JP4696093B2 - メンテナンス時期報知装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両のメンテナンス時期報知装置に関するものである。
従来、車両部品毎に予め設定された推奨メンテナンス時期をメモリに保存しておき、車両部品の使用開始からの経過時間、または、使用開始からの車両の走行距離に基づいて車両部品が推奨メンテナンス時期になったか否かを判定し、推奨メンテナンス時期となった場合にこれを乗員に報知するメンテナンス時期報知装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−040090号公報
しかしながら、上述した従来のメンテナンス時期報知装置では、例えば、ある車両部品がメンテナンス時期になったため、ディーラーに車両を入庫させてメンテナンスを受けたとしても、ディーラーでメンテナンスを受けた数日後に別の車両部品のメンテナンス時期となった場合にこれが報知されることとなるため、ユーザは、短期間で何度もディーラーに車両を入庫させてメンテナンスを受けることになり、ユーザの負担が増加するという課題がある。
そこで、この発明は、メンテナンスでディーラーに車両を入庫させる回数を低減してユーザの負担を軽減することができるメンテナンス時期報知装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、複数の車両部品毎に使用時間または走行距離の閾値を記憶する記憶手段(例えば、実施の形態におけるEEPROM10)と、前記車両部品毎に使用時間および使用開始からの車両の走行距離を測定する測定手段(例えば、実施の形態におけるタイマー7、積算距離計8)と、該測定手段によって測定された使用時間および走行距離と、前記閾値とを比較して前記車両部品毎のメンテナンス時期を判定するメンテナンス時期判定手段(例えば、実施の形態におけるメンテナンス時期計算部13)と、前記メンテナンス時期判定手段の判定結果に基づいて乗員への報知を行う報知手段(例えば、実施の形態におけるマルチインフォメーションディスプレイ2)と、を備えるメンテナンス時期報知装置であって、前記記憶手段は、前記使用時間および走行距離の閾値である第1閾値(例えば、実施の形態における予告日数表示閾値、予告距離表示閾値)と、該第1閾値よりもメンテナンス時期までの前記使用時間および前記走行距離が長く設定された第2閾値(例えば、実施の形態における予告日数抽出閾値、予告距離抽出閾値)とを記憶し、前記メンテナンス時期判定手段は、前記使用時間および前記走行距離のうち少なくとも一方が前記第1閾値に達している車両部品の有無を判定するとともに、前記使用時間および前記走行距離のうち少なくとも一方が前記第2閾値に達している車両部品の有無を判定し、前記測定手段で測定された車両部品毎の前記使用時間および前記走行距離の中からメンテナンス期限に最も近い使用時間およびメンテナンス期限に最も近い走行距離を求め、前記メンテナンス期限に最も近い使用時間および前記メンテナンス期限に最も近い走行距離のうちいずれか一方の値を、他方の単位に換算し、換算した値と他方の値とを比較し、前記報知手段は、前記メンテナンス時期判定手段の判定結果に基づいて、前記第1閾値に達している車両部品だけが有る場合、当該第1閾値に達している車両部品のみを乗員に報知し、前記使用時間または前記走行距離が前記第1閾値に達している車両部品が有り、且つ、前記使用時間または前記走行距離が前記第2閾値にのみ達している車両部品が有る場合には、前記第1閾値に達している車両部品とともに前記第2閾値にのみ達している車両部品の両方を乗員に報知し、前記換算した値と前記他方の値との比較の結果、前記換算した値の方が前記他方の値より使用時間または走行距離がメンテナンス期限に近い場合に、前記他方の値を報知せずに換算前の前記一方の値を乗員に報知し、前記他方の値が前記換算した値よりも使用時間または走行距離がメンテナンス期限に近い場合に、前記換算した値を報知せずに前記他方の値を乗員に報知し、メンテナンス時期までの残り使用時間または残り走行距離を表示可能な表示手段を備え、該表示手段は、前記残り使用時間または前記残り走行距離の表示の更新を、前回の表示更新時から予め設定された所定時間だけ経過したと判定されるか、若しくは年間走行距離の推定値に基づいて前記所定時間に相当する走行距離だけ車両が走行したと判定された時に行うことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記記憶手段には、全ての車両部品で共通の前記第1閾値と前記第2閾値とが記憶されていることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記報知手段は、前記メンテナンス時期判定手段によって前記使用時間および前記走行距離が前記第1閾値に達している車両部品が無いと判定された場合、車両部品の交換が必要となるメンテナンス期限に最も近い車両部品と、該車両部品の前記使用時間または前記走行距離とを乗員に報知する。
請求項に記載した発明は、前記報知手段は、複数の図形(例えば、実施の形態におけるスパナのマーク21、車両のマーク22、矢印のマーク24)を表示可能な表示手段(例えば、実施の形態におけるマルチインフォメーションディスプレイ2)を備え、前記記憶手段は、前記第1閾値よりもメンテナンス期限までの前記使用時間および前記走行距離の長さが短く設定された第3閾値を(例えば、実施の形態における図形切替閾値)記憶し、前記メンテナンス時期判定手段は、前記測定手段の測定結果に基づいて、前記使用時間および前記走行距離が前記第3の閾値に達しているか否かを判定し、前記表示手段は、前記メンテナンス時期判定手段によって前記使用時間および前記走行距離が前記第3閾値に達したと判定された場合、前記表示手段の前記複数の図形のうち所定の図形の表示状態を切換えて、メンテナンス期限の直前になった車両部品の存在を乗員に報知することを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