JP5291674B2 - 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、直進時のトラクション性能を維持しつつ、コーナリング性能を向上しうる不整地走行用の自動二輪車用タイヤに関する。
モトクロス等に用いられる不整地走行用の自動二輪車用タイヤは、トレッド部に、例えば、タイヤ赤道上に設けられるクラウンブロック、トレッド端に沿って配されるショルダーブロック、及びクラウンブロックとショルダーブロックとの間に配されるミドルブロックを含む複数のブロックが配置される。このようなタイヤは、各ブロックを砂地や泥濘地等の軟弱路に食い込ませてトラクション性能やコーナリング性能を高めることができる。
コーナリング性能をさらに向上させるために、下記特許文献1には、ミドルブロックのタイヤ軸方向の外側面に傾斜面を持たせたタイヤが提案されている。このようなタイヤは、ショルダーブロックのタイヤ軸方向内側のエッジを作用させてコーナリング性能を高めている。
また、下記特許文献2には、ミドルブロックのタイヤ赤道側のブロック縁に、ステップ状に切り欠いた切欠きを設けたタイヤが提案されている。このようなタイヤは、ミドルブロックのエッジ成分を増やして、コーナリング性能を高めている。
特開平2−74405号公報 特開平6−320916号公報
しかしながら、上記特許文献に記載のタイヤでは、エッジのみに依存しているため、該エッジが消失するとコーナリング性能の向上効果が期待できないという問題があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、クラウンブロックに、中央クラウンブロックと、前記中央クラウンブロックよりも踏面の図心とタイヤ赤道面との距離が大きい側方クラウンブロックとを含ませることを基本として、直進時のトラクション性能を維持しつつ、コーナリング性能を向上しうる不整地走行用の自動二輪車用タイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部に、複数のブロックと、該ブロックを連結するタイバーとが配置され、タイヤ回転方向が指定された不整地走行用の自動二輪車用タイヤであって、前記ブロックは、踏面の図心が、タイヤ赤道を中心とするトレッド展開幅の1/3の展開幅を有するクラウン領域に位置する複数のクラウンブロック、トレッド部のトレッド端に沿って配されるショルダーブロック、及び前記ショルダーブロックと前記クラウンブロックとの間に配されるミドルブロックを含み、前記タイバーは、タイヤ軸方向の内側から外側に向かってタイヤ回転方向の先着側に傾斜して前記ミドルブロックと前記ショルダーブロックとを連結するミドルタイバーと、タイヤ周方向に隣り合う前記ショルダーブロック同士を連結するショルダータイバーとを含み、前記ショルダータイバーは、前記ミドルタイバーが連結した前記ショルダーブロックのタイヤ回転方向の後着側に設けられ、前記クラウンブロックは、前記図心とタイヤ赤道面との距離が前記トレッド展開幅の2%以内である複数の中央クラウンブロックと、前記図心とタイヤ赤道面との距離がトレッド展開幅の2%よりも大かつ6%以下である複数の側方クラウンブロックとを含むことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記側方クラウンブロックの合計個数が、中央クラウンブロックの合計個数よりも多い請求項1に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
また、請求項3記載の発明は、前記側方クラウンブロックのタイヤ軸方向の幅は、前記中央クラウンブロックよりも大きい請求項1又は2に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
また、請求項4記載の発明は、前記側方クラウンブロックには、深さが3〜10mmかつ幅が5〜15mmでタイヤ周方向にのびるスリットが設けられる請求項1乃至3のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
