JPH01312183A - 防犯システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野） この発明は退室時間に応してビルの各フロア−毎にエレ
ベータサービスを禁止し、無人化した部屋への侵入を防
止する防犯システムに関するものである。

〔従来の技術〕

テナントビルは各フロア−のテナン１−が退出後、無人
状態となるため、その無人状態に乗して不審者か外部よ
り侵入し、テナントの部屋を荒し回る事務所見しか発生
することかある。そのため、従来ては、各フロア−のテ
ナントが退出した後、外部から来た人か容易に各フロア
−へ行ｉ−１ない様にするためテナントが完全に退出し
たフロア−から順にエレベータサービスを禁止し、翌朝
の出動時間に合せて禁止を解除していた。これにより、
無人化したビルては容易に各フロア−へ行けないように
なっていた。

〔発明か解決しようとする課題〕

従来のビルの防犯システムは以」二のようにエレベータ
の運転制限を行なっているので、エレベータサービスの
禁止が解除されるのは翌朝一定の時刻になった時であり
、そのため最近のインテリジェントビルの様に２４時間
人か出入りするビルの場合、エレベータの運転禁止時間
帯を設けた防犯システムは適用で幹ないという問題点か
あった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、防犯効果が保たれ、しかも２４時間対応のビ
ルの防犯システムを提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る防犯システムは、ビルの各部屋毎に設け
られたＩＤ判別装置の稼動状況より各フロア−の無人状
態を検出し、その検出結果に基づいて無人フロア−のエ
レベータサービスを所定時間禁止するサービス禁止手段
と、ビルの通用口に設けられたＩＤ判別装置によるＩＤ
判別結果に基づいてサービスが禁止されたエレベータサ
ービスを所定時間生かすサービス活性手段とを設けたも
のである。

〔作用〕

この発明によれば、サービス禁止手段は各フロア−にお
ける、ＩＤ判別装置の稼動状況から、各フロア−のテナ
ントの退出を判定し、その結果フロア−か無人化したと
してエレベータサービスを禁止し、その後、ビルの通用
口にあるＩＤ判別装置かビル通行者のＩＤ判別を行うと
、サービス活性手段は、サービス禁止手段に対してビル
通行者の部屋かあるフロア−へのエレベータサービスを
生かすようにしたものである。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図は本実施例の全体構成図である。図から明らかなよう
に、本実施例はビルの各部屋毎に設けられたＩＤ判別装
置（１ａ）〜（１ｎ）の稼動状況より、各フロア−の無
人状態を検出し、その検出結果に基づいて無人フロア−
へのエレベータサービスを所定時間禁止するサービス禁
止手段（２）、ビルの通用口に設けられたＩＤ判別装置
（３）によるＩＤ判別結果に基づいてサービスか禁止さ
れたエレベータサービスを所定時間生かすサービス活性
手段（４）を設りたものである。

第２図は本実施例を適用したテナントビルの概要図てあ
り、このテナントビル（Ｂ）のテナントは、通常、ビル
の通用口（Ｄｌ）より入り、エレベータ（Ｅ）　を利用
して各フロア＝（Ｆ２）〜（Ｆ３）へ行くようになって
いる。各テナントの部屋の出入口及び通用口（ＤＩ）に
は第３図に示す配置関係で、ドア（Ｄ２）近傍にカード
リーダ（ＣＲ１１か設置されている。このカートリーダ
（ｃＲ＋）　　はリーダヘット（Ｒ）Ｉｔ）　によって
テナントのＩＤカートを言売み取り、その結果（ＩＤ判
別ＯＫ又はＮＧ）を表示器（ＤＳＬ）に表示する。ＩＤ
カートによるＩＤ判別が判定したならばドア（Ｄ２）の
電気ｇ　（ＥＫＩ）は解錠し、ノブ（に）を廻ばドア（
Ｄ２）は開放する。又、各テナントの窓（Ｗ）　には第
４図に示す如くカラス破壊検知、及び窓開検知により外
部からの侵入を検知する侵入センサ（Ｓ）が設けられて
いる。

上記各テナント毎に備えられているカートリーダ（ＣＲ
Ｉ）　は、第５図に示す如く、ＩＤカートを読み取るカ
ートリーダヘッド（Ｒ■１）、テナントの部屋への通行
が許可された人のＩＤ番号、及び電気錠解錠プログラム
が記憶されたメモリ（Ｍｌ）、ＩＤ判別処理を行ない、
ＩＤ判別に基づいて解錠指令を出力、又は各種監視信号
の処理を行なうＣＰＵ（Ｃ１）、ｃｐｕ（ｃ、）による
判別結果、及び侵入センサ（Ｓ）による監視中を表示す
る表示器（ＤＳＬ）、電気錠（ｃＫ＋）への解錠指令、
侵入センサ（Ｓ）からのセンサ信号、及び監視信号を出
力する人出力インターフェース（ＩＯ＋）より構成され
ている。