記記憶手段は、車両部品を、該車両部品毎に対応付けされたメンテナンス項目として記憶し、前記報知手段は、前記メンテナンス項目を表示可能な表示手段(例えば、実施の形態におけるマルチインフォメーションディスプレイ2)を備え、該表示手段に前記メンテナンス項目を表示して乗員への報知を行うことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、使用時間及び走行距離の第1閾値に達している車両部品の報知が行われているときに、第1閾値よりも使用時間及び走行距離が長く設定された第2閾値にのみ達している車両部品を第1閾値に達している車両部品とともに報知することで、メンテナンスが必要な車両部品とともにメンテナンス時期が近いものが報知されることとなるため、メンテナンスでディーラーに車両を入庫させる回数を低減してユーザの負担を軽減することができる効果がある。
また、一度の車両の入庫で複数のメンテナンスを行うことができるため、ディーラーの整備員は分解整備等の工数を低減することが可能となり、したがって、整備員の負担も軽減することができる。
さらに、車両部品毎の最小使用時間および最小走行距離のうちいずれか一方の値を他方の単位に換算した換算値と、他方の値とを比較して換算値の方が他方の値より小さい場合に換算前の一方の値を報知し、他方の値が換算値よりも小さい場合に他方の値を報知することができるため、車両の利用頻度に応じて車両部品の使用時間、車両の走行距離のうち、よりメンテナンス時期に近いと推測される値をユーザに報知することができ、したがって、ユーザの車両の利用頻度に応じた適切な報知を行うことができる効果がある。
そして、例えば、車両の年間走行距離の推定値が比較的短い場合には、残り使用時間が先に所定時間に達し、年間走行距離の推定値が比較的長い場合には、残り走行距離が先に所定時間に相当する走行距離に達するため、表示更新の頻度が低すぎてメンテナンス時期に係る表示の信頼性が低下したり、表示更新の頻度が高すぎて表示内容がちらついて見難くなるのを防止することができる。したがって、商品性の向上を図ることができるとともに、ユーザがより一層表示内容を容易に認識することができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、記憶部に記憶させる第1閾値及び第2閾値の情報量を低減することができるため、記憶部の容量を抑制することができる効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、使用時間または走行距離の第1閾値に測定手段で測定された何れの使用時間、走行距離も達していない場合に、メンテナンス期限に最も近い車両部品と、当該車両部品の使用時間または走行距離とを常時ユーザに報知することで、最も近いメンテナンス期限をユーザに常に意識させることができるため、商品性の向上を図ることができる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、使用時間または走行距離が第3閾値に達した場合に、これを図形表示の切換により乗員に報知することができるため、メンテナンス期限の直前になったことを図形表示を見ることで容易に認識することができる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、ユーザが表示手段に表示されたメンテナンス項目の項目名で車両部品の種類を把握することができるため、例えば車両部品の名称を全て表示する場合よりも簡素化して表示することができ、したがって、表示手段の配置自由度を向上することができる効果がある。
次に、図面を参照しながらこの発明の実施の形態を説明する。
図1は、この実施の形態における車両のメータ(meter)1の概略構成図を示している。このメータ1は、運転席に着座した運転者から見易い運転席前方や車幅方向の中央位置に配置され、図示しない車速計、エンジン回転数計、燃料・水温計などの計器類が設けられたものである。また、このメータ1には、上記計器類の他に、様々な情報を表示可能なマルチインフォメーションディスプレイ2が設けられている。このマルチインフォメーションディスプレイ2は、液晶表示部3とインジケータ4とを備えており、メンテナンス時期報知装置5からの制御指令に基づいて、複数の車両部品毎に設定されたメンテナンス時期などの各種メンテナンス情報の表示が可能となっている。ここで、上記メンテナンスとは、部品交換やフルード交換などの作業だけでなく車両部品の位置調整やワイヤー調整などの作業を全て含めてメンテナンスと呼んでいる。また、メンテナンス時期とは、上記メンテナンスを行うのに適した時期を意味している。
メータ1は、上記以外に、セレクト・リセットスイッチ(SEL/RESET SW)6、タイマー(timer)7、積算距離計(ODO/TRIP)8、RAM(Random Access memory)9およびEEPROM(Electrically Erasable Programmable Rom)10を備えている。
セレクト・リセットスイッチ6は、メンテナンス時期報知装置5による上記マルチインフォメーションディスプレイ2における表示内容を切換えるためのスイッチと、車両部品のメンテナンス後に各種情報を車両部品ごとにリセットするスイッチとを備えており、メンテナンス時期報知装置5のリセット制御部11に接続されている。ここで、ユーザがセレクト・リセットスイッチ6によって所定のリセット操作をすることでリセット制御部11に対してリセット要求指令および表示切替要求指令が出力されるようになっている。また、セレクト・リセットスイッチ6により所定のセレクト操作を行うことで、リセット制御部11、メンテナンス時期計算部13を介してマルチインフォメーションディスプレイ2の表示内容を変更して、例えば、メンテナンス情報の表示から積算距離表示や水温や外気温などに変更することができるようになっている。
