JP4671734B2 - 防犯センサ及びこれを備えた防犯機能付インターホン装置 - Google Patents

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Description

本発明は防犯センサ及びこれを備えた防犯機能付インターホン装置に関する。
従来、住戸インターホンシステムとしては、住戸内に設置されたインターホン親機と戸外に設置されたドアホン子機との間で単にインターホン通話を行うのみならず、住戸の窓やドアに防犯センサを配置して、防犯センサの状態をインターホン親機が監視できるようにした防犯機能付きのものがある。防犯センサとしては、窓枠又はドア枠にリードスイッチを配置する一方、窓又はドアに磁石を配置するようにして、窓やドアが戸締りされているとリードスイッチが磁石により閉じ、窓やドアが開放されているとリードスイッチが開く構成のものが一般的である。
このインターホン親機は、外出する際に窓やドアを完全に閉めてから、防犯セットスイッチが操作されると防犯モードに警戒設定される。そしてこの状態で、侵入者によって窓やドアが開くと防犯センサから異常発報信号が出力され、この入力によって、内部音響やドアホン子機から警報音を鳴らしたり、管理会社に移報出力するなどの異常報知を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−013967号公報
従来の防犯センサは、窓やドアが閉じた状態と開いた状態とで異なる信号を出力して侵入者を検知するものであるため、防犯モードに警戒設定する際には、窓やドアを完全に閉める必要があった。そのため、例えば、ペットの在室により住戸内を換気したいなどの場合でも窓又はドアを開けた状態とすることができなかった。また、防犯センサが配置されていない格子付きの窓を開けるなどの対応も考えられるが、侵入者によって格子を取り外されて住戸内に侵入される恐れがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、窓又は扉が閉まっていない初期状態から、窓又はドアが移動したことを検出可能とすることで、侵入者を検知することができる防犯センサ、及びこれを用いることで、窓又は扉が閉まっていない初期状態でも防犯モードに警戒設定することができ、住戸内を換気しながら、侵入者を検知することができる防犯機能付インターホン装置を提供することを目的とする。
本発明は、窓枠と窓又はドア枠とドアに分離配置された2つのセンサ部によって、該2つのセンサ部間の距離が変化したことを検出して異常発報する防犯センサであって、前記窓又はドアが閉まっていない状態を初期状態として、前記2つのセンサ部間の距離が前記初期状態から変化したことを検出可能な距離変化検出手段と、該距離変化検出手段によって前記2つのセンサ部間の距離が前記初期状態から変化したことが検出されたときに、異常発報信号を出力する異常発報信号出力手段と、警戒設定要求を受けたときに、前記2つのセンサ部間の距離が、前記距離変化検出手段の検出可能距離範囲内にあるか否かを確認する確認手段とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、前記確認手段によって前記2つのセンサ部間の距離が前記距離変化検出手段の検出可能距離範囲内にあると確認されたときに警戒設定完了信号を出力し、また、前記確認手段によって前記2つのセンサ部間の距離が前記距離変化検出手段の検出可能距離範囲内にないと確認されたときに警戒設定未完了信号を出力する警戒設定完了/未完了出力手段とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、前記した防犯センサに接続された防犯機能付インターホン装置であって、警戒設定入力手段からの警戒設定入力を受信して前記防犯センサに警戒設定要求を出力する警戒設定手段と、前記異常発報信号及び警戒設定完了/未完了信号を入力する信号入力手段とを備えることを特徴とする。
この発明は、窓枠と窓又はドア枠とドアに分離配置された2つのセンサ部によって、該2つのセンサ部間の距離が変化したことを検出して異常発報する防犯センサであって、前記窓又はドアが閉まっていない状態を初期状態として、前記2つのセンサ部間の距離が前記初期状態から変化したことを検出可能な距離変化検出手段と、該距離変化検出手段によって前記2つのセンサ部間の距離が前記初期状態から変化したことが検出されたときに、異常発報信号を出力する異常発報信号出力手段とを備えたので、窓又は扉が閉まっていない初期状態から、窓又はドアが移動したことを検出可能として、侵入者を検知することができる。