また、請求項5記載の発明は、タイヤ周方向に隣り合うクラウンブロック間のトレッド溝の溝底には、該溝底を局部的に凹ませた凹部が少なくとも一つ設けられ、前記側方クラウンブロックに隣設する凹部は、その輪郭が囲む平面の図心が、タイヤ赤道面に対して前記側方クラウンブロックと同じ側に位置する請求項1乃至4のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
また、請求項記載の発明は、前記側方クラウンブロックは、タイヤ周方向に隣り合って配されるペアを含み、前記ペアの側方クラウンブロックの前記図心は、タイヤ赤道に対して互いに異なる方向に位置する請求項1乃至の何れかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
なお、本明細書では、特に断りがない限り、タイヤの各部の寸法は、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の正規状態において特定される値とする。
前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。
前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE"を意味する。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤは、トレッド部に、複数のブロックが配置される。該ブロックは、踏面の図心が、タイヤ赤道を中心とするトレッド展開幅の1/3の展開幅を有するクラウン領域に位置する複数のクラウンブロックを含む。また、クラウンブロックは、前記図心とタイヤ赤道面との距離がトレッド展開幅の2%以内である複数の中央クラウンブロックと、図心とタイヤ赤道面との距離がトレッド展開幅の2%よりも大かつ6%以下である複数の側方クラウンブロックとを含む。
このようなクラウンブロックは、トレッド幅方向に踏面を分散して配置できる。従って、クラウンブロックは、直進時のみならず、キャンバー角がついたコーナリング時のグリップにも寄与することができる。従って、本発明のタイヤは、想定される様々なキャンバー角での使用に対してコーナリング性能を向上することができる。
また、クラウンブロックには、図心が略タイヤ赤道上に配される中央クラウンブロックを含むため、キャンバー角が略0度となる直進時においても、トラクション性能を維持することができる。
本実施形態の不整地走行用の自動二輪車用タイヤを示す断面図である。 図1のトレッド部の部分展開図である。 図2の部分拡大図である。 路面に接地したクラウンブロックのタイヤ軸方向の断面図である。 図2の部分拡大図である。 他の実施形態のトレッド部の部分展開図である。 さらに他の実施形態のトレッド部の部分展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある)1としては、砂地や泥濘地等の軟弱路において最高の性能を発揮できるように設計されたモトクロス競技用のタイヤが例示される。また、図1に示されるタイヤ1の断面図は、該タイヤ1が正規リム(図示省略)に装着されかつ正規内圧が充填されしかも無負荷である正規内圧状態、かつ図2に示されるA−A線断面である。
前記タイヤ1は、トレッド部2と、その両側からタイヤ半径方向の内方にのびる一対のサイドウォール部3、3と、各サイドウォール部3のタイヤ半径方向の内方端に位置しかつリムに組み付けされるビード部4、4とを有する。また、タイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、該カーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるトレッド補強層7とを含んで補強される。
前記トレッド部2は、その外面が、タイヤ半径方向外側に凸で湾曲するとともに、該トレッド部2のトレッド端2t、2t間のタイヤ軸方向距離であるトレッド幅TWが、タイヤ最大幅をなしている。
前記カーカス6は、一対のビードコア5、5間をトロイド状に跨る本体部6aと、この本体部6aの両側に連なりかつビードコア5の回りでタイヤ軸方向の内側から外側に折り返される折返し部6bとを有する1枚以上、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aから構成される。また、カーカスプライ6Aの本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向の外側にのびかつ硬質ゴムからなるビードエーペックス8が配され、ビード部4が適宜補強される。
