JPH0756314Y2 - フォークリフトの制御装置 - Google Patents

フォークリフトの制御装置

Info

Publication number
JPH0756314Y2
JPH0756314Y2 JP1041991U JP1041991U JPH0756314Y2 JP H0756314 Y2 JPH0756314 Y2 JP H0756314Y2 JP 1041991 U JP1041991 U JP 1041991U JP 1041991 U JP1041991 U JP 1041991U JP H0756314 Y2 JPH0756314 Y2 JP H0756314Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
flow rate
hydraulic
operation amount
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1041991U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04100198U (ja
Inventor
完治 青木
幸夫 内山
利幸 緑川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1041991U priority Critical patent/JPH0756314Y2/ja
Priority to CA 2060347 priority patent/CA2060347C/en
Priority to KR1019920001532A priority patent/KR960010453B1/ko
Priority to AU10624/92A priority patent/AU649194B2/en
Priority to EP19920300924 priority patent/EP0498611B1/en
Priority to DE1992600628 priority patent/DE69200628T2/de
Priority to ES92300924T priority patent/ES2067295T3/es
Priority to US07/830,570 priority patent/US5184699A/en
Publication of JPH04100198U publication Critical patent/JPH04100198U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0756314Y2 publication Critical patent/JPH0756314Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/20Means for actuating or controlling masts, platforms, or forks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/20Means for actuating or controlling masts, platforms, or forks
    • B66F9/24Electrical devices or systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86574Supply and exhaust
    • Y10T137/86622Motor-operated
    • Y10T137/8663Fluid motor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はフォークリフトの制御装
置に関し、特に作業機レバーが出力するこの作業機レバ
ーの操作量に応じた電気信号に基づき油圧系の電磁比例
制御弁の開度を制御するようにした電子制御式のフォー
クリフトに適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトは、積載した荷物を上下
させるマストを車体の前方に備え、場所間の移動ができ
るようにした荷役用の産業車両である。
【0003】上記フォークリフトは、従来の機械式のフ
ォークリフトに代わり、すなわち操作レバーの操作量を
機械式のリンク機構を介して制御弁に伝達し、この制御
弁の開度を制御して油量を制御することにより昇降等の
スピードを調整するようにしたものに代わり、格段に軽
い操作力で作業機レバーを操作することにより所定の制
御を行なうことができるようにした電子制御式のものが
急速に普及している。
