JPH055744B2 - - Google Patents

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JPH055744B2
JPH055744B2 JP60017574A JP1757485A JPH055744B2 JP H055744 B2 JPH055744 B2 JP H055744B2 JP 60017574 A JP60017574 A JP 60017574A JP 1757485 A JP1757485 A JP 1757485A JP H055744 B2 JPH055744 B2 JP H055744B2
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Japan
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bobbin
spinning
tray
unit
bobbins
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Isamu Matsui
Yutaka Ueda
Shoichi Tone
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Priority to US06/823,954 priority patent/US4660370A/en
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Priority to DE19863603002 priority patent/DE3603002A1/de
Priority to CH383/86A priority patent/CH672329A5/de
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Publication of JPH055744B2 publication Critical patent/JPH055744B2/ja
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    • D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01H—SPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00—Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/26—Arrangements facilitating the inspection or testing of yarns or the like in connection with spinning or twisting
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/06—Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
    • B65H67/063—Marking or identifying devices for packages
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/06—Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
    • B65H67/069—Removing or fixing bobbins or cores from or on the vertical peg of trays, pallets or the pegs of a belt
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2557/00—Means for control not provided for in groups B65H2551/00 - B65H2555/00
    • B65H2557/60—Details of processes or procedures
    • B65H2557/65—Details of processes or procedures for diagnosing
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00—Handled material; Storage means
    • B65H2701/30—Handled filamentary material
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は精紡機の管理装置に関する。
〔従来の技術〕
精紡機、特にリング精紡機で生産された糸は次
工程の自動ワインダーへ精紡ボビンの形態で搬送
供給される。上記精紡ボビンの搬送形態として
は、ボビンボツクスにランダム、あるいは整然と
収容された多数のボビンを一括して搬送する場
合、あるいは、精紡機とワインダーとをボビン搬
送路により連結してボビン一本ずつ独立して搬送
する場合等がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記いずれの場合においても、いつたん精紡機
の各精紡ユニツトから玉揚されたボビンは、単に
精紡上りにボビンとしてワインダーへ供給される
のみである。従つて、例えば、ある精紡ユニツト
で生産された糸が、他のユニツトで生産された糸
に比べ品質が劣り、巻返し工程で糸切れが多発す
るという現象が生じたとしても、ワインダー側に
おいて巻上がつたパツケージ中に糸継ぎ箇所が多
く存在するという状態を把握するのにとどまつて
いる。即ち、上記特定の精紡ユニツトで生産され
た糸は、ワインダーにおいてはどのワインデイン
グユニツトで巻返されるかは自由であり、従つ
て、何らかの原因で糸質の悪い糸を生産する精紡
ユニツトから玉揚されたボビンと他の正常な精紡
ユニツトから玉揚されるボビンとがランダムな状
態でワインダーへ供給されるため、ワインダーに
おいて玉揚されるパツケージの多くに糸質の悪い
糸が混入することがある。
本発明は上記問題点に着目し、精紡ユニツトで
生産された糸の搬送経路を追跡し、ワインダーに
おいて巻返し中に異常に糸切れが多発するボビン
の生産元である精紡ユニツトを把握し、ワインダ
ーでの糸切情報を精紡機へフイードバツクし、精
紡機の各精紡ユニツトを管理し得る装置を提供す
るものである。
〔問題を解決しようとする手段〕
本発明は、精紡機で玉揚された精紡ボビンを精
紡ユニツトに沿つて整列する手段と、該整列した
精紡ボビンをワインダ側のボビン搬送トレイ上に
供給する際に、該トレイに供給されたボビン生産
元の情報である精紡ユニツトの符号と当該トレイ
とを直接的又は間接的に対応させて入力記憶する
制御手段と、精紡ボビンの糸をワインダ側で巻返
す際に上記糸の糸質情報を発生させる手段と、ワ
インダ側で得られるボビンの糸質情報と上記符号
とによつて、上記特定の糸質情報を発生したボビ
ンの生産元である精紡ユニツトを把握する手段と
を有したことを特徴とする精紡機の管理装置であ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に従つて説明す
る。
第１の実施例として、精紡機とワインダーを直
結したいわゆる精紡ワインダーの場合について説
明する。例えば、特開昭59−163268号に示される
ような精紡ワインダーにおいては、第２図、第３
図に示すように精紡機１で満巻となつた精紡ボビ
ンＢは一斉に玉揚されて、精紡ユニツトに沿つて
走行可能なトランスポートバンド２上に精紡ユニ
ツトのピツチ間隔に植設されたペグに挿立され
る。この後ワインダー側の精紡ボビン要求指令に
基づいてトランスポートバンド２が矢印３方向に
間欠移動し、傾斜コンベアの上端部のボビンBa
から順次シユート４を介して下方で待機するボビ
ントレイに供給、挿立される。
一方、ワインダー５側においては、ボビンは
個々に分離、独立したボビン搬送媒体であるボビ
ントレイに直立に挿立されたまま、各ワインデイ
ングユニツトへ供給され、巻返され、排出され
る。各ワインデイングユニツトから排出される空
ボビン等はトレイと一体のまゝボビン抜取ステー
