JP2003316925A - 情報信頼度評価装置及び情報格付システム - Google Patents

情報信頼度評価装置及び情報格付システム

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JP2003316925A JP2002120464A JP2002120464A JP2003316925A JP 2003316925 A JP2003316925 A JP 2003316925A JP 2002120464 A JP2002120464 A JP 2002120464A JP 2002120464 A JP2002120464 A JP 2002120464A JP 2003316925 A JP2003316925 A JP 2003316925A
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Takashi Fujimura
考 藤村
Takuo Nishihara
琢夫 西原
Masayuki Terada
雅之 寺田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般利用者から専門家までが混在するに評価
集団よって与えられた投票情報から、商品などの情報に
対する評価を分析して正しい格付情報を提供する格付情
報収集システムと情報信頼度評価装置を提供する。 【解決手段】 物品としての商品やサービスとしての商
品及び特定の意見などの利用者にとって評価対象となる
情報を投票対象として利用者装置1から情報信頼度評価
装置2に投票を行い、この情報の信頼度の評価を行う場
合、投票を行った利用者自体の信頼度を情報信頼度に反
映する。これにより、例えば、不正行為を行う利用者や
曖昧な投票を行う利用者の利用者信頼度を低下させるこ
とにより、不正を抑制することができ、確かな情報信頼
度を得ることができる。従って、物品としての商品やサ
ービスとしての商品の人気投票、或いは特定の意見に対
する投票を行ったとき、上記情報信頼度によって、これ
らの商品や意見に対する、より正確な格付を行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な情報の信頼
度を評価するシステムに関するものであり、特に、消費
者からの評判や評価に関する投票データを収集加工し
て、商品やサービス等を格付する格付情報として提供す
る情報信頼度評価装置及び情報格付システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、商品の販売実績や人気投票によ
り、消費者に対して商品の売上順位情報や人気順位情報
(以下、これらを格付情報と称する)を提供し、購買の
指針を与えるサービス(以下、格付サービスと称する)
が、多数出現している。
【0003】また、いくつかの格付サービスでは、利用
者に対して電子メールやWWW(World Wide Web)を利
用して商品のアンケートや投票を行い、その結果を集計
して格付情報を算出している。
【0004】しかし、このようなシステムでは次の
(1)〜(3)のような問題点がある。
【0005】(1)商品の提供者あるいはその関係者
が、繰り返し投票し、不正に評価値を高められる可能性
があり、結果として正確な格付情報が得られない。
【0006】(2)一般利用者にとっては、投票を行う
ことによる見返りがなく、投票を行うインセンティブ
(動機)がないために、多くの情報がなかなか集まら
ず、結果として正確な格付情報が得られない。
【0007】(3)利用者の中には、商品知識が豊富で
正確な投票が可能な人から商品知識が全くない人等、様
々である。これらの様々な人の投票がいずれも同じよう
に格付に反映されるため、結果として正確な格付情報が
得られない。
【0008】これらの問題を軽減する現実的な方法とし
ては、例えば、上記(1)の課題に対しては、商品に対
する投票を一人一票にするなど予め定められた数に制限
し、同じ人が繰り返し投票することを防ぐ方法がある。
【0009】また、上記(2)の課題に対しては、投票
を行った人達全員もしくは抽選等で選ばれた人に対して
謝礼金もしくは景品を配布することで、投票のインセン
ティブを高めるという方法がある。
【0010】また、上記(3)の課題に対しては、一般
の人による投票を排除し、債権の格付けのように専門の
企業による評価に限るという方法がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一人一票等に
予め定められた投票に限定しても、やはり、ある特定の
企業がアルバイトを雇用したり、あるいは買収等によ
り、ある商品の評価値を操作される等の不正行為が行わ
れ、格付情報を操作される可能性は残る。
【0012】また、投票者に対するインセンティブを高
めるため、図書券等の景品等を配布する方法では、配布
する景品によって投票する人の年収や性別等の特徴に偏
りが生じる。
【0013】また、商品知識が豊富な専門家に投票を依
