JPH1154907A - プリント回路板のはんだ付け用治具とこのはんだ付け用治具を用いたプリント回路板の製造方法 - Google Patents
プリント回路板のはんだ付け用治具とこのはんだ付け用治具を用いたプリント回路板の製造方法Info
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- JPH1154907A JPH1154907A JP22123697A JP22123697A JPH1154907A JP H1154907 A JPH1154907 A JP H1154907A JP 22123697 A JP22123697 A JP 22123697A JP 22123697 A JP22123697 A JP 22123697A JP H1154907 A JPH1154907 A JP H1154907A
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
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- H05K3/3405—Edge mounted components, e.g. terminals
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 縁部にコネクタが実装されたプリント回路板
の自動はんだ付けを行うことができるばかりか、はんだ
付け時の熱でプリント回路板の反りを防ぐようにした。 【解決手段】 枠状のフレーム１の下面部に、プリント
回路板３０の周縁部を受ける受け部４を設け、フレーム
１の上面部に、受け部４に受けられたプリント回路板３
０の縁部を弾性的に押える押え手段を設け、この押え手
段を、可動押え部材５を支持部材７によりフレーム１に
回転可能に取り付け、支持部材７に可動押え部材５を下
方に付勢するばね部材８を設けて構成し、フレーム１に
プリント回路板３０の縁部を挿入する縁挿入部１２を設
け、フレーム１にプリント回路板３０の縁部に実装され
たコネクタ５０が挿入されるコネクタ挿入部１１と、コ
ネクタ５０の止め部３１が挿入されるコネクタ止め挿入
部１９とを設けた。
の自動はんだ付けを行うことができるばかりか、はんだ
付け時の熱でプリント回路板の反りを防ぐようにした。 【解決手段】 枠状のフレーム１の下面部に、プリント
回路板３０の周縁部を受ける受け部４を設け、フレーム
１の上面部に、受け部４に受けられたプリント回路板３
０の縁部を弾性的に押える押え手段を設け、この押え手
段を、可動押え部材５を支持部材７によりフレーム１に
回転可能に取り付け、支持部材７に可動押え部材５を下
方に付勢するばね部材８を設けて構成し、フレーム１に
プリント回路板３０の縁部を挿入する縁挿入部１２を設
け、フレーム１にプリント回路板３０の縁部に実装され
たコネクタ５０が挿入されるコネクタ挿入部１１と、コ
ネクタ５０の止め部３１が挿入されるコネクタ止め挿入
部１９とを設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント回路板の
手作業による部品のはんだ付けを、自動はんだ付けし、
且つ、自動はんだ付け時の熱による反りを防ぐプリント
回路板のはんだ付け用治具と、このはんだ付け用治具を
用いたプリント回路板の製造方法に関するものである。
手作業による部品のはんだ付けを、自動はんだ付けし、
且つ、自動はんだ付け時の熱による反りを防ぐプリント
回路板のはんだ付け用治具と、このはんだ付け用治具を
用いたプリント回路板の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プリント回路板の自動ハンダ付け
装置は、図４の（１）に示すようにプリント回路板３０
の両端部を挟む把持部材４０が主であり、このように、
把持部材４０でプリント回路板３０を把持した後に、プ
リント回路板３０に部品を実装し、自動はんだ付けを行
う。
装置は、図４の（１）に示すようにプリント回路板３０
の両端部を挟む把持部材４０が主であり、このように、
