JP2000054860A - 自動走行制御装置及びペダル反力調整器並びに記録媒体 - Google Patents

自動走行制御装置及びペダル反力調整器並びに記録媒体

Info

Publication number
JP2000054860A
JP2000054860A JP22586298A JP22586298A JP2000054860A JP 2000054860 A JP2000054860 A JP 2000054860A JP 22586298 A JP22586298 A JP 22586298A JP 22586298 A JP22586298 A JP 22586298A JP 2000054860 A JP2000054860 A JP 2000054860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic
control device
accelerator pedal
reaction force
pedal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22586298A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Teramura
英司 寺村
Takeshi Matsui
松井  武
Keiji Matsuoka
圭司 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP22586298A priority Critical patent/JP2000054860A/ja
Publication of JP2000054860A publication Critical patent/JP2000054860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動走行制御を行う場合でも、ペダル操作を
速やかに行うことができるとともに、ペダル操作の負担
を軽減すること。 【解決手段】 S200にて、クルーズコントロールスイッ
チ22がオンの状態か否かを判定する。S210では、アク
セルペダル反力調整器30をオンにする。S220では、ア
クセルポジションセンサ27の信号に基づいて、アクセ
ル開度SAが、大きな値の第1基準値SA1を上回るか
否かを判定する。S230では、アクセルペダル31が、単
にアクセルペダル31に足を載置した状態から更に踏み
込まれた加速意志のある状態であると判断して、オーバ
ーライド判定に基づく制御を行う。S240では、アクセル
開度SAが、小さな値の第2基準値SA2を下回るか否
かを判定する。S250では、アクセルペダル31から足が
離された状態と判断して、減速意志判定に基づく制御を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車間距離制
御や定速走行制御等に適用できる自動走行制御装置、及
びこの自動走行制御装置に利用できるペダル反力調整
器、並びにこの自動走行制御装置をコンピュータシステ
ムにて実現するプログラム等を記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、運転者の操作によらずに車両
の自動走行を行う自動走行制御装置として、例えば自車
と前方を走行する先行車との位置関係に基づいて、先行
車との間で適切な車間距離を維持するために、エンジン
の出力等を調整する車間距離制御(車間クルーズ制御)
を行なう装置が知られている。
【0003】また、これとは別に、運転者により設定さ
れた車速に基づいて、車両を定速で走行させる定速走行
制御(定速クルーズ制御)を行なう装置が知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の技術では、次に示す様な課題がある。自動走行制御
装置を搭載しない旧来の車両の場合には、通常、走行時
にはアクセルペダルに足を置いているので、制動時に
は、足をアクセルペダルからブレーキペダルに移動させ
るだけでよく、ペダル位置が把握し易い。即ち、制動時
には、足を隣のペダルに移動させればよく、ペダル操作
が容易である。
【0005】これに対して、従来の自動走行制御装置で
は、自動で先行車に追尾していく間、加減速のためのア
クセルペダル操作やブレーキペダル操作が不要になり、
これらを操作していた右足を床に置くことができるとい
う利点がある。しかし、先行車の急な減速により、運転
者のブレーキ操作が必要になった場合には、足を床から
ブレーキペダルに移動させなければならない。
【0006】つまり、従来の自動走行制御装置では、右
足を床におけるという利点があるものの、制動時には、
右足を床からブレーキペダルに移動させる必要があるの
で、同じ前位置に存在するアクセルペダルとブレーキペ
ダルとを区別して間違いなく踏むために、細心の注意が
必要になる。
【0007】また、この右足の床から各ペダルへの動作
のために、右足の移動に要する時間が若干長くなるた
め、車間クルーズの場合には追従距離も長めに設定する
必要があり、追従距離に関する運転者の選択範囲が限定
されてしまう。更に、運転者によるブレーキペダル操作
の必要性の曖昧な局面では、上述した右足の移動時間を
考慮して、予め右足を床から離して、ブレーキペダルを
踏む直前で止めた待機状態となる場合があるが、その様
なときには、右足の疲労が増してしまうという問題があ
る。
【0008】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、自動走行制
御を行う場合でも、ペダル操作を速やかに行うことがで
きるとともに、ペダル操作の負担を軽減することができ
る自動走行制御装置及びペダル反力調整器並びに記録媒
体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】(1)請
求項1の発明は、車両の乗員による操作なしで、自動で
走行が可能な自動走行制御を行う自動走行制御装置にお
いて、前記自動走行を可能とする自動走行設定手段(例
えば駆動力や制動力を調節する各種の手段)と、前記自
動走行設定手段にて自動走行が実行されている場合に、
アクセルペダルの反力を増加させるアクセルペダル反力
調整手段(例えばアクセルペダル反力調整器)と、を備
えたことを特徴とする自動走行制御装置を要旨とする。
【0010】本発明では、自動走行設定手段にて自動走
行が実行されている場合に、アクセルペダル反力調整手
段によりアクセルペダルの反力を増加させる。これによ
り、自動走行中に、アクセルペダルに足を載せただけの
状態(足を休ませる状態)とした場合には、反力により
アクセルペダルを保持して、加速状態とならない様に保
つことができる。よって、自動走行中に、アクセルペダ
ルに足を載せておくことができるので、何等かの原因で
制動動作や加速動作が必要となった場合には、速やかに
且つ確実にペダル操作を行なうことができる。
【0011】具体的には、足を隣のブレーキペダルに移
動させて踏み込むだけで、制動動作を開始することがで
き、一方、加速の場合は、そのままアクセルペダル上の
足を踏み込めば、加速動作を開始することができる。ま
た、自動走行を伴わない通常の運転時には、運転者はブ
レーキ操作を必要とする局面以外では、アクセルペダル
に足を置いて、このアクセルペダルの位置調整により、
車両を加減速させている。従って、本発明の様に、アク
セルペダルに反力調整手段を設けることにより、前記通
常の運転時と同様に、ブレーキ操作を必要とする局面以
外では、アクセルペダルに足を置くことになり、違和感
なく自動走行を行うことができる。
【0012】(2)請求項2の発明は、前記アクセルペ
ダル反力調整手段は、前記自動走行の際に、前記アクセ
ルペダルの所定の踏込保持位置にて、該アクセルペダル
に対して反力を付与可能なように設定されることを特徴
とする前記請求項1に記載の自動走行制御装置を要旨と
する。
【0013】本発明は、自動走行の際のアクセルペダル
反力調整手段の動作を例示している。ここでは、自動走
行の際に、例えばアクセルペダル反力調整器のアクセル
ペダルストッパがアクセルペダル側に突出する。従っ
て、アクセルペダルに単に足が載置されて、アクセルペ
ダルが所定の踏込保持位置に移動した場合には、アクセ
ルペダルは例えばアクセルペダルストッパから反力を受
けて、それ以上アクセルペダルが踏み込まれない状態と
なる。
【0014】(3)請求項3の発明は、前記アクセルペ
ダル反力調整手段は、前記自動走行の際に、前記アクセ
ルペダルの踏込保持位置から乗員の意志により加速でき
るように、前記アクセルペダルの踏み増し可能に反力が
設定されていることを特徴とする前記請求項2に記載の
自動走行制御装置を要旨とする。
【0015】本発明は、自動走行の際のアクセルペダル
反力調整手段の動作を例示している。ここでは、自動走
行の際に、アクセルペダルに単に足を載置した状態から
更に踏み込むことが可能な様に反力が設定されている。
従って、加速したい場合には、そのままアクセルペダル
を踏み込んでゆけば、加速動作を開始することができ
る。
【0016】(4)請求項4の発明は、前記アクセルペ
ダルの踏込保持位置は、前記乗員の足が置かれた時の荷
重を支えるための反力が得られ、且つスロットルが開か
ない範囲で設定されていることを特徴とする前記請求項
2又は3に記載の自動走行制御装置を要旨とする。
【0017】本発明は、アクセルペダルの踏込保持位置
を例示したものである。本発明では、アクセルペダルの
踏込保持位置は、乗員の足が置かれた時の荷重を支える
ための反力が得られ、且つスロットルが開かない範囲で
設定されているので、単に足をアクセルペダルに載置し
ただけでは、加速動作は開始されない。
【0018】(5)請求項5の発明は、前記アクセルペ
ダルの踏込状態を検知する踏込状態検知手段と、前記踏
込状態検知手段により検知した踏込状態に応じて、前記
自動走行制御の制御モードを変更する制御モード変更手
段と、を備えたことを特徴とする前記請求項1〜4のい
ずれかに記載の自動走行制御装置を要旨とする。
【0019】本発明では、アクセルペダルの踏込状態に
応じて、自動走行制御の制御モードを変更している。例
えば、アクセルペダルに足が載置された状態から足が離
された状態に変化した場合には、その変化により、例え
ば減速意志があると判断し、それに対応した制御(例え
ば加速を禁止する制御等)を行なうことができる。従っ
て、より運転者の意志に沿った精度のよい制御を行なう
ことができる。
【0020】尚、アクセルペダルの踏込状態としては、
例えば踏力センサにより検出されたアクセルペダルの踏
力や、例えばストロークセンサにより検出されたアクセ
ルペダルの踏込量(ペダルストローク)を採用できる。 (6)請求項6の発明は、前記制御モード変更手段は、
前記踏込状態検知手段により検知された前記アクセルペ
ダルの踏み込みを示す値がゼロ近傍になった時に、前記
車速を減少させる制御モードに変更することを特徴とす
る前記請求項5に記載の自動走行制御装置を要旨とす
る。
【0021】本発明では、制御モードの変更状態を例示
している。ここでは、アクセルペダルの踏み込みを示す
値(踏力又はペダルストローク)がゼロ近傍になった時
に、減速意志があると判断して、車速を減少させる制御
モードに変更する。 (7)請求項7の発明は、前記制御モード変更手段は、
前記踏込状態検知手段により検知された前記アクセルペ
ダルの踏み込みを示す値がゼロ近傍になった時に、前記
車速を維持する制御モードに変更することを特徴とする
前記請求項5に記載の自動走行制御装置を要旨とする。
【0022】本発明では、制御モードの変更状態を例示
している。ここでは、アクセルペダルの踏み込みを示す
値(踏力又はペダルストローク)がゼロ近傍になった時
に、減速意志があると判断して、(少なくとも加速を行
わず)車速を維持する制御モードに変更する。
【0023】(8)請求項8の発明は、前記制御モード
変更手段は、前記踏込状態検知手段により検知された前
記アクセルペダルの踏み込みを示す値がゼロ近傍になっ
た時に、前記自動走行を中止させる制御モードに変更す
ることを特徴とする前記請求項5に記載の自動走行制御
装置を要旨とする。
【0024】本発明では、制御モードの変更状態を例示
している。ここでは、アクセルペダルの踏み込みを示す
値(踏力又はペダルストローク)がゼロ近傍になった時
に、減速意志があると判断して、(少なくとも加速を含
む様な)自動走行を中止させる制御モードに変更する。
【0025】(9)請求項9の発明は、前記アクセルペ
ダル反力調整手段を機能させるか否かを、乗員が選択で
きる選択手段を有することを特徴とする前記請求項1〜
8のいずれかに記載の自動走行制御装置を要旨とする。
