JP2005153682A - 車用消耗品の交換時期判定方法およびその判定装置 - Google Patents

車用消耗品の交換時期判定方法およびその判定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005153682A
JP2005153682A JP2003394418A JP2003394418A JP2005153682A JP 2005153682 A JP2005153682 A JP 2005153682A JP 2003394418 A JP2003394418 A JP 2003394418A JP 2003394418 A JP2003394418 A JP 2003394418A JP 2005153682 A JP2005153682 A JP 2005153682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
travel distance
distance
vehicle
replacement time
consumables
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003394418A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Nakazawa
義和 中沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON APT KK
Original Assignee
NIPPON APT KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON APT KK filed Critical NIPPON APT KK
Priority to JP2003394418A priority Critical patent/JP2005153682A/ja
Publication of JP2005153682A publication Critical patent/JP2005153682A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】累積走行距離と交換時期を示す参照距離とを利用して判定対象となる車用消耗品の交換時期を報知する。
【解決手段】判定対象となる車用消耗品(タイヤ、エンジンオイルなど)の交換時期を累積走行距離を基準にして定める。累積走行距離が第1の参照距離から第2の参照距離までの間の累積走行距離となったときは、車用消耗品がそろそろ交換時期に近づいていることを音声メッセージや、表示灯を点灯することによってドライバーに報知する。第2の参照距離を超えたときは、車用消耗品がまさに交換すべき時期およびこの時期を過ぎたことを音声メッセージや表示灯を点滅することでドライバーに知らせる。累積走行距離は車速センサ出力から算出するので、交換時期の報知が正確である。音声メッセージはアクセサリー電源に連動して出力される。音声メッセージや表示灯などによって報知するからドライバーは確実に交換時期の到来を認識できる。
【選択図】 図9

Description

この発明は車用消耗品の交換時期判定方法およびその判定装置に関する。
詳しくは、自動車などに使用されるオイルやタイヤなどの消耗品(以下、車用消耗品という)の交換時期を累積走行距離から判定して、適切なタイミングに運転者にエンジンオイルやタイヤなどが交換時期に来ていることを、音声や光で報知できるようにしたものである。
四輪車などの自動車を走行させると、タイヤが摩耗し、エンジンオイルやデフオイル(ディファレンシャルオイル)などのオイル類も次第に汚れてくる。バッテリーも自然放電を含めて、次第に端子電圧(出力電圧)が低下する。
このような状況下において、例えばタイヤが摩耗すると、スリップしやすくなり、雨天走行中など衝突事故を起こしやすくなる。オイル類も、例えばエンジンオイルは、長い間使用することによって汚れてくるため、これを放置したまま走行を続けると、エンジンが摩耗し、エンジンの耐用年数が短くなると共に、エンジン効率も低下し、燃費への影響も見逃せない。バッテリーなどは端子電圧が低下すると、スタータが起動しなくなり、エンジンを始動(点火)することができなくなってしまう。
これらの問題は、自動車を走行させている限り常に発生する問題である。
ところで、上述したような問題は、一般にはガソリンスタンドで給油したりするときや、自動車備品販売店で自動車備品などを購入したりするときに、店員(従業員)側からの指摘によって、タイヤの交換時期に来ていることや、エンジンオイルなどの車用消耗品の交換を促されることによって解決される場合が多い。
しかし、店員側からの指摘も、当該店員の長年の経験によるところが大きく、ばらつきがあることはよく経験するところである。特にタイヤの摩耗の具合やエンジンオイルなどの汚れ具合などの判定は、店員の経験差によってまちまちであり、経験が浅いときには本来は交換時期が到来しているにも拘わらず、これを見過ごしてしまったりすることが多い。店員側からの指摘がなければそのまま放置されることが多いので、特にタイヤが摩耗しているようなときは危険が伴う。
このように現在のところ、タイヤなどの車用消耗品の交換時期は店員の指摘によることが多いので、店員などの指摘に依存することなく、車用消耗品の交換時期を的確に把握し、運転者に報知できれば好都合である。
また、車用消耗品の交換時期といっても、そろそろ交換時期に近づいている場合と、まさに交換すべき時期に来ている場合とがあるので、運転者にとってはその双方の時期を知ることができればさらに都合がよい。
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、特に車用消耗品の交換時期を、累積走行距離から判断できるようにしたもので、累積走行距離から車用消耗品の交換時期が到来していることを報知できる交換時期判定方法およびその判定装置を提案するものである。
上述の課題を解決するため、請求項1に記載したこの発明に係る車用消耗品の交換時期判定方法では、CPUからなる制御部と、車用消耗品の交換時期を判定する処理プログラムを格納したメモリ手段とを有し、車速センサ出力より走行距離を算出する走行距離算出ステップと、当該走行距離を累積するステップと、判定対象である車用消耗品に対する参照距離と、上記累積走行距離との判定を行い、上記走行距離をパラメータとする上記車用消耗品の交換時期を判定するステップと、判定結果を報知するステップとを、上記処理プログラムに基づいて上記制御部が実行することで上記判定結果が報知されるようにしたことを特徴とする。
また、請求項10に記載したこの発明に係る車速センサ出力より走行距離を算出する走行距離算出手段と、当該走行距離より累積走行距離を算出する累積走行距離算出手段と、判定対象である車用消耗品に対する参照距離であって、上記累積走行距離に対する参照用として使用される当該参照距離を保存した記憶手段と、上記参照距離に対する上記累積走行距離との判定を行い、その結果を報知する報知処理手段とを有することを特徴とする。
この発明では、まず判定対象となる車用消耗品を定める。そしてそれらの車用消耗品それぞれに対する交換時期を、今までの経験則から走行距離を基準にして定める。例えばタイヤについては、その定期的なローテーションを含めて例えば20,000kmの走行距離を判定基準の基本走行距離として定める。
判定基準となるこの基本走行距離が参照距離となるが、参照距離は基本走行距離以外の走行距離も参照距離として含めることができる。つまり2以上の累積走行距離を参照距離として定めることができる。
例えば2つの累積走行距離を参照距離として定め、基本走行距離(基本累積走行距離)を第2の参照距離とし、第2の参照距離に至る任意の累積走行距離を第1の参照距離としたとき、第1の参照距離から第2の参照距離までをアラーム発生区間とし、第2の参照距離以降を交換発生区間とすることができる。
ここに、アラーム発生区間とは、車用消耗品がそろそろ交換時期に近づいている累積走行距離となったときであり、交換発生区間は、車用消耗品がまさに交換すべき時期およびこの時期を過ぎた累積走行距離に達したときである。
