JP2003212308A - 物品移載装置 - Google Patents

物品移載装置

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JP2003212308A JP2002014907A JP2002014907A JP2003212308A JP 2003212308 A JP2003212308 A JP 2003212308A JP 2002014907 A JP2002014907 A JP 2002014907A JP 2002014907 A JP2002014907 A JP 2002014907A JP 2003212308 A JP2003212308 A JP 2003212308A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効率の良い搬送を行い得る物品移載装置を提供
する。 【解決手段】キャリッジが昇降自在に設けられるととも
に前部および後部に走行車輪を有する走行用枠体4に、
キャリッジを昇降させる昇降用電動機5並びに前部およ
び後部の走行車輪をそれぞれ駆動する走行用電動機が設
けられたスタッカクレーンであって、上記走行用枠体4
を、下端部に走行車輪が設けられた一対の支柱フレーム
11と、これら両支柱フレーム11の上部同士を連結す
る上部フレーム12と、上記両支柱フレーム11の下部
同士を連結する下部フレーム13とから構成するととも
に、これら各フレーム11〜13同士を、取り外し可能
に構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば物品収納設
備に設けられて、物品の搬入および搬出を行うための物
品移載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品の収納設備に設けられて、物品の搬
入および搬出を行う物品移載装置(以下、スタッカクレ
ーンという)は、図14に示すように、物品の昇降台
(以下、キャリッジという)101が昇降自在に配置さ
れる昇降用空間部Sを有するとともに走行車輪102を
有する走行用枠体103に、キャリッジ101を昇降用
チェーン104を介して昇降させるための昇降用駆動部
105および走行車輪102を駆動するための走行用駆
動部106が設けられたものである。勿論、これら各駆
動部に105,106には、それぞれ電動機が設けられ
ている。なお、このスタッカクレーンは、床面に敷設さ
れた走行用レールと天井側に配置された案内用レールに
より案内されている。
【0003】そして、上記走行用枠体103は、走行車
輪102が前後端部に設けられた台車フレーム111
と、この台車フレーム111の前後端部から立設された
前後一対の支柱フレーム112と、これら両支柱フレー
ム112の上端部同士を連結する連結フレーム113と
から構成されており、また上記台車フレーム111の前
端部または後端部に上記走行用駆動部106が配置さ
れ、さらに同じく前端部または後端部の上面には、昇降
用駆動部105および両駆動部105,106における
電動機を制御するための制御機器を収納する制御箱10
7が配置されていた。
【0004】このようなスタッカクレーンを、例えば収
納設備に据え付ける際には、搬送用トラックが使用され
るが、当然に、トラックの荷台に載置し得るように分解
して搬送される。
【0005】従来、このようなスタッカクレーンを分解
する場合、大きく、下部の台車フレーム111と、各支
柱フレーム112と、連結フレーム113とに分解され
ることになるが、上述したように、台車フレーム111
側に、各駆動部105,106および制御箱107が配
置されているため、各駆動部105,106の組立作業
および制御箱107に対する配線作業などを考慮する
と、台車フレーム111については、各駆動部105,
106および制御箱107が設置された状態で搬送され
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な構成によると、各支柱フレーム112および連結フレ
ーム113については細長い部材であるため、トラック
の荷台に載せるのに、それほど支障はないが、台車フレ
ーム111には、当該フレームの長手方向と直交する方
向で、昇降用駆動部105および制御箱107が配置
(立設)されているため、台車フレーム111の下面か