頼する場合には、景品コストや謝礼コストが膨大になる
という問題が残る。また、専門家に格付を任せる方法
は、企業の財務状況や債権の格付けのように、格付情報
に対する大きなマーケットがある分野の場合にはよい
が、書籍、食品、衣料のように評価対象の商品の数が膨
大で、新たな商品が次々と出現する分野では、それぞれ
の分野で格付けを行う専門家を特定し選定することは困
難である。たとえ専門家が選定できたとしても、やはり
商品を提供する企業等により買収される等により、不正
な評価を与える可能性が残る。
【0014】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、一般
利用者から専門家までが混在するに評価集団よって与え
られた投票情報から、商品などの情報に対する評価を分
析して正しい格付情報を提供する格付情報収集システム
と情報信頼度評価装置を提供することにある。
【0015】即ち、本発明のさらに詳細な目的は、一般
利用者から専門家までが混在するに評価集団よって与え
られた投票情報から、商品に対する評価を分析して算出
するシステムであって、評価する利用者自体を評価する
仕組みと、利用者自体の評価値に応じて投票の評価に重
み付けをする仕組みにより、商品知識が豊富な専門家の
投票のインセンティブを高めると共に、不正な評価が行
われる可能性を減らし、より正しい格付情報を提供する
格付情報収集システムと情報信頼度評価装置を提供する
ことにある。
【0016】上記のように評価者自体を評価する機能を
含む、物やサービスの評価装置の一例としては、例え
ば、特開2001−338100号に開示さる評価装置
及び評価方法が知られている。しかし、この装置は、評
価者自身や利用者に対してアンケートを実施し、そのア
ンケート結果を分析することにより、質の悪い評価ある
いは評価者を排除するものである。
【0017】これに対して、本発明は、評価対象に対す
るアンケートあるいは投票のみの分析で、評価者の能力
を分析するため、評価者自身や利用者へのアンケートを
必要としない。また、アンケートに対して故意に真実と
異なる回答を行うことで不正に評価値を変化させようと
いう攻撃も防止できる。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、情報の信頼度を評価する情報信頼度評価装
置において、投票対象となる情報の評価に関して利用者
によって投票された投票データを入力する投票データ入
力手段と、前記投票データを蓄積する投票データ蓄積手
段と、前記投票を行った利用者自体の信頼度を評価して
利用者信頼度を求める利用者信頼度評価手段と、前記利
用者信頼度と前記投票データとに基づいて前記投票対象
となる情報の信頼度を評価して情報信頼度を求める情報
信頼度評価手段と、前記情報信頼度を出力する情報信頼
度出力手段とを有する情報信頼度評価装置を提案する。
【0019】本発明の情報信頼度評価装置によれば、利
用者によって投票された投票データは前記投票データ入
力手段によって入力され、該入力された投票データは前
記投票データ蓄積手段に蓄積される。また、前記利用者
信頼度評価手段によって、前記投票を行った利用者の信
頼度が評価され、前記利用者毎に利用者信頼度が求めら
れる。さらに、前記情報信頼度評価手段によって、前記
利用者信頼度と前記投票データとに基づいて、前記投票
対象となる情報の信頼度が評価され、情報信頼度が求め
られ、該情報信頼度は前記情報信頼度出力手段によって
出力される。
【0020】これにより、物品としての商品やサービス
としての商品及び特定の意見などの利用者にとって評価
対象となる情報を前記投票対象として投票を行う場合、
投票を行った利用者自体の信頼度が情報信頼度に反映さ
れる。このため、例えば、不正行為を行う利用者や曖昧
な投票を行う利用者の利用者信頼度を低下させることに
より、不正を抑制することができ、確かな情報信頼度を
得ることができる。
【0021】従って、本発明によれば、物品としての商
品やサービスとしての商品の人気投票、或いは特定の意
見に対する投票を行ったとき、上記情報信頼度によっ
て、これらの商品や意見に対する、より正確な格付を行
うことができる。
【0022】また、本発明は、前記利用者信頼度評価手
段に、前記投票データのレートとして前記利用者信頼度
を算出する手段を備え、前記情報信頼度評価手段に、前
記利用者信頼度をレートして前記投票データの価値を変
動させ、該価値が変動する変動相場投票データを用いて
前記情報信頼度を算出する手段を備えた情報信頼度評価
装置を構成した。
【0023】このように投票データのレートとして前記
利用者信頼度を算出することにより、投票を行った利用
者の信頼度に応じて投票データの価値を変化させること
ができる。例えば、不正行為を行う利用者や曖昧な投票
を行う利用者の利用者信頼度が低下すれば、これらの利
用者が投票した投票データの価値が低下し、情報信頼度
に反映され難くなる。
【0024】さらに、本発明は、前記利用者信頼度評価
手段に、過去一定期間における情報信頼度と、該情報信
