JPH04243706A - 自動倉庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、入出庫用クレーンを備
えた自動倉庫に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の上記自動倉庫の構成の一例を図１
３の配置図に基づいて説明する。図１３の自動倉庫１は
、荷３を収納する複数の荷収納空間４を有する棚５と、
棚５に沿って自走し、棚５との間で荷３の入出庫を行う
荷搬入出装置であるクレーン７と、作業員の安全を図る
ための安全柵８と、クレーン７と光伝送装置（図示せず
）を介して信号の授受を行い、クレーン７の制御を行う
制御装置９と、クレーン７との荷３の受け渡しおよびと
荷役車両であるフォークリフト２との荷３の受け渡しを
行う荷受け台１２と、荷受け台１２上に載置された荷３
を無接触で検出する反射型の光電スイッチからなる在荷
検出器１３と、制御装置９の側部に設けられたオペレー
タユニット１４から構成されている。このオペレータユ
ニット１４は、作業モードを表示するランプ１５と、作
業完了を入力する完了スイッチ１６から構成され、これ
らランプ１５と完了スイッチ１６と在荷検出器１３はク
レーン７の制御装置９に接続されており、制御装置９へ
在荷検出器１３の在荷検出信号と完了スイッチ１６の操
作信号を出力する。また荷３の在庫管理は、管理表（図
示せず）に入庫される荷３の品名あるいは品番毎に数量
を記載し、出庫される荷３の数量を消去することにより
行われている。

【０００３】上記構成により、作業員は、入出庫リスト
に応じて、出庫に際しては管理表に記載された荷３の品
名あるいは品番毎の数量を確認して棚番（棚５の荷収納
空間４のナンバー）を選択し、次に制御装置９の表面に
設けられた操作パネル１０上のスイッチ（図示せず）を
操作して、作業を行う順に、複数の作業モードや棚番か
らなる作業データを設定し、管理表に入庫を行う荷３の
品名あるいは品番毎に数量を記載し、さらに管理表に記
載された、出庫を行う荷３の品名あるいは品番毎の数量
を消去し、その後荷受け台１２への荷受け台作業、すな
わち荷３の積込み、あるいは卸しをフォークリフト２を
運転して行い、１作業が終了する毎にオペレータユニッ
ト１４の完了スイッチ１６を操作して１作業終了を制御
装置９へ入力していた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の自動倉
庫では、在庫管理が管理表を使用して行われることから
、作業員は作業毎に数量を管理表に手書きで記入あるい
は消去を行わなければならず、作業能率が悪いという問
題があった。

【０００５】本発明は上記問題を解決するものであり、
在庫管理機能を付加し、作業能率を改善する自動倉庫を
提供することを目的とするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明の自動倉庫は、複数の荷収納空間を有する棚と、
この棚に沿って自走し、棚との間で荷の入出庫を行う荷
搬入出装置を備え、地上側に操作パネルから入力された
作業モードおよび荷の品名あるいは品番毎および荷の数
量からなる作業データに基づいて荷搬入出装置の入出庫
を制御する入出庫制御手段を備えた自動倉庫であって、
前記操作パネルに画面表示手段を設け、前記入出庫制御
手段に、前記操作パネルから入力された作業モードが入
庫モードのとき、入力した荷の品名あるいは品番毎に入
力した数量を記憶し、前記操作パネルから入力された作
業モードが出庫モードのとき、前記荷の品名あるいは品
番毎に記憶された数量を出庫作業後の数量に書き換える
在庫管理手段と、前記在庫管理手段から、荷の品名ある
いは品番毎に記憶された数量を予め設定されたフォーマ
ットにしたがって前記画面表示手段へ出力する表示制御
手段を具備したことを特徴とするものである。

【０００７】

【作用】上記の発明の構成により、作業モードが入庫モ
ードのとき、入力した荷の品番あるいは品名毎に入庫数
量が記憶され、出庫モードのとき、荷の品名あるいは品
番毎に記憶された数量が出庫作業後の数量に書き換えら
れる。また記憶された荷の品番あるいは品名毎の在庫数
量が、予め設定されたフォーマットにしたがって画面表
示手段へ表示される。このように、自動的に在庫管理が
行われることにより作業員が作業毎に数量を管理表に手
書きで記入あるいは消去を行う必要がなくなる。

【０００８】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例の図１３と同一の構成には同一の
符号を付して説明を省略する。

