JP3371962B2 - Dc−dcコンバ−タ - Google Patents

Dc−dcコンバ−タ

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憲吾 小池
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Sanken Electric Co Ltd
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  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力電圧を帰還制
御によって一定に制御する形式のDC−DCコンバータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的なDC−DCコンバータは、直流
電源と、この一端と他端との間に接続されたトランスの
1次巻線とスイッチとの直列回路と、トランスの2次巻
線に接続された整流平滑回路と、出力電圧検出回路と、
スイッチ電流検出回路と、出力電圧検出回路及び電流検
出回路の出力に基づいてスイッチをオン・オフ制御する
ための制御回路とから成る。
【0003】スイッチをオン・オフする方式には大別し
て次の2つがある。 (1) リンギング・チョーク・コンバータ方式即ちR
CC方式。 このRCC方式では、負荷が軽くなるに従ってスイッチ
のオン・オフ繰返し周波数即ちスイッチング周波数が高
くなる。 (2) パルス幅変調方式即ちPWM方式。 このPWM方式ではスイッチング周波数が一定に保た
れ、負荷が軽くなるにつれてスイッチのオン時間幅が狭
くなる。
【0004】ところで、RCC方式の場合には待機モー
ド(スタンバイモード)のような軽負荷時にスイッチン
グ周波数が高くなるので、単位時間当りのスイッチング
回数が多くなり、負荷に供給する電力に対するスイッチ
において生じるスイッチング損失の割合が大きくなり、
DC−DCコンバータの効率が低下する。また、PWM
方式の場合においては、通常負荷(ノーマルモード)時
におけるトランスの損失を低減し且つ小型化するために
スイッチング周波数を例えば100kHz のように高く設
定するのが一般的である。このため、スタンバイモード
のような軽負荷時において比較的高いスイッチング周波
数でスイッチが駆動される。この結果、PWM方式の場
合であっても、軽負荷時にスイッチの単位時間当りのス
イッチング回数が多いためにDC−DCコンバータの効
率が悪くなる。
【0005】上述の問題を解決するために、例えば、本
件出願人に係る特開2000−23458号公報に開示
されているように、軽負荷時にDC−DCコンバータを
間欠的に動作させることが知られている。このようにD
C−DCコンバータを間欠的に動作させると、出力電圧
の安定性は低下するが、スイッチング回数が少なくなる
ためにスイッチング損失が少なくなり、DC−DCコン
バータの効率が向上する。また、例えば、特開平9−1
40128号公報に開示されているように、通常負荷時
と軽負荷時とでスイッチング周波数の切換えを実行し、
軽負荷時のスイッチング周波数を下げることによって単
位時間当りのスイッチング回数を下げて効率向上を図る
ことが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スタンバイ
モード等の軽負荷時の効率向上を図るために、スイッチ
の制御モードの切換えを自動的に実行するためには負荷
状態を検出し、この検出に基づいてスイッチの制御モー
ドの切換制御を行うことが必要になる。しかし、比較的
簡単な回路で負荷状態を正確に検出することができる回
路がまだ提案されていない。
【0007】そこで、本発明の目的は、比較的簡単な回
路で負荷状態を正確に検出し、負荷状態に適合したスイ
ッチの制御を実行することができるDC−DCコンバー
タを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、負荷に直流電力を供給
するためのDC−DCコンバ−タであって、直流電圧を
供給するための第1及び第2の電源端子と、前記直流電
圧を繰返してオン・オフするために前記第1の電源端子
と前記第2の電源端子との間に接続され、且つ制御端子
を有しているスイッチと、前記スイッチに対して直列に
接続されたインダクタンス手段と、前記インダクタンス
手段に接続された整流平滑回路と、前記整流平滑回路の
出力電圧を示す信号を直接又は間接に検出する出力電圧
検出手段と、前記インダクタンス手段からフライバック
電圧が発生している時間を検出するものであって、フラ
イバック電圧発生時間(Tf)に相当する幅を有するパ
ルスから成るフライバック電圧発生時間検出信号(V
f)を出力するフライバック電圧発生時間検出回路と、
基準時間を示す信号を発生するものであって、前記基準
時間に相当する幅を有するパルスを前記フライバック電
圧発生時間検出信号(Vf)のパルスの前縁に同期して
発生する基準時間発生回路と、前記フライバック電圧発
生時間検出回路と前記基準時間発生回路とに接続され、
前記フライバック電圧発生時間検出信号(Vf)のパル
スの後縁と前記基準時間を示すパルスの後縁との比較に
よって前記フライバック電圧発生時間が前記基準時間よ
りも長いか否かを判定し、前記フライバック電圧発生時
間が前記基準時間よりも長い時に前記負荷が第1の負荷
状態にあることを示す信号を出力し、前記フライバック
電圧発生時間が前記基準時間よりも長くない時に前記負
荷が前記第1の負荷状態よりも軽い第2の負荷状態にあ
ることを示す信号を出力する負荷状態判定手段と、前記
スイッチをオン・オフ制御するための制御信号を形成す
るためのものであって、前記スイッチと前記出力電圧検
出回路と前記負荷状態判定手段とに結合され、前記負荷
状態判定手段から前記第1の負荷状態を示す信号が出力
している時に、前記出力電圧を一定にするように前記ス
イッチを第1のモ−ドでオン・オフ制御するための制御
信号を形成する機能と、前記負荷状態判定手段から前記
第2の負荷状態を示す信号が出力している時に、前記第
1のモ−ドにおける単位時間当りの前記スイッチのスイ
ッチング回数よりも少ないスイッチング回数で前記スイ
ッチをオン・オフする第2のモ−ドの制御信号を形成す
る機能とを有しているスイッチ制御信号形成手段とを備
えていることを特徴とするDC−DCコンバ−タに係わ
るものである。
【0009】なお、請求項2に示すように、前記基準時
間発生回路は、前記フライバック電圧の発生の開始時点
から第1の基準時間(TA)が経過したことを示す信号を
発生する第1の基準時間発生回路と、前記フライバック
電圧の発生の開始時点から前記第1の基準時間(TA
よりも長い第2の基準時間(TB)が経過したことを示
す信号を発生する第2の基準時間発生回路とから成り、
前記負荷状態判定手段は、前記フライバック電圧発生時
間(Tf)が前記第1の基準時間(TA)よりも短いか
否かを判定する機能と、前記フライバック電圧発生時間
(Tf)が前記第2の基準時間(TB)よりも長いか否か
を判定する機能と、前記フライバック電圧発生時間(T
f)が前記第2の基準時間(TB)よりも長いことを示
す判定結果が得られた時に、前記第1の負荷状態を示す
信号を出力する機能と、前記フライバック電圧発生時間
(Tf)が前記第1の基準時間(TA)よりも長くない
ことを示す判定結果が得られた時に、前記第2の負荷状
態を示す信号を出力する機能とを有していることが望ま
しい。また、請求項3に示すように、前記負荷状態判定
手段は、第1及び第2のDタイプフリップフロップとRS
フリップフロップとから成り、前記第1のDタイプフリ
ップフロップは、前記フライバック電圧検出回路に接続
されたデ−タ入力端子と、前記第1の基準時間発生回路
に接続され且つ前記第1の基準時間(TA)の終了を示す
信号をクロック信号として受け入れるように形成された
クロック入力端子とを有し、前記第2のDタイプフリッ
プフロップは、前記フライバック電圧検出回路に接続さ
れたデ−タ入力端子と、前記第2の基準時間発生回路に
接続され且つ前記第2の基準時間(TB)の終了を示す信
号をクロック信号として受け入れるように形成されたク
ロック入力端子とを有し、前記RSフリップフロップ
は、前記第1のDタイプフリップフロップのセット状態
からリセット状態への転換に同期してトリガされるセッ
ト端子と、前記第2のDタイプフリップフロップのリセ
ット状態からセット状態への転換に同期してトリガされ
るリセット端子と、セット状態の時に第1の負荷状態を
示す第1のレベルの電圧を発生し、リセット状態の時に
前記第2の負荷状態を示す第2のレベルの電圧を発生する
出力端子とを有していることが望ましい。また、請求項
4及び11に示すように、前記スイッチ制御信号形成手
段は、前記第1の負荷状態を示す信号に応答して前記ス
イッチを第1の繰返し周波数でオン・オフ制御するため
の制御信号を形成する機能と、前記第2の負荷状態を示
す信号に応答して前記スイッチを第1の繰返し周波数よ
りも低い第2の繰返し周波数でオン・オフ制御するため
の制御信号を形成する機能とを有していることが望まし
い。また、請求項5及び12に示すように、前記スイッ
チ制御信号形成手段は、前記第1の負荷状態を示す信号
に応答して、前記スイッチのオン・オフ繰返し周波数が
前記負荷の大きさに対して反比例的に変化する第1のモ
ードのスイッチ制御信号を形成する機能と、前記第2の
負荷状態を示す信号に応答して、前記スイッチのオン・
オフ繰返し周波数が一定に保たれる第2のモードのスイ
