JPH11171494A - 産業車両のシリンダ制御装置 - Google Patents

産業車両のシリンダ制御装置

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JPH11171494A
JPH11171494A JP9341286A JP34128697A JPH11171494A JP H11171494 A JPH11171494 A JP H11171494A JP 9341286 A JP9341286 A JP 9341286A JP 34128697 A JP34128697 A JP 34128697A JP H11171494 A JPH11171494 A JP H11171494A
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JP
Japan
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tilt
control valve
valve
cylinder
mast
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JP9341286A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Kamiya
利和 神谷
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練者でなくてもフォークを水平にする作業
あるいは高揚高での前傾作業を簡単に行うことができ、
しかもデッドマンシートの役割に支障を来さずに、中腰
など正常な姿勢以外の姿勢で一時的に作業を行うことを
可能にする。 【解決手段】 ティルトシリンダ9への作動油の供給、
排出方向がティルトレバーにより手動操作される方向切
換弁によって切換えられる。ティルトシリンダ9と前記
方向切換弁とを接続する管路の途中に設けられた制御弁
によりティルトシリンダ9への作動油の供給量が制御さ
れる。CPU49は前傾検出スイッチ18又は後傾検出スイ
ッチ19からのオン信号と、シートスイッチ10aからのオ
ン信号とを入力したときに、前記制御弁をパイロット圧
操作する比例ソレノイド弁39への作動信号を出力可能な
状態となる。CPU49はシートスイッチ10aからの出力
がオフとなっても、所定時間はオン状態として前記制御
弁の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は荷役用アタッチメン
トを昇降移動させるマストが傾動可能に装備され、ティ
ルトシリンダの作動によりマストが傾動される産業車両
のシリンダ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の産業車両であるフォークリフト
においては、車両の前部に設けられたアウタマスト及び
インナマストを備えたマストによりリフトブラケットと
ともにフォークを昇降させる。そして、マストはリフト
レバーの操作に基づくリフトシリンダの作動により伸縮
され、それに伴ってフォークが昇降される。また、荷役
作業を容易にするため及びフォークリフトの走行中の安
定性を良くするため、マストはティルトレバーの操作に
基づくティルトシリンダの作動により、垂直の基準位置
に対して前傾あるいは後傾される。
【0003】フォークリフトはフォークに荷を積載した
状態では重心が前側に移動し、フォークの揚高を高くす
るとマストに作用するモーメントが大きくなる。そし
て、荷を積載した状態でマストを前傾させると重心がよ
り前に移動してフォークリフトの前後方向の安定性が悪
くなる。また、荷の荷重が大きな状態であまり後傾角度
を大きくすると重心が後側に寄り過ぎて前輪が浮き気味
になりスリップが発生する虞がある。そこで、従来はマ
ストの前傾角度及び後傾角度は所定の値、即ち一般に前
傾角度が6度、後傾角度が12度に設定されている。
【0004】荷役作業で荷を高所に載置する場合、フォ
ークを高揚高としてマストを前傾させる必要がある。こ
のとき、誤操作等で速い前傾速度でマストが前傾し過ぎ
ると、荷崩れやフォークリフトの後輪の浮き上がり(即
ち車両の前後方向の不安定状態)が発生する。従って、
作業者はマストが前傾し過ぎないようインチング操作
で、注意深く低速で前傾作業を行う必要があり、精神的
な負担が大きい。また、従来装置ではフォークを高揚高
としてマストを傾動させる作業には熟練を要した。
【0005】また、一般に荷取りあるいは荷降ろし作業
時にはフォークが荷を積載するパレットと平行な状態、
即ちフォークを水平な状態(マストを垂直な状態)にす
る必要がある。しかし、手動操作でフォークを正確に水
平状態にするのは熟練を要する。しかも、実際の荷役作
業時にはティルト操作と走行及びリフト操作も行う必要
があり、作業者の負担が大きくなる。
【0006】前記の問題を解消するため、シリンダへの
作動油の供給制御を手動操作弁に代えて電磁弁で行うこ
とが考えられ、自動水平制御を行うフォークリフトも知
られている。
【0007】また、フォークリフトには作業者が運転席
に居ない状態で走行するのを防止するため、所謂デッド
マンシートを備えたものがある。この場合は、作業者が
座席に着座しているか否かが検出手段で検出され、作業
者が着座していない状態では走行操作を行っても走行不
能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ティルトシリ
ンダの前傾、中立、後傾作動のための作動油の流路の切
換と、流量の制御の全てを電磁弁で行う構成とした場合
は、電磁弁が大型化しかつ複雑になり、製造コストも高
くなる。また、スプール弁は大きな圧が加わった状態で
は摺動面から作動油が漏れるが、電磁弁の場合はスプー
ルの作動性を良くするため、手動弁に比較してスプール
とその摺動面とのクリアランスが大きくその分漏れ量も
多くなるという問題がある。
