JPH01185421A - カラーボビンの色検出方法 - Google Patents

カラーボビンの色検出方法

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JPH01185421A
JPH01185421A JP1033488A JP1033488A JPH01185421A JP H01185421 A JPH01185421 A JP H01185421A JP 1033488 A JP1033488 A JP 1033488A JP 1033488 A JP1033488 A JP 1033488A JP H01185421 A JPH01185421 A JP H01185421A
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JP
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color
bobbin
red
blue
green
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JP1033488A
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English (en)
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Yutaka Ueda
豊 上田
Shu Yoshikawa
吉川 周
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、自動ワイングー等に有用なカラーボビンの色
検出方法に関するものである。
[従来の技術] 精紡機で紡糸される糸を巻取った管糸は、一般に糸欠陥
部の除去、あるいは後工程に適した太きさ、形状のパッ
ケージに巻返される。この巻返し工程に用いられる自動
ワイングーは、多数錘の捲取ユニットを並設して一台の
ワイングーが構成され、各ユニットに供給される管糸か
ら高速で引出される糸は駆動ドラムにより回転するパッ
ケージに巻取られ、−本の管糸の糸が無くなれば、新た
に次の管糸を供給して糸結びが行われ、再び捲取が行わ
れる。
このようにして−個の満巻パッケージを得るのに複数個
の管糸が供給される。従って、ワイングーの捲取ユニッ
ト−錘に対して、精紡機の精紡ユニットを50〜60f
i対応させれば、精紡工程と巻返し工程が全体として効
率よく稼動する。
そこで、特開昭59−17464号公報においては、多
数の捲取ユニー2トを有するワイングーを複数のセクシ
ョンに実質的に分割し、該−つのセクションには精紡機
で生産された一種の管糸を供給し巻取り、別のセクショ
ンには別の精紡機で生産された一種の管糸を供給すると
共に、上記各セクションと精紡機関に管糸供給路と空ボ
ビン帰還路とを設けて、閉ループを構成した自動管糸搬
送システムが開示されている。
このようなシステムにおいては、異種の管糸が同一の巻
取ユニットに供給されないようにすることが重要となる
。何故なら、異品種の管糸が誤って供給された場合、巻
上がったパッケージ中には異品種の糸が混在することに
なり、これはもはや目視検査ではチエツク不可能である
ため、玉揚されたパッケージは全て不良品となり、不良
品として摘出されない場合は、後の編成工程に悪影響を
及ぼすからである。
この点に関しては、精紡機とワインダ間を巡回して管糸
を搬送するトレイに着目し、その基体の外周表面に管糸
の種類を表示する識別マークを付し、これによりトレイ
上の管糸の生産された精紡機を特定すると共に、L記メ
イン供給路と巻取セクション間の分岐路入側と、そして
上記帰還路と精紡機間の分岐帰還路の分岐路入側とに、
それぞれE記識別マークを読取るセンサ及び分岐路内へ
の取込みを制御する管糸セレクターを設けることが知ら
れている(実公昭62−18604号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記方法のようにトレイの識別マークを