このようにアラーム発生区間と交換発生区間を設定したときには、それぞれの区間での報知態様を異ならせる。報知態様を異ならせることでドライバーや同乗者の車用消耗品に対する交換時期の把握を容易にする。
車の走行距離は、車速センサ出力を利用して算出する。車速センサ出力から走行速度を算出し、算出した走行速度から走行距離が算出される。走行距離は累積される。累積走行距離は車用消耗品の交換時を基準にして累積する。つまり累積走行距離は車用消耗品の交換時にリセットされる。
判定装置自体の電源はアクセサリー電源(ACC電源)が利用される。イグニッションキーがACC側かエンジン始動側に切り替わると、アクセサリー電源によって判定装置自体が自動的に動作状態となる。累積走行距離(データ)は内蔵メモリ手段に保存されるが、このメモリ手段が揮発性であるときはバックアップ電源を使用して、装置電源が切られたとき(アクセサリー電源がオフのとき)とか、バッテリー交換時でもデータが消失しないようになされている。
参照距離のうち基本走行距離は、車用消耗品によって相違する。例えばタイヤは20,000kmを基本走行距離(第2の参照距離)としてセットすることができ、エンジンオイルは、3,000kmを、デフオイルは、15,000kmをそれぞれ基本走行距離として設定できる。これらの値はあくまでも一例であり、車用消耗品の管理者とも言うべきガソリンスタンドや、自動車備品販売店などで任意に設定できる値である。
上述した参照距離などは、外部よりセットされるが、予めデフォルト値としてメモリ手段に格納しておくことができる。デフォルト値であっても爾後に変更できる。
累積走行距離が参照距離と照合(比較)され、累積走行距離がアラーム発生区間内の累積走行距離の範囲内に入ったとき、ドライバーにその旨を報知する報知処理がなされる。
報知処理としては、表示灯を使用した表示処理や音声出力処理の単独処理か同時処理が考えられる。表示画面を利用して音声メッセージの内容を表示することもできる。何れの報知処理を利用する場合でも、アラーム発生区間とそれ以降の交換発生区間とでは、報知態様を異ならせる。
表示灯を使用した表示処理の場合には、累積走行距離がアラーム発生区間内に入ったときは、表示灯を点灯してドライバーに交換時期の到来を報知する。そして、累積走行距離が交換発生区間に入ったときは、表示灯を点滅させて車用消耗品の交換を促す。
音声メッセージの場合には、累積走行距離がアラーム発生区間内に入ったときは、例えば「タイヤがそろそろ交換時期です。」のようなメッセージを流し、さらに交換発生区間内の累積走行距離に至ったときには、「タイヤが交換時期になりました。」のようにメッセージする。
こうすることで、ドライバーなどは報知情報を待つだけで、タイヤの交換時期、エンジンオイルやデフオイルなどの交換時期を知ることができる。この報知情報は経験則によるのではなく、あくまでも設定値と計測値との関係で一義的に決まるものであるから、正確かつ的確である。
音声メッセージはアクセサリー電源が入った直後に終了される。アクセサリー電源が入ってから所定時間(1〜3秒)経過後に出力させることもできる。アクセサリー電源が入ってから数秒経過してからの方が、直後よりも、ドライバーへの喚起力が増す場合もあるからである。音声メッセージの出力タイミングはアクセサリー電源ではなく、エンジン始動を基準にしてもよい。
表示画面を利用した音声メッセージ内容の表示に関しては、特にこのような規制は不要と考えられるから、累積走行距離がアラーム発生区間や交換発生区間内に入ったときは、常時表示させておくことができる。もちろん、突入指示距離のときの音声メッセージを点滅表示させてもよく、点滅表示によってドライバーに対する喚起力が増大する。
この発明では、累積走行距離と交換時期を示す参照距離とを利用して判定対象となる車用消耗品の交換時期を報知するようにしたものである。これによれば、交換時期を示す参照距離をリファレンスとして利用できるので、しかも走行距離を累積した値を用いて交換時期を判定しているので、交換時期の判定を正確に行うことができる。したがって、店員などの経験則に頼ることなく、交換時期を報知でき、しかも車用消耗品の交換忘れを確実に防止できる。
また、既存の車速センサ出力をそのまま利用できるので、既存の装置などを改変することなく判定装置を構成でき、装置規模を可及的に小さくできる効果がある。装置電源もアクセサリー電源を利用できるから、特別な電源を用意する必要がなく、部品点数の削減につながる。
設定した参照距離が1つではなく、2以上例えば2つの参照距離を定めたときは、累積走行距離が第1の参照距離に至ったときと、第2の参照距離に至ったときとで報知態様を変えることができ、その場合には報知態様によって交換時期が間近であるか、既に突入してしまっているかを容易かつ確実に判定できる特徴を有する。
交換時期の報知は表示灯による表示処理、音声メッセージによる音声出力、画面表示などを適宜組み合わせることができるので、より確実に交換時期をドライバーおよび同乗者に知らせることができる。特に音声出力処理では、アクセサリー電源やエンジン始動と連動さることによって、その交換時期の報知はより確実になる。
続いて、この発明に係る車用消耗品の交換時期判定方法およびその判定装置の好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。車としては乗用車などの四輪車を例示する。
図1はこの発明に係る車用消耗品の交換時期判定装置10の一実施例を示す要部の系統図であり、図2はこの判定装置10を使用した判定システム100の概要を示す。図3から図5まではこの発明の概要を図式化した説明図である。
説明の便宜上、図3から図5までを使用してこの発明の概要を説明する。
ここで、この発明の判定対象としている車用消耗品は、その代表例がタイヤであり、エンジンオイルである。これらは何れも時期が到来したならば、できるだけ速やかに交換した方が、安全運転の点からも好ましいからである。この他に、交換したいオイル類としては、デフオイル、パワーステアリングオイル、ATFオイル、ブレーキオイルなどがあり、さらにはバッテリー、ブレーキパッド、クーラント、エアクリーナーなどの車用消耗品がある。
これらの車用消耗品のうち、特にタイヤ、エンジンオイル、デフオイルおよびバッテリーを必須交換品目として挙げることができる。そのうちでも、特にタイヤとエンジンオイルが重要な交換品目と言える。また、タイヤの場合には前後の取り付け位置を定期的に交換するタイヤローテーションの交換時期と、ローテーション後の新品へのタイヤ交換時期も含まれるものとする。
タイヤの場合、その交換時期は経験則上、大凡20,000km程度である。軽車両か重車両かによっても、その交換時期が相違し、あるいはまたタイヤの種類(ラジアルか否かなど)によっても相違すると考えられるが、一般的には20,000kmがタイヤ交換の目安とされているので、本例でもタイヤ交換の基本走行距離(参照距離)として20,000kmを採用する。
そこで、図3のように、その横軸に走行距離それも累積走行距離をとる。原点は0kmで、タイヤ交換によって累積走行距離がリセットされる。タイヤ交換を促す参照距離として、この例では2種類の参照距離がセットされている。最初の参照距離(第1の参照距離)は、交換時期の到来を示す距離であって、この例では19,500kmをその開始距離とし、20,000km未満を終了距離として設定する。この走行距離区間がアラーム発生区間となる。
次に、累積された走行距離である基本走行距離(20,000km)が第2の参照距離として設定される。第2の参照距離は、タイヤの交換時期である。
累積走行距離が第1および第2の参照距離の範囲内に入ったときには、タイヤ交換時期であることをドライバーに報知する。ドライバーへの報知処理としては、光による報知と音(効果音でもよい)による報知とが考えられる。光による報知とは、表示灯を使用した報知処理であり、音による報知とは音声出力処理である。音声出力は、音声メッセージによるものであるから、音声出力の他に、画面表示を利用して音声メッセージの内容を表示することもできる。