ッチ制御信号を形成する機能とを有していることが望ま
しい。また、請求項6及び13に示すように、前記スイ
ッチ制御信号形成手段は、前記第1の負荷状態を示す信
号に応答して、前記スイッチを第1の繰返し周波数でオ
ン・オフ制御するための制御信号を形成する機能と、前
記第2の負荷状態を示す信号に応答して、前記スイッチ
の前記第1の繰返し周波数でのオン・オフ制御を間欠的
に生じさせる制御信号を形成する機能とを有しているこ
とが望ましい。また、請求項7及び14に示すように、
前記スイッチ制御信号形成手段は、前記第1の負荷状態
を示す信号に応答して、前記スイッチのオン・オフ繰返
し周波数が前記負荷の大きさに対して反比例的に変化す
る第1のモードのスイッチ制御信号を形成する機能と、
前記第2の負荷状態を示す信号に応答して、前記スイッ
チをオン・オフするための制御信号の群を間欠的に発生
させる機能とを有していることが望ましい。また、請求
項8に示すように、負荷に直流電力を供給するためのD
C−DCコンバ−タは、直流電圧を供給するための第1
及び第2の電源端子と、前記直流電圧を繰返してオン・
オフするために前記第1の電源端子と前記第2の電源端
子との間に接続され、且つ制御端子を有しているスイッ
チと、前記スイッチに対して直列に接続されたインダク
タンス手段と、前記インダクタンス手段に接続された整
流平滑回路と、前記整流平滑回路の出力電圧を示す信号
を直接又は間接に検出する出力電圧検出手段と、前記ス
イッチのオン時間(Ton)を示すオン時間信号を検出
するものであって、前記スイッチのオン時間(Ton)
に相当する幅を有するパルスから成るオン時間信号を出
力するオン時間検出手段と、基準時間を示す信号を発生
するものであって、前記基準時間に相当する幅を有する
パルスを前記オン時間信号のパルスの前縁に同期して発
生する基準時間発生回路と、前記オン時間検出手段と前
記基準時間発生回路とに接続され、前記オン時間信号の
パルスの後縁と前記基準時間を示すパルスの後縁との比
較によって前記オン時間が前記基準時間よりも長いか否
かを判定し、前記オン時間が前記基準時間よりも長い時
に前記負荷が第1の負荷状態にあることを示す信号を出
力し、前記オン時間が前記基準時間よりも長くない時に
前記負荷が前記第1の負荷状態よりも軽い第2の負荷状
態にあることを示す信号を出力する負荷状態判定手段
と、前記スイッチをオン・オフ制御するための制御信号
を形成するためのものであって、前記スイッチと前記出
力電圧検出回路と前記負荷状態判定手段とに結合され、
前記負荷状態判定手段から前記第1の負荷状態を示す信
号が出力している時に、前記出力電圧を一定にするよう
に前記スイッチを第1のモ−ドでオン・オフ制御するた
めの制御信号を形成する機能と、前記負荷状態判定手段
から前記第2の負荷状態を示す信号が出力している時
に、前記第1のモ−ドにおける単位時間当りの前記スイ
ッチのスイッチング回数よりも少ないスイッチング回数
で前記スイッチをオン・オフする第2のモ−ドの制御信
号を形成する機能とを有しているスイッチ制御信号形成
手段とで構成することができる。
【0010】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、次の効果が得
られる。 (1) スイッチのオン期間又はフライバック電圧の発
生期間を検出し、これによって検出された期間の長短に
よって第1の負荷状態と第2の負荷状態とを判別するの
で、比較的簡単な回路によって第1及び第2の負荷状態
を正確且つ自動的に判定し、スイッチの制御モードの切
換えを自動的に行うことができる。 (2) 第2の負荷状態になると、単位時間当りのスイ
ッチング回数が低下するので、効率向上を図ることがで
きる。また、請求項2及び9の発明によれば、フライバ
ック電圧発生時間Tf又はオン時間Tonと第1の基準
時間TAとを比較するのみでなく、第2の基準時間TB
も比較し、フライバック電圧発生時間Tf又はオン時間
Tonが第1の基準時間TAよりも短くなって第2のモ
ードが設定された後には、Tf又はTonがTBよりも
大きくならない限り第1のモードを維持する。また、第
2のモードから第1のモードに転換した後には、Tf又
はTonがTAよりも小さくならない限り、第1のモー
ドを維持する。要するに、第1及び第2のモードの切換
はヒステリシス特性を有する比較によって決定される。
このため、負荷の大きさが徐々に変化する場合であって
も、第1のモードと第2のモードとの切換を安定的
行することができる。
【0011】
【実施形態】次に、図1〜図19を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0012】
【第1の実施形態】まず、図1〜図5を参照して第1の
実施形態のDC−DCコンバータを説明する。図1に示
す第1の実施形態のDC−DCコンバータは一般にフラ
イバックタイプのスイッチングレギュレータと呼ばれて
いるものであって、直流電源1に接続された第1及び第
2の電源端子1a、1b、インダクタンス手段としての
トランス2、Nチャネルの絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタから成るスイッチ3、出力平滑回路5、出力電圧
検出回路6、スイッチ制御信号形成回路7、駆動回路
8、制御電源用整流平滑回路9、起動抵抗10、フライ
バック電圧発生時間検出回路11、基準時間発生回路1
2、及び負荷状態判定回路13とから成る。
【0013】インダクタンス手段としてのトランス2
は、磁気コア14と、1次巻線15と、2次巻線16
と、3次巻線17とから成る。コア14に巻き回され且
つ相互に電磁結合された1次、2次及び3次巻線15、
16、17は黒丸で示すような極性を有する。従って、
スイッチ3のオン期間にトランス2にエネルギが蓄積さ
れ、オフ期間にエネルギが放出される。FETから成る
スイッチ3は、第1及び第2の主端子としてドレイン電
極及びソース電極と、制御端子としてのゲート電極とを
有する。このドレイン電極は1次巻線15を介して第1
の電源端子1aに接続され、ソース電極はグランド側の
第2の電源端子1bに接続され、ゲート電極は駆動回路
8に接続されている。
【0014】整流平滑回路5は整流ダイオード18と平
滑用コンデンサ19とから成り、平滑用コンデンサ19
は整流ダイオード18を介して2次巻線16に並列に接
続されている。ダイオード18はスイッチ3のオフ期間
に導通する方向性を有する。平滑用コンデンサ19に接
続された対の出力端子20a、20bは負荷20を接続
するためのものである。
【0015】出力電圧検出回路6は、電圧検出抵抗2
1、22と、誤差増幅器23と、基準電圧源24と、発
光ダイオード25とから成る。抵抗21、22は出力端
子20a、20b間の電圧を検出し、この検出電圧を誤
差増幅器23の一方の入力端子に送る。誤差増幅器23
は検出電圧と基準電圧24の基準電圧との差の値を出力
する。発光ダイオード25は出力端子20aと誤差増幅
器23の出力端子との間に接続されており、この例では
出力電圧に比例的に変化する光出力を発生する。
【0016】スイッチ制御信号形成手段としての制御信
号形成回路7は、電圧検出回路6の発光ダイオード25
に光結合されたホトトランジスタ47を含み、ホトトラ
ンジスタ47に基づいてスイッチ3の制御パルスの幅を
調整するように形成されている。スイッチ3の動作モー
ドを切換えるために制御信号形成回路7には、負荷状態
判定回路13の出力ライン27が接続されている。制御
信号形成回路7の出力ライン29は、駆動回路8を介し
てスイッチ3の制御端子に接続され且つライン30を介
してフライバック電圧発生時間検出回路11に接続され
ている。また、制御信号形成回路7の電源端子31には
制御電源用整流平滑回路9が接続されている。制御電源
用整流平滑回路9は、3次巻線17に接続されたダイオ
ード32とコンデンサ33とから成る。また、電源端子
31は起動抵抗10を介して第1の電源端子1aにも接
続されている。制御信号形成回路7の詳細は追って説明
する。
【0017】フライバック電圧発生時間検出回路11
は、スイッチ3のオン時間にトランス2に蓄積されたエ
ネルギがスイッチ3のオフ期間に放出される時に生じる
フライバック電圧の持続時間を検出するためのものであ
り、ライン34、35によって3次巻線17に接続され
ている。このフライバック電圧発生時間検出回路11の
詳細は追って説明する。
【0018】基準時間発生回路12は、フライバック電
圧検出回路11の出力ライン36に接続され、フライバ
ック電圧の発生開始時点を基準にして第1及び第2の基
準時間TA、TBを示す信号をライン37、38に発生す
るものである。この基準時間発生回路12の詳細は追っ
て説明する。
【0019】負荷状態判定手段としての負荷状態判定回
路13は、フライバック電圧発生時間検出回路11及び
基準時間発生回路12に接続されており、検出されたフ
ライバック時間と第1及び第2の基準時間との比較によ
って負荷20が第1の負荷状態即ち通常負荷状態か第2
の負荷状態即ち軽負荷状態かを示す信号をライン27に
よって制御信号形成回路7に送る。制御信号形成回路7
は通常負荷状態を示す信号に応答してスイッチ3を第1
のモードで駆動し、軽負荷状態を示す信号に応答してス
イッチ3を第1のモードよりも低いスイッチング周波数
による第2のモードで駆動する。負荷状態判定回路13
及びこの出力による制御の詳細は追って説明する。
【0020】図1の制御信号形成回路7は図2に概略的
に示すように、電圧帰還信号形成回路40と、コンパレ
