JP2013026561A - 温度制御ユニット、基板載置台、基板処理装置、温度制御システム、及び基板処理方法 - Google Patents

温度制御ユニット、基板載置台、基板処理装置、温度制御システム、及び基板処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013026561A
JP2013026561A JP2011162138A JP2011162138A JP2013026561A JP 2013026561 A JP2013026561 A JP 2013026561A JP 2011162138 A JP2011162138 A JP 2011162138A JP 2011162138 A JP2011162138 A JP 2011162138A JP 2013026561 A JP2013026561 A JP 2013026561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
substrate
main body
control unit
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011162138A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5897275B2 (ja
Inventor
Seiji Tanaka
誠治 田中
hideto Yoshiya
秀人 吉矢
Toshimitsu Sakai
俊充 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2011162138A priority Critical patent/JP5897275B2/ja
Priority to KR1020120078028A priority patent/KR101422915B1/ko
Priority to TW101126293A priority patent/TWI550753B/zh
Priority to CN201210258971.7A priority patent/CN102903651B/zh
Publication of JP2013026561A publication Critical patent/JP2013026561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5897275B2 publication Critical patent/JP5897275B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67098Apparatus for thermal treatment
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/324Thermal treatment for modifying the properties of semiconductor bodies, e.g. annealing, sintering
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67242Apparatus for monitoring, sorting or marking
    • H01L21/67248Temperature monitoring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

【課題】基板の温度を早く変化させることができる温度制御ユニットを提供する。
【解決手段】基板Wと接触して該基板Wの温度を制御する温度制御ユニット15は、
基板Wと接触する板状のユニット本体16と、該ユニット本体16内に埋設された複数の直線状のヒータ17と、ユニット本体16内に形成されて内部を所定の温度の媒体が流れるチラー流路とを備え、各ヒータ17は互いに平行に配置され、チラー流路18は隣接する2つのヒータ17の間の部分を経由するように配置され、ユニット本体16の平面視における1つのヒータ17に垂直な方向に関し、各ヒータ17及びチラー流路1818は交互に等間隔で配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板へ処理温度が異なる複数の熱処理を施す際に用いられる温度制御ユニット、基板載置台、基板処理装置、温度制御システム、及び基板処理方法に関する。
FPD(Flat Panel Display)、太陽電池又はMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)の製造過程において、基板に各種の熱処理、例えば、成膜処理が施される。従来、基板へ処理温度が異なる複数の熱処理を施す場合、熱処理毎に異なる基板処理装置が基板へ該当する熱処理を施していたが、近年、生産性向上の観点からスループットを向上させるために、1つの基板処理装置において処理温度が異なる複数の熱処理を施すことが求められている。
このような基板処理装置として、処理室内において基板を載置する基板載置台を備え、該基板載置台は媒体流路が形成された冷却ジャケットと、該冷却ジャケットの下に配されたヒータとを有する基板処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の基板処理装置では、ヒータを発熱させて基板載置台における載置面、具体的には、冷却ジャケットにおける基板との接触面の温度を上昇させることによって基板を加熱し、冷却ジャケットの媒体流路に低温の冷媒を流して上記接触面の温度を下降させることによって基板を冷却する。
特公平7−105422号公報
しかしながら、特許文献1の基板処理装置では、冷却ジャケットとヒータが個別なものとして分かれているため、冷却ジャケット及びヒータの間に物理的な境界が発生する。該境界は、例えば、ヒータによって基板を加熱する際、熱抵抗としてヒータからの熱が冷却ジャケットへ伝わるのを阻害するため、基板の温度が早く変化しないという問題がある。
