JP2012162243A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、キャニスタを保護することができると共に車両の大型化を伴うことなく燃料タンクに十分な容量をもたせることができる鞍乗り型車両を提供することを課題とする。
【解決手段】自動二輪車10は、左右一対のシートレール23L、23Rと、これらのシートレール23L、23Rに取付けられる燃料タンク44と、この燃料タンク44の下方に配置されるリヤフェンダと、このリヤフェンダ48の上方に配置され燃料タンク44で蒸発した燃料ガスを吸着するキャニスタ45とを備える。キャニスタ45は、燃料タンク44の後部下方に配置され、車両平面視で燃料タンクと少なくとも一部が重なり、左右一対のシートレール後部を連結するクロスメンバ136の車両前方に配置される。
【選択図】図5

Description

本発明は、燃料タンクで蒸発した燃料ガスを吸着するキャニスタが備えられている鞍乗り型車両の改良に関する。
車両にキャニスタが備えられ、このキャニスタに燃料タンクで発生する燃料ガスを吸着させ、燃料ガスが大気中に発散することを防止する鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1(図2、図3)参照。)。
特許文献1の図2及び図3に示されるように、鞍乗り型車両の後部に後輪(3)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)を覆う泥除けとしてのフェンダ(4)が設けられ、このフェンダ(4)の車幅方向右側にキャニスタ(18)が設けられ、このキャニスタ(18)の上方に燃料タンク(1)配置される。すなわち、キャニスタ(18)は、高さ方向で燃料タンク(1)とフェンダ(4)との間に配置されると共に、車両平面視で車幅方向右側に設けられている。
特許文献1の技術では、キャニスタ(18)は、フェンダ(4)の上方位置にて車幅方向右側に配置されているため、キャニスタ(18)を外から保護するためには、別途、フェンダ(4)に保護壁を設ける等の対策が必要になる。
加えて、車体後部にキャニスタ(18)を配置しつつ燃料タンク(1)に十分な容量をもたせようとすると、高さ方向に車両が大型化するという課題がある。
キャニスタを保護することができると共に車両の大型化を伴うことなく燃料タンクに十分な容量をもたせることができる技術が望まれる。
特開平4−372484号公報
本発明は、キャニスタを保護することができると共に車両の大型化を伴うことなく燃料タンクに十分な容量をもたせることができる鞍乗り型車両を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームと、この車体フレームに含まれ車両後方へ延びる左右一対のシートレールと、これらのシートレールに取付けられる燃料タンクと、この燃料タンクの上方に配置されるシートと、燃料タンクの下方に配置され少なくとも後輪の上方を覆うフェンダと、このフェンダの上方に配置されるキャニスタと、を備える鞍乗り型車両において、キャニスタは、燃料タンクの後部下方に配置され、車両平面視で燃料タンクと少なくとも一部が重なり、且つ、車両側面視でシートレールと重なるように配置されると共に、左右一対のシートレール後部を連結するクロスメンバの車両前方に配置されることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、フェンダの車幅方向端部は、連結部材にてキャニスタの車幅方向外方に配置される車体カバーに連結され、キャニスタは、車幅方向に延びる本体部と、この本体部の開口を塞ぐ左右方向一側の側面を形成する第1側面部及び左右方向他側の側面を形成する第2側面部とを備え、第1側面部に燃料タンクで蒸発した燃料ガスをキャニスタ内へ流入させる燃料ガス流入口及びキャニスタに溜めた燃料ガスを外へ排出させる燃料ガス排出口が設けられ、第2側面部にキャニスタ内の圧力を大気圧に調整する大気開放口及びキャニスタ内に溜まった液体を排出させるドレーン口が設けられ、燃料ガス流入口に燃料タンクから延ばし燃料タンクで蒸発した燃料ガスを流す吸入配管が接続され、大気開放口は、車体カバーに臨むように開放されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、吸入配管は、車幅方向に延ばされ、左右方向にて折り返すように屈曲形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、フェンダにキャニスタを支える前リブ及び後リブが一