JP2007099268A - 車両用運転操作補助装置およびその装置を備えた車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用運転操作補助装置は、車両状態および車両周囲の走行環境を検出する状況認識手段10,20と、状況認識手段10,20の検出結果に基づいて自車両もしくは自車両周囲のリスク度を算出するリスク度算出手段30と、リスク度算出手段30によって算出されるリスク度に応じて、自車両の駆動力を調整する操作部材に発生させる反力を制御する反力制御手段80と、リスク度に応じて運転者に加速度変化を体感させる加速度変化発生手段35,40とを有する。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置の構成を示すシステム図であり、図2は、車両用運転操作補助装置を搭載する車両の構成図である。図3は、アクセルペダル周辺の構成を示す図である。
リスク度計算部30は、先行車両までの車間距離D、相対速度Vr、自車両の走行車速Vfおよび先行車の車速Vaといった走行状態を認識し、走行状態に基づいて自車両の周囲環境によるリスク度RPを算出する。リスク度RPは、例えば(式1)に示す余裕時間TTCの関数として表すことができる。
TTC=D/Vr (式1)
RP=1/TTC (式2)
(式2)は、自車両と先行車との余裕時間TTCが小さくなり接近度合が大きくなるほどリスク度RPが大きくなることを示している。
ΔF=k・RPn (式3)
ΔG=k1・RPn1 (式4)
ここで、k1,n1は定数であり、ドライブシミュレータ等による実地試験の結果から最適な値に設定される。なお、リスク度RPが最大値RPmaxを超えると、減速度ΔGは最大値ΔGmaxに固定される。また、図5(b)に示すように、減速度ΔGはストローク量Sに対しては変化しない。
以下に、本発明の第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第2の実施の形態の車両用運転操作補助装置の構成は、図1〜図3を用いて説明した第1の実施の形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。ここでは、第1の実施の形態との相違点である減速度制御の処理について主に説明する。
以下に、本発明の第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第3の実施の形態の車両用運転操作補助装置の構成は、図1〜図3を用いて説明した第1の実施の形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。ここでは、第1の実施の形態との相違点である減速度制御の処理について主に説明する。
以下に、本発明の第4の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第4の実施の形態の車両用運転操作補助装置の構成は、図1〜図3を用いて説明した第1の実施の形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。ここでは、第1の実施の形態との相違点である減速度制御の処理について主に説明する。
以下に、本発明の第5の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。図17は、本発明の第5の実施の形態による車両用運転操作補助装置の構成を示すシステム図であり、図18は、車両用運転操作補助装置を搭載する車両の構成図である。なお、図17,図18において、図1〜図3を用いて説明した第1〜第4の実施の形態と同様の機能を有する部分には同一の符号を付している。ここでは、上述した第1〜第3の実施の形態との相違点を主に説明する。
以下に、本発明の第6の実施の形態における車両用運転操作補助装置について、図面を用いて説明する。図19は、第6の実施の形態による車両用運転操作補助装置の構成を示すシステム図であり、図20は、図19に示す車両用運転操作補助装置を搭載した車両の構成図である。
上述した第1から第4の実施の形態においては、減速度計算部35においてアクセルペダルストローク量Sとリスク度RPから減速度ΔGを算出し、エンジン制御コントローラ40に指令を出力して自車両に減速度ΔGを発生させていた。第6の実施の形態においては、上述したような減速度制御に運転者の操作意図を加味することによって、より一層、運転者の意図にあった減速度制御を行うようにする。具体的には、運転者の操作意図に応じて減速度ΔGを補正することにより、減速度の発生/停止の切換時に車両挙動が大きく変動することを低減し、減速度制御により滑らかな減速度が発生するようにする。また、アクセルペダルストローク量Sから運転者の操作意図を検出することにより、運転者の微妙なアクセル操作によって減速度制御の開始/解除が頻繁に繰り返されることを防止する。
ΔG=k1・RPn1 (式5)
ここで、k1,n1は定数であり、ドライブシミュレータ等による実地試験の結果から最適な値に設定される。なお、リスク度RPが最大値RPmaxを超えると、減速度ΔGは最大値ΔGmaxに固定される。
