JPS62111807A - 移動棚の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、垂直循環式又は水平循環式の移動棚を使用し
て小物部品や電子部品などの小物品を保管し、この小物
品を移動棚から能率的にオーダーピッキングするための
移動棚の制御装置に関するものである。

従来の技術 保管棚に品種別に収納されている多品種の小物部品や電
子部品などの小物品をオーダーピッキングする揚台、従
来は、作業者が入庫伝票あるいは出庫伝票を見ながら、
手作業により行なっていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の方法では、作業能率が非常に
悪かった。また、循環式移動棚やコンピューター、電子
秤（カウンテインダスケール）などを導入することも提
案されているが、とれら機器を個々に導入しても省力化
効果は大きくない。

本発明は上記従来の問題点を解消した移動棚の制御装置
を提供することを１、（的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の移動棚の制御装置
は、第１図に示すように、移動棚に入出庫する物品の品
種を表わす品番などのデータを入力する入力手段（１）
と、この入力手段（１）により入力された品番や各品種
毎の物品ｉＩｉ位重量あるいは前記移動棚の物品収納位
置を表わす棚番などの各種データを記憶する記憶手段（
２）と、入出庫データ入力時に前記入力手段（１）によ
り入力された品番からその品種に対応する棚番を検索し
て前記記憶手段（２）に供給する検索手段（３）と、入
出庫すべき物品の重量を計重する計重手段（４）と、こ
の計重手段の計重結果と前記記憶手段（２）に記憶され
た物品単位電量とから前記計重手段（４）によりＪ１゛
重した物品の個数を演算する計数手段（５）と、前記記
憶手段（２）に記憶された各種データおよび前記計数手
段（５）の演算結果を表示する表示手段（６）と、入出
庫データ入力時に前記入力手段（１）から入力されて前
記記憶手段（２）に記憶された特定品種についての計量
不要指令により当該特定品種の入出庫時に前記表示手段
（６）により計量不要である旨の表示を行なわせる計量
不要指示手段（７）とを備えた構成としたものである。

作用 上記構成によれば、入力手段（１）により入庫ある°　
いは出庫すべき品番を任意数入力するだけで、検索手段
（３）によりその品番の物品が収納された棚番が検索さ
れる。入出庫作業に際しては、表示手段（６）により入
出庫すべき物品の品種や数量などが表示される。これに
より作業者は、例えば出庫作業の場合、表示手段（６）
により指示された物品を棚から取り出して計重手段（４
）に載せる。この計重手段（４）の計重結果から、計数
手段（５）は物品の個数を演算して表示手段（６）に表
示させる。そこで作業者は、計重手段（４）上の物品数
を加減して、指示された数に合わせる。以下、同様の動
作により順次出庫作業がなされる。出庫作業の場合、計
数した物品を棚に入れる点が異なるだけで、他は出庫作
業と同様である。この入出庫作業において、同一棚位置
に格納する物品の重量にバラツキがある場合や、重量の
異なる物品を混合して同一棚位置に格納する場合があり
、このような場合、重量からは正確な個数が得られにく
い。このような特定の物品の場合、入出庫データ入力時
に計量不要指令を入力しておけば、記憶手段（２）に記
憶され、入出庫作業時に、その特定の物品の順番がくる
と、計量不要指示手段（７）からの指令により、表示手
段（６）は、計量不要である旨を表示する。この表示は
、具体的には、物品単位重量などを表示しないことによ
り、あるいは９９９・・・などと特定の数字を全部の桁
に表示することにより実現される。この表示により、作
業者は、計量不要であることを知り、指示個数表示部に
表示される出庫数だけ、目視によりピッキングする。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第２図は本発明の一実施例における制御装置を備えた垂
直循環式の移動棚の斜視図で、０］）は前面に搬入山部
＠を形成する切欠部を有するケーシングであり、このケ
ーシングαつの内部には、周知のように多数のパケット
（至）が設置され、これらパケット０３が里直に循環回
動せしめられる。前記ケーシング０ηの前面には、前記
搬入山部＠の下側に受は台ｑ４が取付けられており、こ
の受は台ａ４の一部は切欠かれて受は枠（ハ）が設置さ
れている。この受は枠（至）には制御装置αＱが載置さ
れ、受は枠（ト）内の制御装置（ｌｉｅ右方は作業空間
αηになされている。前記制御装置αＱは、受は皿（ト
）と操作・表示部−とを有しており、前記作業空間αη
上には蓋板（ホ）が設けられている。前記受は皿（ト）
及び蓋板−は前記受は台ａ４と同一レベルである。