体形成され、この後リブに吸入配管を支承する配管支承部が更に形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、左右一対のシートレールに設けられ燃料タンクを取付ける燃料タンク取付部は、車両平面視で、第1側面部及び第2側面部の車幅方向外方に配置されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、燃料タンク取付部の車両後方位置にて、左右一対のシートレールに乗員が握ることができるグラブレールを取付けるグラブレール取付部が設けられていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、クロスメンバに、シートを保持するシートキャッチ機構が備えられていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、燃料ガス排出口からキャニスタに蓄えられた燃料ガスを排出する排出配管が延ばされ、この排出配管がエンジンの吸気系に連結され、排出配管は、燃料ガス流出口から延びる第1排出配管と、この第1排出配管の先に接続するジョイント部材と、このジョイント部材から延びてエンジンの吸気装置に接続される第2排出配管とからなり、フェンダにジョイント部材の部位で排出配管を保持する配管ホルダ部が一体形成されていることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、燃料タンクの車両前方に且つシートの下方に樹脂製のラゲッジボックスが設けられ、このラゲッジボックスの前方に吸気系が設けられ、ラゲッジボックスに排出配管を係止するホースフックが設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、キャニスタは、燃料タンクの後部下方に配置され、クロスメンバの車両前方に配置されると共に、左右一対のシートレールの間に配置されている。すなわち、キャニスタの前方及び後方に、各々、燃料タンクとクロスメンバとが配置され、キャニスタの左右側方に、シートレールが配置されている。
キャニスタの左右及び後方をシートレール及びクロスメンバで囲ったので、部品点数の増加を伴うことなくキャニスタを保護することができる。
また、キャニスタは、車両平面視で燃料タンクと少なくとも一部が重なるように形成されているので、所定の燃料タンク容量を容易に確保しながら燃料タンクの後方の空間を有効に利用できる。
請求項2に係る発明では、キャニスタは、車幅方向に延びているので、車両長手方向の大型化を抑制することができ、燃料タンクの車幅方向長さの確保が容易になる。結果、燃料容量を確保し易くなる。
また、キャニスタに開けた大気開放口は、車体カバーとフェンダとを連結部材で連結し車体カバーとフェンダで覆われているので、車体カバーとフェンダ間の隙間を低減し、大気開放口近傍の防塵性を高めることができる。大気開放口の近傍の防塵性が高まれば、この大気開放口へ防塵性確保のため通常接続している配管を省略できる。配管が省略されれば、配管の取り回しや組付けに必要なスペースが低減され、車両のコンパクト化を図り易くなる。
請求項3に係る発明では、車幅方向に延びている吸入配管は、左右方向に折り返すように屈曲形成されている。
車両が左又は右に傾くと、燃料タンク中の燃料が吸入配管へ侵入することがある。
本発明によれば、侵入した燃料は吸入配管中の屈曲部により侵入を抑制され、車両が傾斜からの復帰時に燃料が燃料タンクに戻される。従って、ロールオーババルブ等を用いることなく、車両傾斜時のキャニスタへの燃料の流入を抑制することができる。
請求項4に係る発明では、フェンダにリブを一体形成し、リブに更に配管支承部を形成した。配管支承部でリブを補強することができる。
また、配管支承部とリブとを別々にフェンダに設ける場合に比較して、リブに配管支承部を一体形成すれば、相互に剛性を高め、配管支承部と後リブの軽量化を図ることができる。
請求項5に係る発明では、燃料タンク取付部は、車両平面視で、キャニスタの第1側面部及び第2側面部の車幅方向外方に配置されている。燃料タンク取付部は剛性に富み、このような燃料タンク取付部でキャニスタの両端をカバーするため、キャニスタを車両外方から効果的に保護することができる。
請求項6に係る発明では、キャニスタは、タンク取付部が取付けられる左右一対のシートレールに加えてグラブレールにて覆われる。グラブレールは剛性に富み、このようなグラブレールでキャニスタの両端をカバーするため、キャニスタを車両外方から効果的に保護することができる。