ータ41と、電圧制御発振器(VCO)42と、鋸波発
生回路43と、モード切換回路44と、電圧調整回路4
5とから成る。
【0021】電圧帰還信号形成回路40は、抵抗46と
ホトトランジスタ47とから成る。ホトトランジスタ4
7は図1の発光ダイオード25に光結合されている。こ
のホトトランジスタ47のコレクタは電源端子31に接
続され、エミッタは抵抗46を介してグランドに接続さ
れている。抵抗46とホトトランジスタ47の接続点4
8の電位は、図1の出力電圧V0 に比例的に変化する。
【0022】電圧制御発振器42は、負荷20の大きさ
が第1の負荷状態即ち通常負荷状態の時には第1の周波
数としての100kHz でクロックパルスを発生し、第2
の負荷状態即ち軽負荷又はスタンバイ負荷状態の時には
第1の周波数よりも十分に低い第2の周波数としての2
0kHz でクロックパルスを発生する。
【0023】発振器42の出力周波数の切換えを実行す
るために、発振器42に第1のスイッチ49を介して第
1の電圧源50が接続され、また第2のスイッチ51を
介して第2の電圧源52が接続されている。第1のスイ
ッチ49は例えば電子スイッチから成り、その制御端子
はNOT回路53を介して図1の負荷状態判定回路13
の出力ライン27に接続されている。従って、ライン2
7が第1のモードを示す低レベルの時に第1のスイッチ
49がオンになる。電子スイッチから成る第2のスイッ
チ51の制御端子はライン27に直接的に接続されてい
る。従って、第2のスイッチ51はライン27が第2の
モードを示す高レベルの時にオンになる。発振器42は
通常負荷状態(第1のモード)を示す判定出力に応答し
て第1のスイッチ49がオンになった時に100kHz で
クロックパルスを発生し、軽負荷状態(第2のモード)
を示す判定出力に応答して第2のスイッチ51がオンに
なった時に20kHz でクロックパルスを発生する。
【0024】鋸波発生回路43は発振器42の出力周波
数と同一の周波数で鋸波電圧を発生する。
【0025】PWMパルス形成用コンパレータ41の負
入力端子は電圧帰還信号形成回路40の接続点48に接
続され、この正入力端子は鋸波発生回路43に接続され
ている。従って、鋸波電圧が接続点48の電圧帰還信号
の電圧レベルよりも高い時に、図4(C)に示すスイッ
チ制御信号VGが発生する。コンパレータ41の出力端
子はライン29及び図1の駆動回路8を介してスイッチ
3の制御端子に接続されている。従って、スイッチ3は
図4(C)の制御信号VGに応答してオン・オフする。
【0026】電圧調整回路45は、電源端子31の電圧
を調整して制御信号形成回路7の中の各回路に電力を供
給する。
【0027】負荷状態判定回路13から図4(K)のt
5 以前、t21以後に示すように第1のモードを示す低レ
ベル信号即ち通常負荷状態検出信号が得られている時に
は、発振器42の出力周波数100kHz に対応する第1
の周期T1 で図4(C)に示すように制御パルスを発生
する。なお、通常負荷状態から軽負荷状態又はこの逆に
変化する時の過渡期間には制御パルスの発生周期が不定
になる。負荷状態判定回路13から図4(K)のt5 〜
t21区間に示すように第2のモードを示す高レベル信号
即ち軽負荷状態検出信号が得られている時には、発振器
42の出力周波数20kHz に対応する第2の周期T2 で
図4(C)に示すように制御パルスが発生する。第2の
周期T2 は第1の周期T1 よりも長い。
【0028】図3は図1のフライバック電圧発生時間検
出回路11、基準時間発生回路12及び負荷状態判定回
路13の詳細を示す。フライバック電圧発生時間検出回
路11は、コンパレータ61と基準電圧源62とダウン
エッジ検出回路63とRSフリップフロップ64とAN
Dゲート65とから成り、図5のタイミングチャートに
示すように動作する。コンパレータ61の正入力端子は
ライン34によって図1の3次巻線17に接続され、コ
ンパレータ61の負入力端子は基準電圧源62に接続さ
れている。基準電圧源62の電圧VR は図4(D)及び
図5(B)に示すようにフライバック電圧を含む3次巻
線17の電圧V3 を横切るように設定されている。図5
(B)では基準電圧VRがフライバック電圧及びリンギ
ング電圧を横切っているので、コンパレータ61からは
図5(C)のt3 〜t4 区間、t7 〜t8 区間等のフラ
イバック期間及びその後のリンギング期間に方形波即ち
2値信号が得られる。ダウンエッジ検出回路63は遅延
動作するNOT回路66とNORゲート67とから成
る。NORゲート67の一方の入力端子はNOT回路6
6を介してコンパレータ61の出力端子に接続され、N
OT回路67の他方の入力端子はコンパレータ61の出
力端子に接続されている。NOT回路66は図5(C)
に示すコンパレータ61の出力を、遅延を有して位相反
転した図5(D)の出力を発生する。従って、NORゲ
ート66は図5(E)のt4 〜t5 区間、t4 ’〜t
5’区間、t8 〜t9 区間等に示すようにコンパレータ
61の出力のダウンエッジに一致してパルスを発生す
る。RSフリップフロップ64のセット端子Sはライン
30によって図1の制御信号形成回路7の出力ライン2
9に接続されている。フリップフロップ64のリセット
端子RはNORゲート67に接続されている。従って、
フリップフロップ64の出力端子Qから図5(F)の出
力が得られる。フリップフロップ64の出力は図5
(F)に示すようにt4 〜t5’ 区間、t8〜t11区間
等で低レベルになる。ANDゲート65の一方の入力端
子はコンパレータ61に接続され、他方の入力端子はフ
リップフロップ64に接続されている。従って、AND
ゲート65の出力ライン36に図4(E)及び図5
(G)に示すようにフライバック電圧発生期間Tf を示
す検出信号Vf を得ることができる。なお、本願発明に
おいてフライバック電圧発生期間Tf とは、スイッチ3
のオン期間にトランス2に蓄積されたエネルギがスイッ
チ3のオフ期間に連続的に放出されている期間のみを意
味する。従って、本願発明のフライバック電圧発生期間
Tf には、図4のt8 〜t9 区間、t13〜t15区間等、
及び図5(B)のt8〜t10区間等のリンギング期間を
含まない。なお、リンギング期間のリンギングはトラン
ス2のインダクタンスとトランス2及びスイッチ3の浮
遊容量とに基づいて生じる。
【0029】基準時間発生回路12は、NOT回路6
8、Tタイプフリップフロップ69、第1及び第2の基
準時間発生回路70、71とから成る。Tタイプフリッ
プフロップ69の位相反転型トリガ入力端子Tは、NO
T回路68を介してフライバック電圧発生時間検出回路
11の出力ライン36に接続されている。従って、Tタ
イプフリップフロップ69は、図4(E)に示すフライ
バック電圧発生時間検出信号Vf に含まれているパルス
の立上り即ち前縁時点t3 、t7’ 、t11、t16、t1
9、t24等でトリガされ、図4(F)に示すように、t3
、t11、t19等でパルスを発生する。このTタイプフ
リップフロップ69は、フライバック電圧発生時間が短
い場合であっても、フライバック電圧の発生開始時点を
確実に検出するために設けられている。
【0030】第1及び第2の基準時間発生回路70、7
1はタイマ回路であって、Tタイプフリップフロップ6
9の出力パルスの立上り時点t3 、t11、t19等に同期
して図4(G)(H)に示す第1及び第2の基準時間T
A、TBのパルスを発生する。図4(G)のt3 〜t5 区
間、t11〜t12区間、t19〜t20区間等に示す第1の基
準時間TAは、第1の負荷即ち通常負荷の変化範囲内の
最小負荷時のフライバック電圧発生期間と同一の所定値
に設定されている。図4(H)のt3 〜t6 、t11〜t
14、t19〜t21等に示す第2の基準時間TBは第1の基
準時間TAよりも長い所定時間に設定されている。第1
及び第2の基準時間TA、TBはフライバック電圧発生時
間Tf による負荷状態の判定をヒステリシス特性を有し
て行うように設定されている。第1及び第2の基準時間
A、TBの時間差は任意に設定し得るが、例えば0.1
〜10μs程度に設定することが望ましい。なお、図3
の第1及び第2の基準時間発生回路70、71は、Tフ
リップフロップ69の出力でトリガされているためにス
イッチ3の2回のスイッチング周期当り1回の割合で第
1及び第2の基準時間TA、TBを示すパルスを発生す
る。勿論、ANDゲート65の出力で第1及び第2の基
準時間発生回路70、71を直接にトリガして各スイッ
チング周期毎に第1及び第2の基準時間TA、TBを示す
信号を発生させることもできる。
【0031】負荷状態判定手段としての負荷状態判定回
路13は、フライバック発生時間Tf と第1及び第2の
基準時間TA、TBとの比較によって負荷20が通常負荷
範囲の値か又は軽負荷範囲の値かを判定するものであ
り、第1及び第2のDタイプフリップフロップ72、7
3と、RSフリップフロップ74とから成る。第1及び
第2のDタイプフリップフロップ72、73のデータ入
力端子Dはフライバック電圧発生時間検出回路11の出
力ライン36にそれぞれ接続されている。第1のDタイ
プフリップフロップ72の位相反転型クロック入力端子
CKは第1の基準時間発生回路70の出力ライン37に
接続され、第2のDタイプフリップフロップ73の位相
反転型クロック入力端子CKは第2の基準時間発生回路
71の出力ライン38に接続されている。従って、第1
のDタイプフリップフロップ72は、図4(G)に示す
第1の基準時間発生回路70の出力パルスの立下り時点
t5、t12、t20等で図4(E)に示すフライバック電