一例として表示灯を利用した報知処理を図3に示す。この例では、累積走行距離が第1の参照距離から第2の参照距離までの間に入ったとき、つまりアラーム発生区間では、タイヤ専用の表示灯を点灯させる処理を行う。そして、アラーム発生区間を超え、累積走行距離が第2の参照距離に突入したときは、交換発生区間内の累積走行距離となるから、表示灯を点滅表示に切り替える。これによって、交換時期を過ぎたことをドライバーに知らせる。
この表示処理によってドライバー(同乗者を含む。以下同じ)は、交換時期が近いことを知り、さらには交換時期が過ぎてしまったことを知ることができるから、タイヤ交換をそのまま放置することはないので、ほぼ確実にタイヤ交換を促すことができる。
なお、タイヤは前タイヤと後タイヤのうちの何れを交換するかを明示するため、表示灯は少なくとも2個使用され、それぞれが独立した累積走行距離に基づいて判定される。好ましくは前輪2個、後輪2個のトータル4個の表示灯を使用することで、個々のタイヤに対する交換時期を報知できる。表示灯は、運転中でもドライバーが認識し易い発光色が選ばれる。好適な発光色は赤や橙である。
図4は車用消耗品としてエンジンオイルの場合を示す。エンジンオイルの場合、経験則上、オイル交換が必要な基本走行距離は3,000km程度と言われている。そのため、第2の参照距離(基本走行距離)として3,000kmが設定され、そして、この例では第1の参照距離としては200km程度短い2,800kmに設定する。これらの設定値は任意である。
参照距離としてこのような値に設定した場合、2,800km〜3,000kmまでがアラーム発生区間で、累積走行距離がこの区間内に入るとエンジンオイル専用の表示灯が点灯し、3,000kmまで走行すると、表示灯は点滅状態となって、オイル交換を促すことになる。
図5の例は、デフオイルに対する報知例である。デフオイルの場合、オイルの交換時期は15,000kmとも30,000kmとも言われている。この例では図5のように15,000kmをオイル交換を促す基本走行距離(第2の参照距離)として設定した。そして、これよりも500km短い累積走行距離を第1の参照距離として設定した場合を示す。
そして、アラーム発生区間ではデフオイル専用の表示灯が点灯し、交換発生区間では点滅表示に切り替わることで、オイル交換時期を報知できる。
さて、このような交換時期の判定システムは、前輪および後輪に備え付けられた車速センサ出力を利用して構築される。図2はその一例である。
自動車にはその殆どの場合、エンジン制御などがMPU若しくはCPUよりなる制御装置(いわゆるECU)102によって制御されているので、この種制御装置102が搭載されている。前輪および後輪の4個の車輪にそれぞれ車速センサ104が取り付けられている。車速センサ104からのパルス信号である車速センサ出力Svが制御装置102に供給されてエンジンを始めとして各種の制御が実行される。
この制御装置102には車速センサ出力の他、多種類の設置センサからのセンサ出力が供給されるが、この発明ではこれらのセンサ出力についての説明は割愛する。この例では、前輪と後輪からそれぞれ1つずつ得られる車速センサ出力Svを用いるものとする。
この発明では、この車速センサ出力が判定装置10に供給される。車速センサ出力に基づいて車の走行速度、走行距離をそれぞれ算出し、算出された走行距離から累積走行距離を求め、予めセットされた参照距離との比較を行いながら、判定対象となっている車用消耗品に対する交換時期の判定処理が行われる。そしてその判定結果が音声や表示灯の点滅として報知される。
参照距離のうち、第1の参照距離のセットや、車用消耗品の交換に伴う累積走行距離に対するリセットなどは、外部制御機器106によって行われる。この外部制御機器106は通常パーソナルコンピュータ(PC)などの端末装置が利用される。端末装置106と判定装置10との間は、RS−232Cなどの通信ケーブル107によって結ばれる。
端末装置106にはCD−ROM108などがセットされ、CD−ROM108に格納された処理プログラムを起動して、判定装置10に対するセット処理などが行われる。
判定装置10の概要を説明すると、この判定装置10は車のフロントパネルに装着できるようにアタッチメント構成となされているため、その本体形状は扁平な箱型となされ、その表面は表示パネル11となっている。表示パネル11にはそのほぼ中央部に液晶などのメッセージ表示部(LCD表示部)26が設けられている他、その上下何れか若しくはその双方が表示灯設置部30となされている。表示灯設置部30に上述した複数の表示灯が配置される。詳細は後述する。
判定装置10をアタッチメント構成ではなく、自動車の内部電子機器の一部として構成することもできる。つまり、制御装置であるECU102に関連した電子機器として標準装備させ、フロントパネルの一部に表示パネル11を表出させればよい。フロントパネルに設けられた他の表示パネルを流用することも可能である。
図1はこの判定装置10のブロック図を示す。
判定装置10もコンピュータで構成されるものであり、上述した車速センサ出力Svはパルス−走行速度の変換部12に供給されて車速センサ出力(パルス信号)が車の走行速度に変換され、変換された走行速度がバス14を介してCPUからなる制御部20に供給される。
制御部20にはこれに関連して上述した判定方法を実現するための処理プログラムなどが格納されたメモリ手段(ROM)22が設けられる他、インプットされた参照距離などを格納したり、走行速度から走行距離や累積走行距離などを算出するためのワーキング用のメモリ手段(SRAM)24が設けられ、これらROM22およびRAM24はそれぞれバス14に接続されている。
判定装置10自体の電源はアクセサリー電源(ACC電源)が利用される。イグニッションキーがACC側かエンジン始動側に切り替わると、アクセサリー電源によって判定装置自体が自動的に動作状態となる。第1および第2の参照距離や累積走行距離(データ)などはSRAM24に保存されるが、このSRAM24は揮発性メモリであるので、バックアップ電源25によって、データのバックアップ処理がなされる。
バックアップ電源25を設けることによって装置電源が切られたときとか、バッテリー交換時でもSRAM24内の保存データは消失しない。バックアップ電源25としては小型で、軽量なリチウム電池などを使用することができる。メモリ手段24として不揮発性メモリを使用する場合には、このバックアップ電源25は不要である。
この判定装置10にはさらに表示パネル11を構成するメッセージ表示部(LCD表示部)26が設けられており、これがバス14に接続される。表示灯設置部30には発光ダイオード(LED)などを使用した複数の表示灯32a、32b、・・・が設けられており、これらはそれぞれLED駆動部28を介してバス14に接続されている。
バス14にはさらに音声用ROM33が接続され、音声用ROM33にはスピーカ34が接続されている。音声用ROM33は上述した音声メッセージ(複数種の音声メッセージ)を出力するためのものである。また、外部の端末装置106と通信を行うため、バス14には通信ケーブル用のインタフェース36が接続されている。
図6はこの判定装置10における表示パネル11の構成例を示す。図2でも説明したように、判定装置10は扁平で長方形状の箱型として構成されているため、表示パネル11も長方形状をなす。
そのほぼ中央部にはメッセージ表示部としてLCD表示部26が設けられている。LCD表示部26はこの例では上下2段構成でそれぞれ10文字程度を表示できる大きさのものが使用されている。
LCD表示部26の上段は表示灯設置部30となされている。この例では、判定対象となる車用消耗品として、前後のタイヤ、エンジンオイル、デフオイル、ATFオイル(トルコンオイル)およびバッテリーの5品目を例示する。
そのため、表示灯32もこの5品目分用意され、並置されたこれら表示灯32(32a〜32f)には対象品目名が表示されている。表示灯32のうち表示灯32aは前タイヤの表示灯であり、表示灯32bは後タイヤの表示灯である。表示灯32は上述したように赤色発光ダイオードが使用されている。