【0004】図6は従来技術に係る電子制御式のフォー
クリフトの制御装置を油圧系とともに示すブロック線図
である。同図に示すように、作業機レバー01a,01
bは、昇降用及びチルト用の油圧シリンダ02a,02
bの動作を夫々制御するためのものであり、その操作量
に応じた電気信号であるレバー操作信号をコントローラ
03に送出するようになっている。これら作業機レバー
01a,01bは、フォークリフトの運転席に座ったオ
ペレータが容易に操作し得るよう、運転席の近傍に配設
してある。コントローラ03はレバー操作信号を処理し
て電磁比例制御弁04a,04bの開度を制御する電気
信号である流量制御信号を送出する。電磁比例制御弁0
4a,04bは、流量制御信号の電流値に応じ、パイロ
ット圧を介してスプールが移動することにより開度を調
整して油圧管路05a,05bを流れる圧油の流量を制
御するようになっている。
【0005】このとき流量制御信号は、作業機レバー0
1a,01bの操作量に対して図7に示すような特性を
もつようにしている。同図に示すように、このときの特
性は、作業機レバー01a,01bの中立位置近傍の所
定範囲に設定した不感帯と、この不感帯を越える範
囲である作業領域とを有してしる。なお、図中、中立
点Nより右方が昇降及びチルト時の上昇及び前傾モード
であり、左方が下降及び後傾モードである。
【0006】流量制御信号は、作業機レバー01a,0
1bが作業領域にある場合に作業機レバー01a,0
1bの位置に応じた電流値信号となるが、インチング領
域においては、作業機レバー01a,01bの操作量
に対する変化量が小さく、また通常領域においては、
作業機レバー01a,01bの操作量に対する変化量が
大きいという特性を有している。このように、インチン
グ領域においては昇降量及び傾動量を比較的小さく、
通常領域においては比較的大きくすることにより、作
業性の良さと、作業速度との調和を計っている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】図8(a) は、図7に示
す特性から昇降時の上昇モードに対応する部分を抽出し
たものである。また、図8(b) は図8(a) に示す特性の
流量制御信号により電磁比例制御弁04aを制御した場
合に、油圧管路05aに流れる圧油の流量(電磁比例制
御弁04aの開度)を作業機レバー01aの操作量に対
応させて示す特性図である。
【0008】図8(b) に示す特性A,B,C,D,E
は、リフトシリンダ02aで上昇させる負荷荷重を変え
て夫々測定した結果を示すものである。すなわち、A〜
Eに向かって段階的に負荷荷重を大きくしている。
【0009】図8(b) を参照すれば明らかな通り、最も
軽負荷の場合である特性Aは、図8(a) に示す特性と相
似形となるが、負荷荷重が大きくなるにつれて電磁比例
制御弁04a動作の不感帯がAからB,C,
D,Eと広がり、その分インチング領域がAから
B,C,D,Eと狭くなっている。一方、通常
領域では最大操作量に近づくにつれて負荷荷重に基づ
く流量の差が小さくなり、最大操作量で、負荷荷重に関
係なく一定流量となる。
【0010】このように、特に作業機レバー01aの操
作量が小さいインチング領域では、流量制御信号と油
圧管路05aに実際に流れる流量との間のズレが、負荷
荷重が大きくなるにつれて増大する。これは、圧油に作
用する負荷荷重に応じて電磁比例制御弁04aのスプー
ルの移動が阻害され、しかもその程度はスプールの移動
量が小さく流量が少ない場合の方が大きいからである。
【0011】このような負荷荷重によるインチング領域
の広狭は、特にインチング領域が狭くなる高負荷時
に操作フィーリングの悪化となって作業性を阻害する。
すなわち、高負荷時には、作業機レバー01aを操作し
ても負荷はなかなか上昇せず、しかも上昇し始めるとイ
ンチング領域は短時間で通過し、すぐに作業領域に
入ってしまうので、負荷の実際の上昇はオペレータの操
作フィーリングとは異なったものとなる。
【0012】一方、負荷荷重に関係なく、上昇時の流量
を一定に保持し、良好な操作性を確保し得るものとし
て、電磁比例制御弁に流量制御弁を組合せたものが、特
に建設機械等で使用されているが、この場合には別途流
量制御弁が必要となり、その分のコストアップを招来す
る。
【0013】本考案は、上記従来技術に鑑み、流量制御
弁を使用することなく、各負荷荷重に対して均一なイン
チング特性を得ることができるフォークリフトの制御装
置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本考
案の構成は、
【0015】操作量に応じた電気信号であるレバー操作
信号を送出する作業機レバーと、前記操作量が比較的小
