JP2004059252A - 自動倉庫における出し入れ装置 - Google Patents

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JP2004059252A
JP2004059252A JP2002220913A JP2002220913A JP2004059252A JP 2004059252 A JP2004059252 A JP 2004059252A JP 2002220913 A JP2002220913 A JP 2002220913A JP 2002220913 A JP2002220913 A JP 2002220913A JP 2004059252 A JP2004059252 A JP 2004059252A
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Hiroyuki Mochizuki
望月 浩行
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Kito KK
Kito Corp
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Kito KK
Kito Corp
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Abstract

【課題】デットスペースとなる駆動装置の設置スペースを必要とせず、かつ、メンテナスが容易で、走行台車の直進性を維持できる出し入れ装置を提供すること。
【解決手段】昇降ガイド支柱が立設され、上下ガイドレール10、9に沿って走行する走行台車1を備えた自動倉庫における出し入れ装置において、下部ガイドレール9は、左右一対の走行レールであり、走行台車1はその前後に、走行レール9を走行する一対の走行ローラ6を有する走行装置を備え、走行装置の少なくとも一方には、走行台車1の端部中央に減速機15を設けた減速機15の両側に延び、走行ローラ6を駆動する出力軸17を有する駆動装置を設けたことを特徴とする自動倉庫における出し入れ装置。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動倉庫におけるスタッカークレーン等の出し入れ装置に関するもので、さらに詳しくは、左右一対の走行レールと、該走行レール上を走行する走行台車からなる自動倉庫における出し入れ装置に関し、特に高層の自動倉庫で高速の出し入れ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スタッカクレーン等を装備した出し入れ装置において、スタッカークレーン等の動作時における走行台車の安全性を向上するため、走行レールを左右一対で設け、該レール上を駆動する走行ローラ間に走行台車を装設したものが知られている。
【0003】
このような二本レール式の走行装置を備えた出し入れ装置では、走行ローラは、走行台車本体のフレーム側面に設けた軸受けに嵌挿される車軸に取着されているため、走行ローラを駆動するため、モータ、減速機からなる駆動手段は走行ローラの外側に設けられるか、または、チェーン、スプロケット等を介して走行ローラの上方に設けられていた。モータ、減速機からなる駆動手段を走行ローラの外側に取着すると、走行台車の幅は、駆動手段の分だけ大きくなり、また、駆動手段を走行ローラの上方に取着すると、走行台車の上方にデッドスペースが発生する。また、車軸の両端に走行ローラが取着される構造のため、車軸が長くなり、走行台車の組立て、メンテナス等の作業性が悪化する原因となっていた。また、組立て時やメンテナス時に走行ローラの前後方向の調整がなされていないと、走行台車の直進性が悪化し、走行抵抗を発生する原因となり、自動倉庫の高層化、高速化を阻害している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した通り、従来のスタッカクレーン等の二本レール式の出し入れ装置は、駆動手段を設けるためのスペースを必要とし、かつ、車軸が長くなるため、特に高出力の走行装置のユニット化が困難でメンテナンス等の作業性が悪化し、さらには、走行台車の直進性が悪化し、走行抵抗を発生するという課題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、二本レール式走行台車を備えた出し入れ装置における上記した課題を解決するもので、格納物を搬送する搬器と、搬器の昇降をガイドする昇降ガイド支柱が立設された走行台車を備え、上下ガイドレールに沿って走行する自動倉庫における出し入れ装置において、下部ガイドレールは、走行台車の走行を案内する左右一対の走行レールであり、走行台車の前後には、走行レールを走行する一対の走行ローラを有する走行装置を備え、走行装置の少なくとも一方には、走行台車端部中央に設けた減速機と、該減速機の両側に延びて走行ローラを駆動する出力軸と、該出力軸上方で、減速機の上部と鉛直下向きに連接する走行駆動用モータを有する駆動装置を設けたことを特徴とする自動倉庫における出し入れ装置。
【0006】
本発明によると、走行台車の中心線上に走行用モータ、減速機を昇降ガイド支柱と一列に配置したため、高容量で大型の駆動装置であっても走行ローラには、出し入れ装置の荷重が均等に加わり、かつ、加速、減速時においても、荷重が走行ローラに均等に加わるため、偏荷重が生ぜず、出力軸、軸受け等をより軽装化することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、格納物を搬送する搬器と、搬器の昇降をガイドする昇降ガイド支柱が立設された走行台車を備え、上下ガイドレールに沿って走行する自動倉庫における出し入れ装置において、下部ガイドレールは、走行台車の走行を案内する左右一対の走行レールであり、走行台車の前後には、走行レールを走行する一対の走行ローラを有する走行装置を備え、走行装置の少なくとも一方には、走行台車端部中央に設けた減速機と、該減速機の両側に延びて走行ローラを駆動する出力軸と、該出力軸上方で、減速機の上部と鉛直下向きに連接する走行駆動用モータを有する駆動装置を設けたことを特徴とするもので、出し入れ装置の走行通路中央に走行レールを沿設し、走行台車の中心線上に昇降ガイド支柱を立設し、走行台車の両端部中央に走行用モータと減速機を配置したため、走行ローラには、出し入れ装置の荷重が均等に加わり、加速、減速時においても、偏荷重が生ぜず、高容量で大型の駆動装置を用いても出力軸、軸受等を軽装化することができる作用を有する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、駆動装置の出力軸は、走行台車の下部フレーム端部に固設され、走行方向に開口する切欠きを備えた一対の支持フレームに装着されることを特徴とするもので、走行台車本体を僅か持上げることで、出力軸に走行ローラを取り着けたまま駆動装置を走行台車の走行方向側から支持フレームに取り着け、または、取り外しが可能であるため、メンテナンス時において、棚や給電装置等が作業の邪魔にならず、作業性を改善できる作用を有する。