【0009】この問題を解消するため、本願出願人はテ
ィルトシリンダへの作動油の供給、排出方向の切換を手
動操作方向切換弁で行い、流量の制御を簡単な構成の電
磁弁で行うことにより、手動操作とほぼ同様な操作で、
熟練者でなくてもフォークを水平にする作業あるいは高
揚高での前傾作業を簡単に行うことができる産業車両の
シリンダ制御装置を発明した。
【0010】ところが、このシリンダ制御装置を備えた
産業車両にデッドマンシートを装備して、作業者が座席
から離れたとき直ちにティルトシリンダの作動を停止さ
せる構成とした場合は不具合が生じる。なぜならば、フ
ォークリフトで荷役作業を行う場合、大きな荷を積載し
た状態では前方確認のため、作業者がティルト動作の途
中で中腰になり、短時間の間、座席から腰を浮かせた状
態となる場合がある。従来のデッドマンシートの場合
は、座席から腰を浮かせた状態となると、作業者が居な
い状態であると検出されてその検出信号に基づいて直ち
にティルトシリンダの作動が停止される。その結果、前
方確認等のために座席から腰を浮かせた状で作業を行お
うとすると、ティルトシリンダの作動が停止(中断)さ
れてしまい作業性が悪くなる。
【0011】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的はデッドマンシートを備えた産業
車両において、熟練者でなくてもフォークを水平にする
作業あるいは高揚高での前傾作業を簡単に行うことがで
き、しかもデッドマンシートの役割に支障を来さずに、
中腰など正常な姿勢以外の姿勢で一時的に作業を行うこ
とができる産業車両のシリンダ制御装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、荷役用アタッチメント
を昇降移動させるマストが傾動可能に装備され、ティル
トシリンダの作動によりマストが傾動される産業車両に
おいて、前記ティルトシリンダへの作動油の供給、排出
方向を切換える手動操作の方向切換弁と、前記方向切換
弁を中立位置とティルト動作位置とに操作するティルト
用操作手段と、前記ティルトシリンダと前記方向切換弁
とを接続する管路の途中に設けられるとともに前記ティ
ルトシリンダへの作動油の供給量を制御する制御弁と、
運転室の操縦位置に作業員が居るか否かを検出する作業
員検出手段と、前記ティルト用操作手段がティルト操作
位置に操作されたか否かを検出するティルト操作検出手
段と、前記作業員検出手段からの作業員検出信号及び前
記ティルト操作検出手段からのティルト操作検出信号を
入力したときに前記制御弁への作動信号を出力可能な状
態となり、前記作業員検出手段からの作業員検出信号が
検出状態から非検出状態に変化しても所定時間は検出状
態として前記制御弁の制御を行い、前記ティルトシリン
ダの作動時にマスト角度が所定の角度になったとき、前
記制御弁を閉鎖させる制御指令を出力する制御手段とを
備えた。
【0013】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記作業員検出手段は運転席への作
業員の着座状態を検出する着座検出手段である。請求項
3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発
明において、前記制御弁はパイロット圧で切換操作され
るとともに、パイロット圧が比例ソレノイド弁で制御さ
れる構成である。
【0014】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記制御弁は前記方向切換弁と前記
ティルトシリンダのロッド室とを接続する管路に設けら
れ、該管路には前記制御弁と前記ロッド室との間に順方
向がロッド室に向かう側となるパイロット操作逆止弁が
設けられ、該パイロット操作逆止弁は前記制御弁が開状
態となるとき逆方向の流れを許容する状態に制御され
る。
【0015】従って、請求項1に記載の発明では、荷役
用アタッチメントを昇降移動させるマストはティルトシ
リンダの作動により傾動される。手動操作の方向切換弁
によりティルトシリンダへの作動油の供給、排出方向が
切換えられる。ティルト用操作手段により前記方向切換
弁が中立位置とティルト動作位置とに操作される。前記
ティルトシリンダと前記方向切換弁とを接続する管路の
途中に設けられた制御弁により、前記ティルトシリンダ
への作動油の供給量が制御される。運転室の操縦位置に
作業員が居るか否かが作業員検出手段により検出され
る。ティルト用操作手段がティルト操作位置に操作され
たか否かが、ティルト操作検出手段により検出される。
制御手段は、前記作業員検出手段からの作業員検出信号
及び前記ティルト操作検出手段からのティルト操作検出
信号を入力したときに前記制御弁への作動信号を出力可
能な状態となる。そして、制御手段は前記作業員検出手
段からの作業員検出信号が検出状態から非検出状態に変
化しても、所定時間は検出状態として前記制御弁の制御
を行う。従って、短時間中腰になって作業を行ってもテ
ィルトシリンダの作動が中断されるのが抑制される。前
記ティルトシリンダの作動時にマスト角度が所定の角度
になったとき、前記制御手段から前記制御弁を閉鎖させ
る制御指令が出力される。
【0016】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、作業員検出手段は運転席に作業員が
着座しているか否かを検出する。請求項3に記載の発明
では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前
記制御弁はパイロット圧で切換操作される。また、パイ
ロット圧は比例ソレノイド弁で制御される。
【0017】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記方向切換弁と前記ティルトシリ
ンダのロッド室とを接続する管路内を、ロッド室から方
向切換弁に向かう作動油の流れは、パイロット操作逆止
