JP5279678B2 - 可搬式作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスエンジンを備えた可搬式作業機に関し、特に可搬式作業機の転倒検出技術に関する。
作業機には、使用場所へ自由に移動することが可能な可搬式作業機がある。この可搬式作業機には、ガスエンジンによって駆動される作業部を有したものがある。この種の可搬式作業機としては、例えばガスエンジン発電機がある。このようなガスエンジン発電機としては、例えば下記の特許文献1に記載された技術が知られている。
この特許文献1で知られているガスエンジン発電機は、カセット式ガスボンベを燃料とするガスエンジンと、このガスエンジンによって駆動される発電機と、これらのガスエンジン及び発電機を制御する制御部とを有している。カセット式ガスボンベ、ガスエンジン、発電機及び制御部は、持ち運び可能なケースに収納されている。床に置かれた状態のガスエンジン発電機を運転することにより、ガスエンジンによって発電機を駆動して、発電された電力を外部に取り出すことが可能である。
ところで、ガスエンジンの潤滑方式としては、クランクケースの中に溜められているオイルにより、各摺動部分を潤滑する方式(以下、オイル貯留方式と言う。)が多用されている。上記従来の可搬式のガスエンジン発電機は、床に固定されないので、載置状態によっては、何らかの要因によって倒れることが考えられる。ガスエンジン発電機が運転中に倒れた場合には、速やかに停止させることが好ましい。他の可搬式作業機においても同様である。
特開2006−97584公報
本発明は、運転中の可搬式作業機が倒れる場合において、十分に保護することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、ガスエンジンと、このガスエンジンによって駆動される作業部と、これらのガスエンジン及び作業部を制御する制御部とを有した可搬式作業機であって、前記可搬式作業機それ自体に発生した、鉛直線に対する水平方向の加速度を検出可能な、加速度センサを有しており、前記制御部は、前記加速度センサにより検出された前記水平方向の加速度に基づいて、前記可搬式作業機の傾き角を求め、この傾き角が予め設定されている基準角を超えた状態を、予め設定されている継続時間にわたって継続していると判断した場合には、前記ガスエンジンに停止指令を発する構成であり、前記継続時間は、前記傾き角の大きさに応じて小さくなるように設定されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、前記制御部は、前記傾き角が前記基準角を超えたと判断した場合に、前記継続時間を経過する前には、前記ガスエンジンの回転速度を、予め設定されている基準速度まで低減させるように制御する構成であることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、前記加速度センサは、3軸加速度センサから成り、この3軸加速度センサは、前記水平方向に発生した加速度を検出する他に、前記可搬式作業機それ自体に発生した重力方向の加速度を検出することが可能に、前記可搬式作業機に位置しており、前記制御部は、前記3軸加速度センサにより検出された前記重力方向の加速度に基づいて、前記可搬式作業機が通常姿勢から上下反転姿勢に変化したか否かを判断し、上下反転姿勢に変化したと判断した場合には、前記ガスエンジンと前記作業部の両方に直ちに停止指令を発する構成であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、可搬式作業機に発生した水平方向の加速度を、加速度センサによって検出し、制御部は、この検出した情報に基づいて求めた可搬式作業機の傾き角が、基準角を超えた場合に、ガスエンジンを停止する。この結果、ガスエンジンによって駆動されている作業部も停止する。このように、制御部は、可搬式作業機が完全に転倒する前の時点に、ガスエンジンを停止するか否かを判断することができる。基準角については、可搬式作業機の重心、重量、大きさ等の特性や、使用条件を考慮して、最適な値に設定すればよい。従って、運転中の可搬式作業機が倒れる場合に、ガスエンジンを速やかに且つ適切に停止させることによって、可搬式作業機を十分に保護することができる。
請求項2に係る発明では、制御部は、傾き角が基準角を超えた状態を、継続時間にわたって継続している場合に、ガスエンジンを停止する。可搬式作業機は、一旦傾いてから継続時間を経過する前に、元の起立状態に戻ることがあり得る。その場合には、ガスエンジンの運転を継続することによって、作業部を駆動し続けることができるので、安定した運転を継続することができる。
また、可搬式作業機の傾き角が大きいほど、ガスエンジンを停止するまでの継続時間は小さく設定される。このため、可搬式作業機の傾き状況に応じた、より適切なタイミングで、ガスエンジンを停止することができる。
請求項2に係る発明では、制御部は、傾き角が基準角を超えたと判断した場合に、ガスエンジンの回転速度を基準速度(例えば、アイドリング速度)まで低減させるように制御する。可搬式作業機は、一旦傾いてから継続時間を経過する前に、元の起立状態に戻ることがあり得る。このため、一旦傾いたときにガスエンジンを低速回転で運転し、元の起立状態に戻ったときには、ガスエンジンを元の運転状態に復帰させることによって、可搬式作業機を安定した運転で継続することができる。
請求項3に係る発明では、制御部は、3軸加速度センサにより検出された重力方向の加速度に基づいて、可搬式作業機が通常姿勢から上下反転姿勢に変化したか否かを判断する。可搬式作業機は床に固定されないので、載置状態及び周囲の状況によっては、何らかの要因によって上下反転姿勢になることが考えられる。
これに対して、請求項3に係る発明では、制御部は、上下反転姿勢に変化したと判断した場合には、ガスエンジンと作業部の両方に直ちに停止指令を発する。このため、可搬式作業機を緊急に停止させることができる。
