JP2005121544A - 半導体集積回路及びその検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 信号入出力端子の数が少ないテスタを使用して検査することができ、検査時間が短く、専用のプローブカードを必要とせず、パッドの配置及び機能がプローブカードに拘束されず設計の自由度が高い半導体集積回路及びその検査方法を提供する。
【解決手段】 LSI1において、組合せ回路2a乃至2cに信号を入出力する入出力バッファとして、入力用バッファ3a及び3b、双方向バッファ4a乃至4c、出力用バッファ5を設ける。また、入力用バッファ3a及び3b並びに双方向バッファ4a乃至4cに接続されたパッド10には、パッド10に電源電位又は接地電位を印加するかフローティング状態とするかを切替えるスイッチ11を設ける。そして、プルアップ/プルダウン制御テストバッファ12から出力された制御信号が各バッファのスイッチ11を切替えるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体ウエハ上に形成された半導体集積回路及びそのウエハ検査方法に関する。
シリコンウエハ上に形成されたLSI(Large Scale Integrated circuit:大規模集積回路)等の半導体集積回路は、チップにダイシングされる前に、ウエハ状態のまま検査が行われる。このような検査は、LSIの各パッドに試験装置であるテスタの信号入出力端子と接続されるピンを立てて、テスタがこのピンを介してLSIに信号を入出力することにより行われる。
しかし近時、LSIのパッド数は例えば500乃至1000又はそれ以上と極めて多くなっている。これに対して、端子数が多いテスタは極めて高価であることから、自ずとテスタの端子数にはコストとの関係から限界がある。つまり、LSIの全てのパッドをテスタの端子と接続して検査しようとすると、検査コストが極めて高くなってしまい、実現不可能になってきている。
そこで、端子数が少ないテスタを使用してLSIの検査を行う方法が開発されている。図7は従来のLSIの検査方法を示すブロック図である。図7に示すように、LSI101には複数の入出力バッファ102が設けられており、この入出力バッファ102には夫々パッド103が接続されている。従来、このLSI101を検査する際には、テスタ104とLSI101との間の検査信号のやりとりにプローブカード106を用いている。テスタ104のピン105をプローブカード106のテスタ側端子107に接続し、プローブカード106のLSI側端子108であるピンをLSI101のパッド103に立てることで接続して、LSI101に対してテスタ104からテストパタンを入力することにより行う。プローブカード106においては、テスタ104に接続されるテスタ側端子107の数が、LSI101に接続されるLSI側端子108の数よりも少なくなっており、1のテスタ側端子107が複数のLSI側端子108に接続されている。
しかしながら、この従来の検査方法には以下に示すような問題点がある。この検査方法においては、テスタ104がLSI101に信号を入力するときは、同一のテスタ側端子107に接続された複数のLSI側端子108に対して、同じ信号を同時に入力する。また、LSI101からの出力を取り出すときは、同一のテスタ側端子107に接続された前記複数のLSI側端子108のうち1本を双方向に導通状態とし、残りをハイインピーダンス状態とする必要がある。そして、このような操作はLSI側において行う必要があるため、LSIに予めこのような操作を行うための回路を設けておく必要がある。このため、LSIのコストが増加する。
また、LSIによってパッドの配置及び入力出力の機能が異なるため、LSIの種類毎に専用のプローブカードを作製する必要があり、LSIの検査コストが増加する。一方、プローブカードを汎用化しようとすると、LSIにおけるパッドの配置及び機能がプローブカードに拘束されてしまい、LSIの設計の自由度が減少する。
この問題を解決するために、LSIにテストパタンを順次、即ちシリアルに入力して検査を行う方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、プローブカードにスキャンパスを構成するように縦続接続したフリップフロップを備えたテスト回路を形成し、テスタがこのテスト回路にシリアルにテストパタンを入力し、その後、このテスト回路がLSIの複数のパッドにパラレルにテストパタンを入力する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献1及び2に記載の技術によれば、テスタがテストパタンをプローブカード上のスキャンフリップフロップにシリアルに入力することができるため、テスタの信号入出力端子の数を低減することができる。
特開昭58−118123号公報 特開平07−084009号公報
