JPH0531934U - 基板の反り矯正装置 - Google Patents

基板の反り矯正装置

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JPH0531934U
JPH0531934U JP8130391U JP8130391U JPH0531934U JP H0531934 U JPH0531934 U JP H0531934U JP 8130391 U JP8130391 U JP 8130391U JP 8130391 U JP8130391 U JP 8130391U JP H0531934 U JPH0531934 U JP H0531934U
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JP
Japan
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frame member
substrate
frame
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groove
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Application number
JP8130391U
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English (en)
Inventor
正寿 別府
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この装置は、第1の枠部材11と第2の枠部
材12を、ばね部材15を引き伸ばしながら、矢印20
方向に引き離して、反りの生じた基板10の周縁を溝1
3に挟み込む。第1の枠部材11と第2の枠部材12
は、ばね部材15と案内部材16により元の状態に復帰
し、基板の反りを矯正する。 【効果】 これにより、反りの生じた基板10を平坦に
支持し、端子付けや、はんだ付け作業を行うことができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子回路を搭載した基板の縁に端子を配列したフレームを一括装着 するためのフレーム装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハイブリッドIC回路部品のように、基板上に各種の回路素子を搭載した回路 部品には、その電気接続のための端子が取り付けられる。 図4に、この種の基板に対し端子を装着するためのフレーム装着装置側面図を 示す。また、図5にその平面図を示す。
【0003】 図において、基板1は2本のレール2の上で矢印3方向にスライド可能にセッ トされている。この基板1は2本の棒状のプッシャー4によって図の右方向に押 される構成となっている。 一方、レール2の右端部分にはクランプ5によって多数の端子を配列したフレ ーム6が固定されている。 基板1がプッシャー4によって図の右方向に押されると、基板1の縁がフレー ム6に押し当てられ、その端子が基板1に一括して填め込まれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のようなハイブリッドタイプの回路部品は、その基板が大型な ものも多い、この場合、部品の半田付けのための半田リフロー処理によって基板 に高熱が加わり、基板が反ることがある。 このように、反りを生じた基板1を図5に示したようなレール2の上に乗せて プッシャー4で押した場合、その縁はフレーム6の各端子に正確に位置が合わず 、プッシャー4で無理に基板1を押すと基板1の縁を破損してしまうことがある 。従って、反りを生じてしまった基板については、手作業によりフレームを装着 する必要があった。
【0005】 しかしながら、これではフレームの装着作業が煩雑となり、処理時間も長時間 になるという問題があった。 また、レール2上に基板を乗せ、基板の反りの状態を位置センサーなどにより 正確に検出し、フレーム6の各端子の高さを基板の反りに合わせて微調整し、基 板に装着するといった構成も考えられるが、このような構成は装置が複雑且つ高 価になる難点がある。 本考案は、以上の点に着目してなされたもので、反りを生じた基板もその反り を矯正しながらフレームに装着することのできるフレーム装着装置を提供するこ とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の基板の反り強制装置は、基板の一方の周縁を挟み込む溝を備えた、第 1の枠部材と、前記基板の他方の周縁を挟み込む溝を備えた、第2の枠部材と、 前記第1の枠部材と第2の枠部材を弾性的に連結するばね部材と、前記第1の枠 部材と第2の枠部材の係合状態を規制する案内部材とを備えたことを特徴とする ものである。
【0007】
【作用】
