WO2004007626A1

WO2004007626A1 - インクジェット記録用油性インク組成物

Info

Publication number: WO2004007626A1
Application number: PCT/JP2003/009021
Authority: WO
Inventors: Yukio Sugita; Mitsuyoshi Tamura; Masahiro Nakamura; Seiji Mochizuki; Makoto Otsuki
Original assignee: The Inctec Inc.; Seiko Epson Corporation
Priority date: 2002-07-17
Filing date: 2003-07-16
Publication date: 2004-01-22
Also published as: CN1585806A; US20040266907A1; CN100523098C; KR20040045813A; TW200401813A; ES2564778T3; JPWO2004007626A1; KR100593311B1; JP4683533B2; EP1528086A1; EP1528086A4; US7125447B2; EP1528086B1; TWI299051B

Description

ェット用油性ィンク糸城物

技術分野

本発明は、インクジエツト言 S i用油性インク糸誠物に関する。

背景技術

インクジエツト言¾¾¾¾としては、静弓 I力を利用してインクを吐出させる制御^ ϊΌ、ピエゾ素子の ΙΕΙι圧力を利用してインクを吐出させる方式（ドロップ 'オン 'デマンド方式又は圧力パルス^ Ό 、さらには高熱によつて気泡を形成し、成長させることによって生じる圧力を利用してインクを吐出させる（バブル又はサ一マルジエツト ^ Ό 等の各種インクジエツト言 B ¾¾ 力知られており、これらのにより極めて高精度な画像を得ることができる。また、これらのインクジェット言に使用されるインクとしては、 m として水を用レ、る水性ィンクと、主^ Mとして有機溶剤を用し、る油性ィンクとが一般に用いられている。水性インクを用いた印刷画像は、 ~ϋ殳的に耐水性に劣り、而 ί7Χ¾面を有する言 ¾媒体への印刷が困難であるのに対し、油性インクは而ゎ K 性に優れた印刷画像を樹共することができると共に、而冰性表面を有する媒体や上質 ¾ ^の印刷も容易になるなどの利点を有し、 fe†才に顔料を用いる油性ィンクは、耐光性にも優れている。

しかしながら、従来の油性インクでは、有機？赫】として、 H殳に、トルエンやキシレン等の芳碰炭ィは素、へキサンや灯油等の脂瞧炭化水素、メチルェチルケトン等のケトン類、酉纖ェチル等のエステノレ類、あるいはプロピレングリコ —ルモノメチルエーテルァセテ一ト等が使用されている力、これらの有機溶剤からなるインクを使用してポリ塩化ビニル »才を言 2ϋ媒体として印字した場合、これらの有機猫 IJは沸点や弓 I火点が低く、乾燥力速レ、ためにノズルが詰まりやすし、という問題がある。また、インク保存容器やプリンタなどの装置や部品に使用されているプラスチック（例えば、ポリスチレン棚や A B S棚旨等）に対する溶解 ·膨潤性の理由からプリン夕仕様にコス卜がかかるという問題があり、また、ポリ塩化ビニル基材に印字した場合、印字品質、印字の «性に関して満足しうるものではない。本発明は、ポリ塩化ビニル基材への印字に適し、印字品質、印刷安定性、印字乾燥性、インクの保存安定性のレ、ずれにも優れるインクジエツト言 ¾|用油性ィンク «物の共をとする。

発明の開示

本発明のインクジエツト言用油性インク糸滅物は、油性インク ί誠物中に、酣、および、下記 HI拭（ 1 ) で示されるポリオキシェチレングリコールジァルキルエーテル 1重量部に対してラクトン系溶剤を 0. 02〜 4重量部の割合で含む混合溶剤を少なくとも 50重量％含有することをとする。

一拭（ 1 )

R¹'- (〇C₂ H₄ ) n -OR¹²

(式中、 Ri'、 R ¹²は隱数 1〜3のアルキル基であり、同一でも、異なっていてもよく、 nは 2〜4の^ [である。）

ラクトン系溶剤が γ—ラクトン系溶剤であることをとする。

γ—ラクトン系溶剤が γ—プチロラクトン、もしくは 7—バレロラクトンであることを 1 ^とする。

油性インク «物中に、さらに、下記（2)式で示されるポリオキシエチレングリコールモノアルキルエーテル、下言己 (3)式で示されるポリオキシプロピレングリコールモノアルキルエーテル、クェン酸トリェチルから選ばれる溶剤の少なくとも 1種を 0. 01〜48 %含有させたことを »とする。

一般式 (2)

R²¹ - (OC₂ H₄ ) „ -OH

(式中、 1¾²¹は炭素数1へ 6のアルキル基であり、 nは 3〜6の整数である。） — H拭 (3)

R³'- (OC₃ H₆ ) „ -OH

(式中、尺³⁾は炭素数1へ 4のアルキル基であり、 nは 2〜3の整数である。）色材が顔料であることを樹敦とする。

油性インク «物中に、さらに、インダー樹脂を含有させたことを | とする。

インダ一欄が（メタ）アクリル觀旨であることを髓とする。 (メタ）アタリノレ樹脂が、メチルメタクリレートの単独重合体もしくはメチルメタクリレートとプチルメタクリレー卜の共重合体であることを «とする。

(メタ）アクリル樹脂の分子量が 1万〜 1 5万、かつ、ガラス転移（T g ) が 4 0 °C以上であることを «とする。

ノくィンダ一樹脂力く、（メタ）ァクリノレ樹脂と、塩化ピ'二ルー隱ピ、ニル共重合樹脂および/または繊隹素系樹脂との併用物であることを觀とする。

インクジエツト言 ¾i用油性インク誠物が、ポリ塩化ビニル謝への言に使用されるものであることを 1敷とする。

発明を実施するための最良の形態

本発明のインクジエツト言 £ϋ用油性インク糸滅物（以下、油性インク糸誠物ともいう）は、色材、および、溶剤からなり、溶剤として上記 Hl ( 1 ) で示されるポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテル 1重量部に対してラクトン系溶剤を 0. 0 2〜 4重量部の割合で含有する混合溶剤を少なくとも 5 0重量 %含有するものであり、好ましくは、さらに、上記 ( 2 ) 式で示されるポリオキシエチレングリコールモノアルキルエーテル、上言己 ( 3 ) 式で示されるポリオキシプロピレングリコールモノアルキルエーテル、クェン酸トリェチルから選ばれる? § の少なくとも 1種を 0. 0 1〜4 8重量％含有するものであることを糊敦とし、才、バインダ一糊旨が分散剤と共に溶剤中に適宜、溶解または分散されてなるものである。

