JPH0634288B2 - デイスク装置 - Google Patents

デイスク装置

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JPH0634288B2
JPH0634288B2 JP60264357A JP26435785A JPH0634288B2 JP H0634288 B2 JPH0634288 B2 JP H0634288B2 JP 60264357 A JP60264357 A JP 60264357A JP 26435785 A JP26435785 A JP 26435785A JP H0634288 B2 JPH0634288 B2 JP H0634288B2
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泰輔 毛利
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、光ディスク、磁気ディスクなどのディスク
状の記憶媒体(この明細書では、ディスク媒体と総称す
る)を出し入れ可能に収納する収納部と、この収納部に
対するディスク媒体の出し入れ、ディスク媒体の保持搬
送、およびディスク媒体の表裏反転を行う媒体ハンドリ
ング機構を備えるディスク装置に関する。
[従来の技術] この種のディスク装置として、光ディスクライブラリ装
置がある。この光ディスクライブラリ装置にあっては、
1枚ずつケースに収容された光ディスク媒体(光ディス
クカートリッジ)が収納庫に上下に並べて収納されてお
り、媒体ハンドリング機構によって収納庫から光ディス
クカートリッジが取り出され、ディスク駆動ユニットの
位置まで搬送されてディスク駆動ユニットに装填され
る。ディスク駆動ユニットによって情報の読出しまたは
書込みが行われた光ディスクカートリッジは、媒体ハン
ドリング機構によってディスク駆動ユニットから取り出
されて収納位置まで搬送され、収納庫に収納される。
光ディスク媒体の両面について情報を読み書きできるデ
ィスク駆動ユニットは高価であるため、一般に片面だけ
について情報の読み書きが可能なディスク駆動ユニット
が用いられている。そのため媒体ハンドリング機構に
は、光ディスクカートリッジを表裏反転させるための機
構も含まれている。
従来、そのような媒体ハンドリング機構は、搬送動作を
停止した状態にて、光ディスクカートリッジの表裏反転
を行うように構成されていた。例えば、光ディスクカー
トリッジを収納庫から取り出し反転してからディスク駆
動ユニットに装填する必要がある場合には、光ディスク
カートリッジを取り出した位置で反転動作を行い、その
後に光ディスクカートリッジの搬送動作を開始するよう
になっていた。
[解決しようとする問題点] このように、光ディスクカートリッジの表裏反転動作を
搬送停止状態で行うため、反転動作が頻繁に必要な場合
に、光ディスクカートリッジのアクセス時間が増加する
という問題があった。
また、収納庫の上端付近などで光ディスクカートリッジ
の反転操作を行うこともあるため、その付近に光ディス
クの反転のためのスペースを確保する必要があり、ディ
スク装置が大型化するという問題もあった。
[発明の目的] この発明の目的は、媒体ハンドリング機構の動作を適切
に制御することにより、前述の光ディスクライブラリ装
置におけるような問題点を解消したディスク装置を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] このような目的を達成するためのこの発明のディスク装
置の特徴は、複数枚のディスク媒体、例えば、光ディス
クカートリッジを出し入れ可能に並べて収納する収納部
と、この収納部に対するディスク媒体の出し入れ、ディ
スク媒体の保持搬送、およびディスク媒体の表裏反転を
行う媒体ハンドリング機構と、ディスク媒体の駆動ユニ
ットと、この媒体ハンドリング機構の動作を制御する制
御部とを備え、媒体ハンドリング機構が収納部のディス
ク媒体を出し入れする正面に沿って移動するディスク装
置において、ディスク媒体の表裏反転が可能な範囲を示
すために媒体ハンドリング機構の移動路において表裏反