タイマー7は、車両部品を交換してから現在までの経過時間、すなわちユーザによる車両部品毎のリセット操作が行われてから現在までの経過時間(以下、単に使用時間という)を日数で計時するものであり、メンテナンス時期報知装置5を構成するメンテナンス時期計算部13に接続され、メンテナンス時期報知装置5に使用時間の情報を送信している。なお、タイマー7に時計の機能のみを持たせて、タイマー7から出力される時間情報に基づいて時期報知装置5で使用時間を計時するようにしても良い。
積算距離計8は、車両部品を交換してから現在までの車両の走行距離(以下、単に積算距離という)を積算するものであり、上記タイマー7と同様にメンテナンス時期計算部13に接続されている。そして、メンテナンス時期計算部13に対して車両部品を交換してから現在までの走行距離を積算値(オド値)としてメンテナンス時期計算部13に送信可能となっている。
RAM9は、メンテナンス時期計算部13で各種処理を行う際に作成されたファイルや計算結果を一時的に保存するための揮発性のメモリであり、メンテナンス時期計算部13からの指令に基づいて、データの読み書き(リード・ライト)が可能となっている。
EEPROM10は、メンテナンス時期計算部13からの所定の消去(クリア)指令により記憶情報を消去可能な不揮発性のメモリであり、複数の車両部品毎に設定される使用時間および走行距離の判定距離および判定時間などのデータが保存可能になっている。また、EEPROM10には、車両部品毎に予め設定されたメンテナンス項目、判定距離および判定時間のテーブルが記憶されている。この車両部品のメンテナンス項目、判定距離および判定時間のテーブルを以下に示す。
Figure 0004696093
ここで、判定距離および判定時間とは、車両部品毎に予め設定されたメンテナンスを推奨する積算距離および使用時間であり、例えば、メンテナンス項目の項目「A」に対応付けられた判定距離である3000kmと判定時間である100日の場合を一例に説明すると、車両部品aを交換してから車両が3000km走行する条件と100日経過する条件とのうち、いずれか一方の条件でも満たされた場合、車両部品aのメンテナンス時期であることを報知することとなる。ここで、メンテナンス項目とは、車両部品を識別するための数字、文字または図形などからなる識別子である。なお、上記テーブルに記載されている数値は一例であってこれらに限られるものではない。また、判定距離および判定時間が設定される車両部品として、例えば、各種フルード類、各種フィルター類、ワイパーゴム、エアクリーナーエレメント、パーキングブレーキのワイヤーなどがある。
また、EEPROM10には、タイマー7で計時された使用時間が上記メンテナンス項目毎に対応付けて記憶され、さらに、積算距離計8で積算された積算距離がメンテナンス項目毎に対応付けて記憶されている。このメンテナンス項目毎に対応付けて記憶された、積算距離と経過(使用)時間とのテーブルの一例を以下に示す。
Figure 0004696093
ここで、上述した判定距離から積算距離計8で積算した積算距離を減算して、判定距離に達するまでの残り走行距離である残距離を求めることができ、さらに、上述した判定時間からタイマー7で計時した使用時間を減算して、判定時間に達するまでの残り時間である残日数を求めることができる。これら残距離と残日数との算出は、後述するメンテナンス時期計算部13によって常時行われる。
さらに、EEPROM10には、残距離に対する閾値として予め設定された予告距離表示閾値(例えば、1000km程度)および、この予告距離表示閾値よりも長い距離に設定された予告距離抽出閾値(例えば、3000km程度)とがそれぞれ記憶されている。同様に、EEPROM10には、残日数に対する閾値として予め設定された予告日数表示閾値(例えば、60日程度)および、この予告日数表示閾値よりも長い日数に設定された予告日数抽出閾値(例えば、30日程度)とがそれぞれ記憶されている。
また、EEPROM10には、イグニッションをOFFにする直前のメータ1の各種設定情報が記憶され、この各種設定情報に基づいて再度イグニッションがONされたときに、メータ1の設定がイグニッションOFF直前の状態に維持されるようになっている。
ところで、上述したメンテナンス時期報知装置5は、主に、リセット制御部11、ディスプレイ(display)制御部12およびメンテナンス時期計算部13で構成されている。
リセット制御部11は、上述したセレクト・リセットスイッチ6からのリセット要求および表示切替要求を受信してメンテナンス時期計算部13に対してのタイマー7および積算距離計8の各出力値をクリアする要求を出力するものである。ここで、タイマー7および積算距離計8の出力値をクリアすることで、上述した車両部品毎に記憶されている残距離および残日数の値は初期値すなわち判定距離および判定時間の値に戻ることとなる。
ディスプレイ制御部12は、マルチインフォメーションディスプレイ2の表示制御を行って各種メンテナンス情報をマルチインフォメーションディスプレイ2に表示させるものである。具体的には、ディスプレイ制御部12は、メンテナンス時期計算部13から出力されるメンテナンス項目の情報および所定の図形の情報を、マルチインフォメーションディスプレイ2の液晶表示部3に表示させるとともに、メンテナンス時期計算部13から出力される所定の距離又は日数とその単位とを、それぞれマルチインフォメーションディスプレイ2のインジケータ4に表示させる制御を行う。
また、ディスプレイ制御部12は、マルチインフォメーションディスプレイ2のインジケータ4に表示される残距離または残日数の更新を、例えば残日数の場合には、前回更新したときから所定の日数だけ経過したと判定された場合に行うように制御し、残距離の場合には、前回更新したときから車両が所定距離だけ走行したと判定された場合に行うように制御する。ここで、上記所定時間は、車両の利用頻度の低い年間推定走行距離が短いユーザの場合に更新間隔として適当な時間の間隔が得られるように予め設定される時間であり、上記所定距離は、車両の利用頻度の高い年間推定走行距離が長いユーザの場合に、更新間隔が適当な時間になるように、年間推定走行距離に応じて設定される距離である。
