JP4520233B2 - 電子掲示板装置、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、利用者側に位置する複数の端末装置をネットワークを介して接続し、前記端末装置から入力された利用者の意見である掲示板データの投稿、閲覧を可能とする電子掲示板装置、プログラムおよび記憶媒体に関する。
近年、利用者間において情報の伝達やディスカッションを行うために電子掲示板が多く利用されている。電子掲示板は、ある利用者が記事の投稿を行うと、他の利用者(複数)はこれを閲覧することができ、読んだ利用者の中である1人がこれに返信を行うと、それもほかの利用者が閲覧できるようになっている。この繰り返しによって、複数の利用者間で相互に意見交換を行うことが可能となる。また、リアルタイムのやり取りには参加できなかった利用者も、過去の発言を読み進むことによって、議論の過程を知ることができる。つまり、利用者は、電子掲示板を利用することで任意の時刻に記事の投稿、閲覧が可能になり、非同期・遠隔地でのディスカッションが可能となる。
ところで、このような電子掲示板においては、その性質上、重要なことが記述されている記事とあまり重要ではない記事が掲示板内に混在することになる。そのため、投稿される記事の数が多くなると重要な記事が不要な記事に埋もれてしまうことになり、電子掲示板に投稿された記事の中からの必要な記事の検索には、長時間を要することになる。
従来の電子掲示板においては、投稿された記事をカテゴリ順に並べ替えたり投稿時刻順に並べ替えることで、利用者が目的とする記事を検索し易くしている。しかしながら、記事をカテゴリ順に並べ替えた場合には、記事が多くなるとカテゴリ数も増加し、検索の手間は減らない。また、記事を登録時刻順に並べ変えた場合には、古い記事で重要なことが記述されている記事の検索に手間がかかっていた。
そこで、記事を閲覧した利用者が明示的にその記事に対して評価を行い、その結果から記事の重要度を判定する電子掲示板も提案されている(特許文献1、2参照)。特許文献1には、利用者にとっての重要度評価結果を入力する手段を備え、各利用者の評価結果を集計して評価情報を提示する電子掲示板等の情報提供システムが提案されている。また、特許文献2には、電子掲示板に投稿した記事に対して他のクライアントの反応の程度を集計して特典を付与する電子掲示板集客方法が提案されている。
特開平09−081630号公報 特開2001−282675公報
しかしながら、特許文献1、2で提案されているような電子掲示板では、記事に対して評価を行うことに対するユーザのメリットが少ない。そのため、ユーザはたとえその記事が重要であると感じたとしても、わざわざ評価入力を行わないといったケースが発生し、特定の熱心なユーザのみが評価入力し、正確な重要度の判定ができないといった欠点がある。
本発明は、電子掲示板の多数の利用者が自分にとって重要であると感じた掲示板データに対してマークを付与し、不要であると感じた掲示板データは非表示に設定するという操作、すなわち評価をわざわざ入力するという感覚ではなく掲示板データを単に整理するための操作に基づくことにより、各電子掲示板利用者の設定状況を考慮した掲示板データの重要度を判定することを目的とする。
請求項1記載の発明は、複数の端末装置をネットワークを介して接続し、前記端末装置から入力された利用者の意見である掲示板データの投稿、閲覧を可能とする電子掲示板装置において、前記各端末装置から取得した多数の前記掲示板データ中から、各利用者の前記端末装置により任意の前記掲示板データを重要なものとして選択させる第1選択手段と、この第1選択手段により選択された前記掲示板データを、選択した利用者の前記端末装置に限り他の前記掲示板データから視覚的に識別可能に表示する第1識別手段と、前記各端末装置から取得した多数の前記掲示板データ中から、各利用者の前記端末装置により任意の前記掲示板データを不要なものとして選択させる第2選択手段と、この第2選択手段により選択された前記掲示板データを、選択した利用者の前記端末装置に限り非表示とする非表示手段と、全ての前記端末装置における前記第1選択手段により選択された数と前記第2選択手段により選択された数とに基づいて、前記掲示板データの重要度を判定する判定手段と、この判定手段により重要であると判定された前記掲示板データを、前記第1識別手段による表示と同時に、前記重要であると判定されていない他の前記掲示板データから視覚的に識別可能に表示する第2識別手段と、を備える。