前記カーカスプライ6Aとしては、例えば、有機繊維のカーカスコードをタイヤ周方向に対して75〜90度の角度で配列したラジアル構造のものが採用される。なお、カーカス6としては、2枚以上のカーカスプライを用い、カーカスコードをタイヤ周方向に対して例えば15〜45度の角度で傾斜配列したバイアス構造のものが採用されてもよい。
前記トレッド補強層7は、例えば、有機繊維の補強コードをタイヤ周方向に対して15〜45度の角度で傾斜配列した1枚以上、本実施形態では1枚の補強プライ7Aにより構成される。
前記トレッド部2には、トレッド溝10により区画される複数のブロックBが配置される。トレッド溝10は、その溝底10bが、カーカス6の外面に略沿った滑らかな表面に形成される。
前記ブロックBは、タイヤ周方向及びタイヤ軸方向に間隔を空けて疎らに配置され、凹み等を除いた接地する面である踏面11と、該踏面11の周縁からタイヤ半径方向内側にのびて溝底10bに連なる壁面12とを含んでいる。また、ブロックBは、踏面11から溝底10bまでのブロック高さD1が、例えば6〜19mm程度に設定される。
このようなブロックBは、例えば、軟弱路へのブロックBの食い込み量を大きくして、高い駆動力を発揮しうる。また、ブロックBを隔てるトレッド溝10は、幅広に形成されるため、泥土等の目詰まりを防止できる。
なおブロックBの疎分布配置は、トレッド部2の外表面の全面積S(トレッド溝10を全て埋めたと仮定したときのトレッド部2の外表面の全面積)に対する全ブロックBの踏面11の面積の総和Sbであるランド比(Sb/S)によって把握される。このランド比(Sb/S)が、過度に小さくなると、硬質なハード路ないしミディアム路での駆動力が低下するおそれがあり、逆に、大きすぎても、軟弱路での駆動力が低下するおそれがある。このような観点より、前記ランド比(Sb/S)は、15〜30%の範囲が好ましい。
また、本実施形態のブロックBは、図1及び図2に示されるように、踏面11の図心Gbがタイヤ赤道Cを中心とするトレッド展開幅TWeの1/3の展開幅を有するクラウン領域Crに位置する複数のクラウンブロック13、トレッド部2のトレッド端2tに沿って配されるショルダーブロック14、及びこのショルダーブロック14とクラウンブロック13との間に配されるミドルブロック15を含む。
前記クラウンブロック13は、図3に拡大して示されるように、図心Gbとタイヤ赤道面Cpとの距離L1(図示省略)がトレッド展開幅TWeの2%以内である複数の中央クラウンブロック13aと、図心Gbとタイヤ赤道面Cpとの距離L2がトレッド展開幅TWeの2%よりも大かつ6%以下である複数の側方クラウンブロック13bとを含む。
前記中央クラウンブロック13aは、例えば、タイヤ周方向の最大長さL3よりもタイヤ軸方向の最大幅W3が大きい横長矩形状に形成される。また、本実施形態の中央クラウンブロック13aは、は、その踏面11に、凹みやスリット等が設けられていない。このような横長の中央クラウンブロック13aは、タイヤ軸方向のエッジ成分を増やすことができ、直進時のトラクション性能を向上しうる。好ましくは、中央クラウンブロック13aは、その最大幅W3がトレッド展開幅TWeの例えば10〜20%程度、かつそのタイヤ周方向の最大長さL3が最大幅W3の70〜80%程度が望ましい。
前記側方クラウンブロック13bは、例えば、タイヤ周方向の最大長さL4よりもタイヤ軸方向の最大幅W4が大きい横長矩形状に形成される。好ましくは、側方クラウンブロック13bの最大幅W4は、トレッド展開幅TWeの例えば20〜30%程度、かつそのタイヤ周方向の最大長さL4が最大幅W4の35〜45%程度と、中央クラウンブロック13aよりも横長に設定される。
