JP2003288305A - ガイド情報提供装置、ガイド情報提供方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

ガイド情報提供装置、ガイド情報提供方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム

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JP2003288305A
JP2003288305A JP2002093040A JP2002093040A JP2003288305A JP 2003288305 A JP2003288305 A JP 2003288305A JP 2002093040 A JP2002093040 A JP 2002093040A JP 2002093040 A JP2002093040 A JP 2002093040A JP 2003288305 A JP2003288305 A JP 2003288305A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットのユーザが、各人の検索要求
に合致するWebページを効率よく検索できるようにす
ること(そのための手がかりを提供すること)。 【解決手段】 Webページのガイド(案内)を希望す
るクライアントは、本発明によるWebサーバ(ガイド
情報提供装置)に対して任意のWebページのURLを
送る。Webサーバは当該ページ(図中背後のウィンド
ウ)を他のWebサーバから取り寄せるとともに、自己
の保持する当該ページのガイド情報からそのガイドペー
ジ(図中手前のウィンドウ)を作成し、両ページをあわ
せてクライアントに送る。クライアントはガイドページ
を介して、上記Webページがどんなテーマを扱うどの
くらい良質なページであるかを投票し、かつ現在までに
投じられたすべての票の集計結果、すなわち当該ページ
に対する現時点での評価を随時参照することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指定されたWe
bページに関する各種のガイド情報(そのページがどん
なページであるかを端的に示すような案内情報)をユー
ザに提供するガイド情報提供装置、ガイド情報提供方法
およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般社会におけるインターネットの急速
な普及にともない、何か調べたいことがあればまずネッ
ト、という発想がごく当たり前のものとなりつつある。
各種の検索サービスも提供され、日常的にはもはやイン
ターネットで調べられないことのほうが稀なくらいであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、世界中
に無限に存在するWebページの中から本当に必要な情
報だけを取り出すことは従来から難しいものであった。
たとえば「Yahoo」「infoseek」などの検
索サービスを利用して、あらかじめ分類されたカテゴリ
内のページ、あるいは任意のキーワードにより絞り込ま
れたページなどを逐一チェックしていっても、いわば玉
石混淆であって本当に質の高いページをすぐ見つけ出せ
ることは稀である。
【0004】この点「Google」では、「より多く
のページから参照(リンク)されているページはより良
いページである」という仮定にもとづいて、キーワード
検索の結果一覧中で、被参照の頻度の高いページほど順
位を高くするようにしている。そのため、他の類似サー
ビスに比べて「その分野の定番」的なページが見つかり
やすいという特長を持っている。
【0005】もっとも、あちこちから参照されていると
言って必ずしも優れたページであるとは限らない。たと
えば公式ページなどは、内容的により充実した非公式ペ
ージがあっても「とりあえず外せない」という理由でリ
ンクされていることも多い。また、逆にどんなに優れた
ページでも、広く世の中に認知されてリンクが張られる
までの間は順位が低いままのため、新しくできたばかり
だがとても良質なページだ、と一部のユーザが思っただ
けのようなページは検索しにくいという弱点を持ってい
る。
【0006】この発明は上記従来技術による問題点に鑑
みてなされたものであって、ユーザに対してその検索要
求に合致するページを効率よく検索できるような手がか
りを提供することが可能なガイド情報提供装置、ガイド
情報提供方法およびその方法をコンピュータに実行させ
るプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかるガ
イド情報提供装置は、ユーザが指定したガイド対象ペー
ジの評価に関する情報を当該ユーザに提供するガイド情
報提供装置において、前記ユーザによる前記ガイド対象
ページに対する評価の妥当性を、当該ユーザ以外の他の
ユーザによる当該ページに対する評価にもとづいて算出
する第1の算出手段と、前記第1の算出手段により算出
された妥当性にもとづいて前記ユーザの信頼度を算出す
る第2の算出手段と、前記第2の算出手段により算出さ
れた信頼度にもとづいて前記ユーザによる前記ガイド対
象ページに対する評価の重みを算出する第3の算出手段
と、前記ユーザによる前記ガイド対象ページに対する評
価を当該ページに対する従来の評価に前記第3の算出手
段により算出された重みで加算することにより、当該ペ
ージの評価に関する情報を更新する更新手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載の発明によれば、個々
のページにつき、個々のユーザによる評価をその信頼度
に応じた重みで加重平均した評価がガイド情報としてユ
ーザに提供される。
【0009】また、請求項2に記載の発明にかかるガイ
ド情報提供装置は、前記請求項1に記載の発明におい
て、前記第1の算出手段が、前記ユーザによる前記ガイ
ド対象ページに対する評価の妥当性を、前記他のユーザ
が当該ページについてどのテーマおよびどの評価点を選
択したかにもとづいて算出することを特徴とする。
【0010】この請求項2に記載の発明によれば、個々
のページにつき、個々のユーザによる評価をその信頼度
(この信頼度は具体的には、選択したテーマと評価点の
妥当性にもとづいて決定される)に応じた重みで加重平
均した評価がガイド情報としてユーザに提供される。
【0011】また、請求項3に記載の発明にかかるガイ
ド情報提供装置は、前記請求項1または請求項2に記載
の発明において、さらに、前記ユーザの評価に対する貢
献度を算出する第4の算出手段を備え、前記第3の算出
手段は、前記第2の算出手段により算出された信頼度お
よび/または前記第4の算出手段により算出された貢献
度にもとづいて、前記ユーザによる前記ガイド対象ペー
ジに対する評価の重みを算出することを特徴とする。
【0012】この請求項3に記載の発明によれば、個々
のページにつき、個々のユーザによる評価をその信頼度
および/または貢献度に応じた重みで加重平均した評価
がガイド情報としてユーザに提供される。
【0013】また、請求項4に記載の発明にかかるガイ
ド情報提供方法は、ユーザが指定したガイド対象ページ
の評価に関する情報を当該ユーザに提供するガイド情報
提供方法において、前記ユーザによる前記ガイド対象ペ
ージに対する評価の妥当性を、当該ユーザ以外の他のユ
ーザによる当該ページに対する評価にもとづいて算出す
る第1の算出工程と、前記第1の算出工程で算出された
妥当性にもとづいて前記ユーザの信頼度を算出する第2
の算出工程と、前記第2の算出工程で算出された信頼度
にもとづいて前記ユーザによる前記ガイド対象ページに
対する評価の重みを算出する第3の算出工程と、前記ユ
ーザによる前記ガイド対象ページに対する評価を当該ペ
ージに対する従来の評価に前記第3の算出工程で算出さ
れた重みで加算することにより、当該ページの評価に関
する情報を更新する更新工程と、を含んだことを特徴と
する。
【0014】この請求項4に記載の発明によれば、個々
のページにつき、個々のユーザによる評価をその信頼度
に応じた重みで加重平均した評価がガイド情報としてユ
ーザに提供される。
【0015】また、請求項5に記載の発明にかかるプロ
グラムは、前記請求項4に記載された方法をコンピュー
タに実行させることを特徴とする。
【0016】この請求項5に記載の発明によれば、前記
請求項4に記載された方法がコンピュータにより実行さ
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明によるガイド情報提供装置、ガイド情報提供方法お
よびその方法をコンピュータに実行させるプログラムの
好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0018】(実施の形態1)まず、図1はこの発明の
実施の形態1によるガイド情報提供システム(実施の形
態1によるガイド情報提供装置を含むシステム)の概略
を示す説明図である。
【0019】本システムにより実現されるサービスは、
一言でいえばインターネットのユーザが、本出願人の提
供するWebページ(本サービスのトップページ)上で
任意のURLを入力してガイドを要求すると、当該UR
Lで特定されるWebページのデータとともに、当該W
