JPH08260936A - エンジンのブリーザ装置 - Google Patents
エンジンのブリーザ装置Info
- Publication number
- JPH08260936A JPH08260936A JP6755295A JP6755295A JPH08260936A JP H08260936 A JPH08260936 A JP H08260936A JP 6755295 A JP6755295 A JP 6755295A JP 6755295 A JP6755295 A JP 6755295A JP H08260936 A JPH08260936 A JP H08260936A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- blow
- breather
- opening
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M13/00—Crankcase ventilating or breathing
- F01M13/04—Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil
- F01M2013/0488—Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil with oil trap in the return conduit to the crankcase
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価にブリーザ装置のオイル分離機能を高め
ることができる、エンジンのブリーザ装置を提供する。 【構成】 シリンダヘッド2の上壁2aに設けられた鋳
砂抜き穴または中子支え穴などの既存穴14に油溜まり
容器18を嵌入して設け、ヘッドカバー3の上部に内設
されたブリーザ室23のブローバイガス入口28とは異
なる位置に開口33を設け、その開口33からオイル分
離フィルタ25と連通するオイル回収管34を垂下さ
せ、オイル回収管34の下端口35を油溜まり容器18
の上口19より所定距離だけ下側に位置させている。こ
のように構成することにより、オイル回収管34は油溜
まり容器18のオイル中にあるため、ヘットカバー3内
の圧力変動を受けないので、オイル回収管34の内壁を
流れる油滴の逆流を防ぐことができる。
ることができる、エンジンのブリーザ装置を提供する。 【構成】 シリンダヘッド2の上壁2aに設けられた鋳
砂抜き穴または中子支え穴などの既存穴14に油溜まり
容器18を嵌入して設け、ヘッドカバー3の上部に内設
されたブリーザ室23のブローバイガス入口28とは異
なる位置に開口33を設け、その開口33からオイル分
離フィルタ25と連通するオイル回収管34を垂下さ
せ、オイル回収管34の下端口35を油溜まり容器18
の上口19より所定距離だけ下側に位置させている。こ
のように構成することにより、オイル回収管34は油溜
まり容器18のオイル中にあるため、ヘットカバー3内
の圧力変動を受けないので、オイル回収管34の内壁を
流れる油滴の逆流を防ぐことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブローバイガスに含まれ
るオイル成分を分離する、エンジンのブリーザ装置に関
する。
るオイル成分を分離する、エンジンのブリーザ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジンのブリーザ装置として、
図5に示す構成のものが知られている。図5に示す縦型
頭上弁エンジンEは、シリンダヘッド2の上壁2aにヘ
ッドカバー3を取付け、ヘッドカバー上壁3aの所定位
置にブリーザ室23を設けている。ブリーザ室下部壁に
はロッカーアーム室22に連通するブローバイガス入口
28が設けられ、ブリーザ室上部側壁にはブローバイガ
ス出口29が設けられている。
図5に示す構成のものが知られている。図5に示す縦型
頭上弁エンジンEは、シリンダヘッド2の上壁2aにヘ
ッドカバー3を取付け、ヘッドカバー上壁3aの所定位
置にブリーザ室23を設けている。ブリーザ室下部壁に
はロッカーアーム室22に連通するブローバイガス入口
28が設けられ、ブリーザ室上部側壁にはブローバイガ
ス出口29が設けられている。
