告が行われる。しかしながら、TV放送や新聞、雑誌等
のメディアを利用した広告による商品データだけでは、
商品需要者(消費者)にとって、類似した多数の商品の
中から1つを選択して購入する場合の商品の比較データ
としては不充分である。一方、広告主も、広告に対する
消費者の反応が、相当の期間が経過して商品の販売実績
が出るまでわからない。そこで、近年は、商品に対する
評価データを、インターネットの掲示板や電子メールあ
るいはアンケートシステムで収集する方法が採用されて
いるが、以下のような問題が指摘される。
【0003】商品に対する評価データを、インターネッ
トの掲示板や電子メールあるいはアンケートシステムで
収集する方法は、一過性のものであるので、従来のシス
テムにおいては、どのような属性(年齢、性別、居住地
域、職業等)の回答者が、どのような商品について、ど
のような評価や意見を持っているかといったことを、統
計だてて管理することができない。
【0004】上記方法は、アンケートが単純な質問形式
で行われるため、根本的な意見を引き出すことができ
ず、回答の回収率も低い。
【0005】上記方法は、限られたカテゴリーで行われ
るため、同じ回答者が総合的なカテゴリーでどのような
意見を持っているかを判断することができず、回答者の
属性等のデータと、回答者の意見や要望等の収集データ
とを連携付けたデータ分析もできない
【0006】上記方法は、専門のサイトで意見を抽出し
たものを、データを連携して収集する機能がないため、
データ収集窓口を広げることができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題に鑑みてなされたもので、その技術的課題とする
ところは、どのような属性(年齢、性別等)の人が、ど
のような理由で、どのような商品が良い、あるいは悪い
と考えているかといった、評価や意見等のデータを効率
良く収集し、収集したデータを総合的に分析して広告主
等に提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題を有
効に解決するため、請求項1の発明に係る商品比較デー
タ収集・提供システムは、通信ネットワークに接続され
たサーバコンピュータが、エントリー条件を満たした商
品に投票による対決エントリーを設定する対決管理手段
と、エントリーされた商品について通信ネットワークに
よる投票を行う投票会員を登録・管理する投票会員管理
手段と、エントリーされた商品対決データを通信ネット
ワークを通じて所定期間公開し投票会員の端末装置から
入力された投票データを受け付ける投票管理手段と、入
力された投票データを集計・分析する集計・分析手段
と、を備えるものである。
【0009】すなわちこの発明は、類似した複数の商品
データをエントリーして通信ネットワーク上で所定期間
公開し、本システムに登録された投票会員が通信ネット
ワークに接続された端末装置を使ってアクセスすること
によって、このエントリーされた商品データを閲覧する
ことができる。そして、投票会員は、閲覧した商品デー
タのうち気に入ったものについて、所定の公開期間中に
投票することによって、集計・分析手段が、各商品デー
タの得票数を集計・分析し、それによる審査結果を商品
比較データとして提供するものである。
【0010】請求項2の発明に係る商品比較データ収集
・提供システムは、請求項1の構成において、広告主の
端末装置からの商品データが予め設定したエントリー条
件を満たしているかを管理し、条件を満たした商品のデ
ータのみをエントリーさせる予選管理手段を備えるもの
である。この場合のエントリー条件としては、例えば商
品の価格範囲や発売開始時期、エントリーの受付数等が
考えられ、これによって、対戦参加申し込みのあった商
品データを篩にかけて、エントリー数をある程度絞り込
むことができる。
【0011】請求項3の発明に係る商品比較データ収集
・提供システムは、請求項1の構成において、対決管理
手段が、エントリーさせる全ての商品データについてテ
ーブルランキング形式でマッピングするものである。こ
の場合は、集計・分析手段によってカウントされた得票
数の多い順に商品の優劣の順位付けをし、例えば上位何
番目までを勝者とするといった形式の審査を行うことが
できる。
【0012】請求項4の発明に係る商品比較データ収集
・提供システムは、請求項1の構成において、対決管理
手段が、エントリーさせる商品データをトーナメント形
式でマッピングするものである。この場合は、2つずつ
対戦エントリーを組み合わせて投票を募り、集計・分析
手段によってカウントされた得票数の多い方を勝者とし
て、次の上位の回戦に進出させるといった繰り返しによ
り、最終的な勝者を決定することができる。
【0013】請求項5の発明に係る商品比較データ収集
・提供システムは、請求項1の構成において、投票会員
管理手段が投票会員の属性や投票履歴を管理する機能を
有し、集計・分析手段が、入力された投票データから投
票した投票会員の属性をエントリー商品毎に分析する機
能を有するものである。したがって、エントリーされた
各商品に対して、主にどのような属性の人が投票した
か、といった傾向を把握することができる。
【0014】請求項6の発明に係る商品比較データ収集
・提供システムは、請求項1の構成において、投票管理
手段が、投票理由入力部を有し、集計・分析手段が、入
力された投票データから投票した投票会員の投票理由を
エントリー商品毎に分析する機能を有するものである。
したがって、単純な質問形式のアンケートに対する回答
と異なり、商品に対する自由な評価や意見を引き出すこ
とができ、その評価や意見を得票数と併せて詳細に分析
することができる。
【0015】請求項7の発明に係る商品比較データ収集
・提供システムは、請求項1の構成において、集計・分
析手段による集計・分析結果相対的に得票数が多い商品
に投票した投票会員に得点を付与する得点付与手段を備
えるものである。これによって、本システムにゲーム的