本発明に係る可搬式作業機の斜視図である。 図1に示された可搬式作業機の起立状態の説明図である。 図1に示された可搬式作業機を移動させている状態の説明図である。 図1に示された可搬式作業機を持ち運んでいる状態の説明図である。 図1に示された可搬式作業機の横置き状態の説明図である。 図1に示された可搬式作業機におけるガスエンジン、発電機、ガス燃料供給装置、制御装置の模式図である。 図1に示された可搬式作業機が左右へ傾いたときの基準角を示す概念図である。 図1に示された可搬式作業機が前後へ傾いたときの基準角を示す概念図である。 図6に示された制御部の制御フローチャート(メインルーチン)である。 図6に示された制御部の制御フローチャート(サブルーチン)である。 図6に示された制御部において可搬式作業機の姿勢毎に実行される制御フローチャート(サブルーチン)である。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。
実施例に係る可搬式作業機の一例として、可搬式ガスエンジン発電機について説明する。図1は起立状態の可搬式ガスエンジン発電機10を示している。この可搬式ガスエンジン発電機10(可搬式作業機10)は、人間が持ち運び可能であって、使用場所へ自由に移動することが可能な作業機の一種である。
この可搬式ガスエンジン発電機10は、縦長の略直方体状の収納ケース11と、この収納ケース11内に収納されたエンジン発電ユニット12とからなる。収納ケース11は、使用状態において正面に位置する前板11aに操作部11bを有する。ここで、可搬式ガスエンジン発電機10における各部位の方向については、前板11aを有した面を、正面(前面)とする。収納ケース11は、左右の車輪13、左右の下脚部14、取っ手15(グリップ15)、牽引用ハンドル16を備えている。
左右の車輪13は、収納ケース11の底部11cにおいて、一端側(背面11e側)に回転可能に取り付けられている。左右の下脚部14は、収納ケース11の底部11cにおいて、左右一対の車輪13とは反対側(正面側)の端に取り付けられている。収納ケース11は、左右一対の車輪13及び左右の下脚部14によって自立することが可能である。
取っ手15は、収納ケース11の上端部11dに取り付けられた、バー状の部材である。この取っ手15は、左右の車輪13の真上近傍に位置するとともに、左右一対の車輪13の回転中心線CLに対して平行である。
牽引用ハンドル16は、取っ手15の位置をスイング中心として上下スイング可能に、収納ケース11の上端部11dに取り付けられている。この牽引用ハンドル16は、左右のスイング基端部16aから収納ケース11の上コーナに沿いつつ前に延び、その先端から更に下方へ延び、その下端同士が繋がれた、いわゆる正面視略U字状で且つ側面視略上下逆向きのL字状に形成されている。
次に、可搬式ガスエンジン発電機10(以下、エンジン発電機10と略称する。)の使用例を、図2〜図5に基づいて説明する。
図2はエンジン発電機10の第1使用例を示している。第1使用例は、エンジン発電機10を自立するように床FLに載置した例、つまり縦置きした例である。エンジン発電機10は、左右の車輪13及び左右の下脚部14によって自立する(起立する)。この起立姿勢において、エンジン発電ユニット12(図1参照)を運転することが可能である。牽引用ハンドル16は、収納ケース11に沿って折り畳まれており、必要に応じて、想像線によって示される起立位置にセットすることが可能である。
図3はエンジン発電機10の第2使用例を示している。第2使用例は、左右の下脚部14を浮かせるように、エンジン発電機10を背面11e側に傾け、起立位置にセットされた牽引用ハンドル16を人間が手Haで引くことにより、エンジン発電機10を移動させる例である。この状態においては、エンジン発電ユニット12(図1参照)は停止している。
図4はエンジン発電機10の第3使用例を示している。第3使用例は、人間が手Haで取っ手15を持ち上げることにより、エンジン発電機10を移動させる例である。この状態においては、エンジン発電ユニット12(図1参照)は停止している。
図5はエンジン発電機10の第4使用例を示している。第4使用例は、エンジン発電機10を横置きした例である。収納ケース11は、背面11eに左右の横置き用脚部17を有する。背面11eが下向きとなるように、エンジン発電機10を倒すことによって、左右の車輪13と左右の横置き用脚部17が床FLに載る。この結果、エンジン発電機10は床FLに横倒し状態で載置される。この状態においては、エンジン発電ユニット12(図1参照)は停止している。第4使用例は、例えばエンジン発電機10を車両の荷室に収納して走行する場合に、安定した状態で収納できるので、有効である。
図1及び図6に示すように、エンジン発電ユニット12(図1参照)は、ガスエンジン20と発電機31とからなる。ガスエンジン20は、略水平なクランク軸21を備え、クランクケース22の中に溜められているオイルLuで各摺動部分を潤滑する潤滑方式の、例えば4サイクル単気筒エンジンである。ガスエンジン20のシリンダ23は、例えば真上を向いている。このガスエンジン20は汎用エンジンであって、リコイルスタータ24を備えている。
リコイルスタータ24は、ガスエンジン20を手動で始動させる始動装置であり、例えばクランク軸21又はフライホイール25に設けたものである。始動用ノブ24aを手動によって引くことにより、リコイルスタータ24を回すことができる。始動用ノブ24aは、収納ケース11の前板11aに配置されている。
発電機31は、ガスエンジン20によって駆動されて電力を発電するものであり、例えばクランク軸21に直結しているフライホイール25に設けられた永久磁石32と、この永久磁石32に隣接して配置したコイル33とからなる。発電機31が発生した電力は、整流回路34及び電力出力回路35と、図示せぬノイズフィルタ等の補助電装品を介して、電力取り出しコンセント36から外部に供給される。発電機31と整流回路34と電力出力回路35とからなる組み合わせは、発電作業部30を構成している。この発電作業部30は、ガスエンジン20によって駆動される作業部の一種である。
整流回路34は、発電機31が発生した交流電力を整流して直流電力に変換するものである。電力出力回路35は、整流回路34と電力取り出しコンセント36との間に介在しており、例えばFETブリッジ等からなる。整流回路34によって整流された直流電力は、電力出力回路35がオン(on)作動しているときだけ、外部に供給される。さらに、整流回路34によって整流された直流電力は、後述する点火装置62や制御部65等の電装品にも供給される。電力取り出しコンセント36は、図1に示す収納ケース11における右の側板11fに設けられる。