したがって、電子掲示板の利用者が自分にとって重要であると感じた掲示板データを多数の掲示板データ中から選択すると、選択された掲示板データは選択した利用者の端末装置に限り他の掲示板データから視覚的に識別可能とされる。また、電子掲示板の利用者が自分にとって不要であると感じた掲示板データを多数の掲示板データ中から選択すると、選択された掲示板データは選択した利用者の端末装置に限り非表示とされる。これにより、電子掲示板の利用者が必要とする掲示板データを中心として電子掲示板内が整理され、利用者は多数の掲示板データ中から重要な掲示板データを容易に検索することが可能になる。また、全ての端末装置において重要であるものとして選択された数と不要なものであるとして選択された数とに基づいて、全ての利用者の設定状況を考慮した掲示板データの重要度が判定されて、重要であると判定された掲示板データが接続される全ての端末装置で他の掲示板データから視覚的に識別可能とされる。つまり、電子掲示板の多数の利用者が自分にとって重要であると感じた掲示板データに対してマークを付与し、不要であると感じた掲示板データは非表示に設定するという操作、すなわち評価をわざわざ入力するという感覚ではなく掲示板データを単に整理するための操作に基づくことにより、各電子掲示板利用者の設定状況を考慮した掲示板データの重要度を判定することが可能になり、面倒な評価入力を行わなくとも利用しやすい電子掲示板を実現することが可能になる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電子掲示板装置において、前記判定手段は、前記第1選択手段により選択された数が一定数以上であり、かつ前記第2選択手段により選択された数が一定数以下である前記掲示板データの重要度を、重要であると判定する。
したがって、掲示板データの重要度判定の精度を向上させることが可能になる。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の電子掲示板装置において、前記判定手段は、前記第1選択手段により選択された数が利用者に対する一定比率以上であり、かつ前記第2選択手段により選択された数が利用者に対する一定比率以下である前記掲示板データの重要度を、重要であると判定する。
したがって、掲示板データの重要度判定の精度を向上させることが可能になる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の電子掲示板装置において、前記判定手段は、前記第1選択手段により選択された数が一定数以下であり、かつ前記第2選択手段により選択された数が一定数以上である前記掲示板データの重要度を、不要であると判定する。
したがって、掲示板データの重要度判定の精度を向上させることが可能になる。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の電子掲示板装置において、前記判定手段は、前記第1選択手段により選択された数が利用者に対する一定比率以下であり、かつ前記第2選択手段により選択された数が利用者に対する一定比率以上である前記掲示板データの重要度を、不要であると判定する。
したがって、掲示板データの重要度判定の精度を向上させることが可能になる。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか一記載の電子掲示板装置において、前記判定手段における重要度の判定条件を、任意の値に設定可能とする。
したがって、電子掲示板の各利用者の要望に応じた重要度の判定が可能になる。
請求項7記載の発明は、複数の端末装置をネットワークを介して接続し、前記端末装置から入力された利用者の意見である掲示板データの投稿、閲覧を可能とする電子掲示板装置を制御するコンピュータに読取可能なプログラムであって、前記各端末装置から取得した多数の前記掲示板データ中から、各利用者の前記端末装置により任意の前記掲示板データを重要なものとして選択させる第1選択機能と、この第1選択機能により選択された前記掲示板データを、選択した利用者の前記端末装置に限り他の前記掲示板データから視覚的に識別可能に表示する第1識別機能と、前記各端末装置から取得した多数の前記掲示板データ中から、各利用者の前記端末装置により任意の前記掲示板データを不要なものとして選択させる第2選択機能と、この第2選択機能により選択された前記掲示板データを、選択した利用者の前記端末装置に限り非表示とする非表示機能と、全ての前記端末装置における前記第1選択機能により選択された数と前記第2選択機能により選択された数とに基づいて、前記掲示板データの重要度を判定する判定機能と、この判定機能により重要であると判定された前記掲示板データを、前記第1識別機能による表示と同時に、前記重要であると判定されていない他の前記掲示板データから視覚的に識別可能に表示する第2識別機能と、を前記コンピュータに実行させる。