判定装置10の本体側面、この例では右側面には制御装置(ECU)102で使用する車速センサ出力Svの入力端子35と、通信ケーブル107に対する入力端子(USB端子など)36がそれぞれ設けられている。そして、表示パネル11面(本体上面)を放音面とするスピーカ34がこの例ではLCD表示部26の右下側に設けられている。
また、この判定装置10には車用消耗品を交換したときは、当該車用消耗品に関する累積走行距離をリセットする必要がある。このリセット処理は通常図2に示す端末装置106側からのリセット信号を判定装置10に与えることで、ソフト的にSRAM24内に蓄積された累積走行距離をリセットすることができる。このリセット処理は、通常車用消耗品の交換場所(ガソリンスタンドや自動車備品販売店など)で行われるものであるから、操作者としてはガソリンスタンドの店員や自動車備品販売店の店員が考えられる。
車用消耗品を交換したにも拘わらず、累積走行距離をリセットする処理がなされなかったときには、表示パネル11に設けられた対応するリセットスイッチを操作してリセットする。そのため、表示パネル11の裏面側であって、表示灯32a〜32fに対応する位置に手動操作のためのリセットスイッチ用の端子孔(細孔)38a〜38fが設けられている。
さて、判定装置10を稼働させるには、上述したように基本走行距離などの参照距離を初期値としてセットする必要がある。参照距離などのセットは図2に示す端末装置106を使用して行われる。つまり、CD−ROM108をセットしてこのCD−ROM108にストアされた処理プログラムを起動することでセット処理が行われる。図7はそのときの初期値セットメニュー表示例を示す。
この例では、判定対象となる車用消耗品それぞれの基本走行距離が予めSRAM24にデフォルト値(現在設定値)としてストアされている場合を示す。そのため、メニュー画面には現在の設定値と、この設定値を変更したいときは、その変更値を入力できるようになっている。カーソルKを移動しながら、変更対象をクリックして選択し、選択した対象品目の変更値を端末装置106のキーボードなどを用いて入力する。
なお、図7では判定対象となる車用消耗品として、上述した5品目の他に、ブレーキオイル、ブレーキパッド、パワステオイル、クーラントおよびエアクリーナーの5品目をさらに例示されているが、これらの5品目は必要に応じてセットすることができる品目であり、判定装置10がこの5品目も判定対象としているときには、表示パネル11としては図6ではなく、図18に示すような表示パネル11が使用されることになる。
また、バッテリーに関しては、基本走行距離を現在設定値として設定されているが、距離ではなくバッテリー交換後の月数を参照距離と見なして設定することもできる。この場合には、30〜50ヶ月が交換の目安となる。
図8は端末装置106を用いて累積走行距離をリセットするときに使用される表示メニュー(リセットメニュー)例である。この場合には車用消耗品を交換したときに該当する車用消耗品に関する番号を選択し、リセットボタン(OKボタン)をクリックすることで、当該車用消耗品に関する累積走行距離のみがリセットされる。例えば、タイヤのうち後輪(後タイヤ)を交換したときは、番号「2」がキーボードより入力され、リセットボタンをクリックすることで、後タイヤの累積走行距離は「0km」となる。
さて、上述した判定装置10における車用消耗品の交換時期判定処理は、図1に示すROM22に格納された処理プログラムをCPU20が実行することで遂行される。
続いて、この発明に係る車用消耗品の交換時期判定方法の一例を図9以下を参照して詳細に説明する。
図9は交換時期判定処理例を示すフローチャートであって、判定装置10の電源は車内アクセサリー用の電源(ACC)を使用できる。そのため、アクセサリー電源がオンされると、判定装置10に搭載された判定処理プログラムが起動する。
この判定処理プログラムが起動されると、車速センサ出力Svの入力待機状態となり(ステップ41)、車速センサ出力Svの入力があると、パルス信号であるこの車速センサ出力Svから走行速度および走行距離が計算される(ステップ42)。
算出された走行距離のデータは一端SRAM24に保存されると共に、判定対象となっている車用消耗品(品目)分だけ、直前の走行距離に順次加算されて累積走行距離が求められる(ステップ43)。
つまり、ステップ43aでは前タイヤ(前輪タイヤ)に関する累積走行距離に走行距離が加算されて累積走行距離が更新される。更新された累積走行距離はSRAM24の対応するエリアに格納される。
同様に、ステップ43bでは後タイヤ(後輪タイヤ)に関する累積走行距離に走行距離が加算され、更新された累積走行距離が同じエリアに格納される。
以下同様に、ステップ43cでは、エンジンオイルに関する累積走行距離の加算および更新処理が行われ、ステップ43dでは、デフオイルに関する累積走行距離の加算および更新処理が行われ、ステップ43eでは、ATFオイルに関する累積走行距離の加算および更新処理が行われ、そしてステップ43fでは、バッテリーに関する累積走行距離の加算と更新処理が行われることになる。
これらの累積走行距離の算出処理が終了すると、今度はこの累積走行距離がアラーム発生区間の走行距離となったかどうかが判断される(ステップ44)。アラーム発生区間の走行距離として設定された値(第1から第2までの参照距離)は車用消耗品よって相違するものであるから、アラーム発生区間の走行距離となった車用消耗品の品目(種別)が判別され、対応する報知処理が行われる(ステップ45,46)。
報知処理として表示灯32に対する点灯制御処理を例示すると、当該品目が前タイヤであると判断されたときには、ステップ46aで前タイヤ用のランプ(表示灯)32aが点灯する。後タイヤの累積走行距離がアラーム発生区間の走行距離となったときにはステップ46bで後タイヤ用のランプ32bが点灯する。
以下同様に、エンジンオイル、デフオイル、ATFオイルおよびバッテリーの累積走行距離がそれぞれアラーム発生区間の走行距離となったときは、該当するランプ32c〜32fが点灯表示される(ステップ46c〜46f)。
ランプ32に対する点灯表示処理が終了すると、ステップ41に戻り、車速センサ出力Svの入力待機状態となる。
次に、累積走行距離がアラーム発生区間の走行距離を超えたときで、累積走行距離が交換発生区間の累積走行距離(基本走行距離)に達したかどうかが判断される(ステップ44,47)。そして、次に該当する累積走行距離となった車用消耗品の品目が判別され、該当品目があるときは該当する表示灯であるランプを点灯から点滅表示に切り替える(ステップ48,49)。交換発生区間の累積走行距離もアラーム発生区間と同じように車用消耗品によって相違する。
交換発生区間の累積走行距離に達した品目が前タイヤであると判断されたときには、ステップ49aで前タイヤ用のランプ32aが点灯表示から点滅表示に切り替えられる。後タイヤの累積走行距離が交換発生区間の走行距離となったときにはステップ49bで後タイヤ用のランプ32bが点滅表示に切り替わる。
以下同様に、エンジンオイル、デフオイル、ATFオイルおよびバッテリーの累積走行距離がそれぞれ交換発生区間の走行距離となったときは、該当するランプ32c〜32fが点滅表示に切り替わる(ステップ49c〜49f)。
ランプ32に対する点滅表示処理が終了すると、ステップ41に戻り、車速センサ出力Svの入力待機状態となる。
このように、車速センサ出力Svから累積走行距離を算出し、算出した累積走行距離からアラーム発生区間の累積走行距離に達したかどうかを車用消耗品ごとに判断し、アラーム発生区間の累積走行距離に至ったときにはランプ32を点灯表示し、そしてさらに累積走行距離が加算されて交換発生区間の累積走行距離に達したときはランプ32を点灯表示から点滅表示に切り替えることで、ドライバーや同乗者に対して累積走行距離に応じた報知処理を実現できる。
上述した実施例では、アラーム発生区間になったとき表示灯32を点灯し、交換発生区間になったとき表示灯32を点滅表示に切り替えるという処理を説明したが、これらの表示に加えて、LCD表示部26に対応する内容を表示することもできる。その場合にはそれぞれの処理ステップ46,49の後に画面表示処理ステップを追加すればよい。