さい領域であるインチング領域では操作量に対する変化
量が比較的小さく、このインチング領域に隣接し且つ操
作量が比較的大きい領域である通常領域では前記変化量
が比較的大きい電気信号である流量制御信号を、前記レ
バー操作信号に基づき形成して送出するコントローラ
と、流量制御信号に基づき開度を調整することにより油
圧管路を流れる圧油の流量を調整して油圧シリンダの動
作を制御する電磁比例制御弁とを有するフォークリフト
の制御装置において、昇降用の油圧シリンダの圧油を供
給するための油圧管路に配設され、この油圧管路を流れ
る圧油の圧力を検出してこの圧力を表わす電気信号であ
る油圧信号を送出する油圧検出手段と、インチング領域
においては、油圧信号に基づき検出する昇降用の油圧シ
リンダに対する負荷荷重に応じ、同一操作量でも負荷荷
重が大きい場合が、より大きい予め定めた値となる流量
制御信号を送出するコントローラとを有すること及び、
【0016】操作量に応じた電気信号であるレバー操作
信号を送出する作業機レバーと、前記操作量が比較的小
さい領域であるインチング領域では操作量に対する変化
量が比較的小さく、このインチング領域に隣接し且つ操
作量が比較的大きい領域である通常領域では前記変化量
が比較的大きい電気信号である流量制御信号を、前記レ
バー操作信号に基づき形成して送出するコントローラ
と、流量制御信号に基づき開度を調整することにより油
圧管路を流れる圧油の流量を調整して油圧シリンダの動
作を制御する電磁比例制御弁とを有するフォークリフト
の制御装置において、インチング領域においては、予め
設定した操作量毎に、段階的に増大するとともに同一傾
斜で変化する流量制御信号を送出するコントローラとを
有することを特徴とする。
【0017】
【作用】上記構成の第1の考案によれば、インチング領
域においては、負荷荷重に応じた、すなわち負荷荷重が
大きいときにはそれに対応して大きい値に設定した流量
制御信号により電磁比例制御弁が制御される。この結
果、負荷荷重の如何にかかわらず電磁比例制御弁の開度
は作業機レバーの操作量に対応して一定となる。
【0018】また、上記構成の第2の考案によれば、イ
ンチング領域においては、流量制御信号が同一傾斜で段
階的に増大する特性を有しているので、負荷荷重が大き
くても、これを上昇させるに見合うだけの流量制御信号
が電磁比例制御弁に供給される。この結果、負荷荷重の
如何にかかわらずある程度の期間は継続するインチング
領域領域を確保し得る。
【0019】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
【0020】図4は本実施例を適用するフォークリフト
の一例を示す傾斜図である。同図に示すように、リフト
シリンダ1は、左右一対のアウターマスト2に固定さ
れ、ピストンロッド1aの伸縮に伴ないアウターマスト
2をガイドとして左右一対のインナーマスト3を昇降す
るようになっている。このとき、アウターマスト2は車
体6の前方でこの車体6に固定してある。この結果、イ
ンナーマスト3の昇降に伴ないチェーン(図示せず)に
懸架してあるブラケット5及び直接荷物を積載するフォ
ーク4からなる昇降部が昇降する。
【0021】チルトシリンダ7は、アウターマスト2及
びインナーマスト3とともに昇降部を前方(反車体6
側)及び後方(車体6側)に傾動するためのものであ
る。すなわち、荷降ろしの場合には前方に傾動するとと
もに、荷上げ及び荷物の運搬時には後方に傾動し、夫々
の作業性を良好に保つとともに安全性も確保するように
なっている。
【0022】作業機レバー8a,8bは、これらをオペ
レータが操作することによりコントローラ9及び電磁比
例制御弁10を介してリフトシリンダ1及びチルトシリ
ンダ7の動作を制御するものであり、緊急停止を行なう
ための安全スイッチ11とともにジョイステックボック
ス12に収納してある。作業機レバー8c,8d,8e
は各種のアタッチメント、例えばロールクランプ、ベー
ルクランプ等を取付けた場合に対処するためのものであ
る。シートスイッチ13は運転席14にオペレータが坐
ったとき動作するスイッチでその出力信号はコントロー
ラ9に送出する。
【0023】図5は上記フォークリフトの制御装置の一
例を示すブロック線図である。同図中、図4と同一部分
には同一番号を付し重複する説明は省略する。
【0024】図5に示すように、作業機レバー8a,8
bは、ポテンショメータで形成してあり、電流値が操作
量に比例するレバー操作信号S1 をコントローラ9に送
出する。コントローラ9は、レバー操作信号S1 に基づ
き電磁比例制御弁10のスプールの開度を調整する流量
制御信号S2 を送出する。電磁比例制御弁10は流量制
御信号S2 の大きさに比例してそのスプールが内部パイ
