JPS5813541B2 - D−6−メチル2,8−二置換エルゴリン - Google Patents
D−6−メチル2,8−二置換エルゴリンInfo
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- JPS5813541B2 JPS5813541B2 JP56123937A JP12393781A JPS5813541B2 JP S5813541 B2 JPS5813541 B2 JP S5813541B2 JP 56123937 A JP56123937 A JP 56123937A JP 12393781 A JP12393781 A JP 12393781A JP S5813541 B2 JPS5813541 B2 JP S5813541B2
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- JP
- Japan
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- methyl
- ergoline
- solution
- chloroform
- compound
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- Expired
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D457/00—Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid
- C07D457/02—Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, attached in position 8
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
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- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
(式中R′はO−SO2−CH3を表わす)で示される
化合物をハロゲン化して一般式(式中R′は前記と同様
の意味を表わし、Xはハロゲンを表わす) で示される化合物を生成し,次に前記化合物を無機シア
ン化物と不活性溶媒中で反応させることを特徴とする、 一般式■ (式中Xはハロゲンを表わし,RはCH2−CNを表わ
す) で示される新規なD−2−置換−6−メチル8置換エル
ゴリンおよび製薬上許容される酸で形成されるこれらの
塩の製法に関する。
化合物をハロゲン化して一般式(式中R′は前記と同様
の意味を表わし、Xはハロゲンを表わす) で示される化合物を生成し,次に前記化合物を無機シア
ン化物と不活性溶媒中で反応させることを特徴とする、 一般式■ (式中Xはハロゲンを表わし,RはCH2−CNを表わ
す) で示される新規なD−2−置換−6−メチル8置換エル
ゴリンおよび製薬上許容される酸で形成されるこれらの
塩の製法に関する。
上記構造の化合物の命名の“D”という接頭語はエルゴ
リン誘導体の立体化学がD−リセング酸すなわち天然に
生成する形と同一であることを示している。
リン誘導体の立体化学がD−リセング酸すなわち天然に
生成する形と同一であることを示している。
上記の式で表わされるエルゴリンの塩類は調剤学的に受
容可能な有機および無機の両方の酸とから製造すること
ができる。
容可能な有機および無機の両方の酸とから製造すること
ができる。
そのような塩には硫酸塩、ピロ硫酸塩および硫酸水素塩
,のような硫酸塩類,亜硫酸塩,亜硫酸水素塩のような
亜硫酸塩類,リン酸塩、リン酸一水素塩、リン酸二水素
塩、メタリン酸塩、およびピロリン酸塩のようなリン酸
塩類、塩化物、臭化物、ヨウ化物およびフツ化物のよう
なハロゲン化物,酢酸塩、プロピオン酸塩、デカン酸塩
、カプリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸塩、イソ酪酸塩、
カブリン酸塩、ヘプタン酸塩およびプロピオール酸塩の
ようなC1−C10脂肪族カルボン酸塩類、シウ酸塩,
マロン酸塩コハク酸塩、スベリン酸塩,セバチン酸塩,
フマル酸塩、マレイン酸塩、ブチン1,4,−二塩基酸
塩およびヘキシン−1,6、−二塩基酸塩などのような
C2−C10脂肪族ニカルボン酸塩類、安息香酸塩、ク
ロル安息香酸塩、メチル安息香酸塩,ジニトロ安息香酸
塩、ヒドロキシ安息香酸塩、およびメトキシ安息香酸塩
のような安息香酸塩類、フタル酸塩、およびテレフタル
酸塩のようなフタル酸塩類、トルエンスルホン酸塩、ベ
ンゼンスルホン酸塩,ナフタレンスルホン酸塩、p−ク
ロルベンゼンスルホン酸塩、およびキシレンスルホン酸
塩のような芳香族スルホン酸塩類,クエン酸塩,乳酸塩
、β−ヒドロキシ酪酸塩、およびグリコール酸塩のよう
なC2−C5α−ヒドロキシ脂肪酸塩類,マレイン酸塩
および酒石酸塩のようなC4−C6α−ヒドロキシ脂肪
族二塩基酸塩類、およびメタンスルホン酸塩およびプロ
パンスルホン酸塩のようなC1−C3アルキルスルホン
酸塩類が含まれる。
,のような硫酸塩類,亜硫酸塩,亜硫酸水素塩のような
亜硫酸塩類,リン酸塩、リン酸一水素塩、リン酸二水素