メンテナンス時期計算部13は、メンテナンス時期報知装置5内の各種制御を行うものである。具体的には、メンテナンス時期計算部13は、前述したEEPROM10にメンテナンス項目毎に記憶されている使用時間と積算距離とに基づいて、複数の車両の部品ごとの残距離と残日数との算出を常時行う。ここで、算出された最新の残距離と残日数とは一時的にRAM9に保存される。
また、メンテナンス時期計算部13は、算出した複数の車両部品毎の残距離が、それぞれEEPROM10に予め記憶されている予告距離抽出閾値および予告距離表示閾値に達したか否かを判定する。同様に、メンテナンス時期計算部13は、算出した複数の車両部品ごとの残日数が、それぞれEEPROM10に予め記憶されている予告日数抽出閾値および予告日数表示閾値に達したか否かを判定する。そして、メンテナンス時期計算部13は、これらの判定結果に基づいて、マルチインフォメーションディスプレイ2に表示するメンテナンス項目および残距離又は残日数を決定してその情報をディスプレイ制御部12に出力する。
また、メンテナンス時期計算部13は、タイマー7および積算距離計8の出力に基づいて求められる年間の走行距離パターンから一年間の総走行距離の推定値である年間推定走行距離を学習する。ここで、年間推定走行距離とは、例えば、単位時間を1日とした場合、この1日で走行した積算距離を一年365日で積算することで算出できる。
そして、メンテナンス時期計算部13は、RAM9に保存されている全ての車両部品の残距離と残日数とのうち、最も小さい値の残距離(以下、最小残距離という)と最も小さい値の残日数(以下、最小残日数という)とを検索する。そして、年間推定走行距離を用いて最小残距離を残日数の値に換算し、この換算した換算値を最小残日数と比較して、換算値が最小残日数以下である場合には換算前の最小残距離の情報をディスプレイ制御部12に対して出力し、一方、最小残日数が換算値よりも小さい場合には最小残日数の情報をディスプレイ制御部12に対して出力する。なお、最小残距離となる車両部品に対応付けられてEEPROM10に記憶されている積算距離は、全ての車両部品の中で積算距離のメンテナンス期限に最も近い積算距離となり、最小残日数となる車両部品に対応付けられてEEPROM10に記憶されている使用時間は、全ての車両部品の中で使用時間のメンテナンス期限に最も近い使用時間となる。
次に、メンテナンス時期計算部13からディスプレイ制御部12に対して出力する情報の決定について具体的に説明する。まず、残距離と残日数とのうち少なくともいずれか一方が予告日数表示閾値または予告距離表示閾値に達している車両部品が存在している場合には、当該車両部品のメンテナンス項目をディスプレイ制御部12に対して出力するメンテナンス項目の情報として決定する。
さらに、残日数または残距離が予告日数表示閾値または予告距離表示閾値に達している車両部品(以下、単に予告表示部品という)が存在し、且つ、残日数または残距離が予告日数抽出閾値または予告距離抽出閾値にのみ達している車両部品(以下、単に予告抽出部品)が存在する場合には、上記予告表示部品のメンテナンス項目の情報とともに、予告抽出部品のメンテナンス項目の情報を、ディスプレイ制御部12に対して出力するメンテナンス項目の情報として決定する。ここで、予告日数抽出閾値または予告距離抽出閾値にのみ達している車両部品の残距離および残日数は、ディスプレイ制御部12に出力する残距離および残日数の情報にならない。
また、メンテナンス時期計算部13は、予告表示部品のうち、最もメンテナンス期限に近い予告表示部品の残日数または残距離が、メンテナンス期限の直前になったことを判定するための図形切替閾値に達した場合に、液晶表示部3に表示される複数の図形の表示状態を切換えるための制御指令をディスプレイ制御部12に出力する。
次に、図2、図3を参照しながら上記メンテナンス時期計算部13によるメンテナンス項目の情報を決定する制御、すなわちメンテナンス項目の表示切換制御の具体例について説明する。
図2は、縦軸を残日数、横軸を経過日数(使用時間)とし、メンテナンス項目「2」,「3」,「B」に対応付けて記憶されている各残日数の変移を示すグラフの一例を示したものである。また、このグラフの下方には各車両部品の残日数の変移に応じたマルチインフォメーションディスプレイ2の表示項目を示している。ここで、上記各残日数は経過日数が増加するにしたがって減少するため、各メンテナンス項目のグラフは平行な右肩下がりのグラフになる。
図2に示すように、まず、各メンテナンス項目のうち何れのメンテナンス項目の残日数も予告日数表示閾値である30日に達していない日数d1よりも経過日数が少ない場合、メンテナンス期限すなわち残日数「0」に最も近い車両部品を示すメンテナンス項目「2」の情報が、メンテナンス時期計算部13からディスプレイ制御部12に対して出力され、液晶表示部3にメンテナンス項目「2」が表示される。ここで、予告日数抽出閾値である60日にのみ達しているメンテナンス項目「3」の情報は出力されない。
次に、経過日数が日数d1となりメンテナンス項目「2」の残日数が予告日数表示閾値である30日に達すると、残日数が予告日数抽出閾値である60日にのみ達しているメンテナンス項目「3」の情報が、すでに残日数が30日に達しているメンテナンス項目「2」の情報とともに、メンテナンス時期計算部13からディスプレイ制御部12に対して出力され、液晶表示部にメンテナンス項目「2」,「3」が表示される。ここで、残日数が予告日数抽出閾値である60日に達していないメンテナンス項目「B」の情報は、メンテナンス時期計算部13からディスプレイ制御部12に対して出力されない。
さらに、経過日数が日数d2となり、メンテナンス項目「B」の残日数が予告日数抽出閾値である60日に達すると、メンテナンス時期計算部13は、上述したメンテナンス項目「2」,「3」の情報とともに、メンテナンス項目「B」の情報をディスプレイ制御部12に対して出力する。なお、メンテナンス項目の残日数が「0」となっても、ユーザによりセレクト・リセットスイッチ6のリセット操作がなされない限り、当該メンテナンス項目の情報の出力は維持される。