本発明は、ラクトン系溶剤がポリ塩化ビニル ¾itに対する浸透性に優れること、また、 ( 1 ) で示されるポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテルを併用することによりインクとした際のレペリング性、乾燥性に優れることを見いだしたことに基づく。また、ラクトン系溶剤と ~)¾拭（1 ) で示されるポリオキシエチレングリコ一ルジアルキルエーテルは、高沸点、麵紙であり、作業^^に優れるものである。

( 1 ) で示されるポリオキシエチレングリコールジアルキルェ一テル（以下、ポリオキシエチレングリコ一ルジアルキルエーテル）とラクトン系との混合溶剤（以下、混合^^) について説明する。

ポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテルは、一^ ( 1 ) における R 、 R ^{1 2}力値鎖状又は分技状のアルキル基のものであり、また、沸点が大赃下で 1 5 0 °C以上、好ましくは 1 8 0 °C以上のものである。上限値としては特に規定しないが、インクジエツト言 SII用としての機會¾± 2 4 0 °CiSJTCある。また、 2 0 °Cでの密度は 0. 9 g/c m³ 以上のものである。

このようなポリオキシエチレングリコールジアルキルエーテルとしては、例えばジエチレングリコ一ルジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルェ一テル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジェチルエーテル、トリエチレングリコールジェチルエーテル、テトラエチレングリコールジェチルェ一テル、ジエチレングリコールェチルメチルエーテル、トリエチレングリコールェチルメチルエーテル、テトラエチレングリコールェチルメチルエーテル、ジエチレングリコールージ一 n—プロピルエーテル、ジエチレングリコールージ一 iso —プロピルエーテル等が例示されるカ好ましくはジェチレングリコールジェチルェ一テル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールェチルメチルエーテルである。

ラクトン系溶剤は、エステル結合による環状構造を持つ化合物であり、 5員環構造の γ—ラクトンや 6員環構造の (5—ラクトン、 7員環構造の £—ラクトン等があり、例えば 7—ブチロラクトン、ノくレロラクトン、一へキサラクトン、ヘプタラクトン、 7—ォクタラクトン、 7—ノナラクトン、 7—デカラクトン、ァーゥンデカラクトン、ノくレロラクトン、（5—へキサラクトン、 S— ヘプタラクトン、 <5—ォク夕ラクトン、 <5—ノナラクトン、 <5—デカラクトン、 5—ゥンデカラクトン、 ε—力プロラク夕厶である。

ラクトン系溶剤は、本発明の好ましし、態様にぉレ、ては、 5員環構造の γ—ラクトンであり、さらに好ましい態様においては、 7—プチロラクトン、 γ—ノくレ口ラクトンである。

混合溶剤におけるそれぞれの割合は、一舟拭 ( 1 ) で示されるポリオキシェチレングリコールジアルキルエーテル 1重量部に対してラクトン系溶剤を 0. 0 2 〜4 部、好ましくは 0. 0 5〜2重量部とするとよい。また、混合溶剤は、油性インク滅物中、少なくとも 5 0重量％含有させるとよく、好ましくは 7 0 %以上含有させるとよい。これにより、ポリ塩化ビニル基材への ¾性、レベリング性、印字の乾燥性に優れるものとできる。

本発明のィンクジヱット言^用油性ィンク«物におし、ては、ノズル部ゃチュ —ブ内等の β内での油性インク «物の揮発抑制、固化防止、また、固化した際の再溶解性を目的として、混合溶剤に加えて、上記式（2 )、（3 ) 、及びクェン酸トリェチルから選ばれる溶剤の少なくとも 1種を併用するとよい。

— |¾ΐζ ( 2 ) で示されるポリオキシエチレングリコールモノアルキルエーテルにおいて、 R ² '力炭素数 1〜6、好ましくは炭素数 1〜4のアルキル基のものであり、 ηは 3〜6の^であり、例えばトリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノメチルエーテル、へキサエチレングリコールモノメチルェ一テルの単独、またはそれらの混合物が例示される。大気压下での沸点が 2 0 0 て〜 3 0 5 ° (：、好ましくは 2 4 0 °C〜 3 0 5 °Cである。

また、上記の Hl ( 2 ) の化合物と同様の作用を目的として、室温、 ^ME 下で液状の下記のごとき非ィォン性ポリオキシェチレン誘導体を添加してもよい。例えば、ポリオキジエチレンアルキルエーテル類であるニッサンノニオン P— 2 0 8 (日本油脂（株）製）等のポリオキシエチレンセチルエーテル類、ニッサンノニオン E— 2 0 2 S、 E - 2 0 5 S (日本油脂（株）製）等のポリオキシェチレンォレイルエーテノレ類、ェマルゲン 1 0 6、 1 0 8 (株）製）等のポリォキシェチレンラウリルエーテル類、ポリォキシェチレンアルキルフエノールエーテル類であるニッサンノニオン H S— 2 0 4、 H S - 2 0 5、 H S— 2 0 6 、 H S - 2 0 8 (日本油脂（株）製）等のポリオキシエチレンォクチルフエノールエーテル、ソルビ夕ンモノエステノレ類であるニッサンノニオン C P— 0 8 R ( 日本油脂（株）製）等のソルビ夕ンモノカプリレート、ニッサンノニオン L P— 2 O R (日本油脂（株）製）等のソルビ夕ンモノラウレート、ポリオキシェチレンソルビタンモノエステル類であるニッサンノニオン〇T一 2 2 1 (日本油脂（株）製）等のポリオキシエチレンソルピタンモノステアレート類、フローレン G —7 0 (共栄社化学（株）製）等のポリカルボン縣高分子活性剤、ェマルゲン 7 0 7、 7 0 9 ( E (株）製）等のポリオキシエチレン高級アルコールェ一テル類、ポエム J一 458 1 (理研ビタミン（株）製）等のテトラグリセリンォレ ―ト類、アデ力トール NP— 620、 NP— 650、 NP— 660、 NP— 67 5、 NP- 683、 NP- 686 (旭電ィ業（株）製）等のノニルフエノールエトキシレート、アデ力コール CS— 141 E、 TS- 230 E (旭電ィ tl業 ( 株）製）等の脂脑リン酸エステル類、ソルゲン 30 (第一工難薬（株）製等のソルビタンセスキォレート、ソルゲン 40 (第一ェ H¾薬（株）製）等のソルビタンモノォレート、ソルゲン TW—20 (第一工薬（株）製）等のポリェチレングリコールソルビ夕ンモノラウレート、ソルゲン TW— 80 (第一工業製薬（株）製）等のポリエチレングリコ一ルツルビタンモノォレートが例示される。また、下言己式

