JP4085637B2 - 物品移載装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば物品収納設備に設けられて、物品の搬入および搬出を行うための物品移載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
物品の収納設備に設けられて、物品の搬入および搬出を行う物品移載装置(以下、スタッカクレーンという)は、図14に示すように、物品の昇降台(以下、キャリッジという)101が昇降自在に配置される昇降用空間部Sを有するとともに走行車輪102を有する走行用枠体103に、キャリッジ101を昇降用チェーン104を介して昇降させるための昇降用駆動部105および走行車輪102を駆動するための走行用駆動部106が設けられたものである。勿論、これら各駆動部に105,106には、それぞれ電動機が設けられている。なお、このスタッカクレーンは、床面に敷設された走行用レールと天井側に配置された案内用レールにより案内されている。
【0003】
そして、上記走行用枠体103は、走行車輪102が前後端部に設けられた台車フレーム111と、この台車フレーム111の前後端部から立設された前後一対の支柱フレーム112と、これら両支柱フレーム112の上端部同士を連結する連結フレーム113とから構成されており、また上記台車フレーム111の前端部または後端部に上記走行用駆動部106が配置され、さらに同じく前端部または後端部の上面には、昇降用駆動部105および両駆動部105,106における電動機を制御するための制御機器を収納する制御箱107が配置されていた。
【0004】
このようなスタッカクレーンを、例えば収納設備に据え付ける際には、搬送用トラックが使用されるが、当然に、トラックの荷台に載置し得るように分解して搬送される。
【0005】
従来、このようなスタッカクレーンを分解する場合、大きく、下部の台車フレーム111と、各支柱フレーム112と、連結フレーム113とに分解されることになるが、上述したように、台車フレーム111側に、各駆動部105,106および制御箱107が配置されているため、各駆動部105,106の組立作業および制御箱107に対する配線作業などを考慮すると、台車フレーム111については、各駆動部105,106および制御箱107が設置された状態で搬送されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したような構成によると、各支柱フレーム112および連結フレーム113については細長い部材であるため、トラックの荷台に載せるのに、それほど支障はないが、台車フレーム111には、当該フレームの長手方向と直交する方向で、昇降用駆動部105および制御箱107が配置(立設)されているため、台車フレーム111の下面から例えば背の高い制御箱107の上面までの距離が大きく、したがってトラックによる搬送効率が極めて悪くなり、また制御箱107の背が高すぎて荷台の幅を超えてしまうような場合には、制御箱107を一旦取り外す必要が生じ、したがって搬送作業および据付作業が、非常に、面倒になるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、効率の良い搬送を行い得る物品移載装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る物品移載装置は、物品昇降台が昇降自在に設けられるとともに前部および後部に走行車輪を有する走行用枠体に、物品昇降台を昇降させる昇降用駆動手段並びに前部および後部の少なくともいずれかの走行車輪を駆動する走行用駆動手段が設けられた物品移載装置であって、
上記走行用枠体を、下端部に走行車輪が設けられる一対の支柱フレームと、これら両支柱フレームの上部同士を連結する上部フレームと、上記両支柱フレームの下部同士を連結する下部フレームとから構成するとともに、これら各フレーム同士を取り外し可能に構成し、
上記昇降用駆動手段を一方の支柱フレームに取り付けるとともに、走行用駆動手段および昇降用駆動手段を制御する制御機器を収納する制御箱を他方の支柱フレームに取り付け、
上記走行用駆動手段を、各支柱フレームに設けられた走行車輪に対応して、当該各支柱フレームにそれぞれ配置したものである。
【0011】
また、本発明の請求項2に係る物品移載装置は、請求項1に記載の装置における下部フレームを左右一対の長尺部材で構成し、且つこれら各長尺部材の断面形状を溝形状にするとともに、その開放側が外側に位置するように配置したものである。
【0012】