【0026】本発明では、アクセルペダル反力調整手段
を機能させるか否かを、乗員が選択することができる。
従って、所望のペダル操作のフィーリングを選択して実
現することができる。 (10)請求項10の発明は、車両の乗員による操作な
しで、自動で走行が可能な自動走行制御を行う自動走行
制御装置において、前記自動走行を可能とする自動走行
設定手段と、前記自動走行設定手段にて自動走行が実行
されている場合に、ブレーキペダルの反力を増加させる
ブレーキペダル反力調整手段と、を備えたことを特徴と
する自動走行制御装置を要旨とする。
【0027】本発明におけるブレーキペダル反力調整手
段とは、自動走行の際にペダルに反力を付与する点で、
前記アクセル反力調整手段と基本的に同じである。従っ
て、自動走行中に、ブレーキペダルに足を載せただけの
状態とした場合には、反力によりブレーキペダルを保持
して、制動状態とならない様に保つことができる。つま
り、自動走行中に、ブレーキペダルに足を載せておくこ
とができるので、何等かの原因で制動動作や加速動作が
必要となった場合には、速やかに且つ確実にペダル操作
を行なうことができる。
【0028】具体的には、足を隣のアクセルペダルに移
動させて踏み込むだけで、加速動作を開始することがで
き、一方、減速の場合は、そのままブレーキペダル上の
足を踏み込めば、制動動作を開始することができる。 (11)請求項11の発明は、前記ブレーキペダル反力
調整手段は、前記自動走行の際に、前記ブレーキペダル
の所定の踏込保持位置にて、該ブレーキペダルに対して
反力を付与可能なように設定されることを特徴とする前
記請求項10に記載の自動走行制御装置を要旨とする。
【0029】本発明は、自動走行の際のブレーキペダル
反力調整手段の動作を例示している。ここでは、自動走
行の際に、例えばブレーキペダル反力調整器のブレーキ
ペダルストッパがブレーキペダル側に突出する。従っ
て、ブレーキペダルに単に足が載置されて、ブレーキペ
ダルが所定の踏込保持位置に移動した場合には、ブレー
キペダルは例えばブレーキペダルストッパから反力を受
けて、それ以上ブレーキペダルが踏み込まれない状態と
なる。
【0030】(12)請求項12の発明は、前記ブレー
キペダル反力調整手段は、前記自動走行の際に、前記ブ
レーキペダルの踏込保持位置から乗員の意志により減速
できるように、前記ブレーキペダルの踏み増し可能に反
力が設定されていることを特徴とする前記請求項10又
は11に記載の自動走行制御装置を要旨とする。
【0031】本発明は、自動走行の際のブレーキペダル
反力調整手段の動作を例示している。ここでは、自動走
行の際に、ブレーキペダルに単に足を載置した状態から
更に踏み込むことが可能な様に反力が設定されている。
従って、減速したい場合には、そのままブレーキペダル
を踏み込んでゆけば、制動を開始することができる。
【0032】(13)請求項13の発明は、前記ブレー
キペダルの踏込保持位置は、前記乗員の足が置かれた時
の荷重を支えるための反力が得られ、且つマスタシリン
ダ圧力が所定量増圧して車両が減速しない範囲で設定さ
れていることを特徴とする前記請求項11又は12に記
載の自動走行制御装置を要旨とする。
【0033】本発明は、ブレーキペダルの踏込保持位置
を例示したものである。本発明では、ブレーキペダルの
踏込保持位置は、乗員の足が置かれた時の荷重を支える
ための反力が得られ、且つ制動動作が開始されない範囲
で設定されているので、単に足をブレーキペダルに載置
しただけでは、制動動作は開始されない。
【0034】(14)請求項14の発明は、前記ブレー
キペダルの踏込保持位置は、前記乗員の足が置かれた時
の荷重を支えるための反力が得られ、且つブレーキラン
プが点灯しない範囲で設定されていることを特徴とする
前記請求項11又は12に記載の自動走行制御装置を要
旨とする。
【0035】本発明は、ブレーキペダルの踏込保持位置
を例示したものである。本発明では、ブレーキペダルの
踏込保持位置は、乗員の足が置かれた時の荷重を支える
ための反力が得られ、且つブレーキランプが点灯しない
範囲で設定されているので、単に足をブレーキペダルに
載置しただけでは、ブレーキランプは点灯しない。
【0036】(15)請求項15の発明は、前記ブレー
キペダルの踏込状態を検知する踏込状態検知手段と、前
記踏込状態検知手段により検知した踏込状態に応じて、
前記自動走行制御の制御モードを変更する制御モード変
更手段と、を備えたことを特徴とする前記請求項10〜
14のいずれかに記載の自動走行制御装置を要旨とす
る。
【0037】本発明では、ブレーキペダルの踏込状態に
応じて、自動走行制御の制御モードを変更している。例
えば、ブレーキペダルに足が載置された状態から足が離
された状態に変化した場合には、その変化により、例え
ば加速意志があると判断し、それに対応した制御(例え
ば減速を禁止する制御等)を行なうことができる。従っ
て、より運転者の意志に沿った精度のよい制御を行なう
ことができる。
【0038】尚、ブレーキペダルの踏込状態としては、
例えば踏力センサにより検出されたブレーキペダルの踏
力や、例えばストロークセンサにより検出されたブレー
キペダルの踏込量(ペダルストローク)を採用できる。 (16)請求項16の発明は、前記制御モード変更手段
は、前記踏込状態検知手段により検知した前記ブレーキ
ペダルの踏み込みを示す値がゼロ近傍になった時に、前
記車速の低減を禁止する制御モードに変更することを特
徴とする前記請求項15に記載の自動走行制御装置を要
旨とする。
【0039】本発明では、制御モードの変更状態を例示
している。ここでは、ブレーキペダルの踏み込みを示す
値(踏力又はペダルストローク)がゼロ近傍になった時
に、加速意志があると判断して、車速を低減を禁止する
制御モードに変更する。 (17)請求項17の発明は、前記制御モード変更手段
は、前記踏込状態検知手段により検知した前記ブレーキ
ペダルの踏み込みを示す値がゼロ近傍になった時に、前
記車速を維持する制御モードに変更することを特徴とす
る前記請求項15に記載の自動走行制御装置を要旨とす
るを要旨とする。
【0040】本発明では、制御モードの変更状態を例示
している。ここでは、ブレーキペダルの踏み込みを示す
値(踏力又はペダルストローク)がゼロ近傍になった時
に、加速意志があると判断して、(少なくとも減速を行
わず)車速を維持する制御モードに変更する。
【0041】(18)請求項18の発明は、前記制御モ
ード変更手段は、前記踏込状態検知手段により検知した
前記ブレーキペダルの踏み込みを示す値がゼロ近傍にな
った時に、前記自動走行を中止させる制御モードに変更
することを特徴とする前記請求項15に記載の自動走行
制御装置を要旨とする。
【0042】本発明では、制御モードの変更状態を例示
している。ここでは、ブレーキペダルの踏み込みを示す
値(踏力又はペダルストローク)がゼロ近傍になった時
に、加速意志があると判断して、(少なくとも減速を含
む様な)自動走行を中止させる制御モードに変更する。
【0043】(19)請求項19の発明は、前記ブレー
キペダル反力調整手段を機能させるか否かを、乗員が選
択できる選択手段を有することを特徴とする前記請求項
10〜18のいずれかに記載の自動走行制御装置を要旨
とする。
【0044】本発明では、ブレーキペダル反力調整手段
を機能させるか否かを、乗員が選択することができる。
従って、所望のペダル操作のフィーリングを選択して実
現することができる。 (20)請求項20の発明は、前記車両走行制御装置
は、自車両と先行車両との位置関係に基づいて、該位置
関係を目標値に制御するために、加速手段及び/又は減
速手段を調節することを特徴とする前記請求項1〜19
のいずれかに記載の自動走行制御装置を要旨とする。
【0045】本発明は、車両走行制御装置の自動走行制
御を例示したものである。ここでは、自車両と先行車両
との位置関係に基づいて、該位置関係を目標値に制御す
るために、加速手段及び/又は減速手段を調節する制
御、いわゆる車間距離制御(車間クルーズ制御)が示さ
れている。
【0046】尚、加速手段としては、例えばスロットル
開度を(開く方向に)調整するスロットルアクチュエー
タが挙げられる。また、減速手段としては、バキューム
ブースタをオンにしてブレーキ油圧を上昇させる機構、
例えばトラクション制御やブレーキアシスト制御等に用
いられる油圧ポンプ及び油圧回路の電磁弁によりホイー
ルシリンダ圧を上昇させる機構、トランスミッションに
オーバードライブのシフトとなるのを禁止するオーバー
ドライブカット機構、トランスミッションに高位のシフ
トからシフトダウンさせるシフトダウン機構、内燃機関
に燃料が供給されるのを阻止するフューエルカット機
構、内燃機関の点火時期を遅らせる点火遅角機構、トル
クコンバータをロックアップ状態にするロックアップ機
構、排気の流動抵抗を増加させる排気ブレーキ機構およ
びリターダ機構の内の1つまたは2つ以上を利用した手
段が挙げられる。
【0047】(21)請求項21の発明は、前記車両走
行装置は、自車両の速度を、設定された目標値に制御す
るために、加速手段及び/又は減速手段を調節すること
を特徴とする前記請求項1〜19のいずれかに記載の自
動走行制御装置を要旨とする。
【0048】本発明は、車両走行制御装置の自動走行制
御を例示したものである。ここでは、自車両の速度を、
設定された目標値に制御するために、加速手段及び/又
は減速手段を調節する制御、いわゆる定速走行制御(定
速クルーズ制御)が示されている。
【0049】尚、加速手段及び減速手段については、前
記請求項20と同様である。 (22)請求項22の発明は、前記自動走行制御を行う
車両が、アクセルペダルの動作を機械的にスロットルに
伝達する機構を有する車両であることを特徴とする前記
請求項1〜21のいずれかに記載の自動走行制御装置を
要旨とする。
【0050】本発明は、スロットルを駆動する機構を例
示している。ここでは、アクセルペダルの動作をメカ的
にスロットルにリンクさせた機構を示している。つま
り、各ペダルの反力を調節する反力調節手段は、メカ的
なスロットルを備えた車両に適用できる。
【0051】(23)請求項23の発明は、前記自動走
行制御を行う車両が、アクセルペダルの動作に対応した
電気的信号によりスロットルを駆動する電子スロットル
を備えた車両であることを特徴とする前記請求項1〜2
1のいずれかに記載の自動走行制御装置を要旨とする。
【0052】本発明は、スロットルを駆動する機構を例
示している。ここでは、アクセルペダルの動作を電気的
な信号として取り出し、この信号に基づいてスロットル
を駆動する、いわゆる電子スロットルの機構を示してい
る。つまり、各ペダルの反力を調節する反力調節手段
は、電子スロットルを備えた車両にも適用できる。
【0053】(24)請求項24の発明は、アクセルペ
ダルの動作に対応した電気的信号によりスロットルを駆
動する電子スロットルを備えた車両に対して自動走行制
御を行う自動走行制御装置において、自動走行を可能と
する自動走行設定手段と、前記自動走行設定手段による
自動走行の実行と中止の場合に応じて、アクセルペダル
のストロークに対応した電子スロットルの作動状態を変
更する変更手段と、を備えたことを特徴とする自動走行
制御装置を要旨とする。
【0054】本発明は、電子スロットルの場合に、アク
セルペダル反力調整手段を備えないものである。つま
り、アクセルペダル反力調整手段を用いない場合には、
自動走行の実行と中止の場合に応じて、アクセルペダル
のストロークに対応した電子スロットルの作動状態を変
更することにより、前記請求項1の発明と同様に、アク
セルペダルに単に足を載置した状態とすることができ、
ペダル操作の迅速性と確実性を実現することができる。
【0055】つまり、アクセルペダルに足が載置される
と、それにより僅かにアクセルペダルが踏み込まれた状
態となるが、自動走行の際には、この僅かな踏込状態
を、(加速を行わず足を休ませる)踏込保持状態と見な
すことにより、加速動作を行わないものである。一方、
通常の走行の場合には、僅かなアクセルペダルの踏み込
みであっても(但し通常のペダルの遊びは除く)、その
踏込量に応じた加速動作を行なう。
【0056】(25)請求項25の発明は、前記自動走
行の実行の場合には、前記電子スロットルの作動状態
を、前記自動走行の中止の場合に比べて、開動作の抑制
方向に制御することを特徴とする前記請求項24に記載
の自動走行制御装置を要旨とする。
【0057】本発明は、前記請求項24の発明を例示し
たものである。ここでは、自動走行の実行の場合には、
電子スロットルの作動状態を、自動走行の中止の場合に
比べて、開動作の抑制方向に制御する。従って、単にア
クセルペダルに足が載置されただけでは、加速動作が行