【０００９】図１は本発明の一実施例を示す荷受け台を
備えた自動倉庫の要部斜視図である。図１の自動倉庫は
、従来例の図１３の自動倉庫のクレーン７の制御装置９
に代えて、本発明のマイクロコンピュータからなり、地
上側のクレーン７の入出庫制御手段である制御装置３１
とこの制御装置３１に接続されたハンディ型のバーコー
ドリーダ（以下、スキャナと称す）３２を設けている。 また、固定式の荷受け台１２に代えて、クレーン７との
入出庫位置ＨＰとフォークリフト２との荷３の積込み積
卸し位置ＢＰ間の一定経路３３上を自走し、荷３を搬送
する自走台車３４を備えた荷捌装置３５を設けている。

【００１０】クレーン７の制御装置３１の操作パネル４
１には、図２に示すように、作業モードなどの状態およ
び故障などを表示する画面表示手段である液晶表示装置
４２と、スキャナ３２を使用しない手動モード時に使用
する、作業モード設定スイッチ４３、テンキースイッチ
４４、クリアスイッチ４５およびセットスイッチ４６と
、液晶表示装置４２と対話時に設定する画面表示手段の
設定入力手段である、画面設定スイッチ（機能呼出スイ
ッチ、ページめくりスイッチなど）４７およびカーソル
移動用スイッチ４８と、起動・サイクル停止・異常解除
・シフト用の操作スイッチ４９と、この操作パネル４１
を使用して設定するリモートモードと上位のコントロー
ラ（図示せず）からの設定信号により設定されるオンラ
インモードと自動倉庫を使用しない切のモードを選択す
るキースイッチ５０、および運転・異常を表示する表示
灯５１が設けられ、またこの操作パネル４１の下方には
図１に示すように非常停止スイッチ５２が設けられてお
り、これらの機器は、図３に示すように、制御装置３１
に接続されている。

【００１１】制御装置３１を図３のブロック図にしたが
って説明する。制御部５４は、設定データ記憶部５５に
予め設定された複数の、作業モード、荷３の品名あるい
は品番、荷３の数量などからなる作業データを順に取り
出しキースイッチ５０によりオンラインモードが選択さ
れているときは即に、リモートモードが選択されている
ときは入力部５６を介して入力したスイッチ４９，５２
の操作信号により、入出力部５７および光伝送装置５３
を介してクレーン７からあるいは入出力部５８を介して
荷捌装置３５から入力された状態検出データ｛たとえば
クレーン７の状態検出データや、自走台車３４の在荷検
出器１３より入力される自走台車３４上の荷３の有無（
在荷）データや、オペレータユニット１４から入力され
る荷受け台作業完了毎に操作される完了スイッチ１６の
作業完了データ｝に基づいて、入出力部５７および光伝
送装置５３を介してクレーン７、入出力部５８を介して
荷捌装置３５を制御するとともに、出力部６３を介して
表示灯５１を制御し、さらに入庫モードのとき、入力し
た荷３の品名あるいは品番毎の荷３の数量を在庫管理部
５９へ出力し、出庫モードのとき、入力した荷３の品名
あるいは品番により記憶された荷３の数量を検索し、出
庫作業終了時にこの検索された荷３の数量を消去する。

【００１２】また設定部６１は、キースイッチ５０によ
りオンラインモードが選択されているとき、データ伝送
部６２を介して上位のコンピュータ（図示せず）からの
作業データを順に設定データ記憶部５５に記憶し、また
キースイッチ５０によりリモートモードが選択されてい
るとき、入力部５６，６３を介してスイッチ類４３〜４
６の操作信号、あるいはスキャナ３２の信号に応じて、
作業データを設定データ記憶部５５に記憶する。

【００１３】さらに、画面表示部（表示制御手段）６０
は、入力部５６を介して操作パネル４１から入力される
作業モード信号、画面設定信号に指令され、予め記憶さ
れた日本語の所定のフォーマットにしたがって、モード
画面のデータ、機能呼出しメニューのデータや在庫管理
部５９に記憶された、後述する在庫管理データを編集し
て液晶表示装置４２へ出力して表示させる。

【００１４】上記構成により、制御装置３１は、上位コ
ンピュータからの作業データ、あるいはスイッチ類４３
〜５０，５２の操作信号、スキャナ３２の入力信号に応
じて、荷捌装置３５および光伝送装置５３を介してクレ
ーン７および自走台車３４を制御して荷３の入出庫を行
い、表示装置類４２，５１の表示を行っている。なお、
入出庫作業時、非常停止スイッチ５２が操作された場合
、あるいは荷捌装置３５またはクレーン７で故障が発生
した場合には、制御装置３１は、全ての操作を停止し、
故障が発生した場合は液晶表示装置４２へその内容を故
障が復旧されるまで表示する。