図6に示すように、ガスエンジン20にガス燃料を供給するためのガス燃料供給装置40は、燃料供給源G1,G2から導き出された液化燃料を気化させて、ガスエンジン20の燃焼室26に供給するものである。このガス燃料供給装置40は、口金受部ユニット41と燃料供給路42と手動弁43とベーパライザ44と遮断弁45と一次レギュレータ46と二次レギュレータ47とミキサー48とからなる。
燃料供給源G1,G2は、例えば市販されている携帯可能な小型のカセットガスボンベからなる。このカセットガスボンベG1,G2に充填されている液化燃料は、例えばブタンを主成分とした液化ブタンである。
口金受部ユニット41は、2つのカセットガスボンベG1,G2の口金(ガス吐出口)をワンタッチ操作によって装着することが可能なものであり、2つの逆止弁51,52と圧力検知弁53とからなる。2つの逆止弁51,52は、各カセットガスボンベG1,G2に対する液化燃料の逆流を阻止するものである。圧力検知弁53は、弁二次側の圧力が所定値まで低下したときに閉鎖されるものである。
燃料供給路42は、口金受部ユニット41からミキサー48へ燃料を供給するための経路である。手動弁43は、例えばコックからなる元弁であって、カセットガスボンベG1,G2からの液化燃料の供給・遮断を切り換えることができる。ベーパライザ44は、液化燃料を気化された燃料(ガス化燃料)とするものである。遮断弁45は、燃料供給路42を遮断する弁であり、例えば、クランクケース22の中が負圧であることを感知したときに、燃料供給路42を遮断するものである。一次レギュレータ46は、ガス化燃料を所定の圧力まで減圧(調圧)する調圧手段である。二次レギュレータ47(ゼロガバナ47)は、一次レギュレータ46によって減圧されたガス化燃料を大気圧に近い圧力まで更に減圧(調圧)する調圧手段である。
ミキサー48は、二次レギュレータ47によって減圧されたガス化燃料を、燃焼用空気と混合することにより混合気を生成し、ガスエンジン20の燃焼室26へ供給するものである。このミキサー48は、スロットル弁55と制御モータ56と燃料ノズル57とを備えている。スロットル弁55は、エンジン吸気系58の吸気通路59を開閉するものであって、制御モータ56により駆動される。制御モータ56は、例えばステップモータからなる。燃料ノズル57は、ガス化燃料をスロットル弁55の上流側に供給するものである。
図6に示すように、エンジン発電機10は制御装置60を備えている。この制御装置60は、メインスイッチ61、点火装置62の点火回路62a、エンジン回転センサ63、加速度センサ64、制御部65、報知部66を主要な構成要素としたものである。
メインスイッチ61は、ガスエンジン20の電源系統をオン・オフするためのロータリスイッチである。このメインスイッチ61は、図1に示す収納ケース11の操作部11bに設けられる。制御装置60は、メインスイッチ61をオフ位置からオン位置へ操作することにより、ガスエンジン20の始動に備えるとともに、メインスイッチ61をオン位置からオフ位置へ戻すことにより、ガスエンジン20を停止させることができる。
点火回路62aは、点火装置62の点火プラグ62bを点火させるものであり、点火コイルを有する。点火プラグ62bは燃焼室26に設けられている。点火装置62は、例えば、発電機31が発電した電力をバッテリに蓄えることなく、そのまま点火コイルの一次電力として使用する磁石発電式点火装置(フライホイールマグネトー式点火装置)である。
エンジン回転センサ63は、ガスエンジン20の回転速度Neを検出して、検出信号を発するものである。
加速度センサ64はX軸、Y軸、及びZ軸という3軸方向の加速度α1〜α3(図示せず)を検出可能な、3軸加速度センサから成る。この3軸加速度センサは、いわゆる半導体加速度センサと称する、一般的なセンサでよい。半導体加速度センサの種類には、例えばピエゾ抵抗型、静電容量型、熱検知型がある。
このような加速度センサ64は、エンジン発電機10それ自体に発生した3軸方向の加速度α1〜α3を検出することが可能となるように、エンジン発電機10に位置している。例えば、図1に示すように、X軸方向の加速度α1は、エンジン発電機10それ自体に発生した、鉛直線SL方向、つまり重力方向の加速度(重力加速度)である。Y軸方向の加速度α2は、エンジン発電機10それ自体に発生した、左右の水平方向の加速度である。Z軸方向の加速度α3は、エンジン発電機10それ自体に発生した、前後の水平方向の加速度である。このように、Y軸方向の加速度α2及びZ軸方向の加速度α3は、鉛直線SLに対する水平方向の加速度である。以下、X軸方向の加速度α1のことを「縦加速度α1」、Y軸方向の加速度α2のことを「第1横加速度α2」、Z軸方向の加速度α3のことを「第2横加速度α3」と、適宜いうことにする。
制御部65は、ガスエンジン20及び発電作業部30を制御するものであり、例えばマイクロコンピュータからなる。詳しくは、制御部65は、メインスイッチ61、及びエンジン回転センサ63や加速度センサ64を含む各種のセンサから信号を受けて、点火回路62a、スロットル弁55用の制御モータ56、電力出力回路35、報知部66を所定の制御モードによって制御する構成である。
例えば、制御部65は、ガスエンジン20の回転速度Ne及びスロットル弁55の開度の各データに基づき、所定の制御モードで制御モータ56を介してスロットル弁55の開度を制御することで、ガスエンジン20の回転速度Neが目標回転速度と一致するように電気的に制御する。さらに、制御部65は、整流回路34及び電力出力回路35を制御する。
さらに、制御部65は、加速度センサ64の検出信号を受けたときに、所定の制御モードにおいて、電力出力回路35をオフ(off)作動させることにより、外部への電力供給を停止するとともに、点火回路62aを停止させることにより、ガスエンジン20を停止させる。
報知部66は、例えば表示器からなり、図1に示す収納ケース11の操作部11bに設けられる。