本発明の目的は、基板の温度を早く変化させることができる温度制御ユニット、基板載置台、基板処理装置、温度制御システム、及び基板処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の温度制御ユニットは、基板と接触して該基板の温度を制御する温度制御ユニットであって、前記基板と接触する板状の本体と、該本体内に埋設された複数の直線状のヒータと、前記本体内に形成されて内部を所定の温度の媒体が流れる媒体流路とを備え、各前記ヒータは互いに平行に配置され、前記媒体流路は隣接する2つの前記ヒータの間の部分を経由するように配置されることを特徴とする。
請求項2記載の温度制御ユニットは、請求項1記載の温度制御ユニットにおいて、前記本体の平面視における1つの前記ヒータに垂直な方向に関し、各前記ヒータ及び前記媒体流路は交互に等間隔で配置されることを特徴とする。
請求項3記載の温度制御ユニットは、請求項1又は2記載の温度制御ユニットにおいて、前記本体における前記基板との接触面とは反対側の面において、前記本体内に埋設された各ヒータの位置に対応するように配置された蓋をさらに備え、前記蓋は開閉可能であることを特徴とする。
請求項4記載の温度制御ユニットは、請求項3記載の温度制御ユニットにおいて、前記本体は前記蓋を取り付けるためのねじ用のねじ穴を有し、前記媒体流路は隣接する2つの前記ヒータの間において前記ねじ穴を避けるように蛇行することを特徴とする。
請求項5記載の温度制御ユニットは、請求項4記載の温度制御ユニットにおいて、前記蛇行する媒体流路における曲部の前記本体の平面視における曲率は半径40mm以上であることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項6記載の基板載置台は、基板を載置する基板載置台であって、前記基板と接触して該基板の温度を制御する温度制御ユニットと、該温度制御ユニットを支持する基部とを備え、前記温度制御ユニットは、前記基板と接触する板状の本体と、該本体内に埋設された複数の直線状のヒータと、前記本体内に形成されて内部を所定の温度の媒体が流れる媒体流路とを有し、各前記ヒータは互いに平行に配置され、前記媒体流路は隣接する2つの前記ヒータの間の部分を経由するように配置されることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項7記載の基板処理装置は、基板に処理を施す基板処理装置であって、前記基板を収容する収容室と、該収容室内に配置されて前記基板を載置する基板載置台とを備え、前記基板載置台は、前記基板と接触して該基板の温度を制御する温度制御ユニットと、該温度制御ユニットを支持する基部とを有し、前記温度制御ユニットは、前記基板と接触する板状の本体と、該本体内に埋設された複数の直線状のヒータと、前記本体内に形成されて内部を所定の温度の媒体が流れる媒体流路とを有し、各前記ヒータは互いに平行に配置され、前記媒体流路は隣接する2つの前記ヒータの間の部分を経由するように配置されることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8記載の温度制御システムは、基板の温度を制御する温度制御システムであって、前記基板と接触する板状の本体と、該本体内に埋設された複数の直線状のヒータと、前記本体内に形成されて内部を所定の温度の媒体が流れる媒体流路とを有し、前記基板と接触して該基板の温度を制御する温度制御ユニットと、前記ヒータの発熱量を制御するヒータ制御ユニットと、前記媒体流路を流れる媒体の流量や温度を制御する媒体制御ユニットとを備え、前記温度制御ユニットの前記本体において、各前記ヒータは互いに平行に配置され、前記媒体流路は隣接する2つの前記ヒータの間の部分を経由するように配置されることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項9記載の基板処理方法は、基板と接触して該基板の温度を制御する温度制御ユニットであって、前記基板と接触する板状の本体と、該本体内に埋設された複数の直線状のヒータと、前記本体内に形成されて内部を所定の温度の媒体が流れる媒体流路とを備え、各前記ヒータは互いに平行に配置され、前記媒体流路は隣接する2つの前記ヒータの間に位置するように配置される温度制御ユニットを用いる基板処理方法であって、前記基板を目標冷却温度まで冷却する際、前記媒体流路へ前記目標冷却温度よりも低い温度の媒体を供給することを特徴とする。
請求項10記載の基板処理方法は、請求項9記載の基板処理方法において、前記温度制御ユニットの本体の温度が、前記目標冷却温度よりも第1の所定温度だけ高い第1の制御変更温度に到達したとき、前記媒体流路へ供給される媒体の温度を前記目標冷却温度に変更することを特徴とする。
請求項11記載の基板処理方法は、請求項10記載の基板処理方法において、前記第1の所定温度は2℃以上且つ20℃未満であることを特徴とする。
請求項12記載の基板処理方法は、請求項9乃至11のいずれか1項に記載の基板処理方法において、前記温度制御ユニットの本体の温度が、前記目標冷却温度よりも第2の所定温度だけ高い第2の制御変更温度に到達したとき、前記ヒータを発熱させ、前記第2の所定温度は前記第1の所定温度よりも低いことを特徴とする。
請求項13記載の基板処理方法は、請求項12記載の基板処理方法において、前記第2の所定温度は1℃以上且つ10℃未満であることを特徴とする。
請求項14記載の基板処理方法は、請求項9乃至13のいずれか1項に記載の基板処理方法において、前記基板を目標加熱温度まで加熱する際、前記ヒータを発熱させるとともに、前記媒体流路へ前記目標加熱温度よりも高い温度の媒体を供給することを特徴とする。
本発明によれば、温度制御ユニットの本体内に媒体流路だけでなく複数のヒータが配置されるため、ヒータからの熱の本体への伝達が阻害されることがない。その結果、基板の温度を早く変化させることができる。また、各ヒータは互いに平行に配置され、媒体流路は隣接する2つのヒータの間に位置するように配置されるので、本体における加熱箇所及び冷却箇所の配置のバランスを向上することができ、もって、本体と接触する基板の温度を安定且つ均一に変化させることができる。
また、本発明によれば、基板を目標冷却温度まで冷却する際、温度制御ユニットの本体内の媒体流路へ目標冷却温度よりも低い温度の媒体を供給するので、基板の冷却を迅速に行うことができ、もって、基板の温度を早く変化させることができる。
