JP3953260B2 - 建物の警備装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、指紋等の人体特徴点の照合を利用して、建物の警備をする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物への入退室を管理するため、建物の通用口の扉及び部屋の扉の近傍に指紋照合器を設置する場合がある。そして、入館者は通用口の指紋照合器で指紋を入力し、この指紋の特徴点データをあらかじめ登録された指紋の特徴点データと照合し、両者が一致すれば通用口の扉が解錠されて建物内へ入ることができる。ここで、入館者はエレベーターで自分の階へ行き、部屋の指紋照合器で上記と同様に指紋を照合して部屋に入ることになる。退館する場合は上記と逆の動作となる。
【0003】
また、建物及び部屋には、侵入センサが設置されており、無人になった建物又は部屋に人が侵入すると、上記侵入センサが動作して、侵入発生を警備会社へ自動通報するようになっている。そして、通報を受けた警備会社では、警備員を現地に急行させ、侵入に対応する処置を実行することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の建物の警備装置では、指紋照合により通用口の扉及び部屋の扉を解錠するようにしているため、指紋を登録していない警備員は建物内や部屋内に入れないという問題点がある。つまり、緊急対応の警備員は指紋登録していない可能性は大きく、現地へ急行しても以後の活動が不能になる確率は高い。
【0005】
この発明は上記問題点を解消するためになされたもので、指紋照合を利用した場合でも、部屋の人とは無関係の警備員が通用口の扉及び部屋の扉を解錠することができるようにした建物の警備装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の第1発明に係る建物の警備装置は、建物の通用口の扉の近傍に設けられ、入力された人体の特徴点データと、予め登録された人体の特徴点データとを照合して、両者が一致すれば通用口の扉を解錠する第1の人体照合器と、建物内の部屋の扉の近傍に設けられ、入力された人体の特徴点データと、予め登録された人体の特徴点データとを照合して、両者が一致すれば部屋の扉を解錠する第2の人体照合器と、部屋に人が侵入すると動作する侵入センサと、通用口の扉の近傍に設けられ、人体の特徴点データの入力ではない所定の人為操作により、緊急信号を出力して通用口の扉を解錠する第1の緊急信号発生器と、部屋の扉の近傍に設けられ、人体の特徴点データの入力ではない所定の人為操作により、緊急信号を出力する第2の緊急信号発生器と、侵入センサの動作時に、第1の緊急信号発生器及び第2の緊急信号発生器から緊急信号が出力され、且つ第2の人体照合器に人体の特徴点データが入力されると、第2の人体照合器による人体の特徴点データの照合とは関係なく、部屋の扉を解錠する扉解錠手段と、を備えたものである。
【0007】
また、第2発明に係る建物の警備装置は、第1発明のものにおいて、第1の緊急信号発生器及び第2の緊急信号発生器の少なくとも何れか一方を、部屋の人以外の者が専用キーを用いてふたを開いて操作する緊急スイッチとしたものである。
【0008】
また、第3発明に係る建物の警備装置は、第1発明のものにおいて、第1の緊急信号発生器及び第2の緊急信号発生器の少なくとも何れか一方を、テンキー又は識別カードとしたものである。
【0009】
また、第4発明に係る建物の警備装置は、第1発明のものにおいて、侵入センサによる侵入監視が設定されると、エレベーターを侵入監視中の部屋の階への停止を阻止し、通用口の扉が解錠されると、エレベーターの停止阻止を所定時間解除するようにしたものである。
【0010】
また、第5発明に係る建物の警備装置は、第1発明のものにおいて、扉解錠手段は、侵入センサが動作していない場合でも、第1の緊急信号発生器及び第2の緊急信号発生器から緊急信号が出力され、且つ第2の人体照合器に人体の特徴点データが入力されると、第2の人体照合器による人体の特徴点データの照合とは関係なく、部屋の扉を解錠するようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図6はこの発明の第1、第2及び第4発明の一実施の形態を示す図で、図1は建物の一部破断斜視図、図2は指紋照合器の斜視図、図3はブロック線図、図4は通用口の制御動作フローチャート、図5は建物の警備動作フローチャート、図6は図5の続きを示すフローチャートであり、図中同一符号は同一部分を示す。