な要素が付加されるので、得点獲得という期待感による
投票会員からの積極的な投票を促すことができる。
【0016】請求項8の発明に係る商品比較データ収集
・提供システムは、請求項1の構成において、投票管理
手段が、エントリーされた全ての商品データの中から、
通信ネットワークによる投票会員又は通信ネットワーク
による他の閲覧者が得票数が多くなると予想される商品
データを選択して予想投票データを入力する予想投票入
力部を有し、得点付与手段が、予想が的中した予想投票
者に得点を付与するものである。したがって、得点獲得
という期待感による予想投票という形で、本システムに
よる対戦の状況を閲覧する閲覧者、言い換えれば商品広
告の受給者を獲得することができ、閲覧者は、この対戦
の結果を商品購入の際の選択の目安にすることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明における好ましい実
施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1
は本発明に係る商品比較データ収集・提供システムの概
略構成を示すブロック図、図2は本発明に係る商品比較
データ収集・提供システムのサーバコンピュータの概略
構成を示すブロック図である。
【0018】まず図1において、参照符号1はサーバコ
ンピュータであり、本システムの中枢となるものであ
る。サーバコンピュータ1は、通信ネットワークである
インターネット2を介して、パソコン等からなる広告主
の端末装置3や投票会員の端末装置4から、常時アクセ
スを受けることができるようになっている。
【0019】なお、以下の説明においては、便宜上、広
告主と投票会員とを分けているが、実際には、広告主が
投票会員になることもあり得るし、投票会員が広告主に
なることもあり得る。
【0020】サーバコンピュータ1は、図2に示される
ように、インターネット2を介してデータを受信するデ
ータ受信部11と、本システム(サーバコンピュータ
1)を管理するマネージャが設定データの入力等を行う
ためのキーボードやマウス等の手動入力部12と、入力
された各種データを蓄積するデータ記憶部13と、本シ
ステムを制御する処理プログラムが格納されたプログラ
ム記憶部14と、データ記憶部13の各種データ及びプ
ログラム記憶部14の処理プログラムに基づいて各種の
処理を実行する制御部15と、制御部15からの出力デ
ータを表示するディスプレイ16と、制御部15からの
データをインターネット2を介してデータを送信するデ
ータ送信部17とを備える。
【0021】制御部15は、商品データがエントリー条
件を満たしているかを管理する予選管理手段151と、
エントリー条件を満たした商品に投票による対決エント
リーを設定する対決管理手段152と、エントリーされ
た商品データについてインターネット2による投票を行
う投票会員を登録・認識する投票会員管理手段153
と、エントリーされた商品対決データをインターネット
2を通じて所定期間公開し投票会員の端末装置4から入
力された投票データを受け付ける投票管理手段154
と、入力された投票データを集計・分析することによっ
て前記各商品データを比較審査する集計・分析手段15
5と、この集計・分析手段155による審査結果勝ち抜
いた商品に投票した投票会員あるいは予想が的中した予
想投票者に得点を付与する得点付与手段156と、エン
トリーされた商品対決データや集計・分析手段155に
よる集計・分析結果のデータ等各種データをインターネ
ット2を通じてホームページ上に公開可能な形式に編集
するデータ編集手段157とを備える。
【0022】制御部15の予選管理手段151は、対戦
させる商品の種類、発売時期又は製造時期、商品価格の
範囲、エントリー受付数等について、条件を設定する機
能を有する。すなわち本システムを管理するマネージャ
は、サーバコンピュータ1の手動入力部12の操作によ
って、いくつかのエントリー条件を予め設定しておくこ
とにより、予選管理手段151は、これらのエントリー
条件を満たした商品のデータのみをエントリーさせると
いった篩機能(予選機能)を有し、エントリー数をある
程度絞り込む事ができるものである。
【0023】インターネット利用者は、端末装置から本
システムのホームページをアクセスすると、まず図3に
示されるような総合トップ画面200が開かれる。この
トップページ画面200には、現在開催中の対決メニュ
ー201と、これから予定されている対決メニュー20
2と、過去の対決参照メニュー203と、ログインメニ
ュー204等が設けられている。また、205は広告ス
ペースである。
【0024】図4は、本システムによって、取扱商品を
例えば競合する他社の類似商品あるいは類似する他の自
社商品と対決し、多数の人から投票による評価を受けよ
うとする広告主が、本システムにおける予選エントリー
に参加する場合の処理を示すフローチャートである。
【0025】すなわち、予選エントリーに参加しようと
する広告主は、パソコン等の端末装置3を操作して、本
システムのホームページを指定し、総合トップ画面20
0の予定対決メニュー202を選択して図5に例示され
るような予選画面210を開き、その新規エントリーボ
タン211をクリックすることによって、図6に例示さ
れるような商品新規登録画面220が開かれるので(ス
テップS101)、この画面220上で、エントリーす
る商品名221や、所定の事項222を入力する(ステ
ップS102)。そして、入力した商品データが予選管
理手段151によるエントリー条件を満たした場合は
(ステップS103=YES)、データ記憶部13の商
品データファイルに、当該商品の広告主名、商品名、当
該商品のイメージ、商品の種類、販売価格、性能、仕様
等を含むデータが登録され(ステップS104)、予選
を通過した旨のメッセージが、広告主の端末装置3に、
ID等と共に送信される(ステップS105)。
【0026】また、入力した商品データがエントリー条