請求項7に係る発明では、クロスメンバに高さ方向にシートキャッチ機構が延びている。高さ方向に延びているシートキャッチ機構により車両後方からキャニスタを覆うことができるので、キャニスタの保護範囲を拡大することができると共に防塵性を高めることができる。
請求項8に係る発明では、排出配管を第1排出配管と第2排出配管とからなる分割構造とした。排出配管が長いと取り回し性が悪くなり、成形などのコストが嵩む。
この点、本発明によれば、排出配管が分割され、加工対象物が短くなるので、成形などの加工コストを下げることができる。
また、第1排出配管と第2排出配管とはジョイント部材で連結する。ジョイント部材は、第1排出配管と第2排出配管の一般部位よりも大径となる。このようなジョイント部材及び第1排出配管と第2排出配管の端部を配管ホルダ部に取付ければ、排出配管を配管の長手軸方向に容易に位置決めすることができる。
請求項9に係る発明では、キャニスタから吸気系に延びている排出配管を、比較的大型で樹脂製のラゲッジボックスに保持させた。ラゲッジボックスを樹脂製としたので、保持部の形成が容易であり、この保持部は、比較的大型のラゲッジボックスを利用して任意の位置に設けることができる。従って、排出配管の配索を直線的に配索することができ、配管長を短縮することが可能になる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 キャニスタから吸気系に延びる排出配管の配索を説明する図である。 リヤカバーとシートを取り除いた後における車両後部の側面図である。 図3の4−4線断面図である。 リヤフェンダの車幅方向端部及びその近傍の斜視図である。 図3の6−6線断面図である。 キャニスタの取付構造を説明する分解斜視図である。 排出配管の保持構造を説明する図である。 図7の組立完了時の形態を示す斜視図である。 図3の10矢視図である。 ドレーン口から排出された液体の流れを説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、車両前部に配置されハンドル11によって操向可能に設けた前輪12と、この前輪12の後方に配置される駆動源としてのエンジン13と、このエンジン13の後方に配置されエンジン13によって駆動される後輪14と、前輪12と後輪14の間に設けたシート15とを有し、このシート15に乗員が跨って座る形態の鞍乗り型車両である。
次に、自動二輪車10の骨格をなす車体フレームについて説明する。
図2に示されているように、車体フレーム20は、前輪12を支えるフロントフォーク19を操向可能に支持するヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21から車両斜め後ろ後方に向けて延出される1本のメインフレーム22と、このメインフレーム22の後部から車両後方に延出される左右一対のシートレール23L、23R(手前側の符号23Lのみ示す。)と、メインフレーム22の後部から垂下される左右一対のピボットフレーム24とを主要素とする。ピボットフレーム24に、メインスタンド(図1、符号25)が備えられている。
エンジン13の下面に、ステップステー26が取付けられている。このステップステー26は、車幅方向外方に延ばされ、ステップステー26の両端に運転者が足を置く左右の運転者用ステップ27L、27R(手前側の符号27Lのみ示す。)が設けられている。
また、シートレール23L、23Rの車幅方向外方位置にて、左右のシートレール23L、23Rに、左右のピリオンステップブラケット31L、31R(手前側の符号31Lのみ示す。)が取付けられている。左右のピリオンステップブラケット31L、31Rは、各々、同乗者が足を置くステップ32L、32R(手前側の符号32Lのみ示す。)を支持する部材である。左右のピリオンステップブラケット31L、31Rは、その長手方向が車両長手方向に延ばされている。
メインフレーム22の下方に、エンジン13が配置され、このエンジン13の上方に吸気系35が設けられている。エンジン13は、エンジンステー34によって懸架されている。
吸気系35は、エンジン11を構成するシリンダヘッド61の上面に形成されている吸気ポートに接続されるインテークパイプ36と、このインテークパイプ36の先に連結されるキャブレター37と、このキャブレター37の先に連結されるコネクテイングチューブ38と、このコネクテイングチューブ38の先に連結される吸気チャンバー39と、この吸気チャンバー39の先に連結されるエアクリーナ40とからなる。
なお、キャブレターはスロットルボデイでも良いものとする。