本発明の実施の形態に係る基板処理装置の構成を概略的に示す断面図である。 図1における温度制御ユニットの構成を概略的に示す図であり、図2(A)は水平断面図であり、図2(B)は縦断面図であり、図2(C)は底面図である。 図1における温度制御ユニットの変形例の構成を概略的に示す図であり、図3(A)は水平断面図であり、図3(B)は縦断面図であり、図3(C)は底面図である。 本発明の実施の形態に係る基板処理方法における基板の冷却時の各部温度を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係る基板処理方法の変形例における基板の冷却時の各部温度を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係る基板処理方法における基板の加熱時の各部温度を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係る基板処理方法の変形例における基板の加熱時の各部温度を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施の形態に係る基板処理装置について説明する。
図1は、本実施の形態に係る基板処理装置の構成を概略的に示す断面図である。
図1において、基板処理装置10は、基板を収容する収容室11と、該収容室11内の下部に配置されて基板Wを載置する基板載置台12と、収容室11内の上部において基板載置台12と対向するように配置されたシャワーヘッド状のガス供給部13とを備え、収容室11に収容された基板Wに成膜処理を施す。
基板載置台12は載置された基板Wの温度を制御し、ガス供給部13は収容室11内に処理ガスを供給する。基板処理装置10では、ガス供給部13が成膜用の処理ガスを供給するとともに、基板載置台12が基板Wを所定の高温まで加熱することにより、該基板Wへ成膜処理を施す。
基板載置台12は、収容室11の下方から立設する基部14と、該基部14が上端において支持する温度制御ユニット15とを有する。温度制御ユニット15は、基板Wを接触する板状のユニット本体16と、内部に埋設されたヒータ17と、同内部に形成されたチラー流路18(媒体流路)と、同内部に埋設された温度センサAとを有する。ユニット本体16は伝熱性の高い材料、例えば、アルミニウムからなり、ヒータ17は外部のヒータコントローラ19(ヒータ制御ユニット)と配線20を介して接続され、該ヒータコントローラ19から電力を供給されることによって発熱する。チラー流路18は外部のチラーコントローラ21(媒体制御ユニット)と配管22を介して接続され、チラー流路18の内部をチラーコントローラ21から循環供給された媒体、例えば、ガルデン(登録商標)が流れる。
ヒータ17は発熱することによってユニット本体16の温度を上昇させて該ユニット本体16に接触する基板Wを加熱し、チラー流路18は内部を低温の媒体(冷媒)が流れることによってユニット本体16の温度を下降させて該ユニット本体16に接触する基板Wを冷却する。ヒータコントローラ19、チラーコントローラ21及び温度センサAは装置コントローラ23と接続され、装置コントローラ23は、ユニット本体16に埋設された温度センサAの温度が所定の範囲に収まるように、ヒータコントローラ19およびチラーコントローラ21を制御する。具体的には、ヒータコントローラ19は装置コントローラ23から信号を受け取り、該信号に従ってヒータ17へ供給する電力の供給量や供給タイミングを制御し、チラーコントローラ21も装置コントローラ23から信号を受け取り、該信号に従ってチラー流路18へ供給する媒体の温度、供給量や供給タイミングを制御する。
図2は、図1における温度制御ユニットの構成を概略的に示す図であり、図2(A)は水平断面図であり、図2(B)は縦断面図であり、図2(C)は底面図である。
図2において、温度制御ユニット15のユニット本体16の内部には温度センサAが埋設され、さらに6本の直線状のヒータ17が互いに平行に配置される。温度センサAが埋設される位置は、断面視においては、基板Wとの接触面16aに近い箇所が望ましく(図2(B)参照。)、底面視においては、中央部が望ましい(図2(C)参照。)が、特に限定されるものではない。各ヒータ17は、それぞれ3つのヒータ17を接続する2つの電線20によって平面視でE字状を呈する2つの組に分けられている。各組はE字の開放端同士が対向し、一方の組において隣接する2つのヒータ17の間に他方の組における1つのヒータ17が介在するように配置される。
また、ユニット本体16の内部には1本のチラー流路18が形成されている。チラー流路18は平面視において、隣接する2つのヒータ17の間において両ヒータ17から等距離に位置するように両ヒータ17の間の部分を経由し、且つ、各ヒータ17の端部で屈曲部を擁するように配置される。さらに、ユニット本体16では、各ヒータ17及びチラー流路18が平面視における1つのヒータ17に垂直な方向Dに関して交互に等間隔で配置される(図2(A))。
ユニット本体16における基板Wとの接触面16aとは反対側の裏面16bには、ユニット本体16に埋設された各ヒータ17の組に対応するようにE字状を呈するメンテナンス用の蓋24,25が設けられる。ユニット本体16はメンテナンス用の蓋24及び25を該ユニット本体16へ取り付けるための取り付けねじ用のねじ穴26を有する。なお、本実施の形態では、図2(A)に示すように、1つのヒータ17に対して2つのねじ穴26が設けられるが、ねじ穴26の数は特に限られていない。
温度制御ユニット15では、温度センサAが故障した際、または、あるヒータ17が断線した際、ユニット本体16を取り外し、さらに、取り付けねじを外すことによって裏面のメンテナンス用の蓋24又は25を開蓋し、故障した温度センサA、または、断線したヒータ17を取り替える。
図2の温度制御ユニット15によれば、ユニット本体16内にチラー流路18だけでなく複数のヒータ17が配置されるため、ヒータ17とチラー流路18を別個のユニットとして設けた場合に生じるヒータ17及びチラー流路18の間の境界部が存在せず、当該境界部による熱抵抗が無いため、ヒータ17からの熱のユニット本体16への伝達が阻害されることがない。また、ユニット本体16内に温度センサAが埋設されているため、ユニット本体16の温度を精度良く測定することができる。その結果、基板Wの温度を早く変化させることができる。