khosei=1−S/Sa0 (式6)
一方、ステップS701が否定判定されると、ステップS703に進み、減速度を発生させないように減速度補正係数khoseiに0をセットして終了する。
ΔGhosei=khosei・ΔG (式7)
ステップS801が否定判定されると、ステップS803に進み、減速度補正値ΔGhoseiに0をセットして終了する。
(1)自車両周囲のリスク度RPに応じてアクセルペダル反力Fを制御するので、運転者はリスク度RPの変化をアクセルペダルの反力Fの変化として感覚的に認識することができる。また、リスク度RPに応じて算出した減速度ΔGを、運転者によるアクセルペダル50の操作意図に応じて補正し、補正した減速度補正値ΔGhoseiを車両に発生させ、運転者に体感させるようにした。これにより、減速度を発生させない場合に比べて車間距離Dをより増加させることができるとともに、運転者は車間距離Dの増加を視覚的に認識し、車両周囲の状況を正確に把握することができる。また、減速度補正値ΔGhoseiによって車両に発生する慣性力を体感することにより、リスク度RPを容易に認識することができる。さらに、アクセルペダル50の操作意図に応じて減速度ΔGを補正するので、運転者の意図にあった適切な減速度制御を行うことができる。
(2)運転者によるアクセルペダル50の戻し意図が検出された場合には、減速度ΔGを補正して減速度補正値ΔGhoseiを算出し、戻し意図が検出されない場合、すなわちアクセルペダル50の踏み込み意図が検出された場合には、減速度補正値ΔGhoseiを0に設定した。これにより、例えば運転者が積極的に加速するためにアクセルペダル50を踏み込む意図をもっている場合、自車両に減速度を発生させないので、運転者の意図にあった減速度制御を行うことができる。
(3)アクセルペダルストローク量Sが所定値Sa0(第3の所定値)以下となると、アクセルペダル50を戻す意図があると判断し、所定値Sa0を上回ると踏み込む意図があると判断する。これにより、運転者によるアクセルペダル50の操作意図を正確に検出することができる。
(4)リスク度RPに応じて算出された減速度ΔGを、アクセルペダルストローク量Sを用いて補正し、減速度補正値ΔGhoseiを算出する。具体的には、ストローク量Sが減少するほど減速度補正係数khoseiを大きくし、減速度補正値ΔGhoseiが大きくなるように補正する。これにより、運転者の意図に合った減速度を滑らかに発生させることができる。また、運転者がアクセルペダル50を再度踏み込むと、ストローク量Sの増加に伴って減速度補正係数khoseiが小さくなり、減速度補正値ΔGhoseiが小さくなるように補正する。ストローク量Sが所定値Sa0を超えると減速度制御は行わず、減速度補正値ΔGhoseiは0となるので、運転者のアクセルペダル操作意図に応じて速やかに加速することができる。これにより、運転者に煩わしさを与えることなくリスク度RPの伝達を確実に行うことができる。
つぎに、本発明の第7の実施の形態による車両用運転操作補助装置について、図面を用いて説明する。第7の実施の形態による車両用運転操作補助装置の構成は、図19〜図21を用いて説明した第6の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。ここでは、第6の実施の形態との相違点を主に説明する。
ステップS611では、ステップS100で読み込んだアクセルペダルストローク量Sを用いて、微分処理によりアクセルペダル操作速度Vsを算出する。操作速度Vsは、例えば、コントローラ200のメモリに記憶された前回のストローク量Sと現在のストローク量Sとを用いて算出することができる。なお、アクセルペダル操作速度Vsが正の値である場合(Vs>0)は、アクセルペダル50が踏み込まれていることを示し、アクセルペダル操作速度Vsが負の値である場合(Vs<0)は、アクセルペダル50が戻されていることを示す。
ステップS711では、ステップS600で設定した状態フラグflgSTATEが1か否かを判定する。ステップS711が否定判定され、運転者にアクセルペダル50を踏み込む意図がある場合は、ステップS715へ進む。ステップS715では、減速度を発生させないように、減速度補正係数khoseiに0をセットする。さらに、ステップS100で読み込んだ現在のアクセルペダルストローク量Sを、ストローク量基準値Sbase1として設定する。一方、ステップS711が肯定判定され、運転者にアクセルペダル50を戻す意図がある場合は、ステップS712に進む。
khosei=1−S/Sbase1 (式8)
ここで、ストローク量基準値Sbase1は、ステップS715において設定した値であり、状態フラグflgSTATEが0から1に切り換わる直前、すなわちアクセルペダル50の戻し意図が検出される直前のアクセルペダルストローク量Sである。(式8)において、アクセルペダルストローク量S=Sbase1の時は減速度補正係数khosei=0である。
khosei=1−S/{Vs/Vsa1・(S−Sbase1)+Sbase1} (式9)
