JP4258059B2 - 倉庫設備における入出庫台車装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動倉庫設備内でパレットに積込まれた物品を入出庫用の台車へ載せる際或いは該台車から下ろす際に、ハンドフォークを使用し得るようにした倉庫設備における入出庫台車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動倉庫内でパレットに積込まれた物品をスタッカクレーンにより棚へ搬入し或いは棚から搬出する際には、入出庫装置が使用されており、従来の入出庫装置の一例は図8、9に示されている。
【0003】
図8、9中、aはレールb上を走行し得るようにしたスタッカクレーン、cはレールbの左右両側に多段、多列に配置された複数の棚である。而して、スタッカクレーンaは昇降台dに設けたフォークeを伸縮してパレットfに搭載された物品gをパレットfと共に棚cへ収納し、或いは棚cから取出し得るようになっている。なお、以下、パレットfとパレットfに搭載された物品gとをまとめて荷hという。
【0004】
iは棚cのスタッカクレーン走行方向一端側に棚cと平行に並ぶよう配設されたコンベヤ等の入出庫装置であり、荷hを棚c側へ入庫し、或いは棚c側から出庫し得るようになっている。
【0005】
又、jは、自動倉庫内に搬入された荷h或いは自動倉庫から搬出する荷hを入出庫装置iまで運搬し或いは入出庫装置iから運搬するためのフォークリフトである。
【0006】
自動倉庫内へ搬入された荷hは、フォークリフトjにより運ばれて入出庫装置iの棚cから離れた側において入出庫装置iに載せられ、入出庫装置iが駆動されることにより入出庫装置iの棚c側所定位置まで搬出され、スタッカクレーンaのフォークeが伸縮することにより、荷hはフォークeを介してスタッカクレーンaの昇降台dに搭載される。
【0007】
荷hがスタッカクレーンaの昇降台dに搭載されると、スタッカクレーンaがレールbに沿って所定位置まで走行すると共に昇降台dが所定高さまで上昇し、荷hは収納すべき棚cの前面に位置する。このため、フォークeを伸長させることにより、荷hは棚c内に収納され、保管される。
【0008】
棚c内に収納されている荷hを取出す場合には、スタッカクレーンaのフォークeにより棚cから取出された荷hはスタッカクレーンaにより搬出されて入出庫装置iの棚c側の所定位置まで運ばれ、入出庫装置iにより棚cから離れた側に搬送され、フォークリフトjにより自動倉庫外へ搬出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前述の自動倉庫設備においては、入出庫装置iに荷hを載せ、或いは入出庫装置iから荷hを下ろすためにフォークリフトjが使用されている。
【0010】
ところが、荷hの大きさや重量によっては、フォークリフトjを用いるのでは、ハンドリングのための大きなスペースxや充電設備等の付帯機器が必要となって設備として過剰となり、むしろハンドフォークと称される小型の搬送機器を用いる方が設備として最適となる場合がある。
【0011】
一方、荷hの入出庫装置iへの搭載及び入出庫装置iからの取出しの際にフォークリフトjを用いる場合、フォークリフトjはその台車部から前方へ突出しているフォークeにより荷hを入出庫装置iに対し授受するため、フォークリフトjの台車部は入出庫装置iの荷授受部上方まで移動する必要はない。しかし、ハンドフォークを用いる場合には、ハンドフォークは台車部の上面に荷hを載置するような構造となっているため、台車部は入出庫装置iの荷授受部上方まで移動する必要がある。
【0012】
しかしながら、図8、9に示す入出庫装置iを用いた場合、ハンドフォークの台車部は床面kの入出庫装置i側端部近傍までは移動できても入出庫装置iの荷授受部上面までは移動できず、従って、従来の設備のままでは、フォークリフトjにかえてハンドフォークを使用することができない。
【0013】
又、入出庫装置iとして図8、9に示すコンベヤのかわりにレール上を走行できるようにした電動台車を使用することも考えられるが、この場合でも、ただ単にコンベヤにかえて電動台車を用いただけでは、前述したと同様の理由からフォークリフトjのかわりにハンドフォークを使用することはできない。
【0014】