転が可能な範囲に対応する位置に設けられ媒体ハンドリ
ング機構を検出する第1及び第2の検出器と、制御部に
設けられ第1及び第2の検出器の信号に応じて媒体ハン
ドリング機構が表裏反転が可能な範囲にあるときにディ
スク媒体を反転させる反転手段とを有し、ディスク媒体
の表裏反転動作を媒体ハンドリング機構の移動中に行う
ものである。
[作用] このように、表裏反転可能な範囲で媒体ハンドリング機
構の位置を検出する2つの検出器を設けるという簡単な
構成で、媒体ハンドリング機構の移動中にディスク媒体
を反転させることができ、ディスク媒体の表裏反転動作
と搬送動作とが並行して行わわれるため、ディスク媒体
の表裏反転動作と搬送動作が排他的に行われる構成に比
べ、ディスク媒体のアクセス時間を短縮できる。
また、ディスク媒体を収納庫のどの位置に出し入れする
にしても、ディスク媒体の搬送路上でディスク媒体の反
転を行うことができるため、ディスク媒体の反転動作の
のためのスペースを格別確保しておく必要がなく、その
分だけディスク装置を小型化し得る。
[実施例] 以下、図面を参照し、この発明の一実施例について説明
する。
第1図は、この発明によるディスク装置の全体的構造を
示す斜視図である。この図において、10は収納庫であ
り、光ディスクカートリッジ(光ディスク媒体をケース
に収容したもの)12が図示のように水平姿勢で上下に
並べられて出し入れ可能に収納される。
収納庫10の下側には、ディスク駆動ユニット14,1
6が設けられている。このディスク駆動ユニット14,
16は、光ディスク媒体の片面について情報の読出しま
たは書込みを行うための光学ヘッド、光ディスク媒体を
回転駆動するためのスピンドルなどを備えている。光デ
ィスクカートリッジの出し入れは、ディスク駆動ユニッ
ト14,16の筐体の一面に設けられた窓14A,16
A(14Aは図示されていない)を通じてなされる。
ディスク駆動ユニット14,16の窓14A,16Aと
対向する側に、媒体ハンドリング機構20が設けられて
いる。この媒体ハンドリング機構20は、収納庫10か
ら光ディスクカートリッジを取り出し、それを保持しつ
つ下方へ搬送してディスク駆動ユニット14または16
に装填し、ディスク駆動ユニット14または16から光
ディスクカートリッジを取り出し、それを保持しつつ上
方へ搬送し、収納庫10の元の収納位置に収納するほ
か、必要に応じて光ディスクカートリッジの表裏反転を
行うものであり、次に述べるような構成である。
媒体ハンドリング機構20は、エレベータ22を有す
る。このエレベータ22は、モータ24によりベルト駆
動されるボールスクリュー26,28によって昇降させ
られる。エレベータ22には、光ディスクカートリッジ
を保持するための函状のホルダー30が図示の水平姿勢
から少なくとも180度、矢線32のように回転できる
ように支承されている。このホルダー30を回転させる
ためのモータ36がエレベータ22に固設されており、
その回転力はホルダー30の支軸34にベルト伝達され
る。
媒体ハンドリング機構20はまた、光ディスクカートリ
ッジをホルダー30に取り込んだり、ホルダー30から
光ディスクカートリッジを送り出したりするための搬入
搬出機構が設けられている。この搬入搬出機構を第2図
に示して説明する。
第2図において、エレベータ22の両側部分に、レバー
38A,38B,38C,38Dが配設されている。各
レバー38A,38B,38C,38Dの先端部にはゴ
ムローラ40A,40B,40C,40Dがそれぞれ回
転自在に軸支されており、基端部にもゴムローラ42
A,42B,42C,42Dがそれぞれ回転自在に軸支
されており、同一レバー上の1対のゴムローラは回転軸
間をベルト44A,44B,44C,44Dによって連
結されている。また、ゴムローラ42A,42Cの回転
軸41A,41Cはエレベータ22の下方に張設された
タイミングベルト43によって連結されている。
レバー38A〜38Dは、その基端部のゴムローラ42
A〜42Dの支軸を中心として回動可能にエレベータ2
2に取り付けられている。レバー38A,38Cの基部
にはU字状切欠き46A,46Cが形成され、レバー3