読取るだけでは、捲取セクションのトレイに対するボビ
ンの組合せが誤っている場合を検出することができない
、このため、ワインディング中に別の糸種が当該捲取セ
クションで巻取られるという問題がある。
通常、糸の番手の違いを目視により識別することは困難
であることから、管糸のボビンに色を付し、糸の番手等
の糸種に応じて異った色のボビンを使用することで、混
番を防止している。従って、このカラーボビンの色を識
別することにより、誤って供給されて来る管糸の監視と
摘出を行い、パッケージ中の異品種の糸の混在を防止す
ることが可能となる。
しかし、トレイ上に嵌挿されている管糸のカラーボビン
は、その周囲に巻回された糸層により覆われており、検
出すべき箇所としては、管糸の上部に僅かに残された領
域だけである。しかも管糸はトレイ上に嵌挿されただけ
の状態で搬送されて来るため、この管糸上部の検出領域
が揺れ動き、色の検出信号の大きさも振らつくため、カ
ラーボビンの色の識別を正確に行うことができない。
本発明は、上記問題点を解決することを目的とするもの
で、混番を防止する上で重要となるカラーボビンの色の
識別を正確に行うことができるカラーボビンの色検出方
法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のカラーボビンの色検出方法は、カラーボビンか
らの反射光を受光素子で受けてカラーボビンの色の赤、
青、@の色相成分を抽出すると共に、これら赤、青、緑
の色相成分の和から輝度成分を作成し、上記赤、青、緑
の色相成分をそれぞれの割算器に入力して上記輝度成分
で除し、各割算器から得られる赤、青、緑の色相成分を
それぞれの比較器に入力し一定レベル以上であれば赤。
青、緑の色情報信号を出力させるものである。
[作用] カラーボビンが揺れたり傾いたりした場合、受光素子で
受光されるカラーボビンからの反射光量が変化し、その
影響で赤、青、緑の色相成分の大きさが増減する。しか
し、これら赤、青、緑の色相成分の和である輝度成分の
大きさも、受光素子で受光されるカラーボビンからの反
射光量に依存して変化する。つまり、各色相成分と輝度
成分とは互いに相似的に増減するアナログ信号である。
従って、赤、青、緑の色相成分をそれぞれ割算器に通し
て輝度成分で割算し、両者の比を取ると成る一定値にな
るから、各割算器の出力としては、カラーボビンの揺れ
に原因するうねりが除去された安定した色相成分の検出
信号が得られる。この各色相成分の検出信号が一定レベ
ル以上であれば、各比較器から、赤、青、緑の色相成分
の有無についての色情報信号が出力される。
〔実施例] 以下、図示の実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図において、1はポビン2に糸を巻取った管糸、3
はこの管糸lの下端面を挿着し直立した状態でワインダ
に搬送するためのトレイである。
4はトレイ3の種類ひいては管糸lの種類を識別するた
めのトレイセンサであり、具体的には、トレイ3の円盤
状基体5の周面に設けた複数本の鉄リング6a、6bか
ら成る識別マークを検出する近接スイッチ7a、7bか
ら構成されている。lOはポビン2の色の種類ひいては
管糸1の番手等を識別するためのポビンカラーセンサで
あり、具体的にはポビン2の上端周面に対し光を照射す
る投光器8と、その反射光を受光する受光器9と、受光
器9からの信号を受けてポビンを識別するための電気的
回路部分とから成る。
第2図において、受光器9は3つの受光素子9a、9b
、9cを平面上に配置して構成しである。カラーポビン
2からの反射光は、この受光素子9a、9b、9cによ
り、赤、青、緑の三原色に分解され、各受光素子9a、
9b、9cからは、それぞれ増幅器を通して、赤、青、
緑の色相成分Ro  、Bo  、Goが取り出される
。また、これら三原色の色相成分Ro 、Bo 、Go
の和として、加算器11からは輝度成分Soが取り出さ
れる。これらの色相成分Ro  、Bo  、Go及び