(式中、 0≤p + q 50、 R⁴ⁱ、 R⁴²、 R⁴³、 R⁴⁴はアルキル基、好ましくは炭素数 1〜6のアルキル基である。 )

で表されるアセチレングリコール系界面活 I生剤力挙げられる。具体的には、 2 ， 4, 7, 9—テトラメチル一 5—デシン一 4， 7—ジオール、 3, 6—ジメチル— 4—ォクチン一 3， 6—ジオール、 3, 5—ジメチル一 1—へキシン一 3— オール等が例示され市販品としてはサ一フィノール 104、 82、 465、 4 85、または TG (いずれも Air Products and Chemicals. In より入手可能）、オルフイン STG、オルフイン E l 01 0 (日信、ニッサンノニォン A— 1 0R、 A- 1 3R (日本油脂（株）製）、フローレン TG— 740W、 D— 90 (共栄社化学（株）製）、ェマルゲン A— 90、 A - 60 (脏（株）製）、ノィゲン CX— 1 00 (第一工業製薬（株）製）等が例示される。これらのポリォキシェチレン誘導体は単独、または混合して添加してよい。

また、 (3)で示されるポリプロピレングリコールモノアルキルェ一テルとしては、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコ —ルモノェチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレンモノメチルエーテル等の単独、またはそれらの混合物カヾ例示され、大下での沸点が 1 7 0で〜 2 4 5 °C、好ましくは 1 8 0 ° (〜 2 4 0。(である。

上言己の"^ ( 2 )、（ 3 ) 、クェン酸トリェチルの各竊«は、油性ィンク組成物に揮発抑制性を付与することにより、インクカートリッジからプリン夕へッドへインク S ^物を Ifp するチューブ内でのインク物の蒸発を抑制してチューブ内での固形分の堆積を防止なレ、し軽減することができ、含有量としては油性インク誠物中 0. 0 1〜4 8重量％、好ましくは 5〜3 0 £5%である。また、上記の一)^ ( 2 )、（3 ) 、クェン酸トリェチルの各溶剤は、単独で使用してもよいが、複 Cffiみ合わせて添加することにより fel の分散安定性、ィンク揮発性の制御、及び粘度等の諸物性を調整することができる。

次に、本発明のィンクジエツト言用油性ィンク«物におし、て、上言己の溶剤中に分散または溶解させる成分にっレ、て説明する。

才としては、従来の油性インク «物に通常用いられている料又は有料等の顔料、染料の単独、または混合して用いることができる。顔料としては力一ボンブラック、力ドミゥムレツド、モリブデンレッド、クロムイェロー、カドミウムイエロ一、チタンイエロ一、酸ィ匕クロム、ビリジアン、チタンコバルトグリ一ン、ウルトラマリンブルー、プルシアンブルー、コノくルトブルー、ジケトビロロピロ一ル、アンスラキノン、ベンズイミダゾロン、アンスラピリミジン、ァゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、キナタリドン系顔料、イソインドリノン系顔料、ジォキサジン系顔料、スレン系顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、チォインジゴ系顔料、キノフタロン系顔料、又は金属錯体顔料等を用いることができる。染料としては、例えばアブ染料、錯料、ナフトール染料、ァントラキノン染料、インジゴ染料、カーボニゥ厶染料、キノンィミン染料、キサンチン染料、シァニン染料、キノリン染料、ニトロ染料、ニトロソ染料、ベンゾキノン染料、ナフトキノン粟料、フタロシアニン染料、又は^!フタロシアニン染料を用いることができ、特に油溶性染料が好ましい。これらの顔料又は染料を単独で用レヽるカヽ、あるいはそれらの 2種又はそれ以上の組み合わせで使用することもできるカ、耐候性の観点からは顔料が好ましい。顔次粒子の膽平均粒径は、 50〜500 nm、好ましくは 50〜200 nmである。

fet才の含有量は、油性インク糸滅物中、 0. 5〜25 %、好ましくは 0. 5〜1 Pi重量％、より好ましくは 1〜1 である。

分散剤としては、通常の油性インク f¾物、特には、インクジェット言用油性ィンク«物にぉレヽて用レ、られてレ、る任意の分散剤を用レ、ることができる。分散剤としては、有機溶媒の溶解度パラメーターが 8〜1 1であるときに有効に作用する分散剤を用レ、るのが好ましい。こうした分散剤としては市販品を利用すること力可能であり、その具体例としてはヒノアクト KF 1— Μ、 Τ— 6000、 Τ— 7000、 Τ— 8000、 Τ— 8350 Ρ、 Τ- 8000 EL (敵フアインケミカル（株）製）等のポリエステル系高分子化合物、 s 01 s p e r s e 2 0000、 24000、 32000、 32500、 33500、 34000、 3 5200 (ァビシァ（株）製）、 d i s p e r b y k— 1 6 し 1 62、 1 63 、 1 64、 1 66、 1 80、 1 90、 1 9 1、 1 92 (ビック ·ケミ一ネ ±¾) 、フローレン DOPA— 1 7、 22、 33、 G— 700 (共栄社化学（株）製）、ァジスパー P B 821、 PB 7 1 1 (味の素（株）製）、 L P 40 1 0、 LP 4 050、 LP 4055、 POLYMER 400、 40 1、 402、 403、 45 0、 45 1、 453 (EFKAケミカルズ社製）の単独、または混合したものを挙げることができる。

本発明の油性インク «物における分散剤の含有量は、インク II ^物中の色材 (特には顔料）の含有量に対して、 5〜200 %、好ましくは 30〜1 20 重量％であり、分散すべき色材によって適: Μ択するとよい。

