JPH1178943A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JPH1178943A
JPH1178943A JP9248439A JP24843997A JPH1178943A JP H1178943 A JPH1178943 A JP H1178943A JP 9248439 A JP9248439 A JP 9248439A JP 24843997 A JP24843997 A JP 24843997A JP H1178943 A JPH1178943 A JP H1178943A
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昭男 小林
Takao Kurosawa
孝夫 黒澤
Nobuo Sugitani
伸夫 杉谷
Yoshinobu Mukai
良信 向
Eiki Noro
栄樹 野呂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御系の一部が故障しても可能な限り装置の
機能を維持し、ステアリング系に補助トルクを付加する
ことができる電動パワーステアリング装置を提供する。 【解決手段】 それぞれ電動機制御手段A、Bと、故障
検出手段A、Bと、モード変換手段A、Bとを有する2
つの電子制御手段A15aと電子制御手段B15bを備
えた電動パワーステアリング装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種のセンサか
らの信号に基づくコンピュータ制御により電動機の駆動
を行う電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動パワーステアリング装置は、
運転者のステアリングホイールの操作に伴って発生する
操舵トルクを操舵トルクセンサで検出し、検出した操舵
トルク信号と車速センサ等からの信号に基づいて補助ト
ルク発生用の電動機の電流をマイクロコンピュータによ
り制御している。そして、マイクロコンピュータを含む
制御系は1系統で構成されている。
【0003】また、従来の電動パワーステアリング装置
は、車速センサ等の故障等により装置の異常を検出した
時には、電動機の電流を車速応動の制御範囲の中間に固
定して補助トルクを制限したり、装置の故障によっては
システム自身の機能を停止させるようにしたものは知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動パワーステ
アリング装置の制御を1系統の制御系で行う場合や、単
に制御系を2系統で構成した場合に以下のような課題が
ある。
【0005】電動パワーステアリング装置の制御系が1
系統の場合には、装置の一部が故障しても装置が停止し
てしまう場合がある。
【0006】また、電動パワーステアリング装置の制御
が1系統の場合には、装置に生じる各種の故障に対し、
故障の程度に対応した制御ができない課題がある。
【0007】一方、電動パワーステアリング装置の制御
系が2系統の場合においても、2系統の制御系がそれぞ
れ独立して構成されている時には、一系統の制御系の一
部(例えば、1個のセンサ)が故障しても制御系として
は機能ダウンとなり、他方の制御系に切り替えなければ
ならない。
【0008】また、制御系が2系統であっても、一方の
制御系の故障時に単に他方の制御系に切り換えた場合
に、運転者に故障を認識させられない課題がある。
【0009】この発明は、このような課題を解決するた
めなされたもので、その目的は制御系に故障が発生して
も可能な限り装置の動作を継続し、ステアリング系に補
助トルクを付加することができる電動パワーステアリン
グ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1に係る電動パワーステアリング装置の制御手段
は、故障検出手段からの故障検出信号に基づき、装置に
故障がない通常制御モードと、装置が特定の故障時に通
常制御モードに対してアシスト比を変更する第1故障モ
ードと、に切り替えることを特徴とする。
【0011】請求項1に係る電動パワーステアリング装
置の制御手段は、故障検出手段からの故障検出信号に基
づき、装置に故障がない通常制御モードと、装置が特定
の故障時に通常制御モードに対してアシスト比を変更す
る第1故障モードとに切り替えるので、装置に故障が発
生しても通常制御モードから第1故障モードに切り替
え、アシスト比を変更してステアリング系に補助トルク
を継続して付加することができる。
【0012】請求項2に係る電動パワーステアリング装
置は、制御手段と故障検出手段をそれぞれ2組設け、2
組の故障検出手段が故障を検出しない時には、2組の制
御手段の一方にて通常制御モードで制御を行うととも
に、2組の故障検出手段の一方が特定の故障を検出した
時には、2組の制御手段の他方にて通常制御モードとア
シスト比が異なる第1故障制御モードで制御することを
特徴とする。
【0013】請求項2に係る電動パワーステアリング装
置は、制御手段と故障検出手段をそれぞれ2組設け、2
組の故障検出手段が故障を検出しない時には、2組の制
御手段の一方にて通常制御モードで制御を行うととも
に、2組の故障検出手段の一方が特定の故障を検出した
時には、2組の制御手段の他方にて通常制御モードとア
シスト比が異なる第1故障制御モードで制御するので、
アシスト比の変更で運転者に故障の発生を通知するとと
もに、ステアリング系に補助トルクを継続して付加する
ことができる。
【0014】請求項3に係る電動パワーステアリング装
置は、制御手段と故障検出手段をそれぞれ2組設け、2
組の故障検出手段が故障を検出しない時には、2組の制
御手段の一方にて通常制御モードで制御を行うととも
に、2組の故障検出手段の他方が特定の故障を検出した
時には、2組の制御手段の一方にて通常制御モードとア
シスト比が異なる第1故障制御モードで制御することを
特徴とする。
【0015】請求項3に係る電動パワーステアリング装
置は、制御手段と故障検出手段をそれぞれ2組設け、2
組の故障検出手段が故障を検出しない時には、2組の制
御手段の一方にて通常制御モードで制御を行うととも
に、2組の故障検出手段の他方が特定の故障を検出した
時には、2組の制御手段の一方にて通常制御モードとア
シスト比が異なる第1故障制御モードで制御するので、
アシスト比の変更で運転者に故障の発生を通知するとと
もに、ステアリング系に補助トルクを継続して付加する
ことができる。
【0016】請求項4に係る電動パワーステアリング装
置は、2組の故障検出手段が軽微な故障を検出した時に
は、2組の制御手段の一方にて通常制御モードとアシス
ト比の変らない第2故障制御モードで制御することを特
徴とする。
【0017】請求項4に係る電動パワーステアリング装
置は、2組の故障検出手段が軽微な故障を検出した時に
は、2組の制御手段の一方にて通常制御モードとアシス
ト比の変らない第2故障制御モードで制御するので、軽
微な故障が発生しても通常制御モードと同じアシスト比
でステアリング系に補助トルクを継続して付加すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。なお、本発明は、制御系に
故障が発生してもアシスト比を変えることにより、運転