圧発生時間検出回路11の出力を読み込む。図4(G)
に示す第1の基準時間TAを示すパルスの立下り時点t5
では図4(E)のフライバック時間検出信号が低レベ
ルであるので、第1のDタイプフリップフロップ72は
リセット状態となり、図4(I)に示すように第1のD
タイプフリップフロップ72の位相反転出力端子Q
は高レベルに転換する。図4の例では、軽負荷モードに
移行してスイッチ3のスイッチング周波数が低くなった
ためにt11〜t13に示すフライバック電圧発生時間はt
11〜t12に示す第1の基準時間TAよりも長くなってい
る。このため、第1のDタイプフリップフロップ72の
位相反転出力端子Qは図4(I)に示すようにt12時
点で低レベルになる。第2のDタイプフリップフロップ
73は図4(H)に示す第2の基準時間発生回路71の
出力パルスの立下り即ち後縁をクロック信号として図4
(E)のフライバック電圧検出回路11の出力Vf を読
み込む。図4のt6、t14時点ではフライバック電圧検
出信号Vf が低レベルであるので、第2のDタイプフリ
ップフロップ73の出力端子Qは図4(J)に示す低レ
ベルに保たれている。しかし、第2の基準時間TBの立
下りを示すt21時点ではフライバック電圧時間検出信号
Vf が高レベルとなるために第2のDタイプフリップフ
ロップ73の出力端子Qは図4(J)に示すように高レ
ベルに転換する。なお、第1及び第2の基準時間発生回
路70、71の出力パルスの立下り時点は、フライバッ
ク電圧Vfの発生開始時点から第1及び第2の基準時間
A、TBが経過した時点を示す信号である。
【0032】RSフリップフロップ74のセット入力端
子Sは第1のDタイプフリップフロップ72の位相反転
出力端子Qに接続され、リセット入力端子Rは第2
のDタイプフリップフロップ73の正相出力端子Qに接
続されている。従って、第1のDタイプフリップフロッ
プ72の位相反転出力端子Qが図4(I)に示すよ
うにt5 時点で低レベルから高レベルに転換すると、R
Sフリップフロップ74がセット状態となり、この出力
端子Qは図4(K)に示すようにt5 時点で低レベルか
ら高レベルに転換する。その後、第2のDタイプフリッ
プフロップ73の出力端子Qが図4(J)にt21時点で
低レベルから高レベルに転換すると、RSフリップフロ
ップ74はリセットされ、RSフリップフロップ74の
出力端子Qは図4(K)に示すようにt21時点で高レベ
ルから低レベルに転換する。図4(K)のt5 時点以前
及びt21時点以後に示すRSフリップフロップ74の低
レベル出力は通常負荷(第1の負荷)状態検出信号又は
通常負荷モード設定信号として機能し、t5 〜t21の高
レベル出力は軽負荷(第2の負荷)状態検出信号又は軽
負荷モード設定信号として機能する。
【0033】基準時間発生回路12と負荷状態判定回路
13において重要な点は、ヒステリシス特性を有して負
荷状態を判定していることである。もし、第2の基準時
間発生回路71と、第2のDタイプフリップフロップ7
3とRSフリップフロップ74とを省き、第1の基準時
間発生回路70と第1のDタイプフリップフロップ72
のみで負荷状態を判定すると仮定すれば、図4(I)に
示す第1のDタイプフリップフロップ72の出力がその
まま負荷状態検出信号となる。この仮定した状態におい
て負荷20が徐々に小さくなり、図4(C)のt1 〜t
2 区間に示すようにスイッチ3のオン時間幅が狭くな
り、この結果として図4(E)のt3 〜t4 区間に示す
ようにフライバック電圧発生時間Tf が短くなり、図4
(I)のt5 時点に示すように第1のDタイプフリップ
フロップ72の位相反転出力端子Q が高レベルに転換
し、軽負荷モード設定信号が発生しても、軽負荷モード
のためにスイッチ3のスイッチング周波数が例えば10
0kHz から20kHz に低下することによってスイッチ3
のオフ時間幅が長くなり、スイッチ3のデューティ比が
低下し、これに基づく出力電圧V0 の低下が生じるの
で、この低下を補うように例えば図4(C)のt9 〜t
10に示すようにスイッチ3のオン制御パルスの幅がt1
〜t2区間よりも広くなり、図4(E)のt11〜t13に
示すようにフライバック電圧発生時間Tf が第1の基準
時間TAよりも長くなる。このため上記で仮定したよう
に第1の基準時間発生回路70と第1のDタイプフリッ
プフロップ72のみで負荷状態を判定すると、負荷20
が軽負荷であるにも拘らず、図4(I)のt12時点で通
常負荷(第1の負荷)を示す低レベル状態となる。この
結果、負荷状態の正確な判定が不可能になり、軽負荷用
の第1のモードによる制御と通常負荷用の第2のモード
による制御との繰返しが発生し、負荷20の大きさに適
合したスイッチ3のオン・オフ制御モードを設定するこ
とができなくなり、更に動作モードの切換えの繰返しに
よってスイッチ3のオン・オフ周期が図4のt1〜t4
区間、t17〜t22’区間に示すように不特定に変化し、
ノイズ除去用フィルタで除去することが困難なノイズが
発生する。また、第1及び第2のモードの繰返しによっ
て出力電圧V0の安定性が低下する。これに対し、図3
のヒステリシス効果を有する負荷状態判定回路13にお
いては、RSフリップフロップ74は図4(I)のt12
時点に示す第1のDタイプフリップフロップ72の出力
の状態変化に応答しないで、高レベル状態を保持する。
即ち、図3の負荷状態判定回路13によれば、フライバ
ック電圧発生時間Tfがt3 〜t4 に示すように最初に
第1の基準時間TAよりも狭くなると、その後のスイッ
チング動作でフライバック電圧発生時間Tf が第1の基
準時間TAよりも長くなっても負荷状態の判定結果の変
化が発生せず、フライバック電圧発生時間Tf が第2の
基準時間TBよりも長くなった時に始めて負荷状態の判
定結果の変化が生じる。図4のt21時点で通常負荷モー
ド設定され、第1の周期T1 によるスイッチ3の第1の
モードによるオン・オフ動作が開始した後においては、
図4(E)のt26〜t27に示すフライバック電圧発生
時間が図4(H)のt26〜t28に示す第2の基準時間T
Bよりも短くなってもモード設定が変更されない。その
後に、図4(E)のt3 〜t4 に示すようにフライバッ
ク電圧発生時間Tfが第1の基準時間TAよりも短くなっ
てモード切換えが実行される。上記の負荷状態判定にお
けるヒステリシス特性によって、コンパレータ又はシュ
ミットトリガ回路におけるヒステリシス特性と類似の効
果を得ることができる。
【0034】負荷状態判定回路13のRSフリップフロ
ップ74の出力が図4(K)のt5時点で高レベルに転
換すると、図2の第2のスイッチ51がオンになり、逆
にスイッチ49がオフになる。これにより、発振器42
の出力周波数が20kHz に転換し、コンパレータ41か
らは図4(C)に示す第2の周期T2 で制御パルスが発
生する。図4(K)のt21時点においてRSフリップフ
ロップ74の出力が低レベルに転換すると、図2の第1
のスイッチ49がオンになり、逆に第2のスイッチ51
がオフになり、発振器42の出力周波数が100kHz に
転換し、コンパレータ41からは図4(C)に示す第1
の周期T1 で制御パルスが発生する。
【0035】図4(C)の制御パルスに応答してスイッ
チ3がオン・オフすれば、周知の動作によってDC−D
C変換動作が生じる。即ち、スイッチ3のオン期間に
は、直流電源1、1次巻線15、スイッチ3から成る回
路に電流I1 が図4(B)に示すように流れる。1次巻
線15はインダクタンスを有しているので、電流I1 は
傾斜を有して増大する。トランス2の2次巻線16及び
3次巻線17の極性が1次巻線15と逆であるので、ス
イッチ3のオン期間にダイオード18及び32は非導通
に保たれ、トランス2にエネルギが蓄積される。スイッ
チ3がオフになると、トランス2の蓄積エネルギの放出
によってフライバック電圧が発生し、ダイオード18、
32が導通し、コンデンサ19、33に充電電流が流れ
る。
【0036】出力電圧V0 が目標値よりも高くなった時
には、発光ダイオード25の光出力が増大し、ホトトラ
ンジスタ47の抵抗値が低くなり、接続点48の電位即
ちコンパレータ41の負入力端子の電位が高くなり、コ
ンパレータ41から得られる制御パルスの幅が狭くな
り、スイッチ3のオン時間幅が短くなり、出力電圧V0
が目標値に戻される。出力電圧V0 が目標値よりも低い
時には、上記の高い時の逆の動作になる。
【0037】本実施形態のDC−DCコンバータは次の
効果を有する。 (1) 負荷状態判定回路13の出力に基づいて通常負
荷モードとこれよりもスイッチング周波数の低い軽負荷
モードとの切換制御を自動的に実行するので、軽負荷モ
ードにおける効率向上を容易且つ確実に達成することが
できる。 (2) フライバック電圧発生時間Tf と第1及び第2
の基準時間TA、TBとをヒステリシス特性を有して比較
して負荷状態を判定するので、負荷20の大きさが徐々
に変化する場合であっても、スイッチ3の通常負荷モー
ドの制御と軽負荷モードの制御との切換えを安定的に達
成することができる。従って、通常負荷時及び軽負荷時
における出力電圧V0 の安定性が向上するのみでなく、
スイッチ3のスイッチング周波数の予測のできない不特
定の変化を抑制することができる。この結果、トランス
2の磁歪音等のノイズの抑制対策が容易になる。 (3) フライバック電圧発生時間検出回路11、基準
発生回路12、及び負荷状態判定回路13はロジック回
路を主体にして構成されているので、半導体集積回路に
構成することができ、部品点数の増大を抑えることがで