このようなクラウンブロック13は、クラウンブロック13の図心Gbが略タイヤ赤道C上に整一して配置されていた従来のタイヤに比べて、トレッド幅方向に踏面11を分散して配置できる。このため、クラウンブロック13は、直進時からキャンバー角が与えられた初期コーナリング時でも、側方クラウンブロック13bにより大きなグリップを発揮でき、コーナリング性能を向上することができる。また、クラウンブロック13には、その図心Gbが略タイヤ赤道C上に配される中央クラウンブロック13aを含むため、キャンバー角が略0度となる直進時のトラクション性能を維持することができる。
さらに、本実施形態の側方クラウンブロック13bは、その最大幅W4が、中央クラウンブロック13aの最大幅W3よりも大きい横長矩形状に形成されるため、トレッド幅方向の広範囲に亘ってその踏面11を配することができる。これにより、側方クラウンブロック13bは、直進時及び旋回時において、タイヤ軸方向及びタイヤ周方向のエッジ成分をさらに増やすことができ、直進時のトラクション性能の低下なしにコーナリング性能を向上させる。
このような作用を効果的に発揮するために、中央クラウンブロック13aの前記距離L1は、トレッド展開幅TWeの、好ましくは2%以下が望ましい。同様に、側方クラウンブロック13bの前記距離L2は、トレッド展開幅TWeの、好ましくは2%よりも大が望ましく、好ましくは6%以下が望ましい。
さらに、側方クラウンブロック13bの前記最大幅W4は、中央クラウンブロック13aの最大幅W3の好ましくは150%以上、さらに好ましくは180%以上が望ましい。このような側方クラウンブロック13bは、トレッド幅方向のエッジ成分をより大きくでき、より一層コーナリング性能を向上するのに役立つ。他方、側方クラウンブロック13bの最大幅W4が大きすぎると、タイヤ軸方向に配置できるブロック数が減り、タイヤ周方向のエッジ成分が減少するため、コーナリング性能が低下したり、タイヤ質量を過度に上昇させるおそれがある。このような観点より、側方クラウンブロック13bの最大幅W4は、中央クラウンブロック13aの最大幅W3の好ましくは200%以下、さらに好ましくは190%以下が望ましい。
また、コーナリング性能をさらに向上させるために、側方クラウンブロック13bの合計個数TLsは、中央クラウンブロック13aの合計個数TLcよりも多いのが好ましく、とりわけ中央クラウンブロック13aの合計個数TLcの、好ましくは1.5倍以上、さらに好ましくは2倍以上が望ましい。他方、側方クラウンブロック13bの合計個数TLsが多すぎると、中央クラウンブロック13aが減少し、直進時のトラクション性能が低下するおそれがある。このような観点より、側方クラウンブロック13bの前記合計個数TLsは、中央クラウンブロック13aの合計個数TLcの、好ましくは2.5倍以下、さらに好ましくは2.2倍以下が望ましい。
また、側方クラウンブロック13bは、図2に示されるように、タイヤ周方向に隣り合い、かつ図心Gbがタイヤ赤道に対して互いに異なる方向(側)に位置するペアPが含まれるのが好ましい。これにより、側方クラウンブロック13bは、トレッド幅方向に万遍なく配され、左右のコーナーグリップをバランスよく高めることができる。
さらに、中央クラウンブロック13aを挟んでタイヤ周方向に隣り合う側方クラウンブロック13bは、タイヤ赤道Cに対して同じ方向に位置するのが好ましい。これにより、接地面積中のブロック面積とエッジを増やすことができ、直進時のトラクションを保持できる。
また、図1及び図3に示されるように、側方クラウンブロック13bには、前記図心Gbを通りかつタイヤ周方向にのびるスリット16が設けられるのが好ましい。このようなスリット16は、ハード路面ないしミディアム路において、水ハケ及び泥ハケを向上させることができる。
また、スリット16を有する側方クラウンブロック13bは、図4に示されるように、接地時、仮想線から実線へと変形し、スリット16の幅W2を縮める向きに圧縮変形をなす。このため、図心Gb(図3に示す)の外方のスリット16のエッジ16eを路面に接触させてトラクション性能を向上しうる。
このスリット16の幅W2は、好ましくは5mm以上、さらに好ましくは8mm以上が望ましい。スリット16の幅W2が小さすぎると、十分にエッジが作用しないおそれがある。逆に、スリット16の幅W2が大きすぎると、側方クラウンブロック13bのブロック剛性が低下し、コーナリング性能が低下するおそれがある。このような観点より、スリット16の幅W2は、好ましくは15mm以下、さらに好ましくは10mm以下が望ましい。同様の観点より、スリット16の溝深さD2は、好ましくは3mm以上、さらに好ましくは5mm以上が望ましく、また、好ましくは10mm以下、さらに好ましくは7mm以下が望ましい。