件をクリアできなかった場合は(ステップS103=N
O)、予選落ちとなり、商品をエントリーすることがで
きないので、その旨のメッセージが、広告主の端末装置
3に送信される(ステップS106)。
【0027】なお、上記図4のフローチャートは、商品
の予選エントリーと商品の登録が一連の処理で行われる
モードを示しているが、商品登録と予選エントリーが独
立して行われる場合もある。この場合は、所定の期間、
商品の登録を受け付け、本システムを管理するマネージ
ャは、登録された商品の中から、予め設定したエントリ
ー条件により検索することによって、あるいは手動で、
予選を行うことができる。
【0028】本システムを管理するマネージャは、何ら
かの理由により、広告主自身で商品新規登録操作を行う
ことができないような場合に、広告主からの要求によ
り、サーバコンピュータ1のディスプレイ16に表示さ
せたメンテナンス画面を介して、手動入力部12の操作
によって、商品新規登録を代行することができ、かつ登
録された商品データの一覧を前記メンテナンス画面に出
力表示し、参照することができる。
【0029】制御部15の対決管理手段152は、予選
を通過した(エントリー条件を満たした)商品データを
テーブルランキング形式でマッピングする機能と、トー
ナメント形式でマッピングする機能を有し、本システム
を管理するマネージャは、予選を通過した商品につい
て、サーバコンピュータ1のディスプレイ16に表示さ
せたメンテナンス画面(図示省略)を介して、手動入力
部12の操作によって、テーブルランキング形式又はト
ーナメント形式のいずれかを選択してマッピングするこ
とができる。図7はテーブルランキング形式によるマッ
ピングの例を示すものであり、図8は、トーナメント形
式によるマッピングの例を示すものであり、これら図7
及び図8における参照符号A,A,…,Aはそれ
ぞれ対戦エントリー商品である。
【0030】図9は、インターネット2の利用者が、本
システムにおいて、予選に通過して本選にエントリーさ
れた商品に投票するための投票会員として新規登録を行
う投票会員新規登録画面230の例を示すものである。
この投票会員新規登録画面230には、ID入力フィー
ルド231、パスワード入力フィールド232、性別入
力フィールド233、住所入力フィールド234、電子
メールのアドレス入力フィールド235、生年月日入力
フィールド236等が設けられている。
【0031】なお、これらの入力フィールドにおける入
力項目やフィールド数等は、本システムを管理するマネ
ージャが任意にカスタマイズすることができる。
【0032】図10は、インターネット2の利用者が本
システムにおける投票会員として新規登録を行う場合の
処理を示すフローチャートである。すなわち、本システ
ムにおける投票会員(商品の評価者)として登録を受け
ようとする者は、まず自らのパソコン等の端末装置4を
操作し、本システムのホームページを指定して、総合ト
ップ画面200のログインメニュー204から、上記投
票会員新規登録画面230を開くことができるので(ス
テップS201)、各フィールド231〜236にパス
ワードや所定の属性データ等を入力すると(ステップS
202)、サーバコンピュータ1の制御部15における
投票会員管理手段153は、データ記憶部13の投票会
員データファイルを検索して、重複するデータがなけれ
ば(ステップS203=NO)、入力されたデータをこ
の投票会員データファイルに書き込んで登録し(ステッ
プS204)、新規投票会員としてのIDを発行して、
会員登録が完了した旨のメッセージと共に端末装置4へ
送信する(ステップS205)。
【0033】また、データ記憶部13の投票会員データ
ファイルに重複するデータがあった場合は(ステップS
203=YES)、登録済みである旨のメッセージが、
端末装置4へ送信される(ステップS206)。
【0034】なお、本システムにおける投票会員登録
は、後述する予想投票の際に同時に行う場合と、予選エ
ントリーの時から投票を受け付ける場合にその投票と同
時に行う場合と、予想投票や本選投票と独立して行う場
合と、本選投票への参加の際に同時に行う場合等があ
り、本システムを管理するマネージャは、このうち1以
上の投票会員登録方法を採用し、設定することができ
る。
【0035】本システムを管理するマネージャは、初期
の投票会員一括登録を行う場合や、何らかの理由によ
り、インターネット利用者自身で新規登録操作を行うこ
とができないような場合に、投票会員新規登録を希望す
る人からの要求により、サーバコンピュータ1のディス
プレイ16に表示させたメンテナンス画面を介して、手
動入力部12の操作によって、投票会員の新規登録を代
行することができ、かつ登録された投票会員の一覧を前
記メンテナンス画面に出力表示し、参照することができ
る。
【0036】登録済みの投票会員は、本システムのホー
ムページを指定して、ID(任意入力)やパスワードの
入力によって投票会員登録変更画面(図示省略)を開
き、新規登録の際に入力したデータ(例えば住所や電子
メールアドレス等)を変更することができる。そして、
何らかの理由により投票会員自身で登録データの変更操
作を行うことができないような場合には、本システムを
管理するマネージャは、投票会員からの要求により、サ
ーバコンピュータ1のディスプレイ16に表示させたメ
ンテナンス画面を介して、手動入力部12の操作によっ
て、当該投票会員の登録データの変更を代行することが
できる。
【0037】同様に、登録済みの投票会員は、本システ
ムのホームページを指定して、ID(任意入力)やパス
ワードの入力によって投票会員登録削除画面(図示省
略)を開き、登録を削除することができる。そして、何
らかの理由により投票会員自身で登録削除操作を行うこ
とができないような場合には、本システムを管理するマ
ネージャは、投票会員からの要求により、サーバコンピ
ュータ1のディスプレイ16に表示させたメンテナンス
画面を介して、手動入力部12の操作によって、当該投