きる。
【0038】
【第2の実施形態】次に、図6〜図8を参照して第2の
実施形態のDC−DCコンバータを説明する。但し、図
6〜図8及び後述する第3〜第8の実施形態を示す図9
〜図19において図1〜図5と実質的に同一の部分には
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0039】図6に示す第2の実施形態のDC−DCコ
ンバータは、図1のDC−DCコンバータからフライバ
ック電圧発生時間検出回路11を省き、この代りに基準
時間発生回路12及び負荷状態判定回路13をライン3
0a、30、29によって制御信号形成回路7に接続
し、この他は図1の回路と同一に形成したものである。
図7は図6の基準時間発生回路12及び負荷状態判定回
路13を示す。図7の基準時間発生回路12及び負荷状
態判定回路13は、NOT回路68、第1及び第2のD
タイプフリップフロップ72、73のデータ入力端子D
がライン30aに接続されている点を除き図3のこれ等
と同一に形成されている。ライン30aはスイッチ3の
オン時間Tonを示す信号を検出するオン時間検出手段と
して機能する。
【0040】図7の基準時間発生回路12においては、
図8(C)に示すスイッチ制御信号VGのオン時間Ton
を示すパルスに応答してTタイプフリップフロップ69
から図8(D)の出力が得られ、このTタイプフリップ
フロップ69の出力パルスの立上りに同期して第1及び
第2の基準時間発生回路70、71から図8(E)
(F)に示す第1及び第2の基準時間TA、TBを示すパ
ルスが発生する。第1及び第2のDタイプフリップフロ
ップ72、73は第1及び第2の基準時間TA、TBを示
す図8(E)(F)のパルスの立下り即ち後縁をクロッ
ク信号として図8(C)のスイッチ制御信号VGを読み
込み、図8(G)(H)に示す信号を出力する。即ち、
第1及び第2のDタイプフリップフロップ72、73は
スイッチ3のオン時間Tonが第1及び第2の基準時間T
A、TBよりも短いか、及び長いかを判定する。RSフリ
ップフロップ74は、図8(G)(H)の第1及び第2
のDタイプフリップフロップ72、73の出力でセット
及びリセットされて図8(I)の信号を出力する。
【0041】図4のフライバック電圧発生時間Tf と図
8のスイッチ3のオン時間Tonとは比例関係を有するの
で、スイッチオン時間Tonと第1及び第2の基準時間T
A、TBとの比較によっても第1の実施形態と同様に負荷
状態を判定することができ、第2の実施形態によっても
第1の実施形態と同一の効果を得ることができる。
【0042】
【第3の実施形態】第3の実施形態のDC−DCコンバ
ータは、図1に示す第1の実施形態のDC−DCコンバ
ータの制御信号形成回路7を図9に示す制御信号形成回
路7aに変形し、この他は図1と同一に形成したもので
ある。
【0043】図9の変形された制御信号形成回路7a
は、図2の制御信号形成回路7から第2の電圧源52及
び第2のスイッチ51を省き、この代りに間欠制御回路
80を設け、この間欠制御回路80で軽負荷モード時に
スイッチ49をオン・オフ制御するように変形し、この
他は図2と同一に形成したものである。
【0044】間欠制御回路80は、ライン27で供給さ
れる図10(B)の負荷状態判定信号の第2のモードを
示す高レベルの期間t1 〜t5 に図10(C)示す間欠
制御信号を発生する。間欠制御信号は、図10(A)に
示すコンパレータ41の出力パルス即ちスイッチ3の制
御パルスの周期T1 よりも長いパルス幅t1 〜t2 を有
している。モード切換スイッチ49は間欠制御回路80
の出力の低レベル区間であるt1 以前、t2 〜t3 区
間、t4 以後においてオン状態になり、t1 〜t2 区間
及びt3 〜t4 区間ではスイッチ49がオフ制御され
る。従って、VCO42の出力パルスは図10(D)に
示すように間欠的に発生し、コンパレータ41の出力パ
ルスも間欠的に発生する。この結果、図10のt1 〜t
5 の軽負荷モード制御区間でのスイッチ3の単位時間当
りの平均スイッチング回数が、t1 以前及びt5 以後の
通常負荷モード制御区間でのスイッチ3の単位時間当り
の平均スイッチング回数よりも少なくなり、スイッチン
グ損失の低減を図ることができる。また、第3の実施形
態のフライバック電圧発生時間検出回路及び基準時間発
生回路及び負荷状態判定回路は図1と同一に構成されて
いるので、第1の実施形態と同一の効果も得ることがで
きる。
【0045】なお、第3の実施形態を示す図9のライン
27に供給する負荷状態判定信号を図6及び図7に示し
た基準時間発生回路12及び負荷状態判定回路13と同
様にスイッチ3のオン時間Tonを示す制御パルスに基づ
いて動作するように変形することができる。
【0046】
【第4の実施形態】図11に示す第4の実施形態のDC
−DCコンバータは、図1のDC−DCコンバータのス
イッチ制御信号形成回路7を変形したスイッチ制御信号
形成回路7bを設け、且つ電流検出抵抗4を設け、この
他は図1と同一に形成したものである。電流検出抵抗4
はスイッチ3と第2の電源端子1bとの間に接続されて
いる。即ち、抵抗4は、1次巻線15とスイッチ3とに
直列に接続されている。抵抗4に得られる電流検出信号
はライン26によって制御信号形成回路7bに送られ
る。
【0047】制御パルス形成回路7bは、RCC(リン
グング・チョーク・コンバータ)の制御回路と同様に通
常負荷モード時において負荷が軽くなるに従ってスイッ
チング周波数が高くなる第1の制御モードと、軽負荷時
に第1のモードよりも低いスイッチング周波数となる第
2の制御モードとを選択的に設定することができるよう
に構成されている。
【0048】次に、図12及び図13を参照して変形さ
れた制御信号形成回路7bの詳細を説明する。但し、図
12において図2と実質的に同一の部分には同一の符号
を付してその説明を省略する。図12の制御信号形成回
路7bは、図2と同様にVCO42、電圧調整回路4
5、分圧用抵抗46、ホトトランジスタ47、第1及び
第2のスイッチ49、51、電圧源52、NOT回路5
3を有する他に、コンパレータ81、フリップフロップ
82、NORゲート83、NOT回路84、増幅回路8
5を有する。
【0049】コンパレータ81の一方の入力端子は電流
検出ライン26に接続されている。従って、コンパレー
タ81の一方の入力端子には電流検出抵抗4に流れる電
流に比例した電圧値Va を有する電流検出信号が供給さ
れる。電源端子31とグランドとの間に、ホトトランジ
スタ47と抵抗46とが接続されている。発光ダイオー
ド25に光結合されたホトトランジスタ47は抵抗46
とグランドとの間に接続されている。従って、抵抗46
とホトトランジスタ47との接続点48には、電源電圧
を抵抗46とホトトランジスタ47の抵抗とで分圧した
ものに相当する電圧値Vb を有する電圧帰還制御信号が
得られる。電圧帰還制御信号Vbは出力電圧VOに対して
反比例的に変化する。接続点48はコンパレータ81の
他方の入力端子に接続され、且つ増幅回路85に接続さ
れている。コンパレータ81は電流検出信号Va と電圧
帰還制御信号Vb とを図13(B)に示すように比較し
て図13(C)に示す出力を発生する。
【0050】電圧制御発振器42は、通常負荷モード時
には第1のスイッチ49を介して供給される増幅回路8
5の出力に応答して図13のt1 〜t7 区間に示す可変
周期T1 のパルス信号Vosc を発生し、軽負荷モード時
には、第2のスイッチ51を介して電圧源52から供給
される電圧に応答して図13のt7 〜t12に示す一定周
期T2 のパルス信号を発生する。RSフリップフロップ
82のセット端子SはNOT回路84を介して発振器4
2の出力端子に接続され、リセット端子Rはコンパレー
タ81に接続されている。NORゲート83の一方の入
力端子は発振器42の出力端子に接続され、他方の入力
端子はフリップフロップ82の反転出力端子Qに接続
され、出力端子はライン29を介して図11の駆動回路
に接続されている。フリップフロップ82は図13
(D)に示す信号を発生し、NORゲート83は図13
(E)に示すスイッチ制御信号を出力する。
【0051】図12のライン27が図13(F)のt1
〜t7 に示すように通常負荷状態を示す低レベルの時に
は、スイッチ49がオン、スイッチ51がオフになり、
電圧制御発振器42は、増幅回路85から供給される電
圧制御信号に比例的に変化する出力周波数を有してクロ
ックパルスを図13(A)に示すように発生する。即
ち、フリップフロップ82のセット入力端子SはNOT
回路84を介して発振器42に接続されているので、図
13(A)のパルスの高レベルから低レベルへの転換に
同期してトリガされ、図13のt1 、t4 、t6 等でフ
リップフロップ82はセット状態となり、この位相反転
出力端子Qは図13(D)に示すように低レベルに転
換する。図13のt1 〜t2 区間、t4 〜t5 区間等で
はNORゲート83の両入力が低レベルになるので、N
ORゲート83の出力は図3(E)に示すように高レベ
ルになる。このNORゲート83の高レベル出力はスイ
ッチ3のオン制御パルスとなる。図13のt7 よりも前
の通常負荷モード時には、フリップフロップ82がリセ
ットされるまでスイッチ3のオンが継続する。スイッチ
3のオン期間には1次巻線15のインダクタンスによっ
て1次巻線15及びスイッチ3及び電流検出抵抗4を流
れる電流が三角波状に増大し、電流検出抵抗4から図1
3(B)に示す電流検出信号Va が得られる。t2 、t
5 等で電流検出信号Va が電圧帰還制御信号Vb に達す