図1及び図2に示されるように、タイヤ周方向に隣り合うクラウンブロック13間のトレッド溝10の溝底10bには、該溝底10bを局部的に凹ませた略横長矩形状の凹部17が少なくとも一つ設けられるのが好ましい。このような凹部17は、クラウンブロック13間のトレッド部2のゴム厚さを減じて剛性を低下させ、ドライバーへの衝撃力の伝達を緩和できる。
また、凹部17は、トレッド部2を柔軟にかつ局部的に変形させることができ、クラウンブロック13の踏面11の接地性を高めて、直進時のトラクション及びコーナリング性能を向上できる。図1及び図3に示されるように、凹部17は、タイヤ軸方向の最大幅W5がトレッド展開幅TWeの例えば15〜20%程度、そのタイヤ周方向の最大長さL5が最大幅W5の10〜40%程度、深さD3が0.5〜1.5mm程度が望ましい。
前記側方クラウンブロック13bに隣設する凹部17は、その輪郭が囲む平面の図心Gcが、タイヤ赤道面Cpに対して前記側方クラウンブロック13bと同じ側に位置するのが好ましい。これにより、凹部17は、側方クラウンブロック13bの踏面11の接地性を効果的に高めることができ、コーナリング性能を大幅に向上できる。なお、側方クラウンブロック13bの踏面11の接地性を向上させるために、凹部17は、側方クラウンブロック13bのタイヤ周方向の両側に配されるのが特に好ましい。
さらに、側方クラウンブロック13bのタイヤ軸方向外側の溝底10bには、タイヤ軸方向外側に向かって、タイヤ周方向長さを漸減してのびる略横長台形状のサイド凹部20が設けられるのが好ましい。このようなサイド凹部20は、側方クラウンブロック13bに横力がかかるコーナリング時において、トレッド部2を柔軟に変形させることができ、側方クラウンブロック13bの踏面11の接地性をさらに向上しうる。
本実施形態のショルダーブロック14は、図2、図5に示されるように、踏面11の図心Gbがトレッド端2tからタイヤ軸方向内側にトレッド展開幅TWeの1/6の展開幅を有するショルダー領域Shに位置する。ショルダーブロック14は、横長矩形状の第1のショルダーブロック14aと、略台形状の第2のショルダーブロック14bと、略矩形状の第3のショルダーブロック14cとを含む。これらの各ショルダーブロック14a、14b、14cは、トレッド端2t側でのタイヤ周方向のエッジ成分を増やして、コーナリング性能を向上しうる。
前記第1のショルダーブロック14aは、タイヤ周方向の最大長さL6よりもタイヤ軸方向の最大幅W6が大きい横長矩形状に形成される。このような第1のショルダーブロック14aは、旋回時において、タイヤ軸方向のエッジ成分を増やすことができ、旋回時のトラクションを向上するのに役立つ。
また、第1のショルダーブロック14aには、図心Gbよりもタイヤ軸方向外側で、タイヤ周方向にのびる細溝18が設けられる。このような細溝18は、第1のショルダーブロック14aを柔軟に変形させ、旋回時、その踏面11(図1に示す)の接地性を高めることができる。好ましくは、第1のショルダーブロック14aは、その最大幅W6がトレッド展開幅TWeの例えば12〜16%程度、かつそのタイヤ周方向の最大長さL6が最大幅W6の80〜90%程度が望ましい。
前記第2のショルダーブロック14bは、タイヤ周方向の最大長さL7とタイヤ軸方向の最大幅W7が略同一の多角形状に形成され、タイヤ周方向及びタイヤ軸方向のエッジ成分をバランスよく増やすことができる。好ましくは、第2のショルダーブロック14bは、その最大幅W7がトレッド展開幅TWeの9〜12%程度、かつその周方向の最大長さL7が最大幅W7の90〜100%程度に設定される。
前記第3のショルダーブロック14cは、第2のショルダーブロック14bよりも小さな略矩形状に形成され、該第2のショルダーブロック14bと後述するショルダータイバー24とで連結される。このような第3のショルダーブロック14cは、第2のショルーダーブロック14bとともに剛性を高めることができ、タイヤ質量の増加を抑制しつつ1つの大きなショルダーブロックと同等のエッジ効果を得ることができる。