票会員の登録削除を代行することができる。なお、この
場合の削除処理は、論理削除(登録されたデータ等は削
除せず、削除フラグを立てることで処理する)とする。
【0038】また、登録済みの投票会員は、本システム
のホームページを指定して、先の図3に示される総合ト
ップ画面200における対決メニュー201や、予定さ
れている対決メニュー202や、過去の対決参照メニュ
ー203等から、過去・現在・将来の対戦一覧画面を開
き、あるいはキーワードの入力によって過去・現在・将
来の全ての対戦を個々に検索して参照することができ
る。
【0039】図11は、総合トップ画面200の対決メ
ニュー202から開かれる、本選での対決画面240の
例を示すものである。この対決画面240は、対決状況
についての説明欄241と、この対決が、先の図7のよ
うなテーブルランキング方式によるものなのか、トーナ
メント方式によるものなのかを図解すると共に各エント
リーの順位等が表示された対戦図表示欄242と、各エ
ントリー毎に説明が表示されたエントリー商品リスト2
43を有し、各リスト243には、それぞれ投票ボタン
244及びコメント一覧メニューボタン245が設けら
れている。
【0040】図12は、登録済みの投票会員が、本シス
テムにおいて、本選にエントリーされた商品に投票する
ための本選投票画面250の例を示すものである。この
本選投票画面250は、上述の対決画面240における
任意のエントリーのリスト243に設けられた投票ボタ
ン244をクリックすることによって開くことができ、
商品データ表示部251と、投票理由入力部252と、
OKボタン253及びキャンセルボタン254とを有す
る。
【0041】なお、本選投票画面250における入力部
も、本システムを管理するマネージャが任意にカスタマ
イズすることができ、例えば「ここを改良すればもっと
良くなると思う点」などの入力項目を設けても良く、投
票理由入力部252における回答形式も、自由回答、複
数自由回答、択一式、複数選択式など、種々の形式が考
えられる。
【0042】図13は、登録済みの投票会員が、本シス
テムにおいて、本選で対決中のエントリー商品に投票す
る場合の処理を示すフローチャートである。すなわち、
本システムにおける投票会員は、まず自らのパソコン等
の端末装置4を操作し、本システムのホームページを指
定して、先の図3に示される総合トップ画面200を開
き(ステップS301)、そのログインメニュー204
においてパスワード等を入力し(ステップS302)、
本システムの投票会員であることが認証されると(ステ
ップS303=YES)、予め設定された本選投票期間
中であれば(ステップS304=YES)、総合トップ
画面200の対決メニュー201から対決画面240を
開いて、エントリー商品リスト243の中から良いと判
断したエントリーを選択し、投票ボタン244をクリッ
クすることによって、先の図12に示される本選投票画
面250を開くことができる(ステップS305)。ま
た、パスワード等の入力を誤ったり(ステップS303
=NO)、本選投票期間外であれば(ステップS304
=NO)、投票できないとのメッセージが表示され(ス
テップS304)、ステップS301に戻る。
【0043】本選投票画面250が表示されたら、その
投票理由入力部252に、キーボードによって投票理由
を入力し(ステップS307)、OKボタン253をク
リックすることによって投票を行うことができ(ステッ
プS308=YES)、キャンセルボタン254をクリ
ックすることによって、投票をキャンセルすることがで
きる(ステップS308=NO)。また、投票理由を入
力しない場合はOKボタン253を押すことができない
ように設定しても良い。
【0044】OKボタン253をクリックすることによ
って投票が行われると、投票会員の属性データや投票理
由データを含む投票データが、サーバコンピュータ1に
送られ、その制御部15における投票管理手段154
は、データ記憶部13の本選投票データファイルを検索
して重複する本選投票データがなければ(ステップS3
09=NO)、入力されたデータをこの本選投票データ
ファイルに書き込んで投票が完了し(ステップS31
0)、その旨のメッセージを投票会員の端末装置4へ送
信する(ステップS311)。したがって、同一の投票
会員が一つの対戦で何票も重複投票することはできない
ようになっている。
【0045】なお、本システムにおける投票会員は、投
票にあたって、図14に示されるようなコメント一覧画
面260を開くことができる。コメント一覧画面260
には、エントラント情報表示欄261や、終了した対戦
における当該エントリーに対しする投票理由が一覧表示
された投票理由一覧262が設けられており、これを参
照することによって投票の参考にすることができる。こ
の場合、投票会員が参照できる投票理由一覧262に
は、投票会員を特定可能なデータは含まれないものとす
る。
【0046】本選投票画面250において入力された本
選投票データは、投票会員の属性データと共に、サーバ
コンピュータ1における制御部15の集計・分析手段1
55において集計・分析され、その結果が、データ記憶
部13における集計・分析データファイルに蓄積される
と共に、投票会員毎に投票履歴データとして蓄積され
る。そして、投票会員は、先の図5に示される予選画面
210のナビゲーションスペース212、図6に示され
る商品新規登録画面220のナビゲーションスペース2
23、図11に示される対決画面240のナビゲーショ
ンスペース246、図12に示される本選投票画面25
0のナビゲーションスペース255及び図14に示され
るコメント一覧画面260のナビゲーションスペース2
63にそれぞれ設けられた、投票履歴メニューボタン2
13,224,247,256,264のいずれかをク
リックすることによって、図15に示されるような自ら
の投票履歴データの一覧画面270を参照することがで
きる。
【0047】本システムを管理するマネージャは、過去