シヨン６に移送されて、該ステーシヨン６におい
て、空ボビンおよび極少の残糸を有しているもの
の再度ワインダーへ供給使用するのが不可能な極
少残糸付ボビンが当該ボビンを挿立したトレイよ
り抜取られ、空ボビンは空ボビン搬送路７，８を
経て、精紡機の一端部の空ボビン供給位置へ返送
され、極少残糸付ボビンは別途、排出又はボツク
ス内へ貯留される。従つて上記ボビン抜取ステー
シヨン６を通過したトレイは空トレイ、若しくは
再度のワインダーへ供給使用可能な糸量を有する
残糸付ボビンを有するトレイのみであり、精紡ボ
ビンイ供給ステーシヨン９に空トレイが到着する
毎に、前記精紡機側のトランスポートバンド２が
１ピツチ回動して精紡ボビン１本が待機する空ト
レイ上に供給、挿立され、再びワインデイングユ
ニツトへ供給されるのである。
このようなタイプの精紡ワインダーにおける本
発明装置に適用されるボビントレイの実施例を第
４図に示す。第４図のトレイＴは外周面１０に該
トレイを特定する記号を示すバーコード１１をリ
ング状にして表示したものであり、ワインダー域
を巡環する多数のトレイの全てに異つた識別記号
が付される。例えば第３図において片側200錘、
両側で400錘の精紡ユニツトからなる精紡機１と
10錘のワインデイングユニツト（W1）〜（Wn）
からなるワインダー５が直結されて糸処理能力に
バランスがとれているとし、各ワインデイングユ
ニツトが３本のボビンをストツクできるスペース
を有するものとし、該ワインダー５域内を50個の
トレイが巡環使用されるとすると、各トレイには
「No.１」〜「No.50」の符号がコード化されたバー
コード１１が貼付されているということである。
第６図は空トレイＴへの精紡ボビン供給ステー
シヨン９の一例を示す。即ち、空トレイＴがボビ
ン供給位置Taに到ると、トレイ到着センサＳ１、
ボビンの有無センサＳ２によりトレイTa上にボ
ビンが無ことが確認されると精紡機側へボビン要
求信号が出力されて、第３図のトランスポートバ
ンド２が１ピツチ回動し、１本のボビンが第６図
のシユート４内へ落下し、トレイTa上にボビン
が挿立される。上記ボビン供給装置１２はロータ
リソレノイド１３ａ，１３ｂによつて軸１４ａ，
１４ｂを中心に揺動する可能ガイド板１５ａ，１
５ｂが開閉してボビンのガイド、コンベア１６上
の移送を制御する。
さらに、第２．３図のボビン抜取ステーシヨン
６には、当該位置に到着したトレイ上のボビンを
昇降するチヤツカによつて抜取上昇し、空ボビ
ン、極少残糸付ボビンによつて選別処理する装置
が設置される。
上記ボビン供給ステーシヨン９およびボビン抜
取ステーシヨン６には上記トレイに付したバーコ
ードを読取るコードセンサ１７，１８が第４図の
如くトレイ周面１０に対向する位置に設けられ
る。上記コードセンサ１７によつて読取つたトレ
イ識別信号は制御装置１９へいつたん入力記憶さ
れる。この時後述する方法で当該トレイＴに供給
された精紡ボビンがどの精紡ユニツトで生産され
たかを同時に入力記憶する。
従つて、本実施例では、ボビンのトレイへの供
給時に、トレイと該トレイ上のボビンが特定され
るのである。
第７図はワインデイングユニツトの一例を示
し、トレイＴ上にボビンＢを挿立したまま搬送路
２０からの自動取込み、巻返し、排出が行われ
る。即ち、ワインデイングユニツト（Wi）の両
サイドには、精紡ボビン搬送路２０、および空ボ
ビン等の帰還路２１がユニツトに沿つて敷設さ
れ、ガイド２２，２３，２４および回転円板２５
によつてトレイが進行方向を規制ガイドされ、待
機溝２６内にトレの空きが生じているワインデイ
ングユニツトへ自動的に取込まれて、巻返し位置
２７に到る。一定数のボビンが待機溝２６内に取
込まれると、後続のボビンは待機溝入側にあるト
レイにより進入を阻止され、余剰ボビン送り出し
口２８から次のユニツトへ向かう。巻返し位置に
到つたボビンから糸が解じよ巻取られる際に、発
生する糸切れは、各ユニツトに設けらる糸切れ検
出センサによつて検出され、制御部１９へ入力さ
れると共に、当該ユニツトで巻取中のボビンの糸
切れ回数が積算記憶される。
なお、第７図において、各ワインデイングユニ
ツト（Wi）には１本のボビン巻取中糸切れ回数