ここで、Vsa1は、ステップS614でアクセルペダル50の踏み込み意図があるか否かを判断するために用いた所定値である。
(1)アクセルペダル50の操作速度Vsを検出し、アクセルペダル50が所定値|Vsa0|(第4の所定値)以上の速度で戻す方向に操作されると、運転者はアクセルペダル50を戻す意図があると判断し、所定値|Vsa1|(第5の速度)以上の速度で踏み込む方向に操作されると、運転者はアクセルペダル50をい踏み込む意図があると判断する。これにより、運転者のアクセルペダル操作意図を、上述した第6の実施の形態に比べて、より早いタイミングで検出することができる。運転者の意図を判断することができる。
(2)運転者の操作意図が、アクセルペダル50の踏み込みから戻しへと移行する時のアクセルペダルストローク量Sを、ストローク量基準値Sbase1として記憶し、ストローク量基準値Sbase1に対するストローク量Sの割合に基づいて、減速度補正係数khoseiを算出し、減速度ΔGを補正した。例えば、先行車に追従走行中に運転者が微妙にアクセルペダル50を戻し操作した場合、その戻し量が小さいときは小さな減速度を発生させ、戻し量が大きなときは大きな減速度を発生させる。これにより、運転者の意図にあった減速度を滑らかに発生させることができ、自車両周囲のリスク度RPを認識しながら、先行車に対する追従性を向上させることができる。
(3)アクセルペダル操作速度Vsをさらに用いて減速度補正係数khoseiを算出し、減速度ΔGを補正した。これにより、運転者のアクセルペダル操作に応じて適切な減速度制御を行うことができる。とくに、運転者の操作意図判断に用いた所定値(第5の所定値)Vsa1を用いて減速度ΔGを補正することにより、運転者意図の切り換わり時にも滑らかな減速度が発生し、運転者の意図に応じた滑らかな減速度制御を行うことができる。また、運転者がアクセルペダル50を踏み込む場合、アクセルペダル50の操作速度Vs、若しくはストローク量Sの増加に伴い減速度ΔGが小さくなるように補正される。アクセルペダル50の踏み込み意図が検出されると減速度は発生しないため、運転者のアクセルペダル操作意図に応じて速やかに加速することができる。
つぎに、本発明の第8の実施の形態による車両用運転操作補助装置について、図面を用いて説明する。第8の実施の形態による車両用運転操作補助装置の構成は、図19〜図21を用いて説明した第6の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。ここでは、第6の実施の形態との相違点を主に説明する。
ステップS621では、ステップS100で読み込んだアクセルペダルストローク量Sを用いて、微分処理によりアクセルペダル操作速度Vsを算出する。操作速度Vsは、例えば、コントローラ200のメモリに記憶された前回のストローク量Sと現在のストローク量Sとを用いて算出することができる。なお、アクセルペダル操作速度Vsが正の値である場合(Vs>0)は、アクセルペダル50が踏み込まれていることを示し、アクセルペダル操作速度Vsが負の値である場合(Vs<0)は、アクセルペダル50が戻されていることを示す。
Soff=Soff−Vs (式10)
Son=Son+Vs (式11)
ステップS721では、ステップS600で設定した状態フラグflgSTATEが1か否かを判定する。ステップS721が否定判定され、運転者にアクセルペダル50を踏み込む意図がある場合は、ステップS725へ進む。ステップS725では、減速度を発生させないように減速度補正係数khoseiに0をセットする。さらに、ステップS100で読み込んだ現在のアクセルペダルストローク量Sを、ストローク量基準値Sbase2として設定する。ステップS721が肯定判定され、運転者にアクセルペダル50を踏み込む意図がある場合は、ステップS722へ進む。
khosei=1−S/Sbase2 (式12)
ここで、ストローク量基準値Sbase2は、ステップS725において設定した値であり、状態フラグflgSTATEが0から1に切り換わる直前、すなわちアクセルペダル50の戻し意図が検出される直前のアクセルペダルストローク量Sである。(式12)において、アクセルペダルストローク量S=Sbase2の時は減速度補正係数khosei=0である。
khosei=1−S/{Son/Sa2・(S−Sbase2)+Sbase2} (式13)
ここで、Sa2は、ステップS628でアクセルペダル50の踏み込み意図があるか否かを判断するために用いた所定値である。
(1)アクセルペダル50の操作速度Vsとストローク量Sとを組み合わせてアクセルペダル50の操作意図を検出した。具体的には、アクセルペダル50の操作方向、すなわち戻されているか、踏み込まれているかが切り換わってからのアクセルペダルストローク量Son、Soffを算出した。アクセルペダル50を戻す方向に操作してからの操作量Soffが所定値Sa1(第6の所定値)を越えた場合に、運転者にアクセルペダル50を戻す意図があると判断し、アクセルペダル50を踏み込む方向に操作してからの操作量Sonが所定値Sa2(第7の所定値)を越えた場合に、運転者にアクセルペダル50を踏み込む意図があると判断する。これにより、例えばアクセルペダル50をゆっくりと操作した場合でも、その操作量に応じて運転者の操作意図を検出するので、上述した第6および第7の実施の形態に比べて、より早いタイミングで運転者の操作意図を検出することができる。
