JPH0596382U - ドアユニット - Google Patents

ドアユニット

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Publication number
JPH0596382U
JPH0596382U JP3596492U JP3596492U JPH0596382U JP H0596382 U JPH0596382 U JP H0596382U JP 3596492 U JP3596492 U JP 3596492U JP 3596492 U JP3596492 U JP 3596492U JP H0596382 U JPH0596382 U JP H0596382U
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JP
Japan
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door
unit
storage
main body
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP3596492U
Other languages
English (en)
Inventor
広幸 澤
秀一 杉原
Original Assignee
イビデン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by イビデン株式会社 filed Critical イビデン株式会社
Priority to JP3596492U priority Critical patent/JPH0596382U/ja
Publication of JPH0596382U publication Critical patent/JPH0596382U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドア近傍の剛性を十分確保することができ、
かつドア上の空間を有効に利用することができて、しか
も工場等において予め大量生産することのできるドアユ
ニットを簡単な構成によって提供すること。 【構成】 ドア13及び収納庫14のための空間を有し
て構造材20間に固定される枠状のユニット本体11
と、このユニット本体11の下方に取付けたドア13
と、このドア13の上部に配置した収納庫14とを備え
たこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドアユニットに関し、特に家屋の構造材間に固定してドアとともに 収納庫をも構成することができるようにしたドアユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家屋においては、玄関や勝手口は勿論、部屋間の通路部分にドアを取付けなけ ればならないが、このドアは従来は図3に示したように構成されていた。すなわ ち、ドア13はその高さが一般的には人の背の高さより少し高めのものであれば 十分なため、家屋を構成する構造材20である柱間の下方部分に配置されるもの であり、このドア13の上方部分は例えば「まぐさ」によって区画してガラスを 入れたりあるいは板で完全に覆ってしまっていたのである。この図3に示したよ うな従来の構造であると、ドア13の上方に位置する各構造材20による空間が 全く利用されることになってしまい、折角のスペースが無駄になってしまうもの であった。
【0003】 また、図3に示した従来構造においては、ドア13は柱の一方に取付けられる ことはあっても、このドア13が各構造材20間の剛性を高める役割は何等果た していないものである。換言すれば、このドア13が取付けられる部分の剛性( 耐力)が従来の構造の中にあっては、十分なものとは言えなかったのである。特 に、この種のドア13が配置される部分は、家屋の壁を構成しているのが一般で あり、壁については風圧や地震等に対する十分な耐力を確保しなければならない という要求があるため、この要求に十分応えるようにしなければならないもので ある。
【0004】 そこで、本考案者は、十分な耐力を有した壁の一部を構成するものとして適し 、しかも限られたスペースを有効に利用することができるようにするためにはど うしたらよいかについて種々検討を重ねてきた結果、本考案を完成したのである 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上のような経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとす る課題は、家屋のドア近傍における剛性の確保と、スペースの有効利用である。
【0006】 そして、本考案の目的とするところは、ドア近傍の剛性を十分確保することが でき、かつドア上の空間を有効に利用することができて、しかも工場等において 予め大量生産することのできるドアユニットを簡単な構成によって提供すること にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本考案の採った手段は、実施例において使用す る符号を付して説明すると、
【0008】 「ドア13を有して家屋を構成する構造材20間に収納・固定されるドアユニ ット10であって、 ドア13及び収納庫14のための空間を有して構造材20間に固定される枠状 のユニット本体11と、このユニット本体11の下方に取付けたドア13と、こ のドア13の上部に配置した収納庫14とを備えて、 前記ユニット本体11を各構造材20間に固定したとき、ドア13と収納庫1 4とを同一場所にて同時に構成するようにしたことを特徴とするドアユニット1 0」 である。
【0009】
【考案の作用】
以上のように構成した本考案に係るドアユニット10の作用について、以下に 詳述する。
【0010】 まず、このドアユニット10は、そのユニット本体11内にドア13や収納庫 14を言わば一体的に形成したものであるから、工場等において予め製造し得る ものであり、完成されたドアユニット10の運搬や保管も容易なものとなってい る。なお、家屋の構造材20間に収納固定するために、このドアユニット10の ユニット本体11の大きさを各構造材20によって形成される空間と略同じもの にする必要があるが、家屋においては、各構造材20間の大きさは略同一されて いるため、その規格に応じて変更すればよいものである。
【0011】 また、このドアユニット10においては、ユニット本体11それ自体が枠状の ものであるとともに、このユニット本体11間にドア13や収納庫14のための 空間を形成する区画板12が配置されるから、ユニット本体11に対しドア13 が開閉自在なものであっても、ドアユニット10自体の剛性は十分高いものとな っている。従って、このドアユニット10を構造材20間に収納固定すれば、ド ア13の近傍における壁の耐力は十分確保されるのである。
【0012】 そして、このドアユニット10においては、そのドア13の上部に位置する部 分に、図1に示すように、収納庫14が確保されているため、この収納庫14に よってドア13の上の空間が有効に利用し得るものとなっているのである。
【0013】
【実施例】
次に、本考案に係るドアユニット10を、図面に示した実施例に従って、詳細 に説明する。