塩、メタリン酸塩、およびピロリン酸塩のようなリン酸
塩類、塩化物、臭化物、ヨウ化物およびフツ化物のよう
なハロゲン化物,酢酸塩、プロピオン酸塩、デカン酸塩
、カプリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸塩、イソ酪酸塩、
カブリン酸塩、ヘプタン酸塩およびプロピオール酸塩の
ようなC1−C10脂肪族カルボン酸塩類、シウ酸塩,
マロン酸塩コハク酸塩、スベリン酸塩,セバチン酸塩,
フマル酸塩、マレイン酸塩、ブチン1,4,−二塩基酸
塩およびヘキシン−1,6、−二塩基酸塩などのような
C2−C10脂肪族ニカルボン酸塩類、安息香酸塩、ク
ロル安息香酸塩、メチル安息香酸塩,ジニトロ安息香酸
塩、ヒドロキシ安息香酸塩、およびメトキシ安息香酸塩
のような安息香酸塩類、フタル酸塩、およびテレフタル
酸塩のようなフタル酸塩類、トルエンスルホン酸塩、ベ
ンゼンスルホン酸塩,ナフタレンスルホン酸塩、p−ク
ロルベンゼンスルホン酸塩、およびキシレンスルホン酸
塩のような芳香族スルホン酸塩類,クエン酸塩,乳酸塩
、β−ヒドロキシ酪酸塩、およびグリコール酸塩のよう
なC2−C5α−ヒドロキシ脂肪酸塩類,マレイン酸塩
および酒石酸塩のようなC4−C6α−ヒドロキシ脂肪
族二塩基酸塩類、およびメタンスルホン酸塩およびプロ
パンスルホン酸塩のようなC1−C3アルキルスルホン
酸塩類が含まれる。
リセルグ酸およびイソリセルグ酸は8−カルボキシ−6
−メチル−Δ9−エルゴリンである。
−メチル−Δ9−エルゴリンである。
リセルグ酸アミド類(その多くは価値ある独特の薬物学
的特性を有するが)には天然産の分娩促進アルカロイド
類、エルゴコルニン、エルゴクリプチン、エルゴビン、
エルゴクリスチン、エルゴシン,エルゴタミン等および
合成幻覚剤リセルグ酸ジエチルアミドあるいはLSDと
同様にメセルギンのような合成分娩促進削が含まれる。
的特性を有するが)には天然産の分娩促進アルカロイド
類、エルゴコルニン、エルゴクリプチン、エルゴビン、
エルゴクリスチン、エルゴシン,エルゴタミン等および
合成幻覚剤リセルグ酸ジエチルアミドあるいはLSDと
同様にメセルギンのような合成分娩促進削が含まれる。
総称的にジヒドロエルゴトアルカロイドとして知られて
いる6−メチル−8−カルボキシエルゴリンは弱い分娩
促進剤で同時にエルゴトアルカロイドそれ自身よりもよ
り低い毒性のものである。
いる6−メチル−8−カルボキシエルゴリンは弱い分娩
促進剤で同時にエルゴトアルカロイドそれ自身よりもよ
り低い毒性のものである。
Δ9−エルゴリンのエルゴタミンは今迄偏頭痛の治療に
用いられて来たが最近エルゴコルニンおよび2−プロム
−α−エルゴクリプチンが共にプロラクチン(prol
ac‐tin)およびジメチルベンザンスレンによって
ラット(鼠)に発生した腫瘍の抑制剤であることがナガ
サナおよびマイツ(Nagasana and Mei
tes)によりProce.Soc.Exp’t’l.
Biol .Med.第135巻第469ページ(19
70)およびホイソン(Hvuson)等によりEur
op.J.Cancer.第353ページ(1970)
に発表された。
用いられて来たが最近エルゴコルニンおよび2−プロム
−α−エルゴクリプチンが共にプロラクチン(prol
ac‐tin)およびジメチルベンザンスレンによって
ラット(鼠)に発生した腫瘍の抑制剤であることがナガ
サナおよびマイツ(Nagasana and Mei
tes)によりProce.Soc.Exp’t’l.
Biol .Med.第135巻第469ページ(19
70)およびホイソン(Hvuson)等によりEur
op.J.Cancer.第353ページ(1970)
に発表された。
D−6−メチル−8−ジアノメチノレエルゴリンは最初
にセモンスキイおよび共同研究者によって製造された〔
Coll.Czech.Chem.Commun第33
巻第577ページ(1968)〕,およびラットの妊娠
妨止に対する使用について同一研究者らによってNat
uve.第221巻第666ページ(1969)に発表
された。
にセモンスキイおよび共同研究者によって製造された〔
Coll.Czech.Chem.Commun第33
巻第577ページ(1968)〕,およびラットの妊娠
妨止に対する使用について同一研究者らによってNat
uve.第221巻第666ページ(1969)に発表
された。
その化合物は脳下垂体のリューテオトロピックホルモン
および脳下垂体生殖腺刺激物の分泌を妨げると考えられ
ている。
および脳下垂体生殖腺刺激物の分泌を妨げると考えられ
ている。
それはまたプロラクチンの分泌も妨げることが暗示され
た。
た。
〔セダ(Seda)等、J.ReprodFert.第
24巻第263ページ(1971年)およびマントルお
よびフイン(Mantle andFinn)同七、第
441ページ)〕,セモンスキイおよび共同研究者はC
oll.Czech.Chem.Comm.第36巻第
2200ページ(1971)にラットに対して抗受精性
および抗泌乳性効果を有するといわれる化合物D−6−
メチル−8−エルゴニルアセタミドの製造について記載
した。
24巻第263ページ(1971年)およびマントルお
よびフイン(Mantle andFinn)同七、第
441ページ)〕,セモンスキイおよび共同研究者はC
oll.Czech.Chem.Comm.第36巻第