(2)アクセルペダル操作意図が踏み込みから戻しに移行するときのストローク量S(ストローク量基準値Sbase2)に対するストローク量Sの割合に基づいて、減速度補正係数khoseiを算出する。これにより、上述した第7の実施の形態と同様の効果が得られる。さらに、アクセルペダル50の操作方向が切り換わってからのアクセルペダルストローク量Son、Soffを用いて減速度補正係数khoseiを算出し、減速度ΔGを補正するので、運転者の意図にあった減速度を滑らかに発生させることができる。とくに、運転者がアクセルペダル50を踏み込む場合、アクセルペダル50を踏み込む方向に操作してからの操作量Son、またはアクセルペダルストローク量Sの増加に伴って減速度ΔGが小さくなるように補正される。一方、運転者にアクセルペダル50を踏み込む意図があると判断した場合には減速度は発生しないため、運転者のアクセルペダル操作意図に応じて速やかに加速することができる。
20:車速センサ
30:リスク度計算部
35:減速度計算部
40:エンジン制御コントローラ
41:ブレーキアクチュエータ
50:アクセルペダル
60:サーボモータ
70:アクセルペダルストローク量検知部
80:反力制御装置
100:シート移動量計算部
110:シートスライド制御コントローラ
200:コントローラ
Claims (24)
- 車両状態および車両周囲の走行環境を検出する状況認識手段と、
前記状況認識手段の検出結果に基づいて自車両もしくは自車両周囲のリスク度を算出するリスク度算出手段と、
前記リスク度算出手段によって算出されるリスク度に応じて、前記自車両の駆動力を調整する操作部材に発生させる反力を制御する反力制御手段と、
前記リスク度に応じて運転者に加速度変化を体感させる加速度変化発生手段とを有することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 車両状態および車両周囲の走行環境を検出する状況認識手段と、
前記状況認識手段の検出結果に基づいて自車両もしくは自車両周囲のリスク度を算出するリスク度算出手段と、
前記リスク度算出手段によって算出されるリスク度に応じてアクセルペダルに発生させる操作反力を制御するアクセルペダル反力制御手段と、
前記リスク度に応じて運転者に体感させる減速度を算出する減速度算出手段と、
前記減速度算出手段によって算出される減速度を発生するように制動力を制御する制動力制御手段とを有することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記アクセルペダルの操作量を検出する操作量検出手段をさらに有し、
前記制動力制御手段は、前記操作量検出手段によって検出されるアクセルペダル操作量が所定値を下回る場合に、前記リスク度に応じた減速度を発生するように制動力を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記アクセルペダルの操作量を検出する操作量検出手段をさらに有し、
前記制動力制御手段は、前記アクセルペダルを戻す方向へ操作した場合に前記操作量検出手段によって検出されるアクセルペダル操作量が第1の所定値を下回ると、前記リスク度に応じた減速度を発生し、その後、前記アクセルペダルを踏み込んで前記アクセルペダル操作量が第1の所定値よりも大きい第2の所定値を超えると、前記リスク度に応じた減速度の発生を停止するように制動力を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記アクセルペダルの操作速度を検出する操作速度検出手段をさらに有し、
前記制動力制御手段は、前記アクセルペダルを戻す方向へ操作した場合に前記操作速度検出手段によって検出されるアクセルペダル操作速度が第1の所定値を超えると、前記リスク度に応じた減速度を発生させ、その後、前記アクセルペダルを踏み込んで、前記アクセルペダルを踏み込む場合のアクセルペダル操作速度が第2の所定値を超えると、前記リスク度に応じた減速度の発生を停止するように制動力を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記アクセルペダルの操作速度を検出する操作速度検出手段をさらに有し、
前記制動力制御手段は、前記アクセルペダルを踏み込む場合に前記操作速度検出手段によって検出されるアクセルペダル操作速度が第1の所定値を下回ると、前記リスク度に応じた減速度を発生させ、前記アクセルペダルを踏み込む場合に前記アクセルペダル操作速度が第1の所定値よりも大きい第2の所定値を超えると、前記リスク度に応じた減速度の発生を停止するように制動力を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 車両状態および車両周囲の走行環境を検出する状況認識手段と、