8B,38Dの基部には、切欠き46A,46Cと係合
する回転ローラ48B,48Dが取着されている。した
がって、レバー38A,38Bおよびレバー38C,3
8Dはそれぞれ連動して回動する。
ゴムローラ40A〜40Dがそれぞれ想像線で示した搬
入搬出位置に来るように、レバー38A〜38Dが図示
の位置より内側へ回動した状態で、ゴムローラ42A,
42Bおよびゴムローラ42C,42Dとそれぞれ押接
する伝達ローラ50A,50Bがエレベータ22に回転
自在に設けられている。エレベータ22を貫通するごと
く設けられたスプラインシャフト53(第1図)の回転
は、スプラインギヤ52および伝達ローラ50Aを介し
てゴムローラ40A,40Bに伝達される。55はスプ
ラインシャフト53をベルト駆動するためのモータであ
る(第1図)。
54B,54Dはレバー38A,38Dの基部に取着さ
れた回転ローラ55B,55Dと係合するカムであり、
U字状切欠き56B,56Dが形成されている。60
A,60B,60C,60Dはレバー38A,38B,
38C,38Dを外向きに回動させるように付勢する引
っ張りばねである。58B,58Dはカム54B,54
Dを駆動するためのロータリソレノイドである。
再び第1図において、ディスク装置の底部には制御ユニ
ット62が設けられている。この制御ユニット62は、
図示しない上位装置との間の通信、上位装置からの指令
に基づきディスク駆動ユニット14,16、媒体ハンド
リング機構20などの制御を行う部分である。また、媒
体ハンドリング機構20の制御に関連して、エレベータ
22の移動路、つまり光ディスクカートリッジの搬送路
に沿って、エレベータ22を検知する検出器が設けられ
ている。
第3図は、その検出器の位置関係を媒体反転許可領域な
どと関連付けて示す模式図である。この図において、6
4Aおよび64Bは搬送範囲の上限位置および下限位置
とホルダー30の中心(光ディスクカートリッジの保持
中心)との一致を検出するための検出器である。この搬
送範囲内において、媒体ハンドリング機構20により光
ディスクカートリッジを水平姿勢で搬送することができ
る。64Cおよび64Dは反転許可領域の上限位置およ
び下限位置と光ディスクカートリッジの保持中心との一
致を検出するための検出器である。この反転許可領域内
に媒体ハンドリング機構20の光ディスクカートリッジ
保持中心が位置しているならば、ホルダー30に保持さ
れている光ディスクカートリッジの反転動作を行うこと
ができる。なお、検出器46Dの位置は、エレベータ2
2のホームポジションと一致している。
また、ホルダー30の姿勢を感知するための検出器など
も設けられているが、図示されていない。
第4図は、制御ユニット62の機能的構成を示す概略ブ
ロック図である。この図において、70はマイクロプロ
セッサであり、72はプログラムやデータなどを記憶す
るためのメモリである。74は上位装置とのインターフ
ェイス回路であり、76はディスク駆動ユニット14,
16、機構駆動回路78および検出回路80とのインタ
ーフェイス回路である。これら各部はバス82により相
互に接続されている。機構駆動回路78は、モータ2
4,36,55およびロータリソレノイド58B,58
Dを駆動するものである。検出回路80は、検出器64
A〜64Dなどの検出信号の判定などを行う回路であ
る。マイクロプロセッサ70でプログラムを実行するこ
とにより、後述のような制御ユニット62による各部の
制御、上位装置との間のデータ転送などが行われる。
次に、このディスク装置の動作を説明する。電源投入に
より、制御ユニット62は、検出器64Aから検出信号
が出るホームポジションにエレベータ22を移動させる
ように、モータ24を駆動制御する。この時点では、ロ
ータリソレノイド58B,58Dは消勢されており、そ
れらに内蔵されている復旧ばねの力によってカム54
B,54Dは第2図に実線で示す角度に保持されてい
る。したがって、レバー38A〜38Dは第2図に示す
位置まで外側に回動せしめられており、ゴムローラ40
A〜40Dは第2図に実線で示すようにホルダー30の
側面より外側に後退している。