頼度を有する情報に対して前記利用者が投票した投票デ
ータとを関連づけて、該情報信頼度と該投票データとに
基づいて、前記レートとして前記利用者信頼度を算出
し、時間経過に伴って前記レートを変化させる手段を設
けた。これにより、上記不正行為を行う利用者や曖昧な
投票を行う利用者の投票が反映され難くい情報信頼度を
時間経過と共に更新することができる。
【0025】また、本発明は、前記利用者信頼度評価手
段に、利用者が所定期間内に投票可能な投票限度数とし
て前記利用者信頼度を算出する手段を備えた情報信頼度
評価装置を構成した。
【0026】このように投票限度数として前記利用者信
頼度を算出することにより、投票を行った利用者の信頼
度に応じて投票限度数を変化させることができる。例え
ば、不正行為を行う利用者や曖昧な投票を行う利用者の
利用者信頼度が低下すれば、これらの利用者の投票限度
数すなわち投票できる回数が低下して情報信頼度に反映
され難くなる。
【0027】さらに、本発明は、前記利用者信頼度評価
手段に、過去一定期間における情報信頼度と、該情報信
頼度を有する情報に対して前記利用者が投票した投票デ
ータとを関連づけて、該情報信頼度と該投票データとに
基づいて、前記投票限度数として前記利用者信頼度を算
出し、時間経過に伴って前記投票限度数を変化させる手
段を設けた。これにより、上記不正行為を行う利用者や
曖昧な投票を行う利用者の投票が反映され難くい情報信
頼度を時間経過と共に更新することができる。
【0028】また、本発明は、前記利用者信頼度を出力
する利用者信頼度出力手段を備えた情報信頼度評価装置
を構成した。
【0029】また、本発明は、前記投票データ入力手段
が、通信網に接続された利用者装置から前記通信網を介
して前記投票データを入力する手段を備えている情報信
頼度評価装置を構成した。
【0030】さらに、本発明は、前記情報信頼度出力手
段が、前記通信網を介して前記利用者装置に前記情報信
頼度を表示させる手段を備えた。
【0031】さらにまた、本発明は、前記通信網を介し
て前記利用者装置に前記利用者信頼度を表示させる利用
者信頼度出力手段を設けた。
【0032】また、本発明は、上記の情報信頼度評価装
置と、複数の利用者装置と、前記情報信頼度評価装置と
前記複数の利用者装置とを接続する通信装置とから構成
され、前記情報信頼度評価装置の投票データ入力手段
は、前記通信装置を介して前記利用者装置から送信され
た投票データを入力する手段を有し、前記利用者装置
は、前記通信装置を介して前記情報信頼度評価装置に投
票データを送信する手段を有する情報格付システムを提
案する。
【0033】本発明の情報格付システムによれば、投票
データは、利用者が操作する前記利用者装置からインタ
ーネットや電話回線などの通信網を含む前記通信装置を
介して前記情報信頼度評価装置に入力され、前記投票対
象情報が前記情報信頼度に基づいて格付される。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照してより詳細に説明する。
【0035】図1は本発明の第1実施形態における情報
格付システムを示す構成図、図2は本発明の第1実施形
態における利用者装置を示す機能ブロック構成図、図3
は本発明の第1実施形態における情報信頼度評価装置を
示す機能ブロック構成図、である。図1において、1は
利用者装置、2は情報信頼度評価装置、3は通信網であ
る。
【0036】利用者装置1は、図2に示すように、周知
のコンピュータ装置や携帯電話からなり、通信手段101
と、情報処理手段102、データ入力手段103、表示手段10
4を備えている。通信手段101は、情報処理手段102の指
示に基づいて、インターネットや携帯電話網、或いはロ
ーカルエリアネットワークなどの通信網3を介して情報
信頼度評価装置2との間で通信を行う。
【0037】情報処理手段は、データ入力手段103から
入力されたデータに基づいて、通信手段101を介して情
報信頼度評価装置2との通信を行い、情報信頼度評価装
置2に対する利用者登録要求や投票データの送信を行う
と共に、情報信頼度評価装置2から受信した情報を表示
手段104に表示する。
【0038】情報信頼度評価装置2は、予め所定のプロ
グラムがインストールされた周知のコンピュータ装置か
らなり、図3に示すように、通信手段201と、利用者登
録手段202、投票データ入力手段203、投票データ蓄積手
段204、利用者信頼度評価手段205、情報信頼度評価手段
207、利用者信頼度出力手段209、情報信頼度出力手段21
0とを備えている。
【0039】また、利用者信頼度評価手段205と情報信
頼度評価手段207は、それぞれ、利用者信頼度管理テー
ブル206と情報信頼度管理テーブル208を有し、利用者信
頼度と情報信頼度の現在の評価値を一時的に記録する。
【0040】通信手段201は、インターネットや電話回
線、携帯電話網、或いはローカルエリアネットワークな
どの通信網3を介して利用者装置1との間で通信を行
い、利用者装置1から送信された登録要求を受けて利用