把持部材４０でプリント回路板３０を把持した後に、プ
リント回路板３０に部品を実装し、自動はんだ付けを行
う。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動は
んだ付け装置の把持部材４０でプリント回路板３０の両
端部を挟み搬送をするだけであるために、はんだ付け時
の熱によるプリント回路板３０が図４の（２）に示すよ
うに変形するため、プリント回路板３０をねじなどで締
め付け固定しようとした際、プリント回路板３０上には
んだ付けされた表面実装部品などのはんだ付け部に亀裂
などが発生するという問題点があった。
んだ付け装置の把持部材４０でプリント回路板３０の両
端部を挟み搬送をするだけであるために、はんだ付け時
の熱によるプリント回路板３０が図４の（２）に示すよ
うに変形するため、プリント回路板３０をねじなどで締
め付け固定しようとした際、プリント回路板３０上には
んだ付けされた表面実装部品などのはんだ付け部に亀裂
などが発生するという問題点があった。
【０００４】また、図５に示すようなプリント回路板３
０の端面に実装されたコネクタ（実装部品）５０には、
自動はんだ付けができない。すなわち、図６に示すよう
にコネクタ５０のリード端子５１をプリント回路板３０
のスルーホール５２に挿入してはんだ付けすると共に、
コネクタ５０を止め部材３１でプリント回路板３０に固
着した場合には、コネクタ５０はプリント回路板３０の
端面３０ａより外方にＬだけ突出する。このために、上
記した把持部材４０では、プリント回路板３０の両端部
を挟むことができず、自動はんだ付けができなかった。
０の端面に実装されたコネクタ（実装部品）５０には、
自動はんだ付けができない。すなわち、図６に示すよう
にコネクタ５０のリード端子５１をプリント回路板３０
のスルーホール５２に挿入してはんだ付けすると共に、
コネクタ５０を止め部材３１でプリント回路板３０に固
着した場合には、コネクタ５０はプリント回路板３０の
端面３０ａより外方にＬだけ突出する。このために、上
記した把持部材４０では、プリント回路板３０の両端部
を挟むことができず、自動はんだ付けができなかった。
【０００５】そのため、コネクタ５０の場合は、他の部
品の自動はんだ付け後、手作業によるはんだ付け作業を
行うか、端面に実装されるコネクタ５０のリード端子５
１が挿入されるスルーホール５２へのはんだ上がりを防
止するためのマスキングテープの貼り付け作業を行うな
ど作業工数が増えるという問題点があった。
品の自動はんだ付け後、手作業によるはんだ付け作業を
行うか、端面に実装されるコネクタ５０のリード端子５
１が挿入されるスルーホール５２へのはんだ上がりを防
止するためのマスキングテープの貼り付け作業を行うな
ど作業工数が増えるという問題点があった。
【０００６】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第１の目的とするところは、縁部
に部品（コネクタ）が実装され且つ他の部品が実装され
たプリント回路板の自動はんだ付けを行うことができる
ばかりか、はんだ付け時の熱によるプリント回路板の反
りを防ぐことができるプリント回路板のはんだ付け用治
具を提供することにある。
たものであって、その第１の目的とするところは、縁部
に部品（コネクタ）が実装され且つ他の部品が実装され
たプリント回路板の自動はんだ付けを行うことができる
ばかりか、はんだ付け時の熱によるプリント回路板の反
りを防ぐことができるプリント回路板のはんだ付け用治
具を提供することにある。
【０００７】また、本発明の第２の目的とするところ
は、従来自動はんだ付け後に行っていた端面への実装部
品の手作業によるはんだ付けを他の実装部品と一括では
んだ付けすることで作業工数の低減を図ることができる
プリント回路板の製造方法を提供することにある。
は、従来自動はんだ付け後に行っていた端面への実装部
品の手作業によるはんだ付けを他の実装部品と一括では
んだ付けすることで作業工数の低減を図ることができる