2200ページ(1971)にラットに対して抗受精性
および抗泌乳性効果を有するといわれる化合物D−6−
メチル−8−エルゴニルアセタミドの製造について記載
した。
これら化合物の腫瘍に対する抗力は未知である。
本発明を以下の特殊の例によってさらに具体的に例示す
る。
る。
例1(参考例)
D−2−クロルー6−メチル−8−シアンメチルエルゴ
リンの製造 N−クロルサクシンイミド400mgをジオキサン30
ml中に溶解しその溶液を約60℃の温度において、ジ
オキサン25ml中に溶解したD−6−メチル−8−シ
アノメチルエルゴリン535mg懸濁液を攪拌したもの
に滴下した。
リンの製造 N−クロルサクシンイミド400mgをジオキサン30
ml中に溶解しその溶液を約60℃の温度において、ジ
オキサン25ml中に溶解したD−6−メチル−8−シ
アノメチルエルゴリン535mg懸濁液を攪拌したもの
に滴下した。
添加し終った後反応混合物を窒素気流中で60〜65℃
の範囲で約4.5時間加熱した。
の範囲で約4.5時間加熱した。
次いで反応混合物を冷却し水で希釈した。
その混合物に炭酸水素ナトリウムの固体を加えたあとク
ロロホルムを用いて抽出した。
ロロホルムを用いて抽出した。
クロロホルム層を分離したあと乾燥し次いで真空で蒸発
してクロロホルムを除去した。
してクロロホルムを除去した。
得られた粗製残留物は薄層クロマトグラフ上に二つのス
ポットの存在を示した9それで残留物をクロロホルムに
溶解しフロリシル(florisil)を用いてクロマ
トグラフにかけた。
ポットの存在を示した9それで残留物をクロロホルムに
溶解しフロリシル(florisil)を用いてクロマ
トグラフにかけた。
クロロホルム溶出部分をそれぞれ薄層クロマトグラフに
かけたところ第7ないし第12部分が新規化合物(出発
原料でない)を一番多く含有することが示された。
かけたところ第7ないし第12部分が新規化合物(出発
原料でない)を一番多く含有することが示された。
薄層クロマトグラフによってこの新成分の比較的大量が
見られた部分を合併したあとそれからクロロホルムを蒸
発した。
見られた部分を合併したあとそれからクロロホルムを蒸
発した。
得られた残留物をエーテルから再結晶して270〜27
3℃で溶融するD−2−クロル−6−メチル−8−シア
ンメチルエルゴリンの165mgを得た。
3℃で溶融するD−2−クロル−6−メチル−8−シア
ンメチルエルゴリンの165mgを得た。
上記の操作に従ってN−プロムサクシンイミドを用いて
D−6−メチル−8−シアノメチルエルゴリンを臭素化
して、エタノールから再結晶したあと約244−7℃で
溶解と同時に分解するD−2−ブロムー6−メチル−8
−シアンメチルエルゴリンを得た。
D−6−メチル−8−シアノメチルエルゴリンを臭素化
して、エタノールから再結晶したあと約244−7℃で
溶解と同時に分解するD−2−ブロムー6−メチル−8
−シアンメチルエルゴリンを得た。
分析値 C H N Br計算値 5
9.31 5.27 12.21 23.21実
測値 59.33 5.37 11.96 23
.39上記の操作に従ってN−ヨードサクシンイミドを
用いてD−6−メチル−8−シアノメチルエルゴリンと
反応させて、エーテルから再結晶後約211〜213℃
において溶解と同時に分解するD−2−ヨード−6−メ
チル−8−シアノメチルエルゴリンを得た。
9.31 5.27 12.21 23.21実
測値 59.33 5.37 11.96 23
.39上記の操作に従ってN−ヨードサクシンイミドを
用いてD−6−メチル−8−シアノメチルエルゴリンと
反応させて、エーテルから再結晶後約211〜213℃
において溶解と同時に分解するD−2−ヨード−6−メ
チル−8−シアノメチルエルゴリンを得た。
分析値
C H N I
計算値 52.19 4.64 10.74 3
2.44実験値 51.90 4.51 10.5
8 32.17例2(参考例) D−6−メチル−8−プロムメチルエルゴリンの製造 窒素気流中で始めから攪拌したアセトニトリル100m
l中にトリフエニルホスフィン5.2gを溶解した溶液
を用意した。
2.44実験値 51.90 4.51 10.5
8 32.17例2(参考例) D−6−メチル−8−プロムメチルエルゴリンの製造 窒素気流中で始めから攪拌したアセトニトリル100m
l中にトリフエニルホスフィン5.2gを溶解した溶液
を用意した。
臭素1mlを上記のトリフエニルホスフイン溶液に滴下
した。
した。
添加完了後少し加温すると透明、無色の溶液となり反応
の完結を表わす。
の完結を表わす。
D−6−メチル−8−ヒドロキシメチル・エルゴリン5
05mgを一度に上記トリフェニルホスホニウムブロマ
イド溶液に添加する。
05mgを一度に上記トリフェニルホスホニウムブロマ
イド溶液に添加する。
反応混合物を塩化カルシウム乾燥管を付けて保護しなが
ら室温で約6.5時間攪拌した。
ら室温で約6.5時間攪拌した。
そのあと反応混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に
注入し有機物をクロロホルムで抽出した。
注入し有機物をクロロホルムで抽出した。
クロロホルム層を飽和酒石酸水溶液に接触させるとそこ
にあるエルゴリン塩基の水溶性酒石酸塩を生成する。
にあるエルゴリン塩基の水溶性酒石酸塩を生成する。