【0012】
図1において、1〜3はそれぞれ1階〜3階の部屋(ここでは、事務室とする)、4〜6はそれぞれ部屋1〜3の出入口扉を電気的に解錠する電気錠、7〜9はそれぞれ部屋1〜3の出入口近傍に配置された指紋照合器、10は建物の通用口、11は通用口10の扉を電気的に解錠する電気錠、12は通用口10の近傍に配置された指紋照合器、13は指紋照合器12の近傍に配置され、専用キーで施錠・解錠されるスイッチ箱に収納され、緊急信号発生器を構成する緊急スイッチ、14はエレベーターである。
【0013】
図2において、15は指紋を読み取る指紋リーダ、16は緊急信号発生器を構成する暗証番号入力用のテンキー、17は指紋照合の結果を表示する表示器である。
【0014】
図3において、21はCPU、22はROM、23はRAM、24は伝送制御器、25はインタフェースである。26〜28はそれぞれ部屋1〜3の出入口の扉が開かれたり、窓ガラスが破壊されたりすると動作する侵入センサであり、インタフェース25は侵入センサ28及び電気錠6に接続されている。指紋照合器7,8,12は、それぞれ指紋照合器9と同様に構成されている。ただし、伝送制御器29〜31だけを図示し、他は図示を省略している。
【0015】
そして、指紋照合器7のインタフェースは侵入センサ26及び電気錠4に接続され、指紋照合器8のインタフェースは侵入センサ27及び電気錠5に接続され、指紋照合器12のインタフェースは電気錠11に接続されている。また、伝送制御器24,30,29,31は相互に接続されている。
【0016】
32は主制御器で、伝送制御器31に接続された伝送制御器33、CPU34、ROM35、RAM36、通信装置37及びインタフェース38を有している。通信装置37は電話回線39を通じて警備会社40に接続されている。また、インタフェース38はエレベーター制御盤41及び緊急スイッチ13に接続されている。
【0017】
次に、この実施の形態の動作を図4〜図6を参照して説明する。
A 通常時の動作(図4及び図5)
今、建物は後述するように侵入監視中とし、通用口10の扉は閉塞され、施錠されているものとし、各部屋1〜3の人の指紋は指紋照合器12のRAM(図示しない)に登録されているものとする。
ステップS1で指紋照合器12の指紋リーダ15は指紋をリードするのを待つ。朝出勤して来た人の指紋をリードするとステップS2へ進み、CPU(図示しない)はROM(図示しない)に登録されたプログラムに従って指紋の合否を判定する。
【0018】
すなわち、リードした指紋とあらかじめ登録された指紋とを照合して、両者の一致・不一致を判定する。照合結果が不一致であれば、ステップS3で表示器17にNG表示をするとともに、ステップS1へ戻る。照合結果が一致であれば、ステップS4で表示器17にOK表示して、ステップS5で電気錠11へ解錠信号を出力して、電気錠11を一定時間解錠する。これで、部屋1〜3の人は通用口10の扉を開いて入館する。侵入監視中には、後述するように指定の部屋へはエレベーター14を停止させないように規制されている。
【0019】
そこで、ステップS6で指紋をリードした人の階へのエレベーターサービスの中止を所定時間(その人の部屋の階に到着するのに必要な時間)解除する。これで、ステップS7で入館者はエレベーター14を利用して自分の部屋の階へ行くことができる。今これを3階の部屋3とする。部屋3の前に到着した人は、指紋照合器9で指紋照合する。
【0020】
ステップS11で指紋リーダ15は指紋をリードするのを待つ。指紋をリードするとステップS12へ進み、通用口10の場合と同様に、リードした指紋とRAM23に登録された指紋とを照合して、両者の一致・不一致を判定する。照合結果が不一致であれば、ステップS13で表示器17にNG表示をするとともに、ステップS11へ戻る。照合結果が一致であれば、ステップS14で表示器17にOK表示してステップS15へ進む。
【0021】
ステップS15で建物が侵入監視中かを判定する。侵入監視中とは各部屋1〜3に設置された侵入センサ26〜28が有効となっている状態であり、侵入監視中に侵入センサ26〜28が作動すると、それぞれ侵入信号を出力するようになっている。現在は侵入監視中であるので、ステップS16で電気錠6を解錠し、ステップS17で3階へのエレベーターサービスを開始、つまりエレベーター14を3階へも停止できるようにする。また、ステップS18で侵入監視を中止する。これで、平常状態となり、侵入センサ28は無効となる。