弁及び制御弁の両者によって制御される。パイロット操
作逆止弁は前記制御弁が開状態となるとき逆方向の流れ
を許容する状態に制御される。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を荷役用アタッチメントとしてフォークが取付けられ
た産業車両としてのフォークリフトに具体化した第1の
実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0019】図3に示すように、フォークリフト1の車
体フレーム2にはその前部にマスト3が設けられてい
る。マスト3は車体フレーム2に対して傾動可能に支持
された左右一対のアウタマスト3aと、その内側に昇降
可能に装備されたインナマスト3bとからなる。両アウ
タマスト3aの後側にはリフトシリンダ4がアウタマス
ト3aと平行に固定され、そのピストンロッド4aの先
端がインナマスト3bの上部に連結されている。インナ
マスト3bの内側にはリフトブラケット5がインナマス
ト3bに沿って昇降可能に装備され、リフトブラケット
5に荷役用アタッチメントとしてのフォーク6が取り付
けられている。インナマスト3bの上部にはチェーンホ
イール7が支承され、チェーンホイール7には第1端部
がリフトシリンダ4の上部に、第2端部がリフトブラケ
ット5にそれぞれ連結されたチェーン8が掛装されてい
る。そして、リフトシリンダ4の伸縮によりチェーン8
を介してフォーク6がリフトブラケット5とともに昇降
動される。
【0020】車体フレーム2の左右両側にはティルトシ
リンダ9の基端が回動可能に支持され、そのピストンロ
ッド9aの先端がアウタマスト3aの両外側面に回動可
能に連結されている。そして、ティルトシリンダ9のピ
ストンロッド9aの伸縮によりマスト3が傾動される。
【0021】運転室Rに設けられた運転席10の下部に
は、運転席10への作業員の着座状態を検出する着座検
出手段としてのシートスイッチ10aが設けられてい
る。シートスイッチ10aには例えばリミットスイッチ
が使用され、作業員の着座状態でオン信号を出力し、非
着座状態ではオフ信号を出力するようになっている。シ
ートスイッチ10aは運転室Rの操縦位置に作業員が居
るか否かを検出する作業員検出手段として機能する。
【0022】運転室Rの前部にはステアリング11と、
リフト用操作手段としてのリフトレバー12と、ティル
ト用操作手段としてのティルトレバー13がそれぞれ設
けられている。図3においては両レバー12,13が重
なった状態で示されている。リフトレバー12の操作に
よりリフトシリンダ4が作動(伸縮)され、ティルトレ
バー13の操作によりティルトシリンダ9が作動(伸
縮)されるようになっている。
【0023】図2に示すように、アウタマスト3aには
揚高検出手段としての揚高センサ14が所定高さ位置に
取付けられている。揚高センサ14は近接スイッチから
なり、インナマスト3b側に固定された被検出部(図示
せず)を検出することにより、フォーク6の揚高が設定
値H0 以上でオンとなり、設定値H0 未満でオフとなる
ようになっている。この実施の形態では設定値H0 が最
大揚高Hmax のほぼ2分の1の高さに設定されている。
【0024】車体フレーム2にはマスト角度検出手段と
しての回転式のポテンショメータ15が設けられてい
る。ポテンショメータ15はティルトシリンダ9の基端
を回動可能に支持する支持部に設けられ、ティルトシリ
ンダ9に突設されたピン16を挟持する回動片15aを
備えている。そして、ピストンロッド9aの伸縮に伴っ
てティルトシリンダ9とともに回動片15aが回動し
て、回動片15aの回動量に対応した検出信号(電圧)
をポテンショメータ15が出力する。この実施の形態で
はポテンショメータ15は、マスト3が最前傾位置に配
置された状態で出力電圧が最も小さく、最後傾位置に配
置された状態で出力電圧が最も大きくなり、その間は回
動量に比例して出力電圧が変化するようになっている。
【0025】リフトシリンダ4にはフォーク6の積載荷
重を検出する積載荷重検出手段としての圧力センサ17
が設けられている。圧力センサ17はリフトシリンダ4
の内部の油圧を検出し、フォーク6の積載荷重に対応し
た検出信号を出力する。
【0026】図4に示すように、ティルトレバー13の
近傍には前傾操作検知手段としての前傾検出スイッチ1
8と、後傾操作検知手段としての後傾検出スイッチ19
とが設けられている。両検出スイッチ18,19はマイ
クロスイッチからなり、前傾検出スイッチ18はティル
トレバー13が前傾位置にあるときはオンに、それ以外
の位置にあるときはオフとなる。後傾検出スイッチ19
はティルトレバー13が後傾位置にあるときはオンに、
それ以外の位置にあるときはオフとなる。両検出スイッ
チ18,19によりティルト操作検出手段が構成されて
いる。従って、ティルト操作検出手段はティルトレバー
13がティルト操作位置に操作されるとオン信号を出力
する。
【0027】また、ティルトレバー13の上部には操作
スイッチ13aが設けられている。操作スイッチ13a
は自動水平操作を行う場合に使用するものであって、操
作スイッチ13aは押圧操作(押下)されている状態で
オン信号を出力し、押圧操作が解除された状態ではオフ
信号を出力するようになっている。
【0028】次にリフトシリンダ4及びティルトシリン
ダ9を駆動するための油圧回路を図5に従って説明す
る。図5に示すように、リフトシリンダ4のボトム室4
bは管路20を介してリフト用制御弁21に接続されて
いる。リフト用制御弁21には手動操作の7ポート3位
置切換弁が使用され、フォーク6の昇降及び停止を指示
するリフトレバー12の上昇、中立及び下降操作位置に
対応して、a,b,cの3つの状態に切換可能となって
いる。手動操作の方向切換弁としてのティルト用制御弁
22には6ポート3位置切換弁が使用され、フォーク6
の傾動及び停止を指示するティルトレバー13の前傾、