ロット方式の油圧系のパイロット圧を介して移動するこ
とにより、油圧管路15を流れる圧油の流量を制御して
リフトシリンダ1及びチルトシリンダ7の動作速度を作
業機レバー8a,8bの操作量に対応するよう制御す
る。
【0025】油圧センサ16は油圧管路15に配設して
あり、この油圧管路15の圧油の圧力を表わす油圧信号
3 を送出する。
【0026】コントローラ9は油圧信号S3 を処理して
リフトシリンダ1及びチルトシリンダ7に作用する負荷
荷重を演算する。さらに、コントローラ9は、警告灯1
7とともにコンソールボックス18に納めてあるスター
タスイッチ19の投入によりバッテリ20から電力を供
給されて動作するとともに、安全スイッチ11を操作し
たとき及びシートスイッチ13が動作していないときに
は流量制御信号S2 の電流値を零として電磁比例制御弁
10の開度を零にするよう制御する。
【0027】なお、図中、21は油圧ポンプ、22は作
動油源である。また、電磁比例制御弁10、油圧管路1
5、油圧センサ16等の油圧系の部品は作業機レバー8
a〜8eの数に対応する数だけ設けてある。本実施例
は、昇降及びチルト動作を行なわせるべく昇降及びチル
ト用の2個の作業機レバー8a,8bを有しているの
で、2系統の油圧系を設けている。
【0028】図1は本実施例の主要部を抽出した制御装
置を示すブロック線図である。同図中、図4及び図5と
同一部分には同一番号を付し重複する説明は省略する。
【0029】図1に示すように、作業機レバー8aが送
出するレバー操作信号S1 は制御量抽出手段23に供給
される。制御量抽出手段23は、負荷荷重演算部25で
演算した負荷荷重を表わす負荷荷重信号S4 に基づき、
操作量/制御量対応テーブル24を参照してレバー操作
信号S1 に対応する電磁比例制御弁10の制御量を表わ
す流量制御信号S2 を送出する。負荷荷重演算部25
は、油圧センサ16で検出した油圧管路15の圧油の圧
力を表わす油圧信号S3 に基づき、リフトシリンダ1に
作用する負荷荷重を演算するものである。
【0030】上記操作量/制御量対応テーブル24に
は、リフトシリンダ1の上昇モードにおいて、図2に示
すような特性A,B,C,D,Eのテーブルが記憶して
ある。このテーブルは、インチング領域において、負
荷荷重信号S4 に応じた5種類の値の流量制御信号S2
を有しており、負荷荷重に対応する何れか一つの特性A
〜Eを選択し得るようになっている。すなわち、特性A
が最も軽負荷の場合で、負荷荷重が大きくなるにつれ、
特性B,C,Dの順に段階的に切替えて選択し、最も重
負荷の場合に特性Eを選択する。これら特性A〜Eは、
図8(b) の特性A〜Eを与える負荷に対応させてあり、
負荷荷重が大きい程、作業機レバー8aの操作量が同じ
であっても流量制御信号S2 の電流値は大きくなる。
【0031】制御量出力手段26は、制御量抽出手段2
3が送出する流量制御信号S2 を電磁比例制御弁10に
送出する。
【0032】上記実施例によれば、負荷荷重が大きい場
合には、それに見合うだけの電流値の流量制御信号S2
が電磁比例制御弁10に供給されるので、負荷荷重に応
じた圧油の反作用により相対的に大きな力でスプールの
移動を阻害されてつつも、所定開度を保持すべく開度を
調整する。したがって、負荷荷重の如何にかかわらず作
業機レバー8aの同一操作量に対応する電磁比例制御弁
10の開度は、略一定となり、現実の操作フィーリング
を忠実に再現するインチング特性が得られる。
【0033】前記操作量/制御量対応テーブル24に記
憶するテーブルは、リフトシリンダ1の上昇モードにお
いて、図3に示すような特性のテーブルでも良い。この
テーブルは、インチング領域において、予め設定した
操作量α毎に流量制御信号S2 の値が段階的に増大する
とともに、同一傾斜で変化するようにしたものである。
【0034】本実施例によれば、重負荷の場合でも、操
作量α毎にインチング領域において相対的に大きな値
の電流値となる領域が存在することとなり、何れかの段
階で負荷荷重に対応して必要な電流値の流量制御信号S
2 を電磁比例制御弁10に供給することができることと
なり、作業機レバー8aのインチング操作に対応する所
定の動作をリフトシリンダ1に行なわせることができ
る。すなわち、重負荷の場合には圧油の流量におけるイ
ンチング領域A〜E(図8(b) 参照)が従来よりも
広くなる。
【0035】図2、図3中、図8(a) と同一部分には同
一符号を付している。
【0036】なお、図1に示す実施例は上昇時の制御に
適用した場合であるが、この場合に限定する必要はな
く、インチング特性が負荷荷重の影響を受けるものであ
れば、例えばチルト時のチルトシリンダの制御にも勿論