ると、コンパレータ81から図13(C)に示すパルス
が発生し、これによりフリップフロップ82がリセット
され、フリップフロップ82及びNORゲート83の出
力が反転し、スイッチ3のオン期間が終了する。電圧帰
還制御信号Vb のレベルは負荷20の大きさに比例的に
変化するので、フリップフロップ82のセット時間及び
NORゲート83の出力パルスの幅が負荷20の大きさ
に比例的に変化し、且つスイッチ3のオン・オフ繰返し
周波数は負荷20の大きさに反比例的に変化する。
【0052】ライン27が図13のt8 〜t12に示す
ように軽負荷モードを示す高レベルになると、図12の
第1のスイッチ49がオフになり、第2のスイッチ51
がオンになる。この結果、発振器42は電圧源52の電
圧に比例した一定の出力周波数で図13(A)に示すパ
ルスを発生する。図13(A)のt7 よりも後のパルス
の周期T2 は、t7 よりも前の周期T1 の最大値よりも
長い。 軽負荷モード時の動作はスイッチング周期が一
定のT2 になる点を除いて通常負荷モード時の動作と同
一である。
【0053】この第4の実施形態においても軽負荷モー
ド時にはスイッチ3の単位時間当りのスイッチング回数
が少なくなるので、効率向上を図ることができる。ま
た、負荷状態判定回路13による判定は第1の実施形態
と同様にヒステリシス特性を有して行われるので、第1
の実施形態と同一の効果を得ることができる。
【0054】この第4の実施形態の変形として、第2の
実施形態と同様に、図13(E)に示すNORゲート8
3の出力即ちスイッチ3の制御パルスのオン時間Tonと
図8に示す第1及び第2の基準時間TA、TBとの比較に
よって負荷状態を判定することができる。
【0055】
【第5の実施形態】第5の実施形態のDC−DCコンバ
ータは、第4の実施形態のDC−DCコンバータの制御
信号形成回路7bを図14に示す制御信号形成回路7c
に変形し、この他は図11と同一に形成したものであ
る。図14の制御信号形成回路7cは、図12の回路に
間欠制御回路90と第3のスイッチ91とを付加し、こ
の他は図12と同一に構成したものである。間欠制御回
路90はライン27の負荷状態判定信号に応答して図9
の間欠制御回路80と同様に図10(C)に示す間欠制
御信号と同一のものを発生し、スイッチ91をオン・オ
フ制御する。スイッチ91はスイッチ51と発振器42
との間に接続されているので、軽負荷モード時に電圧源
52の電圧を発振器42に間欠的に供給する。これによ
り、第5の実施形態によっても第3の実施形態と同一の
効果を得ることができる。なお、第5の実施形態の変形
として、図14の制御信号形成回路7cを図6の制御信
号形成回路7の代りに使用することができる。
【0056】
【第6の実施形態】図15に示す第6の実施形態のDC
−DCコンバータは、図11の第4の実施形態のDC−
DCコンバータの制御信号形成回路7bを変形した制御
信号形成回路7dを設け、この他は図11と同一に構成
したものである。図15の制御信号形成回路7dは、3
次巻線17に得られるフライバック電圧を使用するため
に、3次巻線17がライン28で制御パルス形成回路7
dに接続されている。
【0057】図16は図15の制御信号形成回路7dを
概略的に示す。なお、図16において、図2及び図12
と実質的に同一の機能を有する部分は同一の符号を付し
てその説明を省略する。図16の制御パルス形成回路7
dは、図2及び図12と同様に、電圧調整回路45を有
する他に、オン終了時点決定回路100とオフ終了時点
決定回路101とRSフリップフロップ102を有す
る。
【0058】オン終了時点決定回路100は、図12と
同様に構成された抵抗46とホトトランジスタ47とコ
ンパレータ81とから成る。コンパレータ81は図17
(B)に示すようにライン26の電流検出信号Va と接
続点48の電圧帰還信号Vbとを比較し、Vb にVa が
達した時に図17(C)のパルスを発生する。コンパレ
ータ81はフリップフロップ102のリセット端子Rに
接続されているので、図17(C)のパルスでフリップ
フロップ102は図17(F)に示すようにリセットさ
れる。
【0059】オフ終了時点決定回路101は、通常モー
ドオフ終了時点決定回路104と、軽負荷モードオフ終
了時点決定用発振器105と、第1及び第2のモード切
換スイッチ49、51と、NOT回路53とから成る。
【0060】通常モードオフ終了時点決定回路104
は、3次巻線17の電圧検出ライン28とコンパレータ
81とに接続されており、コンパレータ81から得られ
るオフ終了時点を示す図17(C)のパルスの発生後に
3次巻線17の電圧V3 が最初に最低になる時点を検出
し、ライン104aに図17(D)に示すパルスを発生
する。なお、電圧V3 が最低になる点はスイッチ3の電
圧VDSがフライバック電圧期間Tf後に最低になる時点
に相当する。ライン104aは図12と同様なスイッチ
49を介してフリップフロップ102のセット端子Sに
接続されている。従って、通常負荷時には、フリップフ
ロップ102が図17のt2 時点に示すように図17
(D)のパルスに応答してセットされる。フリップフロ
ップ102の出力端子Qはライン29を介して図15の
駆動回路8に接続されている。このため、フリップフロ
ップ102の出力はスイッチ3の制御パルスとなる。通
常負荷時には、一般にRCC(リンギング・チョーク・
コンバータ)と呼ばれているものと同一の動作になり、
負荷20の大きさの変化に応じてスイッチ3のオン時間
Ton及びオフ時間Toff の両方が変化する。
【0061】軽負荷モードオフ終了時点決定回路として
の発振器105は、通常負荷時のスイッチ3の最低スイ
ッチング周波数よりも低い20kHz の周波数でライン1
05aに図17(E)に示すパルスを発生する。ライン
105aは第2のスイッチ51を介してフリップフロッ
プ102のセット端子Sに接続されている。第2のスイ
ッチ51は、図17のt4 以後に示す軽負荷モードの時
にオンになる。従って、フリップフロップ102は図1
7(E)のt5 、t7 、t9 のパルスでセットされた後
に図17(C)のt6 、t8 、t10のパルスでリセット
される。図16では、軽負荷モード用発振器105を独
立に設けたが、これを省いて通常モードオフ終了時点決
定回路104に内蔵されている通常モード時のオフ終了
時点を決定するための発振器を共用して軽負荷モード用
発振器を形成することができる。要するに、オフ終了時
点決定回路101は、通常負荷モード時にRCC方式で
スイッチ3を駆動するために要求されるオフ終了時点を
示すパルスを発生する第1の機能と、軽負荷モード時に
通常負荷モードよりも低い周波数でスイッチ3を駆動す
るために要求されるオフ終了時点を示すパルスを発生す
る第2の機能とを有すればどのようなものであってもよ
い。
【0062】第6の実施形態における通常負荷モードと
軽負荷モードとの判定は第1の実施形態と同一であるの
で、第6の実施形態によっても第1の実施形態と同一の
効果を得ることができる。また、この実施形態では、ス
イッチ3の電圧が実質的に零の時にスイッチ3をオフか
らオンに転換しているので、スイッチング損失が小さく
なる。なお、第6の実施形態では軽負荷モード時にはス
イッチ3の電圧が零になる点を検出していないが、この
場合においてもスイッチ3の電圧が零になる点を検出
し、この時点でスイッチ3をオンにするように変形する
ことができる。また、図16の制御信号形成回路7dを
図6の制御信号形成回路7の代りに使用することができ
る。
【0063】
【第7の実施形態】第7の実施形態のDC−DCコンバ
ータは、図16に示す第6の実施形態のDC−DCコン
バータの制御パルス形成回路7dを図18に示す制御パ
ルス形成回路7eに変形し、この他は第6の実施形態と
同一に構成したものである。
【0064】図18の制御パルス形成回路7eは、図1
6の回路7dに間欠制御回路110とスイッチ111と
を付加し、この他は図16と同一に構成したものであ
る。図18の間欠制御回路110及びスイッチ111は
図14の間欠制御回路90及びスイッチ91と同様な機
能を有するものであり、ライン27の軽負荷モードを示
す信号に応答してスイッチ111を間欠的にオン・オフ
して、軽負荷モード時におけるスイッチ3の単位時間当
りのスイッチング回数を低減させる。第7の実施形態に
よっても、第1、第5及び第6の実施形態と同様な効果
を得ることができる。なお、図18の制御信号形成回路
7eを図6の制御信号形成回路7の代りに使用すること
ができる。
【0065】
【第8の実施形態】図19に示す第8の実施形態のDC
−DCコンバータは、図1のDC−DCコンバータのト
ランス2をリアクトル2aとし、且つ図1の2次巻線1
6に相当するものを省き、整流平滑回路5をスイッチ3
に対して並列に接続し、この他は図1と同一に構成した
ものである。図19のDC−DCコンバータにおいて、
スイッチ3のオン期間には整流ダイオード18が逆バイ
アス状態となってリアクトル2aに対するエネルギの蓄
積動作が生じ、スイッチ3のオフ期間には整流ダイオー
ド18が順バイアス状態となってリアクトル2aの蓄積
エネルギの放出動作が生じる。これにより、コンデンサ
19は、電源1の電圧と巻線15の電圧との加算値で充
電される。要するに、図19のDC−DCコンバータは
昇圧タイプのスイッチングレギュレータとして動作す
る。図19のDC−DCコンバータの制御回路は第1の
実施形態と同一であるので、第1の実施形態と同一の効
果を得ることができる。なお、図19の第8の実施形態
