JP2001024385A - 部品取付用治具及び部品取付方法 - Google Patents
部品取付用治具及び部品取付方法Info
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- JP2001024385A JP2001024385A JP11193103A JP19310399A JP2001024385A JP 2001024385 A JP2001024385 A JP 2001024385A JP 11193103 A JP11193103 A JP 11193103A JP 19310399 A JP19310399 A JP 19310399A JP 2001024385 A JP2001024385 A JP 2001024385A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】部品を基板等に容易に取り付けることができる
部品取付用治具及び部品取付方法を提供することを目的
としている。を提供すること。 【解決手段】基板本体２の表面を上側にして保持する枠
部２０と、枠部２０に保持された基板本体２を反転させ
る支持部１３，保持部１４と、基板本体２の裏面が上側
となった際に、基板本体２の裏面側から穴部３にコア７
を挿入自在に、コア６を穴部３に保持するスペーサ３２
とを備えるようにした。
部品取付用治具及び部品取付方法を提供することを目的
としている。を提供すること。 【解決手段】基板本体２の表面を上側にして保持する枠
部２０と、枠部２０に保持された基板本体２を反転させ
る支持部１３，保持部１４と、基板本体２の裏面が上側
となった際に、基板本体２の裏面側から穴部３にコア７
を挿入自在に、コア６を穴部３に保持するスペーサ３２
とを備えるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板等の
部品を取り付けるための部品取付方法及び部品取付用治
具に関する。
部品を取り付けるための部品取付方法及び部品取付用治
具に関する。
【０００２】
【従来の技術】プリント基板に入力される信号のノイズ
フィルタとして、一般に１０ｍｍ程度の小さなコアで基
板を挟み込む方法がある。図５の（ａ）はこのようなコ
アが取り付けられたプリント基板１を示す図である。
フィルタとして、一般に１０ｍｍ程度の小さなコアで基
板を挟み込む方法がある。図５の（ａ）はこのようなコ
アが取り付けられたプリント基板１を示す図である。
【０００３】プリント基板１は、基板本体２を備えてお
り、この基板本体２には後述するコア５を取付けるため
の複数の穴部３と複数の位置決め用穴４が設けられてい
る。穴部３にはコア５が取り付けられており、コア５は
一組のコア部品６，７から形成されている。コア部品６
は板状の本体６ａと、この本体６ａに突設された突起部
６ｂとを備えている。コア部品７は板状の本体７ａと、
この本体７ａに突設された突起部７ｂとを備えている。
また、コア部品６，７はクリップ８ａ，８ｂで固定され
ている。
り、この基板本体２には後述するコア５を取付けるため
の複数の穴部３と複数の位置決め用穴４が設けられてい
る。穴部３にはコア５が取り付けられており、コア５は
一組のコア部品６，７から形成されている。コア部品６
は板状の本体６ａと、この本体６ａに突設された突起部
６ｂとを備えている。コア部品７は板状の本体７ａと、
この本体７ａに突設された突起部７ｂとを備えている。
また、コア部品６，７はクリップ８ａ，８ｂで固定され
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記したプリント基板
取付方法では、次のような問題があった。すなわち、コ
ア５を基板本体２に取付けるためには基板本体２を押え
る者、コア部品６，７を基板本体２に挿入し押さえてお
く者、クリップ８ａ，８ｂでコアを固定する者と、最低
３名は必要であった。また、コア部品６，７自体が脆い
材料で形成されているため、非常に取り付けが困難であ
った。
取付方法では、次のような問題があった。すなわち、コ
ア５を基板本体２に取付けるためには基板本体２を押え
る者、コア部品６，７を基板本体２に挿入し押さえてお
く者、クリップ８ａ，８ｂでコアを固定する者と、最低
３名は必要であった。また、コア部品６，７自体が脆い
材料で形成されているため、非常に取り付けが困難であ
った。
【０００５】さらに、コア部品６，７を把持する治具と
して図５の（ｂ）に示すようなコア取付用治具９が用い
られていたが、コア部品６，７に係合する部分９ａが小
さく、安定して把持することが困難であった。
して図５の（ｂ）に示すようなコア取付用治具９が用い
られていたが、コア部品６，７に係合する部分９ａが小
さく、安定して把持することが困難であった。
【０００６】そこで本発明は、コアのような脆く、か
つ、小さい部品等をプリント基板等に容易に取り付ける
ことができる部品取付用治具及び部品取付方法を提供す
ることを目的としている。