プリント回路板の製造方法を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の第１の目的を達成
するために、請求項１の発明に係るプリント回路板のは
んだ付け用治具は、枠状のフレームの下面部に、プリン
ト回路板の周縁部を受けるプリント回路板受け板を設
け、前記フレームの上面部に、前記プリント回路板受け
板に受けられた前記プリント回路板の縁部を弾性的に押
える押え手段を設け、前記フレームに前記プリント回路
板の縁部を挿入する縁挿入部を設け、前記フレームに前
記プリント回路板の縁部に実装された実装部品が挿入さ
れる実装部品挿入部と、前記実装部品の止め部が挿入さ
れる実装部品止め挿入部とを設けたことを特徴とする。
するために、請求項１の発明に係るプリント回路板のは
んだ付け用治具は、枠状のフレームの下面部に、プリン
ト回路板の周縁部を受けるプリント回路板受け板を設
け、前記フレームの上面部に、前記プリント回路板受け
板に受けられた前記プリント回路板の縁部を弾性的に押
える押え手段を設け、前記フレームに前記プリント回路
板の縁部を挿入する縁挿入部を設け、前記フレームに前
記プリント回路板の縁部に実装された実装部品が挿入さ
れる実装部品挿入部と、前記実装部品の止め部が挿入さ
れる実装部品止め挿入部とを設けたことを特徴とする。
【０００９】かかる構成により、縁部に実装部品が実装
されたプリント回路板をプリント回路板受け板で受け、
実装部品を実装部品挿入部に挿入すると共に、実装部品
の止め部を実装部品止め挿入部に挿入し、押え手段でプ
リント回路板を押えることができる。
されたプリント回路板をプリント回路板受け板で受け、
実装部品を実装部品挿入部に挿入すると共に、実装部品
の止め部を実装部品止め挿入部に挿入し、押え手段でプ
リント回路板を押えることができる。
【００１０】このように、はんだ付け用治具に、縁部に
実装部品が実装されたプリント回路板を装着した後に、
このプリント回路板に他の実装部品を実装し、自動はん
だ付けを行うことができるし、プリント回路板はその４
辺で押さえられているので、はんだ付け時の熱での反り
を防ぐことができる。
実装部品が実装されたプリント回路板を装着した後に、
このプリント回路板に他の実装部品を実装し、自動はん
だ付けを行うことができるし、プリント回路板はその４
辺で押さえられているので、はんだ付け時の熱での反り
を防ぐことができる。
【００１１】また、上記の第１の目的を達成するため
に、請求項２に記載のプリント回路板のはんだ付け用治
具は、請求項１に記載のプリント回路板のはんだ付け用
治具において、前記押え手段を、側面Ｌ字形状の可動押
え部材を支持部材により前記フレームの上面部に回転可
能に取り付け、前記支持部材に前記可動押え部材を下方
に付勢するばね部材を設けて構成し、前記実装部品挿入
部を、フレームの上面部に押え部材を固着し、この押え
部材に切欠き部を形成して構成し、前記縁挿入部を、前
記押え部材と前記プリント回路板受け板とで構成し、前
記実装部品止め挿入部を、前記プリント回路板受け板に
切欠き部を形成して構成した。
に、請求項２に記載のプリント回路板のはんだ付け用治
具は、請求項１に記載のプリント回路板のはんだ付け用
治具において、前記押え手段を、側面Ｌ字形状の可動押
え部材を支持部材により前記フレームの上面部に回転可
能に取り付け、前記支持部材に前記可動押え部材を下方
に付勢するばね部材を設けて構成し、前記実装部品挿入
部を、フレームの上面部に押え部材を固着し、この押え
部材に切欠き部を形成して構成し、前記縁挿入部を、前
記押え部材と前記プリント回路板受け板とで構成し、前
記実装部品止め挿入部を、前記プリント回路板受け板に
切欠き部を形成して構成した。
【００１２】かかる構成により、縁部に実装部品が実装
されたプリント回路板の前、後縁部及び左、右縁部をプ
リント回路板受け板の受け部で受け、実装部品を実装部
品挿入部に挿入すると共に、実装部品の止め部を実装部
品止め挿入部に挿入し、押え部材を回転させて、プリン
ト回路板の周縁部に載せてばね部材の付勢力でプリント
回路板を押えることができる。
されたプリント回路板の前、後縁部及び左、右縁部をプ