整流回路34と電力出力回路35と加速度センサ64と制御部65は、単一の回路基板68に取り付けられる(実装される)ことにより、単一のユニット69に集約されている。このユニット69のことを、電子ユニット69ということにする。この電子ユニット69は、図1に示すように、収納ケース11内に収納されている。例えば、収納ケース11の内部に図示せぬユニット取付け部を設けることにより、このユニット取付け部に電子ユニット69を取付けることができる。また、電子ユニット69は、ガスエンジン20又は発電機31に取り付けてもよい。
ここで、電子ユニット69は、エンジン発電機10それ自体に発生した3軸方向の加速度α1〜α3を、加速度センサ64によって正確に検出することが可能となるように、配置される。例えば、エンジン発電機10における所定の部位に、鉛直線SLに沿う基準面を設定し、この基準面に電子ユニット69を取付ける。このため、図1に示すように、鉛直線SLに沿って起立した状態のエンジン発電機10に対し、加速度センサ64は鉛直線SLに沿うように位置する。従って、エンジン発電機10が鉛直線SLに沿って起立した状態において、加速度センサ64により検出されたX軸方向の加速度α1は、鉛直線SL方向の加速度であるということができる。この場合において、加速度センサ64により検出されたY・Z軸方向の加速度α2,α3は、鉛直線SLに対して水平方向の加速度(エンジン発電機10に対して水平方向の加速度)であるということができる。
このように、単一の回路基板68に対して、加速度センサ64を他の電気部品と共に実装したので、極めてコンパクトに集約することができる。このため、収納ケース11内の狭いスペースに、電気部品を効率良く収納することができる。しかも、整流回路34と電力出力回路35と加速度センサ64と制御部65との間を接続するための電気配線は、不要である。
次に、自立姿勢のエンジン発電機10が倒れる場合の、傾き角の基準の概念を図7及び図8に基づいて説明する。図7は、エンジン発電機10が左右へ傾いたときの基準角の概念を示している。図8は、エンジン発電機10が前後へ傾いたときの基準角の概念を示している。水平な床FLに対して直角な直線SL、つまり鉛直線SLのことを、中立基準線SLということにする。床FLと中立基準線SLとの交点を中心Osとし、この中心Osに対する中立基準線SLの位置を角度0°とする。
図7に示すように、起立状態のエンジン発電機10を正面から見たときに、エンジン発電機10の幅方向の中心Osは、中立基準線SL上にある。また、図8に示すように、エンジン発電機10を側方から見たときに、エンジン発電機10の前後方向の中心Osも、中立基準線SL上にある。エンジン発電機10の重心は、中立基準線SL上にあるものとする。
図7に示すように、エンジン発電機10が左右へ傾くと想定したときに、中立基準線SLに対して左又は右へ少し傾いた直線Ls11のことを、左右の第1傾き基準線Ls11という。中立基準線SLに対する左右の第1傾き基準線Ls11の傾き角θs11(第1の基準角θs11)は、例えば30°に設定される。
同様に、中立基準線SLに対してエンジン発電機10が左又は右へ大きく傾いた直線Ls12のことを、左右の第2傾き基準線Ls12という。中立基準線SLに対する左右の第2傾き基準線Ls12の傾き角θs12(第2の基準角θs12)は、第1の基準角θs11よりも大きい値であり、例えば60°に設定される。
同様に、中立基準線SLに対してエンジン発電機10が左又は右へ最も大きく傾いた直線Ls13のことを、左右の第3傾き基準線Ls13という。中立基準線SLに対する左右の第3傾き基準線Ls13の傾き角θs13(第3の基準角θs13)は、第2の基準角θs12よりも大きい、90°である。
ここで、エンジン発電機10の傾き角θ1が、0°から第1の基準角θs11までの範囲の場合には、エンジン発電機10が「起立姿勢」にあるとする。また、エンジン発電機10の傾き角θ1が、第1の基準角θs11を越えて、第2の基準角θs12までの範囲の場合には、エンジン発電機10の「傾きが小さい」とする。また、エンジン発電機10の傾き角θ1が、第2の基準角θs12を越えて、第3の基準角θs13までの範囲の場合には、エンジン発電機10の「傾きが大きい」とする。エンジン発電機10は、第3の基準角θs13まで傾いたときに横倒し状態となる。
図8に示すように、エンジン発電機10が前後へ傾くと想定したときに、中立基準線SLに対して前又は後へ少し傾いた直線Ls21のことを、前後の第1傾き基準線Ls21という。中立基準線SLに対する前後の第1傾き基準線Ls21の傾き角θs21(第1の基準角θs21)は、例えば30°に設定される。
同様に、中立基準線SLに対してエンジン発電機10が前又は後へ大きく傾いた直線Ls22のことを、前後の第2傾き基準線Ls22という。中立基準線SLに対する前後の第2傾き基準線Ls22の傾き角θs22(第2の基準角θs22)は、第1の基準角θs21よりも大きい値であり、例えば60°に設定される。
同様に、中立基準線SLに対してエンジン発電機10が前又は後へ最も大きく傾いた直線Ls23のことを、前後の第3傾き基準線Ls23という。中立基準線SLに対する前後の第3傾き基準線Ls23の傾き角θs23(第3の基準角θs23)は、第2の基準角θs22よりも大きい、90°である。
ここで、エンジン発電機10の傾き角θ2が、0°から第1の基準角θs21までの範囲の場合には、エンジン発電機10が「起立姿勢」にあるとする。また、エンジン発電機10の傾き角θ2が、第1の基準角θs21を越えて、第2の基準角θs22までの範囲の場合には、エンジン発電機10の「傾きが小さい」とする。また、エンジン発電機10の傾き角θ2が、第2の基準角θs22を越えて、第3の基準角θs23までの範囲の場合には、エンジン発電機10の「傾きが大きい」とする。エンジン発電機10は、第3の基準角θs23まで傾いたときに横倒し状態となる。
次に、制御部65(図6参照)をマイクロコンピュータによって構成した場合の制御フローについて、図6〜図8を参照しつつ、図9〜図11に基づき説明する。
図9はガスエンジン20の始動操作時点から制御部65が制御処理を実行するまでの一連の手順を示すフローチャートである。
作業者は、先ず手動弁43を開いた後に、メインスイッチ61をオン操作する(ステップS01)。次に、作業者はリコイルスタータ24の始動用ノブ24aを引張ることにより、リコイルスタータ24を始動操作する(ステップS02)。この結果、クランク軸21が回り始める。クランク軸21が回転することによって、クランクケース22の中が負圧になる。負圧になったことを検知した遮断弁45は、燃料供給路42を開く。この結果、ガス化燃料は燃焼室26に供給される。一方、発電機31は、クランク軸21により駆動されて発電を開始する(ステップS03)。