また、警戒設定要求を受けたときに、前記2つのセンサ部間の距離が前記距離変化検出手段の検出可能距離範囲内にあるか否かを確認する確認手段を備えたので、窓又はドアが移動したことを検出可能であるかを事前に確認することができる。
そして、前記確認手段によって前記2つのセンサ部間の距離が前記距離変化検出手段の検出可能距離範囲内にあると確認されたときに警戒設定完了信号を出力し、また、前記確認手段によって前記2つのセンサ部間の距離が前記距離変化検出手段の検出可能距離範囲内にないと確認されたときに警戒設定未完了信号を出力する警戒設定完了/未完了出力手段とを備えたので、無事に警戒設定されたか否かを報知することができる。
また、前記した防犯センサに接続された防犯機能付インターホン装置であって、警戒設定入力手段からの警戒設定入力を受信して前記防犯センサに警戒設定要求を出力する警戒設定手段と、前記異常発報信号及び警戒設定完了/未完了信号を入力する信号入力手段とを備えるので、窓又は扉が閉まっていない初期状態でも防犯モードに警戒設定することができ、住戸内を換気しながら、侵入者を検知することができる。さらに、住居人に無事に警戒設定されたか否かを報知でき、また、侵入者を検知したことを報知できる。
図1は、本発明の一実施例である防犯機能付きインターホンシステムを示す図であり、図2は、図1の防犯機能付きインターホンシステムの概略ブロック図を示す図である。
図1において、40は住戸内に配置されたインターホン親機、50は戸外に配置されたインターホン子機であり、インターホン親機40とインターホン子機50とは、通話呼出線L1を介して、相互にインターホン通話を行えるように接続されている。Wは住戸内に設けられた窓であり、1は窓Wに配置された防犯センサである。防犯センサ1は、第1センサ部2と第2センサ部3とで構成され、窓W側に第2センサ部3、窓枠WF側に第1センサ部2が分離配置されている。そして、インターホン親機40は、防犯機能を有するように防犯センサ1と信号線L2及び電源兼信号線L3を介して接続されている。なお、防犯センサ1は住戸内に設けられたドアに配置するようにしてもよく、その場合は、ドア側とドア枠側とに第2センサ部3と第1センサ部2とを分離配置する。
図2に示すインターホン親機40において、41は警戒設定入力手段としての防犯セットスイッチ、42はインターホン親機全体を制御する制御部、43は防犯センサ1の第1センサ部2と信号線L2を介して接続された送信部、44は防犯センサ1の第1センサ部2と電源兼信号線L3を介して接続された受信部である。
また、45は表示部、46はマイクとスピーカを有する通話回路、47はドアホン子機50の通話回路51に接続された通話呼出線L1を、通話回路46又は呼出検出回路48に選択的に接続する切換スイッチであり、常時は通話呼出線L1と呼出検出回路48とを接続している。48は呼出検出回路、49は移報部である。
図2に示すドアホン子機50において、52は呼出ボタンであり、51はマイクとスピーカを有する通話回路である。
インターホン子機50の呼出ボタン52が押されると、インターホン親機40は、呼出検出回路48がその呼出動作を検知して呼出検出信号を制御部42に出力し、これにより制御部42は、切換スイッチ47に切換命令を出力する。この切換命令によって、切換スイッチ47は通話呼出線L1と通話回路46とを切換接続して、これにより、通話回路46と通話回路51とによって、インターホン親機40とインターホン子機50による相互間のインターホン通話を行うことができる。
図2に示す防犯センサ1において、2は第1センサ部であり、3は第2センサ部である。
第1センサ部2において、21はインターホン親機40の送信部43と信号線L2を介して接続された受信部であり、22はインターホン親機40の受信部44と電源兼信号線L3を介して接続され、第1センサ部2の各部に電源を供給する送信部である。23は第1センサ部2全体を制御する制御部であり、24はコイルであり、25はコイル24両端間の電圧を検出する電圧検出部である。26はコイル24両端間への電源供給を制御する常時は開の切換スイッチである。
第2センサ部3において、32は第2センサ部3の各部に電源を供給する内部電池であり、33は第2センサ部3全体を制御する制御部であり、34はコイルであり、35はコイル34両端間の電圧を検出する電圧検出部である。36はコイル34両端間への電源供給を制御する常時は開の切換スイッチである。