つ、小さい部品等をプリント基板等に容易に取り付ける
ことができる部品取付用治具及び部品取付方法を提供す
ることを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明は、基板の穴部に上記基板の表
裏面からそれぞれ挿入されるとともに、互いに組み合わ
せられる第１の部品及び第２の部品を取りつけるための
部品取付治具において、上記基板の表面を上側にして保
持する基板保持部と、上記基板保持部に保持された上記
基板の表裏面を反転させる反転機構と、この反転機構に
より上記基板の裏面が上側となった際に、上記基板の裏
面側から上記穴部に上記第２部品を挿入自在に、上記第
１部品を上記穴部に保持する部品保持部とを備えるよう
にした。
達成するために、本発明は、基板の穴部に上記基板の表
裏面からそれぞれ挿入されるとともに、互いに組み合わ
せられる第１の部品及び第２の部品を取りつけるための
部品取付治具において、上記基板の表面を上側にして保
持する基板保持部と、上記基板保持部に保持された上記
基板の表裏面を反転させる反転機構と、この反転機構に
より上記基板の裏面が上側となった際に、上記基板の裏
面側から上記穴部に上記第２部品を挿入自在に、上記第
１部品を上記穴部に保持する部品保持部とを備えるよう
にした。
【０００８】請求項２に記載された発明は、基板の穴部
に上記基板の表裏面からそれぞれ挿入されるとともに、
互いに組み合わせられる第１の部品及び第２の部品を取
りつけるための部品取付方法において、上記基板の表面
を上側にして保持する基板保持工程と、上記基板の穴部
に上記第１部品を挿入する第１部品挿入工程と、上記基
板及び第１部品を上記穴部内に保持する第１部品保持工
程と、上記基板の表裏面を反転させて上記基板の裏面を
上側とする基板反転工程と、上記第１部品を上記穴部か
ら所定寸法だけ下方に移動させて保持する第２部品保持
工程と、上記基板の穴部に上記第２部品を挿入する第２
部品挿入工程とを備えるようにした。
に上記基板の表裏面からそれぞれ挿入されるとともに、
互いに組み合わせられる第１の部品及び第２の部品を取
りつけるための部品取付方法において、上記基板の表面
を上側にして保持する基板保持工程と、上記基板の穴部
に上記第１部品を挿入する第１部品挿入工程と、上記基
板及び第１部品を上記穴部内に保持する第１部品保持工
程と、上記基板の表裏面を反転させて上記基板の裏面を
上側とする基板反転工程と、上記第１部品を上記穴部か
ら所定寸法だけ下方に移動させて保持する第２部品保持
工程と、上記基板の穴部に上記第２部品を挿入する第２
部品挿入工程とを備えるようにした。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は本発明の一実施の形態に係
るプリント基板取付方法（部品取付方法）が適用される
プリント基板取付装置（部品取付用治具）１０を示す
図、図２及び図３はプリント基板取付装置１０によりプ
リント基板を取り付ける工程を示す断面図、図４はプリ
ント基板取付に用いるコア取付治具４０を示す図であ
る。なお、これらの図において図５と同一機能部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。
るプリント基板取付方法（部品取付方法）が適用される
プリント基板取付装置（部品取付用治具）１０を示す
図、図２及び図３はプリント基板取付装置１０によりプ
リント基板を取り付ける工程を示す断面図、図４はプリ
ント基板取付に用いるコア取付治具４０を示す図であ
る。なお、これらの図において図５と同一機能部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。
【００１０】プリント基板取付装置１０は、支持台１１
を備えている。支持台１１には、図１中矢印Ｘ方向に沿
って往復動自在にスライダ１２が取り付けられており、
スライダ１２には図１中上向きに支持部１３が設けられ
ている。支持部１３の先端部には後述する枠部２０と蓋
部３０とを保持する保持部１４が回動自在に設けられて
いる。保持部１４には、枠部２０の端部が固定されてい
るとともに、蓋部３０の端部が回動自在に取り付けられ
ている。また、支持台１１の図１中上面には位置決め部
１５が突設されている。
を備えている。支持台１１には、図１中矢印Ｘ方向に沿
って往復動自在にスライダ１２が取り付けられており、
スライダ１２には図１中上向きに支持部１３が設けられ
ている。支持部１３の先端部には後述する枠部２０と蓋
部３０とを保持する保持部１４が回動自在に設けられて
いる。保持部１４には、枠部２０の端部が固定されてい
るとともに、蓋部３０の端部が回動自在に取り付けられ
ている。また、支持台１１の図１中上面には位置決め部
１５が突設されている。
【００１１】枠部２０は、板状の枠部本体２１と、この
枠部本体２１の中央に設けられた開口部２２と、枠部本
体２１に突設されたガイドピン２３とを備えている。ガ
イドピン２３には、鍔部２４が形成されている。
枠部本体２１の中央に設けられた開口部２２と、枠部本