本発明のィンクジエツト言 ¾|用油性ィンク糸滅物には、バインダ一樹脂を含むこと力ましい。バインダー棚旨としては、溶媒系に溶解性を有するものであり、油性インク糸滅物の粘度調整、また、ポリ塩化ビニル基材への定着 I'生を目的として添加され、例えばアクリル樹脂、スチレンアタリノレ樹脂、ロジン変性樹脂、フエノール樹脂、テルペン系棚旨、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ェポキシ棚旨、塩化ビニル隱ビニル共重合腦脂、セルロースアセテートプチレート等の ¾t素系樹 Β旨、ビニルトルエン一ひーメチルスチレン共重合体樹脂等の単独、またはそれらの混合物を用いることができる。バインダー樹脂は（メタ）アクリル樹脂、すなわち、アクリル樹脂またはメタクリノレ樹脂であること力好ましく、更に好ましい態様では、メチルメ夕クリレート単独の単独重合体もしくはメチルメタクリレートとプチルメタクリレートとの共重合体である。

また、（メタ）アタリノレ樹脂の分子量は 1万〜 1 5万、好ましくは 1万〜 1 0 万であり、かつ、ガラス転移; « (T g) は 4 0 °C以上であり上限は特に限定はないが、好ましくは 1 0 5 °Cである。

また、（メタ）アクリル樹脂は、塩化ビニル隱ビニル共重合体樹脂および Z またはセル口一スァセテ一トブチレ一ト等の纖素系欄旨と併用すること力好ましく、 ¾ に対する密着 I生により優れるものとでき、また、インクの粘度を調整するためにも有用である。

ノくインダ一欄旨の含有量は、色申添加量（重量）に対して 5〜3倍量、好ましくは 0. 7 5〜1 . 6倍量である。

本発明の油性インク糸滅物には、酸化防 ih¾や紫外線吸収剤等の安リ、界面活 I'生剤等を添加してもよい。酸化防としては B HA ( 2 , 3—ブチル—4— ォキシァニツール）、 B HT ( 2， 6—ジ一 t—ブチル一ρ—クレブール）等が例示さ; T 油性ィンク繊物中 0. 0 1〜 3. 0重量％である。また、紫外線吸収剤としてはべンゾフヱノン系化合物、又はべンゾトリアゾーノレ系化合物を用レ、ることができ、油性インク «物中 0. 0 1〜 5 %である。また、界面活 I'生剤としてはァニオン系、カチオン系、両性又は非イオン系のいずれの界面活性剤も用いること力でき、油性インク糸滅物中 0. 5〜4. 0重量％である。本発明のインクジエツト用油性インク «物の調製法としては、混合溶媒、または、混合溶媒に-" -I拭 ( 2 ) 、 ( 3 ) 、クェン酸トリェチルから選ばれる溶媒とを混合して油性インク物における溶媒とする。その溶媒の ~¾に、顔料と分散剤を添加し、ボールミル、ビーズミノレ、超音波、又ばジェットミル等で混合 .分散させて顔靈を調製する。得られた顔粉賺に、上記で得た溶媒の残部とバインダ一樹脂、その他の添加剤を攪拌下に添加することにより得られる。

得られるインクジヱット言 £ϋ用油 f生ィンク物は、 2 0 °Cでの粘度が 2〜 1 O mP a · s、好ましくは 3〜5 m P a · sに調整される。

また、本発明の油性インク誠物における表面張力は、好ましくは 2 0〜5 0 mN/mとするとよレ、。表面張力が 2 0 mNZm未満になるとィンク糸滅物がィンクジヱット言 £11用プリン夕へッドの表面に濡れ広がる力、、又は滲み出してしまレ、、インク滴の吐出が困難になることがある。また、表面張力が 5 0 mNZmを越えると言 £ϋ媒体の表面におし、て濡れ広がらず、良好な印刷ができないことがあ本発明の油性ィンク ^物は、撥インク処理された吐出ノズル表面に対して不活 I'生であるという利点を有するので、例えば、撥ィンク処理された吐出ノズル表面を有するインクジヱット言用プリン夕へッドから吐出させるインクジヱット言方法に有利に用いることができる。

本発明のィンクジエツト言 ¾ 用油性ィンク&^物カヾ適用される言 e 媒体としてはプラスチック基材であり、特に硬質または軟質ポリ塩化ビニルへの言に適している。ポリ塩化ビニル基材としては、フィルム、シート等が例示される。本発明のィンクジヱット言 ¾|用油 1生ィンク糸 W¾iは、ポリ塩化ビニル ¾1才における無処理表面への印字を可能とするものであり、従来の受容層を有する言 SI媒体のごとく、高価な言媒体の使用を不要とする優れた効果を有するが、勿論、ィンク受容性樹脂により表面処理されたものでもよレ、。

以下、具体例によって本発明を説明するが、これらは本発明の範囲を限定するものではない。

なお、粘度は、アントンパール機「AMV n」粘度計を使用して測定した。顔料粒子の粒径は、日機装（株）製「マイクロトラック U P A 1 5 0」を使用して測定した。

(具体例 1 )

溶媒として下記の «とした。

• 7—プチロラクトン · · · 4 0. O Sfi部

• ジエチレングリコールジェチルエーテル ■ · · 2 8. 0重量部 • ジプロピレングリコールモノメチルエーテル · ■ ■ 1 3.

トリエチレングリコールモノメチルエーテル 1 1 . 0重量部上言 21滅の溶媒の"^に、カーボンブラック（三菱化学（株）製「MA— 8」 ) 3. 5fi¾部と分散剤（ポリエステル系高分子化合物、ファインケミカル

(株）製「ヒノアクト KF 1— M」） 2. 0 H :部とを添加し、ディゾルバーで 3， 000 r pmにて 1時間攪拌した後、ジルコ二アビ一ズ（2mm)を充填したビーズミルで予備分散した。得られる顔料粒子の平均粒径は 5〃m以下であつた。

更に、ジルコニァビーズ（ 0. 3 mm)を充填したナノミルで本分散を行なレ、、顔衡夜を得た。この本分散により得られる顔料粒子の平均粒径は 6 Onm であった。

得られた顔^謹を 4， 000 r pmで攪拌しながら、バインダー桟 ί脂（口ー厶&ハースネ：「ノヽ °ラロイド B— 99N」、分子量 15, 000、 Tg=82 °C、メチルメタクリレートとブチルメタクリレートとの共重合樹脂） 3. 0M 部と上記で作製した混合溶媒の残部とを添加して本発明のィンクジェット言用油性ィンク糸滅物を調製した。粘度 4. ImPa · s ( 20 °C)。