リント回路板受け板の受け部で受け、実装部品を実装部
品挿入部に挿入すると共に、実装部品の止め部を実装部
品止め挿入部に挿入し、押え部材を回転させて、プリン
ト回路板の周縁部に載せてばね部材の付勢力でプリント
回路板を押えることができる。
【００１３】このように、はんだ付け用治具に、縁部に
実装部品が実装されたプリント回路板を装着した後に、
このプリント回路板に他の実装部品を実装し、自動はん
だ付けを行うことができるし、プリント回路板はその４
辺で押さえられているので、はんだ付け時の熱での反り
を防ぐことができる。
実装部品が実装されたプリント回路板を装着した後に、
このプリント回路板に他の実装部品を実装し、自動はん
だ付けを行うことができるし、プリント回路板はその４
辺で押さえられているので、はんだ付け時の熱での反り
を防ぐことができる。
【００１４】また、上記の第２の目的を達成するため
に、請求項３の発明に係るプリント回路板の製造方法
は、請求項１又は請求項２又は請求項３に記載のプリン
ト回路板のはんだ付け用治具を用いたことを特徴とす
る。
に、請求項３の発明に係るプリント回路板の製造方法
は、請求項１又は請求項２又は請求項３に記載のプリン
ト回路板のはんだ付け用治具を用いたことを特徴とす
る。
【００１５】したがって、自動はんだ付けする際、縁部
に実装部品が実装されたプリント回路板をはんだ付け用
治具に装着することで、はんだ付け時の熱によるプリン
ト回路板の反りを防止することができるばかりか、自動
はんだ付け後に行っている手作業による実装部品のはん
だ付け作業が、自動はんだ付け可能となり、それに伴い
マスキングテープの貼り付け、剥がし作業も不要とな
り、プリント回路板のはんだ付け作業の工数低減ができ
る。
に実装部品が実装されたプリント回路板をはんだ付け用
治具に装着することで、はんだ付け時の熱によるプリン
ト回路板の反りを防止することができるばかりか、自動
はんだ付け後に行っている手作業による実装部品のはん
だ付け作業が、自動はんだ付け可能となり、それに伴い
マスキングテープの貼り付け、剥がし作業も不要とな
り、プリント回路板のはんだ付け作業の工数低減ができ
る。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面を参照して説明する。図１は本発明に係るプリント回
路板のはんだ付け用治具の斜視図、図２は図１のＡ部の
拡大図、図３は図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
面を参照して説明する。図１は本発明に係るプリント回
路板のはんだ付け用治具の斜視図、図２は図１のＡ部の
拡大図、図３は図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【００１７】本発明に係るプリント回路板のはんだ付け
用治具は、平面視で長方形の枠状のフレーム１を有して
おり、このフレーム１は、その短手方向の互いに対向す
る部位である前、後側部位１Ａ、１Ｂと、その長手方向
の互いに対向する部位である左、右側部位１Ｃ、１Ｄと
を有している。
用治具は、平面視で長方形の枠状のフレーム１を有して
おり、このフレーム１は、その短手方向の互いに対向す
る部位である前、後側部位１Ａ、１Ｂと、その長手方向
の互いに対向する部位である左、右側部位１Ｃ、１Ｄと
を有している。
【００１８】そして、フレーム１の前、後側部位１Ａ、
１Ｂ及び左、右側部位１Ｃ、１Ｄの下面部には、プリン
ト回路板受け板２、３が２枚重ねにした状態で固着して
あり、プリント回路板受け板２、３の一部は、フレーム
１の前、後側部位１Ａ、１Ｂ及び左、右側部位１Ｃ、１
Ｄの内縁部よりフレーム１の内方に突出していて、この
突出部分が受け部４になっている。なおプリント回路板
受け板２、３はガラスエポキシン基材等の比較的耐熱性
の高い材料で作成してある。
１Ｂ及び左、右側部位１Ｃ、１Ｄの下面部には、プリン
ト回路板受け板２、３が２枚重ねにした状態で固着して
あり、プリント回路板受け板２、３の一部は、フレーム
１の前、後側部位１Ａ、１Ｂ及び左、右側部位１Ｃ、１