のリアクトル2aの形式を第2〜第7の実施形態にも適
用することができる。
【0066】
【変形例】本発明は上述の実施形態に限定されるもので
なく、例えば次の変形が可能なものである。 (1) スイッチ3がオンの期間に整流平滑回路5のダ
イオード18がオンになるように2次巻線16の極性を
設定した周知のフォワード型DC−DCコンバータにも
本発明を適用することができる。 (2) 出力電圧V0 を整流平滑回路5から直接に検出
する代りに、例えば3次巻線17に接続された整流平滑
回路9から検出することができる。整流平滑回路9の出
力電圧は出力電圧V0 の情報を含んでいる。 (3) スイッチ3をバイポーラトランジスタ、IGB
T等の別の半導体スイッチング素子にすることができ
る。 (4) 発光ダイオード25とホトトランジスタ47と
の光結合の部分を電気的結合回路とすることができる。 (5) スイッチ3のオン及びオフ時のスイッチング損
失を低減するための周知の共振回路を付加することがで
きる。 (6) 電流検出抵抗4の代りにホール素子等の磁電変
換装置による電流検出手段を設けることができる。 (7) スイッチオン時間検出手段は、駆動回路8の出
力を検出する回路又は3次巻線17の電圧V3からオン
期間を抽出する回路であってもよい。 (8) 第2の基準時間TBを独立した第2の基準時間
発生回路71で形成する代りに、第1の基準時間発生回
路70から得られる第1の基準時間TAに、TB−TA
Cに相当する時間加算することによって形成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に従うDC−DCコン
バータを示す回路図である。
【図2】図1の制御信号形成回路を詳しく示すブロック
図である。
【図3】図1のフライバック電圧発生時間検出回路、基
準時間発生回路及び負荷状態判定回路を詳しく示す回路
図である。
【図4】図1及び図2及び図3の各部の状態を示す波形
図である。
【図5】図3のフライバック電圧発生時間検出回路の各
部の状態を示す波形図である。
【図6】第2の実施形態のDC−DCコンバータを示す
回路図である。
【図7】図6の基準時間発生回路及び負荷状態判定回路
を詳しく示す回路図である。
【図8】図6及び図7の各部の状態を示す波形図であ
る。
【図9】第3の実施形態のDC−DCコンバータの制御
信号形成回路を示す回路図である。
【図10】図9の各部の状態を示す波形図である。
【図11】第4の実施形態のDC−DCコンバータを示
す回路図である。
【図12】図11の制御信号形成回路を詳しく示す回路
図である。
【図13】図12の各部の状態を示す波形図である。
【図14】第5の実施形態のDC−DCコンバータの制
御信号形成回路を示す回路図である。
【図15】第6の実施形態のDC−DCコンバータを示
す回路図である。
【図16】図15の制御信号形成回路を詳しく示す回路
図である。
【図17】図16の各部の状態を示す波形図である。
【図18】第7の実施形態のDC−DCコンバータの制
御信号形成回路を示す回路図である。
【図19】第8の実施形態のDC−DCコンバータを示
す回路図である。
【符号の説明】
1 電源 2 トランス 3 スイッチ 5 整流平滑回路 7〜7e 制御信号形成回路 11 フライバック電圧発生時間検出回路 12 基準時間発生回路 13 負荷状態判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/28

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に直流電力を供給するためのDC−
    DCコンバ−タであって、 直流電圧を供給するための第1及び第2の電源端子と、 前記直流電圧を繰返してオン・オフするために前記第1
    の電源端子と前記第2の電源端子との間に接続され、且
    つ制御端子を有しているスイッチと、 前記スイッチに対して直列に接続されたインダクタンス
    手段と、 前記インダクタンス手段に接続された整流平滑回路と、 前記整流平滑回路の出力電圧を示す信号を直接又は間接
    に検出する出力電圧検出手段と、 前記インダクタンス手段からフライバック電圧が発生し
    ている時間を検出するものであって、フライバック電圧
    発生時間(Tf)に相当する幅を有するパルスから成る
    フライバック電圧発生時間検出信号(Vf)を出力する
    フライバック電圧発生時間検出回路と、 基準時間を示す信号を発生するものであって、前記基準
    時間に相当する幅を有するパルスを前記フライバック電
    圧発生時間検出信号(Vf)のパルスの前縁に同期して
    発生する基準時間発生回路と、 前記フライバック電圧発生時間検出回路と前記基準時間
    発生回路とに接続され、前記フライバック電圧発生時間
    検出信号(Vf)のパルスの後縁と前記基準時間を示す
    パルスの後縁との比較によって前記フライバック電圧発
    生時間が前記基準時間よりも長いか否かを判定し、前記
    フライバック電圧発生時間が前記基準時間よりも長い時
    に前記負荷が第1の負荷状態にあることを示す信号を出
    力し、前記フライバック電圧発生時間が前記基準時間よ
    りも長くない時に前記負荷が前記第1の負荷状態よりも
    軽い第2の負荷状態にあることを示す信号を出力する負
    荷状態判定手段と、 前記スイッチをオン・オフ制御するための制御信号を形
    成するためのものであって、前記スイッチと前記出力電
    圧検出回路と前記負荷状態判定手段とに結合され、前記
    負荷状態判定手段から前記第1の負荷状態を示す信号が
    出力している時に、前記出力電圧を一定にするように前
    記スイッチを第1のモ−ドでオン・オフ制御するための
    制御信号を形成する機能と、前記負荷状態判定手段から
    前記第2の負荷状態を示す信号が出力している時に、前
    記第1のモ−ドにおける単位時間当りの前記スイッチの
    スイッチング回数よりも少ないスイッチング回数で前記
    スイッチをオン・オフする第2のモ−ドの制御信号を形
    成する機能とを有しているスイッチ制御信号形成手段と
    を備えていることを特徴とするDC−DCコンバ−タ。
  2. 【請求項2】 前記基準時間発生回路は、前記フライバ
    ック電圧の発生の開始時点から第1の基準時間(TA)が
    経過したことを示す信号を発生する第1の基準時間発生
    回路と、前記フライバック電圧の発生の開始時点から前
    記第1の基準時間(TA)よりも長い第2の基準時間
    (TB)が経過したことを示す信号を発生する第2の基
    準時間発生回路とから成り、 前記負荷状態判定手段は、前記フライバック電圧発生時
    間(Tf)が前記第1の基準時間(TA)よりも短いか
    否かを判定する機能と、前記フライバック電圧発生時間
    (Tf)が前記第2の基準時間(TB)よりも長いか否か
    を判定する機能と、前記フライバック電圧発生時間(T
    f)が前記第2の基準時間(TB)よりも長いことを示
    す判定結果が得られた時に、前記第1の負荷状態を示す
    信号を出力する機能と、前記フライバック電圧発生時間
    (Tf)が前記第1の基準時間(TA)よりも長くない
    ことを示す判定結果が得られた時に、前記第2の負荷状
    態を示す信号を出力する機能とを有していることを特徴
    とする請求項1記載のDC−DCコンバ−タ。
  3. 【請求項3】 前記負荷状態判定手段は、第1及び第2の
    DタイプフリップフロップとRSフリップフロップとか
    ら成り、 前記第1のDタイプフリップフロップは、前記フライバ
    ック電圧検出回路に接続されたデ−タ入力端子と、前記
    第1の基準時間発生回路に接続され且つ前記第1の基準時
    間(TA)の終了を示す信号をクロック信号として受け
    入れるように形成されたクロック入力端子とを有し、 前記第2のDタイプフリップフロップは、前記フライバ
    ック電圧検出回路に接続されたデ−タ入力端子と、前記
    第2の基準時間発生回路に接続され且つ前記第2の基準時
    間(TB)の終了を示す信号をクロック信号として受け
    入れるように形成されたクロック入力端子とを有し、 前記RSフリップフロップは、前記第1のDタイプフリ
    ップフロップのセット状態からリセット状態への転換に
    同期してトリガされるセット端子と、前記第2のDタイ
    プフリップフロップのリセット状態からセット状態への
    転換に同期してトリガされるリセット端子と、セット状
    態の時に第1の負荷状態を示す第1のレベルの電圧を発生
    し、リセット状態の時に前記第2の負荷状態を示す第2の
    レベルの電圧を発生する出力端子とを有していることを
    特徴とする請求項2記載のDC−DCコンバ−タ。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ制御信号形成手段は、前記
    第1の負荷状態を示す信号に応答して前記スイッチを第1
    の繰返し周波数でオン・オフ制御するための制御信号を
    形成する機能と、前記第2の負荷状態を示す信号に応答
    して前記スイッチを第1の繰返し周波数よりも低い第2の
    繰返し周波数でオン・オフ制御するための制御信号を形