燃料を供給する燃料配管43は、車両後部に配置されている燃料タンク44から延ばされて吸気系35に接続されている。また、燃料タンク44で蒸発した燃料ガスを蓄えるキャニスタ45が燃料タンク44の後部下方に配置されている。キャニスタ45からキャニスタ45に蓄えられた燃料ガスを通す排出配管53が前方に延ばされ、この排出配管53は吸気系35の一部を構成するキャブレター37又はインテークパイプに接続されている。
燃料タンク44は、左右一対のシートレール23L、23Rに取付けられている。
燃料タンク44の下方に少なくとも後輪14の上方を覆うフェンダ(リヤフェンダ48)が配置されている。リヤフェンダ48の上方にキャニスタ45が配置されている。
燃料タンク44の車両前方に樹脂製のラゲッジボックス51が設けられている。このラゲッジボックス51の前方に吸気系35が設けられ、ラゲッジボックス51に排出配管53及び燃料タンク44からキャブレター37に燃料を供給する燃料ホースを係止するホースフック52が設けられている。
図1を併せて参照して、燃料タンク44及びラゲッジボックス51の上方にシート15が設けられている。すなわち、シート15の下方にラゲッジボックス51が設けられている。
なお、本実施例では、ホースフック52はラゲッジボックス51の前部及び後部に2つ設けられているが、必要に応じてその数を増減することは差し支えない。
図2に戻って、メインフレーム22の後部から垂下されているピボットフレーム24の後部車幅方向外側には、後輪14を回転自在に支持するスイングアーム73がピボット軸72を介して揺動自在に軸支されている。スイングアーム73とシートレール23L、23Rの間に各々リヤクッションユニット76L、76Rが介在されている。
図1に戻って、エンジン13は、車両前方から後方へ、シリンダヘッド61と、シリンダブロック62と、変速機ケースと一体に形成されるクランクケース63とを具備し、エンジン後部のクランクケース63には、エンジン13の出力軸としてのドライブ軸66と、このドライブ軸66に取付けられたドライブスプロケット67とが設けられ、このようなドライブスプロケット67を覆うドライブスプロケットカバー68がエンジン13に取付けられている。クランクケース63に変速ペダル71が取付けられている。
ドライブ軸66にドライブスプロケット67が取付けられ、後輪14にドリブンスプロケット74が取付けられ、ドライブスプロケット67とドリブンスプロケット77の間に、ドライブ軸66から後輪14へ駆動力を伝達するチェーン78が巻き掛けられている。このチェーン78の少なくとも上部及び上部側面は、チェーンケース79によって覆われている。チェーンケース79は、その前部と後部とがスイングアーム73に取付けられている。
シリンダヘッド61の下面に、排気管81が連結されている。この排気管81は、車両後方へ延ばされ後端が消音器82に連結されている。
次に、車体カバーについて説明する。
自動二輪車10は、車体カバー90によって覆われている。車体カバー90は、車両の前面を覆うフロントカバー91と、このフロントカバー91の後部から車両後方へ連続して設けられ車両後方へ延ばされ車両の側面を覆うサイドカバー92L、92R(手前側の符号92Lのみ示す。)と、これらの左右のサイドカバー92L、92Rの下縁に連続して配置されピボットフレーム(図2、符号24)を外側方から覆う左右のピボットプレートカバー93L、93R(手前側の符号93Lのみ示す。)と、サイドカバー92L、92Rの上部に設けられ車両の上部を覆うアッパーカバー94とを有する。フロントカバー91に、左右のウインカ95L、95R(手前側の符号95Lのみ示す。)が取付けられている。
サイドカバー22は、メインフレーム(図2、符号22)及びエンジン13の左右の側方を覆う左右のメインフレームサイドカバー97L、97R(手前側の符号97Lのみ示す。)と、これらの左右のメインフレームサイドカバー97L、97Rの後縁から連続して車両後方へ延ばされる左右のリヤサイドカバー98L、98R(手前側の符号98Lのみ示す。)とからなる。
前輪12の上方に、フロントフェンダ47が配置され、ハンドル11の周囲に、ハンドル11を囲うハンドルカバー101が配置され、このハンドルカバー101の前部にヘッドライト102が取付けられている。また、後輪14の上方に、リヤフェンダ48が配置され、リヤフェンダ48の上方にテールライト103が配置され、このテールライト103を覆うテールライトカバー104が設けられ、テールライトカバー104の上方にグラブレール105が配置されている。シート15の下方に、センタカバー106が配置されている。