Ｄの内縁部よりフレーム１の内方に突出していて、この
突出部分が受け部４になっている。なおプリント回路板
受け板２、３はガラスエポキシン基材等の比較的耐熱性
の高い材料で作成してある。
【００１９】フレーム１の前側部位１Ａの上面部には、
その左右方向に所定の間隔をおいて複数個の押え手段で
ある押え機構部Ｋが設けてある。これらの押え機構部Ｋ
は、図３に示すように側面Ｌ字形状の可動押え部材５を
備えており、この可動押さ部材５の水平部５ａには孔部
６が設けてある。そして、この可動押え部材５は、孔部
６に挿入された支持部材７によりフレーム１の前側部位
１Ａの上面部に回転可能に取り付けてあり、支持部材７
には可動押え部材５を下方に付勢するばね部材８が設け
てある。また、フレーム１の前側部位１Ａの上面部に
は、断面Ｌ字形状の補強部材９が固着してある。
その左右方向に所定の間隔をおいて複数個の押え手段で
ある押え機構部Ｋが設けてある。これらの押え機構部Ｋ
は、図３に示すように側面Ｌ字形状の可動押え部材５を
備えており、この可動押さ部材５の水平部５ａには孔部
６が設けてある。そして、この可動押え部材５は、孔部
６に挿入された支持部材７によりフレーム１の前側部位
１Ａの上面部に回転可能に取り付けてあり、支持部材７
には可動押え部材５を下方に付勢するばね部材８が設け
てある。また、フレーム１の前側部位１Ａの上面部に
は、断面Ｌ字形状の補強部材９が固着してある。
【００２０】フレーム１の後側部位１Ｂの上面部には、
断面Ｌ字形状の押え部材１０が固着してある。この押え
部材１０の内縁部には、平面視で長方形状に切欠き部よ
り成るコネクタ挿入部（実装部品挿入部）１１が形成し
てあり、コネクタ挿入部１１間の部位が押え部１５にな
っていて、これらの押え部１５と受け部４とで縁挿入部
１２を構成している。
断面Ｌ字形状の押え部材１０が固着してある。この押え
部材１０の内縁部には、平面視で長方形状に切欠き部よ
り成るコネクタ挿入部（実装部品挿入部）１１が形成し
てあり、コネクタ挿入部１１間の部位が押え部１５にな
っていて、これらの押え部１５と受け部４とで縁挿入部
１２を構成している。
【００２１】また、フレーム１の後側部位１Ｂの下面部
にも、プリント回路板受け板２、２が２枚重ねにした状
態で固着してあり、プリント回路板受け板３には、コネ
クタ挿入部１１に対応させて切欠きからなるコネクタ止
め挿入部（実装部品止め挿入部）１９が形成してある。
にも、プリント回路板受け板２、２が２枚重ねにした状
態で固着してあり、プリント回路板受け板３には、コネ
クタ挿入部１１に対応させて切欠きからなるコネクタ止
め挿入部（実装部品止め挿入部）１９が形成してある。
【００２２】また、フレーム１の左、右側部位１Ｃ、１
Ｄの上面部には取手部材２０が固着してあり、これらの
取手部材２０の中央部には切欠き部２１が形成してあ
る。そして、これらの切欠き部２１内には押え機構部２
２が設けてある。この押え機構部２２は、上記した押え
機構部４と同構成であるために、同一符号を付して説明
を省略する。取手部材２０は、プリント回路板受け板
２、３と同様比較的耐熱性の高い材料で成形してあり、
フレーム１の熱を吸収し、自動はんだ付け後作業者が持
ち運びできるようにしてある。
Ｄの上面部には取手部材２０が固着してあり、これらの
取手部材２０の中央部には切欠き部２１が形成してあ
る。そして、これらの切欠き部２１内には押え機構部２
２が設けてある。この押え機構部２２は、上記した押え
機構部４と同構成であるために、同一符号を付して説明
を省略する。取手部材２０は、プリント回路板受け板
２、３と同様比較的耐熱性の高い材料で成形してあり、
フレーム１の熱を吸収し、自動はんだ付け後作業者が持
ち運びできるようにしてある。
【００２３】次に、上記のように構成されたプリント回
路板のはんだ付け用治具の使用を説明する。
路板のはんだ付け用治具の使用を説明する。
【００２４】まず、はんだ付け用治具をコンベア（図示
せず）に載せ、縁部にコネクタ（実装部品）５０が実装
されたプリント回路板３０を、はんだ付け用治具に装着
する。この場合、プリント回路板３０の後縁部３０ｂは