及び現在の対戦における投票状況を、メンテナンス画面
によって参照し、必要に応じて、手動入力部12の操作
によって、任意の投票データを変更あるいは削除するこ
とができる。なお、マネージャが参照できるデータは、
個人を特定するデータを含む、登録された全てのデータ
である。
【0048】本システムによる対戦の状況はホームペー
ジに公開されているため、投票会員として登録されてい
ない一般の閲覧者も、気軽に閲覧することができる。こ
の場合、一般の閲覧者は、対戦の行方を総合的に観戦す
ることができる。
【0049】そして、予め設定された所定期間、予想投
票画面(図示省略)がホームページに公開されており、
この予想投票画面は、先の図3に示された総合トップ画
面200における予定対決メニュー202から開くこと
ができる。したがって、本システムにおける登録済み投
票会員は勿論、投票会員として登録されていない一般の
閲覧者も、設定された予想投票期間内であれば、本選に
エントリーされた商品のうち得票数が多くなる(対戦に
勝つ)と予想されるエントリーを選択し、予想投票画面
を介して予想投票を行うことができる。この場合、予想
投票は、自分が実際に本選投票画面250において投票
する商品とは異なる商品に対して行うこともあり得る。
【0050】予想投票も、基本的には先の図12に示さ
れる本選投票画面250における登録済みの投票会員に
よる本選の投票と同様である。図16は、予想投票する
場合の処理を示すフローチャートで、すなわち、インタ
ーネット2の利用者は、自らのパソコン等の端末装置を
操作し、本システムのホームページを指定して、総合ト
ップ画面200を開き(ステップS401)、登録済み
の投票会員の場合はログインメニュー204においてパ
スワード等を入力し(ステップS402=YES)、本
システムの投票会員であることが認証(ステップS40
3=YES)されるか、あるいは投票会員として登録さ
れていない一般の閲覧者の場合はパスワード等を入力し
なくても(ステップS402=NO)、予め設定された
予想投票期間中であれば(ステップS404=YE
S)、総合トップ画面200における予定対決メニュー
202から予想対決画面を開き、その画面に掲載された
エントリー商品リストの中から、対戦に勝つと判断した
エントリーを選択し、そのエントリーの予想投票画面を
開くことができる(ステップS405)。また、予想投
票期間外であれば(ステップS404=NO)、投票で
きないとのメッセージが表示され(ステップS40
6)、ステップS401に戻る。
【0051】ステップS405において予想投票画面が
開かれると、既にステップS403において本システム
の投票会員であることが認証されている場合は(ステッ
プS407=YES)、予想投票画面に設けられたOK
ボタンをクリックすることによって予想投票を行うこと
ができ(ステップS408=YES)、キャンセルボタ
ンをクリックすることによって、投票をキャンセルする
ことができる(ステップS408=NO)。また、ステ
ップS402においてパスワード等を入力していない場
合は(ステップS407=NO)、予想投票画面には投
票者データ入力部が表示されるので、キーボードによっ
て自己の属性等、必要なデータを入力してから(ステッ
プS409)、OKボタン又はキャンセルボタンをクリ
ックすることができる。この場合、投票者データを入力
しない場合はOKボタンを押すことができないように設
定しても良い。
【0052】OKボタンをクリックすることによって予
想投票が行われると、予想投票者の属性データを含む予
想投票データが、サーバコンピュータ1に送られ、その
制御部15における投票管理手段154は、データ記憶
部13の予想投票データファイルを検索して重複する投
票データがなければ(ステップS410=NO)、入力
されたデータをこの予想投票データファイルに書き込ん
で投票が完了し(ステップS411)、その旨のメッセ
ージを予想投票者の端末装置へ送信する(ステップS4
12)。したがって、同一人物が何票も重複して予想投
票することはできないようになっている。
【0053】なお、先に述べたように、投票会員として
の新規登録は、上述の予想投票の際にも、総合トップ画
面200のログインメニュー204から投票会員新規登
録画面230を開くことによって行うことができる。
【0054】集計・分析手段155は、入力された本選
投票データを各エントリー商品毎に集計する。そして、
図7に示されるようなテーブルランキング形式による対
戦の場合は、集計された得票数の多い順に商品の優劣の
順位付けをし、例えば上位何番目又は上位何%までを勝
者とするといった形式の審査を行い、図8に示されるよ
うなトーナメント形式による対戦の場合は、任意に組み
合わされた2つのエントリーのうち、集計された得票数
の多い方を勝者として、次の上位の回戦に進出させ、そ
の繰り返しにより、最終的な勝者を決定することができ
る。
【0055】なお、トーナメント形式による対戦におい
て、2つのエントリーの双方が無得票であった場合は、
両者とも負けとすれば良い。
【0056】また、この集計・分析手段155は、得票
数を集計するばかりでなく、投票時に入力された投票理
由のコメントや、投票した会員の属性データ等の分析を
行うものである。
【0057】一つの対戦が終了すると、その対戦で勝者
となったエントリーに投票した投票会員には、投票した
エントリーが勝利した旨の通知及び次回の対戦における
投票期限日の通知が、電子メール等によってなされる。
また、投票者には、得点付与手段156によって勝敗に
応じた所定の得点が付与され、送信される。この場合、
例えば勝ったエントリーへの投票者には+1点、負けた
エントリーへの投票者には−1点とすれば、一回戦で1
点獲得した投票会員は、二回戦で負ければ最終的に獲得
する得点は0点になり、二回戦まで勝って三回戦で負け
れば、最終的に獲得する得点は1点ということになる。
したがって、投票したエントリーが上位の対戦へ勝ち進