前記制御装置ａＱは、第３図に示すように、中央演算処
理装置（以下ＩｃＰＵＪと記す）（ハ）と、メモリ（２
）と、入出力インターフェイス（財）と、操作・表示部
０Ｉを構成するキーボードなどの入力操作部（ハ）及び
発光表示素子などからなる表示部（イ）と、前記受け皿
（ト）を有する計重部に）と、プリンタに）とから構成
されている。（ホ）は移動棚の回転駆動を制御するマイ
クロコンピュータで、このマイクロコンピュータ（ハ）
は、移動棚を回転駆動する電動機を制御する。翰は前記
搬入山部０１の下端に設置された複数の表示灯である。

すなわち前記各パケット（至）は、図示していないが、
複数の収納部に区画されており、各パケット（至）の各
収納部毎に固有の棚番が割り当てられているので、搬入
山部Ｄａに到着したパケット０３のどの収納部が呼び出
されたかを作業者に知らせるために、表示灯−のうちい
ずれか１つを点灯させるのである。

前記表示部（１）は、第４図に示すように、現在入出庫
の対象となっている物品の品番を表示する品番表示部（
２５ａ）と、受は皿（ト）上の物品の総重量を表示する
重量表示部（２５１））と、物品単位重量を表示する単
位重量表示部（２５ｃ）と、入出庫すべき物品の個数を
表示する指示個数表示部（２５ｄ）と、受は皿（ト）上
の物品の個数を表示する個数表示部（２５ｅ）とから構
成されており、各表示部（２５ａ）〜（２５ｅ）は、発
光ダイオードなどからなる数字表示素子を適当な桁数だ
け並べたものである。

以下、上記構成における作用について説明する。

移動棚の各パケット０］の各収納部には収納部毎に定め
られた固有の品種の物品が収納される。メモリ（ハ）に
は重態って収納物品の品番に対する棚番が記憶されてお
り、さらに各物品の単位重量が品番毎に記憶されている
。

入庫作業に際しては、先ず入庫物品に添えられている入
庫伝票に従って入力操作部（ハ）のキーボードにより品
番を順次ＣＰＵ（財）に入力する。この入力は人力操作
部（ハ）のフロッピーディスクドライブにより、あるい
は、ホストコンピュータとのオンラインにより行なうこ
ともできる。ＣＰＵ（ロ）は、入力された品番に対して
予め設定されている棚番と単位重量とをメモリ四から検
索する。このとき表示部に）により品番毎に棚番や単位
重量を表示することができる。また、入力操作部（ハ）
の操作により、ＣＰＵ（財）は設定データを入力順から
棚番類に並べ換える。入力順に作業する場合、この操作
は勿論必要ない。また、計量不要な特定物品の入力の場
合、品番の入力後にキーボードにより計量不要指令を入
力する。これにより、この計量不要指令は入庫データの
一部としてメモリ（２）に記憶される。

この入庫作業データの設定が終了した後、入力操作部（
財）の作業開始スイッチを操作すれば、ＣＰＵ　＆υｆ
）＞　６　フィクロコンピュータ＠に棚番が出力され、
パケット０が回動して入庫作業データの第１番目の品番
に対応する棚番の収納部を有するパケット（至）が搬入
円部０ダに呼び出されると共に、入庫対象収納部に対応
する表示灯−がＣＰＵ（ハ）からの指令によって点灯さ
れる。同時にＣＩ）Ｕ　＆ｌ）からの指令により、品番
と単位重量と指示個数とが表示部（ハ）の品番表示部（
２５ａ）と単位重量表示部（２５ｃ）と指示個数表示部
（２５ｃｌ）とに表示される。ここで、作業者が表示部
（ハ）に表示された品番の物品を受は皿（至）上に置け
ば、計重部（ホ）により重量が計測され、ＣＰＵ（ハ）
は計測重量と単位重量とから個数を演算し、重量と個数
とが表示部（ハ）のｍｍ表示部（２５ｂ）と個数表示部
（２５ｅ）とに表示される。同時にＣＰＵ　ａｌ）は、
棚番・品番・個数からなる在庫情報をメモリ（イ）に記
憶させる。この後、作業者は受は皿（ト）上の物品を表
示灯−の点灯により指示されている収納部に収納し、入
力操作部（ハ）の作業完了スイッチを操作する。