われず、更にアクセルペダルが踏み込まれて始めて、加
速動作が開始される。
【0058】(26)請求項26の発明は、前記請求項
1〜23のいずれか記載の自動走行制御装置に使用され
るペダル反力調整器であって、前記自動走行の際に、ペ
ダルの踏込方向と反対方向からペダル側に突出し、ペダ
ルの踏み込みの際に当接してペダルに反力を付与する機
構を備えたことを特徴とするペダル反力調整器を要旨と
する。
【0059】本発明は、ペダル反力調整器を例示したも
のである。この構成により、自動走行の際には、アクセ
ルペダルやブレーキペダルに対して反力を付与すること
ができる。 (27)請求項27の発明は、前記請求項1〜25のい
ずれか記載の自動走行制御装置の機能を実現するための
手段を記録したことを特徴とする記録媒体を要旨とす
る。
【0060】本発明は、自動走行制御装置の機能を実現
するための手段(例えばプログラム)を記録した記録媒
体を示している。つまり、上述した様な自動走行制御装
置をコンピュータシステムにて実現する機能は、例え
ば、コンピュータシステム側で起動するプログラムとし
て備えることができる。このようなプログラムの場合、
例えば、フロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステ
ムにロードして起動することにより用いることができ
る。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体として前記プログラムを記録
しておき、このROMあるいはバックアップRAMをコ
ンピュータシステムに組み込んで用いても良い。
【0061】
【発明の実施の形態】次に、本発明の自動走行制御装置
及びペダル反力調整器並びに記録媒体の実施の形態の例
(実施例)について、図面に基づいて説明する。 (実施例1) a)まず、実施例1の自動走行制御装置及びその周辺装
置のハード構成について説明する。
【0062】本実施例1の自動走行制御装置は、自動走
行制御として、車間制御(車間クルーズ制御)を行なう
ことができるものである。また、この自動走行制御装置
が搭載される車両は、アクセルペダルの動作を電気的信
号に代えてスロットルを駆動するいわゆる電子スロット
ルを備えたものである。
【0063】図1は、車間制御装置2(以下、「車間制
御ECU」と称する。)、レーザレーダセンサ3、ブレ
ーキ電子制御装置4(以下、「ブレーキECU」と称す
る。)、およびエンジン電子制御装置6(以下、「エン
ジンECU」と称する。)を中心に示す、自動車に搭載
されている各種制御回路の概略構成を表すブロック図で
ある。
【0064】図1に示す様に、車間制御ECU2は、マ
イクロコンピュータを中心として構成されている電子回
路であり、現車速(Vn)信号、操舵角信号、ヨーレー
ト信号、目標車間時間信号、ワイパスイッチ情報、アイ
ドル制御やブレーキ制御の制御状態信号等をエンジン電
子制御装置6から受信する。そして、車間制御ECU2
は、この受信したデータに基づいて、車間制御演算等を
行なう。
【0065】レーザレーダセンサ3は、レーザによるス
キャニング測距器とマイクロコンピュータとを中心とし
て構成されている電子回路であり、スキャニング測距器
にて検出した先行車の角度や相対速度等、および車間制
御ECU2から受信する現車速(Vn)信号、カーブ曲
率半径R等に基づいて、車間制御の一部の機能として先
行車の自車線確率を演算し、相対速度等の情報も含めた
先行車情報として車間制御ECU2に送信する。また、
レーザレーダセンサ3自身のダイアグノーシス信号も車
間制御ECU2に送信する。
【0066】更に、前記車間制御ECU2は、このよう
にレーザレーダセンサ3から受信した先行車情報に含ま
れる自車線確率等に基づいて、車間制御すべき先行車を
決定し、先行車との車間距離相当量(具体的には、車間
時間である。車間距離そのものでも良い。)を適切に調
節すべく、エンジンECU6に、目標加速度信号、フュ
ーエルカット要求信号、ODカット要求信号、3速シフ
トダウン要求信号、警報要求信号、ダイアグノーシス信
号、表示データ信号等を送信している。
【0067】ブレーキECU4は、マイクロコンピュー
タを中心として構成されている電子回路であり、車両の
操舵角を検出するステアリングセンサ8、ヨーレートを
検出するヨーレートセンサ10から、操舵角やヨーレー
トを求めて、これらのデータをエンジンECU6を介し
て、車間制御ECU2に送信している。
【0068】また、ブレーキECU4は、エンジンEC
U6を介する車間制御ECU2からの警報要求信号に応
じて警報ブザー14を鳴動し、更に、エンジンECU6
を介する車間制御ECU2からのブレーキ要求信号及び
エンジンECU6からの目標加速度信号に応じて、ブレ
ーキアクチュエータ25を駆動してブレーキ力を調節す
る。
【0069】尚、ブレーキアクチュエータ25として
は、ホイールシリンダ圧を増圧可能な周知のバキューム
ブースタや、ブレーキ油圧回路の油圧ポンプ・増圧制御
弁・減圧制御弁の構成が挙げられる。エンジンECU6
は、マイクロコンピュータを中心として構成されている
電子回路であり、スロットル開度を検出するスロットル
開度センサ15、車両速度を検出する車速センサ16、
ブレーキの踏み込み有無を検出するブレーキスイッチ1
8、後述する車間制御のオン・オフを設定するクルーズ
メインスイッチ20、車間距離を設定するクルーズコン
トロールスイッチ22、アクセルペダル31の踏力を検
出するアクセルペダル踏力センサ23、アクセルペダル
の踏込量(ペダルストローク)に対応したアクセル開度
を検出するアクセルポジションセンサ27、およびその
他のセンサやスイッチ類からの検出信号、あるいはボデ
ーLAN28を介して受信するワイパースイッチ情報や
テールスイッチ情報を受信している。
【0070】更に、エンジンECU6は、ブレーキEC
U4からの操舵角信号やヨーレート信号、あるいは車間
制御ECU2からの目標加速度信号、フューエルカット
要求信号、ODカット要求信号、3速シフトダウン要求
信号、警報要求信号、ブレーキ要求信号、ダイアグノー
シス信号、表示データ信号等を受信している。
【0071】そして、エンジンECU6は、この受信し
た信号から判断する運転状態に応じて、内燃機関(ここ
では、ガソリンエンジン)のスロットル開度を調整する
スロットルアクチュエータ24、トランスミッション
(図示せず)の変速を調節するトランスミッションアク
チュエータ26、後述するアクセルペダル31の反力を
調節するアクセルペダル反力調整器30に対して駆動命
令を出力している。そして、これらのアクチュエータに
より、内燃機関の出力、ブレーキ力あるいは変速シフト
を制御することが可能となっている。
【0072】また、エンジンECU6は、必要な表示情
報を、ボデーLAN28を介して、ダッシュボードに備
えられているLCD等の表示装置(図示せず)に送信し
て表示させたり、あるいは、現車速(Vn)信号、操舵
角信号、ヨーレート信号、目標車間時間信号、ワイパス
イッチ情報信号、アイドル制御やブレーキ制御の制御状
態信号を、車間制御ECU2に送信している。
【0073】b)次に、上述した構成の車間制御ECU
2、レーザレーダセンサ3、ブレーキECU4およびエ
ンジンECU6間で行われる車間制御処理について、図
2のフローチャートに基づいて説明する。この車間制御
とは、いわゆる車間クルーズ制御であり、目標とする車
間距離を保って先行車に追従するための制御である。
【0074】まず、エンジンECU6にて、クルーズメ
インスイッチ20がオンであるか否かを判定する(S1
00)。そして、クルーズメインスイッチ20がオンの
場合は、アクセルペダル反力調整器30の動作を制御す
るアクセルペダル反力調整処理を行い(S105)、一
方、オンでない場合は、一旦本処理を終了する。尚、ア
クセルペダル反力調整器30及びアクセルペダル反力調
整処理については、後に詳述する。
【0075】次に、クルーズコントロールスイッチ22
に設けられた目標車間距離設定スイッチ(図示せず)に
おける設定状態を読み取り、目標車間時間Tdを設定す
る(S110)。この目標車間距離設定スイッチは、運
転者により設定されるものである。
【0076】次に、レーザレーダセンサ3にて、車間制
御ECU2から与えられる推定カーブ曲率半径Rに基づ
いて先行車を決定して、その先行車との車間距離Dを測
定する(S120)。更に、レーザレーダセンサ3に
て、先行車との相対速度Vrelの測定がなされる(S
130)。
【0077】次に、エンジンECU6にて、車速センサ
16のパルス信号に基づいて、自車の現車速(自車速)
Vnの算出がなされる(S140)。次に、車間制御E
CU2にて、ステップS120とステップS140にて
測定された車間距離Dと現車速Vnとから、次式[1]
のごとく測定車間時間Tn(sec)を算出する(S1
45)。
【0078】 Tn ← D(n)×3.6/Vn … [1] ここで、D(n)の中のnは、D(n)が現在の車間距
離Dであることを表している。次に、車間制御ECU2
にて、目標加速度ATmcの算出がなされる(S15
0)。この算出は、まず、ステップS110で求められ
た目標車間時間TdとステップS145で求められた測
定車間時間Tnとから、次式[2]のごとく車間時間偏
差Tdeを求め、この車間時間偏差Tdeと、ステップ
S130にて求められた相対速度Vrelをなまし処理
して得られたVr_filter(n)とに基づいて、
図3に示す目標加速度ATmc演算マップから目標加速
度ATmcを求めることにより行われる。
【0079】 Tde(n) ← Tn(n) − Td … [2] nは上述したごとくである。次に車間制御ECU2に
て、ステップS140にて求められる現車速Vnの時間
変化から自車の実加速度ATjが算出される(S16
0)。
【0080】次に車間制御ECU2にて、ステップS1
50にて求められた目標加速度ATmcと、ステップS
160にて求められた実加速度ATjとから、次式
[3]のごとく加速度偏差ATdeltが求められる
(S170)。 ATdelt ← ATmc − ATj … [3] そして、エンジンECU6では、この加速度偏差ATd
eltに基づいて、目標スロットル開度MAが次式
[4]のごとく演算される(S175)。
【0081】 MA(n) ← MA(n−1) + G×ATdelt … [4] ここで、nは上述したごとくであり、MA(n−1)は
前回求められた目標スロットル開度MAを表し、Gは係
数(ゲイン)を表す。エンジンECU6では、この目標
スロットル開度MAに基づいて、スロットルアクチュエ
ータ24が駆動されて、ガソリンエンジンの出力を調整
する。
【0082】次に行われるフューエルカットによる減速
処理(S180)、OD(オーバードライブ)カットに
よる減速処理(S190)、シフトダウンによる減速処
理(S195)の各処理は、車間制御ECU2にて行わ
れる減速のための処理であるが、例えば特願平9−19
5918号明細書に記載されているのと同様な処理であ
り、本処理の要部でないのでその説明は省略する。
【0083】c)次に、前記アクセルペダル反力調整器
30について説明する。 まず、アクセルペダル反力調整器30の構造を、図4
に基づいて説明する。図4に示す様に、アクセルペダル
31の下端は、床の支持金具32に回動可能に取り付け
られており、その上端は、アクセルペダル31の傾動が
可能なように延長金具32に取り付けられている。延長
金具32は壁面の支持金具33に回動可能に取り付けら
れており、延長金具32の上端はアクセルワイヤ34に
接続され、アクセルワイヤ34はアクセルポジションセ
ンサ27が取り付けられた軸部36に接続されている。
【0084】アクセルペダル反力調整器30は、床から
傾斜して上昇する壁面に取り付けられ、延長金具32の
下端側に設けられた押圧部37に対向した位置に配置さ
れている。このアクセルペダル反力調整器30は、直流
モータ(図示せず)と、ウオームギヤ41と、ウオーム
ホイール42と、ボールネジ43と、反力調整部44と
から構成されている。
【0085】このうち、ボールネジ43は、ウオームホ
イール42の軸中心に配置されており、ウオームホイー
ル42の回転に伴って軸方向への移動は可能であるが、
その回動は規制されている。また、反力調整部44は、
ボールネジ43の先端に設けられており、筒状体46に
凸状のアクセルペダルストッパ47が配置され、エアダ
ンバとして構成されている。
【0086】従って、アクセルペダル反力調整器30が
オンとなり、反力調整部44がアクセルペダル31側に
突出した場合には、押圧部37によりアクセルペダルス
トッパ47が押圧されると、エアダンバによりアクセル
ペダル31に対して所定の反力を発生することができ
る。