発電機31から電力の供給を受けた制御部65及び点火回路62aは、自動的に起動する(ステップS04)。このため、制御部65は所定のエンジン始動処理を自動的に実行する(ステップS05)。つまり、制御部65は点火回路62aに点火開始指令を発する。点火回路62aの点火コイルから点火プラグ62bへ高圧電気が印加されるので、燃焼室26に供給されたガス化燃料に点火する。ガスエンジン20は始動する。
その後、所定の制御モードでガスエンジン20の回転速度が目標回転速度と一致するように電気的に制御する。ガスエンジン20の回転が安定した段階において、制御部65は発電作業部30に電力の出力開始指令を発する(ステップS06)。つまり、電力出力回路35にオン(on)作動指令を発する。この結果、電力出力回路35がオン(on)作動することによって、発電機31が発生している電力を外部に供給開始する。次に、制御部65は、所定のエンジン運転継続処理を実行する(ステップS07)。このエンジン運転継続処理を具体的に実行するための具体的な制御フローについては、次の図10及び図11で説明する。
図10及び図11は、制御部65が上記図9に示すステップS07の「エンジン運転継続処理」を実行するためのサブルーチンである。
制御部65は、先ずステップS101において初期設定をする。つまり、第1タイマのスタート・ストップを判断するための第1フラグF1を”0”にセットする(第1タイマ・ストップ)。第2タイマのスタート・ストップを判断するための第2フラグF2を”0”にセットする(第2タイマ・ストップ)。第1タイマのカウント時間T1を”0”にセットするとともに、第2タイマのカウント時間T2を”0”にセットする。
次に、制御部65は、加速度センサ64によって検出された、3軸方向の加速度α1〜α3を読み込む(ステップS102)。次に、3軸方向の加速度α1〜α3に基づいてエンジン発電機10の傾き角θ1〜θ3を求める(ステップS103)。つまり、縦加速度α1の値に基づいて、エンジン発電機10の重力方向の傾き角θ1を求める。第1横加速度α2の値に基づいて、エンジン発電機10の左右の水平方向の傾き角θ2を求める。第2横加速度α3の値に基づいて、エンジン発電機10の前後の水平方向の傾き角θ3を求める。
加速度α1〜α3に基づいて傾き角θ1〜θ3を求める方法としては、例えば一般的な演算式またはマップによって求めればよい。マップを採用した場合には、加速度α1〜α3に対する傾き角θ1〜θ3の関係を予め設定して、メモリに記憶しておく。
次に、制御部65は、エンジン発電機10が図7に示す通常姿勢(起立姿勢)から上下反転姿勢(逆さま)に変化したか否かを判断する(ステップS104)。例えば、重力方向の傾き角θ1の値が概ね−180°であるときに上下反転姿勢に変化したと判断する。ここで上下反転姿勢に変化したと判断した場合には、ガスエンジン20と発電作業部30の両方に直ちに停止指令を発する(ステップS105〜S106)。
具体的には、ステップS105において、制御部65は電力出力回路35に電力の出力停止指令、つまりオフ(off)指令を発する。この結果、電力出力回路35がオフ(off)作動することによって、発電機31が発生している電力の供給を停止する。
また、ステップS106において、制御部65はガスエンジン20を停止させる。例えば、点火回路62aに停止指令を発する。点火回路62aの点火コイルから点火プラグ62bへ印加される高圧電気が停止するので、ガスエンジン20は停止する。クランク軸21が停止することによって、クランクケース22の中は常圧に戻る。常圧に戻ったことを検知した遮断弁45は、燃料供給路42を閉じる。
次に、ステップS107において、報知部66を作動させた後に制御を終了する。報知部66は、エンジン発電機10が上下反転姿勢に変化したので停止したことを、例えば点滅表示をすることにより報知する。
一方、上記ステップS104において、エンジン発電機10が通常姿勢(起立姿勢)を維持していると判断した場合には、図11に示すステップS108に進む。ステップS108では、エンジン発電機10が起立姿勢、小さく傾いた姿勢、大きく傾いた姿勢の、どれに該当するかを判断する。
つまり、次の第1条件と第2条件の、2つの条件を満たしたときに、エンジン発電機10が「起立姿勢」にあると判断する。第1条件は、図7に示すように、エンジン発電機10の左または右への傾き角θ1が、0°から第1の基準角θs11までの範囲(0≦θ1≦θs11)にある、という条件である。第2条件は、図8に示すように、エンジン発電機10の前または後への傾き角θ2が、0°から第1の基準角θs21までの範囲(0≦θ2≦θs21)にある、という条件である。
また、次の第3条件と第4条件の、少なくともいずれか一方の条件を満たしたときに、エンジン発電機10の「傾きが小さい」と判断する。第3条件は、図7に示すように、エンジン発電機10の左または右への傾き角θ1が、第1の基準角θs11を越えて、第2の基準角θs12までの範囲(θs11<θ1≦θs12)にある、という条件である。第4条件は、図8に示すように、エンジン発電機10の前または後への傾き角θ2が、第1の基準角θs21を越えて、第2の基準角θs22までの範囲(θs21<θ2≦θs22)にある、という条件である。
また、次の第5条件と第6条件の、少なくともいずれか一方の条件を満たしたときに、エンジン発電機10の「傾きが大きい」と判断する。第5条件は、図7に示すように、エンジン発電機10の左または右への傾き角θ1が、第2の基準角θs12を越えて、第3の基準角θs13までの範囲(θs12<θ1≦θs13)にある、という条件である。第6条件は、図8に示すように、エンジン発電機10の前または後への傾き角θ2が、第2の基準角θs22を越えて、第3の基準角θs23までの範囲(θs22<θ2≦θs23)にある、という条件である。
このように、基準角を規定するための第1条件〜第6条件は、それぞれ角度の範囲(領域)を有している。