ebページのガイド情報(具体的な内容は後述)が返信
されてくるというものである。
【0020】図1において、100はISPのアクセス
サーバ(図示せず)などを介してインターネットに接続
するクライアントであり、後述するWebサーバ102
に対して、サーバ101上のWebページのデータ(す
なわち、当該ページを構成する一つ以上のファイル)を
送信するよう要求するとともに、当該データおよび後述
するガイドページのデータをWebサーバ102から受
信して、そのディスプレイに表示する。
【0021】101および102はいずれもインターネ
ットに接続されたWebサーバであり、自己の保持する
Webページの送信要求を受信すると、当該ページの構
成ファイルをその要求元に対して返信する。
【0022】ただし、本発明によるガイド情報提供装置
にあたるWebサーバ102は、自己のものに限らず
(1)クライアント100から送信されてきた、Web
サーバ101上のページの送信要求を当該サーバに中継
するとともに、(2)Webサーバ101から送信され
てきた当該ページの構成ファイルを、後述するガイドペ
ージのファイルを添付してクライアント100に中継す
る機能を有している。
【0023】つぎに、図2はこの発明の実施の形態1に
よるガイド情報提供装置(すなわちWebサーバ10
2)のハードウェア構成を示す説明図である。同図にお
いて、201は装置全体を制御するCPUを、202は
基本入出力プログラムを記憶したROMを、203はC
PU201のワークエリアとして使用されるRAMを、
それぞれ示している。
【0024】また、204はCPU201の制御にした
がってHD(ハードディスク)205に対するデータの
リード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドラ
イブ)を、205はHDD204の制御にしたがって書
き込まれたデータを記憶するHDを、それぞれ示してい
る。
【0025】また、206はCPU201の制御にした
がってFD(フレキシブルディスク)207に対するデ
ータのリード/ライトを制御するFDD(フレキシブル
ディスクドライブ)を、207はFDD206の制御に
したがって書き込まれたデータを記憶する着脱自在のF
Dを、それぞれ示している。
【0026】また、208はカーソル、メニュー、ウィ
ンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示す
るディスプレイを、209は通信回線210を介してイ
ンターネットに接続され、当該ネットワークへの/から
のデータの送/受信を制御するネットワークインターフ
ェースを、それぞれ示している。
【0027】また、211は文字、数値、各種指示など
の入力のための複数のキーを備えたキーボードを、21
2は各種指示の選択や実行、処理対象の選択、マウスポ
インタの移動などをおこなうマウスを、それぞれ示して
いる。また、213は着脱可能な記録媒体であるCD−
ROMを、214はCD−ROM213に対するデータ
のリードを制御するCD−ROMドライブを、200は
上記各部を接続するためのバスまたはケーブルを、それ
ぞれ示している。
【0028】つぎに、図3はこの発明の実施の形態1に
よるガイド情報提供システムの機能的構成を示す説明図
である。各部の機能については後述のフローチャートで
追って説明するが、ここではまず概略について述べる。
【0029】図中、送受信部300a、表示部300b
および入力部300cはクライアント100の機能部で
ある。
【0030】送受信部300aは、後述するWebサー
バ102の送受信部302aとの間で各種のファイル、
あるいはファイル転送要求などの各種要求を送受信す
る。表示部300bは、送受信部300aにより受信さ
れたWebページの構成ファイルを一画面に合成して表
示する。また、入力部300cは表示部300bにより
表示されたWebページ上の、ボタンの押下やテキスト
ボックスへの文字列の入力などを受け付ける。
【0031】また、送受信部301aおよびファイル記
憶部301bはWebサーバ101の機能部である。
【0032】送受信部301aは、後述するWebサー
バ102の送受信部302aからWebページの送信要
求を受信するとともに、当該要求中で指定されたファイ
ル(厳密には、当該要求中で指定されたURLにより特
定されるWebページの構成ファイル)をWebサーバ
102の送受信部302aに送信する。また、ファイル
記憶部301bはWebサーバ102に送信される上記
ファイルを保持している。
【0033】また、送受信部302a、ファイル記憶部
302b、ガイドページ作成部302c、ガイド情報記
憶部302d、ガイド情報更新部302e、キーワード
検索部302fおよび類似ページ検索部302gはWe
bサーバ102の機能部である。
【0034】まず送受信部302aは、クライアント1
00の送受信部300aから受信したページ送信要求を
参照して、当該要求中のURLで特定されるWebペー
ジが(1)自己のものであれば、単に当該ページの構成
ファイルを返信し、(2)Webサーバ101のもので
あれば、そこから当該ページの構成ファイルを取り寄せ
の上、後述するガイドページのファイルを添付して返信
する。
【0035】ファイル記憶部302bは、上記(1)の
場合にクライアント100に返信されるWebページの
構成ファイルを保持している。ガイドページ作成部30
2cは、上記(2)の場合にクライアント100に返信
されるガイドページを作成する。ガイド情報記憶部30
2dは、上記ガイドページの基礎となる各種のガイド情
報を保持している。
【0036】図4は、この発明の実施の形態1によるガ
イド情報提供システムにおける、ガイド情報の提供の手
順を示すフローチャートである。
【0037】まず、クライアント100はその送受信部
300aにより、Webサーバ102に対してその保持
するWebページ(以下では「サービス提供ページ」と
いう)の送信を要求する(ステップS401)。そし
て、これを受信したWebサーバ102の送受信部30
2aは、ファイル記憶部302bから当該ページの構成
ファイルを取り出して返信する(ステップS402)。
【0038】上記ファイルをその送受信部300aで受
信したクライアント100は、表示部300bによりこ
れらのファイルを一画面に合成して表示する(ステップ
S403)。図5は、クライアント100におけるサー
ビス提供ページの表示の一例を示す説明図である。
【0039】そして、クライアント100のユーザがそ
の入力部300cを介して、図示するテキストボックス
500にWebサーバ101上のWebページ(以下で
は「ガイド対象ページ」あるいは省略して「対象ペー
ジ」という)のURLを入力の上、ガイド開始ボタン5
01を押下すると、当該ページの送信要求が送受信部3
00aからWebサーバ102に送信される(ステップ
S404)。
【0040】Webサーバ102の送受信部302a
は、受信した要求中のURLを参照して当該要求が自己
宛でないことを検知すると、当該要求をその宛先、ここ
ではWebサーバ101にそのまま転送する(ステップ
S405)。そして、これを受信したWebサーバ10
1の送受信部301aは、ファイル記憶部301bから
上記URLで特定されるWebページの構成ファイルを
取り出し、Webサーバ102に返信する(ステップS
406)。
【0041】これをその送受信部302aで受信したW
ebサーバ102は(ステップS407)、つぎにその
ガイドページ作成部302cによりガイド情報記憶部3
02dを検索して、上記で取得したガイド対象ページに
関するガイド情報が登録(蓄積)されているかどうかを
調べる。
【0042】そして、ガイド情報があれば所定のフォー
マットのファイルに当該情報をはめ込むことで、後述す
るガイドページを作成する。なお、ガイド情報が登録さ
れていなければ上記ファイルをそのままガイドページと
する(ステップS408)。
【0043】Webサーバ102で作成されたガイドペ
ージのデータは、Webサーバ101から取得されたガ
イド対象ページのデータとあわせて送受信部302aか
らクライアント100に送信され(ステップS40
9)、これをその送受信部300aで受信したクライア
ント100は、表示部300bにより両ページの構成フ
ァイルをそれぞれ別ウィンドウに合成して表示する(ス
テップS410)。
【0044】図6は、クライアント100におけるガイ
ド対象ページおよびそのガイドページの表示の一例を示
す説明図である。図中、背後のウィンドウ600内に示
されているのがWebサーバ101上のガイド対象ペー
ジ、手前のウィンドウ601内に示されているのがWe
bサーバ102により作成されたそのガイドページであ
る。
【0045】図示するガイドページには、同時に別ウィ
ンドウに表示されたガイド対象ページのガイド情報のう
ち、特にこのページが内容的にどんなテーマに属し、ま
た当該テーマにおける質がどの程度のレベルであるかを
示すデータが示されている。このデータは以下で説明す
るように、過去にWebサーバ102を介して同様に上
記対象ページを閲覧したユーザが、当該ページのテーマ
やレベルに関して投票した結果の集計である(以下では
上記データを「投票情報」という)。
【0046】たとえば、図中テーマ割合バー601aは
上記対象ページについてこの時点までに投票された全投