【0022】
次に、夜間部屋3の最後の人が帰宅するため、出入口の扉を開いて部屋3の外に出て、指紋照合器9で指紋照合する。入館時と同様に、ステップS12で照合結果が一致であれば、ステップS14でOK表示をして、ステップS15で侵入監視中かを判定する。現在侵入監視中ではないのでステップS19で電気錠6を施錠し、ステップS20で3階へのエレベーターサービスを所定時間(1階に到着するのに必要な時間)後に中止する。また、ステップS21で侵入監視を開始する。これで、帰宅者はエレベーター14で1階へ行き、通用口10から退館することになる。
【0023】
ステップS22で侵入センサ26〜28が動作したかを判定し、動作していなければ、ステップS23で指紋のリードに備える。指紋リードがなければステップS22へ戻り、指紋をリードすればステップS24へ進み、指紋の合否を判定する。照合結果が不一致であれば、ステップS25で表示器17にNG表示するとともに、ステップS22へ戻る。照合結果が一致であれば、ステップS26で表示器17にOK表示するとともにステップS15へ戻る。すなわち、指紋照合が一致であれば、侵入監視が中止される。
【0024】
B 侵入発生時の動作(図5及び図6)
侵入監視中、部屋3に侵入が発生し、ステップS22で侵入センサ28が動作したと判定すると、ステップS27で侵入信号が取り込まれ、伝送制御器24から伝送制御器30,29,31を経由して伝送制御器33に入力される。この信号により、通信装置37は電話回線39を通じて、侵入発生を警備会社40へ自動通報する。ステップS28で通報を受けた警備会社40の警備員はこの建物へ急行し、通用口10へ来る。
【0025】
ステップS29で警備員はあらかじめ所持している専用キーで、スイッチ箱を解錠してふたを開き、緊急スイッチ13をオンする。これで、ステップS30で通用口10の扉の電気錠11は一時解錠され、警備員は通用口10の扉を開いて建物内へ入る。一方、ステップS31で主制御器32は、エレベーター制御盤41へサービス中止解除信号を所定時間出力する。すなわち、ステップS20で3階へのエレベーター14の停止が中止されていたのが解除されることになる。
【0026】
これで、ステップS32でエレベーター14のサービス中止はすべて解除され、どの階へも行けるようになり、ステップS33で警備員はエレベーター14を利用して、侵入発生した3階へ行く。また、ステップS29で緊急スイッチ13をオンすることにより、ステップS34で各階の指紋照合器7〜9は所定時間内は所定の暗証番号(警備員用に定められている。)を入力して扉を解錠できるようになる。これで、ステップS35で警備員は侵入発生の部屋3の前へ行き、指紋照合器9のテンキー16を操作して暗証番号を入力する。
【0027】
その後、警備員は指紋リーダ15で指紋をリードさせ、ステップS36で指紋がリードされると、ステップS37で指紋の特徴点をRAM23に記憶する。(指紋の照合はしない。)ステップS38で部屋3の扉の電気錠6を所定時間解錠する。これで、警備員は扉を開いて部屋3に入り、侵入に対応した処置をすることになる。ここで、ステップS15,S20はエレベーター停止阻止手段を、ステップS29,S31はエレベーター停止阻止解除手段を、ステップS29,S30,S35〜S38は扉解錠手段を構成している。
【0028】
なお、エレベーター14は侵入監視開始とともに、サービスを中止するものとしたが、この外にも次のような種々の手段がある。すなわち、例えば部屋3が無人になる(部屋3が施錠される。)と、3階へのエレベーター14のサービスを中止する。すべての部屋1〜3が無人になったとき、建物全体のエレベーター14のサービスを中止する。管理人がスイッチをオン/オフすることによって、エレベーター14のサービスを中止するなどである。
【0029】
このようにして、部屋1〜3の人とは指紋が異なる警備員でも、緊急の場合通用口10の扉を解錠して建物内に入り、エレベーター14を利用して侵入発生階へ行き、侵入発生の部屋の扉を解錠して部屋に入ることが可能となる。また、警備員が入力した指紋の特徴点はRAM23に記憶されるので、侵入発生に伴う対応の分析資料を得ることが可能である。
【0030】
実施の形態2.