中立及び後傾操作位置に対応して、c,b,aの3つの
状態に切換可能となっている。
【0029】各シリンダ4,9にオイルタンク23内の
作動油を供給する油圧ポンプ24はエンジンE(図3に
図示)により駆動される。油圧ポンプ24は作動油供給
用管路25を介してリフト用制御弁21のポートP1 に
接続されている。作動油供給用管路25には油圧ポンプ
24から供給される作動油を荷役装置側(リフトシリン
ダ4及びティルトシリンダ9)と、パワーステアリング
用バルブ26側とに分流するフローデバイダ27が設け
られている。作動油供給用管路25はフローデバイダ2
7より下流側において分岐された分岐管路25a,25
bを介してポートP2 ,ポートP3 にそれぞれ接続され
ている。作動油供給用管路25はリリーフ弁28が設け
られた管路29aを介して戻り管路30に接続されてい
る。リフト用制御弁21はポートT1 において戻り管路
30に、ポートA1 において管路20に、ポートA2 に
おいて管路29bに、ポートA3 において管路31にそ
れぞれ接続されている。管路29bは戻り管路30に接
続されるとともに、途中にリリーフ弁32が設けられて
いる。リリーフ弁32の設定圧力はリリーフ弁28の設
定圧力より小さな値に設定されている。
【0030】油圧ポンプ24は作動油供給用管路25か
ら分岐した作動油供給用管路33を介してティルト用制
御弁22のポートP11に接続されている。ティルト用制
御弁22のポートP12には管路31が接続されている。
ティルト用制御弁22はポートT11において戻り管路3
0aに、ポートT12において戻り管路30bにそれぞれ
接続されている。ティルト用制御弁22はポートA11に
おいて管路34aに、ポートA12において管路34bに
それぞれ接続されている。管路34aはティルトシリン
ダ9のロッド室9bに、管路34bはボトム室9cにそ
れぞれ接続されている。
【0031】管路34aの途中には制御弁35及びパイ
ロット操作逆止弁36が設けられている。パイロット操
作逆止弁36は制御弁35とロッド室9bとの間に、ロ
ッド室9b側から制御弁35側への作動油の流れを規制
する状態に、即ち順方向がロッド室9bに向かう側とな
るように設けられている。制御弁35は1方弁であっ
て、管路34aを開閉する直動式のスプールを備えてい
る。制御弁35は常時閉弁型の制御弁であって、パイロ
ット油圧により作動する2ポート2位置の弁が使用さ
れ、バネ37のバネ力により管路34aを閉鎖するa位
置と、管路34aを連通するb位置とに切換可能となっ
ている。前記スプールにはb位置に配置されたときに、
管路34aを連通させる通路38が形成され、同通路3
8はオリフィスを備えている。制御弁35及びパイロッ
ト操作逆止弁36へのパイロット圧は比例ソレノイド弁
39により供給される。制御弁35及び比例ソレノイド
弁39により、ティルトシリンダ9とティルト用制御弁
22とを接続する管路34aの開閉を行う電磁弁が構成
されている。
【0032】前記パイロット操作逆止弁36及び比例ソ
レノイド弁39にパイロット圧を供給するパイロット圧
供給手段は、作動油供給用管路25のフローデバイダ2
7より上流側において作動油供給用管路25から分岐さ
れたパイロット圧供給用管路40により構成されてい
る。パイロット圧供給用管路40の途中には減圧弁41
及びフィルタ42が設けられている。
【0033】比例ソレノイド弁39は、そのタンクポー
トT2が戻り管路30aに接続され、Aポートがパイロ
ット圧供給用管路40に接続されている。また、比例ソ
レノイド弁39のBポートは制御弁35のスプールの一
端に設けられた圧力室(図示しない)に連通されてい
る。なお、前記制御弁35において、スプールの他端側
の圧力室(図示しない)は、戻り管路30に連通されて
いる。
【0034】比例ソレノイド弁39は、常時閉鎖型のソ
レノイド弁であって、そのソレノイドが消磁されている
ときには、バネ43によりにBポートとタンクポートT
2とが連通されている。また、比例ソレノイド弁39は
スプールの作動量が、励磁のために供給される電流に比
例するように構成されており、ソレノイドが励磁された
ときにスプールが作動してAポートとBポートとが連通
し、同スプールの作動位置にて設定されるパイロット圧
を制御弁35のスプールに供給する。このパイロット圧
により、制御弁35のスプールがバネ37のバネ力に抗
して移動されるようになっている。
【0035】なお、リフト用制御弁21、ティルト用制
御弁22、パイロット操作逆止弁36、リリーフ弁2
8,32、制御弁35、比例ソレノイド弁39及び減圧
弁41は1個のハウジング内に形成されて、全体として
1個のコントロールバルブ44を構成している。
【0036】次に、この油圧回路を制御する電気的構成
を説明する。図2に示すように、制御弁35の開度、即
ち比例ソレノイド弁39の出力パイロット圧を制御する
制御装置45は、マイクロコンピュータ46、アナログ
デジタル変換回路(A/D変換回路)47及びソレノイ
ド駆動回路48を備えている。マイクロコンピュータ4
6は、演算手段としての中央処理装置(以下、CPUと
いう)49と、読出し専用メモリ(ROM)50aと、
記憶手段としてのEEPROM(電気的に書き替え可能
なROM)50bと、読出し及び書替え可能なメモリ
(RAM)51と、カウンタ52と、クロック回路53
と、入力インタフェース54と、出力インタフェース5
5とを備えている。CPU49は制御手段として機能す
る。カウンタ52はクロック回路53のクロック信号を
カウントすることによりタイマとしての役割を果たし、
CPU49からのリセット信号でリセットされるように
なっている。
【0037】ROM50aには各種制御プログラム及び
制御プログラムを実行する際に必要なデータが記憶(格
納)されている。また、EEPROM50bには前傾角
度規制制御プログラムを実行するのに必要なデータとし
て、揚高及び積載荷重と最大許容前傾角度との関係を表
