JPH0736126Y2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents
エンジンの吸気装置Info
- Publication number
- JPH0736126Y2 JPH0736126Y2 JP4809589U JP4809589U JPH0736126Y2 JP H0736126 Y2 JPH0736126 Y2 JP H0736126Y2 JP 4809589 U JP4809589 U JP 4809589U JP 4809589 U JP4809589 U JP 4809589U JP H0736126 Y2 JPH0736126 Y2 JP H0736126Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- air cleaner
- engine
- transmission
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンの吸気装置に関し、特にエンジンル
ーム内におけるエアクリーナおよびバッテリのレイアウ
トに関する。
ーム内におけるエアクリーナおよびバッテリのレイアウ
トに関する。
(従来の技術) 従来、車両におけるエアクリーナのレイアウトとして、
例えば特公昭61-28041号公報に開示されるように、エン
ジンの端部にトランスミッションを連設した車両におい
て、トランスミッションの上部にエアクリーナを配設
し、トランスミッション上方のデッドスペースを有効活
用してエンジンまわりをコンパクトにまとめるようにし
たものが知られている。
例えば特公昭61-28041号公報に開示されるように、エン
ジンの端部にトランスミッションを連設した車両におい
て、トランスミッションの上部にエアクリーナを配設
し、トランスミッション上方のデッドスペースを有効活
用してエンジンまわりをコンパクトにまとめるようにし
たものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、車体前部にエンジンを、その出力軸が車体の
軸方向に向くように横置きに搭載し、且つ該エンジンの
側方(車体幅方向側)にトランスミッションを配置した
FFタイプの車両の場合、トランスミッション上方のデッ
ドスペースがエンジンルームの略中央に位置するので、
このデッドスペースにエアクリーナに加えてバッテリを
配設することが可能であり、このようにすればエンジン
まわりを一層コンパクト化できる。その場合、エアクリ
ーナにはエアをスムーズに導入したいという要求があ
り、その一方ではバッテリを、ラジエータから後方に流
れる熱風から保護して早期劣化を防止したいという要求
がある。
軸方向に向くように横置きに搭載し、且つ該エンジンの
側方(車体幅方向側)にトランスミッションを配置した
FFタイプの車両の場合、トランスミッション上方のデッ
ドスペースがエンジンルームの略中央に位置するので、
このデッドスペースにエアクリーナに加えてバッテリを
配設することが可能であり、このようにすればエンジン
まわりを一層コンパクト化できる。その場合、エアクリ
ーナにはエアをスムーズに導入したいという要求があ
り、その一方ではバッテリを、ラジエータから後方に流
れる熱風から保護して早期劣化を防止したいという要求
がある。
本考案はこのような点に着目してなされたものであり、
その目的とするところは、エアクリーナおよびバッテリ
をトランスミッション上部に適切にレイアウトしてエア
クリーナおよびバッテリの持つ機能を良好に発揮させな
がら、エンジンまわりをコンパクトにまとめることにあ
る。
その目的とするところは、エアクリーナおよびバッテリ
をトランスミッション上部に適切にレイアウトしてエア
クリーナおよびバッテリの持つ機能を良好に発揮させな
がら、エンジンまわりをコンパクトにまとめることにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の解決手段は、車体前
部に横置きに搭載され、且つ側方にトランスミッション
が配置されたエンジンを前提とし、これに対して、上記
トランスミッションの上部にエアクリーナおよびバッテ
リを配設し、該エアクリーナをバッテリに対して前側に
配設する構成としたものである。
部に横置きに搭載され、且つ側方にトランスミッション
が配置されたエンジンを前提とし、これに対して、上記
トランスミッションの上部にエアクリーナおよびバッテ
リを配設し、該エアクリーナをバッテリに対して前側に
配設する構成としたものである。
(作用) 上記の構成により、本考案では、トランスミッションの
上部にエアクリーナおよびバッテリを配設したので、ト
ランスミッション上方のデッドスペースを有効活用して
エンジンまわりがコンパクトにまとまる。