(具体例 2)

溶媒として下記のSJ とした。

• r—ブチロラクトン · · 20. 0龍部 • ジエチレングリコールジェチルエーテル ■ · 48. 0重量部 • ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ■ ■ 13. 0 部 • トリエチレングリコールモノメチルエーテル · . 1 1. 0重量部具体例 1における溶媒I ^に代えて、上¾«の溶媒を使用した以外は同様にしてィンクジェット言 Sii用油性ィンク liJ^物を調製した。粘度 4. OmPa - s ( 20 °C)。

(具体例 3)

溶媒として下記の, «とした。

• 7—ブチロラクトン · · 20. 0重量部 • ジエチレングリコールジェチルエーテル . · 48. 0重量部 • ジプロピレングリコールモノメチルエーテル · · 13.

• テトラエチレングリコールモノブチルエーテル' · 1 1. 具体例 1における溶 M ^に代えて、上言誠の溶媒を使用した以外は同様にしてィンクジエツト用油' I生ィンク ^物を調製した。粘度 4. 2mPa - s ( 20°C)。

(具体例 4 )

溶媒として下記の誠とした。

■ 7—ブチロラクトン · · ■ 20. ―

. ジエチレングリコールジェチルエーテル · · · 52,

• ジプロピレングリコールモノメチルエーテル · · · 1 2,

• クェン酸トリェチル ' · · 1 1. 0重量部具体例 1における溶¾«に代えて、上 «の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジエツト雰 £ϋ用油性インク誠物を調製した。粘度 4. 2mPa · s

( 20 °C)。

(具体例 5 )

溶媒として下記の «とした。

• 7—ブチロラクトン · · 20. 0籠部

. トリエチレングリコ一ルジェチルェ一テル · · 50. 0重量部 - ジプロピレングリコールモノメチルエーテル · · 1 1. 0重量部 • テトラエチレングリコールモノブチルエーテル - . 1 1.

具体例 1における溶媒 ^に代えて、上の溶媒を使用した以外は同様にしてィンクジエツト言 2ϋ用油性ィンク滅物を調製した。粘度 4. ImPa · s ( 20 °C) 。

賺例 1 )

溶媒として下記の繊とした。

• r—ブチロラクトン · · 20

. ジエチレングリコ一ルジェチルェ一テル · . 5

■ ジプロピレングリコールモノメチルエーテル · · 55

■ トリエチレングリコールモノメチルエーテル · ·• · 1 2. 0重量部具体例 1における溶 MJ¾に代えて、上言滅の溶媒を使用した以外は同様にェット言用油性ィンク ®¾物を調製した。粘度 4. 4 m P a ■ s (20°C)。

(比較例 2)

溶媒として下記の誠とした。

. ジエチレングリコールジェチルエーテル 48. 0重量部 . ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 33. 0重量部 • テトラエチレングリコールモノブチルエーテル 1 1. 0重量部具体例 1における溶媒に代えて、上 ffl ^の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジエツト言 2ϋ用油性インク糸城物を調製した。粘度 3. 9mPa · s ( 20 °C)。

賺例 3)

溶媒として下記の繊とした。

■ 7—ブチロラクトン 20. 0M部

- トリプロピレングリコールジメチルエーテル 48.

• ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 1 3.

• テトラエチレングリコールモノブチルエーテル 1 1.

具体例 1における溶に代えて、上誠の溶媒を使用した以外は同様にしてィンクジエツト ΐ 用油性ィンク糸誠物を調製した。粘度 4. 4 m P a · s ( 20 °C)。

(比較例 4)

溶媒として下記の誠とした。

• γ—ブチロラクトン 20. 0重量部 • ジエチレングリコールジブチルエーテル 48.

• ジプロピレングリコールモノメチルエーテル · · · 1 3.

• トリエチレングリコールモノメチルエーテル · · · 1 1. 0重量部具体例 1における溶 Μ ^に代えて、上言 ¾flJ の溶媒を使用した以外は同様にしてィンクジエツト用油性ィンク; «物を調製した。粘度 4. 0 m P a · s ( 20 °C)。

具体例 1〜具体例 5、比較例 1〜比較例 4で調製したィンクをインクジェットプリン夕（MJ— 8000 C；セイコーエプソン）に装塡し、ポリ塩化ビニルフィルム（ビューカル 9 0 0 ：リンテック ¾ ) に印字した。

得られた具体例 1〜具体例 6、比較例 1〜TO例 4の印字にっレ、ての評価を下記の如くに行し、、その結果を表 1に示す。

( 1 ) 印字品質

ベ夕印刷及び細線印刷を実施し、その再現性を目視により評価した。その結果を下記の表 1の評価項目 1に示す。

評価 A：滲み力発生しない。

評価 B：滲み力纤ある力 \ 意匠性は損なわれない。

評価。：大きく滲み、画像を形成しない。

( 2 ) 印刷安定麵面

室温下で、纖印刷を実施し、ドット抜け、飛行曲がり及びインクの飛び散りの有無をした。

評価 A： 4 8時間の! 誦間内で、ドット抜け、飛行曲がり又はインクの飛び散りの発生が 1 0回未満であつた。

評価 B： 4 8時間の験期間内で、ドット抜け、飛行曲がり又はインクの飛び散りの発生が 1 0回以上、 2 0回未満であつた。

評価 c： 2 4時間の連^ im期間内で、ドット抜け、飛行曲がり又はインクの飛び散りの発生が 2 0回以上であった。

( 3 ) 乾燥性

ベタ印刷を行ない、 3 0 °Cで乾燥するまでの時間を計測した。

評価 A： 5分以内

評価 B _: 5分〜 1 0分

評価。： 1 0分以 ±o

( 4 ) インクの保存安定 141平価

インク物をガラス瓶に 5 O g分取し、密閉した状態で、 6 0 °Cにて 1週間放置した。放置後のインク繊物の粘度と粒度分布の物性を測定した。

評価 A：粘度及び粒度分布の測定値の差が放置前後で 5 %未満であった。

評価 B：粘度及び粒度分布の測定値の差力放置前後で 1 0 %未満であった。評価 C：粘度及び粒度分布の測定値の差力放置前後で 1 0 %以上であった。【表 1】

表から、本発明の本発明のインクジェット用油性インク «物は、評価項目の全てに満足できるものであった。なお、比較例 1、 2は印字品質、乾燥性がともに悪く、また、比較例 1はインクの保存安定性にやや問題があつた。また、比較例 3は、印字品質、乾燥性がともに悪く、また、印刷安定性、インクの保存安定性ともにやや問題があった。また、比較例 4は印刷安定性、インクの保存安定性が悪く、また、印字品質にやや問題があった。

(具体例 6)

溶媒として下言己の«とした。

- —ノくレロラクトン， ¹ · ■ · 52.