また、温度制御ユニット15では、各ヒータ17は互いに平行に配置され、チラー流路18は隣接する2つのヒータ17の間の部分を経由するように配置され、且つユニット本体16の平面視における1つのヒータ17に垂直な方向Dに関し、各ヒータ17及びチラー流路18は交互に等間隔で配置されるので、ユニット本体16における加熱箇所及び冷却箇所の配置のバランスを向上することができる。その結果、ユニット本体16と接触する基板Wの温度を安定且つ均一に変化させることができる。
また、ユニット本体16の温度を監視する温度センサAを基板Wとの接触面16aへできるだけ近い位置に埋設することにより、基板Wと、温度センサAによって測定されたユニット本体16との間の温度勾配を小さくできるため、基板Wの温度を精度よく制御することができる。
また、温度制御ユニット15は、ユニット本体16の裏面16bにおいて、各ヒータ17の位置に対応するように配置された開閉可能なメンテナンス用の蓋24,25をさらに備えるので、温度センサA、若しくは、ヒータ17が破損しても当該ヒータ17を交換することでき、もって、温度制御ユニット15のランニングコストを低減することができる。また、メンテナンス用の蓋24、25がユニット本体16の接触面16aではなく裏面16bに配置されているため、メンテナンス用の蓋24、25とユニット本体16との間の境界が熱抵抗となってヒータ17による基板Wの加熱やチラー流路18の内部を流れる冷媒による基板Wの冷却を阻害することがなく、もって、基板Wの温度をより早く変化させることができる。
なお、本実施の形態においては、ヒータ17が互いに平行な直線状のヒータとして説明されたが、熱交換を行う領域の形状に合わせて、同形状の曲線状のヒータを互いからの距離が一定となるように配置してもよい。この場合、曲線状のヒータとしては、例えば、円弧状の曲線や、放物線状の曲線で構成されるヒータであってもよく、また、一方向を指向しつつ蛇行する曲線状のヒータであってもよい。蛇行するヒータの場合、隣接するヒータが互いに鏡面対称となる形状であってもよく、平行移動した形状であってもよい。
さらに、本実施の形態においては、チラー流路18は一本の流路からなる一系統の流路として説明したが、二本またはそれ以上の流路からなる複数系統の流路として構成してもよい。一本の流路では上流及び下流の間に温度差が生じやすいが、複数の流路で構成すれば、一系統の流路が短くなるので、上流及び下流の間の温度差を小さくすることができ、ユニット本体16における面内での熱交換の不均一を緩和することができる。
図3は、図1における温度制御ユニットの変形例の構成を概略的に示す図であり、図3(A)は水平断面図であり、図3(B)は縦断面図であり、図3(C)は底面図である。本変形例は、ヒータの数やチラーの形状が図2の温度制御ユニット15と異なる。
ところで、各ねじ穴26の機能、例えば、締結力の発揮や締結力に対する耐性を確保するために、各ねじ穴26をヒータ17やチラー流路18から一定の距離以上離して配置する必要がある。その結果、ヒータ17やチラー流路18の配置場所はねじ穴26の配置場所に左右される。具体的に図2の温度制御ユニット15では、ヒータ17やチラー流路18が直線状に形成されるため、各ねじ穴26の配置場所を考慮すると、各ヒータ17及びチラー流路18をある一定以上近づけることができず、配置できるヒータ17の数が制限され、また、媒体流路18も細かく屈曲することができないので、ユニット本体16における面内の温度分布が不均一となる虞がある。これに対して、図3の温度制御ユニット27では、隣接する2つのヒータ17の間において取り付けねじ用のねじ穴26を避けるようにチラー流路18が蛇行する。これにより、チラー流路18における各曲部18aの内側に各ねじ穴26を配置すれば、各ねじ穴26からチラー流路18まで一定の距離を確保できるとともに、当該曲部18aと隣接する曲部18bをヒータ17へ近づけることできる。これにより、各ヒータ17及びチラー流路18を、図2の温度制御ユニット15におけるヒータ17及びチラー流路18よりも近づけることができる。その結果、ユニット本体16においてより多くのヒータ17を配置し、さらにチラー流路18をより細かく屈曲することができるので、ユニット本体16における面内の温度均一性を向上させることができる。例えば、図3の温度制御ユニット27では、8つのヒータ17を配置することができる。
また、温度制御ユニット27では、蛇行するチラー流路18のユニット本体16の平面視における曲率が半径40mm以上に設定される。これにより、チラー流路18のコンダクタンスが極端に低下することがないので、チラー流路18内を流れる媒体の圧損が生じることがなく、媒体の供給効率が低下するのを防止することができる。
なお、本変形例においてはチラー流路18を蛇行させてねじ穴26を回避させたが、チラー流路18ではなくヒータ17を蛇行させてねじ穴26を回避してもよい。
次に、本発明の実施の形態に係る基板処理方法について説明する。本実施の形態に係る基板処理方法は温度制御ユニット15を備える基板処理装置10において装置コントローラ23が実行する。なお、本実施の形態に係る基板処理方法では、ユニット本体16の温度が基板Wの温度を代用するものとして、ヒータ17やチラー流路18によってユニット本体16の温度を制御する。
図4は、本実施の形態に係る基板処理方法における基板の冷却時の各部温度を示すシーケンス図である。
図4において、例えば、250℃の基板Wの目標冷却温度、例えば、120℃までの冷却が開始されると、ヒータコントローラ19はヒータ17への電力の供給を停止し、チラーコントローラ21はチラー流路18へ供給する媒体の温度を目標冷却温度よりも低い温度である冷却用温度、例えば、80℃まで低下させる。その後、ユニット本体16が冷却用温度の媒体によって冷却されて目標冷却温度よりも2℃以上且つ20℃未満の所定の温度(第1の所定温度)だけ高い温度(第1の制御変更温度)、例えば、130℃に到達すると、チラーコントローラ21はチラー流路18へ供給する媒体の温度を目標冷却温度に変更し、降温速度を低下させてユニット本体16の降温度合いを緩和する。
本実施の形態に係る基板処理方法によれば、基板Wを目標冷却温度まで冷却する際、チラー流路18へ目標冷却温度よりも低い温度(冷却用温度)の媒体を供給するので、基板Wの冷却を迅速に行うことができ、もって、基板Wの温度を早く変化させることができる。 また、本実施の形態に係る基板処理方法では、ユニット本体16の温度が、目標冷却温度よりも高い第1の制御変更温度に到達したとき、チラー流路18へ供給される媒体の温度を目標冷却温度に変更するので、ユニット本体16が過剰に冷却されることがなく、もって、ユニット本体16の温度が目標冷却温度を下回るのを防止することができる。