上部にエアクリーナおよびバッテリを配設したので、ト
ランスミッション上方のデッドスペースを有効活用して
エンジンまわりがコンパクトにまとまる。
その場合、エアクリーナをバッテリに対して前側に配設
したので、エアクリーナが車体前部のエア取入口に近く
なってエアクリーナにエアを取入れるための吸気通路が
簡単なものになり、エアクリーナにエアがスムーズに導
入される。
したので、エアクリーナが車体前部のエア取入口に近く
なってエアクリーナにエアを取入れるための吸気通路が
簡単なものになり、エアクリーナにエアがスムーズに導
入される。
しかも、この配置によって、ラジエータから後方に流れ
る熱風がエアクリーナに遮られてバッテリに当たらず、
バッテリの熱保護が図られて早期劣化が防止される。
る熱風がエアクリーナに遮られてバッテリに当たらず、
バッテリの熱保護が図られて早期劣化が防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は、本考案の実施例に係る吸気装置
を備えてFFタイプの車両に搭載されたV型エンジンを示
す。これらの図において、1は車体であって、該車体1
の前部にはエンジンルーム2が形成され、該エンジンル
ーム2の上にはボンネットパネル3が設けられている。
を備えてFFタイプの車両に搭載されたV型エンジンを示
す。これらの図において、1は車体であって、該車体1
の前部にはエンジンルーム2が形成され、該エンジンル
ーム2の上にはボンネットパネル3が設けられている。
上記エンジンルーム2には、V型エンジン6がその出力
軸が車体1の幅方向に向くように横置きに搭載されてい
る。7はエンジン6の左バンク上に配設されたシリンダ
ヘッドカバー、8はエンジン6の右バンク上に配設され
たサージタンクであって、該サージタンク8と各気筒と
が吸気通路で接続されている。また、このエンジン6の
左側にはトランスミッション11が連結されている。さら
に、上記エンジン6の前方にはラジエータ12が配設され
ている。
軸が車体1の幅方向に向くように横置きに搭載されてい
る。7はエンジン6の左バンク上に配設されたシリンダ
ヘッドカバー、8はエンジン6の右バンク上に配設され
たサージタンクであって、該サージタンク8と各気筒と
が吸気通路で接続されている。また、このエンジン6の
左側にはトランスミッション11が連結されている。さら
に、上記エンジン6の前方にはラジエータ12が配設され
ている。
また、上記トランスミッション11の上部には、エアクリ
ーナ17およびバッテリ13が配設されている。そして、上
記エアクリーナ17はバッテリ13に対して前側に配設され
ている。
ーナ17およびバッテリ13が配設されている。そして、上
記エアクリーナ17はバッテリ13に対して前側に配設され
ている。
上記エアクリーナ17の出口部はエアホース18を介して上
記エンジン6のサージタンク8に接続されている。ま
た、エアクリーナ17の入口部はフレッシュエアダクト19
が接続され、該フレッシュエアダクト19は上記ラジエー
タ12の右上部まで延設されて開口している。よって、フ
レッシュエアダクト19により吸込まれたエアはエアクリ
ーナ17で濾過された後、エアホース18からサージタンク
8に、そしてエンジン6へと供給される。また、20は一
定容積を有してエアクリーナ17の左下方に配設されたレ
ゾネータであって、該レゾネータ20は小径の連通部を介
してエアクリーナ17の入口部に接続されており、吸気騒
音を消音する機能を発揮する。
記エンジン6のサージタンク8に接続されている。ま
た、エアクリーナ17の入口部はフレッシュエアダクト19
が接続され、該フレッシュエアダクト19は上記ラジエー
タ12の右上部まで延設されて開口している。よって、フ
レッシュエアダクト19により吸込まれたエアはエアクリ
ーナ17で濾過された後、エアホース18からサージタンク
8に、そしてエンジン6へと供給される。また、20は一
定容積を有してエアクリーナ17の左下方に配設されたレ
ゾネータであって、該レゾネータ20は小径の連通部を介
してエアクリーナ17の入口部に接続されており、吸気騒
音を消音する機能を発揮する。
また、上記バッテリ13はバッテリカバー14で覆われてい
る。15はバッテリダクトであって、一端がラジエータ12
の左下部に開口し、他端がバッテリカバー14に接続され
ていて、前方からの走行風をバッテリカバー14内に導入
してバッテリ13を冷却するようにしている。
る。15はバッテリダクトであって、一端がラジエータ12
の左下部に開口し、他端がバッテリカバー14に接続され
ていて、前方からの走行風をバッテリカバー14内に導入
してバッテリ13を冷却するようにしている。
したがって、上記実施例においては、トランスミッショ
ン11の上部にエアクリーナ17およびバッテリ13を配設し
たので、トランスミッション上方のデッドスペースを有