前記状況認識手段の検出結果に基づいて自車両もしくは自車両周囲のリスク度を算出するリスク度算出手段と、
前記リスク度算出手段によって算出されるリスク度に応じてアクセルペダルに発生させる操作反力を制御するアクセルペダル反力制御手段と、
前記リスク度に応じて運転者に体感させる減速度を算出する減速度算出手段と、
前記減速度算出手段によって算出される減速度を発生するように運転席の移動を制御する運転席移動制御手段とを有することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項7に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記アクセルペダルの操作量を検出する操作量検出手段をさらに有し、
前記運転席移動制御手段は、前記操作量検出手段によって検出されるアクセルペダル操作量が所定値を下回る場合に、前記リスク度に応じた減速度を発生するように前記運転席の移動を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項7に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記アクセルペダルの操作量を検出する操作量検出手段をさらに有し、
前記運転席移動制御手段は、前記アクセルペダルを戻す方向へ操作した場合に前記操作量検出手段によって検出されるアクセルペダル操作量が第1の所定値を下回ると、前記リスク度に応じた減速度を発生し、その後、前記アクセルペダルを踏み込んで前記アクセルペダル操作量が第1の所定値よりも大きい第2の所定値を超えると、前記リスク度に応じた減速度の発生を停止するように前記運転席の移動を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項7に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記アクセルペダルの操作速度を検出する操作速度検出手段をさらに有し、
前記運転席移動制御手段は、前記アクセルペダルを戻す方向へ操作した場合に前記操作速度検出手段によって検出されるアクセルペダル操作速度が第1の所定値を超えると、前記リスク度に応じた減速度を発生させ、その後、前記アクセルペダルを踏み込んで、前記アクセルペダルを踏み込む場合のアクセルペダル操作速度が第2の所定値を超えると、前記リスク度に応じた減速度の発生を停止するように前記運転席の移動を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項7に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記アクセルペダルの操作速度を検出する操作速度検出手段をさらに有し、
前記運転席移動制御手段は、前記アクセルペダルを踏み込む場合に前記操作速度検出手段によって検出されるアクセルペダル操作速度が第1の所定値を下回ると、前記リスク度に応じた減速度を発生させ、前記アクセルペダルを踏み込む場合に前記アクセルペダル操作速度が第1の所定値よりも大きい第2の所定値を超えると、前記リスク度に応じた減速度の発生を停止するように前記運転席の移動を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 車両状態および車両周囲の走行環境を検出する状況認識手段と、
前記状況認識手段の検出結果に基づいて自車両もしくは自車両周囲のリスク度を算出するリスク度算出手段と、
前記リスク度算出手段によって算出されるリスク度に応じてアクセルペダルに発生させる操作反力を制御するアクセルペダル反力制御手段と、
前記リスク度に応じて運転者に体感させる減速度を算出する減速度算出手段と、
前記減速度算出手段によって算出される減速度を発生するように制動力を制御する制動力制御手段と、
前記減速度算出手段によって算出される減速度を発生するように運転席の移動を制御する運転席移動制御手段とを有することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記減速度算出手段によって算出される減速度を補正する減速度補正手段をさらに有し、
前記制動力制御手段は、前記減速度補正手段によって補正された減速度を発生するように前記制動力を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項13に記載の車両用運転操作補助装置において、
運転者のアクセルペダルの操作意図を検出する操作意図検出手段をさらに備え、
前記減速度補正手段は、前記操作意図検出手段によって検出される操作意図に基づいて、前記減速度を補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項14に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記減速度補正手段は、前記操作意図検出手段によって、運転者が前記アクセルペダルを戻す意図があると判断された場合に、前記減速度を補正し、運転者が前記アクセルペダルを踏み込む意図があると判断された場合に、前記減速度を実質的に0にすることを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項15に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記アクセルペダルの操作量を検出する操作量検出手段をさらに有し、