者登録手段202に転送すると共に、利用者装置1から送
信された投票データを投票データ入力手段203に転送す
る。
【0041】利用者登録手段202は、利用者装置1から
送信された登録要求を受けて、利用者信頼度管理手段20
5に通知することにより、登録要求を行った利用者を利
用者信頼度管理テーブル206に記録する。投票を行う利
用者は、利用者登録を行うことにより、予めユニークな
利用者IDが付与される。
【0042】投票データ入力手段203は、利用者装置1
から送信された投票データを受理して、投票データ蓄積
手段204に蓄積する。また、投票データ入力手段203は、
WWW(World Wide Web)のフォームや電子メールによ
って利用者装置1に、投票対象となる情報を表示し、投
票を促す画面を表示させて投票データを収集する。
【0043】本実施形態では、投票データ入力手段203
によって受理する投票データは、商品やサービスに対す
るある特定の属性、例えば、使いやすさ、価格、デザイ
ン、スピード等のある特定の属性に対して投票したもの
である。例えば、CD、ビデオ、書籍等の人気投票や特
定の意見に対する投票のように、上記のような属性が必
要でない場合には、支持という1つの属性とみなしてい
る。尚、本実施形態では、これらの属性は外部から与え
られるものとする。ただし、システムによっては、これ
らの属性を特に指定せずに、電子掲示板等で議論された
特定の意見、例えば、「商品Aはこわれやすい」、「病
院Bは整形外科がよい」といった意見に対して自由に投
票を許す形態で実現することもできる。本実施形態で
は、以後このような商品をある側面からみた属性や特定
の意見等の投票対象となる情報を「記事」と称する。記
事には、上記のように様々な形態が存在することは明確
である。
【0044】また、本実施形態において、「商品」と
は、商取引の対象となるあらゆる物やサービスを指すも
のとし、自動車、書籍、食品、薬品、衣料品等の物だけ
でなく、レストラン、美容室、学校、運送、医療等のサ
ービスも含まれる。また、ディジタル化された音楽、画
像、映画等のディジタルコンテンツも含まれる。
【0045】尚、投票データ入力手段203によって、利
用者登録時に設定されたパスワードや、携帯電話の端末
認証機能、あるいは電子署名等の利用者認証機能によ
り、第三者によって不正に投票されることを防止しても
よい。
【0046】投票データ入力手段203を介して投票を行
うときの利用者の具体的な操作としては、株式の購入の
ように擬似的な貨幣を用いた投資というメタファーによ
り、ある記事に対する投票を指示する。尚、別の実施例
として、図4に示すように、一回の投票量を固定数(例
えば、一票)とし、投票を促す画面4に記事表示欄41
に対応してラジオボタン42,43を設けておき、ラジ
オボタン42,43に対するマウス・クリックによって
投票を指示することもできる。また、このときコメント
入力欄44に記事に対するコメントを記入できるように
してもよい。また、他の実施例として、アンケートの回
答項目として例えば、「強く支持する」、「支持す
る」、「どちらか言えば支持する」、「支持しない」の
ようにいくつかの段階を設け、それぞれに対して、5
票、3票、1票、0票のように投票数を割り当ててもよ
い。
【0047】投票データ蓄積手段204は、投票データ入
力手段203から受けた投票データを、例えば図5に示す
データ構造で蓄積する。即ち、投票データ蓄積手段205
は、記事IDと、投票者ID、投票時刻、投票順、投票
数とを対応付けて蓄積する。
【0048】記事ID(a(i))は、前記記事に対して
ユニークに付与される識別子である。投票者ID(u
(i))は、その投票を行った利用者IDである。投票時
刻は投票した日時である。投票順(t)は、同一記事に
対する投票を何番目に行ったかを表す投票順である。投
票数(v(i,j))は、その利用者がその投票によってそ
の記事に対して何票投票したかを示すものである。
【0049】本実施形態では、各利用者は1つの記事に
対して何回でも投票を行え、また、何票でも投票するこ
とができる。ただし、後で述べるように、利用者が投票
できる総量に対して、その利用者の信頼度に応じて上限
を設けることもできる。
【0050】利用者信頼度評価手段205は、図6に示す
データ構造を有する利用者信頼度管理テーブル206によ
り、各利用者の信頼度(S)、レート(U)、投票限度
数(M)、および累積投票数(T)を管理する。利用者
信頼度管理テーブル206には、利用者ID(u(i))に対
応付けて、利用者の信頼度S(i)とレートU(i)、投票限
度数M(i)、累積投票数T(i)が格納されている。
【0051】尚、信頼度(S)はレート(U)と投票限
度数(M)の積(S(i)=U(i)×M(i))で表現され、
利用者が初めて利用者登録したときには、一定量の信頼
度が初期値として与えられる。例えばS=1000,U
=10,M=100等の値が与えられる。これらの値は
後述する計算を行うことによって変化する。ただし、本