例えば、アラーム発生区間となったときは、同時に「××の交換時期が間もなく到来です」(××は交換対象となる車用消耗品)などと表示し、交換発生区間となったときには、「××の交換時期が過ぎました」などと表示する。こうすることで、表示灯による表示の他に、画面表示も行われることから、ドライバーの看過がなくなり、交換時期の把握が一層容易になる。
上述した報知処理は、アクセサリー電源がオンされている状態であれば、常に処理プログラムが起動されているので、イグニッションキーがオフ状態以外は判定処理が実行されていることになる。
続いて、音声メッセージによる報知処理例を図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。
音声メッセージによる報知処理は、基本的にはアクセサリー電源がオンされる都度動作するものであるが、エンジンの始動時に音声メッセージによる報知処理を行うようにすることもできる。報知処理は、アクセサリー電源がオン直後又はエンジン始動直後に1回行うか、あるいはアクセサリー電源をオンしてから又はエンジンを始動してから所定時間(数秒)経過後に1回行うようにする。
複数の車用消耗品のそれぞれが交換時期に到達しているようなときは、エンジン始動の都度、それぞれの車用消耗品に対する音声メッセージが出力されるものとする。本例では、アクセサリー電源が入った直後に1回だけ音声メッセージを出力するようにした場合である。
以下にその一例を説明する。図10において、アクセサリー電源のオンによって判定装置10が動作状態となり、同時に上述した処理プログラムが起動される。したがってアクセサリー電源がオンされると(ステップ51)、次のステップとして累積走行距離がアラーム発生区間内に入っているかどうかが判定される(ステップ52)。累積走行距離は図9に示す処理によって得られた情報が利用される。
累積走行距離がアラーム発生区間内の累積走行距離に到達したときには、到達した車用消耗品の品目を判別して、対応する音声メッセージ処理を行う(ステップ53,54)。
該当品目が前タイヤであると判断されたときには、ステップ54aで前タイヤ用の音声メッセージが図1に示すスピーカ34を使用して車内に流される。例えば「前のタイヤがそろそろ交換時期です。」のような音声メッセージを流す。音声メッセージの出力は1回であるが、上述したように数回連続して流すこともできる。以下の説明も同じである。
後タイヤの累積走行距離がアラーム発生区間内の累積走行距離となったときにはステップ54bで後タイヤ用の音声メッセージが出力される。例えば、「後のタイヤがそろそろ交換時期です。」のような音声メッセージを流す。
以下同様に、エンジンオイル、デフオイル、ATFオイルおよびバッテリーの累積走行距離がそれぞれアラーム発生区間内の累積走行距離となったときは、該当する音声メッセージが出力される(ステップ54c〜54f)。
音声メッセージによるアラーム用の報知処理が終了すると、ステップ51に戻り、アクセサリー電源の再投入の入力待機状態となる。
次に、累積走行距離がアラーム発生区間内の累積走行距離を超えたときで、累積走行距離が交換発生区間の累積走行距離(基本走行距離)に達したかどうかが判断される(ステップ52,55)。そして、次に該当する累積走行距離となった車用消耗品の品目が判別され、該当品目があるときは該当する音声メッセージを出力する(ステップ56,57)。交換発生区間の累積走行距離もアラーム発生区間と同じように車用消耗品によって相違する。
交換発生区間の累積走行距離に達した品目が前タイヤであると判断されたときには、ステップ57aで前タイヤ用の音声メッセージが流される。例えば、「前のタイヤが交換時期になりました。」のような音声メッセージを流す。音声メッセージの出力は1回であるが、上述したように数回連続して流すこともできる。以下の説明も同じである。
後タイヤの累積走行距離がアラーム発生区間の累積走行距離となったときにはステップ57bで後タイヤ用の音声メッセージが出力される。例えば、「後のタイヤが交換時期となりました。」のような音声メッセージを流す。
以下同様に、エンジンオイル、デフオイル、ATFオイルおよびバッテリーの累積走行距離がそれぞれアラーム発生区間内の累積走行距離となったときは、該当する音声メッセージが出力される(ステップ57c〜57f)。
音声メッセージによるアラーム用の報知処理が終了すると、ステップ51に戻り、アクセサリー電源の再投入の入力待機状態となる。
このように、累積走行距離からアラーム発生区間内の累積走行距離に達したかどうかを車用消耗品ごとに判断し、アラーム発生区間内の累積走行距離に至ったときには該当するアラーム用の音声メッセージを流し、そしてさらに累積走行距離が加算されて交換発生区間の累積走行距離に達したときは交換用の音声メッセージを流すことで、ドライバーや同乗者に対して累積走行距離に応じた報知処理を実現できる。特に、音声メッセージをエンジンキーを差し込んで、アクセサリー電源の投入時か、エンジン始動に連動させることで、ドライバーに報知情報を的確に伝達できる。
エンジン始動後の走行時は上述した音声メッセージと同じ内容をLCD表示部26に表示することもできる。その場合には、図示はしないが、ステップ54あるいはステップ57の後の処理として表示処理ステップを設ければよい。その表示態様は常時表示でも、間欠表示でもよい。
さて、判定装置10内のSRAM24に対して、上述した第1の参照距離および第2の参照距離(基本走行距離)情報の取り込み処理や累積走行距離のリセット処理を端末装置106を利用して実行する必要がある。端末装置106を判定装置10に接続してデータをインプットするため、判定装置10は動作状態となっていなければならない。そのため、アクセサリー電源が入っていることが必要である。
また、判定装置10にデータがインプットするときには、その内容がLCD表示部26に表示されるようになされている。車内でもインプット内容を確認できるようにするためである。
図11以下は、インプット処理の説明に供する処理例である。
図11は、メインの処理フローを示すものであるが、そのうち主として第2の参照距離である基本走行距離をインプットするための処理例を示すフローチャートである。
まず、このメインの処理フローが起動されると、端末装置108からのコマンドの待ち受け状態となる(ステップ61)。コマンドを受信すると、そのコマンドを解析する(ステップ62)。コマンドが基本走行距離をインプットするためのコマンドであるか(ステップ63)、第2の参照距離であるアラーム距離をインプットするためのコマンドであるか(ステップ64)、あるいは累積走行距離をリセットするためのコマンドであるか(ステップ65)をそれぞれ判断する。そしてその何れのコマンドでもないときには、LCD表示部26にコマンドエラーを表示する(ステップ66)。
これに対して、受信したコマンドが基本走行距離を入力するためのコマンドであると判断されたときには(ステップ63)、どの車用消耗品(品目)に対する基本走行距離の入力であるかを判別し、判別した品目に相当するSRAM24の格納エリアに、受信した基本走行距離の情報がストアされる(ステップ67,68)。
受信コマンドが前タイヤに関するコマンドであるときには前タイヤ距離データとして受信した基本走行距離の情報をセットする(ステップ68a)。セットが終了するとコマンド待ち受け状態となる(ステップ61)。同様にして、次に受信したコマンドが後タイヤに関するコマンドであるときには、後タイヤ距離データとして受信した基本走行距離の情報をセットする(ステップ68b)。
以下同様に、受信したコマンドがエンジンオイルに関するコマンドであるときは、エンジンオイル用の距離データとして受信した基本走行距離の情報がSRAM24の対応する格納エリアにセットされ(ステップ68c)、デフオイルに関するコマンドであるときは、デフオイル用の距離データとして受信した基本走行距離の情報がSRAM24の対応する格納エリアにセットされる(ステップ68d)。
また、受信したコマンドがATFオイルに関するコマンドであるときは、ATFオイル用の距離データとして受信した基本走行距離の情報がSRAM24の対応する格納エリアにセットされ(ステップ68e)、そしてバッテリーに関するコマンドであるときは、バッテリー用の距離データとして受信した基本走行距離の情報がSRAM24の対応する格納エリアにセットされることになる(ステップ68f)。全てのコマンドに対する基本走行距離のセットが終了すると、再びコマンドの待ち受け状態となる。
