JP5617431B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5617431B2
JP5617431B2 JP2010184388A JP2010184388A JP5617431B2 JP 5617431 B2 JP5617431 B2 JP 5617431B2 JP 2010184388 A JP2010184388 A JP 2010184388A JP 2010184388 A JP2010184388 A JP 2010184388A JP 5617431 B2 JP5617431 B2 JP 5617431B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
fixing device
recording medium
contact type
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010184388A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012042760A (ja
Inventor
岳誠 長谷
岳誠 長谷
江原 正尚
正尚 江原
小川 禎史
禎史 小川
武志 内谷
武志 内谷
智志 上野
智志 上野
哲平 川田
哲平 川田
一哉 齋藤
一哉 齋藤
周太郎 湯淺
周太郎 湯淺
健介 山地
健介 山地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010184388A priority Critical patent/JP5617431B2/ja
Priority to US13/212,718 priority patent/US8737861B2/en
Publication of JP2012042760A publication Critical patent/JP2012042760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5617431B2 publication Critical patent/JP5617431B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、記録媒体に未定着画像を定着する定着装置、及び前記定着装置を有する画像形成装置に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機等の画像形成装置においては、記録媒体上に転写されて担持されている未定着画像を加熱定着することにより複写物や記録物を得ることができる。定着に際しては、未定着画像を担持している記録媒体を挟持搬送しながら未定着画像を加熱することにより、未定着画像中に含まれる現像剤、特にトナーの溶融軟化及び記録媒体への浸透を行わせる。これにより、記録媒体にトナーを定着することができる。
定着動作を行うためには、定着部材を所定温度まで加熱しなければならない。つまり、定着動作を行うためには、ウォームアップ動作が必要である。ウォームアップ動作完了の判断は、様々な方法で行われているが、以下に一例を示す。
例えば、特許文献1では、定着ローラの通紙部に非接触型のメイン温度センサを設け、非通紙部に接触型のサブ温度センサを設けている。そして、非通紙部のサブ温度センサでウォームアップ動作完了の判断を行い、通紙時には通紙部のメイン温度センサで定着ローラの温度制御をしている。このように、特許文献1では、定着ローラの温度に基づいてウォームアップ動作完了の判断を行っている。
ところで、ウォームアップ動作完了の判断を行うためには、定着ローラの蓄熱状態が十分であるか否かを判断する必要がある。例えば、定着ローラの表面温度が所定値に達していても内部まで十分な熱が伝わっていない状態(定着ローラの蓄熱状態が十分でない状態)で定着を開始すると、定着ローラの熱は記録媒体に奪われ、定着ローラの表面温度が下がってしまうため、正しく定着を行うことができない。従って、定着ローラの蓄熱状態が十分であることを検知や予測等し、それに基づいてウォームアップ動作完了の判断を行う必要がある。
上記特許文献1の例では、定着ローラの非通紙部に配置された接触型のサブ温度センサでウォームアップ動作完了の判断を行っているので、定着ローラの表面温度のみしか検知できず、定着ローラの蓄熱状態(定着ローラの内部まで十分な熱が伝わっているか否か)は検知できない。そのため、特許文献1の技術では、ウォームアップ動作完了の判断を適切に行うことができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、不要な待ち時間が発生することなく、ウォームアップ動作完了の判断を適切に行うことが可能な定着装置、及び前記定着装置を有する画像形成装置を提供することを課題とする。
本定着装置は、記録媒体の未定着画像が形成された側と接し、前記記録媒体に前記未定着画像を加熱定着させる定着回転体と、前記記録媒体の前記未定着画像が形成されていない側と接し、前記記録媒体を前記定着回転体側に加圧する加圧回転体と、前記加圧回転体の温度を検知する温度検知手段と、を有する定着装置であって、前記加圧回転体の通紙領域の温度を検知する非接触型サーミスタと、前記加圧回転体の非通紙領域の温度を検知する接触型サーミスタと、を備え、前記温度検知手段は、前記接触型サーミスタであり、前記定着装置への入力電圧率が所定値以上、かつ、外気温度が所定値以上の場合において、前記温度検知手段の検知温度が所定の温度以上になる前にウォームアップ動作の開始から所定の時間が経過したとき、又は、前記ウォームアップ動作の開始から前記所定の時間が経過する前に前記温度検知手段の検知温度が前記所定の温度以上になったときに、前記ウォームアップ動作が完了したと判断することを要件とする。
開示の技術によれば、不要な待ち時間が発生することなく、ウォームアップ動作完了の判断を適切に行うことが可能な定着装置、及び前記定着装置を有する画像形成装置を提供できる。
本実施の形態に係る画像形成装置を例示する図である。 本実施の形態に係る定着装置を例示する図である。 図2の定着ローラ及び定着スリーブの一部を拡大して例示する図である。 非接触型サーミスタの回路構成を例示する図である。 非接触型サーミスタの実温度と検知温度との関係について例示する図である。 ウォームアップ時の動作について説明するための図である。 小サイズ紙の連続通紙時の動作について説明するための図である。 加圧ローラの加圧位置と脱圧位置について説明するための図(その1)である。 加圧ローラの加圧位置と脱圧位置について説明するための図(その2)である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
[画像形成装置の構成・動作]
始めに、本実施の形態に係る画像形成装置の構成及び動作について説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成装置を例示する図である。図1を参照するに、画像形成装置10は、露光部11と、プロセスカートリッジ12と、転写部13と、排紙トレイ14と、給紙部15及び16と、レジストローラ17と、手差し給紙部18と、感光体ドラム19と、定着装置20と、制御部(図示せず)とを有する。画像形成装置10は、例えばレーザプリンタである。
露光部11は、画像情報に基づいた露光光Lを感光体ドラム19上に照射する機能を有する。プロセスカートリッジ12は、作像部としての機能を有し、画像形成装置10に着脱自在に設置される。転写部13は、感光体ドラム19上に形成されたトナー像を転写紙等の記録媒体Pに転写する機能を有する。排紙トレイ14は、出力画像(トナー像が定着された記録媒体)を載置する機能を有する。給紙部15及び16は、記録媒体Pを収納する機能を有する。レジストローラ17は、記録媒体Pを転写部13に搬送する機能を有する。手差し給紙部18は、主として給紙部15及び16に収納された記録媒体Pとは異なるサイズの記録媒体を給紙する機能を有する。定着装置20は、定着スリーブ22及び加圧ローラ23を含んで構成され、記録媒体P上の未定着画像を定着する機能を有する。
画像形成装置10における通常の画像形成時の動作について説明する。まず、露光部11(書込部)から、画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、プロセスカートリッジ12の感光体ドラム19上に向けて出射される。感光体ドラム19は反時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程等)を経て、感光体ドラム19上に画像情報に対応したトナー像が形成される。その後、感光体ドラム19上に形成されたトナー像は、転写部13で、レジストローラ17により搬送された記録媒体P上に転写される。