この発明の第3発明の一実施の形態である。
実施の形態1では、緊急信号発生器として緊急スイッチ13を用いるものとしたが、これに限るものではなく、テンキー又は識別カードを用いるものであり、実施の形態1と同様の効果がある。
【0031】
実施の形態3.
この発明の第5発明の一実施の形態である。
この実施の形態では、実施の形態1で示した解錠操作、すなわち緊急スイッチ13による解錠、テンキー16による暗証番号の入力及び指紋リーダ15への指紋入力(照合はしない)による解錠を、侵入が発生した部屋についてだけ有効としたものであり、操作を簡単にすることが可能となる。
【0032】
実施の形態4.
この発明の第6発明の一実施の形態である。
この実施の形態では、実施の形態1で示した専用キーによる解錠操作を、侵入が発生していない場合でも有効とするものであり、電話等で異状通報があって、これに警備員が出動する場合でも、扉を解錠することができる。
【0033】
他の実施の形態
次のように実施することも可能である。
(1)指紋以外に、網膜パターン、アイリス、声紋、署名等人体の特徴点データ、すなわちバイオメトリクス識別を用いる。
(2)通用口10には緊急スイッチ13や指紋照合器12を設置せず、昼間は自由に通行可能にする。
(3)部屋1〜3の数、エレベーター14の台数には制限を受けない。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したとおりこの発明の第1発明では、建物の通用口の扉の近傍に設けられ、入力された人体の特徴点データと、予め登録された人体の特徴点データとを照合して、両者が一致すれば通用口の扉を解錠する第1の人体照合器と、建物内の部屋の扉の近傍に設けられ、入力された人体の特徴点データと、予め登録された人体の特徴点データとを照合して、両者が一致すれば部屋の扉を解錠する第2の人体照合器と、部屋に人が侵入すると動作する侵入センサと、通用口の扉の近傍に設けられ、人体の特徴点データの入力ではない所定の人為操作により、緊急信号を出力して通用口の扉を解錠する第1の緊急信号発生器と、部屋の扉の近傍に設けられ、人体の特徴点データの入力ではない所定の人為操作により、緊急信号を出力する第2の緊急信号発生器と、侵入センサの動作時に、第1の緊急信号発生器及び第2の緊急信号発生器から緊急信号が出力され、且つ第2の人体照合器に人体の特徴点データが入力されると、第2の人体照合器による人体の特徴点データの照合とは関係なく、部屋の扉を解錠する扉解錠手段と、を備え、第2発明では、第1の緊急信号発生器及び第2の緊急信号発生器の少なくとも何れか一方を緊急スイッチとし、第3発明では同じくテンキー又は識別カードとしたものである。
【0035】
これにより、部屋の人とは人体の特徴点が異なる警備員でも、緊急の場合扉を解錠して建物及び部屋に入ることができ、侵入発生に際し速やかに対応することができる。
【0036】
また、第4発明では、侵入監視が設定されると、エレベーターを侵入監視中の部屋の階への停止を阻止し、通用口の扉が解錠されると、上記エレベーターの停止阻止を所定時間解除するようにしたので、警備員はエレベーターを利用して侵入発生階へ速やかに到着することができる。
【0037】
また、第5発明では、扉解錠手段は、侵入センサが動作していない場合でも、第1の緊急信号発生器及び第2の緊急信号発生器から緊急信号が出力され、且つ第2の人体照合器に人体の特徴点データが入力されると、第2の人体照合器による人体の特徴点データの照合とは関係なく、部屋の扉を解錠するようにしたので、電話等で異状通報があって、これに警備員が出動する場合でも、扉を解錠することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す建物の一部破断斜視図。