受信したコマンドが第1の参照距離であるアラーム走行距離をセットするコマンドであるときには、ステップ64から図12に示す処理に遷移する。
図12に示すセット処理においては、まず上述したように受信したコマンドがどの車用消耗品を対象としているかを判断してから対応するセット処理に移る(ステップ71,72)。
受信コマンドが前タイヤに関するコマンドであるときには前タイヤアラーム距離データとして受信した走行距離の情報(図3に示す第1の参照距離、以下同様)をセットする(ステップ72a)。セットが終了するとコマンド待ち受け状態となる(図11ステップ61)。同様にして、次に受信したコマンドが後タイヤに関するコマンドであるときには、後タイヤのアラーム距離データとして受信した走行距離の情報をセットする(ステップ72b)。
以下同様に、受信したコマンドがエンジンオイルに関するコマンドであるときは、エンジンオイル用のアラーム距離データとして受信した走行距離の情報(図4参照)がSRAM24の対応するエリアにセットされ(ステップ72c)、デフオイルに関するコマンドであるときは、デフオイル用のアラーム距離データとして受信した走行距離の情報(図5参照)がSRAM24の対応するエリアにセットされる(ステップ72d)。
また、受信したコマンドがATFオイルに関するコマンドであるときは、ATFオイル用のアラーム距離データとして受信した走行距離の情報がSRAM24の対応するエリアにセットされ(ステップ72e)、そしてバッテリーに関するコマンドであるときは、バッテリー用のアラーム距離データとして受信した走行距離の情報がSRAM24の対応するエリアにセットされることになる(ステップ72f)。全てのコマンドに対する基本走行距離のセットが終了すると、再びコマンドの待ち受け状態となる。
受信したコマンドが累積走行距離をリセットするコマンドであるときには、ステップ65から図13に示す処理に遷移する。
図13に示すリセット処理においては、まず上述したように受信したコマンドがどの車用消耗品を対象としているかを判断してから対応するセット処理に移る(ステップ81,82)。
受信コマンドが前タイヤに関するコマンドであるときには前タイヤ累積走行距離データをリセットする(ステップ82a)。リセットが終了するとコマンド待ち受け状態となる(図11ステップ61)。同様にして、次に受信したコマンドが後タイヤに関するコマンドであるときには、後タイヤ累積走行距離をリセットする(ステップ82b)。
以下同様に、受信したコマンドがエンジンオイルに関するコマンドであるときは、エンジンオイル用の累積走行距離データがリセットされ(ステップ82c)、デフオイルに関するコマンドであるときは、デフオイル用の累積走行距離データがリセットされる(ステップ82d)。
また、受信したコマンドがATFオイルに関するコマンドであるときは、ATFオイル用の累積走行距離データがリセットされ(ステップ82e)、そしてバッテリーに関するコマンドであるときは、バッテリー用の累積走行距離データがリセットされることになる(ステップ82f)。全てのコマンドに対する累積走行距離のリセットが終了すると、再びコマンドの待ち受け状態となる。
この累積走行距離のリセット処理は、随時行われる処理であるから、同時に複数の車用消耗品に対する累積走行距離のリセット処理が行われるケースは極く希なケースと言える。
上述した実施例のうち、表示灯32を使用した報知処理では、アラーム発生区間になると表示灯が点灯し、交換発生区間になると点滅表示に切り替えるような処理を行った。この場合には表示灯は1個であり、したがって表示色も1色(赤色)である。
この発明はこれ以外の報知処理も可能である。例えば表示灯を車用消耗品1つにつき2個使用すると共に、異なる発光色の表示灯を使用する例である。例えば、表示色としてアラーム発生区間では黄色の表示灯を点灯表示させ、交換発生区間では赤色の表示灯を点灯表示させることができる。
図14〜図16はこの実施例を示す。図14は図3に対応し、図15は図4に対応し、そして図16は図5に対応する。したがって、図14はタイヤに関する報知処理例であって、第1及び第2の参照距離は前述と同じであるものとする。
図14に示すタイヤ交換時期に対する報知処理においては、アラーム発生区間の累積走行距離に到達すると、黄色の表示灯が点灯し、交換発生区間の累積走行距離に至ると黄色の表示灯が消え、代わりに赤色の表示灯が点灯する。このように表示色を変えることで車用消耗品の交換時期の遠近が表示色の違いによって認識できる。
図15はエンジンオイル交換時期に対する報知処理例であり、図16はデフオイルに対する交換時期の報知処理例である。それぞれにおいて、アラーム発生区間に至ると黄色の表示灯が点灯し、交換発生区間になると赤色の表示灯が点灯する表示処理となる。
このように、それぞれ2個の表示灯を使用したときの判定装置10の構成例を図17に示す。1つの品目に対する表示灯を枝番で示す。32a1,32a2は前タイヤについて使用する表示灯の如くである。
また、図17では判定対象とする車用消耗品として重要5品目以外にさらに5品目を追加した例を示した。トータル10品目を判定対象とするときの表示パネル11の構成例を図18に示す。
この場合には設置スペースの関係からLCD表示部26の上下にそれぞれ表示灯設置部30(30A,30B)が設けられ、品目と表示灯が1対1に対応するように設置される。リセットスイッチ38(38a〜38k)も品目数だけ、品目配置例と同じく表示パネル11の裏面側に設けられる。それ以外の表示パネル11の構成は図6と同様であるので、その詳細説明は割愛する。
この発明は、二輪車、四輪車などの自動車において使用されるタイヤやエンジンオイル等の車用消耗品に対する交換時期の判定方法及び判定装置に適用できる。判定装置はフロントパネル等に設置するアタッチメント式であっても、自動車本体内部に組み込まれた組み込み式(標準装備)であってもよい。
この発明に係る車用消耗品の交換時期判定装置の一実施例を示す要部の系統図である。 判定システムの構成例を示す系統図である。 タイヤ交換判定基準例を示す説明図である。 エンジンオイル交換判定基準例を示す説明図である。 デフオイル交換判定基準例を示す説明図である。 判定装置用表示パネル11の配置例を示す平面図である。 初期値セットメニュー画面表示例を示す図である。 リセットメニュー画面表示例を示す図である。 この発明に係る交換時期判定処理例を示すフローチャートである。 音声メッセージによる報知処理例を示すフローチャートである。 判定情報の入力処理例を示すフローチャートである。 アラーム距離のセット例を示すフローチャートである。 累積走行距離のリセット入力処理例を示すフローチャートである。 タイヤ交換判定基準例を示す説明図である。 エンジンオイル交換判定基準例を示す説明図である。 デフオイル交換判定基準例を示す説明図である。 判定装置の他の例を示す図1と同様な系統図である。 判定装置用表示パネル11の他の例を示す平面図である。
符号の説明
10 判定装置
12 交換部
20 CPU
22 ROM
24 RAM
26 LCD表示部
31 音声用ROM
32 表示灯
36 インタフェース
100 判定システム
102 ECU
104 車速センサ
106 端末装置

Claims (20)

  1. CPUからなる制御部と、車用消耗品の交換時期を判定する処理プログラムを格納したメモリ手段とを有し、
    車速センサ出力より走行距離を算出する走行距離算出ステップと、
    当該走行距離を累積するステップと、
    測定対象である車用消耗品に対する参照距離と、上記累積走行距離との判定を行い、上記走行距離をパラメータとする上記車用消耗品の交換時期を判定するステップと、
    判定結果を報知するステップとを、上記処理プログラムに基づいて上記制御部が実行することで上記判定結果が報知されるようにした
    ことを特徴とする車用消耗品の交換時期判定方法。
  2. 上記参照距離として、第1および第2の参照距離をプリセットし、