実施形態では簡単のため、各投票が行われた度に信頼度
(S)とレート(U)と投票限度数(M)の再計算を行
わず、例えば、3時間間隔等の一定期間のタイムフレー
ムを設け、そのタイムフレームが終了するタイミングで
再計算を行い、これらの値を更新する。
【0052】投票限度数(M)は、その利用者が一定期
間内に投票できる上限値であり本実施形態では固定値と
する。この一定期間は上記のタイムフレームと同じ期間
に設定してもよいし、タイムフレームと異なる別の期間
を設定してもよい。
【0053】累積投票数(T)は、過去のタイムフレー
ムを含めてその利用者が投票した全ての投票数の総和で
ある。
【0054】情報信頼度評価手段207は、図7に示すデ
ータ構造を有する情報信頼度管理テーブル208により、
各記事の登録時刻または最初に投票された時刻と、信頼
度(A)、累積投票数(T)を管理する。情報信頼度管
理テーブル208には、記事ID(a(j))に対応付けて各
記事の登録時刻または最初に投票された時刻と、記事の
信頼度(A(j))、累積投票数(T(j))が格納されてい
る。
【0055】情報信頼度評価手段207は、利用者が投票
データを入力したタイミングで、投票した記事の信頼度
(A(j))を更新する。具体的には、投票する利用者を
u(i)、全利用者集合を{u(1)…u(m)}、記事をa
(j)、全記事集合を{a(1)…a(n)}とするとき、記事
a(j)の信頼度A(j)は、次の(1)式によって計算され
る。
【0056】A(j)'=v(i,j)×U(i)+A(j) …(1) ただし、 A(j)’ :記事a(j)の新タイムフレームにおける信頼
度(評価値) A(j) :記事a(j)の前タイムフレームにおける信頼
度(評価値) v(i,j):利用者u(i)の記事a(j)に対する投票数 U(i) :利用者u(i)の一票あたりの評価値(レー
ト) である。
【0057】尚、U(i)は、前述した利用者信頼度の評
価手順により予め計算されているものとし、これは図6
に示した利用者信頼度管理テーブルから取得する。
【0058】ただし、上記のままでは時間の経過につれ
て単調に信頼度A(j)の値が増加する。このため、物や
サービスの格付けサービス等にこの値を用いるとする
と、古いもの程有利である。これを回避するために、あ
る一定条件を満たした場合(例えば75日経過等)に、
情報の価値すなわち記事a(j)の信頼度A(j)を一旦固定
して、利用者からの投票を受け付けなくしてもよい。
【0059】一方、利用者信頼度評価手段205は、既に
述べたように一定間隔毎にタイムフレームを設定し、そ
のタイムフレーム毎に以下で述べる計算を行い、利用者
の評価値を更新する。基本となる考え方は、上記情報信
頼度評価手段によって変動したその時点の記事の評価値
A(j)(j=1…n)に対して高い相関関係にある投票を行
った利用者のレートを上げる処理を行う。本実施形態で
は、次の(2)式に示すような計算を行う。
【0060】 U(i)'=(1-ε+k×Σ<j=1n>((v(i,j)/M(i))×(A(j)/ATotal)))×U(i) …(2) ただし、 U(i)’ :利用者u(i)の新タイムフレームにおける評
価値(レート) U(i) :利用者u(i)の前タイムフレームにおける評
価値(レート) v(i,j):利用者u(i)の記事a(j)に対する投票数 M(i) :利用者u(i)の投票限度数 A(j) :記事a(j)の信頼度(評価値) ATotal :全記事の信頼度の総和 k:そのタイムフレームの投票の影響率 ε:そのタイムフレームの減衰率 である。
【0061】上記式2において、v(i,j)/M(i)はそ
の人の該投票の重みを表す。A(j)/ATotalは記事a
(j)の全体の評価における重みを表す。したがって、こ
の2つの積が高い程、より評価の高い記事に対してより
多くの投票が行われたことを示す。ただし、これがこの
タイムフレームにおいて他人の投票結果が隠されている
場合すなわち公開されていない場合にはよいかもしれな
いが、本実施形態のように、投票される度に次々と記事
a(j)の評価(信頼度A(j))が公開される場合には、他
人の投票の動向を見て後で投票する方が有利となる。こ
れでは、利用者の評価能力を正確に判定できないという
問題がある。
【0062】そこで、先に投票した人の重みを上げるた
め、上記(2)式に投票時刻tによる評価関数F(t)を
掛ける。tは実時刻でもよいが、本実施形態では、図5
に示す投票順のように、ある記事に対する相対時刻であ
ってもよい。この評価関数F(t)の一例としては、1/
tのように順序が大きい程、値が小さくなる関数を用い
る。
【0063】 U(i)'=(1-ε+k×Σ<j=1n>((v(i,j)×F(t)/M(i)))×(A(j)/ATotal)))×U(i) …(3) また、上記(3)式では、投票が全く行われないと減衰
率εの効果により、レートU(i)が減衰していき、最終
的には0になってしまう。そこで、そのタイムフレーム
に何らかの投票を行った場合のみに適用するようにして
もよい。また、そのタイムフレーム内で投票した総量に
