JPH0517313Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0517313Y2
JPH0517313Y2 JP1988146716U JP14671688U JPH0517313Y2 JP H0517313 Y2 JPH0517313 Y2 JP H0517313Y2 JP 1988146716 U JP1988146716 U JP 1988146716U JP 14671688 U JP14671688 U JP 14671688U JP H0517313 Y2 JPH0517313 Y2 JP H0517313Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headlight
opening
front part
outer peripheral
grill cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988146716U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0266336U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988146716U priority Critical patent/JPH0517313Y2/ja
Publication of JPH0266336U publication Critical patent/JPH0266336U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0517313Y2 publication Critical patent/JPH0517313Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q2800/00Features related to particular types of vehicles not otherwise provided for
    • B60Q2800/20Utility vehicles, e.g. for agriculture, construction work

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクターの車体前部の前面、即ち
車体前面に配設されるヘツドライトの取付構造に
関する。
(従来の技術) エンジンルームを画成するボンネツト等の車体
前部の前面部にヘツドライト用開口部及び空気取
入用開口部を設け、車体前部の両側面部に排風口
部を設け、エンジンルーム内の空気取入用開口部
後方に順次ラジエター及び冷却フアンを配設した
トラクターが知られている。
以上のトラクターにあつては、車体前面部に
は、同様にヘツドライト用開口部及び空気取入用
開口部が設けられたグリルカバーが配設されるの
が一般的であり、空気取入用開口部には、枯草、
枯芝等の異物が空気とともに侵入しラジエターが
目づまりする等の問題が発生しないように網体が
張設されている。
(考案が解決しようとする課題) ところが従来では、グリルカバーのヘツドライ
ト用開口部とヘツドライトの隙間より流入した空
気により枯草、枯芝等の異物が運ばれ、エンジン
ルームに侵入してラジエターが目づまりすると言
う問題があつた。
本考案は、斯かる現状に鑑み成されたものであ
り、構造が簡単で且つグリルカバーのヘツドライ
ト用開口部とヘツドライトとの隙間より枯草、枯
芝等の異物が侵入することのないトラクターのヘ
ツドライト取付構造を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を達成すべく本考案は、エンジンル
ームを画成する車体前部の前面部に開口部を設
け、該開口部内にヘツドライトを嵌装するととも
に前記車体前面部をヘツドライト用開口部を有す
るグリルカバーにて覆つたトラクターにおいて、
前記ヘツドライトの前面外周縁部を前記グリルカ
バーの裏側に臨ませるととともに、該ヘツドライ
トの外周面に外方に張り出す鍔部を設けたことを
特徴とする。
(作用) グリルカバーのヘツドライト用開口部とヘツド
ライトの隙間から流入した空気は、更にヘツドラ
イト外周面に沿つて外方に流れる。ところが、以
上構成の本願考案によれば、流入した空気は先ず
ヘツドライト前面に当つて屈曲させられ、更にヘ
ツドライト外周面に設けた前記鍔部により屈曲さ
せられてエンジンルームに侵入することとなる。
従つて、空気の流入速度が著しく減少し、この
空気流により枯草、枯芝等の異物が運ばれること
がない。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
本考案を適用した農用トラクターを示す第1図
において、1は車体フレーム、2は前輪、3は後
輪、4はハンドル、5はシートである。
第1図及び第3図に示すように、車体フレーム
1前部上には、前方よりラジエター6、及び冷却
フアン7を備えたエンジン8が搭載され、前方及
び両側方を覆うボンネツト11によりエンジンル
ームRが画成されている。
ボンネツト11はプレス成形品であり、第2図
のように、上面部12から連続する左右側面部1
3及び前面部15を有し、側面部13にはエンジ
ンルーム内の冷却フアン7用の排風口部14が形
成され、そして前面部15には中央の空気取入口
部16及び左右のヘツドライト17用の開口部1
8が形成され、更に前面部15下方に沿つて空気
取入スリツト部19が形成されている。図示で
は、前面部15左右のヘツドライト用開口部18
が側面部13前方にかけて延びている。
また、ボンネツト11の前面部15には、グリ
ルカバー21が、排風口部14には排風ルーバー
22が夫々装着される。
グリルカバー21は、前面部15と側面部13
の一部とを覆うように両側部か屈曲しており、中
央の空気取入口部23及び左右のヘツドライト用
開口部24が形成され、更にこれら開口部23,
24下方に空気取入スリツト部25が形成され、
空気取入口部23及び空気取入スリツト部25に
は網体23a,25aが張設される。
図中26は左右一対設けられたヒンジプレート
であり、第3図及び第4図のように、ヒンジプレ
ート26は上下一対の前方に延びる腕片27,2
8を有し、この腕片27,28の先端には断面L
型の裏板29,29が横設されている。
この裏板29,29をヘツドライト用開口部1
6の上下に配設されるチヤンネル部30,31内
側からスポツト溶接することにより固定されるヒ
ンジプレート26は、下部先端26a枢着溝32
及びストツパー溝33を、車体フレーム1に固定
されたヒンジブラケツト35に突設される枢着ピ
ン36及びストツパーピン37に係脱自在にヒン
ジ結合されている。
尚、ヒンジブラケツト35は、ヒンジブラケツ
ト35廻りに配設されるラジエター6、バツテリ
38等の支持用部材として利用されている。
また、ヒンジプレート26の腕片27,28間
はヘツドライト逃げ部26bとなつており、この
ヘツドライト逃げ部26bには、ボンネツト11
の前面部15に設けられたヘツドライト用開口部
16に嵌装されるヘツドライト17が臨んでい
る。
ヘツドライト17は、第1図乃至第4図に示す
ように、略直方体状の前部41と後方に向つてす
ぼまる後部43とを有し、前部41の外周面41
aにはその全周に亘つて外方に突出する鍔部45
が形成されている。
そしてヘツドライト17がヘツドライト用開口
部16に嵌装された状態において、このヘツドラ
イト17は、鍔部45を開口16前方に位置させ
るとともに、前面17aの外周縁部47をグリル
カバー21の裏側に臨ませている。
このようなヘツドライト17取付状態によれ
ば、冷却フアン7を回転させ、ボンネツト11の
前面部15の空気取入用開口16及び空気取入ス
リツト19から冷却空気を取入れる際に、グリル
カバー21とヘツドライト17との隙間から侵入
する空気は、第4図中矢印A,Bで示すように、
先ずヘツドライト17の前面17aに衝突し屈曲
して外周縁部45に沿つて流れ、次にヘツドライ
ト前部41の外周面41aに沿つて流れて直後に
鍔部45に衝突して屈曲させられるため、エンジ
ンルームRに侵入する速度が著しく減少する。
従つて、この空気流により枯草、枯芝等の異物
が運ばれることがないため、これら異物によりに
ラジエター6が目づまりするのを有効に防止でき
る。
また本実施例では、上側のチヤンネル部30の
下縁部30aがヘツドライト17の鍔部45裏側
に臨んでいる。
その結果、ヘツドライト17上部とグリルカバ
ー21との隙間を流れる空気(図中矢印A参照)
は、鍔部45により屈曲した後にチヤンネル部3
0の下縁部30aとヘツドライト17の鍔部45
側との間を流れるために屈曲し、更に流速の遅い
ものとなつている。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、ヘツド
ライトの前面外周部を前記グリルカバーの裏側に
臨ませるとともに、該外周部に外方に張り出す鍔
部を設けたため、グリルカバーのヘツドライト用
開口部とヘツドライトの隙間から流入した空気
は、先ずヘツドライト前面に当つて屈曲させら
れ、更にヘツドライト外周面に設けた前記鍔部に
より屈曲させられてエンジンルームに侵入するこ
ととなる。
従つて、空気の流入速度が著しく減少すること
となり、この空気流により枯草、枯芝等の異物が
運ばれてエンジンルーム内に侵入することがない
ため、これら異物によるラジエターの目づまりを
有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したトラクターの側面
図、第2図はボンネツト及びグリル等の分解斜視
図、第3図はボンネツト内部の透視側面図、第4
図は第3図の要部拡大図である。 尚図中、1は車体フレーム、15は前面部、1
1はボンネツト、17はヘツドライト、17aは
ヘツドライト前面、21はグリルカバー、41は
外周面、45は鍔部、47は外周縁部、Rはエン
ジンルームである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンルームを画成する車体前部の前面部に
    開口部を設け、該開口部内にヘツドライトを嵌装
    し、前記車体前面部をヘツドライト用開口部を有
    するグリルカバーにて覆つたトラクターにおい
    て、 前記ヘツドライトの前面外周縁部を前記グリル
    カバーの裏側に臨ませるとともに、該ヘツドライ
    トの外周面に外方に張り出す鍔部を設けたことを
    特徴とするトラクターのヘツドライト取付構造。
JP1988146716U 1988-11-10 1988-11-10 Expired - Lifetime JPH0517313Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988146716U JPH0517313Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988146716U JPH0517313Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0266336U JPH0266336U (ja) 1990-05-18
JPH0517313Y2 true JPH0517313Y2 (ja) 1993-05-10