ら例えば背の高い制御箱107の上面までの距離が大き
く、したがってトラックによる搬送効率が極めて悪くな
り、また制御箱107の背が高すぎて荷台の幅を超えて
しまうような場合には、制御箱107を一旦取り外す必
要が生じ、したがって搬送作業および据付作業が、非常
に、面倒になるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、効率の良い搬送を行い
得る物品移載装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る物品移載装置は、物品昇降
台が昇降自在に設けられるとともに前部および後部に走
行車輪を有する走行用枠体に、物品昇降台を昇降させる
昇降用駆動手段並びに前部および後部の少なくともいず
れかの走行車輪を駆動する走行用駆動手段が設けられた
物品移載装置であって、上記走行用枠体を、下端部に走
行車輪が設けられる一対の支柱フレームと、これら両支
柱フレームの上部同士を連結する上部フレームと、上記
両支柱フレームの下部同士を連結する下部フレームとか
ら構成するとともに、これら各フレーム同士を、取り外
し可能に構成したものである。
【0009】また、本発明の請求項2に係る物品移載装
置は、請求項1に記載の装置における昇降用駆動手段を
一方の支柱フレームに取り付けるとともに、走行用駆動
手段および昇降用駆動手段を制御する制御機器を収納す
る制御箱を他方の支柱フレームに取り付けたものであ
る。
【0010】また、本発明の請求項3に係る物品移載装
置は、請求項1または請求項2に記載の装置における走
行用駆動手段を、各支柱フレームに設けられた走行車輪
に対応して、当該各支柱フレームにそれぞれ配置したも
のである。
【0011】また、本発明の請求項4に係る物品移載装
置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の装置における
下部フレームを左右一対の長尺部材で構成し、且つこれ
ら各長尺部材の断面形状を溝形状または矩形状にすると
ともに、その開放側が外側に位置するように配置したも
のである。
【0012】また、本発明の請求項5に係る物品移載装
置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の装置における
下部フレームを左右一対の長尺部材で構成し、且つこれ
ら各長尺部材の断面形状を矩形状にするとともに、その
外面側に開口部を形成したものである。
【0013】さらに、本発明の請求項6に係る物品移載
装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の装置におけ
る走行用枠体の各フレームを分解して搬送する際に、昇
降用駆動手段が設けられた支柱フレーム側に装着される
昇降台の昇降用チェーンの端部同士を、索体を介して無
端状に連結するようにしたものである。
【0014】上記の各構成によると、各支柱フレーム側
にそれぞれ走行車輪が設けられているため、支柱フレー
ム側に、少なくとも走行用駆動手段を、または走行用駆
動手段とともに昇降用駆動手段並びに制御箱を配置する
ことができ、したがって支柱フレーム側に高さのある昇
降用駆動手段、制御箱など支柱フレーム側に配置させる
ことができるので、当該物品移載装置の搬送時に分解す
る場合に、これらの背の高い駆動用機器を細長い支柱フ
レームに取り付けた状態で分解することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
物品移載装置を、図1〜図12に基づき説明する。
【0016】この物品移載装置としては、例えば複数の
収納棚を有する棚設備に設けられて、これら収納棚に対
して物品の搬入および搬出を行うためのスタッカクレー
ンについて説明する。
【0017】図1および図2に示すように、このスタッ
カクレーン1は、概略的には、物品昇降台(昇降部材)
であるキャリッジ2が昇降自在に配置される昇降用空間
部Sを有するとともに走行車輪3を有する走行用枠体4
に、キャリッジ2を昇降させる昇降用電動機(昇降用駆
動手段)5および走行車輪3を回転(駆動)させる走行
用電動機(走行用駆動手段)6が設けられたものであ
る。なお、このスタッカクレーン1は、従来例と同様
に、床面に敷設された走行用レールR1と天井側に配置
された案内用レールR2により案内されている。
【0018】上記走行用枠体4は、下端部に走行車輪3