むほど、獲得する得点も多くなる。
【0058】なお、この場合の得点は、例えば電子マネ
ーの発行等が考えられるが、好ましくは、景品の請求権
として付与するといった方法が採用される。
【0059】また、得点付与手段156は、投票会員又
は非会員が投票管理手段154の予想投票画面において
予想投票したエントリーが勝ち残った場合、このエント
リーに予想投票した者に対しても、所定の得点を付与す
るものである。
【0060】本システムに参加している広告主は、自ら
の商品がエントリー条件を満たして、本選へのエントリ
ーが可能となった場合や、あるいは、ある回の対戦で勝
者となった場合、その上位の対戦へのエントリーを取り
下げることができる。この場合は、次の対戦から、当該
商品のエントリーが削除されることになる。なお、この
場合の削除処理は、論理削除(登録されたデータ等は削
除せず、削除フラグを立てることで処理する)とする。
【0061】一方、本システムを管理するマネージャ
は、サーバコンピュータ1のディスプレイ16に表示さ
せたメンテナンス画面の対戦一覧を介して、全ての対戦
の一覧を参照することができ、対戦結果敗者となったエ
ントリーや、広告主から取り下げの要求があったエント
リーについては、手動入力部12の操作によって削除す
ることができる。なお、この場合の削除処理は、論理削
除(登録されたデータ等は削除せず、削除フラグを立て
ることで処理する)とする。
【0062】データ編集手段157は、拡張HTML形
式によるテンプレート機能を有し、すなわちエントリー
された商品データや、その対戦状況、集計・分析手段1
55による集計・分析結果のデータ等、各種のデータを
拡張HTML形式に編集して、ホームページ上に公開す
るものである。したがって、先に説明した予想投票画面
や、投票による対戦の状況や、対戦結果は、投票会員と
して登録されていない一般の閲覧者も、本システムのホ
ームページをアクセスすることによって気軽に閲覧する
ことができる。
【0063】以下、本システムの運用について説明す
る。
【0064】まず、本システムによって、取扱商品を例
えば競合する他社の類似商品と対決して、投票による評
価を受けようとする広告主は、先に説明したように、本
システムのホームページを指定して、総合トップ画面2
00から予選画面210を開き、当該商品に関する所定
の事項を入力することによって、登録の操作を行う。そ
して、この入力データが予め設定したエントリー条件を
満たしていれば、予選通過となり、その結果が、広告主
の端末装置3に通知される。
【0065】なお、広告主が本システムにおいて対戦さ
せるために登録する商品は一つに限定されるものではな
く、いくつの商品を対戦に参加させても良い。したがっ
て、自己の取扱商品同士を対戦させて評価を得るといっ
た場合もあり得る。
【0066】また、先に説明したように、広告主が投票
会員(一般ユーザ)であることもあり得るが、このよう
な場合は、投票会員1人につき登録可能な商品は一品に
制限することもできる。
【0067】本システムを管理するマネージャは、エン
トリー商品の受付数等によって、対戦形式をテーブルラ
ンキング形式にするか、トーナメント形式にするか選択
し、サーバコンピュータ1のディスプレイに表示させた
メンテナンス画面を介して、エントリーのマッピングを
行う。例えば、エントリー数が多い場合は、まず全ての
エントリー商品をテーブルランキング形式で対決させ、
得票数の多い順に、上位何番目まで、あるいは上位何%
までのエントリー商品を勝者として、2回戦以降はトー
ナメント戦による勝ち抜き形式にする、といった方法が
採用される。
【0068】本システムに登録済みの投票会員は、本シ
ステムのホームページの総合トップ画面200から、対
戦の内容や投票期限等をいつでも参照することができ、
これらは電子メール等によっても通知される。エントリ
ーされた商品は、すでに市場に出回っていたり、TV等
のメディアを介して認知されている場合もあるが、対決
参加者(広告主)は、本システムのホームページに広告
を出して投票会員に商品の特徴を認知してもらうか、あ
るいは投票会員に試供品を配布し、試供品の比較によっ
て商品の特徴を認知してもらうことができる。投票会員
は、対戦する各商品を比較し、良いと判断した商品に投
票を行う。
【0069】一方、予定されている対戦の内容が掲載さ
れた予定対決画面や予想投票画面は、総合トップ画面2
00の予定対決メニュー202から開くことができるの
で、登録済みの投票会員に限らず、公開されている期間
中(予想投票期間中)は誰でも、この予想投票画面を介
して、本選に勝ち抜くと予想されるエントリー商品に予
想投票を行うことができる。
【0070】投票会員が本選にエントリーされた商品に
投票するに際しては、先に説明したように、本システム
のホームページを指定して、登録済み投票会員である旨
の認証を受け、端末装置4の画面に選択したエントリー
の本選投票画面250を呼び出し、投票理由入力部25
2に投票理由を入力すると共に、OKボタン253をク
リックすることによって、投票を行うことができる。こ
のとき、投票会員は、現在の投票状況や、すでに終了し
た下位の対戦結果や、終了した対戦における投票理由の
コメントが一覧表示されたコメント一覧画面260をア
クセスすることができ、これによって投票の参考にする
ことができる。
【0071】所定の投票期限までに投票会員の端末装置
4からサーバコンピュータ1に入力された投票データ
は、いったんデータ記憶部13の投票データファイルに
蓄積された後、集計・分析手段155において各エント
リー毎に得票数が集計されると共に、その投票理由コメ
ントや、投票会員の属性等が分析される。
【0072】集計結果、勝者となった商品の広告主に
は、対戦に勝利した旨の通知が、得票数及び投票理由の
分析結果と共に、電子メール等によって送信される。決
勝戦以外の対戦の場合は、勝者同士の上位の対戦が行わ
れるが、その場合は次回の対戦のエントリー内容やその