水層を分離してクロロホルム層を捨てる。
そのあと水層を固形炭酸水素ナトリウムでアルカリ性に
した。
した。
エルゴリン塩基はアルカリ性水溶液に不溶性であるので
分離してクロロホルムに溶解した。
分離してクロロホルムに溶解した。
次いでクロロホルム層を分離して乾燥した。
真空でクロロホルムを蒸発したら上記の反応で生成した
D−6−メチル−8−プロムメチルエルゴリンより成る
残留物を得た, 分析結果 C H N Br 計算値 60.20 6.00 8.78 25
.02実験値 60.11 6.06 8.59
25.35例3 D−6−メチル−8−シアノメチルエルゴリンの製造 ピリジン200ml中D−6−メチル−8−ヒドロキシ
メチルエルゴリン10g懸濁液を製造した。
D−6−メチル−8−プロムメチルエルゴリンより成る
残留物を得た, 分析結果 C H N Br 計算値 60.20 6.00 8.78 25
.02実験値 60.11 6.06 8.59
25.35例3 D−6−メチル−8−シアノメチルエルゴリンの製造 ピリジン200ml中D−6−メチル−8−ヒドロキシ
メチルエルゴリン10g懸濁液を製造した。
この懸濁液にメタンスルホニルクロリド6.Omlおよ
びピリジン200mlを含有する溶液を徐々に添加した
。
びピリジン200mlを含有する溶液を徐々に添加した
。
反応混合物を窒素気流中で室温で約半時間攪拌したあと
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液2.5l中に注入した。
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液2.5l中に注入した。
アルカリ性水層を水で6lに希釈し希釈した水層を室温
で放置した。
で放置した。
上記の反応で生成したD−6−メチル−8−メシルオキ
シメチルエルゴリンが結晶となった。
シメチルエルゴリンが結晶となった。
所望の物質がさらに多く沈殿するように溶液を0℃に冷
却した。
却した。
溶液を濾過しフィルターケーキをエタノールから再結晶
した。
した。
濾液を酢酸エチルで抽出し次いで酢酸エチル層を分離し
真空で酢酸エチルを蒸発させてさらにD−6−メチル−
8−メシルオキシメチルエルゴリンを取得した。
真空で酢酸エチルを蒸発させてさらにD−6−メチル−
8−メシルオキシメチルエルゴリンを取得した。
上記のようにして得たD−6−メチル−8−メシルオキ
シメチルエルゴリンを再結晶して分解しながら約192
〜4℃で溶融する物質を取得した。
シメチルエルゴリンを再結晶して分解しながら約192
〜4℃で溶融する物質を取得した。
分析結果
C H N S
計算値 61.05 6.63 8.38 9.
59実験値 60.85 6.46 8.45
9.30上記のようにして製造したD−6−メチル−8
−メシルオキシメチルエルゴリン12.5gをシアン化
ナトリウム12.9と共にDMSO350mlの存在の
下で100〜105℃の温度において窒素気流中45分
間加熱した。
59実験値 60.85 6.46 8.45
9.30上記のようにして製造したD−6−メチル−8
−メシルオキシメチルエルゴリン12.5gをシアン化
ナトリウム12.9と共にDMSO350mlの存在の
下で100〜105℃の温度において窒素気流中45分
間加熱した。
反応混合物を飽和塩化ナトリウム溶液2l中に注入し得
られた混合物を濾過した。
られた混合物を濾過した。
このようにして得られた固形物を温水中でスラリー状に
したあと再濾過をして約8.4gのD−6−メチル−8
−シアンメチルエルゴリンを得た。
したあと再濾過をして約8.4gのD−6−メチル−8
−シアンメチルエルゴリンを得た。
例4
D−2−ブロム−6−メチル−8−シアノメチルエルゴ
リンの交互製造 例2(参考例)の方法によって製造したD−6−メチル
−8−プロムメチルエルゴリン955mgをジオキサン
50mlに溶解した液を窒素気流中で60〜65℃に加
熱した。
リンの交互製造 例2(参考例)の方法によって製造したD−6−メチル
−8−プロムメチルエルゴリン955mgをジオキサン
50mlに溶解した液を窒素気流中で60〜65℃に加
熱した。
ジオキサン70ml中N−プロムサクシンイミド600
mg溶液を滴下添加した。
mg溶液を滴下添加した。
反応混合物をN−プロムサクシンイミドの全部を添加し
終ったあとさらに半時間60〜65℃に加熱した。
終ったあとさらに半時間60〜65℃に加熱した。
反応混合物をそのあと冷却してから酒石酸の水溶液を加
えて存在するエルゴリン塩基の水溶性酒石酸塩を生成し
た。
えて存在するエルゴリン塩基の水溶性酒石酸塩を生成し
た。
得られた混合物をクロロホルムを用いて抽出しクロロホ
ルムの層を捨てた。
ルムの層を捨てた。
水の層を濾過したあと固体炭酸水素ナトリウムを加えて
アルカリ性にした,その中にはエルゴリン塩基は溶解し
ない。
アルカリ性にした,その中にはエルゴリン塩基は溶解し
ない。
水の層をクロロホルムを用いて抽出し,クロロホルム層
を分離して乾燥したあと真空で蒸発してクロロホルムを
除去した。
を分離して乾燥したあと真空で蒸発してクロロホルムを
除去した。
フロリシル上のクロマトグラムをクロロホルムを溶出液
としたクロマトグラフで、出発原料以外の物質を主成分
とする斑点を薄層クロマトグラフ上で示す抽出分を得た
。