一方、転写部13に搬送される記録媒体Pは、次のように動作する。まず、画像形成装置10の複数の給紙部15及び16のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部15が選択されたものとする)。なお、複数の給紙部15及び16には、それぞれ、異なるサイズの記録媒体Pや、搬送方向の異なる同一サイズの記録媒体Pが、収納されている。
そして、給紙部15に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。その後、記録媒体Pは、搬送経路Kを通過してレジストローラ17の位置に達する。そして、レジストローラ17の位置に達した記録媒体Pは、感光体ドラム19上に形成されたトナー像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部13に向けて搬送される。
そして、転写工程後の記録媒体Pは、転写部13の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達した記録媒体Pは、定着スリーブ22と加圧ローラ23との間に送入される。そして、定着スリーブ22から受ける熱と加圧ローラ23から受ける圧力とにより、記録媒体Pにトナー像が定着される。トナー像が定着された記録媒体Pは、定着スリーブ22と加圧ローラ23との間から送出された後に、出力画像(トナー像が定着された記録媒体)として画像形成装置10から排出されて、排紙トレイ14上に載置される。
なお、制御部(図示せず)は、各種の温度センサ(温度検知手段)を用いた定着装置20の制御を含む画像形成装置10に関する様々な制御を行う機能を有する。制御部(図示せず)は、例えばCPU、ROM、メインメモリなどを含み、制御部(図示せず)の各種機能は、ROM等に記録された制御プログラムがメインメモリに読み出されてCPUにより実行されることによって実現される。ただし、制御部(図示せず)の一部又は全部は、ハードウェアのみにより実現されてもよい。又、制御部(図示せず)は、物理的に複数の装置により構成されてもよい。
このようにして、一連の画像形成プロセスが完了する。なお、ここでは、画像形成装置10として単色の印刷用の装置を例示した。しかし、プロセスカートリッジ12に代えて、KCMYの4色に対応するプロセスカートリッジを設置して像を形成することで、フルカラーの印刷が可能となる。
[定着装置の構成・動作]
次に、本実施の形態に係る定着装置の構成及び動作について説明する。図2は、本実施の形態に係る定着装置を例示する図である。図3は、図2の定着ローラ及び定着スリーブの一部を拡大して例示する図である。図2及び図3を参照するに、定着装置20は、定着ローラ21、定着スリーブ22、加圧ローラ23、誘導加熱部30、サーモパイル34、接触型サーミスタ35、非接触型サーミスタ36等を含んで構成されている。なお、Tは未定着画像であるトナー像(トナー)を示している(以降、トナー像Tとする)。
定着スリーブ22は、記録媒体Pのトナー像T(未定着画像)が形成された側と接し、記録媒体Pにトナー像Tを加熱定着させる機能を有する。定着スリーブ22は、厚さが例えば30〜50μmの金属材料からなる基材22a上に弾性層22b及び離型層22cを順次形成したものである。定着スリーブ22の外径は、例えば40mmとすることができる。基材22aを形成する材料としては、例えば、鉄、コバルト、ニッケル、又は、これらの合金等の磁性金属材料を用いることができる。弾性層22bは、シリコーンゴム等の弾性材料からなり、その厚さは例えば150μmとすることができる。これにより、熱容量がそれ程大きくなく、定着ムラのない良好な定着画像を得ることができる。離型層22cは、PFA(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素化合物をチューブ状に被覆したものであって、その厚さは例えば50μmとすることができる。離型層22cは、トナー像(トナー)Tが直接的に接する定着スリーブ22表面のトナー離型性を高めるためのものである。
定着ローラ21は、定着スリーブ22を保持する機能を有する。定着ローラ21は、ステンレス鋼等の金属材料からなる円筒状の芯金21a上に、例えばシリコーン発泡体からなる耐熱性の弾性層21bが形成されたものである。定着ローラ21の外径は、例えば40mmとすることができる。弾性層21bは、例えば、肉厚が9mmで軸上におけるアスカー硬度が30〜50度となるように形成されている。定着ローラ21は、定着スリーブ22の内周面に当接して、薄肉の定着スリーブ22をローラ状に保持している。なお、定着ローラ21及び定着スリーブ22は、本発明に係る定着回転体の代表的な一例である。
加圧ローラ23は、記録媒体Pのトナー像T(未定着画像)が形成されていない側と接し、記録媒体Pを定着スリーブ22側に加圧する機能を有する。なお、一方の面に既に画像が形成された(定着済)記録媒体Pの他方の面に未定着画像を定着する場合(両面印刷の場合)は、一方の面の定着済の画像が加圧ローラ23と接し他方の面の未定着の画像が定着スリーブ22と接するように、記録媒体Pが定着スリーブ22と加圧ローラ23との間に送入される。
加圧ローラ23は、アルミニウム、銅等の高熱伝導性金属材料からなる芯金23a上に、シリコーンゴム等の耐熱性の弾性層23b、離型層(図示せず)が順次形成されたものである。加圧ローラ23の外径は、例えば40mmとすることができる。弾性層23bは、例えば、肉厚が2mmとなるように形成されている。離型層は、PFAチューブを被覆したものであって、例えば、厚さが50μmになるように形成されている。加圧ローラ23は、定着スリーブ22を介して定着ローラ21に圧接していて、その圧接部にニップ部を形成している。そして、このニップ部に、記録媒体Pが搬送される。なお、加圧ローラ23は、本発明に係る加圧回転体の代表的な一例である。
誘導加熱部30は、励磁コイル31、コア部32、消磁コイル部33等で構成される。励磁コイル31は、定着スリーブ22の外周の一部を覆うように配設されたコイルガイド上に細線を束ねたリッツ線を巻回して幅方向(図2の紙面垂直方向である)に延設したものである。消磁コイル部33は、記録媒体Pの幅方向に対称に配置され、励磁コイル31上に重なって配置されている。コア部32は、フェライト等の強磁性体(比透磁率が2500程度である)からなり、定着スリーブ22に向けて効率のよい磁束を形成するためにセンターコア32bやサイドコア32a、アーチコア32cが設けられている。コア部32は、幅方向に延設された励磁コイル31に対向するように設置されている。
サーモパイル34は、定着スリーブ22の温度を検知するために、定着スリーブ22の幅方向の略中央部に配置されている。サーモパイル34は、被測定対象物の温度を極めて高精度で検知可能な非接触型の温度センサである。
接触型サーミスタ35は、加圧ローラ23の非通紙領域の温度を検知する温度検知手段であって、加圧ローラ23の幅方向の最大通紙領域外に配置されている。ここで、最大通紙領域とは、定着装置20が複数の幅の記録媒体(例えばA3TとA5T等)を通紙可能である場合、加圧ローラ23の幅方向において、最大幅の記録媒体が通紙する領域よりも外側の領域を指す。接触型サーミスタ35を加圧ローラ23の幅方向の最大通紙領域外に配置することにより、加圧ローラ23の通紙領域の損傷を避けることができる。接触型サーミスタ35は、サーモパイル34よりも安価である。但し、接触型サーミスタ35は、サーモパイル34よりも検知精度は劣る。
非接触型サーミスタ36は、加圧ローラ23の通紙領域の温度を検知する温度検知手段であって、接触型サーミスタ35よりも加圧ローラ23の幅方向の中心部に近い側に配置されている。但し、定着装置20が複数の幅の記録媒体(例えばA3TとA5T等)を通紙可能である場合、幅の狭い方の記録媒体(例えばA5T等)に対しては非通紙領域、幅の広い方の記録媒体(例えばA3T等)に対しては通紙領域となる位置に配置される場合がある(後述の図7参照)。つまり、接触型サーミスタ35が何れの記録媒体に対しても非通紙領域となる最大通紙領域外に配置されているのに対して、非接触型サーミスタ36は少なくとも最大幅の記録媒体に対して通紙領域となる領域に配置されている。なお、A3Tとは、A3サイズの記録媒体を縦に(長手方向が通紙方向と一致するように)通紙する場合を指す。同様に、A5Tとは、A5サイズの記録媒体を縦に(長手方向が通紙方向と一致するように)通紙する場合を指す。
非接触型サーミスタ36は加圧ローラ23に対して所定のギャップをあけて配設されているので、加圧ローラ23に当接する接触型温度センサを用いる場合に比べて耐久性が高く、又、加圧ローラ23の表面を傷つける不具合等も生じない。又、非接触型サーミスタ36は、サーモパイル34よりも安価である。但し、非接触型サーミスタ36は、サーモパイル34や接触型サーミスタ35よりも検知精度は劣る。