この防犯センサ1は、窓Wが閉まっていない状態を初期状態として、2つのセンサ部2、3間の距離が初期状態から変化したことを検出可能な距離変化検出機能を有しており、その検出原理としては、警戒設定時に、少なくとも一方のコイルに常時電源を供給しておくことで、第1センサ部2と第2センサ部3の距離が変化したときに、少なくとも他方のコイルに起電力が発生して、そのコイル両端間の電圧が変化することを利用したものである。
距離変化検出機能の動作としては、第2センサ部3においては、切換スイッチ36を閉じた状態で、コイル34に内部電池32から電源を供給し、また、第1センサ部2においては、切換スイッチ26を開いた状態で、電圧検出部25によってコイル24の両端間の電圧を検出し、その検出電圧を制御部23で監視する。コイル24の両端間の電圧は常時は無電圧であるが、侵入者によって窓Wが動かされて第1センサ部2と第2センサ部3の距離が変化すると、コイル24に起電力が発生するため、電圧検出部25によって有電圧が検出される。そのため、制御部23はその検出電圧の変化を検知して侵入者ありと判断する。このように、防犯センサ1は、従来の防犯センサのように窓Wの閉じた状態と開いた状態とを区別して検出するものではないため、警戒設定時の初期状態に、窓Wを開いた状態としても、侵入者を検知することができる。なお、第1センサ部2は、切換スイッチ26を閉じた状態としても、コイル24に発生した起電力によるコイル両端間の電圧の変化を検出できる。
さらに、防犯センサ1は、警戒設定時の初期状態に、第1センサ部2と第2センサ部3の距離が離れすぎていると、第1センサ部2と第2センサ部3の距離が変化しても、コイル24に起電力が発生しない場合があるため、警戒設定時の初期状態に、第1センサ部2と第2センサ部3間の距離が検出可能距離範囲内にあるか否かを確認する確認機能を有している(詳細は後述する)。
次に、本実施例の動作について説明する。住居人は、外出する際に防犯モードを警戒設定するが、ペットの在室により住戸内を換気したい場合は、窓Wを開けた状態で、防犯セットスイッチ41をオン操作する。制御部42は、防犯セットスイッチ41からの警戒設定入力を受信して警戒設定要求を出力し、送信部43は、制御部42からの警戒設定要求を受信して防犯センサ1の第1センサ部2へ出力する。
防犯センサ1は、第1センサ部2の受信部21が警戒設定要求を入力し、制御部23に出力する。制御部23は警戒設定要求を受信すると、まず、第1センサ部2と第2センサ部3間の距離が検出可能距離範囲内にあるか否かを確認する確認機能を動作させる。
ここで、この確認機能について説明すると、その検出原理としては、一方のコイルへの供給電源を変化させたときに、2つのセンサ部2、3間の距離が検出距離範囲内にある場合は、他方のコイルに起電力が発生することを利用したものである。
確認機能の動作としては、最初に、制御部23は、切換スイッチ26を一定期間の間、所定周期で開閉するように切換制御し、コイル24に所定のパルス波を供給する。その後、切換スイッチ26を開いた初期状態に戻す。
このとき、第2センサ部3は、切換スイッチ36が開いた初期状態である。そして、第1センサ部2と第2センサ部3間の距離が検出可能距離範囲内にある場合は、コイル34に起電力が発生するため、電圧検出部35によって有電圧が検出される。制御部33は電圧検出部35による検出電圧を監視し、無電圧から有電圧への検出電圧の変化が検出されれば、第1センサ部2に対して、検出可能距離範囲内であることを知らせる応答動作を行う。
応答動作としては、第1センサ部2の動作と同様に、切換スイッチ36を一定期間の間、所定周期で開閉するように切換制御し、コイル34に所定のパルス波を供給する。その後、切換スイッチ36を閉じた状態に維持して、警戒設定に備える。なお、第1センサ部2と第2センサ部3間の距離が検出可能距離範囲内にない場合は、コイル34に起電力が発生しないので、第1センサ部2に対する応答動作は行われない。
第1センサ部2においては、第2センサ部3によって応答動作が行われれば、コイル24に起電力が発生する。制御部23は電圧検出部25による検出電圧を監視し、無電圧から有電圧への検出電圧の変化を検出すると、第1センサ部2と第2センサ部3間の距離が検出可能距離範囲内にあると判別し、送信部22から警戒設定完了信号を出力する。また、制御部23は検出電圧が無電圧のままであれば、第1センサ部2と第2センサ部3間の距離が検出可能距離範囲内にないと判別し、送信部22から警戒設定未完了信号を出力する。
警戒設定状態になった防犯センサ1は、第2センサ部3においては、切換スイッチ36が閉じられているため、コイル34に内部電池32からの電源が供給されている。また、第1センサ部2においては、切換スイッチ26が開いた状態であり、電圧検出部25によって検出されるコイル24の両端間の電圧を制御部23が監視している。そして、侵入者によって窓Wが動かされて第1センサ部2と第2センサ部3の距離が変化すると、コイル24に起電力が発生して、電圧検出部25による検出電圧が無電圧から有電圧に変化し、制御部23は侵入者ありと検知し、送信部22から異常発報信号を出力する。