が設定回数を越える際に制御部からの信号により
点滅するランプ２９が設けられる。
以上のような装置における作用を次に説明す
る。
第１図において、精紡機１は全ての精紡ユニツ
トに対し当該ユニツトを特定する符号が与えら
れ、例えば片側のワインダ側端部から順にＳ１，
Ｓ２，Ｓ３…Si、他側にもSi＋１…Snというよ
うに特定番号を付与しておく。
今、一斉玉揚が完了し、ユニツト前面のトラン
スポートバンド上に精紡ボビンＢ１〜Bi、Bi＋
１…Bnが移載されたとする。
上記状態の下で、ワインダー側のボビン供給ス
テーシヨン９からボビン要求信号が出されると、
まず片側の精紡ユニツトの左端部のボビンＢ１が
トレイＴ上に供給される。上記トレイＴはランダ
ムに搬送されるため、今ボビンＢ１を挿立したト
レイＴがトレイNo.「T7」であつたとする。この
時、制御装置１９内のメモリには「T7」に対応
する符号としてカウンターにより「Ｓ１」が入力
記憶され、次のトレイが「T15」であれば、二番
目に供給されるボビンＢ２が挿立されるため上記
メモリには「T15」に対応して「Ｓ２」が入力記
憶される。
上記トレイ「T7」が搬送されて、ワインダー
のワインデイングユニツト「W3」に取込まれ、
巻返し位置に到つたとする。
上記ワインデイングユニツトの巻返し動作中に
発生する糸切れ回数が設定回数の範囲を越えた場
合、当該ユニツトのランプ２９が点滅し、作業者
は該ランプを確認すると、当該ユニツトから排出
されるトレイ「T7」上のボビンを抜取り、第１
図のボビン帰還路２１上にはボビンを有しないト
レイ「T7」として、ボビン抜取ステーシヨン６
に向かつて搬送される。上記帰還路２１上には他
のワインデイングユニツトから排出された空ボビ
ンを挿立したトレイあるいは他のユニツトからも
糸切回数が設定以上であつて作業者によつて当該
ボビンを抜取られた空トレイ等がランダムに混在
して搬送される。
上記状態で搬送される各種トレイがボビン抜取
ステーシヨン６に到ると、該ステーシヨンにおい
ては、空ボビン、極少残糸付ボビンが抜取られ、
空トレイおよび残糸付ボビンを有するトレイは通
過する。
即ち、第８，９図に示すように、ボビン抜取ス
テーシヨンには、トレイの到着および識別マーク
を読み取るマークセンサ１８、トレイ上のボビン
の有無を検出するセンサＳ３、残糸付ボビンを検
出するセンサＳ４および極少残糸付ボビンを検出
するセンサＳ５が所定の位置に設置される。上記
マークセンサ１８はトレイＴの識別マークを付し
た周面に対向する位置に設けられ、図示しないト
レイのストツパ兼切出片によつて定位置に到つた
トレイの有無を検出すると共に、識別マーク１１
を読み取り、上記制御装置に当該トレイNo.「T7」
を入力する。
空ボビン検出センサＳ３はトレイのペグ３０よ
り上方でかつセンサの光軸３１がトレイ中心に向
かうように位置決めされ、さらにセンサＳ４は、
ペグ３０より上方でかつ光軸３２が空ボビンＫの
外周面より外れた位置となるように設置される。
さらに、センサＳ５は、空ボビンの外周面に接す
るブラシ状フイーラ３３を一軸３４回りに旋回自
在とし、フイーラ３３の一端３５を検出近接セン
サＳ５で構成され、チヤツカー３６によつてボビ
ンＫが上方へ抜取られる移動の際、残糸があれば
該残糸がフイーラ３３に係合してフイーラ３３を
旋回変位させることにより極少残糸付ボビンを判
別する。
以上のような各種センサを有するボビン抜取ス
テーシヨン６に上記トレイ「T7」が到着すると、
既にボビンは作業者により、抜取られているた
め、当該位置のトレイ上にはボビンは存在しな
い。従つて、マークセンサ１８の読取り信号と、
センサＳ３のボビン無し信号が第１図の制御装置
１９へ入力され、予めボビン供給ステーシヨン９
で読取られて入力されているトレイ「T7」上の
ボビン「Ｂ１」が抜取位置６では存在しないこと
を判別し、ボビン「Ｂ１」の糸が不良糸であり、
該ボビン「Ｂ１」に対応する精紡ユニツト「Ｓ
１」がチエツクされる。
なお、第１図において、抜取ステーシヨン６に
おいて、抜取られた空ボビンはコンベア等の搬送
路８を経て精紡機１の一端、即ち本実施例では精
紡ボビンの払出し側と反対側端部のトランスポー
トバンドのペグ上へ供給される如く返送される。
