JPH0329215Y2 - - Google Patents

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JPH0329215Y2
JPH0329215Y2 JP13629286U JP13629286U JPH0329215Y2 JP H0329215 Y2 JPH0329215 Y2 JP H0329215Y2 JP 13629286 U JP13629286 U JP 13629286U JP 13629286 U JP13629286 U JP 13629286U JP H0329215 Y2 JPH0329215 Y2 JP H0329215Y2
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JP
Japan
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radiator
engine
hot air
stopper
bracket
Prior art date
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JP13629286U
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JPS6343826U (ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、エンジン及び該エンジンを冷却する
ラジエータを収納したボンネツト装置に係り、詳
しくはサイドカバーを支持するストツパ部材によ
りエンジンの冷却効果を高めたボンネツト装置に
関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、機体に搭載したエンジンの回転にて駆
動される車輌例えばトラクタは、燃料の燃焼に伴
い加熱されるエンジンを冷却するため、ウオータ
ポンプにて循環される冷却水によりエンジンから
熱を吸収し、更に該冷却水をインレツトホースを
介してラジエータ内に送り込み、クーリングフア
ンの回転による冷却風にてその熱を放散してい
る。
ところで、上述した従来のトラクタは、そのエ
ンジン及びラジエータ等がサイドカバー等にて囲
まれたボンネツト内に収納されているため、前記
クーリングフアンにて送られる熱風が該フアン後
方に位置したエンジンに遮られて、該エンジン側
方とサイドカバーとの間〓を通り機体の下方や後
方に送られているが、第3図に示すように、機体
下方に流れる熱風をラジエータ10とエンジン7
の間で仕切る手段が何ら施されていない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 これにより、該熱風はその一部がラジエータ1
0の前方にも回り込んで再度冷却用としてクーリ
ングフアン9に吸い込まれてしまい、このためラ
ジエータ10による冷却効果が下がつてしまう不
具合を生じている。なお、図中15′,16′にて
示すものはボンネツト装置の両側を覆うサイドカ
バーを当接・支持するストツパ部材及びストツパ
ピンである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は、上述問題点を解消することを目的と
するものであつて、例えば第1図及び第2図に示
すように、エンジン7に連結し機体前後方向に平
行に延びているブラケツト13と、該ブラケツト
上に固定されてラジエータ10前方に配置された
バツテリサポート11と、前記ブラケツトに固定
され、かつ前記サイドカバー6の一端を当接・支
持するストツパピン16を有すると共に、前記エ
ンジン下方側面から前記ラジエータの下方側面を
通つてその前端が前記バツテリサポート11にラ
ツプするように延びて遮風板を構成するストツパ
部材15と、を備えてなり、もつてラジエータ1
0後方の熱風が、前記遮風板に沿つてエンジン7
後方に導かれるように構成したことを特徴とする
ものである。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、ラジエータ10からの熱を
吸収した冷却風は熱風となりラジエータ10後方
のエンジン7に向けて放出される。すると、該エ
ンジン7にて進路を遮られた熱風は該エンジン7
の側方や下方に流される。そして、該側方に流さ
れた熱風はエンジン7とサイドカバー6との間〓
を通つて機体後方に送られ、またエンジン7下方
に流される熱風は長尺に構成して遮風板となした
ストツパ部材15及びバツテリサポート11に導
かれ、ラジエータ10前方に回り込むことなく機
体後方に流される。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿つて、本考案による実施例につ
いて説明する。
トラクタ1は、第1図及び第2図に示すよう
に、車輪2にて支持されている機体3を有してお
り、該機体3前方にはボンネツト装置5が配置さ
れ、かつその後方には運転席が設置されている。
そして、ボンネツト装置5にはその側方を覆う
ようにサイドカバー6,6が開閉自在に設置され
ていると共にエンジン7が収納され、かつ該エン
ジン7の機体前方にはクーリングフアン9及びラ
ジエータ10が設置されている。また、エンジン
7には機体前方に向かつて平行にモータ延びてい
るフロントアクスルブラケツト13,13が固定
されている。更に、該ラジエータ10前方には機
体3を構成する前記ブラケツトにボルト止めした
バツテリサポート11上にバツテリ12が設置さ
れており、また該ブラケツト13の略々中央部に
はサイドカバー6の下端部を当接・支持するよう
に構成したストツパプレート15がボルト止めさ
れている。更に、該プレート15は長尺に形成さ
れて遮風板兼用に構成されていると共に、機体3
の両側方においてラジエータ10下方からエンジ