しかしながら、上述の従来の技術には、以下に示すような問題点がある。特許文献1及び2に記載の技術においては、LSIに対してテストパタンを全てシリアルデータとして入力するため、検査時間が増大する。また、特許文献2に記載の技術においては、プローブカードに特別なテスト回路を形成する必要があり、検査コストが増大する。更に、このテスト回路自体に不具合が発生する可能性があるため、検査の信頼性が低いものになる。更にまた、プローブカードに汎用性がなく、LSIの種類毎にプローブカードを用意する必要があるため、検査コストが増大する。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、信号入出力端子の数が少ないテスタを使用して検査することができ、検査時間が短く、専用のプローブカードを必要とせず、パッドの配置及び機能がプローブカードに拘束されず設計の自由度が高い半導体集積回路及びその検査方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体集積回路は、内部回路と、前記内部回路に信号を入力する入力バッファと、前記内部回路の検査時に前記入力バッファのパッドに基準電位を印加する基準電位印加回路と、を有することを特徴とする。
本発明においては、内部回路を検査する際に、基準電位印加回路により入力バッファのパッドに基準電位が印加されるため、このパッドにはテスタの信号入出力端子を立てる必要がない。このため、信号入出力端子の数が少ないテスタを使用して、検査を行うことができる。また、検査信号を複数個の入力バッファを介してパラレルに入力することができるため、検査時間が短い。更に、半導体集積回路に内蔵された基準電位印加回路によりパッドに基準電位を印加するため、専用のプローブカードを必要とせず、また、パッドの配置及び機能がプローブカードに拘束されることがなく、設計自由度が高い。なお、入力バッファは、内部回路に対して信号を入力する入力専用のバッファの他に、内部回路に対して信号の入力及び出力の双方を行う入出力バッファも含む。
また、前記基準電位には第1の電位及びこの第1の電位よりも低い第2の電位の2水準があり、前記基準電位印加回路は前記入力バッファのパッドに前記第1及び第2の電位のうち少なくとも一方の電位を印加するものであってもよい。このとき、前記基準電位印加回路は、前記パッドに前記第1の電位を印加するか前記パッドをフローティング状態とするかを切替える第1のスイッチと前記パッドに前記第2の電位を印加するか前記パッドをフローティング状態とするかを切替える第2のスイッチのうち少なくとも一方のスイッチと、外部から前記少なくとも一方のスイッチを制御する制御信号が入力されこの制御信号を前記少なくとも一方のスイッチに対して出力する制御バッファと、を有していてもよい。
更に、前記集積回路は、前記内部回路との間で信号を少なくとも入力又は出力すると共にスキャンパスチェインとして相互に直列に接続された複数個のスキャンパスレジスタと、外部から入力されたシリアルデータを前記スキャンパスチェインに入力するスキャンパス入力用バッファと、前記スキャンパスチェインから出力されたシリアルデータを外部に出力するスキャンパス出力用バッファと、を有することが好ましい。これにより、テストデータをシリアルデータとして内部回路に入力できると共に、内部回路から出力されたデータをシリアルデータとして、スキャンパスレジスタからなる列を介して取り出すことができる。このように、テストパタンをパラレルデータとして入力すると共に、シリアルデータとしても入力することにより、テストパタンの数を増やすことができる。
更にまた、前記集積回路は、夫々が前記各入出力バッファ内に設けられ前記内部回路との間で信号を少なくとも入力又は出力すると共にバウンダリスキャンチェインとして相互に直列に接続された複数個のバウンダリスキャンレジスタと、外部から入力されたシリアルデータを前記バウンダリスキャンチェインに対して入力するバウンダリスキャン入力用バッファと、前記バウンダリスキャンチェインから出力されたシリアルデータを外部に出力するバウンダリスキャン出力用バッファと、を有することが好ましい。これにより、内部回路から出力されたデータをシリアルデータとして、バウンダリスキャンレジスタからなる列を介して取り出すことができる。
本発明に係る半導体集積回路の検査方法は、内部回路及び前記内部回路に信号を入力する入力バッファを備えた半導体集積回路の検査方法において、前記半導体集積回路内に設けられた基準電位印加回路が前記入力バッファのパッドに基準電位を印加する工程を有することを特徴とする。