者に操舵フィーリングの変化で故障を通知するととも
に、変更したアシスト比でステアリング系に補助トルク
を継続して付加することができるものである。
【0019】図1はこの発明に係る電動式パワーステア
リング装置の全体構成図である。図1において、電動式
パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール2
に一体的に設けられたステアリング軸3に自在継ぎ手4
a,4bを備えた連結軸4を介してステアリングギヤボ
ックス5内に設けられた可変ギヤ比機構(VGS)によ
って、機械的に連結され手動操舵力発生手段6が構成さ
れる。
【0020】ステアリング軸3の回転運動を偏心した伝
達軸とボールを介してギヤ比をステアリングギヤボック
ス5に内蔵された電動機で可変する可変ギヤ比機構(V
GS)を有したラック&ピニオン7aにより往復運動す
るラック軸7は、その両端にタイロッド8を介して転動
輪としての左右の前輪9が連結される。
【0021】このようにして、ステアリングホイール2
を操舵時には、手動操舵力発生手段6を介して直進付近
のギヤ比が大きく、ロック側でギヤ比が小さくなるよう
にギヤ駆動用電動機を制御し、回転力をラック&ピニオ
ン7aにより往復運動に変換することによって前輪9を
転動させて車両の向きを変えている。
【0022】手動操舵力発生手段6による操舵力を軽減
するため、操舵補助力を供給する電動機10をラック軸
7の同軸上に配置し、また同様にボールネジ機構11を
同軸上に配置し、これを介し操舵補助力を推力に変換し
てラック軸7に作用させる。
【0023】手動トルクを検出するための操舵トルクセ
ンサ12をステアリングギヤボックス(図示ぜず)内に
設け、操舵力を電気信号で検出したトルク信号Tを制御
手段を構成する電子制御手段15に供給する。なお、操
舵トルクセンサ12は、例えば操舵力に対応した電圧を
差動出力で検出する差動変圧器で構成する。また、操舵
トルクセンサ12は、操舵の回転方向とトルク量に応じ
たトルク信号Tを出力する。
【0024】また、ステアリングギヤボックス内には、
可変ギヤ比機構のギヤ比に対応する回転運動を偏心させ
る偏心量を可変させるカムを回転させるための電動機を
内蔵する。
【0025】電子制御手段15は、電動機制御手段と、
電動機駆動手段と、故障検出手段と、モード変換手段と
を備え、操舵トルクセンサ12が検出するトルク信号T
を電動機制御の制御信号(例えば、PWM信号)で電動
機駆動手段(例えば、FETを用いたHブリッジ回路)
を介して電動機10をPWM駆動して、走行状態に対応
したステアリングホイール2操作の操舵補助力が得られ
るように構成する。
【0026】また、電子制御手段15は、故障検出手段
で故障を検出した時に、故障の内容により、通常型制御
モードと故障制御モードに切換える。
【0027】さらに、電子制御手段15は、故障検出手
段で故障を検出し、通常型制御モードに切換えた場合に
は、操舵のフィーリングが悪いだけで、電動機10に対
し電動機駆動手段からの信号は通常(故障時でない)時
と変らない。もちろん、故障に対する警報をランプの点
灯や点滅による可視的情報ならびに、警報をブザーやス
ピーカによる音声等の聴覚的情報によって、運転者や搭
乗者等に知らせる。
【0028】また、電子制御手段15は、故障検出手段
で故障を検出し、故障制御モードに切換えた場合には、
電動機10に対し電動機駆動手段からの信号を通常の制
御モードに対してアシスト比を変化(例えば1/2)さ
せて、運転車に操舵感覚としての感触を与えて故障を体
感で知らせる。もちろん、故障に対する警報をランプの
点灯や点滅による可視的情報ならびに、警報をブザーや
スピーカによる音声等の聴覚的情報によって、運転者や
搭乗者等に知らせる。
【0029】さらに、操舵トルクセンサと電子制御手段
を2つ設けて、一方またはメインの操舵トルクセンサや
電動機駆動手段等の電動パワーステアリング装置の部分
故障を検出した時には、他方またはサブの電子制御手段
に切り替えて電動パワーステアリング装置のシステムと
しての継続を行う。
【0030】また、電子制御手段によるステアリングを
アシストする電動機の制御や操舵トルクセンサが故障し
ても、可変ギヤ比機構(VGS)のギヤ比を可変する電
動機の駆動を行うVGS駆動手段は、独立に機能させ、
ステアリングとしての機能を停止すること無く制御を行
う。
【0031】図2は請求項1〜4に係る電動パワーステ
アリング装置の要部ブロック構成図である。なお、本図
の構成は、1つの電動機を2つの操舵トルクセンサと2
つの電子制御手段から構成し、操舵トルクに基づいて電
動機制御信号を制御して電動機を駆動するもので、電子
制御手段や操舵トルクセンサ等のシステムが軽微な故障
の場合には、電動機制御手段に供給するセンサ信号等が
欠損する分だけ操舵に対するフィーリングが損なうが、
電動機のアシスト量には変化は無い。
【0032】さらに電子制御手段や操舵トルクセンサ等
のシステムが故障したり、または大きな故障の場合に
は、電動機制御信号をアシスト比を変えるモード変換手
段によって電動機駆動量を減小させ、運転者等に操舵感
覚として故障認識をさせる。
【0033】また、これらメインの電子制御手段や操舵
トルクセンサ等のシステムが故障した場合には、サブの
電子制御手段や操舵トルクセンサ等に切り替えて電動機
制御信号の制御を中断すること無く、常に操舵トルクに
基づいて電動機制御信号を制御し、電動機を駆動する。
【0034】しかし、さらにメインとサブの電子制御手
段や操舵トルクセンサが故障しても、可変ギヤ比機構
(VGS)のギヤ比を可変する電動機の駆動を行うVG
S駆動手段は、独立に機能させ、ステアリングとしての
機能を停止すること無く制御を行う。
【0035】図2において、電動パワーステアリング装
置(EPS)は、2つの操舵トルクセンサA12aと操
舵トルクセンサB12b、操舵角センサ13、ヨーレイ
トセンサ14、車速センサ25、車輪速センサ26、V
GSポジッションセンサ27、2つの電子制御手段A1
5aと電子制御手段B15b、VGSモータ28および
1つの電動機10とから構成し、電子制御手段A15a
と電子制御手段B15bの各電子制御手段に電源30を
個々に供給する。
【0036】メインの電子制御手段A15a系のセンサ
は、操舵トルクセンサA12a、操舵角センサ13、ヨ
ーレイトセンサ14および車速センサ25から成る。操
舵トルクセンサA12aは、操舵力に対応した電圧を差
動出力で検出する差動変圧器で構成する。操舵角センサ
13は、回転スリット板とフォトカプラ等で構成す
る。。ヨーレイトセンサ14は、2次元の加速度センサ
等で構成する。車速センサ25は、トーンホイールと永
久磁石付きコイル等で構成する。
【0037】サブの電子制御手段B15b系のセンサ
は、操舵トルクセンサB12b、車輪速センサ26およ
びVGSポジッションセンサ27から成る。操舵トルク
センサB12bは、操舵力に対応した電圧を差動出力で
検出する差動変圧器で構成する。車輪速センサ26は、
回転スリット板とフォトカプラ等で構成する。VGSポ
ジッションセンサ27は、差動トランス等で構成する。
【0038】操舵トルクセンサA12aと操舵トルクセ
ンサB12bとは、特に重要なセンサであり、各々独立
に備え、各々信号を電子制御手段A15aと電子制御手
段B15bとに供給する。