また極少残糸付ボビンは抜取ステーシヨン６近傍
に設けたボビンボツクス３７内へ収容される等し
て区別される。従つて抜取ステーシヨン６とボビ
ン供給ステーシヨン９間の通路３８上には空トレ
イと、残糸付ボビンを有するトレイとが混在して
搬送されることになる。
以上のようにして、ボビン取抜ステーシヨン６
に到つたトレイが空であることにより、当該トレ
イ上にあつたボビンを生産した精紡ユニツトが検
出でき、同一の精紡ユニツトが設定回数以上検出
されると当該精紡ユニツトには何らかの不良箇所
が発生していると判断し、ユニツトの点検を行う
のである。
第１０図は、前記のボビン抜取ステーシヨン６
に設けたマークセンサ１８を各ワインデイングユ
ニツト（W1）〜（Wn）に設けて、巻返しの動
作中のボビンを挿立したトレイの識別マークを読
み取り制御装置１９へ入力し、一方ワインデイン
グユニツトの糸切れ検出装置３９からの信号を制
御装置へ入力し、ボビンの巻取中の糸切回数が設
定数を越える場合、当該ボビンのトレイの識別マ
ークから当該トレイ上のボビンを識別、前記同様
にして精紡ユニツトを検出するのである。従つて
この場合は、巻取中において精紡ユニツトの判別
が可能であるため、ワインデイングユニツトから
排出されるトレイ上のボビンを作業者が抜取ると
いう動作は不要であり、またボビン抜取ステーシ
ヨン６のマークセンサも不要である。
上記実施例では生産元情報を付与する手段の一
例をトレイの識別マークとしてバーコードを付し
た場合を示したが、第５図の実施例では、トレイ
Ｔの外周面１０に書き込み、消去が自在な磁気テ
ープ４０を貼着したものを示す。このようなトレ
イＴを用いた場合は、第１図におけるボビン供給
ステーシヨン９にはトレイに供給されたボビンが
どの精紡ユニツトで生産されたかを示す識別信号
を磁気テープに書き込めばよい。従つて該位置に
は書き込み装置が配置され、ボビン抜取ステーシ
ヨン６には上記書き込まれた信号を読取る装置が
設けられる。即ち、ワインデイングユニツトで巻
取中、糸切回数の多いボビンはユニツトから排出
後前記同様に作業者によつて抜取られ、ボビン抜
取ステーシヨン６には空のトレイとして搬送さ
れ、ステーシヨン６では空トレイ上の磁気テープ
４０に書かれている精紡ユニツト記号を読取れば
よい。
このようなボビンの管理を行うことによつて、
特定の精紡ユニツトで生産された糸に異常に多い
糸切れが生じることが第１０図の表示装置４１に
よつて確認されると、当該精紡機の点検、保修が
直ちに行える。また制御装置１９からの信号によ
り、異常な精紡ユニツトにおいて赤ランプを点滅
させる等して異常ユニツトを表示することも可能
である。
上記実施例は、精紡機と絵ワインダを直結した
精紡ワインダーについて述べたが、次に精紡機上
りのボビンをボツクス内にランダムに収容してワ
インダー側へ搬送する場合における精紡機管理装
置について説明する。
この場合は、第１１，１２図に示すように、空
ボビンKK自体に該ボビンを特定する識別マーク
を取付けておく。第１１図はバーコードによつて
ボビンにNo.１〜No.ｎを表示したもの、第１２図は
磁気テープ４３によるものである。
この場合は、第１３図に示す如く、精紡機１に
おいて、トランスポートバンド２上のペグに空ボ
ビンＫを供給する毎に、当該ボビンの識別マーク
を読取り装置４４により読取り記憶する。即ち、
一斉玉揚げが行われて、各精紡スピンドルＳ１，
Ｓ２…Snに対応するペグＰ１〜Pnに満巻のボビ
ンＢ１〜Bnが挿着された後、トランスポートバ
ンド２が矢印３方向に間欠移送され、空のペグＱ
１から順次、空ボビンＫが空ボビン供給装置４５
により供給される。最後尾の精紡ボビンBnが払
出された時には、先頭の空ボビンＫ１が丁度精紡
スピンドルＳ１に対応する位置に到るようにして
おけば、最初に空ペグＱ１に供給される空ボビン
Ｋ１の識別マークを読み取り、例えば該ボビンが
「No.50」のボビンであれば、制御装置のメモリー
にはボビン「No.50」が精紡ユニツト「Ｓ１」と対
応関係にあるものとして入力記憶しておくのであ
る。続いて、トランスポートバンド２が１ピツチ
ずつ間欠回動する毎に空ボビンの供給をカウント
すると共に、後続の空ボビンには順次精紡ユニツ