図2に示されるように、前記ミドルブロック15は、踏面11の図心Gbがショルダー領域Shとクラウン領域Crとの間の領域であるミドル領域Mdに位置する。図5に示されるように、ミドルブロック15は、図心Gbとタイヤ赤道面Cpとの距離L9が最も小さい内のミドルブロック15a、図心Gbとタイヤ赤道面Cpとの距離L11が最も大きい外のミドルブロック15c、及び図心Gbとタイヤ赤道面Cpとの距離L10が距離L9よりも大、かつ距離L11よりも小の中のミドルブロック15bからなる。
また、各ミドルブロック15a、15b、15cは、好ましくは、そのタイヤ軸方向の最大幅W12がトレッド展開幅TWeの10〜15%程度、かつその周方向の最大長さL12が最大幅W12の100〜120%程度に設定される。
このようなミドルブロック15も、踏面11をトレッド幅方向で分散して配置できるため、コーナリング性能を大幅に向上することができる。このような作用を効果的に発揮するために、内のミドルブロック15aの距離L9がトレッド展開幅TWeの22%以内、かつ外のミドルブロック15cの距離L11がトレッド展開幅TWeの32%以上、かつ中のミドルブロック15bの距離L10がトレッド展開幅TWeの23%よりも大かつ30%よりも小であるのが好ましい。
さらに、図2に示されるように、各ブロック13、14、15は、タイヤ軸方向又はタイヤ周方向に隣り合う他のブロックと、タイバー21を介して連結される。該タイバー21は、トレッド溝10の溝底10bからの高さH1(図1に示す)が、ブロック高さD1の25〜35%程度が好ましい。このようなタイバー21は、各ブロック13、14、15のタイヤ軸方向剛性及び/又はタイヤ周方向剛性を高め、直進時のトラクション性能やコーナリング性能を大幅に向上することができる。
本実施形態のタイバー21は、クラウンブロック13とミドルブロック15とを連結するクラウンタイバー22と、ミドルブロック15とショルダーブロック14とを連結するミドルタイバー23と、タイヤ周方向に隣り合うショルダーブロック14、14を連結するショルダータイバー24とを含む。
前記クラウンタイバー22は、図3に示されるように、中央クラウンブロック13aとミドルブロック15(この例では内のミドルブロック15a)とを連結する第1のクラウンタイバー22a、及び側方クラウンブロック13bとミドルブロック15(この例では外のミドルブロック15c)とを連結する第2のクラウンタイバー22bとを含む。
前記第1のクラウンタイバー22aは、中央クラウンブロック13aとそのタイヤ軸方向の両外側に配される内のミドルブロック15aとの間を、タイヤ軸方向に対して傾斜してのびる。このような第1のクラウンタイバー22aは、中央クラウンブロック13aのタイヤ軸方向剛性を、左右バランスよく高めることができ、コーナリング性能を向上しうる。また、第1のクラウンタイバー22aは、タイヤ周方向の長さが、中央クラウンブロック13aのタイヤ周方向の最大長さL3と略同一かつ一定に保ったままのびるため、タイヤ軸方向剛性をより高めうる。
また、前記第2のクラウンタイバー22bは、側方クラウンブロック13bと、タイヤ赤道面Cpに対して該側方クラウンブロック13bの図心Gb側に、タイヤ軸方向に対して傾斜してのび、外のミドルブロック15cと連結する。このような第2のクラウンタイバー22bは、側方クラウンブロック13bが主に接地する旋回内側のタイヤ軸方向剛性を高め、コーナリング性能を向上することができる。
タイヤ1に回転方向Rが指定される場合、第1、第2のクラウンタイバー22a、22bは、タイヤ軸方向内側から外側に向かって回転方向の先着側に傾斜する。これにより、第1、第2のクラウンタイバー22a、22bは、ブロック同士の干渉を効果的に抑制しうる。
前記ミドルタイバー23は、図5に示されるように、外のミドルブロック15cとショルダーブロック14(この例では第1のショルダーブロック14a)とを連結する第1のミドルタイバー23a、外のミドルブロック15cとショルダーブロック14(この例では第2のショルダーブロック14b)とを連結する第2のミドルタイバー23b、中のミドルブロック15bとショルダーブロック14(この例では第2のショルダーブロック14b)とを連結する第3のミドルタイバー23cとを含む。