輝度成分Soは、全てアナログ信号である。
赤、青、緑の色相成分Ro 、Bo 、Goは、更に増
幅器を通して、それぞれの割算器12,13.14に入
力される。各割算器12〜14の他方の入力には、加算
器11からの輝度成分SOが加えられており、ここで赤
、青、緑の色相成分Ro、Bo、Goは輝度成分Soで
割算される。
赤、青、緑の色相成分Ro 、Bo 、Go及びこれら
の和である輝度成分Soは、共にその大きさが、受光素
子9a、9b、9cで受光されるカラーポビン2からの
反射光量に依存して変化し、互いに相似的に増減するア
ナログ信号である。このため、赤、青、緑の色相成分R
,o 、 Bo 、 G。
をそれぞれ輝度成分Soで割算して得られる両者の比は
、成る一定値になる。従って、各割算器12〜14の出
力としては、カラーポビン2が揺れたり傾いたりした場
合でも、その揺れに原因するうねりが除去された、安定
した色相成分の検出信号R1,Bl、Glが得られる。
この赤、青、#&の色相成分検出信号R1、Bl 、G
lも全てアナログ信号であり、それぞれ独立した比較器
15゜16.17に入力される。
各比較器15〜17は、これらの入力信号R1、Bl 
、Glを、レベル設定器150,160.170で予め
定めた設定値とそれぞれ比較し、入力信号R1、Bl 
、Glが設定値より大きい場合には、°“色成分有り゛
の色情報信号R9B、GをHレベルで出力する。また、
比較器15.16.17にはインバータ151,161
゜171が接続してあり、各インバータ151〜171
から、上記色情報信号R,B、Gを反転した“色成分無
し”の色情報信号u、fi、aが出力される。
赤、青、緑の色相成分について“色成分有り”の色情報
信号R,B、Gが出力されるのは、カラーポビン2の色
が、設定値以上に赤味、青味。
緑味を帯びた色である場合であり、また、“色成分無し
゛の色情報信号Tf<、’Ts 、?5が出力されるの
は、赤、青、緑、輝度の各成分が当該カラーポビン2の
包中に一定レベルまで含まれていない場合である。“色
成分有り”の色情報信号R,B、Gのうちの1つの出力
の立上りは、“色成分無し”の色情報信号u、fi、5
を検出する識別タイミングとして利用できる。
20は、カラーポビン2の色、即ち管糸の種類が、その
ワイングーユニットにとって正しいか否かを識別するに
当り、その判断の決め手として、上記赤、青、緑の3系
統、計6個の色情報信号R,B、G、u、fi、cのど
の色情報を選択ないし組合せて判定処理して行くかを決
定する色情報取捨回路である。21は、色情報取捨回路
20における上記3系統、計6個の色情報信号R,B。
c、u、fi、c、の選択ないし組合せ、即ち識別のた
めに使用すべき色系統を指定する色系統指定回路であり
、赤、青、緑の3系統に対応する独立した色系統指定ス
イッチ22.23.24を備えている0色系統指定スイ
ッチ22.23.24からは、赤、青、緑の“色成分有
り”を指定する指定信号r、b、gがHレベルで取り出
される。また、色系統指定スイッチ22,23.24に
はインバータ221,231.241が接続されており
、各インバータからは、上記指定信号r、b。
gを反転した赤、青、緑の“色成分無し”を指定する指
定信号〒+’j1gがHレベルで出力される。
上記色情報取捨回路20は、具体的には、比較器15か
らの赤の色情報信号R及び色系統指定スイッチ22から
の赤の指定信号rの2つを入力とするANDゲート20
1と、比較器16からの青の色情報信号B及び色系統指
定スイッチ23からの青の指定信号すの2つを入力とす
るANDゲート202と、比較器17からの緑の色情報
信号G及び色系統指定スイッチ24からの緑の指定信号
gの2つを入力とするANDゲート203とを有する。
これらのANDゲート201〜204は、色系統指定ス
イッチ22〜24からの指定信号r、b、Hにより開か
れ、各比較器15〜17で赤、青、緑の各成分が検出さ
れ、“色成分有り”の色情報信号R,B、Gが出力され
た場合、この検出された色情報信号R,B、Gを通過さ
