JPS6031405A - 自動荷役運搬車両 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、例えばびん１缶入り清涼飲料の商品を配送
センタから小売業者、自動販売機等の塙費地点へ配送納
品する集配車を対象とした自動荷役運搬車輌に関する。

〔従来技術とその問題点〕

頭記のように商品の流通体系で商品を配送センタから消
費地点へ配送するには一般に自動車が使用されているが
、この場合に配送センタでの荷の積込み、納入先での荷
の積下し等の荷役、および商品の配送に伴う納品伝票処
理業務等はすべて自動車の運転手を兼ねた作業員に頼っ
ているのが現状である０しかも頭記清涼飲料商品などは
所定本数を単位としてコンテナあるいはダンボール箱に
入れてアシ、その取扱単位の荷はかなシの重量物である
ため、このことが荷役作業の負担を重くしているのが現
状である。加えてオートメーション化の進んでいる昨今
で鉱、商品の配送業務面での物流管理の合理化促進が大
きな課題として取シ上けられるようになっている。

じかし力から、上記のように商品の配送業務に　゛おけ
る荷役をすべて人手作業で行っている現状では、荷役作
業の合理化にも限界があるばかシでなく、商品配送に伴
う伝票上の集計業務等の後処理業務も非常に手間のかか
る作業で作業員の負担になっている。

〔発明の目的〕

この発明は上記の点にかんがみなされたものでわシ、物
流管理の合理化促進を図シ、配送作業員の労働作業条件
を緩和して商品の配送に伴う荷役が栗に行えるようにし
た自動荷役運搬車輌を提供することを目的とする。

〔発明の要点〕

上記目的を達成するために、この発明は自動車の荷台部
に、立体構成された移動式の保管棚設備を搭載するとと
もに、この棚設備に対向して所定の荷出入位置には荷の
受け渡しを行う移載機を設置し、かつ制御ユニットを介
しで荷の商品品目。

数量等の登録、および保管棚設備への荷の入庫。

出庫指令に基づく棚設備内での所定の荷の呼び出し制御
並びに移載機の運転制御等を行い、これにより商品の配
送に伴う荷役の負担を軽くシ、併せて業務の合理化促進
が図れるようにしたものであるＯ 〔発明の実施例〕 第１図ないし第８図はこの発明の実施例を示すの構成を
述べる。図において１は運搬車輌としての自動車であシ
、その荷台部には上下夕段形に立体構成された移動式保
管棚設備２、荷台後部の荷出入位置に設置された昇降式
移載機３、棚設備および移載機の駆動装置４、および制
御ユニット５等が搭載設備されている。このうち移動式
保管棚設備２は、駆動装置４で駆動される一対のスプロ
ケット２１．２２に張架されたエンドレスチェーン機構
２３と、チェーン機構２３の外周に沿って連結された複
数個の荷収納用のトレー２４とで一段を構成した土下移
段形構造として構成されておシ、前記駆動装置４の駆動
によシ各段ごとに個別ないしは同時に回転移動する。ま
た図示されてないが前記棚設備の答段ごとにトレー２４
の配列に沿ってその下面側にはガイドレールが敷設され
ている■一方、移載機３は一種のす７タであｐｌその構
成は例えば上下方向に伸びるガイド支柱３１に支持され
た荷受台３２、および荷受台３２に装備された前後方向
に移動する水平アーム機構３３等からなシ、先記駆動装
置４で駆動されるボールねじ機構等の動力伝達機構によ
シ荷受台３２をガイド支柱３１に沿って昇降駆動し、さ
らに前記棚設備のトレー２４に対応させた位置決め位置
で水平アーム機ｍ３３を駆動し、トレー２４との間で荷
の受け渡しを行う荷の積込み、積下し機能を備えている
。駆動装置４には自動車用発電機に接続された電池を動
力電源とする電動機が使用されておシ、前記した棚設備
２の各段ごとに対応する複数台の電動機と、移載機３の
駆動用電動機を備えている。

また制御ユニット５は、第５図に例示するように操作部
５１１表示部５２．制御部５３からなシ、このうち操作
部５１には荷の商品品目、数量等の登録用人カキ−１お
よ、び荷の品目選択キー、荷の積込み、積下し指令−一
、記録表示キー等の７・アンクションキーを備えている
。また表示部５２は棚設備内の各トレーの状況および保
管中の荷の品目、数量、入庫先アドレス等の記録データ
の表示を行う。さらに制御部５３は上記した操作部と表
示部との間の信号処理および荷の積込み、積下し指令に
基づく各トレーの状況検索を行い、所定のトレーを選択
して荷出入位置へ呼び出した上で移載機３によシ荷の出
し入れを行うように駆動装置へ運転制御信号を出力する
。なお前記棚設備２における各トレー２４は、各段ごと
にその固有のアドレスが定めてあシ、この固有のアドレ
スは制御ユニット５のメモリにあらかじめ登録されてい
る。

また第５図における符号６は タ設定、登録、演算機能を備えており、制御ヱニット５
への命令入力、各種データのシフト、および制御ユニッ
トに記録されているデータ内容の拾集等を行う。このう
ちｆ：：令機能には、先記の操作部５１と同様な荷の積
込み、積下し指令、データのシフト機能には荷の品目別
単価、顧客別の納品データ等が含まれ、データ拾集機能
に鉱納品伝票発行に伴う荷の出庫数量のデータ拾集等が
ある。

