JPH0574951A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0574951A
JPH0574951A JP23754591A JP23754591A JPH0574951A JP H0574951 A JPH0574951 A JP H0574951A JP 23754591 A JP23754591 A JP 23754591A JP 23754591 A JP23754591 A JP 23754591A JP H0574951 A JPH0574951 A JP H0574951A
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JP
Japan
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photoresist
wiring
film
via hole
interlayer insulating
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Pending
Application number
JP23754591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kotaki
浩 小瀧
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】多層配線のビアホールを形成するホトリソグラ
フィ工程において、露光時に下層配線表面からの反射光
を防ぐ。 【構成】第1のAl配線6表面に窒化チタン膜7が被着
された下層配線を形成する。この上に第2の層間絶縁膜
9を被着した後、ホトレジスト10を塗布し、ビアホー
ルパターンを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特に下部配線層と上部配線層とを接続するビアホ
ールの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多層配線構造の形成方法を、図2
に示す断面図を用いて説明する。
【0003】まず、半導体基板21上にフィールド酸化
膜22,ゲート酸化膜23,ゲート配線24等を形成
し、これらを覆う第1の層間絶縁膜25を形成する。ス
パッタ法により、第1の層間絶縁膜25上に第1のAl
膜を被着した後、ホトレジスト28をマスクにして第1
のAl膜をパターニングし、第1のAl配線26を形成
する〔図2(a)〕。次に、ホトレジスト28を除去
し、全面に第2の層間絶縁膜29を被着した後、ビアホ
ール形成のためにホトレジストを塗布し、露光,現像を
行ない、所望のパターンを有するホトレジスト30を形
成する〔図2(b)〕。次に、ホトレジスト30をマス
クとして、等方性エッチング,および異方性エッチング
を行ない、ビアホール31の形成する〔図2(c)〕。
ホトレジスト30を除去した後、ビアホール31を含む
第2の層間絶縁膜29上に第2のAl配線32を形成
し、ビアホール31を介して第1のAl配線26の第2
のAl配線32とを接続する〔図2(d)〕。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多層配
線の形成方法では、Al金属表面の光の反射率が約80
%と大きいため、ホトレジストが反射光により感光し、
図2(a)に示した工程においても、第1のAl配線2
6を設計寸法どうりに形成することが困難である。と同
時に、下地が段差部になっている上にビアホール31を
形成する場合、図2(b)に示すように、ホトレジスト
30に第1のAl配線26からの反射光により感光した
ホトレジスト30aが形成される。ホトレジスト30a
は現像段階では多少除去されても完全に除去されない。
しかし、ホトレジスト30aは、層間絶縁膜29のエッ
チング段階で除去される。その結果、図2(c)に示す
ように、ビアホール31の出来上り寸法d2 は設計寸法
1 に比べて非常に大きくなる。第1のAl配線26と
ビアホール31との設計上のマージンをd3 とすると、
1 +d3 <d2 の場合には、図示したようにビアホー
ル31が第1のAl配線26からはみだしてしまいとい
う欠点がある。
【0005】よって、従来の製造方法では、下地段差部
上に設計寸法どうりのビアホール31を開口することは
困難であり、ホトレジスト30の形成工程における露光
時の反射の影響の少ない下地平坦部上にビアホール31
を開口するか、もしくはビアホール31が設計寸法d1
より大きく開口しても第1のAl配線26からビアホー
ル31がはずれないようにマージンd3 を充分大きくす
る(d1 +d3 >d2 )等設計基準に制約を設ける必要
があり、集積化,微細化が困難になるという問題点があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体装置の多層配線構造の形成工程におい
て、半導体基板上に、絶縁膜を介して導電体膜を被着す
る工程と、導電体膜上に、窒化チタン膜を被着する工程
と、窒化チタン膜上に第1のホトレジストを塗布し、該
ホトレジストを所望のパターンに露光,現像する工程
と、第1のホトレジストをマスクとして、窒化チタン
膜,および導電体膜をエッチングし、下部配線層を形成
する工程と、下部配線層上に、層間絶縁膜を形成する工
程と、層間絶縁膜上に、第2のホトレジストを塗布し、
該ホトレジストを所望のパターンに露光,現像する工程
と、第2のホトレジストをマスクとして、層間絶縁膜を
エッチングし、下部配線層に達するビアホールを形成す
る工程と、ビアホールを含む層間絶縁膜上に上部配線層
を形成し、該ビアホールを介して上部配線層と下部配線
層とを接続する工程と、を含んでいる。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例の工程順の断面図であ
る。
【0008】まず、半導体基板1上にフィールド酸化膜
2,ゲート酸化膜3,ゲート配線4等を形成し、これら
を覆う第1の層間絶縁膜5を形成する。スパッタ法によ
り、第1の層間絶縁膜5上に第1のAl膜,および30
nm程度の膜厚の反射防止用の窒化チタン膜を被着した
後、ホトレジスト8をマスクにして窒化チタン膜,第1
のAl膜をパターニングし、第1のAl配線6,窒化チ
タン膜7を形成する〔図1(a)〕。ここでは、窒化チ
タン膜の存在により、第1のAl配線6は設計寸法どう
りにパターニングされる。本実施例における露光はG線
(波長435.8nm)により行なったが、G線に対す
る窒化チタン膜の反射率は5%未満である。
【0009】次に、ホトレジスト8を除去し、第1のA
l配線6および窒化チタン膜7を含む第1の層間絶縁膜
5上に第2の層間絶縁膜9を被着する。0.8μm□程
度のビアホール形成のためにホトレジストを塗布し、露
光,現像を行ない、所望のパターンを有するホトレジス
ト10を形成する〔図1(b)〕。この露光時の光は前
述のG線を用いるため、窒化チタン膜7の存在により第
1のAl配線6からの反射光の影響は無く、設計値どう
りのビアホールパターンを有するホトレジスト10が得
られる。
【0010】次に、ホトレジスト10をマスクにして、
第2の層間絶縁膜9の等方性エッチング,および異方性
エッチングを行ない、ビアホール11を形成する。この
エッチング工程における異方性エッチングのオーバーエ
ッチングにより、窒化チタン膜7はビアホール部のみエ
ッチング除去される〔図1(c)〕。
【0011】次に、ホトレジスト10を除去した後、ビ
アホール11を含む第2の層間絶縁膜9上に第2のAl
配線12を形成し、ビアホール11を介して第1のAl
配線6の第2のAl配線12とを接続する〔図1
(d)〕。
【0012】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本実施例では、下層配線としてAl金属膜の代り
にタングステンシリサイド膜を用いる。反射防止膜とし
て窒化チタン膜を採用することを含めて、下層配線材料
以外は構成材料および製造方法が第1の実施例と同じで
ある。
【0013】この場合、タングステンシリサイドのG線
に対する反射率はAlの反射率(80%)に比較して5
0%と低い。そこで、タングステンシリサイド膜から配
線パターンを形成するに際し、従来と同様にタングステ
ン膜上に直接ホトレジストパターンを設けて行なうと、
フィールド酸化膜段差上やゲート配線段差上で配線パタ
ーンが細くなる。微細配線構造が採用されている昨今で
は、少しの細りでも配線の断線につながる。
【0014】本実施例では、タングステンシリサイド膜
上に窒化チタン膜を形成しておくことにより、タングス
テンシリサイドからなる下層配線の形成加工工程におい
て、下地段差部の形状に起因する露光時の反射光の影響
を無くし、設計寸法どうりの下層配線が得られる。ま
た、タングステンシリサイドからなる下層配線と上層配
線(Al膜からなる)とを接続するビアホール形成のた
めのホトリソグラフィ工程においても、タングステンシ
リサイド配線表面からの反射光の影響は抑制され、設計
寸法どうりのビアホールパターンが得られる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、設計寸法
どうりの配線を形成できるとともに、ビアホール形成時
のホトリソグラフィ工程における露光時の反射光を下層
配線表面に形成した窒化チタン膜により防止するため、
下地段差部上にある下層配線の部分にビアホールを開口
しても設計寸法どうりのビアホールが得られ、下層配線
とビアホールとのマージン(図1(c)におけるd)も
従来の値より小さくすることが可能となり、集積化,微
細化が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の工程順断面図である。
【図2】従来の半導体装置の製造方法を示す工程順断面
図である。
【符号の説明】
1,21 半導体基板 2,22 フィールド酸化膜 3,23 ゲート酸化膜 4,24 ゲート配線 5,25 第1の層間絶縁膜 6,26 第1のAl配線 7 窒化チタン膜 8,10,28,30,30a ホトレジスト 9,29 第2の層間絶縁膜 11,31 ビアホール 12,32 第2のAl配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 21/28 301 L 7738−4M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の多層配線構造の形成工程に
    おいて、 半導体基板上に、絶縁膜を介して導電体膜を被着する工
    程と、 前記導電体膜上に、窒化チタン膜を被着する工程と、 前記窒化チタン膜上に第1のホトレジストを塗布し、該
    ホトレジストを所望のパターンに露光,現像する工程
    と、 前記第1のホトレジストをマスクとして、前記窒化チタ
    ン膜,および前記導電体膜をエッチングし、下部配線層
    を形成する工程と、 前記下部配線層上に、層間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜上に、第2のホトレジストを塗布し、該
    ホトレジストを所望のパターンに露光,現像する工程
    と、 前記第2のホトレジストをマスクとして、前記層間絶縁
    膜をエッチングし、前記下部配線層に達するビアホール
    を形成する工程と、 前記ビアホールを含む前記層間絶縁膜上に上部配線層を
    形成し、該ビアホールを介して前記上部配線層と前記下
    部配線層とを接続する工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1,および第2のホトレジストの
    露光が、G線により行なわれることを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置の製造方法。
JP23754591A 1991-09-18 1991-09-18 半導体装置の製造方法 Pending JPH0574951A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011003933A1 (de) 2010-02-12 2012-01-19 Suzuki Motor Corporation Kraftstoffgas-Zuführeinrichtung für einen Fahrzeugmotor

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JPH01255250A (ja) * 1988-04-05 1989-10-12 Fujitsu Ltd 多層配線形成方法
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