【図2】 図1の指紋照合器の斜視図。
【図3】 この発明の実施の形態1を示すブロック線図。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す通用口の制御動作フローチャート。
【図5】 この発明の実施の形態1を示す建物の警備動作フローチャート。
【図6】 図5の続きを示すフローチャート。
【符号の説明】
1〜3 部屋、4〜6 電気錠、7〜9 人体照合器(指紋照合器)、10 通用口、11 電気錠、12 人体照合器(指紋照合器)、13 緊急信号発生器(緊急スイッチ)、14 エレベーター、15 指紋リーダ、16 テンキー、26〜28 侵入センサ、S15,S20 エレベーター停止阻止手段、S29,S31 エレベーター停止阻止解除手段、S29,S30,S35〜S38 扉解錠手段。
Claims (5)
- 建物の通用口の扉の近傍に設けられ、入力された人体の特徴点データと、予め登録された人体の特徴点データとを照合して、両者が一致すれば上記通用口の扉を解錠する第1の人体照合器と、
上記建物内の部屋の扉の近傍に設けられ、入力された人体の特徴点データと、予め登録された人体の特徴点データとを照合して、両者が一致すれば上記部屋の扉を解錠する第2の人体照合器と、
上記部屋に人が侵入すると動作する侵入センサと、
上記通用口の扉の近傍に設けられ、人体の特徴点データの入力ではない所定の人為操作により、緊急信号を出力して上記通用口の扉を解錠する第1の緊急信号発生器と、
上記部屋の扉の近傍に設けられ、人体の特徴点データの入力ではない所定の人為操作により、緊急信号を出力する第2の緊急信号発生器と、
上記侵入センサの動作時に、上記第1の緊急信号発生器及び上記第2の緊急信号発生器から緊急信号が出力され、且つ上記第2の人体照合器に人体の特徴点データが入力されると、上記第2の人体照合器による人体の特徴点データの照合とは関係なく、上記部屋の扉を解錠する扉解錠手段と、
を備えたことを特徴とする建物の警備装置。 - 第1の緊急信号発生器及び第2の緊急信号発生器の少なくとも何れか一方を、部屋の人以外の者が専用キーを用いてふたを開いて操作する緊急スイッチとしたことを特徴とする請求項1記載の建物の警備装置。
- 第1の緊急信号発生器及び第2の緊急信号発生器の少なくとも何れか一方を、テンキー又は識別カードとしたことを特徴とする請求項1記載の建物の警備装置。
- 建物内にエレベーターを設置し、
侵入センサによる侵入監視が設定されると、上記エレベーターを侵入監視中の部屋の階への停止を阻止するエレベーター停止阻止手段と、
第1の緊急信号発生器から緊急信号が出力されると、上記エレベーターの停止阻止を所定時間解除するエレベーター停止阻止解除手段と、
を設けたことを特徴とする請求項1に記載の建物の警備装置。 - 扉解錠手段は、侵入センサが動作していない場合でも、第1の緊急信号発生器及び第2の緊急信号発生器から緊急信号が出力され、且つ第2の人体照合器に人体の特徴点データが入力されると、上記第2の人体照合器による人体の特徴点データの照合とは関係なく、部屋の扉を解錠することを特徴とする請求項1に記載の建物の警備装置。
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