したがって、電子掲示板の利用者が自分にとって重要であると感じた掲示板データを多数の掲示板データ中から選択すると、選択された掲示板データは選択した利用者の端末装置に限り他の掲示板データから視覚的に識別可能とされる。また、電子掲示板の利用者が自分にとって不要であると感じた掲示板データを多数の掲示板データ中から選択すると、選択された掲示板データは選択した利用者の端末装置に限り非表示とされる。これにより、電子掲示板の利用者が必要とする掲示板データを中心として電子掲示板内が整理され、利用者は多数の掲示板データ中から重要な掲示板データを容易に検索することが可能になる。また、全ての端末装置において重要であるものとして選択された数と不要なものであるとして選択された数とに基づいて、全ての利用者の設定状況を考慮した掲示板データの重要度が判定されて、重要であると判定された掲示板データが接続される全ての端末装置で他の掲示板データから視覚的に識別可能とされる。つまり、電子掲示板の多数の利用者が自分にとって重要であると感じた掲示板データに対してマークを付与し、不要であると感じた掲示板データは非表示に設定するという操作、すなわち評価をわざわざ入力するという感覚ではなく掲示板データを単に整理するための操作に基づくことにより、各電子掲示板利用者の設定状況を考慮した掲示板データの重要度を判定することが可能になり、面倒な評価入力を行わなくとも利用しやすい電子掲示板を実現することが可能になる。
請求項8記載の発明の記憶媒体は、請求項7記載のプログラムを記憶する。
したがって、請求項8記載のプログラムを有体物の形態で取り扱うことが可能となる。
本発明によれば、電子掲示板の利用者が必要とする掲示板データを中心として電子掲示板内が整理され、利用者は多数の掲示板データ中から重要な掲示板データを容易に検索することができるとともに、電子掲示板の多数の利用者が自分にとって重要であると感じた掲示板データに対してマークを付与し、不要であると感じた掲示板データは非表示に設定するという操作、すなわち評価をわざわざ入力するという感覚ではなく掲示板データを単に整理するための操作に基づくことにより、各電子掲示板利用者の設定状況を考慮した掲示板データの重要度を判定することができるので、面倒な評価入力を行わなくとも利用しやすい電子掲示板を実現することができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図7に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態の電子掲示板システムのシステム構築例を示す模式図である。本実施の形態の電子掲示板システムでは、図1に示すように、電子掲示板装置であるサーバコンピュータ(以下、サーバという)2にLAN(Local Area Network)等のネットワーク3を介して端末装置であるクライアントコンピュータ(以下、クライアントという)4が複数台接続されたサーバクライアントシステム1を想定する。このようなサーバクライアントシステム1は、例えばイントラネット5を介して別のサーバクライアントシステム1とのデータ通信可能に構築され、インターネット通信網6を介して外部環境とデータ通信可能に構築されている。
サーバ2は、電子掲示板プログラム7に基づき、利用者間において情報の伝達やディスカッションを行うための電子掲示板を運営する電子掲示板装置である。このサーバ2に対しては、ネットワーク3上のクライアント4からアクセスすることができる。よって、ネットワーク3上のクライアント4から、この電子掲示板にアクセスして、メッセージを書き込み、あるいは読み出したりして、複数の利用者間で相互に意見交換を行うことができる。この電子掲示板の運営については周知の技術内容であるため、詳細な説明は省略する。例えば、この電子掲示板は、特定の仕事などを共同で遂行するチームの仕事の場として、そのチームのメンバーがアクセスして投稿を行うものとする。このようにサーバ2は電子掲示板を運営しているので、その電子掲示板に書き込まれた文書データである掲示板データ等の保存・管理を行うデータベース8もサーバ2に備えられている。掲示板データには、投稿された文書ごとに、少なくとも投稿者のハンドルネーム、投稿日時、レスポンス元の文書の情報などのデータが含まれる。
クライアント4は、一般的なパーソナルコンピュータ等であり、サーバ2で運営される電子掲示板へ利用者が記事を投稿、閲覧する端末装置として機能する。
図2は、サーバ2のモジュール構成図である。サーバ2は、情報処理を行うCPU(Central Processing Unit)11、BIOSなどを記憶した読出し専用メモリであるROM(Read Only Memory)12、各種データを書換え可能に記憶するRAM(Random Access Memory)13、掲示板データ等を記憶するデータベース8として機能するとともに各種のプログラムを格納するHDD(Hard Disk Drive)14、記憶媒体20を用いて情報を保管したり外部に情報を配布したり外部から情報を入手するためのCD−ROMドライブ等の媒体駆動装置15、ネットワーク3を介して外部の他のコンピュータと通信により情報を伝達するための通信制御装置16、処理経過や結果等を操作者に表示するCRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置17、並びに操作者がCPU11に命令や情報等を入力するためのキーボードやマウス等の入力装置18等から構成されており、これらの各部間で送受信されるデータをバスコントローラ19が調停して動作する。