• ジエチレングリコ一ルジェチルエーテル · · · 30.

• テトラエチレングリコールモノブチルエーテル · · · 1 0. 0重量部上言己滅の溶媒の"^に力一ボンブラック（C. I. P I GMENT BLA CK 7) 3. 0重量部と分散剤（ポリエステル系高分子化合物、アビシァ（株 ) 製「301 3 6 3632000」） 2. 0重量部とを添加し、ディゾルバ —で 3， 000 r pmにて 1時間攪拌した後、ジルコニァビーズ（2mm) を充塡したビーズミルで予備分散した。得られる顔料粒子の平均粒径は 5〃m以下であった。

更に、ジルコニァビーズ（0. 3mm) を充塡したナノミルで本分散を行ない、顔料分夜を得た。この本分散により得られる顔料粒子の平均粒径は 6 Onm であった。

得られた顔謝夜を 4, 000 r pmで攪拌しながら、バインダ一樹脂（口ーム&ハース社製「パラロイド B— 99N」） 3. 0重量部と上記で作製した混合溶媒の残部とを添加して本発明のィンクジエツト言 ¾|用油性ィンク«物を調製した。粘度 3. 9mPa · s (20°C)。

(具体例 7)

溶媒として下記の組成とした。

• γ一ノくレロラク卜ン 20. 0重量部

• ジエチレングリコールジェチルエーテル 62. 0重量部 . テトラエチレングリコールモノブチルエーテル 10.

具体例 6における溶媒組成に代えて、上 «の溶媒を使用した以夕は同様にしてインクジエツト用油性インク糸誠物を調製した。粘度 3. 9mPa · s ( 20で）。

(具体例 8)

溶媒として下記の滅とした。

• γ—ノくレロラク卜ン • 20. 0重量部 . ジエチレングリコールジェチルエーテル - 50. 0重量部 • ジプロピレングリコールモノメチルエーテル • 12. 0重量部 - テトラエチレングリコールモノブチルエーテル • 1 0. 0重量部具体例 6における溶媒組成に代元て、上 «の «を使用した以外は同様にノてインクジエツト言 fill用油性インク誠物を調製した。粘度 4. 2mPa · s ( 20 °C)。

(具体例 9)

溶媒として下言己の «とした。

' 7—ノくレ口ラクトン · . 20. 0重量部 ' ジエチレングリコールジェチルエーテル . · 50. 0重量部 ' ジプロピレングリコールモノメチルエーテル · · 12. 0重量部 ' クェン酸トリェチル - · 1 0.

具体例 6における溶媒«に代えて、上言誠の溶媒を使用した以外は同様にエツト言 e 用油性ィンク物を調製した。粘度 4. 2 m P a · s ( 20 °C)。

(具体例 1 0)

溶媒として下記の誠とした。

• ァ一ノくレ口ラタ卜ン · · · 20. 0重量部

- トリエチレングリコールジェチルェ一テル · ■ ■ 62. 0 部

• テトラエチレングリコールモノブチルエーテル · · ■ 10. Ofi*部具体例 6における溶媒«に代えて、上 «の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジエツト言^用油性インク «物を調製した。粘度 4. OmPa■ s

( 20 °C)。

(具体例 1 1 )

溶媒として下記の滅とした。

• γ—ノくレロラクトン · ■ 20. 0龍部 . ジエチレングリコールジェチルエーテル · . 62. 0重量部 . テトラエチレングリコールモノブチルエーテル- · 1 0.

具体例 6における溶^«に代えて、上 «の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジエツト言 fil 用油性インク滅物を調製した。粘度 4. 2mPa · s ( 20 °C)。

(具体例 12)

溶媒として下記の誠とした。

• γ—ノくレロラク卜ン · · 20.

- ジエチレングリコールジェチルエーテル · - 62.

• テトラエチレングリコールモノブチルエーテル■ - - 10. 0重量部具体例 6における溶掛滅に代えて上言滅の溶媒を使用し、また、ノ<インダ —欄旨を口一ム&ハース機「パラロイド Β— 60」（分子量 60, 000、 Τ g=75 メチルメ夕クリレートープチルメタクリレート共重合体）とし添加量を 2. 5重量部に代えて使用した以外は同様にしてィンクジエツト言 2 用油性インク糸誠物を調製した。粘度 4. ImPa · s (20°C)。

(具体例 13) 溶媒として下記の «とした。

γ—ノくレロラクトン 20. 0籠部ジエチレングリコールジェチルエーテル 63. 0靈部テトラエチレングリコールモノブチルエーテル 1 0. 0重量部具体例 6における溶媒誠に代えて上滅の溶媒を使用し、また、バインダ一樹脂を Degu s s a R o e hm難「DEGAL AN M825」（分子量 80， 000、 Tg= 1 05°C、ポリメチルメタクリレート）とし添加量を 2 . 0重量部に代えて使用した以外は同様にしてィンクジエツト用油性ィンク糸誠物を調製した。粘度 4. 4mPa · s (20°C) 。

(具体例 1 4)

溶媒として下記の K¾とした。

• 7—へキサラクトン · · 20. 0重量部 ■ ジエチレングリコールジェチルエーテル · · 62. 0重量部 . テトラエチレングリコールモノブチルエーテル. - 1 0. 0龍部具体例 6における溶殿滅に代えて、上滅の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジエツト用油性インク舰物を調製した。粘度 4. 2mPa · s ( 20 °C)。

(具体例 1 5)