がそれぞれ設けられた前後一対の支柱フレーム11(1
1A,11B)と、これら両支柱フレーム11の上端部
同士を連結する上部フレーム(連結フレーム)12と、
上記両支柱フレーム11の下端部同士を連結する下部フ
レーム13とから構成されるとともに、これら各フレー
ム11〜13同士は、取り外し可能に例えばボルト・ナ
ットなどの連結具により組み立てられており、特に、各
支柱フレーム11の上端部と上部フレーム12とは、接
続部材14を介して接続されている。
【0019】次に、上部フレーム12と各支柱フレーム
11との端部同士を接続する接続部材14を、図3〜図
5に基づき説明する。この接続部材14は、一対の連結
板15を介して互いに一体化された側面視L字形状の左
右一対の接続板16と、これら両接続板16同士の上端
部同士を接続するとともに天井側に設けられた案内用レ
ールR2を挟持する左右一対のガイドローラ17が設け
られた取付板18とから構成されており、その下部であ
る鉛直部14aの空間部(両接続板間の空間)内に支柱
フレーム11の上端部が挿入されてボルト・ナット19
Aにより一体化され、またその水平部14bの両側に、
上部フレーム12を構成する一対の長尺部材12aの上
端部が外嵌されてボルト・ナット19Bにより一体化さ
れる。なお、両長尺部材12aは、連結材12bにより
所定間隔を有して連結されている。
【0020】なお、図5に示すように、接続部材14の
形状は、すなわち両接続板16の幅は、上部フレーム1
2の長尺部材12aの幅および支柱フレーム11の幅に
合うようにされており、例えば水平部14bについて
は、上部フレーム12の長尺部材12aを案内(挿入)
し得るように、鉛直部14aよりも狭い溝形状に形成さ
れている。また、各接続板16の後端部16aは、各フ
レーム11,12側の端面および側面を覆うように所定
幅でもって折り曲げられている。
【0021】さらに、下部フレーム13は、図6に示す
ように、それぞれ溝部21aを有する左右一対の長尺部
材(溝形状の部材で、具体的には、溝形鋼、C形鋼が用
いられる)21が所定の隙間(具体的には、走行用レー
ルR1を収容し得るような大きさ)を有するように互い
に並行に配置されて構成されるとともに、これら長尺部
材21の開口部が外側に位置するように設けられる(外
歯方式ともいう)。また、これら両長尺部材21は、適
当箇所にて連結板材(図示せず)により互いに一体化さ
れている。なお、この長尺部材21の溝部21a内に
は、例えば電気配線22などが配設され、またその開口
部は、蓋板(カバー)23により閉鎖される。なお、図
6中、24は、支柱フレーム11側に設けられた接続用
部材を示し、この下部フレーム13は、この接続用部材
を介して、または直接に、各支柱フレーム11に連結
(接続)される。
【0022】次に、キャリッジ2および当該キャリッジ
2を上下方向で案内するガイド機構について、図7〜図
10に基づき説明する。このキャリッジ2は、物品を保
持(載置ともいう)する平面視が略矩形状のキャリッジ
本体(昇降台本体)31と、このキャリッジ本体31の
前後部分から立設されたガイド部材32とから構成され
ている。なお、キャリッジ本体31に設けられて物品を
保持するものとしては、例えば2本(1本でもよい)の
フォークからなる出退式保持装置、または物品の両側部
を把持して出退させる把持式保持装置がある。
【0023】そして、上記キャリッジ本体31のコーナ
部分31aが、その平面視形状および側面視形状におい
て湾曲状(円弧状でもある)に形成されており、より正
確に言うと、キャリッジ本体31からガイド部材32へ
の連結部分33が、その平面視形状および側面視形状に
おいて、湾曲状(円弧状)に形成されている。勿論、コ
ーナ部分31aだけでなく、前縁部および後縁部をそれ
ぞれ全体的に湾曲状(円弧状)に形成してもよい。
【0024】さらに、図9に示すように、このキャリッ
ジ2における前縁部および後縁部を、その正面視形状に
おいて、それぞれ下面31bが上方に凸状となるように
湾曲状(円弧状)に形成されている。
【0025】また、上記各ガイド部材32には、前後面
を案内する端部ガイドローラ34および左右面を案内す
る側部ガイドローラ35が、それぞれ上下に配置されて
おり、しかもこのガイド部材32の略全体が、支柱フレ
ーム11側に嵌まり込むように設けられている。
【0026】ここで、このガイド部材32が嵌まり込ん