【0087】次に、アクセルペダル反力調整器30の
基本的な動作を、図5に基づいて説明する。 ・例えば自動走行制御でない場合には、図5(a)に示
す様に、アクセルペダル反力調整器30はオフの状態に
セットされる。即ち、直流モータが正転し、ウオームギ
ヤ41の回転によりウオームホイール42が回転し、ボ
ールネジ43及び反力調整部44が壁面側に引き込まれ
る。
【0088】この動作により、アクセルペダルストッパ
47と押圧部37との間隔が広がるので、通常のアクセ
ル操作に必要なアクセルペダル31の変位量が確保され
る。 ・一方、自動走行制御の場合には、図5(b)に示す様
に、アクセルペダル反力調整器30はオンの状態にセッ
トされる。即ち、直流モータが逆転し、ウオームギヤ4
1の回転によりウオームホイール42が回転し、ボール
ネジ43及び反力調整部44が外側(アクセルペダル3
1側)に突出する。
【0089】この動作により、単に足をアクセルペダル
31に載せた場合には、従って僅かにアクセルペダル3
1を踏み込んだ状態では、押圧部37がアクセルペダル
ストッパ47に当接する。つまり、右足の自重により、
アクセルペダル31が僅かに変位するが、エアダンパの
反力により、アクセルペダル31はアクセルペダルスト
ッパ47にて保持される(踏込保持位置にて保持され
る)。
【0090】・また、アクセルペダル反力調整器30が
オンの状態で、エアダンパの反力に勝る強い踏力にてア
クセルペダル31を踏んだ場合には、図5(c)に示す
様に、アクセルペダルストッパ47が押し込まれ、加速
動作が開始される。 ・そして、アクセルペダル31の変位量(踏込量;ペダ
ルストローク)は、連結されるアクセルワイヤ3を介し
て、アクセルポジションセンサ27にて測定されるの
で、アクセルポジションセンサ27の回動に追従して、
スロットルが電気的に開閉する。
【0091】・つまり、アクセルペダル反力調整器30
がオンの状態では、アクセルポジションセンサ27の微
少回動量(従って微少ストローク)に対しては、電気的
に不感帯(図6の斜線部分)を設けており、スロットル
は開かない。そして、更にアクセルペダル31が踏み込
まれた場合には、それに応じてスロットルが開く様に設
定されている。
【0092】この状態を図6で示すが、自動走行時に
は、ブレーキペダル31を踏み込んでゆくと、不感帯の
間では、エアダンパの反力により、ペダル踏力が大きく
上昇することが分かる。 ・また、アクセルペダル反力調整器30がオンの状態で
は、アクセルペダル31から足を離した場合、僅かにア
クセルペダル31が戻るが、この変化をアクセルポジシ
ョンセンサ27によって検知することにより、アクセル
ペダル31から足を離した状態を検出することができ
る。
【0093】d)次に、前記S105のアクセルペダル
反力調整処理について、図7に基づいて説明する。本処
理は、前記S100にて、車間クルーズ制御を開始する
ためのクルーズスイッチ20がオンになっている場合に
実行される処理である。
【0094】図7のS200にて、クルーズコントロー
ルスイッチ22がオンの状態か否か、即ち車間クルーズ
制御を実施するに当り車間距離が設定されているか否か
を判定する。ここで肯定判断されるとS210に進み、
一方否定判断されると、車間クルーズ制御を実行するこ
となく、一旦本処理を終了する。
【0095】S210では、車間クルーズ制御を行うの
で、アクセルペダル反力調整器30をオンにする。具体
的には、直流モータを逆転させ、ウオームギヤ41の回
転によりウオームホイール42を回転させ、ボールネジ
43及び反力調整部44を外側(アクセルペダル31
側)に突出させる。
【0096】続くS220では、アクセルポジションセ
ンサ27の信号に基づいて、ペダルストロークを示すア
クセル開度SAが、図6に示す大きな値の第1基準値S
A1を上回るか否かを判定する。ここで肯定判断される
とS230に進み、一方否定判断されるとS240に進
む。
【0097】S230では、アクセルペダル31が、単
にアクセルペダル31に足を載置した状態から更に踏み
込まれた加速意志のある状態であると判断して(オーバ
ーライド判定)、オーバーライド判定に基づく制御を行
う。例えばスロットルを閉じる等の減速制御を禁止する
ために、減速制御フラグを0にセットし、一旦本処理を
終了する。
【0098】一方、S240では、アクセル開度SA
が、図6に示す小さな値の第2基準値SA2(<SA
1)を下回るか否かを判定する。ここで肯定判断される
とS250に進み、一方否定判断されると、単にアクセ
ルペダル31に足が載置された状態であると判断して、
車間クルーズ制御を継続するために、一旦本処理を終了
する。
【0099】S250では、アクセルペダル31から足
が離された状態と判断して(減速意志判定)、減速意志
判定に基づく制御を行う。例えば車両を減速させる減速
制御、車速を維持する車速維持制御、又は車両の自動走
行を中止させる自動走行中止制御を行い、一旦本処理を
終了する。
【0100】この様に、本実施例では、車間クルーズ制
御を行う場合には、アクセルペダル調整器30をオンし
ているので、その反力により、加速動作を実行すること
なく、アクセルペダル31に単に足を載せた状態に保つ
ことができる。そのため、従来の様に、足を床に載せた
状態で車間クルーズを行う場合と比べて、次のアクセル
動作やブレーキ動作を、速やか且つ確実に行うことがで
きる。
【0101】更に、アクセルペダル31にアクセルペダ
ル反力調整器30を設けることにより、(自動走行を伴
わない)通常の運転時と同様に、ブレーキ操作を必要と
する局面以外では、アクセルペダル31に足を置くこと
になり、違和感なく車間クルーズを行うことができると
ともに、ブレーキ操作を必要とする局面においても、ス
ムーズにブレーキ操作を行うことができる。
【0102】また、本実施例では、アクセルポジション
センサ27により、どの程度アクセルペダル31が踏み
込まれたかが分かるので、その踏込状態に応じて、制御
モードを、オーバーライド判定の場合の制御や減速意志
判定の場合の制御に切り換えることができる。それによ
り、より速やかに且つ確実に、加速や減速等を行うこと
ができる。
【0103】尚、本実施例では、クルーズメインスイッ
チ20又はクルーズコントロールスイッチ22がオフに
なった場合には、アクセルペダル反力調整器30もオフ
にセットされる。また、本実施例では、アクセルペダル
31の動作を機械的な構造よりリンクさせてスロットル
に伝達するのでなく、電気信号を利用してスロットルを
作動させるいわゆるリンクレススロットル(電子スロッ
トル)を例に挙げたが、前記機械的な構成によりスロッ
トルに動作を伝達する構成を有する車両に、本実施例の
制御を適用してもよい。 (実施例2)次に、実施例2について説明するが、前記
実施例と同様な箇所の説明は省略又は簡略化する。
【0104】本実施例の自動走行制御装置は、前記実施
例1の様に、アクセルポジションセンサの信号に基づい
て制御モードを変更するのでなく、アクセル踏力センサ
の信号に基づいて制御モードを変更する。このアクセル
踏力センサとしては、例えばアクセルペダルストッパ4
7の先端に取り付けられた荷重センサを採用できる。
【0105】次に、本実施例の要部であるアクセルペダ
ル反力調整処理について、図8のフローチャートに基づ
いて説明する。図8のS300にて、クルーズコントロ
ールスイッチ22がオンの状態か否かを判定する。ここ
で肯定判断されるとS310に進み、一方否定判断され
ると、車間クルーズ制御を行なうことなく、一旦本処理
を終了する。
【0106】S310では、車間クルーズ制御を行うの
で、アクセルペダル反力調整器30をオンにする。続く
S320では、アクセルペダル踏力センサ23の信号に
基づいて、ペダル踏力Faccelが、前記図6に示す大き
な値の第1基準踏力Fref1を上回るか否かを判定する。
ここで肯定判断されるとS330に進み、一方否定判断
されるとS340に進む。
【0107】S330では、アクセルペダル31が、単
にアクセルペダル31に足を載置した状態から更に踏み
込まれた加速意志のある状態であると判断して(オーバ
ーライド判定)、減速制御を禁止するために、減速制御
フラグを0にセットし、一旦本処理を終了する。
【0108】一方、S340では、ペダル踏力Faccel
が、前記図6に示す小さな値の第2基準踏力Fref2(<
Fref1)を下回るか否かを判定する。ここで肯定判断さ
れるとS350に進み、一方否定判断されると単にアク
セルペダル31がアクセルペダル31に載置された状態
であると判断して、車間クルーズ制御を継続するため
に、一旦本処理を終了する。
【0109】S350では、アクセルペダル31から足
が離された状態と判断して(減速意志判定)、減速意志
判定に基づく制御を行う。例えば車両を減速させる減速
制御、車速を維持する車速維持制御、又は車両の自動走
行を中止させる自動走行中止制御を行い、一旦本処理を
終了する。
【0110】本実施例では、アクセルポジションセンサ
27の信号に代えてアクセルペダル踏力センサ23の信
号を用いる以外は、前記実施例1と同様であるので、前
記実施例1と同様に、車間クルーズ制御を行う場合に、
アクセルペダル31に足を載置することができ、よっ
て、次のアクセル動作やブレーキ動作を、速やか且つ確
実に行うことができるという顕著な効果を奏する。 (実施例3)次に、実施例3について説明するが、前記
実施例と同様な箇所の説明は省略又は簡略化する。
【0111】本実施例の自動走行制御装置は、前記実施
例1,2を更に簡略化したものであり、特に制御モード
の変更を行うことなく、単に、アクセルペダル反力調整
器のオン・オフを行うのみである。次に、本実施例の要
部であるアクセルペダル反力調整処理について、図9の
フローチャートに基づいて説明する。
【0112】図9のS400にて、クルーズコントロー
ルスイッチ22がオンの状態か否かを判定する。ここで
肯定判断されるとS410に進み、一方否定判断される
と、車間クルーズ制御を行なうことなく、一旦本処理を
終了する。S410では、車間クルーズ制御を行うの
で、アクセルペダル反力調整器30をオンにし、一旦本
処理を終了する。
【0113】本実施例でも、車間クルーズ制御を行う場
合に、アクセルペダル反力調整器30をオンするので、
アクセル動作やブレーキ動作を、速やか且つ確実に行う
ことができるという顕著な効果を奏する。 (実施例4)次に、実施例4について説明するが、前記
実施例と同様な箇所の説明は省略又は簡略化する。
【0114】本実施例の自動走行制御装置は、特に電子
スロットルを備えた車両に用いられるものであり、ここ
では、アクセルペダル反力調整器を用いないで、前記実
施例1〜3と同様な効果が得られる。 a)まず、本実施例の基本的構成ついて説明する。
【0115】図10(a)に示す様に、本実施例では、
アクセルペダル反力調整器が配置されていないので、ア
クセルペダル31の動作は、アクセルワイヤ34を介し
て、そのままアクセルポジションセンサ27により、ペ
ダルストロークとして検出される。
【0116】本実施例では、通常走行時及び自動走行時
とも、図10(b)に示す様に、ペダルストロークとペ
ダル踏力との関係が設定されている。また、同図の斜線
部分が不感帯であり、この帯域ではペダルストロークが
増加しても、スロットルが開かない様に設定されてい
る。
【0117】つまり、この不感帯は、単にアクセルペダ
ル31に足を載置しただけの状態におけるペダルストロ
ークに対応して設定されている。詳しくは、通常走行時
は、ペダルストロークが第2基準値SA2を上回るとス
ロットルが開き始めるが、自動走行時では、ペダルスト
ロークが第1基準値SA1(>SA2)を上回ってから
スロットルが開き始める様に設定されている。
【0118】従って、アクセルペダル31に足を載置し
ただけでは、スロットルが開かず、そのまま車間クルー
ズ制御が継続されて、アクセルペダル31の踏込による
通常の加速状態にはならない。 b)次に、本実施例の要部である制御モード切替処理に
ついて、図11のフローチャートに基づいて説明する。
【0119】図11のS500にて、クルーズコントロ
ールスイッチ22がオンの状態か否かを判定する。ここ
で肯定判断されるとS510に進み、一方否定判断され
ると、車間クルーズ制御を行わずに、一旦本処理を終了
する。S510では、アクセルポジションセンサ27の
信号に基づいて、ペダルストロークSAが、第1基準値
SA1を上回るか否かを判定する。ここで肯定判断され
るとS520に進み、一方否定判断されるとS530に
進む。
【0120】S520では、アクセルペダル31が、単
にアクセルペダル31に足を載置した状態から更に踏み
込まれた加速意志を示す状態であると判断して(オーバ