せる。
更に、色情報取捨回路20には、色系統指定スイッチ2
2〜24が選択されなかったときHレベルとなる指定信
号〒、b、’により開かれるANDゲート205,20
6,207が設けてあり、各ANDゲート205〜20
7は、“色成分無し”の色情報信号m、m、aが出力さ
れた場合には、これを通過させる。
従って、色系統指定スイッチ22〜24の1つ、例えば
色系統指定スイッチ22をONして赤を指定した場合、
この指定された赤系統に属するANDゲー)201が指
定信号rにより開かれる。このとき指定信号〒はLレベ
ルのままであるので、ANDゲート205は閉じられた
状態にある。そして、ONされなかった残りの色系統指
定スイッチ23.24については、ANDゲート202
.203が閉じ、ANDゲート206,207が指定信
号り、tにより開かれた状態となる。
即ち、3系統6個の色情報信号R,B、G、)l。
n、dのうち、3系統3個の色情報信号R,13゜dが
取り出される。これは、検査対象たるカラーポビン2を
識別する色として、赤の色相を持ち、青、I&の色情報
を持たないという“赤色系統”の色を、色系統指定回路
21で指定したことに帰する。操作する色系統指定スイ
ッチ22の数を増し、例えば、色系統指定スイッチ22
と23をONして赤と青を指定した場合、3系統3個の
色情報信号R,B、5が取り出され、赤と青の色相を持
ち、緑の色情報を持たないという“紫色系統”の色が指
定できる。同様にして、種々の色系統が指定できる。
26は、このように色情報取捨回路20から取り出され
る3系統3個の色情報信号のうち、使用したくない色系
統の色情報信号を排除するための色情報排除指定回路で
あり、赤、青、緑の各系統毎に独立した手動の排除スイ
ッチ27,28.29を備えている0例えば、色情報取
捨回路20から取り出される3系統3個の色情報信号が
、上記したR、fi、5の3つである場合、排除スイッ
チ28.29をONすると、青、緑の2つの色情報信号
n、dが除去されて判定要素から無視され、ONされな
かった排除スイッチ27について赤の色情報信号Rのみ
が有効処理信号として残ることになり、赤の色相を持つ
か否かという純粋の“赤色系統”の色指定ができる。
30は当該カラーポビン2が正しい色のものであるか否
かを識別する判定回路であり、色情報取捨回路20から
取り出される3系統の色情報信号又はこれから更に色情
報排除指定回路により排除された2〜1系統の色情報信
号を、最終的に判定処理すべき色情報として受け、この
3〜l系統の色情報信号に基づき、当該カラーポビン2
が正しい色のものであるか否かを識別する。この判定回
路30は、具体的には、赤、青、緑の各系統毎の入力端
子を有する3人力ANDゲート300と、その各入力端
子に前置したORゲート301 、302.303とか
ら成る。ANDゲー)201゜205及び排除スイッチ
27の出力は赤系統のORゲート301に接続されてい
る。同様にして、ANDゲート202.206及び排除
スイッチ28の出力は青系統のORゲート302に、A
NDゲート203,207及び排除スイッチ29の出力
は緑系統のORゲート303に接続されている。
次に動作について説明する。
説明の便宜上、カラーポビン2には「赤」と「紫」の2
種が使用され、赤ボビンには14番手、紫ボビンには1
6番手の糸が巻かれており、両カラーポビン2はそれぞ
れ別のワインダニニットに供給されるものとする。この
ような場合、当該カラーポビン2がそのワインダニニッ
トにとって正しいカラーポビンであるか否かを識別する
ためには、カラーポビン2の「赤」と「紫」の2種の色
を区別して判別することが必要となる。しかし、ここで
問題となるのは、赤色と紫色とは共通の色相として赤を
含んでいるため、赤の色成分の有無を相違として両カラ
ーポビン2の正否を識別する方法では、正確な識別がで
きないことである。そこで、一方のカラーポビン2の「
紫色」中には含まれているが、他方のカラーポビン2の
「赤色」中には含まれていない「青」の色成分を、カラ