適用し得る。この場合でも負荷荷重に関する情報はリフ
トシリンダの油圧センサから得るようにする。
【0037】
【考案の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに、本考案によれば、荷役の際の負荷荷重が大きい場
合でも、インチング領域で、前記負荷荷重に見合う値の
流量制御信号を電磁比例制御弁に供給することができる
ので、負荷荷重の如何にかかわらず、作業機レバーの操
作フィーリングに一致するインチング特性が得られ、操
作制御のよい荷役作業が保障される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る制御装置の主要部を抽出
して示すブロック線図である。
【図2】本考案の第1の実施例に係る流量制御信号の特
性を示すグラフである。
【図3】本考案の第2の実施例に係る流量制御信号の特
性を示すグラフである。
【図4】本考案の実施例を適用するフォークリフトを示
す斜視図である。
【図5】本考案の実施例に係る制御装置の全体を示すブ
ロック線図である。
【図6】従来技術に係るフォークリフトの制御装置を示
すブロック線図である。
【図7】図6に示す制御装置における作業機レバーの操
作量と流量制御信号との関係を示すグラフである。
【図8】図6に示す制御装置における作業機レバーの操
作量と流量制御信号及び流量との関係を対比させて示す
グラフである。
【符号の説明】
1 リフトシリンダ 7 チルトシリンダ 8a,8b 作業機レバー 9 コントローラ 10 電磁比例制御弁 15 油圧管路 16 油圧センサ S1 レバー操作信号 S2 流量制御信号 インチング領域 通常領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 緑川 利幸 神奈川県相模原市田名3000番地 エム・エ イチ・アイさがみハイテック株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−81897(JP,A)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作量に応じた電気信号であるレバー操
    作信号を送出する作業機レバーと、前記操作量が比較的
    小さい領域であるインチング領域では操作量に対する変
    化量が比較的小さく、このインチング領域に隣接し且つ
    操作量が比較的大きい領域である通常領域では前記変化
    量が比較的大きい電気信号である流量制御信号を、前記
    レバー操作信号に基づき形成して送出するコントローラ
    と、流量制御信号に基づき開度を調整することにより油
    圧管路を流れる圧油の流量を調整して油圧シリンダの動
    作を制御する電磁比例制御弁とを有するフォークリフト
    の制御装置において、昇降用の油圧シリンダの圧油を供
    給するための油圧管路に配設され、この油圧管路を流れ
    る圧油の圧力を検出してこの圧力を表わす電気信号であ
    る油圧信号を送出する油圧検出手段と、インチング領域
    においては、油圧信号に基づき検出する昇降用の油圧シ
    リンダに対する負荷荷重に応じ、同一操作量でも負荷荷
    重が大きい場合が、より大きい予め定めた値となる流量
    制御信号を送出するコントローラとを有することを特徴
    とするフォークリフトの制御装置。
  2. 【請求項2】 操作量に応じた電気信号であるレバー操
    作信号を送出する作業機レバーと、前記操作量が比較的
    小さい領域であるインチング領域では操作量に対する変
    化量が比較的小さく、このインチング領域に隣接し且つ
    操作量が比較的大きい領域である通常領域では前記変化
    量が比較的大きい電気信号である流量制御信号を、前記
    レバー操作信号に基づき形成して送出するコントローラ
    と、流量制御信号に基づき開度を調整することにより油
    圧管路を流れる圧油の流量を調整して油圧シリンダの動
    作を制御する電磁比例制御弁とを有するフォークリフト
    の制御装置において、インチング領域においては、予め
    設定した操作量毎に、段階的に増大するとともに同一傾
    斜で変化する流量制御信号を送出するコントローラとを
    有することを特徴とするフォークリフトの制御装置。
JP1041991U 1991-02-05 1991-02-05 フォークリフトの制御装置 Expired - Lifetime JPH0756314Y2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1041991U JPH0756314Y2 (ja) 1991-02-05 1991-02-05 フォークリフトの制御装置