【0003】ブリーザ室下半部にはグラスウールで構成
されたオイル分離フィルタ25が充填され、ブローバイ
ガス中のオイル分を分離して、その分離オイルをブロー
バイガス入口28から垂下されたオイル回収管34を経
てロッカーアーム室22に落とすようにしている。ま
た、クランク室(図示せず)を動弁カム室5、プッシュ
ロッド嵌挿孔7、ロッカーアーム室22を介してオイル
回収管34に連通している。なお、ブローバイガス出口
29から放出されるブローバイガスは、クローズドブリ
ーザ方式においてはブリーザ管46を介して吸気管47
に戻され、オープンブリーザ方式においてはブリーザ管
46から大気中に放出される。
されたオイル分離フィルタ25が充填され、ブローバイ
ガス中のオイル分を分離して、その分離オイルをブロー
バイガス入口28から垂下されたオイル回収管34を経
てロッカーアーム室22に落とすようにしている。ま
た、クランク室(図示せず)を動弁カム室5、プッシュ
ロッド嵌挿孔7、ロッカーアーム室22を介してオイル
回収管34に連通している。なお、ブローバイガス出口
29から放出されるブローバイガスは、クローズドブリ
ーザ方式においてはブリーザ管46を介して吸気管47
に戻され、オープンブリーザ方式においてはブリーザ管
46から大気中に放出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のブリーザ装
置であるとエンジンEの爆発に伴う圧力変動に伴ってロ
ッカーアーム室22の圧力が変動し、オイル回収管34
の下端口35から分離されたオイルが再びオイル分離フ
ィルタ25に侵入してしまうことが起こる。このような
場合、オイル分離フィルタ25に多量のオイルが含浸さ
れ、オイル分離フィルタ25を通路するブローバイガス
によってブローバイガス出口29からオイルが連れ出さ
れることになり、ブリーザ装置のオイル分離機能が低下
するという問題が発生する。
置であるとエンジンEの爆発に伴う圧力変動に伴ってロ
ッカーアーム室22の圧力が変動し、オイル回収管34
の下端口35から分離されたオイルが再びオイル分離フ
ィルタ25に侵入してしまうことが起こる。このような
場合、オイル分離フィルタ25に多量のオイルが含浸さ
れ、オイル分離フィルタ25を通路するブローバイガス
によってブローバイガス出口29からオイルが連れ出さ
れることになり、ブリーザ装置のオイル分離機能が低下
するという問題が発生する。
【0005】さらに説明すれば、オイル回収管34はオ
イルを回収する管であるとともに、ブリーザ室23へブ
ローバイガスを導入するブローバイガス入口28にもな
っているので、オイル回収管34の内壁面を伝わって落
ちるオイルがロッカーアーム室22の圧力により逆流し
て、オイル分離フィルタ25に多量のオイルが含浸され
ることになるのである。
イルを回収する管であるとともに、ブリーザ室23へブ
ローバイガスを導入するブローバイガス入口28にもな
っているので、オイル回収管34の内壁面を伝わって落
ちるオイルがロッカーアーム室22の圧力により逆流し
て、オイル分離フィルタ25に多量のオイルが含浸され
ることになるのである。
【0006】
【発明の目的】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
であり、安価にブリーザ装置のオイル分離機能を高める
ことができる、エンジンのブリーザ装置を提供すること
を目的としている。
であり、安価にブリーザ装置のオイル分離機能を高める
ことができる、エンジンのブリーザ装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1のエンジンのブリーザ装置は、ヘッドカバ
ーにオイル分離部を備えたブリーザ室を設け、このブリ
ーザ室にブローバイガス入口とブローバイガス出口を設
けた、エンジンのブリーザ装置において、シリンダヘッ
ドの上壁に設けられた鋳砂抜き穴または中子支え穴など
の既存穴に油溜まり容器を嵌入して設け、ブリーザ室下
側壁のブローバイガス入口とは異なる位置に開口を設
け、その開口からオイル分離部に連通するオイル回収管
を垂下するとともに、オイル回収管の下端口を油溜まり
容器の上口より所定距離だけ下側に位置させたことを特
徴とする。
めの請求項1のエンジンのブリーザ装置は、ヘッドカバ
ーにオイル分離部を備えたブリーザ室を設け、このブリ