上述した本実施の形態に係る基板処理方法では、ヒータ17への電力の供給が停止されると、その後、電力の供給は再開されないが、電力の供給を意図的に再開してもよい。
図5は、本実施の形態に係る基板処理方法の変形例における基板の冷却時の各部温度を示すシーケンス図である。
図5において、基板Wの冷却が開始されると、ヒータコントローラ19はヒータ17への電力の供給を停止し、チラーコントローラ21はチラー流路18へ供給する媒体の温度を冷却用温度まで低下させ、ユニット本体16が冷却されて第1の制御変更温度に到達すると、チラーコントローラ21はチラー流路18へ供給する媒体の温度を目標冷却温度に変更する。
その後、ユニット本体16がさらに冷却されて目標冷却温度よりも1℃以上且つ10℃未満の所定の温度(第2の所定温度)だけ高い温度(第2の制御変更温度)、例えば、125℃に到達すると、ヒータコントローラ19はヒータ17への電力の供給を再開する。これにより、媒体の温度を目標冷却温度に変更した後に、ユニット本体16の降温速度が期待したほど下がらなくても、ユニット本体16を加熱することによってユニット本体16の降温速度を緩和することができ、もって、ユニット本体16の温度が目標冷却温度を下回るのを確実に防止することができる。
また、本実施の形態に係る基板処理方法では基板Wの加熱時においてもチラー流路18へ供給する媒体の温度を変更させてもよい。
図6は、本実施の形態に係る基板処理方法における基板の加熱時の各部温度を示すシーケンス図である。
図6において、例えば、60℃の基板Wの目標加熱温度、例えば、250℃までの加熱が開始されると、ヒータコントローラ19はヒータ17への電力の供給を開始し、チラーコントローラ21はチラー流路18へ供給する媒体の温度を目標加熱温度よりも高い温度である加熱用温度、例えば、280℃まで上昇させる。その後、ユニット本体16が加熱されて目標加熱温度よりも2℃以上且つ20℃未満の所定の温度だけ低い温度(第3の制御変更温度)、例えば、240℃に到達すると、チラーコントローラ21はチラー流路18へ供給する媒体の温度を目標加熱温度に変更する。
上述した基板処理方法では、基板Wを目標加熱温度まで加熱する際、チラー流路18へ目標加熱温度よりも高い温度(加熱用温度)の媒体を供給するので、基板Wの加熱を迅速に行うことができ、もって、基板Wの温度を早く変化させることができる。
また、上述した基板処理方法では、ユニット本体16の温度が、目標加熱温度よりも低い第3の制御変更温度に到達したとき、チラー流路18へ供給される媒体の温度を目標加熱温度に変更するので、ユニット本体16が過剰に加熱されることがなく、もって、ユニット本体16の温度が目標加熱温度を上回るのを防止することができる。
上述した基板処理方法では、ヒータ17への電力の供給が開始されると、その後、電力の供給は停止されないが、意図的に電力の供給を停止してもよい。
図7は、本実施の形態に係る基板処理方法の変形例における基板の加熱時の各部温度を示すシーケンス図である。
図7において、基板Wの加熱が開始されると、ヒータコントローラ19はヒータ17への電力の供給を開始し、チラーコントローラ21はチラー流路18へ供給する媒体の温度を加熱用温度まで上昇させ、ユニット本体16が加熱されて第3の制御変更温度に到達すると、チラーコントローラ21はチラー流路18へ供給する媒体の温度を目標加熱温度に変更する。
その後、ユニット本体16がさらに加熱されて目標加熱温度よりも 1℃以上且つ10℃未満の所定の温度だけ低い温度(第4の制御変更温度)、例えば、245℃に到達すると、ヒータコントローラ19はヒータ17への電力の供給を停止する。これにより、媒体の温度を目標加熱温度に変更した後に、ユニット本体16の昇温速度が期待したほど下がらなくても、ヒータ17の発熱を停止してユニット本体16への熱の供給量を急激に減らすことによってユニット本体16の昇温速度を緩和することができ、もって、ユニット本体16の温度が目標加熱温度を上回るのを確実に防止することができる。
なお、本実施の形態に係る基板処理方法が実行される基板処理装置10の基板載置台12における温度制御ユニット15は、上述したように、ユニット本体16内にチラー流路18だけでなく複数のヒータ17及び温度センサAが配置され、ユニット本体16の温度は温度センサAによってチラー流路18の内部を流れる媒体の温度やヒータ17の温度を監視することにより、図6や図7に示すような、ヒータ17による加熱とチラー流路18による加熱とを併用する基板処理方法を精度よく実行することができる。
上述した本実施の形態に係る基板処理方法は、処理温度が異なる複数の成膜処理の間における基板Wの温度調整に好適に用いられるが、当該基板処理方法を実行する際の収容室11内の圧力は特に限られず、大気圧乃至真空のいずれであってもよい。
また、上述した本実施の形態では成膜処理を行う場合について説明したが、本発明を適用できる処理としては迅速なる温度変化を必要とする処理であればよく、上述した成膜処理には限られない。
また、上述した本実施の形態に係る基板処理方法は装置コントローラ23が実行したが、基板処理装置10とネットワークを介して接続された外部のサーバ(図示しない)がヒータコントローラ19やチラーコントローラ21の動作を制御することによって実行してもよい。
さらに、チラー流路18に供給される媒体は、ガルデンに限られず、例えば、オイル系の媒体であるシリコーンオイルを用いることができる。
以上、本発明について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
本発明の目的は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体を、コンピュータ等に供給し、コンピュータのCPUが記憶媒体に格納されたプログラムを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。或いは、上記プログラムは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることによりコンピュータに供給されてもよい。