その後、上位装置より、ある光ディスクカートリッジの
読み出しまたは書込みを指示されると、制御ユニット6
2は指定された光ディスクカートリッジの収納位置に対
応する高さ位置までエレベータ22を移動させるよう
に、モータ24の駆動制御を行う。
その位置付けを完了すると、制御ユニット62はロータ
リソレノイド58B,58Dを付勢する。カム54B,
54Dはそれぞれ、ロータリソレノイド58B,58D
の回転力、復旧ばねの力、ばね60A〜60Dの力がバ
ランスする角度まで回転する。カム54Bは例えば約6
7.5度回転して第2図に想像線で示す角度となり、同様
にカム54Dは例えば約25度回転して第2図に想像線
に示す角度となる(回転ローラ55Dは切欠き56Dか
らは脱出しない)。その結果、レバー38A〜38Dを
第2図に示す位置より内側に回動せしめられ、ゴムロー
ラ40A〜40Dは第2図に想像線で示すようにホルダ
ー30の側面より内側の搬入搬出位置に占位するように
なり、対向するゴムローラ40A,40Cが目的の光デ
ィスクカートリッジの先端部側面に押接する。
ここで、ゴムローラ40Aに荷重がかかると、レバー3
8Aは多少は外側に回動するが、回動させるためにはか
なり大きな力を必要とし、また回転ローラ55Bと係合
するカム54Bの周面部分はほぼ正円となっている。し
たがって、ゴムローラ38A,38Bの位置はほぼ一定
に保たれる。他方、レバー38C,38Dはゴムローラ
40C,40Dに比較的小さな荷重をかけても回動可能
である。
ロータリソレノイド58B,58Dの付勢とほぼ同時
に、制御ユニット62はモータ55を正方向回転させ
て、ゴムローラ40A〜40Dを搬入方向に回転させ
る。ゴムローラ40A,40Cは、収納庫10より突出
している目的の光ディスクカートリッジの先端部側面に
押接して回転し、その光ディスクカートリッジを水平に
引き出す。その光ディスクカートリッジが一定量だけ引
き出された後は、ゴムローラ40B,40Dも光ディス
クカートリッジの側面に押接して回転し、光ディスクカ
ートリッジ12の引き出し作用を行うようになる。この
ようにして、目的の光ディスクカートリッジは、ホルダ
ー30に搬入される。
この搬入時、光ディスクカートリッジの幅方向の位置は
ゴムローラ40A,40Bによってほぼ一定に保持さ
れ、ゴムローラ40C,40Dは光ディスクカートリッ
ジの側面に追従して光ディスクカートリッジをほぼ一定
の圧力でゴムローラ40A,40Bに押し付けるように
作用する。後述の搬出時も同様である。
この搬入が終わると、制御ユニット62はモータ55を
停止させてゴムローラ40A〜40Dの回転を止める。
同時に、ロータリソレノイド58B,58Dを消勢す
る。ロータリソレノイド58B,58Dの内部の復帰ば
ねおよびばね60A〜60Dの作用により、カム54
B,54Dは第2図に実線で示す角度に復旧する。その
結果、レバー38A〜38Dは第2図に示す角度位置ま
で外側に回動し、ゴムローラ40A〜40Dは、ホルダ
ー30に保持された光ディスクカートリッジの側面から
離脱し、さらにホルダー30の側壁より一定量だけ外側
に占位する。したがって、ホルダー30を回転させて
も、それがゴムローラ40A〜40Dに衝突することは
なくなり、また、エレベータ22を昇降させても、ゴム
ローラ40A,40Cが収納庫10に収納されている光
ディスクカートリッジに衝突することもなくなる。
次に制御ユニット62は、目的の光ディスクカートリッ
ジをロードすべきディスク駆動ユニット(例えば14)
の窓14Aの高さ位置まで搬送するように、モータ24
を駆動する。その搬送が完了すると、制御ユニット62
はロータリソレノイド58B,58Dを付勢してレバー
38A〜38Bを内側へ回動させてゴムローラ40A〜
40Dを第2図に想像線で示す搬入搬出位置まで移動さ
せると共にモータ55を逆方向に回転させることによ
り、ホルダー30から光ディスクカートリッジを送り出
し、ディスク駆動ユニット14にロードさせる。そし
て、そのディスク駆動ユニット14による情報の読出し
または書込みを開始させる。
読出しの場合、読出し情報は制御ユニット62のインタ