ーザ室にブローバイガス入口とブローバイガス出口を設
けた、エンジンのブリーザ装置において、シリンダヘッ
ドの上壁に設けられた鋳砂抜き穴または中子支え穴など
の既存穴に油溜まり容器を嵌入して設け、ブリーザ室下
側壁のブローバイガス入口とは異なる位置に開口を設
け、その開口からオイル分離部に連通するオイル回収管
を垂下するとともに、オイル回収管の下端口を油溜まり
容器の上口より所定距離だけ下側に位置させたことを特
徴とする。
【0008】なお、前記所定距離は、エンジンをプラス
マイナス30度傾けた場合でも、オイル回収管の下端口
が油溜まり容器内のオイルから出ない(開放されない)
距離に設定されることが好ましい。
マイナス30度傾けた場合でも、オイル回収管の下端口
が油溜まり容器内のオイルから出ない(開放されない)
距離に設定されることが好ましい。
【0009】
【作用】請求項1のエンジンのブリーザ装置によれば、
ヘッドカバー内のブローバイガスは、ブリーザ室のブロ
ーバイガス入口から侵入し、オイル分離部でオイル成分
を除去された後、ブローバイガス出口から放出される。
また、オイル分離部で除去されたオイル成分はオイル分
離部と連通するオイル回収管内を落下して、油溜まり容
器内に回収される。
ヘッドカバー内のブローバイガスは、ブリーザ室のブロ
ーバイガス入口から侵入し、オイル分離部でオイル成分
を除去された後、ブローバイガス出口から放出される。
また、オイル分離部で除去されたオイル成分はオイル分
離部と連通するオイル回収管内を落下して、油溜まり容
器内に回収される。
【0010】ここで、オイル回収管はブリーザ室のブロ
ーバイガス入口とは異なる位置に設けられた開口から垂
下されているので、分離されたオイルが再びブローバイ
ガス入口からオイル分離部に侵入することがなくなる。
また、オイル回収管の下端口が油溜まり容器のオイル中
にあり、ヘットカバー内の圧力変動を受けないので、オ
イル回収管の内壁を流れる油滴の逆流を防ぐことができ
る。さらに、オイル回収管の下端口を油溜まり容器の上
口より所定距離だけ下側に位置させているので、エンジ
ンが傾いてもオイル回収管の下端口はオイルから出にく
く、エンジンが傾く状態でもオイル回収管にヘッドカバ
ー内の圧力が加わって油滴の逆流が起こることを抑制す
ることができる。
ーバイガス入口とは異なる位置に設けられた開口から垂
下されているので、分離されたオイルが再びブローバイ
ガス入口からオイル分離部に侵入することがなくなる。
また、オイル回収管の下端口が油溜まり容器のオイル中
にあり、ヘットカバー内の圧力変動を受けないので、オ
イル回収管の内壁を流れる油滴の逆流を防ぐことができ
る。さらに、オイル回収管の下端口を油溜まり容器の上
口より所定距離だけ下側に位置させているので、エンジ
ンが傾いてもオイル回収管の下端口はオイルから出にく
く、エンジンが傾く状態でもオイル回収管にヘッドカバ
ー内の圧力が加わって油滴の逆流が起こることを抑制す
ることができる。
【0011】また、シリンダヘッド上壁の鋳砂抜き穴ま
たは中子支え穴などの既存穴に油溜まり容器を嵌入して
設けることにより、油溜まり容器をシリンダヘッドに固
着するときに、シリンダヘッドに特別な加工などは必要
ではなく、製造コストを低減することができる。
たは中子支え穴などの既存穴に油溜まり容器を嵌入して
設けることにより、油溜まり容器をシリンダヘッドに固
着するときに、シリンダヘッドに特別な加工などは必要
ではなく、製造コストを低減することができる。
【0012】
【発明の効果】上記作用において説明したように、請求
項1の発明によれば、以下の特有の効果を奏する。 (イ)分離されたオイルが再びオイル分離部に侵入する
ことを防止することができるとともに、ヘットカバー内
の圧力変動を受けないので、オイル分離部の機能を常に
良好な状態に維持でき、ブリーザ装置のオイル分離機能
を高めることができる。
項1の発明によれば、以下の特有の効果を奏する。 (イ)分離されたオイルが再びオイル分離部に侵入する
ことを防止することができるとともに、ヘットカバー内
の圧力変動を受けないので、オイル分離部の機能を常に
良好な状態に維持でき、ブリーザ装置のオイル分離機能
を高めることができる。
【0013】(ロ)オイル回収管の下端口を油溜まり容
器の上端口より所定距離だけ下側に位置させているの
で、エンジンが傾いてもオイル回収管の下端口はオイル