ヘッドパイプ21、エンジン13、吸気系35及びメインフレーム(図2、符号22)の少なくとも左右の側方は、左右別体に形成される左右のメインフレームサイドカバー97L、97Rによって覆われ、これらの左右のメインフレームサイドカバー97L、97Rの間に、メインフレーム22の上方を覆うアッパーカバー94が配置されている。
加えて、メインフレーム22の前部に風よけとしての左右のレッグシールド111L、111R(左側の符号111Lのみ示す。)が配置されている。これらの左右のレッグシールド111L、111Rは、高さ方向に延ばされている。本実施例では、左右のレッグシールド111L、111Rは、各々、左右のメインフレームサイドカバー97L、97Rに含まれており左右のメインフレームサイドカバー97L、97Rと一体的に形成されている。
左右のシートレール23L、23Rの車幅方向外方に、同乗者が足を置くステップ32L、32Rを支持する左右のピリオンステップブラケット31L、31Rが取付けられている。これらの左右のピリオンステップブラケット31L、31Rの縁に付設した嵌合部(図2、符号115a、115a(図手前側の符号115aのみ示す。))には、左右のピボットプレートカバー93L、93Rが取付られるようにした。
具体的には、左右のピリオンステップブラケット31L、31Rの下部に設けた嵌合部(図2、符号115a、115a)に、各々、左右のピボットプレートカバー93L、93Rが取付けられ、左右のピリオンステップブラケット51Rの上部に設けた嵌合部(図2、符号115b、115b(図手前側の符号115bのみ示す。))に、左右のリヤサイドカバー98L、98Rが取付けられている。
左右のピボットプレートカバー93L、93Rは、車両側面視で、ドライブスプロケットカバー68とチェーンケース79の双方に重なるように配置されている。
なお、キャニスタ(図2、符号45)は、車幅方向外方から車体カバー(リヤサイドカバー98L、98R)で覆われる。すなわち、キャニスタ45の車幅方向外方に車体カバー(リヤサイドカバー98L、98R、アンダーカバー99L、99R)が配置されている。
次に、キャニスタの配置等について説明する。
図3に示すように、キャニスタ45は、燃料タンク44の後部下方に配置され、且つ、シートレール23L、23Rの車幅方向内側に車両側面視でシートレール23L、23Rと重なるように配置されている。
図4に示すように、キャニスタ45は、車幅方向に延びる本体部121と、この本体部121の開口を塞ぐ左右方向一側の側面を形成する第1側面部122及び左右方向他側の側面を形成する第2側面部123とを備え、第1側面部122に燃料タンク(図3、符号44)で蒸発した燃料ガスをキャニスタ45内へ流入させる燃料ガス流入口125及びキャニスタ45に溜めた燃料ガスを外へ排出させる燃料ガス排出口126が設けられ、第2側面部123にキャニスタ45内の過剰な燃料ガスを大気へ放出させる大気開放口127及びキャニスタ45内に溜まった液体を排出させるドレーン口128が設けられ、燃料ガス流入口125に燃料タンク44から延ばし燃料タンク44で蒸発した燃料ガスを流す吸入配管131が接続され、大気開放口127は、車体カバー90とフェンダ48で覆われている。
次に、フェンダの支持構造等について説明する。
図5に示すように、リヤフェンダ48の車幅方向端部は、連結部材100にて前記キャニスタ(45)の車幅方向外方に配置される車体カバー90の一部を構成するアンダーカバー99L、99Rに各々連結されている。
図4を併せて参照して、リヤフェンダ48とアンダーカバー99L、99Rとリヤサイドカバー98L、98Rの間は、隙間を最小限とするように連結されており、アンダーカバー99Lの近傍でアンダーカバー99Lの車幅方向内側に大気解放口127が配置されている。すなわち、大気開放口127は、アンダーカバー99L、リヤサイドカバー98L及びリヤフェンダ48で覆われている。
図6に示すように、左右一対のシートレール23L、23Rに設けられ燃料タンク44を取付ける燃料タンク取付部133L、133Rは、車両平面視で、第1側面部122及び第2側面部123の車幅方向外方に配置されている。
燃料タンク取付部133L、133Rは、車両平面視で、第1側面部122及び第2側面部123の車幅方向外方に配置されているので、キャニスタ45の保護効果を一層高めることができる。
図4を併せて参照して、キャニスタ45は、燃料タンク44の後部下方に配置され、車両平面視で燃料タンク44と少なくとも一部が重なり、左右一対のシートレール23L、23Rの後部を連結するクロスメンバ136の車両前方に配置される。