すマップ又は関係式が記憶されている。マップは例え
ば、図6に示すように、高揚高の場合(実線)と低揚高
の場合(破線)との2種類あり、積載荷重0の場合はい
ずれの場合もティルトシリンダ9の最大伸長状態に対応
する最大前傾角度が最大許容前傾角度θmax (例えば6
°)となる。一方、積荷がある場合は最大許容前傾角度
が高揚高と低揚高とで異なる。高揚高の場合は積載荷重
の増加とともに最大許容前傾角度が小さくなり、低揚高
の場合はある荷重までは最大許容前傾角度が最大許容前
傾角度θmax となるとともに、それを超えると積載荷重
の増加とともに最大許容前傾角度が小さくなる。しか
し、最大許容前傾角度は高揚高の場合より大きな値とな
る。低揚高及び高揚高時の最大許容前傾角度の最小値
は、揚高センサ14の取付位置、即ち、高揚高か低揚高
かの判断基準値により変化するが、最大荷重Mmax での
高揚高時の最大許容前傾角度の最小値θmin は2°程度
に設定される。
【0038】CPU49はA/D変換回路47及び入力
インタフェース54を介してポテンショメータ15及び
圧力センサ17にそれぞれ接続されている。CPU49
は入力インタフェース54を介してシートスイッチ10
a、操作スイッチ13a、揚高センサ14、前傾検出ス
イッチ18及び後傾検出スイッチ19にそれぞれ接続さ
れている。CPU49は出力インタフェース55を介し
てソレノイド駆動回路48に接続されている。
【0039】CPU49は前記各センサ14,15,1
7及び各スイッチ10a,13a,18,19の出力信
号を入力するとともに、ROM50aに記憶された各種
制御プログラムに従って動作し、ティルトシリンダ9の
作動時に、ソレノイド駆動回路48を介して比例ソレノ
イド弁39への制御指令信号を出力する。
【0040】CPU49はシートスイッチ13aからの
オン信号と、前傾検出スイッチ18又は後傾検出スイッ
チ19からのオン信号とを入力したときに比例ソレノイ
ド弁39への作動信号(励磁信号)を出力可能な状態と
なっている。即ち、運転席10及びシートスイッチ10
aは所謂デッドマンシートを構成している。しかし、C
PU49はシートスイッチ10aからの出力信号がオン
からオフに変化しても所定時間はオン状態として比例ソ
レノイド弁39への作動信号を出力するようになってい
る。所定時間とは作業者が前方確認などのため、一時的
に中腰で作業を行ってもその間にティルト動作を中断さ
せないための長さの時間(例えば1〜7秒程度)であ
り、この実施の形態では5秒に設定されている。
【0041】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。エンジンEが作動されて油圧ポンプ24が駆
動されると、オイルタンク23内の作動油が作動油供給
用管路25へ吐出される。従って、パイロット圧を供給
するパイロット圧供給用管路40は、油圧ポンプ24が
駆動されるとすぐにパイロット圧が供給可能な状態とな
る。
【0042】リフトレバー12を中立位置から上昇操作
すると、リフト用制御弁21のスプールがa位置に配置
されて分岐管路25aと管路20とが連通される。そし
て、油圧ポンプ24から吐出される作動油がリフトシリ
ンダ4のボトム室4bに供給され、リフトシリンダ4が
伸長してフォーク6が上昇する。リフトレバー12を下
降操作すると、リフト用制御弁21のスプールがc位置
に配置される。そして、管路20と戻り管路30、作動
油供給用管路25と管路31、分岐管路25bと管路2
9bとがそれぞれ連通状態となり、ボトム室4bの作動
油がオイルタンク23へと戻されて、リフトシリンダ4
が収縮してフォーク6が下降する。
【0043】ティルト用制御弁22はティルトレバー1
3が中立位置にあるときは図5のb位置に配置され、両
管路34a,34bと作動油供給用管路33及び戻り管
路30aとの連通を遮断して、ティルトシリンダ9内の
作動油の移動を阻止する状態に保持される。従って、マ
スト3は所望の傾動角度の状態に保持される。
【0044】ティルト用制御弁22はティルトレバー1
3の前傾操作に基づいてc位置に配置され、作動油供給
用管路33と管路34bとを連通させるとともに、管路
34aを戻り管路30aと連通させる状態になってティ
ルトシリンダ9を伸長可能とする。ティルト用制御弁2
2は、ティルトレバー13の後傾操作に基づいてa位置
に配置され、作動油供給用管路33と管路34aとを、
戻り管路30aと管路34bとをそれぞれ連通させる状
態となってティルトシリンダ4を収縮可能とする。
【0045】CPU49は図1のフローチャートに従っ
て比例ソレノイド弁39への励磁信号をソレノイド駆動
回路48に出力する。即ち、CPU49はステップS1
でシートスイッチ10aからオン信号が出力されている
か否かを判断し、オン信号が出力されていればステップ
S2に進む。ステップS2でCPU49は前傾検出スイ
ッチ18又は後傾検出スイッチ19からオン信号が出力
されているか否かを判断し、オン信号が出力されていれ
ばステップS3に進んでソレノイド駆動回路48にソレ
ノイド駆動指令(励磁指令)を出力する。
【0046】ステップS1でシートスイッチ10aがオ
フであれば、CPU50はステップS4に進み、カウン
タ52のカウント値から所定時間t経過したか否かを判
断する。即ち、カウント値が所定時間t(この実施の形
態では5秒)に対応する値Ct以上か否かを判断する。
ステップS4でカウント値がCt以上即ち所定時間t以
上経過していれば、ステップS5に進み、CPU49は
ソレノイド駆動回路48にソレノイド消磁指令を出力し
た後、カウンタ52にリセット信号を出力する。従っ
て、カウンタ52がリセットされて再び0からカウント
を開始する。
【0047】ステップS4でカウント値がCt未満であ
ればステップS2に進む。ステップS2で両検出スイッ
チ18,19からオン信号が出力されていない場合は、
CPU49はステップS5に進む。ここで、Ctはカウ