ーフェイス回路74を介して上位装置へ転送される。情
報の書込みの場合、予め上位装置か転送された書込み情
報が制御ユニット62のメモリ72に記憶されており、
その情報はインターフェイス回路76を介してディスク
駆動ユニット14へ転送される。このような制御は一般
的であるから、詳細は割愛する。
このディスク装置は、2つのディスク駆動ユニット1
4,16により同時に情報の読出しまたは書込みを行う
ことができる。例えば、一方のディスク駆動ユニット1
4で情報の読出しまたは書込みの実行中に、他方のディ
スク駆動ユニット16に先にロードされた光ディスクカ
ートリッジに対する情報の読出しまたは書込みが終了す
ると、制御ユニット62はエレベータ22をディスク駆
動ユニット16の窓16Aの前方まで移動させる。そし
て、ロータリソレノイド58B,58Dを付勢しかつモ
ータ55を正方向に回転させることにより、ディスク駆
動ユニット16の窓16Aから突出している光ディスク
カートリッジをホルダー30に搬入させる。その搬入を
完了すると、ロータリソレノイド58B、58Dを消勢
しかつモータ55を停止させた後、そのの光ディスクカ
ートリッジを、その収納位置まで搬送させるべくモータ
24を駆動する。収納位置まで搬送されると、制御ユニ
ット62はホルダー30から光ディスクカートリッジを
搬出して収納庫10に収納させるように媒体ハンドリン
グ機構20を制御する。
さて、収納庫10から取り出した光ディスクカートリッ
ジまたはディスク駆動ユニット14または16から取り
出した光ディスクカートリッジの表裏反転が必要な場
合、制御ユニット62は、その光ディスクカートリッジ
の搬送中にはモータ36を駆動してホルダー30を18
0度回転させ、その光ディスクカートリッジを反転させ
る。このように、光ディスクカートリッジの搬送中に反
転が行われ、従来のように反転動作の完了まで搬送動作
の開始が待たされることがないため、光ディスクカート
リッジを収納庫10から取り出してディスク駆動ユニッ
ト14または16へ搬送するための時間、および、その
逆方向へ搬送するための時間が短縮される。
なお、制御ユニット62は、媒体ハンドリング機構20
による光ディスクカートリッジの保持位置が、媒体反転
許可領域内であるか否かを検出器64C,64Dの検出
信号に基づき把握しており、光ディスクカートリッジの
反転動作を媒体反転許可領域内だけで行わせるように媒
体ハンドリング機構20を制御する。
例えば、媒体反転許可領域の上限位置より上の収納位置
に収納されている光ディスクカートリッジが収納庫10
から取り出されたとする。この場合、制御ユニット62
は、光ディスクカートリッジが媒体反転許可領域内まで
搬送されるまで(検出器64Cから検出信号が出る)、
反転動作の開始を遅らせる。
また例えば、光ディスクカートリッジの取り出し位置が
媒体反転許可領域の下限位置に近く、光ディスクカート
リッジの搬送と反転とを同時に開始しても、媒体反転許
可領域の下限位置まで搬送された時点でも反転動作が完
了しないとする。この場合、制御ユニット62は、媒体
反転許可領域の下限位置まで搬送が進んだ時点(検出器
64Dから検出信号が出る)から反転動作が完了するま
での間、モータ24の駆動を中止して搬送を中断する。
なお、搬送動作を中断せずに、搬送速度を下げることに
より、媒体反転許可領域内で反転動作を完了させるよう
に制御すことも可能である。
このような搬送開始待ち時間または搬送中断時間はアク
セス時間を増加させる要因となるが、その半面、媒体反
転許可領域を搬送範囲より狭くすると、装置上下に媒体
反転のための余分なスペースを確保する必要がなく、装
置を小型化できるという利点がある。したがって、アク
セス時間と装置サイズとの兼ね合いを考慮し、媒体反転
領域は設定されるものである。
以上、一実施例について説明したが、この発明はそれだ
けに限定されるものではなく、装置各部の機構や制御な
どの適宜変形して実施し得るものである。
また、この発明は光ディスク媒体以外の磁気ディスク媒
体、フロッピーディスク媒体などのディスク媒体を用い
るディスク装置にも同様に適用できるものである。