前記第1のミドルタイバー23aは、外のミドルブロック15cと、そのタイヤ軸方向外側に配される第1のショルダーブロック14aとの間を、前記クラウンタイバー22と逆方向に傾斜してのびる。また、第2のミドルタイバー23bは、外のミドルブロック15cと、そのタイヤ軸方向外側に配される第2のショルダーブロック14bとの間を、クラウンタイバー22ど同方向に傾斜してのびる。第1、第2のミドルタイバー23a、23bは、そのタイヤ周方向の長さが、タイヤ軸方向外側に向かって漸増しながらのびている。
本実施形態の第1、第2のミドルタイバー23a、23bには、第2のクラウンタイバー22bに連結される外のミドルブロック15cからのびるものが含まれる。このような第1、第2のミドルタイバー23a、23bは、第2のクラウンタイバー22bと協働して、タイヤ軸方向剛性を高めることができ、コーナリング性能を大幅に向上しうる。
また、第1、第2のミドルタイバー23a、23bが1つの外のミドルブロック15cに配される場合、外にミドルブロック15cに作用する横力を分散して、第1、第2のショルダーブロック14a、14bで支持できる。また、外のミドルブロック15c、及び第1、第2のショルダーブロック14a、14bを略タイヤ周方向に連結することができるので、タイヤ軸方向剛性及びタイヤ周方向剛性を効果的に高めることができる。
前記第3のミドルタイバー23cは、中のミドルブロック15bと、そのタイヤ軸方向外側に配される第2のショルダーブロック14bとの間を、クラウンタイバー22と同方向に傾斜してのび、タイヤ周方向の長さが、タイヤ軸方向外側に向かって漸増しながらのびている。本実施形態の第3のミドルタイバー23cは、第2のミドルタイバー23bが連結するものとは別の第2のショルダーブロック14bと連結され、該第2のショルダーブロック14bに負荷が集中するのを抑制しうる。
本実施形態のショルダータイバー24は、第2のショルダーブロック14bと、そのタイヤ周方向で隣り合う第3のショルダーブロック14cとを連結する。このようなショルダータイバー24は、第2、第3のショルダーブロック14b、14cのタイヤ周方向剛性を高め、旋回時のトラクション性能を高める。また、タイヤ1に回転方向R(図3に示す)が指定される場合、ショルダータイバー24のタイヤ軸方向の幅がタイヤ回転方向Rの先着側に向かって漸増するのが好ましい。このようなショルダータイバー24も、ブロック同士の干渉を効果的に抑制しうる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。例えば、図6に示されるように、側方クラウンブロック13bの距離L2a、L2bを、それぞれ異ならせることもできる。これにより、側方クラウンブロック13bが、タイヤ軸方向により分散して配されるので、直進時のトラクション及びコーナリング性能をバランスよく向上しうる。
図1に示す基本構造を有し、かつ表1に示す傾斜溝を有する不整地走行用の自動二輪車用タイヤの前輪及び後輪が試作され、それらの性能がテストされた。なお、共通仕様は以下のとおりである。
タイヤサイズ
前輪:90/100−21
後輪:120/80−19
リムサイズ
前輪:1.60×21
後輪:2.15×19
トレッド幅TW:150.0mm
トレッド展開幅TWe:169.5mm
ランド比(Sb/S):20.5%
中央クラウンブロックのタイヤ周方向の最大長さL3:20.0mm
側方クラウンブロックのタイヤ周方向の最大長さL4:21.5mm
ブロック高さD1:16.0mm
凹部、サイド凹部:
最大幅W5:30.0mm
最大長さL5:10.0mm
深さD3:0.5mm
比(W5/TWe):.17.7%
比(L5/W5):33.3%
第1のショルダーブロック:
最大幅W6:24.0mm
最大長さL6:20.5mm
比(W6/TWe):14.2%
比(L6/W6):85.4%
第2のショルダーブロック14b:
最大幅W7:19.0mm
最大長さL7:18.0mm
比(W7/TWe):11.2%
比(L7/W7):94.7%
第3のショルダーブロック14c:
最大幅W8:14.0mm
最大長さL8:13.0mm