    上記第1の参照距離から第2の参照距離までの範囲内に上記累積走行距離が入ったときと、
    上記累積走行距離が第2の参照距離を超えたときとで、異なる報知処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の車用消耗品の交換時期判定方法。
  3. 上記報知処理は表示灯による表示処理であって、
    上記累積走行距離が上記第1の参照距離から第2の参照距離までの範囲内に入ったときは点灯表示であり、上記累積走行距離が上記第2の参照距離を超えたときは点滅表示である
    ことを特徴とする請求項2記載の車用消耗品の交換時期判定方法。
  4. 上記報知処理は音声メッセージ処理であって、
    上記累積走行距離が上記第1の参照距離から第2の参照距離までの範囲内に入ったときは、上記車用消耗品の交換時期の到来を示す音声メッセージであり、上記累積走行距離が上記第2の参照距離を超えたときは上記交換時期に突入したことを示す音声メッセージである
    ことを特徴とする請求項2記載の車用消耗品の交換時期判定方法。
  5. 上記音声メッセージによる報知処理は、アクセサリー電源に連動して処理される
    ことを特徴とする請求項4記載の車用消耗品の交換時期判定方法。
  6. 上記アクセサリー電源が入ったときから所定時間経過後に、1回以上上記音声メッセージが報知される
    ことを特徴とする請求項5記載の車用消耗品の交換時期判定方法。
  7. 上記報知処理として、上記表示処理と音声メッセージ処理が同時に行われる
    ことを特徴とする請求項2記載の車用消耗品の交換時期判定方法。
  8. 上記累積走行距離は、上記車用消耗品の交換時にリセットされる
    ことを特徴とする請求項1記載の車用消耗品の交換時期判定方法。
  9. 判定対象となっている上記車用消耗品は、少なくともオイル系とタイヤが含まれる
    ことを特徴とする請求項1記載の車用消耗品の交換時期判定方法。
  10. 車速センサ出力より走行距離を算出する走行距離算出手段と、
    当該走行距離より累積走行距離を算出する累積走行距離算出手段と、
    判定対象である車用消耗品に対する参照距離であって、上記累積走行距離に対する参照用として使用される当該参照距離を保存した記憶手段と、
    上記参照距離に対する上記累積走行距離との判定を行い、その結果を報知する報知処理手段とを有する
    ことを特徴とする車用消耗品の交換時期判定装置。
  11. 上記走行距離算出手段には、上記車速センサ出力を走行速度に変換する走行速度変換手段が含まれる
    ことを特徴とする請求項10記載の車用消耗品の交換時期判定装置。
  12. 上記報知処理手段は、表示灯による表示手段と音声出力手段との何れか一方又はその双方である
    ことを特徴とする請求項10記載の車用消耗品の交換時期判定装置。
  13. 上記表示手段は、メッセージ表示部と表示灯で構成される
    ことを特徴とする請求項12記載の車用消耗品の交換時期判定装置。
  14. 上記表示灯は、上記車用消耗品に対応した数だけ設けられた
    ことを特徴とする請求項13記載の車用消耗品の交換時期判定装置。
  15. 上記累積走行距離が第1の参照距離から第2の参照距離までの範囲内に入ったときは点灯表示であり、上記累積走行距離が上記第2の参照距離を超えたときは点滅表示である
    ことを特徴とする請求項12記載の車用消耗品の交換時期判定装置。
  16. 上記音声出力手段は、
    上記累積走行距離が上記第1の参照距離から第2の参照距離までの範囲内に入ったときは、上記車用消耗品の交換時期の到来を示す音声メッセージ出力であり、上記累積走行距離が上記第2の参照距離を超えたときは上記交換時期に突入したことを示す音声メッセージ出力である
    ことを特徴とする請求項12記載の車用消耗品の交換時期判定装置。
  17. 上記音声メッセージによる報知処理は、アクセサリー電源に連動して処理される
    ことを特徴とする請求項12記載の車用消耗品の交換時期判定装置。
  18. 上記アクセサリー電源が入ったときから所定時間経過後に、1回以上上記音声メッセージが報知される
    ことを特徴とする請求項17記載の車用消耗品の交換時期判定装置。
  19. 上記累積走行距離は、上記車用消耗品の交換時にリセットされる
    ことを特徴とする請求項11記載の車用消耗品の交換時期判定装置。
  20. 判定対象となっている上記車用消耗品は、少なくともオイル系とタイヤが含まれる
    ことを特徴とする請求項11記載の車用消耗品の交換時期判定装置。
JP2003394418A 2003-11-25 2003-11-25 車用消耗品の交換時期判定方法およびその判定装置 Pending JP2005153682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003394418A JP2005153682A (ja) 2003-11-25 2003-11-25 車用消耗品の交換時期判定方法およびその判定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003394418A JP2005153682A (ja) 2003-11-25 2003-11-25 車用消耗品の交換時期判定方法およびその判定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005153682A true JP2005153682A (ja) 2005-06-16

Family

ID=34720492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003394418A Pending JP2005153682A (ja) 2003-11-25 2003-11-25 車用消耗品の交換時期判定方法およびその判定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005153682A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069859A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Mitsubishi Motors Corp 車両の点検整備時期警報装置
EP1970243A1 (en) 2007-03-14 2008-09-17 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Change time notifying device for a vehicle
WO2008152836A1 (ja) * 2007-06-15 2008-12-18 Honda Motor Co., Ltd. メンテナンス時期報知装置
EP2100786A1 (en) * 2006-12-01 2009-09-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hybrid vehicle, control method of hybrid vehicle and computer readable recording medium recording program for making computer execute that control method
JP2010120454A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Pioneer Electronic Corp 車両用走行音生成装置、車両走行音生成方法、車両用走行音生成プログラムおよび車両用走行音生成プログラムを格納した記録媒体
JP2011511725A (ja) * 2007-08-08 2011-04-14 プロコン・インコーポレーテッド 自動車総マイル数通知システム
KR101473609B1 (ko) * 2014-04-17 2014-12-17 김동현 자가 발전식 gps 장치 및 그 운용방법