溶媒として下言己の組成とした。

• 5—ノくレロラクトン · · 20. 0重量部 • ジエチレングリコールジェチルエーテル · - 62. 0龍部

• テトラエチレングリコールモノブチルエーテル' · 1 0,

具体例 6における溶媒«に代えて、上言己«の溶媒を使用した以外は同様にしてィンクジエツト言 E 用油性ィンク糸誠物を調製した。粘度 4. 2 m P a · s ( 20 °C)。

灘例 1 6)

溶媒として下記の誠とした。

• 7_ノくレロラクトン · · · 20. 0 部 • ジエチレングリコールジェチルエーテル · · . 62. • テトラエチレングリコ一ル乇ノブチルェ一テル · · · 10. 0SM部具体例 6における溶殿誠に代えて上言 B誠の溶媒を使用し、また、バインダ一欄旨を口—ム&ハース腿「パラロイド B— 67」（分子量 60, 000、 T g = 50 °C. ポリイッブチルメタクリレート）とし添加量を 2. 5重量部に代えて使用した以外は同様にしてィンクジエツト雲 SII用油性ィンク ί誠物を調製した粘度 4. ImPa · s (20°C)。

(具体例 17)

溶媒として下記の繊とした。

■ γ—ノくレロラク卜ン · ■ 20. 0 部

• ジエチレングリコールジェチルエーテル · · 62.

. テトラエチレングリコールモノブチルエーテル■ · · 10. 0重量部具体例 6における溶嫩誠に代えて、上滅の溶媒を使用し、また、バインダ一樹脂を、口一厶&ハース社製「パラロイド Β— 60」（分子量 60, 000 、 Tg=75°C、メチルメタクリレート一ブチルメタクリレート共重合体） 2. 4重量部と日本ユニオンカーバィド觀「U CAR So l ut i on Vi n y 1 VROH」（分子量 15, 000、 Tg=65°C、塩化ビニル一賺ビ二ル共重合樹脂） 0. 6重量部とに代えて使用した以外は同様にしてインクジエツト言 2ϋ用油性インク滅物を調製した。粘度 4. 3mPa - s (20°C)。

(具体例 18 )

溶媒として下記の繊とした。

• γ—ノくレロラク卜ン · · 20. 0 SM部

• ジエチレングリコールジェチルェ一テル . · 62. 0 MS部

■ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル- ■ 10. 0重量部具体例 6における溶掛滅に代えて、上言 2滅の溶媒を使用し、また、バインダー樹脂を、ロー厶&ハースネ：^ 「パラロイド Β— 60」（分子量 60, 000 、 Tg=75°C、メチルメタクリレート一ブチルメタクリレート共重合体） 2.

9重量部とイーストマンケミカル ί± 「CAB 381— 0. 1」」（分子量 20 ， 000、 Tg= 123°C、 ί灘素系樹脂） 0. 1重量部とに代えて使用した以外は同様にしてィンクジエツト用油性ィンク«物を調製した。粘度 4. 3 mP a · s (20°C)。

C具体例 1 9)

溶媒として下言己のとした。

• γ—ノくレロラクトン ■ · 20. 0重量部 - ジエチレングリコールジェチルエーテル ■ ■ 62. 7重量部 ■ テトラエチレングリコールモノブチルエーテル- · 10. 0重量部具体例 6における溶媒糸滅に代えて、上言誠の醒を使用し、また、ノくインダ一樹月旨として、ローム &ノヽ一ス社製「パラロイド Β— 66」 0子量 7， 00 0、 Tg = 50°C、メチルメタクリレートーブチルメタクリレート共重合体） 2 . 3重量部を使用した以外は同様にしてィンクジエツト言用油性ィンク S ^物を調製した。粘度 4. 3mPa■ s (20°C)。

(比較例 5)

溶媒として下言己の¾戎とした。

• rーブチロラクトン · · 20.

■ ジエチレングリコ一ルジェチルェ一テル · · 5, 0重量部 • ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ■ ■ 55. 0重量部 - トリエチレングリコールモノメチルェ一テル ■ ■ 12.

具体例 6における溶媒«に代えて、上言滅の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジエツト言 Βϋ用油性インク SJ¾物を調製した。粘度 4. 4mPa · s (20°C)。

(比較例 6)

溶媒として下言己の組成とした。

■ ジエチレングリコールジェチルエーテル . . 48.

. ジプロピレングリコールモノメチルエーテル . . 33.

• テトラエチレングリコールモノブチルエーテル- · 1 1.

具体例 6における溶嫩滅に代えて、上言滅の溶媒を使用した以外は同様にしてインクジエツト言 BII用油性インク滅物を調製した。粘度 3. 9mPa · s ( 20 C)。

(比較例 7) 溶媒として下記の繊とした。

' 7—ブチロラクトン · · 20. 0重量部 ' トリプロピレングリコ一ルジメチルェ一テル · · 48. 0重量部 ' ジプロピレングリコールモノメチルェ一テル · · 1 3. 0重量部 ' テトラエチレングリコールモノブチルエーテル. · 1 1. 0龍部具体例 6における溶媒«に代えて、上言誠の溶媒を使用した以外は同様にノてインクジエツト言用油性インク糸滅物を調製した。粘度 4. 4mPa · s ( 20で）。

(比較例 8)

溶媒として下記のとした。

' γ—ブチロラクトン · ■ 20. 0重量部

' ジエチレングリコールジブチルエーテル · ■ 48.

' ジプロピレングリコールモノメチルエーテル - ■ 1 3. 0重量部 ■ トリエチレングリコールモノメチルエーテル · ■ 1 1.

具体例 6における溶媒組成に代えて、上言且成の溶媒を使用した以外は同様にノてィンクジエツト言用油性ィンク糸滅物を調製した。粘度 4. OmPa - s ( 20 °C) 。

(具体例 20)

溶媒として下記の繊とした。

■ 7—ブチロラクトン · · 20,

' ジエチレングリコールジェチルエーテル · · • 62. 0重量部 ' テトラエチレングリコールモノブチルエーテル - ■ • 1 0. 0重量部上言 ¾Mの溶媒の" に fet才として C. I. P I GMENT BLUE (1 5 : 3) 3. 0重量部と分散剤（ポリエステル系高分子化合物、アビシァ（株）製

「s o l s p e r s e 32000」） 2. 0重量部とを添加し、ディゾルバーで 3, 000 r pmにて 1時間攪拌した後、ジルコニァビーズ（2mm) を充填したビーズミルで予備分散した。得られる顔料粒子の平均粒径は 5 /m以下であつた。

更に、ジルコニァビーズ（0. 3mm) を充塡したナノミルで本分散を行ない、顔賺を得た。この本分散により得られる顔料粒子の平均粒径は 13 On mであった。

得られた顔^散液を 4， 000 r pmで攪拌しながら、バインダー樹脂（口 —厶&ハースネ ±1^「パラロイド B— 99N」） 3. 0重量部と上記で作製した混合溶媒のとを添加して本発明のィンクジエツト言 SII用油性ィンク«物を調製した。粘度 3. 9mPa - s (20°C) 。

(具体例 21)

溶媒として下言己の§ ^とした。

• γ—プチロラクトン · ■ ■ 20. ―

. ジエチレングリコールジェチルエーテル · · · 60.