応じて減衰率εを変化させることもできる。
【0064】また、誤った投票が多い場合には、利用者
登録時に与えられた初期値(上記の例ではU(i)=10
0)を下回る場合が考えられる。このような場合には、
別の名前で再登録する等の不正が行われたり、あるいは
投票のインセンティブが低くなるため、初期値を下回ら
ないように下限値を設けてもよい。
【0065】上記のステップにより、U(i)(i=1…m)
が更新された場合には、この新しい評価値に基づき、再
度全ての記事a(j)(j=1…n)に対して一定期間の過去
の投票に遡り、投票データ蓄積手段204から図5に示す
投票データを取得し、次の(4)式により、記事の信頼
度A(j)(j=1…n)を再計算する。
【0066】A(j)=Σ<i=1m>(v(i,j)×U(i)) …(4) 以上、利用者信頼度評価手段205と情報信頼度評価手段2
07の処理フローをまとめると、これらは、利用者による
投票時と、タイムフレームが終了した時点の2つの契機
で行われる。
【0067】利用者による投票時の処理フローは、図8
に示すように次のステップによって行なわれる。
【0068】1.投票データ入力手段により、利用者u
(i)から投票v(i,j)を受理する(SA1)。
【0069】2.利用者信頼度管理テーブルから該利用
者のレコードを取得する(SA2)。
【0070】3.過去一定期間の投票総数をカウント
し、その値が投票限度数M(i)を超えていないかチェッ
クする(SA3)。
【0071】4.(1)式により、記事信頼度A(j)を
算出する(SA4)。
【0072】5.情報信用度管理テーブルのA(j)の値
を更新する(SA5)。
【0073】6.利用者に投票が正常に行われたことを
通知する(SA6)。
【0074】タイムフレーム終了時の処理フローは、図
9に示すように次のステップによって行われる。
【0075】1.タイムフレーム終了イベントを受理す
る(SB1)。
【0076】2.現在のA(j)(j=1…n)の総和ATotal
を計算する(SB2)。
【0077】3.現在のA(j)(j=1…m)を用いて、全
ての利用者u(i)(i=1…m)について次の(ア)〜
(ウ)の処理を行う(SB3)。
【0078】(ア)投票データ蓄積手段から該利用者に
関する投票データを取得する。
【0079】(イ)式3により、利用者信頼度U(i)を
算出する。
【0080】(ウ)その結果を利用者信頼度管理テーブ
ルのU(i)を更新する。
【0081】4.上記3により更新されたU(i)(i=1…
m)を用いて、全ての記事a(j)(j=1…n)について次の
(ア)〜(ウ)の処理を行う(SB4)。
【0082】(ア)投票データ蓄積手段から該記事に関
する投票データを取得する。
【0083】(イ)(4)式により、A(j)を算出して
更新する。
【0084】(ウ)情報信頼度管理テーブルの該記事レ
コードを更新する。
【0085】情報信頼度出力手段210は、利用者装置1
から記事a(j)を指定する情報が与えられると、例えば
図10に示すように、指定された記事の信頼度情報を通
信手段201を介して利用者装置1に表示する。このと
き、情報信頼度出力手段210は、図7に示す情報信頼度
管理テーブル208から、指定された記事a(j)の信頼度A
(j)の値を取得して利用者装置1にその情報を表示す
る。尚、記事全体の中での順位や平均値を表示してもよ
い。また、図10の表示例において、「RuMo」は信頼度
を表す指標であり、例えば、信頼度A(j)に対してある
定数を掛けた値等を用いる。
【0086】利用者信頼度出力手段209は、利用者装置
1から利用者ID(u(i))を指定する情報が与えられ
ると、例えば図11に示すように、指定された利用者の
信頼度情報を通信手段201を介して利用者装置1に表示
する。このとき、利用者信頼度出力手段209は、図6に
示す利用者信頼度管理テーブル206から利用者の信頼度
S(i)の値を取得し、これに基づいて投票回数と、投票
価値、信用度評価値、信用度ランクのそれぞれの値を算
出して利用者装置1にその情報を表示する。尚、信用度
ランクとして利用者全体の中での順位や平均値を表示し
てもよい。また、図11の表示例において、「RuMo」は
信頼度を表す指標であり、例えば、利用者の信頼度S
(i)に対してある定数を掛けた値等を用いる。
【0087】(第2実施形態)本発明は以上説明した第
1実施形態に留まることなく、以下に述べる第2実施形
態も可能である。上記の第1実施形態では、利用者のレ
ートU(i)を変化させることで、利用者ID(u(i))に
対応する利用者の信頼度S(i)を変化させたが、第2実
施形態では、レートU(i)を固定し、投票限度数M(i)を
変化させる。この場合、上記の(2)式を用いる代わり
に次の(5)式を用いればよい。
【0088】 M(i)'=(U(i)'/U(i))×M(i) =(1-ε)×M(i)+k×Σ<j=1n>((v(i,j)×F(t))×(A(j)/ATotal)) …( 5) ただし、 U(i)’ :利用者u(i)の新タイムフレームにおける評