ンタ52により時間に応じて積算されていく。
【0048】即ち、CPU49は両検出スイッチ18,
19の一方と、シートスイッチ10aとからオン信号が
出力されていれば、ソレノイド駆動回路48に比例ソレ
ノイド弁39の励磁指令を出力する。また、シートスイ
ッチ10aからオン信号が出力されていなくても、シー
トスイッチ10aがオフになってから即ちカウンタ52
がカウントを開始してから所定時間t経過していない場
合は、オン信号が出力されている場合と同様な制御を行
う。
【0049】CPU49からソレノイド駆動回路48を
介して比例ソレノイド弁39に励磁指令電流が出力され
ると、比例ソレノイド弁39が開状態となって制御弁3
5及びパイロット操作逆止弁36にパイロット圧が供給
されて作動油が管路34aを流れることが可能な状態と
なる。その結果、ティルトレバー13の操作位置に対応
した方向に作動油が流れ、前傾又は後傾動作が行われ
る。
【0050】シートスイッチ10aからオン信号が出力
されている状態(オフになってから所定時間経過前の状
態も含む)で、CPU49に前傾検出スイッチ18のオ
ン信号が入力されると、CPU49は前傾角度規制制御
プログラムを実行する。この制御プログラムでは、CP
U49は圧力センサ17の出力信号に基づいてフォーク
6の積載荷重を演算する。また、揚高センサ14の出力
信号から揚高が高揚高か否かを判断し、その揚高及び積
載荷重に対応する最大許容前傾角度をマップ又は関係式
から演算する。そして、CPU49はポテンショメータ
15の出力信号に基づいて逐次マスト3の傾動角度を演
算するとともに、その演算結果と前記最大許容前傾角度
とを比較する。そして、その差が0になると、前傾検出
スイッチ18からオン信号が出力された状態であっても
比例ソレノイド弁39への励磁指令を停止する。その結
果、制御弁35及びパイロット操作逆止弁36へのパイ
ロット圧の供給が停止され、ロッド室9b側からティル
ト用制御弁22側への作動油の流れが阻止された状態と
なる。即ち、マスト3の前傾角度が積載荷重に対応する
最大許容前傾角度に達した時点で、作業者がティルトレ
バー13の前傾操作を中止しなくても、確実に積載荷重
に対応する最大許容前傾角度に保持される。
【0051】マスト3が最大許容前傾角度に達する前に
ティルトレバー13が中立位置に操作されると、CPU
49は前傾角度規制制御プログラムの実行を終了する。
従って、このときは、マスト3は最大許容前傾角度より
小さな前傾角度において、作業者の所望の位置で停止す
る。
【0052】次に自動水平制御について説明する。フォ
ーク6が後傾している状態から操作スイッチ13aを押
下しながらティルトレバー13の前傾操作を行うと、C
PU49には操作スイッチ13a及び前傾検出スイッチ
18からのオン信号が入力される。このときCPU49
は自動水平制御を行う。前傾検出スイッチ18からのオ
ン信号が入力されると、前記と同様に比例ソレノイド弁
39が励磁されて、パイロット操作逆止弁36はティル
トシリンダ9のロッド室9bからティルト用制御弁22
に向かう流れを許容する状態になる。また、CPU49
は操作スイッチ13aからのオン信号が入力されている
間、ポテンショメータ15の出力信号を入力し、その信
号とマストの傾動角度が0度即ちフォーク6の水平状態
を示す電圧に対応する値とを比較する。そして、ポテン
ショメータ15の出力電圧に基づく値が、フォーク6の
水平状態を表わす値(ティルト角0度)になったとき、
CPU49は消磁指令をソレノイド駆動回路48に出力
する。その結果、比例ソレノイド弁39が制御弁35及
びパイロット操作逆止弁36へのパイロット圧の供給を
阻止する位置(閉鎖位置)に切り換えられ、ロッド室9
b側からティルト用制御弁22側への作動油の流れが阻
止された状態となる。そして、前傾動作が阻止され、作
業者がティルトレバー13の前傾操作を中止しなくて
も、フォーク6が水平な状態でマスト3の傾動が停止さ
れ、フォーク6が水平状態に保持される。
【0053】一方、フォーク6が前傾している状態から
操作スイッチ13aを押下しながらティルトレバー13
の後傾操作を行うと、CPU49には操作スイッチ13
a及び後傾検出スイッチ19からのオン信号が入力され
る。このときもCPU49は自動水平制御を行う。CP
U49は操作スイッチ13aからのオン信号が入力され
ている間、ポテンショメータ15の出力信号を入力し、
その信号とマストの傾動角度が0度即ちフォーク6の水
平状態を示す電圧に対応する値とを比較する。そして、
ポテンショメータ15の出力電圧に基づく値が、ティル
ト角0度になったとき、CPU49は励磁指令をソレノ
イド駆動回路48に出力する。その結果、比例ソレノイ
ド弁39が閉鎖位置に切り換えられ、管路42aが遮断
されて後傾動作が阻止される。従って、作業者がティル
トレバー13の後傾操作を中止しなくても、フォーク6
が水平な状態でマスト3の傾動が停止され、フォーク6
が水平状態に保持される。
【0054】この実施の形態では以下の効果を有する。 (イ) ティルトシリンダ9への作動油の供給制御を、
ティルトシリンダ9への作動油の供給、排出方向を切換
える手動操作の方向切換弁(ティルトレバー13)と、
電磁弁との共同で行う。従って、作業者が従来の手動操
作弁とほぼ同様な操作でティルト動作を実施でき、しか
も、必要に応じて制御弁35及びパイロット操作逆止弁
36が制御されて自動水平制御や前傾角度規制制御等を
行うことができるので、熟練者でなくてもフォーク6を
水平にする作業あるいは高揚高での前傾動作を簡単に行
うことができる。
【0055】(ロ) 作業者が操縦位置に居ないとき
に、ティルト動作が行われるのを防止するために所謂デ
ッドマンシートを装備したが、制御手段(CPU49)
はシートスイッチ10aがオフになっても所定時間はオ
ン信号が継続しているのと同じ条件で制御を行う。従っ
て、デッドマンシートの役割に支障を来さずに、中腰な