このようなサーバ2では、ユーザが電源を投入するとCPU11がROM12内のローダーというプログラムを起動させ、HDD14よりOS(Operating System)というコンピュータのハードウェアとソフトウェアとを管理するプログラムをRAM13に読み込み、このOSを起動させる。このようなOSは、ユーザの操作に応じてプログラムを起動したり、情報を読み込んだり、保存を行ったりする。OSのうち代表的なものとしては、Windows(登録商標)、UNIX(登録商標)等が知られている。これらのOS上で走る動作プログラムをアプリケーションプログラムと呼んでいる。なお、アプリケーションプログラムは、所定のOS上で動作するものに限らず、後述の各種処理の一部の実行をOSに肩代わりさせるものであってもよいし、所定のアプリケーションソフトやOSなどを構成する一群のプログラムファイルの一部として含まれているものであってもよい。
ここで、サーバ2は、アプリケーションプログラムとして、電子掲示板プログラム7をHDD14に記憶している。この意味で、HDD14は、電子掲示板プログラム7を記憶する記憶媒体として機能する。
また、一般的には、サーバ2のHDD14にインストールされる動作プログラムは、CD−ROMやDVDなどの各種の光ディスク、各種光磁気ディスク、フレキシブル・ディスクなどの各種磁気ディスク、半導体メモリ等の各種方式のメディア等の記憶媒体20に記録され、この記憶媒体20に記録された動作プログラムがHDD14にインストールされる。このため、CD−ROM等の光情報記録メディアやFD等の磁気メディア等の可搬性を有する記憶媒体20も、電子掲示板プログラム7を記憶する記憶媒体となり得る。さらには、電子掲示板プログラム7は、例えば通信制御装置16を介して外部から取り込まれ、HDD14にインストールされても良い。
サーバ2は、OS上で動作する電子掲示板プログラム7が起動すると、この電子掲示板プログラム7に従い、CPU11が各種の演算処理を実行して各部を集中的に制御する。サーバ2のCPU11が実行する各種の演算処理のうち、本実施の形態の特長的な処理について以下に説明する。
図3は、サーバ2の機能構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、サーバ2は、電子掲示板プログラム7に従うことにより、利用者が任意の記事(掲示板データ)にマークを付与したり、非表示設定したことを記録するマーク/非表示設定記録手段31と、記事(掲示板データ)毎にマークが付与された数と非表示に設定された数により記事(掲示板データ)の重要度を判定する重要記事判定手段32と、記事(掲示板データ)に対して利用者毎に異なるマーク・非表示および重要と判定された記事のマークを表示するマーク・非表示・重要記事表示手段33とを備える。以下、この各機能について説明する。
マーク/非表示設定記録手段31は、利用者がクライアント4から特定の記事(掲示板データ)へマークを付与すると(第1選択手段)、その記事(掲示板データ)に対してマークを付与した利用者のIDをデータベース8に記録する。同様に、非表示の設定をすると、その利用者のIDをデータベース8に記録する。以下において、詳述する。
図4は、クライアント4に表示された電子掲示板の表示画面の一例を示す正面図である。図4に示すように、利用者は任意の記事(掲示板データ)に対して、マークボタンB1を押下することにより、記事(掲示板データ)にマークを付与することができる。マークが付与されると、図4に示すように、記事(掲示板データ)の左側のマーク欄Xに“●”が表示される(第1識別手段)。なお、“●”マークが付与されている記事(掲示板データ)に対して再度マークボタンB1を押下すると“●”マークが消去される。このようにマークを付与することにより、該当する記事(掲示板データ)が他のマークが付いていない記事と比較して容易に区別できるように表示することができる。なお、表示ビューをマーク付き文書のみにすることで、自身がマークを付与した記事のみを一覧表示させることも可能である。また、非表示ボタンB2を選択することにより(第2選択手段)、記事(掲示板データ)を一覧表示画面から表示しない設定にすることが可能である。この場合、記事(掲示板データ)はデータベース8から削除はされず、設定した利用者のみ該当する記事(掲示板データ)を表示させないようにすることができる(非表示手段)。