ト「Ｓ２」…「Sn」が対応付けられて、特定の
ボビンが特定の精紡ユニツトと関係付けられる。
このようにして供給された空ボビンに紡績糸が
巻取られ、満巻になると、上記動作により精紡機
より払出され、ボビンボツクスにランダムに収容
されてワインダ側へ供給され、ワインデイングユ
ニツトへ供給巻返される。この時、巻返し中にお
いて、前記の如く、各ワインデイングユニツトに
設けた糸切検出装置によつて糸切回数がカウント
されて、設定数を越えると、ワインデイングユニ
ツトに設けられるランプが点滅して、不良糸を巻
返していることを表示し、作業者に知らせる。作
業者は当該ワインデイングユニツトから排出され
るボビンを別置の読取装置によつてボビンの識別
マークを読み取り、該ボビン例えば前記のボビン
「No.50」であつたとすると、該ボビンと対応関係
にある精紡ユニツト「Ｓ１」が確認できるのであ
る。
このようにすれば、ボビンに取付けた識別マー
クによつて直接的にボビンを特定でき、精紡ユニ
ツトを識別できる。さらに、上記識別マークとし
て、作業者目視で判読可能な数字「１」「２」
「３」…「ｎ」を表示しておき、該数字を読取り
可能な読取装置を空ボビン供給位置（第１３図４
４）に設けておけば、作業者がワインダーから排
出されたボビンを直接読取ることが可能で、読取
つた数字をインプツトすれば制御装置内に記憶さ
れているボビン番号と精紡ユニツトが特定可能で
ある。
なお、上記各実施例では糸質情報を発生する手
段から発せられる糸質情報としてワインダーにお
ける糸切回数を設定したが、他の情報例えば、ス
ラブの個数、細糸部、太糸部の割合等、種々の糸
質情報に基づいて、精紡ユニツトを特定すること
も可能である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明では、精紡機で生産され
た精紡ボビンを追跡し、巻返し中に発生する糸質
情報によつて、当該糸を生産した精紡ユニツトを
特定でき、精紡機台を構成する最小単位である精
紡ユニツト単位での機械管理を可能にすることが
でき、良品質の糸を生産する上で極めて効果的で
ある。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明装置の実施例を示す構成要素
図、第２図は精紡ワインダーの一例を示す概略構
成正面図、第３図は同平面図、第４図はトレイに
付した識別マークの例を示す正面図、第５図は同
他の例を示す正面図、第６図はボビン供給装置の
一例を示す斜視図、第７図はワインデイングユニ
ツトの一例を示す斜視図、第８図はボビン抜取ス
テーシヨンにおける各種センサの配置を示す正面
図、第９図は平面図、第１０図は本発明装置の他
の実施例を示す構成図、第１１図、第１２図はボ
ビンに直接識別マークを付した例を示す正面図、
第１３図は上記第１１図示のボビンを使用した場
合の精紡機側のボビン読取位置を示す模式図であ
る。 １……精紡機、５……ワインダー、１１，４
０，４２，４３……識別マーク、Ｓ１〜Sn……
精紡ユニツト、Ｂ，Ｂ１〜Bn……精紡ボビン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. １ 精紡機で玉揚された精紡ボビンを精紡ユニツ
    トに沿つて整列する手段と、該整列した精紡ボビ
    ンをワインダ側のボビン搬送トレイ上に供給する
    際に、該トレイに供給されたボビンの生産元の情
    報である精紡ユニツトの符号と当該トレイとを直
    接的又は間接的に対応させて入力記憶する制御手
    段と、精紡ボビンの糸をワインダ側で巻返す際に
    上記糸の糸質情報を発生させる手段と、ワインダ
    側で得られるボビンの糸質情報と上記符号とによ
    つて、上記特定の糸質情報を発生したボビンの生
    産元である精紡ユニツトを把握する手段とを有し
    たことを特徴とする精紡機の管理装置。
JP60017574A 1985-01-31 1985-01-31 精紡機の管理システム Granted JPS61178375A (ja)

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