スケジュール等も同時に送信される。そして、このよう
な対戦を最上位の決勝戦まで勝ち進んだエントリー商品
が、最終的な勝者となる。一方、各回戦で敗者となった
商品の広告主にも、対戦に敗退した旨の通知が、投票コ
メントや投票者の属性等の分析データ等と共に、電子メ
ール等によって送信される。
【0073】なお、一般ユーザ(投票会員)には、対戦
結果は電子メールによって送信されるが、分析データ等
は送信されない。
【0074】上述のように、本システムによる本選対決
に参加した広告主は、得票数だけでなく、どのような属
性(性別、年齢層など)の人が、どのような理由で当該
商品を良いあるいは悪いと判断したか、といった分析結
果を入手することができる。したがって、新商品を頻繁
にリリースする企業が、その商品のマーケティングリサ
ーチを行いたい場合や、既存のランキング、人気コンテ
スト等によく取り上げられる商品を取り扱っている企業
が、そのランキングを分析したい場合や、商品がマーケ
ティングデータの需要が高いテーマに関わるものである
場合に、有用なデータが得られる。また、商品を技術力
や競争力のある商品を開発したにも拘らず企業やブラン
ドの知名度が低いために売上が伸びないような場合に、
対戦に勝ち残ることで、売り込みや商品PRの有力なデ
ータとすることができる。
【0075】しかも広告主は、対決させた自社商品が勝
ち残れば、それだけで広告となるので、有効な宣伝効果
を得ることができ、自己のホームページやメールマガジ
ンに効率の良い出稿が可能となり、しかも投票者を自社
サイトへ誘引できるといったメリットも得られる。
【0076】一方、対戦に敗れた広告主にとっても、な
ぜ商品が売れなかったのかといった理由を知ることがで
き、今後の商品開発に有用な指標とすることができ、あ
るいは売れない商品を市場に出さずに済むといったメリ
ットが得られる。
【0077】対戦の結果勝ち抜いた商品に投票した投票
会員には、投票したエントリーが勝利した旨の通知及び
次回の対戦における投票期限日の通知が、電子メール等
によってなされると共に、サーバコンピュータ1におけ
る得点付与手段156によって所定の得点が付与され
る。
【0078】そして、投票した商品が上位の対戦へ勝ち
進むほど、獲得する得点も多くなり、投票会員は、保有
する得点に応じた景品を獲得することができる。このた
め、本システムにおける投票にはゲーム的な要素あるい
はギャンブル的な要素を含むことになり、得点獲得の期
待感による投票会員の積極的な投票が促され、その結
果、商品に対して多くの投票会員からの評価や意見を収
集することができ、信頼性の高いマーケットデータが得
られる。
【0079】また、従来の単純な商品アンケートのよう
な一過性のものではないので、自己の投票ランキングが
わかり、投票した商品が勝ち抜くことによる充足感や、
自己の意見がマーケットデータとして商品開発に取り入
れられるかも知れないという自己存在意義も生まれる。
【0080】そして、投票管理手段154の予想投票画
面において予想投票したエントリー商品が勝ち残った場
合、この予想投票者に対しても、予想投票したエントリ
ーが勝利した旨の通知及び次回の対戦における予想投票
期限日の通知が、電子メール等によってなされると共
に、サーバコンピュータ1における得点付与手段156
によって所定の得点が付与される。したがって、予想投
票という形で、本システムによる対戦の状況の閲覧者、
言い換えれば商品広告の閲覧者を獲得することができ、
閲覧者は、この対戦の結果を商品購買の際の選択の目安
にすることができる。
【0081】ところで、当然ながら、本選において投票
会員が自分で気に入って投票した商品と、本選に勝ち抜
く商品は必ずしも一致しない。したがって、登録済み投
票会員が予想投票を行う場合、本選に勝ち抜く商品を予
想して予想投票する予想投票先は、自分が気に入って投
票する本選投票先とは異なる場合もあり得る。そしてこ
の場合は、本選では敗退した商品に投票した投票会員
も、予想投票では得点を得られる可能性がある。
【0082】
【発明の効果】本発明に係る商品比較データ収集・提供
システムによれば、通信ネットワークによる消費者セン
ターとして機能し、次のような効果が期待される。
【0083】得票数によるマーケティングデータだけで
なく、どのような属性(性別、年齢層など)の人が、ど
のような理由で当該商品を良いあるいは悪いと判断した
か、といった分析結果を入手することができる。したが
って、広告主のみならず、マーケットデータ収集企業に
とっても、有用な商品比較データを入手することができ
る。
【0084】広告主は、対決させた自社商品が勝ち残る
ことによって、有効な宣伝効果を得ることができる。ま
た、対戦に敗れた広告主にとっても、なぜ商品が売れな
かったのかといった理由を知ることができ、今後の商品
開発や販売促進に有効に利用することができる。
【0085】広告主は、自社サイトだけでは他社商品と
の比較データを入手しにくいが、本システムによって、
商品比較データや、当該商品の分野での総合的な分析デ
ータを得ることができ、しかも総合サイトからのユーザ
の流入が期待される。
【0086】投票した商品が対戦に勝った場合には得点
が付与されるといったゲーム要素を設けることによっ
て、得点獲得の期待感による積極的な投票が促されるの
で、商品に対して多くの人からの評価や意見を収集する
ことができ、信頼性の高いマーケットデータが得られ
る。
【0087】投票会員や、予想投票者を含む閲覧者は、
商品広告の閲覧者でもあるため、商品購入の際に、対戦
結果に基づいて商品を選択することによって、より良い
商品を購入することができ、結果的に、一般消費者にと
って適正な商品を市場に流通させることに貢献すること
ができる。
【0088】本システムは、他のサイトにレンタルし、
そのレンタル先のサイトと本システムの管理者側のサイ
トとを通信ネットワークで連携することによって、広い