• テトラエチレングリコールモノブチルエーテル · · · 10.

具体例 20における溶媒誠に代えて、上 Ι滅の溶媒を使用し、また、酣を C. I. P IGMENT RED 122に代えて 3. 0重量部、また、分散剤を分散剤（ポリエステル系高分子化合物、アビシァ（株）製「ソルスパ—ス 33 500」）に代えて 4. 0重量部使用した以外は同様にしてィンクジェット言 Sl 用油性インク滅物を調製した。粘度 4. 2mPa · s (20°C)。

(具体例 22) '

溶媒として下記の «とした。

• ァ一プチロラクトン ■ . · 20. ―

. ジエチレングリコールジェチルェ一テル · ■ ■ 60.

- テトラエチレングリコールモノブチルエーテル■ · · 10.

具体例 20における溶掛滅に代えて、上言城の溶媒を使用し、また、色材を I. P IGMENT YELLOW150に代えて 3. 0重量部、また、分散剤を分散剤（ポリエステル系高分子化合物、アビシァ（株）製「ソルスパース 33500」）に代えて 4. 0重量部使用した以外は同様にしてィンクジエツト言用油性インク物を調製した。粘度 4. 3mPa - s (20°C)。具体例 6〜具体例 22、比較例 5〜比較例 8で調製したィンクをインクジエツトプリンタ（MJ— 8000 C；セイコーエプソン）に装填し、ポリ塩化ビニルフイルム（ビューカル 900：リンテックネ ±|¾ に印字した。得られた具体例 6〜具体例 2 2、比較例 5〜比較例 8の印字にっレ、ての評価を . 上記と同様に行った。その結果を表 2、表 3に示す。

【表 2】

【表 3】

表から、本発明の本発明のインクジェット用油性インク糸滅物は、評価項目の全てに満足できるものであった。なお、比較例 5 6は印字品質、錢性がともに悪く、また、比較例 5はインクの保存安定性にやや問題があった。また、赚例 7は、印字品質、乾燥性がともに悪また、印刷安定性、インクの保存安定性ともにやや問題があった。また、比較例 8は印刷安定性、インクの保存安定性が悪く、また、印字品質にやや問題があった。産の利用可能 I'生

本発明のインクジエツト用油性インク物は、ポリ塩化ビニルへの印字に適し、印字品質、印刷安定性、印字乾燥性、インクの保存安定性のいずれにも優れるものである。

Claims

請求の範囲

( 1 ) 油性インク繊物中に、 &!=才、および、下記" H拭 ( 1 ) で示されるポリォキシエチレングリコールジアルキルエーテル 1 SM部に対してラクトン系溶剤を 0. 02〜 4重量部の割合で含む混合溶剤を少なくとも 50重量％含有することを [とするインクジエツト用油性インク «物。

拭 (1)

R¹'- (OC₂ H₄ ) _n -OR¹²

(式中、 R 、 R¹²は炭素数 1〜3のアルキル基であり、同一でも、異なっていてもよく、 nは 2〜4の整数である。）

(2) ラクトン系溶剤が 7—ラクトン系溶剤であることをとする請求項 1記載のィンクジエツト言 £ϋ用油性ィンク IU¾物。

(3) 7—ラクトン系溶剤が 7—プチロラクトン、もしくは 7—バレロラクトンであることをとする請求項 2記載のインクジェット言 5ϋ用油性インク組成物。

(4) 油性インク組成物中に、さらに、下記 (2)式で示されるポリオキシエチレングリコールモノアルキルエーテル、下言己 (3)式で示されるポリオキシプロピレングリコールモノアルキルエーテル、クェン酸トリェチルから選ばれる溶剤の少なくとも 1種を 0. 01〜48重量％含有させたことを «とする請求項 1記載のインクジェット言用油性インク糸滅物。

~拭 (2)

R²¹- (OC₂ H₄ )„ -OH

(式中、 R²】は炭素数 1〜6のアルキル基であり、 nは 3〜6の «(である。） -IM (3)

R³'- (OC₃ H₆ ) „ -OH

(式中、 R³'は炭素数 1〜4のアルキル基であり、 nは 2〜3のである。）

(5) fet才が顔料であることをキ纖とする請求項 1記載のインクジヱット記録用油' I'生インク «物。

(6) 油性インク物中に、さらに、バインダー樹脂を含有させたことを糊敦とする請求項 1言 £«¾のィンクジエツト言用油' I生ィンク ϋ ^物。

(7) ノくインダ一樹脂が（メタ）アクリル樹脂であることを觀とする請求項 6記載のィンクジエツト言 Sit用油性ィンク誠物。

(8) (メタ）アタリノレ樹脂が、メチルメタクリレートの単独重合体もしくはメチルメタクリレートとプチルメタクリレートの共重合体であることをとする請求項 7記載のインクジエツ卜 ΐΰϋ用油性インク M¾I。

(9) (メタ）アタリノレ樹月旨の分子量が 1万〜 15万、かつ、ガラス転移温度（Tg)が 40°C以上であることを糊教とする請求項 7記載のインクジヱット言 ¾用油性インク物。

(10) バインダー樹脂が、（メタ）アクリル樹脂と、塩化ビニル一酉髓ビニル共重合樹脂および Zまたは編佳素系樹脂との併用物であることを樹教とする請求項 6言 £|¾の記載のィンクジェット言用油 1生ィンク物。

(11) ポリ塩化ビニル基材への言 2ϋに使用されるものであることをとする請求項 1〜請求項 10のレ、ずれか 1項に記載のィンクジェット用油性ィンクfl ^物。