クロスメンバ136に、シート15を保持するシートキャッチ機構141が備えられている。クロスメンバ136に高さ方向にシートキャッチ機構141が延びている。高さ方向に延びているシートキャッチ機構141により車両後方からキャニスタ45を覆うことができるので、キャニスタ45の保護範囲を拡大することができると共に防塵性を高めることができる。
吸入配管54は、車幅方向に延ばされ、この吸入配管54の車幅方向左右端142L、142Rが屈曲形成されている。
車両が左又は右に傾いたときに、吸入配管54に進入した流体は、左端部142L又は右端部142Rに溜まる。これにより、流体が吸入配管54内をキャニスタ45まで移動することを抑えることができる。
ドレーン口128の出口近傍にて左アンダーカバー99Lの内壁にドレーン口128から排出された流体をリヤフェンダの上面48aに導くガイド片129が設けられている。
キャニスタ45の車両前方で、燃料タンク44との間に配管保持部146を設け、排出配管53をキャニスタ45と燃料タンク44の間に通過させる。
キャニスタ45の車両前方に離間させて燃料タンク44を配置したので、キャニスタ45と燃料タンク44の間の干渉を回避した上で、排出配管53を通過させることになるため、デッドスペースを減らして車両をコンパクト化することができる。
図7に示すように、リヤフェンダ48にキャニスタ45を支える前リブ151及び後リブ152が一体形成されている。リヤフェンダ48にキャニスタ45を支える前リブ151及び後リブ152が一体形成されているので、部品点数を減らすことができる。
燃料ガス排出口126からキャニスタ45に蓄えられた燃料ガスを排出する排出配管53が延ばされ、この排出配管53がエンジンの吸気系(図2、符号35)に連結されている。
排出配管53は、燃料ガス排出口126から延びる第1排出配管55と、この第1排出配管の先55aに接続するジョイント部材57と、このジョイント部材57から延びてエンジンの吸気系35に接続される第2排出配管56とからなる。59はホースクリップである。排出配管53を第1排出配管55と第2排出配管56とからなる分割構造としたので、1本の配管に較べて排出配管53の成形が容易に行える。
リヤフェンダ48の前リブ151に第2排出配管56を保持する配管保持部146が一体形成され、更にリヤフェンダ48にジョイント部材57の部位で排出配管53を保持する配管ホルダ部147が一体形成されている。配管ホルダ部147により排出配管53を支えることで、排出配管53は保持される。
次図にて、排出配管53を保持する構造について説明する。
図8に示すように、ジョイント部材57の両端外周に排出配管53(第1排出配管55及び第2排出配管56)が嵌合し、各々、ホースクリップ59、59で抜け止めされる。嵌合された嵌合部の近傍149、149での配管の外径は、他の配管の外径よりも外方に張出し大きくなるため、この嵌合部の近傍149、149を配管ホルダ部147で保持し、位置決めするようにした。
すなわち、配管ホルダ部147の位置で排出配管53を配管ホルダ部147に保持させるときに、ジョイント部材57により連結部での第1排出配管55と第2排出配管56の外径が大きくなり、大きくなった外径をもつ連結部158を配管ホルダ部147に保持させることで、排出配管53を配管の長手軸方向に容易に位置決めさせることができる。
図6を併せて参照して、キャニスタ45に蓄えられた燃料ガスを排出する排出配管53が燃料ガス排出口126から延ばされ、この排出配管53がエンジンの吸気系35に連結されている。
さらに、後リブ152に吸入配管(図5、符号54)を上下方向で支承する配管支承部155が更に形成されている。具体的には、後リブ152上端の上方に吸入配管54が位置するように配置される。後リブ152に配管支承部155が設けられているので、リヤフェンダ48とは別に配管を保持する部材を設けた場合に較べて軽量化を図ることができると共に吸入配管54を保持することができる。
図9に示すように、ゴム等からなる円環状の押え部材156をキャニスタ45に挿通させた後、押え部材156に設けられたスリット孔150にリブ151、152を係合させ、リヤフェンダ48にキャニスタ45を取付ける。
次に、リヤサイドカバー98L、98Rの上部取付構造等について説明する。
図6に戻って、燃料タンク取付部133L、133Rの車両後方位置にて、左右一対のシートレール23L、23Rに乗員が握ることができるグラブレール161を取付けるグラブレール取付部162L、162Rが設けられている。
図10に示すように、グラブレール161がグラブレール取付部(図5、符号162L、162R)に取付けられている。