この装置は、第1の枠部材11と第2の枠部材12を、ばね部材15を引き伸 ばしながら、矢印20方向に引き離して、反りの生じた基板10の周縁を溝13 に挟み込む。第1の枠部材11と第2の枠部材12は、ばね部材15と案内部材 16により元の状態に復帰し、基板の反りを矯正する。 これにより、反りの生じた基板10を平坦に支持し、端子付けや、はんだ付け 作業を行うことができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図の実施例を用いて詳細に説明する。 図1は本考案の基板の反り矯正装置実施例を示すもので、(a)は平面図、( b)は右側面図、(c)は端面図を示す。 図においてこの装置は、第1の枠部材11と第2の枠部材12を備えている。 この第1の枠部材11および第2の枠部材12には、それぞれ基板10の周縁を 挟み込む溝13が設けられている。この溝13は、第1の枠部材11および第2 の枠部材12の2辺にL字状に配置され、2つの枠部材11、12によって基板 10の3辺をを取り囲む構成とされている。 また、第1の枠部材11および第2の枠部材12の裏面には、それぞれほぼ同 一の形状の底板21が張り付けられ、両枠部材11、12と底板21の間に形成 された空隙部24にばね部材15が収容されている。なお、この空隙部24は、 底板21の裏面にはめ込まれたカバー22によって包囲され、このカバー22は ビス23によって底板21および両枠部材11、12に締め付け固定されている 。 また、第1の枠部材11と第2の枠部材12の突き合せ部分には、ピン状の案 内部材16が設けられている。この案内部材16の一端は、例えば第2の枠部材 12に固定され、他端は第1の枠部材11に形成された盲穴に抜き差し自在に挿 通されている。
【0009】 図2に図1に示した装置各部の斜視図を示す。 図2(a)は図1に示した装置に基板10を装着する際の状態を示す斜視図で ある。図2(b)は、図2の(a)に示した状態におけるばね部材15の周辺部 分の拡大斜視図である。図2(c)は、図2(a)に示した状態の案内部材16 周辺の拡大斜視図である。 図2(a)に示すように、本考案の装置は、案内部材16の作用によって第1 の枠部材11と第2の枠部材12とを、両者の関係を保ったまま互いに矢印20 方向に引き離すことができる。基板10はこのような状態で第1の枠部材11お よび第2の枠部材12の上面に乗せられ、溝13にその周縁を挟み込む。この場 合、ばね部材15の作用によって、第1の枠部材11と第2の枠部材12が互い に矢印20方向に引き寄せられ、基板10を挟み込む。
【0010】 図2(b)に示すように、ばね部材15は、底板21と第1の枠部材11の間 に形成された空隙部24に収容されており、例えば細い何本かのスプリングから 構成される。その両端はそれぞれ空隙部24の両端に固定されているものとする 。カバー22はばね部材15を保護するためのものである。これによってばね部 材15は、第1の枠部材11と第2の枠部材12とを互いに引き寄せる力を及ぼ す。 図2(c)に示すように、案内部材16は例えば第2の枠部材12に固定され ており、第1の枠部材11にはこの案内部材16を挿通し、抜き差し自由になる ようにやや内径の大きな盲穴25が形成されている。 以上の構成の本考案の基板の反り矯正装置は、図2(a)に示した要領で、基 板10を第1の枠部材11と第2の枠部材12の溝13に挟み込み、これを保持 したまま、先に説明したようなプッシャーを用いてフレームに押し付け端子付け を行う。
【0011】 図3に本考案の基板の反り矯正装置変形例を示す。上記図1に示した装置は、 基板の一側縁に端子等を取り付ける場合に適するものである。一方、この図3に 示した装置は、基板にはんだ付け等をする場合に適するものである。反りの生じ た基板をはんだ付け漕に送り込むと、はんだ付け不良の原因となる。そこで、こ のような装置を用いて基板の反りを矯正しながらはんだ付け漕へ送り込むことが 好ましい。なお、このような装置は例えばトロイダルコイルのような大きく不安 定な部品が搭載されている基板の反りを防止しながらはんだ付け等を行うのに適 している。
【0012】 図3(a)は装置の平面図、図3(b)はその右側面図、図3(c)は端面図 である。 図3(a)に示すように、この装置は、第1の枠部材31と第2の枠部材32 を備えている。そして、第1の枠部材31および第2の枠部材32にはそれぞれ 図3(b)に示すように2本ずつ溝33が形成されている。即ち、この枠部材3 1、32は、2枚の基板を同時に挟み込むことができる。一方、第1の枠部材3 1および第2の枠部材32には、それぞれ貫通孔41および44が設けられてい る。そして、貫通孔41にはばね部材35が収容されている。一方、貫通孔44 は貫通孔41の左右に一対設けられており、これらに案内部材36が挿入されて いる。