ど正常な姿勢以外の姿勢で一時的に作業を行うことがで
き、作業性が向上する。
【0056】(ハ) 制御弁35の開度が比例ソレノイ
ド弁39を介して供給されるパイロット圧により制御可
能なため、比例ソレノイド弁39に供給される指令電流
量を変更することにより制御弁35の開度を容易に制御
できる。従って、前傾角度規制制御時や自動水平制御時
に、マスト3の角度が所定の角度に近づくまでは傾動速
度(ティルト速度)を速く(制御弁35の開度を大き
く)して、所定角度に近づいた時点で減速する(制御弁
35の開度を小さくする)ことが容易になる。その結
果、停止時のショックを小さくできるとともに所定位置
に精度良く停止させることができ、しかも、ティルト動
作の時間を短くできる。また、ティルト動作時の前傾速
度や後傾速度を制御することも容易になる。
【0057】(ニ) スプール弁は大きな圧が加わった
状態では摺動面から作動油が漏れるが、前傾停止状態で
はティルト用制御弁22とロッド室9bとを接続する管
路34aに設けられたパイロット操作逆止弁36が閉鎖
状態となるため、ティルト用制御弁22に大きな圧が作
用しない。従って、所定の前傾位置にマスト3を長時間
保持する際に、ティルト用制御弁22からの作動油の漏
れが防止され、確実に所定の前傾角度に保持される。ま
た、制御弁35からの作動油の漏れも防止される。
【0058】(ホ) 傾動角度検出手段(ポテンショメ
ータ15)からはマスト3の基準位置からの傾動量に対
応した電圧が出力されるため、出力電圧の変化量により
傾動角の変化を容易に検出できる。
【0059】(ヘ) 揚高を高揚高か否かの2段階で判
断して最大許容前傾角度を設定するため、CPU49の
演算が容易になる。なお、実施の形態は前記両実施の形
態に限定されるものではなく、例えば、次のように具体
化してもよい。
【0060】○ シートスイッチ10aは運転席10に
作業者が着座しているか否かを検出可能で検出時と被検
出時とで異なる信号を出力するものであればよく、近接
スイッチや光スイッチを使用してもよい。また、着座検
出手段としてシートスイッチ10aに代えて、運転席1
0に着座した作業者の足が所定の位置にあるか否かで着
座を検出する構成のものを使用してもよい。
【0061】○ フォークリフト1は必ずしも運転席1
0がなく、作業者が立った状態で操縦を行う構成でもよ
い。 ○ 制御弁35及びパイロット操作逆止弁36へのパイ
ロット圧の供給制御を比例ソレノイド弁39に代えて、
オン・オフソレノイド弁で行う構成としてもよい。例え
ば、図7に示すようにオン・オフソレノイド弁56は、
制御弁35及びパイロット操作逆止弁36にパイロット
圧を供給する管路57を、パイロット圧供給用管路40
に連通させる位置と、前記管路57を戻り管路30に接
続された管路58に連通させる位置とに切換可能に設け
られている。オン・オフソレノイド弁56はオフ状態に
おいて管路57をパイロット圧供給用管路40に連通さ
せる位置に保持され、オン状態において管路57を管路
58を介して戻り管路30に連通させる位置に保持され
るようになっている。この場合、制御弁35の開度調整
はできないが、前傾角度規制制御、自動水平制御は前記
実施の形態と同様に実施できるとともに、構成及び制御
が簡単になる。
【0062】○ マスト角度検出手段はマスト3の基準
位置からの傾動角度を検出可能なものであればよく、テ
ィルトシリンダ9の回動角を検出する回転式のポテンシ
ョメータ15に限らず、例えば、ティルトシリンダ9の
伸縮量、即ちピストンロッド9aの突出量を検出するリ
ニアポテンショメータを使用してもよい。また、マスト
3とともに回動する軸の回動角度をポテンショメータや
ロータリエンコーダで検出する構成としてもよい。
【0063】○ パイロット操作逆止弁36を省略して
もよい。パイロット操作逆止弁36がない場合は、制御
弁35をボトム室9cとティルト用制御弁22を接続す
る管路34bに設けてもよい。パイロット操作逆止弁3
6がない場合は、前傾状態での制御弁35及びティルト
用制御弁22からの作動油の漏れが防止されないため、
制御弁35を両管路34a,34bのいずれの側に設け
ても同じ作用となる。
【0064】○ パイロット圧操作される制御弁35に
代えて、オン・オフソレノイド弁を使用するとともに、
パイロット操作逆止弁を省略する。この場合、パイロッ
ト圧供給手段が不要になり、構成が簡単になる。 ○ 揚高センサ14は被検知部が有るか否かを検知でき
るセンサであればよく、近接スイッチに代えてリミット
スイッチや光スイッチを使用してもよい。
【0065】○ 高揚高か否かの2段階ではなく、揚高
センサ14を複数設けて揚高を3段階あるいは4段階以
上の複数段階で検出可能としたり、揚高を連続的に検出
する。そして、それに対応して積載荷重と最大許容前傾
角度との関係を示すマップの数を増やす。例えば3段階
で検出する場合、マップを低揚高用、中揚高用及び高揚
高用の3種設けるか、低揚高では前傾角度規制を行わ
ず、中揚高用及び高揚高用の2種のマップを設けて中揚
高及び高揚高で前傾角度規制を行うようにする。この場
合、揚高を2段階で最大許容前傾角度を設定する場合に
比較して最大許容前傾角度をより適正な値に設定でき
る。
【0066】○ パイロット圧供給手段を作動油供給用
管路25から分岐されたパイロット圧供給用管路40で
構成する代わりに、エンジンEで駆動される容量の小さ
な油圧ポンプを別に設け、その油圧ポンプからパイロッ
ト圧供給用管路40にパイロット圧用の作動油を供給す
る構成としてもよい。この場合、減圧弁41はなくても
よい。
【0067】○ リフト用制御弁21、ティルト用制御
弁22、制御弁35及び比例ソレノイド弁39等を一体
に形成したが、各制御弁21,22,35を別体に形成
してもよい。
【0068】○ 荷役用アタッチメントとしてフォーク
6以外のアタッチメント、例えばロール紙の運搬に使用
するロールクランプ、ブロックの運搬や高積み作業に使