でいる支柱フレーム11側の構造について説明する。図
10および図11の水平断面図に示すように、各支柱フ
レーム11の内側(昇降用空間側)に上下方向で設けら
れる案内溝36が、ガイド部材32を通過させ得る大凹
状部36aと、この大凹状部36aの中央外周側に膨出
するように形成されて各ガイドローラ34,35を案内
するための小凹状部36bとから構成され、また各支柱
フレーム11の案内溝36の両側部分11aが、開口側
(先端側)に行くにしたがって細くされている。
【0027】次に、上記走行用枠体4に設けられた走行
車輪3およびキャリッジ2の駆動機構について説明す
る。図1および図2に示すように、各支柱フレーム11
の下端部に設けられた走行車輪3を、それぞれ回転させ
る走行用電動機6は、当該走行車輪3に対応して、各支
柱フレーム11A,11Bにそれぞれ配置されて(取り
付けられて)ツインドライブ方式とされている。このツ
インドライブ方式においては、当該スタッカクレーン1
の走行時で且つ減速時および加速時においては、一方の
走行用電動機6については速度制御が行われるととも
に、他方の走行用電動機6についてはトルク制御が行わ
れる。すなわち、スタッカクレーン1の加減速状態に応
じて、輪重が重くなる側の車輪を速度制御するとともに
他方の車輪をトルク制御することにより、速度指令に応
じた速度を保証するとともに、他方の車輪の浮き上がり
によるスリップを防止して、スタッカクレーン1に波打
ち現象が発生するのを防止している。なお、図面上、一
方の支柱フレーム11Aに設けられている走行用電動機
6(6A)は手前側に明示されているが、他方の支柱フ
レーム11Bに設けられている走行用電動機6(6B)
は、走行車輪3の向こう側に位置しているため、明示さ
れておらず、したがって番号引出し線については、破線
で示している。
【0028】また、キャリッジ2を昇降させる昇降用電
動機5は、図2に示すように、一方の支柱フレーム11
(11A)の下部に設けられるとともに、キャリッジ2
の両端部に連結された左右一対の昇降用チェーン41
(41A,41B)に係合する一対の駆動用スプロケッ
ト42を回転させるようにしている。なお、一方の昇降
用チェーン41Aは、その両端部が一方の支柱フレーム
11Aの上下部付近に配置される案内用スプロケット4
3,44を介して、キャリッジ2の一方のガイド部材
(キャリッジの一端部)32の上下部に連結されて無端
状に設けられており、また他方の昇降用チェーン41B
については、その一端部が一方の支柱フレーム11Aの
下部に設けられた案内用スプロケット45を介してキャ
リッジ2の一方のガイド部材32に連結されるととも
に、その他端部が一方の支柱フレーム11Aの上部近傍
および他方の支柱フレーム11Bの上部近傍にそれぞれ
設けられた案内用スプロケット46,47を介してキャ
リッジ2の他方のガイド部材32に連結されている。す
なわち、他方の昇降用チェーン41Bは、キャリッジ2
の他端部を、単に上から吊り下げているだけである。な
お、各支柱フレーム11A,11Bの上部近傍に設けら
れる案内用スプロケット43,46,47は、接続部材
14側に回転自在に設けられている。
【0029】さらに、当該スタッカクレーン1を制御す
る、すなわち上記各電動機5,6を制御するための制御
機器が収納された制御箱7が、昇降用電動機5が配置さ
れた一方の支柱フレーム11(11A)とは、反対側の
他方の支柱フレーム11(11B)の下部に且つその長
手方向がフレームに沿うように配置されている(取り付
けられている)。
【0030】上記構成に係るスタッカクレーン1を、例
えば工場から立体自動倉庫の据付場所にトラックなどに
より搬送(出荷)する場合、ボルト・ナットによる連結
を解除することにより、図12に示すように、可動状態
に組み立てられている各フレーム11〜13同士を分解
する。
【0031】このとき、図12の破線にて示すように、
キャリッジ2から昇降用チェーン41が取り外された
後、昇降用電動機5が設けられている一方の支柱フレー
ム11A側にて、2本の昇降用チェーン41の端部同士
が、ワイヤーなどの索体Wにより、互いに無端状に連結
されて固定される。
【0032】また、制御箱7と当該制御箱7が配置され
ていない一方の支柱フレーム11Aに設けられた走行用
電動機6との電気配線は一旦取り外されるが、制御箱7
および各電動機5,6などの駆動機器については、取り