以上のようにしてクライアント4側でマーク/非表示の設定がなされると、その記事(掲示板データ)に対してマークを付与した利用者のIDや、非表示の設定をした利用者のIDがデータベース8に記録される。図5に、データベース8に記録されている記事Aに対するマークと非表示の設定テーブルの一例を示す。
重要記事判定手段32は、記事(掲示板データ)毎にマークを付与したユーザ数と、非表示に設定したユーザ数をカウントし、重要度判定条件に従い、各記事(掲示板データ)の重要度を判定する(判定手段)。なお、重要度判定条件は、図6(a)に示すように、マークおよび非表示に設定されたユーザの数により設定するタイプ(重要度判定条件A)と、図6(b)に示すように、電子掲示板の利用者中のマークおよび非表示に設定された比率から判定するタイプ(重要度判定条件B)との2種類がある。これらの設定は、システムの管理者が電子掲示板の利用状況により任意の値に変更することが可能である。このように重要度の判定条件を任意の値に設定可能とすることにより、電子掲示板の各利用者の要望に応じた重要度の判定が可能になる。
ここで、重要度判定条件Bを利用した記事(掲示板データ)の重要度の判定について図7の例を挙げて説明する。図7に示すように、記事(掲示板データ)Aはマークを付与した数が56名で、非表示に設定したユーザ数が6名となっている。この電子掲示板の利用者は100であるので、重要記事の判定条件であるマーク数50%以上、非表示数10%以下の条件を満たしている。その結果重要度の判定は「重要」と判定されている。一方、記事(掲示板データ)Bは、重要記事の判定条件も不要記事の判定条件も満たしていないため通常記事と判定されている。また、記事(掲示板データ)Cは、不要記事の判定条件を満たしているため、不要な記事と判定されている。このような重要記事の判定は、一定期間(例えば一日ごと)に実施され、その判定結果は定期的に更新される。その結果、電子掲示板の利用者は、常に最新の重要な記事を判別することが可能になる。
図4に示すように、クライアント4に表示された電子掲示板の表示画面のマーク欄Xの隣には、重要マーク欄Yがある。この重要マーク欄Yは、記事(掲示板データ)毎にマークの数と非表示の数によって重要とみなされた記事に“●”マークを表示するものである(第2識別手段)。このように重要とみなされた記事に“●”マークを付与することにより、該当する記事(掲示板データ)が他のマークが付いていない記事と比較して容易に区別できるように表示することができる。なお、表示ビューをマーク付き文書のみにすることで、重要とみなされた記事のみを一覧表示させることも可能である。
このように本実施の形態によれば、電子掲示板の利用者が自分にとって重要であると感じた掲示板データを多数の掲示板データ中から選択すると、選択された掲示板データは選択した利用者のクライアント4に限り他の掲示板データから視覚的に識別可能とされる(例えば、“●”マークを付与)。また、電子掲示板の利用者が自分にとって不要であると感じた掲示板データを多数の掲示板データ中から選択すると、選択された掲示板データは選択した利用者のクライアント4に限り非表示とされる。これにより、電子掲示板の利用者が必要とする掲示板データを中心として電子掲示板内が整理され、利用者は多数の掲示板データ中から重要な掲示板データを容易に検索することが可能になる。また、全てのクライアント4において重要であるものとして選択された数と不要なものであるとして選択された数とに基づいて、全ての利用者の設定状況を考慮した掲示板データの重要度が判定されて、重要であると判定された掲示板データが接続される全てのクライアント4で他の掲示板データから視覚的に識別可能とされる。つまり、電子掲示板の多数の利用者が自分にとって重要であると感じた掲示板データに対してマークを付与し、不要であると感じた掲示板データは非表示に設定するという操作、すなわち評価をわざわざ入力するという感覚ではなく掲示板データを単に整理するための操作に基づくことにより、各電子掲示板利用者の設定状況を考慮した掲示板データの重要度を判定することが可能になり、面倒な評価入力を行わなくとも利用しやすい電子掲示板を実現することが可能になる。
本発明の実施の一形態の電子掲示板システムのシステム構築例を示す模式図である。 サーバのモジュール構成図である。 サーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 クライアントに表示された電子掲示板の表示画面の一例を示す正面図である。 データベースに記録されている記事Aに対するマークと非表示の設定テーブルの一例を示す説明図である。 重要度判定条件の一例を示す説明図である。 記事(掲示板データ)の重要度の判定の一例を示す説明図である。