としたクロマトグラフで、出発原料以外の物質を主成分
とする斑点を薄層クロマトグラフ上で示す抽出分を得た
。
このような抽出分を合併し真空で溶媒を除夫して得た残
留分をエーテルから再結晶して上記の反応で生成したD
−2−ブロムー6−メチル−8−プロムメチルエルゴリ
ンを製造した。
留分をエーテルから再結晶して上記の反応で生成したD
−2−ブロムー6−メチル−8−プロムメチルエルゴリ
ンを製造した。
その化合物は分解を伴いながら215℃で溶融した。
分析結果
C H N Br
計算値 48.27 4.56 7.04 40
.14実験値 48.01 4.66 7.16
40.38前記のようにして製造したD−2−ブロム
−6−メチル−8−プロムメチルエルゴリン90mgを
ジメチルスルホキシド(DMSO)10ml中に溶解し
た。
.14実験値 48.01 4.66 7.16
40.38前記のようにして製造したD−2−ブロム
−6−メチル−8−プロムメチルエルゴリン90mgを
ジメチルスルホキシド(DMSO)10ml中に溶解し
た。
ジアン化ナトリウム100mgを添加して得られた混合
物を105℃において窒素気流中で約45分間加熱した
。
物を105℃において窒素気流中で約45分間加熱した
。
反応混合物を冷却し水で希釈し濾過した。
フィルターケーキをエタノール−クロロホルム混合溶媒
中に溶解したあと溶媒を真空で蒸発して除去した。
中に溶解したあと溶媒を真空で蒸発して除去した。
残留物をエーテルから再結晶して上記の反応で生成した
D−2−ブロム−6−メチル−8−シアノメチルエルゴ
リンを得た。
D−2−ブロム−6−メチル−8−シアノメチルエルゴ
リンを得た。
その化合物は分解しながら約240−243℃で溶融し
た。
た。
上の方法に従ってD−6−メチル−8−メシルオキシメ
チルエルゴリン(例3)をそれの2一位に例1(参考例
)の方法によってハロゲン化することができD−2−ク
ロルー6−メチル−8−メシルオキシメチルエルゴリン
,D−2−ブロムー6−メチル−8−メシルオキシメチ
ルエルゴリンあるいはD−’2−ヨード−6−メチル−
8−メシルオキシメチルエルゴリンを生成し,そのおの
おのは次いで上記のようにシアン化ナトリウムとの反応
によって8−シアンメチル誘導体に転化させられること
ができる。
チルエルゴリン(例3)をそれの2一位に例1(参考例
)の方法によってハロゲン化することができD−2−ク
ロルー6−メチル−8−メシルオキシメチルエルゴリン
,D−2−ブロムー6−メチル−8−メシルオキシメチ
ルエルゴリンあるいはD−’2−ヨード−6−メチル−
8−メシルオキシメチルエルゴリンを生成し,そのおの
おのは次いで上記のようにシアン化ナトリウムとの反応
によって8−シアンメチル誘導体に転化させられること
ができる。
本発明の化合物(上記の式(I))の調剤学的受容可能
酸の塩は特別のエルゴリン塩基のある量をエーテル中に
溶解し、これに同様にエーエル中に溶解した調剤学的受
容可能酸の当量を添加して製造できる。
酸の塩は特別のエルゴリン塩基のある量をエーテル中に
溶解し、これに同様にエーエル中に溶解した調剤学的受
容可能酸の当量を添加して製造できる。
このようにして製造された塩類は通常エーテル中に不溶
解性であり濾過によって単離し再結晶によって精製でき
る。
解性であり濾過によって単離し再結晶によって精製でき
る。
またはエルゴリン塩基をエタノール中に溶解させ調剤学
的受容可能酸の当量をまたエタノール中に溶して添加す
ることもできる。
的受容可能酸の当量をまたエタノール中に溶して添加す
ることもできる。
この例では塩がエタノールに溶解するので真空中で溶媒
を蒸発させて除去して塩を回収する。
を蒸発させて除去して塩を回収する。
結果として得られた残留物が結晶でないときにはエタノ
ールまたは好適な溶媒から容易に再結晶できる。
ールまたは好適な溶媒から容易に再結晶できる。
塩の製造
テトラヒドロフラン(THF)約40ml中のD−2−
ブロムー6−メチル−8−シアンメチルエルゴリン56
0mgを含有する溶液を製造した。
ブロムー6−メチル−8−シアンメチルエルゴリン56
0mgを含有する溶液を製造した。
THF50ml中にマレイン酸1gを溶解して製造して
作った溶液の約10mlを攪拌しながらエルゴリン塩基
の溶液に加えた。
作った溶液の約10mlを攪拌しながらエルゴリン塩基
の溶液に加えた。
エーテル約200mlを添加して生成した沈殿を濾別し
た。
た。
このようにして造られたD−2−ブロム−6−メチル−
8−シアノメチルエルゴリンアシドマレートは約207
〜209℃において分解しながら溶融した。
8−シアノメチルエルゴリンアシドマレートは約207
〜209℃において分解しながら溶融した。
上記の方法に従ってD−2−クロルー6−メチル−8−
シアンメチルゴリンアシドマレートを製造した。
シアンメチルゴリンアシドマレートを製造した。
それは約204〜206℃において分解しながら溶融す
る。
る。
上記の方法に従ってTHF15ml中にD−2−クロル
ー6−メチル−8−シアンメチルエルゴリン320mg
を溶解した。
ー6−メチル−8−シアンメチルエルゴリン320mg
を溶解した。
この溶液にTHF中のメタンスルホン酸溶液を一滴ずつ
、滴下してもそれ以上沈殿を生成しなくなるまで、加え
た。
、滴下してもそれ以上沈殿を生成しなくなるまで、加え
た。