本発明によれば、半導体集積回路に基準電位印加回路を設け、内部回路の検査時に少なくとも1の入力バッファのパッドに基準電位を印加することで、テストパタンの信号の一部を代用するため、検査に際して信号入出力端子の数が少ないテスタを使用することができる。また、テストパタンをこの代用の信号と共に内部回路へパラレルに入力できるため検査時間が短く、専用のプローブカードを必要とせず、設計の自由度を高めることができる。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本実施形態に係る半導体集積回路を示すブロック図であり、図2は図1に示す半導体集積回路における双方向バッファを示すブロック図であり、図3は図2に示す双方向バッファにおけるバウンダリスキャンレジスタを示すブロック図であり、図4(a)及び(b)は図1に示す半導体集積回路におけるプルアップ/プルダウン制御テストバッファ及びスイッチを示す回路図であり、(a)は電源電位及び接地電位の双方が印加されるバッファを示し、(b)は電源電位又は接地電位のいずれか一方が印加されるバッファを示す。
図1に示すように、本実施形態に係るLSI1においては、シリコン基板(図示せず)上に、内部回路として組合せ回路2a乃至2cが設けられている。また、組合せ回路2a乃至2cに信号を入出力する入出力バッファ(I/Oバッファ)として、入力用バッファ3a及び3b、双方向バッファ4a乃至4c、出力用バッファ5が設けられている。なお、これ以外にも内部回路に接続された入出力バッファが設けられているが、図1においては図示を省略されている。入力用バッファ3a及び3b並びに双方向バッファ4aは組合せ回路2aに接続されており、双方向バッファ4b及び4c並びに出力用バッファ5は組合せ回路2cに接続されている。そして、入力用バッファ3a及び3bは組合せ回路2aに対して信号を入力するものであり、双方向バッファ4aは組合せ回路2aに対して信号を入力すると共に組合せ回路2aから信号を出力するものであり、双方向バッファ4b及び4cは組合せ回路2cに対して信号を入力すると共に組合せ回路2cから信号を出力するものであり、出力用バッファ5は組合せ回路2cから信号を出力するものである。なお、入力用バッファ3a及び3b並びに双方向バッファ4a、4b及び4cを総称して入力バッファという。
更に、LSI1には、スキャンパス入力用バッファ6a及びスキャンパス出力用バッファ6bが設けられており、スキャンパス入力用バッファ6aとスキャンパス出力用バッファ6bとの間には、例えば6個のスキャンパスレジスタ7a乃至7fがこの順に直列に接続されており、スキャンパスチェインを形成している。スキャンパスレジスタ7a乃至7cは組合せ回路2a及び2bに接続されており、スキャンパスレジスタ7d乃至7fは組合せ回路2b及び2cに接続されている。スキャンパスチェインは、スキャンパス入力用バッファ6aを介して外部から入力されたシリアルデータをスキャンパスレジスタ7a乃至7fに順次ラッチさせ、これらのデータを組合せ回路2a乃至2cに対して入出力し、スキャンパス出力用バッファ6bを介して外部に出力するものである。
更にまた、入力用バッファ3a及び3b、双方向バッファ4a乃至4c、出力用バッファ5、並びにスキャンパス入力用バッファ6a及びスキャンパス出力用バッファ6bには、夫々バウンダリスキャンレジスタ8が設けられている。更にまた、LSI1にはバウンダリスキャン入力バッファ9a及びバウンダリスキャン出力バッファ9bが設けられており、これらの間には、前述の8個のバウンダリスキャンレジスタ8が直列に接続されており、バウンダリスキャンチェインを形成している。バウンダリスキャンチェインは、バウンダリスキャン入力バッファ9aを介して外部から入力されたシリアルデータ(BSCANシフト入力信号)をバウンダリスキャンレジスタ8に順次ラッチさせると共に、組合せ回路2a及び2cから出力されたデータを記憶し、シリアルデータ(BSCANシフト出力信号)としてバウンダリスキャン出力バッファ9bを介して外部に出力するものである。
更にまた、各入出力バッファには外部に対して信号を入出力するパッド10が接続されている。そして、入力用バッファ3a及び3b並びに双方向バッファ4a乃至4cに接続されたパッド10には、電源電位又は接地電位を印加するかフローティング状態とするかを切替えるスイッチ11が設けられている。そして、LSI1には、プルアップ/プルダウン制御テストバッファ12が設けられており、プルアップ/プルダウン制御テストバッファ12から出力された制御信号が各バッファのスイッチ11を切替えるようになっている。なお、入力用バッファ3a及び3b、双方向バッファ4a乃至4c並びに出力バッファ5以外の入出力バッファ(図示せず)には、スイッチ11は設けられていない。
更にまた、LSI1には、LSI1の入出力モードを切替えるための入出力モード制御テスト信号を出力するモード制御テストバッファ(図示せず)が設けられている。