インターホン親機40においては、受信部44が異常発報信号及び警戒設定完了信号、警戒設定未完了信号を受信すると、その旨を制御部42へ出力し、制御部42は表示部45にその旨を示す表示データを出力して、表示部45はその旨を表示する。また、制御部42は通話回路46にその旨を示す音声データを出力して、通話回路46はその旨を内部のスピーカから発音する。さらに、制御部42は切換スイッチ47に対して、通話呼出線L1と通話回路46とを切換接続する切換命令を出力し、これによって、ドアホン子機50の通話回路51は通話回路46と同様の音声を内部のスピーカから発音する。それ以外に、異常発報信号においては、制御部42は、移報部49を制御して、住居人の携帯電話や管理会社などにその旨を移報する。このような動作が行われるため、住居人に無事に警戒設定されたか否かを報知でき、また、侵入者を検知したことを報知できる。
なお、警戒設定が未完了であった場合は、住居人は、防犯セットスイッチ41をオフ操作して警戒設定を解除した後、第1センサ部2と第2センサ部3の距離を狭めてから、再度、防犯セットスイッチ41を操作して警戒設定入力を行うようにする。
防犯モードの警戒設定の解除においては、制御部42は、防犯セットスイッチ41からの警戒設定解除入力を受信して警戒設定解除要求を出力し、送信部43は、制御部42からの警戒設定解除要求を受信して防犯センサ1の第1センサ部2へ出力する。
そして、防犯センサ1は、第1センサ部2の受信部21が警戒設定解除要求を入力して制御部23に出力し、制御部23は警戒設定解除要求を受信すると、前記した確認機能と同様な動作を行い、第1センサ部2及び第2センサ部3を初期状態に戻す。
つまり、制御部23は、切換スイッチ26を一定期間の間、所定周期で開閉するように切換制御し、コイル24に所定のパルス波を供給する。その後、切換スイッチ26を開いた初期状態に戻す。そして、第2センサ部3は、コイル34に起電力が発生して、電圧検出部35による検出電圧の変化が検出されて、制御部33によって、切換スイッチ36を開いた初期状態に戻す。
これに引き続いて、第2センサ部3が前記確認動作と同様の応答動作を行い(切換スイッチ36は開いた初期状態に戻す)、また、その応答を検出した第1センサ部2が警戒設定解除完了信号をインターホン親機40に出力し、これによって、インターホン親機40が、その旨を表示部45に表示し、通話回路46の内部のスピーカから発音し、さらに、ドアホン子機50の通話回路51のスピーカから発音する。
前記した異常発報信号及び警戒設定完了信号、警戒設定未完了信号、警戒設定解除完了信号は、インターホン親機40によってそれぞれ区別して判別可能な信号形態となっており、例えば、異常発報信号はハイ信号、警戒設定完了信号は2つのパルス波からなる信号、警戒設定未完了信号は4つのパルス波からなる信号、警戒設定解除完了信号はその他形態の信号、となるように、制御部23が送信部22の接点制御を行っている。
上記実施例において、防犯センサ1は、距離変化検出機能及び確認機能の動作時におけるコイル24、34での起電力の発生を電圧変化によって検出したが、電流変化によって検出してもよい。その場合は、コイル24、34に直列に電流検出部を設ければよい。
上記実施例において、警戒設定入力を行う防犯セットスイッチ41をインターホン親機40に設けるようにしたが、住戸玄関近傍の戸外やインターホン子機50に設けるようにしてもよい。その場合は、防犯セットスイッチ41と同様の機能を有するその他の部材、例えば、防犯セット専用キーや、住戸玄関の住戸ドアの外鍵施錠に連動して警戒設定入力を行う外鍵施錠センサとして、住居人以外の不特定の人によって操作できないようにする。
上記実施例において、第1センサ部2における受信部21と送信部22を一体化した送受信部とし、インターホン親機40における受信部44と送信部43を一体化した送受信部とし、これら2つの送受信部間で各種信号(入出力)の送受信を行うようにしてもよい。それによって、防犯センサ1とインターホン親機40との間は、1ペアの配線(電源兼信号線)で接続することができるので、リニューアルに際して防犯センサ1及びインターホン親機40を用いるときに、従来の配線をそのまま利用することができ、新たに配線を配設する必要がない。