ステップS108において、エンジン発電機10が「起立姿勢」にあると判断した場合、つまり、「0≦θ1≦θs11」且つ「0≦θ2≦θs21」の条件を満足した場合には、ステップS109に進む。このステップS109では、第1及び第2タイマをストップさせる又はストップ状態で維持する。次に、第1及び第2タイマの各カウント時間T1,T2を”0”にリセットする(ステップS110)。次に、第1及び第2フラグF1,F2を”0”にリセットする(ステップS111)。
次に、エンジン発電機10が「起立姿勢」にあるときにおける、通常のエンジン出力制御を実行する(ステップS112)。つまり、所定の制御モードでガスエンジン20の回転速度Neが目標回転速度Ns1と一致するように制御する。目標回転速度Ns1は、例えば回転数基準で5000〜6000rpm程度に設定される。具体的には、制御モータ56を制御してスロットル弁55の開度を調整することにより、回転速度Neを制御することができる。
次に、エンジン発電機10が「起立姿勢」にあるときにおける、通常の電力の出力制御を実行する(ステップS113)。つまり、電力出力回路35にオン(on)作動指令を発する。このように、エンジン発電機10が「起立姿勢」にあるときには、発電機31が発生した電力を電力取り出しコンセント36から外部に供給することができる。
次に、メインスイッチ61のスイッチ信号を読み込む(ステップS114)。次に、メインスイッチ61のスイッチ信号がオフ(off)であるか否かを判断する(ステップS115)。メインスイッチ61のスイッチ信号がオン(on)のままであると判断した場合には、上記図10のステップS102に戻って運転を継続する。
一方、メインスイッチ61のスイッチ信号がオフ(off)であると判断した場合には、電力出力回路35にオフ(off)作動指令を発する(ステップS116)。この結果、電力出力回路35がオフ(off)作動することによって、発電機31が発生している電力は外部に供給されなくなる。
次に、ガスエンジン20を停止させた後に制御を終了する(ステップS117)。例えば、点火回路62aに停止指令を発する。点火回路62aの点火コイルから点火プラグ62bへ印加される高圧電気が停止するので、ガスエンジン20は停止する。クランク軸21が停止することによって、クランクケース22の中は常圧に戻る。常圧に戻ったことを検知した遮断弁45は、燃料供給路42を閉じる。
上記ステップS108において、エンジン発電機10が小さく傾いていると判断した場合、つまり、「θs11<θ1≦θs12」(傾き角θ1が、第1の基準角θs11を越えた)という条件と、「θs21<θ2≦θs22」(傾き角θ2が、第1の基準角θs21を越えた)という条件との、少なくともいずれか一方の条件を満足した場合には、ステップS118に進む。
このステップS118では、第2タイマをストップさせる又はストップ状態で維持する。次に、第2タイマのカウント時間T2を”0”にリセットする(ステップS119)。次に、第2フラグF2を”0”にリセットする(ステップS120)。
次に、第1タイマのスタート・ストップを判断するための第1フラグF1が”0”であるか否かを判断する(ステップS121)。第1フラグF1が”0”であると判断した場合には、次に、第1タイマのカウント時間T1を”0”にリセットした後に、第1タイマをスタートさせる(ステップS122)。次に、第1フラグF1を”1”に反転させた(ステップS123)後に、ステップS124に進む。一方、第1フラグF1が”0”ではないと判断した場合には、第1タイマが既にスタートしていることになるので、そのままステップS124に進む。
ステップS124では、第1タイマがカウントしたカウント時間T1が、予め設定されている第1基準時間Ts11を経過したか否かを判断する。経過していないと判断した場合には、上記図10のステップS102に戻って運転を継続する。
一方、カウント時間T1が第1基準時間Ts11を経過したと判断した場合には、電力出力回路35にオフ(off)作動指令を発する(ステップS125)。この結果、電力出力回路35がオフ(off)作動することによって、発電機31が発生している電力は外部に供給されなくなる。
次に、ガスエンジン20の回転速度Neを目標回転速度Ns2(基準速度Ns2)まで低減させるように、ガスエンジン20を制御する(ステップS126)。目標回転速度Ns2は無負荷状態における速度、つまりアイドリング速度に設定されることが好ましく、例えば回転数基準で2000〜4000rpm程度に設定される。具体的には、スロットル弁55の開度を下げるように、制御モータ56を制御することにより、回転速度Neを下げることができる。
次に、第1タイマがカウントしたカウント時間T1が、予め設定されている第2基準時間Ts12を経過したか否かを判断する(ステップS127)。第2基準時間Ts12は、第1基準時間Ts11よりも大きい値に設定されている(Ts12>Ts11)。ここで、経過していないと判断した場合には、上記図10のステップS102に戻って運転を継続する。
一方、カウント時間T1が第2基準時間Ts12を経過したと判断した場合には、ガスエンジン20を停止させる(ステップS128)。例えば、点火回路62aに停止指令を発する。点火回路62aの点火コイルから点火プラグ62bへ印加される高圧電気が停止するので、ガスエンジン20は停止する。クランク軸21が停止することによって、クランクケース22の中は常圧に戻る。常圧に戻ったことを検知した遮断弁45は、燃料供給路42を閉じる。次に、報知部66を作動させた後に制御を終了する(ステップS129)。報知部66は、エンジン発電機10が小さく傾いたので停止したことを、例えば点滅表示をすることにより報知する。
このように、ステップS108〜S128によれば、制御部65は、傾き角θ1又はθ2が基準角を超えた状態、つまり「θs11<θ1≦θs12」と「θs21<θ2≦θs22」の少なくともいずれか一方の条件を満足した状態を、第1基準時間Ts11(第1の継続時間Ts11)にわたって継続していると判断した場合に、電力出力回路35にオフ(off)作動指令を発し、さらに、この状態を第2基準時間Ts12(第2の継続時間Ts12)にわたって継続していると判断した場合に、ガスエンジン20に停止指令を発する。
上記ステップS108において、エンジン発電機10が大きく傾いていると判断した場合、つまり、「θs12<θ1≦θs13」(傾き角θ1が、第2の基準角θs12を越えた)という条件と、「θs22<θ2≦θs23」(傾き角θ2が、第2の基準角θs22を越えた)という条件との、少なくともいずれか一方の条件を満足した場合には、ステップS130に進む。