【0014】 図1には、本考案に係るドアユニット10の分解斜視図が示してあり、このド アユニット10は、完全に組み立てられたものとされて、図2にも示したような 各構造材20によって形成された収納空間内に収納された後に、各構造材20間 に固定されるものである。図2に示したドアユニット10のための収納空間は、 図3に示した従来のものの「まぐさ」及びその上の「間柱」を取り外したもので あり、その分の空間が収納庫14等のための空間となっているものである。
【0015】 このドアユニット10は、主として、ドア13及び収納庫14のための空間を 有して構造材20間に固定される枠状のユニット本体11と、このユニット本体 11の下方に取付けたドア13と、このドア13の上部に配置した収納庫14と を備えているものである。
【0016】 ユニット本体11は、所謂「ドア枠」を構成するに適した材料、例えば内面に 装飾材を一体化した板等を利用して枠状に形成したものであり、各構造材20間 に収納・固定し得る程度の外形を有したものである。また、本実施例におけるユ ニット本体11の四隅の内側には、L金具16がそれぞれ固定してあって、これ ら各L金具16によってもユニット本体11自体の剛性を確保するようにしてい る。なお、下方のL金具16に対応する部分のユニット本体11は、家屋の床面 より下に位置するものであり、上方のL金具16に対する部分のユニット本体1 1は、家屋の天井より上に位置するものである。
【0017】 このユニット本体11内は、上・中・下の三つの水平な区画板12によって区 画されるものであり、上側の区画板12は天井と略同一位置となり、下側の区画 板12は床面と略同一位置となるものである。また、中側の区画板12は、所謂 「ドア枠」を構成するものであり、それに相応しい材料によって形成してある。 勿論、この中側の区画板12と下側の区画板12との間にはドア13が開閉自在 に配置されるものであり、中側の区画板12と上側の区画板12との間は収納庫 14となるものである。 ドア13としては種々なものが適用されるが、図1に示したドア13は所謂「 室内ドア」であって、その他に「玄関ドア」や「勝手口ドア」のような室外ドア も適用されるものである。なお、このドア13をユニット本体11に取付けるに あたって、本実施例においては、図1に示したように、ケーシング17や戸当り 18等もユニット本体11に取付けるようにしているものである。
【0018】 そして、このドア13の上部に形成した収納庫14は、その部屋側面等を扉1 5によって覆蓋するものであり、この扉15によって収納庫14内の収納物が見 えないようにしている。勿論、この収納庫14内にさらに棚板等を形成すること により、収納庫14内に対する物の収納をよりし易くすることができるが、図1 に示した実施例の収納庫14では、その全空間を利用できるようにしているもの である。
【0019】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案においては、上記実施例に例示した如く、 「ドア13を有して家屋を構成する構造材20間に収納・固定されるドアユニッ ト10であって、ドア13及び収納庫14のための空間を有して構造材20間に 固定される枠状のユニット本体11と、このユニット本体11の下方に取付けた ドア13と、このドア13の上部に配置した収納庫14とを備えて、ユニット本 体11を各構造材20間に固定したとき、ドア13と収納庫14とを同一場所に て同時に構成するようにした」 ことにその構成上の特徴があり、これにより、ドア近傍の剛性を十分確保するこ とができ、かつドア上の空間を有効に利用することができて、しかも工場等にお いて予め大量生産することのできるドアユニットを簡単な構成によって提供する ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るドアユニットを構造材間に収納・
固定する状態の分解斜視図である。
【図2】同ドアユニットを収納すべく各構造材によって
形成した空間の斜視図である。
【図3】従来のドアとこれを取付けるための空間を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10 ドアユニット 11 ユニット本体 12 区画板 13 ドア 14 収納庫 15 扉 20 構造材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアを有して家屋を構成する構造材間に
    収納・固定されるドアユニットであって、 ドア及び収納庫のための空間を有して前記構造材間に固
    定される枠状のユニット本体と、このユニット本体の下
    方に取付けたドアと、このドアの上部に配置した収納庫
    とを備えて、 前記ユニット本体を前記各構造材間に固定したとき、前
    記ドアと収納庫とを同一場所にて同時に構成するように
    したことを特徴とするドアユニット。
JP3596492U 1992-05-28 1992-05-28 ドアユニット Pending JPH0596382U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3596492U JPH0596382U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 ドアユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3596492U JPH0596382U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 ドアユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596382U true JPH0596382U (ja) 1993-12-27

Family

ID=12456645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3596492U Pending JPH0596382U (ja) 1992-05-28 1992-05-28 ドアユニット

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JP (1) JPH0596382U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101398301B1 (ko) * 2012-09-25 2014-05-27 주식회사 신바람 좁은 공간을 활용할 수 있는 다용도 수납형 문

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576431B2 (ja) * 1972-07-21 1982-02-04

Patent Citations (1)

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JPS576431B2 (ja) * 1972-07-21 1982-02-04

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