そのTHF溶液をエーテルで希釈して得られた混合物を
濾過して、エタノール−エーテル混合溶媒から再結晶し
て約295℃において分解しながら溶融するD−2−ク
ロル−6−メチル−8−シアノメチルエルゴリンのメタ
ンスルホン酸塩を得た。
濾過して、エタノール−エーテル混合溶媒から再結晶し
て約295℃において分解しながら溶融するD−2−ク
ロル−6−メチル−8−シアノメチルエルゴリンのメタ
ンスルホン酸塩を得た。
分析の結果
C H N C1 S
計算値 54.61 5.60 10.61 8
.95 8.10実験値 54.43 5.79
10.86 9.22 8.18上記の方法に従
ってTHF15ml中にD−2−クロルー6−メチル−
8−シアノメチルエルゴリン220mgを溶解した。
.95 8.10実験値 54.43 5.79
10.86 9.22 8.18上記の方法に従
ってTHF15ml中にD−2−クロルー6−メチル−
8−シアノメチルエルゴリン220mgを溶解した。
THF中d−酒石酸の飽和溶液の過剰を添加した。
得られたセラチン状の沈殿は徐々に結晶となった。
その混合物をエーテルで希釈し沢過してD−2−クロル
ー6−メチル−8−シアノメチルエルゴリンの酒石酸塩
を得た,それはエタノールーエーテル混合溶媒から再結
晶して約247〜249℃で溶融した。
ー6−メチル−8−シアノメチルエルゴリンの酒石酸塩
を得た,それはエタノールーエーテル混合溶媒から再結
晶して約247〜249℃で溶融した。
分析結果
C H N C1
計算値 60.88 5.65 11.21 9
.46実験値 60.66 5.41 11.41
9.49本発明の化合物は生殖腺刺激物質抑制剤と
して有用である。
.46実験値 60.66 5.41 11.41
9.49本発明の化合物は生殖腺刺激物質抑制剤と
して有用である。
そのようなものとして乳汁分泌を妨止しかつ特別にプロ
ラクチン妨止剤である。
ラクチン妨止剤である。
その化合物は分娩後の乳の分泌および乳漏症のような不
適当な乳汁分泌の治療に有効である。
適当な乳汁分泌の治療に有効である。
その上その化合物はプロラクチンに由来する腺癌および
プロラクチン分泌脳下垂体腫瘍に対して、以下の病気す
なわちフオルベスーアルブライト(Forbes‐Al
bright)症候群、チアリ−フロンメル(Chia
ri−Frommel)症候群、女性型***それ自身お
よび前立腺過度肥満に対する発情性ステロイド投与の結
果発生した女性型***、***のフイブロシスティック病
〔ベナイ小結節(benighnodules)〕b乳
癌の予防処置およびサイコトロピツク薬剤(psych
etropic drugs)たとえばトラジン(th
orazine)の投与に由来する***の発育などに対
すると同様に、使用できる。
プロラクチン分泌脳下垂体腫瘍に対して、以下の病気す
なわちフオルベスーアルブライト(Forbes‐Al
bright)症候群、チアリ−フロンメル(Chia
ri−Frommel)症候群、女性型***それ自身お
よび前立腺過度肥満に対する発情性ステロイド投与の結
果発生した女性型***、***のフイブロシスティック病
〔ベナイ小結節(benighnodules)〕b乳
癌の予防処置およびサイコトロピツク薬剤(psych
etropic drugs)たとえばトラジン(th
orazine)の投与に由来する***の発育などに対
すると同様に、使用できる。
プロラクチンを妨止するために本発明の化合物を用いる
本発明者らの新規調整方法を実施する際に,式(I)に
相当する2,8−二置換−6−メチルエルゴリンあるい
はそれの調剤学的受容可能塩はトウモロコシ油に懸濁さ
せられて非経口的に注射り0.01〜10mgの巾の量
で雌の咄乳動物に食べさせる。
本発明者らの新規調整方法を実施する際に,式(I)に
相当する2,8−二置換−6−メチルエルゴリンあるい
はそれの調剤学的受容可能塩はトウモロコシ油に懸濁さ
せられて非経口的に注射り0.01〜10mgの巾の量
で雌の咄乳動物に食べさせる。
経口投与が好ましい。もし非経口的投与が利用される際
注射が腹膜内、筋肉内、あるいは静脈内経路のような他
の非経口投与が同様に有効であるけれども皮下の経路が
好ましい。
注射が腹膜内、筋肉内、あるいは静脈内経路のような他
の非経口投与が同様に有効であるけれども皮下の経路が
好ましい。
これらの非経口投与の他の経路に対しては、当業者に熟
知されているようにトウモロコシ油以外のベヒクルが使
用されなければならない。
知されているようにトウモロコシ油以外のベヒクルが使
用されなければならない。
特に静脈内あるいは筋肉内投与の場合はD−6−メチル
−8−シアノメチルエルゴリンの調剤学的に受け入れら
れる酸の塩が習慣的に使用される。
−8−シアノメチルエルゴリンの調剤学的に受け入れら
れる酸の塩が習慣的に使用される。
経口投与のためには式(I)の化合物またはそれの塩は
また標準的の調剤上の賦形剤と混合し入れ子になうてい
るゼラチン製のカプセルに入れるかあるいは錠剤に成形
される。
また標準的の調剤上の賦形剤と混合し入れ子になうてい
るゼラチン製のカプセルに入れるかあるいは錠剤に成形
される。
本発明の化合物によってプロラクチン分泌の妨害は以下
の実験によって明示される、数群の哺乳中の分娩後の雌
ラットに分娩後4〜8日投与した(分娩日は0とする)
。
の実験によって明示される、数群の哺乳中の分娩後の雌