符号の説明
2 電子掲示板装置
3 ネットワーク
4 端末装置
20 記憶媒体

Claims (8)

  1. 複数の端末装置をネットワークを介して接続し、前記端末装置から入力された利用者の意見である掲示板データの投稿、閲覧を可能とする電子掲示板装置において、
    前記各端末装置から取得した多数の前記掲示板データ中から、各利用者の前記端末装置により任意の前記掲示板データを重要なものとして選択させる第1選択手段と、
    この第1選択手段により選択された前記掲示板データを、選択した利用者の前記端末装置に限り他の前記掲示板データから視覚的に識別可能に表示する第1識別手段と、
    前記各端末装置から取得した多数の前記掲示板データ中から、各利用者の前記端末装置により任意の前記掲示板データを不要なものとして選択させる第2選択手段と、
    この第2選択手段により選択された前記掲示板データを、選択した利用者の前記端末装置に限り非表示とする非表示手段と、
    全ての前記端末装置における前記第1選択手段により選択された数と前記第2選択手段により選択された数とに基づいて、前記掲示板データの重要度を判定する判定手段と、
    この判定手段により重要であると判定された前記掲示板データを、前記第1識別手段による表示と同時に、前記重要であると判定されていない他の前記掲示板データから視覚的に識別可能に表示する第2識別手段と、
    を備えることを特徴とする電子掲示板装置。
  2. 前記判定手段は、前記第1選択手段により選択された数が一定数以上であり、かつ前記第2選択手段により選択された数が一定数以下である前記掲示板データの重要度を、重要であると判定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子掲示板装置。
  3. 前記判定手段は、前記第1選択手段により選択された数が利用者に対する一定比率以上であり、かつ前記第2選択手段により選択された数が利用者に対する一定比率以下である前記掲示板データの重要度を、重要であると判定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子掲示板装置。
  4. 前記判定手段は、前記第1選択手段により選択された数が一定数以下であり、かつ前記第2選択手段により選択された数が一定数以上である前記掲示板データの重要度を、不要であると判定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子掲示板装置。
  5. 前記判定手段は、前記第1選択手段により選択された数が利用者に対する一定比率以下であり、かつ前記第2選択手段により選択された数が利用者に対する一定比率以上である前記掲示板データの重要度を、不要であると判定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子掲示板装置。
  6. 前記判定手段における重要度の判定条件を、任意の値に設定可能とする、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一記載の電子掲示板装置。
  7. 複数の端末装置をネットワークを介して接続し、前記端末装置から入力された利用者の意見である掲示板データの投稿、閲覧を可能とする電子掲示板装置を制御するコンピュータに読取可能なプログラムであって、
    前記各端末装置から取得した多数の前記掲示板データ中から、各利用者の前記端末装置により任意の前記掲示板データを重要なものとして選択させる第1選択機能と、
    この第1選択機能により選択された前記掲示板データを、選択した利用者の前記端末装置に限り他の前記掲示板データから視覚的に識別可能に表示する第1識別機能と、
    前記各端末装置から取得した多数の前記掲示板データ中から、各利用者の前記端末装置により任意の前記掲示板データを不要なものとして選択させる第2選択機能と、
    この第2選択機能により選択された前記掲示板データを、選択した利用者の前記端末装置に限り非表示とする非表示機能と、
    全ての前記端末装置における前記第1選択機能により選択された数と前記第2選択機能により選択された数とに基づいて、前記掲示板データの重要度を判定する判定機能と、
    この判定機能により重要であると判定された前記掲示板データを、前記第1識別機能による表示と同時に、前記重要であると判定されていない他の前記掲示板データから視覚的に識別可能に表示する第2識別機能と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムを記憶することを特徴とする記憶媒体。

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