票数に占める、個々のテーマにおける投票数の割合(以
下では「テーマ割合」という)を示すものである。図示
するように、上記ページについては過去の全投票数の4
〜5割が「アップデート情報」、3〜4割が「Wind
ows(R)的話題」、1〜2割が「Linux、Un
ix(R)的話題」に、それぞれ投じられている。
【0047】また総合評価点バー601bには、上記ペ
ージに対する過去の全投票の評価点の総和を全投票数で
除算した平均値(以下では「総合評価点」という)が、
テーマ別評価点バー601cには、テーマごとにそこに
投じられた評価点の総和をそこに投じられた投票数で除
算した平均値(以下では「テーマ別評価点」という)
が、それぞれ示されている。
【0048】なお、クライアント100の要求したガイ
ド対象ページが、Webサーバ102にまだガイド情報
の登録されていないようなページであった場合、テーマ
割合バー601a、総合評価点バー601bおよびテー
マ別評価点バー601cは表示されない。すなわち、図
中これらの位置するウィンドウ601の中央部分が折り
たたまれ、以下で説明する上部のボタンと、下部の投票
フォームのみからなるガイドページが表示される。
【0049】図示するガイドページでは過去の投票結果
を表示させるだけでなく、その下方の投票フォームによ
り自ら新たな票を投じることができる。図中、投票フォ
ームのテーマ選択欄601dの下矢印をクリックする
と、図7に示すようなリストが現れるので、この中から
ガイド対象ページの内容にふさわしいテーマを一つ選択
する。なお、図7中かっこで挟まれているのは複数のテ
ーマからなるグループの名称であり、テーマではないの
でこれを選択することはできない。
【0050】さらに、投票フォームの評価点欄601e
に配置されたラジオボタンは、左から順に評価点1、
2、3、4、5をそれぞれ表している(5段階評価の場
合)。ここでは上記で選択したテーマの観点から見て、
対象ページがどのくらい優れた、質の高いページである
かのレベルを点数として選択する。
【0051】この後投票ボタン601fを押下すると、
押下時点で選択されているテーマと当該テーマにおける
評価点、およびこのクライアント100のユーザに関す
る情報(ユーザ名など)が、クライアント100の入力
部300cから送受信部300aを経てWebサーバ1
02の送受信部302a、さらにそのガイド情報更新部
302eへと順に中継される。
【0052】ガイド情報更新部302eでは、上記のよ
うにして受け取ったテーマと評価点にもとづいて、ガイ
ドページに表示される投票情報(具体的にはテーマ割
合、総合評価点、テーマ別評価点および全投票数)の再
計算をおこなう。
【0053】たとえば新たな総合評価点は、上記対象ペ
ージに対する過去の全投票の評価点の総和に今回の評価
点を加算したものを、過去の全投票数に1を加算した値
で除算することで求められる。また、テーマ別評価点は
上記で受け取ったテーマのみにつき再計算すればよく、
当該テーマにおける全投票の評価点の総和を当該テーマ
における全投票数に1を加算した値で除算することで求
められる。
【0054】これらの再計算結果はガイド情報記憶部3
02dに書き込まれるとともにガイドページ作成部30
2cに引き渡され、ガイドページ作成部302cはこの
新たな値でガイドページを作成して、送受信部302a
からクライアント100に送信する。これをその送受信
部300aで受信したクライアント100は、表示部3
00bにより新たに受け取ったガイドページを表示す
る。
【0055】たとえば図6に示したガイド対象ページに
つき、テーマを「Windows(R)的話題」として
5点を投票すると、(1)テーマ割合バー601a内の
各領域が各テーマの投票割合に応じて増減するととも
に、(2)総合評価点バー601b内の黒の領域がやや
伸び(5点は従来の総合評価点よりも大きいため)、
(3)テーマ別評価点バー601cのうち「Windo
ws(R)的話題」に対応する中央のバー内の黒の領域
もやや伸び(同じく5点は当該テーマの従来の評価点よ
りも大きいため)、さらに(4)総合評価点バー601
bの上に表示された全投票数が1増加する形で、ウィン
ドウ601内のガイドページが更新される。
【0056】また、図6に示したガイドページは投票ボ
タン601gが押し込まれた状態、すなわちガイド情報
の中でも特に投票情報が表示されている状態であるが、
隣のキーワードボタン601hを押し込むことにより、
図8に示すように対象ページに関連づけられたキーワー
ドの一覧を表示させることもできる。
【0057】なお、どのキーワードをどのくらいの強度
(関連度)で対象ページに関連づけるかもユーザにより
決定される。図8の登録キーワード一覧800におい
て、「重み」項目に表示されている数値は、そのすぐ右
隣の上矢印ボタンや下矢印ボタンにより任意の値に増減
させることができる。
【0058】また、同図のテキストボックス800aに
任意のキーワードを入力して、追加ボタン800bを押
下することで、上記一覧中に表示されている以外のキー
ワードを対象ページに関連づけることもできる。
【0059】なお、矢印ボタンや追加ボタン800bの
押下があると、増減後のキーワードの重みやテキストボ
ックス800a内の新たなキーワードがWebサーバ1
02に伝達され、そのガイド情報更新部302eにより
ガイド情報記憶部302dに書き込まれる。
【0060】また、登録キーワード一覧800中のいず
れかのキーワード、たとえば「シェアウェア」をクリッ
クすると、当該キーワードによるWebページの検索要
求がWebサーバ102のガイドページ作成部302c
に伝達される。
【0061】これを受けたガイドページ作成部302c
は、キーワード検索部302fを呼び出して、ガイド情
報記憶部302dの中から上記キーワード(厳密には、
当該キーワードを包含するキーワード)を関連づけられ
たWebページを検索させる。そして、キーワード検索
部302fによる検索結果を追加した新たなガイドペー
ジを作成して、クライアント100に返信する。このガ
イドページは、クライアント100の表示部300bに
より図9のように表示される。
【0062】図中、検索条件一覧900は検索条件の詳
細を示すものであって、この場合はクリックした「シェ
アウェア」を包含するキーワードが一つのみであるため
特に不要であるが、たとえばクリックしたキーワードが
「ソフト」などであると、「ソフトウェアライブラリ」
「フリーソフト」など当該キーワードを包含する複数の
キーワードが検索条件となるため、実際にどのキーワー
ドで検索が実施されたのかを明示するために設けたもの
である。
【0063】また、検索結果一覧901では検索された
Webページのタイトル(またはURL)が、検索条件
との合致度のスコアの順に一覧表示される。このスコア
は検索条件となったキーワードの重みにより算出され、
たとえば「窓の森」というWebページには「シェアウ
ェア」というキーワードが5の重みで関連づけられてい
るために、図中スコアが「5」となっている。なお、実
際に検索条件となったキーワードが複数あった場合に
は、各キーワードに対する重みを加算したものが各ペー
ジのスコアとなる。
【0064】また、上記一覧中各ページのテーマとして
は、その時点までにそのページに投票されたテーマのう
ちもっとも多いもののみが示されている。
【0065】なお、登録キーワード一覧800中の複数
のキーワードをANDやORなどの任意の演算子で結合
して検索条件とし、当該条件による検索結果を同様のガ
イドページとして表示させることもできる。
【0066】再び図6に戻り、つぎにリンクボタン60
1iを押し込むと、図10に示すように対象ページが推
薦する他のWebページ、あるいは対象ページを推薦す
る他のWebページへのリンクを一覧表示させることも
できる。
【0067】図中、登録リンク情報一覧1000には対
象ページが推薦する他のWebページが掲示される。こ
こで推薦されているWebページは、対象ページから見
て業界ニュースの部類に属することが示されている。ま
た、各Webページをどのくらいの強度(関連度)で対
象ページに関連づけるかも、キーワードの場合と同様に
ユーザが上下の矢印ボタンを押下することで決定する。
【0068】なお、テキストボックス1000a内にU
RLを入力し、対象ページから見た関係としてテキスト
ボックス1000bに任意の説明を入力するか、あるい
はその下のリストボックス1000cからあらかじめ用
意された関係の説明を選択の上、追加ボタン1000d
を押下することで、上記一覧中に表示されている以外の
Webページを対象ページに関連づけることもできる。
【0069】なお、リストボックス1000cから選択
できる関係としては、図示する「関連ページ」のほか
「この後読んでほしいページ」「事前に読んでほしいペ
ージ」「同意見のページ」「反対意見のページ」「詳細
のページ」「概要のページ」などがある。また、テキス
トボックス1000bに入力する説明としては、たとえ
ば「この製品の評判」「関連する記事」「このゲームの
攻略情報」などがある。
【0070】このように、本発明では関連する別のペー
ジにただ単にリンクを張るだけでなく、当該リンクの意
味合いや位置づけまで細かく指定することができる。ペ
ージ間の広い意味での関連性を、より具体的に特定でき