【００１５】以下、制御装置３１の画面表示部６０によ
る、在庫管理部５９に記憶された在庫管理データを液晶
表示装置４２へ表示する手順を図４の画面操作手順図お
よび図５〜図１２の画面図にしたがって詳細に説明する
。

【００１６】まず、キースイッチ５０によりリモートモ
ードが選択されると、図５に示すリモート画面を液晶表
示装置４２に表示する。このリモート画面には設定可能
な入庫、出庫、ピッキング、補充入庫の作業モード名が
表示され、リモート画面を見て、作業モード設定スイッ
チ４３により入庫モードがセットされると、図６に示す
入庫設定画面を表示する。

【００１７】入庫設定画面は、荷３の品番、入庫数量、
荷受け台（荷捌装置３５）のナンバーから構成され、テ
ンキースイッチ４４、クリアスイッチ４５およびセット
スイッチ４６あるいはスキャナ３２を使用して入力され
た荷３の品番、入庫数量、荷受け台（荷捌装置３５）の
ナンバーを表示する。このとき制御部５４は、入力され
た荷３の品番毎に入庫数量に、作業ナンバーを付加して
在庫管理データを形成し、在庫管理部５９へ記憶する。

【００１８】次に、画面設定スイッチ４７で終了が選択
されると、図５に示すリモート画面を表示し、このリモ
ート画面を見て、作業モード設定スイッチ４３により出
庫モードがセットされると、図７に示す出庫設定画面を
表示する。

【００１９】出庫設定画面は、荷３の品番、作業ナンバ
ー、荷受け台（荷捌装置３５）のナンバーの項から構成
され、テンキースイッチ４４、クリアスイッチ４５およ
びセットスイッチ４６あるいはスキャナ３２を使用して
荷３の品番が入力されると、この品番により在庫管理部
５９に記憶された在庫管理データを検索し、作業ナンバ
ー、在庫数量からなるリストを表示し、また入力された
荷３の品番、作業ナンバー、荷受け台のナンバーを表示
する。このとき、制御部５４は、出庫作業終了時に、出
庫された作業ナンバーの在庫数量を消去する。

【００２０】次に、画面設定スイッチ４７で終了が選択
されると、図５に示すリモート画面を表示し、このリモ
ート画面を見て、作業モード設定スイッチ４３によりピ
ッキングモードがセットされると、図８に示すピッキン
グ設定画面が表示される。

【００２１】ピッキング設定画面は、荷３の品番、作業
ナンバー、荷受け台（荷捌装置３５）のナンバー、荷３
の払出数量から構成され、テンキースイッチ４４、クリ
アスイッチ４５およびセットスイッチ４６あるいはスキ
ャナ３２を使用して荷３の品番が入力されると、この品
番により在庫管理部５９に記憶された在庫管理データを
検索し、作業ナンバー、在庫数量からなるリストを表示
し、入力された荷３の品番、作業ナンバー、荷受け台の
ナンバー、払出数量を表示する。このとき、制御部５４
はピッキング作業終了時に指定された作業ナンバーの在
庫数量から払出数量を減算して在庫管理部５９に再格納
する。

【００２２】次に、画面設定スイッチ４７で終了が選択
されると、図５に示すリモート画面を表示し、このリモ
ート画面を見て、作業モード設定スイッチ４３により補
充入庫モードがセットされると、図９に示す補充入庫設
定画面が表示される。

【００２３】補充入庫設定画面は、荷３の品番、作業ナ
ンバー、荷受け台（荷捌装置３５）のナンバー、荷３の
補充数量から構成され、テンキースイッチ４４、クリア
スイッチ４５およびセットスイッチ４６あるいはスキャ
ナ３２を使用して荷３の品番が入力されると、この品番
により在庫管理部５９に記憶された在庫管理データを検
索し、作業ナンバー、在庫数量からなるリストを表示し
、入力された荷３の品番、作業ナンバー、荷受け台のナ
ンバー、補充数量を表示する。このとき、制御部５４は
補充入庫作業終了時に指定された作業ナンバーの在庫数
量に補充数量を加算して在庫管理部５９に再格納する。

【００２４】次に、画面設定スイッチ４７で機能呼出が
選択されると、図１０に示す機能呼出メニューを表示し
、機能呼出メニューを見て、テンキースイッチ４４によ
りメンテナンスジョブメニューのナンバー”１０”が入
力され、続いてセットスイッチ４６が操作されると、図
１１に示すメンテナンスジョブメニューを表示し、この
メンテナンスジョブメニューを見て、テンキースイッチ
４４により在庫メンテナンスのナンバー”１”が入力さ
れ、続いてセットスイッチ４６が操作されると、図１２
に示す在庫メンテナンスの画面を表示する。