このステップS130では、第1タイマをストップさせる又はストップ状態で維持する。次に、第1タイマのカウント時間T1を”0”にリセットする(ステップS131)。次に、第1フラグF1を”0”にリセットする(ステップS132)。
次に、第2タイマのスタート・ストップを判断するための第2フラグF2が”0”であるか否かを判断する(ステップS133)。第2フラグF2が”0”であると判断した場合には、次に、第2タイマのカウント時間T2を”0”にリセットした後に、第2タイマをスタートさせる(ステップS134)。次に、第2フラグF2を”1”に反転させた(ステップS135)後に、ステップS136に進む。一方、第2フラグF2が”0”ではないと判断した場合には、第2タイマが既にスタートしていることになるので、そのままステップS136に進む。
ステップS136では、第2タイマがカウントしたカウント時間T2が、予め設定されている第1基準時間Ts21を経過したか否かを判断する。経過していないと判断した場合には、上記図10のステップS102に戻って運転を継続する。ステップS136で判断する「エンジン発電機10の傾きが大きい場合における第1基準時間Ts21」は、上記ステップS124で判断する「傾きが小さい場合における第1基準時間Ts11」よりも、小さい値に設定されている(Ts21<Ts11)。
一方、カウント時間T2が第2基準時間Ts21を経過したと判断した場合には、電力出力回路35にオフ(off)作動指令を発する(ステップS137)。この結果、電力出力回路35がオフ(off)作動することによって、発電機31が発生している電力は外部に供給されなくなる。
次に、ガスエンジン20の回転速度Neを目標回転速度Ns3(基準速度Ns3)まで低減させるように、ガスエンジン20を制御する(ステップS138)。目標回転速度Ns3は無負荷状態における速度、つまりアイドリング速度に設定されることが好ましく、例えば回転数基準で2000〜4000rpm程度に設定される。具体的には、スロットル弁55の開度を下げるように、制御モータ56を制御することにより、回転速度Neを下げることができる。
次に、第2タイマがカウントしたカウント時間T2が、予め設定されている第2基準時間Ts22を経過したか否かを判断する(ステップS139)。経過していないと判断した場合には、上記図10のステップS102に戻って運転を継続する。第2基準時間Ts22は、第1基準時間Ts21よりも大きい値に設定されている(Ts22>Ts21)。また、第2基準時間Ts22は、上記ステップS124で判断する「傾きが小さい場合における第1基準時間Ts11」よりも、小さい値に設定されている(Ts22<Ts11)。つまり、「Ts21<Ts22<Ts11<Ts12」の関係である。
一方、カウント時間T2が第2基準時間Ts22を経過したと判断した場合には、ステップS128に進む。つまり、ガスエンジン20を停止させ(ステップS128)、次に、報知部66を作動させた後に制御を終了する(ステップS129)。報知部66は、エンジン発電機10が大きく傾いたので停止したことを、例えば点滅表示をすることにより報知する。
このように、ステップS108,S130〜S139,S128,S129によれば、制御部65は、傾き角θ1,θ2が基準角を超えた状態、つまり「θs12<θ1≦θs13」と「θs22<θ2≦θs23」の少なくともいずれか一方の条件を満足した状態を、第1基準時間Ts21(第1の継続時間Ts21)にわたって継続していると判断した場合に、電力出力回路35にオフ(off)作動指令を発し、さらに、この状態を第2基準時間Ts22(第2の継続時間Ts22)にわたって継続していると判断した場合に、ガスエンジン20に停止指令を発する(ステップS128)。
以上の説明をまとめると、次の通りである。
本実施例では、可搬式エンジン発電機10(可搬式作業機10)に発生した水平方向の加速度α2,α3を、加速度センサ64によって検出する(S102)。そして、制御部65は、この検出した情報α2,α3に基づいて求めたエンジン発電機10の傾き角θ1,θ2が、第1基準角θs11,θs12を超えた(S108で傾き小)、又は第2基準角θs21,θs22を超えた(S108で傾き大)場合に、ガスエンジン20を停止する(S128)。
この結果、ガスエンジン20によって駆動されている発電機31(発電作業部30)も停止する。このように、制御部65は、エンジン発電機10が完全に転倒する前の時点に、ガスエンジン20を停止するか否かを判断することができる。基準角については、エンジン発電機10の重心、重量、大きさ等の特性や、使用条件を考慮して、最適な値に設定すればよい。従って、運転中のエンジン発電機10が倒れる場合に、ガスエンジン20を速やかに且つ適切に停止させることによって、エンジン発電機10を十分に保護することができる。
さらに制御部65は、傾き角θ1,θ2が基準角を超えた状態(S108で傾き小、大)を、継続時間Ts12,Ts22にわたって継続している場合に(S127,S139)、ガスエンジン20を停止する(S128)。
エンジン発電機10は、一旦傾いてから継続時間Ts12,Ts22を経過する前に、元の起立状態に戻ることがあり得る。その場合には、ガスエンジン20の運転を継続する(S112,S113)ことによって、発電機31(発電作業部30)を駆動し続けることができるので、安定した運転を継続することができる。
また、エンジン発電機10の傾き角θ1,θ2が大きいほど、ガスエンジン20を停止するまでの継続時間Ts12,Ts22は小さく設定される。つまり、S108で傾き小の場合にS127を実行し、S108で傾き大の場合にS139を実行する。このため、エンジン発電機10の傾き状況に応じた、より適切なタイミングで、ガスエンジン20を停止することができる。
さらに制御部65は、傾き角θ1,θ2が基準角を超えた(S108で傾き小、大)と判断した場合に、ガスエンジン20の回転速度Neを基準速度Ns1,Ns2まで低減させるように制御する(S126,S138)。