    成する機能とを有していることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載のDC−DCコンバータ。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ制御信号形成手段は、前記
    第1の負荷状態を示す信号に応答して、前記スイッチの
    オン・オフ繰返し周波数が前記負荷の大きさに対して反
    比例的に変化する第1のモードのスイッチ制御信号を形
    成する機能と、前記第2の負荷状態を示す信号に応答し
    て、前記スイッチのオン・オフ繰返し周波数が一定に保
    たれる第2のモードのスイッチ制御信号を形成する機能
    とを有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載のDC−DCコンバ−タ。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ制御信号形成手段は、前記
    第1の負荷状態を示す信号に応答して、前記スイッチを
    第1の繰返し周波数でオン・オフ制御するための制御信
    号を形成する機能と、前記第2の負荷状態を示す信号に
    応答して、前記スイッチの前記第1の繰返し周波数での
    オン・オフ制御を間欠的に生じさせる制御信号を形成す
    る機能とを有していることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載のDC−DCコンバ−タ。
  7. 【請求項7】 前記スイッチ制御信号形成手段は、前記
    第1の負荷状態を示す信号に応答して、前記スイッチの
    オン・オフ繰返し周波数が前記負荷の大きさに対して反
    比例的に変化する第1のモードのスイッチ制御信号を形
    成する機能と、前記第2の負荷状態を示す信号に応答し
    て、前記スイッチをオン・オフするための制御信号の群
    を間欠的に発生させる機能とを有していることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載のDC−DCコン
    バ−タ。
  8. 【請求項8】 負荷に直流電力を供給するためのDC−
    DCコンバ−タであって、 直流電圧を供給するための第1及び第2の電源端子と、 前記直流電圧を繰返してオン・オフするために前記第1
    の電源端子と前記第2の電源端子との間に接続され、且
    つ制御端子を有しているスイッチと、 前記スイッチに対して直列に接続されたインダクタンス
    手段と、 前記インダクタンス手段に接続された整流平滑回路と、 前記整流平滑回路の出力電圧を示す信号を直接又は間接
    に検出する出力電圧検出手段と、 前記スイッチのオン時間(Ton)を示すオン時間信号
    を検出するものであって、前記スイッチのオン時間(T
    on)に相当する幅を有するパルスから成るオン時間信
    号を出力するオン時間検出手段と、 基準時間を示す信号を発生するものであって、前記基準
    時間に相当する幅を有するパルスを前記オン時間信号の
    パルスの前縁に同期して発生する基準時間発生回路と、 前記オン時間検出手段と前記基準時間発生回路とに接続
    され、前記オン時間信号のパルスの後縁と前記基準時間
    を示すパルスの後縁との比較によって前記オン時間が前
    記基準時間よりも長いか否かを判定し、前記オン時間が
    前記基準時間よりも長い時に前記負荷が第1の負荷状態
    にあることを示す信号を出力し、前記オン時間が前記基
    準時間よりも長くない時に前記負荷が前記第1の負荷状
    態よりも軽い第2の負荷状態にあることを示す信号を出
    力する負荷状態判定手段と、 前記スイッチをオン・オフ制御するための制御信号を形
    成するためのものであって、前記スイッチと前記出力電
    圧検出回路と前記負荷状態判定手段とに結合され、前記
    負荷状態判定手段から前記第1の負荷状態を示す信号が
    出力している時に、前記出力電圧を一定にするように前
    記スイッチを第1のモ−ドでオン・オフ制御するための
    制御信号を形成する機能と、前記負荷状態判定手段から
    前記第2の負荷状態を示す信号が出力している時に、前
    記第1のモ−ドにおける単位時間当りの前記スイッチの
    スイッチング回数よりも少ないスイッチング回数で前記
    スイッチをオン・オフする第2のモ−ドの制御信号を形
    成する機能とを有しているスイッチ制御信号形成手段と
    を備えていることを特徴とするDC−DCコンバ−タ。
  9. 【請求項9】 前記基準時間発生回路は、前記オン時間
    信号の発生の開始時点から第1の基準時間(TA)が経過
    したことを示す信号を発生する第1の基準時間発生回路
    と、前記オン時間信号の発生の開始時点から前記第1の
    基準時間(T A)よりも長い第2の基準時間(TB)が経
    過したことを示す信号を発生する第2の基準時間発生回
    路とを有し、 前記負荷状態判定手段は、前記オン時間(Ton)が前
    記第1の基準時間(T A)よりも短いか否かを判定する
    機能と、前記オン時間(Ton)が前記第2の基準時間
    (TB)よりも長いか否かを判定する機能と、前記オン
    時間(Ton)が前記第2の基準時間(TB)よりも長
    いことを示す判定結果が得られた時に、前記第1の負荷
    状態を示す信号を出力する機能と、前記オン時間(To
    n)が前記第1の基準時間(TA)よりも長くないこと
    を示す判定結果が得られた時に、前記第2の負荷状態を
    示す信号を出力する機能とを有していることを特徴とす
    る請求項8記載のDC−DCコンバ−タ。
  10. 【請求項10】 前記負荷状態判定手段は、第1及び第2
    のDタイプフリップフロップとRSフリップフロップと
    から成り、 前記第1のDタイプフリップフロップは、前記オン時間
    検出手段に接続されたデ−タ入力端子と、前記第1の基
    準時間発生回路に接続され且つ前記第1の基準時間
    (TA)の終了を示す信号をクロック信号として受け入
    れるように形成されたクロック入力端子とを有し、 前記第2のDタイプフリップフロップは、前記オン時間
    検出手段に接続されたデ−タ入力端子と、前記第2の基
    準時間発生回路に接続され且つ前記第2の基準時間
    (TB)の終了を示す信号をクロック信号として受け入
    れるように形成されたクロック入力端子とを有し、 前記RSフリップフロップは、前記第1のDタイプフリ
    ップフロップのセット状態からリセット状態への転換に
    同期してトリガされるセット端子と、前記第2のDタイ
    プフリップフロップのリセット状態からセット状態への
    転換に同期してトリガされるリセット端子と、セット状
    態の時に第1の負荷状態を示す第1のレベルの電圧を発生
    し、リセット状態の時に前記第2の負荷状態を示す第2の
    レベルの電圧を発生する出力端子とを有していることを
    特徴とする請求項9記載のDC−DCコンバ−タ。
  11. 【請求項11】 前記スイッチ制御信号形成手段は、前
    記第1の負荷状態を示す信号に応答して前記スイッチを
    第1の繰返し周波数でオン・オフ制御するための制御信
    号を形成する機能と、前記第2の負荷状態を示す信号に
    応答して前記スイッチを第1の繰返し周波数よりも低い
    第2の繰返し周波数でオン・オフ制御するための制御信
    号を形成する機能とを有していることを特徴とする請求
    項8乃至10のいずれかに記載のDC−DCコンバー
    タ。
  12. 【請求項12】 前記スイッチ制御信号形成手段は、前
    記第1の負荷状態を示す信号に応答して、前記スイッチ
    のオン・オフ繰返し周波数が前記負荷の大きさに対して
    反比例的に変化する第1のモードのスイッチ制御信号を
    形成する機能と、前記第2の負荷状態を示す信号に応答
    して、前記スイッチのオン・オフ繰返し周波数が一定に
    保たれる第2のモードのスイッチ制御信号を形成する機
    能とを有していることを特徴とする請求項8乃至10の
    いずれかに記載のDC−DCコンバ−タ。
  13. 【請求項13】 前記スイッチ制御信号形成手段は、前
    記第1の負荷状態を示す信号に応答して、前記スイッチ
    を第1の繰返し周波数でオン・オフ制御するための制御
    信号を形成する機能と、前記第2の負荷状態を示す信号
    に応答して、前記スイッチの前記第1の繰返し周波数で
    のオン・オフ制御を間欠的に生じさせる制御信号を形成
    する機能とを有していることを特徴とする請求項8乃至
    10のいずれかに記載のDC−DCコンバ−タ。
  14. 【請求項14】 前記スイッチ制御信号形成手段は、前
    記第1の負荷状態を示す信号に応答して、前記スイッチ
    のオン・オフ繰返し周波数が前記負荷の大きさに対して
    反比例的に変化する第1のモードのスイッチ制御信号を
    形成する機能と、前記第2の負荷状態を示す信号に応答
    して、前記スイッチをオン・オフするための制御信号の
    群を間欠的に発生させる機能とを有していることを特徴
    とする請求項8乃至10のいずれかに記載のDC−DC
    コンバ−タ。
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