体２１に突設されたガイドピン２３とを備えている。ガ
イドピン２３には、鍔部２４が形成されている。
【００１２】蓋部３０は、板状の蓋部本体３１と、この
蓋部本体３１の中央に設けられたゴム材製のスペーサ３
２と、蓋部本体３１に設けられ後述するように基板本体
２を押圧する押圧部３３と、蓋部本体３１の端部に設け
られ、枠部本体２１の引掛部２１ａに引っ掛けられるこ
とで枠部２０と蓋部３０と一体化する係合部３４とを備
えている。
蓋部本体３１の中央に設けられたゴム材製のスペーサ３
２と、蓋部本体３１に設けられ後述するように基板本体
２を押圧する押圧部３３と、蓋部本体３１の端部に設け
られ、枠部本体２１の引掛部２１ａに引っ掛けられるこ
とで枠部２０と蓋部３０と一体化する係合部３４とを備
えている。
【００１３】コア取付用治具４０は、図４に示すよう
に、作業部４１の先端にコア部品６，７の本体６ａ，７
ａのみならず、突起部６ｂ，７ｂをも係合することがで
きる係合部４２が形成されているため、確実にコア部品
６，７を保持する事が出来る。
に、作業部４１の先端にコア部品６，７の本体６ａ，７
ａのみならず、突起部６ｂ，７ｂをも係合することがで
きる係合部４２が形成されているため、確実にコア部品
６，７を保持する事が出来る。
【００１４】このように構成されたプリント基板取付装
置１０では、次のような工程でプリント基板Ｐを取り付
ける。
置１０では、次のような工程でプリント基板Ｐを取り付
ける。
【００１５】図２の（ａ）に示すように、基板本体２の
位置決め用穴４をガイドピン２３に挿入する。次に、図
１の（ａ）及び図２の（ｂ）に示すように、コア部品６
を穴部３に挿入する。この際、コア取付用治具４０を用
いる。
位置決め用穴４をガイドピン２３に挿入する。次に、図
１の（ａ）及び図２の（ｂ）に示すように、コア部品６
を穴部３に挿入する。この際、コア取付用治具４０を用
いる。
【００１６】図１の（ｂ）及び図２の（ｃ）に示すよう
に、蓋部本体３１を閉じ、スペーサ３２をコア部品６の
本体６ａ側に位置決めし、押圧部３３により基板本体２
を押圧する。また、係合部３４を引掛部２１ａに係合さ
せ、枠部２０と蓋部３０とを一体化する。
に、蓋部本体３１を閉じ、スペーサ３２をコア部品６の
本体６ａ側に位置決めし、押圧部３３により基板本体２
を押圧する。また、係合部３４を引掛部２１ａに係合さ
せ、枠部２０と蓋部３０とを一体化する。
【００１７】図１の（ｃ）〜（ｄ）に示すように、スラ
イダ１２を図１中左方向に移動させるとともに、保持部
１４を図１中矢印Ｒ方向に回転させ、枠部２０と蓋部３
０を反転させる。これにより、図２の（ｄ）に示すよう
に、コア部品６が下方に移動し、コア部品６の本体６ａ
がスペーサ３２に当接する。
イダ１２を図１中左方向に移動させるとともに、保持部
１４を図１中矢印Ｒ方向に回転させ、枠部２０と蓋部３
０を反転させる。これにより、図２の（ｄ）に示すよう
に、コア部品６が下方に移動し、コア部品６の本体６ａ
がスペーサ３２に当接する。
【００１８】図２の（ｅ）に示すように、コア部品７を
穴部３に挿入する。この際、コア取付用治具４０を用い
る。また、コア部品６が下方に移動しているので、穴部
３にコア部品７の突起部７ｂを容易に挿入することがで
きる。
穴部３に挿入する。この際、コア取付用治具４０を用い
る。また、コア部品６が下方に移動しているので、穴部
３にコア部品７の突起部７ｂを容易に挿入することがで
きる。
【００１９】最後に、図３の（ａ）〜（ｃ）に示すよう
にしてクリップ８ａ，８ｂを治具５０を用いて取り付け
る。
にしてクリップ８ａ，８ｂを治具５０を用いて取り付け
る。
【００２０】上述したように本実施の形態に係るプリン
ト基板取付装置１０を用いたプリント基板取付方法によ
れば、１人の作業者で基板本体２にコア部品６，７を容
易に取りつけることが可能となる。
ト基板取付装置１０を用いたプリント基板取付方法によ
れば、１人の作業者で基板本体２にコア部品６，７を容
易に取りつけることが可能となる。
【００２１】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施可能であるのは勿論である。
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施可能であるのは勿論である。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、コアのような脆く、か
つ、小さい部品等をプリント基板等に容易に取り付ける
ことが可能となる。
つ、小さい部品等をプリント基板等に容易に取り付ける
ことが可能となる。
【図１】本発明の一実施の形態に係るプリント基板取付
方法が適用されるプリント基板取付装置を示す図。
方法が適用されるプリント基板取付装置を示す図。
【図２】同プリント基板取付装置によりプリント基板を
取り付ける工程を示す説明図。
取り付ける工程を示す説明図。
【図３】同プリント基板取付装置によりプリント基板を
取り付ける工程を示す説明図。