このように構成された定着装置20は、次のように動作する。駆動モータ(図示せず)によって、加圧ローラ23が図2の時計方向に回転駆動されると、定着スリーブ22は反時計方向に回転する。そして、定着スリーブ22は、誘導加熱部30との対向位置で、誘導加熱部30から発生される磁束によって加熱される。
詳しくは、電源部(図示せず)から励磁コイル31に10kHz〜1MHz(好ましくは、20kHz〜800kHzである)の高周波交番電流を流すことで、励磁コイル31に対向する定着スリーブ22の近傍に磁力線が双方向に交互に切り替わるように形成される。このように交番磁界が形成されることで、定着スリーブ22の基材22a(発熱層)に渦電流が生じて、基材22aはその電気抵抗によってジュール熱が発生して誘導加熱される。こうして、定着スリーブ22は、自身の基材22aの誘導加熱によって加熱される。誘導加熱部30によって加熱された定着スリーブ22の表面は、加圧ローラ23とのニップ部に達する。そして、搬送される記録媒体P上の、未定着のトナー像T(トナー)を加熱して溶融する。
詳しくは、所定の作像プロセスを経てトナー像Tを担持した記録媒体Pが、ガイド板24に案内されながら定着スリーブ22と加圧ローラ23との間に送入される(矢印Y1の方向に搬送される)。そして、定着スリーブ22から受ける熱と加圧ローラ23から受ける圧力とによってトナー像Tが記録媒体Pに定着され、定着分離板25、加圧分離板26によって定着スリーブ22から分離されながら、記録媒体Pはニップ部から送出される。ニップ部を通過した定着スリーブ22表面は、その後に再び誘導加熱部30との対向位置に達する。
記録媒体Pとして小サイズ紙(例えばA5T等)が連続通紙された場合には、消磁コイル部33は、制御回路によってリレーが短絡(ON)され、励磁コイル31とは逆向きの磁場が発生し、消磁コイル部33が配置された領域の磁場が減少し、非通紙領域での定着スリーブ22でのジュール熱の発生が抑制される。なお、連続通紙とは、複数の記録媒体Pが略一定の間隔で連続して定着スリーブ22と加圧ローラ23との間を通過するような通紙の形態を指す。
このような一連の動作が連続的に繰り返されて、画像形成プロセスにおける定着工程が完了する。
定着装置20は、加圧ローラ23の加圧力を変更できる機構を備えている。具体的には、加圧ローラ23の軸部に係合する圧接レバー44が、一端側の中心軸を中心に回動自在に構成されており、圧接レバー44の他端側にはカム41が係合されている。このような構成により、駆動部(図示せず)によってカム41が回転駆動されることにより、圧接レバー44が水平方向に動き、定着スリーブ22に対する加圧ローラ23の加圧力(圧接力)が可変される。ここで、駆動部は、例えばステッピングモータと、減速ギア等により構成される。
以下、本実施の形態の定着装置の特徴的な構成・動作について詳述する。始めに、図4を参照して、非接触型サーミスタ36の回路構成について説明する。非接触型サーミスタ36は、検知用サーミスタ36aと補償用サーミスタ36bとを含んで構成されている。検知用サーミスタ36aは加圧ローラ23表面からの赤外線放射を検知し、補償用サーミスタ36bは検知用サーミスタ36a自身の温度を検知する。
検知用サーミスタ36a及び補償用サーミスタ36bの一端は、それぞれGND(基準電位)に接続されている。検知用サーミスタ36a及び補償用サーミスタ36bの他端は、それぞれ抵抗R1及びR2を介して電源に接続されている。本実施の形態では、一例として、検知用サーミスタ36a及び補償用サーミスタ36bには、それぞれ抵抗R1及びR2を介して+3.0Vの電圧が印加されている。
検知用サーミスタ36a及び補償用サーミスタ36bがそれぞれ検知した温度が変化すると、検知用サーミスタ36aの抵抗R1側の電圧V1と、補償用サーミスタ36bの抵抗R2側の電圧V2が変化する。電圧V1及びV2は差動アンプ37に入力され、差動アンプ37で増幅された差動電圧V1−V2がADコンバータ38に入力される。又、電圧V2もADコンバータ38に入力される。差動電圧V1−V2及び電圧V2(補償電圧と称する場合がある)は、ADコンバータ38でデジタル信号に変換され、CPU39に入力される。更に、CPU39に入力された差動電圧V1−V2及び電圧V2は、温度テーブルによって検知温度に変換される。
次に、図5を参照して、加圧ローラ23表面の実温度と非接触型サーミスタ36の検知温度との関係について説明する。図5において、グラフの横軸は加圧ローラ23表面の実温度Tであり、縦軸は非接触型サーミスタ36の検知温度T'である。又、Aは検知誤差(実温度Tと検知温度T'との差分)がない場合(検知温度T'=実温度T)を、Bは検知誤差の上限を、Cは検知誤差の下限を示している。
図5に示すように、非接触型サーミスタ36の検知誤差は一定ではなく、使用する温度領域に応じて異なる。図5の例では、実温度Tが160℃付近で検知誤差が最も小さくなり、略±5℃である。160℃から離れると検知誤差が大きくなり、実温度Tが60℃付近では、検知誤差が略±10℃となる。これに対して、接触型サーミスタ35の検知誤差は、全使用温度範囲において略±3℃程度である。
次に、非接触型サーミスタ36の検知誤差を補正する方法について説明する。工場での組み付け直後に電源オンした直後や、3時間以上電源オフの状態(つまり、定着装置20を加熱していない状態)から電源オンした直後では、定着装置20の全体の温度が室温と等しくなっている。ここでは、20℃〜25℃を室温とする。このとき、サーモパイル34の検知温度は20℃〜25℃である。ここで、精度の良いサーモパイル34の検知温度と非接触型サーミスタ36の検知温度とを比較し、検知温度差がΔTであったとき、非接触型サーミスタ36の検知温度に補正値ΔTを常に加算して補正する。ただし、非接触型サーミスタ36の検知誤差は図5に示すように一定ではないため、補正値ΔTの上限を設定するか、定格温度160℃に近づくに従って、補正値ΔTを小さくしていくことが望ましい。
又、検知温度差ΔTが所定値以上の場合には、抵抗R1及びR2、差動アンプ37、非接触型サーミスタ36等の部品精度が公差内に入っていない場合や、これらの部品の故障等が考えられる。そこで、検知温度差ΔTが所定値以上の場合には、非接触型サーミスタ36を含む温度検知系の異常と判断して、定着装置20の動作を停止する。所定値は適宜設定できるが、一例として10℃程度とすることができる。このような制御を行うことにより、非接触型サーミスタ36の断線等を含む温度検知系の異常を判断して定着装置20の動作を安全に停止することができる。なお、非接触型サーミスタ36を含む温度検知系とは、非接触型サーミスタ36と、抵抗R1及びR2や差動アンプ37等の周辺回路を含む部分を指す。
次に、図6を参照して、ウォームアップ時の動作について説明する。図6に示すグラフは定着装置20に1300Wの電力を入力して立ち上げたときの、定着スリーブ22と加圧ローラ23の温度上昇プロフィールである。図6において、Dは定着スリーブ22の実温度、Eは加圧ローラ23の実温度、Fは接触型サーミスタ35の検知温度を示している。図6では、接触型サーミスタ35が加圧ローラ23の実温度を3℃低く検知した場合を例示している。なお、サーモパイル34は検知精度が高いので、定着スリーブ22の実温度Dはサーモパイル34の検知温度と略一致する。
始めに、接触型サーミスタ35のみでウォームアップ動作完了の判断をする場合を考える。前述のように、接触型サーミスタ35の検知誤差は±3℃程度である。図6の例は、定着装置20が、定着スリーブ22の実温度Dが160℃になり、かつ、加圧ローラ23の実温度Eが80℃となったとき、ウォームアップ動作が完了したと判断することを前提としている。図6において、加圧ローラ23の実温度Eと接触型サーミスタ35の検知温度Fが等しい場合(検知誤差=0℃の場合)にはウォームアップ時間は20secとなる。しかし、図6に示すように、接触型サーミスタ35が加圧ローラ23の実温度を3℃低く検知した場合(検知誤差=−3℃の場合)には、25secでウォームアップ動作が完了となり、不要な待ち時間が5sec発生することになる。
そこで、本実施の形態では、接触型サーミスタ35の検知温度及びウォームアップ動作開始からの経過時間の両方に基づいてウォームアップ動作完了の判断を行う。ここでは、予め検知誤差が既知の接触型サーミスタ35等を用いて加圧ローラ23の実温度が80℃に到達する平均的な時間を求めておき、求めた時間を既定ウォームアップ時間とする(図6の例では、既定ウォームアップ時間=20secである)。そして、実際に使用する接触型サーミスタ35(検知誤差は既知でない)の検知温度Fが80℃に到達していなくても、ウォームアップ動作開始から既定ウォームアップ時間(=20sec)が経過したときには、加圧ローラ23の実温度が80℃に到達していると判断し、ウォームアップ動作が完了したと判断する。これにより、接触型サーミスタ35の検知誤差が−3℃の場合でも、接触型サーミスタ35のみでウォームアップ動作完了の判断をする場合のような不要な待ち時間が発生することがなくなる。