JP2018060246A (ja) * 2016-09-30 2018-04-12 本田技研工業株式会社 移動体用出力生成装置、移動体用出力生成プログラム、移動体用出力生成方法及び移動体

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4513976B2 (ja) * 2005-09-09 2010-07-28 三菱自動車工業株式会社 車両の点検整備時期警報装置
JP2007069859A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Mitsubishi Motors Corp 車両の点検整備時期警報装置
AU2007326668B8 (en) * 2006-12-01 2012-09-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hybrid vehicle, control method of hybrid vehicle and computer readable recording medium recording program for allowing computer execute that control method
AU2007326668B2 (en) * 2006-12-01 2012-05-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hybrid vehicle, control method of hybrid vehicle and computer readable recording medium recording program for allowing computer execute that control method
EP2100786A1 (en) * 2006-12-01 2009-09-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hybrid vehicle, control method of hybrid vehicle and computer readable recording medium recording program for making computer execute that control method
US8234028B2 (en) 2006-12-01 2012-07-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hybrid vehicle, control method of hybrid vehicle, and computer-readable recording medium recording program for allowing computer to execute control method
EP2100786A4 (en) * 2006-12-01 2010-09-22 Toyota Motor Co Ltd HYBRID VEHICLE, HYBRID VEHICLE CONTROL PROCEDURE, AND RECORD PROGRAM FOR A COMPUTER READABLE RECORDING MEDIUM TO ENSURE THAT THE COMPUTER IS EXECUTING THE CONTROL PROCEDURE
EP1970243A1 (en) 2007-03-14 2008-09-17 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Change time notifying device for a vehicle
WO2008152836A1 (ja) * 2007-06-15 2008-12-18 Honda Motor Co., Ltd. メンテナンス時期報知装置
JP4696093B2 (ja) * 2007-06-15 2011-06-08 本田技研工業株式会社 メンテナンス時期報知装置
JP2008308075A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Honda Motor Co Ltd メンテナンス時期報知装置
US8285437B2 (en) 2007-06-15 2012-10-09 Honda Motor Co., Ltd. Maintenance time notification device
JP2011511725A (ja) * 2007-08-08 2011-04-14 プロコン・インコーポレーテッド 自動車総マイル数通知システム
JP2010120454A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Pioneer Electronic Corp 車両用走行音生成装置、車両走行音生成方法、車両用走行音生成プログラムおよび車両用走行音生成プログラムを格納した記録媒体
KR101473609B1 (ko) * 2014-04-17 2014-12-17 김동현 자가 발전식 gps 장치 및 그 운용방법
JP2018060246A (ja) * 2016-09-30 2018-04-12 本田技研工業株式会社 移動体用出力生成装置、移動体用出力生成プログラム、移動体用出力生成方法及び移動体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2918490B1 (en) Electric assist bicycle
WO2015076280A1 (ja) 車両状態の監視システム及び携帯端末装置
US8089348B2 (en) Information service system for vehicle
JP5615388B2 (ja) 車両用led灯火装置
US20120200427A1 (en) Driving support apparatus for vehicle
US20140309855A1 (en) Smart car with automatic signalling
US20160023588A1 (en) Removable Signaling Apparatus, System, and Method
JP5665232B2 (ja) 車両の位置発信装置
JP2010039640A (ja) 運転診断情報提供装置、及び運転診断情報提供システム
JP5461071B2 (ja) 自律型移動体とこれを用いた移動体システム
JP2007108926A (ja) 運転支援装置及びプログラム
JP6340226B2 (ja) 作業車両
JP2005153682A (ja) 車用消耗品の交換時期判定方法およびその判定装置
JP2008011586A (ja) 充電装置
JP2018034614A (ja) 自動車状態報知装置及び自動車
JP2011160613A (ja) バッテリ制御装置およびハイブリッド自動車
JP2018103881A (ja) 表示装置
WO2015013664A2 (en) Removable signaling apparatus, system, and method
JP2008195147A (ja) タイヤバースト警告装置
WO2020065675A1 (en) Smart instrument cluster
JP4258486B2 (ja) 車両用運転者支援装置
TWI760389B (zh) 用於二輪車輛的故障診斷系統及其控制方法
JP6251704B2 (ja) 運行情報記録用車載器
US20120105222A1 (en) Status indicator and reminder system for vehicle temporary mobility kit
JP2005326292A (ja) 表示装置及び車両の運転席構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060510