ーポビン2の正否を決定する尺度とする。
まず、赤ボビン(14番手の糸)を取扱っている第1の
ワインダニニットに関しては、「青」の色成分が一定レ
ベルまで無いことが検出されること、従って色情報信号
nの発生することが、正しいカラーポビンであることの
判別条件となる。但し、インバータ161の出力は、カ
ラーポビン2がまだボビンカラーセンサlOの位置に来
ていなくてもHレベルにあり、色情報信号nを発生して
いるので、上記条件の成否を適正時期に判断する識別タ
イミングとしての第2の条件が必要である。この第2の
条件を満足させるためには、カラーポビン2がボビンカ
ラーセンサ10の位置に来たことを、別途に設けた位置
センサで検出すればよい。
そこで、青の色系統指定スイッチ23をOFF状態に維
持することにより、指定信号りによりANDゲート20
6を開き、青の色成分がない旨の色情報信号nを指定す
る。そして、色情報排除指定回路26の赤系統の排除ス
イッチ27と緑系統の排除スイッチ29とをONL、て
、判定回路30の3人力ANDゲート300における赤
及び緑系統の入力端子を、常時Hレベルに保持し、赤系
統の色情報信号R,l(及び緑系統の色情報信号G。
dを判定の判断要素から外す。
このように設定しておくことにより、判定回路30のA
NDゲート300は、色情報信号S及び厄が同時に入力
された場合にのみ、つまり14番手の糸を巻回した赤ボ
ビンが来た場合だけ、その出力端子がHレベルとなる。
従って、このANDゲート300のHレベルの出力を当
該カラーポビン2の色が正しい旨の検出信号として取り
扱うことができる。もし誤って16番手の糸を巻回した
紫ボビンが来た場合には、比較器13において青の色情
報信号Bが出力され、その反転信号である色情報信号n
は消失するので、ANDゲート300の論理は成立しな
くなり、ANDゲート300の出力はLレベルとなる。
従って、このANDゲート300のLレベルの出力を当
該カラーポビン2を搬送系から外す排出信号として取り
扱うことができる。
次に、16番手の糸(紫ボビン)を取扱っているt52
のワインダニニットに関しては、「青」の色成分が一定
レベルまで有ることが検出されること、つまり色情報信
号Bの発生することが、正しいカラーポビンであること
の判別条件となる。上記の第1のワインダニニットで取
り扱った識別タイミングに関する第2の条件、即ちカラ
ーポビン2がボビンカラーセンサ10の位置に来ている
ことという条件は、正しいカラーポビンであるとの判別
条件としては必ずしも必要でないが、正しいカラーポビ
ンではないとの判断を下す上で必要となる。
そこで、第2のワインダニニットに関しては、まず、青
の色系統指定スイッチ23をONして、指定信号すによ
りANDゲート202を開き、青の色成分が有る旨の色
情報信号Bを指定する。また、色情報排除指定回路26
の排除スイッチ27.29をONL、て、判定回路30
の赤及び緑系統の入力を常時Hレベルに保持し、赤及び
緑系統の色情報信号R,R,G、Gを判定の判断要素か
ら外す。
このように設定しておくことにより、判定回路30のA
NDゲー)300は、色情報信号S及びBが同時に入力
された場合にのみ、つまり16番手の糸を巻回した紫ボ
ビンが来た場合だけ、その出力端子がHレベルとなる。
もし誤って14番手の赤ボビンが来た場合には、比較器
13において青の色情報信号Bは消失するので、AND
ゲート300の出力はLレベルとなる。従って、AND
ゲート300の出力がHレベルのときは、正しい16番
手の紫ボビンであるからこれを通過させ、他方、Lレベ
ルのときは誤って送られて来た14番手の赤ボビンであ
るから、これを搬送系から排出させることができる。
上記は赤と紫のボビンを例にしたが、互いに同じ色相成
分を持つ任意の色のカラーボビン同士の識別の仕方も同
様であり、赤、青、緑の色成分のうち、両カラーボビン
に共通しない識別が容易な色成分を識別カラーとして用
いることにより、両カラーボビンを誤りなく区別して検
出することができる。
第3図〜第5図は、上記ボビンカラーセンサ10を自動
