JP2502347B2 - 通行制御方法及び装置 - Google Patents

通行制御方法及び装置

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JP2502347B2
JP2502347B2 JP20617788A JP20617788A JP2502347B2 JP 2502347 B2 JP2502347 B2 JP 2502347B2 JP 20617788 A JP20617788 A JP 20617788A JP 20617788 A JP20617788 A JP 20617788A JP 2502347 B2 JP2502347 B2 JP 2502347B2
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潤一 上野
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オフィスビル等の建物における出入口(そ
の建物の出入口や各部屋の出入口のほか、人が通行する
場所を含む)の通行モードを制御する方法及びその方法
を実施する装置に関する。
[従来の技術] ビル管理の分野で、出入口の通行モードとしてオープ
ンモード、リミットモード、クローズモード等が知られ
ている。ここで、オープンモードとは、出入口に設けた
ドアの施錠装置(電気錠)を解錠した状態であって、誰
でも通行できる場合をいう。リミットモードとは、電気
錠を施錠した状態であるが、使用者がカードやテンキー
を操作し、これが正規のものであるとき一時的に解錠す
る場合をいう。また、クローズモードとは、例外的な場
合(例えば警備員がカードやテンキーを操作し、これが
正規のものである場合)を除いて電気錠を施錠している
状態をいう。
従来の通行制御方法によれば、これらの通行モード
は、予め定めたタイムスケジュールに従って切り換えら
れる。例えば、オフィスビルにおいて、通常の勤務時間
の午前9時から午後5時まではオープンモード、その前
後の一定時間はリミットモード、他の時間帯(深夜を含
む)はクローズモードと定め、所定の時刻になったとこ
ろでモードの切換えを行なうようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のタイムスケジュールで通行モー
ドを切り換える通行制御方法には、次のような問題点が
あった。
まず、タイムスケジュールの設定自体に手間がかかる
という問題がある。
また、タイムスケジュールによって上記のように通行
モードを切り換える場合、実際の部屋の利用状況に応じ
てタイムスケジュールを変更する必要がある。例えば、
部屋の運用が変更されたとき、タイムスケジュールも変
更しないと、オープンモードの時間帯では、室内に誰も
いなくても部屋の扉は解錠のままとなる。すなわち、オ
ープンモードに設定されている時間帯で、会議が早く終
わる等により、予定よりも早く全員が退室してしまうこ
とがある。或いは、交通機関の事故等のため通常の出勤
時刻までに1人も入室しなくても、所定の時刻になれ
ば、オープンモードに切り換わってしまう。このように
誰もいない状況でオープンモードのままとしておくこと
は、防犯上問題がある。
更に、広い部屋で在室者の数が少ない状況では、監視
の目を充分に行き届かせることが難しいので、上記のよ
うなタイムスケジュールで管理するだけでは、必ずしも
安全とは言えない。
従って、本発明の目的は、建物や部屋の使用の実態に
応じて、管理上の手間をかけることなく合理的に安全性
を確保できる通行制御方法と、その方法を実施する装置
を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ビル等の建物における出入口の通行モード
を制御する通行制御方法において、出入口を通行する者
に対し出入りに関する権限に応じた加重値を予め設定
し、当該出入口を通行する者が建物内又は室内に入る度
に前記加重値を加算し、それらの加重値の合計が所定値
以上のとき当該出入口の通行モードを誰でも通行できる
オープンモードとすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の通行制御方法を実施する手段
として、出入口を通行する者に対し出入りに関する権限
に応じて予め定めた加重値を、当該出入口を通行する者
が建物内又は室内に入るとき加算するカウンタと、該カ
ウンタによる加重値の合計が所定値以上か否かを判定
し、所定値以上のとき当該出入口の通行モードを誰でも