また、本発明の請求項3に係る物品移載装置は、請求項1に記載の装置における下部フレームを左右一対の長尺部材で構成し、且つこれら各長尺部材の断面形状を矩形状にするとともに、その外面側に開口部を形成したものである。
【0013】
さらに、本発明の請求項4に係る物品移載装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の装置における走行用枠体の各フレームを分解して搬送する際に、昇降用駆動手段が設けられた支柱フレーム側に装着される昇降台の昇降用チェーンの端部同士を、索体を介して無端状に連結するようにしたものである。
【0014】
上記の各構成によると、各支柱フレーム側にそれぞれ走行車輪が設けられているため、支柱フレーム側に、少なくとも走行用駆動手段を、または走行用駆動手段とともに昇降用駆動手段並びに制御箱を配置することができ、したがって支柱フレーム側に高さのある昇降用駆動手段、制御箱など支柱フレーム側に配置させることができるので、当該物品移載装置の搬送時に分解する場合に、これらの背の高い駆動用機器を細長い支柱フレームに取り付けた状態で分解することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る物品移載装置を、図1〜図12に基づき説明する。
【0016】
この物品移載装置としては、例えば複数の収納棚を有する棚設備に設けられて、これら収納棚に対して物品の搬入および搬出を行うためのスタッカクレーンについて説明する。
【0017】
図1および図2に示すように、このスタッカクレーン1は、概略的には、物品昇降台(昇降部材)であるキャリッジ2が昇降自在に配置される昇降用空間部Sを有するとともに走行車輪3を有する走行用枠体4に、キャリッジ2を昇降させる昇降用電動機(昇降用駆動手段)5および走行車輪3を回転(駆動)させる走行用電動機(走行用駆動手段)6が設けられたものである。なお、このスタッカクレーン1は、従来例と同様に、床面に敷設された走行用レールR1と天井側に配置された案内用レールR2により案内されている。
【0018】
上記走行用枠体4は、下端部に走行車輪3がそれぞれ設けられた前後一対の支柱フレーム11(11A,11B)と、これら両支柱フレーム11の上端部同士を連結する上部フレーム(連結フレーム)12と、上記両支柱フレーム11の下端部同士を連結する下部フレーム13とから構成されるとともに、これら各フレーム11〜13同士は、取り外し可能に例えばボルト・ナットなどの連結具により組み立てられており、特に、各支柱フレーム11の上端部と上部フレーム12とは、接続部材14を介して接続されている。
【0019】
次に、上部フレーム12と各支柱フレーム11との端部同士を接続する接続部材14を、図3〜図5に基づき説明する。
この接続部材14は、一対の連結板15を介して互いに一体化された側面視L字形状の左右一対の接続板16と、これら両接続板16同士の上端部同士を接続するとともに天井側に設けられた案内用レールR2を挟持する左右一対のガイドローラ17が設けられた取付板18とから構成されており、その下部である鉛直部14aの空間部(両接続板間の空間)内に支柱フレーム11の上端部が挿入されてボルト・ナット19Aにより一体化され、またその水平部14bの両側に、上部フレーム12を構成する一対の長尺部材12aの上端部が外嵌されてボルト・ナット19Bにより一体化される。なお、両長尺部材12aは、連結材12bにより所定間隔を有して連結されている。
【0020】
なお、図5に示すように、接続部材14の形状は、すなわち両接続板16の幅は、上部フレーム12の長尺部材12aの幅および支柱フレーム11の幅に合うようにされており、例えば水平部14bについては、上部フレーム12の長尺部材12aを案内(挿入)し得るように、鉛直部14aよりも狭い溝形状に形成されている。また、各接続板16の後端部16aは、各フレーム11,12側の端面および側面を覆うように所定幅でもって折り曲げられている。
【0021】
さらに、下部フレーム13は、図6に示すように、それぞれ溝部21aを有する左右一対の長尺部材(溝形状の部材で、具体的には、溝形鋼、C形鋼が用いられる)21が所定の隙間(具体的には、走行用レールR1を収容し得るような大きさ)を有するように互いに並行に配置されて構成されるとともに、これら長尺部材21の開口部が外側に位置するように設けられる(外歯方式ともいう)。また、これら両長尺部材21は、適当箇所にて連結板材(図示せず)により互いに一体化されている。なお、この長尺部材21の溝部21a内には、例えば電気配線22などが配設され、またその開口部は、蓋板(カバー)23により閉鎖される。なお、図6中、24は、支柱フレーム11側に設けられた接続用部材を示し、この下部フレーム13は、この接続用部材を介して、または直接に、各支柱フレーム11に連結(接続)される。