そして、経過日数が日数d3となり、最もメンテナンス期限に近いメンテナンス項目「2」の残日数が画像切替閾値である10日に至ると、メンテナンス時期計算部13は、液晶表示部3に表示されている複数の図形のうち所定の図形の表示を止めるように、ディスプレイ制御部12に対して制御指令を出力する。
一方、図3は、縦軸を残距離、横軸を走行距離(積算距離)とし、メンテナンス項目「2」,「3」,「B」にそれぞれ対応付けて記憶されている残距離の変移を示すグラフの一例を示すものである。また、このグラフの下方には各車両部品の残日数の変移に応じたマルチインフォメーションディスプレイ2の表示項目を示している。ここで、上記各残距離は走行距離が増加するにしたがって減少するため、各メンテナンス項目のグラフは平行な右肩下がりのグラフになる。
図3に示すように、まず、複数のメンテナンス項目の残距離のうち何れのメンテナンス項目の残距離も予告距離表示閾値である1000kmに達していない場合、メンテナンス期限すなわち残距離「0」に最も近い車両部品を示すメンテナンス項目「2」の情報が、メンテナンス時期計算部13からディスプレイ制御部12に対して出力され、このメンテナンス項目「2」が液晶表示部3に表示される。ここで、予告距離抽出閾値である3000kmにのみ達しているメンテナンス項目「3」の情報は出力されない。
そして、走行距離が距離D1となりメンテナンス項目「2」の残距離が予告距離表示閾値である1000kmに達すると、残距離が予告距離抽出閾値である3000kmにのみ達しているメンテナンス項目「3」の情報が、すでに残距離が予告距離表示閾値である100kmに達しているメンテナンス項目「2」の情報とともに、メンテナンス時期計算部13からディスプレイ制御部12に対して出力され、液晶表示部にメンテナンス項目「2」,「3」が表示される。ここで、残距離が予告距離抽出閾値である3000kmに達していないメンテナンス項目「B」の情報は、メンテナンス時期計算部13からディスプレイ制御部12に対して出力されない。
さらに、走行距離が距離D2となり、メンテナンス項目「B」の残距離が予告距離抽出閾値である3000kmに達すると、メンテナンス時期計算部13は、上述したメンテナンス項目「2」,「3」の情報とともに、メンテナンス項目「B」の情報をディスプレイ制御部12に対して出力する。そして、液晶表示部3にメンテナンス項目「2」,[3],[B]が表示される。なお、メンテナンス項目の残距離が「0」となっても、ユーザによりセレクト・リセットスイッチ6のリセット操作がなされない限り、当該メンテナンス項目の情報の出力は維持される。
そして、走行距離が距離D3となり、最もメンテナンス期限に近いメンテナンス項目「2」の残距離が画像切替閾値である300kmに至ると、メンテナンス時期計算部13は、液晶表示部3に表示されている複数の図形のうち所定の図形の表示を止めるように、ディスプレイ制御部12に対して制御指令を出力する。
すなわち、メンテナンス時期計算部13は、図2に示す表示項目と、図3に示す表示項目との全ての表示項目の情報をディスプレイ制御部12に対して出力して、マルチインフォメーションディスプレイ2の液晶表示部3に表示させている。なお、上述した各閾値の数値は一例であってこれに限られるものではない。また、前記予告日数表示閾値および前記予告距離表示閾値の両方に達しているメンテナンス項目が存在している場合、同一メンテナンス項目が2つ同時に表示されることはない。
次に、図4のフローチャートを参照しながらメンテナンス時期計算部13における表示内容判定処理を説明する。ここで、表示内容判定処理とはインジケータ4に表示する内容を判定する処理である。
まず、ステップS101において、RAM9に記憶されている各メンテナンス項目に対応付けられた残距離と残日数との情報を取得する。
ステップS102では、取得した残距離のうち最小残距離と、取得した残日数のうち最小残日数とを検索する。
ステップS103では、(1)式により最小残距離から換算値である推定残日数を算出する。
推定残日数=最小残距離/推定年間走行距離×365・・・(1)
ここで、例えば、最小残距離が1000km、推定年間走行距離が24000kmである場合、推定残日数は15.2日となる。そして、推定残日数は、最小残距離を一定とした場合、推定年間走行距離の値が大きくなるほど値が小さくなる。
ステップS104では、ステップS103で算出された推定残日数が最小残日数以下か否かを判定する。ステップS104の判定結果が「Yes」(最小残日数≧推定残日数)である場合は、ステップS105に進み、「No」(最小残日数<推定残日数)である場合は、ステップS106に進む。
ステップS105では、推定残日数に換算する前の最小残距離をマルチインフォメーションディスプレイ2のインジケータ4に表示させ、一方、ステップS106では、最小残日数をマルチインフォメーションディスプレイ2のインジケータ4に表示させてリターンする。なお、上記表示内容判定処理では、最小残距離を年間推定走行距離に基づいて残日数の単位に換算して比較したが、年間推定走行距離に基づいて最小残日数を残距離に換算して比較するようにしても良い。
次に、上述したマルチインフォメーションディスプレイ2におけるメンテナンス時期の表示例を、図5〜図8とともに前述した図2、図3に示すグラフを参照しながら説明する。なお、図5〜図8において、(a)はインジケータ4に残距離を表示する場合の一例を示し、(b)はインジケータ4に残日数を表示する場合の一例を示している。
図5(a),(b)は、それぞれ各メンテナンス項目の残日数および残距離が、図3、図4の日数d1、距離D1よりも大きいとき、すなわち予告日数表示閾値および予告距離表示閾値に全てのメンテナンス項目の残距離、残日数が達していないときに表示される通常表示モードを示したものである。