次に、各入出力バッファの構成について説明する。バッファの一例として双方向バッファ4bについて説明する。図2に示すように、双方向バッファ4bにおいては、バウンダリスキャンレジスタ8が設けられている。バウンダリスキャンレジスタ8には、バウンダリスキャンチェインを介して、前段のバウンダリスキャンレジスタ8、即ち、双方向バッファ4aのバウンダリスキャンレジスタ8からシリアルデータであるBSCANシフト入力信号が入力され、後段のバウンダリスキャンレジスタ8、即ち、双方向バッファ4cのバウンダリスキャンレジスタ8に対してBSCANシフト出力信号を出力するようになっている。また、バウンダリスキャンレジスタ8は、内部回路である組合せ回路2cから出力信号及び出力イネーブル信号が入力され、組合せ回路2cに対して入力信号を出力するようになっている。更に、バウンダリスキャンレジスタ8は、パッド10から入力信号が入力されると共に、パッド10に対して出力信号を出力し、また、出力イネーブル信号を出力できるようになっている。更にまた、バウンダリスキャンレジスタ8には、モード切替信号並びにデータラッチ信号1及び2が入力されるようになっている。
また、双方向バッファ4bにおいては、パッド10とバウンダリスキャンレジスタ8との間にバッファ13及び14が接続されており、バッファ13及び14は配線15を介してパッド10に接続されている。これにより、パッド10に入力された入力信号は、配線15及びバッファ13を介してバウンダリスキャンレジスタ8に入力されるようになっており、バウンダリスキャンレジスタ8から出力された出力信号は、バッファ14及び配線15を介してパッド10に対して出力されるようになっている。
更に、双方向バッファ4bにはAND回路16が設けられており、AND回路16にはバウンダリスキャンレジスタ8から出力された出力イネーブル信号及び外部から入力された入出力モード制御テスト信号が入力され、AND回路16の出力はバッファ14に対して出力され、バッファ14に出力信号を出力させるか否かを制御するようになっている。これにより、バッファ14は、組合せ回路2cから出力された出力イネーブル信号の他に、入出力モード制御テスト信号によっても動作を制御されるようになっている。入出力モード制御テスト信号は、LSIの検査時に双方向バッファ4bの出力を組合せ回路2cの動作に関係なく強制的に停止したいときに「0」とする信号である。
更にまた、双方向バッファ4bにはスイッチ11a及び11b(総称してスイッチ11ともいう)が設けられており、配線15はスイッチ11aを介して電源電位VDDが印加され、スイッチ11bを介して接地電位GNDが印加されるようになっている。スイッチ11a及びスイッチ11bには夫々プルアップ/プルダウン制御テストバッファ12(図1参照)から出力された制御信号が入力され、これによって開閉が制御されるようになっている。
図3に示すように、バウンダリスキャンレジスタ8においては、3つのレジスタ17a乃至17cが設けられている。レジスタ17aは、パッド10(図2参照)を介して入力された入力信号又はバウンダリスキャンチェインを介して入力されたBSCANシフト入力信号を保持(ラッチ)するようになっている。また、レジスタ17bは、組合せ回路2c(図1参照)から出力された出力信号又はレジスタ17aから出力されたBSCANシフト入力信号を保持するようになっている。更に、レジスタ17cは、組合せ回路2cから出力された出力イネーブル信号又はレジスタ17bから出力されたBSCANシフト入力信号を保持するようになっている。なお、レジスタ17cからBSCANシフト出力信号が出力されるようになっている。
そして、レジスタ17a乃至17cがパラレルモード、即ち、パッド10又は組合せ回路2cから出力された信号を保持するモードとなるか、シリアルモード、即ち、BSCANシフト入力信号を保持するモードとなるかは、モード切替信号により選択されるようになっており、レジスタ17a乃至17cがデータをラッチするタイミングは、データラッチ信号1により制御されるようになっている。
また、バウンダリスキャンレジスタ8には、2つのフリップフロップ18a及び18bが設けられている。そして、レジスタ17bにラッチされた出力信号は、データラッチ信号2に同期してフリップフロップ18aに保持され、バッファ14に対して出力されるようになっている。また、レジスタ17cにラッチされた出力イネーブル信号は、データラッチ信号2に同期してフリップフロップ18bに保持され、バッファ14に対して出力されるようになっている。
なお、上述の説明は双方向バッファに関するものであるが、入力用バッファは、図2及び図3に示す構成から、出力信号及び出力イネーブル信号を扱う構成要素、即ち、バッファ14、AND回路16、レジスタ17b及び17c、並びにフリップフロップ18a及び18bを除いた構成となっており、出力用バッファは、図2及び図3に示す構成から、入力信号を扱う構成要素、即ち、バッファ13及びレジスタ17aを除いた構成となっている。
図4(a)に示すように、配線15に電源電位及び接地電位の双方が印加されるようになっているバッファにおいては、電源電位VDDと配線15との間に接続されたスイッチ11a及び接地電位GNDと配線15との間に接続されたスイッチ11bが設けられている。スイッチ11aは配線15を介してパッド10に電源電位VDDを印加するかパッド10をフローティング状態とするかを切替えるスイッチであり、スイッチ11bは配線15を介してパッド10に接地電位GNDを印加するかパッド10をフローティング状態とするかを切替えるスイッチである。