押え部１５と受け部４とからなる縁挿入部１２に挿入さ
れ、プリント回路板３０の前縁部３０ａ、左、右縁部３
０ｃ、３０ｄはプリント回路板受け板２、３の受け部４
に受けられ、コネクタ３１はコネクタ挿入部１１に挿入
されると共に、プリント回路板３０の裏面に形成された
止め部材３１がコネクタ止め挿入部（実装部品止め挿入
部）１９に挿入される。
せず）に載せ、縁部にコネクタ（実装部品）５０が実装
されたプリント回路板３０を、はんだ付け用治具に装着
する。この場合、プリント回路板３０の後縁部３０ｂは
押え部１５と受け部４とからなる縁挿入部１２に挿入さ
れ、プリント回路板３０の前縁部３０ａ、左、右縁部３
０ｃ、３０ｄはプリント回路板受け板２、３の受け部４
に受けられ、コネクタ３１はコネクタ挿入部１１に挿入
されると共に、プリント回路板３０の裏面に形成された
止め部材３１がコネクタ止め挿入部（実装部品止め挿入
部）１９に挿入される。
【００２５】そして、押え機構部Ｋの押え部材５を回転
させて、プリント回路板３０の周縁部に載せてばね部材
８の付勢力でプリント回路板３を押える。
させて、プリント回路板３０の周縁部に載せてばね部材
８の付勢力でプリント回路板３を押える。
【００２６】このように、はんだ付け用治具にプリント
回路板３０を装着した後に、プリント回路板３０に他の
実装部品を実装し、自動はんだ付けを行う。この時、プ
リント回路板３０はその４辺で押さえられているので、
はんだ付け時の熱での反りを防ぐことができる。
回路板３０を装着した後に、プリント回路板３０に他の
実装部品を実装し、自動はんだ付けを行う。この時、プ
リント回路板３０はその４辺で押さえられているので、
はんだ付け時の熱での反りを防ぐことができる。
【００２７】はんだ付け終了後は、押え機構部Ｋの押え
部材５を外方に回転させて、プリント回路板３の押えを
解除し、はんだ付け用治具よりプリント回路板３０を取
り外し次工程へ送る。
部材５を外方に回転させて、プリント回路板３の押えを
解除し、はんだ付け用治具よりプリント回路板３０を取
り外し次工程へ送る。
【００２８】上記した実施の形態例によれば、縁部にコ
ネクタ５０が実装されたプリント回路板３０の前、後縁
部３０ａ、３０ｂ及び左、右縁部３０ｃ、３０ｄをプリ
ント回路板受け板２、３の受け部４で受け、コネクタ５
０をコネクタ挿入部１１に挿入すると共に、コネクタ５
０の止め部３１をコネクタ止め挿入部１９に挿入し、押
え部材５を回転させて、プリント回路板３０の周縁部に
載せてばね部材８の付勢力でプリント回路板３０を押え
ることができる。
ネクタ５０が実装されたプリント回路板３０の前、後縁
部３０ａ、３０ｂ及び左、右縁部３０ｃ、３０ｄをプリ
ント回路板受け板２、３の受け部４で受け、コネクタ５
０をコネクタ挿入部１１に挿入すると共に、コネクタ５
０の止め部３１をコネクタ止め挿入部１９に挿入し、押
え部材５を回転させて、プリント回路板３０の周縁部に
載せてばね部材８の付勢力でプリント回路板３０を押え
ることができる。
【００２９】このように、はんだ付け用治具に、縁部に
コネクタ５０が実装されたプリント回路板３０を装着し
た後に、プリント回路板３０に他の実装部品を実装し、
自動はんだ付けを行うことができるし、プリント回路板
３０はその４辺で押さえられているので、はんだ付け時
の熱での反りを防ぐことができる。
コネクタ５０が実装されたプリント回路板３０を装着し
た後に、プリント回路板３０に他の実装部品を実装し、
自動はんだ付けを行うことができるし、プリント回路板
３０はその４辺で押さえられているので、はんだ付け時
の熱での反りを防ぐことができる。
【００３０】また、自動はんだ付けする際、従来自動は
んだ付け後に行っている手作業によるコネクタ５０のは
んだ付け作業が、自動はんだ付け可能となり、それに伴
いマスキングテープの貼り付け、剥がし作業も不要とな
り、プリント回路板３０のはんだ付け作業の工数低減が
できる。
んだ付け後に行っている手作業によるコネクタ５０のは
んだ付け作業が、自動はんだ付け可能となり、それに伴
いマスキングテープの貼り付け、剥がし作業も不要とな