から出にくくなるので、エンジンが傾くような悪条件下
においてもオイル回収管にヘッドカバー内の圧力が加わ
ることがなくなり、ブリーザ装置の信頼性を高めること
ができる。 (ハ)シリンダヘッド上壁の鋳砂抜き穴または中子支え
穴などの既存穴に油溜まり容器を嵌入して固定すること
により、シリンダヘッドに特別な加工を施す必要がなく
なり、簡単かつ安価に構成できる。
器の上端口より所定距離だけ下側に位置させているの
で、エンジンが傾いてもオイル回収管の下端口はオイル
から出にくくなるので、エンジンが傾くような悪条件下
においてもオイル回収管にヘッドカバー内の圧力が加わ
ることがなくなり、ブリーザ装置の信頼性を高めること
ができる。 (ハ)シリンダヘッド上壁の鋳砂抜き穴または中子支え
穴などの既存穴に油溜まり容器を嵌入して固定すること
により、シリンダヘッドに特別な加工を施す必要がなく
なり、簡単かつ安価に構成できる。
【0014】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1〜図3はそれぞれ本発明に係る、エンジ
ンのブリーザ装置の第1実施例を説明するための図であ
り、図1は縦型頭上弁ディーゼルエンジンの縦断面図、
図2は図1のII−II線横断面図、図3は油溜まり容器周
辺の拡大縦断面図である。
説明する。図1〜図3はそれぞれ本発明に係る、エンジ
ンのブリーザ装置の第1実施例を説明するための図であ
り、図1は縦型頭上弁ディーゼルエンジンの縦断面図、
図2は図1のII−II線横断面図、図3は油溜まり容器周
辺の拡大縦断面図である。
【0015】このエンジンEは、シリンダブロック1に
シリンダヘッド2を組み付け、シリンダヘッド2の上壁
2aにヘッドカバー3を取り付けている。ピストン4の
横側には動弁カム室5を設け、動弁カム6の回転によっ
てプッシュロット挿通孔7に挿通されたプッシュロッド
8を上下動させることにより、ロッカーアーム9を揺動
中心軸回り10に揺動させ、吸排気弁11を開閉動作す
るように構成している。シリンダヘッド2には副室燃焼
室12が洞設され、副室式燃焼室12は噴孔13により
主燃焼室15と連通されている。副室燃焼室12、排気
ポート16回りにはヘッドジャケット17を配設して、
シリンダヘッド2の過熱を防止するようにしている。
シリンダヘッド2を組み付け、シリンダヘッド2の上壁
2aにヘッドカバー3を取り付けている。ピストン4の
横側には動弁カム室5を設け、動弁カム6の回転によっ
てプッシュロット挿通孔7に挿通されたプッシュロッド
8を上下動させることにより、ロッカーアーム9を揺動
中心軸回り10に揺動させ、吸排気弁11を開閉動作す
るように構成している。シリンダヘッド2には副室燃焼
室12が洞設され、副室式燃焼室12は噴孔13により
主燃焼室15と連通されている。副室燃焼室12、排気
ポート16回りにはヘッドジャケット17を配設して、
シリンダヘッド2の過熱を防止するようにしている。
【0016】シリンダヘッド上壁2aの鋳砂抜き穴、あ
るいは中子支え穴などの既存穴14には油溜まり容器1
8が嵌入されている。油溜まり容器18は図3に示すよ
うにその上口19がシリンダヘッド2の上壁2aから所
定距離hだけ突出して設けられ、油溜まり容器18の底
壁20は排気ポート16を冷却する上側ヘッドジャケッ
ト17aに臨ませている。
るいは中子支え穴などの既存穴14には油溜まり容器1
8が嵌入されている。油溜まり容器18は図3に示すよ
うにその上口19がシリンダヘッド2の上壁2aから所
定距離hだけ突出して設けられ、油溜まり容器18の底
壁20は排気ポート16を冷却する上側ヘッドジャケッ
ト17aに臨ませている。
【0017】ヘッドカバー3内はロッカーアーム室22
とされるとともに、ヘッドカバー3内上部にブリーザ室
23を形成している。ブリーザ室23はヘッドカバー3
の上壁3aから箱状の区画壁24を下向きに突設し、区
画壁24内にグラスウール、ステールウールなどのオイ
ル分離フィルタ25をオイル分離部26として収容する
ことにより構成している。また、区画壁24の下面を隙
間なく底板27で固着して、底板27の左側下面にブロ
ーバイガス入口28を、ヘッドカバー3の側壁にブロー
バイガス出口29を開口するとともに、区画壁24にそ
れぞれ区画壁入口30、区画壁出口31を開口してい
る。なお、オイル分離フィルタ25に対応する底板27