【0022】
次に、キャリッジ2および当該キャリッジ2を上下方向で案内するガイド機構について、図7〜図10に基づき説明する。
このキャリッジ2は、物品を保持(載置ともいう)する平面視が略矩形状のキャリッジ本体(昇降台本体)31と、このキャリッジ本体31の前後部分から立設されたガイド部材32とから構成されている。なお、キャリッジ本体31に設けられて物品を保持するものとしては、例えば2本(1本でもよい)のフォークからなる出退式保持装置、または物品の両側部を把持して出退させる把持式保持装置がある。
【0023】
そして、上記キャリッジ本体31のコーナ部分31aが、その平面視形状および側面視形状において湾曲状(円弧状でもある)に形成されており、より正確に言うと、キャリッジ本体31からガイド部材32への連結部分33が、その平面視形状および側面視形状において、湾曲状(円弧状)に形成されている。勿論、コーナ部分31aだけでなく、前縁部および後縁部をそれぞれ全体的に湾曲状(円弧状)に形成してもよい。
【0024】
さらに、図9に示すように、このキャリッジ2における前縁部および後縁部を、その正面視形状において、それぞれ下面31bが上方に凸状となるように湾曲状(円弧状)に形成されている。
【0025】
また、上記各ガイド部材32には、前後面を案内する端部ガイドローラ34および左右面を案内する側部ガイドローラ35が、それぞれ上下に配置されており、しかもこのガイド部材32の略全体が、支柱フレーム11側に嵌まり込むように設けられている。
【0026】
ここで、このガイド部材32が嵌まり込んでいる支柱フレーム11側の構造について説明する。
図10および図11の水平断面図に示すように、各支柱フレーム11の内側(昇降用空間側)に上下方向で設けられる案内溝36が、ガイド部材32を通過させ得る大凹状部36aと、この大凹状部36aの中央外周側に膨出するように形成されて各ガイドローラ34,35を案内するための小凹状部36bとから構成され、また各支柱フレーム11の案内溝36の両側部分11aが、開口側(先端側)に行くにしたがって細くされている。
【0027】
次に、上記走行用枠体4に設けられた走行車輪3およびキャリッジ2の駆動機構について説明する。
図1および図2に示すように、各支柱フレーム11の下端部に設けられた走行車輪3を、それぞれ回転させる走行用電動機6は、当該走行車輪3に対応して、各支柱フレーム11A,11Bにそれぞれ配置されて(取り付けられて)ツインドライブ方式とされている。このツインドライブ方式においては、当該スタッカクレーン1の走行時で且つ減速時および加速時においては、一方の走行用電動機6については速度制御が行われるとともに、他方の走行用電動機6についてはトルク制御が行われる。すなわち、スタッカクレーン1の加減速状態に応じて、輪重が重くなる側の車輪を速度制御するとともに他方の車輪をトルク制御することにより、速度指令に応じた速度を保証するとともに、他方の車輪の浮き上がりによるスリップを防止して、スタッカクレーン1に波打ち現象が発生するのを防止している。なお、図面上、一方の支柱フレーム11Aに設けられている走行用電動機6(6A)は手前側に明示されているが、他方の支柱フレーム11Bに設けられている走行用電動機6(6B)は、走行車輪3の向こう側に位置しているため、明示されておらず、したがって番号引出し線については、破線で示している。
【0028】
また、キャリッジ2を昇降させる昇降用電動機5は、図2に示すように、一方の支柱フレーム11(11A)の下部に設けられるとともに、キャリッジ2の両端部に連結された左右一対の昇降用チェーン41(41A,41B)に係合する一対の駆動用スプロケット42を回転させるようにしている。なお、一方の昇降用チェーン41Aは、その両端部が一方の支柱フレーム11Aの上下部付近に配置される案内用スプロケット43,44を介して、キャリッジ2の一方のガイド部材(キャリッジの一端部)32の上下部に連結されて無端状に設けられており、また他方の昇降用チェーン41Bについては、その一端部が一方の支柱フレーム11Aの下部に設けられた案内用スプロケット45を介してキャリッジ2の一方のガイド部材32に連結されるとともに、その他端部が一方の支柱フレーム11Aの上部近傍および他方の支柱フレーム11Bの上部近傍にそれぞれ設けられた案内用スプロケット46,47を介してキャリッジ2の他方のガイド部材32に連結されている。すなわち、他方の昇降用チェーン41Bは、キャリッジ2の他端部を、単に上から吊り下げているだけである。なお、各支柱フレーム11A,11Bの上部近傍に設けられる案内用スプロケット43,46,47は、接続部材14側に回転自在に設けられている。
【0029】
さらに、当該スタッカクレーン1を制御する、すなわち上記各電動機5,6を制御するための制御機器が収納された制御箱7が、昇降用電動機5が配置された一方の支柱フレーム11(11A)とは、反対側の他方の支柱フレーム11(11B)の下部に且つその長手方向がフレームに沿うように配置されている(取り付けられている)。
【0030】
上記構成に係るスタッカクレーン1を、例えば工場から立体自動倉庫の据付場所にトラックなどにより搬送(出荷)する場合、ボルト・ナットによる連結を解除することにより、図12に示すように、可動状態に組み立てられている各フレーム11〜13同士を分解する。
【0031】
このとき、図12の破線にて示すように、キャリッジ2から昇降用チェーン41が取り外された後、昇降用電動機5が設けられている一方の支柱フレーム11A側にて、2本の昇降用チェーン41の端部同士が、ワイヤーなどの索体Wにより、互いに無端状に連結されて固定される。
【0032】
また、制御箱7と当該制御箱7が配置されていない一方の支柱フレーム11Aに設けられた走行用電動機6との電気配線は一旦取り外されるが、制御箱7および各電動機5,6などの駆動機器については、取り付けられた状態で各フレーム11〜13が分解される。
【0033】
この分解した時点において、一方の支柱フレーム11Aには、走行車輪3および走行用電動機6並びに昇降用電動機5が配置されており、また昇降用電動機5については、当該一方の支柱フレーム11Aに沿って立設した状態にされている。
【0034】
また、他方の支柱フレーム11Bには、走行車輪3および走行用電動機6並びに制御箱7が配置されており、この制御箱7についても、当該他方の支柱フレーム11Bに沿って立設した状態にされている。
【0035】
残りの上部フレーム12および下部フレーム13には、特に、駆動用機器などについては取り付けられていない。
なお、上記説明においては、走行用枠体4を分解する手順から説明したが、勿論、組み立てを行わずに、所定の構成機器が取り付けられた各フレーム11〜13を、直接、トラックに載せるようにしてもよい。
【0036】
上述したように、細長い両支柱フレーム11に、それぞれ高さのある昇降用電動機5および制御箱7が、各支柱フレーム11に沿って配置されているため、従来の台車フレームのように、昇降用電動機および制御箱がフレームと直交するように配置されている場合とは異なり、トラックの荷台に載せた場合に、その幅が荷台の幅よりも大きくなるようなことがなく、したがってトラックの荷台に効率よく載せることができ、また制御箱を取り外すようなこともないので、分解作業および組立作業(据付作業)も容易となる。すなわち、効率よく搬送を行うことができる。
【0037】
また、下部フレーム13は、単に、両支柱フレーム11の下端部同士を連結するためのものであるため、従来のように、両支柱フレーム、連結フレームおよび各種駆動用機器を支持する場合とは異なり、小型化を図ることができ、延いては、重量の軽減化につながる。
【0038】
さらに、下部フレーム13を、一対の溝形状の長尺部材で構成するとともに、その開放側が外側に位置するように配置したので、この長尺部材の溝部内に電気配線などを通すことができ、見映えおよび利便性がよい。
【0039】
ところで、上記実施の形態において、下部フレームを構成する一対の長尺部材としては、溝形鋼またはC形鋼が用いられると説明したが、例えば図13に示すように、断面が角形状(矩形状)にされるとともに外面側に例えば細長い穴部(開口部)21′bが形成された角形パイプ21′を用いることもできる。なお、穴部は、内部である溝部21′a内に配置される電線が見えにくいように上部に形成される。この場合には、穴部21′bに蓋板を必要としない。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明の物品移載装置の構成によると、各支柱フレーム側にそれぞれ走行車輪が設けられているため、支柱フレーム側に、少なくとも走行用駆動手段を、または走行用駆動手段とともに昇降用駆動手段並びに制御箱を配置することができ、したがって支柱フレーム側に高さのある昇降用駆動手段、制御箱など支柱フレーム側に配置させることができるので、例えば当該物品移載装置の搬送時に分解する場合に、これらの背の高い駆動用機器を細長い支柱フレームに取り付けた状態で分解することができる。すなわち、背の高い駆動用機器は細長い支柱フレーム側に取り付けられた状態で分解することができるため、トラックの荷台に載せた場合に、その幅が荷台の幅よりも大きくなるようなことがなく、したがって従来の台車フレームのように、昇降用駆動手段(昇降用電動機)および制御箱がフレームと直交するように配置されている場合とは異なり、トラックの荷台に効率よく載せることができ、また制御箱を取り外すようなこともないので、分解作業および据付作業も容易となる。すなわち、効率よく搬送を行うことができる。