エンジン発電機10は、一旦傾いてから継続時間Ts12,Ts22を経過する前に、元の起立状態に戻ることがあり得る。このため、一旦傾いた(S108で傾き小、大と判断した)ときに、ガスエンジン20を低速回転で運転する(S126,S138)。その後、元の起立状態に戻った(S108で起立状態)と判断したときには、ガスエンジン20を元の運転状態に復帰させる(S109〜S112)ことによって、エンジン発電機10を安定した運転で継続することができる。
さらに制御部65は、3軸加速度センサから成る加速度センサ64により検出された、重力方向の加速度α1(S102)に基づいて、エンジン発電機10が通常姿勢から上下反転姿勢に変化したか否かを判断する(S103〜S104)。
エンジン発電機10は床FLに固定されないので、載置状態及び周囲の状況によっては、何らかの要因によって上下反転姿勢になることが考えられる。これに対して、制御部65は、上下反転姿勢に変化したと判断した場合(S104)には、ガスエンジン20と発電作業部30の両方に直ちに停止指令を発する(S105〜S106)。このため、エンジン発電機10を緊急に停止させることができる。
さらには、加速度センサ64を、3軸加速度センサによって構成したので、単一の加速度センサによって、エンジン発電機10の全方位の傾き角を検出することができる。しかも、単一の3軸加速度センサ64と、他の電気部品34,35,65との組み合わせによって、ガスエンジン20の停止、回転速度Neの制御といった、複数の処理を同時に実行することが可能である。
さらには、本発明では、基準角を規定するための第1条件〜第6条件は、それぞれ角度の範囲(領域)を有している。このように、本発明では、各基準角に範囲をもたせ、可搬式作業機10の傾き角θ1,θ2が小さい場合には傾いてからガスエンジン20の停止に至るまでの時間を長めに設定し、一方、傾き角θ1,θ2が大きい場合にはガスエンジン20の停止に至るまでの時間を短く設定している。ガスエンジン20の回転速度Neの設定についても同様である。可搬式作業機10というものは、種類や用途等の使用条件に応じて、多種多様な使われ方をする。特に、傾き角θ1,θ2が小さい状態で使用されることが多い可搬式作業機10においては、商品性が極めて高い。
なお、本発明では、可搬式作業機10は、可搬式エンジン発電機に限定されるものではなく、各種の可搬式の作業機に適用でき、例えば耕耘機、刈払機、可搬式ポンプ、可搬式送風機であってもよい。
また、3軸加速度センサから成る加速度センサ64は、鉛直線SLに対して水平な2つの加速度α2,α3を検出可能なように、エンジン発電機10に配置される構成であればよい。例えば、図1に示すように、Y軸及びZ軸を、水平方向へ所定の角度βだけ変位させてもよい。つまり、Y軸を水平方向に角度βだけ振ってYa軸とし、Z軸を同方向に角度βだけ振ってZa軸とする。
ここで、加速度センサ64に故障が発生することによって、検出された水平方向の加速度α2,α3の一方に誤りが生じていると仮定する。この場合に、制御部65は、故障したことを判断した後に、加速度α2,α3の他方の値だけに基づいて、エンジン発電機10の傾き角θ1,θ2を演算によって求める構成とすればよい。このような構成とすることによって、加速度センサ64の故障の有無にかかわらず、常に正確な傾き角θ1,θ2を速やかに得ることが可能となる。
また、各基準時間(継続時間)Ts11,Ts12,Ts21,Ts22、各基準角θs11〜θs13,θs21〜θs23、各目標回転速度(基準速度)Ns1〜Ns3については、可搬式作業機10の種類や用途等の使用条件に応じて、最適な値に設定すればよい。また、これらの値は、手動操作が可能な調整手段を別個に設けてもよい。
また、ガスエンジン20を停止させる構成は、点火装置62を停止させる構成に限定されるものではなく、遮断弁45を閉じる構成であってもよい。その場合における遮断弁45は、制御部65の信号によって開閉する電磁弁等の電気的な弁によって、構成することになる。
本発明の可搬式作業機10は、汎用のガスエンジン20によって発電機31を駆動する可搬式エンジン発電機に用いるのに好適である。
10…可搬式作業機(可搬式エンジン発電機)、20…ガスエンジン、30…作業部(発電作業部)、31…発電機、64…加速度センサ(3軸加速度センサ)、65…制御部、Ne…回転速度、Ns1,Ns2…基準速度(目標回転速度)、T1,T2…継続時間、α1…重力方向の加速度、α2,α3…水平方向の加速度、θ1,θ2,θ3…可搬式作業機の傾き角、θs11〜θs13,θs21〜θs23…基準角。

Claims (3)

  1. ガスエンジンと、このガスエンジンによって駆動される作業部と、これらのガスエンジン及び作業部を制御する制御部とを有した可搬式作業機であって、
    前記可搬式作業機それ自体に発生した、鉛直線に対する水平方向の加速度を検出可能な、加速度センサを有しており、
    前記制御部は、前記加速度センサにより検出された前記水平方向の加速度に基づいて、前記可搬式作業機の傾き角を求め、この傾き角が予め設定されている基準角を超えた状態を、予め設定されている継続時間にわたって継続していると判断した場合には、前記ガスエンジンに停止指令を発する構成であり、
    前記継続時間は、前記傾き角の大きさに応じて小さくなるように設定されていることを特徴とした可搬式作業機。
  2. 前記制御部は、前記傾き角が前記基準角を超えたと判断した場合に、前記継続時間を経過する前には、前記ガスエンジンの回転速度を、予め設定されている基準速度まで低減させるように制御する構成であることを特徴とした請求項1記載の可搬式作業機。
  3. 前記加速度センサは、3軸加速度センサから成り、
    この3軸加速度センサは、前記水平方向に発生した加速度を検出する他に、前記可搬式作業機それ自体に発生した重力方向の加速度を検出することが可能に、前記可搬式作業機に位置しており、
    前記制御部は、前記3軸加速度センサにより検出された前記重力方向の加速度に基づいて、前記可搬式作業機が通常姿勢から上下反転姿勢に変化したか否かを判断し、上下反転姿勢に変化したと判断した場合には、前記ガスエンジンと前記作業部の両方に直ちに停止指令を発する構成であることを特徴とした請求項1又は請求項2記載の可搬式作業機。
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