ると言ってもよい。
【0071】逆に、図中被参照リンク情報一覧1001
には、対象ページを推薦する他のWebページが掲示さ
れる。なお、一覧中の各ページの関係や重みは、当該ペ
ージをガイド対象ページとして指定して、そのガイドペ
ージを表示させれば変更可能である。
【0072】ここで、Webサーバ102のガイド情報
記憶部302dに保持される、各Webページのガイド
情報の詳細をまとめておく。
【0073】(1)投票情報:各ページにつき選択され
たテーマ、テーマごとの評価点の総和、テーマごとの投
票数、テーマごとの評価点の平均値(テーマ別評価
点)、全投票の評価点の総和、全投票数、投票ごとの評
価点の平均値(総合評価点)、全投票数に対する各テー
マの投票割合(テーマ割合)、全投票数に対する投票割
合がもっとも多いテーマ、など
【0074】(2)キーワード情報:各ページに関連づ
けられたキーワード、キーワードごとの関連度(重
み)、など
【0075】(3)リンク情報:各ページが/を推薦す
る他のページのタイトル、URL、対象ページとの関
係、対象ページとの関連度(重み)、など。ただし各ペ
ージ「を」推薦するページの情報はなくてもよい。その
ページ「が」推薦するページの情報さえ各ページに持た
せておけば、ガイド情報記憶部302d内をスキャンす
ることで、対象ページ「を」推薦するページを特定でき
るからである。
【0076】(4)その他:各ページへのアクセス総
数、など
【0077】なお、ガイド情報記憶部302d内に保持
された各キーワードの重みや各リンクの重みは、当該キ
ーワードへの投票や当該キーワードを条件とする検索、
あるいは当該リンクへの投票や当該リンク先への移動な
どが一定期間以上なされない場合には、徐々に低下して
ゆくようにしてもよい。すなわち、最後の投票などから
の経過時間を監視し、当該時間が所定の時間を超えた時
点以降、キーワードやリンクの重みが段階的に低減する
ようガイド情報記憶部302d内のデータを書き換え
る。
【0078】再び図6に戻り、つぎに類似検索ボタン6
01jを押し込むと、図11に示すように対象ページに
傾向が類似する他のWebページへのリンクを一覧表示
させることができる。
【0079】図示するガイドページは、図3に示した類
似ページ検索部302gによるガイド情報記憶部302
d内の検索結果を、ガイドページ作成部302cがガイ
ドページのフォーマットに成形して、送受信部302a
を介してクライアント100に返信したものである。
【0080】図10に示した登録リンク情報一覧100
0中の各Webページが、対象ページに静的に関連づけ
られているのに対して、図11に示す検索結果一覧11
00内の各リンクは、検索時点での各Webページの投
票情報にもとづいて、いわば動的に対象ページとの関連
性(関連性の中でも特に投票情報の類似性、すなわちユ
ーザによる評価の類似性)が見出されるものである。
【0081】対象ページと評価が類似するWebページ
には、具体的には(1)全投票数に対する各テーマの占
める割合が類似しているものと、(2)各テーマごとの
評価点の平均値が類似しているものとがある。
【0082】そして、図中テーマ割合ボタン1101を
押下すると上記(1)、テーマ別評価点ボタン1102
を押下すると上記(2)を検索することができる。同図
はテーマ割合による検索が指示されている例である(図
6の類似検索ボタン601jをクリックすると、テーマ
割合による検索がデフォルトで実行される)。
【0083】たとえば、図示するガイド対象ページにつ
いて「アップデート情報」で6票、「Windows
(R)的話題」で5票、「Linux、Unix(R)
的話題」で2票がそれぞれ投じられていたとすると、全
投票数に占める「アップデート情報」の投票割合は46
%(=6/(6+5+2))、「Windows(R)
的話題」の投票割合は39%、「Linux、Unix
(R)的話題」の投票割合は15%である。
【0084】ここで、あるWebページaにおける「ア
ップデート情報」の投票割合が60%、「Window
s(R)的話題」の投票割合が30%、「製品紹介」の
投票割合が20%だったとすると、対象ページとページ
aではどのテーマが選択されやすいかの傾向がある程度
類似していると言える。一方、「アップデート情報」
「Windows(R)的話題」「Linux、Uni
x(R)的話題」とも0%であるようなWebページb
は、対象ページとはまったく別のテーマに属するとユー
ザには意識・評価されており類似性がない。
【0085】ページ間の類似度は、類似ページ検索部3
02gが各ページにつき各テーマの投票割合を要素値と
するベクトルを作成して、これらのベクトル間の距離に
もとづいて計算する。たとえば、上記対象ページのベク
トルV=(0.46,0.39,0.15)、ページa
のベクトルVa=(0.60,0.30,0.20)、
ページbのベクトルVb=(0,0,0)である。
【0086】なお、ここでは対象ページで投票されたこ
とのある3つのテーマ以外は無視しているため、各ベク
トルの要素数(次元)は3となっているが、投票可能な
テーマが全部でN個あるならばN個の要素からなるベク
トル(N次元のベクトル)を作成するようにしてもよ
い。
【0087】逆に、対象ページで投票されたことのある
すべてのテーマの割合を要素値としなければならないも
のではなく、投票はあっても所定順位以降、あるいは所
定割合以下のテーマは無視するようにしてもよい(たと
えば、対象ページのテーマ割合に占める順位が1〜3位
のテーマのみを採用する)。
【0088】つぎに類似ページ検索部302gは、対象
ページのベクトルVと他のWebページのベクトルV
a、Vbとの距離を順次算出して、この距離が小さいほ
ど類似度が低く、距離が大きいほど類似度が高くなるよ
うな計算式でそのスコアを算出する。
【0089】そして、このスコアの順に各Webページ
のURLやタイトルなど必要事項をソートし、ガイドペ
ージ作成部302cに引き渡して図11のようなガイド
ページを作成させる。同図の検索結果一覧1100中、
「スコア」とあるのが類似ページ検索部302gにより
算出された上記の類似度である。
【0090】また、図中対象テーマ一覧1103は、ベ
クトルVの各要素値と各要素値に対応するテーマとの対
応表であって、図中「検索値」項目内の数値、すなわち
ベクトルVの任意の要素の値は任意に変更することがで
きる。
【0091】さらに、リストボックス1103aは図7
に示したのと同様のものであり、この中から上記一覧に
すでにあるもの以外のテーマを選択して、検索値を設定
の上追加ボタン1103bを押下することで、任意のテ
ーマを検索対象として追加することもできる。逆に、一
覧中にすでにあるテーマの削除ボタン1103cを押下
することで、当該テーマを検索対象から外すこともでき
る。
【0092】なお、(1)あるテーマの検索値を0%に
した場合には、当該テーマの割合が0%に近いページが
検索されるのに対して、(2)あるテーマを削除した場
合には、当該テーマの割合の多寡にかかわらず、残りの
テーマの割合が検索値に近ければ検索されてくるという
差異がある((1)(2)のいずれを採用するかによっ
て検索結果が異なる)。
【0093】たとえば「アップデート情報」「Wind
ows(R)的話題」「Linux、Unix(R)的
話題」のテーマ割合がそれぞれ0%、39%、15%の
Webページa、39%、39%、15%のWebペー
ジb、0%、0%、15%のWebページcが存在する
状況で、各テーマの検索値を0%、39%、15%に設
定して類似検索をかけた場合(上記(1)の場合)は、
ページaのほうがページbやページcよりも確実にスコ
アが高くなるというメリットの反面、ページbとページ
cとの間にスコアの優劣がつかないというデメリットが
ある。
【0094】一方、同じ状況で「アップデート情報」を
削除の上、「Windows(R)的話題」「Linu
x、Unix(R)的話題」の検索値をそれぞれ39
%、15%に設定して類似検索をかけた場合(上記
(2)の場合)には、ページaやページbのほうがペー
ジcよりも確実にスコアが高くなるというメリットの反
面、ページaとページbとの間にスコアの優劣がつかな
いというデメリットがある。
【0095】一つのページに投票されるテーマは通常は
数種類に限定されるため、登録されているWebページ
の中には、たとえば「アップデート情報」のテーマ割合
が0%となっているもの(内容的に「アップデート情
報」とは無関係なもの)も少なくない。そして上記
(1)だと、これらのページは「Windows(R)
的話題」や「Linux、Unix(R)的話題」にた
いして関係がなくても、「アップデート情報」と無関係
なところが似ているといういわば後ろ向きな理由でスコ
アが上がってしまい、検索結果中にノイズが増加する原
因となる(どのテーマにも無関係なものは機械的に検索
結果から排除することはできるが)。上記(2)ではこ
うした問題は生じないが、検索結果のうち、削除した
「アップデート情報」により強く関連するのはどのペー
ジであるかは不明なので、検索目的に応じて両者は使い
分ければよい。
【0096】なお、図中テーマ別評価点ボタン1102
をクリックしたときも、同様に類似ページ検索部302
gは各ページにつき各テーマの評価の平均値を要素値と
するベクトル、たとえばV=(4.5,4.2,3.
