JPS6111071Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6111071Y2 JPS6111071Y2 JP10467379U JP10467379U JPS6111071Y2 JP S6111071 Y2 JPS6111071 Y2 JP S6111071Y2 JP 10467379 U JP10467379 U JP 10467379U JP 10467379 U JP10467379 U JP 10467379U JP S6111071 Y2 JPS6111071 Y2 JP S6111071Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling air
- cover
- radiator
- air guide
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 29
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、水冷エンジンを搭載した自動二輪
車、特にレース用の水冷エンジン付自動二輪車に
適するラジエータ冷却風の導入装置に関するもの
である。
車、特にレース用の水冷エンジン付自動二輪車に
適するラジエータ冷却風の導入装置に関するもの
である。
レース用の自動二輪車は、空冷エンジン付・水
冷エンジン付を問わず走行時の空気抵抗を少なく
するために、前輪を除く車体前半部を覆う大型の
カウリングを取付け、あるいは図示例のように、
車体２を流線形箱形のフレームレス車体で構成
し、そのカバー状車体２の内部にエンジン３を取
付け、カバー状車体２のエンジン３の前方に当る
部分に開けた口４から冷却風を入れるようにして
いる。
冷エンジン付を問わず走行時の空気抵抗を少なく
するために、前輪を除く車体前半部を覆う大型の
カウリングを取付け、あるいは図示例のように、
車体２を流線形箱形のフレームレス車体で構成
し、そのカバー状車体２の内部にエンジン３を取
付け、カバー状車体２のエンジン３の前方に当る
部分に開けた口４から冷却風を入れるようにして
いる。
そしてエンジン３が水冷式の場合は、ラジエー
タ７をエンジン３の前に設置して、その前方の開
口４から入る風がラジエータに当るようにしてい
る。
タ７をエンジン３の前に設置して、その前方の開
口４から入る風がラジエータに当るようにしてい
る。
ところが走行中車体前方に発生する気流は、前
輪１のフエンダ８の外周面に沿つて前輪１と車体
２の間の間隙を下降する。また車体２の左右両側
面に沿つて流れる傾向にある。
輪１のフエンダ８の外周面に沿つて前輪１と車体
２の間の間隙を下降する。また車体２の左右両側
面に沿つて流れる傾向にある。
従つてラジエータ冷却風導入口４に入る風量が
少なく、またその口４から車体２の中に入つた冷
却風が車体内部で散逸してしまう。
少なく、またその口４から車体２の中に入つた冷
却風が車体内部で散逸してしまう。
本考案は、水冷エンジン付自動二輪車における
ラジエータ冷却風導入装置の上記の問題点を解決
することを目的とする。
ラジエータ冷却風導入装置の上記の問題点を解決
することを目的とする。
すなわちカバー状車体２の前面のラジエータ冷
却風導入口４の幅をフロントフオーク１１の幅に
ほぼ一致させ、その冷却風導入口４に連続し、そ
の車体２の左右両側面に出口６，６を開けた二ま
た状の導風ダクト５を設け、その導風ダクト５の
内部にラジエータ７をダクト５の内幅一杯に配置
し、前輪フエンダ８の後端部に、上記ラジエータ
冷却風導入口４の下辺に向つて突き出た導風部９
を設けると共に、その導風部９の後端をラジエー
タ冷却風導入口４の内側まで延長させた構成を特
徴とする。
却風導入口４の幅をフロントフオーク１１の幅に
ほぼ一致させ、その冷却風導入口４に連続し、そ
の車体２の左右両側面に出口６，６を開けた二ま
た状の導風ダクト５を設け、その導風ダクト５の
内部にラジエータ７をダクト５の内幅一杯に配置
し、前輪フエンダ８の後端部に、上記ラジエータ
冷却風導入口４の下辺に向つて突き出た導風部９
を設けると共に、その導風部９の後端をラジエー
タ冷却風導入口４の内側まで延長させた構成を特
徴とする。
ラジエータ７の配置位置としては、第１図・第
２図に示す冷却風導入口４の直後、あるいは第３
図に示す導風ダクト５の出口６の付近が適してい
る。
２図に示す冷却風導入口４の直後、あるいは第３
図に示す導風ダクト５の出口６の付近が適してい
る。
上記導風部９の横幅はフエンダ８の幅と略同じ
程度で足りる。合成樹脂製フエンダの場合、導風