又、接触型サーミスタ35の検知誤差が+3℃の場合には、既定ウォームアップ時間が経過する前に接触型サーミスタ35の検知誤差が80℃に達するので、この場合にも不要な待ち時間が発生することはない。
このように、接触型サーミスタ35のみでウォームアップ動作完了の判断をすると、加圧ローラ23の実温度が77〜83℃の時にウォームアップ動作が完了したと判断され、実温度が83℃のときにウォームアップ完了と判断する場合にはウォームアップ完了時間が長くなる。一方、本実施の形態のように、接触型サーミスタ35の検知温度及びウォームアップ動作開始からの経過時間の両方に基づいてウォームアップ動作完了の判断をすると、加圧ローラ23の実温度が77〜80℃の時にウォームアップ動作が完了したと判断され、ウォームアップ完了時間が所定値(例えば20秒)よりも長くなることを防止できる。
なお、接触型サーミスタ35の+側の検知誤差を考慮し、ウォームアップ動作完了の判断条件をシフトしても良い。例えば、定着スリーブ22の実温度Dが160℃になり、かつ、加圧ローラ23の実温度Eが83℃となったとき、ウォームアップ動作が完了したと判断するようにしても良い。この場合には、加圧ローラ23の実温度が80〜83℃の時にウォームアップ動作が完了したと判断される。
又、本実施の形態において、定着装置20が熱間からウォームアップ開始された場合のように、既定ウォームアップ時間(=20sec)が経過するよりも前に接触型サーミスタ35の検知温度が80℃に到達すれば、その時点でウォームアップ動作が完了したと判断する。
本制御は、定着装置20への入力電圧率が95%以上、かつ、外気温度が20℃以上の条件でのみ実施する。それ以外の条件では、既定ウォームアップ時間(=20sec)が経過しても加圧ローラ23の実温度が80℃に到達していない場合があり得るので、既定ウォームアップ時間(=20sec)が経過したとしても、接触型サーミスタ35の検知温度が80℃に到達するまでは、ウォームアップ動作が完了したと判断しない。つまり、この場合には、既定ウォームアップ時間は無視し、接触型サーミスタ35の検知温度のみに基づいてウォームアップ動作完了の判断を行う。
なお、入力電圧率とは、定格電圧に対して、電源にどれだけの電圧が来ているかの割合である。例えば定格が100Vの場合に電源電圧が95Vであれば、入力電圧率は95%となる。欧州のように定格が200Vの場合に電源電圧が180Vであれば、入力電圧率は90%となる。定着装置20では、入力電圧率が低い場合には、入力電圧率に比例して定着が使える電力も低くなる。
このように、本実施の形態では、従来例(定着ローラ21側の温度を検知してウォームアップ動作完了の判断を行う)とは異なり、加圧ローラ23の温度を検知し検知結果に基づいてウォームアップ動作完了の判断を行う。この理由について説明する。加圧ローラ23は定着スリーブ22からの熱が伝導することにより表面温度が上昇する。又、定着スリーブ22の熱は定着ローラ21にも伝導し、定着ローラ21に蓄熱される。定着スリーブ22の表面温度が所定値に達していたとしても、定着ローラ21の蓄熱状態が十分でない場合には、加圧ローラ23の表面温度は所定値まで上昇しない。換言すれば、加圧ローラ23の表面温度が所定値まで上昇していれば、定着ローラ21の蓄熱状態が十分であると判断できる。そこで、本実施の形態では、加圧ローラ23の表面温度を検知することで定着ローラ21の蓄熱状態を予測する。そして、加圧ローラ23の表面温度の検知結果に基づいて、ウォームアップ動作完了の判断を行う。その結果、ウォームアップ動作完了の判断を適切に行うことが可能となる。すなわち、定着ローラ21が十分に蓄熱した状態で定着動作を開始できるようになる。
又、前述のように、本実施の形態では、ウォームアップ動作開始から既定ウォームアップ時間が経過したときには、加圧ローラ23の実温度が所定値に到達していると判断し、ウォームアップ動作が完了したと判断する。その結果、接触型サーミスタ35の検知誤差に起因して不要な待ち時間が発生することを防止できる。
図6において、Gは接触型サーミスタ35が加圧ローラ23と接触していない等、異常時の温度プロフィールである。ウォームアップ動作が完了すると、印刷ジョブ又は待機モードに移行するため、加圧ローラ23の温度を予測することが難しく、接触型サーミスタ35の異常を判断することは難しい。よって、既定ウォームアップ時間(=20sec)が経過する前に異常判断をする必要がある。そこで、本実施の形態では、ウォームアップ動作の開始から所定の時間(<既定ウォームアップ時間)が経過する前に、接触型サーミスタ35の検知温度が所定の異常検知温度に到達しない場合は、接触型サーミスタ35の異常と判断し、定着装置20の動作を停止する。このような制御を行うことにより、接触型サーミスタ35の接触不良や断線等を含む温度検知系の異常を判断して定着装置20の動作を安全に停止することができる。なお、接触型サーミスタ35を含む温度検知系とは、接触型サーミスタ35やその周辺回路を含む部分を指す。
本実施の形態では、一例として所定の時間を18秒、異常検知温度を60℃とし、ウォームアップ開始から18secで60℃以上にならなかった場合に異常と判断する。図6の例では、ウォームアップ開始から所定時間(=18sec)経過後に、異常検知温度(=60℃)よりも低い40℃を検知しているため、接触型サーミスタ35を含む温度検知系に異常があると判断し、定着装置20の動作を停止する。
なお、ウォームアップ動作が完了すると、印刷ジョブが来ている場合には印刷ジョブが開始される(通紙可能な状態となる)。又、印刷ジョブが来ていない場合には待機モードに移行する。
次に、図7を参照して、小サイズ紙連続通紙時の動作について説明する。図7の例では、温度センサとして、定着スリーブ22(定着ローラ21)の軸方向中央の位置にサーモパイル34、加圧ローラ23の軸方向中央から150mmの位置に接触型サーミスタ35、加圧ローラ23の軸方向中央から90mmの位置に非接触型サーミスタ36が配置されている。図7において、グラフの横軸は軸方向位置、縦軸は加圧ローラ23の温度である。
図7において、HはA3T通紙時の軸方向温度分布であり、IはA5T通紙時の軸方向温度分布である。図7のIに示すように、本実施の形態に係る定着装置20では、A5T通紙幅より外側の5〜15mmの位置の温度が最も高くなる。A3Tの通紙幅は297mm(軸方向中心から148.5mm)であるため、接触型サーミスタ35で非通紙部の温度上昇を検知する。一方、A5Tの通紙幅は148mm(軸方向中心から74mm)であるため、非接触型サーミスタ36で非通紙部の温度上昇を検知する。
定着ローラ21の耐熱温度が約220℃である場合を考える。ここで、定着ローラ21の軸方向の所定の場所の温度が約220℃であるとき、定着スリーブ22及び定着ローラ21からの伝熱により、定着ローラ21が約220℃となっている場所と軸方向の同じ場所の加圧ローラ23の温度は約170℃となることが予め分かっているとする。非接触型サーミスタ36の検知温度が170℃のとき、検知誤差は±5℃であるから(図5参照)、比較的精度良く加圧ローラ23の温度を検知できる。そこで、定着ローラ21が耐熱温度を超えて劣化することを防止するため、A5Tの記録媒体Pを連続通紙され、非接触型サーミスタ36の検知温度が所定値(例えば165℃)以上となったときは、A5Tの記録媒体Pの通紙速度を下げるように制御する。例えば、A5Tの記録媒体Pの通紙速度を50枚/分から40枚/分に下げるように制御する。
又、A5Tの記録媒体Pを所定枚数(ここでは、一例として100枚とする)連続通紙すると、定着ローラ21の非通紙部の温度は約220℃に到達することが予め分かっているとする。非接触型サーミスタ36の異常等により加圧ローラ23の温度が誤検知されると、定着ローラ21が耐熱温度を超えて劣化する虞がある。そこで、A5Tの記録媒体Pの連続通紙枚数が所定枚数(例えば100枚)となったときは、非接触型サーミスタ36の検知温度が所定値(例えば165℃)未満であっても加圧ローラ23の実温度は170℃に到達していると判断し、A5Tの記録媒体Pの通紙速度を下げるように制御する。例えば、A5Tの記録媒体Pの通紙速度を50枚/分から40枚/分に下げるように制御する。
このような制御を行うことにより、定着ローラ21の温度を下げることが可能となり、定着ローラ21が耐熱温度を超えて劣化することを防止できる。