また、コンピュータのCPUが読み出したプログラムを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、CPU上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
A 温度センサ
10 基板処理装置
12 基板載置台
15,27 温度制御ユニット
16 ユニット本体
17 ヒータ
18 チラー流路
19 ヒータコントローラ
21 チラーコントローラ
24,25 メンテナンス用の蓋
26 ねじ穴

Claims (14)

  1. 基板と接触して該基板の温度を制御する温度制御ユニットであって、
    前記基板と接触する板状の本体と、該本体内に埋設された複数の直線状のヒータと、前記本体内に形成されて内部を所定の温度の媒体が流れる媒体流路とを備え、
    各前記ヒータは互いに平行に配置され、前記媒体流路は隣接する2つの前記ヒータの間の部分を経由するように配置されることを特徴とする温度制御ユニット。
  2. 前記本体の平面視における1つの前記ヒータに垂直な方向に関し、各前記ヒータ及び前記媒体流路は交互に等間隔で配置されることを特徴とする請求項1記載の温度制御ユニット。
  3. 前記本体における前記基板との接触面とは反対側の面において、前記本体内に埋設された各ヒータの位置に対応するように配置された蓋をさらに備え、
    前記蓋は開閉可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の温度制御ユニット。
  4. 前記本体は前記蓋を取り付けるためのねじ用のねじ穴を有し、前記媒体流路は隣接する2つの前記ヒータの間において前記ねじ穴を避けるように蛇行することを特徴とする請求項3記載の温度制御ユニット。
  5. 前記蛇行する媒体流路における曲部の前記本体の平面視における曲率は半径40mm以上であることを特徴とする請求項4記載の温度制御ユニット。
  6. 基板を載置する基板載置台であって、
    前記基板と接触して該基板の温度を制御する温度制御ユニットと、該温度制御ユニットを支持する基部とを備え、
    前記温度制御ユニットは、前記基板と接触する板状の本体と、該本体内に埋設された複数の直線状のヒータと、前記本体内に形成されて内部を所定の温度の媒体が流れる媒体流路とを有し、
    各前記ヒータは互いに平行に配置され、前記媒体流路は隣接する2つの前記ヒータの間の部分を経由するように配置されることを特徴とする基板載置台。
  7. 基板に処理を施す基板処理装置であって、
    前記基板を収容する収容室と、該収容室内に配置されて前記基板を載置する基板載置台とを備え、
    前記基板載置台は、前記基板と接触して該基板の温度を制御する温度制御ユニットと、該温度制御ユニットを支持する基部とを有し、
    前記温度制御ユニットは、前記基板と接触する板状の本体と、該本体内に埋設された複数の直線状のヒータと、前記本体内に形成されて内部を所定の温度の媒体が流れる媒体流路とを有し、
    各前記ヒータは互いに平行に配置され、前記媒体流路は隣接する2つの前記ヒータの間の部分を経由するように配置されることを特徴とする基板処理装置。
  8. 基板の温度を制御する温度制御システムであって、
    前記基板と接触する板状の本体と、該本体内に埋設された複数の直線状のヒータと、前記本体内に形成されて内部を所定の温度の媒体が流れる媒体流路とを有し、前記基板と接触して該基板の温度を制御する温度制御ユニットと、
    前記ヒータの発熱量を制御するヒータ制御ユニットと、
    前記媒体流路を流れる媒体の流量や温度を制御する媒体制御ユニットとを備え、
    前記温度制御ユニットの前記本体において、各前記ヒータは互いに平行に配置され、前記媒体流路は隣接する2つの前記ヒータの間の部分を経由するように配置されることを特徴とする温度制御システム。
  9. 基板と接触して該基板の温度を制御する温度制御ユニットであって、前記基板と接触する板状の本体と、該本体内に埋設された複数の直線状のヒータと、前記本体内に形成されて内部を所定の温度の媒体が流れる媒体流路とを備え、各前記ヒータは互いに平行に配置され、前記媒体流路は隣接する2つの前記ヒータの間の部分を経由するように配置される温度制御ユニットを用いる基板処理方法であって、
    前記基板を目標冷却温度まで冷却する際、前記媒体流路へ前記目標冷却温度よりも低い温度の媒体を供給することを特徴とする基板処理方法。
  10. 前記温度制御ユニットの本体の温度が、前記目標冷却温度よりも第1の所定温度だけ高い第1の制御変更温度に到達したとき、前記媒体流路へ供給される媒体の温度を前記目標冷却温度に変更することを特徴とする請求項9記載の基板処理方法。
  11. 前記第1の所定温度は2℃以上且つ20℃未満であることを特徴とする請求項10記載の基板処理方法。
  12. 前記温度制御ユニットの本体の温度が、前記目標冷却温度よりも第2の所定温度だけ高い第2の制御変更温度に到達したとき、前記ヒータを発熱させ、
    前記第2の所定温度は前記第1の所定温度よりも低いことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の基板処理方法。
  13. 前記第2の所定温度は1℃以上且つ10℃未満であることを特徴とする請求項12記載の基板処理方法。
  14. 前記基板を目標加熱温度まで加熱する際、前記ヒータを発熱させるとともに、前記媒体流路へ前記目標加熱温度よりも高い温度の媒体を供給することを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載の基板処理方法。
JP2011162138A 2011-07-25 2011-07-25 温度制御ユニット、基板載置台、基板処理装置、温度制御システム、及び基板処理方法 Active JP5897275B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011162138A JP5897275B2 (ja) 2011-07-25 2011-07-25 温度制御ユニット、基板載置台、基板処理装置、温度制御システム、及び基板処理方法
KR1020120078028A KR101422915B1 (ko) 2011-07-25 2012-07-18 온도 제어 유닛, 기판 탑재대, 기판 처리 장치, 온도 제어 시스템 및 기판 처리 방법