通用口（Ｄ、）に備えられたカードリーダ（ＣＲ２）　
も上記カートリーダ（ＣＲＩ）　　と構成は程同様であ
るが、第６図に示す如く、電気Ｍ　（ＥＫ２）の解錠時
刻、施錠時刻を知ら廿る時計部（Ｔ）　と各フロア−へ
のエレベータ運転を制御するリレー（Ｒｙ＋）〜（Ｒｙ
ｏ）及び電気錠（ＥＫ２）へ信号を出力する人出力イン
ターフェース（ＩＯ２）か含まれている。

次にテナントの出入口のドア（Ｄ２）に設けられたカー
トリーダ（ＣＲＹ）のＣＰ　Ｕ　（Ｃ＋）によって処理
される電気錠解錠指令プログラムの動作を第７図に示す
フローチャートに基づいて説明する。先ず、カートリー
ダ（ＣＲＩ）　　によってＩＤカードを読み取ったかを
判定し、読み取っていないと判定されたならば侵入セン
サ（Ｓ）からのセンサ信号を人力し、侵入監視中である
か否かを判定し、侵入監視停止てあれは、再びカートリ
ーダ（ＣＲＩ）によるＩＤカート読み取りを行なう（４
−１）、（４−２）。

（４−１）でＩＤカート読み取りと判定されたならばＩ
Ｄカード中のＩＤ番号はテナントの部屋へ通行許可とな
っている番号か否かを判定し、許可番号でなければカー
トリーグ（ＣＲ＋）中の表示器（ＤＳＬ）にＮＧ表示を
数秒出す（４−３）、（４−４）。あるいは、（４−３
）で許可番号であると判定されたならば表示器ＣＤ５Ｌ
）にＯＫ表示を数秒出しく４−５）　、それと共に、侵
入センサ（Ｓ）からセンサ信号を人力し、侵入監視中で
あるか否かを判定する（４−６）。侵入監視中であれは
、ＩＤ番号が許可番号であっても、電気錠施錠指令を出
し、電気錠（ＥＫＩ）を施錠する（４−７　）、（４−
８）。これにより、侵入監視中は人がテナント内に自由
に入れない。電気錠施錠後、人かエレベータを使って帰
れるような時間後に、エレベータサービス禁止リレー（
Ｒｙｏ）　に励磁出力を出し、これによって人がエレベ
ータを使って退出のため１階フロア−に行けるようにす
る（４−９）、（４−１０）。更に（４−６）で監視中
であると判定されたならば、表示器（ｏｓ’）に監視中
表示を出した後、侵入センサ（Ｓ）　よりセンサ信号を
読み取り、侵入センサ（Ｓ）か動作したか否かを調べる
（４−１１）、（４−１２）。侵入センサ（Ｓ）か動作
しなけれは再び（４−１）のＩＤカードの８売み取りを
おこなう。又、侵入センサ（Ｓ）が動作したならば、侵
入者発生として外部警報を出力し、更に管理人室にベル
を鳴らす（４−１３）、　（４−１４）。

あるいは（４−６）で監視中でないと判定されたならば
、エレベータサービス禁止リレー（Ｒｙｏ）　を非動作
にすると共に、電気錠解錠指令を出し、電気錠（ＥＫＥ
）を解錠する（４−１６）〜（４−１９）。以上の動作
により人はテナント内に自由に人れる。又、監視中が判
定されなかったため、表示器（ＤＳＬ）の監視中表示を
消す（４−２０）。

次にビルの通用口（ＤＩ）に設けられたカートリーダ（
ＣＲ２）のＣＰ　Ｕ　（Ｇ２）によって処理される電気
錠解錠プログラムの動作を第８図（ａ）、（ｂ）に示す
フローチャートに基づいて説明する。