又、A5Tの記録媒体Pの連続通紙枚数が所定枚数(例えば100枚)となっても、非接触型サーミスタ36の検知温度が所定値(例えば140℃)以下の場合には、非接触型サーミスタ36を含む温度検知系の異常と判断して、定着装置20の動作を停止する。このような制御を行うことにより、非接触型サーミスタ36を含む温度検知系の異常を判断して定着装置20の動作を安全に停止することができる。
次に、定着装置20が、加圧ローラ23の加圧力を変更できる機構を備えている場合の例を示す。定着装置20は、定着ローラ21と加圧ローラ23との軸間距離を広げることにより、加圧ローラ23の加圧力を変更できる機構を備えている。このような機構を備え、加圧が不要なときは加圧ローラ23を脱圧位置に移動させることにより、定着ローラ21や加圧ローラ23の塑性変形を防止できる。
図8Aは加圧ローラ23が加圧位置にある場合を示しており、図8Bは加圧ローラ23が脱圧位置にある場合を示している。図8A及び図8Bにおいて、35aは接触型サーミスタ35の温度検知部を示している(以降、温度検知部35aとする)。図8Aに示す加圧位置にある場合は加圧ローラ23と温度検知部35aが接触しているが、図8Bに示す脱圧位置にある場合は加圧ローラ23と温度検知部35aが接触していない。そのため、加圧ローラ23が脱圧位置にある場合には、加圧位置にある場合と比べて、実温度よりも低い温度を検知する。
ここでは、加圧ローラ23が脱圧位置にある場合には、加圧位置にある場合と比べて、実温度よりも約10℃低く検知することが予め分かっているとする。この場合には、加圧ローラ23が加圧位置のときと脱圧位置のときの接触型サーミスタ35の検知温度を比較し、加圧位置の検知温度と脱圧位置の検知温度の差が所定値(10℃)以上の場合に接触型サーミスタ35を含む温度検知系の異常と判断して、定着装置20の動作を停止する。このような制御を行うことにより、接触型サーミスタ35を含む温度検知系の異常を判断して定着装置20の動作を安全に停止することができる。
以上、好ましい実施の形態について詳説したが、上述した実施の形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述した実施の形態では、定着ローラ、加圧ローラ、IHコイル等により構成される定着装置について示したが、本発明はこれに限定されることなく、定着ローラと加熱ローラに張架された定着ベルトで構成された定着装置に適用してもよい。又、ニップ形成部材と摺動する定着ベルトで構成された定着装置において、加圧ローラに複数のサーミスタを備える構成に対して本発明を適用してもよい。
又、上述した実施の形態では、画像形成装置の例としてレーザプリンタを示したが、画像形成装置はレーザプリンタには限定されず、複写機、レーザプリンタ以外のプリンタ、ファクシミリ、印刷機等であってもよい。
10 画像形成装置
11 露光部
12 プロセスカートリッジ
13 転写部
14 排紙トレイ
15、16 給紙部
17 レジストローラ
18 手差し給紙部
19 感光体ドラム
20 定着装置
21 定着ローラ
21a、23a 芯金
21b、23b 弾性層
22 定着スリーブ
22a 基材
22b 弾性層
22c 離型層
23 加圧ローラ
30 誘導加熱部
31 励磁コイル
32 コア部
32a センターコア
32b サイドコア
32c アーチコア
33 消磁コイル部
34 サーモパイル
35 接触型サーミスタ
35a 温度検知部
36 非接触型サーミスタ
36a 検知用サーミスタ
36b 補償用サーミスタ
37 差動アンプ
38 ADコンバータ
39 CPU
41 カム
44 圧接レバー
A 検知誤差
B 検知誤差の上限
C 検知誤差の下限
D 定着ローラの実温度
E 加圧ローラの実温度
F 接触型サーミスタの検知温度
G 異常時の温度プロフィール
H A3T通紙時の軸方向温度分布
I A5T通紙時の軸方向温度分布
K 搬送経路
L 露光光
P 記録媒体
R1、R2 抵抗
T トナー像
V1、V2 電圧
Y1 矢印
特許3777722号

Claims (7)

  1. 記録媒体の未定着画像が形成された側と接し、前記記録媒体に前記未定着画像を加熱定着させる定着回転体と、
    前記記録媒体の前記未定着画像が形成されていない側と接し、前記記録媒体を前記定着回転体側に加圧する加圧回転体と、
    前記加圧回転体の温度を検知する温度検知手段と、を有する定着装置であって、
    前記加圧回転体の通紙領域の温度を検知する非接触型サーミスタと、前記加圧回転体の非通紙領域の温度を検知する接触型サーミスタと、を備え、
    前記温度検知手段は、前記接触型サーミスタであり、
    前記定着装置への入力電圧率が所定値以上、かつ、外気温度が所定値以上の場合において、前記温度検知手段の検知温度が所定の温度以上になる前にウォームアップ動作の開始から所定の時間が経過したとき、又は、前記ウォームアップ動作の開始から前記所定の時間が経過する前に前記温度検知手段の検知温度が前記所定の温度以上になったときに、前記ウォームアップ動作が完了したと判断することを特徴とする定着装置。
  2. 前記ウォームアップ動作の開始から前記所定の時間が経過する前に、前記接触型サーミスタの検知温度が所定の異常検知温度に到達しない場合は、前記接触型サーミスタを含む温度検知系の異常と判断し、定着装置の動作を停止することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 所定の幅の第1の記録媒体と、前記第1の記録媒体よりも幅の広い第2の記録媒体とを含む、幅の異なる複数の記録媒体が通紙可能に構成されており、
    前記非接触型サーミスタは、前記第1の記録媒体に対しては非通紙領域となり、かつ、前記第2の記録媒体に対しては通紙領域となる領域に配置され、
    前記第1の記録媒体が連続通紙され、前記非接触型サーミスタの検知温度が所定の温度以上となったとき、又は、連続通紙枚数が所定の枚数以上となったとき、前記第1の記録媒体の通紙速度を下げることを特徴とする請求項1又は2記載の定着装置。
  4. 前記連続通紙枚数が所定の枚数以上となったとき、前記非接触型サーミスタの検知温度が所定の異常検知温度以上とならない場合には、前記非接触型サーミスタを含む温度検知系の異常と判断し、定着装置の動作を停止することを特徴とする請求項3記載の定着装置。
  5. 前記加圧回転体の加圧力を変更できる機構を備えており、
    前記加圧回転体が加圧位置のときと脱圧位置のときの前記接触型サーミスタの検知温度を比較し、前記加圧位置の検知温度と前記脱圧位置の検知温度の差が所定値以上の場合には前記接触型サーミスタを含む温度検知系の異常と判断し、定着装置の動作を停止することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載の定着装置。
  6. 前記定着回転体の中央部の温度を検知するサーモパイルを備え、
    前記サーモパイルで検知された温度が室温であり、かつ、定着装置を加熱していない状態のとき、前記サーモパイルの検知温度と前記非接触型サーミスタの検知温度とを比較し、検知温度差が所定値以上の場合には前記非接触型サーミスタを含む温度検知系の異常と判断し、定着装置の動作を停止することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項記載の定着装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2010184388A 2010-08-19 2010-08-19 定着装置及び画像形成装置 Active JP5617431B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010184388A JP5617431B2 (ja) 2010-08-19 2010-08-19 定着装置及び画像形成装置
US13/212,718 US8737861B2 (en) 2010-08-19 2011-08-18 Fixing device and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010184388A JP5617431B2 (ja) 2010-08-19 2010-08-19 定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012042760A JP2012042760A (ja) 2012-03-01
JP5617431B2 true JP5617431B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=45594169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010184388A Active JP5617431B2 (ja) 2010-08-19 2010-08-19 定着装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8737861B2 (ja)