ラットに分娩後4〜8日投与した(分娩日は0とする)
。
対照群には毎日トウモロコシ油0.2mlのみを投与し
他の群にはD−2−ブロムー6−メチル−8−シアノメ
チルエルゴリンまたはそれの相当するクロル化合物の異
なった薬剤水準を投与した。
他の群にはD−2−ブロムー6−メチル−8−シアノメ
チルエルゴリンまたはそれの相当するクロル化合物の異
なった薬剤水準を投与した。
実験の初めにラットの同産群はそれぞれ6匹の仔(ねず
み)に減少し各同産群の全重量を記録した。
み)に減少し各同産群の全重量を記録した。
同産群および哺乳している雌ラットの両方を4日目6日
目8日目に秤量した。
目8日目に秤量した。
8日目に哺乳雌を幼獣のいる同産群から取り出して直ち
に殺した。
に殺した。
血液を集めて得られた血清についてプロラクチン含有量
をラジオイムノアツセイ(radio−immunoa
ssay)によって検定した。
をラジオイムノアツセイ(radio−immunoa
ssay)によって検定した。
この実験の結果を次の表に記録する。
第1欄は処理法を第2欄は処置群中のラットの数.第3
欄には幼獣の数を減少したリッターの平均体重変化を第
4欄は哺乳雌ラットの平均体重変化をそして第5欄には
8日目の血清中のプロリクチンの平均水準を示す。
欄には幼獣の数を減少したリッターの平均体重変化を第
4欄は哺乳雌ラットの平均体重変化をそして第5欄には
8日目の血清中のプロリクチンの平均水準を示す。
第1表で見られるように上記式(I)の範囲に属する二
つの化合物はプロラクチン水準従って哺乳雌ラットのプ
ロラクチン分泌を著しく減少した。
つの化合物はプロラクチン水準従って哺乳雌ラットのプ
ロラクチン分泌を著しく減少した。
本発明の化合分の雌の哺乳動物の腺癌の発育を抑制する
作用を明示するために企画された実験を以下のように腺
癌に敏感な雌哺乳動物の例としてラットを使用して実施
した。
作用を明示するために企画された実験を以下のように腺
癌に敏感な雌哺乳動物の例としてラットを使用して実施
した。
ラットに1回経口的に7,12−ジメチルベンツアンス
ラセン(DMBA)20mgを投与して***の腫瘍を発
生させた。
ラセン(DMBA)20mgを投与して***の腫瘍を発
生させた。
乳腺を一週間の間隔で腫瘍があるかどうかを触診した。
少なくとも1個の測定可能な直径約0.5cmの腫瘍の
あるラットを実験用に選んだ。
あるラットを実験用に選んだ。
腫瘍のある試験動物を5群に分けて毎日異った量のD−
2−ハロ−6−メチル−8−シアンメチルエルゴリンを
トウモロコシ油に懸濁させたもので処置した。
2−ハロ−6−メチル−8−シアンメチルエルゴリンを
トウモロコシ油に懸濁させたもので処置した。
対照群はトウモロコシ油のみで処置した。
結果を第2表に示す。第2表中の第1欄は試験した化合
物の名を第2欄は使用量を、第3欄は投与の経路を、第
4欄は腫瘍の初めの直径を、第5欄は処置12日後の直
径をそして第6欄は変化の百分率を表わす。
物の名を第2欄は使用量を、第3欄は投与の経路を、第
4欄は腫瘍の初めの直径を、第5欄は処置12日後の直
径をそして第6欄は変化の百分率を表わす。
本発明の化合物は上記の実験に示されるように皮下ある
いは経口投与によって乳腺腫瘍の顕著な退化を生ずる。
いは経口投与によって乳腺腫瘍の顕著な退化を生ずる。
本発明の化合物は2−位に置換基を有しない先行技術に
比較して遥かに毒性の弱いものである,たとえばマウス
を使用した急性毒性の研究はD−2−ハロ−6−メチル
−8−シアンメチル(または−8−カルボキシアミド)
エルゴリンはLD50が大よそ1000mg/kgの付
近を示した,他方D−6−メチル−8−シアノメチルエ
ルゴリンはマウスに対してLD50が約100mg/k
gであった。
比較して遥かに毒性の弱いものである,たとえばマウス
を使用した急性毒性の研究はD−2−ハロ−6−メチル
−8−シアンメチル(または−8−カルボキシアミド)
エルゴリンはLD50が大よそ1000mg/kgの付
近を示した,他方D−6−メチル−8−シアノメチルエ
ルゴリンはマウスに対してLD50が約100mg/k
gであった。
しかしながらプロラクチン妨止剤としては本発明の2−
位に置換基を有する化合物は先行技術の2−位に置換基
を有しないD−6−メチル−8−シアノメチル(または
8−カルボキシアミドメチル)エルゴリンと同様の効力
を有する。
位に置換基を有する化合物は先行技術の2−位に置換基
を有しないD−6−メチル−8−シアノメチル(または
8−カルボキシアミドメチル)エルゴリンと同様の効力
を有する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中R′はO−SO2−CH3を表わす)で示される
化合物をハロゲン化して、一般式(式中R′は前記と同
様の意味を表わし、Xはハロゲンを表わす) で示される化合物を生成し、次に前記化合物を無機シア
ン化物と不活性溶媒中で反応させることを特徴とする。 一般式■ (式中Xはハロゲンを表わし,Rは−CH2−CNを表
わす) で示される新規なD−2−置換−6−メチル−8置換エ
ルゴリンおよび製薬上許容される酸で形成されるこれら