5)を作成して、このベクトル間の距離により類似度の
スコアを算出する。すなわち、ベクトルの要素値として
投票割合(テーマ割合)を採用するか、テーマごとの評
価点の平均値(テーマ別評価点)を採用するかという点
が異なるのみである。
【0097】以上説明した実施の形態1によれば、ある
Webページを閲覧するユーザは他のユーザが当該ペー
ジにつきどのような評価を下しているかを別ウィンドウ
で見ることができるので、いわば口コミ情報のように、
そのページがどの分野のどのくらい良質なページである
かをあらかじめ知ることができ、見る価値のないサイト
を目的の情報を求めて歩き回るような無駄を排すること
ができる。
【0098】また、従来の「Yahoo」などの検索サ
ービスでは、サービス提供側のスタッフが各ページの分
類されるカテゴリを逐一人手で決定していたのである
が、本発明によれば本システムのユーザのいわば総意に
よってカテゴリ(テーマ)が決定されてゆくため、提供
側の恣意の入り込む余地がない上に人的資源も最小限で
済んでしまう。
【0099】さらに、各ページのガイド情報には関連の
あるページについての口コミ情報も含まれており、最初
に閲覧したWebページがいわゆる「はずれ」であって
も、そこに設定されたリンクからより良質なページに辿
り着くことが可能である。
【0100】また、従来不可能だったリンクの種別の明
確化が可能のため、たとえば関連があるといっても特に
対象ページとは反対の意見を述べたページが見たい、対
象ページよりもっと専門的な解説のあるページが見た
い、といった細かな検索要求がある場合にも、そうした
ページをより迅速に発見できる可能性が高い。
【0101】また、一つでも目的にかなうページを見つ
けたら、類似ページ検索をかけることで当該ページに傾
向の似たページを芋づる式に引き出してくることができ
るので、必要な情報をより早く入手することが可能であ
る。しかも、そのための操作は類似検索ボタン601i
の押下一つであって、なんら複雑な手順を必要としな
い。
【0102】(実施の形態2)さて、上述した実施の形
態1では、図6に示したガイドページで投票するのが誰
であれ、一回の投票(すなわち投票ボタン601fの一
回の押下)は常に一票分であって格差がなかった。しか
し、ガイド対象ページに投票するユーザ(当該ページの
評価者)の中には比較的標準的・平均的な評価をする者
と、極端に例外的な評価をする者とがあり、必ずしも全
員が信頼できるというわけではない。
【0103】そこで、以下で説明する実施の形態2のよ
うに、信頼度の高いユーザの投票は一回でもn票分(n
は自然数)とみなすことで、各Webページの評価を定
めるにあたって、信頼度の高いユーザの評価を信頼度の
低いユーザの評価より重視するようにしてもよい。
【0104】この発明の実施の形態2によるガイド情報
提供装置のハードウェア構成は、図2に示した実施の形
態1によるそれと同一であるので説明を省略する。図1
2は、実施の形態2によるガイド情報提供装置の機能的
構成を示す説明図である。これは図3に示した実施の形
態1の各機能部に、評価者評価部1202hおよび評価
者評価記憶部1202iを追加した構成である。
【0105】図中評価者評価部1202hは、投票をし
た個々のユーザの信頼度を、当該ユーザの投票行動にも
とづいて算出する機能部である。具体的には、あるユー
ザによる投票内容が他のユーザによる投票内容の全体か
ら見て標準的であればあるほど、当該ユーザは信頼度が
高いとする。言い換えれば、ユーザ全体の意見に近い意
見を持つ、ごく平均的なユーザほど信頼できるとする。
【0106】なお、評価者評価部1202hは選択テー
マ妥当度算出部1202h−1、評価点妥当度算出部1
202h−2および信頼度算出部1202h−3を含む
構成であるが、各部の機能については後述するフローチ
ャートでより詳細に説明する。
【0107】また、図中評価者評価記憶部1202i
は、個々のユーザに関する情報(たとえばユーザ名やパ
スワード)とそのテーマ別信頼度(後述)とを保持する
機能部である。なお、ここには後述する計算の便宜上、
各ユーザの各テーマにおける過去の投票数(テーマごと
の全投票数)も保持されている。
【0108】図13は、この発明の実施の形態2による
ガイド情報提供システムにおける、ユーザの信頼度に配
慮したWebページの評価とユーザの評価の手順を示す
フローチャートである。
【0109】以下、ガイド対象ページにおける (1)テーマ割合:「アップデート情報」46%、「W
indows(R)的話題」39%、「Linux、U
nix(R)的話題」15% (2)総合評価点:4.2点 (3)テーマ別評価点:「アップデート情報」4.5
点、「Windows(R)的話題」4.2点、「Li
nux、Unix(R)的話題」3.5点 (4)全投票数:13 である場合に、クライアント100のユーザが「Win
dows(R)的話題」を選択して3点を投票した例に
より、ユーザの信頼度の計算方法を具体的に説明する。
【0110】Webサーバ102の送受信部1202a
は、図6の投票ボタン601fの押下にともなってクラ
イアント100から送信されてきた情報を受信すると
(ステップS1301:Yes)、当該情報をガイド情
報更新部1202eに引き渡す。
【0111】そして、ガイド情報更新部1202eはま
ず評価者評価記憶部1202iを検索して、上記情報中
に含まれるクライアント100のユーザに関する情報
(具体的にはそのユーザ名)から、当該ユーザが登録ユ
ーザすなわち評価者評価記憶部1202iにその情報が
保持されているようなユーザであるかどうかを調べる。
【0112】そして、当該ユーザが登録ユーザであれば
(ステップS1302:Yes)、評価者評価記憶部1
202iから当該ユーザが選択したテーマ、ここでは
「Windows(R)的話題」のテーマ別信頼度を読
み出す(ステップS1303)。さらに、ガイド情報記
憶部1202dから投票対象となっているWebページ
(ガイド対象ページ)の投票情報を読み出す(ステップ
S1304)。
【0113】つぎに、ガイド情報更新部1202eは上
記信頼度のユーザが上記ページについて投票した場合
に、その一票分を何票分とみなすかの一票の重みnを算
出する(ステップS1305)。この重みnは下記計算
式により求められる。
【0114】一票の重みn=1+対象ページについての
全投票数(ただし100以下のときは100)×ユーザ
が選択したテーマにおける当該ユーザのテーマ別信頼度 ただし、n>対象ページについての全投票数の10%の
場合 n=対象ページについての全投票数の10%
【0115】たとえば、上記ユーザの「Windows
(R)的話題」における信頼度が50%だった場合、対
象ページの全投票数が13なので、一票の重みn=1+
100票×50%=51票である。ただし、これは上記
ページの全投票数の10%である1.3票を超えている
ので、上記計算式のただし書きによりn=1.3票に縮
減される。すなわち、上記ユーザの一票(一回の投票)
が1.3票(1.3回の投票)と扱われることになる。
【0116】なお上記計算式で、対象ページについての
全投票数が100以下のとき一律に100まで投票数を
かさ上げするのは、当該ページに対する投票がまだごく
少ない段階では、ほとんど票に重みのつかない場合があ
るためである。
【0117】つぎに、ガイド情報更新部1202eは今
回の投票を加えた新たな投票情報を再計算する(ステッ
プS1306)。たとえば、再計算後の総合評価点=
{(4.2点×13票)+3点}/(13票+1.3
票)=4.0点となる。
【0118】この場合、信頼度の高いユーザが従来より
も辛めの評価をしたために、総合評価点がやや落ちる結
果となっている。ちなみに一票の重みづけをしなかった
場合、すなわち一票を一票として扱った場合には、再計
算後の総合評価点は4.1点であり、重みづけをしたと
きのほうが辛めの一票の影響が強く出ていることが分か
る。
【0119】同様にして、ガイド情報更新部1202e
はテーマ割合、テーマ別評価点および全投票数の再計算
をおこなう。ただし実施の形態2による全投票数には、
(1)計算用の全投票数と(2)表示用の全投票数との
二種類がある。(1)は総合評価点、テーマ割合、テー
マ別評価点などの計算に使用される全投票数であり、上
記による重みづけ後の投票数の総和である。これに対し
て(2)はガイドページに表示される投票数であり、重
みづけ前の投票数の総和、すなわち実際の投票回数の総
和である。
【0120】そして、再計算後の投票情報をガイド情報
記憶部1202dに書き込むとともに(ステップS13
07)、当該情報をガイドページ作成部1202cに引