グラブレール161は、車両平面視で略U字状を呈し乗員が握ることができる握り部163と、この握り部163の車幅内側に延びてグラブレール取付部162L、162Rに当接可能に設けた左右の座部164L、164Rと、これらの左右の座部164L、164Rの後部に渡されるクロスメンバ136と、左右の座部164L、164Rから車両前方に延びて左右のリヤサイドカバー98L、98Rの上部が締結部材167、167を介して取付けられる上固定部166L、166Rとを有する。
以上に述べた鞍乗り型車両の作用を次に述べる。
図6に戻って、キャニスタ45は、燃料タンク44の後部下方に配置され、クロスメンバ136の車両前方に配置されると共に、左右一対のシートレール23L、23Rの間に配置されている。すなわち、キャニスタ45の前方及び後方に、各々、燃料タンク44とクロスメンバ136とが配置され、キャニスタ45の左右側方に、シートレール23L、23Rが配置されている。
キャニスタ45の左右及び後方をシートレール23L、23R及びクロスメンバ136で囲ったので、部品点数の増加を伴うことなくキャニスタ45を保護することができる。
また、キャニスタ45は、車両平面視で燃料タンク44と少なくとも一部が重なるように形成されているので、所定の燃料タンク容量が容易に確保されると共に燃料タンクの後方の空間を有効に利用できる。
図4を併せて参照して、キャニスタ45は、車幅方向に延びているので、車両長手方向の大型化を抑制し、燃料タンク44の車幅方向長さがかせげ、燃料容量の確保が容易になる。
キャニスタ45に開けた大気開放口127は、連結部材としてのアンダーカバー99L、99Rで覆われているので、大気開放口127近傍の防塵性を向上させることができる。大気開放口127の近傍の防塵性が向上すれば、この大気開放口127へ通常接続している配管を省略できる。配管が省ければ、車両に必要なスペースが低減され、車両のコンパクト化が図れる。
図2に戻って、比較的大型で樹脂製のラゲッジボックス51に、排出配管53を保持させた。樹脂製のラゲッジボックス51であれば、排出配管の保持部(ホースフック52)の形成が容易であり、このホースフック52は、比較的大型のラゲッジボックス51の側部に比較的自由に配置できる。従って、排出配管53の配索を、直線的に配索させることができ、配管長を短縮することが可能になる。
図11に示すように、ドレーン口128から排出された流体は、ドレーン口128の出口近傍にて左アンダーカバー99Lの内壁に設けたガイド片(図5、符号129)を伝わって、リヤフェンダの上面48aに達し、図矢印aのように車両前方に導かれ、車両の外に排出される。ガイド片129を設けることで、車両姿勢が変化したときでも、流体を好ましい方向に導くことができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、鞍乗り型三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
本発明は、自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、14…後輪、15…シート、20…車体フレーム、23L、23R…シートレール、35…エンジンの吸気系、44…燃料タンク、45…キャニスタ、48…フェンダ(リヤフェンダ)、51…ラゲッジボックス、52…ホースフック、53…排出配管、54…配管(吸入配管)、55…第1排出配管、56…第2排出配管、57…ジョイント部材、90…車体カバー、98L、98R…車体カバー(リヤサイドカバー)、99L、99R…車体カバー(アンダーカバー)、100…連結部材、121…本体部、122…第1側面部、123…第2側面部、124…、125…燃料ガス流入口、126…燃料ガス排出口、127…大気開放口、128…ドレーン口、133L、133R…燃料タンク取付部、136…クロスメンバ、141…シートキャッチ機構、142L、142R…吸入配管の左右端、146…配管保持部、147…配管ホルダ部、151…リブ(前リブ)、152…後リブ、155…配管支承部、161…グラブレール。

Claims (9)

  1. 車体フレーム(20)と、この車体フレーム(20)に含まれ車両後方へ延びる左右一対のシートレール(23L、23R)と、これらのシートレール(23L、23R)に取付けられる燃料タンク(44)と、この燃料タンク(44)の上方に配置されるシート(15)と、前記燃料タンク(44)の下方に配置され少なくとも後輪(14)の上方を覆うフェンダ(48)と、このフェンダ(48)の上方に配置されるキャニスタ(45)と、を備える鞍乗り型車両において、