り、プリント回路板３０のはんだ付け作業の工数低減が
できる。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリント
回路板のはんだ付け用治具によれば、縁部に実装部品が
実装されたプリント回路板をプリント回路板受け板で受
け、実装部品を実装部品挿入部に挿入すると共に、実装
部品の止め部を実装部品止め挿入部に挿入し、押え手段
でプリント回路板を押えることができる。
回路板のはんだ付け用治具によれば、縁部に実装部品が
実装されたプリント回路板をプリント回路板受け板で受
け、実装部品を実装部品挿入部に挿入すると共に、実装
部品の止め部を実装部品止め挿入部に挿入し、押え手段
でプリント回路板を押えることができる。
【００３２】このように、はんだ付け用治具に、縁部に
実装部品が実装されたプリント回路板を装着した後に、
プリント回路板に他の実装部品を実装し、自動はんだ付
けを行うことができるし、プリント回路板はその４辺で
押さえられているので、はんだ付け時の熱での反りを防
ぐことができる。
実装部品が実装されたプリント回路板を装着した後に、
プリント回路板に他の実装部品を実装し、自動はんだ付
けを行うことができるし、プリント回路板はその４辺で
押さえられているので、はんだ付け時の熱での反りを防
ぐことができる。
【００３３】また、本発明のプリント回路板の製造方法
によれば、自動はんだ付けする際、プリント回路板をは
んだ付け用治具に装着することで、はんだ付け時の熱に
よるプリント回路板の反りを防止することができるばか
りか、自動はんだ付け後に行っている手作業による実装
部品のはんだ付け作業が、自動はんだ付け可能となり、
それに伴いマスキングテープの貼り付け、剥がし作業も
不要となり、端面に実装された部品のプリント回路板を
製作する際の作業工数の低減ができる。
によれば、自動はんだ付けする際、プリント回路板をは
んだ付け用治具に装着することで、はんだ付け時の熱に
よるプリント回路板の反りを防止することができるばか
りか、自動はんだ付け後に行っている手作業による実装
部品のはんだ付け作業が、自動はんだ付け可能となり、
それに伴いマスキングテープの貼り付け、剥がし作業も
不要となり、端面に実装された部品のプリント回路板を
製作する際の作業工数の低減ができる。
【図１】本発明に係るプリント回路板のはんだ付け用治
具の斜視図である。
具の斜視図である。
【図２】図１のＡ部の拡大図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図４】（１）は従来のプリント回路板の自動ハンダ付
け装置の斜視図である。（２）ははんだ付け時の熱で反
り返ったプリント回路板の説明図である。
け装置の斜視図である。（２）ははんだ付け時の熱で反
り返ったプリント回路板の説明図である。
【図５】プリント回路板の端面における部品実装の斜視
図である。
図である。
【図６】（１）（２）はプリント回路板の端面における
部品実装の説明図である。
部品実装の説明図である。
１ フレーム ２ プリント回路板受け板 ３ プリント回路板受け板 ４ 受け部 ５ 可動押え部材 ７ 支持部材 ８ ばね部材 １１ コネクタ挿入部（実装部品挿入部） １２ 縁挿入部 １９ コネクタ止め挿入部（実装部品止め挿入部） ３０ プリント回路板 ３１ 止め部 ５０ コネクタ（実装部品）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 武雄 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社日 立テレコムテクノロジー内
Claims (3)
- 【請求項１】 枠状のフレームの下面部に、プリント回
路板の周縁部を受けるプリント回路板受け板を設け、 前記フレームの上面部に、前記プリント回路板受け板に
受けられた前記プリント回路板の縁部を弾性的に押える
押え手段を設け、 前記フレームに前記プリント回路板の縁部を挿入する縁
挿入部を設け、 前記フレームに前記プリント回路板の縁部に実装された
実装部品が挿入される実装部品挿入部と、前記実装部品