比(W8/TWe):8.26%
比(L8/W8):92.9%
ミドルブロック:
最大幅W12:21.0mm
最大長さL12:23.0mm
比(W12/TWe):12.4%
比(L12/W12):110%
タイバー:
高さH1:3.0(mm)
<直進時のトラクション性能、コーナリング性能>
各試供タイヤを上記リムにリム組みしかつ内圧(前輪:80kPa、後輪:80kPa)を充填して、排気量450ccの自動二輪車に装着し、プロのテストドライバーの運転でハード路面のテストコースを旋回したときの直進時のトラクション性能、及びコーナリング性能(初期、中間、出口)を、ドライバーの官能評価により、比較例1を100とする指数で評価した。数値が大きいほど良好である。
テストの結果を表1に示す。
Figure 0005291674
Figure 0005291674
テストの結果、実施例のタイヤは、直進時のトラクション性能を維持しつつ、コーナリング性能を向上しうることが確認できた。
2 トレッド部
10 トレッド溝
11 踏面
13 クラウンブロック
13a 中央クラウンブロック
13b 側方クラウンブロック
Cp タイヤ赤道面

Claims (6)

  1. トレッド部に、複数のブロックと、該ブロックを連結するタイバーとが配置され、タイヤ回転方向が指定された不整地走行用の自動二輪車用タイヤであって、
    前記ブロックは、踏面の図心が、タイヤ赤道を中心とするトレッド展開幅の1/3の展開幅を有するクラウン領域に位置する複数のクラウンブロック、トレッド部のトレッド端に沿って配されるショルダーブロック、及び前記ショルダーブロックと前記クラウンブロックとの間に配されるミドルブロックを含み、
    前記タイバーは、タイヤ軸方向の内側から外側に向かってタイヤ回転方向の先着側に傾斜して前記ミドルブロックと前記ショルダーブロックとを連結するミドルタイバーと、タイヤ周方向に隣り合う前記ショルダーブロック同士を連結するショルダータイバーとを含み、
    前記ショルダータイバーは、前記ミドルタイバーが連結した前記ショルダーブロックのタイヤ回転方向の後着側に設けられ、
    前記クラウンブロックは、前記図心とタイヤ赤道面との距離が前記トレッド展開幅の2%以内である複数の中央クラウンブロックと、
    前記図心とタイヤ赤道面との距離がトレッド展開幅の2%よりも大かつ6%以下である複数の側方クラウンブロックとを含むことを特徴とする不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  2. 前記側方クラウンブロックの合計個数が、中央クラウンブロックの合計個数よりも多い請求項1に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  3. 前記側方クラウンブロックのタイヤ軸方向の最大幅は、前記中央クラウンブロックよりも大きい請求項1又は2に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  4. 前記側方クラウンブロックには、深さが3〜10mmかつ幅が5〜15mmでタイヤ周方向にのびるスリットが設けられる請求項1乃至3のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  5. タイヤ周方向に隣り合うクラウンブロック間のトレッド溝の溝底には、該溝底を局部的に凹ませた凹部が少なくとも一つ設けられ、
    前記側方クラウンブロックに隣設する凹部は、その輪郭が囲む平面の図心が、タイヤ赤道面に対して前記側方クラウンブロックと同じ側に位置する請求項1乃至4のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  6. 前記側方クラウンブロックは、タイヤ周方向に隣り合って配されるペアを含み、
    前記ペアの側方クラウンブロックの前記図心は、タイヤ赤道に対して互いに異なる方向に位置する請求項1乃至5の何れかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
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