CA 2060347 CA2060347C (en) 1991-02-05 1992-01-30 Control device for forklift
AU10624/92A AU649194B2 (en) 1991-02-05 1992-01-31 A control device for forklift
KR1019920001532A KR960010453B1 (ko) 1991-02-05 1992-01-31 포오크리프트의 제어장치
EP19920300924 EP0498611B1 (en) 1991-02-05 1992-02-04 A control device for forklifts
DE1992600628 DE69200628T2 (de) 1991-02-05 1992-02-04 Steuereinrichtung für Gabelstapler.
ES92300924T ES2067295T3 (es) 1991-02-05 1992-02-04 Dispositivo de control para carretillas elevadoras.
US07/830,570 US5184699A (en) 1991-02-05 1992-02-05 Control device for forklift

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1041991U JPH0756314Y2 (ja) 1991-02-05 1991-02-05 フォークリフトの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04100198U JPH04100198U (ja) 1992-08-28
JPH0756314Y2 true JPH0756314Y2 (ja) 1995-12-25

Family

ID=31743441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1041991U Expired - Lifetime JPH0756314Y2 (ja) 1991-02-05 1991-02-05 フォークリフトの制御装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5184699A (ja)
EP (1) EP0498611B1 (ja)
JP (1) JPH0756314Y2 (ja)
KR (1) KR960010453B1 (ja)
AU (1) AU649194B2 (ja)
CA (1) CA2060347C (ja)
DE (1) DE69200628T2 (ja)
ES (1) ES2067295T3 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2877257B2 (ja) * 1991-02-05 1999-03-31 三菱重工業株式会社 作業機械の制御装置
GB2276360B (en) * 1993-03-22 1996-07-24 Crown Gabelstapler Gmbh Electric forklift trucks
JPH0742705A (ja) * 1993-07-30 1995-02-10 Yutani Heavy Ind Ltd 作業機械の油圧装置
DE4431463C2 (de) * 1994-09-03 1997-10-16 Honeywell Ag Kompaktregler für ein Regelventil
DE69824066T2 (de) * 1997-03-21 2005-05-25 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki, Kariya Hydraulisches Steuergerät für Flurförderzeuge
JP3159147B2 (ja) * 1997-11-13 2001-04-23 株式会社豊田自動織機製作所 産業車両の車体揺動制御装置及び産業車両
JPH11171494A (ja) * 1997-12-11 1999-06-29 Toyota Autom Loom Works Ltd 産業車両のシリンダ制御装置
USD427409S (en) * 1998-02-27 2000-06-27 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Forklift truck
ES2158637T3 (es) * 1998-09-08 2001-09-01 Palfinger Ag Grua.