Family

ID=31416468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988146716U Expired - Lifetime JPH0517313Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0517313Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0266336U (ja) 1990-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04212619A (ja) トラクタ運転台のための換気装置
CA1266983A (en) Riding type mower
US3207250A (en) Vehicle cowling and hood construction
JPH0517313Y2 (ja)
JPH0643455Y2 (ja) 芝刈機の排気装置構造
JP2831174B2 (ja) キャビン装置のエアコン外気導入構造
JPH1067340A (ja) 自動車のエンジンフードを利用する冷却構造
JPH0310090Y2 (ja)
JP2004224274A (ja) 走行車両のボンネット構造
JP3345062B2 (ja) 自動車の空気取入装置
JPH0341049Y2 (ja)
JPS6136408Y2 (ja)
JPH0318656Y2 (ja)
JPH02124382A (ja) トラクターのボンネットヒンジ構造
JPH0329215Y2 (ja)
JPH0644735Y2 (ja) 作業車のエアクリーナ装置
JPS6111071Y2 (ja)
CA1334816C (en) Cooling and combustion air filtering system for a tractor
JPH0736126Y2 (ja) エンジンの吸気装置
JPH02128967A (ja) トラクターのボンネットヒンジ構造
JPS6018573Y2 (ja) 農用トラクタのエンジン部における熱風誘導装置
JPH0712663Y2 (ja) トラクタのエンジン排気装置
JPH03121918U (ja)
JP2518435Y2 (ja) エンジンの吸気装置
JPH0344620Y2 (ja)