管糸搬送システムに適用した例を示す。
第3図において、精紡機5PI−SF3で異種の糸が生
産され、精紡機SPIの糸は巻取セクションS01で巻
返され、精紡機SP2の糸は巻取セクションSC2で巻
返されるというにように、各精紡機に対して一つの巻取
セクションが対応する。MFは管糸供給路であり、各精
紡機からのメイン供給路F1とワインダの巻取セクショ
ン5CI−3C4への分岐供給路f1〜f4とからなる
。MRは空ボビンあるいは残糸付ボビンの帰還路であり
、巻取セクション5CI−3C4からの共通の帰還路R
と各精紡機への分岐帰還路rl〜r4とから成る。
メイン供給路Flの一箇所には、管糸lの糸端を出すた
めの口出し装置ACFが配置され、メイン供給路F1の
各巻取セクション位置には、管糸セレクター41.42
.43が配置されており、その上流側近傍には、それぞ
れトレイセンサ4及びボビンカラーセンサ10が配置さ
れている。−方、帰還路Rには残糸付ボビンを口出し装
置ACFへ供給する通路R1がセレクター44を介して
接続され、また別に極少残糸付ボビンの残糸を除去する
極少残糸除去装置STが配置されている。
45は残糸付ボビン検出用センサ、46は極少残糸付ボ
ビン検出用センサである。更に、帰還路Rの各精紡機位
置にはそれぞれトレイセンサ4及びトレイセレクタ47
が配置されている。
各精紡機SPI〜SP4から得られる管糸1は、糸の番
手の相違に従って異なる色のカラーボビン2に巻かれて
おり、糸種毎にマークの異なるトレイ3に装着されて、
メイン供給路MFへ糸種毎にグループ化、または糸種に
関係なくランダムに移送される。
矢印40方向へ移送される管糸1は、口出し装aAcF
により順次口出しされ、第1図の如く糸端をボビン2の
中心孔へ垂下した状態で、メイン供給路Fl上を移送さ
れる0口出しミスの管糸lは、フィードバック通路39
により再度口出し装置ACFへ供給される0口出しされ
た管糸lは、メイン供給路Fl上をワインダWに向かっ
て移送され、管糸セレクタ41の位置に在るトレイセン
サ4及びボビンカラーセンサ10を通過する。
トレイセンサ4はトレイ3の識別マークを識別し、同時
にボビンカラーセンサlOがこのトレイ3に装着されて
いるカラーポビン2の色を識別する。このボビンカラー
センサ10によるボビンの色検出は、揺動するカラーポ
ビン2の先端部を検査するが、上記割算器12〜14の
働きにより、その揺動による検出誤差は除去され、誤動
作することなく色の検出が行われる0m別の結果、精紡
機SPIの管糸であれば、管糸セレクター41に作動指
令を与え、第4図に示すゲート48を実線位置から破線
位置49へ旋回させ、管糸lを分岐供給路fl上へ移送
し、巻取セクションSCIの管糸配送路50へ供給する
同様にして、精紡機SP2〜SP4の管糸についても、
対応する巻取セクションSC2〜SC4のトレイセンサ
4及びボビンカラーセンサ10で検出され、それぞれの
巻取セクションの管糸配送路50へ供給される0例えば
、精紡機SP4の管糸については、管糸セレクタ41,
42.43に所属するトレイセンサ4及びボビンカラー
センサlOを次々と通過して、巻取セクションSC4の
分岐供給路f4よりその配送路50hへ供給される。
このようにして、各精紡機に該当する巻取セクションへ
管糸の供給が行われ、各セクション内においては、第4
図に示す各ユニット51の管糸取込口52より円盤53
上の待機溝54へ取込まれ、第5図の状態、即ちトレイ
3に装着された状態で巻取位置へ所定の管糸が供給され
て、巻返しが行われる。
もし、トレイ3と管糸lのボビンの色との組合せが誤っ
ており、このためトレイセンサ4の識別結果とボビンカ
ラーセンサ10の識別結果が相違しているときは、その
管糸lの各ユニット51への取込みは禁止され、メイン
供給路F1或いは配送路50から別の排出路に排出され
る。もっとも、この不適正な管糸1の排除は、管糸セレ
クタのゲート48、管糸配送路50、管糸取込口52を
経て、各ユニット51を通過させることにより、共通の