TW101126293A TWI550753B (zh) 2011-07-25 2012-07-20 A temperature control unit, a substrate stage, a substrate processing device, a temperature control system, and a substrate processing method
CN201210258971.7A CN102903651B (zh) 2011-07-25 2012-07-25 温度控制单元和***、基板载置台、处理装置和处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011162138A JP5897275B2 (ja) 2011-07-25 2011-07-25 温度制御ユニット、基板載置台、基板処理装置、温度制御システム、及び基板処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013026561A true JP2013026561A (ja) 2013-02-04
JP5897275B2 JP5897275B2 (ja) 2016-03-30

Family

ID=47575833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011162138A Active JP5897275B2 (ja) 2011-07-25 2011-07-25 温度制御ユニット、基板載置台、基板処理装置、温度制御システム、及び基板処理方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5897275B2 (ja)
KR (1) KR101422915B1 (ja)
CN (1) CN102903651B (ja)
TW (1) TWI550753B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178894A (ja) * 2013-12-05 2015-10-08 Ckd株式会社 配管継手、流体供給制御装置、及び配管接続構造
JP2016168780A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 富士フイルム株式会社 液体供給装置及び画像形成装置
WO2017192265A1 (en) * 2016-05-06 2017-11-09 Applied Materials, Inc. Full-area counter-flow heat exchange substrate support
WO2023210257A1 (ja) * 2022-04-26 2023-11-02 Ckd株式会社 温度調整用流量制御ユニットおよび半導体製造装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6525751B2 (ja) * 2015-06-11 2019-06-05 東京エレクトロン株式会社 温度制御方法及びプラズマ処理装置
KR101958636B1 (ko) 2016-10-31 2019-03-18 세메스 주식회사 기판 지지 장치 및 이를 가지는 기판 처리 설비, 그리고 기판 처리 방법

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07204984A (ja) * 1994-01-21 1995-08-08 Fsi Internatl Inc 循環クーラントを用いた温度コントローラ及びそのための温度制御方法
JPH10249863A (ja) * 1997-03-13 1998-09-22 Mitsubishi Electric Corp 均熱装置
JPH11173774A (ja) * 1997-12-05 1999-07-02 Komatsu Ltd プレート形ヒートパイプ及びこれを用いた温度制御装置
JP2000269189A (ja) * 1999-03-15 2000-09-29 Sony Corp プラズマエッチング法
JP2001318720A (ja) * 2000-05-08 2001-11-16 Komatsu Ltd 温度制御方法及び装置
JP2003297738A (ja) * 2002-01-31 2003-10-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置および基板処理装置
JP2007103635A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 製膜装置、製膜方法
JP2009016580A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Espec Corp 試験用恒温装置及び半導体ウエハの性能試験装置
JP2010500760A (ja) * 2006-08-08 2010-01-07 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 基板支持体の加熱及び冷却

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3129417B2 (ja) * 1999-03-11 2001-01-29 三菱重工業株式会社 加熱冷却装置及び電気特性評価装置
JP2001209056A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Shinetsu Engineering Kk 液晶パネル製造装置
JP4625783B2 (ja) 2006-04-03 2011-02-02 株式会社フューチャービジョン 基板ステージ及び基板処理装置
KR100875388B1 (ko) * 2006-12-07 2008-12-23 에이비엠 주식회사 티에프티-엘씨디, 반도체 및 오엘이디 제조설비용핫플레이트의 제조방법

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07204984A (ja) * 1994-01-21 1995-08-08 Fsi Internatl Inc 循環クーラントを用いた温度コントローラ及びそのための温度制御方法