き渡し、新たな投票情報にもとづくガイドページを作成
させるとともに、送受信部1202aからクライアント
100に送信させる(ステップS1308)。クライア
ント100はこれをその送受信部1200aで受信し
て、表示部1200bにより画面表示する。
【0121】この後、Webサーバ102は評価者評価
部1202hによる上記ユーザの評価に移行する。すな
わち、選択テーマ妥当度算出部1202h−1により選
択テーマ妥当度を、評価点妥当度算出部1202h−2
により評価点妥当度をそれぞれ算出し、これらにもとづ
いて信頼度算出部1202h−3により、上記ユーザの
今回の投票の信頼度を求める(ステップS1309)。
【0122】選択テーマ妥当度算出部1202h−1に
より算出される選択テーマ妥当度とは、ユーザが投票時
に選択したテーマが同じページに投票したユーザ全体か
ら見てどの程度妥当(標準的あるいは平均的と言っても
よい)であったかを示す数値である。今回の投票におけ
るユーザの選択テーマ妥当度は、具体的には下記計算式
により求められる。
【0123】選択テーマ妥当度=ユーザが選択したテー
マの全投票数に対する割合+ユーザが選択したテーマと
同じグループに属するテーマの全投票に対する割合の1
/2
【0124】上記計算式中、「ユーザが選択したテーマ
の全投票数に対する割合」はここでは39%である。ま
た、図7より「Linux、Unix(R)的話題」
は、ユーザが投票した「Windows(R)的話題」
と同じグループに属しているので、その割合の1/2す
なわち15%×1/2=7.5%が、上記式中「ユーザ
が選択したテーマと同じグループに属するテーマの全投
票に対する割合の1/2」に当たる。したがって、求め
る選択テーマ妥当度=39%+7.5%=46.5%で
ある。
【0125】選択テーマ妥当度とは、今回のユーザが選
択したテーマと同じテーマを選択したユーザが、過去に
このページを評価したユーザ全体のうち何%を占めてい
たかの割合であるとも言うことができる。
【0126】そして、厳密には「Windows(R)
的話題」に投票したユーザは39%しかいなかったので
あるが、それと同じグループに属する他のテーマに投票
したユーザも、いわば心の半分くらいは「Window
s(R)的話題」に投票する気があったとみなして、関
連するテーマに対する投票者の割合の半分を選択テーマ
の妥当度の計算で考慮するようにする。
【0127】つぎに、評価点妥当度算出部1202h−
2により算出される評価点妥当度とは、ユーザが投票時
に選択した評価点がユーザ全体から見てどの程度妥当
(標準的あるいは平均的と言ってもよい)であったかを
示す数値である。今回の投票におけるユーザの評価点妥
当度は、具体的には下記計算式により求められる。
【0128】評価点妥当度=1−|ユーザが選択した評
価点−ユーザが選択したテーマのテーマ別評価点|/選
択可能な評価点の最大幅
【0129】上記式中、「選択可能な評価点の最大幅」
は、5段階評価であれば最大の5と最小の1との差、す
なわち4である。したがって、求める評価点妥当度=1
−|3−4.2|/4=0.7=70%である。
【0130】評価点妥当度とは、あるテーマにおいてユ
ーザの選択した評価点が、過去に当該テーマに投票した
ユーザ全体の評価点の平均値(すなわち当該テーマのテ
ーマ別評価点)にどれだけ近いかを示しているとも言え
る。すなわち、この値が大きいほど全体の平均に近く、
小さいほど平均から離れている。なお、このユーザは
「Windows(R)的話題」の現在のテーマ別評価
点である4.2点よりも小さい3点を選択しているの
で、全体から見て辛めの評価をしていることになる。
【0131】つぎに、評価者評価部1202hは信頼度
算出部1202h−3により、このユーザの(1)選択
テーマにおける信頼度と(2)評価点における信頼度と
の二つの信頼度を算出する。この信頼度は、各回の投票
につき上記のようにして算出した選択テーマ妥当度(上
記(1)の場合)あるいは評価点妥当度(上記(2)の
場合)の平均値である。
【0132】すなわち各回ごとの信頼度(選択テーマ妥
当度あるいは評価点妥当度)を、このユーザのしたすべ
ての投票について求め、投票先となったテーマごとのそ
の総和を当該テーマに対するこのユーザの全投票数で除
算すれば、当該ユーザのテーマ別信頼度、すなわち各テ
ーマにおける当該ユーザの信頼度の平均値を算出するこ
とができる。
【0133】なお、この平均値を算出するためには、ま
ず分子となるテーマごとの信頼度の総和を求めなければ
ならないため、厳密さを追求するならユーザごとかつ各
回の投票ごとに算出された信頼度を評価者評価記憶部1
202iに保持しておかなければならない。しかし、本
実施の形態ではやや簡略化して、「従来のテーマ別信頼
度×当該テーマにおける過去の投票数」を上記総和とみ
なすようにする。
【0134】すなわち信頼度算出部1202h−3は、
評価者評価記憶部1202iから上記ユーザの(1)上
記投票の対象となったテーマにおけるテーマ別信頼度、
および(2)上記テーマにおける全Webページを通じ
た過去の投票数(テーマごとの全投票数のうち当該テー
マの全投票数)を読み出し、これらから上記ユーザの、
上記テーマにおける新たなテーマ別信頼度を下記計算式
により算出する(ステップS1310)。
【0135】新たなテーマ別信頼度={(従来のテーマ
別信頼度×当該テーマにおける過去の投票数)+今回の
投票における信頼度}/(当該テーマにおける過去の投
票数+1)
【0136】もっとも、この点は記憶領域や処理時間を
節約するための実装上の工夫であって、発明に本質的な
差異をもたらすものではない。なお、上記式からも分か
るように、テーマ別信頼度の計算にあたっては一票の重
みnは無視される(一回の投票は一票として扱われ
る)。
【0137】なお、本実施の形態ではあくまでもテーマ
別の信頼度を算出するにとどめ、テーマ別の信頼度をさ
らに平均してユーザの信頼度を一つだけ算出することは
しない。これは、ユーザごとに分野に得手不得手があり
(たとえばOSには明るいがゲームには疎い、など)、
テーマ全体で信頼度をならすとどのユーザの信頼度も大
差がなくなってしまうため、あまり意味がないからであ
る。
【0138】また、上記は今回の投票における信頼度が
正確に測定できていることを前提とする計算式である。
しかし、まだ対象ページに投じられた票がわずかで評価
が定まっていないような段階で、本来は信頼されてしか
るべきようなごく妥当な投票をしても、他のユーザによ
るそれまでの投票が偏っていたためにそれに対する関係
で、今回のユーザの信頼度が不当に下がってしまうこと
がある。
【0139】そしてこれは結局、上記にもとづいて再計
算されるテーマ別信頼度を低下させることになり、まだ
投票している人が少ないようなページに積極的に投票す
るユーザがかえって不利に扱われる結果となってしま
う。逆に言えば、他のユーザに追従して同じような投票
をするユーザばかり優遇される結果になってしまう。
【0140】そこで、対象ページがまだ投票の進んでい
ない、投票の初期段階にあるようなページの場合は、上
記で算出された信頼度を一定の割合でかさ上げする(い
わば下駄を履かせる)とともに、テーマ別信頼度(すな
わち上記信頼度の平均値)に与える影響を小さくするよ
うな補正をおこなってもよい。この場合の、補正後の信
頼度とテーマ別信頼度は、たとえば下記計算式のように
なる。
【0141】・全投票数が0〜19票の場合 今回の投票における信頼度(補正後)=今回の投票にお
ける信頼度(補正前)+{(1−今回の投票における信
頼度(補正前))×1/2} 新たなテーマ別信頼度={(従来のテーマ別信頼度×当
該テーマにおける過去の投票数)+(今回の投票におけ
る信頼度(補正後)×1/4)}/(当該テーマにおけ
る過去の投票数+1/4)
【0142】・全投票数が20〜99票の場合 今回の投票における信頼度(補正後)=今回の投票にお
ける信頼度(補正前)+{(1−今回の投票における信
頼度(補正前))×1/4} 新たなテーマ別信頼度={(従来のテーマ別信頼度×当
該テーマにおける過去の投票数)+(今回の投票におけ
る信頼度(補正後)×1/2)}/(当該テーマにおけ
る過去の投票数+1/2)
【0143】なお、上記は投票初期に算出される信頼度
が不安定なことに配慮したとりあえずの処置であるの
で、投票が進んで評価が安定してきた適切な時期に、当
該対象ページの投票情報(すなわち当該ページの評価)
や当該ページに投票したユーザの信頼度(すなわち当該
ユーザの評価)を改めて計算しなおすようにしてもよ
い。
【0144】その後、評価者評価部1202hは上記で