の止め部が挿入される実装部品止め挿入部とを設けたこ
とを特徴とするプリント回路板のはんだ付け用治具。 - 【請求項２】 前記押え手段を、可動押え部材を支持部
材により前記フレームの上面部に回転可能に取り付け、
前記支持部材に前記可動押え部材を下方に付勢するばね
部材を設けて構成し、 前記実装部品挿入部を、フレームの上面部に押え部材を
固着し、この押え部材に切欠き部を形成して構成し、 前記縁挿入部を、前記押え部材と前記プリント回路板受
け板とで構成し、 前記実装部品止め挿入部を、前記プリント回路板受け板
に切欠き部を形成して構成した請求項１に記載のプリン
ト回路板のはんだ付け用治具。 - 【請求項３】 請求項１又は請求項２に記載のプリント
回路板のはんだ付け用治具を用いるようにしたことを特
徴とするプリント回路板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22123697A JPH1154907A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | プリント回路板のはんだ付け用治具とこのはんだ付け用治具を用いたプリント回路板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22123697A JPH1154907A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | プリント回路板のはんだ付け用治具とこのはんだ付け用治具を用いたプリント回路板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1154907A true JPH1154907A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16763610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22123697A Pending JPH1154907A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | プリント回路板のはんだ付け用治具とこのはんだ付け用治具を用いたプリント回路板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1154907A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102544851A (zh) * | 2010-11-05 | 2012-07-04 | 泰科电子日本合同会社 | 电路基板组装体、连接器、焊接方法 |
| CN111101119A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-05-05 | 奥士康科技股份有限公司 | 一种多功能化金挂篮及其使用方法 |
-
1997
- 1997-08-04 JP JP22123697A patent/JPH1154907A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102544851A (zh) * | 2010-11-05 | 2012-07-04 | 泰科电子日本合同会社 | 电路基板组装体、连接器、焊接方法 |
| EP2451257A3 (en) * | 2010-11-05 | 2014-03-26 | Tyco Electronics Japan G.K. | Circuit board assembly, connector, and soldering method therefor |
| CN111101119A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-05-05 | 奥士康科技股份有限公司 | 一种多功能化金挂篮及其使用方法 |
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