用するブロッククランプ、コイル状に巻かれたワイヤ及
びケーブル等コイル状あるいは円筒状の荷の運搬に使用
するラム等を装備した産業車両に適用してもよい。
【0069】○ エンジンを駆動源とする産業車両に限
らず、バッテリを駆動源とする産業車両に適用してもよ
い。前記各実施の形態から把握できる請求項記載以外の
技術思想(発明)について、以下にその効果とともに記
載する。
【0070】(1) 請求項1〜請求項4に記載の発明
において、制御手段は傾動角度を連続的に検出可能な傾
動角度検出手段の出力信号に基づいてマスト角度を認識
する。この場合、マストの傾動角度を簡単に認識でき、
制御の自由度が増す。
【0071】(2) 請求項1又は請求項2に記載の発
明において、制御弁をオン・オフソレノイド弁とする。
この場合、パイロット圧により操作される制御弁より構
成が簡単になる。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項4
に記載の発明によれば、デッドマンシートを備えた産業
車両において、熟練者でなくてもフォークを水平にする
作業あるいは高揚高での前傾作業を簡単に行うことがで
き、しかもデッドマンシートの役割に支障を来さずに、
正常な姿勢以外の姿勢で一時的に作業を行うことができ
る。
【0073】請求項2に記載の発明によれば、作業者が
中腰の状態で一時的に作業を行ってもティルト動作が中
断せず、しかもデッドマンシートの本来目的とする役割
は確保できる。
【0074】請求項3に記載の発明によれば、制御弁の
開度を簡単に調整でき、前傾速度及び後傾速度の制御が
容易になる。請求項4に記載の発明によれば、所定の前
傾位置にマストを長時間保持する際に、方向切換弁及び
制御弁からの作動油の漏れが防止され、マストを確実に
所定の前傾角度に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 比例ソレノイド弁を駆動する判断手順を示す
フローチャート。
【図2】 制御装置の電気的構成を示すブロック図。
【図3】 フォークリフトの側面図。
【図4】 ティルトレバーの側面図。
【図5】 ティルトシリンダ及びリフトシリンダ作動用
の油圧回路図。
【図6】 前傾角度規制制御用のマップ。
【図7】 別の実施の形態の部分油圧回路図。
【符号の説明】
1…産業車両としてのフォークリフト、3…マスト、6
…荷役用アタッチメントとしてのフォーク、9…ティル
トシリンダ、10…運転席、10aてんてん作業員検出
手段及び着座検出手段としてのシートスイッチ、13…
ティルト用操作手段としてのティルトレバー、15…マ
スト角度検出手段としてのポテンショメータ、18…テ
ィルト操作検出手段を構成する前傾検出スイッチ、19
…同じく後傾検出スイッチ、22…方向切換弁としての
ティルト用制御弁、34a…管路、35…制御弁、36
…パイロット操作逆止弁、39…比例ソレノイド弁、4
9…制御手段としてのCPU。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役用アタッチメントを昇降移動させる
    マストが傾動可能に装備され、ティルトシリンダの作動
    によりマストが傾動されるとともにデッドマンシートを
    備えた産業車両において、 前記ティルトシリンダへの作動油の供給、排出方向を切
    換える手動操作の方向切換弁と、 前記方向切換弁を中立位置とティルト動作位置とに操作
    するティルト用操作手段と、 前記ティルトシリンダと前記方向切換弁とを接続する管
    路の途中に設けられるとともに前記ティルトシリンダへ
    の作動油の供給量を制御する制御弁と、 運転室の操縦位置に作業員が居るか否かを検出する作業
    員検出手段と、 前記ティルト用操作手段がティルト操作位置に操作され
    たか否かを検出するティルト操作検出手段と、 前記作業員検出手段からの作業員検出信号及び前記ティ
    ルト操作検出手段からのティルト操作検出信号を入力し
    たときに前記制御弁への作動信号を出力可能な状態とな
    り、前記作業員検出手段からの作業員検出信号が検出状
    態から非検出状態に変化しても所定時間は検出状態とし
    て前記制御弁の制御を行い、前記ティルトシリンダの作
    動時にマスト角度が所定の角度になったとき、前記制御
    弁を閉鎖させる制御指令を出力する制御手段とを備えた
    産業車両のシリンダ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記作業員検出手段は運転席への作業員
    の着座状態を検出する着座検出手段である請求項1に記
    載の産業車両のシリンダ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御弁はパイロット圧で切換操作さ
    れるとともに、パイロット圧が比例ソレノイド弁で制御
    される構成である請求項1又は請求項2に記載の産業車
    両のシリンダ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御弁は前記方向切換弁と前記ティ
    ルトシリンダのロッド室とを接続する管路に設けられ、
    該管路には前記制御弁と前記ロッド室との間に順方向が
    ロッド室に向かう側となるパイロット操作逆止弁が設け
    られ、該パイロット操作逆止弁は前記制御弁が開状態と
    なるとき逆方向の流れを許容する状態に制御される請求
    項3に記載の産業車両のシリンダ制御装置。
JP9341286A 1997-12-11 1997-12-11 産業車両のシリンダ制御装置 Pending JPH11171494A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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