【0009】
請求項3に記載の発明は、走行ローラと減速機間に、軸受けプレートを介して、支持フレームに固設される出力軸用軸受けを設けたことを特徴とするもので、走行ローラに加わる荷重を減速機の両側に配置した軸受けにて確実に支持できるとともに、前後の走行装置の車軸に対する平行度調整が容易で、走行ローラを出力軸に対して軸片持で支持することにより、走行ローラの交換が容易となる作用を有する。
【0010】
請求項4に記載の発明は、一対の支持フレーム端を連結部材で連結し、連結部材と軸受けプレートを調節ネジで調節可能に連結したことを特徴とするもので、軸受けプレートを介して走行ローラの前後方向の調節を行うことで、走行台車の直進性を調整でき、走行抵抗の発生を防止できる作用を有する。
【0011】
【実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図1〜図4に基づいて説明する。図1(a)は、本発明の出し入れ装置を示す側面図、図1(b)はその正面図、図2は、走行装置を示す拡大正面図、図3は、図2の側面図、図4は、図2の平面図である。
【0012】
図において、1は走行台車、2は走行台車1の下部フレーム、3は上部フレームで、下部フレーム2の中央上部には、昇降搬機4の昇降を案内する一対の昇降ガイド支柱5が立設され、下部フレーム2の前後端部には、走行ローラ6を備える走行装置7が装着される左右一対の走行装置支持フレームが連設されている。9はガイドレールで、図1(b)に示すように、進行方向に左右一対設けられている。10は上部ガイドレールで、上部フレーム3には、該走行レールを挟んで左右一対のガイドローラ11が設けられている。12は巻上装置、13はワイヤロープ、14は昇降ガイド支柱5内を昇降するカウンタウエイトである。
【0013】
走行レールは、出し入れ装置の走行通路中央に沿設され、走行台車の中心線上に昇降ガイド支柱と走行装置の駆動装置を一列に立設している。
【0014】
走行装置7は、一対の支持フレーム8の中央部に設けられた縦形の減速15、減速機15に鉛直下向きに連設されたモータ16、減速機15の両側に延びる出力軸17からなる走行駆動ユニットと、出力軸17の端部に軸着され、一対の走行レール9上を走行する一対の走行ローラ6を備えている。
【0015】
走行駆動ユニットとしては、例えば出力両軸タイプでモータ直結型のベベルヘルカル減速機と、フランジ型ブレーキ付きモータとからなり、モータを減速機上部に垂直に直結するものが用いられる。支持フレームは、出力軸17が横方向から嵌設される切欠き部18を備え、出力軸17の軸受け19が嵌合される軸受けプレート20が軸受け支持部材21に密着して支持フレーム8の側面に外接されている。左右の支持フレーム8は連結部材22を介して連結され、連結部材22には、軸受けプレート20に設けた調節用メネジ24に螺合して、軸受けプレート20の位置調整を行う調節ネジ23が設けられている。調節ネジ23により、軸受けプレート20を介して、車軸である出力軸17、走行ローラ6の前後方向の位置調節が行われている。
【0016】
上記した通り、本実施の形態では、上下ガイドレール10、9に沿って走行する走行台車1を備えた出し入れ装置において、下部ガイドレール9を左右一対の二本レール方式とし、走行台車1の前後には、それぞれ一対の走行ローラ6を有する走行装置7が設けられている。また、走行台車1の両端部中央基端部には、鉛直下向きに出力軸を有する走行用モータ16と、該モータ16の下部に設けられ、該モータ16の出力軸に直交する出力軸17を有する減速機15からなる駆動装置が設けられており、減速機15の出力軸17は、走行装置7の支持フレーム8に設けた軸受け19にて軸支され、その端部には走行ローラ6が軸着されている。駆動装置は、走行台車1の前後両端方の走行装置に設けてもよいし、どちらか一方に設けてもよい。また、支持フレーム8には、図3に点線にて示すように、走行方向に開口する切欠き18が設けられており、出力軸17を切欠き18の開口部側から駆動装置ごと装着または取り外すことができるようなっている。また、軸受け19は、軸受けプレート20に嵌合され、支持フレーム8の側面に着設され、軸受けプレート20は、出し入れ装置の鉛直荷物を軸受け支持部材21を介して受け、出力軸17、走行ローラ6に伝達している。また、一対の支持フレーム8、8は、連結部材22にて固定され、連結部材22には、軸受けプレート20の調節用メネジ24に螺合して、軸受けプレート20の位置調節を行う調節ネジが設けられている。
【0017】
上記した実施の形態において、支持フレーム8は走行台車1の下部フレーム2の吊り体として設け、下部フレーム2の端部に連結してもよいし、また、下部フレームと一体として設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、走行台車の中心線上に走行用モータと減速機を昇降ガイド支柱と一列に配置したため、走行ローラには、出し入れ装置の荷重が均等に加わり、加速、減速時においても、走行ローラに偏荷重が生ぜず、高出力で大型の駆動装置であっても出力軸、軸受け等を軽装化することができ、さらに、支持フレームに走行方向に開口する切欠きを設けることで、出力軸に走行ローラを取り着けたまま駆動装置を走行台車の走行方向側から支持フレームに取り着け、取り外しが可能であるため、メンテナンス時において、棚や給電装置等が作業の邪魔にならず、作業性を改善でき、さらに、走行ローラに加わる荷重を減速機の両側に配置した軸受けにて確実に支持できるとともに、前後の走行装置の車軸に対する平行度調整が容易となり、さらに、連結部材に設けた調節ネジにより軸受けプレートを調節できるため、出力軸および走行ローラの前後方向の調節を行うことで、走行台車の直進性を調節でき、走行抵抗の発生を防止できる作用を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の出し入れ装置を示す側面図であり、(b)は本発明の出し入れ装置を示す正面図である。
【図2】本発明の走行装置を示す拡大正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図2の平面図である。
【符号の説明】
1  走行台車
2  下部フレーム
3  上部フレーム
4  昇降搬機
5  昇降ガイド支柱
6  走行ローラ
7  走行装置
8  支持フレーム
9  下部ガイドレール
10 上部ガイドレール
11 ガイドローラ
12 巻上装置
13 ワイヤロープ
14 カウンタウエイト
15 減速機
16 モータ
17 出力軸
18 切欠き
19 軸受け
20 軸受プレート
21 軸受支持部材
22 連結部材
23 調節ネジ
24 調節用メネジ