図5(a)に示すように、マルチインフォメーションディスプレイ2の中央部には液晶表示部3が配置され、その下部にはインジケータ4が配置されている。また、マルチインフォメーションディスプレイ2の上部には、クルーズ表示部Cが配置され、このクルーズ表示部Cには、高速道路などで車速を一定値に制御するクルーズモードを備えた車両の車速の設定値(図中、100km/h)が、道路を走行する車両のマーク(図形)とともに表示されるようになっている。
そして、図5(a),(b)に示す液晶表示部3には、スパナのマーク(図形)21と、車両のマーク(図形)22とが表示され、さらに、車両のマーク22からスパナのマーク21の方向を指す矢印のマーク(図形)24が表示されている。また、上記各マーク21,22,24の下方には、メンテナンス項目のうち、最もメンテナンス期限に近いもの(図中、メンテナンス項目「2」)だけが表示されている。
図5(a)に示すインジケータ4は、上述した図4の表示内容判定処理で判定された最小残距離として15000kmが表示されたものであり、図5(b)に示すインジケータ4は、上述した図4の表示内容判定処理で判定された最小残日数として150DAYSが表示されたものである。
図6(a),(b)は、例えば、図2の横軸の経過日数が日数d2から日数d3の間か、または、図3の横軸の走行距離が距離D2から距離D3の間に表示される予告表示モードであって、図5(a),(b)の液晶表示部3にメンテナンス項目「B」,「3」がそれぞれ加わったものである。ここで、図6(a)のインジケータ4には、表示時点の最小残距離である「1000km」が表示され、一方図6(b)のインジケータ4には、表示時点の最小残日数である「50DAYS」が表示されている。
図7(a),(b)は、例えば、図2,3に示す各メンテナンス項目の残日数のグラフのうち、最もメンテナンス期限に近いメンテナンス項目の残日数が図2に示す画像切替閾値である10日に達するか、または最も期限に近いメンテナンス項目の残距離が図3に示す画像切換閾値である300kmに達した場合に表示される交換表示モードである。これら図7(a),(b)の液晶表示部には、図6(a),(b)で表示されていた車両のマーク22と矢印のマーク24とが消えてスパナのマーク21のみになる。ここで、スパナのマーク21だけの表示になることでユーザは表示されているメンテナンス項目のうち少なくともいずれか1つのメンテナンス項目に対応した車両部品のメンテナンス期限が近いことを認識することができる。
図8(a),(b)は、例えば、各メンテナンス項目の残日数のうちの最小残日数がメンテナンス期限を越えた場合に表示される経過表示モードである。この経過表示モードでは、基本的に図7で示した交換表示モードと表示内容が同じであるが、最小残日数または最小残距離が「0」を下回っているため、インジケータ4に表示される数値はマイナス表示となる。なお、経過表示モードの時には、早急にメンテナンスを行う必要があるため、例えば、スパナのマーク21を点滅させるなどして、ユーザにメンテナンスの実施を促すようにしても良い。
したがって、上述の実施の形態によれば、残日数または残距離が予告日数表示閾値および予告距離表示閾値に達している車両部品のメンテナンス項目の表示が行われているときに、予告日数表示閾値および予告距離表示閾値よりも使用時間及び走行距離が長く設定された予告日数抽出閾値および予告距離抽出閾値にのみ達している車両部品のメンテナンス項目を、予告日数表示閾値および予告距離表示閾値に達している車両部品のメンテナンス項目とともに報知することで、メンテナンスが必要な車両部品とともにメンテナンス時期が近い車両部品をユーザが認識することができ、この結果、メンテナンスでディーラーに車両を入庫させる回数を低減してユーザの負担を軽減することができる。
また、一度の車両の入庫で複数のメンテナンスを行うことができるため、ディーラーの整備員による分解整備等の工数を低減することが可能となり、この結果、整備員の負担も軽減することができる。
さらに、予告日数表示閾値および予告距離表示閾値や予告日数抽出閾値および予告距離抽出閾値や画像切換閾値を各メンテナンス項目毎に共通の閾値としているため、EEPROM10に記憶させる情報量を低減することができ、この結果、EEPROM10の容量を抑制することができる。
また、最小残距離を残日数の単位に換算した換算値と、最小残日数とを比較して換算値の方が最小残日数の値より小さい場合に換算前の最小残距離をインジケータ4に表示し、最小残日数の値が換算値よりも小さい場合に最小残日数の値をインジケータ4に表示することができるため、車両の利用頻度に応じた適切な表示を行うことができる。
そして、何れのメンテナンス項目の残日数および残距離も予告日数表示閾値および予告距離表示閾値に達していない場合、メンテナンス期限に最も近い車両部品のメンテナンス項目と、当該メンテナンス項目に対応付けて記憶された残日数または残距離とを常時ユーザに報知することができるため、最も近いメンテナンス期限をユーザに常に意識させることができ、この結果、商品性の向上を図ることができる。
さらに、予告日数表示閾値および予告距離表示閾値に達した車両部品の残日数または残距離がメンテナンス期限の直前になって図形切換閾値に達した場合に、これを車両のマーク22および矢印のマーク24を液晶表示部3の表示から消すことで報知することができるため、メンテナンス期限の直前になったことをユーザが容易に認識することができる。
また、ユーザがマルチインフォメーションディスプレイ2に表示されたメンテナンス項目の項目名で車両部品の種類を把握することができるため、例えば車両部品の名称を全て表示する場合よりも簡素化して表示することができ、この結果、表示手段の配置自由度を向上することができる。
さらに、ディスプレイ制御部12によるインジケータ4の更新判定時に、車両の年間推定走行距離が比較的短い場合には、残日数が先に所定日数に達し、年間推定走行距離が比較的長い場合には、残距離が先に所定時間に相当する走行距離に達するため、表示更新の頻度が低すぎてメンテナンス時期に係る表示の信頼性が低下したり、表示更新の頻度が高すぎて表示内容がちらついて見難くなるのを防止することができ、この結果、商品性の向上を図ることができるとともに、ユーザがより一層表示内容を容易に認識することができる。
次に図9〜図12に基づいて、上述した実施の形態の変形例を説明する。なお、この実施の形態の変形例では、上述した実施の形態のメンテナンス時期計算部13で行われる制御に、イグニッションON時の表示制御を加えたものであるため、同一部分に同一符号を付して相違点のみを説明する。
図9は、上述した最小残日数が予告日数表示閾値であるメンテナンス期限の30日前に達した予告表示モードの場合であって、車両のイグニッションをONにした直後にマルチインフォメーションディスプレイ2に表示される表示画面の一例を示している。
図9に示すマルチインフォメーションディスプレイ2の画面中央には、メンテナンス期限が迫っている旨のメッセージ表示(例えば、SERVICE DUE SOONなど)がなされ、その下方には、メンテナンス表示画面であることを示すスパナのマークとメンテナンス期限が迫っている車両部品のメンテナンス項目(図中、A123456789)が全て表示される。ここで、上記イグニッションをONした直後の表示画面は、警告音とともに数秒間だけ表示される(以下、図10〜図12も同様)。なお、最小残日数が予告日数表示閾値である30日に達している場合について説明したが、最小距離が予告距離表示閾値に達している場合も同様である。
また、図10は、図9と同様に車両のイグニッションをONにした直後にマルチインフォメーションディスプレイ2に表示される表示画面の一例を示しており、図形切換閾値である最小残日数が10日前に達している交換表示モードの場合に表示されるマルチインフォメーションディスプレイ2の表示画面の一例を示している。この図10に示す表示画面では、図9に示すメンテナンス期限が迫っている旨のメッセージ表示が、メンテナンス期限になった旨の表示(例えば、SERVICE DUE NOW)に切り替わる。
図11は、残日数がメンテナンス期限を過ぎている経過表示モードの場合に、イグニッションをONした直後にマルチインフォメーションディスプレイ2に表示される表示画面の一例を示している。この図11に示すマルチインフォメーションディスプレイ2には、その画面中央にメンテナンス期限が過ぎた旨のメッセージ表示(例えば、SERVICE OVER DUEなど)がなされ、上述した図9のメンテナンス項目の上方に期限を過ぎた分の日数(図中、12DAYS)が表示される。なお、図12は、図11に示す表示画面の他の態様であり、メッセージ表示を省略したものである。この図12では、期限が過ぎた分の日数をマイナス表示にすることで、メンテナンス期限を過ぎていることを報知している。
したがって、上述した実施の形態の変形例によれば、通常時のマルチインフォメーションディスプレイ2の表示内容としてメンテナンス時期に係る表示が選択されていない場合であっても、メンテナンス時期計算部13がイグニッションONの直後にメンテナンス時期をユーザに報知する画面表示を表示する制御を行うため、より確実にユーザがメンテナンス時期を認識することができる。
なお、上記実施の形態では、予告日数表示閾値、予告日数抽出閾値、予告距離表示閾値、予告距離抽出閾値および画像切換閾値などの各種閾値を、複数のメンテナンス項目の残距離および残日数に対する共通の閾値として設けてある場合について説明したが、例えば、メンテナンス項目毎に上記各閾値の値を個別に設定する構成にしてもよい。
また、上述した実施の形態では、メンテナンス項目や、残距離または残日数の文字表示、表示図形の切換によりユーザに報知する場合について説明したが、報知できるものであれば表示に限られるものではなく、例えば、音声で報知したりランプやLEDの点灯によって報知するようにしても良い。
さらに、残距離と残日数とを算出してこれらの値が「0」となった場合にメンテナンス期限になる場合について説明したが、例えば、車両部品の使用開始からの走行距離の積算値である積算距離および使用時間が、予め設定された積算距離と使用時間との上限値にそれぞれ達した場合にメンテナンス期限になるようにしても良い。また、この場合、上述した予告日数抽出閾値と予告日数表示閾値とは使用時間の閾値として設定され、予告日数抽出閾値が予告日数表示閾値よりも小さい所定の値になる。さらに、予告距離抽出閾値と予告距離表示閾値とは積算距離の閾値として設定され、予告距離抽出閾値が予告距離表示閾値よりも小さい所定の値になる。
そして、時間のパラメータとして日数を用いた場合について説明したが、時間に関するものであれば日数に限られるものではない。
また、車両部品毎に残日数や残距離を予め設定する場合について説明したが、エンジンオイルのように、エンジン回転数や温度環境などの使用環境によってその寿命が変動するものについては、エンジン回転数や温度環境などの測定値に基づいてエンジンECUで残日数や残距離を算出し、この算出結果を予告日数抽出閾値、予告日数表示閾値、予告距離抽出閾値、予告距離表示閾値と比較するようにしても良い。この場合、例えば、使用環境が厳しい条件に変化すると、図2,3に示す残日数のグラフと残距離のグラフとが、全体的に左方向へ平行移動することとなる。
さらに、上述の実施の形態では、タイマー7において使用時間を計時し、積算距離計8で積算距離を積算する場合について説明したが、使用時間、積算距離を求める手法としては種々の方法を用いることができる。例えば、セレクト・リセットスイッチ6によって車両部品ごとのリセット操作がなされた時点における車両の積算距離(車両部品毎の積算距離とは異なる)や時刻をRAM9などに記憶させてこれらを現在の車両の積算距離や現在時刻から減算して求めるようにしてもよい。