【0039】操舵トルクセンサA12aは、操舵の回転
方向とトルク量に応じたトルク信号T1を方向判別回路
19aと電動機制御手段A17aに供給する。
【0040】車速センサ25と車輪速センサ26は、車
の挙動に対し重要なセンサであり、車速と車輪速とは、
同等な作用目的と同等な値が得られるために、どちらか
のセンサ故障でも制御に障害がないように、各々の信号
を電子制御手段A15aと電子制御手段B15bとに供
給し、互いに電子制御手段の故障等の監視を行う働き
と、センサ自身の故障の検知のために、各電子制御手段
で速度の比較を行い、比較結果によってセンサ自身の故
障の判定を行う。
【0041】車速センサ25は、ドライブシャフト等に
設け、車両の前後方向と車両の速度に応じた車速信号V
を電動機制御手段A17aおよび電子制御手段B15b
の電動機制御手段B17bに供給する。
【0042】車輪速センサ26は、車両の非駆動輪の車
輪の回転速度に応じた車輪速信号VHを電動機制御手段
A17aおよび電子制御手段B15bの電動機制御手段
B17bに供給する。
【0043】VGSポジッションセンサ27は、出力信
号を電子制御手段A15aと電子制御手段B15bとに
供給し、2つの電子制御手段によってVGSポジッショ
ンセンサ27自身のチェックを2重にチェックされ、さ
らに電子制御手段A15aにより電子制御手段B15b
の監視の働きを行うとともに、演算を電子制御手段A1
5aと電子制御手段B15bとに分担させ、VGSモー
タ28演算負荷の低減と演算スピード化を図る。
【0044】VGSポジッションセンサ27は、ギヤ比
の可変量と可変方向に応じたVGSのポジッション信号
Pを電動機制御手段A17aおよび電子制御手段B15
bの電動機制御手段B17bに供給する。
【0045】操舵角センサ13は、EPS旋回時の反力
を制御するためで、操舵の回転に伴う回転方向と操舵の
回転角度に応じた操舵角信号Dを電動機制御手段A17
aに供給する。
【0046】また、ヨーレイトセンサ14は、路面挙動
に対してEPS旋回時の反力を制御するためで、(例え
ば、ヨー運動が出るとEPSのアシストを下げる。)車
両のヨー運動に伴うヨー回転方向とヨー角速度に応じた
ヨー角速度信号Yを電動機制御手段A17aに供給す
る。
【0047】電子制御手段A15aは、マイクロプロセ
ッサを基本に構成し、電動機制御手段A17aと、電動
機駆動手段A16aと、故障検出手段A18aと、モー
ド変換手段A20aと、方向判別回路19aと、VGS
制御演算回路23とを備え、操舵トルクセンサA12a
と、操舵角センサ13と、ヨーレイトセンサ14と、車
速センサ25と、車輪速センサ26と、VGSポジッシ
ョンセンサ27からの信号に基づいて電源30を電動機
10に制御供給し、電動機10を駆動する電動機駆動信
号Mo(Mol、Mor)を出力する。
【0048】電動機制御手段A17aは、操舵トルクセ
ンサA12aからのトルク量に応じたトルク信号T1
と、操舵角センサ13からの回転方向と操舵の回転角度
に応じた操舵角信号Dと、ヨーレイトセンサ14からの
ヨー回転方向とヨー角速度に応じたヨーレイト信号Y
と、車速センサ25からの車両の速度に応じた車速信号
Vと、さらに車輪速センサ26からの車輪の回転速度に
応じた車輪速信号VHとに基づき、各々方向と絶対値に
基づいた変化量に対応した電動機制御量である制御量信
号Co1を出力し、モード変換手段A20aに供給す
る。
【0049】また、電動機制御手段A17aは、演算回
路、比較回路、ROM等のメモリを有し、実験や理論計
算等に基づいて設定した操舵トルクT1と対応するトル
ク制御量、操舵角Dと対応する舵角補正量、ヨー角速度
Yと対応する車両挙動補正量、車速Vや車輪速VHと対
応する舵角制御量を予めデータとしてメモリに記憶して
おき、各信号の入力に対応した制御量を選択して制御量
信号Co1を出力し、モード変換手段A20aを介し
て、電動機駆動手段A16aに供給する。なお、制御量
信号Co1は、トルク制御量と車速制御量により基本制
御量を決定し、舵角補正量と車両挙動補正量で補正して
求める。
【0050】電動機制御手段A17aは、操舵トルクセ
ンサA12aからの信号T1の上下電圧が許容範囲以外
の場合や平均電圧が異常に異なる場合等には、故障検出
手段A18aに操舵トルクセンサの故障信号Ttaを供
給する。
【0051】また、電動機制御手段A17aは、車速セ
ンサ25からの信号Vと車輪速センサ26からの信号V
Hとの速度の比較を行い、比較結果によってセンサ自身
の故障の判定を行い、判定結果の信号Tvを故障検出手
段A18aに供給する。さらに、車速センサ25の出力
値やオフセット等の診断も行う。
【0052】また、電動機制御手段A17aは、操舵角
センサ13からの信号Dを許容範囲以外の出力信号量の
場合等には、故障検出手段A18aに操舵角センサの故
障信号Tdを供給する。
【0053】さらに、電動機制御手段A17aは、ヨー
レイトセンサ14からの信号Yを許容範囲以外の出力信
号量の場合等には、故障検出手段A18aにヨーレイト
センサの故障信号Tyを供給する。
【0054】またさらに、電動機制御手段A17aは、
各センサ(ハーネスも含む)からの信号に対して断線や
グランドに接触した場合等にも故障検出手段A18aに
供給する。
【0055】さらに、電動機制御手段A17aは、VG
Sポジッションセンサ27からの位置信号PによってV
GSポジッションセンサ27のチェックを行うととも
に、車速センサ25からの車速信号Vにより決定される
目標舵角比と、VGSポジッションセンサ27からの実
舵角比(位置信号)との偏差に基づいたVGSの演算信
号PcをVGS制御演算回路23に供給する。
【0056】方向判別回路19aは、電動機制御手段A
17aやモード変換手段A20aが故障した場合でも、
独立して電動機駆動手段A16aに方向信号T1dを供
給し、電動機制御手段A17aやモード変換手段A20
aが故障して異常信号を電動機駆動手段A16aに供給
しても、電動機10に異常信号を供給しないようにす
る。
【0057】方向判別回路19aは、操舵トルクセンサ
A12aからの操舵の回転方向に応じたトルク信号T1
を受け、0点からの上下電圧の変化が無い場合等に、操
舵トルクセンサA12aの故障信号Ttd1を故障検出
手段A18aに供給する。また、方向判別回路19a自
身の故障の場合にも故障信号Ttd1を故障検出手段A
18aに供給する。
【0058】故障検出手段A18aは、発信回路、比較
回路等から構成し、電動機制御手段A17aからの故障
信号Tta(操舵トルクセンサ)と、故障信号Td(操
舵角センサ)と、故障信号Ty(ヨーレイトセンサ)
と、故障信号Tv(車速センサ25および/または車輪
速センサ26)を受け各種センサの故障として検出す
る。
【0059】さらに、故障検出手段A18aは、方向判
別回路19aからの故障信号Ttd1を受け操舵トルク
センサA12aの故障として検出し、また方向判別回路
19aからの電圧が0や異常電圧等の場合に、方向判別
回路19a自身の故障としてを検出する。
【0060】また、故障検出手段A18aは、故障検査
信号Mctを電動機制御手段A17aに供給し、電動機
10の制御を行う電動機制御信号Co1の異常等(例え
ば、PWMのVpp、パルス幅、周波数等)を検出す
る。
【0061】さらに、故障検出手段A18aは、各種の
センサや手段やその他色々の故障に対して、故障箇所や
故障の度合い等によりランク付けを行い、ランキングに
よって、モード変換手段A20aにモード変換信号Mm
aを供給する。
【0062】また、故障検出手段A18aは、電動機制
御手段A17aからモード変換手段A20aに供給して
いる電動機制御信号Co1および/または故障検出手段
A18aからモード変換手段A20aに供給しているモ
ード変換信号Mmaからフィードバック信号Tmaを受
けて、モード変換手段A20aの故障を検出する。
【0063】さらに、故障検出手段A18aは、電動機
駆動手段A16aに備えるHブリッジ回路(FETを用
いた。)と電動機駆動用の電源30との間に設けた、図
示しない開閉スイッチを駆動する開閉スイッチ駆動用回
路にスイッチ駆動信号Mca(H)を供給し、開閉スイ
ッチを閉じて電源30をHブリッジ回路に供給し、電動
機10をPWM駆動する。
【0064】また、故障検出手段A18aは、モード変
換手段A20aから電動機駆動手段A16aに供給して
いるモード信号Cmaおよび/または故障検出手段A1
8aから電動機駆動手段A16aに供給している信号M
caからフィードバック信号Tb1を受けて、電動機駆
動手段A16aの故障を検出する。なお、電源30から
供給された電流、電圧等の変化量によっても電動機駆動
手段A16aの部品等の故障も検出し、信号Tb1で検
知することができる。
【0065】さらに、故障検出手段A18aは、故障検
出手段A18a自身および電子制御手段A15aのCP
U等の故障時には、故障検出手段A18aからの電動機
駆動手段A16aへの信号Mcaを出力しないため(電
位0)電動機駆動手段A16aは、ブレイクダウンす
る。しかし、信号Mca(L)は反転素子18Cによっ
て、信号Mcn(H)として電子制御手段B15bの電
動機駆動手段B16bに供給し、サブの電子制御手段B
15bにより電動機10の駆動を続行する。
【0066】なお、故障箇所や故障の度合い等によるラ
ンクは、(1)から故障の度合いが大きい程、数値が大
きくなる。
【0067】(1)メインの電子制御手段A15a系の
部品等の軽微な故障であり、制御続行可能な故障で、ア
シスト比の変更は無く、舵角補正量および/または車両
挙動補正量の補正がされずフィーリング性の悪化等であ
り、例えば、ヨーレイトセンサ、操舵角センサ、車速セ
ンサ等の故障で、これらのセンサにおける制御が付加さ
れていないだけの制御である。(ここで、一応この制御
法を補完制御とする。)ただし、故障に対しては、運転
者等に警報ランプの点灯、点滅およびブザーやスピーカ
等の音声による視覚的、聴覚的方法で認識させる。ま
た、車速センサの故障時には、車輪速センサからの信号
で代用するか、もしくは車速を40km/hに固定す
る。なお、この車速に対応したVGSの制御にする。
【0068】(2)メインの電子制御手段A15a系の
部品等の重大な故障であり、制御続行が不可能な故障
で、サブの電子制御手段B15bに制御を切り換えて制
御を行う。例えば、メインの操舵トルクセンサ、Hブリ
ッジ回路、ハーネスのオープン等の故障である。また、
サブの電子制御手段B15bで通常の制御が出来るが、
運転者等に故障を知らせるために、あえてアシスト比を
1/2程度に換えて制御を行う。また同様に、故障に対
しては、運転者等に警報ランプの点灯、点滅およびブザ
ーやスピーカ等の音声による視覚的、聴覚的方法で認識
させる。
【0069】ただし、これら故障に対しての制御システ
ム方法は、あくまでもメインの電子制御手段A15aで
の制御からメインでの補完制御を行い、メインでの補完
制御が出来なくなった時に、サブの電子制御手段B15
bで行い、さらにサブでの補完制御を行い、さらにまた
サブのでの制御が出来なくなった時に、アシストが無い
がVGSによる手動の操舵操作となる。
【0070】また、メインの電子制御手段A15aとサ
ブの電子制御手段B15bとでお互いに故障の監視を行
っているので、メインの電子制御手段A15aで制御を
行っている時でも、サブの電子制御手段B15bが故障
した場合には、実際の操作には、不都合はないが、運転
者に故障を知らせる目的のために、あえてアシスト比を
1/2程度に換えて制御を行う。
【0071】モード変換手段A20aは、各種のセンサ
からの情報に基づいて電動機制御手段A17aで制御演
算した電動機制御信号Co1を受け、通常の場合には、
そのままの出力で、モード信号Cmaとして電動機駆動
手段A16aに供給する。
【0072】モード変換手段A20aは、故障検出手段
A18aからのモード変換信号Mmaを受けた場合に
は、電動機制御手段A17aからのPWM信号等からな
る電動機の制御信号Co1のパルス幅等を変化させて、
1/2程度のPWM制御したモード信号Cmaを電動機
駆動手段A16aに供給する。
【0073】モード変換手段A20aは、電動機制御手
段A17aからの電動機制御信号Co1および/または
故障検出手段A18aからのモード変換信号Mmaを故
障検出手段A18aにフィードバック信号Tmaとして
供給する。
【0074】電動機駆動手段A16aは、Hブリッジ回
路や開閉スイッチおよび開閉スイッチ駆動用回路等で構
成し、モード変換手段A20aからの駆動信号Cmaに
よって、故障検出手段A18aからのスイッチ駆動信号
Mcaで閉じられた開閉スイッチを介して、電源30
(DC12V)からの電流をスイッチングさせた電動機
駆動信号Mo(Mol、Mor)を出力し、電動機10
を駆動する。
【0075】電動機駆動手段A16aは、モード変換手
段A20aからのモード信号Cmaおよび/または故障
検出手段A18aからの信号Mcaを故障検出手段A1
8aにフィードバック信号Tb1として供給する。な
お、電源30から供給された電流、電圧等の変化量によ
っても電動機駆動手段A16aの部品等の故障も検出
し、信号Tb1で検知することができる。
【0076】また、電動機駆動手段A16aのブリッジ
回路は、図示しないインターフェイス回路と4個のFE
T(逆方向ダイオードを含む)で構成し、インターフェ
ース回路に入力される電動機制御信号Cmaは、例えば
電動機10の回転方向を制御する方向信号と電動機10
の駆動量(駆動トルクと回転数)を制御するPWM信号
から形成する。
【0077】また、例えば電動機10を左回転させる場
合、方向信号によりFETのQ4をオン制御し、PWM
信号のデューティ比によりFETのQ2のゲートを制御
する。 さらに、電動機10を右回転させる場合、方向
信号によりFETのQ1をオン制御し、PWM信号のデ
ューティ比によりFETのQ3のゲートを制御する。ま
た、FETのQ1とQ4、またはFETのQ2とQ3を
同時にオン制御して電動機10の入力端子間を短絡し
て、電磁制動をかけるよう制御することもできる。
【0078】VGS制御演算回路23は、電動機制御手
段A17aからのポジッションの変化量の絶対値のVG
Sの演算信号Pcに基づいてVGSモータの駆動量の演
算を行い、電子制御手段B18bのVGS駆動手段21
にVGS制御信号Poを供給する。
【0079】反転素子18Cは、故障検出手段A18a
からの故障信号Mcaを反転させて故障信号Mcnに変
換し、電子制御手段B15bの論理積演算素子18dに
供給する。
【0080】また、メインの電子制御手段A15aの故
障に伴って、サブの電子制御手段B15bに切り換えた
時に、電子制御手段A15aの反転素子18Cからの信
号Mcn(H)と電子制御手段B15bの故障検出手段
B18bからの信号Mcbとを論理積演算素子18dに
供給され、両方の信号がHレベルの時に、電動機駆動手
段B16bに備えるHブリッジ回路(FETを用い
た。)と電動機駆動用の電源30との間に設けた、図示
しない開閉スイッチに信号Mc(H)を供給し、開閉ス
イッチを閉じて電源30をHブリッジ回路に供給し、電
動機10をPWM駆動する。
【0081】また、電子制御手段B15bは、マイクロ
プロセッサを基本に構成し、電動機制御手段B17b
と、電動機駆動手段B16bと、故障検出手段B18b
と、モード変換手段20bと、VGS駆動手段21と、
方向判別回路19bと、論理積演算素子18dとを備
え、操舵トルクセンサB12bと、車速センサ25と、
車輪速センサ26と、VGSポジッションセンサ27か
らの信号に基づいて電動機10を駆動する電動機駆動信
号Mo(Mol、Mor)を出力する。但し、右回転の
電動機駆動信号をMor、右回転の電動機駆動信号をM
olで表わす。
【0082】さらに、メインの電子制御手段A15aの
VGS制御演算回路23からのVGS制御信号Poと、
サブの電子制御手段B15bの電動機制御手段B17b
からの信号PcとをVGS駆動手段21に供給し、VG
S駆動手段21からの信号Vmによって可変ギヤ比機構
(VGS)のギヤ比を可変するVGSモータ28を駆動
する。
【0083】電動機制御手段B17bは、操舵トルクセ
ンサB12bからのトルク量に応じたトルク信号T2
と、車輪速センサ26からの車輪の回転速度に応じた車
輪速信号VHと、VGSポジッションセンサ27からの
可変量と可変方向に応じたVGSのポジッション信号P
と、さらに車速センサ25からの車両の速度に応じた車
速信号Vとから、各々方向と絶対値に基づいた変化量に
対応した電動機制御量である制御量信号Co2を出力
し、モード変換手段B20bに供給する。
【0084】また、電動機制御手段B17bは、演算回
路、比較回路、ROM等のメモリを有し、実験や理論計
算等に基づいて設定した操舵トルクT2と対応するトル
ク制御量、車速Vや車輪速VHと対応する車速制御量、
ポジッションPと対応する車速量等のデータを予めメモ
リに記憶しておき、各信号の入力に対応した制御量を選
択して制御量信号Co2を出力し、モード変換手段B2
0bを介して、電動機駆動手段B16bに供給する。
【0085】またさらに、電動機制御手段B17bは、
VGSポジッションセンサ27からの位置信号Pによっ
てVGSポジッションセンサ27のチェックを行うとと
もに、車速センサ25からの車速信号Vにより決定され
る目標舵角比と、VGSポジッションセンサ27からの
実舵角比(位置信号)との偏差に基づいたVGSの演算
信号PcをVGS駆動手段21に供給する。
【0086】電動機制御手段B17bは、操舵トルクセ
ンサB12bからの信号T2の上下電圧が許容範囲以外
の場合や平均電圧が異常に異なる場合等には、故障検出
手段B18bに操舵トルクセンサの故障信号Ttbを供
給する。
【0087】また、電動機制御手段B17bは、車輪速
センサ26からの信号VHと車速センサ25からの信号
Vとの速度の比較を行い、比較結果によってセンサ自身
の故障の判定を行い、判定結果の信号Tcvを故障検出
手段B18bに供給する。
【0088】また、電動機制御手段B17bは、VGS
ポジッションセンサ27からの信号Pがポジッションの
容範囲以外の出力信号量の場合等には、故障検出手段B
18bにVGSポジッションセンサの故障信号Tpを供
給する。
【0089】さらに、電動機制御手段B17bは、各セ
ンサ(ハーネスも含む)からの信号に対して断線やグラ
ンドに接触した場合等にも故障検出手段B18bに供給
する。
【0090】方向判別回路19bは、電動機制御手段B
17bやモード変換手段B20bが故障した場合でも、
独立して電動機駆動手段B16bに方向信号T2dを供
給し、電動機制御手段B17bやモード変換手段B20
bが故障して異常信号を電動機駆動手段B16bに供給
しても、電動機10に異常信号を供給しないようにす
る。
【0091】方向判別回路19bは、操舵トルクセンサ
B12bからの操舵の回転方向に応じたトルク信号T2
を受け、0点からの上下電圧の変化が無い場合等に、操
舵トルクセンサB12bの故障信号Ttd2を故障検出
手段B18bに供給する。また、方向判別回路19b自
身の故障の場合にも故障信号Ttd2を故障検出手段B
18bに供給する。
【0092】故障検出手段B18bは、発信回路、比較
回路等から構成し、電動機制御手段B17bからの故障
信号Ttb(操舵トルクセンサ)と、故障信号Tcv
(車輪速センサ26および/または車速センサ25)
と、故障信号Tp(VGSポジッションセンサ27)と
を受け各種センサの故障として検出する。
【0093】さらに、故障検出手段B18bは、方向判
別回路19bからの故障信号Ttd2を受け操舵トルク
センサB12bの故障として検出し、また方向判別回路
19bからの電圧が0や異常電圧等の場合に、方向判別
回路19b自身の故障としてを検出する。
【0094】また、故障検出手段B18bは、故障検査
信号Sctを電動機制御手段B17bに供給し、電動機
10の制御を行う電動機制御信号Co2の異常等(例え
ば、PWMのVpp、パルス幅、周波数等)を検出す
る。
【0095】さらに、故障検出手段B18bは、各種の
センサや手段やその他色々の故障に対して、故障箇所や
故障の度合い等によりランク付けを行い、ランキングに
よって、モード変換手段B20bにモード変換信号Mm
bを供給する。
【0096】また、故障検出手段B18bは、電動機制
御手段B17bからモード変換手段B20bに供給して
いる電動機制御信号Co2および/または故障検出手段
B18bからモード変換手段B20bに供給しているモ
ード変換信号Mmbからフィードバック信号Tmbを受
けて、モード変換手段B20bの故障を検出する。
【0097】さらに、故障検出手段B18bは、電動機
駆動手段B16bのHブリッジ回路と電源30との間に
設けた、図示しない開閉スイッチを駆動する開閉スイッ
チ駆動用回路にスイッチ駆動信号Mcb(H)を論理積
演算素子18dを介して供給する。この信号Mcb
(H)は、メインの電子制御手段A15aが故障の場合
に反転素子18Cで反転された信号Mcn(H)とで、
論理積演算素子18dによって論理積された信号Mc
(H)を電動機駆動手段B16bに供給し、電動機10
の駆動する
【0098】また、故障検出手段B18bは、モード変
換手段B20bから電動機駆動手段B16bに供給して
いるモード信号Cmbおよび/または故障検出手段B1
8bから論理積演算素子18dを介し電動機駆動手段B
16bに供給している信号Mcからフィードバック信号
Tb2を受けて、電動機駆動手段B16bの故障を検出
する。なお、電源30から供給された電流、電圧等の変
化量によっても電動機駆動手段B16bの部品故障も検
出し、信号Tb2で検知することができる。
【0099】さらに、故障検出手段B18bは、故障検
出手段B18b自身および電子制御手段B15bのCP
U等の故障時には、信号Mcbを出力しないため(電位
0=L)に、論理積演算素子18dからの信号McはL
のため、電動機駆動手段B16bが動作しないためEP
Sは、ブレイクダウンする。
【0100】なお、故障箇所や故障の度合い等によるラ
ンクは、(1)から故障の度合いが大きい程、数値が大
きくなる。
【0101】(1)サブの電子制御手段B15b系の部
品等の軽微な故障であり、制御続行可能な故障である
が、メインの電子制御手段A15aに制御を切り換え
て、メインの電子制御手段A15aによる補完制御で行
い、アシスト比の変更は無く、フィーリング性の悪化等
であり、例えば、VGSポジッションセンサ等の故障で
ある。同様に、故障に対しては、運転者等に警報ランプ
の点灯、点滅およびブザーやスピーカ等の音声による視
覚的、聴覚的方法で認識させる。
【0102】(2)サブの電子制御手段B15b系の部
品等の重大な故障であり、制御続行が不可能な故障で、
メインの電子制御手段A15aに制御を切り換えて制御
を行う。例えば、サブの操舵トルクセンサ、方向判別回
路、Hブリッジ回路等の故障である。しかし、メインの
電子制御手段A15aで通常の制御が出来るが、運転者
等に故障を知らせるために、あえてアシスト比を1/2
程度に換えて制御を行う。同様に、故障に対しては、運
転者等に警報ランプの点灯、点滅およびブザーやスピー
カ等の音声による視覚的、聴覚的方法で認識させる。
【0103】モード変換手段B20bは、各種のセンサ
からの情報に基づいて電動機制御手段B17bで制御演
算した電動機制御信号Co2を受け、通常の場合には、
そのままの出力で、信号Cmbとして電動機駆動手段B
16bに供給する。
【0104】モード変換手段B20bは、故障検出手段
B18bからのモード変換信号Mmbを受けた場合に
は、電動機制御手段B17bからのPWM信号等からな
る電動機の制御信号Co2のパルス幅等を変化させて、
1/2程度のPWM制御した信号Cmbを電動機駆動手
段B16bに供給する。
【0105】モード変換手段B20bは、電動機制御手
段B17bからの電動機制御信号Co2および/または
故障検出手段B18bからのモード変換信号Mmbを故
障検出手段B18bにフィードバック信号Tmbとして
供給する。
【0106】電動機駆動手段B16bは、Hブリッジ回
路や開閉スイッチおよび開閉スイッチ駆動用回路等で構
成し、故障検出手段B18bからのスイッチ駆動信号M
cb(H)と、メインの電子制御手段A15aの故障時
に故障検出手段A18aから出力される故障信号Mcn
(H)とによって、スイッチの駆動信号Mcで閉じられ
た開閉スイッチを介して、電源30(DC12V)から
の電流をモード変換手段B20bからの駆動信号Cmb
によって、スイッチングさせた電動機駆動信号Mo(M
ol、Mor)を出力し、電動機10を駆動する。
【0107】電動機駆動手段B16bは、モード変換手
段B20bからのモード信号Cmbおよび/または故障
検出手段B18bからの信号Mcbを故障検出手段B1
8bにフィードバック信号Tb2として供給する。な
お、電源30から供給された電流、電圧等の変化量によ
っても電動機駆動手段B16bの部品等の故障も検出
し、信号Tb2で検知することができる。
【0108】また、電動機駆動手段B16bのブリッジ
回路は、図示しないインターフェイス回路と4個のFE
T(逆方向ダイオードを含む)で構成し、インターフェ
ース回路に入力される電動機制御信号Cmbは、例えば
電動機10の回転方向を制御する方向信号と電動機10
の駆動量(駆動トルクと回転数)を制御するPWM信号
から形成する。
【0109】また、例えば電動機10を左回転させる場
合、方向信号によりFETのQ4をオン制御し、PWM
信号のデューティ比によりFETのQ2のゲートを制御
する。 さらに、電動機10を右回転させる場合、方向
信号によりFETのQ1をオン制御し、PWM信号のデ
ューティ比によりFETのQ3のゲートを制御する。ま
た、FETのQ1とQ4、またはFETのQ2とQ3を
同時にオン制御して電動機10の入力端子間を短絡し
て、電磁制動をかけるよう制御することもできる。
【0110】VGS駆動手段21は、VGS駆動回路2
2とVGS制御回路24とを備え、メインの電子制御手
段A15aのVGS制御演算回路からのVGS制御信号
Poと、電動機制御手段A17aからのVGS演算信号
Pcとを比較して故障診断を行うとともに、VGS演算
信号Pcに基づいてVGSモータの駆動量と回転方向の
演算を行い、VGSモータに信号±Mvを供給する。
【0111】VGS制御回路24は、演算回路、比較回
路、ROM等のメモリを有し、実験や理論計算等に基づ
いて設定したVGS演算信号Pcと制御信号Vmとの対
応データを予めメモリに記憶しておき、VGS演算信号
Pcに対応した制御量を選択してVGSの制御信号Vm
を出力し、VGS駆動回路22に供給する。
【0112】また、VGS駆動回路22は、Hブリッジ
回路や電流検出回路等で構成し、VGS制御回路24か
らの制御信号Vmによって、電源30(DC12V)の
電流をHブリッジ回路でスイッチングさせてPWM信号
化し、VGSモータ駆動用信号±Mvを出力し、VGS
モータ28をPWM駆動する。
【0113】さらに、VGS駆動回路22は、VGS制
御回路24からの信号Vmを故障検出手段B18bにフ
ィードバック信号Tvgとして供給し、例えば、PWM
のVpp、パルス幅、周波数等の異常を検出する。な
お、図示しない電流検出回路によって、電源30から供
給された電流、電圧等の変化量によってもVGS駆動回
路22の部品等の故障も検出し、信号Tvgで検知する
ことができる。
【0114】論理積演算素子18dは、メインの電子制
御手段A15aの反転素子18Cからの信号Mcnと、
故障検出手段B18bからの信号Mcbによって動作を
行い、信号Mcnと信号Mcbの両方の信号がHの時の
みに、信号McをHで電動機駆動手段B16bに出力
し、信号Mcnと信号Mcbのどちらか片方がLの場合
には、電動機駆動手段B16bに信号McはLを出力す
る。
【0115】この事は、論理積演算素子18dによっ
て、メインの電子制御手段A15aの故障の場合のみ
に、故障検出手段B18bからの信号Mcbが電動機駆
動手段B16bに備えるHブリッジ回路と電動機駆動用
の電源30との間に設けた、図示しない開閉スイッチの
スイッチ駆動信号Mc(H)を供給し、開閉スイッチを
閉じて電源30をHブリッジ回路に供給し、電動機10
をPWM駆動する。
【0116】電動機10は、回転子と固定子には1系統
で電源を供給し、回転子に電源供給する接触子は2系統
を有する。
【0117】電動機10は、通常時に電源30をメイン
の電子制御手段A15aのHブリッジ回路でPWM制御
された電流を図示しない開閉スイッチ等を介して供給さ
れて駆動する。
【0118】また、電動機10は、メインの電子制御手
段A15aが軽微な故障時には、Hブリッジ回路にモー
ド変換により1/2程度のPWM制御された電源を供給
されて駆動する。
【0119】また、電動機10は、メインの電子制御手
段A15aが故障時にサブの電子制御手段B15bによ
る電動機の制御を行うとともに、Hブリッジ回路にモー
ド変換により1/2程度のPWM制御された電源を供給
し駆動する。
【0120】VGSモータ28は、ステアリングギヤボ
ックス内に設け、ギヤの回転運動量を偏心量でギヤ比を
可変する可変ギヤ比機構において、可変させるカムを回
転させるためのモータ(電動機)である。
【0121】VGSモータ28は、VGS駆動回路22
に備えるHブリッジ回路にVGS制御回路24からの制
御信号Vmによってスイッチングさせ、電源30(DC
12V)の電流をPWM信号化した駆動用信号±Mvに
よりPWM駆動する。
【0122】また、VGSモータ28は、メインの電子
制御手段A15aが故障し、さらにバックアップ用のサ
ブの電子制御手段B15bからの故障信号を受けた場合
には、VGS制御演算回路23とVGS制御回路24と
VGS駆動回路22とから成るVGSモータードライブ
回路系については、そのまま駆動の続行を行うようにす
る。
【0123】メインの電子制御手段A15a系の電源
は、電源30からメイン用のヒューズ31を介してメイ
ン用電源系Ve1によって供給される。また、サブの電
子制御手段B15b系の電源は、電源30からサブ用の
ヒューズ32を介してサブ用電源系Ve2によって供給
される。
【0124】このEPS装置のシステムは、各種のセン
サや部品等の故障のチェックを車両のキースイッチを挿
入した時点でのイニシャルチェック、1ループ毎や一定
時間毎に常時チェックを行い、故障に対しての重要度に
対応して行う。
【0125】例えば1度のチェックとしては、メイン、
サブおよびVGSのHブリッジ回路に用いてるFETの
ON故障やメイン、サブのEEPROM等の故障診断
は、イニシャル時にチェックを行う。車速センサ25と
車輪速センサ26との比較の故障診断は、バックグラン
ド処理の目的とする50msec毎の長いスパンでチェ
ックを行う。
【0126】また2度のチェックとしては、操舵トルク
センサ(12a,12b)の信号値診断、平均電圧診断
および上下電圧診断や方向判別回路(19a,19b)
やハーネスのオープン/ショート故障診断等は、イニシ
ャル時のチェックと1ループ(例えば、1msec)毎
にチェックの両方を行う。さらに、サブのCPUやサブ
の電源系の故障診断等は、イニシャル時のチェックとバ
ックグランド処理の目的とする50msec毎の長いス
パンでのチェックの両方を行う。
【0127】さらに3度のチェックとしては、メインと
サブのEPSコントロールユニットのCPUの故障診断
等は、イニシャル時のチェックと1ループを1msec
毎のチェックおよびバックグランド処理の目的とする5
0msec毎の長いスパンでのチェックを行う。
【0128】次に、図2の構成の動作を動作フロー図に
基づいて説明する。図3はこの発明に係る電動パワース
テアリング装置の動作フロー図である。図示しないイグ
ニッションキーのスイッチがオンされると、バッテリの
電源30からヒューズ31およびヒューズ32を介して
メイン用電源Ve1およびサブ用電源Ve2がそれぞれ
メインの電子制御手段A15a、サブの電子制御手段B
15bに供給されて装置の始動が開始する。(ステップ
S0)
【0129】ステップS1では、各種センサ、メイン系
の電子制御手段A15aを構成する電動機制御手段A1
7a、方向判別回路19a、故障検出手段A18a、モ
ード変換手段A20a、電動機駆動手段A16aの基本
チェックやメイン用電源Ve1の印加状態のチェックを
実行する。
【0130】続いて、ステップS11では、サブ系の電
子制御手段B15bを構成する電動機制御手段B17
b、方向判別回路19b、故障検出手B18b、モード
変換手段B20b、電動機駆動手段B16bの基本チェ
ックやサブ用電源Ve2の印加状態のチェックを実行す
る。
【0131】次に、ステップS12において、故障検出
手段B18bでサブ系の電子制御手段B17bのサブチ
ェックを行い、故障の程度に応じて3段階の判定をす
る。
【0132】サブチェックの3段階の判定は、全く故障
が無い状態(判定SC=1)、部品等の軽微な故障で制
御続行可能であり、アシスト比の変更は行わない補完制
御状態(判定SC=0)、重大な故障で制御続行が不可
能な状態(判定SC=−1)で行う。
【0133】ステップS12で、判定SC=1の場合に
はステップS13に移行して故障検出手段A18aでメ
イン系の電子制御手段A17aのメインチェックを行
い、故障の程度に応じて3段階の判定をする。
【0134】メインチェックの3段階の判定は、全く故
障が無い状態(判定MC=1)、部品等の軽微な故障で
制御続行可能であり、アシスト比の変更は行わない補完
制御状態(判定MC=0)、重大な故障で制御続行が不
可能な状態(判定MC=−1)で行う。なお、メインチ
ェックの3段階の判定は、ステップS17、ステップS
20でも同様である。
【0135】ステップS13で、判定MC=1の場合に
はステップS14に移行してメイン系による通常制御を
実行し、判定MC=0の場合にはステップS15に移行
してアシスト比の変更は行わない補完制御を実行し、判
定MC=−1の場合にはステップS16に移行してサブ
系のモード変換手段Bによって電動機10のアシスト1
/2の切替え制御を実行する。
【0136】ステップS12で、判定SC=−1の場合
にはステップS20に移行してメインチェックを実行す
る。ステップS20で、判定MC=1および判定MC=
0の場合にはステップS21に移行してメイン系のモー
ド変換手段Aによって電動機10のアシスト1/2の切
替え制御を実行し、判定MC=−1の場合にはステップ
S22に移行してアシストを禁止する。
【0137】ステップS22でアシストが禁止された場
合にはステップS23に移行してVGSのチェックを実
行する。ステップS23のVGSチェックがOKなら
ば、ステップS24に移行してVGSのみの動作とな
る。一方、VGSチェックがNGならば、装置動作を停
止する。
【0138】ステップS12で、判定SC=0の場合に
はステップS17に移行してメインチェックを実行す
る。ステップS17で、判定MC=1および判定MC=
0の場合にはステップS18に移行してアシスト比の変
更は行わない補完制御を実行し、判定MC=−1の場合
にはステップS19に移行してサブ系のモード変換手段
Bによって電動機10のアシスト1/2の切替え制御を
実行する。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る電
動パワーステアリング装置の制御手段は、故障検出手段
からの故障検出信号に基づき、装置に故障がない通常制
御モードと、装置が特定の故障時に通常制御モードに対
してアシスト比を変更する第1故障モードとに切り替
え、装置に故障が発生しても通常制御モードから第1故
障モードに切り替え、アシスト比を変更してステアリン
グ系に補助トルクを継続して付加することができるの
で、故障に際しても可能な限り装置の機能を発揮させる
ことができる。
【0140】請求項2に係る電動パワーステアリング装
置は、制御手段と故障検出手段をそれぞれ2組設け、2
組の故障検出手段が故障を検出しない時には、2組の制
御手段の一方にて通常制御モードで制御を行うととも
に、2組の故障検出手段の一方が特定の故障を検出した
時には、2組の制御手段の他方にて通常制御モードとア
シスト比が異なる第1故障制御モードで制御し、アシス
ト比の変更で運転者に故障の発生を通知するとともに、
ステアリング系に補助トルクを継続して付加することが
できるので、故障に際しても可能な限り装置の機能を維
持することができる。
【0141】請求項3に係る電動パワーステアリング装
置は、制御手段と故障検出手段をそれぞれ2組設け、2
組の故障検出手段が故障を検出しない時には、2組の制
御手段の一方にて通常制御モードで制御を行うととも
に、2組の故障検出手段の他方が特定の故障を検出した
時には、2組の制御手段の一方にて通常制御モードとア
シスト比が異なる第1故障制御モードで制御し、アシス
ト比の変更で運転者に故障の発生を通知するとともに、
ステアリング系に補助トルクを継続して付加することが
できるので、故障に際しても可能な限り装置の機能を維
持することができる。
【0142】請求項4に係る電動パワーステアリング装
置は、2組の故障検出手段が軽微な故障を検出した時に
は、2組の制御手段の一方にて通常制御モードとアシス
ト比の変らない第2故障制御モードで制御し、軽微な故
障が発生しても通常制御モードと同じアシスト比でステ
アリング系に補助トルクを継続して付加することができ
るので、故障が発生しても正常時と同じ操舵フィーリン
グを継続させることができる。
【0143】よって、制御系の一部が故障しても可能な
限り装置の機能を維持し、ステアリング系に補助トルク
を付加することができる電動パワーステアリング装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電動パワーステアリング装置の
全体構成図
【図2】請求項1〜4に係る電動パワーステアリング装
置の要部ブロック構成図
【図3】この発明に係る電動パワーステアリング装置の
動作フロー図
【符号の説明】
1…電動パワーステアリング装置、2…ステアリングホ
イール、3…ステアリング軸、4…連結軸、4a,4b
…自在継ぎ手、5…VGS、6…手動操舵力発生手段、
7…ラック軸、8…タイロッド、9…前輪、10…電動
機、11…ボールねじ機構、12a…操舵トルクセンサ
A、12b…操舵トルクセンサB、13…操舵角セン
サ、14…ヨーレイトセンサ、15a…電子制御手段
A、15b…電子制御手段B、16a…電動機駆動手段
A、16b…電動機駆動手段B、17a…電動機制御手
段A、17b…電動機制御手段B、18a…故障検出手
段A、18b…故障検出手段B、18c…反転素子、1
8d…論理積手段、19a,19b…方向判別回路、2
0a…モード変換手段A、20b…モード変換手段B、
21…VGS駆動手段、22…VGS駆動回路、23…
VGS制御演算回路、24…VGS制御回路、25…車
速センサ、26…操舵角センサ、27…VGSポジッシ
ョンセンサ、28…VGSモータ、30…電源、31…
メイン用ヒューズ、32…サブ用ヒューズ、Cma,C
mb…モード信号、Co1,Co2…電動機制御信号、
D…操舵角信号、Mo…電動機駆動信号、Mor…右回
転電動機駆動信号、Mol…右回転電動機駆動信号、M
c,Mca,Mcb…開閉スイッチ駆動信号、Mcn…
反転信号、Mct…故障検査信号、Mma,Mmb…モ
ード変換信号、+Mv,−Mv…VGSモータ駆動信
号、P…ポジッション信号、Pc…VGS信号、Po…
VGS演算信号、Sct…故障検査信号、T1,T2…
トルク信号、T1d,T2d…方向信号、Tb1,Tb
2…フィードバック信号、Td…操舵角センサの故障信
号、Tcv…車輪速センサの故障信号、Tma,Tmb
…フィードバック信号、Tta,Ttb…トルクセンサ
の故障信号、Ttd1,Ttd2…方向判別回路の故障
信号、Tp…VGSポジッションセンサの故障信号、T
v…車速センサの故障信号、Tvg…、Ty…ヨーレイ
トセンサの故障信号、V…車速信号、Ve1…メイン用
電源系、Ve2…サブ用電源系、VH…車輪速信号、V
m…VGS制御信号、Y…ヨーレイト信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62D 137:00 (72)発明者 黒澤 孝夫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 杉谷 伸夫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 向 良信 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 野呂 栄樹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリング系に補助トルクを付加する
    電動機と、前記ステアリング系の操舵トルクを検出する
    操舵トルクセンサと、少なくとも前記操舵トルクセンサ
    からの操舵トルク信号に基づいて前記電動機を駆動制御
    する制御手段と、装置の故障を検出する故障検出手段
    と、を備えた電動パワーステアリング装置において、 前記制御手段は、前記故障検出手段からの故障検出信号
    に基づき、前記装置に故障がない通常制御モードと、前
    記装置が特定の故障時に通常制御モードに対してアシス
    ト比を変更する第1故障モードと、に切り替えることを
    特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 ステアリング系に補助トルクを付加する
    電動機と、前記ステアリング系の操舵トルクを検出する
    操舵トルクセンサと、少なくとも前記操舵トルクセンサ
    からの操舵トルク信号に基づいて前記電動機を駆動制御
    する制御手段と、装置の故障を検出する故障検出手段
    と、を備えた電動パワーステアリング装置において、 前記制御手段と前記故障検出手段をそれぞれ2組設け、
    2組の前記故障検出手段が故障を検出しない時には、2
    組の前記制御手段の一方にて通常制御モードで制御を行
    うとともに、2組の前記故障検出手段の一方が特定の故
    障を検出した時には、2組の前記制御手段の他方にて通
    常制御モードとアシスト比が異なる第1故障制御モード
    で制御することを特徴とする電動パワーステアリング装
    置。
  3. 【請求項3】 ステアリング系に補助トルクを付加する
    電動機と、前記ステアリング系の操舵トルクを検出する
    操舵トルクセンサと、少なくとも前記操舵トルクセンサ
    からの操舵トルク信号に基づいて前記電動機を駆動制御
    する制御手段と、装置の故障を検出する故障検出手段
    と、を備えた電動パワーステアリング装置において、 前記制御手段と前記故障検出手段をそれぞれ2組設け、
    2組の前記故障検出手段が故障を検出しない時には、2
    組の前記制御手段の一方にて通常制御モードで制御を行
    うとともに、2組の前記故障検出手段の他方が特定の故
    障を検出した時には、2組の前記制御手段の一方にて通
    常制御モードとアシスト比が異なる第1故障制御モード
    で制御することを特徴とする電動パワーステアリング装
    置。
  4. 【請求項4】 2組の前記故障検出手段が軽微な故障を
    検出した時には、2組の前記制御手段の一方にて通常制
    御モードとアシスト比の変らない第2故障制御モードで
    制御することを特徴とする請求項2または請求項3記載
    の電動パワーステアリング装置。
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