付けられた状態で各フレーム11〜13が分解される。
【0033】この分解した時点において、一方の支柱フ
レーム11Aには、走行車輪3および走行用電動機6並
びに昇降用電動機5が配置されており、また昇降用電動
機5については、当該一方の支柱フレーム11Aに沿っ
て立設した状態にされている。
【0034】また、他方の支柱フレーム11Bには、走
行車輪3および走行用電動機6並びに制御箱7が配置さ
れており、この制御箱7についても、当該他方の支柱フ
レーム11Bに沿って立設した状態にされている。
【0035】残りの上部フレーム12および下部フレー
ム13には、特に、駆動用機器などについては取り付け
られていない。なお、上記説明においては、走行用枠体
4を分解する手順から説明したが、勿論、組み立てを行
わずに、所定の構成機器が取り付けられた各フレーム1
1〜13を、直接、トラックに載せるようにしてもよ
い。
【0036】上述したように、細長い両支柱フレーム1
1に、それぞれ高さのある昇降用電動機5および制御箱
7が、各支柱フレーム11に沿って配置されているた
め、従来の台車フレームのように、昇降用電動機および
制御箱がフレームと直交するように配置されている場合
とは異なり、トラックの荷台に載せた場合に、その幅が
荷台の幅よりも大きくなるようなことがなく、したがっ
てトラックの荷台に効率よく載せることができ、また制
御箱を取り外すようなこともないので、分解作業および
組立作業(据付作業)も容易となる。すなわち、効率よ
く搬送を行うことができる。
【0037】また、下部フレーム13は、単に、両支柱
フレーム11の下端部同士を連結するためのものである
ため、従来のように、両支柱フレーム、連結フレームお
よび各種駆動用機器を支持する場合とは異なり、小型化
を図ることができ、延いては、重量の軽減化につなが
る。
【0038】さらに、下部フレーム13を、一対の溝形
状の長尺部材で構成するとともに、その開放側が外側に
位置するように配置したので、この長尺部材の溝部内に
電気配線などを通すことができ、見映えおよび利便性が
よい。
【0039】ところで、上記実施の形態において、下部
フレームを構成する一対の長尺部材としては、溝形鋼ま
たはC形鋼が用いられると説明したが、例えば図13に
示すように、断面が角形状(矩形状)にされるとともに
外面側に例えば細長い穴部(開口部)21′bが形成さ
れた角形パイプ21′を用いることもできる。なお、穴
部は、内部である溝部21′a内に配置される電線が見
えにくいように上部に形成される。この場合には、穴部
21′bに蓋板を必要としない。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明の物品移載装置の構
成によると、各支柱フレーム側にそれぞれ走行車輪が設
けられているため、支柱フレーム側に、少なくとも走行
用駆動手段を、または走行用駆動手段とともに昇降用駆
動手段並びに制御箱を配置することができ、したがって
支柱フレーム側に高さのある昇降用駆動手段、制御箱な
ど支柱フレーム側に配置させることができるので、例え
ば当該物品移載装置の搬送時に分解する場合に、これら
の背の高い駆動用機器を細長い支柱フレームに取り付け
た状態で分解することができる。すなわち、背の高い駆
動用機器は細長い支柱フレーム側に取り付けられた状態
で分解することができるため、トラックの荷台に載せた
場合に、その幅が荷台の幅よりも大きくなるようなこと
がなく、したがって従来の台車フレームのように、昇降
用駆動手段(昇降用電動機)および制御箱がフレームと
直交するように配置されている場合とは異なり、トラッ
クの荷台に効率よく載せることができ、また制御箱を取
り外すようなこともないので、分解作業および据付作業
も容易となる。すなわち、効率よく搬送を行うことがで
きる。
【0041】また、下部フレームは、単に、両支柱フレ
ームの下端部同士を連結するためのものであるため、従
来のように、両支柱フレーム、連結フレームおよび各種
駆動用機器を支持する場合とは異なり、小型化を図るこ
とができ、延いては、重量の軽減化につながる。
【0042】さらに、下部フレームを、一対の溝形状ま
たは矩形状の長尺部材で構成するとともに、その開放側
または開口部が外側に位置するように配置したので、こ
の長尺部材の溝部内に電気配線などを通すことができ、
見映えおよび利便性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスタッカクレーンの
斜視図である。
【図2】同スタッカクレーンの側面図である。
【図3】同スタッカクレーンの走行用枠体における上部
フレームの側面図である。
【図4】同走行用枠体における上部フレームの要部平面
図である。
【図5】図3のA−A矢視図である。
【図6】同走行用枠体における下部フレームの断面図で
ある。
【図7】同スタッカクレーンにおけるキャリッジの斜視
図である。
【図8】同キャリッジの側面図である。
【図9】図8のB−B矢視図である。
【図10】図7のC−C断面図である。
【図11】同走行用枠体における支柱フレームの断面図
である。
【図12】同スタッカクレーンの分解状態を示す側面図
である。
【図13】同スタッカクレーンにおける下部フレームの
変形例に係る断面図である。
【図14】従来のスタッカクレーンの側面図である。
【符号の説明】
1 スタッカクレーン 2 キャリッジ 3 走行車輪 4 走行用枠体 5 昇降用電動機 6 走行用電動機 7 制御箱 11 支柱フレーム 12 上部フレーム 13 下部フレーム 14 接続部材 16 接続板 19A ボルト・ナット 19A ボルト・ナット 21 長尺部材 21a 溝部 31 キャリッジ本体 31a コーナ部分 32 ガイド部材 33 連結部分 34 端部ガイドローラ 35 側部ガイドローラ 36 案内溝 36a 大凹状部 36b 小凹状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 JJ09 KK01 KK11 LL12 LL16 MM11 3F333 AA04 AB08 AE02 AE21 BD05 BE08 BF01 BF09 BG02 BG03 DA03 DB04 DB05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品昇降台が昇降自在に設けられるととも
    に前部および後部に走行車輪を有する走行用枠体に、物
    品昇降台を昇降させる昇降用駆動手段並びに前部および
    後部の少なくともいずれかの走行車輪を駆動する走行用
    駆動手段が設けられた物品移載装置であって、 上記走行用枠体を、下端部に走行車輪が設けられる一対
    の支柱フレームと、これら両支柱フレームの上部同士を
    連結する上部フレームと、上記両支柱フレームの下部同
    士を連結する下部フレームとから構成するとともに、こ
    れら各フレーム同士を、取り外し可能に構成したことを
    特徴とする物品移載装置。
  2. 【請求項2】昇降用駆動手段を一方の支柱フレームに取
    り付けるとともに、走行用駆動手段および昇降用駆動手
    段を制御する制御機器を収納する制御箱を他方の支柱フ
    レームに取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の
    物品移載装置。
  3. 【請求項3】走行用駆動手段を、各支柱フレームに設け
    られた走行車輪に対応して、当該各支柱フレームにそれ
    ぞれ配置したことを特徴とする請求項1または2に記載
    の物品移載装置。
  4. 【請求項4】下部フレームを左右一対の長尺部材で構成
    し、且つこれら各長尺部材の断面形状を溝形状にすると
    ともに、その開放側が外側に位置するように配置したこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の物品
    移載装置。
  5. 【請求項5】下部フレームを左右一対の長尺部材で構成
    し、且つこれら各長尺部材の断面形状を矩形状にすると
    ともに、その外面側に開口部を形成したことを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の物品移載装置。
  6. 【請求項6】走行用枠体の各フレームを分解して搬送す
    る際に、昇降用駆動手段が設けられた支柱フレーム側に
    装着される昇降台の昇降用チェーンの端部同士を、索体
    を介して無端状に連結するようにしたことを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載の物品移載装置。
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