本発明は、前述の実情に鑑み、フォークリフトを用いるのでは過剰な設備となるような倉庫設備において、フォークリフトにかえて簡便な搬送機器であるハンドフォークを使用し得るようにした入出庫台車装置を提供することを目的としてなしたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の倉庫設備における入出庫台車装置は、スタッカクレーンにより荷を棚へ収納し或いは棚から取出すようにした倉庫設備において、
台車と床板とを備え、
前記台車は、前記棚から離れた側の第1の荷授受位置と棚に近い側の第2の荷授受位置との間を荷を搭載し或いは荷を搭載しないで走行し得るよう構成され、
前記床板は、前記第1の荷授受位置に設けられて、垂直面内を回動し得るよう基端側を第1の荷授受位置の前記棚から離れた側に枢止され、
前記台車が第1の荷授受位置にある場合は、前記床板の基端側から棚へ向かって離れた先端側は、台車の枠体に当該台車の走行方向と平行な方向へ所定の間隔を置いて設けた台車走行用の両車輪の間の上部に位置するよう配置された支持体により支持されるよう構成されており、
前記台車が第1の荷授受位置から第2の荷授受位置側に離反した場合は、前記床板は、第1の荷授受位置側に設置された高さ調整可能なストッパにより支持されるよう構成されており、
荷を第1の荷授受位置に停止している台車へ搭載し或いは第1の荷授受位置に停止している台車から下ろすようにした移動可能なハンドフォークは、荷を第1の荷授受位置で台車へ搭載する際或いは台車から下ろす際に前記床板に載ることができるよう構成されているものである。
【0016】
又、本発明では、前記台車に設置した駆動装置に取付けられた駆動スプロケットの上縁側歯及びその近傍、並びに駆動スプロケットを挟むよう台車に設置され且つ台車の走行方向に対し平行な方向に配設された複数のガイドスプロケットの下縁側歯及びその近傍は、スタッカクレーンのレールに沿い張設されたチェーンに噛合されており、又、本発明においては、支持体は水平軸線に対して回転する支持ローラであり、更に、本発明では、前記台車には、第2の授受位置でスタッカクレーンのフォークが伸縮する際にフォークが前記支持体と干渉しないよう空間が形成されているものである。
【0017】
従って、本発明では、フォークリフトを用いるのでは過剰な設備となるような場合に、フォークリフトにかえて簡便な搬送機器であるハンドフォークを使用でき、その結果、ハンドリングのための大きなスペースが不要となると共に充電設備等の付帯設備をも設ける必要がなく、従って設備全体が簡単となって設備費、運転維持費が安価となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
【0019】
図1〜図7は本発明の倉庫設備における入出庫台車装置の実施の形態の一例を示し、図中、1は床面2よりも低い床面3に敷設したレール、4はレール1上を走行し得るようにしたスタッカクレーン、5はレール1の左右両側に多段、多列に配置された複数の棚である。而して、スタッカクレーン4は、昇降台6に設けたフォーク7を伸縮してパレット8に搭載された物品9をパレット8と共に棚5へ収納し、或いは棚5から取出し得るようになっている。なお、以下、パレット8とパレット8に搭載された物品9をまとめて荷10という。
【0020】
棚5のスタッカクレーン走行方向一端側には、棚5に沿って左右2組の入出庫台車装置11が配設されている。すなわち、床面3には、棚5のスタッカクレーン走行方向一端側において各棚5から離れ方向へ延在するレール12が、夫々、左右2本で一対となるようレール1と平行に敷設されており、レール12上には、レール12に沿い棚5から離れた側にある荷授受位置Aと棚5に近接した側にある荷授受位置Bとの間を往復移動し得るようにした台車13が載置されている。
【0021】
図3〜図6に拡大して示すごとく、台車13は水平向きの枠体14と枠体14の四隅に立設された縦枠15とを備えており、縦枠15の上端には、支持面が床面2の高さよりも僅かに上方位置となるよう荷支持座16が取付けられている。17は荷10を荷支持座16上に下ろす際に荷10を案内するようにした案内部材である。
【0022】
枠体14の下面の四隅近傍に夫々配設した軸受18には、レール12の幅方向へ延びる水平軸19が回転自在に支持されており、各水平軸19には、レール12上を転動し得るようにした車輪20が外嵌されている。
【0023】