    前記キャニスタ(45)は、前記燃料タンク(44)の後部下方に配置され、車両平面視で前記燃料タンク(44)と少なくとも一部が重なり、且つ、車両側面視で前記シートレール(23L、23R)と重なるように配置されると共に、前記左右一対のシートレール(23L、23R)後部を連結するクロスメンバ(136)の車両前方に配置されることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記フェンダ(48)の車幅方向端部は、連結部材(100)にて前記キャニスタ(45)の車幅方向外方に配置される車体カバー(90)に連結され、
    前記キャニスタ(45)は、車幅方向に延びる本体部(121)と、この本体部(121)の開口を塞ぐ左右方向一側の側面を形成する第1側面部(122)及び左右方向他側の側面を形成する第2側面部(123)とを備え、前記第1側面部(122)に前記燃料タンク(44)で蒸発した燃料ガスを前記キャニスタ(45)内へ流入させる燃料ガス流入口(125)及び前記キャニスタ(45)に溜めた燃料ガスを外へ排出させる燃料ガス排出口(126)が設けられ、前記第2側面部(123)に前記キャニスタ(45)内の圧力を大気圧に調整する大気開放口(127)及び前記キャニスタ(45)内に溜まった液体を排出させるドレーン口(128)が設けられ、
    前記燃料ガス流入口(125)に前記燃料タンク(44)から延ばし前記燃料タンク(44)で蒸発した燃料ガスを流す吸入配管(54)が接続され、
    前記大気開放口(127)は、前記車体カバー(90)に臨むように開放されていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記吸入配管(54)は、車幅方向に延ばされ、左右方向にて折り返すように屈曲形成されていることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記フェンダ(48)に前記キャニスタ(45)を支えるリブ(151)が一体形成され、このリブ(151)に配管(54)を支承する配管保持部(146)が更に形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記左右一対のシートレール(23L、23R)に設けられ前記燃料タンク(44)を取付ける燃料タンク取付部(133L、133R)は、車両平面視で、前記第1側面部(122)及び前記第2側面部(123)の車幅方向外方に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記燃料タンク取付部(133L、133R)の車両後方位置にて、前記左右一対のシートレール(23L、23R)に乗員が握ることができるグラブレール(161)を取付けるグラブレール取付部(162L、162R)が設けられていることを特徴とする請求項5記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記クロスメンバ(136)に、前記シート(15)を保持するシートキャッチ機構(141)が備えられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記燃料ガス排出口(126)から前記キャニスタ(45)に蓄えられた燃料ガスを排出する排出配管(53)が延ばされ、この排出配管(53)が前記エンジンの吸気系(35)に連結され、
    前記排出配管(53)は、前記燃料ガス排出口(126)から延びる第1排出配管(55)と、この第1排出配管(55)の先に接続するジョイント部材(57)と、このジョイント部材(57)から延びて前記エンジンの吸気系(35)に接続される第2排出配管(56)とからなり、
    前記フェンダ(48)に前記ジョイント部材(57)の部位で前記排出配管(53)を保持する配管ホルダ部(147)が一体形成されていることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両。
  9. 前記燃料タンク(44)の車両前方に且つ前記シート(15)の下方に樹脂製のラゲッジボックス(51)が設けられ、このラゲッジボックス(51)の前方に前記吸気系(35)が設けられ、
    前記ラゲッジボックス(51)に前記排出配管(53)を係止するホースフック(168)が設けられていることを特徴とする請求項8記載の鞍乗り型車両。
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