通行できるオープンモードとする信号を出力する判定手
段とを備えたことを特徴とする。
[作用] 本発明の方法によれば、人が建物内又は室内に入る度
に加重値を加算するので、それらの合計値は当該建物や
部屋の使用の実態を示すものとなる。そして、その値が
大きければ、それに相当する権限を持った者若しくは人
数が建物内又は室内にいることになるので、出入口を誰
でも通行できるようにするのが実情に即し、防犯上も殆
ど不都合はない。
また、本発明の装置によれば、前記の加重値をカウン
タで加算することにより、当該建物や部屋の使用の実態
を示す値が得られる。そして、その値の大小すなわち所
定値以上かどうかを判定手段で判定することにより、実
情に即した通行モードが設定できる。
本発明では、上記のように時間に関係なく、加重値の
合計が所定値以上の場合にはオープンモードに切り替え
る。換言すれば、ある部屋に誰もいないか或いは在室者
の数が少なくて加重値の合計が所定値より小さい場合
は、オープンモードにしない(リミットモード又はクロ
ーズモードの状態)。従って、部屋から全員が退出した
後でもオープンモードのままとなるというような事態は
回避される。
[実施例] 第1図は、本発明の通行制御方法を実施するビル管理
装置の一例を示す。
図において、1は防犯設備を監視制御する防犯管理装
置であり、これに伝送ライン2を介して接続した防犯制
御装置(SRU:セキュリティリモートユニット)3及び出
入制御装置(ACP)4を監視すると共に、各々の間の情
報伝達を制御する機能を有する。また、通信回線を介し
て上位の中央管理装置に接続することにより、防犯管理
装置1から各種の情報を送り、更に高度のデータ処理や
管理を実行することも可能である。
このような管理装置1は、キーボードで構成される操
作部、CRTで構成されるディスプレイ、及びディスプレ
イの表示内容等を印字するプリンタ等の入出力装置を有
し、所定の場所(例えばビルの警備室)に設置される。
防犯制御装置3は、CPU及び電源を含む主要部と、外
部の各種装置や回線等を接続するための入出力部とで構
成され、その入出力部には、ビル内の所定位置に配置さ
れた各種防犯センサ5を含む複数の防犯回線が接続され
る。防犯センサ5としては赤外線センサ、超音波セン
サ、マイクロ波センサ、ガラス破壊センサ等が使用さ
れ、これらによって窓から室内への侵入等を検出する。
これらのセンサは常閉接点を有する。1つの防犯回線
は、各テナントの部屋や通路等の1区画毎に配置された
センサを直列接続することで形成される。従って、いず
れか1つのセンサが作動すると、防犯回線から防犯制御
装置3への入力が変化し、センサの作動が検出される。
防犯制御装置3は、各センサによる検出に応じて警報発
生、管理装置1への移報等の動作を行なうものである。
出入制御装置4は、入退室等の管理を必要とするドア
付近に設置され、ドアの外側と内側に配置した入退室用
のテンキー及びカードリーダ6a,6bを接続している。こ
の装置は、通行者のテンキー操作又はカード挿入により
入力された情報を内部のデータと照合し、両者が一致し
且つ通行の条件を満たしたとき、当該出入口の電気錠7
を解錠する。また、ドアに付設したスイッチ8を接続す
ることにより、ドアの開閉状態又は電気錠の施解錠状態
を検出することができる。
このような出入制御装置4も、CPU及び電源を含む主
要部と、外部の各種装置や回線等を接続するための入出
力部とを備えて構成される。
次に第2図のフローチャートにより、実施例の通行制
御方法を説明する。
初めに、通行者の出入操作、すなわちテンキー操作又
はカード挿入がされたか否かを判断し、そのような操作
があったとき、該操作で入力された情報を既に保有して
いるデータと照合する。このとき照合されるデータとし
ては、当該通行者のパスワードに対応した個人識別情
報、例えば網膜パターン、手型、指紋、声紋等がある。
上記の照合の結果、“OK"すなわち通行者の特定がで
きた場合には、それが入室者か否かをチェックする。こ
れは、前述の入退室用テンキー及びカードリーダ6a,6b
からの入力によって判定される。判定の結果、入室者で
あれば、入室カウント値Rに当該通行者の加重値Wiを加
算し、退室者であれば、入室カウント値Rから当該通行
者の加重値Wiを減算する。ここで、入室カウント値R
は、当該出入口を人が通行する度に加算又は減算をする
カウンタの値である。また、加重値Wiは、当該出入口を
有する部屋或は建物に通常出入りする勤務者等の各々に
対し、通行に関する権限に応じて予め設定した数値であ
る。通行に関する権限は、前述のリミットモードのとき