先す、通用口の電気錠（Ｆ、に２）が解錠時刻になった
ならば、電気錠解錠指令を発し、電気錠（ＥＫ２）を解
錠する　（５−１１、（５−２＋。次に、電気錠（ＥＫ
ｄの施錠時刻が判定されたならば電気錠施錠指令を発し
、電気錠を施錠する（５−４　）〜（５−６）。この通
用口の電気錠ＴＪＩ！ｉ＆ｉにより、人は自由にビルに
通行できない。電気錠施錠時刻に、テナントの人か自分
の部屋があるフロア−へ行くため、通用口（Ｄｌ）のカ
ートリーダ（ＣＲ２）　にＩＤカートを８売み取らせた
ならば、そのＩＤカートのＩＤ番号は通行か許可された
番号か否かを判定し、不許可番号であれば、カートリー
ダ（ＣＲ２）の表示器（０５２）にＮＧ表示を数秒出す
　（５−７）〜（５−９）。又、ＩＤ番号か許可番号で
あれば（５−１０）で表示器（０５２）にＯＫ表示を数
秒出すとともに、施錠状態となっている電気錠（ＥＬ）
　に−時解錠指令を出し、通用口の電気錠（ＥＫ２）を
−時解錠する（５−１１）、（５−１２）。更にＩＤ番
号よりテナントの部屋は２　Ｖ４Ｊか３ｙａかを調へ、
３階であれは、第９図のシーケンス回路図に示したリレ
ー（Ｒｙ３）を２０分間動作させてリレー（ＲＹ３）の
接点を開放し、３階のエレベータサービス禁止リレー（
ＣＵＴ３）を非動作にしてテナントの人はエレベータで
自由に３階へ行ｔプる（５−１３）、（５−１４）。　
あるいは、同しくＩＤ番号よりテナン１−の部屋か２階
であると判定されれば、リレー（ＲＹ２）を２０分間動
作させてリレー（Ｒｙ２）の接点を解放し、２階のエレ
ベータサービス禁止リレー（ＣＵＴ２）を非動作にしテ
ナントの人はエレベータににす２階へ行Ｇづる（５−１
３）、（５−１５）。エレベータを２０分間動作後、再
ひ通用口の電気錠（ＥＫ２）が解除時刻か否かを調へる
（５−１６）。

以−１−の通用口解錠動作により、エレヘータサービス
が禁止された時刻の後であっても、テナントの人はＩＤ
番号によるＩＤ判別に基づいてエレヘータサービスを生
かし、自室へ行けるようになる。

この発明は上記実施例に限定されることなく、以下のよ
うな態様でも同様な効果か期待てきる。

１　本実施ではビルの階数を３階としたが、ビルの階床
か多い時も同様に実施できる。

２　本実施ではエレベータの台数を１台としたか、エレ
ベータ台数か多い時も同様に実施てきる。

３．１フロア−に複数のテナントが久る場合でも同様で
、全テナントか監視中になった時にエレベータサービス
を殺し、該当するテナントの人が通用口から入った時、
その階のエレベータサービスを所定時間生かす様にずれ
はよい。

４　電気錠ではなく自動ドアでも同様にてきる。

５　通用口から人が入ったら、エレベータの全フロア−
をサービス可としても良い。

６　カートリーダ以外のＩＤ判別装置（テンキー、ＩＣ
カード、指紋照合装置、非接触ＩＤカート　ｅｔｃ　　
を単独で、又は複数のＩＤ判別装置を併用して使っても
良い。

７、乗場呼びと１階のかご呼ひは常時生かしておいても
同様の効果が得られる。

８、通用口が閉ざされた後に人の出入りが多い時は一時
的に閉鎖を殺し、エレベータサービスも生かすようにし
ても良い。

９、上記エレベータのサービス時間は２０分間たけでな
く他のサービス時間に設定してもよい。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれは、ビルのエレヘータザー
ヒス禁止時間後、ビルの通用口における通口要求者のＩ
Ｄ判別結果に基づいて、通口要求者の所属する階へのエ
レベータサービスを生かすように構成したので、２４時
間人の出入りするビルの防犯体制を守れると共に、ビル
利用者にとってはサービス禁止時間を考慮に入れなくて
よい使い勝手に優れたエレベータの防犯運転サービスを
提供てきる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による防犯システムの全体
構成図、第２図は本実施例を適用したテナンｌ−ビルの
概要図、第３図は各部屋及びビルの通用口に設置された
カードリーダの配置図、第４図は各部屋の侵入センサの
配置図、第５図は各部屋に設置されたカードリーダの構
成図、第６図は通用口に設置されたカードリーダの構成
図、第７図は各部屋におりる電気錠の解施錠指令を出力
す１す るプログラム処理を説明するフローチャート、第８図（
ａ）、（ｂ）は通用口における電気錠の解施錠指令出力
及びエレベータの特定運転動作を説明するフローチャー
ト、第９図はサービス禁止リレニの動作回路図である。 図において、（１ａ）〜（Ｉｎ）は各テナント毎のＩＤ
判別装置、（２）はサービス禁止手段、（３）は通用口
に設置されたＩＤ判別装置、　（４）はサービス活性手
段、（Ｅ）はエレベータ。　　”

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ビルの各部屋毎に設けられたＩＤ判別装置の稼動状況よ
   り各フロアーの無人状態を検出し、その検出結果に基づ
   いて無人フロアーのエレベータサービスを所定時間禁止
   するサービス禁止手段と、ビルの通用口に設けられたＩ
   Ｄ判別装置によるＩＤ判別結果に基づいてサービスが禁
   止されたエレベータサービスを所定時間生かすサービス
   活性手段とを設けたことを特徴とする防犯システム。