部９は一体成形することができる。１０はそのフ
エンダ８の両側面に設けた保護部材にして、フロ
ントフオーク１１の下部及び緩衝ばね１２に、走
行中路傍の木枝や飛んで来た石などが当つたり、
はさまつたりするのを防ぐ。又保護部材１０は整
流板の役目も持つている。
程度で足りる。合成樹脂製フエンダの場合、導風
部９は一体成形することができる。１０はそのフ
エンダ８の両側面に設けた保護部材にして、フロ
ントフオーク１１の下部及び緩衝ばね１２に、走
行中路傍の木枝や飛んで来た石などが当つたり、
はさまつたりするのを防ぐ。又保護部材１０は整
流板の役目も持つている。
本考案水冷エンジン付自動二輪車のラジエータ
冷却風導入装置は上記のように、カバー状車体２
の内部に、その車体前面のラジエータ冷却風導入
口４に連続し、カバー状車体２の左右両側面に出
口６，６を開けた導風ダクト５を設け、その導風
ダクト５の中にラジエータ７を配置したから、上
記口４から車体内に入つた冷却風は、すべてダク
ト５の中を流れて必ずラジエータ７に当り、車体
内部に散逸することがない。
冷却風導入装置は上記のように、カバー状車体２
の内部に、その車体前面のラジエータ冷却風導入
口４に連続し、カバー状車体２の左右両側面に出
口６，６を開けた導風ダクト５を設け、その導風
ダクト５の中にラジエータ７を配置したから、上
記口４から車体内に入つた冷却風は、すべてダク
ト５の中を流れて必ずラジエータ７に当り、車体
内部に散逸することがない。
そして上記ラジエータ冷却風導入口４の幅をフ
ロントフオーク１１の幅にほぼ一致させると共
に、ラジエータ７を導風ダクト５の内幅一杯に設
けたから、口４の開口面積が大きくて冷却風の導
入効果が向上し、その導入された冷却風のほぼ全
部がラジエータ７に当り冷却効率が上がる。
ロントフオーク１１の幅にほぼ一致させると共
に、ラジエータ７を導風ダクト５の内幅一杯に設
けたから、口４の開口面積が大きくて冷却風の導
入効果が向上し、その導入された冷却風のほぼ全
部がラジエータ７に当り冷却効率が上がる。
さらに本考案は前輪フエンダ８の後端部に設け
た導風部９を、車体前面のラジエータ冷却風導入
口４の下辺に向つて突き出させると同時に、その
導風部９の後端をラジエータ冷却風導入口４の内
側まで延長させたから、走行によつて前輪フエン
ダ８の外周面上を流れる気流は、導風部９に当つ
てラジエータ冷却風導入口４からカバー状車体２
の内部に略垂直に導かれるもので、車体が大型の
カウリング付、あるいは流線形箱形のフレームレ
ス車体のようにカバー状車体２であつても、その
車体２の前方の気流のほとんどがラジエータ冷却
風導入口４に入り、前記導風ダクト５を設けてそ
の中にラジエータ７を配置したことと相まつて冷
却効率を向上する効果がある。
た導風部９を、車体前面のラジエータ冷却風導入
口４の下辺に向つて突き出させると同時に、その
導風部９の後端をラジエータ冷却風導入口４の内
側まで延長させたから、走行によつて前輪フエン
ダ８の外周面上を流れる気流は、導風部９に当つ
てラジエータ冷却風導入口４からカバー状車体２
の内部に略垂直に導かれるもので、車体が大型の
カウリング付、あるいは流線形箱形のフレームレ
ス車体のようにカバー状車体２であつても、その
車体２の前方の気流のほとんどがラジエータ冷却
風導入口４に入り、前記導風ダクト５を設けてそ
の中にラジエータ７を配置したことと相まつて冷
却効率を向上する効果がある。
第１図は本考案装置を実施した水冷エンジン付
自動二輪車の側面図、第２図はその要部の横断平
面図、第３図は他の実施例の横断平面図、第４図
は前輪フエンダの斜視図。 １は前輪、２はカバー状車体、３は水冷エンジ
ン、４はラジエータ冷却風導入口、５は導風ダク
ト、６は出口、７はラジエータ、８は前輪フエン
ダ、９は導風部。
自動二輪車の側面図、第２図はその要部の横断平
面図、第３図は他の実施例の横断平面図、第４図
は前輪フエンダの斜視図。 １は前輪、２はカバー状車体、３は水冷エンジ
ン、４はラジエータ冷却風導入口、５は導風ダク
ト、６は出口、７はラジエータ、８は前輪フエン
ダ、９は導風部。
Claims (1)
- 前輪を除く車体前半部を覆う大型カウンリング
付車体または流線形箱形フレームレス車体から成
り、そのカバー状車体内部に水冷エンジンを取付
け、カバー状車体のエンジンの前方に当る部分に
開けた口からラジエータ冷却風を導入するように
した水冷エンジン付自動二輪車において、上記カ
バー状車体前面のラジエータ冷却風導入口の幅を
フロントフオークの幅にほぼ一致させ、その冷却
風導入口に連続し、カバー状車体の左右両側面に