ーライド判定)、減速制御を禁止するために、減速制御
フラグを0にセットし、一旦本処理を終了する。
【0121】一方、S530では、ペダルストロークS
Aが、第2基準値SA2(<SA1)を下回るか否かを
判定する。ここで肯定判断されるとS540に進み、一
方否定判断されると単にアクセルペダル31がアクセル
ペダル31に載置された状態であると判断して、車間ク
ルーズ制御を継続するために、一旦本処理を終了する。
【0122】S540では、アクセルペダル31から足
が離された状態と判断して(減速意志判定)、減速意志
判定に基づく制御を行う。例えば車両を減速させる減速
制御、車速を維持する車速維持制御、又は車両の自動走
行を中止させる自動走行中止制御を行い、一旦本処理を
終了する。
【0123】本実施例では、前記実施例1と同様に、車
間クルーズを行う場合に、アクセルペダル31に足を載
置することができ、よって、次のアクセル動作やブレー
キ動作を、速やか且つ確実に行うことができるという顕
著な効果を奏する。また、アクセルペダル反力調整器を
必要としないので、構成が簡易化できるという利点があ
る。 (実施例5)次に、実施例5について説明する。
【0124】本実施例は、前記実施例1〜4とは異な
り、車間クルーズ制御時に、ブレーキペダルの反力を調
節するものである。 a)本実施例のハード構成は、前記実施例1のアクセル
ペダルをブレーキペダルに置き換えた場合と同様であ
る。つまり、前記アクセルペダル反力調整器と本実施例
で使用するブレーキペダル反力調整器(図示略)は、対
象であるペダルの種類が異なるのみで、その構造及び動
作は、前記図4及び図5に示したものと同じであり、そ
の特性に関しても、前記図6と同様であるので、その詳
しい説明は省略する。
【0125】特に、ブレーキペダル反力調整器の不感帯
では、ブレーキペダルに単に足を載置しただけでは、マ
スタシリンダ圧がブレーキがかかるような圧力に増加し
ない様に設定され、且つブレーキランプも点灯しない様
に設定されている。 b)次に、本実施例のブレーキペダル反力調整処理につ
いて、図12のフローチャートに基づいて説明する。
【0126】本処理は、例えばアクセルペダル反力調整
処理に引き続いて実行することができる。図12のS6
00にて、クルーズコントロールスイッチ22がオンの
状態か否かを判定する。ここで肯定判断されるとS61
0に進み、一方否定判断されると、車間クルーズ制御を
実行することなく、一旦本処理を終了する。
【0127】S610では、車間クルーズ制御を行うの
で、ブレーキペダル反力調整器をオンにし、その先端の
図示しない反力調整部を外側(ブレーキペダル側)に突
出させる。続くS620では、アクセルポジションセン
サ27と同様なブレーキポジションセンサの信号に基づ
いて、ペダルストロークSBが、大きな値の第1基準値
SB1を上回るか否かを判定する。ここで肯定判断され
るとS630に進み、一方否定判断されるとS640に
進む。
【0128】S630では、アクセルペダル31と同様
なブレーキペダルが、単にブレーキペダルに足を載置し
た状態から更に踏み込まれた制動意志を示す状態である
と判断して(オーバーライド判定)、このオーバーライ
ド判定に基づいて制動動作を行い、一旦本処理を終了す
る。
【0129】例えばバキュームブースタをオンして、マ
スタシリンダ圧を上昇させ、ホイールシリンダ圧を上昇
させて制動を行う。または、油圧ポンプを作動させると
ともに、油圧回路の電磁弁を作動させてホイールシリン
ダ圧を増加させて、制動を行う。
【0130】一方、S640では、ペダルストロークS
Bが、小さな値の第2基準値SB2(<SB1)を下回
るか否かを判定する。ここで肯定判断されるとS650
に進み、一方否定判断されると、単に足がブレーキペダ
ルに載置された状態であると判断して、車間クルーズ制
御を継続するために、一旦本処理を終了する。
【0131】S650では、ブレーキペダル31から足
が離された状態と判断して(加速意志判定)、この加速
意志判定に基づく制御を行い、一旦本処理を終了する。
例えば車両の減速を禁止する減速禁止制御、車速を維持
する車速維持制御、又は車両の自動走行を中止させる自
動走行中止制御を行い、一旦本処理を終了する。
【0132】この様に、本実施例では、車間クルーズ制
御を行う場合には、ブレーキペダル調整器をオンしてい
るので、その反力により、制動を実行することなく、ブ
レーキペダルに足を載せた状態に保つことができる。そ
のため、従来の様に、足を床に載せた状態で車間クルー
ズ制御を行う場合と比べて、次のアクセル動作やブレー
キ動作を、速やか且つ確実に行うことができる。
【0133】また、本実施例では、ブレーキポジション
センサにより、どの程度ブレーキペダルが踏み込まれた
が分かるので、その踏込状態に応じて、制御モードを、
オーバーライド判定の場合の制御や加速意志判定の場合
の制御に切り換えることができる。それにより、一層速
やかに且つ確実に、加速や減速等の制御を行うことがで
きる。
【0134】尚、本発明は前記実施例になんら限定され
るものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々
の態様で実施しうることはいうまでもない。 (1)例えば前記実施例では、車間クルーズ制御の場合
には、自動的に、アクセルペダル反力調整器やブレーキ
ペダル反力調整器をオンしたが、これらのペダル反力調
整器の動作を実行するかどうかを、自動ではなく、運転
者によりマニュアルで選択できるようにしてもよい。
【0135】(2)また、前記実施例では、車間距離を
所定値に保つ車間クルーズ制御について述べたが、自車
両の速度を所定値に保つ定速クルーズ制御にも、本発明
は適用できる。 (3)更に、車両には、アクセルペダル反力調整器及び
ブレーキペダル反力調整器の両方を搭載してもよいが、
どちらか一方でもよい。
【0136】(4)また、前記実施例では、自動走行制
御装置について述べたが、本発明は、それらに限らず、
上述した処理を実行させる手段を記憶している記録媒体
にも適用できる。この記録媒体としては、マイクロコン
ピュータとして構成される電子制御装置、マイクロチッ
プ、フロッピィディスク、ハードディスク、光ディスク
等の各種の記録媒体が挙げられる。つまり、上述した自
動走行制御装置の処理を実行させることができる例えば
プログラム等の手段を記憶したものであれば、特に限定
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の自動走行制御装置の概略構成を表
すブロック図である。
【図2】 実施例1の自動走行制御装置が実行する車間
制御処理のフローチャートである。
【図3】 実施例1の車間制御処理において用いられる
目標加速度演算マップの説明図である。
【図4】 実施例1のアクセルペダル反力調整器及びそ
の周辺構成を示す説明図である。
【図5】 実施例1のアクセルペダルとアクセルペダル
反力調整器との関係を示す説明図である。
【図6】 実施例1のアクセルペダル反力調整器の特性
を示す説明図である。
【図7】 実施例1のアクセルペダル反力調整処理を示
すフローチャートである。
【図8】 実施例2のアクセルペダル反力調整処理を示
すフローチャートである。
【図9】 実施例3のアクセルペダル反力調整処理を示
すフローチャートである。
【図10】 実施例4の構成を示し、(a)はアクセル
ペダルの構成を示す説明図、(b)はアクセルペダルの
特性を示す説明図である。
【図11】 実施例4の制御モード切替処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】 実施例5のブレーキペダル反力調整処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
2…車間制御用電子制御装置 3…レーザレー
ダセンサ 4…ブレーキ電子制御装置 6…エンジン電
子制御装置 15…スロットル開度センサ 16…車速セン
サ 18…ブレーキスイッチ 20…クルーズ
メインスイッチ 22…クルーズコントロールスイッチ 23…アクセル
ペダル踏力センサ 24…スロットルアクチュエータ 25…ブレーキ
アクチュエータ 26…トランスミッション 27…アクセル
ポジションセンサ 30…アクセルペダル反力調整器 31…アクセル
ペダル 37…押圧部 44…反力調整
部 47…アクセルペダルストッパ
フロントページの続き (72)発明者 松岡 圭司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3D044 AA21 AA45 AC03 AC16 AC19 AC24 AC26 AC59 AD04 AE03 AE21 3D046 BB18 BB19 EE01 GG02 HH02 HH05 HH18 HH20 LL02 3G065 CA19 CA21 DA04 FA12 GA11 GA29 GA41 GA46 GA50 JA04 JA06 KA02 3G093 BA00 BA23 CB01 CB10 DA06 DB05 DB15 DB16 EA09 EC01 FA12

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の乗員による操作なしで、自動で走
    行が可能な自動走行制御を行う自動走行制御装置におい
    て、 前記自動走行を可能とする自動走行設定手段と、 前記自動走行設定手段にて自動走行が実行されている場
    合に、アクセルペダルの反力を増加させるアクセルペダ
    ル反力調整手段と、 を備えたことを特徴とする自動走行制御装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセルペダル反力調整手段は、 前記自動走行の際に、前記アクセルペダルの所定の踏込
    保持位置にて、該アクセルペダルに対して反力を付与可
    能なように設定されることを特徴とする前記請求項1に
    記載の自動走行制御装置。
  3. 【請求項3】 前記アクセルペダル反力調整手段は、 前記自動走行の際に、前記アクセルペダルの踏込保持位
    置から乗員の意志により加速できるように、前記アクセ
    ルペダルの踏み増し可能に反力が設定されていることを
    特徴とする前記請求項2に記載の自動走行制御装置。
  4. 【請求項4】 前記アクセルペダルの踏込保持位置は、 前記乗員の足が置かれた時の荷重を支えるための反力が
    得られ、且つスロットルが開かない範囲で設定されてい
    ることを特徴とする前記請求項2又は3に記載の自動走
    行制御装置。
  5. 【請求項5】 前記アクセルペダルの踏込状態を検知す
    る踏込状態検知手段と、 前記踏込状態検知手段により検知した踏込状態に応じ
    て、前記自動走行制御の制御モードを変更する制御モー
    ド変更手段と、 を備えたことを特徴とする前記請求項1〜4のいずれか
    に記載の自動走行制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御モード変更手段は、 前記踏込状態検知手段により検知された前記アクセルペ
    ダルの踏み込みを示す値がゼロ近傍になった時に、前記
    車速を減少させる制御モードに変更することを特徴とす
    る前記請求項5に記載の自動走行制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御モード変更手段は、 前記踏込状態検知手段により検知された前記アクセルペ
    ダルの踏み込みを示す値がゼロ近傍になった時に、前記
    車速を維持する制御モードに変更することを特徴とする
    前記請求項5に記載の自動走行制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御モード変更手段は、 前記踏込状態検知手段により検知された前記アクセルペ
    ダルの踏み込みを示す値がゼロ近傍になった時に、前記
    自動走行を中止させる制御モードに変更することを特徴
    とする前記請求項5に記載の自動走行制御装置。
  9. 【請求項9】 前記アクセルペダル反力調整手段を機能
    させるか否かを、乗員が選択できる選択手段を有するこ
    とを特徴とする前記請求項1〜8のいずれかに記載の自
    動走行制御装置。
  10. 【請求項10】 車両の乗員による操作なしで、自動で
    走行が可能な自動走行制御を行う自動走行制御装置にお
    いて、 前記自動走行を可能とする自動走行設定手段と、 前記自動走行設定手段にて自動走行が実行されている場
    合に、ブレーキペダルの反力を増加させるブレーキペダ
    ル反力調整手段と、 を備えたことを特徴とする自動走行制御装置。
  11. 【請求項11】 前記ブレーキペダル反力調整手段は、 前記自動走行の際に、前記ブレーキペダルの所定の踏込
    保持位置にて、該ブレーキペダルに対して反力を付与可
    能なように設定されることを特徴とする前記請求項10
    に記載の自動走行制御装置。
  12. 【請求項12】 前記ブレーキペダル反力調整手段は、 前記自動走行の際に、前記ブレーキペダルの踏込保持位
    置から乗員の意志により減速できるように、前記ブレー
    キペダルの踏み増し可能に反力が設定されていることを
    特徴とする前記請求項10又は11に記載の自動走行制
    御装置。
  13. 【請求項13】 前記ブレーキペダルの踏込保持位置
    は、 前記乗員の足が置かれた時の荷重を支えるための反力が
    得られ、且つマスタシリンダ圧力が所定量増圧して車両
    が減速しない範囲で設定されていることを特徴とする前
    記請求項11又は12に記載の自動走行制御装置。
  14. 【請求項14】 前記ブレーキペダルの踏込保持位置
    は、 前記乗員の足が置かれた時の荷重を支えるための反力が
    得られ、且つブレーキランプが点灯しない範囲で設定さ
    れていることを特徴とする前記請求項11又は12に記
    載の自動走行制御装置。
  15. 【請求項15】 前記ブレーキペダルの踏込状態を検知
    する踏込状態検知手段と、 前記踏込状態検知手段により検知した踏込状態に応じ
    て、前記自動走行制御の制御モードを変更する制御モー
    ド変更手段と、 を備えたことを特徴とする前記請求項10〜14のいず
    れかに記載の自動走行制御装置。
  16. 【請求項16】 前記制御モード変更手段は、 前記踏込状態検知手段により検知した前記ブレーキペダ
    ルの踏み込みを示す値がゼロ近傍になった時に、前記車
    速の低減を禁止する制御モードに変更することを特徴と
    する前記請求項15に記載の自動走行制御装置。
  17. 【請求項17】 前記制御モード変更手段は、 前記踏込状態検知手段により検知した前記ブレーキペダ
    ルの踏み込みを示す値がゼロ近傍になった時に、前記車
    速を維持する制御モードに変更することを特徴とする前
    記請求項15に記載の自動走行制御装置。
  18. 【請求項18】 前記制御モード変更手段は、 前記踏込状態検知手段により検知した前記ブレーキペダ
    ルの踏み込みを示す値がゼロ近傍になった時に、前記自
    動走行を中止させる制御モードに変更することを特徴と
    する前記請求項15に記載の自動走行制御装置。
  19. 【請求項19】 前記ブレーキペダル反力調整手段を機
    能させるか否かを、乗員が選択できる選択手段を有する
    ことを特徴とする前記請求項10〜18のいずれかに記
    載の自動走行制御装置。
  20. 【請求項20】 前記車両走行制御装置は、 自車両と先行車両との位置関係に基づいて、該位置関係
    を目標値に制御するために、加速手段及び/又は減速手
    段を調節することを特徴とする前記請求項1〜19のい
    ずれかに記載の自動走行制御装置。
  21. 【請求項21】 前記車両走行装置は、 自車両の速度を、設定された目標値に制御するために、
    加速手段及び/又は減速手段を調節することを特徴とす
    る前記請求項1〜19のいずれかに記載の自動走行制御
    装置。
  22. 【請求項22】 前記自動走行制御を行う車両が、アク
    セルペダルの動作を機械的にスロットルに伝達する機構
    を有する車両であることを特徴とする前記請求項1〜2
    1のいずれかに記載の自動走行制御装置。
  23. 【請求項23】 前記自動走行制御を行う車両が、アク
    セルペダルの動作に対応した電気的信号によりスロット
    ルを駆動する電子スロットルを備えた車両であることを
    特徴とする前記請求項1〜22のいずれかに記載の自動
    走行制御装置。
  24. 【請求項24】 アクセルペダルの動作に対応した電気
    的信号によりスロットルを駆動する電子スロットルを備
    えた車両に対して自動走行制御を行う自動走行制御装置
    において、 自動走行を可能とする自動走行設定手段と、 前記自動走行設定手段による自動走行の実行と中止の場
    合に応じて、アクセルペダルのストロークに対応した電
    子スロットルの作動状態を変更する変更手段と、 を備えたことを特徴とする自動走行制御装置。
  25. 【請求項25】 前記自動走行の実行の場合には、前記
    電子スロットルの作動状態を、前記自動走行の中止の場
    合に比べて、開動作の抑制方向に制御することを特徴と
    する前記請求項24に記載の自動走行制御装置。
  26. 【請求項26】 前記請求項1〜23のいずれか記載の
    自動走行制御装置に使用されるペダル反力調整器であっ
    て、 前記自動走行の際に、ペダルの踏込方向と反対方向から
    ペダル側に突出し、ペダルの踏み込みの際に当接してペ
    ダルに反力を付与する機構を備えたことを特徴とするペ
    ダル反力調整器。
  27. 【請求項27】 前記請求項1〜25のいずれか記載の
    自動走行制御装置の機能を実現するための手段を記録し
    たことを特徴とする記録媒体。
JP22586298A 1998-08-10 1998-08-10 自動走行制御装置及びペダル反力調整器並びに記録媒体 Pending JP2000054860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22586298A JP2000054860A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 自動走行制御装置及びペダル反力調整器並びに記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22586298A JP2000054860A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 自動走行制御装置及びペダル反力調整器並びに記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000054860A true JP2000054860A (ja) 2000-02-22

Family

ID=16836021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22586298A Pending JP2000054860A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 自動走行制御装置及びペダル反力調整器並びに記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000054860A (ja)

Cited By (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1253053A2 (en) * 2001-04-25 2002-10-30 Hitachi, Ltd. Pedal apparatus for vehicles and a vehicle equipped with the same
JP2004256089A (ja) * 2003-02-04 2004-09-16 Denso Corp 車載機器駆動用手動操作装置
EP1155934A3 (en) * 2000-05-15 2005-06-01 Hitachi, Ltd. Brake pedal with foot rest function and vehicle speed control on curved roads
US6917872B2 (en) 2002-06-18 2005-07-12 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
US6920385B2 (en) 2002-06-20 2005-07-19 Nissan Motor Co., Ltd. Accelerator pedal device
WO2005084992A1 (en) 2004-03-03 2005-09-15 Nissan Motor Co., Ltd. Method and system for assisting a driver of a vehicle operating a vehicle traveling on a road
JP2005315162A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Kawasaki Heavy Ind Ltd レジャービィークル
US6982647B2 (en) 2002-06-20 2006-01-03 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
US7006917B2 (en) 2002-12-06 2006-02-28 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
JP2006117188A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Toyota Motor Corp 車両制御装置
US7069146B2 (en) 2001-08-23 2006-06-27 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system
US7124010B2 (en) 2002-02-25 2006-10-17 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
JP2006281866A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Honda Motor Co Ltd 車両のブレーキペダル装置
JP2006281865A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Honda Motor Co Ltd 車両のブレーキペダル装置
US7155342B2 (en) 2003-10-23 2006-12-26 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
US7162349B2 (en) 2002-01-10 2007-01-09 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system and method with accelerator pedal reaction force control
US7167798B2 (en) 2003-06-04 2007-01-23 Nissan Motor Co., Ltd. Risk potential calculation device and driving assist system
JP2007022321A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Toyota Motor Corp 車両走行制御装置
JP2007076469A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Toyota Motor Corp 車両の制御装置
US7200481B2 (en) 2002-11-27 2007-04-03 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
US7206673B2 (en) 2003-11-20 2007-04-17 Nissan Motor Co., Ltd. Driver assisting system
JP2007099268A (ja) * 2002-06-10 2007-04-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転操作補助装置およびその装置を備えた車両
JP2007126003A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Honda Motor Co Ltd 車間距離制御装置
JP2007182224A (ja) * 2003-06-10 2007-07-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