価値(レート) U(i) :利用者u(i)の前タイムフレームにおける評
価値(レート) v(i,j):利用者u(i)の記事a(j)に対する投票数 M(i)’ :利用者u(i)の新タイムフレームにおける投
票限度数 M(i) :利用者u(i)の前タイムフレームにおける投
票限度数 F(t) :評価関数 A(j) :記事a(j)の信頼度(評価値) ATotal :全記事の信頼度の総和 k:そのタイムフレームの投票の影響率 ε:そのタイムフレームの減衰率 である。
【0089】この第2実施形態では、利用者信頼度出力
手段209は、投票限度数M(i)を変化させているので、利
用者の信頼度をレートとしてではなく、例えば、「現在
の持ち点」として表示する。
【0090】尚、上記第1及び第2実施形態は本発明の
一具体例であって、本発明が上記実施形態のみに限定さ
れることはない。例えば、他の実施形態として、投票限
度数M(i)を利用者に自由に指定させ、それに応じたレ
ートU(i)を算出して設定することもできる。
【0091】また、上記実施形態では、上記(2),
(3),(5)式に示すように、記事a(j)に対する投
票数v(i,j)(j=1…n)と記事a(j)の信頼度A(j)(j=1
…n)との単純な積を計算することによって、利用者の信
頼度S(i)(=U(i)×M(i))に反映しているが、この
他にも、統計的手法によりこれら2つのベクトルの相関
分析を行う等、多数の他の実施例が存在し、これら手法
によって得られた指数を利用者の信頼度S(i)にフィー
ドバックしてもよい。
【0092】また、上記実施形態では、利用者毎に1つ
の信頼度S(i)の指標を持つが、別の実施形態として、
ある特定の利用者が複数の信頼度S(i)の指標を持つよ
うにすることもできる。例えば、自動車の専門家として
の人格に対する信頼度S(i)の指標と、つりを趣味とす
る人の人格に対する信頼度S(i)の指標等の複数の信頼
度S(i)の指標を持ち、それぞれの信頼度S(i)の指標毎
に利用者に自由に投票できるようにしてもよい。このと
き、これらの指標毎に異なるローカルな貨幣(指標毎に
単位当たりの価値が異なる通貨)として信頼度S(i)を
表示させ、その使い分けを分かりやすくしてもよい。
【0093】また、自動車やつりなどのコミュニティ毎
に固定のレートU(i)を付与し、信頼度S(i)に応じて投
票限度M(i)に差をつけることで利用者の評価をする場
合には、コミュニティ間の関連度に応じて、信頼度S
(i)を交換できるようにしてもよい。例えば、自動車分
野の人格とつり分野の人格を一人の人間がもち、それぞ
れM(car),M(fishing)の2つの投票限度数を持ってい
た場合、コミュニティの関連度によって為替レートを設
定し、この為替レートによって投票限度数の移動を許し
てもよい。
【0094】また、通信網を介さずに1つ以上の利用者
装置1と情報信頼度評価装置2を接続したシステムを構
成しても良いことは言うまでもない。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報信頼度
評価装置及び情報格付けシステムによれば、商品の提供
者あるいはその関係者が、評価対象となる特定の商品情
報に対して繰り返し投票し、不正にそれらの商品の評価
値を高めようとしても、他の利用者からの賛同が得られ
なければ、投票者自身の信頼度が低下していくので、こ
のような不正を抑制することができ、情報の信頼度を正
しく評価することができる。さらに、この結果として、
より正確な商品の格付情報を得ることができる。
【0096】また、他の利用者より先に他の利用者が賛
同するような正しい投票をすれば、その利用者自身の信
頼度の評価値が上がり、より多くの評価力が持てること
になるため、投票を行うインセンティブ(動機)が高ま
り、より多くの情報が集まりやすくなり、この結果とし
て、より正確な商品の格付情報が得られる。
【0097】また、利用者の中には、商品知識が豊富で
正確な投票が可能な人から商品知識が全くない人まで様
々であり、これらの様々な人達の一人一人の投票の重み
付けが、商品の格付に反映されるため、より正確な商品
の格付情報を得ることができるという非常に優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における情報格付システ
ムを示す構成図
【図2】本発明の第1実施形態における利用者装置を示
す機能ブロック構成図
【図3】本発明の第1実施形態における情報信頼度評価
装置を示す機能ブロック構成図
【図4】本発明における投票画面の一例を示す図
【図5】本発明の第1実施形態における投票データの蓄
積構造を示す図
【図6】本発明の第1実施形態における利用者信頼度管
理テーブルを示す図
【図7】本発明の第1実施形態における情報信頼度管理
テーブルを示す図
【図8】本発明の第1実施形態における投票時の手順を
示すフローチャート
【図9】本発明の第1実施形態におけるタイムフレーム
終了時の手順を示すフローチャート
【図10】本発明の第1実施形態における情報信頼度表