そして、スイッチ11a及び11bは相互に極性が異なるトランジスタにより構成されており、各トランジスタのゲートにはプルアップ/プルダウン制御テストバッファ12から出力された同一の制御信号が入力されるようになっている。例えば、スイッチ11aはP型トランジスタにより構成されており、スイッチ11bはN型トランジスタにより構成されている。これにより、制御信号が「1」である場合には、スイッチ11a(P型トランジスタ)はオフになり、スイッチ11b(N型トランジスタ)はオンになり、配線15には接地電位GNDが印加される。一方、制御信号が「0」である場合には、配線15には電源電位が印加される。なお、図4(a)に示すプルアップ/プルダウン制御テストバッファ12は複数個設けてもよい。これにより、各テストバッファ12が相互に独立して制御信号を出力することができ、テストパタンの数が増える。
また、図4(b)に示すように、配線15に電源電位のみが印加されるようになっているバッファのスイッチ11a及び配線15に接地電位のみが印加されるようになっているバッファのスイッチ11bは、相互に極性が異なるトランジスタにより構成されており、各トランジスタのゲートには相互に値が異なる信号が入力されるようになっている。例えば、スイッチ11aはP型トランジスタにより構成されており、スイッチ11bはN型トランジスタにより構成されており、スイッチ11a(P型トランジスタ)のゲートには、プルアップ/プルダウン制御テストバッファ12から出力された制御信号の反転信号が入力されるようになっており、スイッチ11b(N型トランジスタ)のゲートには、前記制御信号がそのまま入力されるようになっている。そして、LSIのテスト時には、制御信号は常に「1」とする。これにより、スイッチ11a及び11bは常にオンとなり、配線15には電源電位又は接地電位が印加され、フローティング状態となることが防止できる。なお、LSIを実際に使用する際には、この制御信号を「0」として、配線15に固定電位が印加されないようにすることもある。
次に、本実施形態に係る半導体集積回路の製造方法について説明する。図5は本実施形態に係る半導体集積回路の設計方法を示すチャート図である。図5に示すように、先ず、内部回路及びこの内部回路に接続された複数個の入出力バッファからなるLSIの回路接続情報を準備する。この回路接続情報は、例えば内部回路のネットリストであり、例えばAND接続、OR接続、FF等のレベルで示された回路情報である。なお、この段階では、回路情報にはテスト用のプルアップ/プルダウン制御テストバッファ12(図1参照)は盛り込まれておらず、各入出力バッファのパッドに電源電位及び接地電位が印加されるようにはなっていない。
そして、図5のステップS1に示すように、パタン自動生成前処理を行う。この処理は、内部回路の故障を検出するためにはどのようなテストパタンが必要かを判断し、各テストパタンにおいて、各入出力バッファに対して「0」及び「1」のいずれの値を入力するべきかを判断する。
次に、図5のステップS2に示すように、内部回路の故障の検出を容易にするために、プルアップするべき入出力バッファ及びプルダウンするべき入出力バッファを決定する。このとき、プルアップ又はプルダウンする入出力バッファの数は、テスタの端子数が少なければ多くなるようにし、テスタの端子数が多ければ少なくなるようにする。これにより、各入出力バッファにおいて、プルアップ手段であるスイッチ11a(図2参照)を形成するか、プルダウン手段であるスイッチ11b(図2参照)を形成するか、これら両方を形成するか、又は両方共形成しないかが決定される。なお、各入出力バッファのプルアップ/プルダウンが予め決められている場合は、このステップは省略する。
次に、図5のステップS3に示すように、ステップS2の決定結果に基づいて、LSIの回路接続情報を変更する。この結果、プルアップ/プルダウン制御テストバッファ12及びスイッチ11を盛り込んだLSIの回路情報を作成することができる。
次に、図5のステップS4に示すように、この変更後の回路情報に基づいて、パタン自動生成後処理を行う。この処理は、プルアップされる入出力バッファ及びプルダウンされる入出力バッファを考慮した上で、故障の検出率とテスト時間との兼ね合いから、ステップS1において作成したテストパタンを絞り込むものである。これにより、プルアップ/プルダウン制御信号を含むテストパタンが作成される。
また、ステップS5に示すように、変更後の回路情報に基づいて、各入出力バッファのスイッチ11を含むレイアウト及び配線のレイアウトを加味して、マスクデータを作成する。そして、このマスクデータに基づいてマスクを作製し、このマスクを使用してLSIを製造する。その後、ステップS4において作成したテストパタンにより、製造後のLSIの検査を行う。