出口を開けた導風ダクトを設け、その導風ダクト
の内部にラジエータをダクトの内幅一杯に配置
し、前輪フエンダの後端部に、上記ラジエータ冷
却風導入口の下辺に向つて突き出た導風部を設け
ると共に、その導風部の後端をラジエータ冷却風
導入口の内側まで延長させた水冷エンジン付自動
二輪車のラジエータ冷却風導入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10467379U JPS6111071Y2 (ja) | 1979-07-28 | 1979-07-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10467379U JPS6111071Y2 (ja) | 1979-07-28 | 1979-07-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5622425U JPS5622425U (ja) | 1981-02-27 |
| JPS6111071Y2 true JPS6111071Y2 (ja) | 1986-04-08 |
Family
ID=29337351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10467379U Expired JPS6111071Y2 (ja) | 1979-07-28 | 1979-07-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6111071Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6011887U (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-26 | スズキ株式会社 | オートバイの冷却風誘導装置の整流体 |
| JP5751979B2 (ja) * | 2011-08-03 | 2015-07-22 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
-
1979
- 1979-07-28 JP JP10467379U patent/JPS6111071Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5622425U (ja) | 1981-02-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20030183432A1 (en) | Engine cooling system for rear-engine vehicle | |
| US4770460A (en) | Front fender for small vehicles | |
| JPS6111071Y2 (ja) | ||
| JPH0121036B2 (ja) | ||
| JPH0375391B2 (ja) | ||
| JPH0744552Y2 (ja) | 自動２輪車のラジエター冷却構造 | |
| JP2005153664A (ja) | 自動二輪車のカウリング構造 | |
| JPH01262278A (ja) | 自動二，三輪車のエンジン冷却装置 | |
| JPH054476Y2 (ja) | ||
| JPH0211270Y2 (ja) | ||
| JP2538643Y2 (ja) | エンジンルームカバー | |
| JP2516549Y2 (ja) | 車両用フロントバンパ | |
| JPS6228542Y2 (ja) | ||
| JP2588078Y2 (ja) | インタークーラー導風構造 | |
| JPS5845939Y2 (ja) | スク−タ型オ−トバイのエンジン冷却風誘導装置 | |
| JPH0316746Y2 (ja) | ||
| JPS644630Y2 (ja) | ||
| JPS63110089A (ja) | 自動二輪車の空冷エンジン構造 | |
| JPH039505Y2 (ja) | ||
| JPH0526774U (ja) | 自動二輪車における発熱電装品の配置構造 | |
| JPH06321155A (ja) | 自動二輪車の新気導入機構 | |
| JPS6061385A (ja) | 自動二輪車の温風導入装置 | |
| JPH0330230Y2 (ja) | ||
| JPH068639B2 (ja) | 自動車用送風機 | |
| JPS58188212U (ja) | トラツク |