枠体14に水平配置した減速電動モータ、油圧モータ等の駆動装置21の出力軸には駆動スプロケット22が外嵌され、枠体14の駆動装置21を基準としてレール12の長手方向前後の部分には、ガイドスプロケット23が軸受24(図7参照)及び水平軸19と平行な水平軸25を介して回転自在に支持されている。ガイドスプロケット23の下端位置は駆動スプロケット22の下端位置よりも下方に位置しているが、車輪20の下端位置よりは上部に位置している。
【0024】
床面3にはレール12に沿って、略レール12全長に亘りチェーン26が張設されており、チェーン26には、駆動スプロケット22の上縁側歯及びガイドスプロケット23の下縁側歯及びその近傍の歯が噛合している。而して、駆動装置21を駆動することにより、駆動スプロケット22が回転しつつチェーン26に対し長手方向へ移動し、台車13が車輪20を介しレール12に沿い走行し得るようになっている。
【0025】
枠体14の上面に左右に位置するよう夫々設けたブラケット27には、水平軸19,25と平行に配設した水平ピン28を介して回転可能に支持ローラ29が取付けられている。
【0026】
レール12の棚5から離れた端部側である荷授受位置Aにおいては、床面2と3を区切る壁面30が形成されており、壁面30の上端側部には床面3側へ向けて突出するよう、ブラケット31が固設されている。
【0027】
ブラケット31に水平軸19等と平行に設けた水平ピン32には、壁面30から棚5側へ向けて水平に延在する床板33が、垂直面内に対し回動し得るよう枢着されている。
【0028】
ブラケット31よりも下方となるよう、壁面30に取付けたブラケット44には高さ調整可能なボルト等のストッパ34が設けられており、台車13が床板33の部分に位置しない場合には、床板33の下面は、床板33が略水平状態を保持するよう、ストッパ34により支持されるようになっている。
【0029】
床板33の基端部から離れた先端側の下面には、棚5側から壁面30側へ向けて下方へ延在する傾斜面35が形成されたブラケット36が取付けられており、台車13が走行して荷授受位置Aの床板33の部分に到達した際には、台車13に設けた支持ローラ29はブラケット36を介して床板33を、その上面が床面2と略同じ高さレベルになるよう水平支持し得るようになっている。
【0030】
而して、荷10をハンドフォーク37から台車13の荷支持座16に載せる際、或いは台車13の荷支持座16に支持されている荷10をハンドフォーク37へ受渡す際には、ハンドフォーク37は床面2から床板33へ円滑に移動し得るようになっている。
【0031】
ハンドフォーク37は、従来周知の簡易な搬送機器であって上面に荷10を搭載し得るようにした台車部38を昇降自在に備えており、台車部38は車輪39,40により移動自在に支持されている。而して、ハンドフォーク37は作業員が操作することにより台車部38を昇降させ得るようになっていると共にハンドフォーク37を移動させ得るようになっており、台車部38はパレット8の内部空間に挿入されてパレット天板41の下面を支持し得るようになっている。
【0032】
なお、図中、42はパレット底板、43は床面3側から台車13に設置されている各種の機器に給電等を行うために敷設されたケーブルベアである。
【0033】
次に、本発明の実施の形態に示す倉庫設備における入出庫台車装置の作動について説明する。なお、スタッカクレーン4と台車13或いは棚5との間で荷10を授受する際には、昇降台6の所定高さ位置にある棚5までの上昇及び棚5から下端位置までの下降のような昇降動作の他に昇降台6のインチング操作による僅かな昇降も必要となるが、この点は煩雑さを避けるため以下の説明では省略する。
【0034】
荷10を棚5へ収納する際には、台車13はレール12の棚5から最も離れた側における荷授受位置Aで待機しており、床板33は台車13の支持ローラ29により、その上面が床面2と略同一レベルとなると共に台車13の荷支持座16上面よりも若干下方(図3でy≒5mm程度)に位置した状態で水平支持されている(図1、3、4参照)。
【0035】
又、台車13が荷授受位置Aで待機している際、荷支持座16は左右方向において床板33の幅方向外側に位置し、レール1と平行な方向においては、棚5に近い側の荷支持座16は床板33の先端よりも棚5側に位置している(図3、4、5参照)。
【0036】
自動倉庫内に搬入された荷10は、ハンドフォーク37の台車部38にパレット天板41下面を介して搭載、支持され、荷授受位置Aで待機している台車13側へ作業員によってハンドフォーク37と共に移動させられる。
【0037】
荷10が載置されたハンドフォーク37は作業員により押されて床面2から床板33上に乗り移され、床板33上の所定位置において停止させられる(図3参照)。
【0038】
ハンドフォーク37が床板33上の所定位置で停止したら、ハンドフォーク37を操作して台車部38を下降させる。そうすると、荷10も台車部38と共に下降し、パレット8の下面四隅が台車13の荷支持座16に支持され、而して、荷10は荷支持座16に載置される。ハンドフォーク37は簡易な搬送機器であるためスペースx(図1参照)が狭くても支障なく作業ができる。又ハンドフォーク37は作業員が移動させるため動力が不要であり、従って充電設備等の付帯設備を設ける必要がない。
【0039】
荷10が荷支持座16を介して台車13に搭載されたら、作業員はハンドフォーク37をパレット8から引き出す。この際、ハンドフォーク37の車輪39はパレット底板42のある部分ではパレット底板42上面を転動する。
【0040】
ハンドフォーク37がパレット8から引き出されたら、駆動装置21が駆動される。このため、駆動スプロケット22が回転し、駆動スプロケット22はチェーン26に対し移動すると共にガイドスプロケット23はチェーン26をガイドするため、台車13はレール12に沿って荷授受位置A側から棚5側の荷授受位置Bへ向けて走行を行い、荷授受位置Bで停止する。
【0041】
台車13が荷授受位置B側へ向けて走行を開始し、支持ローラ29が床板33のブラケット36から外れると、床板33は水平ピン32を支点として若干前方へ向け下り勾配となり、床板33はストッパ34により支持される。
【0042】
レール12上を走行して来た台車13が荷授受位置Bで停止すると、レール1上で荷授受位置Bに待機している、或いはレール1上を走行して来て荷授受位置Bで停止したスタッカクレーン4のフォーク7が伸長することにより台車13の荷支持座16に載置されている荷10はフォーク7に受取られ、荷10を受取ったフォーク7が縮小することにより荷10はスタッカクレーン4の昇降台6に搭載され、台車13は次の荷10を運搬するため荷授受位置Aへ戻る。
【0043】
荷10がスタッカクレーン4の昇降台6に搭載されると、スタッカクレーン4はレール1上を所定位置まで走行すると共に昇降台6が所定高さまで上昇し、フォーク7が伸長することにより荷10は所定の棚5に収納され、空になってフォーク7が縮小したスタッカクレーン4は、レール1上を走行すると共に昇降台6が下降しつつ再び棚5へ収納する次の荷10を受取るために荷授受位置Bへ戻る。
【0044】
以上の操作を繰返すことにより、自動倉庫内に搬入された荷10は棚5へ収納される。
【0045】
荷10を棚5から取出す場合には、スタッカクレーン4がレール1上を所定位置まで走行して昇降台6が所定の棚5まで上昇し、フォーク7が伸長、縮小することにより棚5内の荷10はフォーク7を介してスタッカクレーン4の昇降台6に載置される。
【0046】
荷10を搭載したスタッカクレーン4はレール1上を走行すると共に昇降台6が下降しつつスタッカクレーン4は荷授受位置Bまで走行し、停止する。
【0047】
荷授受位置Bには台車13が停止しているため、フォーク7を伸長、縮小して昇降台6上の荷10を台車13の荷支持座16に載置する。
【0048】
台車13に荷支持座16を介して荷10が搭載されると、駆動装置21の駆動により台車13はレール12上を荷授受位置Bから荷授受位置Aまで走行する。このため、台車13の支持ローラ29はブラケット36を介して荷授受位置Aの部分に設けてある床板33の先端を水平ピン32を支点として僅かに上昇させ、而して床板33をフラットな状態に支持する。これにより、床板33の上面は床面2と略同じ高さとなる。
【0049】
荷10を搭載された台車13が荷授受位置Aに到達すると、作業員は台車部38を下降させたハンドフォーク37を押し、床面2から床板33上を移動させて台車部38を前方の開口から荷10のパレット8内の空間に挿入し、台車部38を上昇させる。このため、台車部38の上面はパレット天板41の下面に当接して荷10を持上げ、パレット底板42下面は、台車13の荷支持座16上面から離反する。これにより、荷10は台車13から浮上し、ハンドフォーク37の台車部38に載置された状態となる。
【0050】
そこで、作業員がハンドフォーク37を床板33から床面2に引出して荷10を台車13から下ろし、自動倉庫外へ出庫する。
【0051】
以上の作業を繰返すことにより、棚5に収納されている荷10は順次取出される。
【0052】
なお、本発明の実施の形態例においては、台車の走行を床面側に張設したチェーンを利用して行う場合について説明したが、チェーンは設けずに車輪自体をギアやスプロケット及びチェーンにより駆動するようにしても実施できること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ること、等は勿論である。
【0053】
【発明の効果】
本発明の倉庫設備における入出庫台車装置によれば、請求項1、2、3の何れにおいてもフォークリフトを用いるのでは過剰な設備となるような場合にフォークリフトにかえて簡便な搬送機器であるハンドフォークを使用でき、その結果、ハンドリングのための大きなスペースが不要となると共に充電設備等の付帯設備をも設ける必要がなく、従って、設備全体が簡単となって設備費、運転維持費が安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の倉庫設備における入出庫台車装置の実施の形態の一例を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】棚から離れた側の荷授受位置でハンドフォークを用いて荷を台車に搭載し、或いは台車から下ろす状態を示す拡大側面図である。
【図4】棚から離れた側の荷授受位置で台車に搭載されたパレット内に挿入されたハンドフォークの台車部を昇降させる状態を示す拡大側面図である。
【図5】図3のV−V方向矢視図である。
【図6】棚に近接した側の荷授受位置に台車が停止している状態を示す拡大側面図である。
【図7】台車を走行させるための装置の拡大側面図である。
【図8】従来の入出庫装置の一例の側面図である。
【図9】図8の平面図である。
【符号の説明】
4 スタッカクレーン
5 棚
7 フォーク
10 荷
13 台車
14 枠体
20 車輪
21 駆動装置
22 駆動スプロケット
23 ガイドスプロケット
26 チェーン
29 支持ローラ(支持体)
33 床板
34 ストッパ
37 ハンドフォーク
A 第1の荷授受位置
B 第2の荷授受位置
Claims (4)
- スタッカクレーンにより荷を棚へ収納し或いは棚から取出すようにした倉庫設備において、
台車と床板とを備え、
前記台車は、前記棚から離れた側の第1の荷授受位置と棚に近い側の第2の荷授受位置との間を荷を搭載し或いは荷を搭載しないで走行し得るよう構成され、
前記床板は、前記第1の荷授受位置に設けられて、垂直面内を回動し得るよう基端側を第1の荷授受位置の前記棚から離れた側に枢止され、
前記台車が第1の荷授受位置にある場合は、前記床板の基端側から棚へ向かって離れた先端側は、台車の枠体に当該台車の走行方向と平行な方向へ所定の間隔を置いて設けた台車走行用の両車輪の間の上部に位置するよう配置された支持体により支持されるよう構成されており、
前記台車が第1の荷授受位置から第2の荷授受位置側に離反した場合は、前記床板は、第1の荷授受位置側に設置された高さ調整可能なストッパにより支持されるよう構成されており、
荷を第1の荷授受位置に停止している台車へ搭載し或いは第1の荷授受位置に停止している台車から下ろすようにした移動可能なハンドフォークは、荷を第1の荷授受位置で台車へ搭載する際或いは台車から下ろす際に前記床板に載ることができるよう構成されていることを特徴とする倉庫設備における入出庫台車装置。 - 前記台車に設置した駆動装置に取付けられた駆動スプロケットの上縁側歯及びその近傍、並びに駆動スプロケットを挟むよう台車に設置され且つ台車の走行方向に対し平行な方向に配設された複数のガイドスプロケットの下縁側歯及びその近傍は、スタッカクレーンのレールに沿い張設されたチェーンに噛合されている請求項1に記載の倉庫設備における入出庫台車装置。
- 支持体は水平軸線に対して回転する支持ローラである請求項1又は2に記載の倉庫設備における入出庫台車装置。
- 前記台車には、第2の荷授受位置でスタッカクレーンのフォークが伸縮する際にフォークが前記支持体と干渉しないよう空間が形成されている請求項1乃至3の何れかに記載の倉庫設備における入出庫台車装置。
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