JP2007526177A (ja) * 2004-03-04 2007-09-13 コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両の速度を制御する装置
JP2007526854A (ja) * 2004-03-04 2007-09-20 コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 直線駆動装置を有する操作駆動装置
EP1860013A2 (en) 2006-05-23 2007-11-28 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle driving assist
JP2007536166A (ja) * 2004-05-04 2007-12-13 コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ペダル特性曲線を実現する方法及び装置
US7308839B2 (en) 2002-06-20 2007-12-18 Nissan Motor Co., Ltd. Accelerator pedal device
US7395138B2 (en) 2003-08-08 2008-07-01 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
JP2008189282A (ja) * 2007-02-08 2008-08-21 Nissan Diesel Motor Co Ltd アクセルペダル構造
US7457694B2 (en) 2002-09-18 2008-11-25 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
US7560826B2 (en) 2003-11-20 2009-07-14 Nissan Motor Co., Ltd. Driver assisting system, method for assisting driver, and vehicle incorporating same
JP2010000918A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Honda Motor Co Ltd アクセルペダル反力制御装置
JP2010052522A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Honda Motor Co Ltd 走行制御装置
JP2010052468A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Honda Motor Co Ltd 自動走行解除装置
EP2196348A1 (de) * 2008-12-15 2010-06-16 Robert Bosch GmbH Fahrpedalmodul
JP2012086795A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Nissan Motor Co Ltd 車両用走行制御装置
EP2604462A1 (de) * 2011-12-12 2013-06-19 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Steuerung zum Steuern eines aktiven Fahrpedals, Fahrpedalsystem mit einer solchen Steuerung, Computerprogramm und computerlesbares Medium dafür
KR101371726B1 (ko) 2012-06-04 2014-03-07 (주)동희산업 차량용 가속페달의 스트로크 조절장치
JP2015500175A (ja) * 2011-12-12 2015-01-05 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 直流モータによって駆動されるアクチュエータを備えた触覚式アクセルペダル、及び、触覚式アクセルペダルの制御方法
KR20160072185A (ko) * 2013-10-15 2016-06-22 콘티넨탈 오토모티브 게엠베하 자동차를 동작시키는 방법 및 상기 방법을 수행하는 자동차
JP2016144967A (ja) * 2015-02-06 2016-08-12 富士重工業株式会社 車両制御装置
WO2017148813A1 (de) * 2016-03-02 2017-09-08 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Pedalsystem für ein zum zumindest teilautomatisierten fahren ausgebildetes fahrzeug
WO2018079819A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 修一 田山 車輌用アクセルペダル装置
WO2018079820A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 修一 田山 車輌用アクセルペダル装置
WO2018168124A1 (ja) * 2017-03-14 2018-09-20 オムロン株式会社 制御装置、プログラム、支援装置および支援方法
WO2019087817A1 (ja) * 2017-11-02 2019-05-09 株式会社デンソー ペダル装置
JP2019127083A (ja) * 2018-01-23 2019-08-01 トヨタ自動車株式会社 アクセルペダルの反力制御装置
US10639990B2 (en) * 2016-06-24 2020-05-05 Bentley Motors Limited Virtual footrest apparatus
CN112776599A (zh) * 2019-11-11 2021-05-11 丰田自动车株式会社 踏板反作用力控制装置
US11912126B2 (en) 2021-08-25 2024-02-27 Denso Corporation Accelerator pedal system

Cited By (75)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1155934A3 (en) * 2000-05-15 2005-06-01 Hitachi, Ltd. Brake pedal with foot rest function and vehicle speed control on curved roads
EP1253053A2 (en) * 2001-04-25 2002-10-30 Hitachi, Ltd. Pedal apparatus for vehicles and a vehicle equipped with the same
EP1253053A3 (en) * 2001-04-25 2004-01-02 Hitachi, Ltd. Pedal apparatus for vehicles and a vehicle equipped with the same
US7069146B2 (en) 2001-08-23 2006-06-27 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system
US7162349B2 (en) 2002-01-10 2007-01-09 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system and method with accelerator pedal reaction force control
US7124010B2 (en) 2002-02-25 2006-10-17 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
JP2007099268A (ja) * 2002-06-10 2007-04-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転操作補助装置およびその装置を備えた車両
JP4661758B2 (ja) * 2002-06-10 2011-03-30 日産自動車株式会社 車両用運転操作補助装置およびその装置を備えた車両
US6917872B2 (en) 2002-06-18 2005-07-12 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
US6982647B2 (en) 2002-06-20 2006-01-03 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
US6920385B2 (en) 2002-06-20 2005-07-19 Nissan Motor Co., Ltd. Accelerator pedal device
US7308839B2 (en) 2002-06-20 2007-12-18 Nissan Motor Co., Ltd. Accelerator pedal device
US7076358B2 (en) 2002-06-20 2006-07-11 Nissan Motor Co., Ltd. Accelerator pedal device
US7457694B2 (en) 2002-09-18 2008-11-25 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
CN100429683C (zh) * 2002-11-27 2008-10-29 日产自动车株式会社 车辆驾驶辅助***和计算危险可能性的方法
US7200481B2 (en) 2002-11-27 2007-04-03 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
US7006917B2 (en) 2002-12-06 2006-02-28 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
JP4552429B2 (ja) * 2003-02-04 2010-09-29 株式会社デンソー 車載機器駆動用手動操作装置
JP2004256089A (ja) * 2003-02-04 2004-09-16 Denso Corp 車載機器駆動用手動操作装置
US7167798B2 (en) 2003-06-04 2007-01-23 Nissan Motor Co., Ltd. Risk potential calculation device and driving assist system
JP2007182224A (ja) * 2003-06-10 2007-07-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
JP4706641B2 (ja) * 2003-06-10 2011-06-22 日産自動車株式会社 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
US7395138B2 (en) 2003-08-08 2008-07-01 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
US7155342B2 (en) 2003-10-23 2006-12-26 Nissan Motor Co., Ltd. Driving assist system for vehicle
US7560826B2 (en) 2003-11-20 2009-07-14 Nissan Motor Co., Ltd. Driver assisting system, method for assisting driver, and vehicle incorporating same
US7206673B2 (en) 2003-11-20 2007-04-17 Nissan Motor Co., Ltd. Driver assisting system
US7403842B2 (en) 2003-11-20 2008-07-22 Nissan Motor Co., Ltd. Driver assisting system