上記によシ構成されたシステムをブロック図で表わすと
第４図のごとくである０なお図中の符号７はバーコード
リーダであシ、先記した制御ユニット２の操作部のキー
人力に代えて取扱い商品の品目をその荷にあらかじめ表
示されているバーコードを読み取って制御ユニットへ入
力するものである。

次に上記システムによる荷役動作を第６図ないし第８図
について説明する。各図は棚設備２の１段について模型
的に表わしたものであシ、このうち第６図は各トレー２
４のすべてが０空“の待機状態を示し、各トレーに付し
たかぎ括弧内枠→叱唆数字はあらかじめ制御ユニットに
登録されているトレーの固有アドレス番号である。図示
では１段につきトレー２４が１６個装備されていて、ア
ドレス番号「１５ｊのトレーが移載機３に対向して荷の
出入位置に停止している状態を示している。この状態か
ら配送センタにおいて荷を車輌に積込む場合には、第７
図のように入庫するコンテナ入シの荷８を移載機３の荷
受台の上に乗せ、ここで先述したバーコードリーダにょ
シ商品品目を読み取る。このバーコードリーダの信号は
制御ユニットへ入力され、データとして記録される。次
いで制御ユニットの積込みスイッチを投入してスタート
釦を押せば、システムは始動し、荷出入位置に最も近い
”空”のトレー２４が呼び出されて荷出入位置まで移動
し、次いで移載機３が荷を載せたままその指定されたト
レーの高さ位置まで上昇したところで、先記した水平ア
ーム機構が動作して荷８をトレー２４へ向けて自動的に
収納する０との場合に棚設備内に入庫された荷は、その
入庫場所がアドレスデータとして制御ユニットに記録さ
れ、その後の荷の積下しの際の検紫用に使用される。

なお図中、荷８に付したアルファベットは商品の品目を
表わしている。このようにして荷の積込みの終了後、自
動車を商品納入先まで走行し、ここで顧客の注文に応じ
た商品を積下す。この場合の荷の積下しは、まず讃下し
商品品目の選択、数量の設定を制御ユニットのキー人力
によって行い、次いで積下しスタートスイッチを投入操
作することによル、先記した槓込み動作と逆の手順で行
われる。第８図はこの荷の積］し状態を示すものであシ
、商品品目の選択指令によシ、荷出入位置に最も近い指
定の商品を収納したトレー２４が呼び出され、このトレ
ーへ向けて移載機３が昇降移動して荷８をトレー２４か
ら引出した後に最下位まで下降し、最後にこの位置で人
手にょシ取シ出される。

なお上記した荷の人、出庫に伴う商品の品目。

数量等はその時間９作業者名、金額等１とともに制御ユ
ニットにすべて記録され、必要に応じて制御ユニットの
表示部に表示させて確認することができる。また第４図
、第５図に示したインタロゲータ６を用いることによシ
、１日の配送が終了した時点で制御ユニットに記録され
ている各種データを拾集することができ、このインタロ
ゲータにょシ荷の入出庫、顧客別の納品の集計、報告書
作製等が容易に行える。またこのインタロゲータの使用
によシ、上位コンピュータシステムとのアクセスも可能
となシ、事務管理面でのよシ一層の省力効果が期待でき
る〇 〔発明の効果〕 以上述べたようにこの発明によれば、運搬車輌の荷台に
移動式保管棚設備、該保管棚に対向して所定の荷出入位
置に設置された移載機、駆動装置、および荷の積込み、
積下し指令に基づく前記棚設備、移載機の運転制御並び
に各種データの登録。

記録機能を備えた制御ユニットを搭載装備したことによ
シ、従来の人手による荷役作業方式と比べて配送作業員
の労働条件の大幅な緩和、正確かつ迅速な入出庫による
顧客へのサービス性向上、配送に伴う荷の入、出庫集計
業務の簡易化が図れる等、物流管理面での合理化促進に
大きく寄与することができる。

なお、この発明による自動荷役運搬車輌は、頭記した清
涼飲料商品のみならず、その他の各種商品の集配用とし
て適用できることは勿論であシ、さらに棚設備を冷蔵庫
と組合わせてコールド商品を取扱うこともできる。

【図面の簡単な説明】

各図はこの発明の実施例を示すものであシ、第１図ない
し第３図はそれぞれ車輌全体の一部切欠側面図、平面図
、および背面図、第４図は自動荷役システムの系統ブロ
ック図、第５図は第４図における制御ユニットのパネル
外観図、第６図ないし第８図はそれぞれ保管棚設備の１
段分の構成を模型的に表わした荷の待機、積込み、積下
しの各状態を示す荷役動作の説明図である。 １・・・・・・運搬車輌、２・・・・・・保管棚設備、
２４・・・・・・トレー、３・・・・・・昇降式移載機
、４・・・・・・駆動装置、５・・・・・・制御ユニッ
ト。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）多数の荷を収納する移動式保管棚設備と、該保管棚
   設備に対向して所定の荷出入位置に設置された前記保管
   棚設備との間で荷の受け渡しを行う移載機と、前記保管
   棚設備および移載機の駆動装置と、前記保管棚設備へ入
   庫される荷の品目、数量等の登録、荷の人、出庫指令に
   基づく所定の荷の呼び出し制御および移載機の運転制御
   等を行う制御ユニットとを車輌部の荷台部に搭載装備し
   たことを特徴とする自動荷役運搬車輌。