[発明の効果] 以上の説明から理解できるように、この発明にあって
は、表裏反転可能な範囲で媒体ハンドリング機構の位置
を検出する2つの検出器を設けているので、この検出器
からの信号に応じて媒体ハンドリング機構の移動中にデ
ィスク媒体を反転させることができる。その結果、ディ
スク媒体のアクセス時間が短く、かつ小型化されたディ
スク装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるディスク装置の全体的構造を示
す概略斜視図、第2図は光ディスクカートリッジの搬入
搬出機構を拡大して示す概略平面図、第3図は検出器の
位置関係を媒体反転許可領域などと関連付けて示す模式
図、第4図は制御ユニットの構成を示す概略ブロック図
である。 10……収納庫、12……光ディスクカートリッジ、1
4,16……ディスク駆動ユニット、20……媒体ハン
ドリング機構、22……エレベータ、30……ホルダ
ー、62……制御ユニット、64A〜64D……検出
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 毛利 泰輔 神奈川県足柄上郡中井町久所300番地 日 立電子エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 宮沢 芳幸 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (56)参考文献 特開 昭59−186168(JP,A) 特開 昭60−261066(JP,A) 特開 昭61−123054(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚のディスク媒体を出し入れ可能に並
    べて収納する収納部と、この収納部に対するディスク媒
    体の出し入れ、ディスク媒体の保持搬送、およびディス
    ク媒体の表裏反転を行う媒体ハンドリング機構と、前記
    ディスク媒体の駆動ユニットと、この媒体ハンドリング
    機構の動作を制御する制御部とを備え、前記媒体ハンド
    リング機構が前記収納部の前記ディスク媒体を出し入れ
    する正面に沿って移動するディスク装置において、前記
    ディスク媒体の表裏反転が可能な範囲を示すために前記
    媒体ハンドリング機構の移動路において前記範囲に対応
    する位置に設けられ前記媒体ハンドリング機構を検出す
    る第1及び第2の検出器と、前記制御部に設けられ第1
    及び第2の検出器の信号に応じて前記媒体ハンドリング
    機構が前記範囲にあるときに前記ディスク媒体を反転さ
    せる反転手段とを有し、前記ディスク媒体の表裏反転動
    作を前記媒体ハンドリング機構の移動中に行うディスク
    装置。
  2. 【請求項2】ディスク媒体はディスクカートリッジであ
    り、第1の検出器は、前記ディスク媒体駆動ユニットか
    ら離れた側に配置され、第2の検出器は、前記ディスク
    媒体駆動ユニットの近傍に配置され、かつ、第1及び第
    2の検出器は、前記媒体ハンドリング機構の前記ディス
    クカートリッジの保持位置を検出するものであり、前記
    反転手段は、前記媒体ハンドリング機構が前記範囲内に
    あるか否かを第1および第2の検出器からの信号に基づ
    いて検出し、第2の検出器の近傍において前記収納部に
    収納される前記ディスクカートリッジが存在する場合に
    おいて、前記制御部は、この第2の検出器の近傍にある
    ディスクカートリッジについて前記媒体ハンドリング機
    構の搬送中に前記表裏反転動作が終了しないときには、
    前記反転動作が終了してから前記移動を行うか、前記媒
    体ハンドリング機構の移動速度を低下させる制御を行う
    請求項1記載のディスク装置。
JP60264357A 1985-11-25 1985-11-25 デイスク装置 Expired - Lifetime JPH0634288B2 (ja)

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