Claims (4)

  1. 格納物を搬送する搬器と、搬器の昇降をガイドする昇降ガイド支柱が立設された走行台車を備え、上下ガイドレールに沿って走行する自動倉庫における出し入れ装置において、下部ガイドレールは、走行台車の走行を案内する左右一対の走行レールであり、走行台車の前後には、走行レールを走行する一対の走行ローラを有する走行装置を備え、走行装置の少なくとも一方には、走行台車端部中央に設けた減速機と、該減速機の両側に延びて走行ローラを駆動する出力軸と、該出力軸上方で、減速機の上部と鉛直下向きに連接する走行駆動用モータを有する駆動装置を設けたことを特徴とする自動倉庫における出し入れ装置。
  2. 駆動装置の出力軸は、走行台車の下部フレーム端部に固設され、走行方向の切欠きを備えた一対の支持フレームに装着することを特徴とする請求項1記載の自動倉庫における出し入れ装置。
  3. 走行ローラと減速機間に、軸受けプレートを介して、支持フレームに固設される出力軸用軸受けを設けたことを特徴とする請求項1記載の自動倉庫における出し入れ装置。
  4. 一対の支持フレーム端を連結部材で連結し、連結部材と軸受けプレートを調節ネジで調節可能に連結したことを特徴とする請求項2または3記載の自動倉庫における出し入れ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009067483A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Murata Mach Ltd スタッカクレーン

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