これにより第２番目の物品に対応する収納部が呼び出さ
れ、以下同様の動作により順次入庫作業が行なわれるの
であるが、特定物品の出庫の際には、メモリに）から計
量不要指令が読み出される。これによりＣＰＵ（ハ）は
、表示部（ハ）の重量表示部（２５ｂ）と単位重量表示
部（２５ｃ）と個数表示部（２５ｅ）との表示を禁止す
る。作業者は、これらの表示がないことで特定物品であ
ることを知り、品番表示部（２５ａ）により指示された
物品を指示個数表示部（２５ｄ）により指示された数だ
け目視により数え、表示灯−により指示された収納部に
収納する。

次に出庫作業、即ちオーダーピッキング作業について、
第５図■〜（Ｃ）に示すフローチャー１・を参照しなが
ら説明する。まず、出庫伝票に従って入力操作部（ハ）
のキーボードにより品番と出庫個数を順次ＣＰＵ（財）
に入力する（ステップ■）。この入力は、入力操作部（
ハ）のフロッピーディスクドライブにより行なってもよ
い。ＣＰＵ（ハ）は、前記在庫情報から出庫対象品番に
、対応する棚番と単位重量とをメモリに）から検索する
と共に、在庫情報の出庫対象品番に対応する収納個数を
、入力された出庫個数によって減算修正する。なお、各
品番人力後に入力操作部（ハ）のキーボードから計量不
要指令が入力されれば、ＣＰＵ　ａυはそれを出庫デー
タの一部としてメモリに）に記憶させる（ステップ（秒
■■）。

データ入力後、入力操作部（ハ）から在庫数確認指令が
入力されれば、ＣＰＵ（財）はそれを判断しくステップ
■）、設定データや品番毎の単位重量と共に、出庫後に
相当する収納個数を表示部（ハ）に表示させる（ステッ
プ■）。そして入力操作部（ハ）により作業モードが選
択されると（ステップ（７））、ＣＰＵ６！υはこれを
判断し、設定順モードであれば設定順に出庫データを作
成しくステップ（印■）、設定順モードではなく棚番類
モードであれば、棚番類に並べ換えて出庫データを作成
する（ステップ００）。

このように出庫作業データの設定が終了した後、入力操
作部（ハ）の作業開始スイッチを操作すれば、ＣＰＵ（
財）から第」番目の棚番がマイクロコンピュータ（ハ）
に入力され、パケット０３が回動して、該当する棚番の
収納部を有するパケット０３が搬入山部（イ）に呼び出
されると同時に、該当する棚番の収納部に対応する表示
灯−がＣＰＵ　＠υにより点灯される（ステップ■）。

さらにＣＰＵ（ロ）は、ステップ■でメモリ（イ）に記
憶された計量不要指令の有無を判断しくステップｏ）、
計量不要でなければ、表示部に）に品番と単位重量と指
示個数とを表示させる（ステップ０）。作業者は、表示
灯−の点灯により指示されている収納部から物品を適当
数取り出して受は皿０８上に置く（ステップＱ２５）　
）。これにまり計重部に）は受は皿（財）上の物品の総
重量を計測し、これをディジタル信号に変換してＣＰＵ
　ａｌ）に供給する。

ＣＰＵ　ａυは、計重部（ホ）から入力された物品の総
重量とメモリ（ホ）から読み出した当該物品の単位重量
とから受は皿（ト）上の物品の個数を演算し、表示部（
ハ）の重量表示部（２５ｂ）及び個数表示部（２５ｅ）
に総重量及び個数を表示させる。そこで作業者は、表示
部（ハ）の個数表示部（２５ｅ）に表示されている受は
皿（ト）上の物品の個数が、指示個数表示部（２５ｄ）
に表示されている指示個数（出庫伝票によって指示され
ている個数〕と一致するように受けｆｌｉｌ（至）上の
物品量を調整する（ステップ■）。勿論、残った物品は
元の収納部に戻しておく。一方、ステップ［相］におい
て計量不要であれば、ＣＰＵ　（４υは表示部（ハ）の
品番表示部（２５ａ）及び指示個数表示部（２５（１）
に品番及び指示個数を表示させ、単位重量表示部（２５
ｃ）には単位重量を表示しない（ステップ０）。これに
より作業者は計量不要であることを知り、指示個数表示
部（２５ｄ）により指示された個数を目視により数えて
収納部から取り出す（ステップ＠ｌ）。そしてステップ
■あるいはステップ［株］の後、入力操作部（ハ）によ
りプリントアウト指令を入力すれば、ＣＰＵ（財）はプ
リンタ（ロ）を動作させ、ラベルあるいはレシートが発
行される（ステップ■）。なお、ラベルとレシートとは
カセット交換によりワンタッチで交換できる。このよう
にして第１番目の物品に対する出庫作業が完了すれば、
作業者は入力操作部（ハ）の作業完了スイッチを操作す
る。これにより第２番目の物品に対応する収納部が呼び
出され、以下同様の動作により順次出庫作業が行なわれ
る（ステップの）。