ユーザからのデータを収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る商品比較データ収集・提供システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る商品比較データ収集・提供システ
ムのサーバコンピュータの概略構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明に係る商品比較データ収集・提供システ
ムのホームページ上のトップページ画面を示す説明図で
ある。
【図4】本発明に係る商品比較データ収集・提供システ
ムにおいて、商品を予選エントリーに参加させる場合の
処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る商品比較データ収集・提供システ
ムにおける予選画面を示す説明図である。
【図6】本発明に係る商品比較データ収集・提供システ
ムにおける商品新規登録画面を示す説明図である。
【図7】本発明に係る商品比較データ収集・提供システ
ムにおけるテーブルランキング形式によるマッピングの
例を示す説明図である。
【図8】本発明に係る商品比較データ収集・提供システ
ムにおけるトーナメント形式によるマッピングを示す説
明図である。
【図9】本発明に係る商品比較データ収集・提供システ
ムにおける投票会員新規登録画面を示す説明図である。
【図10】本発明に係る商品比較データ収集・提供シス
テムにおいて、インターネット利用者が投票会員新規登
録を行う場合の処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る商品比較データ収集・提供シス
テムにおける対決画面を示す説明図である。
【図12】本発明に係る商品比較データ収集・提供シス
テムにおける投票画面を示す説明図である。
【図13】本発明に係る商品比較データ収集・提供シス
テムにおいて、投票会員がエントリーされた商品に投票
する場合の処理を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係る商品比較データ収集・提供シス
テムにおけるコメント一覧画面を示す説明図である。
【図15】本発明に係る商品比較データ収集・提供シス
テムにおける投票履歴データ一覧画面を示す説明図であ
る。
【図16】本発明に係る商品比較データ収集・提供シス
テムにおいて、インターネット利用者がエントリーされ
た商品に予想投票する場合の処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 サーバコンピュータ 2 インターネット(通信ネットワーク) 3,4 端末装置 151 予選管理手段 152 対決管理手段 153 投票会員管理手段 154 投票管理手段 155 集計・分析手段 156 得点付与手段 157 データ編集手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークに接続されたサーバコ
    ンピュータが、 エントリー条件を満たした商品に投票による対決エント
    リーを設定する対決管理手段と、 エントリーされた商品について通信ネットワークによる
    投票を行う投票会員を登録・管理する投票会員管理手段
    と、 エントリーされた商品対決データを通信ネットワークを
    通じて所定期間公開し投票会員の端末装置から入力され
    た投票データを受け付ける投票管理手段と、 入力された投票データを集計・分析する集計・分析手段
    と、を備えることを特徴とする商品比較データ収集・提
    供システム。
  2. 【請求項2】 広告主の端末装置からの商品データが予
    め設定したエントリー条件を満たしているかを管理し条
    件を満たした商品のみをエントリーさせる予選管理手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の商品比較デ
    ータ収集・提供システム。
  3. 【請求項3】 対決管理手段が、エントリーさせる全て
    の商品データについてテーブルランキング形式でマッピ
    ングすることを特徴とする請求項1に記載の商品比較デ
    ータ収集・提供システム。
  4. 【請求項4】 対決管理手段が、エントリーさせる商品
    データをトーナメント形式でマッピングすることを特徴
    とする請求項1に記載の商品比較データ収集・提供シス
    テム。
  5. 【請求項5】 投票会員管理手段が投票会員の属性や投
    票履歴を管理する機能を有し、 集計・分析手段が、入力された投票データから投票した
    投票会員の属性をエントリー商品毎に分析する機能を有
    することを特徴とする請求項1に記載の商品比較データ
    収集・提供システム。
  6. 【請求項6】 投票管理手段が、投票理由入力部を有
    し、 集計・分析手段が、入力された投票データから投票した
    投票会員の投票理由をエントリー商品毎に分析する機能
    を有することを特徴とする請求項1に記載の商品比較デ
    ータ収集・提供システム。
  7. 【請求項7】 集計・分析手段による集計・分析結果相
    対的に得票数が多い商品に投票した投票会員に得点を付
    与する得点付与手段を備えることを特徴とする請求項1
    に記載の商品比較データ収集・提供システム。
  8. 【請求項8】 投票管理手段が、エントリーされた全て
    の商品データの中から、通信ネットワークによる投票会
    員又は通信ネットワークによる他の閲覧者が得票数が多
    くなると予想される商品データを選択して予想投票デー
    タを入力する予想投票入力部を有し、 得点付与手段が、予想が的中した予想投票者に得点を付
    与することを特徴とする請求項1に記載の商品比較デー
    タ収集・提供システム。
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