次に、上述の如く構成された本実施形態に係る半導体集積回路の検査方法について説明する。図6は本実施形態に係る半導体集積回路の検査方法を示すチャート図である。先ず、検査対象となるLSIをウエハのまま機能試験するべく半導体試験装置であるテスタの信号入出力端子をプローブカードのピンであるプローブに接続し、プローブ(ピン)をLSIにおける一部の入出力バッファのパッドに立て、電気的に接続する。このとき、LSIの入出力バッファのうち、スイッチ11が設けられ、プルアップ及び/又はプルダウンされる入出力バッファ、即ち、入力用バッファ3a及び3b並びに双方向バッファ4a乃至4c(図1参照)のパットにはプローブを立てず、オープンパッドとする。一方、スイッチ11を設けておらず、プルアップ及びプルダウンされない入出力バッファ、即ち、スキャンパス入力用バッファ6a、スキャンパス出力用バッファ6b、バウンダリスキャン入力用バッファ9a、バウンダリスキャン出力用バッファ9b、プルアップ/プルダウン制御テストバッファ12及び信号入出力用バッファ(図示せず)のパッドにはプローブを立てて、プローブパッドとする。なお、プローブを立てる信号入出力用バッファの数は、例えば数個から十数個とする。図1において、黒い矢印により示したパッド10が、プローブが立てられたパッドである。
そして、図6のステップS11に示すように、モード制御テストバッファ(図示せず)が入出力モード制御テスト信号を双方向バッファ4a、4b及び4cに対して出力し、バッファ14(図2参照)をディセーブル状態とする。これにより、バッファ14は、出力イネーブル信号によらずディセーブル状態となり、双方向バッファ4a、4b及び4cは入力モードに固定される。なお、入力用バッファ3a及び3b並びに出力用バッファ5は制御不要である。
次に、図6のステップS12に示すように、プルアップ/プルダウン制御テストバッファ12が、入力用バッファ3a及び3b並びに双方向バッファ4a、4b及び4cのスイッチ11に対して制御信号を出力して導通させ、各パッド10に電源電位又は接地電位を印加する。これにより、入力バッファへの入力電位が固定されることで、以後のステップにおいてパッドがフローティング状態とならず、フローティング状態になることに起因する故障が回避される。また、元々プルアップ機能又はプルダウン機能が付加された双方向バッファがある場合は、そのプルアップ機能及びプルダウン機能を用いる。なお、ステップS12はステップS11と同時に行ってもよい。
次に、図6のステップS13に示すように、スキャンパスチェイン及びバウンダリスキャンチェインを使用して、組合せ回路2a、2b及び2cへ与える入力信号の電位を所定の電位とし、組合せ回路2a、2b及び2cを初期化する。
次に、図6のステップS14に示すように、図5に示すステップS4により決定された故障検出用のテストパタンに基づいて、プルアップ/プルダウン制御テストバッファ12が制御信号を出力し、プローブが立てられていないLSIのオープンパッドに電源電位又は接地電位を印加する。また、前記テストパタンに基づいて、テスタがプローブを介してLSIのパッドに所定の電位を印加する。なお、このとき、同一のプルアップ/プルダウン制御テストバッファ12に接続されたスイッチ11は同一の制御信号により制御される。
次に、図6のステップS15に示すように、モード切替信号を各入出力バッファに入力し、各バッファのレジスタ17a、17b及び17c(図3参照)をパラレルモードとする。
この結果、図6のステップS16に示すように、各入出力バッファに印加された電位がパラレルに組合せ回路2a、2b及び2cに入力され、パラレルパタンがセットされる。このとき、前述のステップS11において双方向バッファ4a、4b及び4cはディセーブル状態となっているため、出力信号の値に影響されずに入力信号を入力することができる。
次に、図6のステップS17に示すように、モード切替信号を各入出力バッファに入力し、各バッファのレジスタ17a、17b及び17cをシリアルモードとする。なお、このとき、パラレルパタンは変化させずにそのまま維持する。即ち、プルアップ/プルダウン制御テストバッファ12は制御信号の値を維持してオープンパッドの電位をそのまま維持し、テスタも出力電位の値を維持してプローブパットの電位をそのまま維持する。
次に、図6のステップS18に示すように、テスタがスキャンパス入力用バッファ6aを介してスキャンパスチェインにテストパタンであるシリアルデータを入力する。このシリアルデータはスキャンレジスタ7a、7b、7c、7d、7e及び7fに順次入力され、その後、スキャンレジスタ7a、7b、7c、7d、7e及び7fから組合せ回路2a、2b及び2cに入力される。