【0013】 貫通孔41の両端にはそれぞれ長溝42が形成されている。この長溝42は、 ばね部材35の両端を固定するためのピン43を収容するためのものである。ま た、案内部材36は、例えばその一端を第1の枠部材31に固定しており、他端 が第2の枠部材32に形成されたやや内径の大きい貫通孔44に抜き差し可能に はめ込まれているものとする。 なお、上記のような効果を及ぼすため、溝の幅は使用される基板の厚さより 0 .1〜 0.2ミリメートル程度大きく設定し、その深さは 0.5ミリメートル〜1ミリ メートル程度に選定することが望ましい。また、第1の枠部材や第2の枠部材は 、例えばアルミニウム等により構成すればよい。また、図3のように基板を2枚 挟み込んだ装置は、2枚の基板を、はんだ付けすべき面を互いに外側に向けて挟 み込み、一方のはんだ付け終了後、裏表を反転させて他方のはんだ付けを行うと いった扱いを行うことが可能である。
【0014】 以上の構成の図3に示した基板の反り矯正装置は、先に図2を用いて説明した 図1の実施例と同様に、矢印20方向に第1の枠部材31と第2の枠部材32と を引き離し、その間に基板を挟み込むことができる。これによって反りの生じた 基板を平坦に矯正し挟み込むことができる。ばね部材35は、第1の枠部材31 と第2の枠部材32とを一定の力で引き寄せる作用を及ぼす。また、案内部材3 6は、第1の枠部材31と第2の枠部材32との間の位置関係を一定に保持し、 両者の係合状態を規制する作用を及ぼす。 本考案は以上の実施例に限定されない。上記した第1の枠部材や第2の枠部材 の形状や大きさ、基板を挟み込む溝等の形状は、同様の目的のために各種の変形 を行って差し支えない。また、ばね部材の数や形状も自由に変更して差し支えな い。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の基板の反り矯正装置は、基板上の部品に触れる ことなく、その周縁部を挟み込み、基板の反りを矯正する。このときばね部材お よび案内部材が、第1の枠部材と第2の枠部材の係合状態を一定に規制しながら 両者を引き離し、その後引き寄せる作用を及ぼす。これにより基板の反りを矯正 しながら端子付けを行い、あるいははんだ付け処理を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基板の反り矯正装置実施例を示すもの
で、(a)はその平面図、(b)は右側面図、(c)は
端面図である。
【図2】本考案の基板の反り矯正装置使用状態における
各部の斜視図で、(a)は基板を挟み込む前の状態の斜
視図、(b)は(a)の状態でのばね部材斜視図、
(c)は(a)の状態での案内部材斜視図である。
【図3】本考案の変形例を示すもので、(a)はその平
面図、(b)は右側面図、(c)は端面図である。
【図4】従来のフレーム装着装置側面図である。
【図5】図4の装置の平面図である。
【符号の説明】
10 基板 11 第1の枠部材 12 第2の枠部材 13 溝 15 ばね部材 16 案内部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の一方の周縁を挟み込む溝を備えた
    第1の枠部材と、 前記基板の他方の周縁を挟み込む溝を備えた第2の枠部
    材と、 前記第1の枠部材と第2の枠部材を弾性的に連結するば
    ね部材と、 前記第1の枠部材と第2の枠部材の係合状態を規制する
    案内部材とを備えたことを特徴とする基板の反り矯正装
    置。
JP8130391U 1991-10-07 1991-10-07 基板の反り矯正装置 Pending JPH0531934U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8130391U JPH0531934U (ja) 1991-10-07 1991-10-07 基板の反り矯正装置

Applications Claiming Priority (1)

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JPH0531934U true JPH0531934U (ja) 1993-04-27

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ID=13742627

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JP8130391U Pending JPH0531934U (ja) 1991-10-07 1991-10-07 基板の反り矯正装置

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JP (1) JPH0531934U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200452844Y1 (ko) * 2008-11-27 2011-04-01 주식회사 테트라 Fpcb용 보강판

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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