再計算したテーマ別信頼度、および当該テーマにおける
この時点までの投票数(=従来の投票数+1。なお、こ
こでも一票の重みnは無視される)を、評価者評価記憶
部1202iに書き込む(ステップS1311)。
【0145】なお、投票情報を送信してきたクライアン
ト100のユーザが登録ユーザでなかった場合(ステッ
プS1302:No)、たとえば本当に評価者評価記憶
部1202i内にデータがないユーザであったり、デー
タはあるものの図5に示したトップページでユーザ認証
をしていなかったりするために、ゲストとして扱われた
ユーザの場合は、ガイド情報更新部1202eは単に受
信した投票を一票分と扱って、ガイド情報記憶部120
2dから読み出した投票情報を再計算・更新するととも
に、新たなガイドページを作成・送信するのみである
(ステップS1312〜ステップS1315)。
【0146】なお、ユーザの評価(ステップS1309
〜ステップS1311)は投票直後にリアルタイムでお
こなう必要はなく、ログを取っておいて当該ユーザによ
る複数回の投票、あるいは複数ユーザによる複数回の投
票を、定期的あるいは不定期に評価者評価記憶部120
2i内の信頼度に反映させてゆくのでもよい(投票時の
処理にあまり時間がかかると、ユーザが投票しようとす
るモチベーションを下げることになるため)。
【0147】以上説明した実施の形態2によれば、各ユ
ーザの過去の投票行動から各人の信頼度が算出され、当
該信頼度に応じてその意見に重みづけがなされるため、
一部の偏った投票は大多数の標準的な投票の中に吸収さ
れ、ガイド情報の妥当性やユーザ側への受け入れやすさ
(ガイド情報の質、と言ってもよい)を確保することが
できる。
【0148】なお、上述した実施の形態2では、全体か
ら見て標準的な意見を持つユーザを特に尊重するように
したが、逆に尊重するユーザとしては標準的なユーザに
限るものではない。
【0149】たとえば、単純に投票数が多いユーザを優
遇することもできるが、すでに他のユーザが多く投票し
ているページに自分も投票した結果投票数が多くなった
だけのユーザより、投票数は少なくても、まだ登録され
ていない新たなページを開拓して最初に投票してくれた
ユーザのほうが、本システムにとっては重要と考えられ
る(登録ページが多いほどガイド情報を提供できる機会
が増え、本システムの利用価値が上がるため)。
【0150】そこで、ある投票が対象ページになされた
投票のうち最初から何番目の投票であったかに着目し、
全登録ページのうち他のユーザに先んじて投票したペー
ジがどれだけあったかの割合をシステム貢献度と定義す
る。
【0151】たとえば、あるページにつき最初の一票か
ら99票目までに投票したユーザを、他のユーザに先駆
けて投票したユーザとする。ここで、現在システムに1
0ページ登録されている状態で、あるユーザがWebペ
ージaでは最初の投票者(一番乗りの投票者)、Web
ページbでは10人目の投票者、それ以外のページでは
100人目以降の投票者であったとすると、当該ユーザ
のシステム貢献度は2/10=20%となる。そして、
一票の重みnはテーマ別信頼度でなく、このシステム貢
献度に応じて決定する。
【0152】一票の重みn=1+対象ページについての
全投票数(ただし100以下のときは100)×ユーザ
のシステム貢献度 ただし、n>対象ページについての全投票数の10%の
場合 n=対象ページについての全投票数の10%
【0153】あるいは、テーマ別信頼度とシステム貢献
度の双方をもちいて一票の重みnを算出するのであって
もよい。
【0154】一票の重みn=1+対象ページについての
全投票数(ただし100以下のときは100)×ユーザ
が選択したテーマにおける当該ユーザのテーマ別信頼度
×当該ユーザのシステム貢献度 ただし、n>対象ページについての全投票数の10%の
場合 n=対象ページについての全投票数の10%
【0155】なお、上記のようにして算出した信頼度を
ユーザが閲覧できるようにしてもよい。たとえば図5に
示したトップページでユーザ認証を済ませると、図14
に示すように、当該ユーザの選択テーマ妥当度、評価点
妥当度、テーマ別信頼度、システム貢献度、評価の甘さ
/辛さ傾向などが表示されるようにしてもよい。
【0156】なお、図中個々の項目の右隣にある類似検
索ボタンは、このユーザと似たような評価を受けている
ユーザを検索するためのものである。たとえば、テーマ
別信頼度の項目の隣にある類似検索ボタンを押下する
と、このユーザとテーマ別信頼度の傾向が類似するユー
ザ(たとえばWindows(R)には明るいがMac
intoshには疎い、など)のユーザ名一覧が表示さ
れるようにする。
【0157】なお、ユーザ間の類似度は各ユーザごとに
各テーマ別信頼度を要素値とするN次元のベクトルを作
成し(N=選択可能なテーマの数)、各ユーザのベクト
ル間の距離を求めて、この距離に応じて決定するように
すればよい。選択テーマ妥当度や評価点妥当度、個別の
評価の甘さ/辛さ傾向に関する類似検索も同様である。
また、システム貢献度や全体の評価の甘さ/辛さ傾向に
関する類似検索は、単に近い値を持つユーザを検索すれ
ばよいだけである。
【0158】なお、上述した実施の形態1および2で
は、クライアント100・Webサーバ101およびW
ebサーバ102はインターネットにより接続されるも
のとしたが、上記以外のシステムにおいても本発明を応
用することはもちろん可能である。たとえば、巨大企業
や系列企業などの独自のLANにWebサーバ102を
設置すれば、当該ネットワーク内の膨大な情報の中から
目的の情報を検索することがより容易となる。
【0159】また、プロキシサーバにWebサーバ10
2としての機能を持たせれば、社内から社外にアクセス
したユーザの評価情報をプロキシに蓄積しておけるの
で、社員がインターネットで見つけた有益な情報を他の
社員にも広く知らせることができる。
【0160】なお、上述した送受信部302a/120
2a、ガイドページ作成部302c/1202c、ガイ
ド情報更新部302e/1202e、キーワード検索部
302f/1202f、類似ページ検索部302g/1
202gおよび評価者評価部1202hは、それぞれW
ebサーバ102のHD205などからRAM203に
読み出されたプログラムの命令にしたがってCPU20
1が命令処理を実行することにより、各部の機能を実現
するものである。このプログラムはHD205のほか、
FD207、CD−ROM213あるいはMOなどの各
種記録媒体に格納することができ、あるいはネットワー
クを介して配布することもできる。
【0161】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、ユーザが指定したガイド対象ページの評価に関す
る情報を当該ユーザに提供するガイド情報提供装置にお
いて、前記ユーザによる前記ガイド対象ページに対する
評価の妥当性を、当該ユーザ以外の他のユーザによる当
該ページに対する評価にもとづいて算出する第1の算出
手段と、前記第1の算出手段により算出された妥当性に
もとづいて前記ユーザの信頼度を算出する第2の算出手
段と、前記第2の算出手段により算出された信頼度にも
とづいて前記ユーザによる前記ガイド対象ページに対す
る評価の重みを算出する第3の算出手段と、前記ユーザ
による前記ガイド対象ページに対する評価を当該ページ
に対する従来の評価に前記第3の算出手段により算出さ
れた重みで加算することにより、当該ページの評価に関
する情報を更新する更新手段と、を備えたので、個々の
ページにつき、個々のユーザによる評価をその信頼度に
応じた重みで加重平均した評価がガイド情報としてユー
ザに提供され、これによって、ユーザに対してその検索
要求に合致するページを効率よく検索できるような手が
かりを提供することが可能なガイド情報提供装置が得ら
れるという効果を奏する。
【0162】また、請求項2に記載の発明は、前記請求
項1に記載の発明において、前記第1の算出手段が、前
記ユーザによる前記ガイド対象ページに対する評価の妥
当性を、前記他のユーザが当該ページについてどのテー
マおよびどの評価点を選択したかにもとづいて算出する
ので、個々のページにつき、個々のユーザによる評価を
その信頼度(この信頼度は具体的には、選択したテーマ
と評価点の妥当性にもとづいて決定される)に応じた重
みで加重平均した評価がガイド情報としてユーザに提供
され、これによって、ユーザに対してその検索要求に合
致するページを効率よく検索できるような手がかりを提
供することが可能なガイド情報提供装置が得られるとい
う効果を奏する。
【0163】また、請求項3に記載の発明は、前記請求