JP (1) JP5617431B2 (ja)

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5625924B2 (ja) 2011-01-11 2014-11-19 株式会社リコー 電磁誘導加熱方式定着装置と画像形成装置
JP5773151B2 (ja) 2011-08-17 2015-09-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6069828B2 (ja) 2011-12-05 2017-02-01 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5737629B2 (ja) 2011-12-26 2015-06-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6136220B2 (ja) 2011-12-27 2017-05-31 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP6136221B2 (ja) 2011-12-27 2017-05-31 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
CN103186087B (zh) 2011-12-28 2016-08-03 株式会社理光 定影装置、成像装置和分离构件
JP5796711B2 (ja) 2011-12-28 2015-10-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5904325B2 (ja) 2011-12-28 2016-04-13 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5928783B2 (ja) 2012-01-11 2016-06-01 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5796714B2 (ja) 2012-01-13 2015-10-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5761524B2 (ja) 2012-01-13 2015-08-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5737520B2 (ja) 2012-01-13 2015-06-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6024108B2 (ja) 2012-01-19 2016-11-09 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5970828B2 (ja) 2012-01-19 2016-08-17 株式会社リコー 分離部材、定着装置、及び画像形成装置
JP6333511B6 (ja) 2012-01-23 2023-11-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5967468B2 (ja) 2012-01-24 2016-08-10 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP5943231B2 (ja) 2012-01-26 2016-07-05 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP5835668B2 (ja) 2012-01-27 2015-12-24 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6035668B2 (ja) 2012-01-27 2016-11-30 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP6052598B2 (ja) 2012-01-30 2016-12-27 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5751428B2 (ja) 2012-01-31 2015-07-22 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6051741B2 (ja) 2012-01-31 2016-12-27 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5963105B2 (ja) 2012-02-02 2016-08-03 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6423994B2 (ja) 2012-02-09 2018-11-14 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2013164463A (ja) 2012-02-09 2013-08-22 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5995132B2 (ja) 2012-02-09 2016-09-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5948923B2 (ja) 2012-02-09 2016-07-06 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US9026024B2 (en) 2012-02-09 2015-05-05 Ricoh Company, Ltd. Fixing device capable of minimizing damage of endless rotary body and image forming apparatus incorporating same
JP6003619B2 (ja) 2012-02-09 2016-10-05 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6201312B2 (ja) 2012-02-09 2017-09-27 株式会社リコー 画像形成装置
JP6209311B2 (ja) 2012-02-09 2017-10-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6103679B2 (ja) 2012-02-09 2017-03-29 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5850326B2 (ja) 2012-02-09 2016-02-03 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP6032525B2 (ja) 2012-02-09 2016-11-30 株式会社リコー 画像形成装置
JP5950152B2 (ja) 2012-03-22 2016-07-13 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP2013195857A (ja) 2012-03-22 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 定着装置、及び、画像形成装置
JP5836988B2 (ja) * 2013-02-25 2015-12-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 加熱ベルトの破れ又は偏り検知方法及び画像形成装置
JP6153063B2 (ja) 2013-03-15 2017-06-28 株式会社リコー 加圧力可変機構、定着装置及び画像形成装置
JP2015075525A (ja) 2013-10-07 2015-04-20 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6372313B2 (ja) * 2014-10-31 2018-08-15 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6796274B2 (ja) 2016-01-25 2020-12-09 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