だけ通行できる者に対しては低く、クローズモードのと
きでも通行が認められる者に対しては高く設定される。
かくして、入室カウント値Rは加重値Wiの合計を表わ
し、その合計値は入室者がある度に増加し、退室者があ
る度に減少するものである。
第2図の動作手順では、上記のように入室カウント値
Rに通行者の加重値Wiを加算又は減算した後、その結果
が所定値以上か否かを判断する。そして、所定値以上に
なったときはオープンモードとし、出入口を解錠状態に
設定する。すなわちオープンモードの場合はそのままと
し、リミットモードの場合はオープンモードに切り換え
る。一方、所定値以上にならなければリミットモードと
し、出入口を施錠状態に設定する。すなわち、オープン
モードの場合にはリミットモードに切り換え、リミット
モードの場合はそのままとする。
このように、出入口の施解錠を入室カウント値の大小
に応じて切り換えることにより、入室カウント値で示さ
れる建物や部屋の使用の実態に応じた合理的な通行制御
が行なわれる。
上記実施例の通行制御方法は、第1図の出入制御装置
4、防犯管理装置1、或は更に上位の管理装置のいずれ
によっても行なうことができる。すなわち、各装置に含
まれるコンピュータを、上記の加重値Wiを加減算するカ
ウンタ、及び該カウンタの値Rが所定値以上か否かを判
定し、その結果に応じて当該出入口の通行モードをオー
プンモード又はリミットモードとする信号を出力する判
定手段として使用することができる。
上記実施例では、入室カウント値を退出者の場合に減
算するようにしており、これは、本発明の通行制御を勤
務者の勤怠管理に利用する場合、或は、テンキーとカー
ドを併用するシステムで部屋から出る時はテンキー操作
で解錠するものとした場合等に有効である。しかしなが
ら、上記のような退出時の減算は省略してもよい。実
際、出入口を解錠している状態では誰でも出られるた
め、退出者を把握するにはテンキーやカードによる特別
の操作をさせることが必要であるが、退室者の把握を要
しない場合には、特別の退出操作は不要となる。
以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限
らない。例えば、本発明の通行制御方法を実施する装置
の具体的構成や機能は、これを使用するビル管理システ
ムの構造などに応じて適宜設計できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明では、通行モードの切換えはタ
イムスケジュールによらないので、従来のタイムスケジ
ュールの設定や改変に要した管理上の手間が解消すると
共に、従来問題となっていたオープンモードの時間設定
による不都合がなくなり、オープンモードとリミットモ
ード或いはクローズモードの切換えが、建物や部屋の使
用の実態に応じて適切に行われるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の通行制御方法を実施するビル管理シス
テムの例を示す図、第2図は実施例の通行制御方法を示
すフローチャートである。 1……防犯管理装置、2……伝送ライン、3……防犯制
御装置、4……出入制御装置、5……防犯センサ、6a,6
b……テンキー及びカードリーダ、7……電気錠、8…
…スイッチ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オフィスビル等の建物における出入口の通
    行モードを制御する通行制御方法において、 前記出入口を通行する者に対し出入りに関する権限に応
    じた加重値を予め設定し、当該出入口を通行する者が建
    物内又は室内に入る度に加重値を加算し、該加重値の合
    計が所定値以上のとき当該出入口の通行モードを誰でも
    通行できるオープンモードとすることを特徴とする通行
    制御方法。
  2. 【請求項2】オフィスビル等の建物における出入口の通
    行モードを制御する通行制御装置において、 前記出入口を通行する者に対し出入りに関する権限に応
    じて予め定めた加重値を当該出入口を通行する者が建物
    内又は室内に入るとき加算するカウンタと、該カウンタ
    による加重値の合計が所定値以上か否かを判定し、所定
    値以上のとき当該出入口の通行モードを誰でも通行でき
    るオープンモードとする信号を出力する判定手段とを備
    えたことを特徴とする通行制御装置。
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