この結果、1つのテストパタンによるテストがLSIに対して実施される。そして、組合せ回路2a、2b及び2cからの出力信号は、スキャンパスチェイン及びバウンダリスキャンチェインを介して、スキャンパス出力用バッファ6b及びバウンダリスキャン出力用バッファ9bからテスタに対してシリアルデータとして出力される。また、プローブが立てられた信号入出力用バッファからも出力信号がテスタに対してパラレルデータとして出力される。そして、テスタが出力信号の値を期待値と照合することにより、組合せ回路2a、2b及び2cにおける故障の有無を判定する。
その後、ステップS14に戻り、次のテストパタンによるテストを行う。即ち、プルアップ/プルダウン制御テストバッファ12が新たに制御信号を出力し、オープンパッドに電源電位又は接地電位を印加する。また、このテストパタンに基づいて、テスタがプローブを介してLSIのパッドに所定の電位を印加する。このように、ステップS14からステップS18までに示す工程を、テストパタンの数だけ繰り返すことにより、LSIの検査を行う。
本実施形態においては、プルアップ/プルダウン制御テストバッファ12並びにスイッチ11a及び11bにより、入力用バッファ3a及び3b並びに双方向バッファ4a乃至4cのパッド10に電源電位又は接地電位を印加することができる。このため、これらのパッド10にはテスタのピンを立てる必要がなく、ピンを介して信号を入出力する端子数が少ないテスタを使用して、LSIの検査を行うことができる。また、テスタから与えるテストパタンの検査信号とスイッチ11を用いた検査信号を複数個の入出力バッファを介してパラレルに入力することができるため、検査時間を短縮することができる。更に、専用のプローブカードを必要とせず、プローブカードを設計が相互に異なるLSI間で共用できる。この結果、LSIの検査コストを低減することができる。また、信号端子の数が多く高価なテスト装置を少数導入する替わりに、信号端子の数が少なく廉価なテスト装置を多数導入して、検査のスループットを向上させることもできる。更に、LSIのパッドの配置及び機能がプローブカードに拘束されることがないため、LSIの設計自由度を高めることができ、LSIの設計を容易にすることができる。
なお、本実施形態においては、プローブを立てないオープンパッドの他に、プローブを立てるプローブパッドの一部にもパラレルデータを入力する例を示したが、本発明はこれに限定されず、パラレルデータは全てオープンパッドからプルアップ又はプルダウンにより入力するようにしてもよい。これにより、プローブパッドはスキャンパス入力用バッファ、スキャンパス出力用バッファ、バウンダリスキャン入力用バッファ、バウンダリスキャン出力用バッファ及びプルアップ/プルダウン制御テストバッファのパッドのみになるため、テスト装置のピン数を更に低減することができる。但し、この場合は、プローブパッドにもパラレルパタンを入力する場合よりも、テストパタンが制約されると共に、テスト時間が増大する。更に、本実施形態においては、検査信号の入出力にスキャンパス及びバウンダリスキャンを用いたが、これらのシリアル入出力を用いずに、テスタからパラレルに、スキャン入力ではない入出力パッドへ与えるテストパタンの検査信号と、スイッチ11を用いた検査信号によりLSIをテストしてもよい。
本発明は、端子数が多い集積回路の検査に適用することができる。
本発明の実施形態に係る半導体集積回路を示すブロック図である。 図1に示す半導体集積回路における双方向バッファを示すブロック図である。 図2に示す双方向バッファにおけるバウンダリスキャンレジスタを示すブロック図である。 (a)及び(b)は図1に示す半導体集積回路におけるプルアップ/プルダウン制御テストバッファ及びスイッチを示す回路図であり、(a)は電源電位及び接地電位の双方が印加されるバッファを示し、(b)は電源電位又は接地電位のいずれか一方が印加されるバッファを示す。 本実施形態に係る半導体集積回路の設計方法を示すチャート図である。 本実施形態に係る半導体集積回路の検査方法を示すチャート図である。 従来のLSIの検査方法を示すブロック図である。
符号の説明
1;LSI
2a〜2c;組合せ回路
3a、3b;入力用バッファ
4a〜4c;双方向バッファ
5;出力用バッファ
6a;スキャンパス入力用バッファ
6b;スキャンパス出力用バッファ
7a〜7f;スキャンパスレジスタ
8;バウンダリスキャンレジスタ
9a;バウンダリスキャン入力バッファ
9b;バウンダリスキャン出力バッファ
10;パッド
11、11a、11b;スイッチ
12;プルアップ/プルダウン制御テストバッファ
13、14;バッファ
15;配線
16;AND回路
17a〜17c;レジスタ
18a、18b;フリップフロップ
101;LSI
102;入出力バッファ
103;パッド
104;テスタ
105;ピン
106;プローブカード
107;テスタ側端子
108;LSI側端子

Claims (12)