US7725228B2 (en) 2004-03-03 2010-05-25 Nissan Motor Co., Ltd. Method and system for assisting a driver of a vehicle operating a vehicle traveling on a road
WO2005084992A1 (en) 2004-03-03 2005-09-15 Nissan Motor Co., Ltd. Method and system for assisting a driver of a vehicle operating a vehicle traveling on a road
JP4822220B2 (ja) * 2004-03-04 2011-11-24 コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 直線駆動装置を有する操作駆動装置
JP2007526177A (ja) * 2004-03-04 2007-09-13 コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両の速度を制御する装置
JP2007526854A (ja) * 2004-03-04 2007-09-20 コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 直線駆動装置を有する操作駆動装置
JP4822221B2 (ja) * 2004-03-04 2011-11-24 コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両の速度を制御する装置
JP2005315162A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Kawasaki Heavy Ind Ltd レジャービィークル
JP2007536166A (ja) * 2004-05-04 2007-12-13 コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ペダル特性曲線を実現する方法及び装置
JP2006117188A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Toyota Motor Corp 車両制御装置
JP2006281865A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Honda Motor Co Ltd 車両のブレーキペダル装置
JP2006281866A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Honda Motor Co Ltd 車両のブレーキペダル装置
JP4608348B2 (ja) * 2005-03-31 2011-01-12 本田技研工業株式会社 車両のブレーキペダル装置
JP4573683B2 (ja) * 2005-03-31 2010-11-04 本田技研工業株式会社 車両のブレーキペダル装置
JP2007022321A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Toyota Motor Corp 車両走行制御装置
JP4706363B2 (ja) * 2005-07-15 2011-06-22 トヨタ自動車株式会社 車両走行制御装置
JP2007076469A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Toyota Motor Corp 車両の制御装置
JP4645378B2 (ja) * 2005-09-13 2011-03-09 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
JP4593442B2 (ja) * 2005-11-04 2010-12-08 本田技研工業株式会社 車間距離制御装置
JP2007126003A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Honda Motor Co Ltd 車間距離制御装置
US8442739B2 (en) 2006-05-23 2013-05-14 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle driving assist system
EP1860013A2 (en) 2006-05-23 2007-11-28 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle driving assist
JP2008189282A (ja) * 2007-02-08 2008-08-21 Nissan Diesel Motor Co Ltd アクセルペダル構造
JP2010000918A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Honda Motor Co Ltd アクセルペダル反力制御装置
JP2010052468A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Honda Motor Co Ltd 自動走行解除装置
JP2010052522A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Honda Motor Co Ltd 走行制御装置
EP2196348A1 (de) * 2008-12-15 2010-06-16 Robert Bosch GmbH Fahrpedalmodul
JP2012086795A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Nissan Motor Co Ltd 車両用走行制御装置
JP2015500175A (ja) * 2011-12-12 2015-01-05 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 直流モータによって駆動されるアクチュエータを備えた触覚式アクセルペダル、及び、触覚式アクセルペダルの制御方法
EP2604462A1 (de) * 2011-12-12 2013-06-19 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Steuerung zum Steuern eines aktiven Fahrpedals, Fahrpedalsystem mit einer solchen Steuerung, Computerprogramm und computerlesbares Medium dafür
KR101371726B1 (ko) 2012-06-04 2014-03-07 (주)동희산업 차량용 가속페달의 스트로크 조절장치
KR20160072185A (ko) * 2013-10-15 2016-06-22 콘티넨탈 오토모티브 게엠베하 자동차를 동작시키는 방법 및 상기 방법을 수행하는 자동차
JP2016536192A (ja) * 2013-10-15 2016-11-24 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングContinental Automotive GmbH 自動車を案内する方法および該方法を実施する自動車
KR102228700B1 (ko) * 2013-10-15 2021-03-16 콘티넨탈 오토모티브 게엠베하 자동차를 동작시키는 방법 및 상기 방법을 수행하는 자동차
US10059345B2 (en) 2013-10-15 2018-08-28 Continental Automotive Gmbh Method for operating a motor vehicle and motor vehicle for carrying out the method
JP2016144967A (ja) * 2015-02-06 2016-08-12 富士重工業株式会社 車両制御装置
WO2017148813A1 (de) * 2016-03-02 2017-09-08 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Pedalsystem für ein zum zumindest teilautomatisierten fahren ausgebildetes fahrzeug
US10639990B2 (en) * 2016-06-24 2020-05-05 Bentley Motors Limited Virtual footrest apparatus
WO2018079820A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 修一 田山 車輌用アクセルペダル装置
WO2018079819A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 修一 田山 車輌用アクセルペダル装置
JP2018149933A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 オムロン株式会社 制御装置、プログラム、支援装置および支援方法
WO2018168124A1 (ja) * 2017-03-14 2018-09-20 オムロン株式会社 制御装置、プログラム、支援装置および支援方法
WO2019087817A1 (ja) * 2017-11-02 2019-05-09 株式会社デンソー ペダル装置
JP2019086881A (ja) * 2017-11-02 2019-06-06 株式会社デンソー ペダル装置
CN111295630A (zh) * 2017-11-02 2020-06-16 株式会社电装 踏板装置
US11099596B2 (en) 2017-11-02 2021-08-24 Denso Corporation Pedal device
JP2019127083A (ja) * 2018-01-23 2019-08-01 トヨタ自動車株式会社 アクセルペダルの反力制御装置
CN112776599A (zh) * 2019-11-11 2021-05-11 丰田自动车株式会社 踏板反作用力控制装置
US11912126B2 (en) 2021-08-25 2024-02-27 Denso Corporation Accelerator pedal system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000054860A (ja) 自動走行制御装置及びペダル反力調整器並びに記録媒体
US6687595B2 (en) Adaptive cruise control system for vehicle
JP6489080B2 (ja) 車両制御装置
JP7147924B2 (ja) 運転支援装置
JP2007533539A (ja) 自動車の自動的縦制御方法および装置
JP2000025486A (ja) 車間距離制御装置及び記録媒体
JP2002163797A (ja) 車両の衝突予防装置
JP4351800B2 (ja) 車両の衝突予防装置
JP7380441B2 (ja) 車両制御装置
JP2009126358A (ja) 車両走行制御装置
JP4163844B2 (ja) 車両の追突回避装置
JP2007069727A (ja) 走行制御装置
JP5082372B2 (ja) 車両用走行支援装置
JP2020152317A (ja) 車両走行制御装置
JP3622533B2 (ja) 車間制御装置
JP3855730B2 (ja) 運転支援制御装置及び記録媒体
JP5292965B2 (ja) 走行制御装置
JP7256475B2 (ja) 車両走行制御装置
JP3610825B2 (ja) 車両用走行制御装置
JP2007030807A (ja) 車両用走行制御装置
JP3458663B2 (ja) 車両駆動力制御装置
JP2002529834A (ja) 自動車の運転支援方法及び運転支援装置
JP4259400B2 (ja) 車間距離制御装置
JP3838097B2 (ja) 車両用走行制御装置
JP2000168394A (ja) 車間制御装置及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071005

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080930

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02