ン7の機体前方に向いた一端まで亘るように配置
され、かつ前記プレート15のラジエータ10下
方部は、バツテリサポート11の機体後方に向い
た一端とラツプされており、これによりラジエー
タ10後方の熱風が遮風板兼用ストツパプレート
15にて機体3後方に導かれ、ラジエータ10前
方へは回り込まないように構成されている。即
ち、該遮風板兼用のストツパプレート15,15
は、第2図に詳示するように、フロントアクスル
ブラケツト13,13にその下部を固定されると
共に、上方に向かつて外方に膨出しており、かつ
その機体前方に延びている前端部分15aは、ブ
ラケツト13から直線状に立上つていると共にそ
の上端隅部分aがバツテリサポート11にラツ
プ・近接しており、更に該ストツパプレート15
の内方とラジエータ10との間に熱風が通ること
を遮断するように、例えばスポンジ等が詰められ
ており、これによりストツパプレート15が遮風
板を兼用している。
なお、図中16,17にて示すものはそれぞれ
ストツパピン及びバンパーである。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、
エンジン5の回転に基づくクーリングフアン9の
回転によりボンネツト装置6内に吸引されてラジ
エータ10を冷却した後の熱風は、図中矢印にて
示すように、エンジン7に遮られて機体3の左右
に分流し、更に該エンジン7の両側とサイドカバ
ー6,6との間〓を流れ後方に導かれる。この
際、クーリングフアン9から放出されて機体下方
に流れようとする熱風は、遮風板兼用ストツパプ
レート15に導かれて機体3の後方に流される。
従つて、ラジエータ10後方の熱風がラジエータ
10の前方に回り込み、機体外方から取り入れら
れる冷却風と共に再びクーリングフアン9にて吸
引されることがない。更に、ラジエータ10のや
や前方に位置しているバツテリサポート11の一
端と、ストツパプレート15の一端とがラツプさ
れているため、ラジエータ10後方の熱風は該ラ
ジエータ10前方への回り込みを確実に阻止され
る。
(ト) 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、長尺に
構成して遮風板となしたストツパプレート15に
よりラジエータ10後方の熱風がエンジン7後方
に導かれるように構成したので、ストツパ部材1
5を長尺に形成して遮風板兼用にするというだけ
の簡単な構造のみにてラジエータ10の下方側面
を覆つてラジエータ10後方の熱風を容易に機体
後方に導くことができ、これによりラジエータ1
0の下方に流れる熱風がラジエータ10前方に回
り込み再度冷却風に混じつて吸引され冷却効果が
妨げられる等の不具合を確実に防止することがで
き、従つて特別な装置を用いずコストを上げるこ
とない簡単な構造にて熱風の巻き返しを確実に防
止することができる。
また、ストツパ部材15におけるラジエータ1
0の下方端部が該ラジエータ10前方に配置した
バツテリサポート11にラツプするように構成し
たので、ラジエータ10後方の熱風の巻返しを確
実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るボンネツト装置を示す側
面図、第2図はその機体前方からみた正面図、第
3図は従来のストツパプレートを示す側面図であ
る。 5……ボンネツト装置、6……サイドカバー、
7……エンジン、10……ラジエータ、11……
バツテリサポート、15……ストツパ部材(遮風
板兼用ストツパプレート)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン及び該エンジンを冷却するラジエータ
    を収納すると共に、これらエンジン及びラジエー
    タを覆うサイドカバーを備えてなるボンネツト装
    置において、 前記エンジンに連結し機体前後方向に平行に延
    びているブラケツトと、 該ブラケツト上に固定されて前記ラジエータ前
    方に配置されたバツテリサポートと、 前記ブラケツトに固定され、かつ前記サイドカ
    バーの一端を当接・支持するストツパピンを有す
    ると共に、前記エンジン下方側面から前記ラジエ
    ータの下方側面を通つてその前端が前記バツテリ
    サポートにラツプするように延びて遮風板を構成
    するストツパ部材と、 を備えてなることを特徴とするボンネツト装置。
JP13629286U 1986-09-05 1986-09-05 Expired JPH0329215Y2 (ja)

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JP13629286U JPH0329215Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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JP13629286U JPH0329215Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6343826U JPS6343826U (ja) 1988-03-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2756344B2 (ja) * 1990-04-07 1998-05-25 ヤンマーディーゼル株式会社 トラクタのボンネット機構
JP4542410B2 (ja) * 2004-10-19 2010-09-15 株式会社クボタ 農用トラクタ

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JPS6343826U (ja) 1988-03-24

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