にはなだらかな傾斜部32が設けられているとともに、
その最下部に開口33を設け、その開口33からオイル
回収管34を垂直に垂らしている。
とされるとともに、ヘッドカバー3内上部にブリーザ室
23を形成している。ブリーザ室23はヘッドカバー3
の上壁3aから箱状の区画壁24を下向きに突設し、区
画壁24内にグラスウール、ステールウールなどのオイ
ル分離フィルタ25をオイル分離部26として収容する
ことにより構成している。また、区画壁24の下面を隙
間なく底板27で固着して、底板27の左側下面にブロ
ーバイガス入口28を、ヘッドカバー3の側壁にブロー
バイガス出口29を開口するとともに、区画壁24にそ
れぞれ区画壁入口30、区画壁出口31を開口してい
る。なお、オイル分離フィルタ25に対応する底板27
にはなだらかな傾斜部32が設けられているとともに、
その最下部に開口33を設け、その開口33からオイル
回収管34を垂直に垂らしている。
【0018】オイル回収管34は底板27の開口33か
ら前記油溜まり容器18に向けて垂下した管であり、オ
イル回収管34の下端口35は図3に示すように水平線
21に対してエンジンEがプラスマイナス30度傾いて
も、油溜まり容器18の油面36が下端口35より上に
行かないように、下端口35の位置を油溜まり容器18
の上口19から所定距離dだけ下側に設定してる。ま
た、エンジンEのクランク室(図示せず)を動弁カム室
5、プッシュロッド嵌挿孔7、ロッカーアーム室22を
介してブローバイガス入口28に連通している。
ら前記油溜まり容器18に向けて垂下した管であり、オ
イル回収管34の下端口35は図3に示すように水平線
21に対してエンジンEがプラスマイナス30度傾いて
も、油溜まり容器18の油面36が下端口35より上に
行かないように、下端口35の位置を油溜まり容器18
の上口19から所定距離dだけ下側に設定してる。ま
た、エンジンEのクランク室(図示せず)を動弁カム室
5、プッシュロッド嵌挿孔7、ロッカーアーム室22を
介してブローバイガス入口28に連通している。
【0019】上記構成のブリーザ装置の作用について説
明する。オイルミストを含んだブローバイガスはプッシ
ュロッド挿通孔7によってクランク室からロッカーアー
ム室22に吹き上げられ、底板27のブローバイガス吸
入口28、区画壁入口30を経てオイル分離フィルタ2
5に導入する。オイル分離フィルタ25によりブローバ
イガスから分離されたオイルは底板27の傾斜部32を
つたって開口33に流れ、オイル回収管34を油の自重
によって垂れて、油溜まり容器18に溜まることにな
る。一方、オイルミストが除去されたブローバイガスは
区画壁出口31、ブローバイガス出口29を経て、吸気
管47(図5参照)内に放出、あるいは大気中に放出さ
れる。
明する。オイルミストを含んだブローバイガスはプッシ
ュロッド挿通孔7によってクランク室からロッカーアー
ム室22に吹き上げられ、底板27のブローバイガス吸
入口28、区画壁入口30を経てオイル分離フィルタ2
5に導入する。オイル分離フィルタ25によりブローバ
イガスから分離されたオイルは底板27の傾斜部32を
つたって開口33に流れ、オイル回収管34を油の自重
によって垂れて、油溜まり容器18に溜まることにな
る。一方、オイルミストが除去されたブローバイガスは
区画壁出口31、ブローバイガス出口29を経て、吸気
管47(図5参照)内に放出、あるいは大気中に放出さ
れる。
【0020】ここで、前記したようにオイル回収管34
の下端口35は、常に油溜まり容器18内の油に浸って
いるので、オイル回収管34の下端口35はロッカーア
ーム室22のブローバイガスの圧力とは隔離された状態
になる。こうすることにより、ロッカーアーム室22の
ブローバイガスの圧力により、オイル回収管34の下端
口35からブローバイガスが吹き上げることがなくな
り、オイル分離フィルタ25にオイルが付着して、ブロ
ーバイガスのオイルの連れ出しが増えることを防止する
ことが出来る。
の下端口35は、常に油溜まり容器18内の油に浸って
いるので、オイル回収管34の下端口35はロッカーア
ーム室22のブローバイガスの圧力とは隔離された状態
になる。こうすることにより、ロッカーアーム室22の
ブローバイガスの圧力により、オイル回収管34の下端
口35からブローバイガスが吹き上げることがなくな
り、オイル分離フィルタ25にオイルが付着して、ブロ
ーバイガスのオイルの連れ出しが増えることを防止する
ことが出来る。
【0021】また、図3に示すようにエンジンEがプラ
スマイナス30度傾いた状態で運転された場合であって
も、オイル回収管34はその下端口35が開放とならな
い深さ位置にあるので、エンジンEが傾く悪条件下にお
いても外部に連れ出されるオイル分を減らすことができ
る。さらに、油溜まり容器18の底壁20は排気ポート
16を冷却する上側ヘッドジャケット17aに臨ませて
いるので、油溜まり容器18の温度を低く保つことがで
きる。また、底板27が傾斜部32を備え、最下部に開
口33が設けられているので、オイル分離フィルタ25
の全域から分離オイルを回収できる利点がある。
スマイナス30度傾いた状態で運転された場合であって
も、オイル回収管34はその下端口35が開放とならな
い深さ位置にあるので、エンジンEが傾く悪条件下にお
いても外部に連れ出されるオイル分を減らすことができ
る。さらに、油溜まり容器18の底壁20は排気ポート
16を冷却する上側ヘッドジャケット17aに臨ませて
いるので、油溜まり容器18の温度を低く保つことがで
きる。また、底板27が傾斜部32を備え、最下部に開
口33が設けられているので、オイル分離フィルタ25
の全域から分離オイルを回収できる利点がある。
【0022】なお、鋳砂抜き穴、中子支え穴を利用して
設けられたベルチプラグを油溜まり容器18にすること
も可能である。この場合はベルチプラグの上面を凹設し
て、その凹部にオイル回収管34の下端口35を収める
ようにすればよい。但し、安全弁としてのベルチプラグ
としての機能を果たすために、ベルチプラグが鋳砂抜き
穴、中子支え穴から外れた場合にでも、オイル回収管3
4の下端口35がベルチプラグの凹部の底面に当たらな
い深さにすることが必要になる。
設けられたベルチプラグを油溜まり容器18にすること
も可能である。この場合はベルチプラグの上面を凹設し
て、その凹部にオイル回収管34の下端口35を収める
ようにすればよい。但し、安全弁としてのベルチプラグ
としての機能を果たすために、ベルチプラグが鋳砂抜き
穴、中子支え穴から外れた場合にでも、オイル回収管3
4の下端口35がベルチプラグの凹部の底面に当たらな
い深さにすることが必要になる。
【0023】
【実施例2】図4は本発明に係るエンジンのブリーザ装
置の第2実施例を説明するための図であり、ヘッドカバ
ー端部の縦断面図である。この第2実施例が前記第1実
施例と比べて特徴的な点は、前記第1実施例のオイル分
離部26がオイル分離フィルタ25で構成されたのに対
し、この第2実施例はオイル分離部26が垂直に形成さ
れた蛇行通路39で構成された点である。
置の第2実施例を説明するための図であり、ヘッドカバ
ー端部の縦断面図である。この第2実施例が前記第1実
施例と比べて特徴的な点は、前記第1実施例のオイル分
離部26がオイル分離フィルタ25で構成されたのに対
し、この第2実施例はオイル分離部26が垂直に形成さ
れた蛇行通路39で構成された点である。
【0024】即ち、ヘッドカバー3内の端部位置にブリ
ーザ室23を内設し、ロッカアームの揺動中心軸方向
(紙面を垂直に貫く方向40)に対して直交する鉛直方
向41に対して傾斜する複数の案内板42をブリーザ室
23に内設することにより蛇行通路39を構成してい
る。ブリーザ室23の下部は底板43によってロッカー
アーム室22と分離区画され、底板43の一端部位置に
はブローバイガス入口28が設けられ、ブリーザ室23
の上側他端部位置にはブローバイガス出口29が設けら
れている。
ーザ室23を内設し、ロッカアームの揺動中心軸方向
(紙面を垂直に貫く方向40)に対して直交する鉛直方
向41に対して傾斜する複数の案内板42をブリーザ室
23に内設することにより蛇行通路39を構成してい
る。ブリーザ室23の下部は底板43によってロッカー
アーム室22と分離区画され、底板43の一端部位置に
はブローバイガス入口28が設けられ、ブリーザ室23
の上側他端部位置にはブローバイガス出口29が設けら
れている。
【0025】底板43の略中央部にはオイル回収管34
に連通する開口33が設けられ、その開口33に向けて
底板43が傾斜していることは前記実施例と同様であ
る。案内板42の下端部は底板43の傾斜部44に向け
て開放され、分離オイルが傾斜部44に落下できるよう
に構成してある。
に連通する開口33が設けられ、その開口33に向けて
底板43が傾斜していることは前記実施例と同様であ
る。案内板42の下端部は底板43の傾斜部44に向け
て開放され、分離オイルが傾斜部44に落下できるよう
に構成してある。
【0026】この実施例においては、ブローバイガスは
ブローバイガス入口28からブリーザ室23に侵入し、
案内板42で蛇行状に案内される。蛇行した通路をブロ
ーバイガスが通過する過程において、ブローバイガスに
含まれるオイルミストは案内板42の表面に凝縮し、ブ
ローバイガスから分離される。分離されたオイルは自重
により、傾斜した案内板42の表面をつたって底板43
の傾斜部44に落下して開口33に集められた後、オイ
ル回収管34内に導かれる。この実施例によれば、前記
第1実施例と同様な効果を得ることができるとともに、
オイル分離フィルタ25を使用する場合に比べて長期間
メンテナンスが必要でない利点がある。
ブローバイガス入口28からブリーザ室23に侵入し、
案内板42で蛇行状に案内される。蛇行した通路をブロ
ーバイガスが通過する過程において、ブローバイガスに
含まれるオイルミストは案内板42の表面に凝縮し、ブ
ローバイガスから分離される。分離されたオイルは自重
により、傾斜した案内板42の表面をつたって底板43
の傾斜部44に落下して開口33に集められた後、オイ
ル回収管34内に導かれる。この実施例によれば、前記
第1実施例と同様な効果を得ることができるとともに、
オイル分離フィルタ25を使用する場合に比べて長期間
メンテナンスが必要でない利点がある。
【0027】また、ヘッドカバー3の端部位置にブリー
ザ室23を鉛直方向に内設しているので、ヘッドカバー
3内上部に揺動中心軸方向40と平行にブリーザ室23
を設ける構成に比べて、ヘッドカバー3の高さを低くで
きエンジンの全高を低くできるという利点がある。この
発明は上記実施例に限定されるものではなく、この発明
の要旨を変更しない範囲内において種々の設計変更を施
すことが可能である。以下、そのような実施例を説明す
る。
ザ室23を鉛直方向に内設しているので、ヘッドカバー
3内上部に揺動中心軸方向40と平行にブリーザ室23
を設ける構成に比べて、ヘッドカバー3の高さを低くで
きエンジンの全高を低くできるという利点がある。この
発明は上記実施例に限定されるものではなく、この発明
の要旨を変更しない範囲内において種々の設計変更を施
すことが可能である。以下、そのような実施例を説明す
る。
【0028】(1)この発明は縦型頭上弁ディーゼルエ
ンジンに限らず、単気筒、多気筒、側弁式、頭上カムの
各種形式のエンジンにも適用することができる。また、
本発明は、ディーゼルエンジンのみならず、火花点火エ
ンジンにも適用できることは明らかである。 (2)前記実施例では、クランク室を動弁カム室5、プ
ッシュロッド嵌挿孔7、ロッカーアーム室22を介して
ブローバイガス入口28に連通することにより、ブロー
バイガス案内用バイパス路を形成したが、シリンダブロ
ック1、シリンダヘッド2の肉壁を貫通するバイパス路
を別に設けてもよい。
ンジンに限らず、単気筒、多気筒、側弁式、頭上カムの
各種形式のエンジンにも適用することができる。また、
本発明は、ディーゼルエンジンのみならず、火花点火エ
ンジンにも適用できることは明らかである。 (2)前記実施例では、クランク室を動弁カム室5、プ
ッシュロッド嵌挿孔7、ロッカーアーム室22を介して
ブローバイガス入口28に連通することにより、ブロー
バイガス案内用バイパス路を形成したが、シリンダブロ
ック1、シリンダヘッド2の肉壁を貫通するバイパス路
を別に設けてもよい。
【図1】本発明に係るエンジンのブリーザ装置の第1実
施例を説明するための図であり、縦型頭上弁ディーゼル
エンジンの縦断面図である。
施例を説明するための図であり、縦型頭上弁ディーゼル
エンジンの縦断面図である。
【図2】図1のII−II線横断面図である。
【図3】油溜まり容器周辺の拡大断面図である。
【図4】本発明に係るエンジンのブリーザ装置の第2実
施例を説明するための図であり、ヘッドカバー端部の縦
断面図である。
施例を説明するための図であり、ヘッドカバー端部の縦
断面図である。
【図5】従来のエンジンのブリーザ装置を説明するため
のシリンダヘッド周辺の縦断面図である。
のシリンダヘッド周辺の縦断面図である。
2…シリンダヘッド、2a…シリンダヘッドの上壁、3
…ヘッドカバー、14…既存穴、18…油溜まり容器、
19…油溜まり容器の上口、23…ブリーザ室、25…
オイル分離フィルタ、26…オイル分離部、27…底
板、28…ブローバイガス入口、29…ブローバイガス
出口、33…開口、34…オイル回収管、35…オイル
回収管の下端口、39…蛇行通路、43…底板。
…ヘッドカバー、14…既存穴、18…油溜まり容器、
19…油溜まり容器の上口、23…ブリーザ室、25…
オイル分離フィルタ、26…オイル分離部、27…底
板、28…ブローバイガス入口、29…ブローバイガス
出口、33…開口、34…オイル回収管、35…オイル
回収管の下端口、39…蛇行通路、43…底板。
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘッドカバー(3)にオイル分離部(2
6)を備えたブリーザ室(23)を設け、このブリーザ
室(23)にブローバイガス入口(28)とブローバイ
ガス出口(29)を設けた、エンジンのブリーザ装置に
おいて、 シリンダヘッド(2)の上壁(2a)に設けられた鋳砂
抜き穴または中子支え穴などの既存穴(14)に油溜ま
り容器(18)を嵌入して設け、ブリーザ室下側壁(2
7)(43)のブローバイガス入口(28)とは異なる
位置に開口(33)を設け、その開口(33)からオイ
ル分離部(26)(25)(39)に連通するオイル回
収管(34)を垂下するとともに、オイル回収管(3
4)の下端口(35)を油溜まり容器(18)の上口
(19)より所定距離(d)だけ下側に位置させたこと
を特徴とする、エンジンのブリーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6755295A JPH08260936A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | エンジンのブリーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6755295A JPH08260936A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | エンジンのブリーザ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08260936A true JPH08260936A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13348250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6755295A Pending JPH08260936A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | エンジンのブリーザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08260936A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19715061A1 (de) * | 1997-04-11 | 1998-10-15 | Daimler Benz Ag | Entlüftungsvorrichtung für ein Kurbelgehäuse einer Brennkraftmaschine |
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WO2018012537A1 (ja) * | 2016-07-15 | 2018-01-18 | 本田技研工業株式会社 | 燃料供給装置 |
JP2018096244A (ja) * | 2016-12-09 | 2018-06-21 | 株式会社クボタ | エンジン |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP6755295A patent/JPH08260936A/ja active Pending
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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