JP6850427B2 (ja) 2016-06-13 2021-03-31 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
JP6841065B2 (ja) * 2017-02-01 2021-03-10 富士ゼロックス株式会社 定着装置、画像形成装置、異常発生判断装置、およびプログラム
JP7238417B2 (ja) * 2019-01-18 2023-03-14 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置、定着方法、及びプログラム
JP2023008288A (ja) 2021-07-05 2023-01-19 株式会社リコー 画像形成装置

Family Cites Families (67)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2968054B2 (ja) 1990-12-21 1999-10-25 株式会社リコー 定着装置における温度検知補正方法
JP3249680B2 (ja) * 1994-05-16 2002-01-21 ブラザー工業株式会社 画像記録装置
JPH10326054A (ja) * 1997-05-26 1998-12-08 Copyer Co Ltd 熱ローラ定着装置及びその熱ローラ定着装置を備えた画像形成装置
JP3777722B2 (ja) 1997-06-11 2006-05-24 コニカミノルタホールディングス株式会社 定着温度制御方法
US6185079B1 (en) 1998-11-09 2001-02-06 International Business Machines Corporation Disk drive with thermal asperity reduction circuitry using a magnetic tunnel junction sensor
JP3478761B2 (ja) 1999-07-15 2003-12-15 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2001051541A (ja) * 1999-08-06 2001-02-23 Konica Corp 画像形成装置
JP2000194228A (ja) 2000-01-01 2000-07-14 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JP2001305904A (ja) * 2000-04-24 2001-11-02 Canon Inc 加熱装置および画像形成装置
JP2002055555A (ja) 2000-08-09 2002-02-20 Canon Inc 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
JP2002148995A (ja) * 2000-11-07 2002-05-22 Canon Inc 加熱装置および画像形成装置
JP2002169413A (ja) * 2000-12-01 2002-06-14 Canon Inc 画像形成装置
JP2002174985A (ja) 2000-12-07 2002-06-21 Canon Inc 定着装置および定着方法
JP2005062491A (ja) * 2003-08-13 2005-03-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP4353419B2 (ja) 2004-02-12 2009-10-28 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4246102B2 (ja) * 2004-04-14 2009-04-02 シャープ株式会社 定着装置およびそれを備えた画像形成装置
US7925177B2 (en) 2004-07-21 2011-04-12 Ricoh Co, Ltd. Image fixing apparatus stably controlling a fixing temperature, and image forming apparatus using the same
JP4883914B2 (ja) 2005-01-24 2012-02-22 株式会社リコー 定着装置及びこれを用いる画像形成装置
JP4658669B2 (ja) * 2005-04-22 2011-03-23 株式会社リコー 画像形成装置
JP2007003808A (ja) 2005-06-23 2007-01-11 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP4728059B2 (ja) 2005-07-15 2011-07-20 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2007102166A (ja) 2005-09-09 2007-04-19 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2007148127A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Ricoh Co Ltd 定着装置と画像形成装置及びその定着装置の温度制御方法
JP2007226137A (ja) 2006-02-27 2007-09-06 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置
JP2007279669A (ja) 2006-03-13 2007-10-25 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置、および定着装置の定着ニップ形成方法
JP2007310353A (ja) 2006-04-17 2007-11-29 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP4786417B2 (ja) 2006-05-26 2011-10-05 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置、並びに加熱制御方法及び加熱制御装置
JP2007322975A (ja) 2006-06-05 2007-12-13 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP4890991B2 (ja) 2006-07-31 2012-03-07 株式会社リコー 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP4982000B2 (ja) 2006-07-31 2012-07-25 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置
JP2008065264A (ja) 2006-09-11 2008-03-21 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2008216825A (ja) 2007-03-07 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP5177348B2 (ja) 2007-03-12 2013-04-03 株式会社リコー 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP2008233790A (ja) 2007-03-23 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 定着装置、これを用いた画像形成装置
US8244168B2 (en) 2007-06-25 2012-08-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus with movable transfer device
JP5121406B2 (ja) 2007-11-13 2013-01-16 株式会社リコー 画像形成装置
JP5282378B2 (ja) * 2007-07-30 2013-09-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4479808B2 (ja) * 2008-02-20 2010-06-09 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置、及び画像形成方法
JP5286869B2 (ja) 2008-03-25 2013-09-11 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置