なお上記実施例′においては、各パケットα］に複数の
収納部が設けられているので、表示灯−を設けたが、各
パケット（至）が各々１つの収納部を構成している場合
、表示灯−は不要である。

また上記実施例においては、表示部に）の重量表示部（
２５ｂ）と単位重量表示部（２５ｃ　）と個数表示部（
２５ｅ）との表示を禁止することで、計量不要である旨
の表示としたが、これらの表示を禁止する代りに、例え
ば９９９・・・等、特定の数字あるいは文字を全部の桁
に表示するようにしてもよい。

第６図は別の実施例を示しており、この実施例では、水
平循環式の移動棚を用いている。この場合、制御装置Ｑ
Ｑは作業机（１）に設けられており、制御装置ＯＱの左
側には、ホッパーｃｌ］）と、袋（イ）の開口部を閉塞
自在なシール装置（至）とからなる袋詰機（至）が設置
されている。したがって、出庫した物品をホッパー６υ
に投入することにより、即座に袋詰が可能となる。そし
て、この袋詰めした物品に、プリンタに）（第３図）に
より作成されたラベルを貼り付けることができる。入出
庫作業の動作については第１の実施例と同様である。

発明の効果 以上述べたごとく本発明によれば、自動的に必要な収納
部が呼び出され、しかも計量不要の特定物品でない場合
、計重手段により計重された物品の個数が計数手段によ
り演算されて表示手段により表示されるので、作業者は
移動棚の収納部への物品の出し入れと、ＨＩ４ｆｆ手段
の受は皿−ヒの物品の個数のユ°ＪＩＭを行なうだけで
よく、入・出庫すべき物品の品種に基づいてその都度移
動棚を操作したり、単位重量を求めてｍ子秤に設定する
ような作業が全く不要であり、入・出庫作業を能率良く
ルかも正確に行なうことができる。特に、入・出庫デー
タの入力時に、特定品ｔｉｌｔの物品について、計量不
要指令を入力しておけば、計量不要指示手段により、そ
の特定物品の入・出庫時に計量不要である旨が表示され
るので、作業者は表示手段の表示を見るだけで特定物品
か否かを判断することができ、したがって、計量すべき
物品と計量不要な特定物品とを各機に収容した移動棚に
おける入出庫時の作業能率を大幅に向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の移動棚の制御装−：の全体構成図、第
２図は本発明の一実施例における制御装置を備えた移動
棚の外観斜視図、第３図は同制御装置の構成図、第４図
は同制御装置における表示部の説明図、負）５図は同制
御装置の出庫作業時の動作を示すフローチャート、第６
図は本発明の別の実施例における制御装置を備えた移動
棚の要部の外観斜視図である。 （］）入力手段、（２）・・・記憶手段、（３）・・・
検索手段、（４）・・・計重手段、（５）・・・計数手
段、（６）・・・表示手段、（７戸・・計量不要指示手
段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、移動棚に入出庫する物品の品種を表わす品番などの
   データを入力する入力手段と、この入力手段により入力
   された品番や各品種毎の物品単位重量あるいは前記移動
   棚の物品収納位置を表わす棚番などの各種データを記憶
   する記憶手段と、入出庫データ入力時に前記入力手段に
   より入力された品番からその品種に対応する棚番を検索
   して前記記憶手段に供給する検索手段と、入出庫すべき
   物品の重量を計重する計重手段と、この計重手段の計重
   結果と前記記憶手段に記憶された物品単位重量とから前
   記計重手段により計重した物品の個数を演算する計数手
   段と、前記記憶手段に記憶された各種データおよび前記
   計数手段の演算結果を表示する表示手段と、入出庫デー
   タ入力時に前記入力手段から入力されて前記記憶手段に
   記憶された特定品種についての計量不要指令により当該
   特定品種の入出庫時に前記表示手段により計量不要であ
   る旨の表示を行なわせる計量不要指示手段とを備えた移
   動棚の制御装置。