示画面の一例を示す図
【図11】本発明の第1実施形態における利用者信頼度
表示画面の一例を示す図
【符号の説明】
1…利用者装置、2…情報信頼度評価装置、3…通信
網、101…通信手段、102…情報処理手段、103…データ
入力手段、104…表示手段、201…通信手段、202…利用
者登録手段、203…投票データ入力手段、204…投票デー
タ蓄積手段、205…利用者信頼度評価手段、206…利用者
信頼度管理テーブル、207…情報信頼度評価手段、208…
情報信頼度管理テーブル、209…利用者信頼度出力手
段、情報信頼度出力手段210。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 雅之 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の信頼度を評価する情報信頼度評価
    装置において、 投票対象となる情報の評価に関して利用者によって投票
    された投票データを入力する投票データ入力手段と、 前記投票データを蓄積する投票データ蓄積手段と、 前記投票を行った利用者自体の信頼度を評価して利用者
    信頼度を求める利用者信頼度評価手段と、 前記利用者信頼度と前記投票データとに基づいて前記投
    票対象となる情報の信頼度を評価して情報信頼度を求め
    る情報信頼度評価手段と、 前記情報信頼度を出力する情報信頼度出力手段とを有す
    ることを特徴とする情報信頼度評価装置。
  2. 【請求項2】 前記利用者信頼度評価手段は、前記投票
    データのレートとして前記利用者信頼度を算出する手段
    を有し、 前記情報信頼度評価手段は、前記利用者信頼度をレート
    として前記投票データの価値を変動させ、該価値が変動
    する変動相場投票データを用いて前記情報信頼度を算出
    する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情
    報信頼度評価装置。
  3. 【請求項3】 前記利用者信頼度評価手段は、過去一定
    期間における情報信頼度と、該情報信頼度を有する情報
    に対して前記利用者が投票した投票データとを関連づけ
    て、該情報信頼度と該投票データとに基づいて、前記レ
    ートとして前記利用者信頼度を算出し、時間経過に伴っ
    て前記レートを変化させる手段を有することを特徴とす
    る請求項2に記載の情報信頼度評価装置。
  4. 【請求項4】 前記利用者信頼度評価手段は、利用者が
    所定期間内に投票可能な投票限度数として前記利用者信
    頼度を算出する手段を有することを特徴とする請求項1
    に記載の情報信頼度評価装置。
  5. 【請求項5】 前記利用者信頼度評価手段は、過去一定
    期間における情報信頼度と、該情報信頼度を有する情報
    に対して前記利用者が投票した投票データとを関連づけ
    て、該情報信頼度と該投票データとに基づいて、前記投
    票限度数として前記利用者信頼度を算出し、時間経過に
    伴って前記投票限度数を変化させる手段を有することを
    特徴とする請求項4に記載の情報信頼度評価装置。
  6. 【請求項6】 前記利用者信頼度を出力する利用者信頼
    度出力手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    情報信頼度評価装置。
  7. 【請求項7】 前記投票データ入力手段は、通信網に接
    続された利用者装置から前記通信網を介して前記投票デ
    ータを入力する手段を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載の情報信頼度評価装置。
  8. 【請求項8】 前記情報信頼度出力手段は、前記通信網
    を介して前記利用者装置に前記情報信頼度を表示させる
    手段を有することを特徴とする請求項7に記載の情報信
    頼度評価装置。
  9. 【請求項9】 前記通信網を介して前記利用者装置に前
    記利用者信頼度を表示させる利用者信頼度出力手段を設
    けたことを特徴とする請求項7に記載の情報信頼度評価
    装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項1乃至請求項9の何れかに
    記載の情報信頼度評価装置と、複数の利用者装置と、前
    記情報信頼度評価装置と前記複数の利用者装置とを接続
    する通信装置とから構成され、 前記情報信頼度評価装置の投票データ入力手段は、前記
    通信装置を介して前記利用者装置から送信された投票デ
    ータを入力する手段を有し、 前記利用者装置は、前記通信装置を介して前記情報信頼
    度評価装置に投票データを送信する手段を有することを
    特徴とする情報格付システム。
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