本発明の実施の形態におけるメータのブロック図である。 本発明の実施の形態における経過日数に対する各メンテナンス項目に対応付けられた残日数を示すグラフである。 本発明の実施の形態における走行距離に対する各メンテナンス項目に対応付けられた残距離を示すグラフである。 本発明の実施の形態における表示内容判定処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態における通常表示モード時のマルチインフォメーションディスプレイの正面図である。 本発明の実施の形態における予告表示モード時のマルチインフォメーションディスプレイの正面図である。 本発明の実施の形態における交換表示モード時のマルチインフォメーションディスプレイの正面図である。 本発明の実施の形態における経過表示モード時のマルチインフォメーションディスプレイの正面図である。 本発明の実施の形態の変形例における交換表示モード時のマルチインフォメーションディスプレイの正面図である。 本発明の実施の形態の変形例における予告表示モード時のマルチインフォメーションディスプレイの正面図である。 本発明の実施の形態の変形例における経過表示モード時のマルチインフォメーションディスプレイの正面図である。 本発明の実施の形態の変形例の他の態様における経過表示モード時のマルチインフォメーションディスプレイの正面図である。
符号の説明
10 EEPROM(記憶手段)
7 タイマー(測定手段)
8 積算距離計(測定手段)
13 メンテナンス時期計算部(メンテナンス時期判定手段)
2 マルチインフォメーションディスプレイ(報知手段、表示手段)
21 スパナのマーク(図形)
22 車両のマーク(図形)
24 矢印のマーク(図形)

Claims (5)

  1. 複数の車両部品毎に使用時間または走行距離の閾値を記憶する記憶手段と、
    前記車両部品毎に使用時間および使用開始からの車両の走行距離を測定する測定手段と、
    該測定手段によって測定された使用時間および走行距離と、前記閾値とを比較して前記車両部品毎のメンテナンス時期を判定するメンテナンス時期判定手段と、
    前記メンテナンス時期判定手段の判定結果に基づいて乗員への報知を行う報知手段と、を備えるメンテナンス時期報知装置であって、
    前記記憶手段は、前記使用時間および走行距離の閾値である第1閾値と、該第1閾値よりもメンテナンス時期までの前記使用時間および前記走行距離が長く設定された第2閾値とを記憶し、
    前記メンテナンス時期判定手段は、
    前記使用時間および前記走行距離のうち少なくとも一方が前記第1閾値に達している車両部品の有無を判定するとともに、前記使用時間および前記走行距離のうち少なくとも一方が前記第2閾値に達している車両部品の有無を判定し、
    前記測定手段で測定された車両部品毎の前記使用時間および前記走行距離の中からメンテナンス期限に最も近い使用時間およびメンテナンス期限に最も近い走行距離を求め、前記メンテナンス期限に最も近い使用時間および前記メンテナンス期限に最も近い走行距離のうちいずれか一方の値を、他方の単位に換算し、換算した値と他方の値とを比較し、
    前記報知手段は、
    前記メンテナンス時期判定手段の判定結果に基づいて、前記第1閾値に達している車両部品だけが有る場合、当該第1閾値に達している車両部品のみを乗員に報知し、
    前記使用時間または前記走行距離が前記第1閾値に達している車両部品が有り、且つ、前記使用時間または前記走行距離が前記第2閾値にのみ達している車両部品が有る場合には、前記第1閾値に達している車両部品とともに前記第2閾値にのみ達している車両部品の両方を乗員に報知し、
    前記換算した値と前記他方の値との比較の結果、前記換算した値の方が前記他方の値より使用時間または走行距離がメンテナンス期限に近い場合に、前記他方の値を報知せずに換算前の前記一方の値を乗員に報知し、前記他方の値が前記換算した値よりも使用時間または走行距離がメンテナンス期限に近い場合に、前記換算した値を報知せずに前記他方の値を乗員に報知し、
    メンテナンス時期までの残り使用時間または残り走行距離を表示可能な表示手段を備え、該表示手段は、前記残り使用時間または前記残り走行距離の表示の更新を、前回の表示更新時から予め設定された所定時間だけ経過したと判定されるか、若しくは年間走行距離の推定値に基づいて前記所定時間に相当する走行距離だけ車両が走行したと判定された時に行うことを特徴とするメンテナンス時期報知装置。
  2. 前記記憶手段には、全ての車両部品で共通の前記第1閾値と前記第2閾値とが記憶されていることを特徴とする請求項1に記載のメンテナンス時期報知装置。
  3. 前記報知手段は、前記メンテナンス時期判定手段によって前記使用時間および前記走行距離が前記第1閾値に達している車両部品が無いと判定された場合、車両部品の交換が必要となるメンテナンス期限に最も近い車両部品と、該車両部品の前記使用時間または前記走行距離とを乗員に報知することを特徴とする請求項1または2に記載のメンテナンス時期報知装置。
  4. 前記報知手段は、複数の図形を表示可能な表示手段を備え、
    前記記憶手段は、前記第1閾値よりもメンテナンス期限までの前記使用時間および前記走行距離の長さが短く設定された第3閾値を記憶し、
    前記メンテナンス時期判定手段は、前記測定手段の測定結果に基づいて、前記使用時間および前記走行距離が前記第3の閾値に達しているか否かを判定し、
    前記表示手段は、前記メンテナンス時期判定手段によって前記使用時間および前記走行距離が前記第3閾値に達したと判定された場合、前記表示手段の前記複数の図形のうち所定の図形の表示状態を切換えて、メンテナンス期限の直前になった車両部品の存在を乗員に報知することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のメンテナンス時期報知装置。
  5. 前記記憶手段は、車両部品を、該車両部品毎に対応付けされたメンテナンス項目として記憶し、
    前記報知手段は、前記メンテナンス項目を表示可能な表示手段を備え、該表示手段に前記メンテナンス項目を表示して乗員への報知を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のメンテナンス時期報知装置。
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