US6431816B1 (en) * 1998-10-07 2002-08-13 Cascade Corporation Adaptive load-clamping system
US6843636B2 (en) 1998-10-07 2005-01-18 Cascade Corporation Adaptive load-clamping system
CA2282198C (en) 1998-10-07 2003-06-10 Cascade Corporation Adaptive load-clamping system
JP2003292298A (ja) * 2002-04-03 2003-10-15 Toyota Industries Corp 産業車両
US20030235489A1 (en) * 2002-06-24 2003-12-25 Hoff William H. Load control system for tandem pallet truck
US7610977B2 (en) * 2004-09-23 2009-11-03 Crown Equipment Corporation Lift truck having hydraulically separate main frame and power unit assembly
CA2514362A1 (en) * 2005-08-02 2007-02-02 Brault & Martineau Inc. Platform for forklift
ITTO20050716A1 (it) * 2005-10-10 2007-04-11 Mariotti S R L V Carrello elevatore ad azionamento elettrico e procedimento per la sua produzione
CN101304940A (zh) 2005-11-10 2008-11-12 克朗设备公司 具有改进视野的物料搬运车辆
AU2018202033B2 (en) 2017-03-23 2023-06-01 The Raymond Corporation Systems and methods for mast stabilization on a material handling vehicle
CN117602544B (zh) * 2024-01-22 2024-03-22 杭叉集团股份有限公司 一种多模式叉车门架下降装置及其控制方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3014344A (en) * 1958-06-27 1961-12-26 Lansing Bagnall Ltd Control-gear for hydraulic circuits
JPS5733261A (en) * 1980-08-06 1982-02-23 Hitachi Constr Mach Co Ltd Pressure controller for hydraulic circuit
GB2099184B (en) * 1981-03-31 1985-06-05 Toyoda Automatic Loom Works Forklift control system
JPS57187621A (en) * 1981-05-13 1982-11-18 Shozo Akazawa Forklift load measurement device
JPH0524720Y2 (ja) * 1985-07-30 1993-06-23
JP2576216B2 (ja) * 1989-01-09 1997-01-29 株式会社豊田自動織機製作所 流量制御装置
JP2548797B2 (ja) * 1989-05-12 1996-10-30 三菱重工業株式会社 フォークリフトの油圧制御装置
US5011363A (en) * 1989-12-05 1991-04-30 Crown Equipment Corporation Extend and retract control for fork lifts

Also Published As

Publication number Publication date
AU1062492A (en) 1992-08-13
DE69200628D1 (de) 1994-12-15
KR960010453B1 (ko) 1996-08-01
CA2060347A1 (en) 1992-08-06
US5184699A (en) 1993-02-09
CA2060347C (en) 1995-01-17
JPH04100198U (ja) 1992-08-28
ES2067295T3 (es) 1995-03-16
EP0498611B1 (en) 1994-11-09
DE69200628T2 (de) 1995-05-18
EP0498611A3 (en) 1992-10-14
EP0498611A2 (en) 1992-08-12
AU649194B2 (en) 1994-05-12
KR920016334A (ko) 1992-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0756314Y2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2716876B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2877257B2 (ja) 作業機械の制御装置
JP2915675B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2706376B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2716875B2 (ja) フォークリフトの作業機シリンダ供給流量制御装置
JP2923110B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH0761792A (ja) フォークリフトのチルト制御装置
JPH04303392A (ja) 産業車両の制御装置
JPH04256698A (ja) フォークリフトの制御装置
JPH0776499A (ja) フォークリフトの制御装置
JP2721753B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2706382B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JPH06144796A (ja) フォークリフトの制御装置
JPH05254796A (ja) フォークリフトの制御装置
JP2862110B2 (ja) フォークリフトの制御装置
JP2000159499A (ja) フォークリフトトラックのチルト制御装置
JPH04256699A (ja) フォークリフトの制御装置
JP3191725B2 (ja) 産業車両におけるマストの後傾速度制御装置
JPH05238694A (ja) フォークリフトの制御装置
JPH06127899A (ja) フォークリフトの制御装置
JPH04246096A (ja) フォークリフトの制御装置
JPH04358700A (ja) 作業機械の走行時での機能停止装置
JPH05213592A (ja) フォークリフトにおけるヒンジドフォークの制御装置
JPH0665398U (ja) フォークリフトの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960618

EXPY Cancellation because of completion of term