【0041】
また、下部フレームは、単に、両支柱フレームの下端部同士を連結するためのものであるため、従来のように、両支柱フレーム、連結フレームおよび各種駆動用機器を支持する場合とは異なり、小型化を図ることができ、延いては、重量の軽減化につながる。
【0042】
さらに、下部フレームを、一対の溝形状または矩形状の長尺部材で構成するとともに、その開放側または開口部が外側に位置するように配置したので、この長尺部材の溝部内に電気配線などを通すことができ、見映えおよび利便性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスタッカクレーンの斜視図である。
【図2】同スタッカクレーンの側面図である。
【図3】同スタッカクレーンの走行用枠体における上部フレームの側面図である。
【図4】同走行用枠体における上部フレームの要部平面図である。
【図5】図3のA−A矢視図である。
【図6】同走行用枠体における下部フレームの断面図である。
【図7】同スタッカクレーンにおけるキャリッジの斜視図である。
【図8】同キャリッジの側面図である。
【図9】図8のB−B矢視図である。
【図10】図7のC−C断面図である。
【図11】同走行用枠体における支柱フレームの断面図である。
【図12】同スタッカクレーンの分解状態を示す側面図である。
【図13】同スタッカクレーンにおける下部フレームの変形例に係る断面図である。
【図14】従来のスタッカクレーンの側面図である。
【符号の説明】
1 スタッカクレーン
2 キャリッジ
3 走行車輪
4 走行用枠体
5 昇降用電動機
6 走行用電動機
7 制御箱
11 支柱フレーム
12 上部フレーム
13 下部フレーム
14 接続部材
16 接続板
19A ボルト・ナット
19A ボルト・ナット
21 長尺部材
21a 溝部
31 キャリッジ本体
31a コーナ部分
32 ガイド部材
33 連結部分
34 端部ガイドローラ
35 側部ガイドローラ
36 案内溝
36a 大凹状部
36b 小凹状部

Claims (4)

  1. 物品昇降台が昇降自在に設けられるとともに前部および後部に走行車輪を有する走行用枠体に、物品昇降台を昇降させる昇降用駆動手段並びに前部および後部の少なくともいずれかの走行車輪を駆動する走行用駆動手段が設けられた物品移載装置であって、
    上記走行用枠体を、下端部に走行車輪が設けられる一対の支柱フレームと、これら両支柱フレームの上部同士を連結する上部フレームと、上記両支柱フレームの下部同士を連結する下部フレームとから構成するとともに、これら各フレーム同士を取り外し可能に構成し、
    上記昇降用駆動手段を一方の支柱フレームに取り付けるとともに、走行用駆動手段および昇降用駆動手段を制御する制御機器を収納する制御箱を他方の支柱フレームに取り付け、
    上記走行用駆動手段を、各支柱フレームに設けられた走行車輪に対応して、当該各支柱フレームにそれぞれ配置したことを特徴とする物品移載装置。
  2. 下部フレームを左右一対の長尺部材で構成し、且つこれら各長尺部材の断面形状を溝形状にするとともに、その開放側が外側に位置するように配置したことを特徴とする請求項1に記載の物品移載装置。
  3. 下部フレームを左右一対の長尺部材で構成し、且つこれら各長尺部材の断面形状を矩形状にするとともに、その外面側に開口部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の物品移載装置。
  4. 走行用枠体の各フレームを分解して搬送する際に、昇降用駆動手段が設けられた支柱フレーム側に装着される昇降台の昇降用チェーンの端部同士を、索体を介して無端状に連結するようにしたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の物品移載装置。
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