JP5648263B2 (ja) 2008-05-30 2015-01-07 株式会社リコー 画像形成装置
JP5354961B2 (ja) 2008-06-09 2013-11-27 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5200722B2 (ja) 2008-07-17 2013-06-05 株式会社リコー 画像記録装置
JP2010066347A (ja) 2008-09-09 2010-03-25 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5177412B2 (ja) 2008-09-19 2013-04-03 株式会社リコー 画像形成装置
JP2010151906A (ja) 2008-12-24 2010-07-08 Ricoh Co Ltd ベルト駆動機構、定着装置及び画像形成装置
JP5257848B2 (ja) 2009-03-10 2013-08-07 株式会社リコー 転写定着装置及び画像形成装置
US8422925B2 (en) 2009-03-17 2013-04-16 Ricoh Company, Ltd. Transfer-fixing device and image forming apparatus incorporating same
JP5360686B2 (ja) 2009-05-27 2013-12-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5464411B2 (ja) 2009-07-29 2014-04-09 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2011043666A (ja) 2009-08-21 2011-03-03 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP5521776B2 (ja) 2009-08-24 2014-06-18 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5418068B2 (ja) 2009-08-26 2014-02-19 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5582455B2 (ja) 2009-09-03 2014-09-03 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5299690B2 (ja) 2009-09-10 2013-09-25 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5366005B2 (ja) 2009-09-10 2013-12-11 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5375469B2 (ja) 2009-09-14 2013-12-25 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5581634B2 (ja) 2009-09-15 2014-09-03 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2011064767A (ja) 2009-09-15 2011-03-31 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5326958B2 (ja) 2009-09-15 2013-10-30 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5472605B2 (ja) 2009-10-09 2014-04-16 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5440777B2 (ja) 2009-11-17 2014-03-12 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5532977B2 (ja) 2009-11-30 2014-06-25 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5333194B2 (ja) 2009-12-22 2013-11-06 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5604881B2 (ja) 2010-01-15 2014-10-15 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
US8600276B2 (en) 2010-01-27 2013-12-03 Ricoh Company, Limited Heat conduction unit, fixing device, and image forming apparatus
JP5445188B2 (ja) 2010-02-07 2014-03-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5445189B2 (ja) 2010-02-08 2014-03-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012042760A (ja) 2012-03-01
US20120045226A1 (en) 2012-02-23
US8737861B2 (en) 2014-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5617431B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5593973B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US8488981B2 (en) Fixing device and image forming apparatus using the same
JP4314247B2 (ja) 像加熱装置
JP6108837B2 (ja) 画像加熱装置
JP4706725B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2017122768A (ja) 画像形成装置
JP4943810B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4878745B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5008120B2 (ja) 画像形成装置
JP5656376B2 (ja) 電磁誘導加熱方式の加熱装置
JP5659624B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7154854B2 (ja) 画像形成装置及び定着装置
JP2007333878A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5423492B2 (ja) 定着装置、及び、これを用いた画像形成装置
JP4622588B2 (ja) 画像形成装置および電力接続切替装置の異常検知方法
JP4678714B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014029373A (ja) 像加熱装置
JP4401948B2 (ja) 像加熱装置
JP2017223819A (ja) 定着装置
JP6185433B2 (ja) 定着装置、及びそれを備えた画像形成装置
JP2006078875A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6153309B2 (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP2011138155A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014052459A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140901

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5617431

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151