取り付ける工程を示す説明図。
【図４】プリント基板取付に用いるコア取付治具を示す
図。
図。
【図５】プリント基板及び従来のコア取付用治具を示す
図。
図。
１…プリント基板 ２…基板本体 ５…コア ６，７…コア部品 １０…プリント基板取付装置（部品取付用治具） １３…支持部 １４…保持部 ２０…枠部 ３０…蓋部 ４０…コア取付用治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北山 美照 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術センター内 (72)発明者 中嶋 宣行 神奈川県川崎市川崎区日進町７番地１ 東 芝電子エンジニアリング株式会社内 Ｆターム(参考） 5E313 AA11 AA31 AB02 CC07 EE11 EE50 FF14
Claims (2)
- 【請求項１】基板の穴部に上記基板の表裏面からそれぞ
れ挿入されるとともに、互いに組み合わせられる第１の
部品及び第２の部品を取りつけるための部品取付治具に
おいて、 上記基板の表面を上側にして保持する基板保持部と、 上記基板保持部に保持された上記基板の表裏面を反転さ
せる反転機構と、 この反転機構により上記基板の裏面が上側となった際
に、上記基板の裏面側から上記穴部に上記第２部品を挿
入自在に、上記第１部品を上記穴部に保持する部品保持
部とを備えていることを特徴とする部品取付用治具。 - 【請求項２】基板の穴部に上記基板の表裏面からそれぞ
れ挿入されるとともに、互いに組み合わせられる第１の
部品及び第２の部品を取りつけるための部品取付方法に
おいて、 上記基板の表面を上側にして保持する基板保持工程と、 上記基板の穴部に上記第１部品を挿入する第１部品挿入
工程と、 上記基板及び第１部品を上記穴部内に保持する第１部品
保持工程と、 上記基板の表裏面を反転させて上記基板の裏面を上側と
する基板反転工程と、 上記第１部品を上記穴部から所定寸法だけ下方に移動さ
せて保持する第２部品保持工程と、 上記基板の穴部に上記第２部品を挿入する第２部品挿入
工程とを備えていることを特徴とする部品取付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11193103A JP2001024385A (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | 部品取付用治具及び部品取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11193103A JP2001024385A (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | 部品取付用治具及び部品取付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001024385A true JP2001024385A (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=16302300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11193103A Pending JP2001024385A (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | 部品取付用治具及び部品取付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001024385A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006103880A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Mach Eng:Kk | 転回ユニット |
| KR102502916B1 (ko) * | 2022-10-14 | 2023-02-23 | (주)케이엔에스 | 부품 반전 장치 |
-
1999
- 1999-07-07 JP JP11193103A patent/JP2001024385A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006103880A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Mach Eng:Kk | 転回ユニット |
| JP4591758B2 (ja) * | 2004-10-05 | 2010-12-01 | 株式会社マシンエンジニアリング | 転回ユニット |
| KR102502916B1 (ko) * | 2022-10-14 | 2023-02-23 | (주)케이엔에스 | 부품 반전 장치 |
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