効活用してエンジンまわりがコンパクトにまとまる。
ン11の上部にエアクリーナ17およびバッテリ13を配設し
たので、トランスミッション上方のデッドスペースを有
効活用してエンジンまわりがコンパクトにまとまる。
その場合、エアクリーナ17をバッテリ13に対して前側に
配設したので、エアクリーナ17が車体前部に近くなって
フレッシュエアダクト19が簡単なものになり、エアクリ
ーナ17にエアがスムーズに導入される。
配設したので、エアクリーナ17が車体前部に近くなって
フレッシュエアダクト19が簡単なものになり、エアクリ
ーナ17にエアがスムーズに導入される。
さらに、この配置によって、ラジエータ12から後方に流
れる熱風がエアクリーナ17に遮られてバッテリ13に当た
らず、バッテリ13の熱保護が図られて早期劣化が防止さ
れる。
れる熱風がエアクリーナ17に遮られてバッテリ13に当た
らず、バッテリ13の熱保護が図られて早期劣化が防止さ
れる。
しかも、バッテリダクト15によって走行風をバッテリカ
バー14内に導入したので、バッテリ13を良好に冷却でき
てバッテリ13の早期劣化が一層防止される。
バー14内に導入したので、バッテリ13を良好に冷却でき
てバッテリ13の早期劣化が一層防止される。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のエンジンの吸気装置によ
れば、車体前部にエンジンを横置きに搭載し、該エンジ
ンの側方にトランスミッションを配置し、トランスミッ
ションの上部にエアクリーナおよびバッテリが配設し、
該エアクリーナをバッテリに対して前側に配設したの
で、エアクリーナの吸気通路を簡単にし且つバッテリの
熱保護を図りながら、トランスミッション上方のデッド
スペースを有効活用してエンジンまわりをコンパクトに
まとめることができる。
れば、車体前部にエンジンを横置きに搭載し、該エンジ
ンの側方にトランスミッションを配置し、トランスミッ
ションの上部にエアクリーナおよびバッテリが配設し、
該エアクリーナをバッテリに対して前側に配設したの
で、エアクリーナの吸気通路を簡単にし且つバッテリの
熱保護を図りながら、トランスミッション上方のデッド
スペースを有効活用してエンジンまわりをコンパクトに
まとめることができる。
図面は本考案の実施例を例示し、第1図は車両前部の縦
断側面図、第2図はボンネットパネルを取り去った状態
での車両前部の平面図である。 1……車体 6……エンジン 11……トランスミッション 13……バッテリ 17……エアクリーナ
断側面図、第2図はボンネットパネルを取り去った状態
での車両前部の平面図である。 1……車体 6……エンジン 11……トランスミッション 13……バッテリ 17……エアクリーナ
Claims (1)
- 【請求項1】車体前部に横置きに搭載され、且つ側方に
トランスミッションが配置されたエンジンにおいて、上
記トランスミッションの上部にエアクリーナおよびバッ
テリが配設され、該エアクリーナはバッテリに対して前
側に配設されていることを特徴とするエンジンの吸気装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4809589U JPH0736126Y2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4809589U JPH0736126Y2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | エンジンの吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02139357U JPH02139357U (ja) | 1990-11-21 |
JPH0736126Y2 true JPH0736126Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31564601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4809589U Expired - Lifetime JPH0736126Y2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736126Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-24 JP JP4809589U patent/JPH0736126Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02139357U (ja) | 1990-11-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |