JP4910561B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源安定化用コンデンサへのプリチャージを予め行った後、電源リレーを投入して電源からの電力供給を開始するようにした電動パワーステアリング装置に関するものである。
従来の電動パワーステアリング装置として、電源とモータ駆動回路との間に設けられたリレー回路を閉成する前に電源安定化用コンデンサに電荷をチャージするプリチャージ回路を備え、電源安定化用コンデンサが完全に充電された後にリレー回路を閉成することで、突入電流(ラッシュカレント)をなくすというものが知られている(例えば、特許文献1参照)。ここでは、電源安定化用コンデンサの両端子電圧を分圧した分圧電圧の変化量が設定値以下となったときに、当該電源安定化用コンデンサが充電したと判断している。
また、プリチャージ回路として、電源と電源安定化用コンデンサとの間にダイオードと抵抗とを直列に配置し、ダイオードによって電流の流れる方向を規定するとともに、抵抗によって充電時の電流(チャージ電流)の最大値を制限するというものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、電源と電源安定化用コンデンサとの間をバイパス回路でリレー回路を介することなく結線し、そのバイパス回路内に電流の方向及び電流の最大値を制限するチャージ電流制限手段を備えることで、プリチャージ回路で電源安定化用コンデンサを充電する際に、短時間で電源電圧に近い電圧まで充電するようにするというものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特許第3595155号明細書 再公表WO99/178977号公報 特開2002−44990号公報
しかしながら、上記各特許文献に記載の電動パワーステアリング装置にあっては、電源から電源リレー回路を介してモータ駆動回路へ電力供給する経路に異常が発生した場合には、アシスト電流がほぼ0[A]となるため、操舵アシストが停止されてしまう。
また、これらの電動パワーステアリング装置におけるプリチャージ回路は、電源リレーON時の突入電流を抑制し、リレー接点の溶着を防止するという主目的実現のためだけに設けられており、この回路を使用したほかの役割及び効果については言及されていない。
そこで、本発明は、電源リレー回路を介した電動モータへの電力供給が不可能となった場合であっても、少なくとも制限された操舵補助力を操舵系に付与することができる電動パワーステアリング装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に係る電動パワーステアリング装置は、操舵系に対して操舵補助力を付与する電動モータと、当該電動モータを駆動するモータ駆動回路と、当該モータ駆動回路に電源からの電力を供給する電源リレー回路と、当該電源リレー回路を制御するリレー制御手段と、当該電源リレー回路と前記モータ駆動回路との間に介挿された電源安定化用コンデンサと、前記電源リレー回路を閉じる前に前記電源安定化用コンデンサを充電するプリチャージ回路とを備えた電動パワーステアリング制御装置であって、前記電源リレー回路を介したモータ駆動回路への電力供給の異常を検出する異常検出手段と、該異常検出手段で前記電源リレー回路を介した電力供給の異常を検出したとき、前記プリチャージ回路を介して前記モータ駆動回路に電源からの電力を供給することで、当該プリチャージ回路経由での電力供給により、前記操舵補助力を付与すべく前記電動モータを駆動制御する操舵補助力制御を行う電力供給経路変更手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項2に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1に係る発明において、前記電力供給経路変更手段は、前記異常検出手段で前記電源リレー回路を介した電力供給の異常を検出したとき、前記プリチャージ回路を閉状態に切り換えることで、前記モータ駆動回路への電力供給経路を、前記電源リレー回路を介した電力供給経路から前記プリチャージ回路を介した電力供給経路に変更することを特徴としている。
さらに、請求項3に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1又は2に係る発明において、前記電力供給経路変更手段は、前記プリチャージ回路を介して前記モータ駆動回路へ供給する電流の最大値を制御可能に構成されていることを特徴としている。
また、請求項4に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1〜3の何れか1項に係る発明において、前記異常検出手段で前記電源リレー回路を介した電力供給の異常を検出したとき、前記プリチャージ回路を介した電力供給を許可するか否かを判断する許可判断手段を有し、前記電力供給経路変更手段は、前記許可判断手段で前記プリチャージ回路を介した電力供給を許可すると判断した場合にのみ、前記モータ駆動回路への電力供給経路を、前記電源リレー回路を介した電力供給経路から前記プリチャージ回路を介した電力供給経路に変更することを特徴としている。
さらにまた、請求項5に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1〜4の何れか1項に係る発明において、前記プリチャージ回路は前記電源リレー回路と並列に配置されており、前記異常検出手段は、前記電源リレー回路の前記電源安定化用コンデンサとの接続側の電圧レベルに基づいて、前記電源リレー回路を介した電力供給の異常原因を判別する異常原因判別手段を備えることを特徴としている。
本発明に係る電動パワーステアリング装置によれば、電源リレー回路を介した電動モータへの電力供給に異常を検出したとき、プリチャージ回路を介した電動モータへの電力供給に切り換えることで、電動モータへ制限された電流を流すので、操舵補助力がほぼ零となることを防止することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る電動パワーステアリング装置の一実施形態を示す全体構成図である。
図中、符号1は、ステアリングホイールであり、このステアリングホイール1に運転者から作用される操舵力が入力軸2aと出力軸2bとを有するステアリングシャフト2に伝達される。このステアリングシャフト2は、入力軸2aの一端がステアリングホイール1に連結され、他端は操舵トルク検出手段としてのトルクセンサ3を介して出力軸2bの一端に連結されている。
そして、出力軸2bに伝達された操舵力は、ユニバーサルジョイント4を介してロアシャフト5に伝達され、さらに、ユニバーサルジョイント6を介してピニオンシャフト7に伝達される。このピニオンシャフト7に伝達された操舵力はステアリングギヤ8を介してタイロッド9に伝達され、図示しない転舵輪を転舵させる。ここで、ステアリングギヤ8は、ピニオンシャフト7に連結されたピニオン8aとこのピニオン8aに噛合するラック8bとを有するラックアンドピニオン形式に構成され、ピニオン8aに伝達された回転運動をラック8bで直進運動に変換している。
ステアリングシャフト2の出力軸2bには、補助操舵力を出力軸2bに伝達する減速ギヤ10が連結されており、この減速ギヤ10には、操舵系に対して補助操舵力を発生する電動モータ12の出力軸が連結されている。
トルクセンサ3は、ステアリングホイール1に付与されて入力軸2aに伝達された操舵トルクを検出するもので、操舵トルクを入力軸2a及び出力軸2b間に介装した図示しないトーションバーの捩れ角変位に変換し、この捩れ角変位を例えばポテンショメータで検出するように構成されている。このトルクセンサ3から出力されるトルク検出値Tは、コントローラ13に入力される。
このコントローラ13には、トルク検出値Tの他に、車速センサ15で検出した車速検出値Vも入力され、コントローラ13では、入力されるトルク検出値T及び車速検出値Vに応じた操舵補助力を電動モータ12で発生する図示しない操舵補助指令値IM *を公知の手順で算出し、算出した操舵補助指令値IM *とモータ電流検出値IMDとにより、電動モータ12に供給する駆動電流をフィードバック制御するためのモータ駆動電流IMを算出する。
また、イグニッションスイッチIGがオン状態となったとき、後述の電源安定化用コンデンサ35へのプリチャージを行い、プリチャージ終了後、後述の電源リレー回路30をオン状態に切り換えるようになっている。
コントローラ13は、図2に示すように、公知の手順で、電動モータ12の制御処理を実行するマイクロコンピュータ16と、マイクロコンピュータ16から出力されるモータ駆動電流IMが入力されて電動モータ12に供給する駆動電流を制御するモータ駆動回路18と、電動モータ12に流れる駆動電流を検出するモータ電流検出回路19と、バッテリ36からモータ駆動回路18への電力供給を遮断するための電源リレー回路30と、モータ駆動回路18へ供給される電源電圧を安定化するための電源安定化用コンデンサ35と、当該電源安定化用コンデンサ35にプリチャージを行うプリチャージ回路40と、を備えている。
ここで、モータ駆動回路18は、電界効果トランジスタFET1〜FET4でなる公知のHブリッジ回路20と、マイクロコンピュータ16から出力されるモータ駆動電流IMに基づいてHブリッジ回路20の各電界効果トランジスタFET1〜FET4の各ゲートを駆動するFETゲート駆動回路21とで構成され、前記電界効果トランジスタFET1及びFET2の接続点に、システム内部で生成された内部電圧VRが印加され、FET3及びFET4の接続点が抵抗Rを介して接地されている。
プリチャージ回路40は、電源安定化用コンデンサ35の高電位側に接続される。
このプリチャージ回路40は、図3に示すように、電源リレー回路30と直列に配設されており、電源供給用ダイオード41と、突入電流抑制用抵抗42と、プリチャージ回路40上に設けられたスイッチ回路43とで構成されている。なお、図中符号37はヒューズである。
マイクロコンピュータ16は、電源リレー回路30のリレー接点の開閉制御を行うための制御信号を出力可能に構成されていると共に、プリチャージ回路40のスイッチ回路43の開閉制御を行うための制御信号を出力可能に構成されている。
そして、このマイクロコンピュータ16は、イグニッションスイッチIGがオン状態に操作されると、スイッチ回路43をオン状態(閉状態)に切り換える。これにより、バッテリ37から電源供給用ダイオード41及び突入電流抑制用抵抗42を介して電源安定化用コンデンサ35へ充電がなされる。
また、マイクロコンピュータ16は、電源安定化用コンデンサ35への充電後、スイッチ回路43をオフ状態とし、次いで電源リレー回路30の接点をオン状態(閉状態)とする。このように電源リレー回路30の接点がオン状態となると、バッテリ36の電源電圧が電源リレー回路30を介してモータ駆動回路18へ供給される。
そして、電源リレー回路30経由の電動モータ12への電力供給経路が正常である通常時には、この状態でトルクセンサ3及び車速センサ15の検出信号に基づいて公知の手順によりモータ駆動制御処理を行い、運転者の操舵操作に応じた操舵補助力を発生する。
また、マイクロコンピュータ16は、電源リレー回路30経由の電動モータ12への電力供給ができない状態を検知したとき、プリチャージ回路40上のスイッチ回路43をオン状態にして、プリチャージ回路40経由で電動モータ12への電力供給を行って操舵補助力を発生する異常時アシスト制御処理を実施するようになっている。
図2において、マイクロコンピュータ16がリレー制御手段に対応している。
図4は、マイクロコンピュータ16で実行される異常時アシスト制御処理手順を示すフローチャートである。この異常時アシスト制御処理は、通常の操舵補助力制御の実施中に行われる。
先ず、ステップS1で、マイクロコンピュータ16は、電源リレー回路30経由の電力供給経路に異常が発生しているか否か、即ちバッテリ36から電源リレー回路30を介して電動モータ12(モータ駆動回路18)へ電力供給ができない状態であるか否かを判断する。ここで、電源リレー回路30経由の電力供給経路に異常が発生している状態とは、例えば、電源リレー回路30のオープン故障、或いは電源リレー回路30経由のバッテリラインの断線故障が発生している状態をいう。
そして、異常が発生していると判断した場合にはステップS2に移行し、異常が発生していないと判断した場合には、そのまま異常時アシスト制御処理を終了する。
ステップS2では、マイクロコンピュータ16は、プリチャージ回路40経由の電動モータ12への電力供給の許可判断を行い、許可する場合にはステップS3に移行し、許可しない場合にはそのまま異常時アシスト制御処理を終了する。この許可判断としては、例えば、プリチャージ回路40経由の電力供給経路に異常が発生しているか否かを判定し、異常が発生していない場合にはプリチャージ回路40経由の電動モータ12への電力供給を許可し、異常が発生している場合には当該電力供給を許可しないものとする。
ステップS3では、マイクロコンピュータ16は、プリチャージ回路40上のスイッチ回路43をオン状態に切り換えて、制限アシスト電流imを電動モータ12へ流し、異常時アシスト制御処理を終了する。
図4において、ステップS1の処理が異常検出手段に対応し、ステップS2の処理が許可判断手段に対応し、ステップS3の処理が電力供給経路変更手段に対応している。
次に、第1の実施形態の動作及び効果について説明する。
イグニッションスイッチがオン状態となると、マイクロコンピュータ16は、プリチャージ回路40のスイッチ回路43をオン状態とし、イグニッションスイッチIG、電源供給用ダイオード41及び突入電流抑制用抵抗42を介して電源安定化用コンデンサ35へ充電がなされる。このとき、電源リレー回路30はオフ状態となっている。
そして、電源リレー回路30の電源安定化用コンデンサ35との接続側の電圧レベルVRが所定の電圧に達することにより電源安定化用コンデンサ35への充電がなされると、スイッチ回路43をオフ状態としてプリチャージ回路40を遮断すると共に、電源リレー回路30の接点をオン状態として、ヒューズ37を介したバッテリ電源を、電源リレー回路30を介してモータ駆動回路18に供給する。ここで、前記所定の電圧は、電源安定化コンデンサ35がほぼ充電状態になる、Bat電圧よりやや低い電圧に設定する。
このように、電源安定化用コンデンサ35がほぼ充電状態になった後に、電源リレー回路30をオン状態とするので、電源リレー回路30をオン状態としたときのバッテリ36から電源安定化用コンデンサ35への突入電流(ラッシュカレント)を抑制することができ、電源リレー回路30のリレー接点が溶着したり損傷したりすることを抑制することができる。
そして、車速センサ15やトルクセンサ3の検出信号に基づいてモータ駆動制御処理が行われ、図5の実線に示すように、運転者による入力トルクに応じたアシスト電流が流されて、運転者の操舵操作に応じた操舵補助力が発生される。
この状態から、ヒューズ37の溶断等により、電源リレー回路30を介した電源供給ができない状態となると、マイクロコンピュータ16は、図4のステップS1で電源リレー回路30を介した電力供給経路に異常が発生したと判断し、ステップS2に移行する。そして、モータ駆動回路18への電力供給経路を、プリチャージ回路40経由の電力供給経路に変更可能か否かを判定し、経路変更を許可するものとすると、ステップS3でプリチャージ回路40のスイッチ回路43をオン状態に切り換えて電流imを流し、イグニッションスイッチIGを介したイグニッション電源を、プリチャージ回路40を介してモータ駆動回路18へ供給する。
このとき、プリチャージ回路40には突入電流抑制用抵抗42が設けられていることから、プリチャージ回路40を介して流される電流imは、突入電流抑制用抵抗42の抵抗値に応じて制限された値となる。したがって、運転者による入力トルクとアシスト電流との関係は、図5の破線に示すように、正常時と比較して制限されることになる。
ところで、電動パワーステアリング装置としては、電源とモータ駆動回路との間に設けられたリレー回路を閉成する前に電源安定化用コンデンサに電荷をチャージするプリチャージ回路を備え、電源安定化用コンデンサが完全に充電された後にリレー回路を閉成することで、突入電流(ラッシュカレント)をなくしたり、プリチャージ回路として、電源と電源安定化用コンデンサとの間にダイオードと抵抗とを直列に配置し、ダイオードによって電流の流れる方向を規定するとともに、抵抗によって充電時の電流(チャージ電流)の最大値を制限したり、電源と電源安定化用コンデンサとの間をバイパス回路でリレー回路を介することなく結線し、そのバイパス回路内に電流の方向及び電流の最大値を制限するチャージ電流制限手段を備えることで、プリチャージ回路で電源安定化用コンデンサを充電する際に、短時間で電源電圧に近い電圧まで充電するようにしたりするものが知られている。
しかしながら、これらの電動パワーステアリング装置の場合、電源から電源リレー回路を介してモータ駆動回路へ電力供給する経路に異常が発生した場合には、アシスト電流がほぼ0[A]となるため、操舵アシストが停止される。また、これらの電動パワーステアリング装置におけるプリチャージ回路は、電源リレーON時の突入電流を抑制し、リレー接点の溶着を防止するという主目的実現のためだけに設けられている。
これに対して本実施形態では、バッテリ36から電源リレー回路30を介してモータ駆動回路18へ電力供給する経路に異常が発生したときには、プリチャージ回路40を介して制限されたアシスト電流を電動モータ12に流すので、操舵アシストが停止されることを回避することができる。
すなわち、本実施形態のプリチャージ回路40は、電源リレーON時の突入電流を抑制し、リレー接点の溶着を防止する役割に加えて、電源リレー回路30経由の電力供給経路の異常発生時における電動モータ12への電力供給経路確保の役割を担っている。したがって、既存の回路を用いて付加機能を実現することができるため、追加回路等を必要とすることなく、コスト削減を実現することができる。
このように、上記第1の実施形態では、電源リレー回路を介した電動モータへの電力供給に異常を検出したとき、プリチャージ回路を介した電動モータへの電力供給に切り換えることで電動モータへ制限された電流を流すので、操舵補助力がほぼ零となることを防止することができ、商品性を向上することができる。
また、電源リレー回路を介した電動モータへの電力供給に異常を検出したとき、プリチャージ回路を閉状態に切り換えることで、電動モータへの電力供給経路を、電源リレー回路を介した電力供給経路からプリチャージ回路を介した電力供給経路へ変更するので、プリチャージ回路に電源リレーON時の突入電流を抑制するという主目的以外の役割を持たせることができる。すなわち、追加回路等を必要とすることなく、既存の回路を用いて付加機能を実現することができ、コスト削減を実現することができる。
さらに、電源リレー回路を介した電動モータへの電力供給に異常を検出したときには、プリチャージ回路を介した電力供給経路への変更を許可する場合にのみ電力供給経路を変更するので、プリチャージ回路を介した電力供給経路にも異常が発生している場合など、プリチャージ回路を介した電力供給が行えない場合には、異常時アシスト制御を非作動とすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態は、プリチャージ回路を電源リレー回路と並列に配置し、電源リレー回路経由の電力供給経路に異常が発生したとき、その異常原因を判別可能とするようにしたものである。
図6は、第2の実施形態のプリチャージ回路40の構成を示す図である。この図6に示すように、プリチャージ回路40は、突入電流抑制用抵抗42と、スイッチ回路43とで構成され、電源リレー回路30と並列に配置されている。
このような構成により、イグニッションスイッチIGがオン状態となった場合には、マイクロコンピュータ16がプリチャージ回路40のスイッチ回路43をオン状態とし、ヒューズ37及び突入電流抑制用抵抗42を介して電源安定化用コンデンサ35へ充電がなされる。
そして、マイクロコンピュータ16は、電源安定化用コンデンサ35への充電後、スイッチ回路43をオフ状態とし、次いで電源リレー回路30の接点をオン状態とする。このように電源リレー回路30の接点がオン状態となると、バッテリ36の電源電圧が電源リレー回路30を介してモータ駆動回路18へ供給される。
そして、トルクセンサ3及び車速センサ15の検出信号に基づいて公知の手順によりモータ駆動制御処理を行い、運転者の操舵操作に応じた操舵補助力を発生する。
また、マイクロコンピュータ16は、電源リレー回路30経由の電動モータ12への電力供給ができない状態を検知したとき、電源リレー回路経由の電力供給経路の異常原因を判別し、その判別結果に応じて、電動モータ12への電力供給経路をプリチャージ回路40経由の電力供給経路に変更して操舵補助力を発生するようになっている。
図7は、マイクロコンピュータ16で実行される操舵補助力制御処理手順を示すフローチャートである。
先ずステップS11で、マイクロコンピュータ16は、イグニッションスイッチIGがオン状態に切り換わったか否かを判定する。そして、オン状態に切り換わったと判定したときにはステップS12に移行し、オフ状態のままであると判定したときにはステップS11の判定を繰り返す。
ステップS12では、マイクロコンピュータ16は、プリチャージ回路40のスイッチ回路43をオン状態に切り換えて電源安定化用コンデンサ35への充電を開始し、ステップS13に移行する。
ステップS13では、マイクロコンピュータ16は、電源リレー回路30の電源安定化用コンデンサ35との接続側の電圧レベルVRを監視し、電圧レベルVRが所定値VRTH以上であるか否かを判定する。そして、VR<VRTHであるときにはステップS14に移行し、VR≧VRTHであるときには、後述するステップS16に移行する。
ステップS14では、マイクロコンピュータ16は、VR<VRTHである状態が所定時間TTH継続したか否かを判定する。
ここで、所定値VRTHは、バッテリ電圧が正常に導通されていないと判断できる程度の電圧レベルに設定し、所定時間TTHは、スイッチ回路43をオン状態としてプリチャージ回路40経由のバッテリラインを導通状態としてから、当該プリチャージ回路40経由のバッテリラインが断線していると判断できる程度の時間に設定する。
そして、このステップS14で、VR<VRTHである状態が所定時間TTH継続したと判断した場合には、ステップS15に移行して、プリチャージ回路40経由のバッテリラインが断線していると判定し、そのまま操舵補助力制御処理を終了する。
一方、前記ステップS14で、VR<VRTHである状態が所定時間TTH継続していないと判断した場合には、前記ステップS13に移行する。
ステップS16では、マイクロコンピュータ16は、プリチャージ回路40による電源安定化用コンデンサ35への充電が完了したか否かを判定し、充電が完了している場合にはステップS17に移行し、充電が完了していない場合には前記ステップS16の判定を繰り返す。
ステップS17では、マイクロコンピュータ16は、プリチャージ回路40のスイッチ回路43をオフ状態とし、ステップS18に移行する。
ステップS18では、マイクロコンピュータ16は、電源リレー回路30のリレー接点をオン状態としてステップS19に移行する。
ステップS19では、マイクロコンピュータ16は、通常の操舵アシスト制御を実行する。具体的には、トルクセンサ3及び車速センサ15の検出信号に基づいて、運転者の操舵操作に応じた操舵補助力を発生するように電動モータ12の駆動電流を制御する。このときのモータ駆動回路18への電力供給は、電源リレー回路30経由のバッテリラインを用いて行われる。
次にステップS20では、マイクロコンピュータ16は、イグニッションスイッチIGがオフ状態に切り換わったか否かを判定する。そして、イグニッションスイッチIGがオン状態のままであると判定したときにはステップS21に移行し、オフ状態に切り換わったと判定したときには、通常の操舵アシスト制御を終了するものと判断して前記ステップS11に移行する。
ステップS21では、マイクロコンピュータ16は、電圧レベルVRが所定電圧VRTHを下回っているか否かを判定し、VR≧VRTHであるときには通常の操舵アシスト制御を継続するものと判断して前記ステップS19に移行し、VR<VRTHであるときにはステップS22に移行する。
ステップS22では、マイクロコンピュータ16は、VR<VRTHである状態が所定時間TTH継続したか否かを判定する。そして、VR<VRTHである状態が所定時間TTH継続していないと判断した場合には、通常の操舵アシスト制御を継続するものと判断して前記ステップS19に移行し、VR<VRTHである状態が所定時間TTH継続したと判断した場合にはステップS23に移行する。
ステップS23では、マイクロコンピュータ16は、プリチャージ回路40のスイッチ回路43をオン状態とし、ステップS24に移行する。
ステップS24では、マイクロコンピュータ16は、電圧レベルVRの電圧変化を監視し、スイッチ回路43をオン状態としてから電圧レベルVRが上昇したか否かを判定する。そして、電圧レベルVRが上昇しないと判断したときには、プリチャージ回路40経由のバッテリライン及び電源リレー回路30経由のバッテリラインが導通状態にないものと判断して前記ステップS15に移行する。
一方、前記ステップS24で、スイッチ回路43をオン状態としてから電圧レベルVRが上昇したと判断したときには、電源リレー回路30経由のバッテリラインのみが導通状態にないものと判断して、ステップS25に移行する。
ステップS25では、マイクロコンピュータ16は、電源リレー回路30のリレー接点のオープン故障であると判断してステップS26に移行する。
ステップS26では、マイクロコンピュータ16は、プリチャージ回路40経由の電動モータ12への電力供給の許可判断を行い、許可しないと判断した場合にはステップS27に移行し、スイッチ回路43をオフ状態としてから操舵補助力制御処理を終了する。
一方、前記ステップS26でマイクロコンピュータ16がプリチャージ回路40経由の電動モータ12への電力供給を許可すると判断した場合には、ステップS28に移行し、制限アシスト電流imによる異常時アシスト制御を実施してステップS29に移行する。
ステップS29では、マイクロコンピュータ16は、イグニッションスイッチIGがオフ状態に切り換わったか否かを判定する。そして、イグニッションスイッチIGがオン状態のままであると判定したときには前記ステップS28に移行し、オフ状態に切り換わったと判定したときには前記ステップS11に移行する。
図7において、ステップS13、S14及びS21〜S24の処理が異常検出手段に対応し、ステップS23の処理が電力供給経路変更手段に対応し、ステップS24の処理が異常原因判別手段に対応し、ステップS26の処理が許可判断手段に対応している。
次に、第2の実施形態の動作及び効果について説明する。
イグニッションスイッチがオン状態となると、マイクロコンピュータ16は、図7のステップS12でプリチャージ回路40のスイッチ回路43をオン状態とし、ヒューズ37及び突入電流抑制用抵抗42を介して電源安定化用コンデンサ35へ充電がなされる。
プリチャージ回路40経由のバッテリラインが正常な導通状態にあるものとすると、電源リレー回路30の電源安定化用コンデンサ35との接続側の電圧レベルVRが所定値VRTH以上となる。したがって、ステップS13からステップS16に移行し、電源安定化用コンデンサ35の充電が完了するとステップS16からステップS17に移行して、スイッチ回路43をオフ状態としてプリチャージ回路40を遮断する。次いで、マイクロコンピュータ16は、ステップS18で電源リレー回路30の接点をオン状態とするための制御信号を出力する。
このとき、電源リレー回路30のリレー接点においてオープン故障が発生しているものとすると、電圧レベルVRが低下し、電圧レベルVRが所定値VRTHを下回る状態が所定時間TTH継続する。そのため、マイクロコンピュータ16は、ステップS21でYes、ステップS22でYesと判定してステップS23でプリチャージ回路40のスイッチ回路43をオン状態とする。
プリチャージ回路40経由のバッテリラインは正常であることから、スイッチ回路43をオン状態とすることで電圧レベルVRは上昇する。したがって、ステップS24からステップS25に移行して、モータ駆動回路18への電力供給経路の異常原因が電源リレーのオープン故障であると特定する。そして、プリチャージ回路40経由のバッテリラインを用いて制限されたアシスト電流imをモータ駆動回路18に供給し、入力トルクに応じて制限された操舵アシスト力を操舵系に付与する。これが、イグニッションスイッチIGがオフ状態となるまで継続される。
このように、電源リレー回路30のリレー接点のオープン故障が発生している場合には、プリチャージ回路40経路による電力供給は正常に行われることを利用して、操舵補助力制御を継続することができるので、操舵アシストが停止されることを防止することができる。
また、ヒューズ37の溶断が発生している状態でイグニッションスイッチIGがオン状態となった場合には、プリチャージ回路40のスイッチ回路43をオン状態としても、電圧レベルVRが上昇せず、電圧レベルVRが所定値VRTHを下回る状態が所定時間TTH継続する。したがって、ステップS13からステップS14に移行し、ステップS14でYesと判定されるため、ステップS15に移行してプリチャージ回路40経由のバッテリラインが断線していると判断し、操舵補助力制御が終了される。
また、通常の操舵補助力制御を実施している正常状態から、ヒューズ37の溶断が発生すると、電圧レベルVRが低下し、電圧レベルVRが所定値VRTHを下回る状態が所定時間TTH継続する。そのため、マイクロコンピュータ16は、ステップS21でYes、ステップS22でYesと判定してステップS23でプリチャージ回路40のスイッチ回路43をオン状態とする。
しかしながら、この場合、スイッチ回路43をオン状態としても電圧レベルVRは上昇しないため、ステップS24でNoと判定され、ステップS15に移行してプリチャージ回路40経由のバッテリライン及び電源リレー回路30経由のバッテリラインが断線していると判断し、操舵補助力制御が終了される。
このように、電源リレー回路30が閉状態となっている通常の操舵アシスト制御中に、電源リレー回路30の電源安定化用コンデンサ35との接続側の電圧レベルVRが所定期間、所定値を下回ったとき、プリチャージ回路40のスイッチ回路43を閉状態に切り換える。
そして、スイッチ回路43を切り換えた後の電圧レベルVRを監視し、スイッチ回路43の切り換え後に電圧レベルVRが上昇した場合には、電源リレー回路30経由の電力供給経路の異常は電源リレー回路30のリレー接点の開放故障が原因であると判断する。一方、スイッチ回路43を切り換えた後にも電圧レベルVRが上昇しない場合には、電源リレー回路30経由の電力供給経路の異常は、ヒューズ37の溶断を含むバッテリラインの断線が原因であると判断する。
また、プリチャージ回路40による電源安定化用コンデンサ35へのプリチャージ時に、前記電圧レベルVRが所定期間、所定値を下回ったときにも、ヒューズ37の溶断を含むバッテリラインの断線が原因であると判断する。
したがって、前記電圧レベルVRを監視することで、バッテリラインの断線発生状況を確認することができるので、電源リレー回路30経由の電力供給経路の異常原因が、EPS側の故障であるのか車両側の故障であるのかを判別することができ、適切に異常時アシスト制御を実施することができる。
このように、上記第2の実施形態では、プリチャージ回路を電源リレー回路と並列に配置し、電源リレー回路の電源安定化用コンデンサ側接続点の電圧レベルを監視するので、追加回路等を必要とすることなく、既存の回路を用いて、電動モータへの電源電圧の供給経路の異常原因がバッテリラインの断線であるか電源リレーの開放故障であるかを判別することができ、適切に異常時アシスト制御を実施することができる。
なお、上記各実施形態においては、突入電流抑制用抵抗42を可変抵抗とし、当該抵抗値をマイクロコンピュータ16で制御することもできる。電源安定化用コンデンサ35にプリチャージする電流の最大値、及びプリチャージ回路40経由の電力供給経路で電動モータ12に流しうる電流の最大値は、突入電流抑制用抵抗42の抵抗値に応じて決定する。したがって、この突入電流抑制用抵抗42の抵抗値を可変とすることで、例えば、プリチャージ時には、前記抵抗値を大きく設定することでチャージ電流を大きく制限することができ、プリチャージ回路40経由の電力供給時には、前記抵抗値を小さく設定することでアシスト電流が制限されることを抑制することができる。
また、上記各実施形態においては、プリチャージ回路40を図3又は図6に示すような構成とする場合について説明したが、バイポーラ型トランジスタや接合型電界効果トランジスタを用いてスイッチ回路43を実現することもできる。
本発明の実施形態における車両の概略構成図である。 コントローラの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるプリチャージ回路の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における異常時アシスト制御処理を示すフローチャートである。 入力トルクとアシスト電流との関係を示す図である。 第2の実施形態におけるプリチャージ回路の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態における操舵補助力制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ステアリングホイール、2…ステアリングシャフト、3…トルクセンサ、10…減速ギヤ、12…電動モータ、13…コントローラ、15…車速センサ、16…マイクロコンピュータ、18…モータ駆動回路、20…Hブリッジ回路、21…FETゲート駆動回路、30…電源リレー回路、35…電源安定化用コンデンサ、36…バッテリ、40…プリチャージ回路、42…突入電流抑制用抵抗、43…スイッチ回路

Claims (5)

  1. 操舵系に対して操舵補助力を付与する電動モータと、当該電動モータを駆動するモータ駆動回路と、当該モータ駆動回路に電源からの電力を供給する電源リレー回路と、当該電源リレー回路を制御するリレー制御手段と、当該電源リレー回路と前記モータ駆動回路との間に介挿された電源安定化用コンデンサと、前記電源リレー回路を閉じる前に前記電源安定化用コンデンサを充電するプリチャージ回路とを備えた電動パワーステアリング制御装置であって、
    前記電源リレー回路を介した前記モータ駆動回路への電力供給の異常を検出する異常検出手段と、該異常検出手段で前記電源リレー回路を介した電力供給の異常を検出したとき、前記プリチャージ回路を介して前記モータ駆動回路に電源からの電力を供給することで、当該プリチャージ回路経由での電力供給により、前記操舵補助力を付与すべく前記電動モータを駆動制御する操舵補助力制御を行う電力供給経路変更手段とを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記電力供給経路変更手段は、前記異常検出手段で前記電源リレー回路を介した電力供給の異常を検出したとき、前記プリチャージ回路を閉状態に切り換えることで、前記モータ駆動回路への電力供給経路を、前記電源リレー回路を介した電力供給経路から前記プリチャージ回路を介した電力供給経路に変更することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記電力供給経路変更手段は、前記プリチャージ回路を介して前記モータ駆動回路へ供給する電流の最大値を制御可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記異常検出手段で前記電源リレー回路を介した電力供給の異常を検出したとき、前記プリチャージ回路を介した電力供給を許可するか否かを判断する許可判断手段を有し、前記電力供給経路変更手段は、前記許可判断手段で前記プリチャージ回路を介した電力供給を許可すると判断した場合にのみ、前記モータ駆動回路への電力供給経路を、前記電源リレー回路を介した電力供給経路から前記プリチャージ回路を介した電力供給経路に変更することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記プリチャージ回路は前記電源リレー回路と並列に配置されており、前記異常検出手段は、前記電源リレー回路の前記電源安定化用コンデンサとの接続側の電圧レベルに基づいて、前記電源リレー回路を介した電力供給の異常原因を判別する異常原因判別手段を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
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