  1. 内部回路と、前記内部回路に信号を入力する入力バッファと、前記内部回路の検査時に前記入力バッファのパッドに基準電位を印加する基準電位印加回路と、を有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記基準電位には第1の電位及びこの第1の電位よりも低い第2の電位の2水準があり、前記基準電位印加回路は前記入力バッファのパッドに前記第1及び第2の電位のうち少なくとも一方の電位を印加するものであることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記基準電位印加回路は、前記パッドに前記第1の電位を印加するか前記パッドをフローティング状態とするかを切替える第1のスイッチと前記パッドに前記第2の電位を印加するか前記パッドをフローティング状態とするかを切替える第2のスイッチのうち少なくとも一方のスイッチと、外部から前記少なくとも一方のスイッチを制御する制御信号が入力されこの制御信号を前記少なくとも一方のスイッチに対して出力する制御バッファと、を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記第1のスイッチは、ソースとドレインの一方に前記第1の電位が印加され他方に前記パッドが接続されゲートに前記制御信号が印加される第1のトランジスタからなり、前記第2のスイッチは、前記第1のトランジスタと導電型が異なりソースとドレインの一方に前記第2の電位が印加され他方に前記パッドが接続されゲートに前記制御信号が入力される第2のトランジスタからなることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記入力バッファのパッドには前記第1のスイッチが接続されており、他の前記入力バッファのパッドには前記第2のスイッチが接続されており、前記第1のスイッチは、ソースとドレインの一方に前記第1の電位が印加され他方に前記パッドが接続されゲートに前記制御信号の正転信号と反転信号のうちの一方が印加される第1のトランジスタからなり、前記第2のスイッチは、前記第1のトランジスタと導電型が異なりソースとドレインの一方に前記第2の電位が印加され他方に前記パッドが接続されゲートに前記制御信号の正転信号と反転信号のうちの他方が入力される第2のトランジスタからなることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
  6. 前記内部回路との間で信号を少なくとも入力又は出力すると共にスキャンパスチェインとして相互に直列に接続された複数個のスキャンパスレジスタと、外部から入力されたシリアルデータを前記スキャンパスチェインに入力するスキャンパス入力用バッファと、前記スキャンパスチェインから出力されたシリアルデータを外部に出力するスキャンパス出力用バッファと、を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  7. 夫々が前記各入出力バッファ内に設けられ前記内部回路との間で信号を少なくとも入力又は出力すると共にバウンダリスキャンチェインとして相互に直列に接続された複数個のバウンダリスキャンレジスタと、外部から入力されたシリアルデータを前記バウンダリスキャンチェインに対して入力するバウンダリスキャン入力用バッファと、前記バウンダリスキャンチェインから出力されたシリアルデータを外部に出力するバウンダリスキャン出力用バッファと、を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  8. 内部回路及び前記内部回路に信号を入力する入力バッファを備えた半導体集積回路の検査方法において、前記半導体集積回路内に設けられた基準電位印加回路が前記入力バッファのパッドに基準電位を印加する工程を有することを特徴とする半導体集積回路の検査方法。
  9. そのパッドに前記基準電位が印加される前記入力バッファとは異なる他の入力バッファのパッドに、外部の半導体試験装置からテストパタン信号を入力する工程を有することを特徴とする請求項8に記載の半導体集積回路の検査方法。
  10. スキャンパスチェインとして相互に直列に接続された複数個のスキャンパスレジスタを介して、前記内部回路にシリアルデータを入力する工程を有することを特徴とする請求項8又は9に記載の半導体集積回路の検査方法。
  11. スキャンパスチェインとして相互に直列に接続された複数個のスキャンパスレジスタを介して、前記内部回路からシリアルデータを出力する工程を有することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の半導体集積回路の検査方法。
  12. 夫々が前記各入出力バッファ内に設けられバウンダリスキャンチェインとして相互に直列に接続された複数個のバウンダリスキャンレジスタを介して、前記内部回路からシリアルデータを出力する工程を有することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の半導体集積回路の検査方法。
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