JPH10249863A (ja) * 1997-03-13 1998-09-22 Mitsubishi Electric Corp 均熱装置
JPH11173774A (ja) * 1997-12-05 1999-07-02 Komatsu Ltd プレート形ヒートパイプ及びこれを用いた温度制御装置
JP2000269189A (ja) * 1999-03-15 2000-09-29 Sony Corp プラズマエッチング法
JP2001318720A (ja) * 2000-05-08 2001-11-16 Komatsu Ltd 温度制御方法及び装置
JP2003297738A (ja) * 2002-01-31 2003-10-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置および基板処理装置
JP2007103635A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 製膜装置、製膜方法
JP2010500760A (ja) * 2006-08-08 2010-01-07 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 基板支持体の加熱及び冷却
JP2009016580A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Espec Corp 試験用恒温装置及び半導体ウエハの性能試験装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178894A (ja) * 2013-12-05 2015-10-08 Ckd株式会社 配管継手、流体供給制御装置、及び配管接続構造
JP2016168780A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 富士フイルム株式会社 液体供給装置及び画像形成装置
WO2017192265A1 (en) * 2016-05-06 2017-11-09 Applied Materials, Inc. Full-area counter-flow heat exchange substrate support
US10648080B2 (en) 2016-05-06 2020-05-12 Applied Materials, Inc. Full-area counter-flow heat exchange substrate support
WO2023210257A1 (ja) * 2022-04-26 2023-11-02 Ckd株式会社 温度調整用流量制御ユニットおよび半導体製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5897275B2 (ja) 2016-03-30
TWI550753B (zh) 2016-09-21
CN102903651B (zh) 2015-11-18
TW201308497A (zh) 2013-02-16
CN102903651A (zh) 2013-01-30
KR101422915B1 (ko) 2014-07-23
KR20130012553A (ko) 2013-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5897275B2 (ja) 温度制御ユニット、基板載置台、基板処理装置、温度制御システム、及び基板処理方法
KR0142808B1 (ko) 기판 냉각장치 및 기판 열처리장치
US8461061B2 (en) Quartz boat method and apparatus for thin film thermal treatment
US8823404B2 (en) Evaluation device and evaluation method for substrate mounting apparatus and evaluation substrate used for the same
JPWO2014064804A1 (ja) ガスクロマトグラフ装置
US6508062B2 (en) Thermal exchanger for a wafer chuck
US20220015193A1 (en) Method for controlling temperature of substrate support and inspection apparatus
CN114193767A (zh) 一种温控热床及其控制方法
JP4829833B2 (ja) 温度推定方法および温度推定装置
JP3611174B2 (ja) 半導体ウェーハの温度試験装置
JP2005198539A (ja) 温度制御装置
KR20120040124A (ko) 기판 가열 장치 및 기판 가열 방법
JPH11233407A (ja) 温度制御装置および温度制御方法
JP6007039B2 (ja) 搬送トレー及び基板保持方法
KR102548815B1 (ko) 반도체 소자들을 지지하기 위한 척 및 이를 포함하는 반도체 소자 테스트 장치
JP2007242850A (ja) 半導体製造装置及び半導体製造方法
JP2006014724A (ja) 温度制御方法及び温度制御装置
TWI844060B (zh) 加熱處理裝置
KR101374752B1 (ko) 기판 온도 측정 및 제어 시스템을 구비한 기판 열처리 챔버, 장치 및 방법
KR101842602B1 (ko) 열처리 장치의 가열부재 상에 기판을 지지하는 구조
JP4533732B2 (ja) 製膜装置及びその製造方法
CN213878027U (zh) 一种晶圆表面温度一致的加热装置
KR102423270B1 (ko) 기판 지지용 보트 및 기판 처리 장치
KR200463820Y1 (ko) 보트
JP2019507333A (ja) 電子試験装置における装置の熱制御のための方法及びシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5897275

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250