【００２５】この在庫メンテナンスの画面は、荷３の品
番、作業ナンバー、新在庫数量から構成され、テンキー
スイッチ４４、クリアスイッチ４５およびセットスイッ
チ４６あるいはスキャナ３２を使用して荷３の品番が入
力されると、この品番により在庫管理部５９に記憶され
た在庫管理データを検索し、作業ナンバー、在庫数量か
らなるリストを表示し、入力された荷３の品番、作業ナ
ンバー、新在庫数量を表示する。このとき、制御部５４
は指定された作業ナンバーの在庫数量を新在庫数量に置
換して在庫管理部５９に再格納する。このように在庫管
理部６４の在庫数量の訂正を行うことができる。

【００２６】以上のように画面と対話しながら作業デー
タを入力することにより、作業モードが入庫モードのと
き、入力した荷の品番あるいは品名毎に在庫数量が記憶
され、出庫モードのとき、記憶された入力した荷の品番
あるいは品名毎の在庫管理データが、予め設定されたフ
ォーマットにしたがって液晶表示装置４２へ表示される
ことによって、出庫の際、在庫を確認でき、作業終了時
在庫数量を更新することによって在庫管理を行うことが
でき、また自動的に在庫管理が行われることから作業員
は従来のように管理表への数量の手書きの記入、および
消去を行う必要がなくなり、作業能率を向上させること
ができる。

【００２７】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、作
業モードが入庫モードのとき、入力した荷の品番あるい
は品名毎に入庫数量が記憶され、出庫モードのとき、荷
の品名あるいは品番毎に記憶された数量が出庫作業後の
数量に書き換えられることによって、自動的に在庫管理
を行われることから、作業員は作業毎に数量を管理表に
手書きで記入あるいは消去を行う必要がなくなり、作業
能率を向上させることができる。また記憶された荷の品
番あるいは品名毎の在庫数量が、予め設定されたフォー
マットにしたがって画面表示手段へ表示されることによ
って、作業員は在庫状況を画面表示手段で確認すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例における荷受け台を備えた自
動倉庫の要部斜視図である。

【図２】同自動倉庫の操作パネルの平面図である。

【図３】同自動倉庫の制御構成図である。

【図４】同自動倉庫の操作手順を示す画面操作手順図で
ある。

【図５】同自動倉庫の液晶表示装置のリモート画面図で
ある。

【図６】同自動倉庫の液晶表示装置の入庫設定画面図で
ある。

【図７】同自動倉庫の液晶表示装置の出庫設定画面図で
ある。

【図８】同自動倉庫の液晶表示装置のピッキング設定画
面図である。

【図９】同自動倉庫の液晶表示装置の補充入庫画面図で
ある。

【図１０】同自動倉庫の液晶表示装置の機能呼出メニュ
ー画面図である。

【図１１】同自動倉庫の液晶表示装置のメンテナンスジ
ョブメニュー画面図である。

【図１２】同自動倉庫の液晶表示装置の在庫メンテナン
ス画面図である。

【図１３】従来の荷受け台を備えた自動倉庫の配置図お
よび要部斜視図である。

【符号の説明】

１　　　　自動倉庫 ３　　　　荷 ４　　　　荷収納空間 ５　　　　棚 ７　　　　クレーン（荷搬入出装置） ３１　　　　制御装置（入出庫制御手段）３５　　　　
荷捌装置 ４１　　　　操作パネル ４２　　　　液晶表示装置（画面表示手段）４３　　　
　作業モード設定スイッチ ４７　　　　画面設定スイッチ ５４　　　　制御部 ５５　　　　設定データ記憶部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　複数の荷収納空間を有する棚と、この
   棚に沿って自走し、棚との間で荷の入出庫を行う荷搬入
   出装置を備え、地上側に操作パネルから入力された作業
   モードおよび荷の品名あるいは品番毎および荷の数量か
   らなる作業データに基づいて荷搬入出装置の入出庫を制
   御する入出庫制御手段を備えた自動倉庫であって、前記
   操作パネルに画面表示手段を設け、前記入出庫制御手段
   に、前記操作パネルから入力された作業モードが入庫モ
   ードのとき、入力した荷の品名あるいは品番毎に入力し
   た数量を記憶し、前記操作パネルから入力された作業モ
   ードが出庫モードのとき、前記荷の品名あるいは品番毎
   に記憶された数量を出庫作業後の数量に書き換える在庫
   管理手段と、前記在庫管理手段から、荷の品名あるいは
   品番毎に記憶された数量を予め設定されたフォーマット
   にしたがって前記画面表示手段へ出力する表示制御手段
   を具備したことを特徴とする自動倉庫。