前記操作意図検出手段は、前記操作量検出手段によって検出される前記アクセルペダルの操作量が第3の所定値以下の場合に、運転者が前記アクセルペダルを戻す意図があると判断し、前記アクセルペダルの操作量が前記第3の所定値を上回る場合に、運転者が前記アクセルペダルを踏み込む意図があると判断することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項15に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記アクセルペダルの操作速度を検出する操作速度検出手段をさらに有し、
前記操作意図検出手段は、前記操作速度検出手段によって前記アクセルペダルが第4の所定値以上の速度で戻す方向に操作されていると検出された場合に、運転者が前記アクセルペダルを戻す意図があると判断し、前記アクセルペダルが第5の所定値以上の速度で踏み込む方向に操作されていると検出された場合に、運転者が前記アクセルペダルを踏み込む意図があると判断することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項15に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記アクセルペダルの操作方向が切り換わってからの前記アクセルペダルの操作量を算出する切換操作量算出手段を有し、
前記操作意図検出手段は、前記切換操作量算出手段によって算出される、前記アクセルペダルを戻す方向に操作してからの操作量が第6の所定値を超えた場合に、運転者が前記アクセルペダルを戻す意図があると判断し、前記アクセルペダルを踏み込む方向に操作してからの操作量が第7の所定値を超えた場合に、運転者がアクセルペダルを踏み込む意図があると判断することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項16に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記減速度補正手段は、前記操作量検出手段によって検出される前記アクセルペダルの操作量を用いて、前記減速度を補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項17または請求項18に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記アクセルペダルの操作量を検出する操作量検出手段をさらに有し、
前記減速度補正手段は、前記操作量検出手段によって検出される前記アクセルペダルの操作量を用いて、前記減速度を補正することを特徴とする車両用運転装置。 - 請求項19または請求項20に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記減速度補正手段は、前記操作意図検出手段によって検出される前記アクセルペダルの操作意図が、前記アクセルペダルの踏み込み意図から戻し意図へと移行するときの前記アクセルペダルの操作量を、アクセルペダル操作量基準値として記憶し、前記アクセルペダル操作量基準値に対する、前記操作量検出手段によって検出される前記アクセルペダルの操作量の割合に基づいて、前記減速度を補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項17に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記減速度補正手段は、前記操作速度検出手段によって検出されるアクセルペダル操作速度を用いて、前記減速度を補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項18に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記減速度補正手段は、前記切換操作量算出手段によって算出される、前記アクセルペダルの操作方向が切り換わってからの操作量を用いて、前記減速度を補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項23のいずれかに記載の車両用運転操作補助装置を備えたことを特徴とする車両。
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JP2006273648A JP4661758B2 (ja) | 2002-06-10 | 2006-10-05 | 車両用運転操作補助装置およびその装置を備えた車両 |
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