項1または請求項2に記載の発明において、さらに、前
記ユーザの評価に対する貢献度を算出する第4の算出手
段を備え、前記第3の算出手段は、前記第2の算出手段
により算出された信頼度および/または前記第4の算出
手段により算出された貢献度にもとづいて、前記ユーザ
による前記ガイド対象ページに対する評価の重みを算出
するので、個々のページにつき、個々のユーザによる評
価をその信頼度および/または貢献度に応じた重みで加
重平均した評価がガイド情報としてユーザに提供され、
これによって、ユーザに対してその検索要求に合致する
ページを効率よく検索できるような手がかりを提供する
ことが可能なガイド情報提供装置が得られるという効果
を奏する。
【0164】また、請求項4に記載の発明は、ユーザが
指定したガイド対象ページの評価に関する情報を当該ユ
ーザに提供するガイド情報提供方法において、前記ユー
ザによる前記ガイド対象ページに対する評価の妥当性
を、当該ユーザ以外の他のユーザによる当該ページに対
する評価にもとづいて算出する第1の算出工程と、前記
第1の算出工程で算出された妥当性にもとづいて前記ユ
ーザの信頼度を算出する第2の算出工程と、前記第2の
算出工程で算出された信頼度にもとづいて前記ユーザに
よる前記ガイド対象ページに対する評価の重みを算出す
る第3の算出工程と、前記ユーザによる前記ガイド対象
ページに対する評価を当該ページに対する従来の評価に
前記第3の算出工程で算出された重みで加算することに
より、当該ページの評価に関する情報を更新する更新工
程と、を含んだので、個々のページにつき、個々のユー
ザによる評価をその信頼度に応じた重みで加重平均した
評価がガイド情報としてユーザに提供され、これによっ
て、ユーザに対してその検索要求に合致するページを効
率よく検索できるような手がかりを提供することが可能
なガイド情報提供方法が得られるという効果を奏する。
【0165】また、請求項5に記載の発明によれば、前
記請求項4に記載された方法をコンピュータに実行させ
ることが可能なプログラムが得られるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるガイド情報提供
装置を含む、ガイド情報提供システムの構成を示す説明
図である。
【図2】この発明の実施の形態1によるガイド情報提供
装置(Webサーバ102)のハードウェア構成を示す
説明図である。
【図3】この発明の実施の形態1によるガイド情報提供
装置(Webサーバ102)の機能的構成を示す説明図
である。
【図4】この発明の実施の形態1によるガイド情報提供
システムにおける、ガイド情報の提供の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】クライアント100におけるサービス提供ペー
ジの表示の一例を示す説明図である。
【図6】クライアント100におけるガイド対象ページ
およびそのガイドページ(投票情報)の表示の一例を示
す説明図である。
【図7】ガイド対象ページで選択可能なテーマのリスト
の一例を示す説明図である。
【図8】クライアント100におけるガイド対象ページ
およびそのガイドページ(キーワード情報)の表示の一
例を示す説明図である。
【図9】クライアント100におけるガイド対象ページ
およびそのガイドページ(キーワード情報)の表示の他
の一例を示す説明図である。
【図10】クライアント100におけるガイド対象ペー
ジおよびそのガイドページ(リンク情報)の表示の一例
を示す説明図である。
【図11】クライアント100におけるガイド対象ペー
ジおよびそのガイドページ(類似ページ情報)の表示の
一例を示す説明図である。
【図12】この発明の実施の形態2によるガイド情報提
供装置(Webサーバ102)の機能的構成を示す説明
図である。
【図13】この発明の実施の形態2によるガイド情報提
供システムにおける、ユーザの信頼度に配慮したWeb
ページの評価とユーザの評価の手順を示すフローチャー
トである。
【図14】クライアント100における各ユーザの評価
の表示の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
200 バスまたはケーブル 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 HDD 205 HD 206 FDD 207 FD 208 ディスプレイ 209 ネットワークインターフェース 210 通信回線 211 キーボード 212 マウス 213 CD−ROM 214 CD−ROMドライブ 300a,1200a 送受信部 300b,1200b 表示部 300c,1200c 入力部 301a,1201a 送受信部 301b,1201b ファイル記憶部 302a,1202a 送受信部 302b,1202b ファイル記憶部 302c,1202c ガイドページ作成部 302d,1202d ガイド情報記憶部 302e,1202e ガイド情報更新部 302f,1202f キーワード検索部 302g,1202g 類似ページ検索部 1202h 評価者評価部 1202h−1 選択テーマ妥当度算出部 1202h−2 評価点妥当度算出部 1202h−3 信頼度算出部 1202i 評価者評価記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 504 G06F 17/60 504

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが指定したガイド対象ページの評
    価に関する情報を当該ユーザに提供するガイド情報提供
    装置において、 前記ユーザによる前記ガイド対象ページに対する評価の
    妥当性を、当該ユーザ以外の他のユーザによる当該ペー
    ジに対する評価にもとづいて算出する第1の算出手段
    と、 前記第1の算出手段により算出された妥当性にもとづい
    て前記ユーザの信頼度を算出する第2の算出手段と、 前記第2の算出手段により算出された信頼度にもとづい
    て前記ユーザによる前記ガイド対象ページに対する評価
    の重みを算出する第3の算出手段と、 前記ユーザによる前記ガイド対象ページに対する評価を
    当該ページに対する従来の評価に前記第3の算出手段に
    より算出された重みで加算することにより、当該ページ
    の評価に関する情報を更新する更新手段と、 を備えたことを特徴とするガイド情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の算出手段は、前記ユーザによ
    る前記ガイド対象ページに対する評価の妥当性を、前記
    他のユーザが当該ページについてどのテーマおよびどの
    評価点を選択したかにもとづいて算出することを特徴と
    する前記請求項1に記載のガイド情報提供装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記ユーザの評価に対する貢献
    度を算出する第4の算出手段を備え、 前記第3の算出手段は、前記第2の算出手段により算出
    された信頼度および/または前記第4の算出手段により
    算出された貢献度にもとづいて、前記ユーザによる前記
    ガイド対象ページに対する評価の重みを算出することを
    特徴とする前記請求項1または請求項2に記載のガイド
    情報提供装置。
  4. 【請求項4】 ユーザが指定したガイド対象ページの評
    価に関する情報を当該ユーザに提供するガイド情報提供
    方法において、 前記ユーザによる前記ガイド対象ページに対する評価の
    妥当性を、当該ユーザ以外の他のユーザによる当該ペー
    ジに対する評価にもとづいて算出する第1の算出工程
    と、 前記第1の算出工程で算出された妥当性にもとづいて前
    記ユーザの信頼度を算出する第2の算出工程と、 前記第2の算出工程で算出された信頼度にもとづいて前
    記ユーザによる前記ガイド対象ページに対する評価の重
    みを算出する第3の算出工程と、 前記ユーザによる前記ガイド対象ページに対する評価を
    当該ページに対する従来の評価に前記第3の算出工程で
    算出された重みで加算することにより、当該ページの評
    価に関する情報を更新する更新工程と、 を含んだことを特徴とするガイド情報提供方法。
  5. 【請求項5】 前記請求項4に記載された方法をコンピ
    ュータに実行させるプログラム。
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