帰還路Rに送り出してもよく、この場合には、帰還路R
の途中にトレイセンサ4及びボビンカラーセンサ10を
設けて再度不適当な組合せであることを検出させ、帰還
路Hの途中から別の分岐路へ排出することもできる。ま
た、各ユニット51に取込まれても巻返しが開始されな
いようにすることもできるが、できるだけ各ユニット5
1の稼動率を高めるようにすることが好ましい。
各ユニー/ ) 51において巻返しが完了した空ボビ
ンあるいは糸結び不可能により排出された残糸付ボビン
のトレイ3は、共通の帰還路R上を移送される。このと
き移送されるトレイ3の種類、従ってカラーボビン2の
色はランダムである。
残糸を有さない空ボビンのトレイ3は、帰還路R上を移
送され、残糸除去装置STをも素通りして精紡機側へ返
送され、トレイセンサ4と該センサにより作動するセレ
クタ47との協働によって、特定の色の空ボビンが所定
の精紡機SP1〜精紡機SP4へ返送される。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明のカラーボビンの色検出方法
は、赤、青、緑の色相成分をそれぞれ割算器に通して輝
度成分で割算し、両者の比を取って成る一定値にするも
のであるから、カラーボビンが揺れたり傾いたりして、
受光素子で受光されるカラーボビンからの反射光量が変
化した場合でも、カラーボビンの揺れに原因するうねり
が除去された安定した色相成分の検出信号が得られる。
従って、カラーボビンの揺れや傾きに対して、余裕度を
大きくとれることになり、ボビンカラーセンサにおいて
安定した色信号検出を行うことができる。更に、被検出
体が湾曲面である場合であっても、検出精度が低下せず
、光源光量のバラツキにも影響を受けない等の効果を有
する。
よって、自動ワイングーを精紡機と盲結し、−台のワイ
ングーで多品種の糸を巻取るシステムにおいて、種々の
管糸を嵌挿したトレイを共通の搬送路に沿ってランダム
に搬送する場合でも、特定の管糸のみを選別し、特定の
糸処理部へ移送するためのカラーボビンの色検出方法と
して特に適する。
【図面の簡単な説明】
第1図はトレーに嵌挿された管糸と本発明の色検出方法
によるカラーボビンセンサの検出位置を示す断面図、第
2図は本発明の色検出方法によるカラーポビンセンサの
回路構成を示す図、第3図は本発明の色検出方法による
カラーポビンセンサを適用した管糸搬送システムの一例
を示すレイアウト図、第4図は同システムの巻取部の搬
送路を示す概略平面図、第5図は同システムの巻取ユニ
ットを示す斜視図である。 図中、1は管糸、2はボビン、3はトレイ、4はトレイ
センサ、8は投光器、9は受光器、9a、9b、9cは
受光素子、10はボビンカラーセンサ、11は加算器、
12,13.14は割算器、15.16.17は比較器
、150,160.170は比較設定器、20は色情報
取捨回路、21は色系統指定回路、22,23.24は
色系統指定スイー2千、26は色情報排除指定回路、2
7.28.29は排除スイッチ、30は判定回路を示す
。 特許出願人  村田機械株式会社 代理人弁理士  絹  谷  信  雄第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、カラーボビンからの反射光を受光素子で受けてカラ
    ーボビンの色の赤、青、緑の色相成分を抽出すると共に
    、これら赤、青、緑の色相成分の和から輝度成分を作成
    し、上記赤、青、緑の色相成分をそれぞれの割算器に入
    力して上記輝度成分で除し、各割算器から得られる赤、
    青、緑の色相成分をそれぞれの比較器に入力し一定レベ
    ル以上であれば赤、青、緑の色情報信号を出力させるこ
    とを特徴とするカラーボビンの色検出方法。
JP1033488A 1988-01-20 1988-01-20 カラーボビンの色検出方法 Pending JPH01185421A (ja)

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