の塩の製法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US27390272A | 1972-07-21 | 1972-07-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5781487A JPS5781487A (en) | 1982-05-21 |
JPS5813541B2 true JPS5813541B2 (ja) | 1983-03-14 |
Family
ID=23045910
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8074973A Expired JPS576431B2 (ja) | 1972-07-21 | 1973-07-20 | |
JP56123937A Expired JPS5813541B2 (ja) | 1972-07-21 | 1981-08-07 | D−6−メチル2,8−二置換エルゴリン |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8074973A Expired JPS576431B2 (ja) | 1972-07-21 | 1973-07-20 |
Country Status (24)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPS576431B2 (ja) |
AR (3) | AR206772A1 (ja) |
AT (1) | AT331425B (ja) |
BE (1) | BE802531A (ja) |
BG (3) | BG22400A3 (ja) |
CA (1) | CA1006159A (ja) |
CH (5) | CH578564A5 (ja) |
CS (1) | CS208164B2 (ja) |
DD (1) | DD107690A5 (ja) |
DE (2) | DE2335750C3 (ja) |
DK (1) | DK140986B (ja) |
ES (5) | ES417078A1 (ja) |
FR (1) | FR2193606B1 (ja) |
GB (1) | GB1423065A (ja) |
HU (1) | HU167274B (ja) |
IE (1) | IE37936B1 (ja) |
IL (3) | IL42730A (ja) |
NL (1) | NL7309969A (ja) |
PH (1) | PH11229A (ja) |
RO (2) | RO63792A (ja) |
SE (3) | SE393111B (ja) |
SU (3) | SU645581A3 (ja) |
YU (1) | YU36953B (ja) |
ZA (1) | ZA734627B (ja) |
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GB1517973A (en) * | 1974-07-19 | 1978-07-19 | Sandoz Ltd | 6-methyl-8alpha-n,n-dimethylsulphamoylaminoergoline i |
US3968111A (en) * | 1974-12-06 | 1976-07-06 | Eli Lilly And Company | 8,8-Disubstituted-6-methylergolines and related compounds |
US4166182A (en) * | 1978-02-08 | 1979-08-28 | Eli Lilly And Company | 6-n-propyl-8-methoxymethyl or methylmercaptomethylergolines and related compounds |
AU526764B2 (en) * | 1978-09-08 | 1983-01-27 | Farmitalia Carlo Erba S.P.A. | Ergoline derivatives |
EP0160842B1 (de) * | 1984-04-09 | 1994-06-22 | Schering Aktiengesellschaft | 2-substituierte Ergolin-Derivate, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Arzneimittel |
HU196598B (en) * | 1986-04-25 | 1988-12-28 | Richter Gedeon Vegyeszet | Process for producing 1- and/or 8-substituted 2-halogenated ergoline derivatives and pharmaceutics comprising such compounds |
DE3620293A1 (de) * | 1986-06-16 | 1987-12-17 | Schering Ag | 1-und/oder 2-substituierte ergolinderivate |
JPH0596382U (ja) * | 1992-05-28 | 1993-12-27 | イビデン株式会社 | ドアユニット |
-
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