この発明に利用される防犯センサ1は、窓枠WFと窓W又はドア枠とドアに分離配置された2つのセンサ部2、3によって、該2つのセンサ部2、3間の距離が変化したことを検出して異常発報する防犯センサ1であって、前記窓W又はドアが閉まっていない状態を初期状態として、前記2つのセンサ部2、3間の距離が前記初期状態から変化したことを検出可能な距離変化検出手段(内部電池32、コイル34、コイル24、電圧検出部25、制御部23)と、該距離変化検出手段によって前記2つのセンサ部2、3間の距離が前記初期状態から変化したことが検出されたときに、異常発報信号を出力する異常発報信号出力手段(送信部22)とを備えたので、窓又は扉が閉まっていない初期状態から、窓又はドアが移動したことを検出可能として、侵入者を検知することができる。
また、警戒設定要求を受けたときに、前記2つのセンサ部2、3間の距離が前記距離変化検出手段の検出可能距離範囲内にあるか否かを確認する確認手段(制御部23、切換スイッチ26、電圧検出部25、コイル24、コイル34、電圧検出部35、切換スイッチ36、制御部33、内部電池32)を備えたので、窓又はドアが移動したことを検出可能であるかを事前に確認することができる。
そして、前記確認手段によって前記2つのセンサ部2、3間の距離が前記距離変化検出手段の検出可能距離範囲内にあると確認されたときに警戒設定完了信号を出力し、また、前記確認手段によって前記2つのセンサ部2、3間の距離が前記距離変化検出手段の検出可能距離範囲内にないと確認されたときに警戒設定未完了信号を出力する警戒設定完了/未完了出力手段(送信部22)とを備えたので、無事に警戒設定されたか否かを報知することができる。
また、前記した防犯センサ1に接続された防犯機能付インターホン装置40であって、警戒設定入力手段としての防犯セットスイッチ41からの警戒設定入力を受信して前記防犯センサ1に警戒設定要求を出力する警戒設定手段(制御部42、送信部43)と、前記異常発報信号及び警戒設定完了/未完了信号を入力する信号入力手段(受信部44)とを備えるので、窓又は扉が閉まっていない初期状態でも防犯モードに警戒設定することができ、住戸内を換気しながら、侵入者を検知することができる。さらに、住居人に無事に警戒設定されたか否かを報知でき、また、侵入者を検知したことを報知できる。
本発明の一実施例である防犯機能付きインターホンシステムを示す図である。 図1の防犯機能付きインターホンシステムの概略ブロック図を示す図である。
符号の説明
1 防犯センサ、2 第1センサ部、3 第2センサ部、21 受信部、22 送信部、23 制御部、24 コイル、25 電圧検出部、26 切換スイッチ、32 内部電池、33 制御部、34 コイル、35 電圧検出部、36 切換スイッチ、40 インターホン親機、41 防犯セットスイッチ、42 制御部、43 送信部、44 受信部、45 表示部、46 通話回路、47 切換スイッチ、48 呼出検出回路、49 移報部、50 インターホン子機、51 通話回路、52 呼出ボタン、L1 通話呼出線、L2 信号線、L3 電源兼信号線、W 窓、WF 窓枠

Claims (3)

  1. 窓枠と窓又はドア枠とドアに分離配置された2つのセンサ部によって、該2つのセンサ部間の距離が変化したことを検出して異常発報する防犯センサであって、
    前記窓又はドアが閉まっていない状態を初期状態として、前記2つのセンサ部間の距離が前記初期状態から変化したことを検出可能な距離変化検出手段と、該距離変化検出手段によって前記2つのセンサ部間の距離が前記初期状態から変化したことが検出されたときに、異常発報信号を出力する異常発報信号出力手段と、警戒設定要求を受けたときに、前記2つのセンサ部間の距離が、前記距離変化検出手段の検出可能距離範囲内にあるか否かを確認する確認手段とを備えたことを特徴とする防犯センサ。
  2. 前記確認手段によって前記2つのセンサ部間の距離が前記距離変化検出手段の検出可能距離範囲内にあると確認されたときに警戒設定完了信号を出力し、また、前記確認手段によって前記2つのセンサ部間の距離が前記距離変化検出手段の検出可能距離範囲内にないと確認されたときに警戒設定未完了信号を出力する警戒設定完了/未完了出力手段とを備えたことを特徴とする請求項記載の防犯センサ。
  3. 請求項1又は2記載の防犯センサに接続された防犯機能付インターホン装置であって、警戒設定入力手段からの警戒設定入力を受信して前記防犯センサに警戒設定要求を出力する警戒設定手段と、前記異常発報信号及び警戒設定完了/未完了信号を入力する信号入力手段とを備えることを特徴とする防犯機能付インターホン装置。
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